JPH10252104A - パワー機械及びアタッチメントの組み合わせ体 - Google Patents

パワー機械及びアタッチメントの組み合わせ体

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JPH10252104A
JPH10252104A JP10057586A JP5758698A JPH10252104A JP H10252104 A JPH10252104 A JP H10252104A JP 10057586 A JP10057586 A JP 10057586A JP 5758698 A JP5758698 A JP 5758698A JP H10252104 A JPH10252104 A JP H10252104A
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JP
Japan
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attachment
power
machine
combination
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP10057586A
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English (en)
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J Roers Aulan
オーラン・ジェイ・ロアース
Scott B Jacobson
スコット・ビー・ジャコブソン
Wally L Kaczmarski
ウォーリー・エル・カズマルスキー
Kenneth A Brandt
ケネス・エイ・ブラント
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Doosan Bobcat North America Inc
Original Assignee
Clark Equipment Co
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Publication date
Application filed by Clark Equipment Co filed Critical Clark Equipment Co
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Pending legal-status Critical Current

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    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
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    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/96Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
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    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アタッチメントを有し且つ該アタッチメント
を制御する制御装置が設けられたパワー機械を提供する
こと。 【解決手段】 パワーアタッチメント12は、パワー回
路230を有するパワー機械10に取り付け可能であ
る。該パワー機械は、運転者入力を受け取り且つ該運転
者入力を示す出力信号を提供する運転者入力装置も備え
ている。該アタッチメントは、工具と、該工具を駆動し
得るように該工具に接続されたアクチュエータ231と
を備えている。該アクチュエータは、パワー機械のパワ
ー回路にも接続可能である。制御装置がアクチュエータ
に作用可能に接続され且つ運転者入力装置に作用可能に
接続することができる。該制御装置は、運転者入力装置
により提供された運転者入力信号に基づいて工具の作動
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワー機械に関す
る。より具体的には、本発明は、アタッチメントを有し
且つ該アタッチメントを制御する制御装置が設けられた
パワー機械に関する。
【0002】
【従来の技術】スキッドステアローダのようなパワー機
械は、典型的に、キャブ、又は運転者室を支持するフレ
ームと、可動のリフトアームとを備える一方、該可動の
リフトアームは、バケット(bucket)、オーガ
(auger)、ツリースペード(tree spad
e)のような作業工具、又はその他の作業工具を支持す
る。この可動のリフトアームは、スキッドステアローダ
のフレームに回動可能に接続されており、一般に、液圧
シリンダである動力アクチュエータによって駆動され
る。更に、この工具は、リフトアームに接続され、同様
に、一般に、液圧シリンダである1つ以上の更なる動力
アクチュエータによって駆動される。スキッドステアロ
ーダを操作する操作者は、リフトアームに接続された液
圧シリンダ、及び工具に接続された液圧シリンダを作動
させることにより、リフトアームの昇降及び工具の操作
を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数の液圧アクチュエ
ータを利用する、ツリースペードのようなフロント・ア
タッチメント(又は工具)と共に、典型的に、多数の弁
がスキッドステアローダの液圧装置に追加されて、ツリ
ースペードに設けられた複数のシリンダへの圧力下の液
圧流体の流れを制御し得るようにされている。こうした
弁を追加するためには、従来、スキッドステアローダに
取り付け具を追加しなければならなかった。例えば、あ
る種の従来のスキッドステアローダにおいて、ツリース
ペードにおける液圧アクチュエータを制御するために使
用される弁の群は、キャブ、又は運転車室の出入り口に
取り付けていた。このため、圧力下の液圧流体をその弁
の群まで流動させ、次に、ツリースペードまで排出する
必要があった。
【0004】また、一定の作業を行い得るように、スキ
ッドステアローダ内の制御レバーは、運転者が操作可能
な複数の釦、又は作動スイッチを支持する手握り部を有
することも一般的である。スキッドステアローダ上に取
り付けられる1つ又は2つ以上のアタッチメントの特定
の型式に依存して、特定の作業を行い、又は不作動にす
ることができる。更に、スキッドステアローダ上に取り
付けられる1つ又は2つ以上のアタッチメントの特定の
型式に依存して、運転者入力装置からの入力の特定の組
み合わせを同時に実施するならば、対向した制御弁が開
く結果となる。このことは、基本的に、液圧アクチュエ
ータ、又は液圧モータの両側に等量の加圧流体が提供さ
れることになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】パワー機械は、動力を提
供する動力装置を備えている。このパワー機械、又はこ
のパワー機械へのアタッチメントは、運転者の入力に基
づく運転者の入力信号を提供する運転者の入力装置を備
えている。また、このアタッチメントは、工具と、動力
装置に着脱可能に取り付けられ且つ工具に接続された動
力アクチュエータと、アタッチメントに取り付けられ且
つ運転者の入力装置に作用可能に接続された制御装置と
を備えている。この制御装置は、運転者の入力信号に基
づいて動力アクチュエータを制御する形態とされてい
る。
【0006】一つの好適な実施の形態において、このア
タッチメントは、パワー機械に接続され且つパワー機械
により支持され、運転者がパワー機械の運転者室内に入
っているときに作動可能である。別の好適な実施の形態
において、このアタッチメントは、パワー機械から動力
を受け取るように接続されているが、運転者が運転室外
にあるとき作動可能な手持ち型工具を備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるアタッチメ
ント12を有するスキッドステアローダ10の側面図で
ある。該スキッドステアローダ10は、車輪16で支持
されたフレーム14を備えている。また、該フレーム1
4は、運転者室を画成するキャブ18を支持しており、
該キャブ18は、スキッドステアローダ10を制御する
ために運転者がその上に座るシート20を略囲ってい
る。シートバー22がキャブ18の前方部分に回動可能
に接続されている。運転者はシート20に座り、次に、
シートバー22を上方位置(図1に仮想線で図示)から
図1に図示した下方位置まで回動させる。また、キャブ
18には、協働した手握り部を有する一対の制御レバー
24、26も設けられている。該一対の制御レバー2
4、26は、入力信号を提供する作動可能な入力装置
(ロッカスイッチ、釦又はその他の運転者入力装置)を
備えている。
【0008】リフトアーム28は、回動点30にてフレ
ーム14に接続されている。一対の液圧シリンダ32
(その1つのみを図1に図示)は、回動点34にてフレ
ーム14に、また、回動点36にてリフトアーム28に
回動可能に接続されている。リフトアーム28は、箇所
38、40にて、又は別の適当な接続部により工具(又
はアタッチメント)12(図1に図示した実施の形態に
おいて、ツリースペード)に接続される。
【0009】ツリースペード12は、図1に図示した実
施の形態において、それぞれ3つのスペード42、4
4、46から成っている。その他の適当な数の任意のス
ペードを使用することも可能であることを理解すべきで
ある。スペード42、44、46は、それぞれ液圧シリ
ンダ48、50、52に接続されている。液圧シリンダ
及びスペードは、複数の支持ブラケット56、58、6
0により下方ブラケット54に接続されている。スペー
ド42、44、46は、支持ブラケット56、58、6
0に沿って略上方に且つ下方に、また、該ブラケットに
対して動き得るように接続されている。
【0010】液圧シリンダ48、50、52は、接続部
62を介してスキッドステアローダ10の液圧装置によ
り作動される。接続部62は、一対の液圧流体管の接続
具と、電気ハーネス接続具とを備えている。接続部62
内の液圧流体管の接続具は、適当な導管により、全体と
して参照番号64で示した、電気的に制御可能な複数の
弁に接続されている。弁64は、スキッドステアローダ
10の液圧装置から圧力下の流体を受け取る入力側を有
し、また、シリンダ48、50、52に接続された出力
側を有する。更に、ゲートシリンダ66(図2に関して
より詳細に説明する)がブラケット54に接続され、ま
た、複数の弁64の1つの出力側に接続されている。
【0011】電気制御回路68がツリースペード12上
に取り付けられている。制御回路68は、本明細書の後
でより詳細に説明するが、該制御回路は、レバー24、
26に接続された運転者入力装置から電子ハーネス70
(接続部62内の電気ハーネス接続具に接続されてい
る)を介して電気入力信号を受け取る電子制御装置を含
んでいる。制御回路68は、受け取った入力に基づい
て、ツリースペード12の作動を制御し得るように電気
作動弁64に電気出力を提供する。制御装置68は、適
当な入力信号を受け取ったならば、弁64を制御し、液
圧シリンダ48、50、52(それぞれスペード42、
44、46を駆動する)が所望に応じて伸長し又は縮退
するようにする。
【0012】図2は、ツリースペード12の一部分の平
面図である。木等を地面から引き抜こうとするとき、運
転者は、レバー24、26の1つにおける適当な入力部
を作動させ、制御回路68にゲート信号を提供する。こ
れにより、制御回路68は弁64の1つを制御して液圧
シリンダ66を作動させる。この結果、スペード46を
支持するブラケット54の部分が該ブラケット54の他
の部分に対して回動し且つブラケット54の末端にて開
く。次に、運転者は、スキッドステアローダ10を前進
駆動し、その木等がブラケット54の略中間の位置に入
るようにする。
【0013】次に、運転者は、制御回路68により弁6
4の1つを制御し、液圧シリンダ66を伸長させ、これ
により、ゲートを閉じる。その後、ツリースペード12
は、スペード42、44、46を地面内に推進可能な位
置となる。このように、運転者は、制御回路68をして
圧力下の液圧流体をシリンダ48、50、52に付与し
て、これにより、協働したスペード42、44、46を
木等の周りの地面内に推進する。その後、運転者は液圧
シリンダ32を伸長させ且つブラケット54及びツリー
スペード12を持ち上げる。次に、ツリースペード12
内に保持された木等を地面に植える場所、又はその木等
を別の車両等に搭載する場所までスキッドステアローダ
10を駆動することができる。
【0014】図2には、スペード46を支持するブラケ
ット54の部分が回動点72にてブラケット54の他の
部分に回動可能に接続された状態が示してある。また、
液圧シリンダ66は、回動点74、76にてブラケット
54の双方の部分に回動可能に接続されている。このた
め、ピストンが矢印78で示した略方向に向けて動くよ
うに液圧シリンダ66を縮退させると、スペード46を
支持するブラケット54の部分が全体として矢印80で
示した円弧の周りでブラケット54の他の部分に対して
回動する。このように、ブラケット54の旋回部分は、
門のように開いて、スキッドステアローダ10の運転者
が前進駆動して、地面から引き抜こうとする木等をスペ
ード42、44、46間の中心の位置に配置し得るよう
にする。木等がスペードに対して所望の位置になったな
らば、運転者は、液圧シリンダ66を再度伸長させ、ま
た、スペードを支持するブラケット54の部分を旋回さ
せ、閉じ位置に戻し、スペードによる作業を行い得るよ
うにする。
【0015】図3は、本発明による制御回路68のブロ
ック図である。また、図3には、弁64、液圧シリンダ
48、50、52、又は66に対する制御回路68の接
続状態が示してある。
【0016】弁64は、スペードシリンダ48、50、
52の各々と協働した一対のソレノイド弁と、ゲートシ
リンダ66と協働した追加的な弁を含んでいる。弁8
4、86は、シリンダ50と協働し、弁88、90はシ
リンダ52と、弁92、94はシリンダ48と、弁96
はシリンダ66とそれぞれ協働する。これらの弁への入
力を操作し、これらの弁を介して液圧回路を選択的に開
いて、選択されたシリンダに圧力下の液圧流体を付与す
ることができる。
【0017】また、制御回路68は、スキッドステアロ
ーダ10のバッテリからのバッテリ信号と、接地信号と
を受け取るパワー回路83も含んでいる。フィルタ及び
電圧調整回路が設けられて、制御され且つ調整された電
圧基準電位が制御回路68で得られ且つその電圧を使用
して、その内部の種々の回路を作動させることができ
る。スキッドステアローダ10が走行しているときにの
み、バッテリ信号が制御回路68に付与されるように、
制御回路68に付与されたバッテリ信号は、スキッドス
テアローダ10の点火回路に接続される。
【0018】制御回路68は、レバー24、26に設け
られた運転者入力装置から4つの入力を受け取る。これ
らの入力には、反時計方向信号、時計方向信号、ゲート
開信号及びゲート閉信号が含まれる。これらの信号は、
適当なフィルタ及び調整回路81を通じて制御装置82
に提供される。好適な実施の形態において、制御装置8
2は、プログラム化可能な論理制御装置、マイクロプロ
セッサ、マイクロコントローラ、又はその他の適当な制
御回路である。入力信号に基づいて、制御装置82は、
スペード1、スペード2、スペード3、ゲート開、ゲー
ト閉、ロッド及びLパワーという7つの出力信号を提供
する。制御装置82の機能については、以下に、より詳
細に説明する。
【0019】一つの好適な実施の形態において、これら
の入力は、中央位置にばね偏倚されたロッカスイッチを
通じて提供される。例えば、好適な実施の形態におい
て、時計方向及び反時計方向入力信号の双方は、中央位
置にばね偏倚された単一のロッカスイッチにより提供さ
れる。ロッカスイッチを一方向に押せば、制御回路68
に反時計方向信号が提供される。ロッカスイッチを第二
の方向に押せば、制御回路68に時計方向信号が提供さ
れる。これは、また、制御回路68にゲート開信号及び
ゲート閉信号を提供するための好適な実施の形態でもあ
る。
【0020】作動時、制御回路68の動力を増すと、ス
ペード出力信号の1つが標準値(default)不作
動として励起される。好適な実施の形態において、スペ
ード1の出力信号が励起される。スペード1の信号が励
起されると、弁84、86の双方が入力信号を受け取
り、その内部のソレノイドを励起させて弁を作動位置に
動かす。弁64の1つが励起されたならば、レバー2
4、26の一方からの運転者入力を通じて協働した液圧
シリンダが駆動される。この入力操作は、釦を操作する
か、又はハンドル又は手握り部を回して、ローダの液圧
装置内の弁スプールに協働した動きを生じさせ、協働し
た液圧シリンダの底端、又はロッド端の何れかに液圧流
体が付与されるようにして行われる。手操作制御によ
り、機械的な連結機構、又は電子手段の何れかを介して
弁スプールを動かすことができる。また、オン/オフモ
ード、又は比例モードの何れかにて液圧流体をツリース
ペード12に提供することができる。比例モードにて液
圧流体を提供する一例は、その内容を引用して本明細書
にて含めた、「パワー機械のアタッチメントに比例動作
を提供する液圧制御装置(HYDRAULIC CON
TROL SYSTEMPROVIDING PROP
ORTIONAL MOVEMENT TO AN A
TTACHMENT OF A POWER MACH
INE)」という名称で、1995年5月5日付けで出
願された、同時係属出願第18/435,601号の明
細書に記載されている。
【0021】弁84、86を励起させる場合、手握り部
の操作により、圧力下の液圧流体が弁84、86の一
方、又はもう一方に付与され、その弁84、86のもう
一方は、タンクに接続される。これにより、(シリンダ
50の底端、又はロッド端に圧力下の液圧流体が提供さ
れるかどうかに依存して)液圧シリンダ50は伸長し、
又は縮退する。このように、シリンダ50は、スペード
44を地面中に推進し、又はスペード44を地面から引
き出す。
【0022】次に、運転者がスペード42、44又は4
6のもう一方を操作しようとするならば、運転者は、制
御装置82に、反時計方向信号又は時計の何れかを付与
するだけでよい。運転者が反時計方向信号を付与するな
らば、制御装置82は、スペード2の出力を励起させ、
この出力は、弁88、90の双方を励起させる。次に、
レバー24、又は26の一方に設けられた適当な釦を押
すことにより、弁88、89の一方を介して、圧力下の
液圧流体が液圧アクチュエータ52の底端、又はロッド
端の何れかに付与され、該アクチュエータを伸長させ、
又は縮退させる。これにより、スペード46は、地面中
に推進され、又は地面から引き出される。
【0023】制御装置82に付与された時計方向信号又
は反時計方向信号を操作することにより、運転者は、作
業を行う任意の所望のスペードを実質的に選択すること
ができることが理解される。更に、次に、何のスペード
のソレノイドを励起させるかを示す表示手段を運転者に
選択随意的に提供することができることに注目すべきで
ある。かかる表示手段は、制御装置82の出力側に接続
され且つ運転者が見るような位置に配置された発光体
(LED)91を含むことができる。
【0024】ゲート開及びゲート閉液圧シリンダ66
は、同様の方法にて操作される。運転者が、運転者がゲ
ートを開くことを望むことを示す適当なロッカスイッチ
を押すならば、ゲート開信号が制御装置82に付与さ
れ、その制御装置82がゲート開出力を励起させる。こ
の出力は、弁96に付与されて、ソレノイドを励起し、
スプールを中立位置から作動位置(圧力下の液圧流体が
液圧シリンダ66のロッド端に付与される位置)に動か
す。これにより、液圧シリンダ66は縮退し、これによ
り、スペード46を回動させ、ツリースペード12のゲ
ートを開ける(図2に関して説明したように)。運転者
がゲートを閉じることを望むならば、運転者は制御装置
82にゲート閉信号を付与する。一方、制御装置82
は、弁96にゲート閉出力を提供し、ソレノイドを励起
させ、スプールを反対方向に動かし、圧力下の液圧流体
が液圧シリンダ66の底端に提供されるようにする。こ
れにより、液圧シリンダ66は伸長し、これにより、ツ
リースペード12のゲートを閉じる(図2に関して説明
したように)。
【0025】ある種のスキッドステアローダ10におい
ては、液圧流体の流れを前側の補助的接続部、又は後側
の補助的接続部の何れかに向ける偏向弁が液圧動力回路
内に設けられている。一つの好適な実施の形態におい
て、スキッドステアローダ10には、後側の補助的接続
部を介して作動される後方安定化装置を設けることがで
きる。このため、制御装置82によりL−動力出力が提
供される。この出力は、スキッドステアローダ10の液
圧動力回路に戻されて、また、偏向弁に付与される(適
当なリレーを作動させることで)。この偏向弁は、前側
の補助的接続部と後側の補助的接続部との間にて流体の
流れを偏向させる。このようにして、ツリースペード1
2における機能の一部(ゲート開機能及びゲート閉機能
のような)は、さもなければ、後側の補助的接続部に向
けられるであろう液圧流体により作動させることができ
る。
【0026】換言すれば、ゲート開入力、又はゲート閉
入力が励起されたならば、L−動力出力によって、偏向
弁は、前面の補助的な接続部に流れを向けて、圧力下の
液圧流体を液圧シリンダ66に提供する。しかしなが
ら、ゲート開入力、又はゲート閉入力の何れも励起され
ないとき、制御装置82は、非励起状態のL−動力出力
を提供し、スキッドステアローダ10に設けられた偏向
弁が流体を後側の補助的接続部に偏向して、運転者が後
方安定化装置を安定させ得るようにする。
【0027】同様の理由にて、制御装置82からロッド
出力が提供される。励起されたスペード出力を時計方向
又は反時計方向の何れかに循環させるために使用され
る、レバー24、又は26の一方に設けられた同一の運
転者入力装置は、後方安定化装置を操作するために使用
することもできる。このため、運転者が励起したスペー
ドの出力を循環させることのみを望むとき、安定化装置
が動かないように、後方の補助的接続部を制御する方向
制御弁の両側に圧力下にて液体流体が提供されるように
出力信号が提供される。
【0028】スキッドステアローダ10に設けられた、
参照番号83で示すような、制御装置と連絡し得るよう
に制御装置82を接続することができる。一つの好適な
実施の形態において、該制御装置83は、アタッチメン
トへの液圧流体の流れを制御するオン/オフ制御装置で
ある。別の実施の形態において、制御装置83は、その
内容を引用して本明細書に含めた、米国特許出願第08
/435,601号に記載されたような比例制御装置で
ある。簡単に説明すれば、この比例制御装置は、アタッ
チメントへの液圧流体の流れをパルス幅調整式、又はそ
の他の比例的な方法にて制御する。
【0029】図4は、本発明による制御回路68の作用
を示すフロー線図である。最初に、制御回路68の動力
を増すと、出力の全てがオフとなり、スペードのカウン
ト数と称される可変数が1に設定される。このことは、
ブロック100により示してある。任意の適当なリサイ
クル時間に設定された監視タイマー装置が採用される。
制御装置82は、監視タイマーの設定時間が経過するの
を待つ。このことは、ブロック102で示してある。
【0030】作業が開始されたならば、制御装置82
は、ゲート開信号が付与されたかどうかを判断する。こ
のことは、ブロック104により示される。ゲート開信
号が付与されたならば、制御装置82は、ゲート開出力
をオフにし(その出力がオンになっていた場合)、ゲー
ト閉出力をオンにし、即ち、励起させる。このことは、
ブロック106で示してある。次に、制御装置82は、
スペード出力の信号の全てがオフとされること、ロッド
出力信号がオフとされること、L−動力出力がオンとさ
れることを確実にする。このことは、ブロック108で
示してある。スペードの可変のカウント数は、1に設定
され(その値が既に1に設定されていない場合)、ブロ
ック102への戻りを制御する。このことは、ブロック
110で示してある。
【0031】ブロック104にて、ゲート閉入力信号が
付与されなかったならば、制御装置82は、ゲート開信
号が付与されたか否かを判断する。このことは、ブロッ
ク112で示してある。その信号が付与されているなら
ば、制御装置82は、ゲート開出力をオンにし、ゲート
閉出力をオフにする。このことは、ブロック114で示
してある。次に、ブロック108、110を通じて処理
が続けられる。
【0032】ブロック112にて、制御装置82がゲー
ト開信号が付与されていないと判断したならば、制御装
置82は、L−動力出力、ゲート開出力及びゲート閉出
力をオフにする。このことは、ブロック116で示して
ある。
【0033】次に、制御装置82は、時計方向スイッチ
が作動されたかどうかを判断する。これは、ブロック1
18により示される。スイッチが作動しているならば、
解放フラグと称される可変値が制御装置82によって調
べられる。この解放フラグの可変値が消去されたなら
ば、スペードのカウント数の増分が為される。このこと
は、ブロック120、122で示されている。しかしな
がら、解放フラグが消去されないならば、解放フラグが
設定され、ロッド出力がオンとされ、制御装置82は、
スペードカウント数に基づいて、適当なスペード出力信
号を励起させる。このことは、ブロック124、12
6、128、130、132、134、136で示して
ある。
【0034】スペードカウント数の増分が為された後、
そのカウント数が3以下、又は3に等しいならば、その
カウント数は有効なカウント数であり、ブロック12
4、126、128、130、132、134、136
に従って進行する。しかしながら、ブロック122に
て、スペードのカウント数が3以上となるように増分さ
れたならば、次に、カウント数は1に設定され、処理
は、ブロック124、126、128、130、13
2、134、136に対して進行する。この順序は、ブ
ロック138、140で示してある。
【0035】ブロック118にて、時計方向入力がある
と制御装置82が判断したならば、制御装置82は、反
時計方向入力が有効かどうかを判断する。これは、ブロ
ック142にて示してある。反時計方向入力が有効でな
いならば、可変の解放フラグが消去され、ロッド出力が
オフとされ、処理は、ブロック126、128、13
0、132、134、136に対して続行する。このこ
とは、ブロック144で示してある。
【0036】しかしながら、ブロック142にて反時計
方向入力が有効であるならば、次に、制御装置82は、
ブロック120、122、128、130及び140に
関して図示した方法と略同一の方法にて進行する。その
相違点は、解放フラグが消去されたならば、スペードの
カウント数の減分が為されることである。また、減分
後、スペードのカウント数が1以下であるならば、次
に、スペードのカウント数は3に設定される。このこと
は、ブロック146、148、150、152で示して
ある。
【0037】また、本発明は、手持ち型工具にも同様に
適していることを認識すべきである。例えば、図5に
は、スキッドステアローダ10に接続された手動(又は
手持ち型)オーガ200が示されている。オーガ200
は、一対の液圧流体接続具204に接続された液圧モー
タ202を備える一方、該一対の液圧流体接続具は一対
の液圧ホース206に接続されている。一方、ホース2
06は、接続具62に接続されている。また、オーガ2
00は、ハンドル208と、運転車操作可能な手握り部
又はスイッチ210を備えている。
【0038】一つの好適な実施の形態において、図5に
仮想線で図示した制御回路212は、モータ202を収
容するハウジングと同一のハウジング内に収容されてい
る。制御回路212は、運転者入力装置214を備える
一方、該運転者入力装置は、好適な実施の形態におい
て、ディスプレイを含むキーパッド入力装置である。制
御回路212は、一つの実施の形態において、スキッド
ステアローダ10における電気装置から電力を受け取
る。この電力は、電気ハーネス216により制御回路2
12に提供される。更に、制御信号は、スキッドステア
ローダ10における制御回路212と電子制御回路との
間にて電気ハーネス216を通じて連絡することが好ま
しい。
【0039】作動時、最初にオーガ200を作動させよ
うとする運転者は、運転者インターフェース・キーボー
ド214を通じて所定のコードのキーを押すことが好ま
しい。次に、制御回路212内の制御装置は、電気ハー
ネス216を介してスキッドステアローダ10内の制御
回路に連絡信号を提供する。制御回路212内の制御装
置は、最初に電気ハーネス216を通じてスキッドステ
アローダ10内の電子回路に識別信号を提供することが
好ましい。この識別信号は、キーパッド214のコード
における運転者のキー操作に応答して、又はアタッチメ
ントをパワー機械に接続し、電力を提供すると直ちに、
自動的に提供することができる。次に、スキッドステア
ローダ10内の制御回路は、適当な流量及び適当な圧力
にて液圧流体がホース206を通じて提供されるよう
な、スキッドステアローダ10内の液圧装置の形態とす
る。換言すれば、手に持ったオーガ200は、例えば、
ツリースペード12を作動させるのに必要な圧力及び流
量を必要とせず、また、その圧力及び流量では効率良く
作動しない。このため、スキッドステアローダ10にお
ける液圧装置が比例流量制御装置を備える実施の形態に
おいて、その流量は適正に制御される。また、スキッド
ステアローダ10における液圧装置(図6に関して説明
する)は、識別された特定のアタッチメントに基づいて
制御される流量絞り弁又はその他の型式の流量制御装置
を含むことができる。
【0040】これと代替的に、オーガ200には、液圧
カプラー204に接続された減圧弁を設けることもでき
る。かかる減圧弁は、制御回路212に接続し且つ該制
御回路により制御し、適当な圧力及び流量の液圧流体が
提供されるようにする。
【0041】特定のアタッチメントを取り付けた特定の
作動状態下にて、スキッドステアローダ10に設けられ
た制御回路212又は電子的な制御装置の何れかは、ス
キッドステアローダ10の機能を変更し得るような形態
とされることが好ましい。換言すれば、運転者が手持ち
型のオーガ200を作動させるとき、制御回路212
は、ハーネス216を通じてスキッドステアローダ10
における制御装置まで電気信号を伝達することが好まし
い。これに応答して、スキッドステアローダ10におけ
る制御装置が、牽引ロック機構に係合し、該牽引ロック
機構がスキッドステアローダ10の車輪16をロック
し、オーガ200の作動中にスキッドステアローダ10
が動かないようにすることができる。更に、スキッドス
テアローダ10に設けられた制御装置は、スキッドステ
アローダ10における液圧装置が限定された機能を果た
すようにし、シリンダ32の作動、補助的継手の作動、
及びスキッドステアローダ10と協働したその他の液圧
装置の作動がロックアウト状態となり、又はさもなけれ
ば適宜に変更されるようにする。
【0042】液圧流体が所望の圧力及び流量にてホース
206を通じて利用可能であるならば、オーガ200は
作動可能である。次に、運転者はハンドル208を握
り、スイッチ210を作動させてオーガ200を作動さ
せる。スイッチ210は、オフ位置に偏倚させ、運転者
がスイッチ210をハンドル208に向けて押すことに
より作動させる。このように、運転者がスイッチ210
を離せば、該スイッチは、自動的にオフ位置に戻る。ま
た、運転者インターフェース214は、オーガ200を
両方向に作動させ得るように方向スイッチを備えること
も好ましい。
【0043】運転者が最早、オーガ200を作動させず
に、スイッチ210を離したとき、運転者は、作動の停
止釦、又は中断釦、或いはその他の適当な運転者入力ス
イッチを押すことが好ましい。これに応答して、スキッ
ドステアローダ10における液圧装置は、圧力下の液圧
流体が最早、ホース206を通じて提供されないような
形態とすることが好ましい。このことは、オーガ200
を使用していないときにホース206が加圧されるのを
実質的に防止する。また、ホース206の減圧は、運転
者がスイッチ210を解放するのに応答して、簡単に行
うことができ、また、再加圧は、運転者がスイッチ21
0を再度押すことに応答して行われる。
【0044】更に、特定の状況下にて、運転者は、他人
によるアタッチメントの操作を阻止することを望む場合
がある。この場合、運転者は、適当なロックアウトコー
ドをキーパッド214内にキー入力することが好まし
い。これに応答して、制御回路212は、別の適当なコ
ードがキー入力される迄、アタッチメントの作動を阻止
する。また、一つの好適な実施の形態において、制御回
路212は、スイッチ210を離す毎に、又は停止釦を
押す毎に作動を阻止し、従って、アタッチメントを再始
動させるためには、運転者は、適当なコードを再入力し
なければならないことに注目すべきである。これと代替
的に、制御回路212は、運転者がコードをキー入力す
る毎にタイマーが設定されるようにし、制御回路212
が、そのタイマーにより設定された全時間に亙ってアタ
ッチメントを作動可能な状態に保つようにしてもよい。
図6は、パワー機械10に対する制御装置220、及び
持ち運び型オーガ200のようなアタッチメント、又は
本明細書にて説明したその他のアタッチメントの制御装
置222の一つの実施の形態を示すブロック図である。
制御装置220は、機械の制御装置224と、作動状態
センサ226と、電子式制御装置227(例えば、手握
り部24、26として具体化することができる)と、運
転者インターフェース228と、液圧動力装置230
と、機械の動力アクチュエータ231(例えば、シリン
ダ32として具体化することができる)と、機械のアク
チュエータロックアウト装置232と、機械の牽引ロッ
クアウト装置234とを備えている。また、制御装置2
20は、任意選択的に無線送信機236を備えることも
可能である。
【0045】機械の制御装置224は、デジタルコンピ
ュータ、又はその他の適当なマイクロコントローラを備
えることが好ましい。作動状態のセンサ226は、所望
の作動状態を検出するセンサから成っている。かかるセ
ンサは、シートバー22の位置を示す信号を提供するセ
ンサと、シート20に運転者が座っていることを示す信
号を提供するセンサとを含めることができる。かかるセ
ンサは、その双方を引用して本明細書に含めた、米国特
許第5,425,431号及び米国特許出願第08/1
99,120号の明細書により詳細に記載されている。
簡単に説明すれば、かかるセンサは、検出されたパラメ
ータを示す出力信号を機械の制御装置224に提供す
る、ホール効果型センサ、赤外線型センサ又はその他の
適当なセンサを含むことが好ましい。こうした信号に基
づいて、機械の制御装置224は、スキッドステアロー
ダ10、及び該スキッドステアローダと協働したアタッ
チメントの作業機能を制御する。
【0046】電子式制御装置227は、運転者の入力を
示す信号を提供する。かかる電子式制御装置は、例え
ば、手握り部24、26と、該手握り部24、26と協
働したスイッチ、又は釦、或いはその他の運転者入力装
置と、キャブ18内の足踏みペダルによる運転者入力装
置と、キャブ18内に設けられたメンブラン又はキーパ
ッド入力装置による入力装置と、又はその他の適当な任
意の運転者入力装置とを含むことができる。
【0047】運転者インターフェース228は、機械1
0又は協働したアタッチメントの所望の運転状態又は運
転者の特徴を示す、視覚的又は聴覚的表示を運転者に提
供することが好ましい。運転者インターフェース228
は、例えば、LCDディスプレイと、CRT型ディスプ
レイ端末と、一連のLEDsと、聴覚的インジケータ
と、又はその他の適当な運転者インターフェースを含む
ことができる。
【0048】好適な実施の形態において、機械のパワー
回路230は、機械10に対する液圧及び電力装置を含
む。かかる装置は、その内容を引用して本明細書に含め
た、特許及び特許出願に記載されたものを含む、任意の
適当な方法にて具体化することができる。機械のパワー
回路230の更なる特徴は、本明細書の後で説明する。
機械10に対する機械の動力アクチュエータ231は、
液圧シリンダ32を含み、また、車輪16の駆動に使用
される牽引モータ、及び機械10と協働した任意のその
他の動力アクチュエータのような、機械10における任
意のその他の制御可能なアクチュエータを含む。
【0049】機械10の機能を変更するときに、機械の
アクチュエータのロックアウト装置232及び機械の牽
引ロックアウト装置234の双方が使用される。好適な
実施の形態において、機械のアクチュエータのロックア
ウト装置232は、機械10と協働した機械の動力アク
チュエータ231の特定のものの作動をロックアウト
し、又は変更するために使用される。同様に、機械の牽
引ロックアウト装置234は、車輪16の駆動に使用さ
れる牽引モータ(又は、ミニ掘削機に使用される軌道の
ようなその他の牽引装置)の作動をロックアウトし、又
は変更することが好ましい。該ロックアウト装置は、作
動状態センサ226により検出可能である特定の状態に
て使用され、そのセンサには、運転者が電子式制御装置
227を通じて入力し、又は、アタッチメント制御回路
222により機械の制御装置224と連絡させることが
できる。機械のアクチュエータのロックアウト装置23
2、及び機械の牽引ロックアウト装置234の一つのよ
り詳細な実施の形態は、「パワー機械用のインターロッ
ク制御装置(INTERLOCK CONTROLSY
STEM FOR POWER MACHINE)」と
いう名称の米国特許第5,425,431号の明細書に
記載されている。
【0050】任意選択的に無線送信機236が機械10
に設けられる。好適な実施の形態において、該無線送信
機236は、赤外線周波数型、セル式、又はその他の適
当な無線通信用送信機である。次に、ハーネス216に
代えて、又は該ハーネス216に加えて無線リンク23
8を使用して、機械10と協働したアタッチメントとと
を連絡させることができる。
【0051】一つの好適な実施の形態において、制御装
置222は、アタッチメント制御装置240と、アタッ
チメントのパワー回路242と、アタッチメントの動力
アクチュエータ244と、記憶装置246と、運転者イ
ンターフェース248と、運転者制御入力250とを含
む。また、該制御装置222は、特定の特徴を行うた
め、位置センサ252と、アクチュエータの速度センサ
254と、GPS送信機256と、無線送信機258と
を選択随意的に含むことが可能である。
【0052】好適な実施の形態において、アタッチメン
トの制御装置240は、機械の制御装置224と同様
に、デジタルコンピュータ又はその他の適当な制御装置
であり、該デジタルコンピュータ又はその他の適当な制
御装置は、一連の通信手順を使用して、ハーネス216
(又は無線リンク238)により機械の制御装置224
と連絡する。アタッチメントの制御装置240は、アタ
ッチメントのパワー回路242に接続される。好適な実
施の形態において、アタッチメントのパワー回路242
は、液圧装置又は電気装置或いはその両方を含み、これ
らは、制御装置222に対応する特定のアタッチメント
と協働する。一つの好適な実施の形態において、アタッ
チメントのパワー回路242は、機械のパワー回路23
0からホース206を通じて圧力下の液圧流体を受け取
る液圧供給回路を含んでいる。アタッチメントのパワー
回路242は、アタッチメントの動力アクチュエータ2
44を作動する適当な出力を提供する。
【0053】アタッチメント動力アクチュエータ244
は、好適な実施の形態において、アタッチメントと協働
した動力アクチュエータである。例えば、一つの実施の
形態において、アタッチメント動力アクチュエータ24
4は、図5に図示した手持ち型オーガ200を作動させ
るのに使用される液圧モータ202に対応する。
【0054】記憶装置246は、アタッチメント制御装
置240と協働し、その内部に適当なプログラムが記憶
されることが好ましい。また、以下により詳細に説明す
るように、本発明に関連するその他の特徴を実現するた
めに記憶装置246を使用することもできる。
【0055】運転者インターフェース248は、運転者
インターフェース228と同様に、任意の所望の作動状
態、又は作動パラメータが実現されたことを運転者に知
らせるために設けられる視覚的又は聴覚的標識を含むこ
とが好ましい。また、運転者制御入力装置250は、機
械10に対応した電子的制御装置と同様に、典型的に、
運転者が作動可能なスイッチと、キーパッド又はメンブ
ラン入力装置と、運転者が作動可能な手握り部と、運転
者入力を示す制御信号をアタッチメント制御装置240
に提供するために使用することのできるその他の適当な
運転者入力装置とを備えている。
【0056】無線送信機258は、無線送信機236と
同様に、アタッチメント制御装置240と機械の制御装
置244との連絡を容易にするために使用することので
きる適正な型式の任意の無線送信機であることが好まし
い。
【0057】アタッチメントの通常の作動中、アタッチ
メント制御装置240は、機械の制御装置244に接続
されたときに、機械10に取り付けられるアタッチメン
トの正確な型式を機械の制御装置224に連絡する。更
に、アタッチメント制御装置240は、該機械10に接
続される正確なアタッチメント機械の制御装置224に
示すことができる一方、この情報は、アタッチメント上
にてハーネス216が取り付けられる特定のピンの形態
を求める機械の制御装置224により得ることもでき
る。また、アタッチメント制御装置240は、アタッチ
メントに関連した動力及びその他の必要条件を連絡する
こともできる。これと代替的に、機械の制御装置224
は、特定のアタッチメントに対する動力及びその他の作
動条件を判断するために、その後に機械10に取り付け
られるアタッチメントの型式に基づく検索表を参照する
ようにしてもよい。得られた情報に基づいて、機械の制
御装置224は、それに応じて制御装置220を制御す
る。
【0058】例えば、機械10に関連したアタッチメン
トが図5に図示したオーガ200のような持ち運び型の
装置である場合、機械10からの液圧流体圧力及び流量
を調節する必要がある。一例として、機械の制御装置2
24が機械のパワー回路230を制御して、所望の圧力
及び所望の流量の液圧流体をホース206を通じてアタ
ッチメントのパワー回路242に提供するか、又はアタ
ッチメントの制御装置240がアタッチメントのパワー
回路242を制御して、機械のパワー回路230から受
け取った液圧流体の流量及び圧力を調節し、適当な範囲
となるようにすることができる。
【0059】更に、アタッチメントが手持ち型の工具で
ある場合、機械のアクチュエータのロックアウト装置2
32及び機械の牽引ロック装置234を制御して、機械
10の機能を変更することが望ましい。例えば、(オー
ガ200のような)手持ち型工具を機械に接続したと
き、機械のアクチュエータのロックアウト装置232
が、機械10に設けられた液圧シリンダ32及びその他
の動力アクチュエータの作動をロックするようにするこ
とが望ましい。更に、機械の牽引ロック装置234は、
機械10の車輪16の動きを阻止する牽引機構に係合す
るようにすることも望ましい。この場合、アタッチメン
ト制御装置240から識別情報を受け取ったときに、機
械の制御装置224は、装置232、234を制御し
て、機械10の機能を顕著に変更する。勿論、これと代
替的に、ハーネス216を通じてアタッチメントの制御
装置240を装置232、234に直接、接続してもよ
い。その場合、アタッチメントの制御装置240は、機
械の制御装置224を通じてではなく、それ自体で直
接、これらの装置を制御する。
【0060】特定の環境下にて、ある種のモデル又は型
式の機械に対してある種のアタッチメントを使用するこ
とが望ましいことにも留意すべきである。この場合、適
当でないアタッチメントを機械から取り外す迄、アタッ
チメントの制御装置240又は機械の制御装置224の
何れかが、そのアタッチメント(また、多分、機械1
0)の作動をロックアウトする。
【0061】機械10がアタッチメントによる作業を容
易にする形態となったならば、運転者は運転者の制御入
力装置242(動力スイッチ又は手握り部のような)を
作動させて、アタッチメントによる作業を開始する。例
えば、アタッチメントが手持ち型のオーガ200である
場合、運転者の制御入力装置250は、ハンドル208
及び作動可能な手握り部210に対応する。運転者の制
御入力250を作動させたとき、アタッチメントの制御
装置240は、アタッチメントの動力アクチュエータ2
44に動力を供給することを要求する。これにより、機
械の制御装置224は、例えば、機械のパワー回路23
0を通じて液圧流体をアタッチメントのパワー回路24
2に提供し、このパワー回路にて、圧力下の液圧流体が
アタッチメントの動力アクチュエータ244に提供され
る。
【0062】アタッチメントにより要求される荷重が特
に重い場合、機械の制御装置224は、追加的なステッ
プを取ることができる。また、例えば、機械のパワー回
路230は、また、機械10の液圧パワー回路中に液圧
流体ポンプを作動させるエンジンを含むことが好まし
い。アタッチメントにより要求される荷重が重い場合、
機械の制御装置224は、ポンプを作動させるエンジン
のRPM出力を増大させ、これにより、圧力下の液圧流
体を提供するポンプの性能を向上させることが好まし
い。勿論、重くない荷重である場合、機械の制御装置2
24は、エンジンを制御してそのRPM出力を減少させ
る。このように、次に、アタッチメント10に取り付け
られるアタッチメントの型式を判断することにより、ま
た、必要とされる特定の荷重を判断することにより、ア
タッチメントの制御装置240及び機械の制御装置22
4は組み合わさって装置全体の効率を向上させる。
【0063】更に、好適な実施の形態において、運転者
が運転者制御入力250(手握り部210のような)を
作動させる程度により要求される流量が決まる。運転者
の制御入力装置250が作動されないとき、アタッチメ
ントは、空転し又は停止することが好ましい。アタッチ
メントが空転し又は停止したとき、機械の制御装置22
4は、アタッチメントの制御装置240からこの状態を
示す情報を受け取り、機械10のエンジンを減速させ
る。また、このことは、装置全体の効率を向上させるこ
とになる。このことは、燃料を節約するのみならず、装
置の馬力を効率良く管理することになる。このことは、
機械10のエンジンは、必要とされるときにのみ高速と
なるため、騒音を最小限に抑えることにつながる。ま
た、このことは、アタッチメント内及び機械10内の熱
の発生を効率良く管理することになる。アタッチメント
及び機械10に重い荷重が加わる場合、その双方が熱を
発生させる。このことは、アタッチメント及び機械の双
方の寿命を短くする。アタッチメントの運転者が必要と
し又は要求するときにのみ荷重が提供され且つ発生され
るように荷重を管理することにより、機械10及びアタ
ッチメントから発生される熱は減少し、機械及びアタッ
チメントの寿命を引き延ばすことが可能となる。
【0064】また、アタッチメントに対する流量及び流
体圧力を多数の方法にて制御することが可能であること
も留意すべきである。例えば、機械10と協働した液圧
装置内の定容積型ポンプを駆動するエンジンの速度を変
化させることで液圧流体の流量を制御可することが可能
である。更に、可変容積型ポンプを提供し、このポンブ
を機械の制御装置224又はアタッチメントの制御装置
240の何れかにより制御することができる。好適な実
施の形態において、任意の特定のアタッチメントに対し
所定の範囲の流量が提供される。制御装置224、24
0は、その用途に依存して、その範囲内で流量を変化さ
せ、又は流量をその範囲内で一定に保つ。ポンプを駆動
するエンジンのエンジンの速度は、エンジン速度センサ
(任意の公知のエンジン速度センサとすることができ
る)を設け且つエンジンの速度センサを機械の制御装置
224に接続することで制御される。機械の制御装置2
24は、(スロットルを操作することにより)エンジン
速度を所望の範囲内に保ち得るようにエンジンを増速
し、又はエンジンを減速させる。
【0065】運転者がアタッチメントの作動を終了した
ならば、運転者は、最初に、運転者の制御入力装置(手
握り部210のような)を解放して、アタッチメントの
動力アクチュエータ244の作動を停止させる。次に、
運転者は、最早、そのアタッチメントを作動させること
を運転者が望まないことを示す別の運転者制御入力装置
250(スイッチ又はメンブランキーパッド入力のよう
な)を作動させることが好ましい。この情報は、アタッ
チメントの制御装置240により機械の制御装置224
に伝達されることが好ましい。この場合、機械の制御装
置224は、機械のパワー回路230を制御し、ホース
206を通じて最早、動力が供給されないようにするこ
とが好ましい。このように、アタッチメントを使用して
いないとき、高圧の圧力をホース206から除去する。
【0066】更に別の好適な実施の形態において、運転
者の制御入力250は、キーのような機械の始動入力装
置と、一連のメンブランキーパッド入力と、又はその他
の適当なスイッチとを含む。このように、アタッチメン
トの作業中(アタッチメントが手持ち型アタッチメント
であるようなとき)、運転者がキャブ18内に居ない状
況にて、運転者は、アタッチメントにおける運転者制御
入力装置250を通じて機械10内のエンジンを始動さ
せ且つそのエンジンを停止させることができる。運転者
は、アタッチメント制御装置240に信号を送る適当な
制御入力装置を作動させるたけでよい。一方、アタッチ
メントの制御装置240は、その信号を機械の制御装置
224に伝達し、その機械の制御装置が機械10のエン
ジンを始動させ又は停止させる。その場合、機械10
は、制御装置220に電力を供給する補助バッテリ又は
その他の電源を備えることが望ましい。また、制御装置
222は、制御装置220に電力を提供することもでき
る。エンジン又は機械10が停止したときに、運転者が
アタッチメントを使用することを望むとき、機械10の
エンジンを再始動させることを運転者が欲することを示
す運転者の制御入力250の1つを作動させる。これに
より、アタッチメントの制御装置240は、機械の制御
装置224と連絡し、機械の制御装置224をして機械
10のエンジンを再始動させ、これにより、機械10に
対し該機械に接続されたアタッチメントにおけるアタッ
チメントの動力アクチュエータ244に動力を提供する
機能を提供する。
【0067】更に、アタッチメントにおける圧力逃がし
弁を不要し、又はその必要性を軽減するために本発明を
使用することもできる。例えば、アタッチメントの制御
装置240は、アタッチメントのパワー回路242内に
存在する流量センサ又は圧力センサを監視し得る形態と
することができる。また、アタッチメントの制御装置2
40は、動力を増すとき、記憶装置246から圧力又は
流量範囲を検索し得る形態とすることもできる。このこ
とは、アタッチメントの制御装置240がその上に取り
付けられる特定のアタッチメントに対する圧力又は流量
範囲(或いはその双方)を提供することができる。作業
中、アタッチメントの制御装置240は、その値が所望
の範囲内(又は、例えば、所望の上方限界値以下)に止
まることを確実にするため、センサにより検出された圧
力又は流量を定期的に監視する。
【0068】圧力又は流量が所定の範囲外となったなら
ば、アタッチメントの制御装置240は、アタッチメン
トの動力アクチュエータ244の周りで液圧流体の流れ
を偏向させ、又は液圧流体の流れを停止させる。液圧流
体の流れを偏向させるとき、アタッチメントの制御装置
240は、アタッチメントのパワー回路242内の偏向
弁を作動させ、該偏向弁が流れをタンクに向けるか、又
は少なくともアタッチメントの動力アクチュエータ24
4の周りで偏向させる。液圧流体の流れを中断すると
き、アタッチメントの制御装置240は、機械の制御装
置224と連絡して、機械の制御装置224が機械のパ
ワー回路230を制御し、アタッチメントへの圧力下の
液圧流体の供給を停止するように要求する。このこと
は、液圧流体の流れを遮断するか、又はその液圧流体の
流れをアタッチメントに提供せずに、タンクに向け、又
は少なくともアタッチメントの周りでその流体を循環さ
せることだけで行うことができる。
【0069】また、機械10への流量が所望のアタッチ
メントに対する所定の範囲内に制御される実施の形態に
おいて、流量を設定する特定の運転者アクチュエータが
依然、全範囲に亙って動き得るように制御される点にも
留意すべきである。例えば、機械のパワー回路230が
18ガロンの液圧流体の流量を提供することができ、そ
のアタッチメントが図5に図示した手持ち型のオーガ2
00である場合、液圧モータ202及びオーガ200
は、最大3ガロンの液圧流体の流量しか受け入れること
ができない。好適な実施の形態において、モータ202
への流量は、手握り部のアクチュエータ210を圧縮す
る程度に依存して、0ガロンから3ガロンまで増大す
る。手握りアクチュエータ210が圧縮されない場合、
液圧流体は全く流れない。手握りアクチュエータを完全
に圧縮したならば、3ガロンの流量が提供される。機械
10からの流量が最大18ガロンから最大3ガロンまで
減少した場合であっても、手握りアクチュエータ210
を非圧縮位置から完全な圧縮位置まで位置まで動かすの
に伴い、この流量は、0ガロンと3ガロンとの間にて連
続的に増大する。
【0070】このことは、何れもアタッチメントへの流
量を制御する、アタッチメントの制御装置240、又は
機械の制御装置224の何れかにより行われることが好
ましい。機械の制御装置224が流量を0ガロンから3
ガロンに制御する場合、その制御は、作動される特定の
アタッチメントを最初に識別することに基づいて行われ
る。次に、運転者が手握りアクチュエータ210(図6
に運転者制御入力装置250として表示)を押せば、ア
タッチメントの制御装置240は、機械の制御装置22
4と連続的に連絡して、機械の制御装置224は、機械
のパワー回路230により提供される液圧流体の流量を
0ガロンから3ガロンまで増大させる。アタッチメント
の制御装置240がこの流量を変化させる場合、運転者
が運転者の制御装置250の作動を続けるに伴い、アタ
ッチメントの制御装置240は、アタッチメントのパワ
ー回路242を制御するだけで流量を0ガロンから3ガ
ロンに増すことができる。
【0071】本発明の別の好適な実施の形態によれば、
該アタッチメントは、GPS受信機256も備えてい
る。この好適な実施の形態において、GPS受信機25
6は、全世界位置表示システムからの位置情報を受信す
る任意の適当な市販のGPS受信機である。このGPS
受信機は、位置情報を定期的に受信し且つ記録し、その
情報をアタッチメントの制御装置240に提供すること
が好ましい。アタッチメントの制御装置240は、その
前の位置情報の多数の組みと現在の組みの位置情報とを
記憶装置246に記憶させることが好ましい。
【0072】アタッチメントの制御装置240が無線送
信機258を通じて位置の要求を受け取ったとき、アタ
ッチメントの制御装置240は、現在の位置情報デー
タ、及び記憶させた過去の位置情報データの組みを検索
し、そのデータを無線送信機236又は別の適当な無線
送信機に伝送する。このように、アタッチメント及び機
械10(アタッチメントが未だ機械10に取り付けられ
ている場合)の位置を常時、追跡することが可能とな
る。好適な実施の形態において、GPS受信機256が
提供される場合、無線送信機258は、セル式送信機で
ある。このアタッチメントは、代替的に、セルラー三角
測量法(cellular triangulatio
n)、ローラン(LORAN)位置決めシステム又は別
の適当な位置決めシステムを使用して位置決めすること
もできる。
【0073】アタッチメントの制御装置240、アタッ
チメントに設けられたその他の電気的構成要素が機械1
0に取り付けられるかどうかに関係なく、作動可能であ
るように、このアタッチメントは、それ自体の自己充足
型電源を備えることができる。このことは、例えば、ア
タッチメントが機械10に最早取り付けられていない場
合であっても、GPSの情報の伝達を特に促進する。
【0074】異なるアタッチメントは異なる機能を必要
とするから、本発明のもう一つの特徴が具体化されるこ
とが好ましい。換言すれば、ツリースペードアタッチメ
ントは、切株粉砕機のようなその他のアタッチメントで
行われる以外の機能を実施することを必要とする。この
ため、異なる電子制御装置227に且つ機械10の運転
者室内にて異なる機能が割り当てられる。一つの好適な
実施の形態において、機械の制御装置224が機械10
に接続された特定の型式のアタッチメントを識別すると
直ちに、機械の制御装置224は、運転者のインターフ
ェース228にその特定のアタッチメントの型式を示
す。また、該機械の制御装置は、運転者室18内にて運
転者に標識を提供し、これは、特定の電子運転者入力制
御装置が何れのアタッチメントに何れの機能を果たさせ
るのかを示す。例えば、アタッチメントがツリースペー
ドである場合、運転者室内の手握り部の1つに設けられ
た運転者の作動可能なスイッチの1つにより、ツリース
ペードのゲートの開閉を行うことができる。これに反し
て、そのアタッチメントが切株粉砕機であるならば、そ
の運転者作動可能な同一のスイッチにより、その切株粉
砕機を横方向に動かすことができる。好適な実施の形態
において、機械の制御装置224は、機械の動力を増大
させるとき、又は機械に接続された特定の型式のアタッ
チメントが識別されたならば、この情報を運転者インタ
ーフェース228に示す。
【0075】図6に図示したこの装置の他の機能に関し
ては、図7乃至図9に関して説明する。
【0076】図7は、切株粉砕機260が取り付けられ
たスキッドステアローダ(機械)10の側面図である。
切株粉砕機260は、リフトアーム28に取り付けられ
た取り付けブラケット262を備えている。また、切株
粉砕機260は、ブラケット262に取り付けられる取
り付け板264も備えている。該取り付け板264は、
ブラケット262に回動可能に取り付けられて、液圧シ
リンダ266の操作を通じて回動する。液圧シリンダ2
66が縮退すると、該液圧シリンダは、取り付け板26
4を上方に回転させる。シリンダ266が長くなると、
取り付け板264は下方に回動する。これにより、切株
粉砕機は、略水平に上方及び下方にそれぞれ動く。ま
た、切株粉砕機260は、ブラケット262に摺動可能
に取り付けられる摺動板268も備えている。該摺動板
268は、図7の図面に対して出入りするように水平方
向に動き得るように取り付けられている。この動作は、
運転者及び運転者室18の入力に基づいて液圧モータ又
は電気モータ270により駆動される。
【0077】切株粉砕機260は、粉砕ブレード272
を更に備えており、該粉砕ブレードは、液圧モータ27
4により駆動され、モータ274により画成された軸線
の周りを略回転する。液圧継手62に接続されたホース
206を通じてモータ274に液圧流体圧力が提供され
る。
【0078】更に、制御装置222は、取り付けブラケ
ット262に取り付けられ、該制御装置には、ハーネス
216を通じて電力が提供される。
【0079】通常の作動時、運転者は、機械10を使用
して切株粉砕機260のブレード272を切株に近接す
る位置に配置する。次に、運転者は、手握り部24又は
26の一方に設けられた運転者作動可能な入力装置を作
動させ、この作動により、圧力下の液圧流体がモータ2
74に提供され、ブレード272の回転を開始する。次
に、運転者は、モータ270を作動させて、切株を横断
するようにブレード272を横方向に動かして、板26
8をブラケット262を横断するように摺動させる。切
株粉砕機260が切株を横断するように一回パスしたな
らば、運転者は機械10を僅かに前方に動かし、切株粉
砕機260がその切株を横断してもう一回パスするよう
にする。これは、切株粉砕機がその切株の上面を完全に
横断する(且つ粉砕する)まで繰り返される。次に、運
転者は、シリンダ266を伸長させ、これにより、ブレ
ード272を下降させる。次に、運転者は、上述した方
法と同一の方法にて切株粉砕機260を切株の上方にて
前後に通す。所望の量の切株が粉砕される迄、こうした
手順を繰り返す。
【0080】切株粉砕機260が作動するためには、相
当な手順を繰り返すことが必要とされるため、本発明に
よるもう一つの特徴を具体化することが効果的である。
図6を再度参照すると、制御装置222には、位置セン
サ252が設けられることが好ましい。該位置センサ2
52は、切株粉砕機260のブレード272の位置を示
す位置信号を提供するように、切株粉砕機260上に取
り付けられる。このように、切株粉砕機260が前後に
動いて切株の上方にて完全に一回パスするとき、アタッ
チメントの制御装置240は、位置センサ252からの
出力を監視し、その出力を記憶装置246に記憶させ
る。十分な回数、これを行う間に、アタッチメントの制
御装置240は、切株の上方を完全にパスする間に、切
株粉砕機260の位置を略記憶する。このようにして、
運転者は、1つの運転者作動入力スイッチを完全に作動
させることができ、また、アタッチメントの制御装置2
40をして種々の動力アクチュエータ244を制御し且
つ切株粉砕機260内の位置センサ252からの位置セ
ンサを監視して、切株粉砕機260がこの作用を反復す
るようにする。このように、運転者は、切株が十分に粉
砕される迄、運転者の作動可能な入力装置を所望の回
数、作動させるだけでよい。
【0081】これと代替的に、アタッチメントの制御装
置240及び切株粉砕機260は、所定の寸法又は容積
範囲に亙って単に可動であるようにプログラム化するこ
とも可能である。このようにして、運転者は、1つの運
転者作動可能な入力装置を一回、作動させれば十分であ
り、切株粉砕機260自体が、所定の又は予めプログラ
ム化した寸法範囲内にある切株の全体を粉砕する。
【0082】色々な速度に亙って繰り返し作動するアタ
ッチメントに対し同一の特徴を具体化することができ
る。この場合、制御装置222には、アクチュエータに
おける所望の動力アクチュエータの速度を検出する速度
センサ254が設けられる。例えば、最初に切株粉砕機
260により高速度で粉砕を開始するが、その作用の中
間にて、切株粉砕機260を切株を横断するようにより
遅い速度で前進させることが望ましいことがある。この
ように、速度センサ254は、切株粉砕機260を切株
の上方にて横方向に前進させるモータ270のエンコー
ダとして具体化することが好ましい。この場合にも、運
転者の最初の制御された作動の下、アタッチメントの制
御装置240は、速度センサ254により提供される信
号を監視して、切株粉砕機260が切株の上方を通る間
に色々な位置にて動くときの切株粉砕機260の速度を
測定する。次に、アタッチメントの制御装置240は、
その後の作用の間、モータ270をしてこの速度が繰り
返されるようにする。
【0083】例えば、破壊剪断機としてアタッチメント
が具体化される別の実施の形態において、該破壊剪断機
は、極めてゆっくりと閉じるが、剪断作業中は、極めて
急速に開くことが望ましいことが一般的である。このよ
うに、本発明の記憶装置の特徴を使用することにより、
また、適当な速度センサ及び位置センサを使用すること
により、運転者が操作を繰り返すことを必要とせずに、
速度及び剪断手順をアタッチメント自体で繰り返すこと
ができるという好ましい結果が得られる。この特徴は、
操作を繰り返すことを必要とし、また、所定の操作手順
に従う略全ての操作を行う間に、実施することができ
る。
【0084】図8は、空圧ハンマー280が取り付けら
れたパワー機械10の側面図である。空圧ハンマー28
0は、多くの点にて、図5に図示した手持ち型オーガ2
00と同様の方法にて作動し、従って、同様の部品は同
様の番号で示してある。しかしながら、導管206を通
じて圧力下の液圧流体を提供することに代えて、空圧ハ
ンマー280には、接続具62′に接続された導管20
6′を通じて空気圧が提供される。また、工具を駆動す
るために液圧モータ202を使用することに代えて、空
圧ハンマーは、ビット282を駆動する空圧モータ20
2′を備えている。
【0085】図9は、パワー機械10の側面図であり、
該パワー機械をドリル284、丸鋸286又はチェーン
ソー288のような極めて小型の手持ち型工具に接続可
能であることを示す。工具284、286、288が電
動である実施の形態において、1つのハーネス216が
あれば十分である。これと代替的に、勿論、任意の所定
の時点にて複数の工具を機械10に接続するため、追加
的なハーネスを設けることも可能である。更に、手持ち
型の工具は、空圧又は液圧駆動工具とすることができ
る。この場合、工具を作動させる、ホース206又は2
06′のような導管が設けられる。その何れの場合で
も、工具の各々は、所望の作業を行い得るように、機械
10内の機械の制御装置224に所望の信号を伝達して
戻す制御装置222のような制御装置を備えることが好
ましい。
【0086】また、ある種のカキッドステアローダに
は、1995年6月20日付けで、ブラント(Bran
dt)及びその他の者に付与された米国特許第5,42
5,431号の明細書に記載されたようなインターロッ
ク制御装置が設けられることを留意すべきである。かか
る装置は、幾つかのセンサからの入力に基づいて特定の
機能をロックアウトする特定のインターロック機能を提
供する。このため、かかるインターロック制御装置から
の出力状態を示す追加的な入力を制御装置82、240
に提供することができる。こうした入力に基づいて、制
御装置82、240は、これに応じて作動し、任意の所
望のアクチュエータへの液圧の流れを遮断する。
【0087】本発明に従いアタッチメント上にマイクロ
プロセッサを提供することにより、作業状況にてアタッ
チメント及び後方安定化装置の双方に対し後方又は前側
の補助装置を使用することができる。アタッチメントの
制御装置82、240は、ローダの制御装置に信号を提
供し且つ該ローダの制御装置と連通し、この機能を促進
する。更に、マイクロプロセッサ、又はその他の適当な
制御装置をアタッチメント自体に設けることにより、制
御装置に提供される最小の電気信号でアタッチメントに
おける多数の機能を制御することができる。このこと
は、適当な論理及び制御機能を制御回路68、222内
に導入するだけで、スキッドステアローダのコストを増
すことなく、アタッチメントに追加的な制御機能を持た
せることが可能となる。また、アタッチメントに電子制
御装置を提供することにより、スキッドステアローダ1
0の制御に利用される任意のその他のマイクロプロセッ
サとアタッチメントの制御装置とをインターフェースし
且つ接続することができる。制御装置は、一連の連絡手
順を使用して連絡することが好ましい。
【0088】上記の説明は、スキッドステアローダにて
本発明を具体化する場合に関して述べたものであること
に留意すべきである。しかしながら、本発明は、ミニ掘
削機、固定型のパワー装置等のようなその他のパワー機
械にて具体化することも可能である。
【0089】本発明は、好適な実施の形態に関して説明
したが、当業者は、本発明の性質及び範囲から逸脱せず
に、その形態及び細部の点で変更を為し得ることが認識
されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】ツリースペード・アタッチメントが取り付けら
れたスキッドステアローダの側面図である。
【図2】図1に図示したツリースペード・アタッチメン
トの一部分の平面図である。
【図3】図1及び図2に図示したツリースペード・アタ
ッチメントを制御する制御装置のブロック図である。
【図4】図1及び図2に図示したツリースペード・アタ
ッチメントの機能を示す、フローチャートである。
【図5】手動のオーガ・アタッチメントが取り付けられ
たスキッドステアローダの側面図である。
【図6】本発明によるスキッドステアローダ及びアタッ
チメントの制御回路の一つの実施の形態のブロック図で
ある。
【図7】切株粉砕アタッチメントが取り付けられたスキ
ッドステアローダの側面図である。
【図8】手動のジャックハンマーアタッチメントが取り
付けられたスキッドステアローダの側面図である。
【図9】手持ち型ドリル、手持ち型の丸鋸又は手持ち型
チェーンソーの可能な取り付け状態を示す、スキッドス
テアローダの側面図である。
【符号の説明】
10 スキッドステアローダ 12 アタッチメ
ント 14 フレーム 16 車輪 18 キャブ 20 シート 22 シートバー 24、26 制御
弁/レバー 28 リフトアーム 30 回動点 32 液圧シリンダ 34、36 回動
点 38、40 箇所 42、44、46
スペード 48、50、52 液圧シリンダ 54 下方ブラケ
ット 56、58、60 支持ブラケット 62 接続部 64 電気作動弁 66 ゲートシリ
ンダ 68 電気制御回路 70 電子ハーネ
ス 72、74、76 回動点 82、83 制御
装置 84、86 弁 88、90 弁 92、94、96 弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スコット・ビー・ジャコブソン アメリカ合衆国ノース・ダコタ州58051, カインドレッド,サウス・イースト,フィ フティファースト・ストリート 16395 (72)発明者 ウォーリー・エル・カズマルスキー アメリカ合衆国ノース・ダコタ州58054, リスボン,ハイウェイ 27 13381 (72)発明者 ケネス・エイ・ブラント アメリカ合衆国ノース・ダコタ州58081, ウィンドミア,デート・アベニュー 605

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワー機械及びアタッチメントの組み合
    わせ体において、 該パワー機械が、 動力を提供する動力装置を備え、 該パワー機械及び前記アタッチメントの一方が、 運転者の入力に基づく運転者の入力信号を提供する運転
    者入力装置を備え、 前記アタッチメントが、 工具と、 前記動力装置に着脱可能に接続され且つ該工具に接続さ
    れたアタッチメントの動力アクチュエータと、 該アタッチメントに取り付けられ且つ前記運転者入力装
    置に作用可能に接続された第一の制御装置であって、運
    転者の入力信号に基づいてアタッチメントの動力アクチ
    ュエータを制御し得る形態とされた、前記第一の制御装
    置とを備える、パワー機械及びアタッチメントの組み合
    わせ体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の組み合わせ体におい
    て、 前記パワー機械が、更に、 該パワー機械に取り付けられ且つ前記第一の制御装置に
    作用可能に接続可能な識別手段であって、該パワー機械
    の作動特徴を示す識別信号を提供する、前記識別手段を
    備え、 前記第一の制御装置が、前記識別信号に基づいてパワー
    機械の作動を制御する、組み合わせ体。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の組み合わせ体におい
    て、 前記動力装置が、 圧力下の液圧流体を提供する液圧装置を備え、 前記第一の制御装置が、前記アタッチメントの動力アク
    チュエータへの圧力下の液圧流体の流れを制御する、組
    み合わせ体。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の組み合わせ体におい
    て、 前記工具が、 手持ち型の工具から成る、組み合わせ体。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の組み合わせ体におい
    て、 前記運転者入力装置が、前記アタッチメント上に取り付
    けられ、 該運転者の入力装置が、 前記第一の制御装置に接続された第一の運転者の作動可
    能な入力装置と、 前記第一の制御装置及び前記アタッチメントの動力アク
    チュエータの少なくとも一方に接続された第二の運転者
    の作動可能な入力装置とを備え、 前記アタッチメントの動力アクチュエータが、 第一及び第二の運転者の作動可能な入力装置の双方が作
    動したときにのみ工具に対し動力を提供する、組み合わ
    せ体。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の組み合わせ体におい
    て、 前記第一の運転者の作動可能な入力装置が、 運転者によるコード入力装置の作動に基づいて、前記第
    一の制御装置に対しコード信号を提供するコード入力装
    置を備え、 前記第一の制御装置が、該コード信号に基づいてアタッ
    チメントの動力アクチュエータを制御する、組み合わせ
    体。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の組み合わせ体におい
    て、 前記第一の制御装置が、前記アタッチメントの作動状況
    を検出し且つ該作動状況に基づいて動力装置を制御する
    形態とされ、 前記第一の制御装置により検出された前記作動状況が、
    前記アタッチメントの動力アクチュエータが作動してい
    るかどうかを示す、組み合わせ体。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の組み合わせ体におい
    て、 前記動力装置が、圧力下の液圧流体を提供する液圧ポン
    プと、該液圧ポンプに接続されたモータとを備え、 前記第一の制御装置が、検出された作動状況に基づいて
    該モータの作動速度を制御する、組み合わせ体。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の組み合わせ体におい
    て、 前記動力装置が、圧力下の液圧流体を提供する液圧装置
    を備え、 前記アタッチメントが、更に、 前記第一の制御装置に接続され且つ液圧流体の特徴を検
    出する形態とされた少なくとも1つのセンサであって、
    検出された特徴を示すセンサの出力信号を提供する、前
    記少なくとも1つのセンサを備える、組み合わせ体。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の組み合わせ体におい
    て、 検出された前記特徴が圧力を含み、 前記第一の制御装置が、検出された圧力が許容可能な範
    囲内にあるかどうかを判断し且つ該判断に基づいて、ア
    タッチメントへの流れを遮断し又はアタッチメントから
    の流れの方向を変更するように制御する形態とされた、
    組み合わせ体。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の組み合わせ体におい
    て、 前記動力装置が、該動力装置を制御する動力装置の制御
    装置を備え、 前記第一の制御装置が、該動力装置の制御装置に作用可
    能に接続され且つセンサ出力信号に基づいて、動力装置
    の制御装置に信号を提供して、該動力装置を制御し、 前記センサが、流量センサから成り、 前記第一の制御装置が、流量が許容可能な範囲内にある
    かどうかを判断し且つ該判断に基づいて動力装置の制御
    装置を制御する形態とされた、組み合わせ体。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11の何れかに記載の
    組み合わせ体において、 前記許容可能な範囲が前記アタッチメントの識別に基づ
    くものである、組み合わせ体。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の組み合わせ体におい
    て、 前記パワー機械が、更に、 該パワー機械の機能を果たさせる機械の動力アクチュエ
    ータと、 該動力アクチュエータに接続され且つ前記機械の動力ア
    クチュエータを制御する形態とされた第二の制御装置と
    を備え、 前記第一及び第二の制御装置が、互いに連絡可能に互い
    に作用可能に接続され、前記第一及び第二の制御装置の
    各々が、第一及び第二の制御装置に入力信号を提供し、
    前記第一及び第二の制御装置のもう一方を制御する、組
    み合わせ体。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の組み合わせ体にお
    いて、 前記第一及び第二の制御装置が、無線による結合を使用
    して互いに接続される、組み合わせ体。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の組み合わせ体にお
    いて、 前記パワー機械が、更に、 前記第二の制御装置に接続されて、前記パワー機械内の
    状況の状態を検出する少なくとも1つの機械センサであ
    って、該検出された状況の状態に基づいて機械のセンサ
    の出力信号を提供する、前記少なくとも1つの機械セン
    サを備え、 前記第二の制御装置が、前記機械のセンサの出力信号に
    基づいて該機械の動力アクチュエータを制御する形態と
    され、 前記第二の制御装置が、前記第一の制御装置からの連絡
    に基づいて前記機械の動力アクチュエータの所定の機能
    を不作動にする、組み合わせ体。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の組み合わせ体にお
    いて、 前記運転者入力装置が前記アタッチメント上に設けら
    れ、 前記第一の制御装置が、前記第二の制御装置と連絡し、
    前記運転者入力装置からの運転者入力信号に基づいて、
    前記第二の制御装置をして機械の動力アクチュエータを
    制御する形態とされた、組み合わせ体。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載の組み合わせ体にお
    いて、 前記アタッチメントが、前記第二の制御装置に接続され
    た少なくとも1つのアタッチメントセンサを備え、 該アタッチメントセンサが、該アタッチメントの状況の
    状態を検出し、検出された状況の状態に基づいてアタッ
    チメントのセンサ信号を提供し、 前記第一の制御装置が、前記アタッチメントのセンサ信
    号に基づいてアタッチメントの動力アクチュエータを制
    御する、組み合わせ体。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の組み合わせ体にお
    いて、 前記第一の制御装置が、前記アタッチメントのセンサ信
    号に基づいて前記第二の制御装置に対し連絡信号を提供
    し、 前記第二の制御装置が、該連絡信号に基づいて、前記機
    械の動力アクチュエータを制御する、組み合わせ体。
  19. 【請求項19】 請求項1に記載の組み合わせ体におい
    て、 前記工具が、反復的な作業を行い得る形態とされ、 前記アタッチメントが、更に、 前記第一の制御装置に接続された第一のセンサであっ
    て、前記反復的な作業の第一のものの第一の特徴を示す
    第一のセンサ信号を提供する、前記第一のセンサを備
    え、 該第一の制御装置が、前記第一の特徴を示す第一のデー
    タを記憶し且つ該第一のデータに基づいて前記反復的な
    作業の少なくとも1つの後続の作業を行い得るように前
    記工具を制御する、組み合わせ体。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の組み合わせ体にお
    いて、 前記工具が、反復的な作業を行う際に種々の位置まで反
    復的に動き、 前記第一のセンサが、工具の位置を示す第一のセンサ信
    号を提供する位置センサを備える、組み合わせ体。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載の組み合わせ体にお
    いて、 前記第一の制御装置に接続された第二のセンサであっ
    て、前記反復的な作業の第一のものの第二の特徴を示す
    第二のセンサ信号を提供する前記第二のセンサを更に備
    え、 前記第一の制御装置が、前記第二の特徴を示す第二のデ
    ータを記憶し且つ該第二のデータに基づいてその後の作
    業を行い得るように前記工具を制御する、組み合わせ
    体。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の組み合わせ体にお
    いて、 前記第二のセンサが、流体の流量及び流体の圧力の少な
    くとも一方を含む、液圧流体の流れの特徴を検出する液
    圧流体センサから成る、組み合わせ体。
  23. 【請求項23】 請求項21に記載の組み合わせ体にお
    いて、 前記第二のセンサが、 前記工具の作動速度を検出する速度センサを備える、組
    み合わせ体。
  24. 【請求項24】 請求項1に記載の組み合わせ体におい
    て、 前記第一の制御装置が、前記アタッチメントの地理学的
    位置を示す信号を提供する地理学位置決め装置を備え
    る、組み合わせ体。
  25. 【請求項25】 アタッチメントであって、該アタッチ
    メントを作動させるパワー回路を有する型式のパワー機
    械に接続するのに適した、前記アタッチメントにおい
    て、前記アタッチメントが、 工具と、 前記パワー回路に着脱可能に接続することができ且つ前
    記工具に接続された動力アクチュエータと、 運転者の入力を受け取る運転者入力装置であって、運転
    者の入力に基づいて運転者の入力信号を提供する前記運
    転者入力装置と、 前記運転者入力装置に接続され、運転者入力信号に基づ
    いて、前記動力アクチュエータと、パワー回路から受け
    取った動力とを制御する形態とされた制御装置とを備え
    る、アタッチメント。
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