JPH1025028A - 板状体の積載投入装置 - Google Patents

板状体の積載投入装置

Info

Publication number
JPH1025028A
JPH1025028A JP19525896A JP19525896A JPH1025028A JP H1025028 A JPH1025028 A JP H1025028A JP 19525896 A JP19525896 A JP 19525896A JP 19525896 A JP19525896 A JP 19525896A JP H1025028 A JPH1025028 A JP H1025028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
transfer conveyor
transfer
movable
transport direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19525896A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Yamanaka
宏明 山中
Morihiro Takeda
守弘 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP19525896A priority Critical patent/JPH1025028A/ja
Publication of JPH1025028A publication Critical patent/JPH1025028A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形機等から1枚ずつ連続的に搬送される樹
脂板等の板状体を連続的に積み上げて包装機等の次工程
に連続的に投入できる積載投入装置を提供し、作業工数
の削減を図り、また、一次ストック場所も不要とするこ
とを目的とする。 【解決手段】 成形機から搬送される樹脂板Pをチャッ
ク機構30の搬送方向Cに離間して対をなす受け部材2
3上に載せて保持し、樹脂板Pをチャック機構30の受
け部材23により保持された状態で移送方向位置合わせ
機構50の可動位置合わせ部材51と固定位置合わせ部
材61との間に挟んで樹脂板Pを位置合わせした後、受
け部材23を離間する方向に移動し、樹脂板Pを受け部
材23上から位置合わせ部材51,61をガイドとして
移送コンベア90上に落下させて移送コンベア90上に
所定枚数の樹脂板Pを積み上げ、この積み上げられた樹
脂板Pを移送コンベア90により包装機等の次工程に移
送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、1枚ずつ搬送さ
れる樹脂板等の板状体を積み上げて次工程に移送する板
状体の積載投入装置、特に、板状体の積上と整列の自動
化を図った積載投入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂の平板や波板(以下、樹脂板と称す
る)は、成形後に整列した状態で所定の枚数に積み上げ
て包装・結束し、包装・結束された状態でパレット上に
段積みして出荷等に備える。そして、従来では、樹脂板
の包装等に際しては、成形機から排出される樹脂板を一
次ストック場所に一旦貯留し、その後に包装を行う時に
作業者が指定の枚数に小分けして積み上げ、包装機に手
投入するという作業を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、成形機により成形された樹脂板を一
次ストック場所に一旦貯留した後に作業者が手作業で包
装機に投入するため、樹脂板の積上や包装機への投入に
複数の作業者が必要であるのみならず樹脂板の整列や枚
数確認等に相当の時間を要し、作業工数が大きいという
問題があり、また、一次ストック場所の確保が不可欠で
工場等の余裕空間を狭めるという問題があった。この発
明は、上記問題に鑑みなされたもので、成形機で成形さ
れた樹脂板等の板状体を連続的に積み上げて包装機等の
次工程に連続的に投入でき、作業工数の削減が図れ、ま
た、一次ストック場所も不要な積載投入装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、順次搬送される板状体を複数枚に積み
上げ、この積み上げられた複数の板状体を移送コンベア
により搬送方向と直交する方向に移送する板状体の積載
投入装置において、前記移送コンベアの上方に前記板状
体の搬送方向と直交する方向に対向して接近・離間可能
に配置され、接近位置で搬送される板状体を受け止める
少なくとも一対の受け部材、および、該受け部材を駆動
するアクチュエータを有するチャック機構と、前記移送
コンベア上に前記チャック機構の受け部材の一方と対応
した位置で前記移送コンベアの移送方向に所定範囲を移
動可能に配置された可動位置合わせ部材、前記移送コン
ベア上に前記チャック機構の受け部材の他方と対応した
位置で配設された固定位置合わせ部材、および、前記移
送コンベアの移送方向前方に位置する固定位置合わせ部
材または可動位置合わせ部材を駆動して前記移送コンベ
ア上から退避させるシリンダを有する移送方向位置合わ
せ機構と、を備える。
【0005】そして、この発明の板状体の積載投入装置
は、前記チャック機構が、前記板状体の搬送に同期して
該板状体の搬送毎に前記受け部材を駆動し、該受け部材
を離間させた後に離間前の元の位置まで接近させる態様
(請求項2)に構成することができる。
【0006】また、この発明の板状体の積載投入装置
は、前記チャック機構が、前記搬送方向と平行に該搬送
方向と直交する方向に離間して該直交する方向に平行移
動可能に支持され、前記受け部材が取り付けられた一対
の支持部材と、該一対の支持部材と直角な方向に設けら
れ、前記アクチュエータにより回転駆動される回転軸
と、該回転軸と前記支持部材を連結するクランク機構と
を備える態様(請求項3)に構成することができる。
【0007】さらに、この発明の板状体の積載投入装置
は、前記移送方向位置合わせ機構が、装置フレームに前
記移送コンベア上で前記搬送方向と直交する方向に位置
調節可能に取付ブラケットを支持し、該取付ブラケット
に前記アクチュエータを介して前記可動位置合わせ部材
を取り付けるとともに、前記装置フレームに前記移送コ
ンベアの下方で該移送コンベアの移送方向に位置調節可
能に支持台を設け、該支持台上にシリンダを介して前記
固定位置合わせ部材を昇降可能に取り付けて構成した態
様(請求項4)に構成することができる。
【0008】またさらに、この発明の板状体の積載投入
装置は、前記板状体を搬送方向と直交する方向に位置合
わせする搬送方向位置合わせ機構を備え、該搬送方向位
置合わせ機構が、前記移送コンベア上の板状体の搬送方
向後方側の辺部を押圧可能に配置された可動位置合わせ
部材と、該可動位置合わせ部材を駆動するアクチュエー
タとを有する態様(請求項5)に構成することができ
る。
【0009】
【作用】この発明にかかる板状体の積載投入装置は、チ
ャック機構が受け部材を接近させた状態で、また、移送
方向位置合わせ機構が可動位置合わせ部材と固定位置合
わせ部材を移送コンベア上に突出させた状態で待機す
る。そして、チャック機構の受け部材に成形機等から搬
送される板状体を受け止め、受け部材上に板状体が受け
止められると、移送方向位置合わせ機構により移送方向
の位置合わせを行いこの位置合わせが完了するとチャッ
ク機構が受け部材を離間する方向に移動させて板状体を
可動位置合わせ部材および固定位置合わせ部材をガイド
として移送コンベア上に落とす。
【0010】この後は、同様にして所定枚数の板状体を
移送コンベア上に位置合わせして積み上げ、あるいは、
受け部材を離間した状態に保持して後の板状体を直接に
積み上げる。そして、所定の枚数の板状体が積み上げら
れると、移送方向位置合わせ機構の位置合わせ部材を移
送コンベア上から退避させ、移送コンベアを駆動して積
み上げられた板状体を包装や結束等の次工程に移送す
る。このため、順次搬送される板状体を連続して自動的
に積み上げることができ、作業者の工数が削減でき、ま
た、一次ストック場所も不要である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1から図7はこの発明の一の
実施の形態にかかる板状体の積載投入装置を示し、図1
が全体模式正面図、図2が同模式平面図、図3が同模式
側面図、図4が図3中のA−A矢視の模式図、図5が同
装置の詳細を示す正面図、図6が同装置の詳細を示す平
面図、図7が同装置の詳細を示す側面図である。
【0012】図中、1は送り込み機構、2は積載投入装
置を示す。送り込み機構1は、上下に配置された一対の
送りローラ11、12を有し、図示しない成形機と移送
コンベア等で接続される。この移送コンベアは成形機に
より成形された樹脂板P(板状体)を1枚ずつ送り込み
機構1に順次搬送(搬送方向C)する。そして、送り込
み機構1は、ローラ11,12を回転駆動し、移送コン
ベアにより搬送される樹脂板Pをローラ11,12間に
挟圧してローラ11,12の回転で積載投入装置2に送
り込む。
【0013】積載投入装置2はアングル等のメンバーを
接合してなる装置フレーム20を移送コンベア90上に
跨設してなり、この装置フレーム20にチャック機構3
0、移送方向位置合わせ機構50および搬送方向位置合
わせ機構70が設けられる。チャック機構30は、装置
フレーム20の上部に搬送方向Cと直交する方向(後述
する移送方向T)に2本のガイドレール21を平行に延
設し、これらガイドレール21にそれぞれ支持ロッド2
2を移送方向に所定間隔を隔て移送方向に平行移動可能
に支持し、これら支持ロッド22にそれぞれ複数(この
実施の形態では各支持ロッド22に5つ、合計10)の
受け部材23を対向して取り付けて構成される。
【0014】支持ロッド22はそれぞれ、中間部に長手
方向に離間した2か所でシュー部材22a(図7参照)
が固設され、これらシュー部材22aがガイドレール2
1に摺動自在に嵌合して移送方向Tの平行移動のみが許
容される。また、これら支持ロッド22はそれぞれ、両
側部分にクランク機構25が連結し、両側部分がクラン
ク機構25、回転方向変換機構26および伝動軸27を
介しモータ(アクチュエータ)28と連結する。
【0015】クランク機構25は、長いアーム25aと
短いアーム25bの端部を回動自在に連結して構成さ
れ、長いアーム25aの他方の端部が支持ロッド22
に、短いアーム25bの他方の端部が回転方向変換機構
26の出力軸に固定される。回転方向変換機構26は、
上方に延出した出力軸と水平方向に延出した入力軸とを
周知の傘歯車等で連結して構成され、上述したように出
力軸に短いアーム25bの端部が固定され、入力軸に伝
動軸27が連結する。
【0016】伝動軸27は2本が移送方向Tに離間して
平行に配置され、一方の伝動軸27の両端部が一方の支
持ロッド22側の回転方向変換機構26に、他方の伝動
軸27が他方の支持ロッド22側の回転方向変換機構2
6に連結する。一方の伝動軸27には中間部に長手方向
に離間して被動プーリと駆動プーリが、他方の伝動軸2
7には中間部に被動プーリが固設され、一方の伝動軸2
7の被動プーリとモータ28の出力軸の駆動プーリとの
間にベルト29aが、一方の伝動軸27の駆動プーリと
他方の伝動軸27の被動プーリとの間にベルト29bが
掛装される。
【0017】モータ28は、周知の電動モータが用いら
れ、上述したクランク機構25等を介して各支持ロッド
22を所定範囲を往復駆動して接近・離間させる。後述
するが、このモータ28は、後述する受入センサ等の検
知出力に基づき図示しないコントローラにより移送コン
ベアにより搬送される樹脂板Pに同期するように制御さ
れ、樹脂板Pが送り込まれる前は受け部材23を接近し
た位置(待機位置)に位置させて樹脂板Pが1枚供給さ
れる毎に支持ロッド22を1往復駆動する。
【0018】受け部材23は垂直に位置する垂直部分2
3aと水平に位置する水平部分23bを有する略L字状
の部材から構成され、一方の支持ロッド22の受け部材
23と他方の支持ロッド22の受部材23は対称的に対
向して取り付けられる。これら受け部材23は、垂直部
分23aの端部が支持ロッド22に固定され、水平部分
23bにガイドプレート31が固設される。この水平部
分23bや垂直部分23aの内側には必要に応じて緩衝
材を設け、樹脂板Pの傷付きを防止する。ガイドプレー
ト31は、水平部分23bの上部に搬送方向C後方側へ
斜め下方に向けて取り付けられる。なお、図示しないが
装置フレーム20には受け部材23に載置された樹脂板
Pを検出する受入センサが設けられ、コントローラに接
続される。
【0019】移送方向位置合わせ機構50は、複数(本
実施の形態では5)の可動位置合わせ部材51と固定位
置合わせ部材61を有し、これら部材51,61が上述
した受け部材23間に移送方向Tに配置され樹脂板Pの
幅寸法と対応した間隔を隔て対向する。可動位置合わせ
部材51は、略矩形の平板が用いられ、下縁が移送コン
ベア90の後述する移送ベルト上面よりも下方、上縁が
受け部材23の水平部分23bよりも所定の高さだけ上
方に位置する高さに配置される。
【0020】図5に示すように、可動位置合わせ部材5
1は、エアシリンダ52を介して可動ブラケット53に
取り付けられ、エアシリンダ52により駆動されて移送
方向Tに所定範囲を往復移動する。エアシリンダ52
は、前述したモータ28と同様に、前述した受入センサ
の検知出力等に基づきコントローラにより移送コンベア
により搬送される樹脂板Pに同期するように制御され、
樹脂板Pが受け部材23上に載置されると可動位置合わ
せ部材51を固定位置合わせ部材61に向けて移動させ
て樹脂板Pの側縁を押圧する。
【0021】可動ブラケット53は、装置フレーム20
に移送方向Tに移動可能に支持され、位置調節ロッド5
4の端部と結合する。位置調節ロッド54は、装置フレ
ーム20に移送方向Tに摺動自在に支持され、中間部が
装置フレーム20に固設されたギアケース55を貫通す
る。ギアケース55は、ハンドル55aにより操作可能
なギア機構を有し、このギア機構のピニオンが位置調節
ロッド54に形成されたラック等の被動部と噛合する。
この位置調節ロッド54は、ハンドル55aの操作で長
手方向、すなわち、移送方向Tに移動して可動ブラケッ
ト53の位置を調節する。
【0022】固定位置合わせ部材61は、くさび状の部
材からなり、移送コンベア90の下方に配置された支持
台62にエアシリンダ63を介して取り付けられる。こ
の固定位置合わせ部材61は、エアシリンダ63により
駆動されて先端部分が移送コンベア90の移送ベルト上
に突没する。エアシリンダ63は、移送コンベア90と
同期するように制御され、設定枚数の樹脂板Pを移送コ
ンベア90上に積み上げる間は移送コンベア90上に固
定位置合わせ部材61を突出させ、設定枚数の樹脂板P
が移送コンベア90上に積載されると移送コンベア90
が移送を開始する前に固定位置合わせ部材61を没入さ
せる。
【0023】なお、図中明示しないが、装置フレーム2
0には移送コンベア90の下方に固定位置合わせ部材6
1の没入を検出する退避完了センサが設けられコントロ
ーラ等に接続される。この退避完了センサは、固定位置
合わせ部材61が移送コンベア90の下方に完全に没入
して退避が完了すると退避完了信号をコントローラに出
力し、この出力に基づき移送コンベア90が移送を開始
する。
【0024】支持台62は、装置フレーム20に固設さ
れたガイドロッド64が下部に挿通して移送方向T移動
自在に支持され、側部に移送方向Tに延設された位置調
節ロッド65が連結する。位置調節ロッド65は、前述
した位置調節ロッド54と同様に中間部にラック等の被
動部を有し、この被動部にハンドル66と連結したギア
等の駆動部が係合する。この位置調節ロッド65は、ハ
ンドル66の操作により長手方向に移動して支持台62
の位置を変える。
【0025】なお、上述した固定位置合わせ部材61は
移送コンベア90の下方に移送コンベア90の搬送面上
に突没可能に設けるが、この固定位置合わせ部材61は
移送コンベア90の上方に下降可能に設け、樹脂板Pを
移送コンベア90上に積み上げる際には移送コンベア9
0の搬送面まで垂下させ、移送コンベア90が搬送する
時に上昇させるように構成することも可能である。
【0026】搬送方向位置合わせ機構70は、装置フレ
ーム20の搬送方向C後方側にブラケット71を固設
し、このブラケット71にエアシリンダ72により可動
位置合わせ部材73を搬送方向Cに移動可能に取り付け
て構成される。可動位置合わせ部材73は、略帯板状の
部材からなり、移送コンベア90上に積み上げられた樹
脂板Pを搬送方向C前方に押圧可能な高さ、すなわち、
上縁の高さが前述した受け部材23の水平部分23b以
下で下縁の高さが移送コンベア90の搬送面以下の高さ
位置に配置される。この搬送方向位置合わせ機構70
は、移送コンベア90上に積み上げられた(落下され
た)樹脂板Pの縁部を押圧して搬送方向Cに位置合わせ
する。
【0027】なお、この搬送方向位置合わせ機構70
は、位置合わせに際して樹脂板Pの搬送方向前縁を自由
として可動位置合わせ部材73が搬送方向Cに前進した
位置で樹脂板Pの位置を規定するが、装置フレーム20
に搬送方向C前方側位置で可動位置合わせ部材73と対
向して固定位置合わせ部材を設け、前述した移送方向位
置合わせ機構50と同様に可動位置合わせ部材73と固
定位置合わせ部材との間に挟んで位置合わせを行うこと
も可能であり、また、ストッパ部材等を装置フレーム2
0の搬送方向C前方部に設け、このストッパ部材に搬送
される樹脂板Pの前縁を当接させのみで位置合わせを行
うように構成することも可能である。
【0028】移送コンベア90は、樹脂からなる複数
(この実施の形態では5)の移送ベルト91を有し、こ
れら移送ベルト91を搬送方向Cに離間させて該搬送方
向Cと直交する移送方向Tに次工程の包装機等に向けて
延設して構成される。移送ベルト91は、樹脂板Pより
も材料硬度が低く、かつ、弾力性のある樹脂から構成さ
れる。周知のように、この移送ベルト91は、プーリ間
に掛装され、モータ等により駆動されて走行する。
【0029】なお、図7中、11,12は装置フレーム
20に前述した可動位置合わせ部材73の上方で回転自
在に取り付けられた送りローラである。下側の送りロー
ラ12は上部が受け部材23の水平部分23b上面とほ
ぼ等しい高さに配置され、上側の送りローラ11は下側
送りローラ12との間に樹脂板Pを挟圧可能に配置され
る。これら送りローラ11.12の少なくとも一方は図
示しないモータ等により回転駆動される。
【0030】この実施の形態にあっては、成形機により
成形された樹脂板Pが移送コンベアにより1枚ずつ搬送
され、この樹脂板Pが送りローラ11,12間に挟圧さ
れ、これらローラ11,12の回転で送り込まれる。こ
こで、樹脂板Pの受入に際しては、チャック機構30は
受け部材23が接近した位置にあり、また、移送方向位
置合わせ機構50は固定位置合わせ部材61が移送コン
ベア90上に突出した状態にある。
【0031】そして、樹脂板Pは上述したローラ11,
12により付勢されて搬送方向Cに移動し受け部材23
の水平部分23b上に載置される(図3参照)。この
時、受け部材23には水平部分23bにガイドプレート
31が設けられ、このガイドプレート31が樹脂板Pの
前縁を案内するため、樹脂板Pを確実に受け部材23の
水平部分23b上に載置させることができる。
【0032】次に、樹脂板Pが受け部材23の水平部分
23b上に載置されると、移送方向位置合わせ機構50
の可動位置合わせ部材51が固定位置合わせ部材61に
向かって前進し、これら位置合わせ部材51,61間に
樹脂板Pを挟んで移送方向Tに位置合わせする。そし
て、この状態で、チャック機構30は受け部材23が離
間する方向に移動する。このため、樹脂板Pは位置合わ
せ部材51,61をガイドとして移送コンベア90上に
落下する。
【0033】ここで、樹脂板Pは、位置合わせ部材5
1,61をガイドとして両側縁を位置合わせ部材51,
61に摺接させて移送コンベア90上に落下する。この
ため、樹脂板Pの移送方向Tの位置がズレを生じること
がなく、樹脂板Pは位置合わせ部材51,61により位
置合わせされた位置を保持して移送コンベア90上に落
下する。
【0034】そして、樹脂板Pが移送コンベア90上に
落下すると、搬送方向位置合わせ機構70の可動位置合
わせ部材73が前進して樹脂板Pの縁部を押圧する。こ
のため、樹脂板Pは搬送方向Cに位置合わせがなされ
る。この時、樹脂板Pは移送コンベア90の移送ベルト
91上を移送ベルト91と直交する方向に摺動するが、
移送ベルト91は樹脂からなるため樹脂板Pが傷付くこ
とを防止できる。
【0035】また、樹脂板Pが移送コンベア90上に落
下すると、チャック機構30は受け部材23を接近させ
て次の樹脂板Pの受入に備えるが、受け部材23はモー
タ28を一方向に回転させることで離間と接近を行う。
すなわち、受け部材23とモータ28の間にクランク機
構25を介設するためモータ28の一方向の回転で受け
部材23が離間と接近を行う。したがって、モータ28
を逆転させる等の制御が不要であり、制御処理を簡素化
できる。
【0036】この後は、順次搬送される樹脂板Pを上述
したようにして移送コンベア90の移送ベルト91上に
積み上げる。そして、この移送コンベア90上に所定枚
数の樹脂板Pが積載されると、移送方向位置合わせ機構
50の固定位置合わせ部材61が移送コンベア90の下
方に没入し、続いて、移送コンベア90が運転されて積
み上げられた所定枚数の樹脂板Pを次工程に移送する。
【0037】上述したように、この実施の形態にあって
は、1枚ずつ連続的に供給される樹脂板Pを作業者を煩
わせること無く所定の枚数に位置合わせして整列した状
態に積み上げ、この積み上げた状態で移送コンベア90
により次工程に移送することができる。このため、作業
者の工数が削減でき、また、一次ストック場所の確保等
も不要となる。
【0038】なお、上述した実施の形態は、順次搬送さ
れる樹脂板Pを受け部材23上に載せて移送方向位置合
わせ機構50により位置合わせした後に受け部材23を
離間する方向に移動させて樹脂板Pを移送コンベア90
上に積み上げるが、最初の樹脂板Pのみを受け部材23
上で位置合わせし、以後は受け部材23を離間した状態
に保持して2枚目以降の樹脂板Pを移送コンベア90上
に直接に落下させて積み上げる態様に構成することも可
能である。
【0039】この態様でも、移送方向位置合わせ機構5
0の位置合わせ部材51,61により樹脂板Pの位置合
わせができるため、樹脂板Pの位置が大きくずれること
がない。特に、この態様は、積み重ねる対象が凹凸を有
する波板である場合に、積み上げる際に凹凸を嵌合させ
て自然に位置合わせがなされるため有効である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
板状体の積載投入装置によれば、搬送される板状体をチ
ャック機構により保持し、このチャック機構により保持
した状態で位置合わせ機構の可動位置合わせ部材と固定
位置合わせ部材との間に挟んで板状体を位置合わせした
後、位置合わせ部材をガイドとして移送コンベア上に落
下させて移送コンベア上に所定枚数の板状体を積み上
げ、この積み上げられた板状体を移送コンベアにより次
工程に移送するため、成形機等から搬送される板状体を
連続的かつ自動的に積み上げて包装機等に移送でき、作
業工数が削減され、また、一次ストック場所等も不要と
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態にかかる板状体の積
載投入装置の模式正面図である。
【図2】同積載投入装置の模式平面図である。
【図3】同積載投入装置の模式側面図である。
【図4】図3のA−A矢視断面図である。
【図5】同積載投入装置の詳細を示す正面図である。
【図6】同積載投入装置の詳細を示す平面図である。
【図7】同積載投入装置の詳細を示す側面図である。
【符号の説明】
2 積載投入装置 20 装置フレーム 21 ガイドレール 22 支持ロッド 23 受け部材 25 クランク機構 26 回転方向変換機構 28 モータ(アクチュエータ) 30 チャック機構 31 ガイドプレート 50 移送方向位置合わせ機構 51 可動位置合わせ部材 52 エアシリンダ 53 可動ブラケット 54 位置調節ロッド 61 固定位置合わせ部材 62 支持台 63 エアシリンダ 65 位置調節ロッド 66 ハンドル 70 搬送方向位置合わせ機構 72 エアシリンダ 73 可動位置合わせ部材 90 移送コンベア 91 移送ベルト C 搬送方向 P 樹脂板(板状体) T 移送方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順次搬送される板状体を複数枚に積み上
    げ、この積み上げられた複数の板状体を移送コンベアに
    より搬送方向と直交する方向に移送する板状体の積載投
    入装置において、 前記移送コンベアの上方に前記板状体の搬送方向と直交
    する方向に対向して接近・離間可能に配置され、接近位
    置で搬送される板状体を受け止める少なくとも一対の受
    け部材、および、該受け部材を駆動するアクチュエータ
    を有するチャック機構と、 前記移送コンベア上に前記チャック機構の受け部材の一
    方と対応した位置で前記移送コンベアの移送方向に所定
    範囲を移動可能に配置された可動位置合わせ部材、前記
    移送コンベア上に前記チャック機構の受け部材の他方と
    対応した位置で配設された固定位置合わせ部材、およ
    び、前記移送コンベアの移送方向前方に位置する固定位
    置合わせ部材または可動位置合わせ部材を駆動して前記
    移送コンベア上から退避させるシリンダを有する移送方
    向位置合わせ機構と、を備えることを特徴とする板状体
    の積載投入装置。
  2. 【請求項2】 前記チャック機構が、前記板状体の搬送
    に同期して該板状体の搬送毎に前記受け部材を駆動し、
    該受け部材を離間させた後に離間前の元の位置まで接近
    させるものである請求項1に記載の板状体の積載投入装
    置。
  3. 【請求項3】 前記チャック機構が、前記搬送方向と平
    行に該搬送方向と直交する方向に離間して該直交する方
    向に平行移動可能に支持され、前記受け部材が取り付け
    られた一対の支持部材と、該一対の支持部材と直角な方
    向に設けられ、前記アクチュエータにより回転駆動され
    る回転軸と、該回転軸と前記支持部材を連結するクラン
    ク機構とを備える請求項1または請求項2に記載の板状
    体の積載投入装置。
  4. 【請求項4】 前記移送方向位置合わせ機構が、装置フ
    レームに前記移送コンベア上で前記搬送方向と直交する
    方向に位置調節可能に取付ブラケットを支持し、該取付
    ブラケットに前記アクチュエータを介して前記可動位置
    合わせ部材を取り付けるとともに、前記装置フレームに
    前記移送コンベアの下方で該移送コンベアの移送方向に
    位置調節可能に支持台を設け、該支持台上にシリンダを
    介して前記固定位置合わせ部材を昇降可能に取り付けて
    なる請求項1、請求項2または請求項3に記載の板状体
    の積載投入装置。
  5. 【請求項5】 前記板状体を搬送方向と直交する方向に
    位置合わせする搬送方向位置合わせ機構を備え、該搬送
    方向位置合わせ機構が、前記移送コンベア上の板状体の
    搬送方向後方側の辺部を押圧可能に配置された可動位置
    合わせ部材と、該可動位置合わせ部材を駆動するアクチ
    ュエータとを有する請求項1から請求項4のいずれか1
    項に記載の板状体の積載投入装置。
JP19525896A 1996-07-08 1996-07-08 板状体の積載投入装置 Pending JPH1025028A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19525896A JPH1025028A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 板状体の積載投入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19525896A JPH1025028A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 板状体の積載投入装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1025028A true JPH1025028A (ja) 1998-01-27

Family

ID=16338151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19525896A Pending JPH1025028A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 板状体の積載投入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1025028A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109650076A (zh) * 2018-12-25 2019-04-19 荆门市意祥机械有限公司 一种收胚作业线
JP2020152484A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 株式会社東芝 シート積層装置及びシート積層方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109650076A (zh) * 2018-12-25 2019-04-19 荆门市意祥机械有限公司 一种收胚作业线
CN109650076B (zh) * 2018-12-25 2024-05-31 荆门市意祥机械有限公司 一种收胚作业线
JP2020152484A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 株式会社東芝 シート積層装置及びシート積層方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109834448A (zh) 手机电池自动组装机
US20090238672A1 (en) Infeed station of a stack palletizing system and method for transferring stacks to a gripper with an infeed station of this type
JPS6411539B2 (ja)
CN111153224A (zh) 一种包装箱自动堆叠装置
CN113665874B (zh) 一种袋装产品自动包装***及包装方法
JPH1025028A (ja) 板状体の積載投入装置
CN215554778U (zh) 一种袋装产品自动包装***
JP3628719B2 (ja) 長尺物箱詰め装置
KR102313204B1 (ko) 제함기의 포장박스 밴딩장치
CN115140363A (zh) 一种芯片料盘包装生产线
CN210881102U (zh) 底盒自动放料机
JPH08252639A (ja) ワーク反転装置
CN111232519A (zh) 定位输送装置、料盘周转***及周转方法
CN110561831A (zh) 底盒自动放料机
US6065584A (en) Loading device for a plate press
CN216582808U (zh) 带盒隔膜剥离装置用上料结构
CN116119330B (zh) 一种撕膜机
CN220350088U (zh) 一种包装设备
CN113345704B (zh) 一种电感器件自动组装设备
CN110817495B (zh) 一种浅托盘纸板运输装置及纸板运输方法
KR100215250B1 (ko) 제품운반용 골판지 용기의 자동성형장치
JPS626048Y2 (ja)
JPH09240621A (ja) カートンの集積装置
CN116946726A (zh) 一种便于后续码垛的重膜包装机
US4723654A (en) Apparatus for conveying a stack of bags