JPH10250188A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH10250188A
JPH10250188A JP9072627A JP7262797A JPH10250188A JP H10250188 A JPH10250188 A JP H10250188A JP 9072627 A JP9072627 A JP 9072627A JP 7262797 A JP7262797 A JP 7262797A JP H10250188 A JPH10250188 A JP H10250188A
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JP
Japan
Prior art keywords
label
image forming
forming apparatus
adhered
members
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Withdrawn
Application number
JP9072627A
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English (en)
Inventor
Kenji Ninomiya
賢治 二宮
Minoru Tsuruta
稔 鶴田
Taku Goto
卓 後藤
Kayoko Nishio
香代子 西尾
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の使用状態では外されることが防止され
ると共に、メンテナンス時等においては容易に外すこと
の可能なラベルが付された信頼性に優れた画像形成装置
を提供する。 【解決手段】 再給送ユニット40Aは、再給送ユニッ
ト40Aを構成するトレイ47C(一方の部材)に対し
てカバー46C(他方の部材)を取り外し自在に構成
し、カバー46Cを取り付けた状態(点線)で、カバー
46C側に設けられた溝48Cと、トレイ47C側に設
けられた溝49Cと、にわたって、ラベル44Cが粘着
材45Cによって貼り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートなどの記録
媒体上に画像形成を行う、例えば、プリンタ、ファクシ
ミリ、複写機等の画像形成装置に関し、特に、このよう
な画像形成装置に付されるラベルに関して特徴を有する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の画像形成装置として
は、例えば、複写機、プリンタ、あるいは、ファクシミ
リ装置などがある。
【0003】複写機は、一般的に、原稿等の画像を読み
取る機能を備え、読み取った画像情報に基づいてシート
材に画像を形成するものであるが、近年では、通信機能
等を備えて外部から送られる画像情報を入力する機能を
備えた複写機もある。
【0004】また、プリンタは、一般的に外部の装置、
例えば、コンピュータなどの装置から送られる画像情報
に基づいてシート材に画像を形成するものであり、ファ
クシミリ装置は、一般的に原稿等の画像を読み取る機
能、および、通信機能を備え、読み取った画像情報を外
部へ送り、また、外部から送られた情報に基づいてシー
ト材に画像を形成するものである。
【0005】このように、いずれの装置も得られた画像
情報に基づいて、シート材に画像を形成するものであ
る。以下に、図10を参照して、これらの画像形成装置
について概要を説明する。図10は従来技術に係る画像
形成装置の概略構成断面図である。
【0006】図に示したように、画像形成装置100
は、得られた画像情報に基づいたレーザーLをレーザー
スキャナー101によって発射し、プロセスユニット1
02に内蔵された感光ドラム103上にレーザーLを照
射する。
【0007】すると、感光ドラム103上には潜像が形
成され、プロセスユニット102によって、この潜像が
トナーにより現像化される。
【0008】一方、給送カセット104内に積載収納さ
れたシート材Sが、給送ローラ105によって一枚づつ
分離されながら給送され、搬送ローラ対106によっ
て、さらに、レジストローラ対107まで搬送される。
【0009】そして、レジストローラ対107によって
シート材Sの斜行が矯正され、上記のプロセスユニット
102等による画像形成タイミングに合わせて、さら
に、シート材Sが搬送され、転写部108により上述の
感光ドラム103上に形成されたトナーによる現像がシ
ート材S上に転写される。
【0010】そして、この未定着のトナー像が形成され
たシート材Sは、さらに下流側に搬送され、定着部10
9によってトナー像が定着されて、その後、排出ローラ
110によって機外に排出される。
【0011】また、画像形成装置100は、装置本体に
着脱自在なシート材反転装置111を備えている。
【0012】シート材反転装置111には、デフレクタ
112が備えられており、このデフレクタ112の位置
の切り換えによって搬送するシート材Sを反転させるこ
とができ、さらに、このシート材反転装置111に着脱
自在に備えられた再給送ユニット113により、再び、
搬送ローラ対106に向けてシート材Sを搬送して裏面
に画像を形成させることができる。
【0013】以下、再給送ユニット113について図1
0および図11を参照してより詳しく説明する。図11
は、従来技術に係る再給送ユニットの概略構成図であ
る。
【0014】図に示したように、再給送ユニット113
は、シート材反転装置111を装着した状態では、シー
ト材反転装置111内の駆動源Dより駆動ギアG1,G
2等を介して、再給送ユニット113内のギアG3に駆
動が伝達される。
【0015】そして、ギアG3から、さらに、ローラギ
アG4、アイドラギアG5、ローラギアG6へと駆動が
伝達される。
【0016】このようにして、2つの再給送ローラR
1,R2が回転し、シート材Sを搬送ローラ対106に
向けて搬送する。
【0017】以上のような構成である画像形成装置10
0では、ジャム処理を容易にする必要があり、上述のよ
うに再給送ユニット113がシート材反転装置111に
対して着脱自在に構成されている。
【0018】本画像形成装置100では、図10中右側
が装置の正面であるためシート材反転装置111内のジ
ャム処理も図中右側から行える構成をもつ必要があり、
再給送ユニット113は図中右側に取り外し可能な構成
となっている。
【0019】そして、ジャム処理の際のユニットの脱着
方法を示すため、再給送ユニット113を構成するカバ
ー114の取り付け溝115に、脱着方法、注意事項、
製品番号等を印刷したラベル116を粘着材117によ
って貼り付けている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0021】前述の再給送ユニット113に貼り付けら
れているラベル116は、通常の使用環境では、剥がれ
てはならない。
【0022】その一方、出荷以前に工場内でのユニット
の組み立て前や、部品交換などのメンテナンス時には、
簡単に剥がせることが望まれる。
【0023】また、ラベル116とカバー114を同じ
材質とした場合には、設計の自由度を著しく低下させる
ことになってしまい、通常、これらの材質は異なってい
るため、廃棄や、リサイクル時には、ラベル116を剥
がして分別する必要がある。
【0024】しかし、従来技術では、上述のように、ラ
ベル116の前面をカバー114に貼り付けた構成とな
っているため、通常の使用環境では、剥がれることはな
いものの、メンテナンス時や廃棄時等において、ラベル
116を剥がすには困難であった。
【0025】もし、上述の構成で、剥がすのが容易とな
るように粘着力を弱めるようにすると通常の使用環境で
の剥がれを防ぐのが困難となり、このような構成では、
通常の使用環境での剥がれを防ぐこと、および、メンテ
ナンス時等においてはラベルを容易に剥がせること、を
同時に達成できるものではなかった。
【0026】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、通常
の使用状態では外されることが防止されると共に、メン
テナンス時等においては容易に外すことの可能なラベル
が付された信頼性に優れた画像形成装置を提供すること
にある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、装置本体に脱着自在に設けられる
脱着部材と、該脱着部材に付されるラベルと、を備えた
画像形成装置であって、前記脱着部材は少なくとも二つ
の分割可能な部材から構成され、これらの部材を分割す
ると、前記ラベルをつまむことを可能とする領域部が露
出することを特徴とする。
【0028】したがって、脱着部材を構成する分割可能
な部材を分割すれば、ラベルをつまむことが可能な領域
をつまんで容易にラベルを取り外すことができる。
【0029】前記ラベルは前記脱着部材に粘着されると
よい。
【0030】前記ラベルを分割可能な二つの部材に渡っ
て粘着し、それぞれの部材を分割すると、一方の部材へ
の粘着が剥がされるとよい。
【0031】前記分割可能な二つの部材のうち一方の部
材へのラベルを粘着する領域の面積を、他方の部材への
ラベルを粘着する領域の面積よりも少なく設定するとよ
い。
【0032】なお、前記一方の部材のラベルが粘着され
る領域の表面を凹凸形状とすることも可能である。
【0033】また、前記脱着部材を構成する分割可能な
二つの部材のうち一方の部材に前記ラベルを粘着すると
共に、ラベルの所定領域に設けられた非粘着部が他方の
部材によって埋没可能に配置され、これらの部材を分割
することにより、該非粘着部が露出することもできる。
【0034】また、上記目的を達成するために本発明に
あっては、装置本体に脱着自在に設けられる脱着部材
と、該脱着部材に脱着自在に設けられるラベルと、を備
えた画像形成装置であって、前記脱着部材は少なくとも
二つの分割可能な部材から構成され、これらの部材を結
合することにより、部材間で前記ラベルを挟持して該ラ
ベルを略固定することを特徴とする。
【0035】前記ラベルに、前記脱着部材に設けられた
突起部に対して嵌合自在とする孔部を備え、前記孔部を
前記突起部に嵌め込むことによりラベルを固定するとよ
い。
【0036】前記分割可能な部材に透過部を設け、前記
ラベルの表示を外部に透過するとよい。
【0037】さらに、上記目的を達成するために本発明
にあっては、粘着剤が施された粘着部と、つまみ部と、
を備えたラベルが付されたことを特徴とする。
【0038】また更に、上記目的を達成するために本発
明にあっては、ミシン目が施されたラベルが粘着される
と共に、該ミシン目が施された部分に対向する位置に、
該ラベルが粘着されない凹部を設けたことを特徴とす
る。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0040】(第1の実施の形態)図1,図2および図
3には、本発明の第1の実施の形態が示されている。
【0041】まず、画像形成装置としてレーザプリンタ
を例にして、図2を参照して画像形成装置の全体の構成
等について説明する。図2は本発明の第1の実施の形態
に係る画像形成装置の概略構成図である。
【0042】図に示したようにレーザプリンタ1は、本
体3だけでは、シート材の片面のみしか画像形成を行う
ことしかできないが、図示のように脱着可能なシート材
反転装置2を本体3に取り付けることによりシート材の
両面に画像形成が行える構成となっている。
【0043】本レーザプリンタ1において、パーソナル
コンピュータやワードプロセッサ等の外部情報機器から
送信された情報を基にビデオコントローラボード(画像
信号作成手段)4が画像信号を作成する。なお、ここで
はビデオコントローラボード4上に設置されている各種
の電子部品は図示を省略している。
【0044】そして、このビデオコントローラボード4
で作成された画像信号に応じたレーザ光Lをレーザスキ
ャナ5が時計方向に回転している感光ドラム6A上に照
射して、感光ドラム6A上に順次静電潜像を形成する。
【0045】そして、感光ドラム6A上に形成された静
電潜像は、プロセスユニット6内の現像器(不図示)か
ら供給されるトナーによって順次顕画化されて転写ロー
ラ7との間の転写部位へ搬送される。
【0046】一方、給送カセット8内に積載収納されて
いるシート材Sが反時計方向に1回転する半月状の給送
ローラ9によって最上位のシート材から1枚ずつ順次給
送パス10へ送り出され、搬送ローラ対11によって回
転停止中のレジストローラ対12に搬送される。
【0047】レジストローラ対12に到達したシート材
Sは、シート材先端レジストローラ対12のニップに突
き当たった後、所定のループを形成するまで搬送が続け
られて斜行状態の矯正がなされる。
【0048】斜行状態の矯正を終えたシート材Sは、感
光ドラム6A上のトナー像と位置合わせるタイミングを
とって回転を開始するレジストローラ対12によって転
写部へ搬送され、ここで、転写ローラ7により感光ドラ
ム6A上のトナー像がシート面上に転写される。
【0049】トナー像の転写を終えたシート材Sは搬送
ガイド13上を通って定着ローラ14へ搬送され、ここ
で、転写されたトナー像がシート面に定着される。
【0050】トナー像の定着処理を終えたシート材S
は、レーザビームプリンタ1が片面画像形成モードに選
択されている場合には、デフレクタ15が15Aの位置
に切り換えられていることによりトレイ排紙パス16を
通って本体3上部の排紙トレイ17上へ排紙される。こ
の際、シート材Sは搬送ローラ対18によって搬送さ
れ、排紙ローラ19によって排紙される。
【0051】また、レーザプリンタ1が両面画像形成モ
ードに選択されている場合には、トナー像の定着処理を
終えたシート材Sは、デフレクタ15が15Bの位置に
切り換えられていることにより反転接続パス20を通っ
て本体3外へ排出される。
【0052】本体3外へ排出されたシート材Sは、シー
ト材反転装置2内でカール及びクリンプ等の紙のくせを
補正するカール取りローラ対23によって補正がなされ
ながらデフレクタ22まで搬送される。
【0053】そして、デフレクタ22が22Aの位置に
切り換えられていることにより、反転パス25をスイッ
チバックパス21まで搬送ローラ対23,24によって
搬送される。
【0054】シート材Sの後端がデフレクタ22Aを通
過したら、22Bの位置に切り換えられ搬送ローラ対2
4が逆転し反転パス28を搬送ローラ対126,127
によって搬送される。
【0055】搬送ローラ対27にニップされていると
き、シート材Sはトナー像転写済みの第1面が上となっ
ている。
【0056】次に、基準板32のある基準板パス29を
ローラに対し、任意の傾きをつけたコロによって圧接し
ている斜送ローラ対30,31によって搬送するととも
にシート材Sを基準板32にならわせることによってシ
ート材Sの位置が矯正される。
【0057】その後、搬送パス33から再給送ユニット
40Aに備えられた搬送ローラ34に送られ、再給送パ
ス35を経て、再給送ローラ36によって再び本体3の
搬送ローラ11から、回転停止中のレジストローラ対1
2へ搬送される。
【0058】なお、再給送ユニット40Aは、図2に示
したようにシート材反転装置2に対して脱着可能に構成
されている。
【0059】また、給送カセット8には再給送パス33
の一部分をなす通路8Aが形成されており、レジストロ
ーラ対12に到達したシート材Sは以後、上述の第1面
時の場合と同様に第2面へのトナー像の転写、定着処理
が行われた後、排紙トレイ17上へ排紙される。
【0060】次に、本実施の形態の特徴である脱着部材
を構成する再給送ユニット40Aについて、特に、図1
を参照して、より詳しく説明する。なお、駆動の伝達機
構については、従来技術で説明した構成と同じであるの
で、その説明は省略する。図1は本発明の第1の実施の
形態に係る再給送ユニット40Aの概略構成図である。
【0061】図に示したように、再給送ユニット40A
は、概略、トレイ47C(一方の部材)とカバー46C
(他方の部材)とから構成され、これらは、分割および
結合自在に構成されており、再給送ローラ36を備えた
トレイ47Cに対してカバー46Cを取り付けたり、取
り外したりすることができる。
【0062】なお、図1において実線が取り外した状態
であり、点線が取り付けた状態を示している。
【0063】そして、カバー46Cを取り付けた状態
(点線)で、カバー46C側に設けられた溝48Cと、
トレイ47C側に設けられた溝49Cと、にわたって、
ラベル44Cが粘着材45Cによって貼り付けられてい
る。
【0064】図3にラベル44Cが貼り付けられた状態
(上から見た平面図)を示す。
【0065】図に示したように、溝49Cの面積は、溝
48Cの面積よりも小さくなるように設定されている。
【0066】すなわち、溝49Cは、トレイ47Cとカ
バー46Cの境界線に対しラベル44Cのトレイ側の辺
50の角αが鋭角となるように形成されている。
【0067】そして、これらの溝に対応するようにラベ
ル44Cが粘着されている。
【0068】このように構成することで、カバー46C
をトレイ47Cから取り外す(分割する)と、粘着面積
の少ない(粘着力の弱い)溝49C側への粘着が剥がれ
ることになり、ラベル44Cをつまむことの可能な領域
部(剥がれた部分に該当)が露出する。
【0069】以上のように、通常の使用状態、すなわ
ち、再給送ユニット40Aを装置本体に装着した状態で
は、ラベル44Cは、全面が粘着されているため、誤っ
て剥がれてしまうことが防止され、メンテナンス時等に
再給送ユニット40Aを装置本体から外した状態では、
カバー46Cをトレイ47Cから取り外す(分割する)
ことによって、ラベル44Cをつまむことの可能な領域
部が露出するので、ラベル44Cを容易に剥がすことが
可能となる。
【0070】したがって、剥がし作業の方法の一律化が
でき、作業効率の向上を図ることができる。
【0071】(第2の実施の形態)図4には、本発明の
第2の実施の形態が示されている。上記第1の実施の形
態では、ラベルの粘着領域の面積の相違によって、粘着
領域の面積の少ない一方側への粘着が剥がれる構成を示
したが、本実施の形態では、粘着される表面を凹凸形状
にすることによって、粘着面積を減らして剥がれやすく
する構成を示している。その他の構成および作用につい
ては第1の実施の形態と同一なので、同一の構成部分に
ついては同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0072】図4は本発明の第2の実施の形態に係るラ
ベル44Dが貼り付けられた状態を示す平面図である。
【0073】図に示したように、トレイ47Dに設けれ
れた溝49Dの表面には、シボ形状等の細かい凹凸54
が形成されており、ラベル44Dの粘着力を減らす構成
としている。
【0074】従って、カバー46Dをトレイ47Dから
取り外す(分割する)と、粘着力の弱い溝49D側への
粘着が剥がれることになり、ラベル44Dをつまむこと
の可能な領域部(剥がれた部分に該当)が露出する。
【0075】なお、本実施の形態では、溝49D側への
粘着力を一層弱くするように、上記第1の実施の形態の
ように粘着領域の面積を、カバー46D側に設けられた
溝48Dへの粘着面積よりも少なくして、確実に溝49
D側の粘着が剥がれる構成となっている。
【0076】すなわち、溝49Dは、トレイ47C側に
は円弧状となるように形成され、カバー46D側よりも
面積が少なくなるような構成となっている。
【0077】以上の構成により、上述の第1の実施の形
態に比べて、確実にトレイ(一方の部材)側への粘着が
剥がれることが可能となる。
【0078】(第3の実施の形態)図5には、本発明の
第3の実施の形態が示されている。上記第1の実施の形
態では、ラベルを分割可能な部材間にわたって粘着し
て、これらを分割することで、ラベルのつまみ部を露出
させる構成を示したが、本実施の形態では、分割可能な
部材のうち一方の部材にのみラベルを粘着させて、他方
の部材によりラベルの非粘着部(つまみ部)を埋没させ
て、これらの部材を分割することで、つまみ部を露出さ
せる構成を示している。その他の構成および作用につい
ては第1の実施の形態と同一なので、同一の構成部分に
ついては同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0079】図5は本発明の第3の実施の形態に係る再
給送ユニット40Fの概略構成図である。
【0080】図に示したように、再給送ユニット40F
は、概略、トレイ47F(他方の部材)とカバー46F
(一方の部材)とから構成され、これらは、分割および
結合自在に構成されており、再給送ローラ36を備えた
トレイ47Fに対してカバー46Fを取り付けたり、取
り外したりすることができる。
【0081】なお、図5において実線が取り外した状態
であり、点線が取り付けた状態を示している。
【0082】そして、ラベル44Fが粘着材45Fによ
って、カバー46Fに設けられた溝48に粘着されてい
る。
【0083】このラベル44Fの先端側には粘着材が付
けられていない非粘着部51を備えており、カバー46
Fを取り付けた状態(点線)では、非粘着部51はカバ
ー46Fの下側に回り込んで、トレイ47Fに挟まれて
埋没するように構成されている。
【0084】このように構成することで、カバー46F
をトレイ47Fから取り外す(分割する)と、ラベル4
4Fをつまむことの可能な非粘着部51が露出する。
【0085】以上のように、通常の使用状態、すなわ
ち、再給送ユニット40Fを装置本体に装着した状態で
は、ラベル44Fのうち外部に曝される部分は、全て粘
着されているため、誤って剥がれてしまうことが防止さ
れ、メンテナンス時等に再給送ユニット40Fを装置本
体から外した状態では、カバー46Fをトレイ47Fか
ら取り外す(分割する)ことによって、ラベル44Fを
つまむことの可能な領域部(非粘着部51)が露出する
ので、ラベル44Cを容易に剥がすことが可能となる。
【0086】(第4の実施の形態)図6および図7に
は、本発明の第4の実施の形態が示されている。上述の
実施の形態では、分割可能な部材を分割することによっ
て、粘着されたラベルのうちラベルをつまむことの可能
な領域を露出させる構成を示したが、本実施の形態で
は、ラベルを脱着自在な構成とし、分割可能な部材を結
合することでラベルを固定させる構成を示している。そ
の他の構成および作用については上述の実施の形態と同
一なので、同一の構成部分については同一の符号を付し
て、その説明は省略する。
【0087】図6は本発明の第4の実施の形態に係る再
給送ユニット40Gの概略構成図であり、図7は、その
要部の平面図である。
【0088】図に示したように、再給送ユニット40G
は、概略、トレイ47Gとカバー46Gとから構成さ
れ、これらは、分割および結合自在に構成されており、
再給送ローラ36を備えたトレイ47Gに対してカバー
46Gを取り付けたり、取り外したりすることができ
る。
【0089】なお、図5において実線が取り外した状態
であり、点線が取り付けた状態を示している。
【0090】そして、ラベル44Gには、トレイ47G
に設けられた突起部であるピン52が緩く嵌合する孔部
Hが備えられ、ラベル44Gをトレイ47Gに対して脱
着自在とすると共に、位置決めされる構成となってい
る。
【0091】そして、ラベル44Gをピン52に嵌合さ
せた後に、カバー46Gを取り付けることによって、ラ
ベル44Gはトレイ47Gとカバー46Gとの間で挟持
され、略固定される。
【0092】なお、図7に示したように、カバー46G
には透過部としての窓(孔を設けたり、ガラスなどの透
明部材によって構成可能である)53が設けられること
で、ラベル44Gの表示(印刷内容)等を見ることがで
きる。
【0093】以上のように、通常の使用状態、すなわ
ち、再給送ユニット40Gを装置本体に装着した状態で
は、カバー46Gが確実にトレイ47Gに取り付けられ
る状態となるため、ラベル44Gは略固定され、誤って
ラベル44Gが外れてしまうことが防止され、メンテナ
ンス時等に再給送ユニット40Gを装置本体から外した
状態では、カバー46Gをトレイ47Gから取り外す
(分割する)ことによって、単にピン52に遊嵌された
ラベル44Gを容易に取り外すことができる。
【0094】なお、本実施の形態では、粘着材が不要と
なり、部品点数が減少し、組立性および取り外し性(分
解性)も一層向上し、ひいては、低コストにも効果があ
る。
【0095】(その他の実施の形態1)図8はその他の
実施の形態1に係るラベル44Iの概略構成図である。
【0096】図に示したようにラベル44Iは所定領域
部(粘着部)のみ粘着材45Iが塗布されており、つま
み部としてのハガシ用のTAB部Tには粘着材45Iが
塗布されていない。
【0097】このように構成することによって、適当な
箇所にラベル44Iを粘着させた場合にでも、メンテナ
ンスや装置分解時は、このハガシ用TAB部Tをハガシ
おこすことにより、ワンタッチでラベルをハガシてしま
うことが可能となる。
【0098】(その他の実施の形態2)図9はその他の
実施の形態2に係るラベル44Jを説明する説明図であ
る。
【0099】図に示したように、ラベル44Jにはミシ
ン目Mが施されている。
【0100】そして、ラベル44Jが貼り付けられるカ
バー46Jに設けられた溝48Jのうち、ミシン目Mに
対向する位置には、ラベル44Jが粘着されないよう
に、凹部としての指がかり用穴Nが設けてある。
【0101】このように構成することによって、メンテ
ナンスや装置分解時は、ラベル44Jのミシン目Mにそ
ってラベルを破き、破いた部分から指を入れてラベルの
裏面に指をかけてラベルを引き剥がすことができる。
【0102】
【発明の効果】本発明は、少なくとも二つの分割可能な
部材から構成された脱着部材を、装置本体から外して、
これらの部材を分割すると、ラベルをつまむことを可能
とする領域部が露出するようにしたので、脱着部材を装
置本体に装着した状態では、ラベルをつまむことを可能
な領域は露出していないためラベルが外れてしまうこと
を防止でき品質性が向上し、この脱着部材を、装置本体
から外して、部材を分割すれば、ラベルをつまんで容易
にラベルを外すことができるので、作業性が向上し、信
頼性に優れている。
【0103】ラベルを分割可能な二つの部材に渡って粘
着し、それぞれの部材を分割すると、一方の部材への粘
着が剥がすようにすれば、その剥がれた部分が露出し、
つまむことが可能となる。
【0104】ラベルを分割可能な二つの部材に渡って粘
着する場合には、一方の部材へのラベルを粘着する領域
の面積を、他方の部材へのラベルを粘着する領域の面積
よりも少なく設定すれば、分割した際に一方の部材側を
剥がすことができる。
【0105】なお、一方の部材のラベルが粘着される領
域の表面を凹凸形状とすることによっても、粘着面積が
減少し、分割した際に一方の部材側を剥がすことができ
る。
【0106】また、脱着部材を構成する分割可能な二つ
の部材のうち一方の部材にラベルを粘着すると共に、ラ
ベルの所定領域に設けられた非粘着部が他方の部材によ
って埋没可能に配置して、これらの部材を分割すること
により、該非粘着部が露出させて、この部分をつまめる
ようにすることもできる。
【0107】また、本発明は、ラベルを、少なくとも二
つの分割可能な部材から構成された脱着部材に対して脱
着自在に設けて、分割可能な部材を結合することによ
り、部材間でラベルを挟持して該ラベルを略固定するこ
とによっても、脱着部材を装置本体に装着した状態で
は、ラベルは略固定されて、ラベルが外れてしまうこと
を防止でき品質性が向上し、この脱着部材を、装置本体
から外して、部材を分割すれば、ラベルを容易に外すこ
とができるので、作業性が向上し、信頼性に優れてい
る。
【0108】ラベルに、脱着部材に設けられた突起部に
対して嵌合自在とする孔部を備えれば、脱着部材に対し
て脱着自在とすることができる。
【0109】なお、分割可能な部材に透過部を設けて、
ラベルの表示を外部から透過できるようにすることがで
きる。
【0110】さらに、本発明は、粘着剤が施された粘着
部と、つまみ部と、を備えたラベルが付されることによ
って、つまみ部から容易にラベルを剥がすことができ
る。
【0111】また更に、本発明は、ミシン目が施された
ラベルが粘着されると共に、該ミシン目が施された部分
に対向する位置に、該ラベルが粘着されない凹部を設け
れば、ミシン目から指等によって容易にラベルを剥がす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態に係る画像形
成装置の要部(再給送ユニット)の概略構成図である。
【図2】図2は本発明の第1の実施の形態に係る画像形
成装置の概略構成図である。
【図3】図3は本発明の第1の実施の形態に係るラベル
が貼り付けられた状態を示す平面図である。
【図4】図4は本発明の第2の実施の形態に係るラベル
が貼り付けられた状態を示す平面図である。
【図5】図5は本発明の第3の実施の形態に係る画像形
成装置の要部(再給送ユニット)の概略構成図である。
【図6】図6は本発明の第4の実施の形態に係る画像形
成装置の要部(再給送ユニット)の概略構成図である。
【図7】図7は図6の要部の平面図である。
【図8】図8はその他の実施の形態1に係るラベルの概
略構成図である。
【図9】図9はその他の実施の形態2に係るラベルを説
明する説明図である。
【図10】図10は従来技術に係る画像形成装置の概略
構成断面図である。
【図11】図11は従来技術に係る再給送ユニットの概
略構成図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ 2 シート材反転装置 3 (レーザプリンタの)本体 40A,40F,40G 再給送ユニット 44C,44D,44F,44G,44I,44J ラ
ベル 45C,45F,45I 粘着材 46C,46D,46F,46G,46J カバー 47C,47D,47F,47G トレイ 51 非粘着部 53 窓 54 凹凸 H 孔部 M ミシン目 N 指がかり用穴 T TAB部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西尾 香代子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体に脱着自在に設けられる脱着部材
    と、該脱着部材に付されるラベルと、を備えた画像形成
    装置であって、 前記脱着部材は少なくとも二つの分割可能な部材から構
    成され、これらの部材を分割すると、前記ラベルをつま
    むことを可能とする領域部が露出することを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記ラベルは前記脱着部材に粘着されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記ラベルを分割可能な二つの部材に渡っ
    て粘着し、それぞれの部材を分割すると、一方の部材へ
    の粘着が剥がされることを特徴とする請求項2に記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記分割可能な二つの部材のうち一方の部
    材へのラベルを粘着する領域の面積を、他方の部材への
    ラベルを粘着する領域の面積よりも少なく設定すること
    を特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記一方の部材のラベルが粘着される領域
    の表面を凹凸形状とすることを特徴とする請求項3また
    は4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記脱着部材を構成する分割可能な二つの
    部材のうち一方の部材に前記ラベルを粘着すると共に、
    ラベルの所定領域に設けられた非粘着部が他方の部材に
    よって埋没可能に配置され、これらの部材を分割するこ
    とにより、該非粘着部が露出することを特徴とする請求
    項2に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】装置本体に脱着自在に設けられる脱着部材
    と、該脱着部材に脱着自在に設けられるラベルと、を備
    えた画像形成装置であって、 前記脱着部材は少なくとも二つの分割可能な部材から構
    成され、これらの部材を結合することにより、部材間で
    前記ラベルを挟持して該ラベルを略固定することを特徴
    とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記ラベルに、前記脱着部材に設けられた
    突起部に対して嵌合自在とする孔部を備え、前記孔部を
    前記突起部に嵌め込むことによりラベルを固定すること
    を特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】前記分割可能な部材に透過部を設け、前記
    ラベルの表示を外部に透過することを特徴とする請求項
    7または8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】粘着剤が施された粘着部と、つまみ部
    と、を備えたラベルが付されたことを特徴とする画像形
    成装置。
  11. 【請求項11】ミシン目が施されたラベルが粘着される
    と共に、該ミシン目が施された部分に対向する位置に、
    該ラベルが粘着されない凹部を設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
JP9072627A 1997-03-10 1997-03-10 画像形成装置 Withdrawn JPH10250188A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6195639B1 (en) 1999-05-14 2001-02-27 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Matching algorithm for isolated speech recognition
JP2015143749A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 ブラザー工業株式会社 現像カートリッジ
US20190094755A1 (en) * 2017-09-27 2019-03-28 Kyocera Document Solutions Inc. Component with sheet material adhered to surface thereof

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