JPH10249922A - 抗菌性を有する容器及びその製造方法 - Google Patents

抗菌性を有する容器及びその製造方法

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JPH10249922A
JPH10249922A JP5907297A JP5907297A JPH10249922A JP H10249922 A JPH10249922 A JP H10249922A JP 5907297 A JP5907297 A JP 5907297A JP 5907297 A JP5907297 A JP 5907297A JP H10249922 A JPH10249922 A JP H10249922A
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container
preform
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antibacterial
agent layer
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JP5907297A
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English (en)
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Hiroshi Umeyama
浩 梅山
Shinya Ochiai
信哉 落合
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
    • B65D1/0207Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】シャンプー等を収容し抗菌性を有する容器及び
その製造方法に関するものであり、容器の外側に抗菌剤
を含有する薄膜化したOP層を設けて抗菌剤を効率良く
働かせ、又ポリエステル系樹脂等の溶融温度の高い樹脂
を使用した容器においても、抗菌剤が分解することがな
く、抗菌性を有する容器。 【解決手段】容器の外表面に抗菌剤を含有する薄膜化O
P剤層を設けた容器であって、プリフォームの外表面に
抗菌剤を含有するOP剤層を設けたプリフォームを加熱
して延伸ブロー成形することによりOP剤層を薄膜化し
た容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャンプー,リン
ス,液体石鹸,洗剤などを収容し抗菌性を有する容器及
びその製造方法に関するものであり、更に詳しくは、浴
室や洗面所等多湿条件下に置かれた場合の微生物による
ぬめり、黒ずみの発生を抑制したり、容器外面に付着し
た病原性大腸菌、メシチリン耐性黄色ブドウ球菌などの
有害微生物に対して抗菌性を有する容器及びその製造方
法に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】容器を浴室や洗面所等多湿条件下に置か
れた場合に容器の外表面に発生する微生物によるぬめ
り、黒ずみを抑制したり、又、容器の外表面に付着した
病原性大腸菌、メシチリン耐性黄色ブドウ球菌などの有
害微生物に対し抗菌作用を持たせる為に、容器の樹脂内
に抗菌剤を含有させることが行われている。抗菌剤とし
てはベンザルコニウムイオンやセチルピリジニウムイオ
ンなど四級アンモニウム系薬剤、2-n-オクチル-4- イソ
チアゾリン-3- オン等のチアゾリン系薬剤、オルト- フ
ェニルフェノール(OPP)等のフェノール系薬剤、チ
アベンダゾール(TBZ)、ジンクピリチオン(ZP
T)等である。これらの容器はダイレクトブロー成形
法、あるいは容器の前駆体であるプリフォームを作成し
ておいて、このプリフォームを再加熱して、金型内に挿
入後、空気を吹き込む(ブロー)ブロー成形で容器を作
るコールドパリソンブロー成形法で作られる。抗菌剤を
含有させない容器の樹脂としてはポリオレフィン樹脂が
使用され、最近では、ポリエステル系樹脂が使用される
ことが多くなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、抗菌剤を含
有させた容器において、容器の樹脂層全体に抗菌剤が分
散して含有されており、抗菌剤の働きが無駄になってい
るので、容器を多層容器にして、最外層を形成する樹脂
層だけに抗菌剤を添加し抗菌剤を無駄にしないことも行
われている。しかし、このようにしても、最外層がある
程度の厚みがあると、最外層の内側部分の抗菌剤は機能
を発現できず、無駄になっている。通常のブロー成形で
は、最外層の層比設定は通常10%程度であり、これより
も層比を下げようとすると、膜切れを生じ、抗菌剤層が
存在しない部分が生じるため、薄くする為に限界があっ
た。この為に、抗菌剤層を薄膜化して抗菌剤を効率良く
働かせることが望まれていた。
【0004】又、樹脂中に抗菌剤を含有させてブロー成
形を行おうとすると、抗菌剤の耐熱性が問題になり、ポ
リエステル系樹脂等の溶融温度の高い樹脂では抗菌剤を
使えないという問題点があった。即ち、抗菌剤の耐熱温
度(抗菌成分の分解されない温度)は230℃程度以下
である。ポリオレフィン樹脂においては、ダイレクトブ
ロー成形法ではブロー成形温度は180℃〜230℃程
度であり、コールドパリソンブロー成形法においては、
プリフォーム成形温度、ブロー成形温度とも180℃〜
230℃より低い温度で成形されるので、抗菌成分は分
解してしまうことがない。ところが、ポリエステル系樹
脂においては、たとえばポリエチレンテレフタレート
(PET)樹脂においては、ダイレクトブロー成形法で
は、成形温度が260℃(通常260℃以上から300
℃迄)以上であり、コールドパリソンブロー成形法にお
いても、ブロー成形温度は230℃以下であるけれど
も、プリフォーム成形温度は260℃以上であり、上記
抗菌剤を添加すると、抗菌成分は分解してしまう。
【0005】一方、樹脂中に抗菌剤を含有させた樹脂層
を外表面に設けたプリフォームを成形した容器ではな
く、成形された容器の外表面に抗菌剤を含有した塗料を
塗布して使用することが考えられる。しかし、成形され
た容器の形状が複雑であると塗りむらができる。
【0006】上記問題点に鑑み、本発明は、容器の外側
に抗菌剤を含有する薄膜化したOP層を設けて抗菌剤を
効率良く働かせ、ポリエステル系樹脂等の溶融温度の高
い樹脂を使用した容器においても、抗菌剤が分解するこ
とがなく、抗菌性を有する容器及びその製造方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するため、まず請求項1においては、容器の外表
面に抗菌剤を含有する薄膜化OP剤層を設けた容器であ
って、プリフォームの外表面に抗菌剤を含有するOP剤
層を設けたプリフォームを加熱して延伸ブロー成形する
ことによりOP剤層を薄膜化したことを特徴とする抗菌
性を有する容器としたものである。
【0008】また請求項2においては、請求項1におけ
る抗菌性を有する容器の薄膜化OP剤層を、容器の外表
面における首部あるいは底部に、または首部と底部に、
設けたことを特徴とする抗菌性を有する容器としたもの
である。
【0009】また請求項3においては、プリフォームの
外表面に抗菌剤を含有するOP剤をコーティングしてO
P剤層を設け、該OP剤層を有するプリフォームを加熱
して延伸ブロー成形して、OP剤層を薄膜化したことを
特徴とする抗菌性を有する容器の製造方法としたもので
ある。
【0010】本発明の手段を取ったことにより、コール
ドパリソン法にて、プリフォーム上に抗菌剤を含有した
OP剤層を設けたプリフォームを延伸ブローすることに
より、抗菌剤層の薄膜化が可能になり、抗菌剤の無駄が
なく有効利用できる。又、コールドパリソン法はブロー
成形温度が、ダイレクトブロー成形の成形温度より低く
できることに着目したものであり、ポリエステル系樹脂
等の溶融温度の高い樹脂でも、プリフォームを通常の成
形温度(抗菌剤の耐熱温度より高い)で作成し、プリフ
ォームに浸漬法などのコーティングで抗菌剤を含有する
OP剤層を設けて、このプリフォームを再加熱(抗菌剤
の耐熱温度より低い)してブロー成形することにより、
抗菌性を有する容器を製造することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき説
明する。本発明の抗菌性を有する容器を製造方法につい
て、図を用いて詳細を説明する。図1は、最終製品であ
る抗菌性を有する容器である。図2に示すように、プリ
フォーム2にはネジ部5および延伸成形時のプリフォー
ム2支持の役割をはたすフランジ部6および有底胴部7
から成る。プリフォーム2の製造方法としては射出成
形、押出成形、圧縮成形あるいは機械加工等する方法が
挙げられ、これらの組合せ方法でも良い。
【0012】プリフォーム2の有底胴部7の外表面をフ
レーム処理,コロナ処理,オゾン処理等の活性化処理を
行い、抗菌剤を含有するOP剤をコーティングでき、接
着性を強める為に処理を行う。
【0013】図3に示すように、この処理したプリフォ
ーム2の表面に浸漬方法などの手段により、抗菌剤を含
有するOP剤溶液8の塗布を行う。このようにして、図
4に示すような抗菌剤を含有するOP剤層を設けられた
プリフォーム3が得られる。
【0014】このOP剤層を設けられたプリフォーム3
の延伸ブロー成形を通常の延伸ブロー成形機にて行う。
まず、OP剤層を設けられたプリフォーム3を赤外線ヒ
ータによる加熱あるいは接触加熱により加熱し、有底胴
部7の表面温度を100〜150℃に上昇させた後、該
プリフォーム2を徐冷してPET樹脂では70〜100
℃,PP樹脂では110〜130℃の各々の樹脂の延伸
温度に温度低下させ、有底胴部7の温度分布を均一化す
る。しかる後、図5に示すように、延伸ロッド12およ
び圧縮空気を併用して延伸ブロー成形を行う。このよう
にして、図1に示すような最終成形品(抗菌性を有する
容器)を得る。
【0015】延伸ロッドの圧力およびスピードは用いる
プリフォーム2の形状および最終成形品の形状にも依存
するが、通常3〜20kgf/cm2 の圧力および2〜
50cm/sのスピードで延伸ロッドを移動させること
ができる。用いる圧縮空気は、1次ブロー圧力および2
次ブロー圧力を設定でき、1次ブロー圧力は1〜10k
gf/cm2 ,2次ブロー圧力は10〜40kgf/c
2 程度の圧力設定とすることができる。なお、1次ブ
ロー圧力および2次ブロー圧力は必ずしも分ける必要が
あるわけではなく、単一圧力による延伸ブロー成形する
こともでき、成形方法を限定するものでもない。
【0016】本発明に用いられる延伸ブローボトル用の
材料としては、延伸ブロー成形可能な高分子であれば良
く、具体的には、ポリエチレンテレフタレート(PE
T),ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエ
ステル系樹脂,ポリプロピレン(PP),ポリエチレ
ン,非晶ポリオレフィン等のポリオレフィン系樹脂,ポ
リアクリロニトリル,ポリカーボネート等が挙げられ
る。これらのプラスチックに公知の添加剤、例えば紫外
線吸収剤,可塑剤,滑剤,着色剤,結晶核剤,帯電防止
剤等を含んだものであっても良い。
【0017】容器上に設けられる薄膜化されたOP剤層
について説明する。OP剤としては、コーティングした
プリフォームを延伸ブローする際、コーティング層がひ
び割れたりしない延伸適性のあるものであれば良く、具
体的にはポリビニルアルコール系(PVA)、エチレン
酢酸ビニール共重合体ケン化物系(EVOH)、ポリ塩
化ビニリデン系(PVDC)等が挙げられる。
【0018】使用可能な抗菌剤としてはベンザルコニウ
ムイオンやセチルピリジニウムイオンなど四級アンモニ
ウム系薬剤、2-n-オクチル-4- イソチアゾリン-3- オン
等のチアゾリン系薬剤、オルト- フェニルフェノール
(OPP)等のフェノール系薬剤、チアベンダゾール
(TBZ)、ジンクピリチオン(ZPT)等であり、こ
の他、銀又は銀イオンを含有する抗菌剤も使用すること
が可能であるが、これらの抗菌剤は光により変色を生じ
るため、容器外層に用いることは好ましくない。抗菌剤
のOP剤への添加濃度は、各抗菌剤により異なるが、一
例をあげれば、四級アンモニウム系抗菌剤の場合、有効
成分濃度として、0.02重量%から2.5重量%程度
が好ましい。また、2-n-オクチル-4- イソチアゾリン-3
- オンやオルト- フェニルフェノールの場合は、0.0
1重量%から0.1重量%が適当である。
【0019】抗菌剤を含有したOP剤をコーティングす
る箇所は、プリフォーム2全体にすることが、ぬめり、
黒ずみの発生を抑えると,いう目的から好ましいが、抗
菌剤の使用量を抑えるという観点から、液だれによりぬ
めり、黒ずみの発生しやすい口元、首部、あるいは床、
棚などに直接接触し乾燥しにくい底部等ぬめり、黒ずみ
の発生しやすい箇所に重点的にコーティングしても良
い。
【0020】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する。 〈実施例1〉 《容器作成》実施例1の容器の他に、比較例として、比
較例1にPET樹脂に抗菌剤を直接混入してプリフォー
ム作成し、延伸ブロー成形した容器、比較例2に抗菌剤
を使わなかった以外は実施例1と同じ操作を施して容器
を作成した。PET樹脂(IV=0.70)をシリンダ
温度280℃,金型温度20℃で射出成形し、直径27
mmのフランジ部6、直径25mmの有底胴部7長さ1
08mm、厚さ3.4mm、21gのプリフォーム2
(図2)を得た。このプリフォーム2を活性化処理とし
てフレーム処理を施し、ぬれ度58ダインとした。OP
剤溶液8として、抗菌剤入りPVA溶液を使用した。抗
菌剤としては、ベンザルコニウムイオンをトリポリリン
酸にイオン交換により担持した四級アンモニウム系抗菌
剤をベンザルコニウムイオンとしたもの(以後、抗菌剤
Aと称する)を使用し、0.5重量%(固形物PVAに
対しての重量%)添加した。このOP剤溶液8を液槽9
に入れ、このOP剤溶液8にプリフォーム2を浸し(図
3)、引き上げて乾燥して、OP剤層を設けたプリフォ
ーム3(図4)を得た。このOP剤層を設けたプリフォ
ーム3を110℃で再加熱し、徐冷してプリフォーム温
度を均一に90℃(延伸温度)とし、延伸ロッド圧力;
7kgf/cm2、一次ブロー;5kgf/cm2、
0.5s、二次ブロー;15kgf/cm2、3sにて
延伸ブロー成形して、縦延伸倍率1.3倍、横延伸倍率
2.6倍、容器高さ150mm、直径65mmの300
mlの外側に延伸された薄膜化OP剤層10を持つ抗菌
性を有する容器1(図1)を得た。この容器1は、外観
は透明で、OP剤層も均一で、肉厚0.6mmの容器と
なった。
【0021】[比較例1]PET樹脂(IV=0.7
0)に、上記実施例1と同じ抗菌剤Aを直接0.5重量
%(PET樹脂に対する重量%)添加し、上記実施例1
と同じ成形条件で成形し,直径27mmのフランジ部、
直径25mmの胴部長さ108mm、厚さ3.4mm、
21gのプリフォームを得た。このプリフォームを11
0℃で再加熱し、徐冷してプリフォーム温度を均一に9
0℃(延伸温度)とし、延伸ロッド圧力;7kgf/c
2 、一次ブロー;5kgf/cm2 、0.5s、二次
ブロー;15kgf/cm2 、3sにて延伸ブロー成形
して、縦延伸倍率1.3倍、横延伸倍率2.6倍、容器
高さ150mm、直径65mmの300mlの抗菌剤含
有延伸ブロー容器を得た。
【0022】[比較例2]比較例2は抗菌剤を使わず
に、実施例1と同じ操作を施して製造したものである。
得られた容器は、実施例1と同様、外観は透明で、コー
ティング剤も均一で、肉厚0.6mmの容器であった。
【0023】《実験方法》 [実験1]容器の抗菌性を確認するため、Staphylococc
us aureus IFO 12732 (黄色ブドウ球菌)、に対する抗
菌試験を実施した。500倍希釈滅菌済み普通ブイヨン
中にStaphylococcus aureus IFO 12732 菌体を10^5 個
/mlとなるように懸濁し、接種用菌液を作製した。実
施例1、比較例1、および比較例2それぞれの容器の胴
部を、50mm×50mmに切り出した試験片抗菌コー
ト面に、接種用菌液0.5mlを滴下し、45mm×4
5mm角滅菌済みポリエチレンフィルムで被覆し、35
℃、相対湿度90%雰囲気下で24時間保存した。保存
後、SCDLP(Soybean-Casein-Digest-Lecithin-Pol
ysorbate80)ブイヨン(10ml)で生残菌を洗い取り、
標準寒天培地を用いた混釈法により生残菌数を求め、検
体当りの菌数を算出した。
【0024】[実験2]容器の抗菌性を確認するため、
Escherichia coli IFO 3972 (大腸菌)に対する抗菌試
験を実施した。500倍希釈滅菌済み普通ブイヨン中に
Escherichia coli IFO 3972 菌体を10 5 個/mlとなる
ように懸濁し、接種用菌液を作製した。実施例1、比較
例1、および比較例2それぞれの容器胴部を、50mm
×50mmに切り出した試験片抗菌コート面に、接種用
菌液0.5 mlを滴下し、45mm×45mm角滅菌済みポリ
エチレンフィルムで被覆し、35℃、相対湿度90%雰囲気
下で24時間保存した。保存後、SCDLP(Soybean-Ca
sein-Digest-Lecithin-Polysorbate80)ブイヨン(10m
l)で生残菌を洗い取り、標準寒天培地を用いた混釈法
により生残菌数を求め、検体当りの菌数を算出した。
【0025】《実験結果》実験1及び2の結果を表1に
示した。このように、実施例1の容器は菌数が10未満
で、極めて良好な抗菌性を示した。これに対し、比較例
2は抗菌剤を使わないので、効果がないのは予測された
が、比較例1は、抗菌剤を使ったものでも、効果がな
く、これはプリフォーム作成時に抗菌剤が熱で分解した
為と思われる。
【0026】
【表1】
【0027】〈実施例2〉 《容器作成》実施例2の容器の他に、比較例として、比
較例3にPET樹脂に抗菌剤を直接混入してプリフォー
ム作成し、延伸ブロー成形した容器、比較例4に抗菌剤
を使わなかった以外は実施例2と同じ操作を施して容器
を作成した。PP樹脂(MI=8,エチレンコンテント
=4%)をシリンダ温度200℃,金型温度15℃で射
出成形し、重量15gのプリフォーム2(図2)を得
た。このプリフォーム2を活性化処理としてフレーム処
理し、ぬれ度57ダインとした。OP剤溶液8として、
抗菌剤入りPVA溶液を使用した。抗菌剤としては、チ
アゾリン系薬剤である2-n-オクチル-4- イソチアゾリン
-3- オンを二酸化ケイ素に吸着により担持した抗菌剤を
2-n-オクチル-4- イソチアゾリン-3- オンとしたもの
(以後、抗菌剤Bと称する)を使用し、0.02重量%
(固形物PVAに対しての重量%)添加した。このOP
剤溶液8を液槽9に入れ、OP剤溶液8にプリフォーム
2を浸し(図3)、OP剤層を設けた(図4)を得た。
このOP剤層を設けたプリフォーム3を140℃で再加
熱し、徐冷してプリフォーム温度を均一に115℃(延
伸温度)とし、延伸ロッド圧力;7kgf/cm2 、一
次ブロー;5kgf/cm2 、0.5s、二次ブロ
ー;15kgf/cm2 、3sにて延伸ブロー成形し
て、縦延伸倍率1.3倍、横延伸倍率2.6倍、ボトル
高さ150mm、直径65mmの300mlの外側に延
伸された薄膜化OP剤層10を持つ抗菌性を有する容器
1(図1)を得た。このようにして得た容器1は、外観
は透明で、OP剤層も均一で、肉厚0.5mmの容器と
なった。
【0028】[比較例3]PP樹脂(MI=8,エチレ
ンコンテント=4%)に、上記実施例2と同じ抗菌剤B
を直接0.02重量%(PP樹脂に対しての重量%)添
加し、上記実施例2と同じ成形条件で成形し,直径27
mmのフランジ部、直径25mmの胴部長さ108m
m、厚さ3.4mm、21gのプリフォームを得た。こ
のプリフォームを140℃で再加熱し、徐冷してプリフ
ォーム温度を均一に115℃(延伸温度)とし、延伸ロ
ッド圧力;7kgf/cm2 、一次ブロー;5kgf/
cm2 、0.5s、二次ブロー;15kgf/cm2
3sにて延伸ブロー成形して、縦延伸倍率1.3倍、横
延伸倍率2.6倍、ボトル高さ150mm、直径65m
mの300mlの抗菌剤含有延伸ブロー容器を得た。
【0029】[比較例4]比較例4は抗菌剤を使わず
に、実施例1と同じ操作を施したものである。このよう
にして得た容器は、実施例1と同様、外観は透明で、コ
ーティング剤も均一で、肉厚0.5mmの容器となっ
た。
【0030】《実験方法》 [実験3]Penicillum citrinum IFO 6352胞子懸濁液を
ポテトデキストロース寒天培地上に噴霧し、実施例2、
比較例3及び4の容器胴部を直径10mmの円形に打ち抜
いた検体を、培地と抗菌コート面が接するように乗せ、
25℃で96時間培養し、阻止円の有無を確認した。
【0031】《実験結果》実験3の結果を表2に示し
た。このように、実施例2の容器は、極めて良好な抗菌
性を示した。これに対し、比較例4は抗菌剤を使わない
ので、効果がないのは予測されたが、比較例3のよう
に、抗菌剤を使ったものでも、効果がなく、これはプリ
フォーム作成時に抗菌剤が熱で分解した為と思われる。
【0032】
【表2】
【0033】〈実施例3〉 《容器作成》実施例3の容器の他に、比較例として、比
較例5にPEN樹脂に抗菌剤を直接混入してプリフォー
ム作成し、延伸ブロー成形した容器、比較例6に抗菌剤
を使わなかった容器を作成した。PEN樹脂(IV=
0.55)をシリンダ温度280℃,金型温度20℃で
射出成形し、直径27mmのフランジ部、直径25mm
の胴部長さ54mm、厚さ4.5mm、25gのプリフ
ォーム2(図2)を得た。このプリフォーム2を活性化
処理としてフレーム処理し、ぬれ度58ダインとした。
OP剤溶液8として、抗菌剤入りPVA溶液を使用し
た。抗菌剤としては、抗菌剤Aを0.5重量%(固形物
PVAに対しての重量%)と、抗菌剤Bを0.02重量
%(固形物PVAに対しての重量%)とを使用した。こ
のOP剤溶液8を液槽9に入れ、このOP剤溶液8にプ
リフォーム2を浸し(図3)、OP剤層を設けたプリフ
ォーム3(図4)を得た。このOP剤層を設けたプリフ
ォーム3を110℃で再加熱し、徐冷してプリフォーム
温度を均一に90℃(延伸温度)とし、延伸ロッド圧
力;7kgf/cm 2 、一次ブロー;5kgf/c
2 、0.5s、二次ブロー;15kgf/cm 2 、3
sにて延伸ブロー成形して、縦延伸倍率3.5倍、横延
伸倍率3倍、ボトル高さ200mm、直径75mmの8
00mlの外側に延伸された薄膜化OP剤層10を持つ
抗菌性を有する容器1(図1)を得た。このようにして
得た容器は、外観は透明で、OP剤層も均一で、肉厚
0.4mmの容器となった。
【0034】[比較例5の容器]PEN樹脂(IV=
0.55)に、上記実施例3と同じ抗菌剤A,Bを直接
(抗菌剤Aを0.5重量%、抗菌剤Bを0.02重量
%)添加し、上記実施例3と同じ成形条件で成形し,直
径27mmのフランジ部、直径25mmの胴部長さ54
mm、厚さ4.5mm、25gのプリフォーム2(図
2)を得た。このプリフォーム2を110℃で再加熱
し、徐冷してプリフォーム温度を均一に90℃(延伸温
度)とし、延伸ロッド圧力;7kgf/cm2 、一次ブ
ロー;5kgf/cm2 、0.5s、二次ブロー;15
kgf/cm2 、3sにて延伸ブロー成形して、縦延伸
倍率3.5倍、横延伸倍率3倍、ボトル高さ200m
m、直径75mmの800mlの抗菌剤含有PVAコー
ティング延伸ブロー容器を得た。
【0035】[比較例6の容器]比較例6は抗菌剤を使
わずに、実施例3と同じ操作を施したものである。この
ようにして得た容器は、実施例3と同様、外観は透明
で、コーティング剤も均一で、肉厚0.4mmの容器と
なった。
【0036】《実験方法》 [実験4]実施例3、比較例5および6の容器それぞれ
に、シャンプーを詰め、実際に浴室内で使用し、2カ月
後に、表面状態を観察した。
【0037】《実験結果》実験4の結果を表3に示し
た。このように、実施例3の容器は、極めて良好な抗菌
性を示した。これに対し、比較例6は抗菌剤を使わない
ので、効果がないのは予測されたが、比較例5のよう
に、抗菌剤を使ったものでも、効果がなく、これはプリ
フォーム作成時に抗菌剤が熱で分解した為と思われる。
【0038】
【表3】
【0039】〈実施例4〉 《容器作成》実施例4の容器の他に、比較例として、比
較例1と比較例2の容器を実験に使用した。樹脂として
のPET(IV=0.70)をシリンダ温度280℃,
金型温度20℃で射出成形し、直径27mmのフランジ
部、直径25mmの胴部長さ108mm、厚さ3.4m
m、21gのプリフォーム2(図2)を得た。このプリ
フォーム2を活性化処理としてフレーム処理し、ぬれ度
58ダインとした。OP剤溶液8として、実施例3と同
じ溶液を使用した。このOP剤溶液8を液槽9に入れ、
このOP剤溶液8にプリフォーム2を浸し(図3)、O
P剤層を設けたプリフォーム3(図4)を得た。このO
P剤層を設けたプリフォーム3を110℃で再加熱し、
徐冷してプリフォーム温度を均一に90℃(延伸温度)
とし、延伸ロッド圧力;7kgf/cm 2 、一次ブロ
ー;5kgf/cm2 、0.5s、二次ブロー;15k
gf/cm 2 、3sにて延伸ブロー成形して、縦延伸倍
率1.3倍、横延伸倍率2.6倍、ボトル高さ150m
m、直径65mmの300mlの外側に延伸されたOP
剤層10を持つ抗菌性を有する容器1(図1)を得た。
このようにして得た容器は、外観は透明で、OP剤層も
均一で、肉厚0.6mmの容器となった。
【0040】《実験方法》 [実験5]実験4に同じ
【0041】《実験結果》実験5の結果を表4に示し
た。このように、実施例4の容器は、極めて良好な抗菌
性を示した。これに対し、比較例2は抗菌剤を使わない
ので、効果がないのは予測されたが、比較例1のよう
に、抗菌剤を使ったものでも、効果がなく、これはプリ
フォーム作成時に抗菌剤が熱で分解した為と思われる。
【0042】
【表4】
【0043】〈実施例5〉 《容器作成》実施例1のようにして得られた活性化処理
されたプリフォーム2の口部と肩部だけを、実施例1と
同じOP剤溶液8に浸してOP剤層を設けたプリフォー
ムを得た。この後、実施例1と同じ条件で成形した。比
較例として、比較例1と比較例2の容器を実験に使用し
た。
【0044】《実験方法》 [実験6]それぞれの容器の胴部にEscherichia coli I
FO3972(大腸菌)菌体を105 個/ml含む500倍希
釈普通ブイヨン培地を減菌ガーゼを用いて塗布し、塗布
直後(初期菌数)および35℃相対湿度90%雰囲気下
で24時間保存後、SCDLPブイヨン(10ml)で
洗い取り、標準寒天培地を用いた混釈法により生存菌数
を求め、検体当たりの菌数を求めた。 [実験7]それぞれの容器の胴部にStaphylococcus aur
eus IFO12732(黄色ブドウ球菌)菌体を105 個/ml
含む500倍希釈普通ブイヨン培地を減菌ガーゼを用い
て塗布し、塗布直後(初期菌数)および35℃相対湿度
90%雰囲気下で24時間保存後、SCDLPブイヨン
(10ml)で洗い取り、標準寒天培地を用いた混釈法
により生存菌数を求め、検体当たりの菌数を求めた。
【0045】《実験結果》実験6、7の結果を表5に示
した。このように、実施例5の容器は、極めて良好な抗
菌性を示した。これに対し、比較例2は抗菌剤を使わな
いので、効果がないのは予測されたが、比較例1のよう
に、抗菌剤を使ったものでも、効果がなく、これはプリ
フォーム作成時に抗菌剤が熱で分解した為と思われる。
【0046】
【表5】
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上の構成であるから、下記
に示す如き効果がある。 (1)延伸されることにより、最外層における抗菌剤層
の薄膜化が可能になり、又抗菌剤が規則正しく並び、浮
き出てきて、抗菌剤を最大に活用して効率化が図れる。 (2)従来の技術で考えられた成形後の容器にOP剤層
を設ける設備と、本発明におけるプリフォームにOP剤
層を設ける設備を比較検討すると、容器に比べてプリフ
ォームは小さいので、設備が小さくて済む。又、プリフ
ォームは容器(特に形状が複雑なもの)に比べて通常有
底胴部の胴部が試験管のように円筒形状で簡単な形状を
しており、OP剤層を設けるに際して塗りむらが殆ど出
来ない利点がある。 (3)ポリエステル樹脂等の溶融温度の高い樹脂でも、
抗菌性を有する容器が製造可能となる。従って、本発明
はシャンプー、液体洗剤等に用いる抗菌性を有する容器
及びその製造方法として、優れた実用上の効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す抗菌剤を含有する延伸さ
れて薄膜化OP剤層を設けられた抗菌性を有する容器の
断面図である。
【図2】本発明の実施例を示すプリフォームの断面図で
ある。
【図3】本発明の実施例を示す活性化処理後のプリフォ
ームをOP剤溶液に浸漬している状態を示す説明図であ
る。
【図4】本発明の実施例を示すOP剤層を設けられたプ
リフォームの断面図である。
【図5】本発明の実施例を示すOP剤層を設けられたプ
リフォームを延伸ブローする状態の断面図である。
【符号の説明】
1 …抗菌性を有する容器 2 …プリフォーム 3 …OP剤層を設けられたプリフォーム 4 …OP剤層 5 …ネジ部 6 …フランジ部 7 …有底胴部 8 …OP剤溶液 9 …液槽 10 …薄膜化OP剤層 11 …金型 12 …延伸ロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 23/10 C08L 23/10 // B65D 1/02 B65D 1/02 B B29L 22:00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器の外表面に抗菌剤を含有する薄膜化O
    P剤層を設けた容器であって、プリフォームの外表面に
    抗菌剤を含有するOP剤層を設けたプリフォームを加熱
    して延伸ブロー成形することによりOP剤層を薄膜化し
    たことを特徴とする抗菌性を有する容器。
  2. 【請求項2】請求項1における抗菌性を有する容器の薄
    膜化OP剤層を、容器の外表面における首部あるいは底
    部に、または首部と底部に、設けたことを特徴とする抗
    菌性を有する容器。
  3. 【請求項3】プリフォームの外表面に抗菌剤を含有する
    OP剤をコーティングしてOP剤層を設け、該OP剤層
    を有するプリフォームを加熱して延伸ブロー成形して、
    OP剤層を薄膜化したことを特徴とする抗菌性を有する
    容器の製造方法。
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