JPH10249285A - 紙葉類区分装置 - Google Patents

紙葉類区分装置

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JPH10249285A
JPH10249285A JP9057364A JP5736497A JPH10249285A JP H10249285 A JPH10249285 A JP H10249285A JP 9057364 A JP9057364 A JP 9057364A JP 5736497 A JP5736497 A JP 5736497A JP H10249285 A JPH10249285 A JP H10249285A
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JP
Japan
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JP9057364A
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Junichi Tamamoto
淳一 玉本
Taichiro Yamashita
太一郎 山下
Yoshio Nakajima
吉男 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07CPOSTAL SORTING; SORTING INDIVIDUAL ARTICLES, OR BULK MATERIAL FIT TO BE SORTED PIECE-MEAL, e.g. BY PICKING
    • B07C3/00Sorting according to destination
    • B07C3/02Apparatus characterised by the means used for distribution
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07CPOSTAL SORTING; SORTING INDIVIDUAL ARTICLES, OR BULK MATERIAL FIT TO BE SORTED PIECE-MEAL, e.g. BY PICKING
    • B07C1/00Measures preceding sorting according to destination
    • B07C1/02Forming articles into a stream; Arranging articles in a stream, e.g. spacing, orientating
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S209/00Classifying, separating, and assorting solids
    • Y10S209/90Sorting flat-type mail

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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の紙葉類区分装置では、区分するための情
報処理に要する負荷を考慮して書状の供給や搬送速度を
制御することはなされておらず、区分処理の速度を遅延
させる原因の1つとなっていた。 【解決手段】紙葉類を1通ずつ供給する供給手段と、前
記供給手段を制御する供給制御手段と、前記紙葉類の情
報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段で取得
した情報を処理する情報処理手段と、前記情報処理手段
により処理された前記紙葉類を集積する集積手段と、前
記情報処理手段により処理された前記紙葉類を所定の前
記集積手段へ振り分ける振り分け手段と、前記紙葉類を
前記供給手段から前記集積手段まで搬送する搬送手段と
を少なくとも有する紙葉類区分装置において、前記情報
処理手段の負荷を測定する負荷測定手段と、前記負荷測
定手段で測定した負荷を前記供給制御手段へ転送する転
送手段とを備えた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば郵便物の書
状を宛先に従って区分する書状区分機などの紙葉類区分
装置に係り、特に処理する書状の情報量に応じて供給す
る書状の間隔を制御する紙葉類区分装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙葉類区分装置の一例として、書状区分
機を上げて説明する。書状区分機は供給手段により1枚
ずつ供給された書状が、搬送手段により集積手段まで搬
送される。その過程において、書状の形状や硬さなどの
形態の情報や、宛名などの区分情報が取り込まれ、それ
らの情報を処理した結果に従って所定の集積手段に書状
を導く構成である。
【0003】ところで、従来の書状区分機では、例えば
特開昭63−143132号公報に開示されているよう
に、光電センサのからの信号で処理する書状の大きさを
判別して処理速度モード(普通モード;30000通/
時の処理速度と、高速モード;45000通/時の処理
速度)を切り換えることが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、書
状の大きさで処理モードを切り換えるだけであり、書状
に記載された情報の処理に要する時間や量(負荷)につ
いては何等考慮されていない。そのため、宛名が活字の
場合は認識に余裕がある、すなわち文字認識手段の性能
を充分に使っていない。一方、宛名が手書きの場合は文
字認識手段の性能を超え、書状の宛名を読めないことが
あった。このように従来の書状区分機では、情報を処理
する負荷量で書状を供給する間隔が変えられないため、
文字認識手段の性能を有効に利用できない、または宛名
を読めずに区分できないという問題があった。
【0005】そこで、本発明は文字認識手段などの情報
の処理に要する負荷を考慮して、紙葉類の供給制御や間
隔制御を行ったり、処理モードの切り換えを行うことに
より紙葉類区分装置の処理速度を向上することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するために、紙葉類を1通ずつ供給する供給手段
と、前記供給手段を制御する供給制御手段と、前記紙葉
類の情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段
で取得した情報を処理する情報処理手段と、前記情報処
理手段により処理された前記紙葉類を集積する集積手段
と、前記情報処理手段により処理された前記紙葉類を所
定の前記集積手段へ振り分ける振り分け手段と、前記紙
葉類を前記供給手段から前記集積手段まで搬送する搬送
手段とを少なくとも有する紙葉類区分装置において、前
記情報処理手段の処理する負荷の量を測定する負荷測定
手段と、前記負荷測定手段で測定した負荷に基づいて前
記供給手段や搬送手段を制御するようにしたものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の紙葉類区分装置
の一実施例として書状区分機の概略図を示す。この実施
例の装置で取り扱う紙葉類としては、主にはがきや封筒
などの定形の郵便書状である。
【0008】図1に示す書状区分機50は、書状1に記
された宛名やバーコードなどの区分情報を読み取り、こ
の区分情報に従って書状の処理を行うものである。
【0009】まず、書状区分機50のそれぞれの構成要
素を説明する。
【0010】供給手段2は、書状1を1通ずつ順次供給
する手段である。例えば、書状1を負圧によりベルトに
吸着し、そのベルトを移動することにより、書状1を1
枚ずつ順次供給する。
【0011】搬送手段3は、書状1を搬送する手段であ
る。例えば、対向して移動するベルトからなり、書状1
を挟んで搬送するものである。
【0012】異物検知手段4は書状1の形態情報を測定
する手段であり、異物判別手段5は異物検知手段4の情
報を受信し、本書状区分機50で扱えない書状を判別す
る手段である。例えば書状1の大きさや硬さが不適当で
あることや2枚以上重なって供給されていることを異常
として判別する。
【0013】第1の整位手段6は、書状1の姿勢を修正
する手段であり、文字読み取り手段7は書状1に書かれ
た宛名を画像情報として読みとる手段であり、バーコー
ド読み取り手段8は書状1に宛名バーコードが印刷され
ている場合、その宛名バーコードを画像情報として読み
とる手段である。第1の整位手段6は、文字読み取り手
段7やバーコード読み取り手段8より上流側にあって、
書状1の姿勢を整えることにより、読み取り精度を向上
する。
【0014】また文字認識手段9は、文字読み取り手段
7で得た画像情報を受信し、その画像情報から文字を認
識することによって区分情報を取り出す手段である。こ
こで、文字認識手段9は複数の書状1を並列して処理す
るため、9a、9bなどの複数の認識ユニットからなっ
ている。
【0015】区分情報入力手段10は、文字認識手段9
で認識できない書状を処理する。例えば、作業者が画像
を見て、キー入力などにより区分情報を入力するもので
ある。区分情報入力手段10を複数設けて、書状1を並
列的に処理することもできる。
【0016】バーコード認識手段11は、バーコード読
み取り手段8で得た画像情報を受信し、その画像情報か
らバーコードを認識することによって区分情報を取り出
す手段である。ここで、バーコード認識手段11は複数
の書状1を並列して処理するため、11a、11bなど
の複数の認識ユニットからなっている。
【0017】ホッパ12は、厚み方向に重ねられた書状
1を供給手段2へ運搬するものである。
【0018】第1の振り分け手段13は書状を振り分け
る手段であり、リジェクト集積手段14はリジェクトさ
れた書状を集積する手段である。異物検知手段4からの
情報に基づいて異物判別手段5で異常と判断された書状
1は区分せずに、第1の振り分け手段13によって搬送
方向を切り換えることにより、リジェクト集積手段14
へ導く。
【0019】第2の整位手段15は、書状の整位を行う
ものであり、バーコード印刷手段16は書状1にバーコ
ードが印刷されていない場合に、バーコードを印刷する
手段である。第2の整位手段15はバーコード印刷手段
16より上流側にあって、書状1の姿勢を整えた後、バ
ーコード印刷手段16でバーコードを印刷する。
【0020】バーコード確認手段17は、バーコードが
正常に印刷されたことを確認する手段である。
【0021】書状の集積手段18は、書状1を集積する
手段であり、第2の振り分け手段19は書状1を各段に
振り分ける手段であり、第3の振り分け手段20は書状
1を各集積手段18に振り分ける手段である。書状1
は、文字認識手段9や、区分情報入力手段10や、バー
コード認識手段11等からなる情報処理手段で得られた
区分情報に従い、第2の振り分け手段19や第3の振り
分け手段20を切り換えて、所定の集積手段18に区分
される。
【0022】オーバラップ手段21は、長さの異なる2
つの搬送路21Aと21Bと、オーバーラップ振り分け
手段21Cとから構成される。同じ集積手段18に短い
間隔で書状が進入するとき、書状同士が衝突してジャム
が発生することがある。そこで、2枚の書状を予め重ね
ておくことよって、集積手段18で2枚の書状が衝突す
ることを防止する。例えば、搬送路21Aが搬送路21
Bより短いとき、オーバーラップ振り分け手段21Cに
より、1枚目の書状を搬送路21Bへ、2枚目の書状を
搬送路21Aへとそれぞれ導くことによって2枚の書状
を重ねることができる。
【0023】供給制御手段22は供給手段2を制御する
手段である。供給制御手段22は供給手段2の動作を制
御することによって、書状1を供給する間隔を調整す
る。
【0024】搬送制御手段23は、文字認識手段9とバ
ーコード認識手段11とにより得られた区分情報や、異
物判別手段5での判別に従い、第1の振り分け手段13
と、第2の振り分け手段19と、第3の振り分け手段2
0と、オーバーラップ振り分け手段21Cとを制御し、
書状1を所定の集積手段13やリジェクト集積手段9へ
導く。
【0025】負荷測定手段24は、書状1の情報を処理
する情報処理手段の負荷の量を測定する手段である。本
書状区分機50において、書状1の情報を処理する情報
処理手段とは、異物判別手段5と、文字認識手段9と、
区分情報入力手段10と、バーコード認識手段11と、
搬送制御手段23で構成されている。
【0026】転送手段25は、負荷測定手段24で測定
した負荷を供給制御手段22へ送信する手段である。
【0027】また、選択手段26は負荷測定手段24で
負荷を測定する対象を選択する手段である。
【0028】次に、本書状区分機50による書状1を区
分する過程の一例について説明する。なお、選択手段2
6により、負荷を測定する対象は文字認識手段9のみを
設定しているものとする。また、書状1は宛名が文字で
書かれており、バーコードが印刷されていないものとす
る。
【0029】まず、ホッパ12に置いた書状1を、供給
手段2で1通ずつ供給し、搬送手段3で搬送する。本書
状区分機50で処理できない書状1を予め排除するた
め、異物検知手段4で書状1の形態の情報を検知する。
そして、異物判別手段5を用いて、その情報から書状1
が正常であることを確認する。
【0030】書状1が異常な場合、異物判別手段5から
搬送制御手段23へ、書状1の異常を報告する。それを
受信した搬送制御手段23は、書状1が第1の振り分け
手段13の近傍に達したとき、第1の振り分け手段13
を動作させ、書状1をリジェクト集積手段14へ搬送す
る。これによって、異常な書状1の処理は終了し区分し
ない。
【0031】書状1が正常な場合は、文字読み取り手段
7で宛名を読み取る。文字読み取り手段7は書状1の宛
名を画像として取り込み、その画像を文字認識手段9へ
送信する。文字認識手段9では、1つの文字認識ユニッ
ト(例えば9a)に画像を与え、宛名を認識する。宛名
が認識できた場合には、宛名から得られた区分情報を搬
送制御手段23へ送信する。
【0032】一方、宛名を認識できない場合、その画像
は区分情報入力手段10へ送信される。区分情報入力手
段10において、作業者が画面に表示される宛名を見
て、それに対応する区分情報をキーボードなどを用いて
入力する。そして、区分情報を搬送制御手段23へ送信
する。
【0033】次に、書状1はバーコード読み取り手段8
を通過する。本例では、書状1にバーコードが印刷され
ていないとしているので処理は行われない。
【0034】バーコードが印刷されている場合には、宛
名の読み取りと同様に、バーコード読み取り手段8でバ
ーコードを画像として取り込み、バーコード認識手段1
1へ送信する。そして、バーコード認識ユニット(例え
ば、11a)で、バーコードから区分情報を認識し、そ
の区分情報を搬送制御手段23へ送信する。
【0035】以上のような処理で、区分情報を読み取っ
た書状1について、バーコードを印刷する。そこで、第
2の整位手段15で書状1の姿勢を整えて、バーコード
印刷手段16で区分情報をバーコードにして印刷する。
以後、この書状が本書状区分機50で区分されるときに
は、バーコードを読み取って区分する。文字認識するこ
とに比べてバーコードを認識する方が、より早く確実に
区分情報を読み取ることができるため、処理性能を向上
することができる。
【0036】次に、書状1はオーバーラップ手段21を
通過する。ここで、同じ集積手段18に連続して書状を
投入するときは、集積手段18内で書状同士が衝突し
て、ジャムになりやすい。そこで、搬送制御手段23に
おいて、2枚の書状を連続して同じ集積手段18へ区分
すると判断したときは、オーバーラップ振り分け手段2
1Cを切り換えて、2枚の書状を予め重ねる。
【0037】この後、搬送制御手段23は、第2の振り
分け手段19や第3の振り分け手段20により搬送方向
を切り換えて、書状1を区分情報に対応する集積手段1
8へ導く。
【0038】以上で、書状1に対して行われる区分処理
が終了する。
【0039】ここで、上記の説明では、書状1を1枚だ
け区分する例で説明したが、実際には書状区分機50の
性能を上げるため、多数の書状を並列して処理する。そ
れにより、単位時間当たりの処理枚数(以下、処理速
度)を向上することができる。
【0040】しかしながら、一方で書状区分機50の性
能から、処理速度には上限がある。その上限を決める要
因として、以下の3点がある。
【0041】まず第1に、書状1を痛めないように、搬
送手段3による搬送速度はなるべく低くすることが望ま
しい。搬送速度が速いと、例えば、書状1を集積手段1
8に導き入れたとき、書状1が急激に停止するため、破
損することがある。また、書状区分機50の部品(例え
ば、ベアリングなど)に対しても、寿命の点で好ましく
ない。一方、搬送速度が遅いと、仕様の処理速度が満足
できない。本書状区分機50では、それらの得失を考慮
した適切な搬送速度に設定する。
【0042】第2に、書状1を区分するために、第1の
振り分け手段13などの振り分け手段により搬送方向を
切り換える。ここで、図2の例に示すように、第1の振
り分け手段13は先行する書状1aが通過してから動き
始め、後続の書状1bが到達する前に切り換えが終了す
る。従って、書状同士はある間隔G以上開いている必要
がある。そこで、本書状区分機50では、供給制御手段
22を用いて、供給手段2から書状1を供給する間隔を
間隔G以上開けるように調整する。
【0043】第3に、書状1の宛名の画像は図3のよう
に、文字認識手段9の文字認識ユニットに振り分けられ
る。しかし、宛名には、文字認識が難しく時間がかかる
ときもあれば、文字認識が簡単で短時間で終了するとき
もある。例えば、手書き文字は人それぞれに字が異なる
ため、一般的にその認識は難しく認識に2秒程度の時間
がかかる。一方、活字による印刷文字は決まったパター
ンがあり、手書き文字に比べて明確なため、認識は容易
で1秒程度の時間しかかからない。
【0044】一例として、図3では文字認識ユニットが
4つの場合に、手書き文字と活字とで宛名が書かれた書
状を供給した場合を示している。供給した順序に従っ
て、書状1aの宛名の画像は文字認識ユニット9aへ、
書状1bの宛名の画像は文字認識ユニット9bへ、以下
同様に書状1cは文字認識ユニット9cへ、書状1dは
文字認識ユニット9dへと順次送信される。
【0045】手書き文字の場合、その認識には活字の場
合の倍の時間(活字が認識に1秒の時、手書き文字は2
秒かかる)がかかるため、破線で示した書状1aから書
状1cの画像の認識が終わっていない。そのため、書状
1eの宛名の画像が読み取られたとき、文字認識ユニッ
トはすべて画像認識中である。よって、書状1eの画像
は認識せず、区分情報が得られないので、区分できな
い。一般に活字の書状と手書きの書状の割合は、活字の
書状が約7割で手書きの書状が3割程度であるが、この
割合は、処理する時間帯や、曜日等によっても変動す
る。
【0046】一方、活字の場合は認識に手書き文字ほど
時間がかからないため、書状1eの宛名の画像が読み取
られたとき、破線で示した書状1aから書状1cの画像
の認識が終わり、区分情報を送出している。よって、書
状1eの画像は処理でき、さらに書状1eはより早いタ
イミングで、文字読み取り手段7に到達していて良い。
逆に、書状1eが遅れたことにより、文字認識ユニット
の負荷が下がり、書状区分機50の処理速度を下げてい
る。
【0047】そこで、本書状区分機50では負荷測定手
段24を設け、文字認識手段9の認識のための負荷を測
定する。測定は一例として、文字認識ユニットの稼働率
を測定する。または、各文字認識ユニットから、処理中
の画像が活字と手書きのいずれであるかの情報と、文字
の概略の個数との情報を取得し、それらから認識の負荷
を算出する方法で行う。そして、測定した負荷を転送手
段25を介して、供給制御手段22へ転送する。供給制
御手段22は、負荷が高いときは、書状1を供給する間
隔を長くする。負荷が低いときは、書状1を供給する間
隔を短くすることによって、適切な負荷を保ち、書状区
分機50の処理速度を向上することができる。
【0048】なお、上記の例では、負荷を測定する対象
は選択手段26により、文字認識手段9だけに限定され
ていたが、異物判別手段5と、区分情報入力手段10
と、バーコード認識手段11と搬送制御手段23などの
書状の情報を処理する手段のいずれを含めてもかまわな
い。
【0049】以上のように、振り分け手段の切り換えに
要する間隔と書状の情報を処理する手段の負荷とから、
書状を供給する間隔を調整することによって、処理速度
を向上することができる。
【0050】また、現状の技術では、前出の負荷を測定
する対象の中で、文字認識手段9が最も技術的に難し
い。従って、文字認識手段9の負荷が最も反映される構
成が望ましい。
【0051】図4には、供給手段2と文字読み取り手段
7との間で、搬送路3上にある書状の枚数の一例を示し
てある。文字読み取り手段7aは、供給手段2と文字読
み取り手段7との間の搬送手段3が長い場合、文字読み
取り手段7bは短い場合の位置を示している。
【0052】ここで、文字読み取り手段7aの位置の場
合には、図4によると搬送手段3上に5枚の書状があ
る。書状1aが文字読み取り手段7aに到達したとき
に、負荷測定手段24で文字認識手段9の負荷を測定し
たとする。その負荷は書状1fを供給する間隔には反映
されるが、既に搬送手段3上にある書状1bから書状1
eには反映されない。
【0053】例えば、書状1aより前は宛名が活字文字
であり、書状1aから後ろは宛名が手書き文字であった
とする。書状1aを読み取ったとき、手書き文字なので
負荷が増大し、書状1f以降は供給する間隔が長くな
る。しかし、書状1bから書状1eは短い間隔のまま供
給されるので、さらに負荷が増大する。そして、文字認
識手段9の性能を越えて、宛名を読み取れないことが考
えられる。
【0054】一方、文字読み取り手段7bの位置の場合
には、書状1eを読み取ることによって生じた負荷が、
書状1fに反映される。そのため、負荷の増大はより小
さく抑えられ、文字認識手段9の性能を越えることはな
い。
【0055】従って、文字読み取り手段7は供給手段2
の近傍にあることが望ましい。
【0056】また、装置の構成上、文字読み取り手段7
は供給手段2の近傍に設置できないことがある。その場
合、図1に破線で示すように、負荷予測手段27を設け
る。それによって、供給手段2の位置にある書状1f
が、文字読み取り手段7に到達するときの負荷を予測す
ることで、供給間隔を決めることができる。その方法の
一例として、文字認識手段9から、書状1aより前に認
識した書状について、数枚の認識時間の平均を求める。
その平均認識時間から、書状1fが文字読み取り手段7
に到達するまでに、文字認識手段9にある画像で認識が
終了する枚数を求める。一方、供給手段2と文字読み取
り手段7との間にある書状の枚数を求める。これは搬送
制御手段23で、書状の位置を管理しているので、容易
に知ることができる。そして、画像の増減と、平均認識
時間とを掛け合わせることにより、負荷を予測できる。
【0057】さらに、同様な目的で、書状1の搬送速度
を変えることにより、書状1が文字読み取り手段7に到
達するタイミングを調整し、負荷を適切な値に保つ方法
もある。そのために、供給手段2と文字読み取り手段7
との間に、速度が可変な可変搬送手段3bと、可変搬送
手段3bの搬送速度を制御する速度制御手段28とを設
ける。
【0058】速度制御手段28は、負荷が大きいとき
は、可変搬送手段3bを遅くし、書状が文字読み取り手
段7に到達するタイミングを遅らせる。これによって、
文字認識手段9は次の画像を受信するまでに、時間が増
えて文字の認識を進めることができる。負荷が小さいと
きには可変搬送手段3bを速くし、書状が文字読み取り
手段7に到達するタイミングを早くする。これによっ
て、文字認識手段9で空いている文字認識ユニットに画
像を送信することができ、処理性能が向上する。
【0059】一例を図4に示す。図4において、文字読
み取り手段7で書状1aを読み取ったことにより、文字
認識手段9の負荷が変化する。負荷測定手段24でその
負荷を測定し、転送手段25を介して、供給制御手段2
2と速度制御手段28とに送信する。供給制御手段22
は前述の例の通り、供給手段2により、書状1fの供給
間隔を変える。
【0060】ここで、本例ではさらに、速度制御手段2
8により、可変搬送手段3bの搬送速度を変えることに
より、書状1bに対しても、書状1aの負荷を反映する
ことができる。
【0061】また、可変搬送手段3bは供給手段2と文
字読み取り手段7との間に設けるとしたが、文字読み取
り手段7が搬送速度が可変であることに対応していれ
ば、文字読み取り手段7より下流側にあってもかまわな
い。
【0062】なお、以上に示した例は区分する対象とし
て書状を扱う書状区分機を用いて説明したが、紙葉類の
情報を処理してその処理結果から区分を変更する区分装
置に対して、本発明を適用することができる。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、紙葉類の情報を処理す
る負荷によって、紙葉類を供給する間隔が変えられるの
で、区分できない紙葉類を減らし、同時に処理速度を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である書状区分機の概略
的構成図。
【図2】 振り分け手段において、書状を振り分ける様
子を示した模式図。
【図3】 文字認識手段における処理を示した模式図。
【図4】 書状区分機の構成を一部変更した概略図。
【符号の説明】
1…書状、2…供給手段、3…搬送手段、4…異物検知
手段、5…異物判別手段、6…第1の整位手段、7…文
字読み取り手段、8…バーコード読み取り手段、9…文
字認識手段、10…区分情報入力手段、11…バーコー
ド認識手段、12…ホッパ、13…第1の振り分け手
段、14…リジェクト集積手段、15…第2の整位手
段、16…バーコード印刷手段、17…バーコード確認
手段、18…集積手段、19…第2の振り分け手段、2
0…第3の振り分け手段、21…オーバーラップ手段、
22…供給制御手段、23…搬送制御手段、24…負荷
測定手段、25…転送手段、26…選択手段、27…負
荷予測手段、28…速度制御手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類を1通ずつ供給する供給手段と、前
    記供給手段を制御する供給制御手段と、前記紙葉類の情
    報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段で取得
    した情報を処理する情報処理手段と、前記情報処理手段
    により処理された前記紙葉類を集積する集積手段と、前
    記情報処理手段により処理された前記紙葉類を所定の前
    記集積手段へ振り分ける振り分け手段と、前記紙葉類を
    前記供給手段から前記集積手段まで搬送する搬送手段と
    を有する紙葉類区分装置において、 前記情報処理手段の処理する負荷を測定する負荷測定手
    段を備え、前記供給制御手段が前記負荷測定手段の出力
    に応じて前記供給手段を制御することを特徴とする紙葉
    類区分装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記負荷とは文字認識
    やバーコード認識にかかる時間や、その量であることを
    特徴とする紙葉類区分装置。
  3. 【請求項3】紙葉類を1通ずつ供給する供給手段と、前
    記供給手段を制御する供給制御手段と、前記紙葉類の情
    報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段で取得
    した情報を処理する情報処理手段と、前記情報処理手段
    により処理された前記紙葉類を集積する集積手段と、前
    記情報処理手段により処理された前記紙葉類を所定の前
    記集積手段へ振り分ける振り分け手段と、前記紙葉類を
    前記供給手段から前記集積手段まで搬送する搬送手段と
    を少なくとも有する紙葉類区分装置において、 前記情報取得手段を複数備え、前記複数の情報取得手段
    の中から負荷を測定するための情報取得手段を選択する
    選択手段と、選択された前記情報取得手段の情報から負
    荷を測定する負荷測定手段と、前記供給制御手段が前記
    負荷測定手段の出力に応じて前記供給手段を制御するこ
    とを特徴とする紙葉類区分装置。
  4. 【請求項4】紙葉類を1通ずつ供給する供給手段と、前
    記供給手段を制御する供給制御手段と、前記紙葉類の情
    報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段で取得
    した情報を処理する情報処理手段と、前記情報処理手段
    により処理された前記紙葉類を集積する集積手段と、前
    記情報処理手段により処理された前記紙葉類を所定の前
    記集積手段へ振り分ける振り分け手段と、前記紙葉類を
    前記供給手段から前記集積手段まで搬送する搬送手段と
    を少なくとも有する紙葉類区分装置において、 前記情報処理手段の負荷を測定する負荷測定手段と、前
    記情報処理手段の負荷を予測する負荷予測手段と、前記
    負荷測定手段と前記負荷予測手段とから得られた負荷を
    前記供給制御手段へ転送する転送手段とを備えたことを
    特徴とする紙葉類区分装置。
  5. 【請求項5】紙葉類を1通ずつ供給する供給手段と、前
    記供給手段を制御する供給制御手段と、前記紙葉類の情
    報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段で取得
    した情報を処理する情報処理手段と、前記情報処理手段
    により処理された前記紙葉類を集積する集積手段と、前
    記情報処理手段により処理された前記紙葉類を所定の前
    記集積手段へ振り分ける振り分け手段と、前記紙葉類を
    前記供給手段から前記集積手段まで搬送する搬送手段と
    を少なくとも有する紙葉類区分装置において、 前記情報処理手段の負荷を測定する負荷測定手段と、前
    記供給手段と前記集積手段に紙葉類を振り分ける前記振
    り分け手段との間にあって搬送速度が可変な可変搬送手
    段と、前記可変搬送手段の搬送速度を制御する速度制御
    手段と、前記負荷測定手段で測定した負荷を前記供給制
    御手段と前記速度制御手段とへ転送する転送手段とを備
    えたことを特徴とする紙葉類区分装置。
  6. 【請求項6】紙葉類を1通ずつ供給する供給手段と、前
    記供給手段を制御する供給制御手段と、前記紙葉類の情
    報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段で取得
    した情報を処理する情報処理手段と、前記情報処理手段
    により処理された前記紙葉類を集積する集積手段と、前
    記情報処理手段により処理された前記紙葉類を所定の前
    記集積手段へ振り分ける振り分け手段と、前記紙葉類を
    前記供給手段から前記集積手段まで搬送する搬送手段と
    を少なくとも有する紙葉類区分装置において、 前記情報取得手段として文字認識手段を有し、前記負荷
    測定手段は前記文字認識手段の負荷を測定する負荷測定
    手段であり、前記負荷測定手段で測定した負荷を前記供
    給制御手段へ転送する転送手段とを備えたことを特徴と
    する紙葉類区分装置。
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