JPH10247302A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH10247302A
JPH10247302A JP9047973A JP4797397A JPH10247302A JP H10247302 A JPH10247302 A JP H10247302A JP 9047973 A JP9047973 A JP 9047973A JP 4797397 A JP4797397 A JP 4797397A JP H10247302 A JPH10247302 A JP H10247302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
erase
circuit
tape
information
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9047973A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Mizutani
智之 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9047973A priority Critical patent/JPH10247302A/ja
Publication of JPH10247302A publication Critical patent/JPH10247302A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重ね記録の場合に、先に残った記録を自動消
去する。 【解決手段】 重ね記録前に、システム制御回路20
は、MIC14から最終記録位置の情報iを読み込む。
重ね記録動作直後に、システム制御回路20は、記録再
生処理回路16から出力される現テープ位置を読み込
み、これを新たな記録最終位置としてMIC14に書き
込む。現テープ位置が重ね記録前の記録最終位置よりも
小さければ、システム制御回路20は、消去回路18に
指令して、消去を開始させる。消去動作中に、システム
制御回路20は、加算器24の出力により消去回路18
がどのトラックまで消去したかをモニタし、現テープ位
置と重ね記録前の記録最終位置に等しくなるまで、消去
回路18による消去を続行する(S6)。重ね記録前の
記録最終位置まで消去すると、回路20は、消去回路1
8に消去停止命令を出して、消去を終了させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープを記録媒体
として情報を記録/再生する磁気記録再生装置に関し、
より詳しくは、音声を記録/再生するオーディオテープ
レコーダ、映像を記録/再生するビデオテープレコーダ
(以下VTR)などの磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、VTRにおける映像の記録方法と
しては、無記録テープへの記録だけでなく、記録済みテ
ープへの重ね記録も可能となっている。これにより、以
前に記録した映像が不要になったとき、容易に新たな別
の映像を重ね記録できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、不要な映像が
記録されているテープに新たに映像を重ね記録すると、
重ね記録を終了した位置より後万に不要な映像が残って
しまう。この不要な映像を消去せずに放置しておくと、
映像再生時において見たい映像の直後から不要な映像を
再生してしまうので、保存用テープとしては見栄えが良
くなかった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決し、テ
ープに情報を重ね記録をすると、重ね記録を終了した位
置から残りの不要部分を自動的に消去する磁気記録再生
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る磁気記録再生装置は、テープに情報を
重ね記録した後、重ね記録の終了位置から所定の位置ま
でを消去する。これにより、テープに情報を重ね記録を
すると、重ね記録を終了した位置から残りの所定部分が
自動的に消去される。
【0006】また、テープに情報を重ね記録した後、重
ね記録の終了位置より後方に情報が記録されている場合
に、重ね記録の終了位置から所定の位置までを消去す
る。これにより、重ね記録を終了した位置から残りに情
報が記録されていなければ消去をしないので、無駄な時
間を待たずに済む。
【0007】更に、テープにおける記録最終位置の情報
を記憶する記憶手段を備え、テープに情報を記録した
後、記録終了位置が記録最終位置よりも前方の場合に、
記録終了位置から記録最終位置までを消去する。これに
より、重ね記録を終了した位置から残りの部分に情報が
記録されていなければ消去をしないし、情報が記録され
ていれば、その部分だけを自動的に消去することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0009】図1には、民生用ディジタルVTRに適用
した本発明の一実施例の概略構成ブロック図を示す。1
0はテープ・カセットであり、内部に磁気テープ12と
不揮発性メモリ(MIC)14が収容されている。16
は磁気テープ12に映像音声を記録再生する記録再生処
理回路、18は磁気テープ12上の記録情報を消去する
消去回路、20は全体を制御するマイクロコンピュータ
からなるシステム制御回路、22は消去回路18から出
力されるパルスを計数するカウンタ、24はカウンタ2
2の出力値(計数値)と記録再生処理回路16から出力
されるデータを加算する加算器である。
【0010】本実施例はデジタルVTRであるので、記
録映像を消去する際に、記録再生処理回路16で無信号
を記録するようにすれば、消去回路18は必ずしも備え
なくてもよい。
【0011】図2は、民生用ディジタルVTRのトラッ
ク記録パターンを示す。図2を参照して、本実施例にお
ける現テープ位置取得方法を説明する。記録再生処理回
路16が磁気テープ12に記録するトラックは、アフレ
コなどのための基準信号などが記録されているITIセ
クタ30、音声信号などが記録されているオーディオセ
クタ32、映像信号などが記録されているビデオセクタ
34及び頭出しの信号などが記録されているサブコード
セクタ36からなる。サブコードセクタ36には、絶対
トラック番号(ATN)が記録される。
【0012】通常、映像を記録するとき、記録再生処理
回路16は、磁気テープ12に図2に示すようにトラッ
クを形成しながら、各セクタ30〜36の信号を記録し
ていき、形成したトラックのATNデータをシステム制
御回路20及び加算器22に出力する。システム制御回
路20は、記録再生処理回路16からのATNデータを
現テープ位置の絶対位置情報として記憶する。これによ
り、システム制御回路20は、磁気テープ12のどこま
で記録されているかをモニタできる。
【0013】一方、記録を消去するときには、消去回路
18は、トラックを消去する度にカウンタ22にパルス
を出力する。カウンタ22は、消去回路18から入力し
たパルスをカウントし、その結果の計数値(即ち、消去
トラック数)を加算器24に出力する。加算器24は、
記録再生処理回路16から入力したATNデータと消去
回路18からの計数値を加算し、加算結果をシステム制
御回路20に印加する。加算器24の出力は、現在のテ
ープ位置を示すので、システム制御回路20は、磁気テ
ープ12のどの位置まで消去が進んでいるかをモニタで
きる。
【0014】図3に、MIC14のメモリマップの概略
を示す。システム制御回路20は、磁気テープ12の記
録最終位置のATNデータをMIC14に記憶する。M
IC14は、アドレス0000Hから000FHまで
が、磁気テープ12に関する基本情報を記憶するメイン
エリアであり、それ以外がオプショナルエリアとなって
いる。システム制御回路20は、メインエリアのアドレ
ス000BHから000EHに記録最終位置のATNデ
ータを格納する。
【0015】図4は、記録終了時におけるシステム制御
回路20の動作フローチャートを示す。図5は、磁気テ
ープ12の記録状態の概略を示す。重ね記録前の状態
(図5(a))では、MIC14には記録最終位置AT
N=iが記憶されており、システム制御回路20は、M
IC14から最終記録位置の情報iを読み込む(S
1)。重ね記録動作直後の状態(図5(b))で、シス
テム制御回路20は、記録再生処理回路16から出力さ
れる現テープ位置ATN(図5では、j)を読み込み
(S2)、これを新たな記録最終位置としてMIC14
の所定箇所に書き込む(S3)。
【0016】現テープ位置jが重ね記録前の記録最終位
置iよりも小さいかどうかを判定し(S4)、小さくな
ければ終了する。jがiより小さければ(S4)、シス
テム制御回路20は消去回路18に指令して、消去を開
始させる(S5)。消去動作中(図5(c))に、シス
テム制御回路20は、加算器24の出力により消去回路
18がどのトラックまで消去したかをモニタする。加算
器24の出力が示す現テープ位置kと重ね記録前の記録
最終位置iとを比較し(S7)、kがiに等しくなるま
で、消去回路18による消去を続行する(S6)。kが
iに等しくなれば(S7)、重ね記録より後ろの余分な
記録を全て消去したことになり、消去回路18に消去停
止命令を出して、消去を終了させる(S8)。消去を終
了したとき、図5(d)に示す状態になっている。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、予め情報が記録されているテープ
に情報を重ね記録したとき、重ね記録の終了位置から残
りの不要部分が自動的に消去されるので、保存用テープ
を作成するのに大変効果がある。
【0018】また、テープに情報を重ね記録した後、重
ね記録の終了位置より後方に情報が記録されている場合
には、重ね記録の終了位置より後方の不要部分を消去
し、重ね記録の終了位置より後方に情報が記録されてい
なければ、消去を実行しないので、時間と消費電力を節
約できる。
【0019】更に、テープの記録最終位置の情報を記憶
する記憶手段を備え、テープに情報を重ね記録したと
き、重ね記録の終了位置が記録最終位置よりも前方の場
合に、重ね記録の終了位置から重ね記録前の記録最終位
置までの記録を消去することにより、重ね記録を終了し
た位置から後方に不要な記録がなければ、消去を実行し
ないし、不要な記録があれば、その不要な記録部分に対
してだけ消去を実行するので、尚一層、時間と消費電力
を節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 民生用デジタルVTRの記録パターンの模式
図である。
【図3】 MIC14のメモリマップの概略図である。
【図4】 本実施例のシステム制御回路20の動作フロ
ーチャートである。
【図5】 本実施例の動作を説明するための、テープ1
2の記録状態を示す模式図である。
【符号の説明】
10:テープカセット 12:磁気テープ 14:不揮発性メモリ(MIC) 16:記録再生処理回路 18:消去回路 20:マイクロコンピュータ 22:カウンタ 24:加算器 30:ITIセクタ 32:オーディオセクタ 34:ビデオセクタ 36:サブコードセクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープに情報を重ね記録した後、重ね記
    録の終了位置から所定の位置までを消去することを特徴
    とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 テープに情報を重ね記録した後、重ね記
    録の終了位置より後方に情報が記録されている場合に、
    前記重ね記録の終了位置から所定の位置までを消去する
    請求項1に記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記テープの記録最終位置の情報
    を記憶する記憶手段を備え、前記所定の位置が記録最終
    位置であり、テープに情報を記録した後、記録終了位置
    が前記記録最終位置よりも前方の場合に、前記記録終了
    位置から前記記録最終位置までを消去することを特徴と
    する請求項1又は2に記載の磁気記録再生装置。
JP9047973A 1997-03-03 1997-03-03 磁気記録再生装置 Withdrawn JPH10247302A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9047973A JPH10247302A (ja) 1997-03-03 1997-03-03 磁気記録再生装置

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JP9047973A JPH10247302A (ja) 1997-03-03 1997-03-03 磁気記録再生装置

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JPH10247302A true JPH10247302A (ja) 1998-09-14

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JP9047973A Withdrawn JPH10247302A (ja) 1997-03-03 1997-03-03 磁気記録再生装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004023802A1 (ja) * 2002-09-06 2004-03-18 Sony Corporation 情報処理装置、およびプログラム
US7768733B2 (en) * 2005-03-18 2010-08-03 Fujitsu Limited Method for erasing data from magnetic tape storage media

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