JPH10246568A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

Info

Publication number
JPH10246568A
JPH10246568A JP6752797A JP6752797A JPH10246568A JP H10246568 A JPH10246568 A JP H10246568A JP 6752797 A JP6752797 A JP 6752797A JP 6752797 A JP6752797 A JP 6752797A JP H10246568 A JPH10246568 A JP H10246568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
cooler
storage
blower
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6752797A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Saito
正夫 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6752797A priority Critical patent/JPH10246568A/ja
Publication of JPH10246568A publication Critical patent/JPH10246568A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 1個の赤外線センサーで、できる限り精
度よく貯蔵物の温度管理をすることができる冷却貯蔵庫
を提供する。 【解決手段】 冷却貯蔵庫は、断熱箱本体(1)と、こ
の断熱箱本体の天壁(8)の下側に取り付けられている
冷却器(17)および冷却器用送風機(16)と、この
冷却器および冷却器用送風機の下方に配置されているカ
バー(19)と、このカバーの下方に配置されるととも
に、貯蔵物(T)が載置される棚(29)と、貯蔵物の
温度を検出する温度センサーとを備えている。この温度
センサーの検出温度が設定温度となるように冷凍サイク
ルを制御している。そして、温度センサーは1個の赤外
線センサー(23)で構成され、この1個の赤外線セン
サーは、カバーに取り付けられるとともに、温度検出方
向が下方に向かってセットされている。また、棚は網棚
で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度センサーで庫
内温度を制御している冷凍庫や冷蔵庫などの冷却貯蔵
庫、特に業務用の冷却貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷却貯蔵庫の庫内には温度センサ
ーが設けられており、この従来の温度センサーは、温度
センサーのケースの温度を検出している。この温度セン
サーのケースの温度は略庫内の空気温度と同じであり、
この温度センサーの検出値すなわち庫内温度に基づい
て、温度制御されている。
【0003】ところで、貯蔵物の鮮度管理には、庫内温
度よりも、貯蔵物それ自体の温度が重要であり、庫内温
度が温度管理の基準値より高くても、貯蔵物の温度が低
い場合には、庫内を冷却する必要はない。したがって、
庫内温度で温度制御をしていると、必要以上に庫内を冷
却して、電気の消費量が増大し、ランニングコストが増
大することがある。特に、業務用冷却貯蔵庫は、扉の開
閉の頻度が家庭用冷却貯蔵庫よりも多く、このランニン
グコストが重要な問題となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、赤外線センサ
ーで貯蔵物の温度を検出して、温度制御することが検討
されている。しかしながら、冷却貯蔵庫の庫内には、多
量の貯蔵物が収納されることがあり、全ての貯蔵物の温
度を検出するには、多数の赤外線センサーを設置する必
要がある。そして、赤外線センサーは高価であり、か
つ、多数の赤外線センサーの検出値で温度制御すると、
制御システムが複雑となり、高価となる。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、1個の赤外線センサーで、できる限り精度
よく貯蔵物の温度管理をすることができる冷却貯蔵庫を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本出願の請求項1記載の
発明の冷却貯蔵庫は、断熱箱本体(1)と、この断熱箱
本体の天壁(8)の下側に取り付けられている冷却器
(17)および冷却器用送風機(16)と、この冷却器
および冷却器用送風機の下方に配置されているカバー
(19)と、このカバーの下方に配置されるとともに、
貯蔵物(T)が載置される棚(29)と、冷却器および
冷却器用送風機とともに冷凍サイクルを構成する凝縮器
(11)および圧縮機(13)と、貯蔵物の温度を検出
する温度センサーとを備えており、この温度センサーの
検出温度が設定温度となるように冷凍サイクルを制御し
ている。そして、温度センサーは1個の赤外線センサー
(23)で構成され、この請求項1記載における1個の
赤外線センサーは、庫内上部に取り付けられるととも
に、温度検出方向が下方に向かってセットされている。
また、棚は網棚で構成されている。
【0007】本出願の請求項2記載の発明の冷却貯蔵庫
は、断熱箱本体(41)と、この断熱箱本体の庫内の右
または左側の一方に配置されている冷却器および冷却器
用送風機と、この冷却器および冷却器用送風機を覆うカ
バー(49)と、前記断熱箱本体の庫内に設けられてい
るとともに、貯蔵物が載置される少なくとも一段以上の
棚と、冷却器および冷却器用送風機とともに冷凍サイク
ルを構成する凝縮器および圧縮機と、貯蔵物の温度を検
出する温度センサーとを備えており、この温度センサー
の検出温度が設定温度となるように冷凍サイクルを制御
している。そして、温度センサーは1個の赤外線センサ
ーで構成され、この請求項2記載における1個の赤外線
センサーは、最上段の棚よりも上側の位置において、カ
バーに取り付けられるとともに、温度検出方向が前記右
または左側の他方に向かってセットされている。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明における冷却貯蔵庫
の実施の第1の形態を図1ないし図3を用いて説明す
る。図1は本発明の実施の第1の形態における冷却貯蔵
庫の斜視図である。図2は冷却貯蔵庫の断面図である。
図3は制御回路図である。
【0009】冷却貯蔵庫としての業務用縦型冷蔵庫の断
熱箱本体1は、ステンレス板などの金属板からなる外箱
と内箱とを備えており、この外箱と内箱との間の空間に
ウレタンなどの断熱材を注入発泡させて形成されてい
る。この断熱箱本体1の内部には貯蔵室2が画成され、
また、断熱箱本体1の前面には貯蔵物Tの収納および取
り出し用開口3が形成されている。この開口3を、上下
一対の前面扉である断熱扉5が開閉自在に閉塞してい
る。
【0010】また、断熱箱本体1の天壁本体1aには、
架台用開口7が形成されており、この架台用開口7に
は、断熱材からなる架台8が載置して設けられ、架台用
開口7を閉塞している。この架台8と天壁本体1aと
で、断熱箱本体1の天壁が構成されている。そして、架
台8上には、凝縮器11、凝縮器用送風機12および圧
縮機13が設置され、架台8の下面には、冷却器用送風
機16および冷却器17が設けられている。これら凝縮
器11、圧縮機13、冷却器用送風機16および冷却器
17が冷凍サイクルを構成している。また、冷却器用送
風機16および冷却器17の下方は、カバー19が覆っ
ている。このカバー19は、前部に冷気吸込口ガード2
1が形成され、後部に冷気吐出口22が形成されてい
る。カバー19には、1個の赤外線センサー23が取り
付けられており、この赤外線センサー23は、温度検出
方向を下方に向けて設置されている。この赤外線センサ
ー23は非接触型温度センサーであり、たとえば、焦電
素子、サーモパイルなどの熱型センサーや、シリコンセ
ンサー、ゲルマニュームセンサーなどの量子センサーな
どが用いられている。
【0011】そして、庫内である貯蔵室2の左右両内面
および後面の左右両側の計4カ所には各々、棚支柱26
が上下方向に延在して設けられ、この棚支柱26に棚支
持部材27が着脱自在に取り付けられている。この棚支
持部材27に網棚29が載置されて着脱自在に設けられ
ている。この網棚29は上下に4段設けられ、貯蔵物T
が載置される。この冷却貯蔵庫は業務用であり、貯蔵物
Tを収納する際には予冷されており、調理直後などの温
かい食品は予冷庫などで予め冷却されてから収納され
る。
【0012】そして、架台8上のコントロールボックス
などにマイコンなどの制御装置31が設けられ、この制
御装置31には、赤外線センサー23の検出信号が入力
されている。また、制御装置31から圧縮機13に制御
信号が出力されている。さらに、制御装置31には、貯
蔵物Tの温度管理における要求温度の上限値(以下、
「設定温度」と呼ぶ)が設定されている。
【0013】この様に構成されている実施の第1の形態
の冷却貯蔵庫の冷凍サイクルの圧縮機13が稼働する
と、冷却器17に冷媒が供給され、冷却器17が冷却さ
れる。そして、冷却器用送風機16が回転すると、冷却
器用送風機16は、冷気吸込口ガード21から貯蔵室2
の空気を吸い込み、冷却器17に供給する。冷却器17
に供給された空気は冷却器17で冷却され冷気となっ
て、図2の実線の矢印で図示するように、冷気吐出口2
2から貯蔵室2に吐出されて下方に流れ、貯蔵室2を冷
却する。一方、冷気は温まって上昇し、再び、冷気吸込
口ガード21から冷却器用送風機16に吸い込まれてい
る。この様にして、空気は貯蔵室2内を強制循環してお
り、貯蔵室2が冷却されている。
【0014】ところで、庫内上部に設けられている赤外
線センサー23は、図2の破線の矢印で図示するよう
に、温度検出方向が下方に向いており、最上段の網棚2
9に載置されている貯蔵物Tの温度を検出し、この検出
温度の値を制御装置31に出力している。なお、最上段
の網棚29に貯蔵物Tが存在しない場合には、最上段の
網棚29を通過して、それよりも下段の網棚29に載置
されている貯蔵物Tの温度を検出している。この様に、
棚が網棚で構成されているので、最上段の網棚29に貯
蔵物Tが載置されていない場合でも、1個の赤外線セン
サー23で、棚に妨げられずに、一番上に収納している
貯蔵物Tの温度を検出することができる。そして、制御
装置31は赤外線センサー23の検出温度と、制御装置
31に設定されている設定温度とを比較しており、検出
温度が設定温度以下になると、制御装置31は圧縮機1
3に停止信号を出力し、圧縮機13は運転を停止する。
【0015】そして、貯蔵物Tの収納や取り出しなどの
際に、断熱扉5が開閉されると、温かい外気が貯蔵室2
内に侵入し、庫内温度が上昇する。この庫内温度の上昇
に伴って、貯蔵物Tの温度が上昇し、赤外線センサー2
3の検出温度が制御装置31の設定温度を越えると、制
御装置31は圧縮機13に稼働信号を出力し、圧縮機1
3は運転を開始する。
【0016】前述のように実施の形態では、一番上に収
納されている貯蔵物Tの温度を検出して、この検出温度
が設定温度を越さないようにしている。したがって、断
熱扉5の開閉により、庫内温度が上昇しても、貯蔵物T
の温度が上昇しない限りは、圧縮機13が稼働しないの
で、不必要に庫内を冷却することを防止することができ
る。また、断熱扉5の開閉などの際に侵入した温かい空
気は、貯蔵室2の上部に溜まり、上側の貯蔵物Tの温度
を上昇させる。一方、貯蔵室2の下部には比較的低温の
空気が溜まり、貯蔵物Tの温度はあまり上昇しない。し
たがって、一番上に収納されている貯蔵物Tの温度が設
定温度を越えない様に監視していれば、略全ての貯蔵物
Tの温度を設定温度以下に保つことができる。
【0017】また、赤外線センサー23はカバー19に
取り付けられているので、赤外線センサー23の信号線
を、冷却器用送風機16の電線などと一緒に制御装置3
1まで配線することができ、配線作業が容易となる。
【0018】次に、本発明における冷却貯蔵庫の実施の
第2の形態について図4および図5を用いて説明する。
図4は本発明の実施の第2の形態における冷却貯蔵庫の
正面図である。図5は前から見た冷却貯蔵庫の断面図で
ある。なお、この実施の第2の形態の説明において、前
記実施の第1の形態の構成要素に対応する構成要素には
同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0019】冷却貯蔵庫としての業務用横型冷蔵庫の断
熱箱本体41は、メイン断熱箱42とサブ断熱箱43と
からなり、このメイン断熱箱42およびサブ断熱箱43
は、断熱箱本体1と同様に、外箱と内箱との間の空間に
ウレタンなどの断熱材を注入発泡させて形成されてい
る。このメイン断熱箱42の内部には貯蔵室2が画成さ
れ、また、メイン断熱箱42の前面には貯蔵物の収納お
よび取り出し用開口が形成され、この開口を、左右一対
の前面扉である断熱扉5が開閉自在に閉塞している。
【0020】また、メイン断熱箱42の左側の側壁42
aの上部には、冷却室用開口47が形成されており、こ
の冷却室用開口47に、サブ断熱箱43が結合され、サ
ブ断熱箱43の内部がメイン断熱箱42の内部と連通し
ている。このサブ断熱箱43の内部は冷却室であり、冷
却器用送風機16および冷却器17が設置されている。
また、サブ断熱箱43の下側が機械室48となり、この
機械室48に、凝縮器11、凝縮器用送風機および圧縮
機13が設置されている。さらに、冷却器用送風機16
および冷却器17の右側すなわち貯蔵室2側を、カバー
49が覆っている。このカバー49は、下部に冷気吸込
口51が形成され、上部に冷気吐出口52が形成されて
いる。
【0021】また、カバー49には、1個の赤外線セン
サー23が取り付けられており、この赤外線センサー2
3は、温度検出方向を右方向すなわち横方向に向けて設
置されている。そして、貯蔵室2には、網棚29が上下
に2段設けられ、貯蔵物Tが載置される。赤外線センサ
ー23は、図5において破線の矢印で図示するように、
最上段の網棚29よりも上方に位置し、最上段の網棚2
9に載置されている貯蔵物Tの温度を検出している。
【0022】この様に構成されている実施の第2の形態
の冷却貯蔵庫は、実施の第1の形態の冷却貯蔵庫と同様
に、冷凍サイクルが稼働すると、図5において実線の矢
印で図示するように、冷却器用送風機16は、冷気吸込
口51から貯蔵室2の空気を吸い込み、冷却器17に供
給して、冷気吐出口52から貯蔵室2に吐出し、貯蔵室
2を冷却している。そして、冷却器17に冷媒を供給す
る圧縮機13は、実施の第1の形態と同様に、赤外線セ
ンサー23の検出温度が設定温度となるように、制御装
置31で制御されている。この制御装置31は、機械室
48に設置されているコントロールボックスなどに設け
られている。
【0023】そして、実施の第2の形態においても、一
番上に収納されている貯蔵物Tの温度を検出して、この
検出温度が設定温度を越さないようにしている。したが
って、断熱扉5の開閉により、庫内温度が上昇しても、
貯蔵物Tの温度が上昇しない限りは、圧縮機13が作動
しないので、不必要に庫内を冷却することを防止するこ
とができる。また、実施の第1の形態と同様に、略全て
の貯蔵物Tの温度を設定温度以下に保つことができる。
【0024】前述のように実施の第2の形態では、凝縮
器11や圧縮機13などが配置されている機械室48
は、断熱箱本体41の左側または右側の一方の側に配置
され、冷却器用送風機16や冷却器17も、断熱箱本体
41の庫内における同じ側すなわち前記左側または右側
の一方の側に配置されている。したがって、冷媒配管の
管路を短くすることができる。
【0025】また、この実施の第2の形態の冷却貯蔵庫
は、横型であり、横に細長いので、赤外線センサー23
を天壁に取り付けると、左右方向に細長い網棚29上の
左側または右側の何れか片側の貯蔵物Tの温度しか検出
することができず、左側または右側の片側にのみ貯蔵物
Tが載置されている場合には、貯蔵物Tの温度を検出す
ることができないことがある。しかしながら、この実施
の第2の形態においては、庫内の横側に設けられてお
り、網棚29上の左側または右側の片側にのみ貯蔵物T
が載置されている場合にも、確実に貯蔵物Tの温度を検
出することができる。この様に構成することにより、1
個の赤外線センサー23のみで、貯蔵物Tの温度を精度
良く管理することができる。
【0026】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、冷却貯蔵庫は業務用であ
るが、必ずしも業務用である必要はなく、家庭用である
ことも可能である。
【0027】(2)実施の形態においては、制御装置3
1は、圧縮機13に停止信号や稼働信号を出力し、ON
─OFF制御しているが、冷却器用送風機16などに風
量調整信号を出力し、冷却器用送風機16などをON−
OFF制御や回転数制御して、冷却器17から貯蔵室2
に流れる冷気の風量を調整することも可能である。 (3)実施の第2の形態においては、凝縮器11、圧縮
機13や冷却器17などは左側に設けられているが、右
側に設けることも可能である。
【0028】(4)棚は網棚29で構成されているが、
実施の第2の形態においては、棚は必ずしも網棚である
必要はない。 (5)棚の段数は適宜変更可能である。
【0029】
【発明の効果】本出願の請求項1記載の発明および請求
項2記載の発明によれば、赤外線センサーで貯蔵物の温
度を検出して、冷凍サイクルを制御しているので、扉の
開閉などにより一時的に庫内の空気温度が上昇しても、
貯蔵物の温度が設定温度よりも上昇しない限りは、冷却
運転を開始することがない。したがって、庫内を必要以
上に冷却することがない。その結果、電気消費量などの
ランニングコストを削減することができる。
【0030】しかも、本出願の請求項1記載の発明によ
れば、所謂縦型冷却貯蔵庫の庫内上部に、温度検出方向
が下方に向かってセットされている赤外線センサーを設
けるとともに、棚を網棚としているので、棚に妨げられ
ずに、一番上側に収納されている貯蔵物の温度を一個の
赤外線センサーで検出することができる。したがって、
多数の高価な赤外線センサーを設ける必要がなく、コス
トを削減することができる。また、一番上側の貯蔵物
は、下方の貯蔵物よりも温度上昇する傾向があり、一番
上側の貯蔵物を設定温度以下にすると、庫内の略全ての
貯蔵物の温度を設定温度以下に保つことができる。その
結果、一個の赤外線センサーで、精度良く貯蔵物の温度
管理をすることができる。
【0031】また、本出願の請求項2記載の発明によれ
ば、所謂横型冷却貯蔵庫の庫内横側に、温度検出方向が
横方向に向かってセットされている赤外線センサーが、
最上段の棚よりも上側の位置に配置されているので、庫
内の上部に収納されている貯蔵物の温度を一個の赤外線
センサーで検出することができる。しかも、棚の左側ま
たは右側の片側にのみ貯蔵物が載置されている場合に
も、貯蔵物の温度を確実に検出することができる。した
がって、多数の高価な赤外線センサーを設ける必要がな
く、コストを削減することができる。また、上側の貯蔵
物は、下方の貯蔵物よりも温度上昇する傾向があり、上
側の貯蔵物を設定温度以下にすると、庫内の略全ての貯
蔵物の温度を設定温度以下に保つことができる。その結
果、一個の赤外線センサーで、精度良く貯蔵物の温度管
理をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の第1の形態における冷却
貯蔵庫の斜視図である。
【図2】図2は冷却貯蔵庫の断面図である。
【図3】図3は制御回路図である。
【図4】図4は本発明の実施の第2の形態における冷却
貯蔵庫の正面図である。
【図5】図5は前から見た冷却貯蔵庫の断面図である。
【符号の説明】
T 貯蔵物 1 断熱箱本体 8 架台(天壁) 11 凝縮器 13 圧縮機 16 冷却器用送風機 17 冷却器 19 カバー 23 赤外線センサー 29 網棚 41 断熱箱本体 49 カバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱本体と、 この断熱箱本体の天壁の下側に取り付けられている冷却
    器および冷却器用送風機と、 この冷却器および冷却器用送風機の下方に配置されてい
    るカバーと、 このカバーの下方に配置されるとともに、貯蔵物が載置
    される棚と、 前記冷却器および冷却器用送風機とともに、冷凍サイク
    ルを構成する凝縮器および圧縮機と、 前記貯蔵物の温度を検出する温度センサーとを備え、こ
    の温度センサーの検出温度が設定温度となるように冷凍
    サイクルを制御している冷却貯蔵庫であって、 前記温度センサーは1個の赤外線センサーで構成され、
    この1個の赤外線センサーは、前記庫内上部に取り付け
    られるとともに、温度検出方向が下方に向かってセット
    されており、 かつ、前記棚が網棚で構成されていることを特徴とする
    冷却貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 断熱箱本体と、 この断熱箱本体の庫内の右または左側の一方に配置され
    ている冷却器および冷却器用送風機と、 この冷却器および冷却器用送風機を覆うカバーと、 前記断熱箱本体の庫内に設けられているとともに、貯蔵
    物が載置される少なくとも一段以上の棚と、 前記冷却器および冷却器用送風機とともに、冷凍サイク
    ルを構成する凝縮器および圧縮機と、 前記貯蔵物の温度を検出する温度センサーとを備え、こ
    の温度センサーの検出温度が設定温度となるように冷凍
    サイクルを制御している冷却貯蔵庫であって、 前記温度センサーは1個の赤外線センサーで構成され、
    この1個の赤外線センサーは、最上段の棚よりも上側の
    位置において、前記カバーに取り付けられるとともに、
    温度検出方向が前記右または左側の他方に向かってセッ
    トされていることを特徴とする冷却貯蔵庫。
JP6752797A 1997-03-06 1997-03-06 冷却貯蔵庫 Pending JPH10246568A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6752797A JPH10246568A (ja) 1997-03-06 1997-03-06 冷却貯蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6752797A JPH10246568A (ja) 1997-03-06 1997-03-06 冷却貯蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10246568A true JPH10246568A (ja) 1998-09-14

Family

ID=13347549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6752797A Pending JPH10246568A (ja) 1997-03-06 1997-03-06 冷却貯蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10246568A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004077461A (ja) * 2002-08-17 2004-03-11 Lg Electronics Inc 赤外線センサ組立体および該赤外線センサを備えた冷蔵庫
CN105157312A (zh) * 2015-09-25 2015-12-16 青岛海尔股份有限公司 一种冰箱
CN109682164A (zh) * 2018-12-29 2019-04-26 合肥美的电冰箱有限公司 制冷设备的控制方法、装置及制冷设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004077461A (ja) * 2002-08-17 2004-03-11 Lg Electronics Inc 赤外線センサ組立体および該赤外線センサを備えた冷蔵庫
CN105157312A (zh) * 2015-09-25 2015-12-16 青岛海尔股份有限公司 一种冰箱
CN109682164A (zh) * 2018-12-29 2019-04-26 合肥美的电冰箱有限公司 制冷设备的控制方法、装置及制冷设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9175898B2 (en) Refrigerator having cold air generating compartment and machine room positioned at upper portion of cabinet
EP2413074B1 (en) Multi-compartment refrigerating apparatus for storing fresh food at different temperatures
CA2422154C (en) Temperature control system for a refrigerated compartment
WO1999042771A1 (en) Refrigerator
US6865899B2 (en) Refrigerator and method of controlling the same
KR20120023272A (ko) 직냉식 냉장고 및 그 제어방법
CA2460931A1 (en) Variable speed refrigeration system
KR20180106766A (ko) 냉장고
JPH10246568A (ja) 冷却貯蔵庫
JP3484315B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP2008082620A (ja) 冷却装置
JP2017156013A (ja) 冷蔵庫
JP3732032B2 (ja) 冷蔵庫
JP3819815B2 (ja) 冷蔵庫の冷媒洩れ検出方法
JP3188083B2 (ja) 低温庫
KR20070016319A (ko) 냉장고의 야채실 독립 온도 제어시스템
JPH07305937A (ja) 冷蔵庫
CN114543415B (zh) 冰箱的控制方法
JPH10332242A (ja) 冷蔵庫
KR100595438B1 (ko) 냉장고 및 그 제어방법
JP4121197B2 (ja) 冷凍庫
US20230105421A1 (en) Refrigerator with anti-condensation features
JP3332801B2 (ja) 冷蔵庫
JPH05196342A (ja) 冷却貯蔵庫
KR20000032980A (ko) 냉장고의 홈바룸 온도제어 장치