JPH10243321A - テレビハンガー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、安全に使用でき、設置スペースが
小さくて済むテレビハンガーを提供しようとするもので
ある。 【解決手段】 本発明は、壁面又は天井への取付部１
と、テレビを載置する回動受け台２とよりなり、それぞ
れの接触面に設けた枢着凹凸部を中心に取付部１に対し
て回動受け台２を摺動自在に支持したことを特徴とする
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、室内の壁面等にテ
レビを設置するためのテレビハンガーに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のテレビハンガー51は、図14〜図16
に示すように、縦長のコ字部材の取付部材52の間に、角
柱状の回動杆53を位置させ、枢着軸54を軸心方向に貫通
することにより、取付部材52に対して回動杆53を回動自
在とし、この回動杆53の上部に、テレビ受け台55背面か
ら突設した一対の固定片56，56を挟み込み、第１ピン57
にて回動自在に枢着し、更に支持本体58の先端に一対の
支持片59，59を有し、基端部に斜片60を有する支持部材
61を用い、この支持片59，59を、受け台55底面に設けた
コ字部材の突片62，62に第２ピン63にて枢着し、回動杆
53に所定間隔ごとに設けた螺孔64に斜片60をボルト65に
て固定したものがある。そして、図14に示すように、取
付部材52を壁面にボルト65止めすることにより、テレビ
ハンガー51を取り付けることができ、斜片60をボルト65
にて固定する螺孔64の位置を変えることにより、テレビ
を載置する受け台55を前傾させることが可能である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のテレビ
ハンガー51であると、枢着している枢着軸54、第１ピン
57、第２ピン63、支持部材61を止めるボルト65のいずれ
が破損して外れても、テレビ66が落下するおそれがあ
り、非常に危険であるといった問題点があった。

【０００４】また、図15に示すように、受け台55を枢着
固定した回動杆53を中心にして、左右に回動させる必要
があるため、受け台55を左右に大きく回動させるために
は、壁面から受け台55を大きく離す必要があり、テレビ
ハンガー51の設置スペースが大きくなるといった問題点
もあった。

【０００５】そこで、本発明は、安全に使用でき、設置
スペースが小さくて済むテレビハンガーを提供しようと
するものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明者は前述の課題解
決のために鋭意研究を行った結果、壁面又は天井への取
付部と、テレビを載置する回動受け台とよりなり、それ
ぞれの接触面に設けた枢着凹凸部を中心に取付部に対し
て回動受け台を摺動自在に支持したことを特徴とするも
のを提供しようとするものである。

【０００７】更に、枢着凹凸部を基板上の略中央部に設
ける方が好ましい。

【０００８】また、回動受け台を、回動板と傾斜板とで
構成し、回動板の両側に側壁を立設するとともに、受け
台の底面に、前記両側壁に枢着しうる一対の突片を前後
に２組立設し、受け台の底面に設けた前方の一対の突片
を回動板の両側壁に枢着し、後方の突片と回動板の側壁
に設けた長孔の係止孔を、それぞれリンクを介して軸体
で枢着し、該係止孔にリンクとの枢着軸を係合させる係
止部を設けることにより、リンクを立起させた状態で保
持可能としたものであってもよい。

【０００９】更に、回動板の側壁の高さを、ビデオデッ
キ等を収納可能な高さに設定するとともに、側壁に開口
部を設け、内部にビデオデッキ等の収納空間を設けるも
のである。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明のテレビハンガーを具体化した実施の形態につい
て説明する。

【００１１】図１〜図８は、本発明に係る第１実施例の
テレビハンガーを示すものである。テレビハンガーＡ
は、図２及び図３に示すように、壁面への取付部１と、
テレビを載置する回動受け台２とで構成されている。

【００１２】取付部１は、図２に示すように、略Ｌ字形
の支持板３を内側に折り返して取付片４を形成した一対
の支持部材５，５を並行配設し、支持部材５の取付片４
同士を連結板６で固定し、このように並行配設した一対
の支持部材５，５の上面に基板７を取り付け、また基板
７上面の略中央部に回動ピン８を立設し、この回動ピン
８の前後に円弧状の案内孔９を穿設し、該基板７の四隅
に球状のベアリング10を設けたものである。

【００１３】回動受け台２は、図２に示すように、回動
板11と、傾斜板12と、一対の押さえ側板13，13とで構成
されている。

【００１４】回動板11は、上面を開放した箱形状であ
り、回動板本体11ａと周囲の側壁11ｂとよりなり、回動
板本体11ａの略中央部には、前記回動ピン８を挿入しう
る枢着孔14を穿設し、この枢着孔14の前後に、前記基板
７の案内孔９内を挿通しうる螺子部15を下方に立設した
ボルトを固着し、両側壁11ｂ，11ｂの後方に係止孔16，
16を穿設したものである。ここで、係止孔16は、図２に
示すように、側壁11ｂの幅方向に形成される略Ｌ形の溝
であり、係止孔16の先端部及び基端部を係止部16ａ、16
ｂとしている。尚、図例の係止孔16では、先端部及び基
端部のみに係止部16ａ、16ｂを設けているが、係止孔16
の途中に係止部を設け、傾斜角度を調整できるようにす
ることも可能である。また、図２中17は、組み立て用の
操作口である。

【００１５】傾斜板12は、図２に示すように、傾斜板本
体12ａの前後をＬ字状に折り返して案内部12ｂを形成
し、更に該傾斜板本体12ａ下面に、並行配設した一対の
Ｌ形の突片18，18を前後にそれぞれ設けたものである。

【００１６】押さえ側板13は、図２に示すように、底面
13ａと側面13ｂとよりなるＬ形状であり、底面13ａの前
後を折り返してガイド片13ｃを形成するとともに、側面
13ｂの前端を折り返して止め片13ｄを形成し、更に底面
13ａの前後に幅方向にガイド孔19を設けたものであり、
そして側面13ｂ上端は後方が低くなるように波形に切り
欠き、ベルト20を係止するための固定孔21を、側面13ｂ
の前後にそれぞれ穿設している。

【００１７】まず、押さえ側板13と傾斜板12の組み立て
は、図２に示すように、傾斜板12の案内部12ｂ内に押さ
え側板13のガイド片13ｃ内に位置させて左右にスライド
自在とし、そして下面の両端部に螺軸22を下設した固定
板23の螺軸22を、押さえ側板13のガイド孔19内に挿入
し、傾斜板12の通孔24から突出させた螺軸22に、下方か
らナット25を螺合締結して行うことができる。従って、
ナット25を緩めることにより、傾斜板12に対して押さえ
側板13をスリーな状態にすることができ、図８に示すよ
うに、載置するテレビＴの大きさに応じて傾斜板12に対
して押さえ側板13を左右にスライドさせ、ナット25を締
結して固定保持することができる。

【００１８】更に、回動板11と傾斜板12の組み立ては、
図２及び図４（ａ）に示すように、傾斜板12の前方の突
片18，18を、回動板11の側壁11ｂ，11ｂの内側に位置さ
せ、軸体である枢着ピン26にて回動自在に枢着し、ま
た、図４（ｃ）に示すように、後方の突片18，18に、板
状のリンク27の一端を軸体であるボルト28とナット25を
ねじこんで枢着するとともに、図４（ｂ）に示すよう
に、リンク27の他端を回動板11の係止孔16を通って側壁
11ｂ，11ｂに軸体であるボルト28とナット25を用いて枢
着することができる。このように組み立てたテレビハン
ガーＡは、図５に示すように、リンク27他端の枢着軸で
あるボルト28を、係止孔16の先端部の係止部16ａに係止
させることにより、回動板11に対してテレビＴを載置し
た傾斜板12を水平な状態に保持することができ、また、
図６に示すように、リンク27他端のボルト28を係止孔16
の基端部の係止部16ｂに係止させてリンク27にて回動板
11に対して傾斜板12の後方を嵩上げすることにより、回
動板11に対してテレビＴを載置する傾斜板12を前方に傾
斜させた状態に保持することができる。

【００１９】そして、取付部１に回動受け台２を組み込
む場合は、図２に示すように、取付部１の基板７の略中
央に立設した回動ピン８を、回動受け台２の回動板11の
枢着孔14内に挿入し、回動板11の螺子部15，15を、ワッ
シャ29を介在させて基板７の案内孔９内に挿入し、基板
７上に設けたベアリング10・・で回動板11を支持した状
態とすることにより、図７に示すように、取付部１に対
して回動受け台２を左右に回動自在とし、所定角度に調
整した後、案内孔９から突出した螺子部15にナット25を
螺合することにより固定保持することができる。

【００２０】尚、上述したテレビハンガーＡでは、基板
７上に回動ピン８を立設し、回動板11に枢着孔14を穿設
しているが、基板７に枢着孔14を穿設し、回動板11に回
動ピン８を立設してもよく、また特にこうした構造に限
定されるものでもなく、単に嵌合しうる凹凸部をそれぞ
れの接触面に設け、かかる凹凸部を中心にして取付部１
に対して回動受け台２を回動自在とすることも可能であ
る。

【００２１】そして、第１実施例のテレビハンガーＡに
よれば、取付部１の支持部材５の取付片４及び連結板６
に穿設した通孔からボルトを挿通して壁面30に螺合固定
してテレビハンガーＡを取り付けることができ、傾斜板
12上にテレビＴを載置し、テレビＴの横幅にあわせて傾
斜板12に対して一対の押さえ側板13，13をスライドさせ
て挟持し、操作口17から螺軸22にナット25を螺合すると
ともに、両側の押さえ側板13，13に設けた固定孔21を利
用してベルト20の両端を係止してテレビＴ上面にベルト
20を巻回して固定することができ、図７に示すように、
取付部１の基板７のベアリング10にて支持された回動受
け台２を回動ピン８を中心に左右に回動させて調整した
後、ナット25を締結することにより、テレビハンガーＡ
を所定位置に固定することができる。更に、テレビハン
ガーＡを傾斜させて使用する場合には、傾斜板12を後方
を持ち上げ、回動板11の係止孔16の先端部の係止部16ａ
との係合を解きながらリンク27を立起させ、係止孔16の
基端部の係止部16ｂに係合させることにより、図６に示
すように、テレビＴを前傾させた状態に保持することが
できる。

【００２２】このように第１実施例のテレビハンガーＡ
によれば、載置したテレビＴを左右に回動させて角度が
調整可能であるとともに、前傾させることができる構造
であるにもかかわらず、壁面30から突出させた支持部材
５，５に略水平に設けた基板７で、テレビＴを載置する
回動受け台２を支持しているので、回動させる機構や、
前傾させる機構の一部が破損しても、テレビＴが落下す
ることがなく、安全に使用することができる。

【００２３】また、第１実施例のテレビハンガーＡによ
れば、図７に示すように、取付部１の基板７のベアリン
グ10にて支持された回動受け台２を、基板７の略中央部
に設けられた回動ピン８にて左右に回動させるので、回
動受け台２の回動時に場所をとらず、コンパクトな状態
でテレビハンガーＡを設置することができる。

【００２４】尚、上述した例では、取付部１を壁面に取
り付ける構造を示しているが、取付部１を天井に取り付
ける構造とし、天井から吊り下げるタイプとしたもので
あってもよい。

【００２５】次に、図９及び図10に基づいて、本発明に
係る第２実施例のテレビハンガーについて説明する。

【００２６】第２実施例のテレビハンガーＡは、取付部
１と回動受け台２とで構成され、上述した第１実施例の
テレビハンガーと同様な構造とし、取付部１に対して回
動受け台２を回動自在とし、傾斜板12の角度調整を可能
とし、傾斜板12に対して押さえ側板13，13を左右にスラ
イド自在としている。ただ、第２実施例のテレビハンガ
ーは、図９及び図10に示すように、回動受け台２におけ
る回動板11の側壁11ｂの高さを、ビデオデッキ等を収納
しうるように深くし、前面又は他面の側壁11ｂを切り欠
いて開口部31を設け、回動板11内にビデオデッキ等の収
納部32を設けたものである。更に図例のものは、特に操
作口17を設けておらず、後面の側壁11ｂにビデオデッキ
とテレビＴとの信号線を通す通線孔17′を設けている。
このように、任意に側壁11ｂを選択して２以上の開口部
を設けることも可能である。従って、本実施例のテレビ
ハンガーＡによれば、回動板11内に設けられた収納部32
内にビデオデッキ等を収納することができるので、コン
パクトな形状で収納することができ、テレビＴとビデオ
デッキ等との配線等を簡単に行える。

【００２７】また、図11は、他の実施例の取付部を示す
斜視図である。上述したテレビハンガーＡの取付部１
は、並行配設した一対の支持部材５，５を連結板６にて
固定したものである。図11に示した取付部１は、連結板
６のみを分離したものであり、連結板６は、板本体６ａ
の両側に、ボルトの貫通孔33及び、嵌合孔34を所定間隔
ごとに交互に設けたものである。支持部材５の取付片４
には、ボルトの貫通孔33及び前記嵌合孔34に嵌合しうる
位置決めピン35を交互に設けている。

【００２８】そして、図11の取付部１を有するテレビハ
ンガーＡを壁面30に取り付ける場合、壁面30のテレビハ
ンガーＡを設置する位置に合わせて、連結板６を押し当
て、ボルトの貫通孔33に沿って印を付けてテンプレート
代わりに使用するのである。その後、取付部１の位置決
めピン35を、連結板６の嵌合孔34内に嵌入して、並行配
設された支持部材５と支持部材５を固定し、予め付けて
おいた印に、ボルトの貫通孔33を合わせて、ボルトをね
じ込むことにより、テレビハンガーＡを取り付けること
ができる。

【００２９】図12及び図13は、第３実施例のテレビハン
ガーを示すものである。第３実施例のテレビハンガー
は、第１実施例のテレビハンガーＡと同様な構造である
が、テレビＴを固定するベルト20を係止孔16を押さえ側
板13に設ける代わりに、押さえ側板13内面にテレビＴの
上縁に係止する固定金具36を設けたものである。即ち、
図12及び図13に示すように、金属製の杆体を折曲して全
体を略Ｌ字形状としたものであり、押さえ側板13の一部
に切り込みを入れて内側に折り返して挟持片37を形成
し、この挟持片37と押さえ側板13内面の間に固定金具36
を位置させ、ボルト28を螺合貫通させて、載置するテレ
ビＴに合わせて固定金具36を上下にスライド可能とした
ものである。

【００３０】

【発明の効果】以上の記載より明らかなように、次に記
載する作用及び効果を奏する。請求項１のテレビハンガ
ーによれば、取付部を壁面又は天井に固定することによ
りテレビハンガーを取り付けることができ、回動受け台
上にテレビを載置し、取付部の基板上に摺動自在に支持
された回動受け台を、凹凸部を中心に左右に回動させて
設置する位置を調整することができる。このように請求
項１のテレビハンガーによれば、載置したテレビを左右
に回動させて角度が調整可能な構造であるにもかかわら
ず、壁面又は天井に固定した支持部に設けた基板で、テ
レビを載置する回動受け台を支持しているので、回動さ
せる機構等の一部が破損しても、テレビが落下すること
がなく、安全に使用することができる。

【００３１】請求項２のテレビハンガーによれば、取付
部の基板上にて摺動自在に支持された回動受け台を、基
板の略中央部に設けられた凹凸部にて左右に回動させる
ので、回動受け台の回動時に場所をとらず、コンパクト
な状態でテレビハンガーを設置することができる。

【００３２】請求項３のテレビハンガーによれば、テレ
ビハンガーを傾斜させて使用する場合には、回動板の後
方を持ち上げ、リンクの枢着軸を回動板の係止孔の係止
部に係合させることにより、リンクを立起させた状態に
保持し、テレビを前傾させた状態に保持することができ
る。

【００３３】請求項４のテレビハンガーによれば、回動
板内に設けられた収納部内にビデオデッキ等を収納する
ことができるので、コンパクトな形状で収納することが
でき、テレビとビデオデッキ等との配線等を簡単に行え
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１実施例のテレビハンガーの使用状態を示す
斜視図

【図２】同じくテレビハンガーの分解斜視図

【図３】同じくテレビハンガーの縦断面図

【図４】（ａ）回動板及び傾斜板の枢着状態の要部を示
す説明断面図 （ｂ）リンクと回動板の係止孔との枢着状態の要部を示
す説明断面図 （ｃ）リンクと傾斜板の突片との枢着状態の要部を示す
説明断面図

【図５】同じくテレビハンガーの使用状態を示す側面図

【図６】同じくテレビハンガーの使用状態を示す側面図

【図７】同じくテレビハンガーの使用状態を示す平面図

【図８】同じくテレビハンガーの使用状態を示す正面図

【図９】第２実施例のテレビハンガーの使用状態を示す
斜視図

【図10】同じくテレビハンガーの分解斜視図

【図11】他の実施例の取付部を示す斜視図

【図12】第３実施例のテレビハンガーの使用状態を示す
斜視図

【図13】同じくテレビハンガーの押さえ側板を示す斜視
図

【図14】従来のテレビハンガーの使用状態を示す側面図

【図15】従来のテレビハンガーの使用状態を示す平面図

【図16】従来のテレビハンガーの分解斜視図

【符号の説明】

Ａ テレビハンガー Ｔ テレ
ビ １ 取付部 ２ 回動
受け台 ３ 支持板 ４ 取付
片 ５ 支持部材 ６ 連結
板 ７ 基板 ８ 回動
ピン ９ 案内孔 10 ベア
リング 11 回動板 12 傾斜
板 13 押さえ側板 14 枢着
孔 15 螺子部 16 係止
孔 17 操作口 18 突片 19 ガイド孔 20 ベル
ト 21 固定孔 22 螺軸 23 固定板 24 通孔 25 ナット 26 枢着
ピン 27 リンク 28 ボル
ト 29 ワッシャ 30 壁面 31 開口部 32 収納
部 33 貫通孔 34 嵌合
孔 35 位置決めピン 36 固定
金具 37 挟持片 51 テレビハンガー 52 取付
部材 53 回動杆 54 枢着
軸 55 受け台 56 固定
片 57 第１ピン 58 支持
本体 59 支持片 60 斜片 61 支持部材 62 突片 63 第２ピン 64 螺孔 65 ボルト 66 テレ
ビ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 壁面又は天井への取付部と、テレビを載
   置する回動受け台とよりなり、 それぞれの接触面に設けた枢着凹凸部を中心に取付部に
   対して回動受け台を摺動自在に支持したことを特徴とす
   るテレビハンガー。
2. 【請求項２】 凹凸部を基板上の略中央部に設けた請求
   項１記載のテレビハンガー。
3. 【請求項３】 回動受け台を、回動板と傾斜板とで構成
   し、回動板の両側に側壁を立設するとともに、受け台の
   底面に、前記両側壁に枢着しうる一対の突片を前後に２
   組立設し、受け台の底面に設けた前方の一対の突片を回
   動板の両側壁に枢着し、後方の突片と回動板の側壁に設
   けた長孔の係止孔を、それぞれリンクを介して軸体で枢
   着し、該係止孔にリンクとの枢着軸を係合させる係止部
   を設けることにより、リンクを立起させた状態で保持可
   能とした請求項１又は２記載のテレビハンガー。
4. 【請求項４】 回動板の側壁の高さを、ビデオデッキ等
   を収納可能な高さに設定するとともに、側壁に開口部を
   設け、内部にビデオデッキ等の収納空間を設けた請求項
   １、２又は３記載のテレビハンガー。