JPH10243073A - ハンズフリー電話装置およびこれを用いた電話システム - Google Patents

ハンズフリー電話装置およびこれを用いた電話システム

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JPH10243073A
JPH10243073A JP9058473A JP5847397A JPH10243073A JP H10243073 A JPH10243073 A JP H10243073A JP 9058473 A JP9058473 A JP 9058473A JP 5847397 A JP5847397 A JP 5847397A JP H10243073 A JPH10243073 A JP H10243073A
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JP
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hands
housing
telephone
free
microphone
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JP9058473A
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Takeshi Kamijo
健 上條
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Abstract

(57)【要約】 【課題】片手で携帯電話機をポップアップできるコンパ
クトで設置に便利な「ハンズフリー電話装置およびこれ
を用いた電話システム」を提供する。 【解決手段】筐体1が汎用缶形状に形成され、この筐体
1が自動車に装着されたカップホルダCHに設置され
る。携帯電話機20は筐体1の電話機収容部2に挿入さ
れ、ハーネス7を接続するとハンズフリー状態となる。
缶状筐体1には、マイクロホン3およびスピーカ4が設
けられ、電池電源5によって駆動する。押しボタン12
cを押すと、係止部12bと係止孔12eとの係止が解
除され、圧縮コイルバネ11によって電話機収容部2は
ポップアップする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汎用携帯電話機を
用いたハンズフリーセット式電話システムに関し、車載
用、家庭用等に幅広く用いることができ、コンパクトで
設置に便利なハンズフリー電話装置およびこれを用いた
電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車電話は飛躍的に普及してお
り、従来のハンドセット電話装置に加え、当該ハンドセ
ット操作時の片手運転を回避するために、ハンズフリー
セット電話装置も開発されている。
【0003】この種のハンズフリーセット電話装置は、
送話用マイクロホンが、例えばサンバイザ部に設置さ
れ、送受信用ON/OFFスイッチが、例えばステアリ
ングホイール部に設置されており、また音声の出力は、
専用スピーカあるいは車載オーディオのスピーカが兼用
されるように構成されているので、運転者は、ハンドル
から手を離すことなく通話することができる。
【0004】この場合、自動車専用電話機は、一旦自動
車を離れると使用できないことから、従来の汎用携帯電
話機をハンズフリーセット電話装置に接続可能に構成
し、走行中は自動車電話として、また自動車を離れたと
きは携帯電話として、それぞれ使用できるようにしたも
のも提案されている。
【0005】このようなハンズフリーセット式自動車電
話システムは、センターコンソールのシートサイドボッ
クス内または当該シートサイドボックスのリッド上にハ
ンズフリーセットの筐体を装着し、ここに携帯電話機を
セットするよう構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のハン
ズフリーセット自動車電話システムでは、(1)設置場
所に制限がある、(2)ハンズフリーセットと自動車電
源とを接続するハーネスやハンズフリーセットと携帯電
話機とを接続するハーネスが必要となる、(3)構造が
複雑でコストが高いなどの諸問題があった。
【0007】すなわち、従来のものでは、ハンズフリー
セットをセンターコンソールのシートサイドボックス内
に収納したり、あるいはリッドに縛り付けるので、シー
トサイドボックスが使用できなくなり、シートサイドボ
ックスの形状は車種毎に相違するので、強固に固定する
のが困難であったり、装着するための専用部品が別途必
要となってコストアップの原因となっていた。
【0008】さらに、ハンズフリーセットをシートサイ
ドボックスのリッドに装着すると、信号配線のハーネス
がむき出しになり、室内が整然とせず見栄えが悪いとい
う問題もあり、しかも、シートサイドボックスに装着す
ると、運転者は真横を向いて操作する必要が生じるの
で、操作性が悪いという問題もあった。
【0009】そこで、本発明者らは、ハンズフリー電話
装置の筐体を汎用缶形状にし、ここに携帯電話機を入れ
るとともに、駆動電源に電池を採用することで、コンパ
クトで設置に便利な、しかも廉価なハンズフリーセット
およびこれを用いた電話システムを開発した。
【0010】ところが、携帯電話機の操作ボタンを押し
たり、表示パネルを見たりする際に、携帯電話機を缶筐
体から一々取り出す必要があり、しかもこの操作は両手
を使う必要があるので、使い勝手が悪いということが判
明した。
【0011】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、携帯電話機の操作性を高めたハンズフ
リー電話装置およびこれを用いた電話システムを提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のハンズフリー電話装置は、汎用缶形状に形
成された筐体に、マイクロホン、スピーカおよび電池電
源が設けられたハンズフリー電話装置において、携帯電
話機が収容される電話機収容部が、前記筐体内に、当該
筐体に対して上下移動可能に設けられていることを特徴
とする。
【0013】本発明のハンズフリー電話装置では、電話
機収容部が、筐体に対して上下移動可能に設けられてい
るので、携帯電話機の操作ボタンを押す場合や表示パネ
ルを見る場合には電話機収容部を上方向に移動させる。
これにより、携帯電話機が缶状筐体から飛び出すので、
ボタン操作がし易く、表示パネルの視認性も良い。
【0014】なお、携帯電話機へのアクセスが不要な場
合は、電話機収容部を下方向に移動させる。これによ
り、携帯電話機が収容された缶状筐体の重心が下方向に
移動するので、安定性が良くなる。
【0015】本発明のハンズフリー電話装置において、
電話機収容部の上下移動機構は特に限定されないが、前
記筐体と前記電話機収容部との間に設けられ前記電話機
収容部を上方向に付勢する弾性体と、前記電話機収容部
を下死点近傍で係止する係止手段とを有することが好ま
しい。
【0016】このハンズフリー電話装置では、係止手段
による電話機収容部の係止を解除すると、電話機収容部
は、弾性体の付勢によってワンタッチで上方向に移動す
る。すなわち、片手操作によって携帯電話機がポップア
ップするので、特に車載用として適用した場合の効果が
多大である。
【0017】このような特徴に加え、本発明のハンズフ
リー電話装置は以下の特徴も有している。すなわち、本
発明のハンズフリー電話装置では、その筐体が汎用缶形
状に形成されているので、設置がきわめて便利である。
例えば、車載用として用いる場合は自動車に装着された
カップホルダにそのまま設置することができ、家庭用と
して用いる場合はテーブルその他の場所にそのまま設置
することができる。
【0018】本発明のハンズフリー電話装置を車載用と
して適用する場合において、汎用缶形状をなす前記筐体
が設置されるカップホルダは、予め自動車に装着されて
いるものの他、後付けされたものも含まれる。このカッ
プホルダの装着位置は特に限定されず、センターコンソ
ールや、ドアサイド、インストルメントパネル上面等
々、どこでも良い。
【0019】本発明のハンズフリー電話装置では、前記
缶状筐体に、ハンズフリーセットの入力部であるマイク
ロホンと、出力部であるスピーカとが設けられているの
で、マイクロホン及びスピーカと制御回路基板とを接続
するためのハーネスが室内に露出することがなくなる。
【0020】また、本発明のハンズフリー電話装置で
は、制御回路基板に設けられた各種電子部品の電源を電
池とし、この電池電源が缶状筐体に設けられているの
で、電源と制御回路基板とを接続するためのハーネスが
室内に露出することがなくなり、またどこへでも自由に
移動することができる。
【0021】この場合、前記電池を二次電池とすること
もできる。また、車載用として適用する場合は自動車電
源により、家庭用として適用する場合は家庭用コンセン
トにより、前記二次電池を充電するための端子を有する
ことが好ましい。こうすることにより、シガレット端子
等から車載バッテリ電源を、またはコンセントから家庭
用電源を供給できるので、長時間の使用によって電池容
量が減少してもそのまま充電することができ、乾電池に
比べ便利である。なお、本発明のハンズフリー電話装置
において、電池電源の入切スイッチを設けても良い。
【0022】本発明のハンズフリー電話装置において、
前記マイクロホンおよびスピーカは、ハーネスを介して
前記携帯電話機の内蔵マイクロホンおよび内蔵スピーカ
の入出力端子に接続されることが好ましい。ハンズフリ
ー電話装置にマイクロホンおよびスピーカのみを設ける
ことにより、つまり送受信回路等は携帯電話機のものを
利用することにより、コンパクトで廉価なハンズフリー
電話装置を提供することができる。
【0023】本発明のハンズフリー電話装置において、
前記缶状筐体に、前記マイクロホンおよびスピーカと前
記携帯電話機の内蔵マイクロホンおよび内蔵スピーカの
入出力端子との音声信号の送受信制御を行う制御回路基
板が設けられていることが好ましい。制御回路基板を筐
体に設けることにより、マイクロホンおよびスピーカと
の接続用ハーネスが室内に露出することがなくなる。
【0024】上述したハンズフリー電話装置と、携帯電
話機とを有する電話システムによっても上記目的を達成
することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明のハンズフリー電話シ
ステムを示す斜視図、図2は本発明のハンズフリー電話
装置の設置状態を示す斜視図、図3は本発明のハンズフ
リー電話システムを示すブロック図、図4は実施形態の
縦断面図、図5は同じく横断面図、図6は同じく縦断面
図であってポップアップ状態を示す。
【0026】まず、基本構成から説明すると、本実施形
態のハンズフリー電話装置10は、筐体1を有してお
り、この筐体1は、具体的には直径約60mm、高さ約
120mmの汎用缶形状に形成されている。筐体1の材
質は特に限定されず、アルミ、スチール、合成樹脂等々
で成形することができる。なお、上述した缶形状の大き
さの数値は単なる例示であって、要するに汎用携帯電話
機20が挿入できる大きさであればよい。
【0027】この缶状筐体1には、携帯電話機20を挿
入して収容するための電話機収容部2が設けられてい
る。図4に示すように、この電話機収容部2は、縦断面
が有底筒状の形状をなし、筐体1の内壁に沿って挿入さ
れ、図5に示されるように、横断面が半月状に形成され
ている。なお、図5に示す「13」は、携帯電話機20
の大きさ(主として厚さ)の違いを吸収するためのスペ
ーサであって、発泡体等の弾性を有する材料から構成さ
れている。
【0028】電話機収容部2の底面と筐体1の底面との
間には、圧縮コイルバネ(弾性体)11が設けられてお
り、無負荷状態では、電話機収容部2を図6に示すよう
に筐体1の上面開口まで押し上げる。本実施形態では弾
性体に圧縮コイルバネ11を採用したが、本発明の弾性
体はこれに限定されない。圧縮コイルバネ11を採用す
ると、後述する電池電源5の収納スペースが確保できる
など有利な点がある。
【0029】電話機収容部2は、係止手段12によって
図4に示す状態で固定される。本実施形態の係止手段1
2は、缶状筐体1の側壁に貫通されバネ付きヒンジ12
dによって揺動可能に設けられたロッド12aと、この
ロッド12aの先端に形成された係止部12bに係止す
るように電話機収容部2に開設された係止孔12eとか
ら構成されている。
【0030】ロッド12aは、バネ付きヒンジ12dの
バネ力によって、図4に示す矢印A方向に付勢されてい
る。つまり、ロッド12aの係止部12bが、電話機収
容部2の係止孔12e方向に押し付けられるように付勢
されている。したがって、図4に示す係止状態で、ロッ
ド12aの他端に取り付けられた押しボタン12cを押
すと、係止部12bと係止孔12eとの係止が解除され
るので、圧縮コイルバネ11の付勢力によって電話機収
容部2が図6に示すようにポップアップすることにな
る。一方、図6に示す状態から電話機収容部2を押し下
げると、ロッド12aの係止部12bは、バネ付きヒン
ジ12dによって図中A方向に付勢されているものの、
電話機収容部2の下降にともない当該電話機収容部2の
側壁に沿い、係止孔12eにいわゆるパチっと係止され
ることになる。
【0031】また、缶状筐体1には、後述するマイクロ
ホン3およびスピーカ4と、携帯電話機20の内蔵マイ
クロホン22および内蔵スピーカ23の入出力端子21
との音声信号の送受信制御を行う制御回路基板8が設け
られている。なお、制御回路基板8は、筐体1側に固定
しても、あるいは電話機収容部2側に固定しても良い。
また、本発明では、制御回路基板8を板状に形成する必
要はないが、制御回路基板8を板状に形成して、これを
電話機収容部2のガイドとする点で望ましい構成であ
る。
【0032】缶状筐体1の表面、図1に示す裏面側に一
部露呈するように、マイクロホン3とスピーカ4とが設
けられている(図2参照)。このマイクロホン3は、携
帯電話機20の内蔵マイクロホン22に代わって運転者
等の音声を入力するもので、図3に示すように、携帯電
話機20の入出力端子21に制御回路基板8に設けられ
たイヤホンジャック(ハーネス)7を接続することによ
り、当該マイクロホン3から入力された音声信号は、制
御回路8およびハーネス7を介して入出力端子21から
携帯電話機20に送信され、この携帯電話機20の内蔵
制御回路(図示しない)で信号処理されたのち、電波信
号として内蔵アンテナ24から通話相手側へ送られる。
【0033】これに対して、スピーカ4は、携帯電話機
20の内蔵スピーカ23に代わって通話相手からの音声
を出力するもので、同図に示すように、携帯電話機20
の入出力端子21に制御回路基板8に設けられたイヤホ
ンジャック(ハーネス)7を接続することにより、通話
相手から内蔵アンテナ24に受信された音声電波信号
は、携帯電話機20の制御回路で信号処理されたのち、
入出力端子21、ハーネス7および制御回路8を介して
当該スピーカ4から室内へ出力される。
【0034】また、本実施形態のハンズフリー電話装置
10では、缶状筐体1の底面に電池電源5が設けられて
おり、これに直列に電池電源5の入切スイッチ6が回路
形成されている。
【0035】本実施形態では、電池電源5として、汎用
の乾電池の他、二次電池とすることもできる。また、電
池電源5を二次電池とする場合には、充電用端子を設
け、自動車バッテリによって二次電池を充電するように
しても良い。こうすることにより、シガレット端子等か
ら車載バッテリ電源を供給できるので、長時間の使用に
よって電池容量が減少してもそのまま充電することがで
き、乾電池に比べ便利である。なお、電池電源5に代え
てシガレット端子等から車載バッテリ電源を直接供給し
ても良い。
【0036】なお、缶状筐体1の表面、図1に示す実施
形態では電話機収容部2が形成された裏面側に、電池電
源5のマニュアル入切スイッチ6aが設けられており、
これは、運転者が電話をかける場合に電池電源5をON
するためのマニュアルスイッチである。
【0037】本実施形態のハンズフリー電話装置10
は、図2に示されるようにカップホルダCHに設置する
ことができる。このカップホルダCHは、予め自動車の
センターコンソール部などに組み込まれたものの他、後
付けされたものも含まれる。このカップホルダCHの装
着位置は特に限定されず、センターコンソールや、ドア
サイド、インストルメントパネル上面等々、どこでも良
い。また、ハンズフリー電話装置10をカップホルダC
Hに設置する際には、マイクロホン3、スピーカ4およ
びマニュアル入切スイッチ6が設けられた面を運転者側
に向かわせて置くことが望ましい。
【0038】ハンズフリーとして使用する場合には、携
帯電話機20を電話機収容部2に挿入し、ハーネス7の
ジャックを携帯電話機20の入出力端子21に挿入す
る。これにより、運転者の音声はマイクロホン3から入
力され、制御回路8、ハーネス7、入出力端子21を介
して携帯電話機20の内蔵制御回路へ送られる。そし
て、音声電波として内蔵アンテナ24から送信される。
一方、通話相手からの音声は、内蔵アンテナ24で受信
され、携帯電話機20の内蔵制御回路で処理されたの
ち、入出力端子21、ハーネス7、制御回路8を介して
スピーカ4から室内に出力される。これにより、運転者
はハンドルから手を離すことなく通話することができ
る。
【0039】ここで、電話をかける場合あるいは携帯電
話機20の表示パネルを見たい場合には、係止手段12
の押しボタン12cを押す。これにより、係止部12b
と係止孔12eとの係止が解除されるので、圧縮コイル
バネ11の付勢力によって電話機収容部2が図6に示す
ようにポップアップし、操作ボタンを操作したり表示パ
ネルを視認することが容易となる。このように、運転者
は片手で携帯電話機20をポップアップさせることがで
きる。また本実施形態のハンズフリー電話装置10は、
その筐体1が汎用缶形状に形成されているので、図2に
示すように自動車に装着されたカップホルダCHにその
まま難なく設置することができ、きわめて便利である。
また、缶状の筐体1が携帯電話機20の収容機能を有し
ているので、携帯電話機20を挿入するだけで足り、き
わめて簡便である。
【0040】しかも、ハンズフリーセットの入力部であ
るマイクロホン3と、出力部であるスピーカ4とが、筐
体1に設けられているので、マイクロホン3及びスピー
カ4と制御回路基板8とを接続するためのハーネスが筐
体1の内部で取り廻され、室内に露出することがなくな
る。
【0041】また、制御回路基板8に設けられた各種電
子部品の電源5を乾電池又は二次電池とし、筐体1に内
蔵することで、電源5と制御回路基板8とを接続するた
めのハーネスも筐体1の内部で取り廻され、室内に露出
することがなくなる。また、ハンズフリー電話装置10
をどこへでも自由に移動することができる。
【0042】さらに、本実施形態のハンズフリー電話装
置10では、マイクロホン3およびスピーカ4のみを設
け、送受信回路等は携帯電話機20のものを利用するの
で、コンパクトで廉価なハンズフリー電話装置10を提
供することができる。
【0043】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0044】例えば、筐体1の表面に絵柄等のデザイン
を施し、意匠的効果を付加しても良い。また、車載用と
して以外にも、家庭用等に適用することができる。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、コン
パクトで設置が便利なハンズフリー電話装置を提供する
に際し、片手で携帯電話機をポップアップさせることが
でき、きわめて便利である。
【0046】また、本発明のハンズフリー電話装置は、
マイクロホン、スピーカ、電源および制御回路基板が筐
体に設けられているので、ハーネスの取り廻しを必要と
せず、どこへでも移動可能である。また、見栄えも良
い。しかも、送受信制御回路等は携帯電話機のものを利
用するので廉価なハンズフリー電話装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンズフリー電話システムを示す斜視
図である。
【図2】本発明のハンズフリー電話装置の設置状態を示
す斜視図である。
【図3】本発明のハンズフリー電話システムを示すブロ
ック図である。
【図4】本発明の実施形態を示す縦断面図である。
【図5】本発明の実施形態を示す横断面図である。
【図6】本発明の実施形態を示す縦断面図(ポップアッ
プ状態)である。
【符号の説明】
10…ハンズフリー電話装置 1…筐体 2…電話機収容部 3…マイクロホン 4…スピーカ 5…電池電源 6…入切スイッチ 7…ハーネス 8…制御回路基板 11…圧縮コイルバネ(弾性体) 12…係止手段 12a…ロッド 12b…係止部 12c…押しボタン 12d…バネ付きヒンジ 12e…係止孔 20…携帯電話機 21…入出力端子 22…内蔵マイクロホン 23…内蔵スピーカ 24…内蔵アンテナ CH…カップホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 1/60 H04M 1/60 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】汎用缶形状に形成された筐体(1)に、マ
    イクロホン(3)、スピーカ(4)および電池電源
    (5)が設けられたハンズフリー電話装置において、 携帯電話機(20)が収容される電話機収容部(2)
    が、前記筐体内に、当該筐体に対して上下移動可能に設
    けられていることを特徴とするハンズフリー電話装置。
  2. 【請求項2】前記筐体(1)と前記電話機収容部(2)
    との間に設けられ前記電話機収容部を上方向に付勢する
    弾性体(11)と、前記電話機収容部を下死点近傍で係
    止する係止手段(12)とを有することを特徴とする請
    求項1記載のハンズフリー電話装置。
  3. 【請求項3】前記筐体(1)は、自動車に装着されたカ
    ップホルダ(CH)に設置されることを特徴とする請求
    項1または2記載のハンズフリー電話装置。
  4. 【請求項4】前記電池電源(5)が二次電池であること
    を特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のハンズフリ
    ー電話装置。
  5. 【請求項5】前記二次電池を充電するための端子を有す
    ることを特徴とする請求項4記載のハンズフリー電話装
    置。
  6. 【請求項6】前記マイクロホン(3)およびスピーカ
    (4)は、ハーネス(7)を介して前記携帯電話機(2
    0)の内蔵マイクロホンおよび内蔵スピーカの入出力端
    子(21)に接続されることを特徴とする請求項1〜5
    の何れかに記載のハンズフリー電話装置。
  7. 【請求項7】前記缶状筐体(1)に、前記マイクロホン
    (3)およびスピーカ(4)と前記携帯電話機の内蔵マ
    イクロホン(22)および内蔵スピーカ(23)の入出
    力端子(21)との音声信号の送受信制御を行う制御回
    路基板(8)が設けられていることを特徴とする請求項
    6に記載のハンズフリー電話装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7の何れかに記載のハンズフリ
    ー電話装置(10)と、携帯電話機(20)とを有する
    電話システム。
JP9058473A 1997-02-26 1997-02-26 ハンズフリー電話装置およびこれを用いた電話システム Pending JPH10243073A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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