JPH10241354A - 双方向転送型記憶装置及びメモリの入出力制御方法 - Google Patents

双方向転送型記憶装置及びメモリの入出力制御方法

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JPH10241354A
JPH10241354A JP9037683A JP3768397A JPH10241354A JP H10241354 A JPH10241354 A JP H10241354A JP 9037683 A JP9037683 A JP 9037683A JP 3768397 A JP3768397 A JP 3768397A JP H10241354 A JPH10241354 A JP H10241354A
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JP9037683A
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Masayuki Koyama
雅行 小山
Naohiro Kobayashi
直弘 小林
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを記憶する領域を逓減しつつも、複数
組のデータに対して連続的にFILOの機能を得る。 【解決手段】 メモリM0から入力されたデータの列は
メモリM3までシフトされ、スイッチバックしてメモリ
M0から読み出されるので、この列に対してFILOの
機能を得ることができる。一方、メモリM3から入力さ
れたデータの列はメモリM0までシフトされ、スイッチ
バックしてメモリM3から読み出されるので、この列に
対してもFILOの機能を得ることができる。そしてこ
れらの2つのデータの列は互いにプッシュ−プルの関係
を保ちながらメモリM0〜M3の間をデータがシフトす
るので、必要なメモリの数は、データの各列の要素だけ
あれば足りる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は記憶装置に関し、
特に連続的にFILO(First In Last Out)の機能を
果たすことができる双方向FILOに関する。
【0002】
【従来の技術】FILOの機能を果たす記憶装置(以
下、かかる記憶装置をも「FILO」と称す)は、順次
入力されたデータを、入力された順とは逆にデータを出
力する。
【0003】従来のFILOはプッシュ操作とポップ操
作によって動作するので、これを一つだけ用いた場合に
は、第1の組のデータについてFILOの処理を得た
後、直ちに第2の組のデータについてFILOの処理を
得ることはできない。第1の組のデータの読み出しが終
わるまでに他の組のデータをFILOに入力すると、第
1の組のデータが破壊されるためである。
【0004】図53は従来のFILOを二つ用いて、第
1及び第2の組のデータについてFILOの処理を連続
的に得る構成を示すブロック図である。FILO1,F
ILO2はデマルチプレクサDMUX0によって入力デ
ータDINが組毎に振り分けられて与えられ、マルチプ
レクサMUX0によっていずれかの出力が出力データD
OUTとして出力される。
【0005】例えば入力データDINが第1の組のデー
タをデマルチプレクサDMUX0に与える際には、FI
LO1に第1の組のデータが順次入力される。そして入
力データDINが第2の組のデータをデマルチプレクサ
DMUX0に与える際には、FILO2に第2の組のデ
ータが順次入力されつつ、マルチプレクサMUX0を通
じてFILO1に与えられていたデータが順序を逆にし
て出力データDOUTとして出力される。その後、マル
チプレクサMUX0を通じてFILO2に与えられてい
たデータが順序を逆にして出力データDOUTとして出
力される際には、入力データDINが第3の組のデータ
をデマルチプレクサDMUX0に与える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、交代
に選択される一対のFILOを用いなければ、複数の組
のデータについて連続的にFILOの処理を行うことが
できず、従ってデータを記憶する領域は一組のデータの
2倍分が必要であるという問題点があった。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、複数の記憶素子の間においてデータの転送
の方向を上から下へ向かう方向と、下から上へ向かう方
向との双方向について行い、データを記憶する領域を逓
減しつつも、連続的にFILOの機能を可能とする双方
向FILOを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
にかかるものは、いずれもが所定長のデータを格納する
第0乃至第(N−1)(N≧2)の記憶単位を備え、入
力データはN個毎に組を成して交互に前記第0及び第
(N+K−1)の記憶単位に入力され、前記入力データ
の異なる2つの前記組の先頭のデータがK個の前記記憶
単位を挟んで対向しつつ、前記第0乃至第(N+K−
1)の記憶単位において格納されるデータに対して順次
に(N+K−1)回のシフト転送が行われ、前記シフト
転送の方向が交互に転向することにより、前記入力デー
タがスイッチバックして出力される。
【0009】この発明のうち請求項2にかかるものは、
請求項1記載の双方向転送型記憶装置であって、前記入
力データが、制御信号が第1の値を採る場合に前記第0
の記憶単位へ、第2の値を採る場合に前記第Nの記憶単
位へ、それぞれ格納し、前記制御信号が前記第1の値を
採る場合には前記第0乃至第(N−2)の記憶単位の格
納する内容が前記第1乃至第(N−1)の記憶単位へ、
前記第2の値を採る場合には前記第1乃至第(N−1)
の記憶単位の格納する内容が前記第0乃至第(N−2)
の記憶単位へ、それぞれ転送され、前記制御信号が前記
第1の値を採る場合には前記第(N−1)の記憶単位の
格納する内容を、前記第2の値を採る場合には前記第0
の記憶単位の格納する内容を、それぞれ出力データとし
て採用され、前記制御信号は、前記第0の記憶単位にN
回連続して前記入力データが書き込まれたことに対応し
て前記第2の値に、前記第(N−1)の記憶単位にN回
連続して前記入力データが書き込まれたことに対応して
前記第1の値に、それぞれ設定される。
【0010】この発明のうち請求項3にかかるものは、
いずれもが所定長のデータを格納し、第0乃至第(N+
K−1)のアドレスに対応する第0乃至第(N+K−
1)(N≧2,K≧0)の記憶単位を有し、クロックに
基づいて動作するメモリと、前記メモリの読み出しアド
レス及び書き込みアドレスをそれぞれ生成するアドレス
生成部とを備える双方向転送型記憶装置であって、入力
データはN個毎に組を成し、前記記憶単位の格納する内
容を読み出しつつこれに追随して入力データが書き込ま
れ、前記入力データの組の更新に対応して前記読み出し
アドレス及び前記書き込みアドレスの移動する方向が逆
転する。
【0011】この発明のうち請求項4にかかるものは、
請求項3記載の双方向転送型記憶装置であって、制御信
号が第1の値を採る場合には前記メモリの前記読み出し
アドレスが前記書き込みアドレスに対して前記Kだけ大
きく設定されつつ、前記クロックに基づいて前記読み出
しアドレス及び前記書き込みアドレスのいずれもが1増
加し、前記制御信号が第2の値を採る場合には前記読み
出しアドレスが前記書き込みアドレスに対して前記Kだ
け小さく設定されつつ、前記クロックに基づいて前記読
み出しアドレス及び書き込みアドレスのいずれもが1減
少し、前記制御信号は、前記書き込みアドレスが前記第
(N−1)の記憶単位を指定した場合に対応して前記第
2の値に、前記第Kの記憶単位を指定した場合に対応し
て前記第1の値に、それぞれ設定され、前記第(N−
1)の記憶単位に対して前記書き込みが行われた後、前
記書き込みアドレス及び前記読み出しアドレスはそれぞ
れ前記第(N+K−1)のアドレス、及び前記第(N−
1)のアドレス、にそれぞれ設定され、前記第Kの記憶
単位に対して前記書き込みが行われた後、前記書き込み
アドレス及び前記読み出しアドレスはそれぞれ前記第0
のアドレス、及び前記第Kのアドレス、にそれぞれ設定
される。
【0012】この発明のうち請求項5にかかるものは請
求項4記載の双方向転送型記憶装置であって、前記メモ
リの書き込み及び読み出しは前記クロックのそれぞれ立
ち上がり及び立ち下がりを契機として行われ、前記書き
込みアドレス及び読み出しアドレスは前記メモリの書き
込みに引き続いて更新される。
【0013】この発明のうち請求項6にかかるものは、
いずれもが所定長のデータを格納する第1乃至第N+K
(N≧2,K≧0)の記憶単位を有し、クロックに基づ
いて動作するメモリの入出力制御方法であって、制御信
号が第1の値を採る場合には前記メモリの読み出しアド
レスが書き込みアドレスに対して前記Kだけ大きく設定
されつつ、前記クロックに基づいて前記読み出しアドレ
ス及び前記書き込みアドレスのいずれもが1増加し、前
記制御信号が第2の値を採る場合には前記読み出しアド
レスが前記書き込みアドレスに対して前記Kだけ小さく
設定されつつ、前記クロックに基づいて前記読み出しア
ドレス及び書き込みアドレスのいずれもが1減少し、前
記制御信号は、前記書き込みアドレスが前記第Nの記憶
単位を指定した場合に対応して前記第2の値に、前記第
K+1の記憶単位を指定した場合に対応して前記第1の
値に、それぞれ設定され、前記第Kの記憶単位に対して
前記書き込みが行われた後、前記書き込みアドレス及び
前記読み出しアドレスはそれぞれ前記第0のアドレス、
及び前記第Kのアドレス、にそれぞれ設定される。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.実施の形態1では、シフトレジスタ型の
双方向FILOについて説明する。図1及び図2は両図
相俟って実施の形態1にかかる双方向FILOの動作を
示すフローチャートである。両図は接続子J1〜J4に
よって互いに結合される。また、図3は実施の形態1に
かかる双方向FILOの構成を例示するブロック図であ
る。そして図4乃至図16は図3に示された双方向FI
LOの動作を順に示す模式図である。
【0015】図3に示された双方向FILOはシフトレ
ジスタを構成するメモリM0〜M3及び、これらの間で
順次データを転送する制御部CNT1〜CNT3を備え
ている。具体的には、メモリM0,M1の間のデータの
転送は制御部CNT1が、メモリM1,M2の間のデー
タの転送は制御部CNT2が、メモリM2,M3の間の
データの転送は制御部CNT3が、それぞれ行う。制御
部CNT1〜CNT3はクロックCLKに同期して動作
する。データが転送される方向は、モード信号MODE
の値が“0”,“1”を採ることに対応して、それぞれ
を上から下へ向かう方向(M0からM3へ向かう方
向)、下から上へ向かう方向(M3からM0へ向かう方
向)となる。
【0016】デマルチプレクサDMUX及びマルチプレ
クサMUXは、それぞれモード信号MODEの値に基づ
いて出力及び入力を行う。具体的には、デマルチプレク
サDMUXは入力データDINを入力し、モード信号M
ODEの値が“0”,“1”を採ることに対応してそれ
ぞれ“0”,“1”と付記された出力端(以下「“0”
出力端」「“1”出力端」とする)へと入力データDI
Nを出力する。また、マルチプレクサMUXは、モード
信号MODEの値が“0”,“1”を採ることに対応し
てそれぞれ“0”,“1”と付記された入力端(以下
「“0”入力端」「“1”入力端」とする)に入力され
るデータDOUT1,DOUT2を出力データDOUT
として出力する。ここで、データDOUT1,DOUT
2はそれぞれメモリM3,M0に格納されたデータであ
る。
【0017】モード信号MODEはカウンタCOUNT
1,COUNT2、及び比較器CMPによって生成され
る。カウンタCOUNT1はクロックCLKをカウント
してモード制御値MODE_CNTを生成し、比較器C
MPはこれを所定の値、例えば2ビットの値“11”
(10進数でいう“3”)と比較する。モード制御値M
ODE_CNTは、入力データDINを格納するメモリ
が、データの移動方向に沿って何番目にあるのかを指示
する。モード制御値MODE_CNTが所定の値と一致
した場合には(これはモード信号MODEが“0”を採
るならばメモリM3が、“1”を採るならばメモリM0
が、それぞれ入力データDINを格納することを意味す
る)、カウンタCOUNT1をリセットしてモード制御
値MODE_CNTの値を“0”にし、かつカウンタC
OUNT2にカウントさせる。カウンタCOUNT2は
クロックCLKをカウントするのではなく、比較器CM
Pの出力をカウントする1ビットのカウンタであり、そ
の出力たるモード信号MODEの値が変化するタイミン
グがクロックCLKに同期する。
【0018】カウンタCOUNT1は比較器CMPの出
力によってリセットされるためのリセット端R2の他、
双方向FILOのリセットに用いられるリセット信号R
STによってもリセットされる為にリセット端Rをも有
している。同様に、カウンタCOUNT2にもリセット
信号RSTによってリセットされる為のリセット端Rが
設けられている。また、各メモリM0〜M3にもリセッ
ト信号RSTによってリセットされる為のリセット端R
が設けられている。
【0019】図1に示されたフローチャートにおいて、
ステップS101はクロックCLKにかかわらず実行さ
れる。このステップS101において、リセット命令が
与えられたか否かが判断される。図3に即して言えばリ
セット信号RSTが立ち下がったか否かが判断される。
リセット命令が与えられた場合(リセット信号RSTが
立ち下がった場合)、接続子J2を介して図2に示され
たステップS113〜S115が実行され、接続子J3
を介して再びステップS101に戻る。
【0020】ステップS113〜S115において双方
向FILOのリセットの為の処理が実行される。ステッ
プS113では第0番目乃至第(N−1)番目のメモ
リ、即ち全てのメモリの内容が初期化される。図3に即
して言えばN=4であり、メモリM0〜M3の内容は、
これらのリセット端Rに“H”から“L”への遷移が与
えられることによってクリアされる。ステップS114
では動作モードが第1モードに設定される。これは図3
に即して言えばモード信号MODEの値が“0”に設定
されることを示し、カウンタCOUNT2のリセット端
Rに“H”から“L”への遷移が与えられることによっ
て実現される。ステップS115では同様に、カウンタ
COUNT1のリセット端Rに“H”から“L”への遷
移が与えられることによってモード制御値MODE_C
NTが“0”に設定される。
【0021】図1に示されたステップS102,S10
0に関しては、図3に示された双方向FILOでは特に
対応する機構が示されていないが、待機(wait)命令W
T、可動(enable)命令ENを用いてメモリを管理する
ことは通常よく行われており、その機構も周知の技術を
用いて実現することができる。
【0022】ステップS103において、動作モードが
第1モードであるか、第2モードであるかが判断され
る。ここで第1及び第2モードはそれぞれモード信号M
ODEの値が“0”,“1”であることに対応し、制御
部CNT1〜CNT3がデータを転送する方向はこれに
対応して上から下へ向かう方向、下から上へ向かう方向
となる。ステップS113〜S115が実行されて初め
てステップS103が実行される場合には、ステップS
114が実行された結果、モード信号MODEの値が
“0”となっており、ステップS104へ進む。
【0023】ステップS104において、末尾のメモリ
である第(N−1)番目のメモリの内容が出力データと
して採用される。これはマルチプレクサMUXがモード
信号MODEの値が“0”であることに対応して、出力
データDOUTとしてデータDOUT1を採用すること
で実現される。図4はこの状態を示す図であり、全ての
メモリM0〜M3がクリアされて“0”を格納している
状態において、出力データDOUTはメモリM3の格納
する内容(データDOUT1)を採っている。
【0024】ステップS106,S108,S111,
S112はクロックCLKに同期して、例えばその立ち
上がりのタイミングを契機として実行される。まずステ
ップS106において、先頭のメモリである第0番目の
メモリ乃至末尾から2番目のメモリである第(N−2)
番目のメモリの内容を、先頭から2番目のメモリである
第1番目のメモリ乃至末尾のメモリである第(N−1)
番目のメモリへと転送する。これは、制御部CNT1〜
CNT3がメモリM0〜M3の間においてデータを上か
ら下へ向かう方向へ転送することで実現される。従っ
て、図4においてメモリM0〜M2に格納されていたデ
ータ“0”,“0”,“0”が、それぞれメモリM1〜
M3に格納されることになる。また、ステップS108
において先頭のメモリである第0番目のメモリに入力デ
ータの値が格納される。例えば入力データDINの値と
してA1が与えられていれば、メモリM0にはデータA
1が格納される。図5はこのようにして得られた各メモ
リM0〜M3の格納内容を示している。
【0025】ステップS110ではモード制御値MOD
E_CNTの値が吟味される。図5に示された状態では
入力データDINの値が格納される対象はメモリM0で
あり、モード制御値MODE_CNTが“0”であるの
でステップS112へ進む。ステップS112におい
て、モード制御値MODE_CNTは“1”増加する。
これは入力データDINを格納するメモリが順次移動す
ることを示す。そして当該メモリが先頭もしくは末尾の
メモリに対応することとなった場合(即ち(N−1)に
等しくなった場合)には、ステップS110からステッ
プS111へと進み、モード信号MODEの値を切り替
えて動作モードを変更し、モード制御値の値も“0”に
設定する。当該メモリが先頭もしくは末尾のメモリに対
応しない間は、接続子J1を介してステップS103へ
戻る。
【0026】図6はステップS114が実行されてから
2回目にステップS104が実行されている状態を示し
ている。そしてクロックCLKの立ち上がりを契機とし
て、図4乃至図6においてメモリM0〜M2に格納され
ていたデータA1,“0”,“0”がそれぞれメモリM
1〜M3に格納され(ステップS106)、入力データ
DINの新たな値A2がメモリM0へ格納される(ステ
ップS108、図7)。その後のステップS112にお
いてモード制御値MODE_CNTの値は増加するが、
その値は10進数で2であってN−1(=3)に等しく
はなく、ステップS111から、接続子J1、ステップ
S103を介してステップS104へと戻る。図8はこ
の状態を示している。
【0027】このような処理が繰り返され、順次更新さ
れる入力データDINの値A3,A4がメモリM0へ格
納される。そしてデータA4がメモリM0へ格納される
際のクロックCLKの立ち上がりに対応して実行される
ステップS110においては、既にモード制御値MOD
E_CNTが“3”となっていたので、ステップS11
1の処理を受ける。即ちモード制御値MODE_CNT
が“0”となり、モード信号MODEが“1”となる。
これは図3において、比較器CMPがモード制御値MO
DE_CNTの値を2進数“11”と比較して、その結
果カウンタCOUNT1をそのリセット端R2を介して
リセットし、カウンタCOUNT2をカウントさせるこ
とによって実現される。図9はこの状態を示している。
【0028】ステップS111の処理を受けた直後で
は、ステップS103において動作モードは第2モード
であると判断され、ステップS103からステップS1
05へと処理が進む。そして先頭のメモリである第0番
目のメモリの内容が出力データDOUTとして採用され
る。これはマルチプレクサMUXがモード信号MODE
の値が“1”であることに対応して、出力データDOU
TとしてデータDOUT2を採用することで実現され
る。図10はこの状態を示しており、出力データDOU
TはメモリM0の格納するデータA4を採る。
【0029】ステップS107,S109はクロックC
LKに同期して、例えばその立ち上がりのタイミングを
契機として実行される。まずステップS107におい
て、先頭から2番目のメモリである第1番目のメモリ乃
至末尾のメモリである第(N−1)番目のメモリの内容
を、先頭のメモリである第0番目のメモリ乃至末尾から
2番目のメモリである第(N−2)番目のメモリへと転
送する。これは、制御部CNT1〜CNT3がメモリM
0〜M3の間においてデータを下から上へ向かう方向へ
転送することで実現される。従って、図10においてメ
モリM1〜M3に格納されていたデータA3,A2,A
1が、それぞれメモリM0〜M2に格納されることにな
る。またステップS109において、末尾のメモリであ
る第(N−1)番目のメモリに入力データの値が格納さ
れる。例えば入力データDINの値としてB1が与えら
れていれば、メモリM3にはデータB1が格納される。
図11はこのようにして得られた各メモリM0〜M3の
格納内容を示している。
【0030】ステップS109の実行後は、第1モード
の場合と同様にステップS110〜S112が実行され
る。よって図12乃至図14に示されるようにして出力
データとして順次A3,A2,A1が得られ、その一方
で末尾のメモリM3の内容は、次々と新たな入力データ
の値B2,B3,B4へと更新される。
【0031】そしてステップS109の実行によって図
14に示された状態が得られた後、クロックCLKの立
ち上がりに際してステップS111が実行される。第2
モードにおいてモード制御値MODE_CNTの値が
“3”を採用することは、メモリM0を指定しているこ
とになるためである。動作モードが第1モードへと移
り、モード制御値MODE_CNTの値も“3”から
“0”へとリセットされる。その後、図15に示される
ように入力データDINの新たな値がC1に更新され、
出力データDOUTはメモリM3の内容であるデータB
4を出力する(ステップS104)。そしてメモリM0
〜M2に格納されていたデータB1,B2,B3がそれ
ぞれメモリM1〜M3に格納され(ステップS10
6)、そしてデータC1がメモリM0へ格納される(ス
テップS108、図16)。
【0032】このようにして、N個(図3乃至図16に
即して言えば4個)の値を組にしたデータ(A1,A
2,A3,A4),(B1,B2,B3,B4),…を
順次入力データDINとして採用すれば、出力データD
OUTは(A4,A3,A2,A1),(B4,B3,
B2,B1),…と得られる。つまりN個のメモリを備
える双方向FILOでは、N個のデータからなる組の複
数について、FILOの機能を連続的に発揮することが
できる。これはN個のメモリ間におけるデータの転送の
方向を、上から下へ向かう方向と、下から上へ向かう方
向との双方向を採用し、かつ、いわばデータがスイッチ
バックの態様にて入出力されるためである。以下、デー
タのこのN個の組をパケットという単位で取り扱うこと
もある。
【0033】なお、シフトレジスタ型の双方向FILO
においては図11乃至図13に示されるように、異なる
組のデータの先頭が隣接する態様を示したが、勿論K
(≧0)個の記憶単位を挟んでこれらが対向する態様で
もよいのは明白である。その場合には、必要となる記憶
素子が(N+K)個となり、ステップS104,S10
6,S107,S109,S113におけるNの値をN
+Kに読み替えれば上記の効果を得ることができる。但
しステップS110のNの値はこの場合にも維持され
る。
【0034】さて、シフトレジスタの一部を構成するメ
モリM0〜M3の間でいずれの方向にデータの転送が行
われるか、入力データを先頭のメモリ及び末尾のメモリ
のいずれに格納するか、出力データが先頭のメモリ及び
末尾のメモリのいずれから読み出されるか、がそれぞれ
適切に選択されれば上記双方向FILOは実現できる。
従って、制御部CNT1〜CNT3とデマルチプレクサ
DMUXとを区分する必要はない。以下ではかかる区分
がなされない場合の回路を示す。但し正論理(“1”,
“0”がそれぞれ“H”,“L”に対応する)が採用さ
れる。
【0035】表1乃至表3はこの順に結合して双方向F
ILOを記述するハードウェア記述言語(HDL)によ
るリストを示す。ここでは例としてCadence社のVerilog
-HDLを用いている。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】表1は当該リストの第1行乃至第9行を、
表2は当該リストの第10行乃至第47行を、表3は当
該リストの第48行乃至第51行(最終行)を示してい
る。表1ではリストの第1行においてモジュールの開始
が示され、第2行乃至第9行において各種の宣言が行わ
れている。ここではパケット一つあたりのデータは4個
であり、各データのビット幅は2ビットである。
【0040】図17は当該リストに基づいて生成される
双方向FILOの構成を示すブロック図である。当該リ
ストにおいて小文字で示された変数は、以下の図におい
て大文字で示される信号、データに相当する。
【0041】論理回路110にはクロックCLK、2ビ
ットの入力データDIN<1:0>、リセット信号RS
T、ウエイト信号WT、エネーブル信号ENが入力し、
モード信号MODE、メモリM0の格納するデータに対
応する2ビットのデータFILO<0><0>,FIL
O<0><1>(これらはデータDOUT2を構成す
る)、メモリM3の格納するデータに対応する2ビット
のデータFILO<3><0>,FILO<3><1>
(これらはデータDOUT1を構成する)が出力され
る。
【0042】インバータG1,G2、複合ゲートG3,
G4はマルチプレクサMUXに対応し、モード信号MO
DEが“0”を採ることに対応してFILO<3><0
>,FILO<3><1>の対が、“1”を採ることに
対応してFILO<0><0>,FILO<0><1>
の対が、それぞれ2ビットの出力データDOUT<1:
0>として出力される。
【0043】かかる構成は、表3に示された、リストの
第48行乃至第50行におけるassign文によって規定さ
れ、図1のステップS103〜S105に該当する。
【0044】表2に示された内容は論理回路110を規
定しており、図18乃至図27はこれらが相俟って論理
回路110の構成の詳細を示す回路図である。
【0045】リスト第10行のalways文は、クロックC
LKの立ち上がり、もしくはリセット信号の立ち下がり
によって第11行乃至第47行の処理がなされることを
示す。クロックCLKによらず、リセット信号RSTが
立ち下がったことを認識する第11行の記載は図1にお
けるステップS101に相当し、リセット処理であるス
テップS113〜S115(図2)はそれぞれ第12行
乃至第14行、第15行、第16行に相当する。
【0046】図1に示されたステップS102は表2に
示されたリスト第18行に相当し、ステップS102の
判断が“Y”の場合に処理されるステップS103〜S
112は第19行乃至第42行に相当する。そして第1
7行乃至第46行においてウエイト信号WTが“1”で
ある場合についての処理が記載されていないので、ウエ
イト信号WTが“1”であれば、ステップS103〜S
112の全ての処理が待機されることとなる。これはス
テップS102の判断が“N”の場合にステップS10
0を介してステップS101へと戻ることに対応してい
る。また、第43行乃至第45行において、エネーブル
信号ENが“L”である場合にはモード制御値MODE
_CNTに2ビットの値“00”が与えられることが規
定されている。これはステップS100に対応してい
る。
【0047】リストの第19行はステップS103に対
応しており、ステップS106以降の処理は第20行乃
至第30行に、ステップS107以降の処理は第31行
乃至第41行に規定されている。
【0048】具体的には動作モードが第1モードである
場合(モード信号MODE=0)には、ステップS10
6は第21行乃至第23行に、ステップS108は第2
4行に、ステップS110は第26行に、ステップS1
11は第27行乃至第28行に、ステップS112は第
25行に、それぞれ対応する。なお、モード制御値MO
DE_CNTに対する手続き的代入が行われる第25行
及び第28行ではノンブロッキング代入文が用いられて
いるので、リストにおける記載の順序にも拘らず、図2
に示されるフローチャートが対応する。
【0049】同様にして、動作モードが第2モードであ
る場合(モード信号MODE=1)には、ステップS1
07は第32行乃至第34行に、ステップS109は第
35行に、ステップS110は第37行に、ステップS
111は第38行乃至第39行に、ステップS112は
第36行に、それぞれ対応する。この動作モードにおい
ても、モード制御値MODE_CNTに対する手続き的
代入が行われる第36行及び第39行ではノンブロッキ
ング代入文が用いられているので、リストにおける記載
の順序にも拘らず、図2に示されるフローチャートが対
応する。
【0050】図18はモード制御値MODE_CNTの
第0番目のビットの値MODE_CNT<0>、及び通
常動作信号WTENを生成する部分を示す。通常動作信
号WTENはウエイト信号WTが“L”で、エネーブル
信号ENが“H”である場合にのみ“H”となり、フロ
ーチャートに即して言えばそのステップS102におい
て“Y”と判断されることに対応し、またリストに即し
て言えばその第19行乃至第42行に記載された処理が
行われることに対応する。
【0051】DフリップフロップMDCT0は第0番目
のビットのモード制御値MODE_CNT<0>を出力
し、その論理反転として信号X1が生成される。通常動
作信号WTENが“H”であれば、信号X1がDフリッ
プフロップMDCT0のD入力端に与えられるので、ク
ロックCLKがDフリップフロップMDCT0のクロッ
ク端Tに与えられる度に第0番目のビットのモード制御
値MODE_CNT<0>の値は“0”,“1”を交互
に出力することになる。DフリップフロップMDCT0
にはリセット信号RSTの立ち下がりによってリセット
されるためのリセット端Rも設けられている。
【0052】図19は第1番目のビットのモード制御値
MODE_CNT<1>を生成する部分を示す。Dフリ
ップフロップMDCT1は第1番目のビットのモード制
御値MODE_CNT<1>を出力し、その値が
“0”,“1”を採ることに対応してセレクタSELが
それぞれA入力端に与えられたデータ、B入力端に与え
られたデータを論理反転させて出力し、Dフリップフロ
ップMDCT1のD入力端に与えられる。通常動作信号
WTENが“H”であれば、セレクタSELのA入力端
及びB入力端にはそれぞれ第0番目のビットのモード制
御値MODE_CNT<0>の論理反転及び信号X1の
論理反転(つまり第0番目のビットのモード制御値MO
DE_CNT<0>)が与えられる。
【0053】以上のように、図18及び図19で示され
た構成は、図3で示されたカウンタCOUNT1にほぼ
対応している。但しカウンタCOUNT1とは異なり、
比較器CMPのフィードバックを必要としない4進カウ
ンタである。
【0054】図20はモード信号MODEを生成する部
分を示す。通常動作信号WTENが“H”であれば、モ
ード制御値MODE_CNT<0>,MODE_CNT
<1>の論理積を採ることによってモード制御値MOD
E_CNTが10進数でいう値“3”と一致するか否か
の判定を行う(ステップS110の処理に相当)。更に
ステップS111の処理を行う必要上、モード制御値M
ODE_CNT<0>,MODE_CNT<1>の論理
積と、モード信号MODEとの排他的論理和が、Dフリ
ップフロップMDのD入力端に与えられ、Dフリップフ
ロップMDがモード信号MODEを出力する。
【0055】図21はメモリM0の第0番目のビット及
び第1番目のビットにそれぞれ対応するDフリップフロ
ップM00,M01を含む構成を示している。それぞれ
のD入力端には複合ゲートG5,G6の出力が与えられ
ている。DフリップフロップM00,M01のそれぞれ
の出力FILO<0><0>,FILO<0><1>は
メモリM0の格納する2ビットの情報に相当する。
【0056】2ビットの入力データDIN<0>,DI
N<1>はいずれも論理反転されてそれぞれ複合ゲート
G5,G6へと入力する。これらの入力データDIN<
0>,DIN<1>が論理反転されるのは、複合ゲート
G5,G6の構成上、その最終出力段がNANDゲート
となっていることに起因する。
【0057】図22はメモリM1の第1番目のビットに
対応するDフリップフロップM11を含む構成を、図2
3はメモリM1の第0番目のビットに対応するDフリッ
プフロップM10を含む構成を、それぞれ示している。
それぞれのD入力端には複合ゲートG7,G8の出力が
与えられている。DフリップフロップM10,M11の
それぞれの出力FILO<1><0>,FILO<1>
<1>はメモリM1の格納する2ビットの情報に相当す
る。
【0058】図24はメモリM2の第1番目のビットに
対応するDフリップフロップM21を含む構成を、図2
5はメモリM2の第0番目のビットに対応するDフリッ
プフロップM20を含む構成を、それぞれ示している。
それぞれのD入力端には複合ゲートG9,G10の出力
が与えられている。DフリップフロップM20,M21
のそれぞれの出力FILO<2><0>,FILO<2
><1>はメモリM2の格納する2ビットの情報に相当
する。
【0059】図26はメモリM3の第1番目のビットに
対応するDフリップフロップM31を含む構成を、図2
7はメモリM3の第0番目のビットに対応するDフリッ
プフロップM30を含む構成を、それぞれ示している。
それぞれのD入力端には複合ゲートG11,G12の出
力が与えられている。DフリップフロップM30,M3
1のそれぞれの出力FILO<3><0>,FILO<
3><1>はメモリM3の格納する2ビットの情報に相
当する。信号X13,X12はそれぞれ入力データDI
N<0>,DIN<1>の論理反転であり、複合ゲート
G12,G11へと入力する。
【0060】複合ゲートG5〜G12は、インバータ
(通常動作信号WTENが“H”となってインバータと
して機能するNANDゲートを含む)と相俟って、図3
に示された制御部CNT1〜CNT3とデマルチプレク
サDMUXとを統合した機能を実現している。
【0061】なお、これらの図において通常動作信号W
TENが“H”であれば信号X2,X4はそれぞれモー
ド信号MODEと等しい論理を採る。また通常動作信号
WTENの値に依らず、信号X5,X3,X9,X7,
X11,X10,X8,X6はそれぞれFILO<0>
<0>,FILO<0><1>,FILO<1><0
>,FILO<1><1>,FILO<2><0>,F
ILO<2><1>,FILO<3><0>,FILO
<3><1>の論理反転である。
【0062】ウエイト信号WTが“H”となって待機命
令がかかった場合には通常動作信号WTENが“L”と
なり、複合ゲートG5〜G12の動作から全てのDフリ
ップフロップの内容は変更されない。また、エネーブル
信号ENが“L”となって可動状態でない場合にも通常
動作信号WTENが“L”となり、Dフリップフロップ
MDCT0,MDCT1のD入力端に“0”が与えられ
てステップS100が実行される。更に、リセット信号
RSTが立ち下がってリセット命令を受けた場合にはス
テップS113〜S115の処理がなされる。
【0063】実施の形態2.実施の形態2では、アドレ
スポインタ型の双方向FILOについて説明する。図2
8及び図29は両図相俟って実施の形態2にかかる双方
向FILOの動作を示すフローチャートである。両図は
接続子J5,J7によって相互に結合される。また、図
30は実施の形態2にかかる双方向FILOの構成を例
示するブロック図である。そして図31乃至図43は図
30に示された双方向FILOの動作を順に示す模式図
である。
【0064】図30に示された双方向FILOは、RA
MであるメモリR256、マルチプレクサMUX1,M
UX2、カウンタCOUNT10,COUNT11,C
OUNT2、比較器CMP1,CMP2を備えている。
【0065】カウンタCOUNT10,COUNT11
は、カウンタCOUNT2によって生成されたモード信
号MODEの値が“0”,“1”を採ることに対応して
そのカウント方向が増大方向、減少方向となるように制
御され、それぞれ8ビットのモード制御値W_MODE
_CNT,R_MODE_CNTを生成する。モード制
御値W_MODE_CNT,R_MODE_CNTはメ
モリR256にとってはそれぞれ書き込みアドレス及び
読みだしアドレスとなる。
【0066】カウンタCOUNT10,COUNT1
1,COUNT2はいずれもクロックCLKを受けるク
ロック端Tを有しており、カウンタCOUNT10,C
OUNT11はクロックCLKの立ち上がりをカウント
する。一方、カウンタCOUNT2は実施の形態1の場
合に用いられたものと同様に、クロックCLKをカウン
トするのではなく、比較器CMP1,CMP2の出力を
カウントする1ビットのカウンタであり、その出力たる
モード信号MODEの値の変化するタイミングがクロッ
クCLKに同期する。また、これらのエネーブル端Eの
いずれにもリセット信号RST、あるいはエネーブル信
号ENが与えられ、これらの信号によって動作の可否が
制御される。
【0067】カウンタCOUNT10,COUNT11
の初期値はそれぞれマルチプレクサMUX1,MUX2
の出力から得られる。マルチプレクサMUX1には10
進数で0,204を示す値の8ビット信号が入力され、
マルチプレクサMUX2には10進数で203,1を示
す値の8ビット信号が入力される。マルチプレクサMU
X1,MUX2が自身に受けた2つの入力のいずれを出
力するかは、比較器CMP1,CMP2の出力によって
決定される。
【0068】比較器CMP1には10進数で1を示す値
と、モード制御値W_MODE_CNTとが与えられ、
両者が等しい場合にはマルチプレクサMUX1,MUX
2がそれぞれ“0”,“1”を出力するように制御す
る。また比較器CMP2には10進数で203を示す値
と、モード制御値W_MODE_CNTとが与えられ、
両者が等しい場合にはマルチプレクサMUX1,MUX
2がそれぞれ“204”,“203”を出力するように
制御する。
【0069】メモリR256の書き込みクロック端WT
及び読みだしクロック端RTには共通してクロックCL
Kが与えられ、クロックCLKの立ち上がり及び立ち下
がりに同期して、それぞれメモリR256に対する書き
込み及び読み出しが行われる。
【0070】書き込み端DIには入力データDIが与え
られ、読み出し端DOからメモリR256の読み出しデ
ータが得られる。図30においてはマルチプレクサMU
X3が更に設けられ、リセット信号RSTが非活性時
(“1”)の場合にはメモリR256からの読み出しデ
ータが双方向FILOの出力データDOUTとして採用
されるが、リセット信号RSTが活性時(“0”)の場
合には10進数でいう0が双方向FILOの出力データ
DOUTとして採用される。この理由については後述さ
れる。
【0071】図31乃至図43では、(N+1)個のア
ドレス0〜Nに対応する記憶単位#0〜#Nを示してい
る。メモリR256における記憶単位は256個あり、
N=204に設定されている。勿論、N≦255の関係
が有れば他の値でも良いが、その場合にはマルチプレク
サMUX1,MUX2に与えられる値はそれぞれ20
4,203の代わりにN,N−1となる。
【0072】図28に示されたフローチャートにおい
て、ステップS201〜S204はクロックCLKにか
かわらず実行される。ステップS201においてはリセ
ット命令を受けたか否か(リセット信号RSTが活性化
しているか非活性か)が判断され、受けた場合にはステ
ップS215〜S219のリセット処理がなされ、接続
子J8を介してステップS201へと戻る。リセット命
令を受けていなければステップS202において可動状
態か否か(エネーブル信号ENが活性化しているか非活
性か)が判断され、可動状態にない場合にはステップS
218〜S219の処理を受けてステップS201へと
戻る。ステップS203では待機命令がかかっているか
否か(ウエイト信号WTが活性化しているか非活性か)
が判断され、待機命令がかかっていない場合にはステッ
プS204へと進む。
【0073】リセット処理について説明すると、ステッ
プS215においてRAMであるメモリR256の初期
化命令を受けたか否かが判断され、初期化命令を受けて
いればRAMの初期化が行われる。具体的には後述する
が、メモリR256の初期化端Sに与えられる初期化信
号SRAMが活性化(“0”)することにより、クロッ
クCLKの立ち上がりに同期してメモリR256の全て
のアドレスにおいて特定の値、例えば“0”が与えられ
る。但し、この時にメモリR256が出力する読み出し
データは、出力データDOUTとしての意味を有さない
ので、マルチプレクサMUX3によって別途に特定の値
(図30では“0”と設定されて初期化に用いられる値
と偶々一致する)が出力データDOUTとして採用され
る(ステップS217)。
【0074】そしてステップS218において動作モー
ドが第1モードに初期設定される。またステップS21
9において書き込みアドレス、読み出しアドレスがそれ
ぞれ“0”,“1”に初期設定される。つまり、カウン
タCOUNT10,COUNT11はリセット信号RS
Tの活性化あるいはエネーブル信号ENの非活性化によ
ってそれぞれ初期値が“0”,“1”に設定される。ス
テップS218,S219はリセット命令がかかった場
合にも、可動状態にない場合にも実行され、その内容は
書き込みアドレス及び読み出しアドレスに関する限り同
一であるので、カウンタCOUNT2,COUNT1
0,COUNT11のエネーブル端Eに与えられるもの
としては、リセット信号RSTもエネーブル信号ENも
共通して用いられる。
【0075】図31はリセット直後の、記憶単位#0〜
#Nの状態を示している。これらの全てに対して“0”
が格納されている。
【0076】ステップS204によって動作モードが第
1モード、第2モードのいずれであるかが判断され、そ
れぞれの場合に応じてステップS205、あるいは接続
子J5を介してステップS210へと分岐する。
【0077】第1モードとはモード信号MODEが
“0”の場合に相当する。ステップS205において、
入力データDINがRAMへの書き込みデータとして採
用される。書き込み動作はクロックCLKの立ち上がり
に同期して行われる。
【0078】ステップS206において、書き込みアド
レスがN−1か否かが判断される。これはモード制御値
W_MODE_CNTと204−1=203とを入力す
る比較器CMP2によって実行される。書き込みアドレ
スがN−1でない限り、ステップS208によって書き
込みアドレス、読み出しアドレスのいずれもが1だけ増
加される。これはカウンタCOUNT10,11によっ
て実行される。ステップS208もクロックCLKの立
ち上がりを契機として行われるが、ステップS205よ
り後に行われる。
【0079】図32は、リセット処理が行われた後で、
最初にクロックCLKが立ち上がった場合の記憶単位#
0〜#Nに対する処理が示されている。ステップS21
9において書き込みアドレスが“0”に設定されていた
ので、まずステップS205に従って入力データDIN
の値A1が記憶単位#0において記憶される。そしてス
テップS208に従って読み出しアドレス及び書き込み
アドレスがそれぞれ1増加して、それぞれ値1,2を採
る。図32における破線はステップS205の書き込み
動作を、白抜き矢印はクロックCLKの立ち上がりによ
るアドレスの変化を行うステップS208の動作を、そ
れぞれ示している。
【0080】ステップS209はRAMの読み出しデー
タを出力データとして採用するステップであり、クロッ
クCLKの立ち下がりに同期して行われる。ステップS
208によって読み出しアドレスは2となっているの
で、記憶単位#2に格納されていたリセット後の値
“0”が読み出される事になる。図33はこの状態を示
しており、書き込みアドレスは値1を採るものの、クロ
ックCLKの立ち下がりによっては書き込み動作は行わ
れないので、記憶単位#1の格納する値はこの時点では
変化しない。
【0081】ステップS201〜S205を介してステ
ップS206,S208,S209が繰り返され、ステ
ップS208によって書き込みアドレス、読み出しアド
レスがそれぞれN−1,Nとなった場合を考える。既に
ステップS205によって(N−1)個の値A1〜A
(N−1)が、順次記憶単位#0〜#N−1に格納され
ている。図34はこの状態からステップS209が実行
された時点の動作を示している。この時点ではクロック
CLKが立ち下がった直後であって、アドレス#N−1
にはまだ新たな入力データDINは格納されていない。
その一方、出力データDOUTはリセット後の値“0”
を出力する。
【0082】この後、接続子J6、ステップS201〜
S204を介してステップS205が実行され、記憶単
位#N−1に値ANが書き込まれる。図35の破線はこ
の状態を示している。書き込みアドレスが(N−1)で
あるのでステップS206からステップS207へ進
み、動作モードが第2モードに変更され、しかも書き込
みアドレス及び読み出しアドレスがそれぞれN,N−1
に設定される。図35の実線及び白抜き矢印はこのアド
レスの変更を示している。
【0083】このようなアドレスの設定は、図30で示
された比較器CMP2が、マルチプレクサMUX1,M
UX2にそれぞれ204,203を出力させる事に対応
する。これによりカウンタCOUNT10,11の初期
値が設定され直す事になる。
【0084】ステップS207もステップS208と同
様に、クロックCLKの立ち上がりを契機としてステッ
プS205より後に行われる。図35に示されるよう
に、N個のデータA1〜ANは順次記憶単位#0〜#N
−1に格納されている。
【0085】この後、ステップS209においては記憶
単位#N−1が格納していた値の読み出しが行われる。
従って、出力データDOUTとしては連続して“0”が
得られた後の最初には値ANが得られる事になる(図3
6)。
【0086】更に接続子J6、ステップS201〜S2
03を介してステップS204に至ると、動作モードが
第2動作モードに切り替えられたので、ステップS21
0が実行される。ステップS210に至るまでには書き
込みアドレスに変動は無いので、入力データDINの値
B1が記憶単位#Nに書き込まれる。図37の破線はこ
の状態を示している。
【0087】更に、ステップS211に進み、書き込み
アドレスが1か否かが判断される。これはモード制御値
W_MODE_CNTと“1”とを入力する比較器CM
P1によって実行される。書き込みアドレスが1でない
限り、ステップS213によって書き込みアドレス、読
み出しアドレスのいずれもが1だけ減じられる。これは
カウンタCOUNT10,COUNT11によって実行
される。ステップS211もクロックCLKの立ち上が
りを契機として行われるが、ステップS210より後に
行われる。ステップS211の時点では書き込みアドレ
スはNであったので、ステップS213によって書き込
みアドレス及び読み出しアドレスはそれぞれ(N−
1),(N−2)に設定される(図37の白抜き矢印及
び実線参照)。
【0088】次にステップS214へ進み、ステップS
209と同様にして出力データDOUTを得る。図38
はクロックCLKの立ち下がりに同期して記憶単位#N
−2から値A(N−1)を読み出す状態を示している。
【0089】このようにして接続子J7、ステップS2
01〜S204を介してステップS210〜S213,
S214が繰り返され、出力データDOUTは値AN,
A(N−1),…を順次出力する。
【0090】ステップS213によって書き込みアドレ
ス、読み出しアドレスがそれぞれ1,0となった場合を
考える。この後にクロックCLKが立ち下がってステッ
プS214が実行されると、図39に示されるように、
出力データDOUTとして値A1が得られる。但し、記
憶単位#1において格納されている値はA2のままであ
って更新されていない。
【0091】この後、接続子J7、ステップS201〜
S204を介してステップS210が実行され、記憶単
位#1に値BNが書き込まれる(図40の破線参照)。
書き込みアドレスが1であるのでステップS211から
ステップS212へ進み、動作モードが第1モードに変
更され、しかも書き込みアドレス及び読み出しアドレス
がそれぞれ0,1に設定される(図40の白抜き矢印及
び実線参照)。このようなアドレスの設定は、図30で
示された比較器CMP1が、マルチプレクサMUX1,
MUX2にそれぞれ0,1を出力させる事に対応する。
これによりカウンタCOUNT10,11の初期値が設
定され直す事になる。
【0092】ステップS212もステップS213と同
様に、クロックCLKの立ち上がりを契機としてステッ
プS210より後に行われる。図40はこの時点での記
憶単位#0〜#Nの状態を示しており、N個のデータB
1〜BNは順次記憶単位#N〜#1に格納されている。
【0093】この後、ステップS214においては記憶
単位#1が格納していた値の読み出しが行われる。従っ
て、出力データDOUTとしては値AN,A(N−
1),…A1の後には値BNが得られる事になる(図4
1)。
【0094】更に接続子J7、ステップS201〜S2
03を介してステップS204に至ると、動作モードが
第1動作モードに切り替えられたので、ステップS20
5が実行される。ステップS205に至るまでには書き
込みアドレスに変動は無いので、入力データDINの値
C1が記憶単位#0に書き込まれる。図42の破線はこ
の状態を示している。
【0095】そしてステップS206からステップS2
08に進み、書き込みアドレス及び読み出しアドレスが
それぞれ1,2に設定される。図42の白抜き矢印はス
テップS208の動作を示している。
【0096】以上のようにして(N+1)個の記憶素子
を用いることにより、N個(図30に即して言えば20
4個)の値を組にしたデータ(A1,A2,…,A
N),(B1,B2,…,BN),…を順次入力データ
DINとして入力すれば、出力データDOUTは(A
N,…,A2,A1),(BN,…,B2,B1),…
と得られる。つまり少なくとも(N+1)個のアドレス
を有するRAMを用いて、N個のデータからなる組の複
数について、FILOの機能を連続的に発揮させること
ができる。
【0097】これは、記憶単位の格納する内容を読み出
しつつこれに追随して入力データが書き込まれ、入力デ
ータの組の更新に対応して読み出しアドレス及び書き込
みアドレスの移動する方向が上から下へ向かう方向と、
下から上へ向かう方向とに逆転するためである。
【0098】以上のように、実施の形態2によれば、従
来のRAMを利用して双方向FILOを実現することが
できる。
【0099】なお、本実施の形態においてはモード制御
値W_MODE_CNT,R_MODE_CNTが一つ
ずれる態様を示したが、勿論0以上の整数Kだけずれて
もよいのは明白である。その場合には、必要となる記憶
素子が(N+K)異なり、ステップS207においては
書き込みアドレスがN+K−1に設定され、ステップS
211においては書き込みアドレスがKであるか否かが
判断され、ステップS212,S219においては読み
出しアドレスがKに設定される。K=0であったとして
も、書き込み及び読み出しのタイミングがそれぞれクロ
ックCLKの立ち上がり及び立ち下がりで行われるので
上記の効果を得ることができる。
【0100】表4乃至表8はこの順に結合して、実施の
形態2における双方向FILOを記述するハードウェア
記述言語(HDL)によるリストを示す。ここでも表1
乃至表3と同様にCadence社のVerilog-HDLを用いてお
り、N=204,K=1に設定されている。
【0101】
【表4】
【0102】
【表5】
【0103】
【表6】
【0104】
【表7】
【0105】
【表8】
【0106】表4は当該リストの第1行乃至第10行
を、表5は当該リストの第11行乃至第44行を、表6
は当該リストの第45行乃至第56行を、表7は当該リ
ストの第57行乃至第81行を、表8は当該リストの第
82行乃至第95行を、それぞれ示している。
【0107】表4乃至表6ではmodule bifilo1が、表7
ではmodule RAM256が、表P5ではmodule RAM256Cが、
それぞれ記載されている。
【0108】表4ではリストの第1行においてモジュー
ルの開始が示され、第2行乃至第10行において各種の
宣言が行われている。表7ではリストの第57行におい
てモジュールの開始が示され、第58行乃至第65行に
おいて各種の宣言が行われている。表8ではリストの第
82行においてモジュールの開始が示され、第83行乃
至第90行において各種の宣言が行われている。
【0109】表8で示されるmodule RAM256Cは、クロッ
クCLKの立ち上がりで書き込みが、立ち下がりで読み
出しが、それぞれ行われるRAMのコア部分(図31乃
至図43に示された記憶単位に相当する部分を含む)を
規定し、表7はリセット処理の一部及び初期化処理を規
定している。
【0110】ステップS201を介して行われるステッ
プS215〜ステップS216はリスト第69行乃至第
76行に示されたif-else文における処理と、変数RP,W
Pによってそれぞれ指定される読み出しアドレス及び書
き込みアドレスを介して初期化を行うリスト第78行乃
至第80行が相当する。
【0111】リセット処理に関してはこの他に、ステッ
プS217がリスト第47行(表6)に相当し、ステッ
プS201を経由して実行されるステップS218〜S
219がリスト第12行乃至第15行(表5)に相当し
ている。
【0112】なお、ステップS202を経由して実行さ
れるステップS218〜S219はリスト第38行乃至
第41行(表5)に相当している。また、ステップS2
03において“Y”と判断される場合はリスト第49行
乃至第51行(表6)に相当して出力データが更新され
ず、“N”と判断される場合はリスト第18行乃至第3
7行のcase文(表5)に規定される処理が実行される。
【0113】リスト第18行乃至第37行のcase文につ
いては、リスト第18行がステップ204に相当し、リ
スト第19行乃至第27行がステップS206〜S20
8に相当し、リスト第28行乃至第36行がステップS
211〜S213に相当する。ステップS205,S2
09,S210,S214におけるRAMへの読み書き
は、リスト第78行乃至第79行における代入文と、第
80行で参照される、表8に示されたmodule RAM256Cに
よって規定されている。
【0114】リスト第19行乃至第27行については、
ステップS206がリスト第22行に、ステップS20
7がリスト第23行乃至第25行に、ステップS208
がリスト第20行乃至第21行に、それぞれ相当する。
【0115】リスト第28行乃至第36行については、
ステップS211がリスト第31行に、ステップS21
2がリスト第32行乃至第34行に、ステップS213
がリスト第29行乃至第30行に、それぞれ相当する。
【0116】図44乃至図52はこれらが相俟って、表
4乃至表8で示されたHDLの内容に基づいて生成され
た双方向FILOの構成の詳細を示す回路図である。
【0117】図44に示される回路は、エネーブル信号
EN、リセット信号RST、ウエイト信号WT、8ビッ
トのモード制御値W_MODE_CNT<0:7>、及
び図45に示される回路で生成される信号Y3を入力
し、信号Y1,Y2,Y5,Y6,W1〜W8を出力す
る。ここで信号W2はリセット信号RSTと相補的な値
を採り、信号W4はW_MODE_CNT<3>と相補
的な値を採り、信号W5はW_MODE_CNT<1>
と相補的な値を採り、信号W6はW_MODE_CNT
<6>と相補的な値を採り、信号W7はW_MODE_
CNT<7>と相補的な値を採り、信号W8はW_MO
DE_CNT<0>と相補的な値を採り、信号Y1はエ
ネーブル信号ENが“0”,“1”の値を採るのに応じ
てそれぞれ“1”、/RST+/WT(/は論理反転を
示す)を採り、信号Y2はエネーブル信号ENが
“0”,“1”の値を採るのに応じてそれぞれ“0”、
RST・/WTを採るという特徴がある。
【0118】図45に示される回路は、図44に示され
る回路で生成される信号Y1,Y2,Y5,W3〜W
7、並びに8ビットのモード制御値W_MODE_CN
T<0:7>及びクロックCLKを入力し、信号Y3,
Y4,Y7,Y8、及び8ビットのデータDT1<0:
7>並びにモード信号MODEを出力する。
【0119】この図において、DフリップフロップMD
はモード信号MODEを出力し、図30におけるCOU
NT2に相当する。加減算器201はモード信号MOD
Eに依存して、モード制御値W_MODE_CNTに対
して1加算するか、減算するかが制御される。なお、信
号Y7はモード信号MODEと相補的な値を採る。
【0120】図46に示される回路は、図44に示され
る回路で生成される信号Y6、図45に示される回路で
生成される信号Y4,Y7及びモード信号MODE並び
に8ビットのモード制御値R_MODE_CNT<0:
7>を入力し、信号Y11及び8ビットのデータDT2
<0:7>を出力する。この図において、加減算器20
2はモード信号MODEに依存して、モード制御値R_
MODE_CNTに対して1加算するか、減算するかが
制御される。
【0121】図47に示される回路は、信号Y1,Y
2,Y6〜Y9,W4〜W8、並びにモード制御値W_
MODE_CNT<3:5>及びデータDT1<0:7
>を入力し、信号Y9,Y10,N397〜N404を
出力する。また図48に示される回路は、信号Y1,Y
2,Y9〜Y11、並びにモード制御値R_MODE_
CNT<0:7>及びデータDT2<0:7>を入力
し、信号N405〜N412を出力する。
【0122】図49に示される回路は、RAMであるメ
モリR256と、信号N397〜N404からモード制
御値W_MODE_CNTを生成する回路W_CNT
と、信号N405〜N412からモード制御値R_MO
DE_CNTを生成する回路R_CNTとから構成され
ている。モード制御値W_MODE_CNT,R_MO
DE_CNTはそれぞれメモリR256の書き込みアド
レス端WA及び読み出しアドレス端RAに与えられる。
また8ビットの入力データDIN<7:0>は書き込み
端DIに与えられ、読み出し端DOから8ビットの信号
MEMO<7:0>が読み出される。クロックCLKは
回路R_CNT,W_CNT及びメモリR256の書き
込みクロック端WT及び読みだしクロック端RTに与え
られる。またリセット信号RST及び初期化信号SRA
MがR256のリセット端R及び初期化端Sにそれぞれ
与えられる。
【0123】図50に示される回路は図30に示される
マルチプレクサMUX3に相当し、出力データDOUT
<7:0>を出力するDフリップフロップF0〜F7を
備えている。これらはメモリR256から得られた信号
MEMO<7:0>と、クロックCLKと、ウエイト信
号WTと、信号W2によって制御される。
【0124】図51は回路W_CNTの構成を示してお
り、DフリップフロップW0〜W7を備えている。Dフ
リップフロップWpはいずれもクロックCLKによって
制御され、信号N(404−p)を受けてモード制御値
W_MODE_CNT<p>を出力する(p=0〜
7)。
【0125】図52は回路R_CNTの構成を示してお
り、DフリップフロップR0〜R7を備えている。Dフ
リップフロップRqはいずれもクロックCLKによって
制御され、信号N(412−q)を受けてモード制御値
R_MODE_CNT<q>を出力する(q=0〜
7)。
【0126】
【発明の効果】この発明のうち請求項1にかかる双方向
転送型記憶装置によれば、一対の入力データがスイッチ
バックして出力される方向は、互いに逆向きであるの
で、(N+K)個の記憶単位を使用して、N個のデータ
からなる組の複数についてFILOの機能を連続的に発
揮することができる。
【0127】この発明のうち請求項2にかかる双方向転
送型記憶装置によれば、制御信号が第1の値を採ってい
る場合には第0の記憶単位には例えばある組のデータA
1,A2,…,A(N−1),ANが順次に入力され、
かつこの順に第1乃至第(N−1)の記憶単位に転送さ
れる。そして制御信号は第2の値へと変更され、第0の
記憶単位からデータAN,A(N−1),…,A2,A
1が順次に読み出されつつ、第(N+K−1)の記憶単
位には次の組のデータB1,B2,…,B(N−1),
BNが順次に入力され、かつこの順に第(N+K−2)
乃至第Kの記憶単位に転送される。そして制御信号は第
1の値へと変更され、第(N+K−1)の記憶単位から
データBN,B(N−1),…,B2,B1が順次に読
み出される。
【0128】このように記憶単位間におけるデータの転
送の方向を、互いに逆の双方向に行うので、(N+K)
個の記憶単位を使用して、N個のデータからなる組の複
数についてFILOの機能を連続的に発揮することがで
きる。
【0129】この発明のうち請求項3にかかる双方向転
送型記憶装置によれば、ある方向に沿って記憶単位にデ
ータが書き込まれると、逆の方向から読み出され、かつ
この読み出しに追随して新たなデータの書き込みが行わ
れる。従って、N個のデータからなる組の複数について
FILOの機能を連続的に発揮することができる。
【0130】この発明のうち請求項4にかかる双方向転
送型記憶装置によれば、制御信号が第1の値を採ってい
る場合には第0乃至第(N−1)の記憶単位へと、ある
組のデータA1,A2,…,A(N−1),ANが順次
に記憶される。そして制御信号は第2の値へと変更さ
れ、第(N−1)乃至第0の記憶単位からデータAN,
A(N−1),…,A2,A1が順次に読み出されつ
つ、第(N+K−1)乃至第Kの記憶単位には次の組の
データB1,B2,…,B(N−1),BNが順次に入
力される。そして制御信号は第1の値へと変更され、第
K乃至第(N+K−1)の記憶単位からデータBN,B
(N−1),…,B2,B1が順次に読み出される。
【0131】このように記憶単位間におけるデータの入
出力を、アドレスの操作によって互いに逆の双方向に行
うので、(N+K)個の記憶単位を有する通常のメモリ
を利用して、N個のデータからなる組の複数についてF
ILOの機能を連続的に発揮することができる。
【0132】この発明のうち請求項5にかかる双方向転
送型記憶装置によれば、書き込み、アドレス変更、読み
出しの順に処理が進められるので、特にK=0の場合に
おいても請求項3の発明の効果を得ることができ、最も
効率よくメモリの記憶単位を利用することができる。
【0133】この発明のうち請求項6にかかるメモリの
入出力制御方法によれば、制御信号が第1の値を採って
いる場合には第1乃至第Nの記憶単位へと、ある組のデ
ータA1,A2,…,A(N−1),ANが順次に記憶
される。そして制御信号は第2の値へと変更され、第N
乃至第1の記憶単位からデータAN,A(N−1),
…,A2,A1が順次に読み出されつつ、第N+K乃至
第K+1の記憶単位には次の組のデータB1,B2,
…,B(N−1),BNが順次に入力される。そして制
御信号は第1の値へと変更され、第K+1乃至第N+K
の記憶単位からデータBN,B(N−1),…,B2,
B1が順次に読み出される。
【0134】このように記憶単位間におけるデータの入
出力を、アドレスの操作によって互いに逆の双方向に行
うので、(N+K)個の記憶単位を有する通常のメモリ
を利用して、N個のデータからなる組の複数についてF
ILOの機能を連続的に発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2と相俟って実施の形態1にかかる双方向
FILOの動作を示すフローチャートである。
【図2】 図1と相俟って実施の形態1にかかる双方向
FILOの動作を示すフローチャートである。
【図3】 実施の形態1にかかる双方向FILOの構成
を例示するブロック図である。
【図4】 図3に示された双方向FILOの動作を順に
示す模式図である。
【図5】 図3に示された双方向FILOの動作を順に
示す模式図である。
【図6】 図3に示された双方向FILOの動作を順に
示す模式図である。
【図7】 図3に示された双方向FILOの動作を順に
示す模式図である。
【図8】 図3に示された双方向FILOの動作を順に
示す模式図である。
【図9】 図3に示された双方向FILOの動作を順に
示す模式図である。
【図10】 図3に示された双方向FILOの動作を順
に示す模式図である。
【図11】 図3に示された双方向FILOの動作を順
に示す模式図である。
【図12】 図3に示された双方向FILOの動作を順
に示す模式図である。
【図13】 図3に示された双方向FILOの動作を順
に示す模式図である。
【図14】 図3に示された双方向FILOの動作を順
に示す模式図である。
【図15】 図3に示された双方向FILOの動作を順
に示す模式図である。
【図16】 図3に示された双方向FILOの動作を順
に示す模式図である。
【図17】 表1乃至表3のリストに基づいて生成され
る双方向FILOの構成を示すブロック図である。
【図18】 図19乃至図27と相俟って論理回路11
0の構成の詳細を示す回路図である。
【図19】 図18及び図20乃至図27と相俟って論
理回路110の構成の詳細を示す回路図である。
【図20】 図18乃至図19及び図21乃至図27と
相俟って論理回路110の構成の詳細を示す回路図であ
る。
【図21】 図18乃至図20及び図22乃至図27と
相俟って論理回路110の構成の詳細を示す回路図であ
る。
【図22】 図18乃至図21及び図23乃至図27と
相俟って論理回路110の構成の詳細を示す回路図であ
る。
【図23】 図18乃至図22及び図24乃至図27と
相俟って論理回路110の構成の詳細を示す回路図であ
る。
【図24】 図18乃至図23及び図25乃至図27と
相俟って論理回路110の構成の詳細を示す回路図であ
る。
【図25】 図18乃至図24及び図26乃至図27と
相俟って論理回路110の構成の詳細を示す回路図であ
る。
【図26】 図18乃至図25及び図27と相俟って論
理回路110の構成の詳細を示す回路図である。
【図27】 図18乃至図26と相俟って論理回路11
0の構成の詳細を示す回路図である。
【図28】 図29と相俟って実施の形態2にかかる双
方向FILOの動作を示すフローチャートである。
【図29】 図28と相俟って実施の形態2にかかる双
方向FILOの動作を示すフローチャートである。
【図30】 実施の形態2にかかる双方向FILOの構
成を例示するブロック図である。
【図31】 図30に示された双方向FILOの動作を
順に示す模式図である。
【図32】 図30に示された双方向FILOの動作を
順に示す模式図である。
【図33】 図30に示された双方向FILOの動作を
順に示す模式図である。
【図34】 図30に示された双方向FILOの動作を
順に示す模式図である。
【図35】 図30に示された双方向FILOの動作を
順に示す模式図である。
【図36】 図30に示された双方向FILOの動作を
順に示す模式図である。
【図37】 図30に示された双方向FILOの動作を
順に示す模式図である。
【図38】 図30に示された双方向FILOの動作を
順に示す模式図である。
【図39】 図30に示された双方向FILOの動作を
順に示す模式図である。
【図40】 図30に示された双方向FILOの動作を
順に示す模式図である。
【図41】 図30に示された双方向FILOの動作を
順に示す模式図である。
【図42】 図30に示された双方向FILOの動作を
順に示す模式図である。
【図43】 図30に示された双方向FILOの動作を
順に示す模式図である。
【図44】 図45乃至図52と相俟って、表4乃至表
8で示されたHDLの内容に基づいて生成された双方向
FILOの構成の詳細を示す回路図である。
【図45】 図44及び図46乃至図52と相俟って、
表4乃至表8で示されたHDLの内容に基づいて生成さ
れた双方向FILOの構成の詳細を示す回路図である。
【図46】 図44乃至図45及び図47乃至図52と
相俟って、表4乃至表8で示されたHDLの内容に基づ
いて生成された双方向FILOの構成の詳細を示す回路
図である。
【図47】 図44乃至図46及び図48乃至図52と
相俟って、表4乃至表8で示されたHDLの内容に基づ
いて生成された双方向FILOの構成の詳細を示す回路
図である。
【図48】 図44乃至図47及び図49乃至図52と
相俟って、表4乃至表8で示されたHDLの内容に基づ
いて生成された双方向FILOの構成の詳細を示す回路
図である。
【図49】 図44乃至図48及び図50乃至図52と
相俟って、表4乃至表8で示されたHDLの内容に基づ
いて生成された双方向FILOの構成の詳細を示す回路
図である。
【図50】 図44乃至図49及び図51乃至図52と
相俟って、表4乃至表8で示されたHDLの内容に基づ
いて生成された双方向FILOの構成の詳細を示す回路
図である。
【図51】 図44乃至図50及び図52と相俟って、
表4乃至表8で示されたHDLの内容に基づいて生成さ
れた双方向FILOの構成の詳細を示す回路図である。
【図52】 図44乃至図51と相俟って、表4乃至表
8で示されたHDLの内容に基づいて生成された双方向
FILOの構成の詳細を示す回路図である。
【図53】 従来の技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
M0〜M3,R256 メモリ、M00,M01〜M3
0,M31 Dフリップフロップ、MODE モード制
御信号、R_MODE_CNT,W_MODE_CN
T,MODE_CNT モード制御値、#0〜#N 記
憶単位。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 いずれもが所定長のデータを格納する第
    0乃至第(N+K−1)(N≧2,K≧0)の記憶単位
    を備え、 入力データはN個毎に組を成して交互に前記第0及び第
    (N+K−1)の記憶単位に入力され、 前記入力データの異なる2つの前記組の先頭のデータが
    K個の前記記憶単位を挟んで対向しつつ、前記第0乃至
    第(N+K−1)の記憶単位において格納されるデータ
    に対して順次に(N+K−1)回のシフト転送が行わ
    れ、 前記シフト転送の方向が交互に逆向きに転向することに
    より、前記入力データがスイッチバックして出力される
    双方向転送型記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記入力データは、制御信号が第1の値
    を採る場合に前記第0の記憶単位へ、第2の値を採る場
    合に前記第Nの記憶単位へ、それぞれ格納し、 前記制御信号が前記第1の値を採る場合には前記第0乃
    至第(N+K−2)の記憶単位の格納する内容が前記第
    1乃至第(N+K−1)の記憶単位へ、前記第2の値を
    採る場合には前記第1乃至第(N+K−1)の記憶単位
    の格納する内容が前記第0乃至第(N+K−2)の記憶
    単位へ、それぞれ転送され、 前記制御信号が前記第1の値を採る場合には前記第(N
    +K−1)の記憶単位の格納する内容を、前記第2の値
    を採る場合には前記第0の記憶単位の格納する内容を、
    それぞれ出力データとして採用され、 前記制御信号は、前記第0の記憶単位にN回連続して前
    記入力データが書き込まれたことに対応して前記第2の
    値に、前記第(N+K−1)の記憶単位にN回連続して
    前記入力データが書き込まれたことに対応して前記第1
    の値に、それぞれ設定される、請求項1記載の双方向転
    送型記憶装置。
  3. 【請求項3】 いずれもが所定長のデータを格納し、第
    0乃至第(N+K−1)のアドレスに対応する第0乃至
    第(N+K−1)(N≧2,K≧0)の記憶単位を有
    し、クロックに基づいて動作するメモリと、 前記メモリの読み出しアドレス及び書き込みアドレスを
    それぞれ生成するアドレス生成部とを備え、 入力データはN個毎に組を成し、前記記憶単位の格納す
    る内容を読み出しつつこれに追随して入力データが書き
    込まれ、前記入力データの組の更新に対応して前記読み
    出しアドレス及び前記書き込みアドレスの移動する方向
    が逆転する双方向転送型記憶装置。
  4. 【請求項4】 制御信号が第1の値を採る場合には前記
    メモリの前記読み出しアドレスが前記書き込みアドレス
    に対して前記Kだけ大きく設定されつつ、前記クロック
    に基づいて前記読み出しアドレス及び前記書き込みアド
    レスのいずれもが1増加し、 前記制御信号が第2の値を採る場合には前記読み出しア
    ドレスが前記書き込みアドレスに対して前記Kだけ小さ
    く設定されつつ、前記クロックに基づいて前記読み出し
    アドレス及び書き込みアドレスのいずれもが1減少し、 前記制御信号は、前記書き込みアドレスが前記第(N−
    1)の記憶単位を指定した場合に対応して前記第2の値
    に、前記第Kの記憶単位を指定した場合に対応して前記
    第1の値に、それぞれ設定され、 前記第(N−1)の記憶単位に対して前記書き込みが行
    われた後、前記書き込みアドレス及び前記読み出しアド
    レスはそれぞれ前記第(N+K−1)のアドレス、及び
    前記第(N−1)のアドレス、にそれぞれ設定され、 前記第Kの記憶単位に対して前記書き込みが行われた
    後、前記書き込みアドレス及び前記読み出しアドレスは
    それぞれ前記第0のアドレス、及び前記第Kのアドレ
    ス、にそれぞれ設定される、請求項3記載の双方向転送
    型記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリの書き込み及び読み出しは前
    記クロックのそれぞれ立ち上がり及び立ち下がりを契機
    として行われ、前記書き込みアドレス及び読み出しアド
    レスは前記メモリの書き込みに引き続いて更新される請
    求項4記載の双方向転送型記憶装置。
  6. 【請求項6】 いずれもが所定長のデータを格納する第
    1乃至第N+K(N≧2,K≧0)の記憶単位を有し、
    クロックに基づいて動作するメモリの入出力制御方法で
    あって、 制御信号が第1の値を採る場合には前記メモリの読み出
    しアドレスが書き込みアドレスに対して前記Kだけ大き
    く設定されつつ、前記クロックに基づいて前記読み出し
    アドレス及び前記書き込みアドレスのいずれもが1増加
    し、 前記制御信号が第2の値を採る場合には前記読み出しア
    ドレスが前記書き込みアドレスに対して前記Kだけ小さ
    く設定されつつ、前記クロックに基づいて前記読み出し
    アドレス及び書き込みアドレスのいずれもが1減少し、 前記制御信号は、前記書き込みアドレスが前記第Nの記
    憶単位を指定した場合に対応して前記第2の値に、前記
    第K+1の記憶単位を指定した場合に対応して前記第1
    の値に、それぞれ設定され、 前記第(N−1)の記憶単位に対して前記書き込みが行
    われた後、前記書き込みアドレス及び前記読み出しアド
    レスはそれぞれ前記第(N+K−1)のアドレス、及び
    前記第(N−1)のアドレス、にそれぞれ設定され、 前記第Kの記憶単位に対して前記書き込みが行われた
    後、前記書き込みアドレス及び前記読み出しアドレスは
    それぞれ前記第0のアドレス、及び前記第Kのアドレ
    ス、にそれぞれ設定される、メモリの入出力制御方法。
JP9037683A 1997-02-21 1997-02-21 双方向転送型記憶装置及びメモリの入出力制御方法 Pending JPH10241354A (ja)

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