JPH10240391A - 携帯型ドキュメント表示/処理装置及び同装置に適用されるパワー管理制御方法 - Google Patents

携帯型ドキュメント表示/処理装置及び同装置に適用されるパワー管理制御方法

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JPH10240391A
JPH10240391A JP9048063A JP4806397A JPH10240391A JP H10240391 A JPH10240391 A JP H10240391A JP 9048063 A JP9048063 A JP 9048063A JP 4806397 A JP4806397 A JP 4806397A JP H10240391 A JPH10240391 A JP H10240391A
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JP9048063A
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English (en)
Inventor
Yuichi Sekizawa
裕一 関澤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パワーオフ時に、消費電力とパワーオン時の状
態復帰を考慮したデータ保存処理を行うことで、パワー
オン時の使い勝手を極力保ちながら装置内の各デバイス
の消費電力を減らしてバッテリ寿命を延ばす。 【解決手段】パワーオフ要求時、CPU11は、バッテ
リ残量から適用可能な最低のパワーセーブレベルを決定
し、このレベルとパワーセーブレベル選択部242によ
り設定されたユーザ指定のレベルとから実際に適用する
レベルを選択する。CPU11は、選択したレベルに応
じた退避処理を行い、例えばレベルL2なら、アプリケ
ーションの動作状態、各I/Oステータス、編集中ファ
イル及び編集中ページポインタを、レベルL6なら、編
集中ファイル及び編集中ページポインタを、フラッシュ
メモリ22に退避し、パワーオン要求発生時には、その
退避情報をもとにパワーオフ直前の状態、或いはそれ近
い状態に復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイルのドキュ
メント情報の表示並びに表示中のページを対象とする編
集操作が可能な携帯型ドキュメント表示/処理装置及び
同装置に適用されるパワー管理制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子手帳や、ポケットコンピュー
タなどの携帯型コンピュータが各種開発されており、広
く利用されている。また、最近では、液晶表示装置に代
表される持つ運びに適したフラットパネル表示装置もカ
ラー化、高精細化が非常に進んできており、据え置き型
のコンピュータの表示装置の画質に迫ってきている。こ
れにより、可搬型のコンピュータの可能性が広がってき
ている。
【0003】その中で、高精細なドキュメント表示を可
能とする携帯型のドキュメント表示/処理装置の開発が
進められてきており、特に、その消費電力の低減やファ
イルのバックアップに関して様々な工夫が施されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した携帯型のドキ
ュメント表示/処理装置では、液晶表示装置等の表示装
置が高精細になるにつれ、消費電力が大きくなってきて
いる。すると、バッテリ寿命が短くなり、ファイル(ド
キュメント)を対象とする連続編集が可能な時間はバッ
テリに左右されることになる。即ち、この種の携帯型ド
キュメント表示/処理装置を連続使用するには、バッテ
リを頻繁に充電する必要があり、携帯型としての使い勝
手が非常に悪くなってしまうという問題がある。このた
め、消費電力の一層の低減やファイル等のバックアップ
に関して一層の工夫が要求される。
【0005】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、パワーオフ時に、消費電力とパワーオン
時の状態復帰を考慮したデータ保存処理を行うことで、
パワーオン時の使い勝手を極力保ちながら装置内の各デ
バイスの消費電力を減らしてバッテリ寿命を延ばすこと
ができる携帯型ドキュメント表示/処理装置を提供する
ことにある。
【0006】本発明の他の目的は、ユーザの指定するパ
ワーセーブレベルに応じたデータ保存処理が行える携帯
型ドキュメント表示/処理装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、バッテリ残量に応じたデータ
保存処理が行える携帯型ドキュメント表示/処理装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点に係
る携帯型ドキュメント表示/処理装置は、パワー管理コ
ントローラの管理のもとでバッテリによる装置内各部へ
の電源供給を司るパワー供給コントローラと、不揮発性
の書き替え可能メモリにより構成される2次記憶装置装
置と、装置稼働状態においてパワーオフ要求が発生した
場合、起動中のアプリケーションプログラムの動作状態
並びに装置内の各入出力デバイスの状態と共に、編集中
のファイル並びに編集中のページへのポインタの組、及
び編集中のファイルのうちの予め定められた1つを上記
2次記憶装置に退避する退避手段と、この退避手段によ
る退避後に、上記パワー供給コントローラによる予め定
められた装置内各部への電源供給を停止させてパワーオ
フ状態とする第1の制御手段と、パワーオフ状態におい
てパワーオン要求が発生した場合に、上記2次記憶装置
に退避されている情報に基づいて携帯型ドキュメント表
示/処理装置の状態復元を図り、パワーオフ直前に起動
していたアプリケーションプログラムを再起動すると共
に、パワーオフ直前に編集中であったページ、及びパワ
ーオフ直前に編集中であったファイルの先頭ページのう
ちの予め定められた1つを表示する第2の制御手段とを
備えたことを特徴とする。
【0008】このような構成においては、稼働状態にお
いてパワーオフ要求が発生した場合に、起動中のアプリ
ケーションプログラムの動作状態並びに装置内の各入出
力デバイスの状態と共に、編集中のファイル並びに編集
中のページへのポインタの組、及び編集中のファイルの
うちの予め定められた1つを2次記憶装置に退避するこ
とで、パワーオフ状態における消費電力の軽減を図りな
がら、パワーオン要求発生時には、その退避情報に基づ
く状態復元処理を行うことで、パワーオフ直前に編集中
であったページ或いはファイルの先頭ページを対象とす
る編集処理が、パワーオフ直前に起動していたアプリケ
ーションプログラムのもとで速やかに再開できる。
【0009】なお、パワーオフ直前に起動していたアプ
リケーションプログラムは再起動するものの、パワーオ
フ直前に編集中であったページは単に表示するだけでよ
く、そこから直ちに編集処理を再開できなくても構わな
いならば、パワーオフ時の退避処理で、起動中のアプリ
ケーションプログラムの動作状態並びに装置内の各入出
力デバイスの状態と共に、編集中のページのみを退避す
るようにしてもよい。
【0010】本発明の第2の観点に係る携帯型ドキュメ
ント表示/処理装置は、パワーオフ要求が発生しない場
合でも、バッテリの残量が所定量以下となった場合に
は、パワーオフ要求が発生したものと見なして、上記第
2の観点に係る携帯型ドキュメント表示/処理装置にお
けるパワーオフ要求発生時と同一の処理を行うようにし
たことを特徴とする。
【0011】このような構成では、バッテリ残量が著し
く少なくなって編集中のファイルの情報等が失われるよ
うな事態が発生する前に、少ない電力で2次記憶装置に
自動的に保存でき、しかもパワーオン要求発生時には、
パワーオフ直前に編集中であったページ或いはファイル
の先頭ページを対象とする編集処理が速やかに開始でき
る。
【0012】本発明の第3の観点に係る携帯型ドキュメ
ント表示/処理装置は、上記第1の観点に係る携帯型ド
キュメント表示/処理装置とは異なって、パワーオフ要
求発生時の2次記憶装置への退避対象から起動中のアプ
リケーションプログラムの動作状態並びに装置内の各入
出力デバイスの状態を外し、パワーオフ状態においてパ
ワーオン要求が発生した場合には、単に、パワーオフ直
前に編集中であったページ、及びパワーオフ直前に編集
中であったファイルの先頭ページのうちの予め定められ
た1つを所定の初期メニューが呼び出し可能な状態で表
示するようにしたことを特徴とする。
【0013】このような構成においては、起動中のアプ
リケーションプログラムの動作状態並びに装置内の各入
出力デバイスの状態が退避対象とならないため、パワー
オフ時の退避処理に要する消費電力を、上記第1の観点
に係る携帯型ドキュメント表示/処理装置よりも更に軽
減することができる。また、パワーオフ直前に起動され
ていたアプリケーションは再起動できないため、パワー
オン要求発生時にパワーオフ直前に編集中であったペー
ジ或いはファイルの先頭ページを対象とする編集処理は
直ちに再開できないものの、編集中ページ或いは編集中
ファイルの先頭ページ自体は表示されるため、ユーザは
当該表示ページからパワーオフ直前に何を編集していた
のかを速やかに思い出すことができる。また当該表示ペ
ージからは初期メニューを呼び出すことができるため、
パワーオフ直前に起動していたアプリケーションなど、
所望のアプリケーションを簡単に起動することができ
る。この第3の観点に係る携帯型ドキュメント表示/処
理装置においても、バッテリの残量が所定量以下となっ
た場合には、パワーオフ要求が発生したものと見なし
て、パワーオフ要求発生時と同一の処理を行うことで、
バッテリ残量が著しく少なくなって編集中のファイルの
情報等が失われるような事態が発生する前に、少ない電
力で2次記憶装置に自動的に保存できる。
【0014】本発明の第4の観点に係る携帯型ドキュメ
ント表示/処理装置は、上記第1及び第3の観点に係る
携帯型ドキュメント表示/処理装置において実現される
各パワーセーブ(消費電力軽減)の程度を表すパワーセ
ーブレベル(第1及び第2のパワーセーブレベル)がユ
ーザ操作により選択可能とすると共に、それより高レベ
ルのパワーセーブレベル(第3のパワーセーブレベル)
も選択可能とするために、パワーオフ時のパワーセーブ
の程度を表す第1乃至第3のパワーセーブレベルベルの
うちの1つがユーザ操作に従って選択設定可能なパワー
セーブレベル選択手段を設け、装置稼働状態においてパ
ワーオフ要求が発生した場合には、第1のパワーセーブ
レベルが選択設定されているならば、起動中のアプリケ
ーションプログラムの動作状態並びに各入出力デバイス
の状態と共に、編集中のファイル並びに編集中のページ
へのポインタの組、及び編集中のファイルのうちの予め
定められた1つを、第2のパワーセーブレベルが設定さ
れているならば、編集中のファイル並びに編集中のペー
ジへのポインタの組、編集中のファイル、及び編集中の
ページのうちの予め定められた1つを、上記2次記憶装
置に退避し、パワーオフ状態においてパワーオン要求が
発生し、且つパワーオフ状態となった際に退避処理が行
われている場合には、上記2次記憶装置に退避されてい
る情報に基づいて携帯型ドキュメント表示/処理装置の
状態復元を図り、パワーオン要求発生時に上記状態復元
が図られた場合に、第1のパワーセーブレベルが選択設
定されているならば、パワーオフ直前に起動していたア
プリケーションプログラムを再起動すると共に、パワー
オフ直前に編集中であったページ、及びパワーオフ直前
に編集中であったファイルの先頭ページのうちの予め定
められた1つを表示し、第2のパワーセーブレベルが選
択設定されているならば、パワーオフ直前に編集中であ
ったページ、及びパワーオフ直前に編集中であったファ
イルの先頭ページのうちの予め定められた1つを所定の
初期メニューが呼び出し可能な状態で表示し、パワーオ
ン要求発生時に上記状態復元が不要であった場合には、
上記初期メニューを表示するようにしたことを特徴とす
る。
【0015】この第4の観点に係る携帯型ドキュメント
表示/処理装置において、バッテリの残量から、上記第
1乃至第3のパワーセーブレベルのうち適用可能な最低
のパワーセーブレベルを決定し、上記選択設定されてい
るパワーセーブレベルが上記決定したパワーセーブレベ
ル以上であれば上記選択設定されているパワーセーブレ
ベルを、そうでなければ上記決定したパワーセーブレベ
ルを実際に適用するパワーセーブレベルとして選択する
ならば、通常はユーザが設定したパワーセーブレベルを
優先し、バッテリ残量が少なくなってユーザが設定した
パワーセーブレベル(低パワーセーブレベル)でのパワ
ーオフ処理の実現が困難となった場合には、実現可能な
パワーセーブレベルのうちの最低のパワーセーブレベル
を自動的に設定することもできる。
【0016】この他、所定のパワーセーブレベル(第1
のパワーセーブレベル)の場合に、各入出力デバイスの
状態は2次記憶装置に退避するものの、書き替え可能メ
モリにより構成される1次記憶装置に記憶されている起
動中のアプリケーションプログラムの動作状態、編集中
のファイル、及び編集中のページへのポインタは退避対
象外とし、その代わりにパワーオフ状態でも上記1次記
憶装置には電源が供給し続けられるようにすることで、
パワーオン要求発生時には、パワーオフ直前と同じ装置
稼働状態に素早く復帰させることもできる。この場合、
消費電力は増加するものの、状態保持に大きな電力消費
を要する各入出力デバイスの状態はパワーオフ要求発生
時に2次記憶装置に退避されることから、パワーオフ状
態において電源を供給する必要はなく、各入出力デバイ
スの状態保持のために電力を消費することは防止でき
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に
係る携帯型ドキュメント表示/処理装置のハードウェア
構成を示すブロック図である。
【0018】図1に示す携帯型ドキュメント表示/処理
装置は、装置(システム)の制御中枢をなすCPU1
1、システムの1次記憶装置としての揮発性の書き替え
可能なメモリ、例えばDRAM12、ブートプログラ
ム、アプリケーションプログラム等が予め記憶されてい
るROM13、バス変換モジュール(ここでは32ビッ
トから16ビットへの変換と、その逆の変換のためのバ
ス変換モジュール)としてのバスブリッジコントローラ
14、及びグラフィックスコントローラ15を備えてい
る。DRAM12には、起動中のアプリケーションプロ
グラムの動作状態を示すステータス情報、編集中のファ
イル(のデータ)、当該ファイルの識別情報(ファイル
ID)、当該ファイルのテキストデータ(ドキュメン
ト)のうち、現在表示中(編集中)のページ(現在開か
れているページ)を指すポインタ(編集中ページポイン
タ)等の情報が格納される。
【0019】CPU11、DRAM12、ROM13、
バスブリッジコントローラ14、及びグラフィックスコ
ントローラ15は、例えば32ビット幅のデータバスを
含むCPUバス10に接続されている。CPUバス10
は、バスブリッジコントローラ14を介して例えば16
ビット幅のデータバスを含むISA(Industrial Stand
ard architecture)仕様のシステムバス20に接続され
ている。
【0020】システムバス20には、タブレット装置、
キーボードコントローラ(KBC)、PCMCIA(Pe
rsonal Computer Memory Card International Associat
ion)仕様のPCカード、通信制御装置(例えばLAN
カード)などの各種入出力デバイス(I/Oデバイス)
21の群、システムの2次記憶装置としての不揮発性の
書き替え可能メモリ、例えばフラッシュメモリ22、及
びシステムのクロックのオン/オフ制御、システムのパ
ワー(消費電力)の制御等を司るパワー管理コントロー
ラ(電力管理制御装置)23が接続されている。各入出
力デバイス21には、その入出力デバイス21の状態
(ステータス)を示すステータスレジスタ210が設け
られている。
【0021】パワー管理コントローラ23は、システム
の稼働状態において、システム内の各デバイスの使用状
況を監視し、アイドル状態にあるデバイスに対して、デ
バイスドライバを通じて電源供給を停止するか、或いは
クロック供給を停止する制御を行うことで、省消費電力
化のための管理を行うパワー管理機能を有している。パ
ワー管理コントローラ23には、当該コントローラ23
の管理のもとで動作して、図示せぬバッテリ(充電バッ
テリ)によりシステムの電源供給を司るパワー供給コン
トローラ(電源供給制御装置)24が接続されている。
【0022】パワー供給コントローラ24は、バッテリ
残量を定期的にチェックして、その残量の情報を保持す
るバッテリ残量保持部241と、システムの終了方法に
違いにより実現されるパワーセーブのレベルをユーザが
選択指定するのに用いられるパワーセーブレベル選択部
242と、パワーオフ時に実際に適用されたパワーセー
ブレベルを保持するパワーセーブレベル保持部243が
設けられている。パワーセーブレベル選択部242は例
えばレベル数分のボタンスイッチを用いて実現されてい
る。本実施形態において選択部242で選択可能なパワ
ーセーブレベルは第1レベルL1〜第8レベルL8(L
8が最高レベルで、パワーセーブ効果が最も大きい)の
8段階ある。
【0023】グラフィックスコントローラ15には、高
精細なドキュメント表示、メニュー表示等に用いられる
例えば高精細LCD(液晶表示装置)16、及び当該L
CD16に表示するデータ(表示イメージ)を格納する
ためのVRAM(ビデオRAM)が接続されている。グ
ラフィックスコントローラ15は、LCD16及びVR
AM17を制御してLCD16への画面表示を行う。
【0024】次に、図1の構成の携帯型ドキュメント表
示/処理装置におけるパワー管理制御について説明す
る。まず本実施形態のパワー管理(パワーマネージメン
ト)におけるハードウェアのモードには、稼働モードと
パワーオフモードの2つがある。稼働モードでは、通常
のシステム動作が行われる。一方、パワーオフモードで
は、システムの電源がオフ状態にされてシステムへの電
源供給が停止される。このモードになると、電源供給が
停止されるまでの間に、ユーザの選択したパワーセーブ
レベル(La)、或いはバッテリ残量で決まる種類のデ
ータをシステムセーブ情報としてフラッシュメモリ22
にセーブするセーブ動作等が行われる。
【0025】ここで、稼働モードからパワーオフモード
へ移行する場合の処理(パワーオフ処理)について、図
2の動作フロー図を参照して説明する。まず、ユーザの
スイッチ操作等によりパワーオフ要求が発生したものと
する。このパワーオフ要求はパワー供給コントローラ2
4で受け付けられる。するとパワー供給コントローラ2
4からパワー管理コントローラ23にパワーオフ要求割
り込みが出される(ステップ201)。
【0026】パワー管理コントローラ23は、パワー供
給コントローラ24からのパワーオフ要求割り込みを受
け付けて(ステップ202)、CPU11に対してNM
I(Non Maskable Interrupt)と称するマスク不能割り
込み(NMI割り込み)を発行する(ステップ20
3)。
【0027】するとCPU11は、ROM13に格納さ
れているプログラムに従って、NMI割り込み203に
対応する割り込みベクタへアクセスし(ステップ20
4)、各入出力デバイス21のステータスレジスタ21
0の内容(I/Oステータス)、及びDRAM12に格
納されている起動中アプリケーションプログラムの動作
状態(を示すステータス)を読み込んで、現在のシステ
ムの状態をチェックする(ステップ205)。そしてC
PU11は、データ転送など、実行中の処理(タスク)
があれば、その処理が終了するのを待って、割り込み要
因の判定処理を行う(ステップ206)。
【0028】もし、割り込み要因が、この例のようにパ
ワーオフ要求にあるならば、CPU11はバスブリッジ
コントローラ14、システムバス20を介してパワー管
理コントローラ23をアクセスし、パワー供給コントロ
ーラ24にて管理されているバッテリ残量保持部24
1、及びパワーセーブレベル選択部242の選択情報
(ユーザの設定したパワーセーブレベルLa)を当該パ
ワー管理コントローラ23を通して読み込む(ステップ
207)。なお、CPU11から要求があった場合にパ
ワー管理コントローラ23がバッテリ残量をチェックす
る方式を適用するならば、バッテリ残量保持部241は
必ずしも必要ない。
【0029】次にCPU11は、読み込んだバッテリ残
量と、ユーザの設定したパワーセーブレベルLa(シス
テムの終了方法)とから、実際に適用するパワーセーブ
レベルを決定し、該当する情報(システムセーブ情報)
をフラッシュメモリ22にセーブするセーブ動作(シス
テムセーブ情報ライト動作)を行う(ステップ20
8)。以下、このセーブ動作(ステップ208)の詳細
について図3及び図4のフローチャートを参照して説明
する。
【0030】まずCPU11は、バッテリ残量から、適
用可能な最低のパワーセーブレベルLbを決定する(ス
テップ301)。ここでは、バッテリ残量の基準値とし
てV1,V2,V3,V4,V5,V6,V7,V8
(但し、V1>V2>V3>V4>V5>V6>V7>
V8)の8種類が用意されており、V1以上のときは第
1レベルL1に、V1未満V2以上のときは第2レベル
L2に、V2未満V3以上のときは第3レベルL3に、
V3未満V4以上のときは第4レベルL4に、V4未満
V5以上のときは第5レベルL5に、V5未満V6以上
のときは第6レベルL6に、V6未満V7以上のときは
第7レベルL7に、V7未満V8以上のときは第8レベ
ルL8に、そしてV8未満のときは第9レベルL9に、
それぞれ決定される。
【0031】次にCPU11は、ユーザの設定したパワ
ーセーブレベルLaがステップS301で決定したパワ
ーセーブレベルLb以上である(La≧Lb)か否かを
チェックし(ステップ302)、Lb以上であればLa
を選択し(ステップ303)、そうでなければLbを選
択する(ステップ304)。
【0032】次にCPU11は、選択したパワーセーブ
レベルを判断し(ステップ305)、そのレベルで決ま
る種類の情報のセーブ動作を行う。まず、選択したパワ
ーセーブレベルがL1のときは、CPU11は、各入出
力デバイス21のステータス(I/Oステータス)をシ
ステムセーブ情報としてフラッシュメモリ22にセーブ
する(ステップ306,307)。
【0033】次に、選択したパワーセーブレベルがL2
のときは、CPU11は、DRAM12に格納されてい
るアプリケーションプログラムの動作状態、各入出力デ
バイス21のステータス(I/Oステータス)、及びD
RAM12に格納されている編集中のファイル(LCD
16への表示対象となっているファイル)並びに当該フ
ァイル内の編集中のページ(現在表示中のページ)への
ポインタをシステムセーブ情報としてフラッシュメモリ
22にセーブする(ステップ308,309)。
【0034】次に、選択したパワーセーブレベルがL3
のときは、CPU11は、DRAM12に格納されてい
るアプリケーションプログラムの動作状態、各入出力デ
バイス21のステータス(I/Oステータス)、及びD
RAM12に格納されている編集中のファイルをシステ
ムセーブ情報としてフラッシュメモリ22にセーブする
(ステップ401,402)。
【0035】次に、選択したパワーセーブレベルがL4
のときは、CPU11は、DRAM12に格納されてい
るアプリケーションプログラムの動作状態、各入出力デ
バイス21のステータス(I/Oステータス)、及びD
RAM12に格納されている編集中ファイルの識別情報
並びに当該ファイル内の編集中ページをシステムセーブ
情報としてフラッシュメモリ22にセーブする(ステッ
プ403,404)。
【0036】次に、選択したパワーセーブレベルがL5
のときは、CPU11は、DRAM12に格納されてい
るアプリケーションプログラムの動作状態、各入出力デ
バイス21のステータス(I/Oステータス)、及びD
RAM12に格納されている編集中ファイルの識別情報
をシステムセーブ情報としてフラッシュメモリ22にセ
ーブする(ステップ405,406)。
【0037】次に、選択したパワーセーブレベルがL6
のときは、CPU11は、DRAM12に格納されてい
る編集中ファイル並びに当該ファイル内の編集中ページ
へのポインタをシステムセーブ情報としてフラッシュメ
モリ22にセーブする(ステップ407,408)。
【0038】次に、選択したパワーセーブレベルがL7
のときは、CPU11は、DRAM12に格納されてい
る編集中ファイルをシステムセーブ情報としてフラッシ
ュメモリ22にセーブする(ステップ409,41
0)。
【0039】次に、選択したパワーセーブレベルがL8
のときは、CPU11は、DRAM12に格納されてい
る編集中ファイル内の編集中ページをシステムセーブ情
報としてフラッシュメモリ22にセーブする(ステップ
411,412)。
【0040】次に、選択したパワーセーブレベルがL9
のときは(ステップ411)、CPU11は何もセーブ
しないで、次のステップ413へ進む。なお、ここでは
説明を簡略化するために、フラッシュメモリ22へのシ
ステムセーブ情報セーブ動作がCPU11により行われ
るものとして説明しているが、CPU11から転送元と
転送先を示す情報を図示せぬDMA(Direct Memory Ac
cess)コントローラに与えることで、当該コントローラ
により行わせるようにするとよい。
【0041】CPU11は、フラッシュメモリ22にシ
ステムセーブ情報をセーブすると、適用したパワーセー
ブレベルと、そのレベルに対応する形態での電源供給停
止の要求をパワー管理コントローラ23に通知して、自
身の動作を停止する(ステップ413)。但し、パワー
セーブレベルがL9の場合には、何もセーブせずに、こ
のステップ413が行われる。
【0042】パワー管理コントローラ23は、CPU1
1から通知されたパワーセーブレベルをパワー供給コン
トローラ24内のパワーセーブレベル保持部243に設
定すると共に、当該パワー供給コントローラ24にCP
U11から通知された電源供給停止の要求情報を伝え
る。またパワー管理コントローラ23は、CPU11か
ら通知されたパワーセーブレベルがL1の場合には、D
RAM12への電源供給の継続が要求されているものと
して、当該DRAM12に対してその記憶内容を保持さ
せるためのセルフリフレッシュを行わせる。
【0043】一方、パワー供給コントローラ24は、電
源供給停止の要求情報を受け取ると、パワーセーブレベ
ルL1が適用された場合であれば、DRAM12へは電
源供給を継続するものの、装置内の他のほぼ全てのデバ
イス(CPU11、ROM13、グラフィックスコント
ローラ15、LCD16、VRAM17、各入出力デバ
イス21等)への電源供給を停止し、それ以外のパワー
セーブレベル(L2〜L9のいずれか)が適用された場
合であれば、DRAM12を含む装置内のほぼ全てのデ
バイスへの電源供給を停止する(ステップ209)。
【0044】なお、パワー管理コントローラ23には電
源供給が継続される。その理由は、パワー管理コントロ
ーラ23は完全停止するとパワーオン時の立ち上げに時
間を要するので、電源供給を継続することでパワーオン
時の立ち上げを速やかに行うためである。但し、通常の
動作状態とは異なって電流値は下げられ、微小電流によ
る電源供給となる。また本実施形態では、バスブリッジ
コントローラ14はパワー管理コントローラ23と同一
チップ上に集積化されていることから、当該バスブリッ
ジコントローラ14にも微小電流による電源供給が行わ
れることになる。
【0045】以上がパワーオフ処理である。次に、パワ
ーオフモードから稼働モードへ移行する場合の処理(パ
ワーオン処理)について、図5の動作フロー図を参照し
て説明する。
【0046】まず、ユーザのスイッチ操作等によりパワ
ーオン要求が発生したものとする。このパワーオン要求
はパワー供給コントローラ24で受け付けられる。する
とパワー供給コントローラ24からパワー管理コントロ
ーラ23にウェークアップ要求割り込みが出される(ス
テップ501)。
【0047】パワー管理コントローラ23は、パワー供
給コントローラ24からのウェークアップ要求割り込み
を受け付けて、CPU11をウェークアップ(起動)す
る手順(パワーオン復帰処理)を行う(ステップ50
2)。
【0048】次にパワー管理コントローラ23は、シス
テムバス20のパワーオン、クロック発生機構(図示せ
ず)のパワーオン、当該クロック発生機構からCPU1
1等へのクロック供給、CPU11のリセットを含むシ
ステムリセット動作等を所定のシーケンスで実行する
(ステップ503)。この場合、入出力デバイス21等
はアイドル状態となる。
【0049】次にパワー管理コントローラ23はCPU
11に対してリセット割り込みを発行する(ステップ5
04)。するとCPU11は、リセット割り込みに対応
するROM13上の割り込みベクタへアクセスする(ス
テップ505)。この割り込みベクタにはブートプログ
ラムが格納されており、CPU11は当該プログラムに
従って図示せぬ割り込みコントローラから割り込みステ
ータスを読み込んで割り込み要因の判定処理を行う(ス
テップ506,507)。
【0050】もし、割り込み要因が、この例のようにウ
ェークアップ要求に伴うリセット割り込みにあるなら
ば、CPU11はパワー供給コントローラ24にて管理
されているパワーセーブレベル保持部243の保持情
報、即ちパワーオフ処理で適用したパワーセーブレベル
を読み込む(ステップ508)。
【0051】次にCPU11は、読み込んだパワーセー
ブレベルで決まる起動方法でシステムを起動する。即ち
CPU11は、読み込んだパワーセーブレベルからフラ
ッシュメモリ22にセーブされている情報の種類を判断
して、その情報を当該フラッシュメモリ22から読み込
み(ステップ509)、その読み込んだ情報をシステム
起動情報として元のデバイスに書き込む(ステップ51
0)。但し、読み込んだパワーセーブレベルがL9の場
合には、セーブ動作は行われていないため、ステップ5
09,510は行われない。次にCPU11は稼働モー
ドに設定して装置を起動する(ステップ511)。
【0052】以上のステップ509〜511の詳細を、
図6乃至図9のフローチャートを参照して説明する。ま
ず、レベルL1でセーブ動作が行われた場合、フラッシ
ュメモリ22にはパワーオフ直前の各入出力デバイス2
1のI/Oステータスがセーブされている。この場合、
CPU11は、フラッシュメモリ22から各入出力デバ
イス21のI/Oステータスを読み込み、その読み込ん
だI/Oステータスを、対応する入出力デバイス21の
ステータスレジスタ210に設定して、パワーオフ直前
の各入出力デバイス21の状態を復元する(ステップ6
01〜603)。
【0053】このとき、DRAM12には、パワーオフ
直前のアプリケーションプログラムの動作状態と、パワ
ーオフ直前に編集中であったファイル並びに当該ファイ
ル内の編集中ページへのポインタとが格納されている。
そこでCPU11は、アプリケーションプログラムの動
作状態及び各入出力デバイス21のI/Oステータスに
従って、パワーオフ直前に動作していたアプリケーショ
ンプログラムを起動して、その際に編集中であったファ
イル内の編集中のページ(編集中ページポインタの指す
ファイル内のページ)をグラフィックスコントローラ1
5によりLCD16に表示させる(ステップ604)。
【0054】以上の説明から明らかなように、レベルL
1を適用した場合には、パワーオフモードの期間もDR
AM12への電源供給が必要なため、レベルL1〜L9
の中でパワーセーブの効果は最も小さいが、パワーオン
時においてアプリケーションプログラムの動作状態、編
集中ファイル、及び編集中ページへのポインタの復元処
理が必要ないことから、パワーオフ直前の状態への完全
復帰が極めて高速に行える。
【0055】したがって、ユーザがレベルL1を選択す
るのは、バッテリ残量に余裕がある状態で、パワーオフ
直前に編集していたページを対象とする更なる編集操作
をパワーオン要求と同時に極めて速やかに開始したい場
合に適しており、特に連続使用時間(連続編集時間)が
短く、頻繁に電源をオン/オフする場合に最適である。
【0056】次に、レベルL2でセーブ動作が行われた
場合、フラッシュメモリ22には、パワーオフ直前のア
プリケーションプログラムの動作状態と、パワーオフ直
前の各入出力デバイス21のI/Oステータスと、パワ
ーオフ直前に編集中であったファイル並びに当該ファイ
ル内の編集中ページへのポインタとが格納されている。
この場合、CPU11は、これらの情報をフラッシュメ
モリ22から読み込んで、そのうちのアプリケーション
プログラムの動作状態、編集中ファイル及び当該ファイ
ル内の編集中ページへのポインタをDRAM12に書き
戻すと共に、各I/Oステータスを対応する入出力デバ
イス21に設定する(ステップ605〜607)。
【0057】次にCPU11は、復元したアプリケーシ
ョンプログラムの動作状態及び各入出力デバイス21の
I/Oステータスに従って、パワーオフ直前に動作して
いたアプリケーションプログラムを起動して、その際に
編集中であったファイル内の編集中のページ(編集中ペ
ージポインタの指すファイル内のページ)をグラフィッ
クスコントローラ15によりLCD16に表示させる
(ステップ608)。
【0058】以上の説明から明らかなように、レベルL
2を適用した場合には、パワーオフモードの期間のDR
AM12への電源供給が不要なため、レベルL1よりパ
ワーセーブの効果は大きく、しかもパワーオフ直前の状
態への完全復帰が高速に行える。
【0059】したがって、ユーザがレベルL2を選択す
るのは、レベルL1よりも大きいパワーセーブ効果を得
ながら、パワーオフ直前に編集していたページを対象と
する更なる編集操作を、レベルL1ほどではないもの
の、パワーオン要求と同時に速やかに開始したい場合に
適している。
【0060】次に、レベルL3でセーブ動作が行われた
場合、フラッシュメモリ22には、パワーオフ直前のア
プリケーションプログラムの動作状態と、パワーオフ直
前の各入出力デバイス21のI/Oステータスと、パワ
ーオフ直前に編集中であったファイルとが格納されてい
る。この場合、CPU11は、これらの情報をフラッシ
ュメモリ22から読み込んで、そのうちのアプリケーシ
ョンプログラムの動作状態、編集中ファイルをDRAM
12に書き戻すと共に、各I/Oステータスを対応する
入出力デバイス21に設定する(ステップ701〜70
3)。
【0061】次にCPU11は、復元したアプリケーシ
ョンプログラムの動作状態及び各入出力デバイス21の
I/Oステータスに従って、パワーオフ直前に動作して
いたアプリケーションプログラムを起動して、その際に
編集中であったファイル内の先頭ページをグラフィック
スコントローラ15によりLCD16に表示させる(ス
テップ704)。この状態では、ユーザによるページめ
くり操作が可能であるため、パワーオフ直前に編集中で
あったページを表示させることもできる。
【0062】以上の説明から明らかなように、レベルL
3を適用した場合には、レベル2と異なって編集中ペー
ジポインタがセーブ(保存)対象外となることから、レ
ベルL2よりパワーセーブの効果は大きい。しかも、パ
ワーオフ直前の状態への完全復帰ではないものの、それ
に近い状態への復帰が可能となる。
【0063】したがって、ユーザがレベルL3を選択す
るのは、レベルL2よりも大きいパワーセーブ効果を得
ながら、パワーオフ直前に編集していたファイルを対象
とする更なる編集操作を、レベルL2ほどではないもの
の、パワーオン要求と同時に比較的速やかに開始したい
場合に適している。
【0064】次に、レベルL4でセーブ動作が行われた
場合、フラッシュメモリ22には、パワーオフ直前のア
プリケーションプログラムの動作状態と、パワーオフ直
前の各入出力デバイス21のI/Oステータス、パワー
オフ直前に編集中であったファイルの識別情報並びにペ
ージ(編集中ページ)とが格納されている。この場合、
CPU11は、これらの情報をフラッシュメモリ22か
ら読み込んで、そのうちのアプリケーションプログラム
の動作状態、ファイル識別情報並びに編集中ページをD
RAM12に書き戻すと共に、各I/Oステータスを対
応する入出力デバイス21に設定する(ステップ705
〜707)。
【0065】次にCPU11は、復元したアプリケーシ
ョンプログラムの動作状態及び各入出力デバイス21の
I/Oステータスに従って、パワーオフ直前に動作して
いたアプリケーションプログラムを起動して、その際に
編集中であったページをグラフィックスコントローラ1
5によりLCD16に表示させる(ステップ708)。
これによりユーザは、パワーオフ直前に編集していたペ
ージを思い出すことができる。このページ表示画面に
は、表示中ページの元になるファイルを呼び出すアイコ
ンまたはメニューが用意されている。このため、ユーザ
がファイル呼び出しを要求するだけで、CPU11はD
RAM12に格納されているファイル識別情報に従って
当該ファイル識別情報の示すファイルを例えば通信用の
入出力デバイス21等を介してDRAM12に読み込ん
で、例えばその先頭ページを表示して、ユーザ操作によ
るページめくりに供することが可能となる。
【0066】以上の説明から明らかなように、レベルL
4を適用した場合には、レベル3と異なって編集中ファ
イルがセーブ対象外となることから、レベルL3よりパ
ワーセーブの効果は大きい。しかも、パワーオフ直前の
状態への完全復帰ではないものの、表示画面上ではパワ
ーオフ直前に編集中であったページが表示されて、パワ
ーオフ直前と同じ状態に高速に復帰できる。但し、他の
ページを開くには、該当するファイルを呼び出す必要が
あり、しかも当該ファイルは編集前の内容になってい
る。
【0067】したがって、ユーザがレベルL4を選択す
るのは、大きいパワーセーブ効果が必要であるが、パワ
ーオフ直前の編集内容を再利用する必要はなく、パワー
オフ直前に開かれていたページ(を持つファイル)の編
集のし直しをパワーオン要求と同時に速やかに開始した
い場合に適している。
【0068】次に、レベルL5でセーブ動作が行われた
場合、フラッシュメモリ22には、パワーオフ直前のア
プリケーションプログラムの動作状態と、パワーオフ直
前の各入出力デバイス21のI/Oステータスと、パワ
ーオフ直前に編集中であったファイルの識別情報が格納
されている。この場合、CPU11は、これらの情報を
フラッシュメモリ22から読み込んで、そのうちのアプ
リケーションプログラムの動作状態及びファイル識別情
報をDRAM12に書き戻すと共に、各I/Oステータ
スを対応する入出力デバイス21に設定する(ステップ
801〜803)。
【0069】次にCPU11は、復元したアプリケーシ
ョンプログラムの動作状態及び各入出力デバイス21の
I/Oステータスに従って、パワーオフ直前に動作して
いたアプリケーションプログラムを起動して、その際に
編集中であったファイルをファイル識別情報に従ってD
RAM12に読み込ませ、当該ファイルの例えば先頭ペ
ージをグラフィックスコントローラ15によりLCD1
6に表示させる(ステップ804)。この状態では、ユ
ーザによるページめくり操作が可能であるため、パワー
オフ直前に編集中であったページ(但し内容は編集前の
状態)を表示させることもできる。
【0070】以上の説明から明らかなように、レベルL
5を適用した場合には、レベル4と異なって編集中ペー
ジがセーブ対象外となることから、レベルL4よりパワ
ーセーブの効果は大きい。しかも、パワーオフ直前の状
態への完全復帰ではないものの、パワーオフ直前に編集
中であったファイルの先頭ページが比較的高速に表示さ
れて、パワーオフ直前にどのようなファイルを編集して
いたかをユーザに思い出させることがきる。また、他の
ページも簡単に開くことができる。但し、ファイルの内
容は編集前のものである。
【0071】したがって、ユーザがレベルL5を選択す
るのは、レベルL4よりも大きいパワーセーブ効果が必
要で、且つパワーオフ直前に開かれていたファイルの編
集のし直しをパワーオン要求と同時に速やかに開始した
い場合に適している。
【0072】次に、レベルL6でセーブ動作が行われた
場合、フラッシュメモリ22には、パワーオフ直前に編
集中であったファイル及び当該ファイル内の編集中ペー
ジへのポインタとが格納されている。この場合、CPU
11は、これらの情報をフラッシュメモリ22から読み
込んでDRAM12に書き戻すと共に、各入出力デバイ
ス21のステータスレジスタ210を初期化する(ステ
ップ805〜807)。
【0073】次にCPU11は、DRAM12に書き戻
した編集中ファイル及び編集中ページポインタをもと
に、パワーオフ直前に編集中であったページをグラフィ
ックスコントローラ15によりLCD16に表示させる
(ステップ808)。これによりユーザは、パワーオフ
直前に編集していたページを思い出すことができる。こ
のページ表示画面には、初期メニュー(トップメニュ
ー)の選択ボタン(アイコン)が用意されており、ユー
ザが当該ボタンを選択すると、CPU11はROM13
の所定領域に格納されている初期メニュー情報に従って
LCD16への初期メニュー表示を行う(ステップ90
9,910)。ユーザは、この初期メニューからパワー
オフ直前に起動していたアプリケーションプログラムな
ど、所望のプログラムを呼び出すことができる。
【0074】以上の説明から明らかなように、レベルL
6を適用した場合には、レベルL1〜L5と異なってア
プリケーションプログラムの動作状態と、各入出力デバ
イス21のI/Oステータスがセーブ対象外となること
から、レベルL1〜L5よりパワーセーブの効果は大き
い。また、パワーオン時においてアプリケーションプロ
グラムの動作状態、及び各入出力デバイス21のI/O
ステータスの復元処理が必要ないことから、パワーオフ
直前に編集中であったページを極めて高速に表示でき、
これによりユーザはパワーオフ直前に編集していたペー
ジの内容を速やかに思い出すことができる。しかも、パ
ワーオフ直前に編集中であったファイル、即ちユーザが
編集操作を施したファイルは保存されていることから、
初期メニューを表示してパワーオフ直前に起動していた
アプリケーションを再起動することで、それまでの編集
操作を無駄にすることなく編集を継続することができ
る。
【0075】したがって、ユーザがレベルL6を選択す
るのは、大幅なパワーセーブが必要で、且つパワーオン
時には、最初の表示画面から、パワーオフ直前に開いて
いたページ(を持つファイル)自体、或いは当該ページ
(を持つファイル)に対する編集操作内容を容易に思い
出して、(初期メニューの呼び出しから始める必要はあ
るものの)パワーオフ直前に編集中であったファイルを
対象とする編集操作を継続したい場合に適している。
【0076】次に、レベルL7でセーブ動作が行われた
場合、フラッシュメモリ22には、パワーオフ直前に編
集中であったファイルが格納されている。この場合、C
PU11は、この情報をフラッシュメモリ22から読み
込んでDRAM12に書き戻すと共に、各入出力デバイ
ス21のステータスレジスタ210を初期化する(ステ
ップ901〜903)。
【0077】次にCPU11は、DRAM12に書き戻
した編集中ファイルをもとに、当該ファイルの例えば先
頭ページをグラフィックスコントローラ15によりLC
D16に表示させる(ステップ904)。これによりユ
ーザは、パワーオフ直前に編集していたファイルの先頭
ページを思い出すことができる。このページ表示画面に
は、初期メニュー(トップメニュー)の選択ボタン(ア
イコン)が用意されており、ユーザが当該ボタンを選択
すると、CPU11はROM13の所定領域に格納され
ている初期メニュー情報に従ってLCD16への初期メ
ニュー表示を行う(ステップ909,910)。ユーザ
は、この初期メニューからパワーオフ直前に起動してい
たアプリケーションプログラムなど、所望のプログラム
を呼び出すことができる。
【0078】以上の説明から明らかなように、レベルL
7を適用した場合には、レベル6と異なって編集中ペー
ジポインタがセーブ対象外となることから、レベルL6
よりパワーセーブの効果は大きい。しかも、パワーオフ
直前に編集中であったページではないものの、パワーオ
フ直前に編集中であったファイルの先頭ページを極めて
高速に表示でき、これによりユーザはパワーオフ直前に
編集していたファイルの内容を速やかに思い出すことが
できる。しかも、パワーオフ直前に編集中であったファ
イルは保存されていることから、初期メニューを表示し
てパワーオフ直前に起動していたアプリケーションを再
起動することで、それまでの編集操作を無駄にすること
なく編集を継続することができる。
【0079】したがって、ユーザがレベルL7を選択す
るのは、レベル6より大きいパワーセーブが必要で、且
つパワーオン時には、最初の表示画面から、パワーオフ
直前に開いていたファイル自体、或いは当該ファイルに
対する編集操作内容を容易に思い出して、(初期メニュ
ーの呼び出しから始める必要はあるものの)パワーオフ
直前に編集中であったファイルを対象とする編集操作を
継続したい場合に適している。
【0080】次に、レベルL8でセーブ動作が行われた
場合、フラッシュメモリ22には、パワーオフ直前に編
集中であったページが格納されている。この場合、CP
U11は、このページをフラッシュメモリ22から読み
込んでDRAM12に書き戻すと共に、各入出力デバイ
ス21のステータスレジスタ210を初期化する(ステ
ップ905〜907)。
【0081】次にCPU11は、DRAM12に書き戻
した編集中ページをグラフィックスコントローラ15に
よりLCD16に表示させる(ステップ908)。これ
によりユーザは、パワーオフ直前に編集中であったペー
ジを思い出すことができる。このページ表示画面には、
初期メニュー(トップメニュー)の選択ボタン(アイコ
ン)が用意されており、ユーザが当該ボタンを選択する
と、CPU11はROM13の所定領域に格納されてい
る初期メニュー情報に従ってLCD16への初期メニュ
ー表示を行う(ステップ909,910)。ユーザは、
この初期メニューからパワーオフ直前に起動していたア
プリケーションプログラムなど、所望のプログラムを呼
び出すことができる。
【0082】以上の説明から明らかなように、レベルL
8を適用した場合には、レベル7と異なって編集中ファ
イルではなくて編集中ページがセーブ対象となることか
ら、レベルL7よりパワーセーブの効果は大きい。しか
も、パワーオフ直前に編集中であったページを極めて高
速に表示でき、これによりユーザはパワーオフ直前に編
集していたページの内容を速やかに思い出すことができ
る。但し、このページの再度の編集等は、初期メニュー
を呼び出して改めて対応するファイルを開かないとでき
ない。
【0083】したがって、ユーザがレベルL8を選択す
るのは、レベルL7以上に大幅なパワーセーブが必要
で、且つパワーオン時には、パワーオフ直前に開いてい
たページ(を持つファイル)自体、或いは当該ページ
(を持つファイル)に対する編集操作内容が思い出せる
ような表示が行われるだけでよく、それ以降は初期メニ
ューから操作を開始して所望の業務を行うような場合に
適している。このような目的では、必ずしもパワーオフ
直前に編集していたページをセーブする必要はなく、例
えばパワーオフ直前に編集していたファイルの先頭ペー
ジをセーブして、パワーオン時に、当該先頭ページを表
示するようにしてもよい。
【0084】次に、レベルL9が適用された場合、フラ
ッシュメモリ22へのセーブ動作は行われていない。こ
の場合、CPU11はROM13の所定領域に格納され
ている初期メニュー情報に従ってLCD16への初期メ
ニュー表示を行う(ステップ905,910)。
【0085】以上の説明から明らかなように、レベルL
9を適用した場合にはセーブ動作が行われないことから
L1〜L9の中で最もパワーセーブの効果が大きい。但
し、パワーオフ直前に開いていたファイル、或いは当該
ファイルに対する編集操作内容が思い出せるような表示
は何もなされない。
【0086】したがって、ユーザがレベルL9を選択す
るのは、大幅なパワーセーブが必要で、且つパワーオン
時にはパワーオフ直前に開いていたファイルとは無関係
に初期メニューから開始したい場合に適している。
【0087】なお、前記実施形態において、バッテリ残
量の関係で、ユーザが選択設定したパワーセーブレベル
とは異なるレベル(バッテリ残量で決まるレベル)が適
用された場合に、ユーザに対してその旨の表示を行うよ
うにするとよい。
【0088】また、前記実施形態では、L1〜L8のパ
ワーセーブレベルが選択設定可能な場合について説明し
たが、そのうちの少なくとも2つのレベルが選択設定可
能な構成であればよい。但し、ユーザの使い勝手とパワ
ーセーブ効果の大小を考慮すると、例えばレベルL2,
L3のうちのいずれか1つと、レベルL6〜L8のうち
のいずれか1つの合計2つが少なくとも選択設定可能な
構成とするとか、レベルL1〜L3のうちのいずれか1
つと、レベルL6〜L8のうちのいずれか1つと、レベ
ルL9のうちのいずれか1つの合計3つが少なくとも選
択設定可能な構成とするとか、レベルL1と、レベルL
2,L3のうちのいずれか1つと、レベルL6〜L8の
うちのいずれか1つと、レベルL9のうちのいずれか1
つの合計4つが少なくとも選択設定可能な構成とするこ
とが好ましい。
【0089】また、前記実施形態では、ユーザが設定し
たパワーセーブレベルとバッテリ残量から決定されるパ
ワーセーブレベルとをもとに、実際に適用するパワーセ
ーブを決定する場合について説明したが、これに限るも
のではない。例えば、ユーザが設定したパワーセーブレ
ベルをそのまま適用しても構わない。但し、適用するレ
ベルが、バッテリ残量から決定されるレベルより低い場
合には、警告を出すようにするとよい。また、ユーザに
よるパワーセーブレベル選択設定機能を持たずに、バッ
テリ残量から決定されるパワーセーブレベルを適用して
も構わない。
【0090】また、前記実施例では、ユーザ操作による
パワーオフ要求によりパワーオフ処理が開始される場合
について説明したが、CPU11がパワー管理コントロ
ーラ23に対してバッテリ残量を例えば定期的に問い合
わせ、そのバッテリ残量が少ない場合(例えばV1未満
の場合)には、自動的にそのバッテリ残量で決まるパワ
ーセーブレベルでのパワーオフ処理が開始されるように
してもよい。この場合、適用するパワーセーブレベルの
数を減らし、例えばV1未満V2以上では、L2または
L3のうちの予め定められた1つを適用し、V2未満V
6以上ではL6〜L8のうちの予め定められた1つを適
用し、V7未満ではL9を適用するようにしてもよい。
【0091】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、パ
ワーオフ時に、消費電力とパワーオン時の状態復帰を考
慮したデータ保存処理を行うようにしたので、パワーオ
ン時の使い勝手を極力保ちながら装置内の各デバイスの
消費電力を減らしてバッテリ寿命を延ばすことができ
る。また本発明によれば、ユーザの指定するパワーセー
ブレベルに応じたデータ保存処理、更にはバッテリ残量
に応じたデータ保存処理が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯型ドキュメント
表示/処理装置のハードウェア構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態におけるパワーオフ処理を説明する
ための動作フロー図。
【図3】図2中のステップ208(セーブ動作)の詳細
を説明するためのフローチャートの一部を示す図。
【図4】図2中のステップ208(セーブ動作)の詳細
を説明するためのフローチャートの残りを示す図。
【図5】同実施形態におけるパワーオン処理を説明する
ための動作フロー図。
【図6】図5中のステップ509〜511の詳細を説明
するためのフローチャートの一部を示す図。
【図7】図5中のステップ509〜511の詳細を説明
するためのフローチャートの他の一部を示す図。
【図8】図5中のステップ509〜511の詳細を説明
するためのフローチャートの更に他の一部を示す図。
【図9】図5中のステップ509〜511の詳細を説明
するためのフローチャートの残りを示す図。
【符号の説明】
11…CPU(退避手段、第1の制御手段、第2の制御
手段、復元手段) 12…DRAM(1次記憶装置) 13…ROM 14…バスブリッジコントローラ 15…グラフィックスコントローラ 16…LCD(液晶表示装置) 21…入出力デバイス 22…フラッシュメモリ(2次記憶装置) 23…パワー管理コントローラ 24…パワー管理コントローラ 210…ステータスレジスタ 241…バッテリ残量保持部 242…パワーセーブレベル選択部 243…パワーセーブレベル保持部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイルのドキュメント情報の表示並び
    に表示中のページを対象とする編集操作が可能であり、
    当該編集操作のための入出力デバイスを含む各種入出力
    デバイスを備えた携帯型ドキュメント表示/処理装置に
    おいて、 不揮発性の書き替え可能メモリにより構成される2次記
    憶装置と、 省消費電力化のための管理を行うパワー管理コントロー
    ラと、 前記パワー管理コントローラの管理のもとでバッテリに
    よる装置内各部への電源供給を司るパワー供給コントロ
    ーラと、 装置稼働状態においてパワーオフ要求が発生した場合、
    起動中のアプリケーションプログラムの動作状態並びに
    前記各入出力デバイスの状態と共に、編集中のファイル
    並びに編集中のページへのポインタの組、及び前記編集
    中のファイルのうちの予め定められた1つを前記2次記
    憶装置に退避する退避手段と、 前記退避手段による退避後に、前記パワー供給コントロ
    ーラによる予め定められた装置内各部への電源供給を停
    止させてパワーオフ状態とする第1の制御手段と、 前記パワーオフ状態においてパワーオン要求が発生した
    場合に、前記退避手段により前記2次記憶装置に退避さ
    れている情報に基づいて前記携帯型ドキュメント表示/
    処理装置の状態復元を図り、パワーオフ直前に起動して
    いたアプリケーションプログラムを再起動すると共に、
    前記パワーオフ直前に編集中であったページ、及び前記
    パワーオフ直前に編集中であったファイルの先頭ページ
    のうちの予め定められた1つを表示する第2の制御手段
    とを具備することを特徴とする携帯型ドキュメント表示
    /処理装置。
  2. 【請求項2】 ファイルのドキュメント情報の表示並び
    に表示中のページを対象とする編集操作が可能であり、
    当該編集操作のための入出力デバイスを含む各種入出力
    デバイスを備えた携帯型ドキュメント表示/処理装置に
    おいて、 不揮発性の書き替え可能メモリにより構成される2次記
    憶装置と、 省消費電力化のための管理を行うパワー管理コントロー
    ラと、 前記パワー管理コントローラの管理のもとでバッテリに
    よる装置内各部への電源供給を司るパワー供給コントロ
    ーラと、 装置稼働状態においてパワーオフ要求が発生した場合、
    或いは前記バッテリの残量が所定量以下となった場合
    に、起動中のアプリケーションプログラムの動作状態並
    びに前記各入出力デバイスの状態と共に、編集中のファ
    イル並びに編集中のページへのポインタの組、及び前記
    編集中のファイルのうちの予め定められた1つを前記2
    次記憶装置に退避する退避手段と、 前記退避手段による退避後に、前記パワー供給コントロ
    ーラによる予め定められた装置内各部への電源供給を停
    止させてパワーオフ状態とする第1の制御手段と、 前記パワーオフ状態においてパワーオン要求が発生した
    場合に、前記退避手段により前記2次記憶装置に退避さ
    れている情報に基づいて前記携帯型ドキュメント表示/
    処理装置の状態復元を図り、パワーオフ直前に起動して
    いたアプリケーションプログラムを再起動すると共に、
    前記パワーオフ直前に編集中であったページ、及び前記
    パワーオフ直前に編集中であったファイルの先頭ページ
    のうちの予め定められた1つを表示する第2の制御手段
    とを具備することを特徴とする携帯型ドキュメント表示
    /処理装置。
  3. 【請求項3】 ファイルのドキュメント情報の表示並び
    に表示中のページを対象とする編集操作が可能な携帯型
    ドキュメント表示/処理装置において、 不揮発性の書き替え可能メモリにより構成される2次記
    憶装置と、 省消費電力化のための管理を行うパワー管理コントロー
    ラと、 前記パワー管理コントローラの管理のもとでバッテリに
    よる装置内各部への電源供給を司るパワー供給コントロ
    ーラと、 装置稼働状態においてパワーオフ要求が発生した場合、
    編集中のファイル並びに編集中のページへのポインタの
    組、前記編集中のファイル、及び前記編集中のページの
    うちの予め定められた1つを前記2次記憶装置に退避す
    る退避手段と、 前記退避手段による退避後に、前記パワー供給コントロ
    ーラによる予め定められた装置内各部への電源供給を停
    止させてパワーオフ状態とする第1の制御手段と、 前記パワーオフ状態においてパワーオン要求が発生した
    場合に、前記退避手段により前記2次記憶装置に退避さ
    れている情報に基づいて前記携帯型ドキュメント表示/
    処理装置の状態復元を図り、パワーオフ直前に編集中で
    あったページ、及び前記パワーオフ直前に編集中であっ
    たファイルの先頭ページのうちの予め定められた1つを
    所定の初期メニューが呼び出し可能な状態で表示する第
    2の制御手段とを具備することを特徴とする携帯型ドキ
    ュメント表示/処理装置。
  4. 【請求項4】 ファイルのドキュメント情報の表示並び
    に表示中のページを対象とする編集操作が可能な携帯型
    ドキュメント表示/処理装置において、 不揮発性の書き替え可能メモリにより構成される2次記
    憶装置と、 省消費電力化のための管理を行うパワー管理コントロー
    ラと、 前記パワー管理コントローラの管理のもとでバッテリに
    よる装置内各部への電源供給を司るパワー供給コントロ
    ーラと、 装置稼働状態においてパワーオフ要求が発生した場合、
    或いは前記バッテリの残量が所定量以下となった場合
    に、編集中のファイル並びに編集中のページへのポイン
    タの組、前記編集中のファイル、及び前記編集中のペー
    ジのうちの予め定められた1つを前記2次記憶装置に退
    避する退避手段と、 前記退避手段による退避後に、前記パワー供給コントロ
    ーラによる予め定められた装置内各部への電源供給を停
    止させてパワーオフ状態とする第1の制御手段と、 前記パワーオフ状態においてパワーオン要求が発生した
    場合に、前記退避手段により前記2次記憶装置に退避さ
    れている情報に基づいて前記携帯型ドキュメント表示/
    処理装置の状態復元を図り、パワーオフ直前に編集中で
    あったページ、及び前記パワーオフ直前に編集中であっ
    たファイルの先頭ページのうちの予め定められた1つを
    所定の初期メニューが呼び出し可能な状態で表示する第
    2の制御手段とを具備することを特徴とする携帯型ドキ
    ュメント表示/処理装置。
  5. 【請求項5】 ファイルのドキュメント情報の表示並び
    に表示中のページを対象とする編集操作が可能であり、
    当該編集操作のための入出力デバイスを含む各種入出力
    デバイスを備えた携帯型ドキュメント表示/処理装置に
    おいて、 不揮発性の書き替え可能メモリにより構成される2次記
    憶装置と、 省消費電力化のための管理を行うパワー管理コントロー
    ラと、 前記パワー管理コントローラの管理のもとでバッテリに
    よる装置内各部への電源供給を司るパワー供給コントロ
    ーラと、 パワーオフ時のパワーセーブの程度を表す第1乃至第3
    のパワーセーブレベルベルのうちの1つがユーザ操作に
    従って選択設定可能なパワーセーブレベル選択手段と、 装置稼働状態においてパワーオフ要求が発生した場合、
    前記パワーセーブレベル選択手段により前記第1のパワ
    ーセーブレベルが設定されているならば、起動中のアプ
    リケーションプログラムの動作状態並びに前記各入出力
    デバイスの状態と共に、編集中のファイル並びに編集中
    のページへのポインタの組、及び前記編集中のファイル
    のうちの予め定められた1つを、前記第2のパワーセー
    ブレベルが設定されているならば、前記編集中のファイ
    ル並びに編集中のページへのポインタの組、前記編集中
    のファイル、及び前記編集中のページのうちの予め定め
    られた1つを、前記2次記憶装置に退避する退避手段
    と、 前記退避手段による退避後に、前記パワー供給コントロ
    ーラによる予め定められた装置内各部への電源供給を停
    止させてパワーオフ状態とする第1の制御手段と、 前記パワーオフ状態においてパワーオン要求が発生し、
    且つ前記パワーオフ状態となった際に前記退避手段によ
    る前記退避処理が行われている場合には、前記退避手段
    により前記2次記憶装置に退避されている情報に基づい
    て前記携帯型ドキュメント表示/処理装置の状態復元を
    図る復元手段と、 前記パワーオン要求が発生し、且つ前記復元手段による
    復元処理が行われた場合には、前記パワーセーブレベル
    選択手段により前記第1のパワーセーブレベルが設定さ
    れているならば、パワーオフ直前に起動していたアプリ
    ケーションプログラムを再起動すると共に、パワーオフ
    直前に編集中であったページ、及びパワーオフ直前に編
    集中であったファイルの先頭ページのうちの予め定めら
    れた1つを表示し、前記第2のパワーセーブレベルが設
    定されているならば、パワーオフ直前に編集中であった
    ページ、及びパワーオフ直前に編集中であったファイル
    の先頭ページのうちの予め定められた1つを所定の初期
    メニューが呼び出し可能な状態で表示し、前記パワーオ
    ン要求が発生し、且つ前記パワーセーブレベル選択手段
    により前記第3のパワーセーブレベルが設定されている
    ために前記復元手段による復元処理が不要であった場合
    には、前記所定の初期メニューを表示する第2の制御手
    段とを具備することを特徴とする携帯型ドキュメント表
    示/処理装置。
  6. 【請求項6】 ファイルのドキュメント情報の表示並び
    に表示中のページを対象とする編集操作が可能であり、
    当該編集操作のための入出力デバイスを含む各種入出力
    デバイスを備えた携帯型ドキュメント表示/処理装置に
    おいて、 不揮発性の書き替え可能メモリにより構成される2次記
    憶装置と、 省消費電力化のための管理を行うパワー管理コントロー
    ラと、 前記パワー管理コントローラの管理のもとでバッテリに
    よる装置内各部への電源供給を司るパワー供給コントロ
    ーラと、 パワーオフ時のパワーセーブの程度を表す第1乃至第3
    のパワーセーブレベルベルのうちの1つがユーザ操作に
    従って選択設定可能なパワーセーブレベル選択手段と、 装置稼働状態においてパワーオフ要求が発生した場合、
    前記バッテリの残量から、前記第1乃至第3のパワーセ
    ーブレベルのうち適用可能な最低のパワーセーブレベル
    を決定し、前記パワーセーブレベル選択手段により設定
    されているパワーセーブレベルが前記決定したパワーセ
    ーブレベル以上であれば前記設定されているパワーセー
    ブレベルを、そうでなければ前記決定したパワーセーブ
    レベルを実際に適用するパワーセーブレベルとして選択
    し、この選択したパワーセーブレベルが前記第1のパワ
    ーセーブレベルであるならば、起動中のアプリケーショ
    ンプログラムの動作状態並びに前記各入出力デバイスの
    状態と共に、編集中のファイル並びに編集中のページへ
    のポインタの組、及び前記編集中のファイルのうちの予
    め定められた1つを、前記第2のパワーセーブレベルで
    あるならば、前記編集中のファイル並びに編集中のペー
    ジへのポインタの組、前記編集中のファイル、及び前記
    編集中のページのうちの予め定められた1つを、前記2
    次記憶装置に退避する退避手段と、前記退避手段による
    退避後に、前記パワー供給コントローラによる予め定め
    られた装置内各部への電源供給を停止させてパワーオフ
    状態とする第1の制御手段と、 前記パワーオフ状態においてパワーオン要求が発生し、
    且つ前記パワーオフ状態となった際に前記退避手段によ
    る前記退避処理が行われている場合には、前記退避手段
    により前記2次記憶装置に退避されている情報に基づい
    て前記携帯型ドキュメント表示/処理装置の状態復元を
    図る復元手段と、 前記パワーオン要求が発生し、且つ前記復元手段による
    復元処理が行われた場合には、前記退避手段による退避
    処理が前記第1のパワーセーブレベルで行われたなら
    ば、パワーオフ直前に起動していたアプリケーションプ
    ログラムを再起動すると共に、前記パワーオフ直前に編
    集中であったページ、及び前記パワーオフ直前に編集中
    であったファイルの先頭ページのうちの予め定められた
    1つを表示し、前記退避手段による退避処理が前記第2
    のパワーセーブレベルで行われたならば、前記パワーオ
    フ直前に編集中であったページ、及び前記パワーオフ直
    前に編集中であったファイルの先頭ページのうちの予め
    定められた1つを所定の初期メニューが呼び出し可能な
    状態で表示し、前記パワーオン要求が発生し、且つ前記
    退避手段により前記第3のパワーセーブレベルが選択さ
    れたために前記復元手段による復元処理が不要であった
    場合には、前記所定の初期メニューを表示する第2の制
    御手段とを具備することを特徴とする携帯型ドキュメン
    ト表示/処理装置。
  7. 【請求項7】 ファイルのドキュメント情報の表示並び
    に表示中のページを対象とする編集操作が可能であり、
    当該編集操作のための入出力デバイスを含む各種入出力
    デバイスを備えた携帯型ドキュメント表示/処理装置に
    おいて、 起動中のアプリケーションプログラムの動作状態、編集
    中のファイル、及び編集中のページへのポインタ等を記
    憶するための揮発性の書き替え可能メモリにより構成さ
    れる1次記憶装置と、 不揮発性の書き替え可能メモリにより構成される2次記
    憶装置と、 省消費電力化のための管理を行うパワー管理コントロー
    ラと、 前記パワー管理コントローラの管理のもとでバッテリに
    よる装置内各部への電源供給を司るパワー供給コントロ
    ーラと、 パワーオフ時のパワーセーブの程度を表すパワーセーブ
    レベルが第1のパワーセーブレベルを含む予め定められ
    た複数レベルの中からユーザ操作に従って選択設定可能
    なパワーセーブレベル選択手段と、 装置稼働状態においてパワーオフ要求が発生した場合、
    前記パワーセーブレベル選択手段により設定されている
    パワーセーブレベルをもとに情報の退避処理が必要か否
    かを判断し、必要な場合には、前記各入出力デバイスの
    状態を前記2次記憶装置に退避する第1の退避処理、起
    動中のアプリケーションプログラムの動作状態並びに前
    記各入出力デバイスの状態と共に、編集中のファイル並
    びに編集中のページへのポインタの組、及び前記編集中
    のファイルのうちの予め定められた1つを前記2次記憶
    装置に退避する第2の退避処理、及び前記編集中のファ
    イル並びに編集中のページへのポインタの組、前記編集
    中のファイル、及び前記編集中のページのうちの予め定
    められた1つを前記2次記憶装置に退避する第3の退避
    処理を含む複数の退避処理の1つを、前記パワーセーブ
    レベル選択手段により設定されているパワーセーブレベ
    ルに応じて選択的に行う退避手段であって、前記第1の
    パワーセーブレベルが設定されている場合には前記第1
    の退避処理を行う退避手段と、 前記退避手段による退避後に、前記パワー供給コントロ
    ーラによる前記1次記憶装置を含む予め定められた装置
    内各部への電源供給を停止させてパワーオフ状態とする
    第1の制御手段であって、前記パワーセーブレベル選択
    手段により前記第1のパワーセーブレベルが設定されて
    いる場合には、前記予め定められた装置内各部のうちの
    前記1次記憶装置への電源供給は続けさせる第1の制御
    手段と、 前記パワーオフ状態においてパワーオン要求が発生し、
    且つ前記パワーオフ状態となった際に前記退避手段によ
    る前記退避処理が行われている場合には、前記退避手段
    により前記2次記憶装置に退避されている情報に基づい
    て前記携帯型ドキュメント表示/処理装置の状態復元を
    図る復元手段と、 前記パワーオン要求が発生し、且つ前記復元手段による
    復元処理が行われた場合には、パワーオフ直前に起動し
    ていたアプリケーションプログラムを再起動すると共
    に、前記パワーオフ直前に編集中であったページ、及び
    前記パワーオフ直前に編集中であったファイルの先頭ペ
    ージのうちの予め定められた1つを表示する第1の立ち
    上げ処理、及び前記パワーオフ直前に編集中であったペ
    ージ、及び前記パワーオフ直前に編集中であったファイ
    ルの先頭ページのうちの予め定められた1つを所定の初
    期メニューが呼び出し可能な状態で表示する第2の立ち
    上げ処理を含む複数の立ち上げ処理の1つを、前記パワ
    ーセーブレベル選択手段により設定されているパワーセ
    ーブレベルに応じて選択的に行い、前記パワーオン要求
    が発生し、且つ前記復元手段による復元処理が不要であ
    った場合には、前記所定の初期メニューを表示する第3
    の立ち上げ処理を行う第2の制御手段とを具備すること
    を特徴とする携帯型ドキュメント表示/処理装置。
  8. 【請求項8】 ファイルのドキュメント情報の表示並び
    に表示中のページを対象とする編集操作が可能であり、
    当該編集操作のための入出力デバイスを含む各種入出力
    デバイスを備えた携帯型ドキュメント表示/処理装置に
    おいて、 起動中のアプリケーションプログラムの動作状態、編集
    中のファイル、及び編集中のページへのポインタ等を記
    憶するための揮発性の書き替え可能メモリにより構成さ
    れる1次記憶装置と、 不揮発性の書き替え可能メモリにより構成される2次記
    憶装置と、 省消費電力化のための管理を行うパワー管理コントロー
    ラと、 前記パワー管理コントローラの管理のもとでバッテリに
    よる装置内各部への電源供給を司るパワー供給コントロ
    ーラと、 パワーオフ時のパワーセーブの程度を表すパワーセーブ
    レベルが第1のパワーセーブレベルを含む予め定められ
    た複数レベルの中からユーザ操作に従って選択設定可能
    なパワーセーブレベル選択手段と、 装置稼働状態においてパワーオフ要求が発生した場合、
    前記バッテリの残量から、前記パワーセーブレベル選択
    手段により設定可能なパワーセーブレベルのうち適用可
    能な最低のパワーセーブレベルを決定し、前記パワーセ
    ーブレベル選択手段により設定されているパワーセーブ
    レベルが前記決定したパワーセーブレベル以上であれば
    前記設定されているパワーセーブレベルを、そうでなけ
    れば前記決定したパワーセーブレベルを実際に適用する
    パワーセーブレベルとして選択して、この選択したパワ
    ーセーブレベルをもとに情報の退避処理が必要か否かを
    判断し、必要な場合には、前記各入出力デバイスの状態
    を前記2次記憶装置に退避する第1の退避処理、起動中
    のアプリケーションプログラムの動作状態並びに前記各
    入出力デバイスの状態と共に、編集中のファイル並びに
    編集中のページへのポインタの組、及び前記編集中のフ
    ァイルのうちの予め定められた1つを前記2次記憶装置
    に退避する第2の退避処理、及び前記編集中のファイル
    並びに編集中のページへのポインタの組、前記編集中の
    ファイル、及び前記編集中のページのうちの予め定めら
    れた1つを前記2次記憶装置に退避する第3の退避処理
    を含む複数の退避処理の1つを、前記選択したパワーセ
    ーブレベルに応じて選択的に行う退避手段であって、前
    記第1のパワーセーブレベルを選択した場合には前記第
    1の退避処理を行う退避手段と、 前記退避手段による退避後に、前記パワー供給コントロ
    ーラによる前記1次記憶装置を含む予め定められた装置
    内各部への電源供給を停止させてパワーオフ状態とする
    第1の制御手段であって、前記退避手段により前記第1
    のパワーセーブレベルが選択された場合には、前記予め
    定められた装置内各部のうちの前記1次記憶装置への電
    源供給は続けさせる第1の制御手段と、 前記パワーオフ状態においてパワーオン要求が発生し、
    且つ前記パワーオフ状態となった際に前記退避手段によ
    る前記退避処理が行われている場合には、前記退避手段
    により前記2次記憶装置に退避されている情報に基づい
    て前記携帯型ドキュメント表示/処理装置の状態復元を
    図る復元手段と、 前記パワーオン要求が発生し、且つ前記復元手段による
    復元処理が行われた場合には、パワーオフ直前に起動し
    ていたアプリケーションプログラムを再起動すると共
    に、前記パワーオフ直前に編集中であったページ、及び
    前記パワーオフ直前に編集中であったファイルの先頭ペ
    ージのうちの予め定められた1つを表示する第1の立ち
    上げ処理、及び前記パワーオフ直前に編集中であったペ
    ージ、及び前記パワーオフ直前に編集中であったファイ
    ルの先頭ページのうちの予め定められた1つを所定の初
    期メニューが呼び出し可能な状態で表示する第2の立ち
    上げ処理を含む複数の立ち上げ処理の1つを、前記退避
    手段により選択されたパワーセーブレベルに応じて選択
    的に行い、前記パワーオン要求が発生し、且つ前記復元
    手段による復元処理が不要であった場合には、前記所定
    の初期メニューを表示する第3の立ち上げ処理を行う第
    2の制御手段とを具備することを特徴とする携帯型ドキ
    ュメント表示/処理装置。
  9. 【請求項9】 ファイルのドキュメント情報の表示並び
    に表示中のページを対象とする編集操作が可能であり、
    当該編集操作のための入出力デバイスを含む各種入出力
    デバイスを備えた携帯型ドキュメント表示/処理装置に
    おいて、 起動中のアプリケーションプログラムの動作状態、編集
    中のファイル、及び編集中のページへのポインタ等を記
    憶するための揮発性の書き替え可能メモリにより構成さ
    れる1次記憶装置と、 不揮発性の書き替え可能メモリにより構成される2次記
    憶装置と、 省消費電力化のための管理を行うパワー管理コントロー
    ラと、 前記パワー管理コントローラの管理のもとでバッテリに
    よる装置内各部への電源供給を司るパワー供給コントロ
    ーラと、 パワーオフ時のパワーセーブの程度を表すパワーセーブ
    レベルが第1のパワーセーブレベルを含む予め定められ
    た複数レベルの中からユーザ操作に従って選択設定可能
    なパワーセーブレベル選択手段と、 装置稼働状態においてパワーオフ要求が発生した場合、
    前記パワーセーブレベル選択手段により設定されている
    パワーセーブレベルをもとに情報の退避処理が必要か否
    かを判断し、必要な場合には、前記各入出力デバイスの
    状態を前記2次記憶装置に退避する第1の退避処理、起
    動中のアプリケーションプログラムの動作状態並びに前
    記各入出力デバイスの状態と共に、編集中のファイル並
    びに編集中のページへのポインタを前記2次記憶装置に
    退避する第2の退避処理、前記起動中のアプリケーショ
    ンプログラムの動作状態並びに前記各入出力デバイスの
    状態と共に、前記編集中のファイルを前記2次記憶装置
    に退避する第3の退避処理、前記編集中のファイル並び
    に編集中のページへのポインタの組、及び前記編集中の
    ページのうちの予め定められた1つを前記2次記憶装置
    に退避する第4の退避処理、前記編集中のファイルを前
    記2次記憶装置に退避する第5の退避処理を含む複数の
    退避処理の1つを、前記選択したパワーセーブレベルに
    応じて選択的に行う退避手段であって、前記第1のパワ
    ーセーブレベルを選択した場合には前記第1の退避処理
    を行う退避手段と、 前記退避手段による退避後に、前記パワー供給コントロ
    ーラによる前記1次記憶装置を含む予め定められた装置
    内各部への電源供給を停止させてパワーオフ状態とする
    第1の制御手段であって、前記パワーセーブレベル選択
    手段により前記第1のパワーセーブレベルが設定されて
    いる場合には、前記予め定められた装置内各部のうちの
    前記1次記憶装置への電源供給は続けさせる第1の制御
    手段と、 前記パワーオフ状態においてパワーオン要求が発生し、
    且つ前記パワーオフ状態となった際に前記退避手段によ
    る前記退避処理が行われている場合には、前記退避手段
    により前記2次記憶装置に退避されている情報に基づい
    て前記携帯型ドキュメント表示/処理装置の状態復元を
    図る復元手段と、 前記パワーオン要求が発生し、且つ前記復元手段による
    復元処理が行われた場合には、パワーオフ直前に起動し
    ていたアプリケーションプログラムを再起動すると共に
    前記パワーオフ直前に編集中であったページを表示する
    第1の立ち上げ処理、前記パワーオフ直前に起動してい
    たアプリケーションプログラムを再起動すると共に前記
    パワーオフ直前に編集中であったファイルの先頭ページ
    を表示する第2の立ち上げ処理、前記パワーオフ直前に
    編集中であったページを所定の初期メニューが呼び出し
    可能な状態で表示する第3の立ち上げ処理、前記パワー
    オフ直前に編集中であったファイルの先頭ページを前記
    所定の初期メニューが呼び出し可能な状態で表示する第
    4の立ち上げ処理を含む複数の立ち上げ処理のうち、前
    記パワーセーブレベル選択手段により設定されているパ
    ワーセーブレベルに対応した立ち上げ処理を選択的に行
    い、前記パワーオン要求が発生し、且つ前記復元手段に
    よる復元処理が不要であった場合には、前記所定の初期
    メニューを表示する第5の立ち上げ処理を行う第2の制
    御手段とを具備することを特徴とする携帯型ドキュメン
    ト表示/処理装置。
  10. 【請求項10】 ファイルのドキュメント情報の表示並
    びに表示中のページを対象とする編集操作が可能であ
    り、当該編集操作のための入出力デバイスを含む各種入
    出力デバイスを備えた携帯型ドキュメント表示/処理装
    置において、 起動中のアプリケーションプログラムの動作状態、編集
    中のファイル、及び編集中のページへのポインタ等を記
    憶するための揮発性の書き替え可能メモリにより構成さ
    れる1次記憶装置と、 不揮発性の書き替え可能メモリにより構成される2次記
    憶装置と、 省消費電力化のための管理を行うパワー管理コントロー
    ラと、 前記パワー管理コントローラの管理のもとでバッテリに
    よる装置内各部への電源供給を司るパワー供給コントロ
    ーラと、 パワーオフ時のパワーセーブの程度を表すパワーセーブ
    レベルが第1のパワーセーブレベルを含む予め定められ
    た複数レベルの中からユーザ操作に従って選択設定可能
    なパワーセーブレベル選択手段と、 前記バッテリの残量から、前記パワーセーブレベル選択
    手段により設定可能なパワーセーブレベルのうち適用可
    能な最低のパワーセーブレベルを決定し、前記パワーセ
    ーブレベル選択手段により設定されているパワーセーブ
    レベルが前記決定したパワーセーブレベル以上であれば
    前記設定されているパワーセーブレベルを、そうでなけ
    れば前記決定したパワーセーブレベルを実際に適用する
    パワーセーブレベルとして選択して、この選択したパワ
    ーセーブレベルをもとに情報の退避処理が必要か否かを
    判断し、必要な場合には、前記各入出力デバイスの状態
    を前記2次記憶装置に退避する第1の退避処理、起動中
    のアプリケーションプログラムの動作状態並びに前記各
    入出力デバイスの状態と共に、編集中のファイル並びに
    編集中のページへのポインタを前記2次記憶装置に退避
    する第2の退避処理、前記起動中のアプリケーションプ
    ログラムの動作状態並びに前記各入出力デバイスの状態
    と共に、前記編集中のファイルを前記2次記憶装置に退
    避する第3の退避処理、前記編集中のファイル並びに編
    集中のページへのポインタの組、及び前記編集中のペー
    ジのうちの予め定められた1つを前記2次記憶装置に退
    避する第4の退避処理、前記編集中のファイルを前記2
    次記憶装置に退避する第5の退避処理を含む複数の退避
    処理の1つを、前記選択したパワーセーブレベルに応じ
    て選択的に行う退避手段であって、前記第1のパワーセ
    ーブレベルを選択した場合には前記第1の退避処理を行
    う退避手段と、 前記退避手段による退避後に、前記パワー供給コントロ
    ーラによる前記1次記憶装置を含む予め定められた装置
    内各部への電源供給を停止させてパワーオフ状態とする
    第1の制御手段であって、前記退避手段により前記第1
    のパワーセーブレベルが選択された場合には、前記予め
    定められた装置内各部のうちの前記1次記憶装置への電
    源供給は続けさせる第1の制御手段と、 前記パワーオフ状態においてパワーオン要求が発生し、
    且つ前記パワーオフ状態となった際に前記退避手段によ
    る前記退避処理が行われている場合には、前記退避手段
    により前記2次記憶装置に退避されている情報に基づい
    て前記携帯型ドキュメント表示/処理装置の状態復元を
    図る復元手段と、 前記パワーオン要求が発生し、且つ前記復元手段による
    復元処理が行われた場合には、パワーオフ直前に起動し
    ていたアプリケーションプログラムを再起動すると共に
    前記パワーオフ直前に編集中であったページを表示する
    第1の立ち上げ処理、前記パワーオフ直前に起動してい
    たアプリケーションプログラムを再起動すると共に前記
    パワーオフ直前に編集中であったファイルの先頭ページ
    を表示する第2の立ち上げ処理、前記パワーオフ直前に
    編集中であったページを所定の初期メニューが呼び出し
    可能な状態で表示する第3の立ち上げ処理、前記パワー
    オフ直前に編集中であったファイルの先頭ページを前記
    所定の初期メニューが呼び出し可能な状態で表示する第
    4の立ち上げ処理を含む複数の立ち上げ処理の1つを、
    前記退避手段により選択されたパワーセーブレベルに応
    じて選択的に行い、前記パワーオン要求が発生し、且つ
    前記復元手段による復元処理が不要であった場合には、
    前記所定の初期メニューを表示する第5の立ち上げ処理
    を行う第2の制御手段とを具備することを特徴とする携
    帯型ドキュメント表示/処理装置。
  11. 【請求項11】 ファイルのドキュメント情報の表示並
    びに表示中のページを対象とする編集操作が可能であ
    り、当該編集操作のための入出力デバイスを含む各種入
    出力デバイスと、バッテリによる装置内各部への電源供
    給を司るパワー供給コントローラとを備えた携帯型ドキ
    ュメント表示/処理装置に適用されるパワー管理制御方
    法において、 装置稼働状態においてパワーオフ要求が発生した場合、
    或いは前記バッテリの残量が所定量以下となった場合に
    は、起動中のアプリケーションプログラムの動作状態並
    びに前記各入出力デバイスの状態と共に、編集中のファ
    イル並びに編集中のページへのポインタの組、及び前記
    編集中のファイルのうちの予め定められた1つを不揮発
    性の書き替え可能メモリにより構成される2次記憶装置
    に退避し、 しかる後に前記パワー供給コントローラに対して予め定
    められた装置内各部への電源供給を停止させてパワーオ
    フ状態とし、 前記パワーオフ状態においてパワーオン要求が発生した
    場合には、前記2次記憶装置に退避されている情報に基
    づいて前記携帯型ドキュメント表示/処理装置の状態復
    元を図り、 しかる後にパワーオフ直前に起動していたアプリケーシ
    ョンプログラムを再起動すると共に、パワーオフ直前に
    編集中であったページ、及びパワーオフ直前に編集中で
    あったファイルの先頭ページのうちの予め定められた1
    つを表示するようにしたことを特徴とする携帯型ドキュ
    メント表示/処理装置に適用されるパワー管理制御方
    法。
  12. 【請求項12】 バッテリによる装置内各部への電源供
    給を司るパワー供給コントローラを備え、ファイルのド
    キュメント情報の表示並びに表示中のページを対象とす
    る編集操作が可能な携帯型ドキュメント表示/処理装置
    に適用されるパワー管理制御方法において、 装置稼働状態においてパワーオフ要求が発生した場合、
    或いは前記バッテリの残量が所定量以下となった場合に
    は、編集中のファイル並びに編集中のページへのポイン
    タの組、及び前記編集中のファイルのうちの予め定めら
    れた1つを不揮発性の書き替え可能メモリにより構成さ
    れる2次記憶装置に退避し、 しかる後に前記パワー供給コントローラに対して予め定
    められた装置内各部への電源供給を停止させてパワーオ
    フ状態とし、 前記パワーオフ状態においてパワーオン要求が発生した
    場合には、前記2次記憶装置に退避されている情報に基
    づいて前記携帯型ドキュメント表示/処理装置の状態復
    元を図り、 しかる後にパワーオフ直前に編集中であったページ、及
    びパワーオフ直前に編集中であったファイルの先頭ペー
    ジのうちの予め定められた1つを所定の初期メニューが
    呼び出し可能な状態で表示するようにしたことを特徴と
    する携帯型ドキュメント表示/処理装置に適用されるパ
    ワー管理制御方法。
  13. 【請求項13】 ファイルのドキュメント情報の表示並
    びに表示中のページを対象とする編集操作が可能であ
    り、当該編集操作のための入出力デバイスを含む各種入
    出力デバイスと、起動中のアプリケーションプログラム
    の動作状態、編集中のファイル、及び編集中のページへ
    のポインタ等を記憶するための揮発性の書き替え可能メ
    モリにより構成される1次記憶装置と、バッテリによる
    装置内各部への電源供給を司るパワー供給コントローラ
    とを備えた携帯型ドキュメント表示/処理装置に適用さ
    れるパワー管理制御方法において、 装置稼働状態においてパワーオフ要求が発生した場合、
    前記バッテリの残量から、ユーザ操作により設定可能な
    パワーセーブレベルのうち適用可能な最低のパワーセー
    ブレベルを決定し、ユーザ操作により設定されているパ
    ワーセーブレベルが前記決定したパワーセーブレベル以
    上であれば前記設定されているパワーセーブレベルを、
    そうでなければ前記決定したパワーセーブレベルを実際
    に適用するパワーセーブレベルとして選択して、この選
    択したパワーセーブレベルをもとに情報の退避処理が必
    要か否かを判断し、必要な場合には、前記各入出力デバ
    イスの状態を不揮発性の書き替え可能メモリにより構成
    される2次記憶装置に退避する第1の退避処理、起動中
    のアプリケーションプログラムの動作状態並びに前記各
    入出力デバイスの状態と共に、編集中のファイル並びに
    編集中のページへのポインタの組、及び前記編集中のフ
    ァイルのうちの予め定められた1つを前記2次記憶装置
    に退避する第2の退避処理、及び前記編集中のファイル
    並びに編集中のページへのポインタの組、前記編集中の
    ファイル、及び前記編集中のページのうちの予め定めら
    れた1つを前記2次記憶装置に退避する第3の退避処理
    を含む複数の退避処理の1つを、前記選択したパワーセ
    ーブレベルに応じて選択的に行い、 前記第1の退避処理以外の退避処理を行った場合には、
    前記パワー供給コントローラによる前記1次記憶装置を
    含む予め定められた装置内各部への電源供給を停止させ
    てパワーオフ状態とし、前記第1の退避処理を行った場
    合には、前記パワー供給コントローラによる前記1次記
    憶装置を除く前記予め定められた装置内各部への電源供
    給を停止させてパワーオフ状態とし、 前記パワーオフ状態においてパワーオン要求が発生し、
    且つ前記パワーオフ状態となった際に前記退避処理が行
    われている場合には、前記2次記憶装置に退避されてい
    る情報に基づいて前記携帯型ドキュメント表示/処理装
    置の状態復元を図り、 前記パワーオン要求の発生時に前記状態復元を図った場
    合には、パワーオフ直前に起動していたアプリケーショ
    ンプログラムを再起動すると共に、前記パワーオフ直前
    に編集中であったページ、及び前記パワーオフ直前に編
    集中であったファイルの先頭ページのうちの予め定めら
    れた1つを表示する第1の立ち上げ処理、及び前記パワ
    ーオフ直前に編集中であったページ、及び前記パワーオ
    フ直前に編集中であったファイルの先頭ページのうちの
    予め定められた1つを所定の初期メニューが呼び出し可
    能な状態で表示する第2の立ち上げ処理を含む複数の立
    ち上げ処理の1つを、実際に適用したパワーセーブレベ
    ルに応じて選択的に行い、 前記パワーオン要求の発生時に前記状態復元を図ること
    が不要であった場合には、前記所定の初期メニューを表
    示する第3の立ち上げ処理を行うようにしたことを特徴
    とする携帯型ドキュメント表示/処理装置に適用される
    パワー管理制御方法。
JP9048063A 1997-03-03 1997-03-03 携帯型ドキュメント表示/処理装置及び同装置に適用されるパワー管理制御方法 Pending JPH10240391A (ja)

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