JPH1023921A - 汚れ防止機構を備えた液状化粧料容器 - Google Patents

汚れ防止機構を備えた液状化粧料容器

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JPH1023921A
JPH1023921A JP20300396A JP20300396A JPH1023921A JP H1023921 A JPH1023921 A JP H1023921A JP 20300396 A JP20300396 A JP 20300396A JP 20300396 A JP20300396 A JP 20300396A JP H1023921 A JPH1023921 A JP H1023921A
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JP
Japan
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scraping
slope
mouth
container
liquid cosmetic
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20300396A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Torii
晶仁 鳥居
Kazuyuki Kamiya
和幸 神谷
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネジ部の長さが充分でない場合においても、
容器口部の内面に付着した化粧料と斜面に付着した化粧
料とを、共に効果的に掻き落とすことが出来るようにせ
んとするものである。 【解決手段】 容器口部内に塗布部に付着する化粧料を
適量にしごくシゴキ部材を配置し、塗布部を先端に取り
付けた塗布軸に掻落部材を取り付け、該掻落部材に二つ
の弾性変形する掻落部を設け、第1の掻落部は容器口部
の内周面に付着した化粧料を掻き落とすことが出来、第
2の掻落部は容器口部の外端に形成した斜面に付着した
化粧料を掻き落とすことが出来るようにしたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、使用中に容器口部や
塗布具の軸部に化粧料が付着して汚れてくるのを防止す
る汚れ防止機構を備えた液状化粧料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使用中に容器口部や塗布具の軸部
に化粧料が付着して汚れてくるのを防止する汚れ防止機
構を備えたマスカラ、アイライナー等の液状化粧料容器
公知である。図6に、そのような汚れ防止機構を備えた
液状化粧料容器の一例が示される。図6を参照して、化
粧料の容器本体(1)は、口部(2)に塗布部(3)に付着し
た化粧料を適正量にするシゴキ部材(4)を具え、塗布部
(3)を支持する塗布軸(5)には、口部(2)の内面に付着
した化粧料を容器内に掻き落とすための弾性変形する掻
落部(6a)を備えた掻落部材(6)が固着されている。口
部内面に付着した化粧料は、塗布軸を容器内に差し込む
とき掻落部(6a)で掻き落とされる。
【0003】しかしながら、かかる掻落部と口部内面と
の接触は、塗布軸を容器内に差し込むときの大きな抵抗
力となるため、塗布軸が固着されたキャップ(9)と容器
口部外面とを螺合して、ネジ(7)のトルクを利用して前
記抵抗力に対向して掻落部を口部内面に接触させつつ塗
布軸を容器内に挿入するようにしてある。従って、ネジ
部(7)は口部内面の長さに十分対応しうる長さを要する
が、実際には容器の意匠上の制約等によりネジ部の長さ
を充分に取ることが出来ない場合がある。この場合、図
6に示すように口部(2)の外端部を斜面(8)に形成し
て、掻落部が早期に口部内面に接触するのを避けるよう
にしてある。このため、斜面(8)に付着した化粧料は掻
き落とすことが出来ず、容器口部の口元が徐々に汚れて
くる欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ネジ部の
長さが充分でない場合においても、容器口部の内面に付
着した化粧料と斜面に付着した化粧料とを、共に効果的
に掻き落とすことが出来るようにせんとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明が採った手段は、容器口部内に塗布部に付着
する化粧料を適量にしごくシゴキ部材を配置し、塗布部
を先端に取り付けた塗布軸に掻落部材を取り付け、該掻
落部材に二つの弾性変形する掻落部を設け、第1の掻落
部は容器口部の内周面に付着した化粧料を掻き落とすこ
とが出来、第2の掻落部は容器口部の外端に形成した斜
面に付着した化粧料を掻き落とすことが出来るようにし
たことを特徴とする。
【0006】又、第1掻落部が、容器口部内に配置され
たシゴキ部材の位置に少なくとも到達するようにしたこ
とを特徴とする。
【0007】更に、第1掻落部が、容器口部内に配置さ
れたシゴキ部材を乗り超えた位置に到達するようにした
ことを特徴とする。
【0008】更に、第2掻落部が、少なくとも斜面の最
大内径に等しい外径を有していることを特徴とする。
【0009】更に、第2掻落部が、その弾性変形量に見
合う距離だけ斜面の内端から内方に位置して形成されて
いることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の好ましい実施の形態
を、以下に詳細に説明する。図1〜5を参照して、容器
本体(1)の口部(2)には、従来と同様にシゴキ部材(3)
が装着されており、塗布部(4)に付着した化粧料を適正
量にしごくことが出来る。シゴキ部材(3)は、ゴム、ポ
リエチレン等の軟弾性材料で形成される。塗布部(4)
は、螺旋状ブラシ、筆、チップ等いずれであっても良
い。塗布部(4)は、塗布軸(5)を介してキャップ(9)に
連結されており、キャップ(9)は容器口部(2)の外面に
ネジ(7)で着脱自在に螺着される。図示の構造におい
て、シゴキ部材(3)は容器口部(2)の内面を構成する円
筒部(10)を備えており、該円筒部(10)の外端部は斜面
(8)に形成されている。しかしながら、容器口部をシゴ
キ部材の円筒部で被覆する構造としなくても良いことは
勿論であり、この場合容器口部(2)の外端部を斜面とす
る。
【0011】塗布部(4)を先端に取り付けた塗布軸(5)
には、例えばゴム、ポリエチレン等の軟弾性材料で形成
された掻落部材(6)が定着される。該掻落部材(6)は、
第1掻落部(6a)と第2掻落部(6b)の二つの掻落部を有
しており、これら二つの掻落部はいずれも口部の円筒形
状若しくは斜面の断面円形の形状に倣ったリング状の形
状を有している。第1掻落部(6a)は、掻落部(6)の先
端部、すなわち容器の内方側に位置しており、容器口部
(2)の内面に定着されたシゴキ部材(3)の円筒部(10)の
内面に接触して、該内面に付着した化粧料を掻き落とす
ことが出来る。又、第2掻落部(6b)は、掻落部材の後
端部、すなわち容器の外方側に位置しており、口部外端
の斜面(8)に接触して該斜面に付着した化粧料を掻き落
とすことが出来る。
【0012】第1掻落部(6a)は、口部(2)の内径より
若干大きな外径を有し、口部の内周面に弾力的に接触し
て付着した化粧料を掻き落とすことが出来るようになっ
ており、キャップ(9)を口部(2)に完全に閉止したと
き、シゴキ部(3)の位置まで少なくとも到達するように
位置づけられる。又、第2掻落部(6b)は、斜面(8)の
最大径より若干大きいか少なくとも同一の外径を有して
おり、キャップ(9)が閉止した位置にあるとき、図4に
示すように弾性変形した第2掻落部の先端が少なくとも
斜面の内端部に到達するように位置づけられている。こ
のため図4に示すように、第2掻落部(6b)は斜面(8)
の内端部からその先端の弾性変形量(a)に相応する距離
分だけ内方に位置している。
【0013】第1掻落部(6a)は、図1に示す実施の形
態ではシゴキ部(3)の外部に到達するように位置づけら
れているが、図5に示すようにシゴキ部(3)を乗り越え
てシゴキ部(3)の内部に到達するように位置づけても良
いことは勿論である。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、容器口部の内周面と
外端部に形成された斜面の両方に付着した化粧料を効果
的に掻き落として、容器口部の口元が汚れるのを防止す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる液状化粧料容器を示す一部を
縦断した正面図
【図2】同分解斜視図
【図3】要部の拡大断面図
【図4】第2掻落部の作動を示す断面図
【図5】この発明の一変形を示す一部を縦断した正面図
【図6】従来の液状化粧料を示す一部を縦断した正面図
【符号の説明】
(1)容器本体 (2)口部 (3)シゴキ部材 (4)塗布部 (5)塗布軸 (6)掻落部材 (6a)第1掻落部 (6b)第2掻落部 (7)ネジ (8)斜面 (9)キャップ (10)円筒部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器口部内に塗布部に付着する化粧料を適
    量にしごくシゴキ部材を配置し、塗布部を先端に取り付
    けた塗布軸に掻落部材を取り付け、該掻落部材に二つの
    弾性変形する掻落部を設け、第1の掻落部は容器口部の
    内周面に付着した化粧料を掻き落とすことが出来、第2
    の掻落部は容器口部の外端に形成した斜面に付着した化
    粧料を掻き落とすことが出来るようにしたことを特徴と
    する汚れ防止機構を備えた液状化粧料容器。
  2. 【請求項2】第1掻落部が、容器口部内に配置されたシ
    ゴキ部材の位置に少なくとも到達するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の液状化粧料容器。
  3. 【請求項3】第1掻落部が、容器口部内に配置されたシ
    ゴキ部材を乗り超えた位置に到達するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の液状化粧料容器。
  4. 【請求項4】第2掻落部が、少なくとも斜面の最大内径
    に等しい外径を有していることを特徴とする請求項記載
    の液状化粧料容器。
  5. 【請求項5】第2掻落部が、その弾性変形量に見合う距
    離だけ斜面の内端から内方に位置して形成されているこ
    とを特徴とする請求項1又4記載の液状化粧料容器。
JP20300396A 1996-07-12 1996-07-12 汚れ防止機構を備えた液状化粧料容器 Withdrawn JPH1023921A (ja)

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Effective date: 20031007