JPH1023656A - 直流電動機の過負荷保護装置 - Google Patents
直流電動機の過負荷保護装置Info
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- JPH1023656A JPH1023656A JP8174692A JP17469296A JPH1023656A JP H1023656 A JPH1023656 A JP H1023656A JP 8174692 A JP8174692 A JP 8174692A JP 17469296 A JP17469296 A JP 17469296A JP H1023656 A JPH1023656 A JP H1023656A
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- Japan
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- motor
- encoder
- temperature
- overload protection
- protection device
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- Pending
Links
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- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Dc Machiner (AREA)
- Protection Of Generators And Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンコーダを装備した直流電動機において、
信頼性の高い過負荷保護装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 エンコーダ基板２３と直流電動機内部に
サーミスタ２７，３０を配置して両方の温度を検出して
いるので、直流電動機３２の負荷の違いにより直流電動
機の電機子巻線の温度が限界値に達する時間とエンコー
ダの温度が限界温度に達する時間が一定の法則に従わな
い場合でも直流電動機を保護すべき温度になったときに
チョッパー制御装置によって直流電動機を停止すること
ができる。
信頼性の高い過負荷保護装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 エンコーダ基板２３と直流電動機内部に
サーミスタ２７，３０を配置して両方の温度を検出して
いるので、直流電動機３２の負荷の違いにより直流電動
機の電機子巻線の温度が限界値に達する時間とエンコー
ダの温度が限界温度に達する時間が一定の法則に従わな
い場合でも直流電動機を保護すべき温度になったときに
チョッパー制御装置によって直流電動機を停止すること
ができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電動機の過負
荷保護装置に関するものである。
荷保護装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、エンコーダを搭載した直流電動機
にチョッパー制御装置を用いて直流電動機の回転速度の
制御を有効に行う装置の採用が主流となってきている。
にチョッパー制御装置を用いて直流電動機の回転速度の
制御を有効に行う装置の採用が主流となってきている。
【０００３】以下、従来の直流電動機の過負荷保護装置
について図２，図３を参照しながら説明する。
について図２，図３を参照しながら説明する。
【０００４】図２は従来の直流電動機の部分断面図で、
ブラケット１にスペーサー２を介してエンコーダ基板３
が装着されている。回転軸６には、エンコーダ基板上に
装備されたフォトインタラプタ４の光の透過および遮断
を制御するコードホイール５が装着されている。
ブラケット１にスペーサー２を介してエンコーダ基板３
が装着されている。回転軸６には、エンコーダ基板上に
装備されたフォトインタラプタ４の光の透過および遮断
を制御するコードホイール５が装着されている。
【０００５】図３は過負荷保護装置の動作を説明するブ
ロック図で、チョッパー制御装置７にはそのプリント基
板上にパワー回路の発熱を検出する感温素子であるサー
ミスタ９が装着されている。
ロック図で、チョッパー制御装置７にはそのプリント基
板上にパワー回路の発熱を検出する感温素子であるサー
ミスタ９が装着されている。
【０００６】以上のように構成された直流電動機の過負
荷保護装置について、以下その動作について説明する。
荷保護装置について、以下その動作について説明する。
【０００７】まず直流電動機８を運転すると、回転軸６
に装着されたコードホイール５が回転し、フォトインタ
ラプタ４の光信号は透過および遮断され、回転速度に同
期した出力信号を発生する。この出力信号を受けてチョ
ッパー制御装置７が直流電動機８の回転速度を制御す
る。直流電動機８の負荷の大きさによりチョッパー制御
装置７のパワー回路に流れる電流は増減し、チョッパー
制御装置７のプリント基板の温度が変化する。基板上に
装備されたサーミスタ９により検出された温度が直流電
動機８の電機子巻線の使用限界温度と相関のあるサーミ
スタ９の設定温度になった時、パワー回路への信号を停
止させ直流電動機８への電圧供給を停止し過負荷保護を
行う。
に装着されたコードホイール５が回転し、フォトインタ
ラプタ４の光信号は透過および遮断され、回転速度に同
期した出力信号を発生する。この出力信号を受けてチョ
ッパー制御装置７が直流電動機８の回転速度を制御す
る。直流電動機８の負荷の大きさによりチョッパー制御
装置７のパワー回路に流れる電流は増減し、チョッパー
制御装置７のプリント基板の温度が変化する。基板上に
装備されたサーミスタ９により検出された温度が直流電
動機８の電機子巻線の使用限界温度と相関のあるサーミ
スタ９の設定温度になった時、パワー回路への信号を停
止させ直流電動機８への電圧供給を停止し過負荷保護を
行う。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、チョッパー制御装置７のプリント基板の温
度を検出して間接的に直流電動機の電機子巻線の温度を
推定しているため、直流電動機の負荷条件の違いにより
正しく直流電動機の電機子巻線の温度やエンコーダ部の
温度を判定しておらず、直流電動機が焼損したりエンコ
ーダが加熱して破損したり、また直流電動機を停止させ
るのが早すぎて十分な機能を発揮しないという問題点を
有していた。
の構成では、チョッパー制御装置７のプリント基板の温
度を検出して間接的に直流電動機の電機子巻線の温度を
推定しているため、直流電動機の負荷条件の違いにより
正しく直流電動機の電機子巻線の温度やエンコーダ部の
温度を判定しておらず、直流電動機が焼損したりエンコ
ーダが加熱して破損したり、また直流電動機を停止させ
るのが早すぎて十分な機能を発揮しないという問題点を
有していた。
【０００９】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、エンコーダを装備した直流電動機において、信頼性
の高い過負荷保護装置を提供することを目的とする。
で、エンコーダを装備した直流電動機において、信頼性
の高い過負荷保護装置を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、エンコーダを装備した直流電動機におい
て、エンコーダ基板と直流電動機内部に感温素子を配置
した構成を有している。
に本発明は、エンコーダを装備した直流電動機におい
て、エンコーダ基板と直流電動機内部に感温素子を配置
した構成を有している。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明は、回転速度を検出するエ
ンコーダを装備した直流電動機において、エンコーダ基
板と直流電動機内部とに感温素子を配設した直流電動機
の過負荷保護装置としたものであり、エンコーダ基板上
と直流電動機内部にサーミスタを配置して両方の温度を
検出しているので、直流電動機を使用限界温度になった
ときにチョッパー制御装置によって直流電動機を停止す
ることができるものである。
ンコーダを装備した直流電動機において、エンコーダ基
板と直流電動機内部とに感温素子を配設した直流電動機
の過負荷保護装置としたものであり、エンコーダ基板上
と直流電動機内部にサーミスタを配置して両方の温度を
検出しているので、直流電動機を使用限界温度になった
ときにチョッパー制御装置によって直流電動機を停止す
ることができるものである。
【００１２】
【実施例】以下本発明の実施例について、図１を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【００１３】（実施例１）図１は本発明の実施例におけ
る過負荷保護装置の部分断面図で、直流電動機３２のブ
ラケット２１の外にスペーサー２２を介してエンコーダ
基板２３が装着されている。エンコーダ基板２３にはフ
ォトインタラプタ２４が装着されており、直流電動機３
２の回転軸２６に装着したコードホイール２５によりフ
ォトインタラプタ２４の光の透過および遮断を制御す
る。また、エンコーダ基板２３には周辺雰囲気温度を検
出する感温素子であるサーミスタ２７が装着されてい
る。直流電動機内部には直流電動機内部の温度を検出す
るためにブラシ２８近傍のブラシ保持基板２９上にサー
ミスタ３０が装着されている。
る過負荷保護装置の部分断面図で、直流電動機３２のブ
ラケット２１の外にスペーサー２２を介してエンコーダ
基板２３が装着されている。エンコーダ基板２３にはフ
ォトインタラプタ２４が装着されており、直流電動機３
２の回転軸２６に装着したコードホイール２５によりフ
ォトインタラプタ２４の光の透過および遮断を制御す
る。また、エンコーダ基板２３には周辺雰囲気温度を検
出する感温素子であるサーミスタ２７が装着されてい
る。直流電動機内部には直流電動機内部の温度を検出す
るためにブラシ２８近傍のブラシ保持基板２９上にサー
ミスタ３０が装着されている。
【００１４】以上のように構成された過負荷保護装置に
ついて、その動作を説明する。まず、直流電動機３２を
運転すると、回転軸２６に装着されたコードホイール２
５が回転することにより、フォトインタラプタ２４の光
信号が透過および遮断され、回転速度に同期した出力信
号が発生することになる。この出力信号を受けてチョッ
パー制御装置が直流電動機３２の回転速度を制御する。
以上は従来の動作と同一である。そして、直流電動機３
２の負荷の大きさにより直流電動機内部の温度やエンコ
ーダの温度が変化し、エンコーダ基板２３上に装着され
たサーミスタ２７およびブラシ２８近傍のブラシ保持基
板２９上に装着されたサーミスタ３０により検出された
温度により、どちらか一方が設定値になった時にチョッ
パー制御装置が直流電動機３２を停止させるという過負
荷保護を行う。
ついて、その動作を説明する。まず、直流電動機３２を
運転すると、回転軸２６に装着されたコードホイール２
５が回転することにより、フォトインタラプタ２４の光
信号が透過および遮断され、回転速度に同期した出力信
号が発生することになる。この出力信号を受けてチョッ
パー制御装置が直流電動機３２の回転速度を制御する。
以上は従来の動作と同一である。そして、直流電動機３
２の負荷の大きさにより直流電動機内部の温度やエンコ
ーダの温度が変化し、エンコーダ基板２３上に装着され
たサーミスタ２７およびブラシ２８近傍のブラシ保持基
板２９上に装着されたサーミスタ３０により検出された
温度により、どちらか一方が設定値になった時にチョッ
パー制御装置が直流電動機３２を停止させるという過負
荷保護を行う。
【００１５】このようにエンコーダ基板と直流電動機内
部にサーミスタを配置して両方の温度を検出しているの
で、直流電動機の負荷の違いにより直流電動機の電機子
巻線の温度が限界値に達する時間とエンコーダの温度が
限界温度に達する時間が一定の法則に従わない場合でも
直流電動機を保護すべき温度になったときにチョッパー
制御装置によって直流電動機を停止することができる。
部にサーミスタを配置して両方の温度を検出しているの
で、直流電動機の負荷の違いにより直流電動機の電機子
巻線の温度が限界値に達する時間とエンコーダの温度が
限界温度に達する時間が一定の法則に従わない場合でも
直流電動機を保護すべき温度になったときにチョッパー
制御装置によって直流電動機を停止することができる。
【００１６】なお、直流電動機内部のサーミスタ３０の
位置をブラシ保持基板２９上としたが、電機子巻線，整
流子およびブラシ２８近傍の温度を正確に検出できる位
置であれば別の位置でもよい。
位置をブラシ保持基板２９上としたが、電機子巻線，整
流子およびブラシ２８近傍の温度を正確に検出できる位
置であれば別の位置でもよい。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エンコー
ダ基板と直流電動機内部にサーミスタを配置して両方の
温度を検出する構成をとっているため、いかなる負荷に
対しても直流電動機の焼損あるいはエンコーダの破損を
防止することができ、信頼性の高い直流電動機の過負荷
保護装置を提供できるものである。
ダ基板と直流電動機内部にサーミスタを配置して両方の
温度を検出する構成をとっているため、いかなる負荷に
対しても直流電動機の焼損あるいはエンコーダの破損を
防止することができ、信頼性の高い直流電動機の過負荷
保護装置を提供できるものである。
【図１】本発明の一実施例における過負荷保護装置の部
分断面図
分断面図
【図２】従来の直流電動機の部分断面図
【図３】従来の過負荷保護装置の動作を説明するブロッ
ク図
ク図
２１ ブラケット ２３ エンコーダ基板 ２７，３０ サーミスタ ３２ 直流電動機
Claims (1)
- 【請求項１】回転速度を検出するエンコーダを装備した
直流電動機において、エンコーダ基板と直流電動機内部
とに感温素子を配設した直流電動機の過負荷保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8174692A JPH1023656A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 直流電動機の過負荷保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8174692A JPH1023656A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 直流電動機の過負荷保護装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1023656A true JPH1023656A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15983018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8174692A Pending JPH1023656A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 直流電動機の過負荷保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1023656A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102255441A (zh) * | 2010-05-18 | 2011-11-23 | 松下电工电动工具株式会社 | 换向器电动机中温度传感器的安装结构以及包括该安装结构的电动工具 |
-
1996
- 1996-07-04 JP JP8174692A patent/JPH1023656A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102255441A (zh) * | 2010-05-18 | 2011-11-23 | 松下电工电动工具株式会社 | 换向器电动机中温度传感器的安装结构以及包括该安装结构的电动工具 |
| JP2011244589A (ja) * | 2010-05-18 | 2011-12-01 | Panasonic Electric Works Powertool Co Ltd | ブラシ付モータにおける温度センサの取付構造及び電動工具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |