JPH10236454A - 簡易容器 - Google Patents

簡易容器

Info

Publication number
JPH10236454A
JPH10236454A JP5702297A JP5702297A JPH10236454A JP H10236454 A JPH10236454 A JP H10236454A JP 5702297 A JP5702297 A JP 5702297A JP 5702297 A JP5702297 A JP 5702297A JP H10236454 A JPH10236454 A JP H10236454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paperboard
bottom plate
peripheral wall
peripheral
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5702297A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3815837B2 (ja
Inventor
Mamoru Iwai
守 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokan Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokan Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokan Kogyo Co Ltd filed Critical Tokan Kogyo Co Ltd
Priority to JP05702297A priority Critical patent/JP3815837B2/ja
Publication of JPH10236454A publication Critical patent/JPH10236454A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3815837B2 publication Critical patent/JP3815837B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】胴部を構成する板紙の周方向の両端部を互いに
重合わせて接合して筒状になすとともに、底部開口を閉
塞する底板の周縁部を絞って下方に屈曲させて周璧部と
なし、この周璧部を胴部の下端とその内側への折返し部
とによって挟着するようにした簡易容器における底板の
周璧部と胴部を構成する板紙の接合部の部分において発
生する液漏れを防止することを目的とする。 【解決手段】底板の周璧部の内側または外側と接合され
る位置において胴部を構成する板紙の周方向の端部に突
部、凹部、または切欠きを形成し、底板の周璧部の内側
と外側とにおける板紙の周方向の端部の位置を互いに円
周方向にずらすようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は簡易容器に係り、と
くに板紙から成る胴部と底板とによって構成された簡易
容器であって、底板の周璧部を絞って下方へ屈曲させて
周璧部となし、この周璧部を胴部の下端部とその内側へ
の折返し部とによって挟着するようにした簡易容器に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば流動状をなす発酵乳(商品名、ヨ
ーグルト)を充填するために、従来より図18および図
19に示すような紙製の簡易容器が用いられている。こ
のような簡易容器は、図20に示すような扇形をなす板
紙1を巻いて円錐台状をなす胴部2を形成するととも
に、この胴部2の底部を底板3によって閉塞した構造を
なしている。
【0003】底板3は円形の板紙であってその外周側の
部分を絞って図21および図22に示すように下方へ屈
曲させて周璧部4を形成するようにしている。そしてこ
のような周璧部4を胴部2の下端部5と胴部2の下端側
の先端部の折返し部6とによって挟着するようにし、こ
れによって底板3を胴部2の下端側の内周部に結合する
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の発酵
乳を充填するための簡易容器は、胴部2と底板3の2つ
の部材か構成されていた。そして胴部2は図20に示す
ような板紙1を周方向の端部で互いに重合わせて貼合さ
れるようになっていた。これに対して底板3はその周縁
部を絞るようにし、胴部2の下端部5と折返し部6とに
よって挟着された状態で接着されるようになっていた。
【0005】このために胴部2の接合面が図22に示す
ように縦方向に延びるのに対して、底板3の周璧部4は
周方向に延びており、胴部2の接合部と直角に交差する
ことになる。
【0006】図23は胴部2の接合部の近傍における胴
部2と底板3の周璧部4との接合構造を横断面図で示し
ている。胴部2の接合部以外の領域においては、底板3
の周璧部4の外周側に胴部2の下端部5が接合されると
ともに、底板3の周璧部4の内周側には折返し部6が接
合されることになり、従って3層構造となる。これに対
して胴部2の接合部においては、底板3の周璧部4の外
周側に下端部5が二重に積層された状態になる。また周
璧部4の内周側においては折返し部6が2層に積層され
た状態になる。すなわち胴部2の接合部においては5層
構造となり、周璧部4の接合部の内側における厚さの急
激な変化が起ることになる。
【0007】簡易容器は発酵乳のような流動状食品や液
状の食品、あるいは飲料が充填されて流通に供される。
ここで胴部2の接合部における底板3との接合が不十分
であると液漏れを起す場合がある。
【0008】とくに図22および図23に示すように、
胴部2の接合部であって底板3の周璧部4との積層部分
における急激な厚さの変化によって、底板3の周璧部4
の端部に隙間7、8がそれぞれ発生する可能性がある。
すなわち胴部2の継目の部分と底板3の周璧部4との交
差部分は構造上隙間7、8をそれぞれ発生し易く、接着
し難いために漏れを起し易い。とくに隙間7、8が周璧
部4に対してその両側において周方向の互いに同じ位置
に形成されるとともに、周璧部4の下端を迂回して互い
に連続する可能性があるために、内容物の漏れを発生し
易い。
【0009】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、とくに胴部の接合部と底板の周璧部と
の交差する位置における隙間による漏れの発生がより確
実に防止されるようにした簡易容器を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、胴部を構成す
る板紙の周方向の両端部を互いに重合わせて接合して筒
状となし、底部開口を閉塞する底板の周縁部を絞って下
方に屈曲させて周璧部となし、該周璧部を前記胴部の下
端部とその内側への折返し部とによって挟着するように
した簡易容器において、前記底板の周璧部の内側または
外側と接合される位置において前記胴部を構成する板紙
の周方向の端部に突部、凹部、または切欠きを形成した
ことを特徴とする簡易容器に関するものである。
【0011】また別の発明は、胴部を構成する板紙の周
方向の両端部を互いに重合わせて接合して筒状となし、
底部開口を閉塞する底板の周縁部を絞って下方に屈曲さ
せて周璧部となし、該周璧部を前記胴部の下端部とその
内側への折返し部とによって挟着するようにした簡易容
器において、前記底板の周璧部の内側と外側とおいて前
記底板の周璧部と接合される前記胴部を構成する板紙の
周方向の端部の形状を互いに周方向に不一致の形状とし
たことを特徴とする簡易容器に関するものである。
【0012】前記胴部を構成する板紙がほぼ扇形の形状
をなし、周方向の両端が重合わせて接合されることによ
りほぼカップ状の形状に形成されてよい。また前記胴部
を構成する板紙と前記底板との容器の内側に臨む内表面
に高分子フィルムがラミネートされており、前記底板の
周璧部を前記胴部の下端部とその内側への折返し部とに
よって挟着して、加熱下で加圧されて溶着シールされて
よい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図7は本発明の第1の実施
の形態に係る簡易容器を示すものである。この簡易容器
はその胴の部分が図3に示す板紙14によって形成され
るようになっている。板紙14は図4に示すように紙を
主材料とするとともに、内容物と接触する方の表面にポ
リエチレンフィルム15を接合したラミネート構造をな
している。そしてこのような板紙14を巻くことによっ
て逆円錐台状をなす胴部16を形成するようにしてい
る。
【0014】胴部16はその上端側が上部開口17にな
っており、この上部開口17の周縁部を外側に巻込んで
カール部となすとともに、このカール部を押潰すことに
よってフランジ18を形成するようにしている。なおフ
ランジ18には例えばアルミニウム箔から成る蓋材が接
合されてシールされることになる。
【0015】これに対して胴部16の下端側開口には底
板22が接合されるようになっている。底板22はその
外周側の部分が下方へ絞られるとともに、外周部に周璧
部23が一体に形成されるようになっている。そしてこ
のような周璧部23は図2および図5に示すように、胴
部16の下端部24と胴部16の下端側先端部を内側へ
折返した折返し部25とによって挟着され、このような
状態で加圧下において熱シールが行なわれるようになっ
ている。これによって底板22の周璧部23と胴部16
の下端部24とが互いにシールされるようになってい
る。
【0016】ここでとくに板紙14には図3に示すよう
に、その一方の端部であって下端側の部分に偏倚するよ
うに突部29が形成されている。このような突部29は
図5および図6に示すように、底板22と組合わされた
状態においてその周璧部23の外周側に突部29が位置
するように形成されている。すなわち突部29は底板2
2の周璧部23の外周面に重なるようになっており、こ
のような状態において底板22の周璧部23が胴部16
に接合されてシールされるようになっている。
【0017】板紙14に対して突部29が形成される位
置は、板紙14の下端側から後に組合わされる底板22
の周璧部23の高さの2倍の範囲内であってよい。また
突部29の幅は0.5mm以上であってその突出長は
0.5〜3mmの範囲内であることが好ましい。
【0018】このような板紙14と底板22との接合構
造によると、とくに図7に示すように板紙14の端部で
あって下端側の部分に形成された突部29が底板22の
周璧部23の外周側に位置するとともに、突部29の先
端部が折返し部25の先端部に対して周方向にずれるこ
とになる。従って外側の突部29の先端側に形成される
隙間36と内側の折返し部25の先端部に形成される隙
間37とが互いに周方向にずれることになる。このこと
はこれらの隙間36、37が互いに連通し難くなること
を意味する。
【0019】また周璧部23と接合される下端部24お
よび折返し部25の積層部分の厚さの変化が急激でなく
なる。すなわち突部29の存在によって、折返し部25
の終端における厚さの変化が緩やかに行なわれることに
なる。従って加熱下で加圧して溶着シールを行なうとき
に、加圧力を少なくしても隙間36、37をより小さく
押潰すことが可能になり、これによって隙間36、37
が小さくなるとともに、それらの連通がより確実に妨げ
られることになる。
【0020】従ってこのような簡易容器によれば、底板
22の周璧部23と板紙14の接合部の交差部分の構造
が改善されるようになり、内容物の漏れが防止される。
すなわち図5に示すように、板紙14の隙間36または
隙間37が形成される位置と対応する部分において板紙
14の周方向の端部に突部29を設けるようにし、この
ような突部29によって直線状の隙間36、37の途中
に障害を作り、内容物等の漏れを止めるようにしたもの
である。従って物流段階において内容物が隙間36、3
7を通して滲出することがなくなる。
【0021】とくにこのような内容物は、内容物が充填
された後に加圧されるような容器に用いて好適である。
例えば発酵乳の場合には、内部に発酵乳を充填して蓋材
で上部開口17をシールした後に加圧を行なうようにし
ており、40℃の温度で約4時間圧力を加えることによ
って、内圧が増加することになる。従って従来の容器の
場合には、このような圧力の上昇によって液漏れが発生
していたが、本実施の形態に係る容器においては、この
ような液漏れが防止されることになる。
【0022】このような本実施の形態に係る容器につい
て、水を入れて20分間放置した後に漏れの有無を調べ
る通常検査を行なった。またこの容器の中に水を入れた
後に0.3kg/cm2 の空気を10秒間加圧後に漏れ
の有無を調べる過酷試験を行なった。なお上記の2種類
の試験においてそれぞれ界面活性剤を0.5%添加して
いる。このような試験の結果は表1に示される。
【表1】 図8および図9は別の実施の形態を示している。この形
態においては、図8に示すように板紙14の周方向の一
方の端部であって下端側の部分に斜めの突部30を形成
するようにしたものである。このような突部30を形成
した板紙14によって胴部16を形成するとともに、こ
の胴部16を底板22の周璧部23と組合わせると、図
9に示すように、突部30によって周璧部23の内周側
の部分と外周側の部分における胴部16の終端の段差の
位置が周方向にずれることになる。従ってこのような実
施の形態においても、上記実施例と同様の作用効果を奏
することが可能になる。
【0023】図10および図11はさらに別の実施の形
態を示している。この実施の形態においては、板紙14
の周方向の端部であって下端側の部分に突部29と凹部
31とをそれぞれ形成するようにしたものである。
【0024】このような板紙14によって胴部16を形
成するとともに、胴部16を底板22の周璧部23と組
合わせると、図11に示すようになる。すなわち底板2
2の周璧部23の外周側の部分に突部29と凹部31と
がそれぞれ位置するようになり、板紙14の下端側の折
返し部25の終端と互いにずれた状態で接合されること
になる。従ってこのような形態においても、上記実施例
と同様の作用効果を奏することが可能になる。
【0025】図12および図13はさらの別の実施の形
態を示している。この実施の形態においては、板紙14
の下端側の部分であって周方向の一方の端部に凹部31
を形成するようにし、このような凹部31を底板22の
周璧部23の内周側の部分に位置するように接合するよ
うにしている。このような凹部31を形成することによ
って、凹部31の先端部に形成される外周側の隙間36
と折返し部25の端部に形成される内周側の隙間37と
が周方向にずれることになり、これらを互いに不連続に
することによって液漏れの防止を行なうことが可能にな
る。
【0026】図14および図15はさらに別の実施の形
態を示している。この実施の形態においては、板紙14
の周方向の一方の端部に突部29を形成するとともに、
反対側の端部には切欠き32を形成するようにしたもの
である。このような形態によれば、底板22の周璧部2
3の外周側に接合されるように突部29が位置すること
になる。
【0027】そしてこのような突部29によってその先
端側の位置が折返し部25の先端部と互いに周方向にず
れることになり、図15に示すように隙間36、37の
位置が互いに周方向にずれてそれらの連通が妨げられる
ことになる。しかも板紙14の反対側の端部に形成され
ている切欠き32によって周璧部23の外周側に位置す
る胴部16の下端部24の先端部と内周側の折返し部2
5の先端部とがずれるようになり、厚さの変化をより少
なくすることが可能になる。
【0028】図16および図17はさらに別の実施の形
態を示している。この実施の形態においては、板紙14
の周方向の一端の突部29を下端側に偏倚させるように
している。また板紙14の周方向の反対側の端部には段
差状の切欠き33を形成するようにしている。
【0029】このような板紙14が底板22と組合わさ
れると、その周璧部23と胴部16との結合構造は図1
7に示すようになる。すなわち底板22の周璧部23の
内周側に突部29が位置するようになり、周璧部23の
外周側の隙間36と内周側の隙間37の位置が先の実施
の形態とは互いに逆方向にずれた状態で形成されること
になる。このような実施の形態においても、隙間36、
37が互いに周方向にずれているために、それらが互い
に連通し難くなる。
【0030】さらに板紙14の反対側の端部に形成され
ている切欠き33によって折返し部25の終端の位置が
周璧部23の内周側と外周側とで互いにずれるようにな
り、図17に示すように厚さの変化が少なくなる。従っ
てこのような実施の形態によれば、胴部16の下端部2
4と折返し部25とによって底板22の周璧部23を挟
着して加熱下で加圧して溶着シールするときの加圧力を
少なくすることが可能になる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、底板の周璧部の内側または外
側と接合される位置において胴部を構成する板紙の周方
向の端部に突部、凹部、または切欠きを形成するように
したものである。
【0032】従ってこのような突部、凹部、または切欠
きによって、底板の周璧部の内側と外側とにおける胴部
を形成する板紙の端部の周方向の位置を互いにずらすこ
とが可能になり、それらの先端にそれぞれ形成される隙
間の位置を周方向に互いにずらすことが可能になる。こ
れによって底板の周璧部の内側と外側との隙間を通して
内容物が漏れることを防止することが可能になる。
【0033】別の発明は、底板の周璧部の内側と外側と
において底板の周璧部と接合される胴部を構成する板紙
の周方向の端部の形状を互いに周方向に不一致の形状と
したものである。
【0034】従ってこのような構成によれば、底板の周
璧部の内側と外側とにおける胴部の板紙の周方向の端部
の先端部に形成される隙間の位置が周方向に不一致にな
り、それらが互いに連通し難くなる。これによって隙間
を通しての内容物の滲出がより確実に防止されることに
なる。
【0035】上記の何れかの発明において、胴部を構成
する板紙がほぼ扇形の形状をなし、周方向の両端が重合
わせて接合されることになよりほぼカップ状形状に形成
された容器によれば、カップ状簡易容器の液漏れの防止
が可能になる。
【0036】上記の何れかの発明において、胴部を構成
する板紙と底板との容器の内側に臨む内表面に高分子フ
ィルムがラミネートされており、底板の周璧部を胴部の
下端部とその内側への折返し部とによって挟着して、加
熱下で加圧して溶着シールされるようにした容器によれ
ば、底板の周璧部と胴部の下端部との接合部における液
漏れがより確実に防止されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る簡易容器の外
観斜視図ある。
【図2】同縦断面図である。
【図3】板紙の展開平面図である。
【図4】板紙の拡大断面図である。
【図5】胴部と底板の周璧部との接合構造を示す要部斜
視図である。
【図6】底板の周璧部と胴部との結合構造を示す底板を
破断した状態における正面図である。
【図7】底板の周璧部と胴部の下端部との結合構造を示
す拡大横断面図である。
【図8】別の実施の形態の板紙の要部平面図である。
【図9】同板紙を応用した簡易容器の胴部の下端におけ
る底板の周璧部との結合構造を示す正面図である。
【図10】別の実施の形態の板紙の要部の正面図であ
る。
【図11】胴部の底部における底板と胴部との結合構造
を示す正面図である。
【図12】別の実施の形態の板紙の正面図である。
【図13】同板紙を用いた簡易容器の胴部と底板の周璧
部との結合構造を示す正面図である。
【図14】さらに別の実施の形態の板紙の平面図であ
る。
【図15】底板の周璧部と胴部の下端部との結合構造を
示す拡大横断面図である。
【図16】さらに別の実施の形態の板紙の平面図であ
る。
【図17】同板紙を用いた容器の胴部と底板の周璧部と
の結合構造を示す拡大横断面図である。
【図18】従来の簡易容器の平面図である。
【図19】同正面図である。
【図20】板紙の平面図である。
【図21】底板の周璧部と容器の下端側の部分との結合
構造を示す拡大縦断面図である。
【図22】同斜視図である。
【図23】同要部拡大横断面図である。
【符号の説明】
1 板紙 2 胴部 3 底板 4 周璧部 5 下端部 6 折返し部 7、8 隙間 14 板紙 15 ポリエチレンフィルム 16 胴部 17 上部開口 18 フランジ 22 底板 23 周璧部 24 下端部 25 折返し部 29、30 突部 31 凹部 32、33 切欠き 36、37 隙間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴部を構成する板紙の周方向の両端部を互
    いに重合わせて接合して筒状となし、 底部開口を閉塞する底板の周縁部を絞って下方に屈曲さ
    せて周璧部となし、該周璧部を前記胴部の下端部とその
    内側への折返し部とによって挟着するようにした簡易容
    器において、 前記底板の周璧部の内側または外側と接合される位置に
    おいて前記胴部を構成する板紙の周方向の端部に突部、
    凹部、または切欠きを形成したことを特徴とする簡易容
    器。
  2. 【請求項2】胴部を構成する板紙の周方向の両端部を互
    いに重合わせて接合して筒状となし、 底部開口を閉塞する底板の周縁部を絞って下方に屈曲さ
    せて周璧部となし、該周璧部を前記胴部の下端部とその
    内側への折返し部とによって挟着するようにした簡易容
    器において、 前記底板の周璧部の内側と外側とおいて前記底板の周璧
    部と接合される前記胴部を構成する板紙の周方向の端部
    の形状を互いに周方向に不一致の形状としたことを特徴
    とする簡易容器。
  3. 【請求項3】前記胴部を構成する板紙がほぼ扇形の形状
    をなし、周方向の両端が重合わせて接合されることによ
    りほぼカップ状の形状に形成されることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の簡易容器。
  4. 【請求項4】前記胴部を構成する板紙と前記底板との容
    器の内側に臨む内表面に高分子フィルムがラミネートさ
    れており、前記底板の周璧部を前記胴部の下端部とその
    内側への折返し部とによって挟着して、加熱下で加圧さ
    れて溶着シールされることを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の簡易容器。
JP05702297A 1997-02-25 1997-02-25 簡易容器 Expired - Lifetime JP3815837B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05702297A JP3815837B2 (ja) 1997-02-25 1997-02-25 簡易容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05702297A JP3815837B2 (ja) 1997-02-25 1997-02-25 簡易容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10236454A true JPH10236454A (ja) 1998-09-08
JP3815837B2 JP3815837B2 (ja) 2006-08-30

Family

ID=13043816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05702297A Expired - Lifetime JP3815837B2 (ja) 1997-02-25 1997-02-25 簡易容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3815837B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002037234A (ja) * 2000-07-27 2002-02-06 Jujo Central Co Ltd 紙カップ
JP2014024572A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Toppan Printing Co Ltd 筒状容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002037234A (ja) * 2000-07-27 2002-02-06 Jujo Central Co Ltd 紙カップ
JP2014024572A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Toppan Printing Co Ltd 筒状容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3815837B2 (ja) 2006-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU1834826C (ru) Упаковочный контейнер
US3406891A (en) Container, particularly for liquids, with a deep drawn metal foil cover
US3700018A (en) Semirigid container
JP4463931B2 (ja) 電子レンジ用包装袋
US3163288A (en) Package
JPH0688592B2 (ja) 包装容器の底部形状
JP4891169B2 (ja) 容器用ブランク及び密封容器
JPH0146382B2 (ja)
US3279675A (en) Spirally wound container body
JP3687396B2 (ja) トレー容器用ブランク
JPH0669814B2 (ja) 液体容器の為の平頂端蓋
JP2008150078A (ja) 紙製容器
JPS6023150A (ja) バルブ付き袋
JPH10236454A (ja) 簡易容器
JP5990873B2 (ja) 紙容器用ブランクと紙容器の製造方法
US2994465A (en) Ice cream containers
US6089404A (en) Tube with a metallic casing and a label and method of making same
USRE25938E (en) Mobley container
JP2001348040A (ja) 成形されたフォイルバッグ
JP3147502B2 (ja) 液体紙容器
JPS5920540B2 (ja) 断熱カップ
JPH05193643A (ja) パッケージ及びその製造方法
JP2023149170A (ja) 紙容器
JPH031399Y2 (ja)
JPH01199845A (ja) リブ付切妻屋根形密封容器およびそのリブへの圧痕の形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130616

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130616

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130616

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140616

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term