JPH10235067A - 洗濯機の制御装置 - Google Patents

洗濯機の制御装置

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Publication number
JPH10235067A
JPH10235067A JP9037580A JP3758097A JPH10235067A JP H10235067 A JPH10235067 A JP H10235067A JP 9037580 A JP9037580 A JP 9037580A JP 3758097 A JP3758097 A JP 3758097A JP H10235067 A JPH10235067 A JP H10235067A
Authority
JP
Japan
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time
washing
rinsing
dehydration
water level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9037580A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Otani
昭仁 大谷
Hisashi Imahashi
久之 今橋
Yukiko Yabu
ゆき子 藪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9037580A priority Critical patent/JPH10235067A/ja
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水位、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間など
を設定し、各行程を逐次制御する洗濯機の制御装置にお
いて、洗い、すすぎ、脱水の一連の逐次動作を行うのに
要する時間を、洗濯物の量に応じた洗濯時間の半分程度
を限度とする時間まで短縮設定できるようにし、短い時
間ではやく洗濯を終了できるようにする。 【解決手段】 入力設定手段17により設定した水位、
洗い時間、すすぎ回数、脱水時間と洗濯終了までの残時
間を表示手段18に表示し、洗濯物の量を判定して制御
手段により洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御す
る。入力設定手段17は倍速スイッチ17fを有し、制
御手段は倍速スイッチ17fが入力されれば、洗い、す
すぎ、脱水の一連の動作を行うのに要する時間を、布量
判定手段により設定された時間の半分程度を限度とする
時間に短縮設定し、洗濯終了までの時間を残時間表示部
18dにて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水位、洗い時間、
すすぎ回数、脱水時間などを設定し、洗い、すすぎ、脱
水の各行程を逐次制御するもので、洗濯機の全運転時間
を倍速設定あるいは短縮設定できるようにした洗濯機の
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯機の制御装置は、洗
濯開始後、布量判定データに基づいて水位、洗い、すす
ぎ、脱水の各内容を自動設定し、布量に応じた全洗濯時
間が決定されていた。その全洗濯時間はメーカー側が、
洗濯物の量を基準として、充分に洗い、すすぎ、脱水で
きる時間として予め設定した時間であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、洗濯物があまり汚れていなくても、洗濯
物の量に応じた、充分に洗い、すすぎ、脱水できる洗濯
時間が設定されていた。また、使用者の都合により短い
時間で早く洗濯を終えたいと思ってもできず、洗濯終了
まで待っていなければならなかった。そのため、使用者
が外出するまでなどの限られた時間内に洗濯を終了した
くてもできないという問題を有していた。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、洗い、すすぎ、脱水の一連の逐次動作を行うのに要
する時間を、洗濯物の量に応じた洗濯時間、すなわち標
準コースの半分程度を限度とする時間まで短縮設定でき
るようにし、使用者が短い時間で、はやく洗濯を終了で
きるようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、入力設定手段により設定した水位、洗い時
間、すすぎ回数、脱水時間などと洗濯終了までの残時間
を表示手段に表示し、洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を判
定して、制御手段により洗い、すすぎ、脱水の各行程を
逐次制御する。入力設定手段は倍速指定手段を有し、制
御手段は倍速指定手段が入力されれば、洗い、すすぎ、
脱水の一連の逐次動作を行うのに要する時間を、布量判
定手段により設定された時間の半分程度を限度とする時
間に短縮設定し、洗濯終了までの時間を表示手段の残時
間表示部にて表示する構成としたものである。
【0006】これにより、倍速指定手段によって、洗
い、すすぎ、脱水の一連の逐次動作を行うのに要する時
間を、洗濯物の量に応じた洗濯時間、すなわち標準コー
スの半分程度を限度とする時間に短縮設定することがで
き、使用者の都合により、短い時間で早く洗濯を終了す
ることができ、洗濯終了までの時間を視認することがで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、水位、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間などを設定
する入力設定手段と、前記入力設定手段で設定した内
容、洗濯終了までの残時間などを表示する表示手段と、
洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を判定する布量判定手段
と、前記入力設定手段の出力および前記布量判定手段の
出力を入力し前記表示手段に出力して、洗い、すすぎ、
脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記入
力設定手段は洗濯時間を短縮指定できる倍速指定手段を
有し、前記制御手段は、前記倍速指定手段が入力されれ
ば、洗い、すすぎ、脱水の一連の逐次動作を行うのに要
する時間を、前記布量判定手段により設定された時間の
半分程度を限度とする時間に短縮設定し、洗濯終了まで
の時間を前記表示手段の残時間表示部にて表示する構成
としたものであり、倍速指定手段によって、洗い、すす
ぎ、脱水の各行程を逐次動作するのに要する時間を、洗
濯物の量に応じた洗濯時間、すなわち標準コースの半分
程度を限度とする時間に短縮設定することができ、使用
者の都合により、短い時間で早く洗濯を終了することが
でき、洗濯終了までの時間を視認することができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、倍速指定手段により
短縮設定された時間を、洗い、すすぎ、脱水の各性能が
布量判定手段により設定された時間における性能の50
%程度を限度とする時間に設定し、洗濯終了までの時間
を表示手段の残時間表示部にて表示する構成としたもの
であり、ただ根拠もなく時間短縮されたものでなく、洗
浄性能、すすぎ性能、脱水性能がそれぞれ洗濯物の量に
応じた洗濯時間、すなわち標準コースの50%程度を限
度とする性能の基での洗濯時間ということで、使用者が
正確に性能を把握でき、納得した上で洗濯を行うことが
できる。
【0009】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、制御手段は、倍速指定手
段により短縮設定された時間を、布量判定手段により設
定された時間の半分程度、または各性能が前記布量判定
手段により設定された時間における性能の50%程度と
する設定時間を下限値として、前記布量判定手段により
設定された時間から下限値までの間において、複数段階
に細かく設定し、洗濯終了までの時間を表示手段の残時
間表示部にて表示する構成としたものであり、単に半分
程度を限度とする時間だけでなく、細かく簡単に、複数
段階の短縮時間を設定することができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、制御手段は、倍速指定手段に
より短縮設定された時間内に全洗濯が終了するように、
洗い、すすぎ、脱水の各時間を配分し、その内容を表示
手段の水位、洗い、すすぎ、脱水時間の各表示部にて表
示する構成としたものであり、短縮設定された時間が、
洗い、すすぎ、脱水の個別の運転ではどういう設定内容
になるのか、洗い、すすぎ、脱水の個別の運転内容時間
が一目でわかり、安心して洗濯することができる。
【0011】請求項5に記載の発明は、上記請求項4に
記載の発明において、水位、洗い、すすぎ、脱水の各設
定内容を表示した後、入力設定手段により、水位、洗
い、すすぎ、脱水の各設定内容を変更できるような構成
としたものであり、使用者は設定された水位、洗い、す
すぎ、脱水の各内容を見て、自分の判断で納得のいくよ
う内容をさらに微調整できることになり、より使用者の
意図を反映したきめ細かな洗濯を実現することができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0013】(実施例1)図2および図3に示すよう
に、洗濯兼脱水槽1は中央底部にパルセータ2を回転自
在に配設している。水槽3は洗濯兼脱水槽1を内包し、
外底部に基板4を固着してモータ5、排水弁6、洗濯兼
脱水切替機構7などを配設している。基板4の外底部は
防振装置8、吊り棒9を介して外枠10の上部角隅より
垂下支持されている。外枠10の上部には上部カバー1
1を設け、給水弁12、制御装置13などを配設してい
る。
【0014】制御装置13は、マイクロコンピュータよ
りなる制御手段14と、制御手段14からの信号により
モータ5、排水弁6、給水弁12などを制御するパワー
スイッチング手段15と、操作パネル16内に配設した
入力設定手段17および表示手段18と、電源スイッチ
19と水位検知手段20などで構成している。なお、2
1は交流電源、22はモータ5の進相コンデンサであ
る。
【0015】布量判定手段23は、モータ5を駆動した
後、通電を遮断したときの惰性回転時の進相コンデンサ
22の両端の電圧からのパルス数により洗濯兼脱水槽1
に入っている布量を判定する。
【0016】入力設定手段17は、図1に示すように水
位切換スイッチ17a、洗い時間切換スイッチ17b、
すすぎ回数切換スイッチ17c、脱水時間切換スイッチ
17d、コース切換スイッチ17g、倍速スイッチ(倍
速指定手段)17f、予約洗濯設定のためのスイッチ1
7e、風呂水利用の際のスイッチ17hおよびスタート
/一時停止スイッチ17iなどで構成している。
【0017】表示手段18は高、中、低、少量、極少、
超極少などの水位で構成されている水位表示部18a、
洗い、すすぎ、脱水の行程進行表示部18b、洗い、す
すぎ、脱水の各内容表示部18c、残時間表示部18
d、倍速表示部18e、ふた、布片寄り、排水の各点検
を指示する異常表示部18f、標準コース、洗濯の設定
内容をメモリーする自分流コース、弱洗いコース、ウー
ルコース、毛布コース、つけ洗いコースなどの各コース
表示部18g、洗い、すすぎ1の選択可能な風呂水利用
設定表示部18hなどの表示内容で構成している。
【0018】制御手段14は、倍速スイッチ17fが入
力されれば、洗い、すすぎ、脱水の一連の逐次動作を行
うのに要する時間を、布量判定手段23により設定され
た時間の半分程度を限度とする時間に短縮設定できるよ
うにし、表示手段18の残時間表示部18dにて表示す
る構成としている。
【0019】上記構成において図4を参照しながら動作
を説明する。電源投入時、ステップ101で倍速スイッ
チ17fが押されたとき、制御手段14はステップ10
2で倍速表示部18eを点灯させる。ステップ103で
スタートスイッチ17iにより洗濯動作が開始される
と、ステップ104で布量判定手段23により洗濯兼脱
水槽1にはいっている洗濯物の量を判定する。
【0020】次に、ステップ105で制御手段14は、
洗濯所要時間を布量判定により設定された時間の半分の
時間に設定する。例えば、(表1)に示すように、布量
判定で高水位に判定された場合は、太枠内に示すよう
に、洗濯所要時間は布量判定により設定された時間57
分に対して半分の29分に設定される。また低水位で
は、52分に対して、26分が設定されることになる。
そして、ステップ106で洗濯所要時間が残時間表示部
18dにて表示される。
【0021】
【表1】
【0022】次に、ステップ107で倍速スイッチ17
fが押されたとき、ステップ108で倍速表示部18e
を消灯させる。そして、ステップ109で、制御手段1
4は洗濯所要時間を、半分の設定から布量判定により設
定された時間に戻す。例えば、(表1)に示すように、
布量判定で高水位に判定された場合は、太枠内に示すよ
うに、洗濯所要時間は29分から57分に設定される。
また、低水位では26分から52分に設定されることに
なる。そして、ステップ110で変わった後の洗濯所要
時間が残時間表示部18dにて表示される。以後、倍速
スイッチ17fが押される毎に、前述の標準コース設定
と倍速設定および倍速表示部の点灯と消灯とが交互に繰
り返されることになる。
【0023】次に、布量判定後に初めて倍速スイッチ1
7fが押された場合について、図5を参照しながら動作
を説明する。電源投入時、ステップ111でスタートス
イッチ17iにより洗濯動作が開始されると、ステップ
112で布量判定手段23により洗濯兼脱水槽1に入っ
ている洗濯物の量を判定する。次に、ステップ113で
制御手段14は、洗濯所要時間を布量判定により設定さ
れた時間に設定する。
【0024】例えば、(表1)の太枠内に示すように、
中水位の場合57分、少量水位の場合46分である。そ
して、ステップ114で残時間表示部18dにて洗濯所
要時間を表示する。次に、ステップ115で倍速スイッ
チ17fが押されると、ステップ116で倍速表示部1
8eを点灯させる。そして、ステップ117で洗濯所要
時間は本実施例では、布量判定により設定された時間の
半分の時間が設定される。(表1)の太枠内によれば、
洗濯所要時間は中水位の場合57分から29分に設定さ
れる。また、少量水位では46分から23分に設定され
ることになる。
【0025】そして、ステップ118で残時間表示部1
8dにて上述の洗濯所要時間が表示される。これについ
ても、以後は倍速スイッチ17fが押される毎に、標準
コース設定と倍速設定および倍速表示部の点灯と消灯と
が交互に繰り返されることになる。
【0026】したがって、倍速スイッチ17fによっ
て、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次動作するのに要
する時間を、洗濯物の量に応じた洗濯時間、すなわち標
準コースの半分程度を限度とする時間に短縮設定するこ
とができ、使用者の都合により、短い時間で早く洗濯を
終了することができ、洗濯終了までの時間を視認するこ
とができる。
【0027】(実施例2)図2における制御手段14
は、倍速スイッチ17fにより短縮設定された時間を、
洗い、すすぎ、脱水の各性能が布量判定手段23により
設定された時間における性能の50%程度を限度とする
時間に設定し、洗濯終了までの時間を表示手段18の残
時間表示部18dにて表示する構成としている。他の構
成は上記実施例1と同じである。
【0028】上記構成において図6を参照しながら動作
を説明する。ここで、ステップ201〜ステップ204
までは、図4のステップ101〜ステップ104までと
同様であるので説明を省略する。
【0029】ステップ205において、制御手段14
は、洗濯所要時間を洗い、すすぎ、脱水の各性能が布量
判定により設定された時間における性能の50%程度を
限度となるような時間に設定する。つまり、洗い時間を
汚れ落ちや洗剤の溶け具合などの洗浄性能が50%とな
るような時間に設定し、すすぎ時間を洗剤の希釈度など
のすすぎ性能が50%となるような時間に設定し、また
脱水時間を絞り具合、脱水率などの脱水性能が50%と
なるような時間に設定する。
【0030】これを基に、例えば(表2)に示すよう
に、布量判定で高水位に判定された場合は、太枠内に示
すように、洗濯所要時間は布量判定により設定された時
間57分に対して28分に設定される。また、低水位で
は52分に対して23分が設定される。
【0031】
【表2】
【0032】ステップ206〜ステップ210までは、
図4のステップ106〜ステップ110までと同様であ
るので説明を省略する。もちろん、倍速スイッチ17f
が押される毎に、標準コース設定と限度とする50%性
能設定とが交互に繰り返されることは前述と同様であ
る。
【0033】次に、布量判定後に初めて倍速スイッチ1
7fが押された場合について図7を参照しながら動作を
説明する。ここで、ステップ211〜ステップ216ま
では、図5のステップ111〜ステップ116までと同
様であるので説明を省略する。
【0034】ステップ217において、制御手段14
は、洗濯所要時間を洗い、すすぎ、脱水の各性能が布量
判定により設定された時間における性能の50%程度を
限度となるような時間に設定する。つまり、前述の通
り、洗浄性能、すすぎ性能、脱水性能がそれぞれ50%
となるような時間に設定する。
【0035】これを基に、例えば(表2)に示すよう
に、布量判定で中水位に判定された場合は、太枠内に示
すように、洗濯所要時間は57分に対して26分に設定
される。また、少量水位では46分に対して20分が設
定されることになる。そして、ステップ218で残時間
表示部18dにて上述の洗濯所要時間が表示される。こ
こでももちろん、倍速スイッチ17fが押される毎に、
標準コース設定と限度とする50%性能設定とが交互に
繰り返されることは前述と同様である。
【0036】したがって、ただ根拠もなく時間短縮され
たものでなく、洗浄性能、すすぎ性能、脱水性能がそれ
ぞれ洗濯物の量に応じた洗濯時間、すなわち標準コース
の50%程度を限度とする性能の基での洗濯時間という
ことで、使用者が正確に性能を把握でき、納得した上で
洗濯を行うことができる。
【0037】(実施例3)図2における制御手段14
は、倍速スイッチ17fにより短縮設定された時間を、
上記実施例1あるいは実施例2において述べた設定時間
を下限値として、布量判定手段23により設定された時
間から下限値までの間において、複数段階に細かく設定
し、洗濯終了までの時間を表示手段18の残時間表示部
18dにて表示する構成としている。他の構成は前記実
施例1または実施例2と同じである。
【0038】上記構成において図8を参照しながら動作
を説明する。まず、設定時間の下限値を布量判定により
設定された時間の半分程度を限度とする時間とした場合
について説明する。ここで、ステップ301〜ステップ
304までは、図5のステップ111〜ステップ114
までと同様であるので説明を省略する。
【0039】ステップ305で倍速スイッチ17fが押
されたとき、ステップ306で倍速表示部18eを点灯
させる。そして、ステップ307で制御手段14は、洗
濯所要時間を布量判定により設定された時間の半分の時
間を下限値として、倍速スイッチ17fが押される毎に
5分ずつ時間を短縮して設定する。
【0040】つまり、布量判定で高水位に判定された場
合は、(表3)の太枠内に示すように、洗濯所要時間は
倍速スイッチ17fが押される毎に、標準の57分から
50分→45分→40分→35分→30分、そして下限
の28分というように57分の半分の時間である28分
まで次々に短縮設定されていく。低水位では、標準の5
2分から50分→45分→40分→35分→30分、そ
して下限の23分まで次々に短縮設定されていく。
【0041】
【表3】
【0042】そして、ステップ308で洗濯所要時間が
残時間表示部18dにて表示される。次に、設定時間の
下限値を洗い、すすぎ、脱水の各性能が布量判定により
設定された時間における性能の50%程度を限度とする
時間とした場合について説明する。ここで、ステップ3
11〜ステップ316までは、図8のステップ301〜
ステップ306までと同様であるので説明を省略する。
【0043】ステップ317で制御手段14は、洗濯所
要時間を洗い、すすぎ、脱水の各性能が布量判定により
設定された時間における性能の50%程度を限度となる
ような時間を下限値として、倍速スイッチ17fが押さ
れる毎に5分ずつ時間を短縮して設定する。
【0044】つまり、布量判定で中水位に判定された場
合は、(表4)の太枠内に示すように、洗濯所要時間は
倍速スイッチ17fが押される毎に、標準の57分から
50分→45分→40分→35分→30分、そして下限
の29分というように次々に短縮設定されていく。少量
水位では、標準の43分から40分→35分→30分→
25分、そして下限の23分まで次々に短縮設定されて
いく。
【0045】
【表4】
【0046】そして、ステップ318で洗濯所要時間が
残時間表示部18dにて表示される。したがって、単に
半分程度を限度とする時間だけでなく、細かく簡単に、
複数段階の短縮時間を設定できるようになる。
【0047】(実施例4)図2における制御手段14
は、倍速スイッチ17fにより短縮設定された時間内に
全洗濯が終了するように、洗い、すすぎ、脱水の各時間
を配分し、その内容を表示手段18の水位表示部18
a、洗い、すすぎ、脱水時間の各設定表示部18cにて
表示する構成としている。他の構成は前記実施例1〜3
と同じである。
【0048】上記構成において図10を参照しながら動
作を説明する。ステップ401で、倍速スイッチ17f
が押されたとき、制御手段14はステップ402で洗濯
所要時間を短縮設定する。ここで、短縮設定内容は実施
例1〜3にて述べた時間を表している。つまり、(表
1)〜(表4)にて短縮された時間である。ステップ4
03で、制御手段14はステップ402で設定された所
要時間から水位、洗い、すすぎ、脱水の各内容を決定す
る。ここで制御手段14は(表1)〜(表4)に示すよ
うに設定された時間内に全洗濯が終了するように、所要
時間を水位、洗い、すすぎ、脱水の各時間に配分する。
【0049】例えば、(表1)において、洗濯所要時間
として6分が設定されれば、水位は低とし、給水時間を
3分として、洗いの撹拌時間を4分とする。そして、す
すぎ回数を1回として、すすぎに要する時間を12分と
する。また、脱水時間は排水他に要する時間を4分とし
て本脱水を3分とする。そして、ステップ404で決定
された水位、洗い、すすぎ、脱水の各内容をそれぞれ表
示手段18の水位表示部18a、洗い、すすぎ、脱水時
間の各設定表示部18cにて表示する。
【0050】したがって、短縮設定された時間が、洗
い、すすぎ、脱水の個別の運転ではどういう設定内容に
なるのか、洗い、すすぎ、脱水の個別の運転内容時間が
一目でわかり、安心して洗濯できるようにすることがで
きる。
【0051】(実施例5)図2における制御手段14
は、水位、洗い、すすぎ、脱水の各設定内容を表示手段
18で表示した後、入力設定手段17により、水位、洗
い、すすぎ、脱水の各設定内容を変更できる構成として
いる。他の構成は上記実施例4と同じである。
【0052】上記構成で図11を参照しながら動作を説
明する。ステップ501で決定された水位、洗い、すす
ぎ、脱水の各設定内容をそれぞれ水位表示部18a、洗
い、すすぎ、脱水の各設定内容表示部18cにて表示し
た後、ステップ502で、入力設定手段17における水
位切換スイッチ17a、洗い時間切換スイッチ17b、
すすぎ回数切換スイッチ17c、脱水時間切換スイッチ
17dが押されると、ステップ503で、それぞれの水
位、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間設定を自由に変更
できる。同時に各設定内容をそれぞれ水位表示部18
a、洗い、すすぎ、脱水の各設定内容表示部18cにて
表示する。
【0053】したがって、使用者は設定された水位、洗
い、すすぎ、脱水の各設定内容を見て、自分の判断で納
得のいくよう内容をさらに微調整できることになり、よ
り使用者の意図を反映したきめ細かな洗濯を実現するこ
とができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に記載
の発明によれば、水位、洗い時間、すすぎ回数、脱水時
間などを設定する入力設定手段と、前記入力設定手段で
設定した内容、洗濯終了までの残時間などを表示する表
示手段と、洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を判定する布量
判定手段と、前記入力設定手段の出力および前記布量判
定手段の出力を入力し、前記表示手段に出力して、洗
い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを
備え、前記入力設定手段は洗濯時間を短縮指定できる倍
速指定手段を有し、前記制御手段は、前記倍速指定手段
が入力されれば、洗い、すすぎ、脱水の一連の逐次動作
を行うのに要する時間を、前記布量判定手段により設定
された時間の半分程度を限度とする時間に短縮設定し、
洗濯終了までの時間を前記表示手段の残時間表示部にて
表示する構成としたから、倍速指定手段によって、洗
い、すすぎ、脱水の各行程を逐次動作するのに要する時
間を、洗濯物の量に応じた洗濯時間、すなわち標準コー
スの半分限度とする時間に短縮設定することができ、使
用者の都合により、短い時間で早く洗濯を終了すること
ができ、洗濯終了までの時間を視認することができる。
【0055】また、請求項2に記載の発明によれば、制
御手段は、倍速指定手段により短縮設定された時間を、
洗い、すすぎ、脱水の各性能が布量判定手段により設定
された時間における性能の50%程度を限度とする時間
に設定し、洗濯終了までの時間を表示手段の残時間表示
部にて表示する構成としたから、ただ根拠もなく時間短
縮されたものでなく、洗浄性能、すすぎ性能、脱水性能
がそれぞれ洗濯物の量に応じた洗濯時間、すなわち標準
コースの50%程度を限度とする性能の基での洗濯時間
ということで、使用者が正確に性能を把握でき、納得し
た上で洗濯を行うことができる。
【0056】また、請求項3に記載の発明によれば、制
御手段は、倍速指定手段により短縮設定された時間を、
布量判定手段により設定された時間の半分程度、または
各性能が前記布量判定手段により設定された時間におけ
る性能の50%程度とする設定時間を下限値として、前
記布量判定手段により設定された時間から下限値までの
間において、複数段階に細かく設定し、洗濯終了までの
時間を表示手段の残時間表示部にて表示する構成とした
から、単に半分程度を限度とする時間だけでなく、細か
く簡単に、複数段階の短縮時間を設定できるようにな
る。
【0057】また、請求項4に記載の発明によれば、制
御手段は、倍速指定手段により短縮設定された時間内に
全洗濯が終了するように、洗い、すすぎ、脱水の各時間
を配分し、その内容を表示手段の水位、洗い、すすぎ、
脱水時間の各表示部にて表示する構成としたから、短縮
設定された時間が、洗い、すすぎ、脱水の個別の運転で
はどういう設定内容になるのか、洗い、すすぎ、脱水の
個別の運転内容時間が一目でわかり、安心して洗濯でき
るようにすることができる。
【0058】また、請求項5に記載の発明によれば、水
位、洗い、すすぎ、脱水の各設定内容を表示した後、入
力設定手段により、水位、洗い、すすぎ、脱水の各設定
内容を変更できるような構成としたから、使用者は設定
された水位、洗い、すすぎ、脱水の各内容を見て、自分
の判断で納得のいくよう内容をさらに微調整できること
になり、より使用者の意図を反映したきめ細かな洗濯を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の制御装置の操
作パネルの正面図
【図2】同洗濯機の制御装置のブロック図
【図3】同洗濯機の制御装置を備えた洗濯機の断面図
【図4】同洗濯機の制御装置の要部動作フローチャート
【図5】同洗濯機の制御装置の他の例の要部動作フロー
チャート
【図6】本発明の第2の実施例の洗濯機の制御装置の要
部動作フローチャート
【図7】同洗濯機の制御装置の他の例の要部動作フロー
チャート
【図8】本発明の第3の実施例の洗濯機の制御装置の要
部動作フローチャート
【図9】同洗濯機の制御装置の他の例の要部動作フロー
チャート
【図10】本発明の第4の実施例の洗濯機の制御装置の
要部動作フローチャート
【図11】本発明の第5の実施例の洗濯機の制御装置の
要部動作フローチャート
【符号の説明】
14 制御手段 17 入力設定手段 17f 倍速スイッチ(倍速指定手段) 18 表示手段 18d 残時間表示部 23 布量判定手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水位、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間
    などを設定する入力設定手段と、前記入力設定手段で設
    定した内容、洗濯終了までの残時間などを表示する表示
    手段と、洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を判定する布量判
    定手段と、前記入力設定手段の出力および前記布量判定
    手段の出力を入力し前記表示手段に出力して、洗い、す
    すぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを備え、
    前記入力設定手段は洗濯時間を短縮指定できる倍速指定
    手段を有し、前記制御手段は、前記倍速指定手段が入力
    されれば、洗い、すすぎ、脱水の一連の逐次動作を行う
    のに要する時間を、前記布量判定手段により設定された
    時間の半分程度を限度とする時間に短縮設定し、洗濯終
    了までの時間を前記表示手段の残時間表示部にて表示す
    る構成とした洗濯機の制御装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、倍速指定手段により短縮設
    定された時間を、洗い、すすぎ、脱水の各性能が布量判
    定手段により設定された時間における性能の50%程度
    を限度とする時間に設定し、洗濯終了までの時間を表示
    手段の残時間表示部にて表示する構成とした請求項1記
    載の洗濯機の制御装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、倍速指定手段により短縮設
    定された時間を、布量判定手段により設定された時間の
    半分程度、または各性能が前記布量判定手段により設定
    された時間における性能の50%程度とする設定時間を
    下限値として、前記布量判定手段により設定された時間
    から下限値までの間において、複数段階に細かく設定
    し、洗濯終了までの時間を表示手段の残時間表示部にて
    表示する構成とした請求項1または2記載の洗濯機の制
    御装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、倍速指定手段により短縮設
    定された時間内に全洗濯が終了するように、洗い、すす
    ぎ、脱水の各時間を配分し、その内容を表示手段の水
    位、洗い、すすぎ、脱水時間の各表示部にて表示する構
    成とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯機の
    制御装置。
  5. 【請求項5】 水位、洗い、すすぎ、脱水の各設定内容
    を表示した後、入力設定手段により、水位、洗い、すす
    ぎ、脱水の各設定内容を変更できる構成とした請求項4
    記載の洗濯機の制御装置。
JP9037580A 1997-02-21 1997-02-21 洗濯機の制御装置 Pending JPH10235067A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021013410A (ja) * 2019-07-10 2021-02-12 リンナイ株式会社 食器洗浄機

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JP2021013410A (ja) * 2019-07-10 2021-02-12 リンナイ株式会社 食器洗浄機

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