JPH10234664A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPH10234664A
JPH10234664A JP4444197A JP4444197A JPH10234664A JP H10234664 A JPH10234664 A JP H10234664A JP 4444197 A JP4444197 A JP 4444197A JP 4444197 A JP4444197 A JP 4444197A JP H10234664 A JPH10234664 A JP H10234664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
posture
subject
unit
endoscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4444197A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohisa Fukunaga
智久 福永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4444197A priority Critical patent/JPH10234664A/ja
Priority to US09/031,661 priority patent/US6346940B1/en
Publication of JPH10234664A publication Critical patent/JPH10234664A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Generation (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熟練した術者でなくとも画面上で内視鏡スコ
ープの先端の姿勢及び被検体の各部の相対関係を容易に
把握しながら進めて行くことができる画像処理装置を得
る。 【解決手段】 立体モデル作成部18が所望の管腔に関
連する所定領域の断層像を集め、これらの断層像に基づ
く立体モデルを作成し、内視鏡的画像作成部16が所望
の視点位置及び視線方向から立体モデルの内部を撮像し
た内視鏡的画像を生成し、画像制御部21を用いて画面
に表示させる。また、コンパス画像作成部20が視点位
置及び視線方向に応じた被検体の体軸方向及びこの体軸
方向に直交する各部の方向を求め、これらの方向を示す
***方向コンパス画像を生成し、画像制御部21を用い
て内視鏡的画像上に***方向コンパス画像を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡スコープの
先端の姿勢と被検体の各部との相対関係を容易に把握さ
せる画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子内視鏡装置1は、図11に
示すように、内視鏡スコープ2を治療台3上の被検体の
体内に挿入し、この内視鏡スコープ2からの撮像信号に
基づく画像を本体部4のモニタ5に映し出す。そして、
術者はモニタ5の画像を見ながら内視鏡スコープ2を操
作しながら挿入して行くものである。
【0003】このような電子内視鏡装置1においては、
管腔内を傷つけないで、かつ早く正確に病巣部に、内視
鏡スコープ2の先端を如何に到達させるかが重要なポイ
ントである。
【0004】このため、図11に示すように電子内視鏡
装置1の近傍に画像処理装置6を設け、この画像処理装
置6に、事前に被検体の臓器の3次元画像(以下3D臓
器画像という)を記憶しておく。そして、術者は内視鏡
スコープ2の操作に伴って画像処理装置6に記憶されて
いる被検体の3D臓器画像をモニタ7に表示させる。
【0005】術者は、この画像処理装置6のモニタ7の
3D臓器画像を内視鏡スコープ2を先に進めるための案
内画像とし、この案内画像と電子内視鏡装置1のモニタ
5の実際の画像とを見比べながら内視鏡スコープ2を被
検体に挿入していく。
【0006】そして、例えば電子内視鏡装置1のモニタ
5の実際の画像が分岐している管腔を表示している場合
は、術者は画像処理装置6のモニタ7の臓器を外側から
見た3D臓器画像により、内視鏡スコープ2の先端をど
ちらの管腔に進めていけばよいかを決定して挿入してい
た。
【0007】また、CT装置又はMR装置等により、事
前に被検体の断層像又はX線写真を得た場合は、この断
層像又はX線写真等を見ながら内視鏡スコープ2の先端
をどちらの管腔に進めていけばよいかを判断していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子内
視鏡装置に用いる従来の画像処理装置は、内視鏡スコー
プを先に進めるための案内画像を3D臓器画像で表示し
ている。つまり、臓器を外側から見た案内画像を表示し
ている。
【0009】このため、術者は内視鏡スコープの先端が
管腔内でどのような方向を向いているのか又は被検出体
の各部(左右の手、足、頭、背中等)に対してどのよう
な位置及び方向の関係にあるかが画像処理装置のモニタ
画面からは判断できない。
【0010】従って、実際に電子内視鏡装置のモニタを
見ながら内視鏡スコープの先端の姿勢に対する被検体の
各部位置及び方向関係を把握しながら進めていくのは、
熟練した術者でなけば容易に到達させることができない
という問題点があった。
【0011】特に、フライスルー表示においては、内視
鏡スコープの視線方向を360度自由に変更することが
できるが、一番重要なことは今見ている方向がどちらの
方向なのかということである。また、フライスルー表示
においては、任意に視点位置を移動できる。
【0012】すなわち、被検体の内部に進めば進むほど
被検体の各部に対する相対関係(方向、位置)が分から
なくなるという問題点があった。
【0013】また、CT装置又はMR装置の断層像又は
写真等により、内視鏡スコープの相対関係が分かったと
しても、その管腔の奥は複雑に入り込んでいる場合が多
い。
【0014】このため、術者は選択した管腔の先の複数
の断層像又は写真を参照して、奥がどのようになってい
るかを推定して、内視鏡スコープの先端を進めていかな
ければならなかったという問題点があった。
【0015】すなわち、3D臓器画像だけでは、分岐点
や狭窄部分を進んでいくときの内視鏡スコープの先端と
被検体の各部との相対関係を判断するのは非常に困難で
あるので、熟練した術者が試行錯誤的に手技で電子内視
鏡のモニタ画面を見ながら内視鏡スコープの先端を進め
ていた。
【0016】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたもので、熟練した術者でなくとも画面上で内視鏡
スコープの先端の姿勢及び被検体の各部の相対関係を容
易に把握しながら進めて行くことができる画像処理装置
を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1は、予め被検体
から収集された多数の断層像に基づき、被検体の所望と
する部位に係る3次元画像を表示する画像処理装置にお
いて、多数の断層像に基づく立体モデルを作成する立体
モデル作成部と、この立体モデル作成部で作成された立
体モデルにおける所望の視点位置及び視線方向を視野と
する画像を作成して画面に表示させる内視鏡的画像作成
部と、視点位置及び視線方向に応じた被検体の体軸方向
と、この体軸方向に直交する各部の方向を求め、これら
の方向を示す***方向画像を画像上に表示させる***方
向画像作成部とを備えたことを要旨とする。
【0018】請求項1においては、画像作成部が立体モ
デルにおける所望の視点位置及び視線方向を視野とする
画像を作成する。すなわち、所望の視点位置及び視線方
向から立体モデルを見たときの内視鏡的画像を作成す
る。
【0019】そして、***方向画像作成部によって、こ
の視点位置及び視線方向に合わせた被検体の体軸方向
と、この体軸方向に直交する各部の方向が求めら、これ
らの各方向を示す***方向画像が内視鏡的画像上に表示
される。
【0020】請求項2は、***方向画像作成部は、被検
体の体軸方向及びこの体軸方向に直交する各部の方向を
示す突起を有する立体的形状の***方向画像を画像作成
部で作成された画像上に表示させると共に、これらの突
起に、前記被検体の体軸方向及び各部の方向を示す記号
を付加して表示させることを要旨とする。
【0021】請求項2においては、画像作成部によって
作成された内視鏡的画像上に、被検体の体軸方向及びこ
の体軸方向に直交する各部の方向を示す突起(例えば
棒)を有する立体的形状の位方向画像が表示されると共
に、これらの突起に、被検体の体軸方向及び各部の方向
を示す記号を付加して表示される。
【0022】請求項3は、位方向画像作成部は、視点位
置及び視線方向に対応する立体モデル内の内視鏡スコー
プの先端の姿勢を求め、この姿勢に合わせた***方向画
像を生成した後に、予め記憶されている被検体の***情
報に基づいて、***方向画像の各突起に対応する被検体
の体軸方向及び各部の方向を求めて記号を付加すること
を要旨とする。
【0023】請求項3においては、立体モデル内におけ
る仮想の内視鏡スコープの先端の姿勢が求められた後
に、この姿勢に対応する***方向画像が生成される。そ
して、この***方向画像の各突起に***情報と視線方向
及び視点位置に基づく被検体の体軸方向及びこの体軸方
向に直交する各部の方向を示す記号が付加される。
【0024】請求項4は、***方向画像作成部は、複数
の突起を被検出体の体軸方向と、体軸方向に直交する各
部とを、互いに異なる色で表示することを***方向画像
作成部は、複数の突起を被検出体の各部に応じて互いに
異なる色で表示することを要旨とする。
【0025】請求項4においては、***方向画像の各突
起は、互いに異なる色で表示され、かつそれぞれの色は
被検体の体軸方向と、この体軸方向に直交する各部の方
向とを示す。このため、現在表示されているフライスル
ー的な内視鏡的画像が被検体の各部及び体軸に対してど
のような相対関係にあるかを把握できる。
【0026】請求項5は、画像作成部で作成された内視
鏡的画像をメッシュ化又は半透明化する背面画像浮上部
とを有することを要旨とする。
【0027】請求項5においては、メッシュ化又は半透
明化された内視鏡的画像上に***方向画像が表示され
る。
【0028】
【発明の実施の形態】
<実施の形態1>図1は本発明の実施の形態1の画像処
理装置の概略構成図である。図2は本実施の形態1の画
像処理装置の表示画像を説明する説明図である。
【0029】図1の画像処理装置10は、表示部11
と、マウス12及びキーボード13を接続した入力部1
4と、画像データ抽出部15と、内視鏡的画像作成部1
6と、色情報記憶部17と、立体モデル作成部18と、
***方向記憶部19と、コンパス画像作成部20と、画
像制御部21とを備えて、図2に示すように事前にCT
装置又はMR装置によって得てファイル21に記憶した
被検体の複数の断層像(以下複数の原画像という)に基
づく3次元構成された管腔内の内視鏡的画像Aiをメイ
ン画面11aに表示し、この内視鏡的画像Ai上に内視
鏡スコープ2の先端の姿勢及びこのときの被検体の左右
の手、足、頭、背中方向を示す***方向コンパス画像M
iを画面11bに表示する。
【0030】<各部の説明>入力部14は、マウス12
又はキーボード13の操作に伴うイベント情報を受付
け、前述の画像データ抽出部15、内視鏡的画像作成部
16、色情報記憶部17、立体モデル作成部18、***
方向記憶部19、コンパス画像作成部20、画像制御部
21のいずれかを起動させる。
【0031】画像データ抽出部15は、ファイル21に
記憶されている被検体の複数の原画像から所定領域の所
定数の原画像を全てロードした後に、初めの原画像を表
示部11に表示する。
【0032】内視鏡的画像作成部16は、後述する立体
モデルにおける所望の視線位置及び視線方向を視野とす
る画像である内視鏡的画像Aiを作成し、この内視鏡的
画像Aiを画像制御部21により表示させる。
【0033】この内視鏡的画像Aiは、視点位置が立体
モデルの内部にある場合は、この視点位置の視線方向か
ら内部を見たときの視野が内視鏡的画像Aiとして表示
される。また、視点位置が立体モデルの外にある場合
は、この視点位置の視線方向から見た立体モデルの全体
を視野とする内視鏡的画像Aiとして表示される。
【0034】色情報記憶部17は、***方向コンパス画
像Miの半球の色、この***コンパス画像Miに付加さ
れているバーの色等が記憶されている。
【0035】立体モデル作成部18は、画像データ抽出
部15がロードした所定数の原画像を集め、これらの原
画像をボクセル処理、シェーディング処理等を行った立
体モデルを作成する。
【0036】***方向記憶部20は、CT装置又はMR
装置で被検体の原画像を得たときの被検体の***情報を
記憶している。
【0037】コンパス画像作成部20(***方向画像作
成部ともいう)は、内視鏡的画像Aiを得たときの内視
鏡スコープ2の先端の姿勢(視線位置及び視線方向)
と、このときの先端に対する被検体の手、足、頭、背等
の方向とを示した***方向コンパス画像Miを作成して
画像制御部21により内視鏡的画像Ai上に表示させ
る。この***方向コンパス画像Miについては図を用い
て後述する。
【0038】画像制御部21は、入力部14から送出さ
れるイベント、及び前述の各部からの指示に基づいて表
示部11の画像を表示を制御する。
【0039】<動作説明>上記のように構成された画像
処理装置の動作を以下に説明する。図3は本実施の形態
の画像処理装置の動作を説明するフローチャートであ
る。また、本説明では観察する部位(管腔、血管、臓器
等)を管腔として説明する。
【0040】初めに画像データ抽出部15は、ファイル
21に予め記憶されている被検体の複数の原画像から所
定領域の所定数の原画像を全て読む。そして、立体モデ
ル作成部18が、この立体モデルにおける所望の視点位
置及び視線方向を視野とする3次元構成された内視表示
データを読み込む(S1)。
【0041】そして、コンパス画像作成部20は、***
方向記憶部19より、***情報を読み込む(S2)。
【0042】次に、内視鏡的画像作成部16は、ステッ
プS1で読み込んだ内視表示データを視線方向から見た
ときの内視鏡的画像Aiを生成する内視表示算出処理を
行う(S3)。次に、画像制御部21を用いて、内視鏡
的画像作成部16で生成された内視鏡的画像Aiを色情
報記憶部17の色情報に従った色でメイン画面11aに
表示させる(S4)。そして、コンパス画像作成部20
は、***方向コンパスの表示要求を示すイベントが発生
したかどうかを判断する(S5)。ステップS5で***
方向コンパスの表示要求がないときは、処理をステップ
S3に戻して内視鏡的画像Aiを表示し続けさせる。
【0043】また、ステップS5において、***方向コ
ンパスの表示要求と判断したときは、コンパス画像作成
部20は、内視鏡的画像Aiを得たときの内視鏡スコー
プ2の先端の姿勢(視線位置及び視線方向)と、このと
きの先端に対する被検体の手、足、頭、背等の方向とを
***方向記憶部19の***情報より求め、後述する図5
のような***方向コンパス画像Miを生成する(S
6)。そして、画像制御部21により表示部11の画面
11aの内視鏡的画像Ai上に、この***方向コンパス
画像Miを表示して(S7)、処理をステップS3に戻
す。すなわち、ステップS6及びステップS7の処理に
よって例えば図4に示す内視鏡的画像Ai上に内視鏡ス
コープ2の先端の姿勢及び各部の方向を示す***方向コ
ンパス画像Miが表示されることになる。
【0044】前述の***方向コンパス画像Miについて
以下に詳細に説明する。図5は***方向コンパス画像M
iを説明する説明図である。
【0045】図5の(a)〜(f)に示すように***方
向コンパス画像Miは3次元的な立体感を与えるように
球を網目模様で作成している。
【0046】また、この***方向コンパス画像Miの球
には、図5に示すように被検体の右肩の方向、左肩の方
向、胸方向、背面方向、頭部方向、足方向(総称して体
軸に直交する各部の方向ともいう)を示すための突起で
あるバー24が4個設けられている。
【0047】これらのバー24は、球の中心点に垂直で
かつそれぞれ90度の角度を有して設けられ、各バー2
4の近傍にはL(被検体の左肩の方向を示す)、R(被
検体の右肩の方向を示す)、A(被検体の胸方向を示
す)、P(被検体の背面方向を示す)、H(被検体の頭
方向を示す)、F(被検体の足方向を示す)の黄色の記
号が付加される。
【0048】また、前述のバー24はA及びPが付加さ
れると赤色、H及びFが付加されると緑色、L及びRが
付加されると青色で表示している。
【0049】さらに、F(被検体の足方向を示す)方向
の半球と、H(被検体の頭方向を示す)の半球は互いに
異なる色にされている。
【0050】また、図5の(a)は術者からの視線方向
が被検体のH方向を示している場合の***方向コンパス
画像、図5の(b)は視線方向が被検体のR方向を示し
ている場合の***方向コンパス画像、図5の(c)は、
視線方向が被検体のF方向を示している場合の***方向
コンパス画像、図5の(d)は視線方向がP方向を示し
ている場合の***方向コンパス画像、図5の(e)は視
線方向がA方向を示している場合の***方向コンパス画
像、図5の(f)は視線方向がL方向を示している場合
の***方向コンパス画像である。
【0051】すなわち、***方向コンパス画像Miは、
内視鏡的画像Aiに被検体の体軸に直交する各部の方向
に対応する姿勢を示すことによって、術者に対して被検
体の各部のどの方向を見ているかを示すようにしてい
る。
【0052】この体軸に直交する各部の方向に対応する
姿勢を求めるに当たってコンパス画像作成部20は、以
下に説明する処理を行う。
【0053】コンパス画像作成部20は、内視鏡的画像
作成部16の視点位置(X、Y、Z)及び視線方向(D
irx、Diry、Dirz)を読み込み、図6の
(a)に示すように対応づけて記憶する。そして、***
方向記憶部19に記憶している***情報を読み、この体
位情報と視点位置と視線方向とに基づいて決定する上向
きベクトル(Upx、Upy、Upz)を求めて、図6
の(a)に示すように記憶し、この上向きベクトルから
内視鏡スコープ2の先端からの右肩の方向、左肩の方
向、胸方向、背面方向、頭部方向、足方向を決定する。
【0054】例えば、図6の(b)に示す3次元座標軸
のZ方向を求める被検体の各部の方向軸とし、この3次
元座標軸に前述の視点位置及び視線方向の座標値を定義
づける。そして、この定義づけによって決定するZ軸に
対する上向きベクトルを求める方向として図6の(a)
に示すように記憶する。図6の(b)においては、A
1、A2、A3と進めていったときの例を示している。
【0055】次に、コンパス画像作成部20は、記憶し
た視点位置(X、Y、Z)及び視線方向(Dirx、D
iry、Dirz)並びに上向きベクトル(Upx、U
py、Upz)に基づいて***方向コンパス画像Miの
姿勢を決めて、これらの方向に対応する各バー24に記
号(L、R、A、P、H、F)を付加する。
【0056】従って、図2及び図4に示す***方向コン
パス画像Miの姿勢及び付加されている記号は常に正確
に被検体の各部の方向を示している。このため、術者
は、自分の向いている方向が被検体の体軸方向に対して
どのようなっているかを正確に把握できるので、内視鏡
スコープの先端を安全かつスムーズに進めていくことが
できる。
【0057】<実施の形態2>上記実施の形態2におい
ては、メッシュ化又は半透明化した内視鏡的画像Ai上
に***方向コンパス画像Miを表示する場合を述べる。
【0058】図7は実施の形態2の画像処理装置の概略
構成図である。図8は本実施の形態2の画像処理装置の
表示画像を説明する説明図である。図7において、表示
部11〜ファイル21は図1と同様なものである。図7
の画像処理装置30は、画像データ抽出部15と、内視
鏡的画像作成部16と、色情報記憶部17と、立体モデ
ル作成部18と、***方向記憶部19と、コンパス画像
作成部20と、入力部29と、任意物体作成部31と、
スコープ先端状況画像作成部32と、メッシュ化部33
と、半透明化部34と、画像制御部35とを備えて、図
8に示すように事前にファイル21に記憶した被検体の
複数の原画像に基づく3次元構成された管腔内の内視鏡
的画像Aiを立体モデル画像Qiの上にしてメイン画面
11aに表示すると共に、内視鏡的画像Ai上に***方
向コンパス画像Miを表示し、かつこの管腔の立体モデ
ル画像Biをサブ画面11bに表示する。
【0059】そして、内視鏡的画像Aiをメッシュ化又
は透明化して背面に隠れている管腔の立体モデル画像Q
iを鮮明に見せるようにする。また、立体モデル画像B
iにおいて内視鏡画面Aiを得たときの視点位置と、そ
の視線方向と、先端の頭方向(基準方向)とを示すイン
ジケータ画像Ciを表示する。
【0060】入力部29は、マウス12又はキーボード
13の操作に伴うイベント情報を受付け、画像データ抽
出部15、内視鏡的画像作成部16、色情報記憶部1
7、立体モデル作成部18、***方向記憶部19、コン
パス画像作成部20、任意物体作成部31、スコープ先
端状況画像作成部32、メッシュ化部33、半透明化部
34、画像制御部35のいずれかを起動させる。
【0061】任意物体作成部31は、腫瘍等を示す図形
(星型、立方体等)と、この腫瘍等が位置している座標
とを予め記憶し、必要に応じてサブ画面11bの座標系
の対応する座標位置に記憶されている図形(星型、立方
体等)を作成する。
【0062】スコープ先端状況画像作成部32(先端状
況画像作成部ともいう)は、内視鏡的画像作成部16が
把握している視点位置及び視線方向並びに***方向記憶
部19に記憶されている***情報に基づいて内視鏡スコ
ープの先端状況(視線方向、視点位置、術者の頭方向)
を示すインジケータ画像Ciを図7に示すように、立体
モデル画像Bi上に表示する。
【0063】メッシュ化部33は、内視鏡的画像作成部
16で作成した内視鏡的画像Aiを読み込む。そして、
読み込んだ内視鏡的画像Aiの対象物体の輪郭線の抽出
を行い、これらの輪郭線の点列データを線で結んでメイ
ン画面11aの内視鏡的画像Aiをメッシュ化させる。
【0064】半透明化部34は、内視鏡的画像作成部1
6の内視鏡画面Aiを読み込む。そして、読み込んだ内
視鏡的画像Aiから所定の条件に基づいて画素を間引き
した半透明の内視鏡的画像Aiをメイン画面11aに表
示させる。この半透明化部34及びメッシュ化部33を
総称して背面画像浮上部という。
【0065】画像制御部35は、入力部14から送出さ
れるイベント、及び前述の各部からの指示に基づいて表
示部11の画像を制御する。
【0066】すなわち、上記実施の形態2の画像処理装
置30は、内視鏡的画像作成部16によって作成された
内視鏡的画像Aiを、メッシュ化部33がメッシュ化し
たとき、コンパス画像表示の要求があると、コンパス画
像作成部20が内視鏡的画像作成部16が把握している
視点位置(X、Y、Z)及び視線方向(Dix、Di
y、Diz)を読み込む。そして、***方向記憶部19
に記憶している***情報を読み、この***情報と視点位
置と視線方向とに基づく上向きベクトルから内視鏡スコ
ープ2の先端に対する右肩の方向、左肩の方向、胸方
向、背面方向、頭部方向、足方向を求める。
【0067】次に、これらの方向に基づいてコンパス画
像作成部20は、***方向コンパス画像Miの姿勢を求
めて、かつこれらの方向に対応する各バー24に記号
(L、R、A、P、H、F)を付加する。
【0068】従って、図9に示すように、メッシュ化さ
れた内視鏡的画像Ai上に、内視鏡スコープ2の先端の
姿勢及び各部の方向を示す***方向コンパス画像Miが
表示されることになるので、背面の立体モデル画像Qi
を見ることができると共に、先端の姿勢に対する被検体
の体軸方向と、この体軸方向に直交する各部の方向の相
対関係が明瞭となる。
【0069】また、内視鏡的画像作成部16によって作
成された内視鏡的画像Aiを、図9に示すように半透明
化部34が半透明化したとき、コンパス画像表示の要求
があると、コンパス画像作成部20が内視鏡的画像作成
部16が把握している視点位置(X、Y、Z)及び視線
方向(Dix、Diy、Diz)を読み込む。そして、
***方向記憶部19に記憶している***情報を読み、こ
の***情報と視点位置と視線方向とに基づく上向きベク
トルから内視鏡スコープ2の先端からの右肩の方向、左
肩の方向、胸方向、背面方向、頭部方向、足方向を求め
る。
【0070】次に、これらの方向に基づいてコンパス画
像作成部20は、***方向コンパス画像Miの姿勢を求
めて、かつこれらの方向に対応する各バー24に記号
(L、R、A、P、H、F)を付加する。
【0071】従って、図10に示すように、半透明化さ
れた内視鏡的画像Ai上に、内視鏡スコープ2の先端の
姿勢及び各部の方向を示す***方向コンパス画像Miが
表示されることになるので、背面の立体モデル画像Qi
を見ることができると共に、先端の姿勢に対する被検体
の体軸方向の相対関係が明瞭となる。
【0072】なお、上記実施の形態では***方向コンパ
ス画像を網目模様の立体的な画像として説明したが、右
肩の方向、左肩の方向、胸方向、背面方向、頭部方向、
足方向を知らせる形状であればよい。
【0073】例えば、立体的な放射形状又は被検体の形
状若しくは臓器の形状等で置き換えてもよい。
【0074】特に、臓器を視野としている場合は、***
方向コンパス画像を臓器の形状とすると、より観察イメ
ージがでる。
【0075】
【発明の効果】以上のように請求項1によれば、画像作
成部が作成した内視鏡的画像上に、内視鏡スコープの視
点位置及び視線方向に応じた被検体の体軸方向及びこの
体軸方向に直交する各部の方向を示す***方向画像を表
示する。
【0076】このため、熟練した術者でなくとも画面上
で内視鏡スコープの先端の姿勢及び被検体の各部の相対
関係並びに、自分の向いている方向が被検体の体軸方向
に対してどのようなっているかを正確に把握できるの
で、内視鏡スコープの先端を安全かつスムーズに進めて
いくことができるという効果が得られている。
【0077】請求項2によれば、内視鏡的画像上の立体
的な***方向画像の各突起には被検体の各部の方向を示
す記号が表示されるので、これらの記号の種類から画像
上において、被検体の足、頭、背中等の方向がどちらで
あるかを容易に判断できるという効果が得られている。
【0078】請求項3によれば、内視鏡スコープの先端
の姿勢を求め、かつこの姿勢に基づく被検体の体軸方向
及びこの体軸方向に直交する各部の方向が求めら、この
方向に対応する記号が***方向画像の各突起に付加され
て表示されるので、各記号は正確に、被検体の体軸方向
と、体軸方向に直交する各部の方向を示しているという
効果が得られている。
【0079】請求項4によれば、***方向画像の各突起
を互いに異なる色で表示するようにしたので、この色の
違いからでも被検体の各部の方向を把握できるという効
果が得られている。
【0080】請求項5によれば、半透明化又はメッシュ
化された内視鏡的画像Ai上に、***方向画像が表示さ
れるので、背面の管腔の外観を見ることができると共
に、先端の姿勢に対する被検体の各部の方向の相対関係
を把握できるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の画像処理装置の概略構
成図である。
【図2】本実施の形態1の画像処理装置の表示画像を説
明する説明図である。
【図3】本実施の形態の画像処理装置の動作を説明する
フローチャートである。
【図4】本実施の形態1の画像処理装置の表示画像を説
明する説明図である。
【図5】***方向コンパス画像を説明する説明図であ
る。
【図6】***方向の算出方を説明する説明図である。
【図7】本実施の形態2の画像処理装置の概略構成図で
ある。
【図8】本実施の形態2の表示例を説明する説明図であ
る。
【図9】メッシュ化における***方向コンパス画像の表
示を説明する説明図である。
【図10】半透明化における***方向コンパス画像の表
示を説明する説明図である。
【図11】従来の画像処理装置を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
2 内視鏡スコープ 11 表示部 12 マウス 13 キーボード 14 入力部 15 画像データ抽出部 16 内視鏡的画像作成部 17 色情報記憶部 18 立体モデル作成部 19 ***方向記憶部 20 コンパス画像作成部 21 画像制御部 33 メッシュ化部 34 半透明化部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め被検体から収集された多数の断層像
    に基づき、前記被検体の所望とする部位に係る3次元画
    像を表示する画像処理装置において、 前記多数の断層像に基づく立体モデルを作成する立体モ
    デル作成部と、 この立体モデル作成部で作成された立体モデルにおける
    所望の視点位置及び視線方向を視野とする画像を作成し
    て画面に表示させる画像作成部と、 前記視点位置及び視線方向に応じた前記被検体の体軸方
    向と、この体軸方向に直交する各部の方向を求め、これ
    らの方向を示す***方向画像を前記画像作成部が作成し
    た画像上に表示させる***方向画像作成部とを有するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記***方向画像作成部は、 前記被検体の体軸方向及びこの体軸方向に直交する各部
    の方向を示す突起を有する立体的形状の前記***方向画
    像を前記画像作成部が作成した画像上に表示させると共
    に、これらの突起に、前記被検体の体軸方向及び各部の
    方向を示す記号を付加して表示させることを特徴とする
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記***方向画像作成部は、 前記視点位置及び視線方向に対応する前記立体モデル内
    の仮想の内視鏡スコープの先端の姿勢を求め、この姿勢
    に合わせた前記***方向画像を生成した後に、予め記憶
    されている前記被検体の***情報に基づいて、前記***
    方向画像の各突起に対応する前記被検体の体軸方向及び
    各部の方向を求めて前記記号を付加することを特徴とす
    る請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記***方向画像作成部は、 前記複数の突起を前記被検出体の体軸方向と、該体軸方
    向に直交する各部とを、互いに異なる色で表示すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれに記載の画像処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記画像作成部で作成された第1の画像
    をメッシュ化又は半透明化する背面画像浮上部とを有す
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    画像処理装置。
JP4444197A 1997-02-27 1997-02-27 画像処理装置 Pending JPH10234664A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4444197A JPH10234664A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 画像処理装置
US09/031,661 US6346940B1 (en) 1997-02-27 1998-02-27 Virtualized endoscope system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4444197A JPH10234664A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10234664A true JPH10234664A (ja) 1998-09-08

Family

ID=12691583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4444197A Pending JPH10234664A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10234664A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002263053A (ja) * 2001-03-06 2002-09-17 Olympus Optical Co Ltd 医用画像表示装置および医用画像表示方法
JP2010507150A (ja) * 2006-10-11 2010-03-04 ダッソー システムズ 三次元画像の追従方法
JP2014104328A (ja) * 2012-11-30 2014-06-09 Toyota Keeramu:Kk 手術支援システム、手術支援方法及び手術支援プログラム
WO2014192275A1 (ja) * 2013-05-28 2014-12-04 富士フイルム株式会社 投影画像生成装置、方法およびプログラム
JPWO2018131141A1 (ja) * 2017-01-13 2019-11-07 オリンパス株式会社 内視鏡用画像処理装置および内視鏡用画像処理方法
US10750929B2 (en) 2015-03-19 2020-08-25 Olympus Corporation Endoscope device for generating color superimposed image
WO2024033898A1 (en) * 2022-08-11 2024-02-15 Auris Health, Inc. User interfaces for navigating anatomical channels in medical procedures

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002263053A (ja) * 2001-03-06 2002-09-17 Olympus Optical Co Ltd 医用画像表示装置および医用画像表示方法
JP2010507150A (ja) * 2006-10-11 2010-03-04 ダッソー システムズ 三次元画像の追従方法
JP2014104328A (ja) * 2012-11-30 2014-06-09 Toyota Keeramu:Kk 手術支援システム、手術支援方法及び手術支援プログラム
WO2014192275A1 (ja) * 2013-05-28 2014-12-04 富士フイルム株式会社 投影画像生成装置、方法およびプログラム
JP2014230581A (ja) * 2013-05-28 2014-12-11 富士フイルム株式会社 投影画像生成装置、方法およびプログラム
US9585569B2 (en) 2013-05-28 2017-03-07 Fujifilm Corporation Virtual endoscopic projection image generating device, method and program
US10750929B2 (en) 2015-03-19 2020-08-25 Olympus Corporation Endoscope device for generating color superimposed image
JPWO2018131141A1 (ja) * 2017-01-13 2019-11-07 オリンパス株式会社 内視鏡用画像処理装置および内視鏡用画像処理方法
WO2024033898A1 (en) * 2022-08-11 2024-02-15 Auris Health, Inc. User interfaces for navigating anatomical channels in medical procedures

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4676021B2 (ja) 診断支援装置、診断支援プログラムおよび診断支援方法
JP5421828B2 (ja) 内視鏡観察支援システム、並びに、内視鏡観察支援装置、その作動方法およびプログラム
US8939892B2 (en) Endoscopic image processing device, method and program
JP5551957B2 (ja) 投影画像生成装置およびその作動方法、並びに投影画像生成プログラム
JP5417609B2 (ja) 医用画像診断装置
JP5572470B2 (ja) 診断支援装置および方法並びにプログラム
JPH11161813A (ja) 手術シミュレーション装置
JP2020512089A (ja) 奥行き知覚を高める仮想陰影
JP2007135843A (ja) 画像処理装置、画像処理プログラム、及び画像処理方法
JP3878270B2 (ja) 画像処理装置
JP5443238B2 (ja) 仮想内視鏡画像処理装置、方法、及びプログラム
JP2014064721A (ja) 仮想内視鏡画像生成装置および方法並びにプログラム
JP3856406B2 (ja) 画像処理装置
JP5807826B2 (ja) 手術支援装置および手術支援プログラム
JPH10234664A (ja) 画像処理装置
JP5554028B2 (ja) 医用画像処理装置、医用画像処理プログラム、及びx線ct装置
ES2955701T3 (es) Dispositivo médico de radiología intervencionista de guiado en tiempo real de una aguja médica de operación en un volumen
EP3629932B1 (en) Device and a corresponding method for providing spatial information of an interventional device in a live 2d x-ray image
US9585569B2 (en) Virtual endoscopic projection image generating device, method and program
KR101464330B1 (ko) 수술전 호흡 레벨과 수술장 호흡 레벨을 비교하는 방법
Condino et al. Single feature constrained manual registration method for Augmented Reality applications in gynecological laparoscopic interventions
US11132830B2 (en) Static virtual camera positioning
Kase et al. Representation by Extended Reality in X-Ray Three-Dimensional Imaging
WO2023175001A1 (en) Method for displaying a 3d model of a patient
KR20140128131A (ko) 수술전 호흡 레벨과 수술장 호흡 레벨을 비교하는 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050301

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050427

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060322

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060418

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080602