JPH10232949A - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents

画像処理装置およびその方法

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JPH10232949A
JPH10232949A JP3508897A JP3508897A JPH10232949A JP H10232949 A JPH10232949 A JP H10232949A JP 3508897 A JP3508897 A JP 3508897A JP 3508897 A JP3508897 A JP 3508897A JP H10232949 A JPH10232949 A JP H10232949A
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JP3508897A
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Hiroyuki Sawa
弘之 佐波
Koichi Matsumura
孝一 松村
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変倍率に関わらず、自由に変倍処理を含む編
集作業ができるため、原画像の解像度を無視した拡大や
縮小が行われ、その結果、出力画像の画質が劣化する。 【解決手段】 所定解像度の画像を入力し(S101)、入力
された画像を表示し(S102)、表示された画像の一部の領
域が指定される(S104)。ステップS107からS110で、指定
された領域の画像を変倍して、所定サイズの画像として
出力するが、変倍を行う際の変倍比が限界サイズを超え
るか否かを判定し(S105)、もし超えた場合にはその旨を
警告する(S201)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置および
その方法に関し、例えば、入力画像から切り出した画像
を所定サイズにして出力する画像処理装置およびその方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】所定の解像度を有する画像入力機器より
入力した原画像から一部の画像を切り出し、所定のサイ
ズで出力する処理において、画像の拡大、縮小処理は必
須である。画像の拡大、縮小処理を行う際は、処理後の
画像の画質を維持するために、切り出された画像のサイ
ズと出力サイズとの間の変倍率を考慮する必要がある。
【0003】一般的な画像編集ソフトウェアにおいて
も、入力画像の一部の領域を選択し、変倍し、出力する
ことは可能であるが、どのような小さい領域も切り出し
可能であり、切り出し領域に限界はない。
【0004】また、作業の冗長性を解消するために、は
じめ、編集画面上には入力機器により読込んだ画像の粗
画像を表示し、その編集画面で細かい領域を指定し、指
定された領域に対応する精細画像を表示して編集し、そ
の編集内容に基づき画像を出力する方法が、米国特許5,
185,662号に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては、次のような問題点がある。つまり、編集画
面上で、変倍率に関わらず、自由に変倍処理を含む編集
作業ができるため、原画像の解像度を無視した拡大や縮
小が行われ、その結果、出力画像の画質が劣化するとい
う問題がある。
【0006】また、米国特許5,185,662号は、精細画像
を編集する際の負荷を軽減するために、表示された粗画
像により編集領域を指定し、所望の精細画像を得て画像
編集を行う構成について開示しているが、常に決まった
解像度の画像を精細画像として表示するものであり、表
示する精細画像の解像度を選択することについては開示
していない。さらに、変倍率を考慮して画像を切り出す
構成も開示していない。従って、同特許も、出力画像の
画質を管理することを何ら示唆するものではない。
【0007】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、画像の解像度に応じた変倍処理により、画質
の高い出力画像が得られる画像処理装置およびその方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0009】本発明にかかる画像処理装置は、所定解像
度の画像を入力する入力手段と、前記入力手段により入
力された画像を表示する表示手段と、前記表示手段に表
示された画像の一部の領域を指定する指定手段と、前記
指定手段により指定された領域の画像を変倍して、所定
サイズの画像として出力する出力手段と、前記出力手段
が変倍を行う際の変倍比が所定値以上の場合、その旨を
警告する警告手段とを有することを特徴とする。
【0010】また、所定解像度の画像を入力する入力手
段と、前記入力手段により入力された画像を表示する表
示手段と、前記表示手段に表示された画像の一部の領域
を指定する指定手段と、前記指定手段により指定された
領域の画像を変倍して、所定サイズの画像として出力す
る出力手段と、前記変倍手段が変倍を行う際の変倍率が
所定値以下になるように、前記指定手段により指定され
る領域のサイズを制限する制限手段とを有することを特
徴とする。
【0011】本発明にかかる画像処理方法は、所定解像
度の画像を入力し、前記入力画像を表示し、前記表示画
像の一部の領域を指定し、前記指定領域の画像を変倍し
て、所定サイズの画像として出力し、前記変倍を行う際
の変倍比が所定値以上の場合、その旨を警告することを
特徴とする。
【0012】また、所定解像度の画像を入力し、前記入
力画像を表示し、前記表示画像の一部の領域を指定し、
前記指定領域の画像を変倍して、所定サイズの画像とし
て出力し、前記変倍を行う際の変倍率が所定値以下にな
るように、前記指定手段により指定される領域のサイズ
を制限することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の画像処理装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0014】[概要]まず、画像入力機器より入力した
画像の一部を切り出し領域に指定し、切り出した画像と
予め用意された画像とを合成して出力する場合に考慮す
べき画質管理の背景と、入出力の画像解像度との関係に
ついて簡単に説明する。ここでは説明を簡略にするため
に、切り出した画像を出力するサイズは、所定のサイズ
に予め決められているものとする。
【0015】一般に、入出力の解像度と、縦または横の
サイズとの関係は、以下の式によって表される。 入力サイズ(inch)×入力解像度(dpi)×変倍率= 出力サ
イズ(inch)×出力解像度(dpi)
【0016】入力画像のある一部を切り出して所定サイ
ズで出力する場合、入力画素数が出力画素数より少ない
場合に切り出し画像を拡大する必要がある。一般に、拡
大率が2を超えると、出力画像の劣化が目立ちはじめる
ことが知られている。従って、出力画像の画質を維持す
るためには、拡大率を2以下に制限しなければならな
い。
【0017】一方、画像入力機器による入力解像度を表
1に示す。画像入力機器によっては、複数の入力解像度
を選択することが可能である。この場合、切り出しサイ
ズや、出力用に拡大後のサイズに関わらず、常に、最高
解像度の画像データに基づいて出力を行うと、所定の画
質を保つ以上の冗長な画像データを使用することにな
り、拡大処理の負荷が大きくなり処理速度が低下する問
題がある。
【0018】
【表1】 そこで、本発明においては、出力サイズに対する切り出
し画像の拡大率を2以下に制限することにより、出力画
像の画質を保つようにする。
【0019】さらに、異なる画像解像度をもつ複数の入
力画像から画像を切り出し、所定の出力サイズで出力す
る場合、複数の解像度の内の一つの解像度に基づき表示
を行う。つまり、切り出し画像として指定された領域に
相当する画素数と、出力サイズに相当する出力画素数の
変倍比が、所定倍率以内でかつ所定倍率に一番近い解像
度を選択して表示を行う。
【0020】本発明は、具体的には「画面上で入力画像
の粗画像を表示し、切り出し画像を指定し、その後、精
細画像を表示して編集する場合、画面上で指定された切
り出し画像に相当する出力サイズは、読込む精細画像の
解像度により変化する」という特徴を利用し、複数の入
力解像度が選択できる場合に、画面上で指定された領域
のサイズに応じて、拡大率2以下の条件を満たし、か
つ、拡大率が一番高い解像度を入力解像度に設定するこ
とにより、出力画像の画質を維持し、かつ、冗長な拡大
処理を回避しようとするものである。
【0021】入力媒体をフォトCDとした場合の本発明の
概要を説明する。なお、フォトCDには、図1Aに示すよう
に、三通りの読込み解像度があり、それぞれBase、4Bas
eおよび16Baseと呼ばれる。
【0022】図1Bおよび1Cは入力媒体をフォトCDとした
場合の入出力と画面表示との関係を示す図である。
【0023】符号101はBaseに対する限界領域を示し、
この限界領域101以下は拡大率が2を超えてしまうので拡
大を行わない。同様に、符号102は4Baseに対する限界領
域を、符号103は16Baseに対する限界領域をそれぞれ示
す。また、符号104は予め決まっている出力サイズを示
す。
【0024】図1Cの符号105は画面上で切り出し領域を
決めるとき、領域の広さにより読込む画像の解像度が変
わることを示している。
【0025】はじめに、フォトCDから入力した画像デー
タにより粗画像を表示する。この粗画像上で切り出し領
域が選択される。そして、この選択領域が限界領域101
より大きい、すなわち、Baseの限界領域内なら入力解像
度をBaseに指定し、選択領域が限界領域101より小さく
限界領域102より大きいときは4Baseを入力解像度に指定
する。もし、選択領域が限界領域102および限界領域103
の何れよりも小さい場合は、どの限界領域も満足しない
と判定し、出力サイズまで拡大すると画質が劣化するの
で、切り出し領域の再設定を行う。
【0026】これにより、切り出し領域の出力サイズへ
の拡大率は常に2以下に保たれ、出力画像の品質を保つ
ことができるとともに、フォトCDの三種類の解像度から
最適な解像度を選択することになり、冗長な拡大処理を
回避することができる。
【0027】[構成]図2は本実施形態の画像編集装置
の構成例を示す図である。
【0028】同図において、CPU206は、画像編集装置全
体の制御を司り、ROM202やハードディスク201に格納さ
れたプログラムに従い、RAM203をワークメモリとして、
後述する画像処理をはじめとする各種の処理を実行す
る。また、ハードディスク201には、画像入力機器204か
ら入力された画像情報が一時的に保管される。RAM203に
は、後述する画像処理の過程において、切り出し画像が
一時的に保管され、読出される。なお、CPU206、ハード
ディスク201、ROM202、RAM203などの代わりにパーソナ
ルコンピュータを利用できることは言うまでもない。
【0029】画像入力機器204には、フィルムスキャ
ナ、ディジタルカメラ、イメージリーダなどを適用する
ことができるが、以下の説明においては、フォトCDから
画像を読込む例を取り上げるので、画像入力機器204に
はCDーROMドライブが対応する。
【0030】プリンタ205は、例えば300dpiの解像度を
もつ多値のカラープリントであり、画像入力機器204か
ら読込んだ画像や、画像合成を行った画像をプリント出
力する。マウス207は、例えば画像の処理の際に切り出
し領域を設定するためのもので、マウスに限らず、任意
のポインティングデバイスやキーボードを利用すること
もできる。ディスプレイ208は、例えばCRTやLCDのモニ
タで、画像や後述する画像処理の経過を表示するための
ものである。
【0031】[処理]ここでは、入力画像から人物の顔
画像を切り出し、予め用意されたデザインテンプレート
画像に貼り込み合成し、プリント出力する例を説明す
る。
【0032】図3はディスプレイ208に表示された入力画
像の初期画面で、粗画像が表示されている。この画面に
おいて切り出し領域の指定が行われる。つまり、オペレ
ータは、マウス207により切り出す画像の領域301を指定
する。領域301の二頂点に符号302および303で示すの
は、領域301をマウス207により調整するためのハンドル
である。また、符号304はマウスポインタを示してい
る。
【0033】図4は領域301を拡大表示した状態を示す
図、図5は予め用意されているテンプレート画像であ
り、図5の符号501で示す領域に切り出した顔の画像を貼
り込むと、図6に示す切り出し画像とテンプレート画像
とを合成した画像が得られる。なお、領域501の面積は
合成対象とのバランスを考え、予め固定されている。
【0034】図7は本発明にかかる画像処理を説明する
ためのフローチャートで、CPU206により実行される処理
である。
【0035】ステップS101で画像入力機器204から画像
データを入力する。より詳しくは、画像入力機器204か
ら画像データを読込み、読込んだ画像データをデータフ
ァイルとしてハードディスク201に保存する。
【0036】ステップS102で、入力媒体が指定され、前
記のデータファイルの読込みが指定されると、そのファ
イルから粗画像の画像データを読込み、ディスプレイ20
8に表示する。この表示状態が図3に相当する。
【0037】ステップS103で、入力媒体の情報、予め設
定した出力解像度、切り出し画像の出力サイズに基づ
き、切り出し画像の限界サイズを算出する。なお、入力
媒体がフォトCDの場合、印刷用の入力解像度としてBas
e、4Base、16Baseの三通りが想定されるので、それぞれ
について限界サイズを計算する。
【0038】ステップS104で、設定された切り出し領域
301の縦横のサイズおよび頂点座標をRAM203に記憶す
る。
【0039】ステップS105で、領域301のサイズと限界
サイズとを比較して、領域サイズ301がどの限界サイズ
をも満たさない場合、領域301を無効とする旨をディス
プレイ208に表示し、ステップS104に戻り、領域301の設
定をやり直す。例えば、どの解像度の限界サイズをも満
足できない領域に、領域301を設定できないように、マ
ウスポインタ304の進入を禁止してもよい。
【0040】ステップS106で、設定された領域301およ
び限界サイズに基づき、読込む画像の解像度を決定す
る。ステップS107で、設定された領域301に相当する画
像を、ステップS106で決めた解像度で画面に表示する。
この表示状態が図4に相当する。
【0041】ステップS108で、オペレータは、ディスプ
レイ208に表示された精細(拡大)画像に対して編集作
業を行い、編集作業が終わると、ステップS109で予め用
意されたテンプレート画像(例えば図5)に、編集され
た画像を合成をする。この表示状態が図6に相当する。
【0042】このようにして得られた合成画像はステッ
プS110でプリント出力される。
【0043】また、前述したステップS105において、切
り出し領域301を無効とせずに警告を出すだけにしても
よい。さらに、切り出し領域301のサイズから設定され
る縦横の変倍率、出力サイズ、読込む精細画像の解像度
を随時ディスプレイ208に表示するようにすることで、
オペレータは、さまざまな編集処理において、画像管理
も同時に行うことができる。
【0044】このように、本実施形態によれば、ステッ
プS106の処理により、切り出し画像を出力サイズへ拡大
する際の拡大率を所定値以下(例えば二倍以下)に保つ
ことができ、出力画像の品質を一定に保つことができ
る。
【0045】さらに、フォトCDから画像を入力する場合
のように、複数の解像度をもつ同一画像が得られる場合
は、ステップS107の処理により、切り出し領域に応じた
最適な解像度の画像を処理することで、冗長な処理を行
わずに必要充分な画質を確保することができる。
【0046】また、ステップS105の処理において、拡大
限界領域へのマウスポインタ304の進入を禁止すること
により、オペレータに、拡大限界に到達したことを分か
りやすく示し、領域指定を短時間に正確に行わせること
ができる。
【0047】
【第2実施形態】以下、本発明にかかる第2実施形態の画
像処理装置を説明する。なお、第2実施形態において、
第1実施形態と略同様の構成については、同一符号を付
して、その詳細説明を省略する。
【0048】図8は第2実施形態の画像編集装置の構成例
を示す図で、図2に示した構成にブザー209を追加するこ
とにより、ブザー音によって領域が適切でないことを知
らせることもできる。
【0049】つまり、ステップS105で、領域301のサイ
ズと限界サイズとを比較して、領域サイズ301がどの限
界サイズをも満たさない場合、図9に示すステップS201
でブザー209を鳴らして警告を発した後、ステップS104
に戻り、領域301の設定をやり直す。
【0050】
【第3実施形態】以下、本発明にかかる第3実施形態の画
像処理装置を説明する。なお、第3実施形態において、
第1実施形態と略同様の構成については、同一符号を付
して、その詳細説明を省略する。
【0051】切り出し領域301を設定する際、設定可能
な領域を入力解像度ごとに表示しておけば、オペレータ
は領域301を短時間に正しく設定することができる。さ
らに、オペレータは、編集画面に読込まれる精細画像の
解像度を、領域301を切り出す操作画面で知ることがで
きる。
【0052】図10は切り出し操作中の画面表示を示す図
で、符号1101で示す破線はそれぞれ、入力解像度に対す
る領域1102の拡大限界を示している。
【0053】図11は領域拡大限界を詳細に示す図で、符
号1201は画面全体を表し、符号1202はBaseの領域拡大限
界線で、限界線1202より小さい領域はBase画像からは読
込めない。符号1203は4Baseの領域拡大限界線で、限界
線1203より小さい領域は4Base画像からは読込めない。
符号1204は16Baseの領域拡大限界線で、限界線1204より
小さい領域は16Base画像からは読込めない。従って、領
域1208より小さい領域は切り出すことができない。
【0054】符号1205はBaseの画像が精細画像として読
込まれる領域を、符号1206は4Baseの画像が精細画像と
して読込まれる領域を、符号1207は16Baseの画像が精細
画像として読込まれる領域を、それぞれ示している。
【0055】図12は第3実施形態の処理例を説明するフ
ローチャートで、図7に示した処理のステップS104の詳
細例を示すものである。
【0056】つまり、ステップS301で切り出し領域の中
心がマウス207により指示される。ステップS302で、指
示された点を中心として、入力解像度の限界を示す矩形
をディスプレイ208の画像上に表示する。この表示状態
が図10に相当するが、入力媒体がフォトCDであると仮定
しているので、三通りの入力解像度に対応した領域を設
定することが可能である。従って、図10に示すように、
限界を示す矩形が三つ表示される。また、同時に、切り
出す領域を示すトラッカ1102が、予め定められた縦横寸
法で描画される。
【0057】ステップS303で、トラッカ1102の四隅のト
ラックポイント1103をマウスによりドラックすると、切
り出し領域のサイズを可変することができる。このと
き、トラッカ1102は、縦横のアスぺクト比を変えず、中
心点が固定された状態で拡大縮小(変形)する。また、
トラッカ1102の領域内にマウスポインタを移動し、ドラ
ックをすると、トラッカ1102および限界領域線を移動す
ることができる(移動)。つまり、切り出す領域を画像
中の任意の位置へ移動することができる。
【0058】オペレータは、これら変形や移動機能を利
用して、最終的に切り出す範囲を決定する。
【0059】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0060】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。プログラムコードを供給するた
めの記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハ
ードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD-ROM,
CD-R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなど
を用いることができる。
【0061】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレー
ティングシステム)などが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0062】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0063】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図13のメモリマップ例に示す各モジュールを
記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくとも
「画像入力」「画像表示」「切り出し領域指定」「画像
出力」、および、「警告」または「領域制限」の各モジ
ュールのプログラムコードを記憶媒体に格納すればよ
い。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像の解像度に応じた変倍処理により、画質の高い出力
画像が得られる画像処理装置およびその方法を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】フォトCDの画像解像度を説明する図、
【図1B】入力媒体をフォトCDとした場合の入出力と画
面表示との関係例を示す図、
【図1C】入力媒体をフォトCDとした場合の入出力と画
面表示との関係例を示す図、
【図2】本実施形態の画像編集装置の構成例を示す図、
【図3】ディスプレイに表示された入力画像の初期画面
例を示す図、
【図4】選択領域を拡大表示した状態例を示す図、
【図5】予め用意されているテンプレート画像の一例を
示す図、
【図6】切り出し画像とテンプレート画像とを合成した
画像例を示す図、
【図7】本発明にかかる画像処理を説明するためのフロ
ーチャート、
【図8】第2実施形態の画像編集装置の構成例を示す
図、
【図9】第2実施例の画像処理を説明するためのフロー
チャート、
【図10】切り出し操作中の画面表示例を示す図、
【図11】領域拡大限界の詳細を説明する図、
【図12】第3実施形態の処理例を説明するフローチャ
ート、
【図13】本発明にかかるプログラムコードを格納した
記憶媒体のメモリマップ例を示す図である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定解像度の画像を入力する入力手段
    と、 前記入力手段により入力された画像を表示する表示手段
    と、 前記表示手段に表示された画像の一部の領域を指定する
    指定手段と、 前記指定手段により指定された領域の画像を変倍して、
    所定サイズの画像として出力する出力手段と、 前記出力手段が変倍を行う際の変倍比が所定値以上の場
    合、その旨を警告する警告手段とを有することを特徴と
    する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 所定解像度の画像を入力する入力手段
    と、 前記入力手段により入力された画像を表示する表示手段
    と、 前記表示手段に表示された画像の一部の領域を指定する
    指定手段と、 前記指定手段により指定された領域の画像を変倍して、
    所定サイズの画像として出力する出力手段と、 前記変倍手段が変倍を行う際の変倍率が所定値以下にな
    るように、前記指定手段により指定される領域のサイズ
    を制限する制限手段とを有することを特徴とする画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段は、異なる解像度の複数の
    画像データを含む画像データを入力することを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載された画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記入力手段により入
    力された画像データに含まれる異なる解像度の複数の画
    像データのうち、所定の解像度の画像データを表示し、 前記出力手段は、前記指定手段により指定された領域の
    サイズと、前記指定領域を前記所定サイズに変倍するた
    めの変倍比とに基づき、前記異なる解像度から一つの解
    像度を選択し、選択した解像度の画像データに基づいて
    前記所定サイズの画像を出力することを特徴とする請求
    項3に記載された画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記指定手段は、前記異なる解像度に基
    づき、前記変倍手段が変倍を行う際の変倍率が所定値以
    下になる領域のサイズを前記画像とともに示すことを特
    徴とする請求項3または請求項4に記載された画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 所定解像度の画像を入力し、 前記入力画像を表示し、 前記表示画像の一部の領域を指定し、 前記指定領域の画像を変倍して、所定サイズの画像とし
    て出力し、 前記変倍を行う際の変倍比が所定値以上の場合、その旨
    を警告することを特徴とする画像処理方法。
  7. 【請求項7】 所定解像度の画像を入力し、 前記入力画像を表示し、 前記表示画像の一部の領域を指定し、 前記指定領域の画像を変倍して、所定サイズの画像とし
    て出力し、 前記変倍を行う際の変倍率が所定値以下になるように、
    前記指定手段により指定される領域のサイズを制限する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 画像処理のプログラムコードが格納され
    たコンピュータ可読メモリであって、 所定解像度の画像を入力するステップのコードと、 前記入力画像を表示するステップのコードと、 前記表示画像の一部の領域を指定するステップのコード
    と、 前記指定領域の画像を変倍して、所定サイズの画像とし
    て出力するステップのコードと、 前記変倍を行う際の変倍比が所定値以上の場合、その旨
    を警告するステップのコードとを有することを特徴とす
    るコンピュータ可読メモリ。
  9. 【請求項9】 画像処理のプログラムコードが格納され
    たコンピュータ可読メモリであって、 所定解像度の画像を入力するステップのコードと、 前記入力画像を表示するステップのコードと、 前記表示画像の一部の領域を指定するステップのコード
    と、 前記指定領域の画像を変倍して、所定サイズの画像とし
    て出力するステップのコードと、 前記変倍を行う際の変倍率が所定値以下になるように、
    前記指定手段により指定される領域のサイズを制限する
    ステップのコードとを有することを特徴とするコンピュ
    ータ可読メモリ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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