JPH10232946A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH10232946A
JPH10232946A JP9035372A JP3537297A JPH10232946A JP H10232946 A JPH10232946 A JP H10232946A JP 9035372 A JP9035372 A JP 9035372A JP 3537297 A JP3537297 A JP 3537297A JP H10232946 A JPH10232946 A JP H10232946A
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JP
Japan
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image
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image processing
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JP9035372A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Niwa
宜之 丹羽
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真等の保存しておくべき画像を特別に熟練
していなくても保存に適した状態として得ることができ
る画像処理装置を提供する。 【解決手段】 予め出力フォーマットが定められた複数
種類のテンプレートを保持するテンプレート保持部13
10を備え、テンプレート保持部1310に保持のテン
プレート中の所望のテンプレートを選択し、選択された
テンプレートに対して予め定められたフォーマットに応
じてテンプレートへの追加情報に対する処理を定義する
と共に、この定義内容を選択されたテンプレートに関連
付けて記憶しておき、選択したテンプレートの出力時
に、追加情報を当該テンプレートに関連付けて記憶して
いる定義情報に従って処理して当該テンプレートに追加
して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報処理装置
及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影した写真は予め定められた大
きさの印画紙の焼き付けられるのが普通であり、この印
画紙をそのまま保存したり、写真を袋状の収納部に格納
可能なアルバムに入れて保存していた。又は、アルバム
台紙に貼り付ける等して保存していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】せっかく取った写真で
あっても時の経過と共に記憶も薄らいでいき、所信を見
ただけでは撮影時の状況が思い出せない場合や、写真が
ばらばらとなりどの写真がどこで撮った写真がわからな
くなることも多々発生していた。
【0004】また、アルバムとして保存していても、よ
ほど熟練していなければ見栄えの良いレイアウトが難し
かった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決することを目的としてなされたもので、例えば写真
等の保存しておくべき画像を特別に熟練していなくても
保存に適した状態として得ることができる画像処理装置
及び方法を提供することを目的とする。そして、係る目
的を達成する一手段として例えば以下の構成を備える。
【0006】即ち、予め出力フォーマットが定められた
複数種類のテンプレートを保持するテンプレート保持手
段と、前記テンプレート保持手段に保持のテンプレート
中の所望の出力テンプレートを選択するテンプレート選
択手段と、前記テンプレート選択手段により選択された
テンプレートに対して予め定められたフォーマットに応
じて追加情報に対する処理を定義する定義手段と、前記
定義手段の定義内容を前記選択されたテンプレートに関
連付けて記憶する定義記憶手段と、前記テンプレート選
択手段で選択したテンプレートの出力時に、前記追加情
報を前記定義記憶手段に記憶の当該テンプレートに関連
付けて記憶されている定義情報に従って前記テンプレー
トへの追加情報を処理して当該テンプレートに追加して
出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0007】そして例えば、前記追加情報は画像情報で
あり、前記定義手段は前記画像情報対する画像処理の実
行指示情報であることを特徴とする。そして、前記追加
情報は文字情報を含み、前記定義手段は前記文字情報の
追加位置情報を含むことを特徴とする。あるいは、前記
定義手段は前記画像情報の前記選択テンプレートへの追
加位置情報を含むことを特徴とする。
【0008】又例えば、前記テンプレート選択手段は、
複数のテンプレートを選択可能であることを特徴とす
る。あるいは、前記定義手段は、選択されたテンプレー
トのフォーマットを変更するための定義情報を定義可能
とすることを特徴とする。
【0009】更に例えば、前記テンプレートのフォーマ
ットは、当該テンプレートの画像情報はめ込みスロット
種別及び該スロットの位置と、テンプレートの背景情報
と、当該テンプレートの文字情報はめ込みスロット種別
及び該スロットの位置の何れかの組み合わせ情報で構成
されていることを特徴とする。また、前記定義記憶手段
は、前記テンプレートの各スロット毎に追加情報ととも
に前記定義手段の追加情報に関する定義を関連付けて記
憶し、前記出力手段は、テンプレートの選択により順次
前記各スロット毎の定義に従って追加情報に対する処理
を実行して前記テンプレートの該当スロット位置に格納
し、テンプレート単位で出力することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一発明の実施
の形態例を図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は本発明に係る一発明の実施の形態例
における画像処理システムのシステム構成を示す図であ
り、まず図1を参照して本発明の実施の形態例の概略を
説明する。
【0012】図1において、1はネガまたはポジのカラ
ー、モノクロのアナログ画像が記録された画像記録媒体
より画像を読み取るスキャナ装置、1000はスキャナ
装置1、デジタル画像を入力する画像入力装置5000
よりの入力画像を処理して表示部1800、プリンタ装
置3000に出力するサーバ装置であり、サーバ装置に
は最大5台のターミナル装置2000が通信媒体を介し
て接続可能である。
【0013】2000はサーバ装置1000に接続さ
れ、サーバ装置内に保存されている画像に対する画像処
理を行いプリンタ装置3000より印刷出力させるター
ミナル装置である。また、4000は後述するプリンタ
装置3000への印刷出力時の出力フォーマットである
テンプレートデータを生成/変更するテンプレート制作
装置、5000はデジタル記録された画像記録媒体より
のデジタル画像を読み取る画像入力装置である。なお、
このテンプレートは、アルバムの台紙に相当するもので
ある。テンプレートには、全体に色がついていたり、背
景に絵、柄が施されていたりする各種のものが予めデザ
イナー等により制作され、テンプレート保持部1310
内に登録されている。
【0014】図1に示す本発明の実施の形態例における
サーバ装置1000及び各ターミナル装置2000の詳
細構成を図2に示す。
【0015】サーバ装置1000において、1100は
処理すべき画像情報を読み込んで保持する画像制御部、
1200は画像制御部1100が保持する画像情報に各
種の処理を施して画像制御部1100、印刷制御部15
00等に出力する画像処理部、1300はテンプレート
制作装置4000などで制作した各種のテンプレートを
保持制御するテンプレート制御部である。
【0016】また、1400は装置全体の制御を司る制
御部、1500はプリンタ装置3000の制御を司る印
刷制御部である。
【0017】画像制御部1100は、スキャナ装置1よ
りの画像読み取りを制御し、読み取りアナログ画像を対
応するデジタル画像に変換して出力するスキャナ制御部
1110、スキャナ制御部1110よりの読み取り画像
データ及び画像入力装置5000よりのデジタル画像を
入力する画像入力部1120、画像入力部1120で入
力した画像を画像プール1150に格納すると共に画像
プール1150に格納された画像の画像処理部120
0、表示部1800との受渡を制御するイメージサブシ
ステム1130、処理すべき画像データを保持する画像
プール1150等により構成されている。
【0018】画像処理部1200は、画像制御部より処
理画像を受け取って画像の編集を行なう画像編集部12
10、画像編集部1210で編集する画像に対する赤目
除去等の各種補正処理を行なう画像補正部1220、処
理画像に対して大伸ばし・パノラマ合成等の所定のサー
ビス処理を行なうサービス処理部1230等により構成
されている。
【0019】テンプレート制御部1300は、テンプレ
ート制作装置4000等の外部装置を用いてデザイナー
等が予め制作した各種のテンプレートをオンラインで直
接あるいはCDROM等の記録媒体を介して取込むと共
に、取り込んだ各種テンプレートをテンプレート制作装
置4000等の外部装置に出力可能なテンプレート保持
部1310、テンプレート保持部1310で保持した各
種テンプレートと画像プール1150に格納された画像
とを組み合わせる等してイメージサブシステム1130
に出力する等のテンプレート関連の制御を司るブックサ
ブシステム1350とが含まれている。
【0020】なお、このテンプレート保持部1310に
は、テンプレートとして、テンプレートの集合でブック
形式のまとめたブック、背景などを形成する写真、任意
に選択してクリップするクリップアート、フォトボーダ
ー等が格納されている。
【0021】また、制御部1400には、システム全体
の制御を司るシステムマネージャ1410、サービス処
理部1230及び画像入力部等を主に制御するサービス
マネージャ1420、顧客よりの注文(オーダー)を管
理するオーダーマネージャ1430、印刷制御部150
0のプリントキュー制御を司るプリントキューマネージ
ャ1450、各ターミナル装置2000とのログイン/
ログアウトを含むターミナル装置との各種制御を管理す
るターミナルマネージャ1480が含まれている。
【0022】ターミナル装置2000においては、サー
バ装置1000の、画像処理部1200と同様構成の画
像処理部2200、イメージサブシステム1130と同
様構成のイメージサブシステム2130、ブックサブシ
ステム1350と同様のブックサブシステム2350を
備えている。但し、ターミナル装置2000は、画像プ
ール1150、テンプレート保持部1310、印刷制御
部1500を有していないため、これらへのアクセスは
直接サーバ装置1000の画像プール1150、テンプ
レート保持部1310、印刷制御部1500に対して行
なう。
【0023】従って、サーバ装置2000は、画像デー
タとしては表示画像データのみを取扱い、印刷に関して
はコード化された情報としてのパラメータのみ通信す
る。
【0024】以上の構成を備える本発明の実施の形態例
における処理すべき画像データの管理方法の概略を図3
を参照して以下に説明する。
【0025】まず、画像入力部1120における処理画
像の画像プール1150への格納制御を説明する。な
お、以下の説明は、スキャナ装置1よりの読み込み画像
データを基準に説明を行なうが、画像入力装置5000
よりの画像の場合には途中のデジタル画像データの処理
より実行すればよい。
【0026】まず、スキャナ装置1のCCDセンサ11
71で現像フイルムあるいは写真等を読み込み、A/D
変換器1172で対応するデジタル信号に変換する。そ
して白/黒レベル補正部1173で白/黒レベル補正す
る。そして、γ補正部1174でγ補正を行い、色変換
/マスキング部1175で所定の色変換/マスキング処
理を行なう。
【0027】本発明の実施の形態例においては、後述す
るように処理画像としては、印刷出力用の高解像度の画
像データ(Fine image)と、表示出力用の低解像度の画
像データ(Poxy image)の2種類の画像データを取り込ん
で画像プール1150に格納する。この結果、後述する
画像の処理制御とあいまって表示と印刷出力との画質の
差も最少とし、かつターミナル装置2000とサーバ装
置1000との間の画像情報の通信量を少なく抑えてい
る。
【0028】このため、CCDセンサ1171よりの読
み取り画像データが低解像度での読み取りであった場合
には上述した色変換/マスキング部1175より出力が
そのまま低解像度データ1151となる。一方、CCD
センサ1171よりの読み取り画像データが高解像度で
の読み取りであった場合には上述した色変換/マスキン
グ部1175より出力はJPEG圧縮部1152に送ら
れ、ここでJPEG圧縮して圧縮データを高解像度デー
タ1152として画像プール1150に格納する。
【0029】更に、スキャナ1での読み取りがAPSシ
ステムのフィルムであった場合には、フイルムに撮影条
件等の撮影時のデータがコード情報として書き込まれて
いるため、コード読み取り部1181で書き込まれてい
るコード情報を読み取り、補正制御部1182でこのコ
ード情報に従ってγ補正部1174のγ補正量を制御す
ると共に、色変換/マスキング部1175における色変
換やマスキング量を制御するように構成されている。
【0030】次にこのようにして画像プール1150に
格納された画像データに対する画像処理及び画像情報の
出力制御について図3のフローチャートを参照してその
概略を説明する。本発明の実施の形態例においては、1
つの原画像に対して上述したように2つの解像度の画像
データを保持しており、一方を印刷用、他方を表示用に
用いているが、表示部1800、2800の表示データ
を確認しながら、印刷出力する際のテンプレートのレイ
アウト、処理画像に対する画像補正指示などを行って表
示を確認して最終的な印刷フォーマットを決め、印刷出
力指示をしている。
【0031】まず、ステップS1において、スキャナ装
置1等を利用して画像入力部1120による画像入力処
理を行ない、入力された画像を画像プール1150に格
納する。上述したように画像プール1150には同じ原
画像に対して、例えばスキャナ装置1のプリスキャン時
の読み取り画像データである低解像度データ1151
と、ファインスキャン時の高解像度データ1152とが
格納されている。この画像の入力は処理対象の全ての画
像に対して処理開始前に行っておく必要がある。予め画
像が画像プール1150に格納されている場合にはこの
処理は省略できる。
【0032】続いてステップS2においてテンプレート
保持部1310に保持されているテンプレートの選択を
行う。テンプレートには、全体に色がついていたり、背
景に絵、柄が施されているものがあり、操作者が予め用
意されている種々のテンプレート(サンプルテンプレー
ト)中の所望のテンプレートを選択する。これは処理対
象画像に数に対応して複数選択することができる。
【0033】図5に表示部1800及び操作部1900
を用いたテンプレートを選択するための画面を示す。図
5に示す例は、テンプレート内に操作者が任意の数の画
像をレイアウトすることができる自動レイアウトテンプ
レートの例であり、操作者は図5に示す画面右側に示す
複数のサンプルテンプレートの中から自動レイアウトテ
ンプレートを選択した場合の例である。なお、テンプレ
ートを選択するための画面では、初期設定として予め決
められたテンプレートが1枚選択されている。
【0034】このようにして例えば自動レイアウトテン
プレートを選択すると次にステップS3で1ページに表
示される画像数の選択を行う。操作者は図5に示すFr
ame/Pageボタンの3,4,5のうちいずれかを
選択する。初期設定では、予め3個が選択されている。
【0035】続いてステップS4において、レイアウト
に使用する画像の選択を行う。図6に画像を選択するた
めの画面の例を示す。図6において、右側に示すウィン
ドウは、画像リストウィンドウと呼ばれ、画像プール1
150に予め入力されている画像のリストが画像として
表示されている。また、左側に示すウィンドウは、画像
選択ウィンドウと呼ばれ、画像リストウィンドウの中か
らレイアウトすべき画像を選択したものが表示される。
【0036】画像選択ウィンドウの1行は1ページに相
当する。つまり、図6の画像選択ウィンドウの1行に
は、5個の画像が並んでいるが、テンプレート(アルバ
ム)の1ページには、画像選択ウィンドウの1行に並ぶ
5個の画像が、左から順にレイアウトに使用される。同
様に、2行目は次のテンプレートに用いる2ページ目に
相当する。図6において、3行目は2個しか画像がない
ので、3ページ目には2枚の画像だけがレイアウトされ
ることになる。
【0037】操作者は、マウスを用い右側の画像リスト
ウィンドウから、任意の画像を選択し、左側の画像選択
ウィンドウへドラッグアンドドロップ(画像をつかん
で、目的の場所で放す)することにより、任意のページ
の任意の順番に画像を入れることができる。
【0038】次にステップS5で必要に応じてテンプレ
ートに並べられる画像の順番の入れ替えを行う。操作者
は、図6の画像選択ウィンドウにおいて、マウスを用い
て、移動したい画像に対してドラッグアンドドロップの
操作を行うことにより、任意の位置に画像を移動するこ
とができる。なお、この処理は後述するテンプレートの
定義処理の際にも必要に応じて行なうことが可能であ
る。
【0039】以上の処理でテンプレートに格納する画像
の個数及びその順番が確定したため、次のステップS6
でテンプレートに選択画像を入れる処理崖で良いか、或
はテンプレートに新たに画像処理等を行なう指示(定
義)を行なうか否かを判断する。ここで、テンプレート
に対する定義を行なう場合にはステップS7に進み、所
望の定義入力を行ってステップS6に戻る。
【0040】テンプレートの基本構成例を図7に示す。
図7に示す例では、テンプレート7500には、画像情
報をはめ込む画像スロット7501、7502、750
3がレイアウトされており、文字情報をはめ込む文字ス
ロット7504、7505がレイアウトされている。そ
して、このテンプレートには背景7503もレイアウト
されている。
【0041】即ち、テンプレート保持部1310で保持
されているテンプレート情報は、レイアウト情報及び背
景のみである。
【0042】このテンプレートのレイアウトは、テンプ
レートの作成者の意思が反映されるように構成されてお
り、作成者がかくスロットの位置を変更して欲しくない
場合や画像の数を増やしたくない場合には各スロット位
置は固定であり、スロット位置を自由に移動させても良
いと意図したテンプレートである場合にはスロット位置
も図4のステップS7に自由の変更することができる。
【0043】更に、文字スロットについても、文字スロ
ット内に既に文字情報がレイアウトされており、その内
容が変更できないものや、自由に変更可能なもの、ある
いは初期状態では並みのレイアウトされておらず、操作
者が自由に提示することが可能なものなどがある。ま
た、テンプレートの背景に関しても、自由に予め用意さ
れている写真を選択したり、予め用意されているアート
画像(クリップアート)等を設定できるものや全く変更
することのできないものなど各種のレイアウトが用意さ
れており、操作者はこのテンプレート集より自分の希望
するテンプレートを所望の種類所望の数だけ選択するこ
とになる。
【0044】また、テンプレートの各スロットの枠につ
いても、枠の効果を定義可能なものがあり、枠の表示を
白黒とするか境界をぼかすか等、各種の処理が定義可能
である。
【0045】このテンプレートの定義情報は選択された
テンプレートの選択情報と共に関連付けてブックサブシ
ステム1350内に格納され、保持される。複数のテン
プレートの選択されたものの集合をブックと称し、1つ
のブックに選択されたテンプレート情報及び定義情報が
関連付けて保持され、ブックを構成する各ページ毎にテ
ンプレートが選択されており、このテンプレートに対し
て選択された処理画像の定義情報等が関連付けてページ
毎に保持され、更に、テンプレート毎に各選択画像に対
する定義情報が関連付けて保持されることになる。な
お、画像の選択以前の状態では、定義情報はブックを作
成した操作者情報と共にブックサブシステム1350内
に格納される。そして、画像がテンプレートの割付けら
れた時点でイメージサブシステムに送られ、ここで保持
されることになる。
【0046】この本発明の実施の形態例における各定義
情報の関係を図8に示す。
【0047】図8に示すようにテンンプレート保持部8
001に保持されているテンプレートカタログ群があ
り、この内の選択されたテンプレート選択群8004よ
り構成されるのがブック8003である。そして、各テ
ンプレートで1ページ8005を構成し、ページ単位で
選択されたテンプレートが定義されている(800
6)。このテンプレート8007にはさらに背景定義8
010、文字スロット定義群8011、画像スロット定
義8100がある。画像スロット定義8100には更に
選択画像群8110があり、各選択画像には画像処理定
義群8111があり、その下に原画像が位置している。
【0048】そして、実際の出力処理においては、後述
するように原画像に対して画像処理定義群で定義された
詳細を後述する画像処理を行い、画像処理の終了した画
像をテンプレートにはめ込み、画像の外文字や背景の組
み込まれたテンプレート群がブックを構成し、最終的に
はブック形式で操作書の手元に渡すことが可能である。
【0049】上述した図5及び図6では自動レイアウト
テンプレートの選択例を示したが、モノクロフレームを
選択する場合の例を図9及び図10に示す。
【0050】操作者は図9に示す画面右側に示す複数の
サンプルテンプレートの中からモノクロフレームを選択
する。モノクロフレームは、1枚のみ入力画像を貼り付
け、画像状で四角もしくは丸抜きした領域の中をオリジ
ナルカラーで表示させ、領域外で背景となる部分をモノ
クロで表示する機能を提供するものであり、初期状態で
は図9に示す用に横、丸抜き状態となっているが、立て
状態、四角抜き状態も可能である。
【0051】続いて選択切換えウィンドウでイメージを
選択すると図10のイメージ選択画面の移行し、1ペー
ジに表示される画像数の選択を行う。操作者は図10の
右側に示す画像リストウィンドウから、任意の画像を選
択し、左側の画像選択ウィンドウへドラッグアンドドロ
ップ(画像をつかんで、目的の場所で放す)することに
より、選択画像をフレーム内に入れることができる。
【0052】なお、この画像に対しては後述する画像処
理でトリミングすることが可能である。
【0053】更に、選択したテンプレートが文字スロッ
トを含むテンプレートであった場合には、画像の選択
後、必要に応じてステップS7で文字枠の選択及び文字
情報の入力処理などを行なうことになる。この文字スロ
ットを含むテンプレートにおける文字スロットの選択操
作を図11を参照して以下に説明する。
【0054】図11は文字スロット(文字枠)の選択ウ
ィンドウを示す。図11の例では、右側に示す文字枠リ
ストウィンドウから、所望の文字枠をドラッグして左側
のレイアウト画面に貼りつける。この文字枠が予めレイ
アウトされているテンプレートを選択した場合にはこの
文字枠の選択は不要である。
【0055】そして、図12に示す文字編集ウィンドウ
で所望の文字列を入力する。入力モードの切換えにより
所望の文字促成で文字列を入力することが可能であり、
あらゆる文字を入力することが可能である。この文字列
の定義結果は、当該文字スロット情報に付随した定義情
報としてスロット位置情報、文字列情報が登録されるこ
とになる。
【0056】この様にしてテンプレートに対する所望の
定義が終了すると図4のステップS6よりステップS1
0に進み、今までの選択した画像に対して画像処理を行
なうか否かを調べる。画像処理を行う場合にはステップ
S11に進む。
【0057】ステップS11では、選択画像を選択(例
えば選択画像が複数ある場合には図6の画像選択ウィン
ドウ画面等より画像処理すべき画像を選択)し、処理す
べき画像処理を指示入力して必要な画像処理を行わせ
る。例えば、ステップS4、5で選択した画像中の特定
の画像を回転させる場合を例として説明すると、例えば
図6の画像選択ウィンドウに並べられた画像の中には、
縦位置で撮影した画像、横位置で撮影された画像が混在
しているので、向きが正しくない画像は左右いずれかの
方向に90度回転しなければならない。図6の中央下部
に示すように、表示部1800には、イメージサブシス
テム1130の表示制御に従って右に90度回転するた
めのボタンと左に90度回転するためのボタンが表示さ
れており、操作者は操作部1900のマウスを用いて画
像選択ウィンドウに表示されている画像の中から回転す
べき画像をクリックすることにより回転処理を行なうべ
き画像を選択し、次に、左回り、または右回りの回転ボ
タンをマウスを用いて選択することにより、表示画像の
回転を指示する。
【0058】そして再びステップS10に戻り、他に処
理すべき画像処理があるか否かを調べる。他にも画像処
理すべきであると判断した場合には再びステップS11
で次の画像処理の指示入力を行なう。
【0059】本発明の実施の形態例においては、以上の
様にして各種の画像編集指示及び画像補正指示を行なう
ことができる。この本発明の実施の形態例において行な
うことのできる画像処理は予め決められており、例えば
画像編集部1210では上述した画像回転、画像切り抜
き処理等を行い、画像補正部1220では赤め除去など
の6種類の画像補正のほか、画像効果としてファクト/
ブルー等の10種類が用意されており、サービス処理部
1230のサービス内容として画像編集部1210、画
像補正部1220を利用した焼き増しフレーム、インデ
ックス、大伸ばし、パノラマ合成、オートアルバム等の
16種類のサービスが用意されている。このため、操作
者は上述した画像処理の指示において、これらの処理か
ら所望の処理を選択し、必要に応じて処理を行なう画像
の範囲を指定するなどの操作を行なうことになる。
【0060】このようにして所望の画像処理に対する指
示入力が終了したらステップS10よりステップS12
に進み、表示部1800にレイアウト結果を表示する。
このレイアウト結果の表示例を図14に示す。操作者
は、ステップS13でこの表示結果を最終的に確認し、
更にテンプレートの定義を行なうべきであると判断した
場合にはステップS7に戻り、画像処理を行なうべきで
あると判断した場合には再びステップ11に戻る。
【0061】これで良いと判断した場合にはステップS
14に進み、印刷出力を指示する。この指示に従ってサ
ーバ装置の印刷制御部1500に起動をかけて画像プー
ル1150の高解像度データに先に指示した画像処理を
行ってプリンタ3000より印刷出力させる。
【0062】上述した画像処理は、画像全体に対する編
集処理の場合においては画像編集部1210で行い、画
像の補正指示である場合には画像補正部1220で補正
処理を行なう。
【0063】以上の様にして画像処理が指示された場合
の画像データと画像処理との関係を図6を参照して以下
説明する。
【0064】本発明の実施の形態例においては、以上の
ようにして指示入力された画像に対する処理を図13に
示す形態で各画像に関連付けてブックサブシステム及び
イメージサブシステムに記憶させることになる。
【0065】図13において、1151が画像プール1
150に格納されている低解像度データ、1152が画
像プール1150に格納されている高解像度データであ
る。以下、この2種類のデータを原画像データと称して
主にサーバ装置1000側の操作に対する説明を行な
う。
【0066】7001はライブイメージであり、実際に
表示出力される或は印刷出力される状態の画像データを
示している。7002はリペアドイメージであり、原画
像データの例えば一部の画像に対して補正処理を行った
結果の画像データの状態を表しいる。7200はブック
サブシステム1350によるライブイメージ7001に
対するテンプレート制御(テンプレート種類の選択、テ
ンプレートへの貼り付け処理等)であり、7300はテ
ンプレート制御後のテンプレートにレイアウトされたレ
イアウト済みのデータを表示出力或は印刷出力する出力
処理である。
【0067】7501〜7503はイメージサブシステ
ム1130による原画像データに対する画像全体に対す
る処理、回転角度、カラー/白黒指定等の主に画像全体
に対する処理を指示するコマンドである。7601〜7
603はイメージサブシステム1130による原画像デ
ータに対する例えば赤目処理や一部の色の補正等の主に
画像の一部の補正処理を指示するコマンドである。
【0068】本発明の実施の形態例においては、以上の
様にして各種の画像編集指示及び画像補正指示を行なう
が、イメージサブシステム1130は、指示された画像
処理の内容を予め定められた分類に従ってライブイメー
ジ7001に関連付けてライブオペレーションとして登
録するか、リペアドイメージ7002に関連付けてリペ
アドオペレーションとして登録するかを判別する。そし
て、判別結果に従って指示順序に応じたオペレーション
のコマンドにわけ、それぞれのオペレーション毎に原画
像に関連付けてイメージサブシステム1130内に登録
する。更に、ブック咲くシステム1350でのテンプレ
ート制御のためのコマンドも合わせてイメージサブシス
テム1130内に登録する。このイメージサブシステム
1130内へのテンプレート関係の定義の格納は、テン
プレートに対する処理画像のはめ込み指示がなされた段
階で行われ、それ以前はブックサブシステム1350内
に保持する。即ち、具体的な処理画像との関連が明確と
なった時点でイメージサブシステム側に引き渡され、ラ
イブオペレーションコマンドとして登録され、イメージ
サブシステム側で一元管理されることになる。
【0069】例えば図3のステップS5までの処理にお
いて画像が選択され、入れこむテンプレート位置が指定
されると、このコマンドがコマンド位置7501に格納
される。この状態では他のコマンドは何等指定されてお
らず、イメージサブシステム1130は低解像度データ
1151を読み出してきてこのデータをブックサブシス
テムで定義したコマンド7501と共にブックサブシス
テム1350に渡す。ブックサブシステム1350では
コマンド7501に従って指定されたテンプレート位置
に受取った画像をはめ込む。これにより、表示部180
0には原画像が指定テンプレートの所望位置に入れ込ま
れて表示される。
【0070】続いて例えば図4のステップS11で最初
の画像処理が実行されるとこの実行指示がライブオペレ
ーション指示である場合にはイメージサブシステム11
30が画像処理の指示をコマンド位置7502に格納す
る。原画像を例えば90度回転させて格納する指示であ
ればこの指示がコマンド7502として登録される。こ
の状態では、原画像をイメージサブシステム1130の
制御でコマンド7502に規定されている90度回転処
理を行い、この回転処理が成された画像をコマンド75
01と共にブックサブシステム1350に渡す。ブック
サブシステム1350ではコマンド7501に従って指
定されたテンプレート位置に受取った回転画像をはめ込
む。これにより、表示部1800には回転処理された画
像が指定テンプレートの所望位置に入れ込まれて表示さ
れる。
【0071】このようにして順次ライブオペレーション
に該当する必要な画像処理を指示していく。
【0072】次に、例えば画像に傷がある場合における
傷の修復処理や、赤目除去処理その他のリペアドオペレ
ーションに該当する画像補正処理が指示された場合に
は、リペアドオペレーション部のコマンド列として順次
指示された画像処理を対応するコマンドに変換して必要
な当該処理を行なう画像領域情報等と共に登録する。
【0073】指示された画像処理が登録される毎にコマ
ンド群が追加され、図13に示すツリーが増加していく
ことになる。
【0074】そして、この画像処理結果の表示は、低解
像度データ1151を読み出してきてリペアドオペレー
ションとして順次コマンド7603より7601までを
実行し、リペアドイメージを生成する。このリペアドイ
メージは便宜上リペアドオペレーションが終了した時点
のイメージを想定したものであり、特定の情報として表
示部1800に表示したりプリンタ装置3000より印
刷出力したりされることはない。
【0075】更に、このリペアドオペレーションに連続
してライブオペレーションにおけるコマンド群をコマン
ド7503より順次7501まで実行する。ここで、各
コマンド群はイメージサブシステム1130内に保持さ
れるわけであるが、イメージサブシステム1130は、
画像処理指示コマンド及びデータへのポインタや処理を
行なうべき画像領域の指定情報等を一体としてコマンド
群とし、このコマンド群を画像処理を行なう関数として
読み出し、読み出した関数に従って画像処理部1200
を制御して所望の画像処理を実行させる。
【0076】本発明の実施の形態例においては、行なう
ことのできる画像処理は予め決められており、ライブオ
ペレーションに該当する画像処理が指定された場合には
指定順に順次ライブオペレーション部のコマンド群に登
録されていき、リペアドオペレーションに該当する画像
処理が指定された場合には順次リペアドオペレーション
部のコマンド群に登録されることになる。
【0077】この結果、指定された画像処理の結果は、
コマンド群に処理内容が登録された時点で直ちに表示画
像等に反映される。
【0078】更に、原画像を異なった2つのテンプレー
トにはめ込んで出力したい場合もあり、このような場合
において、本発明の実施の形態例においては先に指定し
たライブオペレーション部の画像処理或はリペアドオペ
レーション部の画像処理をそのまま利用することが可能
に構成されている。
【0079】即ち、コマンド群の登録は、ライブオペレ
ーション部の画像処理とリペアドオペレーション部の画
像処理とで全く別個のコマンド群として登録されてお
り、このコマンド群の処理を組み合わせて実行させるこ
とが可能に構成されている。これは、例えばリペアドオ
ペレーション部において、原画像に含まれる傷の部分を
修復したり、赤め除去処理を施したり、或は露出不足を
補正したりする処理を指定していたような場合には、こ
の処理は異なるテンプレートに異なる画像処理効果を奏
したい場合においても、そのまま使用できる。
【0080】この様な場合には、リペアドイメージの生
成までの処理は上述した7603〜7601のコマンド
を実行し、得られたリペアドイメージに対してコマンド
7503〜7501のライブオペレーションではなく、
別途指定したライブオペレーションである7513〜7
511のコマンドを実行することにより、例えば700
2に示すリペアドイメージより7102に示すライブイ
メージを生成して表示出力などさせることができる。
【0081】一方、ライブオペレーションは7503〜
7501のコマンド群を実行させるが、リペアドオペレ
ーションでは他のコマンド群を実行させたいような場合
には、リペアドオペレーション部の画像処理としてコマ
ンド7613〜コマンド7611のオペレーションを実
行するように指示すればよい。
【0082】このようにすることにより、効率の良い画
像処理指定が実現する。勿論リペアドイメージの生成ま
での7603〜7601のコマンド、ライブオペレーシ
ョンの処理として7603〜7601のコマンドを実行
するのではなく、全く別個にリペアドイメージの生成ま
での7613〜7611のコマンド及びコマンド751
3〜7511のライブオペレーションのコマンドを指示
入力して実行させてもよい。
【0083】イメージサブシステム1130は図6に示
すように、原画像に対する画像処理の指示を対応するコ
マンド群として順次指定順に従ってリンク付けして登録
していく。そして、この画像を表示しようとする場合に
は、画像プール1150より低解像度データを読み出し
てくると共に、読み出してきた画像データに対して登録
してある図6に示すコマンド群を順次画像処理関数とし
て読み出し、コマンド群に従って順次画像処理部120
0に指示して必要な画像処理を実行さていく。そして、
コマンド群で指定された処理を全て終了してライブイメ
ージが生成できたら表示部1800に生成したライブイ
メージを送って表示させる。
【0084】このライブイメージを確認して印刷出力さ
せる場合には、印刷出力指示を操作部1900より入力
する。すると、印刷制御部1500に印刷出力すべき画
像データ及び実行するべきコマンド群が報知される。印
刷制御部1500では、高解像度データを読み出してき
て画像処理部1200を用いてコマンド群で指定された
コマンド処理を実行させ、順次リペアドイメージ及びラ
イブイメージを生成する。そして生成したライブイメー
ジをプリンタ装置3000より印刷出力する。
【0085】この印刷出力時においても、コマンド群の
実行は表示出力時と全く同じ制御であり、表示された画
像の内容と印刷出力される画像の内容との差異が極めて
少ない。
【0086】更に、このコマンド群の作成をターミナル
装置2000で行なう場合においては、ブックサブシス
テム2350でテンプレート保持部1300に保持され
ているテンプレートを選択し、イメージサブシステム2
130はターミナル装置2000の画像プール1150
より低解像度データの転送を受け、表示部2800の表
示を確認しながら操作部2900より順次コマンド群の
指示入力を行なう。指示入力結果は直ちにイメージサブ
システム2130内に保持され、保持内容に従って必要
な画像処理が施された表示部2800に表示される。こ
の間の表示制御はサブシステム100と同様である。
【0087】そして、表示部2800の表示内容で印刷
出力して良い場合には、印刷出力指示を操作部2900
より入力する。すると、イメージサブシステム2130
より印刷制御部1500に印刷出力すべき画像データ及
び実行するべきコマンド群が報知される。以後、サーバ
装置1000よりの印刷指示とまったく同様にして印刷
制御部1500では、高解像度データを読み出してきて
画像処理部1200を用いてコマンド群で指定されたコ
マンド処理を実行させ、順次リペアドイメージ及びライ
ブイメージを生成する。そして生成したライブイメージ
をプリンタ装置3000より印刷出力する。
【0088】この結果、ターミナル装置2000側で
は、高解像度データを全く受け取ることなく、所望の印
刷出力ができ、サーバ装置1000との間の通信量を最
少に抑えることができる。即ち、ターミナル装置200
0よりサーバ装置1000へのデータは、ターミナル装
置2000の状態報知等の例外を除いて、画像処理を行
なうコマンド群及び印刷指示の出力のみであり、サーバ
装置1000からも低解像度データの送信とテンプレー
トの送信程度であり、極めて少量の通信で上記処理が実
現することになる。
【0089】また、本発明の実施の形態例においては、
テンプレート情報を例にあげるとレイアウト情報と背景
情報の定義情報のみで構成されており、また、画像の処
理に関しても画像処理の定義情報を関数として保持して
いるのみであるため、例えばターミナル装置2000で
作成したレイアウト結果を印刷出力する様な場合におい
ても、ターミナル装置2000のイメージサブシステム
2310で保持しているこれらの情報をサーバ装置10
00に送るのみで良く、少ない通信量で所望の出力結果
が得られる。
【0090】更に、ブックサブシステムのテンプレート
定義結果も、画像のはめ込み時点でイメージサブシステ
ム側で処理画像に関連付けて画像処理定義と共に一元管
理することにより、例えば1つの処理画像を異なる定義
に従って複数のテンプレートに出力する様な場合におい
ても、以前の定義結果を効率よく利用することが可能と
なる。
【0091】なお、以上の説明は、テンプレートの定義
情報を全てイメージサブシステムに保持する例について
述べたが、本発明は以上の例に限定されるものではな
く、テンプレート情報ウ含むライブオペレーション及び
リペアドオペレーションの各定義情報をブックサブシス
テム側で保持し、テンプレート単位での管理を容易なも
のとしてもよい。
【0092】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0093】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0094】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0095】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0096】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0097】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0098】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
画像を出力する際の各種の出力レイアウトを予め複数作
成しておき、このレイアウトを選択して選択したレイア
ウトに従った情報の出力が可能となるため、誰でも容易
にきれいなレイアウトでの情報の出力が可能となる。
【0099】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例における画
像処理システムのシステム構成を示す図である。
【図2】図1に示すサーバ装置及びターミナル装置の詳
細構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す画像入力部1120の概略構成を示
すブロック図である。
【図4】本発明に係る一発明の実施の形態例における画
像処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る一発明の実施の形態例におけるテ
ンプレートの選択、1ページあたりの画像数の選択を行
うための画面の一例を示す図である。
【図6】本発明に係る一発明の実施の形態例におけるレ
イアウトに使用する画像の選択を行うための画面の一例
を示す図である。
【図7】本発明に係る一発明の実施の形態例におけるテ
ンプレートの基本構成例を説明するための図である。
【図8】本発明の実施の形態例における各定義情報の関
係を説明するための図である。
【図9】本発明に係る一発明の実施の形態例におけるテ
ンプレートの選択において、モノクロフレームの選択を
行うための画面の一例を示す図である。
【図10】本発明に係る一発明の実施の形態例における
モノクロフレームのレイアウトに使用する画像の選択を
行うための画面の一例を示す図である。
【図11】本発明に係る一発明の実施の形態例における
文字スロットの選択を行うための画面の一例を示す図で
ある。
【図12】本発明に係る一発明の実施の形態例における
文字スロットへの文字入力画面の一例を示す図である。
【図13】本発明に係る一発明の実施の形態例における
画像処理が指示された場合の画像データと画像処理との
関係を説明するための図である。
【図14】本発明に係る一発明の実施の形態例における
レイアウト結果の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 スキャナ装置 1000 サーバ装置 2000 ターミナル装置 4000 テンプレート制作装置 3000 プリンタ装置 5000 画像入力装 1100 画像制御部 1150 画像プール 1130 イメージサブシステム 1200 画像処理部 1300 テンプレート制御部 1350 ブックサブシステム 1400 制御部 1500 印刷制御部 7500 テンプレート 7501、7502、7503 画像スロット 7504、7505 文字スロット 7503 背景

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め出力フォーマットが定められた複数
    種類のテンプレートを保持するテンプレート保持手段
    と、 前記テンプレート保持手段に保持のテンプレート中の所
    望の出力テンプレートを選択するテンプレート選択手段
    と、 前記テンプレート選択手段により選択されたテンプレー
    トに対して予め定められたフォーマットに応じて追加情
    報に対する処理を定義する定義手段と、 前記定義手段の定義内容を前記選択されたテンプレート
    に関連付けて記憶する定義記憶手段と、 前記テンプレート選択手段で選択したテンプレートの出
    力時に、前記追加情報を前記定義記憶手段に記憶の当該
    テンプレートに関連付けて記憶されている定義情報に従
    って前記テンプレートへの追加情報を処理して当該テン
    プレートに追加して出力する出力手段とを備えることを
    特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記追加情報は画像情報であり、前記定
    義手段は前記画像情報対する画像処理の実行指示情報で
    あることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記追加情報は文字情報を含み、前記定
    義手段は前記文字情報の追加位置情報を含むことを特徴
    とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記定義手段は前記画像情報の前記選択
    テンプレートへの追加位置情報を含むことを特徴とする
    請求項2又は3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記テンプレート選択手段は、複数のテ
    ンプレートを選択可能であることを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記定義手段は、選択されたテンプレー
    トのフォーマットを変更するための定義情報を定義可能
    とすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記
    載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記テンプレートのフォーマットは、当
    該テンプレートの画像情報はめ込みスロット種別及び該
    スロットの位置と、テンプレートの背景情報と、当該テ
    ンプレートの文字情報はめ込みスロット種別及び該スロ
    ットの位置の何れかの組み合わせ情報で構成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画
    像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記定義記憶手段は、前記テンプレート
    の各スロット毎に追加情報とともに前記定義手段の追加
    情報に関する定義を関連付けて記憶し、前記出力手段
    は、テンプレートの選択により順次前記各スロット毎の
    定義に従って追加情報に対する処理を実行して前記テン
    プレートの該当スロット位置に格納し、テンプレート単
    位で出力することを特徴とする請求項7記載の画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 予め出力フォーマットが定められた複数
    種類のテンプレートを保持するテンプレート保持手段を
    有する画像処理装置における画像処理方法であって、 前記テンプレート保持手段に保持のテンプレート中の所
    望の出力テンプレートを選択するテンプレート選択工程
    と、 前記テンプレート選択工程により選択されたテンプレー
    トに対して予め定められたフォーマットに応じて追加情
    報に対する処理を定義する定義工程と、 前記定義工程の定義内容を前記選択されたテンプレート
    に関連付けて記憶しておき、前記テンプレート選択工程
    で選択したテンプレートの出力時に、前記追加情報を当
    該テンプレートに関連付けて記憶している定義情報に従
    って前記テンプレートへの追加情報を処理して当該テン
    プレートに追加して出力する出力工程とを備えることを
    特徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記追加情報は画像情報であり、前記
    追加情報に対する処理の定義は前記画像情報対する画像
    処理の実行指示情報であることを特徴とする請求項9記
    載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記追加情報は文字情報を含み、前記
    追加情報に対する処理の定義は前記文字情報の追加位置
    情報を含むことを特徴とする請求項10記載の画像処理
    方法。
  12. 【請求項12】 前記追加情報に対する処理の定義は前
    記画像情報の前記選択テンプレートへの追加位置情報を
    含むことを特徴とする請求項10又は11のいずれかに
    記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記テンプレート選択工程において
    は、複数のテンプレートを選択可能であることを特徴と
    する請求項9乃至12のいずれかに記載の画像処理方
    法。
  14. 【請求項14】 前記追加情報に対する処理の定義とと
    もに、選択されたテンプレートのフォーマットを変更す
    るための定義情報を定義可能とすることを特徴とする請
    求項9乃至13のいずれかに記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記テンプレートのフォーマットは、
    当該テンプレートの画像情報はめ込みスロット種別及び
    該スロットの位置と、テンプレートの背景情報と、当該
    テンプレートの文字情報はめ込みスロット種別及び該ス
    ロットの位置の何れかの組み合わせ情報で構成されてい
    ることを特徴とする請求項9乃至14のいずれかに記載
    の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記出力工程においては、前記テンプ
    レートの各スロット毎に追加情報とともに前記追加情報
    に対する処理の定義を関連付けて記憶し、テンプレート
    の選択により順次前記各スロット毎の定義に従って追加
    情報に対する処理を実行して前記テンプレートの該当ス
    ロット位置に格納し、テンプレート単位で出力すること
    を特徴とする請求項15記載の画像処理方法。
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