JP2008226238A - ドキュメントを操作するための方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力ドキュメントを分解し、分解された入力ドキュメントから新しいドキュメントを再組み立てする。
【解決手段】教師が、学生が受けたペーパテストの採点をする際、画像処理装置を使用して、ペーパに基づくテストを電子的に分解して、問題を採点した後、学生毎に再組み立てして学生に返却する。ある1つの問題に対する全ての学生からの解答を1つのブロックとして成績付けをすることにより、問題毎に、1人の教師が全ての学生の採点を行うことができる。このようにして、問題毎に採点した結果を、学生ごとに再組み立てして学生に戻す。
【選択図】図39

Description

本発明は、ドキュメントを操作するための方法、より詳細には、入力ドキュメントを分解し、分解された入力ドキュメントから新しいドキュメントを再組み立てするための方法に関する。
画像処理装置、例えば、プリンタ、コピー機、スキャナおよびファックス装置は、特定の用途または複数の用途の組み合わせに適合するために、様々な機能および能力を有する。画像処理装置は、従来別々であった画像処理装置の1つ以上の機能を組み合わせた多機能周辺機器(MFP)の形態をとることができる。MFPは任意の数の画像処理装置を組み合わせることができ、MFPの一例はプリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能およびファックス機能を含むことができる。
画像処理装置には、データを記憶し、処理するためのリソース、例えば、プロセッサ、ハードディスクドライブ、メモリおよび他のデバイスを含むことができる。画像処理装置の特徴および機能が高度になるにつれ、これらデバイスはよりコストが高くなり、かつ、より複雑となる。
一部の画像処理装置およびMFPは、他の演算装置、例えば、パソコン、他の画像処理装置、ネットワークサーバおよび他の装置と通信するためのネットワークとの接続能力を有する。この接続能力により、画像処理装置は接続されたネットワーク上で利用できるオフボードのリソースを使用できるようになっている。
画像処理装置は、ボタンのアレイ、ノブおよび他のユーザ入力デバイスを含むユーザ入力パネルを有する。画像処理装置の中には、ディスプレイパネルを有するものもあるが、このディスプレイパネルはディスプレイ専用でもよいし、または、ユーザが直接入力できるタッチパネルディスプレイでもよい。
タッチパネルを有するデバイス、または、ディスプレイと協働するようにボタンが配置されたデバイスを有する装置は、ユーザの入力によって選択できるメニューデータをディスプレイできる。このメニューデータは画像処理装置内のオンボードサーバモジュールによって駆動できる。
特許文献1(特開平7−282065号公報)には、原稿等をスキャンして実イメージデータを取り込むスキャナと、複数枚のイメージデータを記録するディスクと、使用者の指示を入力する入力部と、ディスクに記録された情報を使用者の任意の指示に応じて再生制御するCPUと、画像を表示するディスプレイとを備え、ディスクに記録された複数ページ分の画像の検索の際には、使用者の指示に応じて、ディスプレイの表示画面上に、複数ページの画像の内容を認識することができる一部のみを並べて表示するようにしたファイル装置が記載されている。このファイル装置によると、検索時の一覧表示できるページ数を増加させることができると共に、一覧表示された各ページの内容を使用者は容易に知ることが可能となる。
特許文献2(特開2002−196257号公報)には、画像内の任意の領域を指定する外部操作を受け付け、該外部操作によって指定された領域を示す領域情報を、該画像に対応付けて格納する領域情報格納手段と、領域情報に基づき、画像から領域画像を抽出し、該領域画像を表示する表示手段とを備え、該表示手段によって、領域情報によって指定された複数の領域画像を一覧表示するようにした画像処理装置が記載されている。この画像処理装置によると、操作者は、画像内の注目すべき領域を予め指定しておけば、その領域画像を参照するだけで、画像を容易に判別することができる。
特開平7−282065号公報 特開2002−196257号公報
入力ドキュメントを分解し、分解された入力ドキュメントから新しいドキュメントを再組み立てする。
本発明の一部の実施例は、画像処理装置からリモート演算装置と相互対話するためのシステム、方法およびデバイスを含む。これら実施例は、画像処理装置と通信するようになっているリモート演算装置、リモート演算装置と通信するようになっている画像処理装置および画像処理装置と通信するリモート演算装置の種々の組み合わせを含むシステムを備える。
本発明の一部の実施例は、ドキュメントを組み合わせるためのシステムおよび方法を含む。本発明の一部の実施例は、リモート演算装置と共に画像処理装置によってドキュメントを組み合わせるためのシステムおよび方法を含む。
添付図面を参照しながら、本発明の次の詳細な説明を検討しながら、本発明の上記およびそれ以外の目的、特徴および利点についてより容易に理解できよう。
図面を参照すれば、本発明の実施例について最良に理解できよう。図中、同様な部品は同様な番号で表示する。図面の簡単な説明に記載した図を、次の詳細な説明の一部として援用する。
本発明の各部品は、以下の図面に全体的に示され、詳細な説明に記述されるように、種々異なる構造に配置し、設計することができることは容易に理解できよう。従って、本発明の方法およびシステムの実施例の次のより詳細な説明は、本発明の範囲を限定するものでなく、単に現時点で好ましい、本発明の実施例を示すにすぎない。
本発明の実施例の要素は、ハードウェア、ファームウェアおよび/またはソフトウェアで具現化できる。本明細書に明らかにする実施例は、これら形態のうちの1つについて記述できるにすぎないが、当業者であれば、本発明の範囲内でこれら形態のうちのいずれかで、これら要素を実現できると理解すべきである。
本発明の実施例は、画像処理装置単独では可能でない解決案を提供するようリモート演算装置のアプリケーションおよび環境と画像処理装置を統合するインターフェースおよびアーキテクチャを含む。一部の実施例は、ネットワーク上のアプリケーションがプログラムにより画像処理装置の機能を制御し、画像処理装置の入力パネルを通してユーザと相互対話できるようにするインターフェースの組と、インフラストラクチャとを含む。画像処理装置内で実現できないソフトウェアの機能をサーバで実行できるが、これら機能に画像処理装置からアクセスすることは可能である。
本明細書および特許請求の範囲の目的のために、画像処理装置(IDev)を画像形成機能を実行するデバイスとして記述する。画像形成機能として、スキャニング、プリント、コピー、画像伝送(送受信)、画像変換および他の機能を挙げることができる。画像処理装置の例として、プリンタ、コピー機、ファックス装置、スキャナ、画像を変換しまたは処理する演算装置および他のデバイスを挙げることができる。IDevは、多数の画像形成機能も実行できる。画像処理装置の一例として、複数の画像形成機能を実行できる能力を有する多機能周辺デバイス(MFP)とすることができる。MFPの一例は、プリンタ、スキャナ、コピー機およびファックス装置、または、画像送受信機を挙げることができる。別のMFP画像処理装置は、画像形成機能の他の組み合わせを含むことができ、これもIDevとしてみなしてよい。
本明細書および特許請求の範囲の目的のために、リモート演算装置(RCD)は、データを処理でき、かつ通信リンクを通して他のデバイスと通信できるデバイスである。RCDは、通信リンク、例えば、ネットワーク接続、電話回線、シリアルケーブル、または、画像処理装置のような他のデバイスと通信するための他の有線リンクまたは無線リンクを必要とするリモートデバイスである。
図1および図2を参照し、本発明の実施例について説明する。これら実施例は、画像処理装置(IDev)4を備え、この画像処理装置は多機能周辺デバイス(MFP)または単一機能デバイスとすることができる。画像処理装置4は、更に、ユーザインターフェース(UI)パネル2を備え、このパネルは入力ボタン14およびディスプレイデバイス12を含み、または、ボタン14を有するか、または、有しないタッチパネルシステムを含む。別個のUIデバイス8を通してユーザ入力およびディスプレイを実行することもでき、別個のUIデバイス8は、通信リンク16、例えば、USB接続、ネットワークケーブル、無線接続または他の通信リンクにより、画像処理装置4に接続できる。別個のUIデバイス8は、入力デバイス、例えば、キーボードまたはボタンを含むだけでなく、ディスプレイデバイスも含み、このディスプレイデバイスはタッチスクリーンパネルでもよい。別個のUIデバイス8は、入力される命令をデバイス8からリモート入力デバイスに転送するためのインターフェースを含むこともできる。この形態のUIデバイス8は、メモリスティック、ユニバーサルシリアルバス(USB)メモリカードおよび画像処理装置に転送するための入力を記憶するようになっている他の記憶デバイスを含む。
これら実施例は、更に、リモート演算装置(RCD)6も備え、この演算装置は通信リンク10、例えば、ネットワーク接続を介して、画像処理装置4にリンクされる。このネットワーク接続は、代表的な有線接続または無線リンクとすることができる。
本発明の実施例では、メニューデータは、RCD6からネットワーク接続10を介して画像処理装置のUIパネル2またはリモートパネル8へ提供される。このメニューデータが画像処理装置4に送られると、画像処理装置4上のUIパネル2、8は、リモート演算装置6で作動しているアプリケーションと相互対話するのに使用される。UIパネル2、8から受信されたユーザ入力をリモート演算装置6へ直接戻すこともできる。
ウェブサーバは、統一リソース識別子(URI)によって識別されるソフトウェアアプリケーションであり、このアプリケーションのインターフェースおよびバインディングは、拡張可能なマークアップ言語(XML)アーティファクトにより定義され、記述され、そして、発見され、かつ、このアプリケーションは、インターネットをベースとするプロトコルを通したXMLに基づくメッセージを使用する他のソフトウェアアプリケーションとの直接相互対話をサポートする。
リモート演算装置6上のアプリケーションは、画像処理装置4内の種々の機能、例えば、デバイス値のイネーブリング(有効)、ディスエーブリング(無効)または設定、もしくは、デバイス機能を制御するのに、1つ以上のウェブサービスを使用する。
本発明の一部の実施例によれば、リモート演算装置上で作動中のネットワークアプリケーションは、画像処理装置のI/Oパネルを通し、画像処理装置のユーザと相互対話が可能となる。これら実施例は、アプリケーションにより画像処理装置のユーザインターフェース(UI)制御、例えば、タッチパネル、ボタン/ディスプレイを可能にする。実施例の中には、カスタムディスプレイスクリーンまたはメニューとネイティブ(固有)な画像処理装置のUIと統合しているものもある。これら実施例は、画像処理装置UIへのユーザの入力に応答して画像処理装置で実行される標準作動モードと画像処理装置UIでのユーザ入力を通したネットワークリソース、例えば、RCD上のアプリケーションを利用するオープンシステムモードとの間で画像形成モードの制御をハンドオフできる。
本発明の一実施例は、テキストおよびグラフィックを任意のフォーマットでディスプレイするよう、画像処理装置UIを完全に制御できるネットワークに基づくアプリケーションを備えている。これら実施例では、アプリケーションは所望する任意のレイアウトで、プログラムによりボタン、テキストボックス、グラフィックスなどを表示できる。
一部の実施例では、標準言語、例えば、マークアップ言語を使って、UIのレイアウトをプログラムできる。これら言語として、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)、拡張可能なマークアップ言語(HML)、無線マークアップ言語(WML)、拡張可能なハイパーテキストマークアップ言語(XHTML)および他の言語を挙げることができる。
本発明の実施例の中には、リモート演算装置アプリケーションまたはサーバアプリケーションが、画像処理装置のディスプレイ12、8に表示されるキーボードUIをリクエストできるものもある。実施例では、この機能を画像処理装置で利用できるリモート演算装置のアプリケーションにより、再び作成する必要がないようにできる。一部の実施例では、リモート演算装置は、キーボードのプロンプトおよびデフォルト値を定めることができる。これら実施例は、リモート演算装置は画像処理装置のUIボタン、例えば、“OK”ボタン、または、“Cancel”ボタンの名称を再び定めたりするだけでなく、別のボタンを定義できる。
一部の実施例では、画像処理装置4により、または、リモート演算装置6から画像処理装置UIに対し、メニューのテンプレートを作動させることができる。
外部認証アプリケーション:
本発明の一部の実施例では、外部認証サーバとして登録されたリモート演算装置アプリケーションを備えている。外部認証アプリケーションは、画像処理装置へのアクセスを制御でき、UIをトップレベルで制御することができる。内部オーディッタに制御権が与えられているのと同様に、このアプリケーションにUI制御権を与えてもよい。
これら実施例では、画像処理装置のシステムが起動すると、このシステムは、外部認証アプリケーションが登録されているかどうかをチェックする。登録されていれば、画像処理装置は、ディスエーブル(無効)モードになり、UIの制御権を得るよう、アプリケーションにコンタクトする。外部認証サーバを利用できない場合は、エラーメッセージを表示し、画像処理装置をディスエーブルのままにする。画像処理装置は、外部認証サーバを利用できるようになるまで、外部認証サーバに周期的にコンタクトしようと試みる。下記の表1は、画像処理装置がディスエーブル状態のときに、一実施例において、どのエンティティがUIの制御権を有するかを示している。
Figure 2008226238
リモート演算装置アプリケーション:
本発明の一部の実施例では、画像処理装置のカスタムUIパネルへのアクセスは、アプリケーションごとに変わっていてもよい。ドキュメント管理統合といったような解決案(ソリューション)は、ネイティブな画像送りスクリーンをレバー操作してもよいが、スキャンジョブに関する追加情報を収集するために、いくつかのカスタムUIを表示するようにしてもよい。カスタム印刷アプリケーションのような他の解決案(ソリューション)に、ネイティブ機能ではない別個のモードからアクセスしてもよい。
これら解決アプリケーションの広範なニーズに合わせるために、実施例では、UI制御のために、多数の統合ポイントが用いられる。これら統合ポイントは、アプリケーションを登録できるユーザアクション(“トリガー”)に基づいている。一部の実施例では、アプリケーションがターゲットデバイスに登録されており、命令のために、関連する特定のリモート演算装置にコンタクトするために、正面パネルで特定のトリガーが生じたことを画像処理装置が知ることができるようになっている。典型的な実施例では、いくつかのトリガーポイントのいずれかで、アプリケーションと画像処理装置とを統合してもよい。
画像処理装置UIで機能のハードウェアキー(例えば、“画像送信”)が押されたときに、リモート演算装置を特定の機能に登録し、コンタクトすることができる。画像処理装置に、ネイティブな標準機能スクリーンの代わりに、リモート演算装置によって提供される全てのUI情報を表示してもよい。このトリガーは、現存の機能を完全なカスタムUI、例えば、別のスキャン解決方法または特殊なディスプレイ、例えば、“セクション508”を満たすスクリーン、または大きなボタンまたは他の収容物を有することができる別の特殊なニーズのインターフェースに置換したいアプリケーションに対して使用できる。
一部の実施例では、画像処理装置での各機能は、リモート演算装置、例えば、サーバが登録できるタッチスクリーン上のメニューを有する。これにより、ソリューションアプリケーションがカスタムコンテントを提供できるようになり、更に、画像処理装置によって提供される標準機能の一部を使用できるようになる。カスタムアプリケーションに対して割り当てられたボタンが選択されると、その機能に対して登録されたソリューションと共に、メニューが表示される。ユーザは、所望するソリューションを選択でき、命令のためにリモート演算装置にコンタクトできる。
一部の実施例では、リモート演算装置アプリケーションもアクセスを提供する。標準デバイス機能のうちの1つ、例えば、画像処理装置でのカスタムプリントソリューションに適合しないアプリケーションに対して使用できる。RCDメニューを選択すると、包括的RCDモードに登録されたソリューションアプリケーションと共にメニューを表示する。ユーザは、所望するソリューションを選択し、命令に対してリモート演算装置にコンタクトする。
ハードウェアキーの相互対話:
本発明の一部の実施例では、画像処理装置がイネーブルされると、その画像処理装置を管理するのに別のハードウェアキーを使用する。表2には、実施例のためのハードウェアキーの割り当てが示されている。
Figure 2008226238
一部の実施例では、ログアウトのための*の他に、タイムアウト期間を実行できる。一部の実施例では、所定の時間、例えば、10〜240秒に構成(または、ディスエーブル)できる応答クリア設定を有している。これら実施例では、オートクリア時間内に活動がないとき、画像処理装置はディスエーブルモードに自動的にリターンし、UIの制御権を再び取るためにリモート演算装置にコンタクトしようとする。
エラーおよび紙詰まり通知:
特定のソリューションによっては、リモート演算装置アプリケーションは、画像処理装置UIおよび特定の画像形成ジョブを、フルにまたは部分的に制御することができる。一部の実施例では、部分的制御は、リモート演算装置がクリックをモニタしているが、UIの相互対話およびジョブ制御をネイティブモードが行っているケースもある。部分的制御には、リモート演算装置のアプリケーションとネイティブモードとが統合されている(UIトリガー=関数カスタムメニュー)のケースも含むことができる。これら実施例では、画像処理装置は、すべてのエラーおよび紙詰まり通知を取り扱うことができ、1つの通知だけが、対応するリモート演算装置アプリケーションに送られるようになっている。
一部の実施例において、リモート演算装置アプリケーションがUIおよびジョブをフルに制御する場合、エラーのタイプに応じて、エラー通知と紙詰まりを異なるように取り扱うことができる。回復可能なエラーに対してはリモート演算装置アプリケーションに通知を送ることができ、アプリケーションは、メッセージを表示し、エラーを解決する責任を有する。回復できないエラーに対しては、画像処理装置およびRCDモードは、エラー条件をうまく取り扱いするように相互対話できる(例えば、紙詰まりをクリアにするための命令をユーザに提供できる)。
制御のハンドオフ:
一部の実施例では、画像形成ジョブ全体にわたって異なるポイントにおいて、外部認証アプリケーション、標準RCDアプリケーション、画像処理装置のネイティブモードおよびその他のアプリケーションを含むが、これらに限定されないいくつかのアプリケーションが、画像処理装置を制御しなければならないことがある。次の章は、一実施例に対する、典型的なジョブにおける種々のステップ、各ステップ中に制御権を有するエンティティ、および、どのタイプの制御が認められるかについて記述する。
ステップ1:ユーザは、画像処理装置のUIにおいて該画像処理装置へアクセスするクレデンシャルを提供する。このステップは、リモート演算装置、例えば、外部認証アプリケーションにより、または、画像処理装置自身における内部アカウンティング(ネイティブモード)により制御できる。このステップの終わりに、画像処理装置はイネーブルされる。外部認証アプリケーションはデフォルトパラメータを指定したり、特定のジョブパラメータをディスエーブルしたりできる(例えば、デフォルトファイルフォーマットをPDFにするが、ユーザはこれを変えることができる;カラーモードをB/Wにセットし、ユーザは変えなくてもよい)。
ステップ2:ユーザは、ネイティブ画像処理装置モードのうちの1つまたは標準RCDアプリケーションを使って、ジョブのためのパラメータを設定する。このステップの終わりに、ユーザはジョブを開始するための入力を行う。入力を行うと、標準RCDアプリケーションにオプションの通知を送ることができ、RCDアプリケーションは次に所望すれば、ジョブパラメータを変えることができる。e−メールアプリケーションは、ユーザが入力をしたときに通知をリクエストできるアプリケーションの一例である。ユーザは、ネイティブな“画像送信”スクリーンを使用するか、または、他の入力を使ってスキャンオプションを選択し、e−メールの受信者を選択する。次に、ユーザは、カスタムアプリケーションのボタンを選択し、メニューからe−メールのためのスキャンオプションを選択する。次に、e−メールアプリケーションは、ユーザがファイルのための許可を設定できるように、カスタムスクリーンを表示する。ユーザが、スキャナ上に元のドキュメントを置き、プロセスを開始すると、e−メールアプリケーションは、ユーザが設定した宛て先パラメータを捕捉し、ターゲットの宛て先をe−メールアプリケーションファイル転送プロトコル(FTP)サーバに変更する。次に、e−メールアプリケーションは、ファイルを受信し、適当な許可を適用し、ユーザが選択したe−メール受信者に送信する。一部の実施例と同じように、アプリケーションがスキャンした画像のサムネイルを発生し、これらを証明のためにユーザに対して表示する場合、リモート演算装置アプリケーションは、このポイントでUIの制御権を取り戻したいことがある。
ステップ3:ジョブが一旦スタートすると、画像処理装置は、ジョブをスキャンし、リッピ(RIP)ングし、更に、ジョブをハードディスクドライブ(HDD)にスプーリングする。画像処理装置が外部認証アプリケーションによりジョブを認証するようになっている場合、画像処理装置は、アプリケーションにクリックレポートを送り、命令を待つ。外部認証アプリケーションは、送信/プリントのためのジョブをイネーブルし、ジョブをキャンセルし、または、ジョブパラメータを変更(次に、イネーブル)することができる。一例として、ルールに基づくプリントアプリケーションはクリックレポートを受信した後に、ジョブパラメータを変更したいことがある。一部のルールに基づくプリントアプリケーションは、1日のうちの時間、宛て先または他の多くのパラメータに基づき、各ユーザが実行することが許可されることを制限するルールに基づくプリントおよびスキャニングをサポートする。例えば、マーケッティンググループ内のユーザしか、高画質のカラー画像をスキャンできないようにできる。別のグループからのユーザがカラーおよび600dpiを選択した場合、ルールに基づくアプリケーションはパラメータをカラーおよび200dpiに変更できる。このステップの終わりにジョブを認証またはキャンセルする。
ステップ4:一部の実施例では、このステップをオプションステップとすることができ、そこで、ステップ2におけるRCDアプリケーションは、一時的記憶装置のためのHDDを宛て先として指定している場合がある。一部の実施例では、画像処理装置上で作動するJava(登録商標)アプリケーションにより、このステップを使用することができる。例えば、官庁は、スキャンされたドキュメントを取り込み、これを暗号化し、ステップ2でユーザが選択したターゲット宛て先にこれを送るように、画像処理装置にリクエストするような、デバイス上で作動するカスタム暗号化アプリケーションを有することができる。一部の実施例では、このステップの後で、外部認証アプリケーションに通知を送ることが有益となる。その理由は、画像処理装置は、ファイルがHDDにどれだけ存在するか、または、アプリケーションが何を行おうとしているかを知らないからであり、更に、送信/プリントステップ後も外部認証アプリケーションに通知を送ることが有利である。
ステップ5:最終ステップでは、ファイルを出力する。代表的な実施例では、ファイルをネットワークを通して送るか、または、プリントもしくはローカルにプリントできる。このステップの終わりに、ジョブが成功裏に完了した旨の通知を外部認証アプリケーション、更には、オプションとして標準RCDアプリケーションに送ることができる。
デバイス制御および管理API:
APIは、ベンドアプリケーションのため画像処理装置へのアクセスを制御し、かつ、リモート演算装置アプリケーションがリモートロケーションから画像処理装置を管理するように、使用される。
デバイス制御およびベンドAPI:
本発明の一部の実施例では、デバイス制御およびベンド(販売)APIにより、アプリケーションが画像処理装置へのアクセスをイネーブルしたり、ディスエーブルしたり、クリック数を追跡したりできるようになっている。このデバイス制御およびベンドAPIは、次のような制御権をRCDに提供する。
装置機能をイネーブル/ディスエーブル:
これによって、RCDは、全体として、または、個々のユーザの特権を実施するための機能により、画像処理装置へのアクセスをRCDがイネーブルしたり、ディスエーブルできるようにする。一部の実施例では、表3にリストアップされた機能をアプリケーションにより選択的にイネーブルまたはディスエーブルする。
Figure 2008226238
使用されたクリックのレポート − 成功したジョブの終了時に、下記の表4に示すように、使用したクリックをRCDへレポートし戻してもよい。
Figure 2008226238
デビットモード − これら実施例では、アプリケーションが画像処理装置をイネーブルするときに、アプリケーションは現在のジョブが認証を必要とするかどうかを指定できる。必要とする場合、ジョブをメモリにスプールし、(例えば、表4に記載のような)クリック情報をRCDへ送る。次に、RCDはジョブを削除すべきか、または、出力を送るべきかを画像処理装置に通知する。この時点で、アプリケーションは、ジョブパラメータを変更するオプションを有している。アプリケーションが認証を必要としない場合、ジョブは通常どおり続行でき、ジョブの終了時にクリックレポートを送る。
プリントジョブアカウンティング − これら実施例では、RCDはウェイクアップ機能の他にプリントジョブをモニタする。プリントジョブアカウンティングのために、IDevは、すべての着信プリントジョブをモニタし、ジョブをプリントする前に、認証のためにPJLヘッダー内のアカウントデータをRCDへ送る。RCDは、アカウントデータ(または、その不足)を評価し、ジョブと共に続行すること、または、ジョブをキャンセルすることをIDevへ通知する。
識別されないジョブに関するレポート − これら実施例では、RCDは、特定のユーザに関係のないプリントジョブ、例えば、デバイスレポートおよび着信ファックスジョブをモニタすることもできる。RCDは、識別されないすべてのジョブに対するクリック数の受信を登録できるので、RCDは、これらジョブを一般的な口座に請求してもよい。
デバイス管理API:
本発明の一部の実施例では、デバイス管理APIは、ネットワークアプリケーションが画像処理装置を遠隔的にセットアップし、管理できるようにする。これら実施例では、デバイス管理APIが次の制御権をRCDへ与える。
〇デバイスステータス − RCDは、画像処理装置の現在の状態(ステータス)をリクエストできる。このステータスは、埋め込まれたウェブページでレポートされたステータスと同じステータス情報とすることができる。
〇デバイスコンフィギュレーション − RCDは、画像処理装置がサポートしているインストールされたオプションのリストを検索できる。
〇ウェブページ設定 − RCDアプリケーションは、埋め込まれたウェブページでコンフィギュア可能な値のいずれかを検索し、設定できる。
〇キーオペレータプログラム − RCDは、ソフトウェアキーを含む、キーオペレータプログラム内でコンフィギュア可能な値のいずれかを検索し、設定できる。
〇カスタム設定 − RCDアプリケーションは、カスタム設定内でコンフィギュア可能な値のいずれかを検索し、設定できる。
〇ジョブステータス − RCDアプリケーションは、現在のジョブキューおよび履歴情報を検索し、キュー内のジョブの優先度を再び定めるか、また、はジョブを削除できる。
〇クリックカウント − RCDアプリケーションは、アカウントコードにより各機能に対するデバイスの総カウントおよびクリックを検索できる。
〇データセキュリティ設定 − RCDアカウントは、DSK(例えば、最終消去)に関するステータス情報を検索し、データクリア機能を開始できる。
〇REDデータ − RCDは、REDメッセージ内で一般に送られるすべてのデータを検索できる。
〇リモートリブート − RCDは、画像処理装置のリブートを開始できる。
上記のグループ分けは、どの設定を含むことができるかの詳細を定める単なる実施例として、示したものである。一部の実施例では、キーオペレータ設定とウェブページ設定との間にはオーバラップがあってもよいので、機能領域によりAPIをグループ分けしてもよい。
内部アカウントAPI:
一部の実施例では、内部アカウントAPIにより、リモート演算装置アプリケーションにより内部アカウントをコンフィギュアし、クリック数をレポートする。一部の実施例では、内部アカウントAPIは次のものを含む。
〇オーディットオプションの設定 − RCDは、“アカウント番号セキュリティ”および“無効アカウントのキャンセルジョブ”に対してオーディッティングがどのモードをイネーブルするかを含むオーディットオプションを設定する。
〇アカウントコードの管理 − RCDは、アカウントコードを追加、編集または削除する。
〇アカウント限度 − RCDアプリケーションは個々のアカウントコードまたはすべてのアカウントコードに対し、機能によりクリックの最大数を指定できる。
〇アカウントリセット − RCDアプリケーションは個々のアカウントまたはすべてのアカウントに対し、クリック数をリセットできる。
〇クリックの検索 − RCDは各アカウントコードに対し、機能によりクリック数を検索できる。
フォントおよびフォーム管理API:
本発明の一部の実施例は、フォントおよびフォーム管理APIを含むことができ、このAPIにより、RCDアプリケーションは大量記憶装置内のフォントおよびフォームを遠隔的にダウンロードし、管理できるようになる。一部の実施例では、フォントおよびフォーム管理APIは、次の制御権をリモート演算装置に与えることができる。
〇大量記憶装置制御 − RCDアプリケーションは、記憶容量、利用可能なスペースおよび書き込み保護モードプラス書き込み保護変更ステータスを含む大量記憶ステータス情報を検索する。
〇リソースのリスト − RCDアプリケーションは、記憶されたフォントのリストおよびフォントまたはマクロID、フォント番号、フォント−フォームネーム、エスケープシーケンスおよびファイルサイズを含むフォームを検索する。
〇リソースのダウンロード − RCDアプリケーションは、PCLフォント、PCLマクロおよびPSフォントおよびフォームをダウンロードする。本発明の実施例により、リソースをダウンロードする際、ウェブページを介してリソースをダウンロードするときに実行できる特殊な処理を実行できる。
〇リソースの削除 − RCDアプリケーションは、大量記憶装置内に記憶されたリソースを削除する。
〇リソースのアップロード − RCDアプリケーションは、個々のリソースまたはすべてのリソースをアップロードする。有効なメモリ管理を利用できないデバイスでは、サーバアプリケーションが大量記憶装置をデフラグするのに、この機能を使用する。
〇フォント/マクロのID − RCDアプリケーションは、PCフォントおよびマクロに割り当てられたIDを割り当てまたは変更する。
ファームウェア管理API:
本発明の一部の実施例では、ファームウェア管理APIは、リモート演算装置またはネットワークアプリケーションが画像処理装置のファームウェアを遠隔的にダウンロードし、管理できる。一部の実施例では、ファームウェア管理APIは、リモート演算装置(例えば、サーバ)に次の制御権を与えることができる。
〇ファームウェアのバージョン − RCDアプリケーションは、そのときのファームウェアのバージョン数を検索できる。
〇サービスモード − RCDアプリケーションは、MFPをサービスモードにし、ファームウェアのアップグレードと干渉する他のジョブをロックアウトする。サービスモードのリクエストを受信したときに、IDevは着信ジョブの受け入れを停止し、キュー内のすべてのジョブを完了し、次いで、サービスモードとなっていることをサーバに通知する。
〇ファームウェアの更新 − RCDは、デバイスに更新されたファームウェアバージョンをダウンロードする。再ブートが必要な場合、IDevはダウンロードを完了したときに、再ブートを自動的に実行する。
〇ステータスのダウンロード − IDevは、ファームウェアのダウンロード後にRCDへステータス通知(成功/エラー)を送る。
〇前バージョンへの復帰 − ファームウェアの更新に成功しなかった場合、アプリケーションは、前のファームウェアバージョンへ復帰することをIDevにリクエストする。
デバイス機能のAPI:
本発明の一部の実施例では、デバイス機能のAPIは、リモート演算装置アプリケーションが現在の画像処理装置の機能を利用し、新しいカスタムソリューションを提供する。
画像送信API:
一部の実施例では、画像送信APIは、下記の制御権をリモート演算装置アプリケーションに与えることができる。
〇画像送信パラメータ − リモート演算装置アプリケーションは、次のスキャンおよびファックスパラメータに対する値を入手し、設定する。
・カラーまたはB/W(黒/白)
・画像モード − テキスト/フォト、フォト;露光レベル
・リゾリューション(解像度)
・ファイルフォーマット − ファイルのタイプ、圧縮およびファイル当たりの
ページ
・オリジナル − オリジナルサイズ、シンプレックス/デュプレックス、
回転およびジョブビルド
・ファイルネーム
・サブジェクト
・メッセージ
・送信者
・スケジュール送信時間
・ページ分割(ブックスキャニング)
・カバーページ
・送信メッセージ(秘密、緊急など)
・薄紙スキャニング
・宛て先
・ドキュメントファイリング
〇スキャンの開始 − リモート演算装置アプリケーションは、スキャン機能を開始する(ユーザがスタートボタンを押すのと同じ)。
一部の実施例では、リモート演算装置は、画像処理装置に関するデフォルト値またはそのときのジョブのための値を変更できる。そのときのジョブに対し、リモート演算装置は、ユーザによってスキャンパラメータを変更できるか否かを指定することもできる。リモート演算装置アプリケーション(例えば、アクセス制御)が、パラメータを変更できないと指定し、次に、第2のアプリケーション(例えば、ドキュメント管理)がパラメータを設定しようとする場合、第2アプリケーションに通知を送り、設定を変えないようにする。
APIプリント:
一部の実施例では、標準プリントチャンネルを使ってリモート演算装置アプリケーションにより、プリントジョブを送ることができる。一部の実施例では、プリントAPIは、次の追加制御権をリモート演算装置に与えることができる。
〇PJLのスニッフィング − RCDアプリケーションは、プリントジョブ内に特定のPJLコマンドが発見されたときに、命令のためにコンタクトすべきIDevにより登録できる。次に、RCDは、コマンドを置換し、ジョブをキャンセルし、プリントを続行することをIDevに命令する。このインターフェースは、アカウントおよび他のブランドコンパチビリティと同じように、アプリケーションで使用できる。
APIコピー:
本発明の一部の実施例では、コピーAPIは、次の制御権をリモート演算装置に提供する。
〇コピーパラメータ − RCDアプリケーションは、次のコピーパラメータに対する値を入手し、設定できる。
・カラーまたはB/W(黒/白)
・露光 − テキスト、テキスト/フォト、フォト、スーパーフォト;露光レベル
・紙選択(トレイによる)
・コピー比
・2面コピー − 1対1、1対2、2対2、2対1;バインドエッジ
・出力 − 出力トレイ、ソート、ステープル、グループ、オフセット
・元のサイズ、
・特殊機能 − マージンシフト、消去、パンフレットなど
・ドキュメントファイリング
〇コピー開始 − RCDアプリケーションは、コピー機能を開始する(ユーザがスタートボタンを押すのと同じ)。
一部の実施例では、リモート演算装置は、画像処理装置に関するデフォルト値、またはそのときのジョブのための値を変更できる。そのときのジョブに対し、リモート演算装置はユーザによりコピーパラメータを変更できるか否かを指定することもできる。
ドキュメントファイリングAPI:
本発明の一部の実施例では、ドキュメントファイリングAPIは、次の制御権をリモート演算装置に与えることができる。
〇バックアップ/回復 − リモート演算装置アプリケーションは、すべてのドキュメントファイリングデータと共に、バッチファイルをインポートし、かつイクスポートできる。一部の実施例では、このパッケージは、パスワードで保護されたドキュメントを含み、個々にアクセスできないドキュメントを含むので、このパッケージを、例えば、故障の場合の回復時、または他のデバイスへクローン化するときに、所有権のあるフォーマットにすることができる。
〇ファイル/フォルダーのリスト − リモート演算装置アプリケーションは、IDevに記憶すべき新しいファイルおよびフォルダーを検索し、変更し、作成する(デバイス管理内にも含まれている)。
〇ファイルのダウンロード − リモート演算装置は、新しいファイルをドキュメントファイリングシステムにダウンロードし、フォルダー、ファイルネーム、ユーザネームおよびパスワードを指定する。
〇ユーザリスト − リモート演算装置アプリケーションは、IDevに記憶すべき新しいユーザを検索し、変更し、作成する(デバイス管理にも含まれている)。
〇HDDステータス − リモート演算装置アプリケーションは、メインフォルダー、クイックフォルダーおよびカスタムフォルダーに割り当てられた%および残留%を含む、現在のHDDステータスを検索する。
〇ドキュメントファイリングパラメータ − リモート演算装置アプリケーションは、次のパラメータを含むドキュメントファイリングにファイルを記憶するための値を入手し、設定する。
・露光
・リゾリューション(解像度)
・オリジナル − サイズ、シンプレックス/デュプレックス
・ファイル情報 − ユーザネーム、ファイルネーム、フォルダー、秘密、
パスワード
・特殊モード − 消去,両面コピー、2IN1、ジョブビルド、カードショット
〇プリントの開始 − リモート演算装置アプリケーションは、記憶されたファイルを選択し、次のパラメータを含むプリントを開始する。
・紙サイズ/ソース
・出力 − ソート/グループ、出力トレイ、ステープル、パンチ、オフセット
・シンプレックス/デュプレックス(タブレット/ブックレット)
・タンデムプリント
・コピー数
・プリント後の削除または記憶
〇送信スタート − リモート演算装置アプリケーションは、記憶されたファイルを選択し、次のパラメータを含む送信を開始する。
・解像度
・ファイルフォーマット
・宛て先
・タイマー
・送信者
・ファイルネーム
・サブジェクト
・メッセージ
セキュリティ:
外部アプリケーションが画像処理装置を制御できるようにすることにより、画像処理装置は新たなセキュリティ脆弱性にさらされるようになる。セキュリティ基準を提供する本発明の実施例では、次のアイテムが、リモート演算装置インターフェースによってアドレスできるセキュリティ上の問題である。
リモート演算装置のインターフェースへのアクセスを有効なアプリケーションだけに限定できる。実施例は、重大なセキュリティリスクをもたらす、画像処理装置の広範なアクセスおよび制御を取り上げる。セットアップの容易性および有効なソリューションのための使用を維持しながら、これら実施例のインターフェースを、攻撃者によるアクセスから保護する。
ネットワーク転送中に、秘密データ(例えば、ユーザのクレデンシャルおよびジョブデータ)を保護する。ユーザの資格およびジョブデータが盗まれることなく、侵入者がデバイスのアクティビティをモニタできず、中間者の攻撃によりメッセージが変更されないようにし、ネットワーク転送中にユーザの資格およびジョブデータを安全にする。画像処理装置とリモート演算装置アプリケーションとの間でデータを伝送する間、データの安全を保証するために、画像処理装置は、安全ソケットレイヤー(SSL)および他の接続を用いることができる。
管理者は、画像処理装置のアクセスをノックダウンする能力を有する。厳密なセキュリティ上のポリシーを有するユーザに対し、管理者は、リモート演算装置によるアクセスを禁止したり、または、特定のアプリケーションへのアクセスを制限する能力を有する。管理者は、画像処理装置のインターフェースにアクセスすることを望む限られたアプリケーションを登録するオプションを有する。
リモート演算装置アプリケーションは、画像処理装置が“スプーフ”されないことを保証する。リモート演算装置は、侵入者がネットワークコンフィギュレーションおよびパスワードを収集したり、ドキュメント管理システムのファイル/フォルダー構造をモニタしたり、または、セキュリティの設定および画像処理装置のDSK(データセキュリティキット)ステータスを模造したりするために、画像処理装置になりすますことができないように、コンタクトした画像処理装置を認証する。
リモート演算装置は、サーバが“スプーフ”されないことを保証する。画像処理装置は、侵入者がリモート演算装置のIPアドレスをスプーフしないことを保証するために、コンタクトしたすべてのリモート演算装置を認証できなければならない。侵入者は、リモート演算装置のふりをすることにより、ユーザの資格を盗み出し、スキャンしたドキュメントを再命令し、デバイスの設定またはファームウェアを変更したり、または(認証されていないユーザへアクセスしたり、または、有効なユーザに対するサービスアタックの否定を開始するよう)アクセス制御システムをダウンさせることができる。
リモート演算装置を利用できないときには、アクセス制御/販売アプリケーションは、妥協(compromised)されなくてもよい。リモート演算装置を利用できないとき、画像処理装置へオープンアクセスをするために、リモート演算装置を受け入れることはできない。リモート演算装置がスタート時に利用できないか、または、任意の時間に利用できなくなる場合(例えば、誰かがネットワークケーブルを切断した場合)、即座に画像処理装置をディスエーブルし、エラーメッセージを表示する。
管理者は、会社およびアプリケーションの条件に基づき、セキュリティレベルを調節できる。セキュリティ条件は、リモート演算装置アプリケーションおよびソリューションを実施するのに必要なリソースを開発するのにかかる時間に、大きな影響を与える。本発明の一部の実施例を使用するユーザは、1つの画像処理装置を有し、ITスタッフを雇用しておらず、簡単なスキャンまたはプリントアプリケーションしか有していないような小企業から、すべてのデバイスのアクティビティをトラッキングするのにアクセス制御およびオーディットトレールを追跡するような大きな政府官庁までの範囲にわたる。画像処理装置のインターフェースを保護するのに使用されるセキュリティ対策は、ターゲット環境にマッチするように管理者により調節できる。
画像処理装置およびリモート演算装置アプリケーションは、ユーザクレデンシャルをハンドオフできる。ユーザは、ジョブ全体にわたる多数のポイントでログインすることが促される。例えば、アクセス制御アプリケーションまたはアカウントアプリケーションは、全デバイスのアクセスを制御でき、画像処理装置は、画像を送信するためにイネーブルされたユーザ認証を有することができ、ドキュメント管理アプリケーションは、フォルダーリストを示す前にユーザのログインを求めることができる。多くの環境において、これらアプリケーションのすべては共通するユーザデータベースを使用する。一部の実施例では、アプリケーションが互いにユーザのクレデンシャルを送り合い、各々が認証プロセスを繰り返さなくてもよいようにすることが望ましい。
図3を参照し、本発明の一部の実施例について説明する。これら実施例は、画像処理装置だけを含むことができ、この画像処理装置は、通信リンクを通してリモート演算装置、例えば、サーバと相互対話するようになっている。画像処理装置30は、例えば、キーパッド、1つ以上のボタン、ノブまたはスイッチ、もしくはタッチスクリーンパネルを含むユーザ入力デバイス34、タッチスクリーンパネル状をしたユーザ入力デバイス34を含むディスプレイ36とを含むユーザインターフェース32からなる。
画像処理装置30は、スキャン、プリント、コピー、ファックス伝送(送受信)およびその他を含むが、これらだけに限定されない1つ以上の画像形成機能を実行できる。
これら実施例は、通信リンク38を更に備え、この通信リンクは、ネットワークケーブル、ユニバーサルシリアルバス(USB)ケーブル、シリアルケーブル、パラレルケーブル、電力ライン通信接続、例えば、ホームプラグ接続または他の有線接続を含む(図3に示されるような)有線接続とすることができる。これとは異なり、通信リンク38は、無線接続、例えば、IEEE802.11(b)準拠接続、ブルートゥース接続、赤外線データ協会(IrDA)接続または他の無線接続のような無線接続を含むことができる。
図4を参照し、一部の画像処理装置の実施例の作動について説明する。これら実施例では、リモート演算装置(図3には示されず)からメニューデータを受信(40)でき、リモート演算装置は、有線または無線接続を通し、通信リンク38を介して画像処理装置30に接続できる。次に、このメニューデータは、画像処理装置のユーザインターフェースディスプレイ36の上にディスプレイ(42)することができる。リモートメニューデータのこのディスプレイはユーザがユーザインターフェース入力デバイス34で入力をすることを促すようになっている。
これら実施例の画像処理装置は、リモートメニューデータのディスプレイに応答し、ユーザからの入力を取り込むように構成でき、ユーザがリモート演算装置に入力したことを通知(44)できるようにしている。一部の実施例では、このユーザ入力データをリモート演算装置で処理できる。この処理は、リモート演算装置でのアプリケーションを実行することを含む。この処理は、リモート演算装置に記憶されたデータにアクセスし、データを伝送することも含むことができる。
これら実施例の画像処理装置は、更に、ユーザ入力データを処理することから得られるデータを受信(46)するようになっている。このデータは、ユーザ入力に応答し、リモート演算装置で作動するアプリケーションによって生じたデータを含むことができる。画像処理装置は、ユーザ入力の処理に応答し、リモート演算装置、例えば、ファイルサーバに記憶されていたデータを受信することもできる。
画像処理装置30が処理されたデータを受信(46)すると、画像処理装置30は、データまたはデータの使用に応答し、ネイティブな機能を実行する(48)。例えば、限定するわけではないが、画像処理装置30は、リモート演算装置に記憶されており、ユーザ入力に従ってリモート演算装置上で変更されたドキュメントをプリントできる。別の非限定的な例として、画像処理装置30は、処理されたデータの受信(46)に応答し、画像処理装置で機能(例えば、スキャン、コピー、プリント、ファックス伝送)を起動またはイネーブルできる。
図5を参照し、より詳細な一部の画像処理装置の実施例について説明する。これら実施例では、画像処理装置30は、リモート演算装置からの、マークアップ言語でフォーマット化されたメニューデータを受信(50)するようになっている。ハイパーテキスト転送プロトコルメニューデータを伝送する通信リンク(HTTP)を使ってメニューデータを伝送する通信リンクを設定し、維持する。マークアップ言語は、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)、拡張可能なマークアップ言語(XML)、無線マークアップ言語(WML)、拡張可能なハイパーテキストマークアップ言語(XHTML)および/または他の言語からの用語を含むことができる。
メニューデータを一旦受信(50)すると、これを画像処理装置のユーザインターフェースディスプレイ36上でディスプレイ(52)する。前に説明した実施例の場合と同じように、このメニューデータは、画像処理装置のユーザインターフェース32でのユーザ入力を促すようになっている。画像処理装置30に対してネイティブなブラウザアプリケーションにより、リモート記憶されたメニューデータのディスプレイを実行する(52)。
これら実施例では、画像処理装置30は、ユーザインターフェース32を通して受信したユーザ入力をリモート演算装置にルーティング(54)するようにできる。次に、ユーザ入力を受信するリモート演算装置は、アプリケーションを作動させるか、または、他の方法で、ユーザ入力を処理し、処理結果を画像処理装置30へ戻すことができる。従って、画像処理装置30は、リモート演算装置からの処理されたデータを受信(56)するようにできる。一部の実施例では、画像処理装置30は、処理されたデータの受信(56)に応答し、1つ以上の機能を実行できる。
図6を参照し、本発明の一部の実施例について説明する。これらの実施例は、通信リンク64を有するリモート演算装置(RCD)60を含む。この通信リンク64は、ネットワークケーブル、ユニバーサルシリアルバス(USB)ケーブル、シリアルケーブル、パラレルケーブル、電力ライン通信接続、例えば、ホームプラグ接続または他の有線接続を含む(図6に示されるような)有線接続とすることができる。これとは異なり、通信リンク64は、無線接続、例えば、IEEE802.11(b)準拠接続、ブルートゥース接続、赤外線データ協会(IrDA)接続または他の無線接続のような無線接続を含むことができる。一部の実施例では、RCD60は、更にデータ記憶装置62も備えることができ、この記憶装置は、一般に、ハードドライブであるが、光学的ドライブデバイスでもよく、データ記憶装置62は、コンパクトディスクドライブ、フラッシュメモリまたはその他の記憶装置のアレイである。
図7を参照し、更に、RCD60の実施例について説明する。これらの実施例では、RCD60は、データを処理し、プログラム、例えば、オペレーティングシステムおよびアプリケーションを作動させるためのプロセッサ72を備える。RCD60は、更に、メモリ74も備え、このメモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM)およびリードオンリーメモリ(ROM)の形態とすることができる。プロセッサ72により処理されるアプリケーションを、メモリ74にロードすることもできる。RCD60は、更に、ネットワークインターフェース78も備え、このネットワークインターフェースにより、RCD60は他のデバイス、例えば、画像処理装置30と通信することが可能となっている。一部の実施例では、RCD60は、ユーザインターフェース80も含むことができるが、このインターフェースは、多くの実施例では、必要でない場合がある。記憶装置62は、アプリケーションおよびデータを記憶するのに使用でき、本発明の実施例の画像処理装置30によってデータにアクセスすることができる。プロセッサ72、メモリ74、記憶装置62、ネットワークインターフェース78およびオプションとしてのユーザインターフェース80をシステムバス76によりリンクし、コンポーネント間のデータ転送をイネーブルできる。通信リンク64はネットワークインターフェース78を介し、RCD60を他のデバイスに結合することができる。
図8を参照して説明する一部の実施例では、RCD60は、記憶デバイス62またはメモリ74に記憶されたメニューデータを含むことができる。このメニューデータは、画像処理装置のユーザインターフェース32にディスプレイできるように構成されている。これらメニューデータを多くのフォーマットおよびコンフィギュレーションで記憶することができる。一部の実施例では、メニューデータは、マークアップ言語で表記される用語の形態をとることができる。マークアップ言語は、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)、拡張可能なマークアップ言語(XML)、無線マークアップ言語(WML)、拡張可能なハイパーテキストマークアップ言語(XHTML)および/または他の言語からの用語を含むことができる。これら実施例では、通信リンク64を通して画像処理装置30へメニューデータを送ることができる(82)。従って、画像処理装置にディスプレイするようになっているメニューデータをRCD60に記憶できる。
一部の実施例のRCD60は、画像処理装置30のユーザインターフェース32を通して得られ、通信リンク38および64を通してRCD60に転送されたユーザ入力を受信(84)するように構成される。RCD60でこの入力データを一旦受信すると、入力データを処理(86)する。処理(86)の一例は、新しいフォーマットへの変換、データ内で得られたコマンドの実行または他のプロセスを含む。入力データを一旦処理(86)すると、処理された出力を画像処理装置30へ送り戻し(88)、この画像処理装置において、画像処理装置のプロセスまたは機能で処理された出力を使用する。
図9を参照して説明するような一部の実施例では、RCD60は、マークアップ言語を使用して画像処理装置のディスプレイ36のために構成されたメニューデータを送信(90)する。次に、画像処理装置30で、マークアップ言語のメニューデータを受信し、これをユーザに表示する。このことは、ユーザが画像処理装置のユーザインターフェース32に入力信号を入力することを促す。このユーザ入力は、画像処理装置30によりRCD60へ送ることができる。次に、RCD60は、画像処理装置30でのメニューデータのディスプレイによって促された入力データを受信(92)する。一旦入力データを受信すると、RCD60でこの入力データを処理(94)する。この処理は、RCD60に記憶されているフォーム、ドキュメントまたは他のデータの選択、記録および/または変更、ユーザ入力によって識別されたユーザの認証、ユーザによるドキュメント入力の変換、マップの発生、ユーザ入力に関連する他の命令またはその他のプロセスもしくは機能を含むことができる。
図10および図11Aを参照し、本発明の一部の実施例について説明する。これら実施例は、少なくとも1つのRCD60と、複数の画像処理装置30a〜30dを含む。これら実施例では、画像処理装置30a〜30dのうちの少なくとも1つは、ディスプレイ36を備えたユーザインターフェース32と、ディスプレイ(例えば、タッチスクリーン)または別個の入力リンクと一体的なユーザ入力パネル34とを備える。通信リンクおよびネットワーク100により画像処理装置30a〜30dとRCD60を接続し、RCD60と画像処理装置30a〜30dとの間のデータ伝送をエネーブルする。
これら実施例では、RCD60にメニューデータを記憶し、これを画像処理装置30a〜30dのうちの少なくとも1つに送り(110)、この画像処理装置でユーザインターフェースにメニューデータを表示する。メニューデータを受信する画像処理装置30a〜30dのうちのいずれかが、ユーザ入力を取り込み(112)、これをRCD60へ送信(114)する。RCD60でユーザ入力データを受信すると、前に説明した実施例で説明したように、データを処理(116)する。この処理(116)の結果を画像処理装置30a〜30dのいずれかの組み合わせで送り戻す(118)。
これら実施例において、各画像処理装置におけるリソースを再生することなく、複数の画像処理装置30a〜30dへ処理パワー、リソースおよび機能を提供するのに単一のRCD60を使用できる。一部の実施例において、画像処理装置30a上の入力によって生じたデータを別の画像処理装置30dへ向け、処理されたデータを出力するか、または、最終処理することができる。
本発明の一部の実施例は、多言語メニューサポートを含むことができる。図11Bに示されたこれら実施例の一部により、ユーザに好ましい言語の初期選択または識別(101)を可能にする。この選択は、好ましい言語を選択するためのユーザ入力を含む。このステップは、ユーザに好ましい言語の自動識別も含むことができ、この自動識別は言語にリンクされたユーザ識別プロファイル、スキャンされたドキュメントのテキストに基づく言語の識別、スキャンされたドキュメントにプリントされる符号またはその他の識別方式により達成できる。
言語を一旦選択するか、または、識別すると、RCDへ選択/識別データを送る(102)。RCDにおいて、ディスプレイする(104)ために画像処理装置へ送る(103)言語固有のメニューデータを識別するのに、この選択を使用する。次に、ユーザは、入力(105)と共に選択された言語メニューデータに応答でき、入力(105)を使ってネイティブな画像処理装置の機能を呼び出すか、または、これをRCDへ送り(106)、必要な処理を行う。次に、RCDは、入力データを処理(107)し、宛て先、例えば、画像処理装置、e−メールアドレス、メモリロケーションまたは他の宛て先へ、処理入力を送る(108)。
ダイナミックフォーム:
図12を参照し、本発明の一部の実施例について説明する。これらの実施例では、画像処理装置(IDev)120は、ユーザインターフェース124を備え、このユーザインターフェースはユーザ入力を受信し、データをユーザに表示する。このユーザインターフェース124はディスプレイを含み、ディスプレイの一例としてタッチパネルを含む。このディスプレイは、データ122をユーザに表示するのに使用できる。このデータは、ユーザの選択またはデータ入力、例えば、ユーザIDおよびパスワード、フォーム選択および他の入力を促すためのメニューデータを含む。画像処理装置120は、通信リンク126を有することができ、この通信リンクは、他の実施例で説明したような、代表的なコンピュータネットワーク接続、シリアルケーブルまたは他の有線もしくは無線通信リンクを含むことができる。通信リンク126は、画像処理装置120をリモート演算装置(RCD)128、例えば、サーバに接続できるドキュメント、例えば、フォームおよび他のデータを記憶し、データを画像処理装置120からアクセスできるようにするために、RCD128を使用する。このRCD128は、画像処理装置120およびそのユーザインターフェース124からの入力と相互対話したり、または、受信するアプリケーションを実行することもできる。
ドキュメントに関連し、本明細書で使用するような「変更する」および「変更」なる用語は、ドキュメントの発生の動作、ドキュメントのマージ機能、ドキュメントのフィールド割り当て、サーチおよび置換機能、および、ドキュメントに対し、人が認識できるか、または、機械が認識できる変化を生じさせるような他の動作を含む。
本明細書で使用する「ドキュメントコンテント」または「コンテント」なる用語は、テキスト、グラフィック、画像、シンボルおよびドキュメントにより伝送されるようになっている他のデータを含む。
本明細書で使用する「ユーザ入力」または「入力」なる用語は、画像処理装置、リモート演算装置または他のデバイスのためのコンテントおよび命令の入力を含む。入力は、キーパッド入力、タッチスクリーン入力、別のデバイスからのアップロードまたは他の方法によって実行できる。
図13に示されるような本発明の一部の実施例では、画像処理装置120のユーザインターフェース124でユーザデータを入力する(130)。次に、このユーザデータを、通信リンク126を通してRCD128へ送る(132)。RCDでデータを受信すると、RCDは、ドキュメントにデータを適用(134)する。このプロセスは、ドキュメントの変更、例えば、あるフォームのフィールドを満たすこと、ドキュメントのオプション部分を選択すること、ドキュメントをアドレス指定すること、ドキュメントをフォーマッティングすること、および、他の変更手順を含むことができる。ドキュメントにデータを適用(134)することは、ユーザデータと共に新しいドキュメントを発生することも含む。このことは、RCD128で作動するアプリケーションにより実行できる。ドキュメントを変更または発生すると、RCD128から宛て先、例えば、e−メールアドレス、ファックス番号、ネットワークロケーションまたは他の宛て先へ直接ドキュメントを送る(138)。変更されたドキュメントまたは新しく発生されたドキュメントを画像処理装置120へ送り(136)、あるフォーマット、例えばプリントされたメディア、ファックス送信、e−メールまたは他のフォーマットで出力する。
ユーザの特徴データに対して、本発明の一部の実施例を合わせることができる。これらの実施例は、図14に開示されている。これら実施例では、ユーザは、画像処理装置のユーザインターフェース124に入力することにより、特定のユーザ特徴データを識別(140)する。このユーザ特徴データは、ユーザの識別、ユーザのロケーション、ユーザの職業、ユーザの婚姻状態、ユーザの性別、ユーザの口座の識別子または他のユーザの特徴を含むことができる。次に、通信リンク126を通して、RCD128にこのユーザの特徴データを送る(142)。RCD128でこのデータを受信すると、RCD128はデータを使ってドキュメントを変更(144)する。このプロセスは、現在のドキュメントの変更(144)、例えば、あるフォームのフィールドを満たすこと、ドキュメントのオプション部分を選択すること、ドキュメントをアドレス指定すること、ドキュメントをフォーマット化すること、および、他の変更手順を含むことができる。ユーザの特徴データによりドキュメントを変更すること(144)は、ユーザの特性データによる新しいドキュメントの発生を含むこともできる。他の実施例と同じように、このことはRCD128で作動するアプリケーションにより実行できる。一旦、ドキュメントを変更または発生すると、RCD128から宛て先、例えば、e−メールアドレス、ファックス番号、ネットワークロケーションまたは他の宛て先に直接ドキュメントを送ることができる(148)。変更または新しく発生されたドキュメントを画像処理装置120へ送り(146)、あるフォーマット、例えば、プリントメディア、ファックス送信、e−メールまたは他のフォーマットで出力することができる。
図15に示された本発明の別の実施例は、ドキュメント選択プロセスも含む。これらの実施例では、ユーザは、他の実施例の場合のように、画像処理装置のユーザインターフェース124で、ユーザの特徴データまたは他のデータを入力し、識別(150)する。このユーザ入力データは別の入力の前にオプションとしてRCDへ送る(151)。これら実施例では、ユーザは、画像処理装置のユーザインターフェース124からのドキュメントを更に選択(152)する。このドキュメント選択(152)および従来の入力を処理のためにRCD128へ送る(153)。これらユーザ入力のステップ(150)、(152)は、画像処理装置のユーザインターフェース124でのメニュー選択により、いくつかの入力ステップで実行できる。各ステップは、入力の受信、入力をRCD128へ送ること、その後の入力ステップのためにユーザインターフェースのディスプレイ124をリフレッシュすることを含む。画像処理装置120またはRCD128から、メニューデータを供給できる。必要なすべてのデータが入力され、RCD128へ送られると、このRCD128はユーザ入力を使って選択されたドキュメントを変更(154)する。ドキュメントの変更または発生(154)の後で、RCDから宛て先(158)へ、または、更に出力するために画像処理装置120へ、ドキュメントを送る(156)。
本発明の一部の実施例はデータベースアクセスを含む。図16に示されたこれら実施例は、画像処理装置のユーザインターフェース124でユーザ入力データを受信し、ユーザの特徴データを識別する(160)。ユーザインターフェース124では、ドキュメントの選択入力(162)を行うことができる。前に説明した実施例の場合のように、このユーザ入力をRCD128へ送信(163)することができる。しかしながら、ドキュメント変更に使用するためにユーザデータにアクセス(164)することができる記憶されたデータベースを識別するのに、このユーザ入力を使用する。RCD128により一旦ユーザ入力データおよび補助データベースデータにアクセスすると、ドキュメントを変更または発生(166)するのに、このデータを使用できる。次に、宛て先(168)または画像処理装置へドキュメントを送る(169)。
図17を参照し、本発明の別の実施例について説明できる。これら実施例は、ユーザの問い合わせプロセスを含む。これら実施例では、ユーザは、画像処理装置のユーザインターフェース124においてドキュメントを選択(170)する。次に、この選択をRCD128へ送る(171)。次に、RCD128は、ドキュメントを完成するのに何の情報が必要であるかを判断し、画像処理装置のユーザインターフェース124を通して、その特定の情報に関し、ユーザに問い合わせする(172)。次に、ユーザインターフェース124で入力を受信(173)し、RCD128へ送る(174)。前に説明したように、選択されたドキュメントを変更または発生(175)する。一旦、変更または発生すると、このドキュメントを宛て先(176)または画像処理装置に送り(177)、出力するか、または更に処理することができる。
図18に示された本発明の更に別の実施例は、画像処理装置のユーザインターフェース124にドキュメントをディスプレイ(180)する。このディスプレイ(180)は、ユーザの選択または自動化されたプロセス、または、他のある選択方法により開始する。ドキュメントのディスプレイ(180)と組み合わせ、ドキュメントの変更、例えば、フォームを満たすためにデータを入力することをユーザに促すことができる。ユーザインターフェース124にてユーザ入力を取り込む(181)。次に、RCD128にこの入力データを送り(182)、ディスプレイされたドキュメントをユーザインターフェース124から受信したユーザ入力に従って変更する(188)。他の実施例の場合と同じように、変更されたドキュメントを直接宛て先(184)または画像処理装置120へ送り(185)、出力するか、または更に処理する。
図19に示された本発明の一部の実施例は、マークアップ言語、例えば、拡張可能なマークアップ言語(XML)およびメッセージプロトコル、例えば、シンプルオブジェクトアクセスプロトコル(SOAP)を使用できる。一部の実施例では、画像処理装置のユーザインターフェース124でユーザ入力を受け入れる(190)。この入力データを、画像処理装置にて、XMLを使ってSOAPメッセージにフォーマット化する(191)。次に、通信リンク126を通して、このXML/SOAPメッセージをRCD128へ送る(192)。RCD128は、XML/SOAPメッセージの全体または一部を処理(193)し、メッセージの一部を処理のためにネットワーク上の別のユニットへ送ることもできる。メッセージを処理するには、RCD128、別のネットワーク記憶デバイスに記憶されていたデータまたは他のロケーションからのデータを検索する(194)ことが必要である。一旦、必要なすべてのデータが検索されると、データをドキュメント、例えば、プリントジョブまたはe−メールにフォーマット化する(195)ことができ、次に、宛て先または画像処理装置120へ送ることができる(196)。
図20に示された本発明の一部の実施例は、RCD128に記憶できるが、画像処理装置のユーザインターフェース124にディスプレイできるメニューデータを含む。これら実施例の一部では、RCD128から画像処理装置120へメニューデータを送る(200)。次に、画像処理装置のユーザインターフェース124にこのメニューデータをディスプレイする(201)。画像処理装置のユーザインターフェース124で、メニューディスプレイに応答したユーザ入力を受け入れ(202)、次に、このユーザ入力を処理のためにRCD128へ送る(203)。次に、この入力データをRCD128で使用し、RCD128にアクセスできるドキュメントを選択または変更する(204)。一旦、ドキュメントを変更し、選択し、または、発生すると、最終ドキュメントを宛て先または画像処理装置120へ送り(205)、更に、処理または出力する。
画像処理装置120にディスプレイするためのリモートメニューデータを含むRCD128は、図21に示された方法に従う。これら実施例では、RCD128はメニューデータをディスプレイのために画像処理装置120へ送る(210)。ディスプレイプロセスは、ユーザ入力を促すことができ、入力をRCD128へ戻すように中継でき、RCD128は、入力データを受信する(212)。次に、このデータを使って、ドキュメントを完成、発生、フォーマット化または他の方法で変更し(214)、このドキュメントを次に宛て先または画像処理装置120へ送り(216)、更に、処理または出力する。
リモートメニューデータを受信する画像処理装置120は、図22に示された方法に従う。これら実施例では、画像処理装置120はRCD128からメニューデータを受信する(220)。このメニューデータを画像処理装置のユーザインターフェース124でディスプレイする(222)。このことは、ユーザインターフェース124で入力することをユーザに促すことで実行できる。次に、入力は、ユーザインターフェース124で受け入れられ(224)、次に、処理のためにRCD128へ送られる(226)。次に、RCD128は、ユーザ入力に応答し、ドキュメントを変更し、この変更したドキュメントを画像処理装置120へ送る。画像処理装置120は、変更されたドキュメントを受信し(228)、これを宛て先に送るか、または、これをハードコピーの出力に変換する。
図23を参照し、リモートメニューデータを含む本発明の別の実施例について説明する。これら実施例は、リモートメニューデータと共にデータベースまたはネットワークリソースアクセスを備える。これら実施例の一部では、RCD128に記憶されたメニューデータをディスプレイのために画像処理装置120へ送る(230)。入力を促す場合、画像処理装置でメニューデータを表示する(231)。画像処理装置のユーザインターフェース124でユーザ入力を取り込み(232)、これを、処理のためにRCD128へ送る(233)。RCD128で処理するには、処理中に識別される補助データをコールすることがある。このようなケースのとき、RCD128は補助データを得るためにデータベースまたは他のネットワークリソースにアクセスする(234)。必要なすべてのデータが一旦得られると、RCD128はデータによりドキュメントを変更し(235)、更に処理するか、または、出力するために、画像処理装置120へ変更されたドキュメントを送る(236)。
リモートメニューディスプレイおよびデータアクセスを利用するRCD128は、図24に示されたステップに従う。これら実施例では、ユーザインターフェース124にディスプレイするために画像処理装置120へメニューデータを送る(240)。RCD128では、画像処理装置120から受信したデータを受信する(242)。ユーザ入力データを処理する際にコールされる補助データに、データベースまたは他のネットワーク、もしくは、ローカルリソースからアクセスする(244)。入力データおよび補助データを使用し、ドキュメントを変更し(246)、次に、変更されたドキュメントを更に処理または出力するために、画像処理装置120へ送る(248)。
リモートメニューデータおよびリモートデータアクセスを利用する画像処理装置は、図25に示されたステップに従う。これら実施例では、RCD128からの画像処理装置のメニューデータを受信し(250)、画像処理装置のユーザインターフェース124にディスプレイする(252)。メニューデータのディスプレイに応答し、ユーザ入力を取り込み(254)、この入力を処理するために、RCD128へ送る(256)。RCDによりリモートデータアクセスおよびドキュメント変更を実行した後に、RCD128から画像処理装置120で、変更されたドキュメントを受信し(258)、この変更されたドキュメントを画像処理装置120により出力する(259)。
本発明の一部の実施例は、データおよび/または命令を処理するリモート演算装置の助けを必要とすることなく作動できる。図26に示された一部の実施例は、他のデバイスへの通信リンクを必要としない画像処理装置(IDev)を備える。これら実施例の画像処理装置は、入力デバイスおよびディスプレイと共に、ユーザインターフェースを備える。これら実施例では、IDevのユーザインターフェースにて、ドキュメントコンテントを受信する(260)。ユーザインターフェースでは、他の情報、例えば、メニュー選択、データのフォーマット化および他のユーザ入力も受信できる。IDevに記憶されたドキュメントに追加するか、または、このドキュメントを他の方法で変更(262)するために、このドキュメントコンテントを使用する。これら実施例の一部のIDevは、フォーム、ドキュメントおよびその他のデータを記憶するためのデータ記憶能力を有する。一部の実施例では、ユーザによりドキュメントコンテント入力からドキュメントを作成する。ユーザ入力コンテントにより一旦ドキュメントを変更すると、画像処理装置内の宛て先、例えば、デバイスの別のモジュールに変更されたドキュメントを送り(264)、更に、処理または送信するか、または、通信リンクを通して画像処理装置の外部の宛て先へこのドキュメントを送ることができる。
図27に示す本発明の別の実施例は、図26を参照して説明した実施例に類似する。これら実施例は、画像処理装置のユーザインターフェースでドキュメントコンテントの入力を受信する(270)。このコンテントは、ドキュメントのコンテントに追加するか、または、このドキュメントのコンテントを変更(作成を含む)(272)するために使用してもよい。ドキュメントを一旦変更すると、画像処理装置の画像形成機能、例えば、メディアでのプリント、e−メール送信、ファクシミリ送信および他の出力フォーマット(これらだけに限定されない)のうちの1つを使ってドキュメントを出力する(274)。
図28を参照し、本発明の一部の実施例について説明する。本発明のこれら実施例は、画像処理装置での(作成を含む)ドキュメント変更が可能である。これら実施例は、画像処理装置でドキュメントを変更できるが、ドキュメントは遠隔的に記憶されている。これら実施例では、ユーザは、IDevのユーザインターフェースを使ってドキュメントを選択する(280)。ユーザは、また、IDevのユーザインターフェースを使ってドキュメントコンテントを入力することもできる(282)。ドキュメントを選択するとき、リモート記憶装置、例えば、ネットワークサーバ、リモート演算装置、または、他の記憶デバイスまたはロケーションからドキュメントを引き出すことができる(284)。IDevによりドキュメントを検索するときに、IDevは入力されたドキュメントコンテントを使ってドキュメントを変更できる(286)。新しいコンテントを使って一旦ドキュメントを変更すると、画像処理装置で変更されたドキュメントを出力することができる(288)か、または別の宛て先へ送ることができる。
画像処理装置でのドキュメントの変更を可能にする本発明の実施例は、画像処理装置で作動する1つ以上のJava(登録商標)をベースとするアプリケーションを使用できる。
ドキュメントの組み立て:
図29を参照し、本発明の一部の実施例について説明できる。これら実施例では、画像処理装置IDev290は、ユーザ入力を受信し、データをユーザにディスプレイできるユーザインターフェース292、293を含む。ユーザインターフェース292、293は、ディスプレイ292をも含む。ディスプレイの一例はタッチパネルを含むことができ、画像処理装置290は、通信リンク294を有することができ、この通信リンクとして、コンピュータネットワーク接続、シリアルケーブルまたは他の実施例で説明したような他の有線または無線通信リンクを挙げることができる。この通信リンク294は、画像処理装置290を、リモート演算装置(RCD)296、例えば、サーバまたはパソコンに接続することができる。RCD296は、ドキュメント、例えば、フォームおよび検査シートおよび他のデータを記憶するのに使用でき、RCD296は画像処理装置290およびそのユーザインターフェース292、293からの入力と相互対話またはこの入力を受信するアプリケーションを実行することもできる。ユーザに対し、データ298をディスプレイするのに、IDevディスプレイ292を使用できる。このデータは、ユーザ選択またはデータ入力、例えば、ユーザ識別およびパスワード、メニュー選択または他の入力を促すためのメニューデータを含む。
ドキュメントに関連し、本明細書で使用するような「変更する」および「変更」なる用語は、ドキュメントの発生の動作、ドキュメントのマージ機能、ドキュメントのフィールド割り当て、サーチおよび置換機能、および、ドキュメントに対し、人が認識できるか、または、機械が認識できる変化を生じさせるような他の動作を含む。
本明細書で使用する「ドキュメントコンテント」または「コンテント」なる用語は、テキスト、グラフィック、画像、シンボルおよびドキュメントにより伝送されるようになっている他のデータを含む。
本明細書で使用する「ユーザ入力」または「入力」なる用語は、画像処理装置、リモート演算装置または他のデバイスのためのコンテントおよび命令の入力を含む。入力はキーパッド入力、タッチスクリーン入力、別のデバイスからのアップロードまたは他の方法によって実行できる。
本発明の一部の実施例は、入力ドキュメントを分解し、分解された入力ドキュメントから新しいドキュメントを再組み立てるためのシステム、方法およびデバイスに関する。これら実施例は、図30および図31に示されるような状況例で示すことができる。このシナリオ例では、学生によってではなく、問題によって試験に評点を付けるのに、より効率的な場合がある。従って、複数の学生の試験ドキュメント301〜303を問題ごとに分解し、これら分解されたドキュメントを、問題に基づく複数のドキュメント(304〜308)に再組み立てすることが望ましく、この場合、各問題に基づきドキュメント304〜308は、問題に対する各学生の解答を含む。更に、問題に基づくドキュメント304〜308は、マニュアルまたは電子的にすることができる評点付けまたはマーキングプロセスにおいて変更され、変更された問題に基づくドキュメントまたは評点付けされた問題に基づくドキュメント309〜313を発生する。本発明の実施例は、問題に基づいて評点付けされたドキュメント309〜313を分解し、これらを評点付けされた試験を含む、学生に基づいて変更された試験ドキュメント314〜316に再組み立てする。
ドキュメントの分解および再組み立ての別の例として、調査フォームで集められた応答を、各調査の問題ごとに要約ドキュメントに分解することを挙げることができる。
図29、図32および図33を参照し、本発明の一部の実施例について説明する。これら実施例では、ユーザインターフェース293を通してディスプレイ292に示されたメニュー298のアイテムの選択を受信する(320)。メニューアイテムは、画像処理装置290に通信可能に結合294されているリモート演算装置296で作動するドキュメント組み立てアプリケーションに対応する。画像処理装置290からドキュメント組み立てメニュー選択を受信(330)すると、リモート演算装置296は分解/再組み立てコンフィギュレーションのリストを含むメニューデータを画像処理装置290に送る(331)。上記シナリオ例では、分解/再組み立てコンフィギュレーションは試験に対応する。一部の実施例では、分解/再組み立てコンフィギュレーションは、ドキュメント外の当該領域を定めるドキュメントマップとすることができる。メニューデータを受信する(321)と、画像処理装置290は、ユーザインターフェースディスプレイ292にメニューデータをディスプレイ(322)し、分解/再分解コンフィギュレーションのユーザ選択を促す。画像処理装置290は、ユーザインターフェース392を通し、コンフィギュレーションを受信し(323)、コンフィギュレーション選択をリモート演算装置296へ送る(324)。次に、画像処理装置290は、スキャンされたドキュメントを受信し、スキャンされたドキュメント(例えば、図10に示す301〜303)をリモート演算装置296へ送る(325)。リモート演算装置296は、コンフィギュレーション選択を受信し(332)、画像処理装置290からスキャンデータを受信し(333)、コンフィギュレーションの選択とスキャンデータとを関連づける(334)。
図34を参照して説明した本発明の一部の実施例では、スキャンされた入力ドキュメント(例えば、図30に示す301〜303)をリモート演算装置296が受信し(340)、かつ、コンフィギュレーションの選択を受信する(341)。リモート演算装置296は、スキャンされた入力ドキュメントを分解し(342)、これら分解された入力ドキュメントから、再構成されたドキュメント(例えば、図30に示す304〜308)を組み立てる(343)。本発明の一部の実施例では、リモート演算装置296上の分解/再コンフィギュアアプリケーションは、予め定められるか、または、予めコンフィギュアされたテンプレートを使って着信入力ドキュメントを分離する。一部の実施例では、テンプレートに定められた該当領域を着信入力ドキュメントから抽出し、単一の再コンフィギュアされたドキュメントとなるよう、これらドキュメントを連結する。
図35は、ドキュメント(例えば、図30に示す301〜303)のテンプレート350の一例であるページ例351を示す。ドキュメントページ351は、境界ボックスにより定められた当該領域352〜354を含む。この例では、領域352は、学生が試験用紙に自分の名前を書き込む領域に対応する。この例における他の領域353、354は、学生が試験の問題に対する解答を書き込む領域に対応する。再コンフィギュアされたドキュメント355の一例は、試験の問題(図35に示された例における質問2)に対するすべての学生の解答を含む。再コンフィギュアされたドキュメント355のページの一例356は、最初の学生の氏名357およびその学生の問題に対する解答358を含む(例えば、図30に示す304〜308)。このページ356は、更に、第2の学生359の氏名および問題に対するその(第2の)学生の解答360を含む。ドキュメント355は、スキャンドキュメントのすべてで見られる解答、または、テンプレートが定めたサブセットを含むことができる。別の実施例では、テンプレートは、図36に、コンフィギュレーションの一例として示したように、再コンフィギュアされたドキュメントに関連する多数の領域を定めることができる。これら実施例では、再コンフィギュアされたドキュメント365が、これら多数の領域の連結部368、369を含むように、ドキュメントプレート360は多数の領域363、364を関連づけできる。
本発明の一部の実施例では、ドキュメントのテンプレートまたはマップは再コンフィギュアされたドキュメント内のマーキング領域または変更領域を更に含むことができる。これら領域は、例えば、境界ボックスによって定めることができる。図37は、図35および図36に示されたドキュメントのテンプレート355、365に対するマーキング領域の例370〜372を示す。
図38を参照し、本発明の一部の実施例について説明する。リモート演算装置296、画像処理装置290からのスキャンされた入力ドキュメント(例えば、図30に示す301〜303)を受信する(380)。リモート演算装置296は、画像処理装置290からのコンフィギュレーションの選択も受信する(381)。リモート演算装置296は、ドキュメントのテンプレートまたはコンフィギュレーションの選択に関連するマップに従い、入力ドキュメントを分解する(382)。このドキュメントのテンプレートまたはマップは、一部の実施例では、リモート演算装置296に記憶してもよい。別の実施例では、ドキュメントテンプレートまたはマップは、リモート演算装置296に対して遠隔の位置に記憶してもよい。リモート演算装置296は、ドキュメントのテンプレートまたはマップに従い、再コンフィギュアされたドキュメント(例えば、図30に示す304〜308)を組み立てる(383)。リモート演算装置296は、再コンフィギュアされたドキュメントに対する変更を含むドキュメント(例えば、図31に示す309〜313)を受信する(384)。この変更されたドキュメントを分解(385)し、ドキュメントのテンプレートマーキング領域に従い、変更された入力ドキュメント(例えば、図31に示す314〜316)に組み立てる(386)。一部の実施例では、再コンフィギュアされ、組み立てられたドキュメントをプリントのために画像処理装置に送ることができる。別の実施例では、再コンフィギュアされ、組み立てられたドキュメント(例えば、図30に示す314〜316)を電子メール、FTPにより伝送するか、または、ドキュメントのテンプレートまたはマップにより定められ、かつ、関連する受信者のリストに送ることができる。一部の実施例では、変更され、組み立てられた入力ドキュメントを、プリントのために画像処理装置へ送ることができる。別の実施例では、変更され、組み立てられた入力ドキュメントを、e−メール、FTPにより伝送するか、または、他の方法で、ドキュメントのテンプレートまたはマップに定められ、これらに関連する受信者のリストへ送ることができる。
本発明の一部の実施例では、ドキュメントマップまたはテンプレートは、当該領域に関連するメタデータを含むことができ、再コンフィギュアされたドキュメント(例えば、図30に示す304〜308)をこのメタデータから発生できる。メタデータの一例は、受信者を含み、対応する再コンフィギュアされたドキュメントを受信者へ送ることができ、インストラクション(例えば試験の例では、問題に割り当てられた点数、難易度、または、他の評点付けまたは採点法のインストラクション)を再コンフィギュアされたドキュメントの受信者に送ることができる。一部の実施例では、メタデータは、変更され、組み立てられた各入力ドキュメント(例えば、図30に示す301〜303)に含まれるコンテント(試験の例では、このコンテントは、問題に対する正しい答えの説明、評点付けポリシーの説明または各変更された入力ドキュメントに含まれる他の包括的な情報)を含むことができる。本発明の一部の実施例では、ドキュメントマップまたはテンプレートは、入力ドキュメントを分解するための当該領域、再コンフィギュアのためのマップおよび再コンフィギュアされたドキュメントの発生、再コンフィギュアされ、変更されたドキュメントを分解するための、変更のための当該領域、および変更された入力ドキュメントを発生するためのマップを含むことができる。
図39を参照し、本発明の一部の実施例について説明する。演算装置が、入力ドキュメントを受信する(390)。これら入力ドキュメント(例えば、図30に示す301〜303)は、スキャナ、別の演算装置、画像処理装置、演算装置内のドキュメント発生アプリケーションおよびその他のソースを含むソースから出力できる。演算装置は、ドキュメントマップを決定する(391)。ドキュメントマップを決定するための方法は、リモートデバイス(例えば、演算装置、画像処理装置または記憶デバイス)からドキュメントマップ識別子を受信し、ローカルまたはリモート記憶装置から、識別されたドキュメントマップを検索し、リモートデバイス(演算装置、画像処理装置または記憶デバイス)からドキュメントマップを受信し、ドキュメントマップ選択について問い合わせ、かつ、ローカルまたはリモート記憶装置から選択されたドキュメントマップを検索し、ドキュメントマップを発生するようユーザを促すためのアプリケーションを作動させること、および、その他の方法を含むことができる。演算装置は、決定されたドキュメントマップ、更に、検討したドキュメントテンプレートに従い、入力ドキュメント(例えば、図30に示す301〜303)を分解する(392)。ドキュメントテンプレートまたはマップは、例えば、演算装置に記憶できる。別の実施例では、ドキュメントテンプレートまたはマップは、演算装置に対して遠隔の位置に記憶してもよい。リモート演算装置は、ドキュメントテンプレートまたはマップに従い、再コンフィギュアされたドキュメント(例えば、図30に示す304〜308)を組み立てる(393)。一部の実施例では、再コンフィギュアされ、組み立てられたドキュメントをプリントのために画像処理装置へ送ることができる。別の実施例では、電子メール(e−メール)、FTPにより、再コンフィギュアされ組み立てられたドキュメントを伝送するか、または、ドキュメントテンプレートまたはマップにより定められ、これに関連する受信者のリストに送ることができる。
図40を参照し、本発明の一部の実施例について説明する。演算装置は、入力ドキュメントを受信する(400)。これら入力ドキュメント(例えば、図30に示す301〜303)は、スキャナ、別の演算装置、画像処理装置、演算装置内のドキュメント発生アプリケーションおよびその他のソースを含むソースから出力できる。演算装置は、ドキュメントマップを決定する(401)。ドキュメントマップを決定するための方法は、リモートデバイス(例えば、演算装置、画像処理装置または記憶デバイス)からドキュメントマップ識別子を受信し、ローカルまたはリモート記憶装置から、識別されたドキュメントマップを検索し、リモートデバイス(演算装置、画像処理装置または記憶デバイス)からドキュメントマップを受信し、ドキュメントマップ選択について問い合わせ、かつ、ローカルまたはリモート記憶装置から選択されたドキュメントマップを検索し、ドキュメントマップを発生するようユーザを促すためのアプリケーションを作動させること、および、その他の方法を含むことができる。演算装置は、決定されたドキュメントマップ、更に、検討したドキュメントテンプレートに従い、入力ドキュメントを分解する(402)。ドキュメントテンプレートまたはマップは、一部の実施例では演算装置に記憶する。別の実施例では、演算装置に対して遠隔の位置に、ドキュメントテンプレートまたはマップを記憶してもよい。リモート演算装置は、ドキュメントテンプレートまたはマップに従い、再コンフィギュアされたドキュメント(例えば、図30に示す304〜308)を組み立てる(403)。一部の実施例では、再コンフィギュアされ、組み立てられたドキュメントをプリントのために画像処理装置へ送る。別の実施例では、電子メール(e−メール)、FTPにより、再コンフィギュアされ組み立てられたドキュメントを伝送するか、または、ドキュメントテンプレートまたはマップにより定められ、これに関連する受信者のリストに送ることができる。演算装置は、再コンフィギュアされたドキュメントにおける変更を含むドキュメントを受信する(404)。これら変更されたドキュメント(例えば、図31における309〜313)を、ドキュメントテンプレートマーキング領域に従って分解し(405)、変更された入力ドキュメント(例えば、図31に示す314〜316)となるように組み立てる(406)。一部の実施例では、変更され、組み立てられたこれら入力ドキュメントをプリントのために画像処理装置へ送る。別の実施例では、e−メール、FTPにより、変更され、組み立てられた入力ドキュメントを伝送するか、または、ドキュメントテンプレートまたはマップに記載し、これらに関連する受信者のリストへ、他の方法で送る。
本発明を限定するためではなく、説明のために記載する次の応用例を参照して、本発明の一部の実施例について説明する。
ステップ1:試験をコンフィギュアする
教師は、試験用紙のハードコピーを作成できる任意の方法を使って試験用紙を作成する。教師は、スキャンデータのための宛て先として、リモート演算装置上に記憶されているドキュメントコンフィギュレーションアプリケーションを選択し、画像処理装置内に試験用紙のハードコピーをスキャンする。次に、教師がドキュメントコンフィギュレーションアプリケーションを使って、評点を付けるべき答えを含む、スキャンされる試験ドキュメント(例えば、図30に示す301〜303)の各領域を識別する。これら領域を識別できる方法は、境界ボックスツール、ラッソ(投げ縄)ツールまたはドキュメント内の領域を識別するための他の方法を含む。一部の実施例では、コンフィギュレーションアプリケーションは、教師がメタデータを入力し、領域と再コンフィギュアされたドキュメント、または、再コンフィギュアされたドキュメント内に含まれる他の情報との関係を定めることも可能にする。ドキュメントコンフィギュレーションアプリケーションは、新しいドキュメントまたは試験からのドキュメントを作成するためのドキュメントマップまたはテンプレートを発生する。
ステップ2:学生が試験を完了する
各試験の問題に関連する所定の領域内に答えをマークするためのインストラクションを有する試験を学生に与えることができる。
ステップ3:分解による採点のための試験を作成する
教師は、完了した試験を画像処理装置にスキャンするが、この画像処理装置は、コンフィギュレーションのための試験用紙をスキャンするもので、前のステップでコンフィギュアされた試験用紙としてスキャンの宛て先を指定するのに使用された画像処理装置と必ずしも同じでなくてもよい。画像処理装置に記憶されたアプリケーションは、そのときのスキャンジョブと、コンフィギュアされた試験用紙とを関連させ、試験用紙をスキャンする。一部の実施例では、個々の試験ドキュメント間のスキャンジョブ内の境界を示すユーザ入力を、画像処理装置上のユーザ入力を通して画像処理装置が受信する。これを表示できる方法は、スキャンジョブの開始時に試験ごとのページ数を入力するステップと、各試験ドキュメントのスキャンの開始時に“スタート”キーを押すステップと、各試験ドキュメントの終了時に“エンド”キーを押すステップと、“スタート”キーおよび“エンド”キーを押すステップ、または、他の方法を含む。
ステップ4:アプリケーションは、学生ごとの試験を分解し、問題ごとに再構成された試験を作成する
リモート演算装置アプリケーションにより、スキャンされた、学生ごとの試験ドキュメントを含む完全なスキャンジョブを処理する。コンフィギュレーションに従い、各試験の問題に対し、学生毎の試験ドキュメント(例えば、図30に示す301〜303)を別々の画像ファイルに分解する。1つの画像ファイルはドキュメントマップまたはテンプレートに基づく付加的コンテントを含むことができ、コンテントは、問題を識別するヘッダー情報、評点付けのインストラクション、日付およびフォーマット化コンテント、例えば、学生の氏名を表示するコンテントを含む。画像ファイルは、グレード付けする教師が解答のマーキングを書き込まなければならない保留された領域も表示できる。一部の実施例では、問題毎のドキュメント(例えば、図30に示す304〜308)を示す問題毎の画像ファイルを、プリントのための画像処理装置へ送ることができるが、この画像処理装置は、コンフィギュレーションのために試験用紙をスキャンするのに使用された画像処理装置と必ずしも同じでなくてもよい。別の実施例では、問題毎のドキュメントをe−メール、FTP、ファックスまたは他の通信方法により、意図する受信者へ送ることができる。
ステップ5:評点付けを行う者が試験の採点をする
一人以上の教師が問題をグレード付けする。例えば、タブレットPCまたは他の電子入力方法を使って、ハードコピーの問題毎のドキュメントまたはソフトコピーの問題毎のドキュメントで採点を実行する。一部の実施例では、教師は、評点付けされた試験を画像処理装置にスキャンするが、この画像処理装置は、コンフィギュレーションのための試験用紙をスキャンし、スキャンの宛て先を前のステップでコンフィギュアした試験用紙として識別するのに使用された画像処理装置とは、必ずしも同じでなくてもよい。画像処理装置に記憶されるアプリケーションは、そのときのスキャンジョブとコンフィギュアされた試験用紙とを関連づけし、評点付けされた試験用紙をスキャンする。一部の実施例では、画像処理装置は、個々の試験ドキュメントの間のスキャンジョブ内の境界を表示するユーザ入力を、画像処理装置上のユーザ入力デバイスによって受信する。これを表示できる方法は、スキャンジョブの開始時に試験ごとのページ数を入力するステップと、各試験ドキュメントのスキャンの開始時に“スタート”キーを押すステップと、各試験ドキュメントの終了時に“エンド”キーを押すステップと、“スタート”キーおよび“エンド”キーを押すステップ、または、他の方法を含む。
ステップ6:評点付けされた問題を学生の試験用紙内に再組み立てする
リモート演算装置アプリケーションにより、スキャンされ、評点付けされた試験用紙を含む完全なスキャンジョブを処理する。グレード化された問題毎のドキュメント(例えば、図31に示す309〜313)を、コンフィギュレーションに従って、各学生のために別々の画像ファイルとなるように分離する。1つの画像ファイルは、ドキュメントマップまたはテンプレートに基づく追加的コンテントを含むことができる。コンテントは、問題を識別するヘッダー情報、一般的な評点付け情報を含むことができる。一般的な評点付け情報は、認められた正しい解答、試験の問題の相対的な重み付け、評点付けする者の氏名、評点付けの争いを解決するための、学生に対するインストラクションおよび他の情報を含むことができる。一部の実施例では、評点付けされた学生毎のドキュメント(例えば、図31に示す314〜316)を示す、評点付けされた学生毎の画像ファイルを、プリントのために画像処理装置へ送るが、この画像処理装置は、このプロセスの他の部分のために使用した画像処理装置とは必ずしも同じでなくてもよい。別の実施例では、評点付けされた学生毎のドキュメントファイルをe−メール、FTP、ファックスまたは他の通信方法によって、意図する受信者へ送ることもできる。
本発明の一部の実施例では、再コンフィギュアされ、変更されたドキュメントの部分で、光学的文字認識(OCR)を実行することを含む。一部の実施例は、更に、再コンフィギュアされたドキュメント、または、再コンフィギュアされ、変更されたドキュメントに基づき、情報のサマリーを発生することを含む。一部の実施例では、情報のサマリーは、統計的分析を含む。学生の試験のシナリオ例では、試験のスコアでOCRを実行し、グレード付けレポートを作成する。この評点付けレポートは、試験スコアの統計的分析を含むことができる。
ドキュメントを再コンフィギュアし、画像処理装置で分解および再組み立てする、本発明の一部の実施例では、画像処理装置で1つ以上のアプリケーションが作動してもよい。
本明細書でこれまで使用した用語および表現は、本発明を限定するものではなく、本発明を説明する用語として使用したものであり、かかる用語および表現の使用にあたり図示し、説明した特徴事項の均等物およびその一部を排除する意図はなく、本発明の範囲は特許請求の範囲のみによって定められるものであることが認識できよう。
関連出願
本願の優先権主張の元となった米国出願は、2004年10月8日に出願された「画像処理装置のリモートアプリケーションの相互対話のための方法およびシステム」を発明の名称とする、米国特許出願第10/962,248号の一部継続出願であり、更に、その米国特許出願は、2004年10月8日に出願された「画像処理装置のリモートフォーム管理のための方法およびシステム」を発明の名称とする米国特許出願第10/961,793号の一部継続出願でもあり、前記米国特許出願は、2004年10月8日に出願された「画像処理装置のリモートロケーション機能のための方法およびシステム」を発明の名称とする米国特許出願第10/961,911号の一部継続出願でもあり、その米国特許出願は、2004年10月8日に出願された「画像処理装置のドキュメント管理のための方法およびシステム」を発明の名称とする米国特許出願第10/961,594号の一部継続特許出願でもあり、その米国特許出願は、2004年10月8日に出願された「画像処理装置のドキュメント変換のための方法およびシステム」を発明の名称とする米国特許出願第10/962,103号の一部継続出願でもある。本明細書は、米国特許出願10/962,248号、米国特許出願第10/961,793号、米国特許出願第10/961,911号、米国特許出願第10/961,594号および米国特許出願第10/962,103号を参考例として援用する。
リモート演算装置に関連する画像処理装置を含む、本発明の一実施例を示す図である。 画像処理装置のためのユーザインターフェースの一例を示す図である。 画像処理装置の例を示す図である。 画像処理装置の使用方法のステップを示すフローチャートである。 マークアップ言語を使用する画像処理装置の使用方法のステップを示すフローチャートである。 リモート演算装置の一実施例を示す図である。 リモート演算装置の一例としてのコンポーネントを示す図である。 リモート演算装置の使用方法のステップを示すフローチャートである。 マークアップ言語を使用するリモート演算装置の使用方法のステップを示すフローチャートである。 リモート演算装置に関連する多数の画像処理装置を含むシステムを示す図である。 図10に示したシステムによって使用する方法のステップを示すフローチャートである。 好ましい言語の選択を含む使用方法の一実施例のステップを示すフローチャートである。 本発明のシステムの一実施例の要素を示す図である。 ドキュメント変更方法の一例のステップを示すフローチャートである。 ユーザの特徴データを使用するドキュメント変更方法の一例のステップを示すフローチャートである。 ユーザの特徴入力およびドキュメント選択を含むドキュメント変更方法の一例のステップを示すフローチャートである。 補足ユーザデータを検索するドキュメント変更方法の一例のステップを示すフローチャートである。 ユーザの問い合わせを含むドキュメント変更方法の一例のステップを示すフローチャートである。 画像処理装置にドキュメントディスプレイを含むユーザの問い合わせを含むドキュメント変更方法の一例のステップを示すフローチャートである。 XMLおよびSOAPを使用するドキュメント変更方法の一例のステップを示すフローチャートである。 リモートメニューデータを含むドキュメント変更方法の一例のステップを示すフローチャートである。 画像処理装置によって実行されるドキュメント変更方法の一例のステップを示すフローチャートである。 リモート演算装置によって実行されるドキュメント変更方法の一例のステップを示すフローチャートである。 リモートデータにアクセスする画像処理装置によって実行されるドキュメント変更方法の一例のステップを示すフローチャートである。 リモートデータにアクセスするリモート演算装置によって実行されるドキュメント変更方法の一例のステップを示すフローチャートである。 リモートメニューデータおよびリモートドキュメント変更を含むドキュメント変更方法の一例のステップを示すフローチャートである。 宛て先に出力する画像処理装置に、ドキュメントコンテント変更を含むドキュメント変更方法の一例のステップを示すフローチャートである。 画像処理装置の機能によりドキュメント出力をする画像処理装置に、ドキュメントコンテント変更を含むドキュメント変更方法の一例のステップを示すフローチャートである。 リモートドキュメント記憶装置を有する画像処理装置に、ドキュメントコンテント変更を含むドキュメント変更方法の一例を示すステップを示すフローチャートである。 本発明のシステムの一実施例の要素を示す図である。 ドキュメント再コンフィギュレーションを示す図である。 ドキュメント再コンフィギュレーションの一例を示す図である。 画像処理装置でのドキュメント再組み立て方法のステップを示すフローチャートである。 リモート演算装置でのドキュメント再組み立て方法のステップを示すフローチャートである。 リモート演算装置でのドキュメント再組み立て方法のステップを示すフローチャートである。 ドキュメントテンプレートおよび再コンフィギュレーションの例を示す図である。 多数の応答領域を含むドキュメントテンプレートおよび再コンフィギュレーションの例を示す図である。 マーキング領域を示すドキュメントテンプレートの一例を示す図である。 ドキュメント変更および変更されたドキュメントを含むその後の再組み立てを含む、ドキュメント再組み立て方法の一例のステップを示すフローチャートである。 ドキュメント分解/再組み立て方法の一実施例のステップを示すフローチャートである。 ドキュメント変更および変更されたドキュメントを含むその後の再組み立てを含む、ドキュメント再組み立て方法の一例のステップを示すフローチャートである。
符号の説明
2…UIパネル、4…画像処理装置、6…リモート演算装置、8…UIデバイス、10…通信リンク、12…ディスプレイデバイス、14…入力ボタン、16…通信リンク、30,30a〜30d…画像処理装置、32…ユーザインターフェース(UI)、34…ユーザ入力デバイス、36…ディスプレイ、38…通信リンク、60…リモート演算装置、62…データ記憶装置、64…通信リンク、72…プロセッサ、74…メモリ、120…画像処理装置、122…データ、124…ユーザインターフェース、126…通信リンク、128…リモート演算装置、290…画像処理装置、292,293…ユーザインターフェース、294…通信リンク、296…リモート演算装置、298…データ。

Claims (20)

  1. a)演算装置で少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)を受信するステップと、
    b)前記少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)に関連すると共に、第1の該当領域を含むドキュメントマップを決定するステップと、
    c)前記少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)の各々から前記第1の該当領域におけるドキュメントコンテントを含む第1の組み合わされたドキュメント(304〜308)を発生するステップとを備えた、ドキュメントを操作するための方法。
  2. 前記ドキュメントマップを決定するステップは、リモートリソースから前記ドキュメントマップをリクエストすることを含む、請求項1記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)は、試験ドキュメントである、請求項1記載の方法。
  4. 前記第1の該当領域は、前記試験ドキュメント内の第1の解答領域に対応する、請求項3記載の方法。
  5. 前記受信ステップを画像処理装置から行う、請求項1記載の方法。
  6. 1)画像処理装置に前記第1の組み合わされたドキュメント(304〜308)を送るステップを更に備える、請求項1記載の方法。
  7. a)前記演算装置において、組み合わされ、変更された第1のドキュメント(304〜308)を受信するステップを備え、前記組み合わされ、変更された第1のドキュメント(304〜308)は、前記少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)の各々に関連する第1のマーキング領域を含み、
    b)前記少なくとも1つの入力ドキュメント(304〜308)の各々に対応する変更された入力ドキュメント(309〜313)を発生するステップを更に備え、前記少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)の各々に対応する前記変更された入力ドキュメント(309〜313)は、前記少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)の各々に関連する前記第1のマーキング領域内の、組み合わされ、変更された前記第1ドキュメント(304〜308)からのコンテントを含む、請求項1記載の方法。
  8. 前記少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)の各々に対応する前記変更された入力ドキュメント(309〜313)を画像処理装置に送るステップを更に備えた、請求項7記載の方法。
  9. a)第1の画像処理装置からドキュメントを組み合わせるリクエストを受信するステップと、
    b)利用できるドキュメントの組み合わせのリストを含むディスプレイコンテントを、前記第1の画像処理装置へ送るステップと、
    c)前記第1画像処理装置からドキュメントの組み合わせの選択を受信するステップと、
    d)前記第1画像処理装置から少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)を受信するステップと、
    e)前記ドキュメントの組み合わせの選択に関連すると共に、第1の該当領域を含むドキュメントマップを決定するステップと、
    f)前記第1の画像処理装置から受信した前記少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)の各々から、前記第1の領域内にドキュメントコンテントを含む第1の組み合わされたドキュメント(304〜308)を発生するステップとを備える、画像処理装置のリモートドキュメントを組み合わせるための方法。
  10. 前記少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)は、試験ドキュメントである、請求項9記載の方法。
  11. 前記第1の該当領域は、前記試験ドキュメント内の第1の解答領域に対応する、請求項10記載の方法。
  12. 前記ドキュメントの組み合わせの選択に関連するドキュメントマップを決定する前記ステップは、リモートリソースから前記ドキュメントマップをリクエストすることを含む、請求項9記載の方法。
  13. 前記ディスプレイコンテントをマークアップ言語でフォーマット化する、請求項9記載の方法。
  14. a)前記第1の画像処理装置から受信した、前記少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)から、第2の該当領域内にドキュメントコンテントを含む第2の組み合わされたドキュメント(314〜316)を発生するステップを備え、前記ドキュメントマップは、前記第2の該当領域を含む、請求項9記載の方法。
  15. a)前記第1の組み合わされたドキュメント(304〜308)を第2の画像処理装置へ送るステップを更に含む、請求項9記載の方法。
  16. 前記第1の画像処理装置と前記第2の画像処理装置は、同一の画像処理装置である、請求項15記載の方法。
  17. a)前記少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)の各々に関連する第1のマーキング領域を含む、組み合わされ、変更された第1のドキュメント(304〜308)を受信するステップと、
    b)前記少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)の各々に対応する変更された入力ドキュメント(309〜313)を発生するステップとを備え、前記少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)の各々に対応する前記変更された入力ドキュメント(309〜313)は、前記少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)の各々に関連する前記第1マーキング領域内の前記組み合わされ、変更された第1ドキュメントからのコンテントを含む、請求項9記載の方法。
  18. 前記少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)の各々に対応する前記変更された入力ドキュメント(309〜313)を第3の画像処理装置へ送るステップを更に備える、請求項17記載の方法。
  19. 前記第1の画像処理装置および前記第3の画像処理装置は、同一の画像処理装置である、請求項18記載の方法。
  20. a)画像処理装置において、当該画像処理装置上のユーザインターフェースからドキュメントの組み合わせリクエストを受信するステップと、
    b)前記画像処理装置からリモート演算装置へ前記ドキュメント組み合わせリクエストを送るステップと、
    c)前記リモート演算装置において、前記画像処理装置からの前記ドキュメント組み合わせリクエストを受信するステップと、
    d)入手できるドキュメントの組み合わせのリストを含むディスプレイコンテントを前記リモート演算装置から前記画像処理装置へ送るステップと、
    e)前記画像処理装置において、前記ディスプレイコンテントをディスプレイするステップと、
    f)前記画像処理装置において、前記画像処理装置上の前記ユーザインターフェースからドキュメントの組み合わせの選択を受信するステップと、
    g)前記画像処理装置から前記リモート演算装置へ前記ドキュメントの組み合わせの選択を送るステップと、
    h)前記リモート演算装置において、前記画像処理装置からの前記ドキュメントの組み合わせ選択を受信するステップと、
    i)前記画像処理装置において少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)を受信するステップと、
    j)前記画像処理装置から前記リモート演算装置へ前記少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)を送るステップと、
    k)前記画像処理装置から少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)を受信するステップと、
    l)前記リモート演算装置において、前記ドキュメントの組み合わせの選択に関連すると共に、第1の当該領域を含むドキュメントマップを決定するステップと、
    m)前記画像処理装置から受信した前記少なくとも1つの入力ドキュメント(301〜303)の各々からの前記第1の当該領域内のドキュメントコンテントを含む第1の組み合わされたドキュメント(304〜308)を発生するステップとを備えた、画像処理装置のリモートドキュメント組み合わせのための方法。
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