JPH1023262A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH1023262A
JPH1023262A JP8170446A JP17044696A JPH1023262A JP H1023262 A JPH1023262 A JP H1023262A JP 8170446 A JP8170446 A JP 8170446A JP 17044696 A JP17044696 A JP 17044696A JP H1023262 A JPH1023262 A JP H1023262A
Authority
JP
Japan
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image signal
density
characteristic adjustment
density characteristic
adjustment data
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Pending
Application number
JP8170446A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiko Kanamori
恵子 金盛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to EP97110127A priority patent/EP0816929B1/en
Priority to DE69712674T priority patent/DE69712674T2/de
Priority to US08/880,461 priority patent/US6078401A/en
Priority to CN97114014A priority patent/CN1123203C/zh
Publication of JPH1023262A publication Critical patent/JPH1023262A/ja
Priority to US09/400,916 priority patent/US6188489B1/en
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5025Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the original characteristics, e.g. contrast, density
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/407Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、濃度調整用のデータテーブルの
使用メモリの削減が図れ、しかも自由度を持たせて濃度
調整の変更ができる。 【解決手段】 この発明は、あらかじめ記憶されている
濃度特性調整用のライト、センタ、ダークの基準データ
から、濃度の設定に対応した濃度特性調整用のテーブル
を作成し、スキャナ部からの入力画像信号に基く近傍の
2点の濃度特性調整値の直線的な補間により、その入力
画像信号に対応する濃度特性調整値を算出し、この算出
した濃度特性調整値により入力画像信号の補正を行って
出力画像信号としてプリンタ部へ出力するようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば原稿の
画像をスキャナにより読取り、この読取った信号に応じ
てレーザプリンタにより用紙上に画像を形成するデジタ
ル複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にイメージ情報を扱うデジタル複写
機等において、スキャナなどの読取手段によって読取ら
れた画像信号は、多値化され目的に沿った加工がなされ
る。このとき、入力された画像の全部または一部が薄す
ぎたり、濃すぎたりして目的にかなわない場合、入力画
像に対して濃度特性を調整する処理を施す。従来、濃度
特性の調整は、入力画像信号と出力画像信号の関係を対
応づけたテーブル変換で行うのが一般的である。
【0003】このようなテーブル変換を行うためには、
変換テーブルの種類が増えれば増えるほど、また、画像
の多値化レベルが多くなればなるほど、それを格納して
おくメモリが必要となる。仮に多値化が8ビットで行わ
れたとすると、その画像信号の濃度特性を調整するため
には、8ビット=256個のそれぞれに関して、調整・
変換後の8ビットの値を格納しておく必要がある。
【0004】従って1つのテーブルは、8ビット×25
6の容量を必要とし、それが複数ある場合には、膨大な
量のメモリが必要となっている。たとえば、写真モード
や文字モード等のモードごとに、マニュアル濃度設定用
のボタンに対応してそれぞれテーブルが必要であり、膨
大な量のメモリが必要となっている。
【0005】また、テーブルをメモリに格納するのでな
く、テーブルに用いる値をリアルタイムに回路で算出す
ることで代用しようとする場合には、直線的に変換を行
うために必要なテーブル値算出回路は比較的小さいが、
複雑な曲線や、数式で表現できない微妙なカーブに関し
ては、膨大な回路が必要になるか、または回路では実現
できないという問題がある。
【0006】しかも、実際変換テーブルとして使用する
ものは、直線的に変化するテーブルではなく、曲線的に
変化するか、または数式で表現できないものがほとんど
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、濃度
調整用のデータテーブルとして膨大な量のメモリが必要
で、しかも自由度を持たせて濃度調整の変更を行うこと
ができないという欠点を除去するもので、濃度調整用の
データテーブルの使用メモリの削減が図れ、しかも自由
度を持たせて濃度調整の変更ができる画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、画像濃度に対応する入力画像信号を生成する生成手
段、この生成手段にて生成された入力画像信号に対応す
る出力画像の濃度を設定する設定手段、上記入力画像信
号と画像形成のための出力画像信号との対応関係を示す
第1の濃度特性調整データを、出力画像濃度に応じて少
なくとも2種類記憶する記憶手段、上記設定手段にて設
定された出力画像の濃度が、上記記憶手段に記憶された
上記2種類の第1の濃度特性調整データの間の出力画像
濃度に対応する場合、これら2種類の第1の濃度特性調
整データを用いて上記設定手段にて設定された出力画像
濃度に対応する第2の濃度特性調整データを作成する作
成手段、この作成手段にて作成された第2の濃度特性調
整データを用いて上記生成手段にて生成された入力画像
信号を出力画像信号に変換する変換手段、およびこの変
換手段にて変換された出力画像信号に基づいて被画像形
成媒体に画像を形成する画像形成手段から構成されてい
る。
【0009】この発明の画像形成装置は、原稿を読取り
入力画像信号を生成する読取手段、この読取手段にて生
成された入力画像信号に対応する出力画像の濃度を設定
する設定手段、出力画像濃度に応じた暗基準、標準、明
基準の3種を有しそれぞれが入力画像信号と画像形成の
ための出力画像信号との対応関係を示す第1の濃度特性
調整データを記憶する記憶手段、この記憶手段に記憶さ
れた暗基準、標準、明基準の3種の第1の濃度特性調整
データの中の2種の第1の濃度特性調整データを用い
て、上記設定手段により設定された濃度に対応する第2
の濃度特性調整データを生成する生成手段、上記読取手
段により生成された入力画像信号を上記生成手段により
生成された第2の濃度特性調整データに基いて出力画像
信号に変換する変換手段、およびこの変換手段により変
換された出力画像信号に対応する画像を上記被画像形成
媒体上に形成する画像形成手段から構成されている。
【0010】この発明の画像形成装置は、原稿を読取り
入力画像信号を生成する読取手段、この読取手段にて生
成された入力画像信号に対応する出力画像の濃度を設定
する設定手段、出力画像濃度に応じた暗基準、標準、明
基準の3種を有しそれぞれが入力画像信号の濃度階調数
よりも少ないデータ数であって入力画像信号と画像形成
のための出力画像信号との対応関係を示す第1の濃度特
性調整データを記憶する記憶手段、この記憶手段に記憶
された暗基準、標準、明基準の3種の第1の濃度特性調
整データの中の2種の第1の濃度特性調整データを用い
て、上記設定手段により設定された濃度に対応する入力
画像信号の濃度階調数よりも少ないデータ数の第2の濃
度特性調整データを生成する生成手段、この生成手段に
より生成された第2の濃度特性調整データに対し、上記
読取手段により生成された入力画像信号の値に一致する
データがない場合、この入力画像信号近傍の上記第2の
濃度特性調整データによって第3の濃度特性調整データ
を算出する算出手段、この算出手段により算出された第
3の濃度特性調整データにより、上記読取手段により生
成された入力画像信号を出力画像信号に変換する変換手
段、およびこの変換手段により変換された出力画像信号
に対応する画像を上記被画像形成媒体上に形成する画像
形成手段から構成されている。
【0011】この発明の画像形成装置は、原稿を読取り
入力画像信号を生成する読取手段、この読取手段にて生
成された入力画像信号に対応する出力画像の濃度を設定
する設定手段、出力画像濃度に応じた暗基準、標準、明
基準の3種を有しそれぞれが等間隔の入力画像信号と画
像形成のための出力画像信号との対応関係を示す第1の
濃度特性調整データを記憶する記憶手段、この記憶手段
に記憶された暗基準、標準、明基準の3種の第1の濃度
特性調整データの中の2種の第1の濃度特性調整データ
を用いて、上記設定手段により設定された濃度に対応す
る第2の濃度特性調整データを生成する生成手段、上記
読取手段により生成された入力画像信号を上記生成手段
により生成された第2の濃度特性調整データに基いて出
力画像信号に変換する変換手段、この変換手段により変
換された出力画像信号に対応する画像を上記被画像形成
媒体上に形成する画像形成手段、上記記憶手段の入力画
像信号と第1の濃度特性調整データとの対応関係の変更
を指示する指示手段、およびこの指示手段により指示さ
れた変更内容に応じて、上記記憶手段に記憶されている
等間隔の入力画像信号に対応した第1の濃度特性調整デ
ータの値を変更する変更手段から構成されている。
【0012】この発明の画像形成装置は、原稿を読取り
入力画像信号を生成する読取手段、この読取手段にて生
成された入力画像信号に対応する出力画像の濃度を設定
する設定手段、出力画像濃度に応じた暗基準、標準、明
基準の3種を有しそれぞれが等間隔の第1の濃度特性調
整データに対応した入力画像信号と画像形成のための出
力画像信号との対応関係を示す第1の濃度特性調整デー
タを記憶する記憶手段、この記憶手段に記憶された暗基
準、標準、明基準の3種の第1の濃度特性調整データの
中の2種の第1の濃度特性調整データを用いて、上記設
定手段により設定された濃度に対応する第2の濃度特性
調整データを生成する生成手段、上記読取手段により生
成された入力画像信号を上記生成手段により生成された
第2の濃度特性調整データに基いて出力画像信号に変換
する変換手段、この変換手段により変換された出力画像
信号に対応する画像を上記被画像形成媒体上に形成する
画像形成手段、上記記憶手段の第1の濃度特性調整デー
タと入力画像信号との対応関係の変更を指示する指示手
段、およびこの指示手段により指示された変更内容に応
じて、上記記憶手段に記憶されている等間隔の第1の濃
度特性調整データに対応した入力画像信号のデータを変
更する変更手段から構成されている。
【0013】この発明の画像形成装置は、原稿を読取り
入力画像信号を生成する読取手段、この読取手段にて生
成された入力画像信号に対応する出力画像の濃度を設定
する設定手段、出力画像濃度に応じた暗基準、標準、明
基準の3種を有しそれぞれが入力画像信号と画像形成の
ための出力画像信号との対応関係を示す第1の濃度特性
調整データを記憶する記憶手段、この記憶手段に記憶さ
れた暗基準、標準、明基準の3種の第1の濃度特性調整
データの中の2種の第1の濃度特性調整データを用い
て、上記設定手段により設定された濃度に対応する第2
の濃度特性調整データを生成する生成手段、上記読取手
段により生成された入力画像信号を上記生成手段により
生成された第2の濃度特性調整データに基いて出力画像
信号に変換する変換手段、この変換手段により変換され
た出力画像信号に対応する画像を上記被画像形成媒体上
に形成する画像形成手段、上記記憶手段に記憶されてい
る標準の第1の濃度特性調整データにおける入力画像信
号と出力画像信号との対応関係の変更を指示する指示手
段、およびこの指示手段により指示された変更内容に応
じて、上記記憶手段に記憶されている標準の第1の濃度
特性調整データの値を変更する変更手段から構成されて
いる。
【0014】この発明の画像形成装置は、原稿を読取り
入力画像信号を生成する読取手段、この読取手段にて生
成された入力画像信号に対応する出力画像の濃度を設定
する濃度設定手段、複数種類のモードに対する出力画像
濃度に応じた暗基準、標準、明基準の3種を有しそれぞ
れが入力画像信号と画像形成のための出力画像信号との
対応関係を示す第1の濃度特性調整データを記憶する記
憶手段、上記モードを設定するモード設定手段、このモ
ード設定手段により設定されたモードに対応して上記記
憶手段に記憶された暗基準、標準、明基準の3種の第1
の濃度特性調整データの中の2種の第1の濃度特性調整
データを用いて、上記濃度設定手段により設定された濃
度に対応する第2の濃度特性調整データを生成する生成
手段、上記読取手段により生成された入力画像信号を上
記生成手段により生成された第2の濃度特性調整データ
に基いて出力画像信号に変換する変換手段、およびこの
変換手段により変換された出力画像信号に対応する画像
を上記被画像形成媒体上に形成する画像形成手段から構
成されている。
【0015】この発明の画像形成装置は、原稿を読取り
入力画像信号を生成する読取手段、この読取手段にて生
成された入力画像信号に対応する出力画像の濃度を設定
する設定手段、出力画像濃度に応じた暗基準、標準、明
基準の3種を有しそれぞれが入力画像信号の濃度階調数
よりも少ないデータ数であって入力画像信号と画像形成
のための出力画像信号との対応関係を示す第1の濃度特
性調整データを記憶する記憶手段、この記憶手段に記憶
された暗基準、標準、明基準の3種の第1の濃度特性調
整データの中の2種の第1の濃度特性調整データを用い
て、上記設定手段により設定された濃度に対応する入力
画像信号の濃度階調数よりも少ないデータ数の第2の濃
度特性調整データを生成する生成手段、この生成手段に
より生成された第2の濃度特性調整データ内の、上記読
取手段により読取った画像信号の値の近傍の、画像信号
に対応した第2の濃度特性調整データによる補間によ
り、上記読取手段により生成された入力画像信号の値に
一致するデータがない場合、この入力画像信号近傍の上
記第2の濃度特性調整データによって第3の濃度特性調
整データを算出する算出手段、この算出手段により算出
された第3の濃度特性調整データにより、上記読取手段
により生成された入力画像信号を出力画像信号に変換す
る変換手段、およびこの変換手段により変換された出力
画像信号に対応する画像を上記被画像形成媒体上に形成
する画像形成手段から構成されている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。すなわち、この発明を複写
機(PPC)、ファクシミリ(FAX)、プリンタ(P
RT)の3機能を有する複合形の画像形成装置の実施例
について説明する。
【0017】図1はこの発明の画像形成装置の一例とし
てのデジタル複写機の内部構造を示す断面図である。図
1に示すように、デジタル複写機は装置本体10を備
え、この装置本体10内には、後述する読取手段として
機能するスキャナ部4、および画像形成手段として機能
するプリンタ部6が設けられている。
【0018】装置本体10の上面には、読取対象物、つ
まり原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿載置
台12が設けられている。また、装置本体10の上面に
は、原稿載置台12上に原稿を自動的に送る自動原稿送
り装置7(以下、ADFと称する)が配設されている。
このADF7は、原稿載置台12に対して開閉可能に配
設され、原稿載置台12に載置された原稿Dを原稿載置
台12に密着させる原稿押さえとしても機能する。
【0019】ADF7は、原稿Dがセットされる原稿ト
レイ8、原稿の有無を検出するエンプティセンサ9、原
稿トレイ8から原稿を一枚づつ取り出すピックアップロ
ーラ14、取り出された原稿を搬送する給紙ローラ1
5、原稿の先端を整位するアライニングローラ対16、
原稿載置台12のほぼ全体を覆うように配設された搬送
ベルト18を備えている。そして、原稿トレイ8に上向
きにセットされた複数枚の原稿は、その最下の頁、つま
り、最終頁から順に取り出され、アライニングローラ対
16により整位された後、搬送ベルト18によって原稿
載置台12の所定位置へ搬送される。
【0020】ADF7において、搬送ベルト18を挟ん
でアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転
ローラ20、非反転センサ21、フラッパ22、排紙ロ
ーラ23が配設されている。後述するスキャナ部4によ
り画像情報の読み取られた原稿Dは、搬送ベルト18に
より原稿載置台12上から送り出され、反転ローラ2
0、フラッパ21、および排紙ローラ22を介してAD
F7上面の原稿排紙部24上に排出される。原稿Dの裏
面を読み取る場合、フラッパ22を切換えることによ
り、搬送ベルト18によって搬送されてきた原稿Dは、
反転ローラ20によって反転された後、再度搬送ベルト
18により原稿載置台12上の所定位置に送られる。
【0021】装置本体10内に配設されたスキャナ部4
は、原稿載置台12に載置された原稿Dを照明する光源
としての露光ランプ25、および原稿Dからの反射光を
所定の方向に偏向する第1のミラー26を有し、これら
の露光ランプ25および第1のミラー26は、原稿載置
台12の下方に配設された第1のキャリッジ27に取り
付けられている。
【0022】第1のキャリッジ27は、原稿載置台12
と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト
等を介して駆動モータにより、原稿載置台12の下方を
往復移動される。
【0023】また、原稿載置台12の下方には、原稿載
置台12と平行に移動可能な第2のキャリッジ28が配
設されている。第2のキャリッジ28には、第1のミラ
ー26により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向
する第2および第3のミラー30、31が互いに直角に
取り付けられている。第2のキャリッジ28は、第1の
キャリッジ27を駆動する歯付きベルト等により、第1
のキャリッジ27に対して従動されるとともに、第1の
キャリッジに対して、1/2の速度で原稿載置台12に
沿って平行に移動される。
【0024】また、原稿載置台12の下方には、第2の
キャリッジ28上の第3のミラー31からの反射光を集
束する結像レンズ32と、結像レンズにより集束された
反射光を受光して光電変換するCCDセンサ34とが配
設されている。結像レンズ32は、第3のミラー31に
より偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介し
て移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を
所望の倍率で結像する。そして、CCDセンサ34は、
入射した反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応
する電気信号を出力する。
【0025】一方、プリンタ部6は、潜像形成手段とし
て作用するレーザ露光装置40を備えている。レーザ露
光装置40は、光源としての半導体レーザ41と、半導
体レーザ41から出射されたレーザ光を連続的に偏向す
る走査部材としてのポリゴンミラー36と、ポリゴンミ
ラー36を後述する所定の回転数で回転駆動する走査モ
ータとしてもポリゴンモータ37と、ポリゴンミラーか
らのレーザ光を偏向して後述する感光体ドラム44へ導
く光学系42とを備えている。このような構成のレーザ
露光装置40は、装置本体10の図示しない支持フレー
ムに固定支持されている。
【0026】半導体レーザ41は、スキャナ部4により
読み取られた原稿Dの画像情報、あるいはファクシミリ
送受信文書情報等に応じてオン・オフ制御され、このレ
ーザ光はポリゴンミラー36および光学系42を介して
感光体ドラム44へ向けられ、感光体ドラム44周面を
走査することにより感光体ドラム44周面上に静電潜像
を形成する。
【0027】また、プリンタ部6は、装置本体10のほ
ぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体
ドラム44を有し、感光体ドラム44周面は、レーザ露
光装置40からのレーザ光により露光され、所望の静電
潜像が形成される。感光体ドラム44の周囲には、ドラ
ム周面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ45、
感光体ドラム44周面上に形成された静電潜像に現像剤
としてのトナーを供給して所望の画像濃度で現像する現
像器46、後述する用紙カセットから給紙された被転写
材、つまり、コピー用紙Pを感光体ドラム44から分離
させるための剥離チャージャ47を一体に有し、感光体
ドラム44に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる
転写チャージャ48、感光体ドラム44周面からコピー
用紙Pを剥離する剥離爪49、感光体ドラム44周面に
残留したトナーを清掃する清掃装置50、および、感光
体ドラム44周面の除電する除電器51が順に配置され
ている。
【0028】装置本体10内の下部には、それぞれ装置
本体から引出し可能な上段カセット52、中段カセット
53、下段カセット54が互いに積層状態に配設され、
各カセット内にはサイズの異なるコピー用紙が装填され
ている。これらのカセットの側方には大容量フィーダ5
5が設けられ、この大容量フィーダ55には、使用頻度
の高いサイズのコピー用紙P、例えば、A4サイズのコ
ピー用紙Pが約3000枚収納されている。また、大容
量フィーダ55の上方には、手差しトレイ56を兼ねた
給紙カセット57が脱着自在に装着されている。
【0029】装置本体10内には、各カセットおよび大
容量フィーダ55から感光体ドラム44と転写チャージ
ャ48との間に位置した転写部を通って延びる搬送路5
8が形成され、搬送路58の終端には定着ランプ60a
を有する定着装置60が設けられている。定着装置60
に対向した装置本体10の側壁には排出口61が形成さ
れ、排出口61にはシングルトレイのフィニッシャ15
0が装着されている。
【0030】上段カセット52、中段カセット53、下
段カセット54、給紙カセット57の近傍および大容量
フィーダ55の近傍には、カセットあるいは大容量フィ
ーダから用紙Pを一枚づつ取り出すピックアップローラ
63がそれぞれ設けられている。また、搬送路58に
は、ピックアップローラ63により取り出されたコピー
用紙Pを搬送路58を通して搬送する多数の給紙ローラ
対64が設けられている。
【0031】搬送路58において感光体ドラム44の上
流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジ
ストローラ対65は、取り出されたコピー用紙Pの傾き
を補正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の
先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム
44周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部
へ給紙する。レジストローラ対65の手前、つまり、給
紙ローラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出するア
ライニング前センサ66が設けられている。
【0032】ピックアップローラ63により各カセット
あるいは大容量フィーダ55から1枚づつ取り出された
コピー用紙Pは、給紙ローラ対64によりレジストロー
ラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pは、レジス
トローラ対65により先端が整位された後、転写部に送
られる。
【0033】転写部において、感光体ドラム44上に形
成された現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージ
ャ48により用紙P上に転写される。トナー像の転写さ
れたコピー用紙Pは、剥離チャージャ47および剥離爪
49の作用により感光体ドラム44周面から剥離され、
搬送路52の一部を構成する搬送ベルト67を介して定
着装置60に搬送される。そして、定着装置60によっ
て現像剤像がコピー用紙Pに溶融定着さた後、コピー用
紙Pは、給紙ローラ対68および排紙ローラ対69によ
り排出口61を通してフィニッシャ150上へ排出され
る。
【0034】搬送路58の下方には、定着装置60を通
過したコピー用紙Pを反転して再びレジストローラ対6
5へ送る自動両面装置70が設けられている。自動両面
装置70は、コピー用紙Pを一時的に集積する一時集積
部71と、搬送路58から分岐し、定着装置60を通過
したコピー用紙Pを反転して一時集積部71に導く反転
路72と、一時集積部に集積されたコピー用紙Pを一枚
づつ取り出すピックアップローラ73と、取り出された
用紙を搬送路74を通してレジストローラ対65へ給紙
する給紙ローラ75とを備えている。また、搬送路58
と反転路72との分岐部には、コピー用紙Pを排出口6
1あるいは反転路72に選択的に振り分ける振り分けゲ
ート76が設けられている。
【0035】両面コピーを行う場合、定着装置60を通
過したコピー用紙Pは、振り分けゲート76により反転
路72に導かれ、反転された状態で一時集積部71に一
時的に集積された後、ピックアップローラ73および給
紙ローラ対75により、搬送路74を通してレジストロ
ーラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pはレジス
トローラ対65により整位された後、再び転写部に送ら
れ、コピー用紙Pの裏面にトナー像が転写される。その
後、コピー用紙Pは、搬送路58、定着装置60および
排紙ローラ69を介してフィニッシャ150に排紙され
る。
【0036】フィニッシャ150は排出された一部構成
の文書を一部単位でステープル止めし貯めていくもので
ある。ステープルするコピー用紙Pが一枚排出口61か
ら排出される度にガイドバー151にてステープルされ
る側に寄せて整合する。全てが排出され終わると紙押え
アーム152が排出された一部単位のコピー用紙Pを抑
えステープラユニット(図示しない)がステープル止め
を行う。その後、ガイドバー151が下がり、ステープ
ル止めが終わったコピー用紙Pはその一部単位でフィニ
ッシャ排出ローラ155にてそのフィニッシャ排出トレ
イ154に排出される。フィニッシャ排出トレイ154
の下がる量は排出されるコピー用紙Pの枚数によりある
程度決められ、一部単位に排出される度にステップ的に
下がる。また排出されるコピー用紙Pを整合するガイド
バー151はフィニッシャ排出トレイ154上に載った
既にステープル止めされたコピー用紙Pに当たらないよ
うな高さの位置にある。
【0037】また、フィニッシャ排出トレイ154は、
ソートモード時、一部ごとにシフト(たとえば、前後左
右の4つの方向へ)するシフト機構(図示しない)に接
続されている。
【0038】また、装置本体10の前面上部には、様々
な複写条件並びに複写動作を開始させる複写開始信号な
どを入力する操作パネル80が設けられている。操作パ
ネル80は、図2に示すように、テンキー81、コピー
キー82、状態表示部83、液晶表示部84、原稿サイ
ズ設定キー85、用紙サイズ設定キー86、濃度表示部
87、濃度設定キー88、および倍率設定キー89によ
って構成されている。
【0039】テンキー81は、原稿枚数やコピー枚数を
設定するものである。コピーキー82は、コピー開始を
指示するものである。状態表示部83は、給紙カセット
の選択状態や、原稿や、用紙のジャムなどを案内表示す
るものである。
【0040】表示部84は、原稿枚数やコピー枚数を表
示するとともに、複写倍率や編集の表示や種々の操作案
内を行うものである。この液晶表示部84には、タッチ
パネルが設けられており、上記選択キーの入力などの種
々の動作指示が入力できるようになっている。たとえ
ば、原稿モードとして写真モード、文字モード、文字/
写真モードの選択キーが表示され、入力できるようにな
っている。
【0041】原稿サイズ設定キー85は、原稿Dのサイ
ズを設定するものである。用紙サイズ設定キー86は、
用紙Pのサイズを設定するものである。濃度表示部87
は、濃度設定キー88により設定されるコピー濃度が表
示されるものである。
【0042】倍率設定キー89は、コピー倍率を設定す
るものである。図3には、図1におけるデジタル複写機
の電気的接続および制御のための信号の流れを概略的に
表わすブロック図が示されている。図3によれば、デジ
タル複写機において、主制御部90内のメインCPU9
1とスキャナ部4のスキャナCPU100とプリンタ部
6のプリンタCPU110の3つのCPUで構成され
る。メインCPU91は、プリンタCPU110と共有
RAM95を介して双方向通信を行うものであり、メイ
ンCPU91は動作指示をだし、プリンタCPU110
は状態ステータスを返すようになっている。プリンタC
PU110とスキャナCPU100はシリアル通信を行
い、プリンタCPU110は動作指示をだし、スキャナ
CPU100は状態ステータスを返すようになってい
る。
【0043】操作パネル80は、メインCPU91に接
続されている。主制御部90は、メインCPU91、R
OM92、RAM93、NVM94、共有RAM95、
画像処理部96、ページメモリ制御部97、ページメモ
リ98、プリンタコントローラ99、およびプリンタフ
ォントROM121によって構成されている。
【0044】メインCPU91は、主制御部90の全体
を制御するものである。ROM92は、制御プログラム
が記憶されている。RAM93は、一時的にデータを記
憶するものである。
【0045】NVM(持久ランダムアクセスメモリ:n
onvolatile RAM)94は、バッテリ(図
示しない)にバックアップされた不揮発性のメモリであ
り、電源を切った時NVM94上のデータを保持するよ
うになっている。
【0046】共有RAM95は、メインCPU91とプ
リンタCPU110との間で、双方向通信を行うために
用いるものである。ページメモリ制御部97は、ページ
メモリ98に画像データを記憶したり、読出したりする
ものである。ページメモリ98は、複数ページ分の画像
データを記憶できる領域を有し、スキャナ部4からの画
像データを圧縮したデータを1ページ分ごとに記憶可能
に形成されている。
【0047】プリンタフォントROM121には、プリ
ントデータに対応するフォントデータが記憶されてい
る。プリンタコントローラ99は、パーソナルコンピュ
ータ等の外部機器122からのプリントデータをそのプ
リントデータに付与されている解像度を示すデータに応
じた解像度でプリンタフォントROM121に記憶され
ているフォントデータを用いて画像データに展開するも
のである。
【0048】スキャナ部4は、スキャナ部4の全体を制
御するスキャナCPU100、制御プログラム等が記憶
されているROM101、データ記憶用のRAM10
2、CCDセンサ34を駆動するCCDドライバ10
3、露光ランプ25およびミラー26、27、28等を
移動するモータの回転を制御するスキャンモータドライ
バ104、CCDセンサ34からのアナログ信号をディ
ジタル信号に変換するA/D変換回路とCCDセンサ3
4のばらつきあるいは周囲の温度変化などに起因するC
CDセンサ34からの出力信号に対するスレッショルド
レベルの変動を補正するためのシェーディング補正回路
とシェーディング補正回路からのシェーディング補正さ
れたディジタル信号を一旦記憶するラインメモリからな
る画像補正部105によって構成されている。
【0049】プリンタ部6は、プリンタ部6の全体を制
御するプリンタCPU110、制御プログラム等が記憶
されているROM111、データ記憶用のRAM11
2、半導体レーザ41による発光をオン/オフするレー
ザドライバ113、レーザユニット40のポリゴンモー
タ37の回転を制御するポリゴンモータドライバ11
4、搬送路58による用紙Pの搬送を制御する紙搬送部
115、帯電チャージャ45、現像器46、転写チャー
ジャ48を用いて帯電、現像、転写を行う現像プロセス
部116、定着器60を制御する定着制御部117、お
よびオプション部118によって構成されている。
【0050】また、画像処理部96、ページメモリ9
8、プリンタコントローラ99、画像補正部105、レ
ーザドライバ113は、画像データバス120によって
接続されている。
【0051】画像処理部96は、図4に示すように、補
正データテーブル部130、セレクタ131、テーブル
作成部132、濃度特性調整テーブル部133、濃度特
性調整値算出部134、および濃度特性調整部135に
より構成されている。
【0052】補正データテーブル部130には、種々の
モードに対応する濃度特性調整用の補正データが記憶さ
れている。すなわち、文字/写真モード、文字モード、
写真モードごとのテーブル130a、130b、130
cの3つのテーブルが1組ずつ記憶されている。
【0053】これらのテーブル130a、130b、1
30cは、それぞれ図5、あるいは図6に示すように、
8ビットを(n−1)個に分割する、n個の値を持つ3
つのテーブルから成る。この3つのテーブルをそれぞ
れ、左側にデータが寄っている方から順に、ダーク
(暗)基準テーブル、センタ(標準)基準テーブル、ラ
イト(明)基準テーブルと呼ぶ。nは2から多値化の最
大値(多値化数8ビットであれば256)までのいずれ
かの値をとる。
【0054】この例では、画像入出力時の多値化レベル
を8ビット、n=17として説明を行う。たとえば、ダ
ーク基準テーブル、センタ基準テーブル、ライト基準テ
ーブルには、それぞれ図5に示すように、0〜255
(00〜FFh)の入力画像信号の16階調ごとの濃度
階調に対する濃度特性調整値が記憶されるか、あるいは
それぞれ図6に示すように、0〜255(00〜FF
h)の出力画像信号の16階調ごとの濃度階調に対する
入力画像信号値が記憶されている。なお、濃度特性調整
値とは、入力画像信号のもつ濃度特性を変更するため
の、入力画像信号と出力画像信号との関係を表す、1つ
または複数の値を言い、たとえば図5または図6のドッ
トで示すデータや、これらのデータに基づいて作成され
るデータを意味する。
【0055】また、ダーク基準テーブル、センタ基準テ
ーブル、ライト基準テーブルに記憶される入力画像信号
または出力画像信号に対応する濃度特性調整値は、それ
ぞれ異なったものとなっている。
【0056】セレクタ131は、操作パネル80により
設定された文字/写真モード、文字モード、あるいは写
真モードに対応して、メインCPU91により供給され
るテーブル選択信号に応じて、文字/写真モード、文字
モード、あるいは写真モードのテーブル130a、13
0b、130cのいずれかからダーク基準テーブル、セ
ンタ基準テーブル、ライト基準テーブルの記憶内容を選
択的に、テーブル作成部132へ出力するものである。
【0057】テーブル作成部132は、セレクタ131
により供給される文字/写真モード、文字モード、ある
いは写真モードのテーブルの記憶内容、つまりダーク基
準テーブル、センタ基準テーブル、ライト基準テーブル
の記憶内容と、操作パネル80により設定される自動濃
度設定、あるいはマニュアル濃度設定に応じてメインC
PU91より供給される濃度調整レベル信号とにより、
例えば、図7、図8に示すように、0〜255(00〜
FFh)の入力画像信号の16階調ごとの濃度階調に対
する濃度特性調整値が算出され、濃度特性調整テーブル
を作成し、濃度特性調整テーブル部133に記憶するも
のである。この濃度特性調整テーブル部133に記憶さ
れた濃度特性調整テーブルの内容は濃度特性調整値算出
部134に出力される。
【0058】濃度特性調整値算出部134は、濃度特性
調整テーブル部133に記憶されている入力画像信号の
16階調ごとの濃度階調に対する濃度特性調整値に基い
て、上記スキャナ部4の画像補正部105から画像デー
タバス120を介して供給される入力画像信号に対応し
た濃度特性調整値をリアルタイムで算出するものであ
り、この算出した濃度特性調整値は濃度特性調整部13
5に出力される。
【0059】濃度特性調整部135は、濃度特性調整算
出部134から供給される濃度特性調整値に応じて、上
記スキャナ部4の画像補正部105から画像データバス
120を介して供給される入力画像信号に対する濃度特
性の調整を行うものであり、この濃度特性の調整された
出力画像信号は画像データバス120を介してプリンタ
部6のレーザドライバ113あるいはページメモリ98
へ出力される。
【0060】画像処理部96には、さらに、ノイズ除去
等の目的で用いられるフィルタリング回路、画像の拡大
あるいは縮小を行う拡大縮小回路、画像の階調を落とし
ながらもオリジナル画像に近い画像を表現させる階調処
理回路を有するようにしても良い。
【0061】次に、上記画像処理部96における濃度特
性調整テーブルの作成処理について説明する。すなわ
ち、セレクタ131は、操作パネル80により設定され
た文字/写真モード、文字モード、あるいは写真モード
に対応して、メインCPU91により供給されるテーブ
ル選択信号に応じて、文字/写真モード、文字モード、
あるいは写真モードのテーブル130a、130b、1
30cのいずれかからダーク基準テーブル、センタ基準
テーブル、ライト基準テーブルの記憶内容を選択的にテ
ーブル作成部132へ出力する。
【0062】テーブル作成部132は、セレクタ131
により供給されるダーク基準テーブル、センタ基準テー
ブル、あるいはライト基準テーブルの記憶内容と、操作
パネル80により設定される自動濃度設定、あるいはマ
ニュアル濃度設定に応じてメインCPU91より供給さ
れる濃度調整レベル信号とにより、0〜255(00〜
FFh)の入力画像信号の16階調ごとの濃度階調に対
する濃度特性調整値が算出され、濃度特性調整テーブル
を作成し、濃度特性調整テーブル部133に記憶する。
【0063】この濃度特性調整テーブルの作成方法に
は、以下の2種類の方法がある。第1の作成方法の場合
には、図5に示すように、入力画像信号側を等間隔に分
割した濃度を基準に対応する濃度特性調整値が記憶され
ているダーク基準テーブル、センタ基準テーブル、ライ
ト基準テーブルを用いて濃度特性調整テーブルを作成
し、第2の作成方法の場合には、図6に示すように、濃
度特性調整値側を等間隔に分割した濃度を基準に対応す
る入力画像信号の濃度値が記憶されているダーク基準テ
ーブル、センタ基準テーブル、ライト基準テーブルを用
いて濃度特性調整テーブルを作成する。 (第1の作成方法)各テーブル内の3つのテーブルのデ
ータをそれぞれ、 ダーク基準テーブル:dark[l](l=0,1,
2,...,n−1) センタ基準テーブル:center[l](l=0,
1,2,...,n−1) ライト基準テーブル:light[l](l=0,1,
2,...,n−1) とした場合、lが同じである点の間を、それぞれ、m×
k個に分割する(m;分割数、k;ステップ数、これら
は共に正の整数値をとるものであり、メインCPU91
により設定されている)。ここで、lの0〜n−lは8
ビットデータをn=17分割した、0,10,20,3
0・・・d0,e0,f0,ffに相当し、m、kにつ
いては、m=5、k=20(デフォルト値)とすると、 m×k=100 となる。
【0064】これにより、濃度特性調整レベルがdのと
き、新しく算出される濃度特性調整テーブルnew
[l]は、以下のように算出される。濃度特性調整レベ
ル(d)が「+」(濃度を濃くする方向)であった場
合、新しく算出される濃度特性調整テーブルはダーク基
準テーブルとセンタ基準テーブルの間に求められ、以下
の計算式により求められる。
【0065】new[l]=center[l]+
{(dark[l]−center[l])/(m×k
1)}×k2×d+k3 (k1=k2=k,k3=センタ基準の微調整量、整数
(正または負の値)) また、濃度特性調整レベル(d)が「−」(濃度を薄く
する方向)であった場合、新しく算出される濃度特性調
整テーブルnew[l]はライト基準テーブルとセンタ
基準テーブルの間に求められ、以下の計算式により求め
られる。
【0066】new[l]=center[l]−
{(center[l]−light[l])/(m×
k1)}×k2×d+k3 (k1=k2=k,k3=センタ基準の微調整量、整数
(正または負の値)) さらに、センタ基準についても、m×kに分割した分割
数の1単位で、センタ基準をk3の値を用いて上下に動
かすことにより、微妙な調整を行うことが可能となると
ともに、上式のk1とk2を異なる値にすることで、1
つの濃度特性調整レベルに対する変化率を変更すること
も可能である。
【0067】なお、ライト基準およびダーク基準データ
についても同様の方法により微調整を行うことができ
る。 (第2の算出方法)3つのテーブルのデータをそれぞ
れ、 ダーク基準:dark[l](l=0,1,
2,...,n−1) センタ基準:center[l](l=0,1,
2,...,n−1) ライト基準:light[l](l=0,1,
2,...,n−1)とした場合、center[l]
が、0,10,20,30・・・d0,e0,f0,f
fとなる各基準のx軸の値を以下のように定義する。
【0068】dark[l]=0,10,20,30・
・・d0,e0,f0,ffに相当する時のlをd
[l] center[l]=0,10,20,30・・・d
0,e0,f0,ffに相当する時のlをc[l] light[l]=0,10,20,30・・・d0,
e0,f0,ff に相当する時のlをl[l]このとき、同じlの値の間
を、それぞれ、m×k個に分割する(m、kは共に正の
整数値をとる)。ここで、m=5、k=20としておく
と、m×k=100となる。
【0069】これにより、濃度特性調整レベルがdのと
き、新しく算出される濃度特性調整テーブルnew
[l]は、以下のように算出される。濃度特性調整レベ
ルが「+」(濃度を濃くする方向)であった場合、新し
く算出される濃度特性調整テーブルnew[l]はダー
ク基準テーブルとセンタ基準テーブルの間に求められ、
以下の計算式により求められる。
【0070】new[l]=center[l]−
{(center[l]−dark[l])/(m×k
1)}×k2×d+k3 (k1=k2=k,k3=センタ基準の微調整量、整数
(正または負の値)) また、濃度特性調整レベルが「−」(濃度を薄くする方
向)であった場合、新しく算出されるテーブルはライト
基準とセンタ基準の間に求められ、以下の計算式により
求められる。
【0071】new[l]=center[l]+
{(light[l]−center[l])/(m×
k1)}×k2×d+k3 (k1=k2=k,k3=センタ基準の微調整量、整数
(正または負の値)) さらに、各基準についても、m×kに分割した分割数の
1単位で、各基準をk3の値を用いて左右に動かすこと
により、微妙な調整を行うことが可能となるとともに、
上式のklとk2を異なる値にすることで、1つの濃度
特性調整レベルに対する変化率を変更することも可能で
ある。
【0072】次に、上述した基準を調整する際の処理に
ついて説明する。すなわち、テンキー81の「0」キー
と「5」キーを押しながら図示しない電源スイッチを投
入することにより、メインCPU91は調整モードを判
断し、液晶表示部84により調整内容に応じてコードの
入力を案内表示する。
【0073】この案内に応じて、オペレータがテンキー
81により「1」をコード入力した際、メインCPU9
1は文字/写真モードの濃度調整センタ基準値と判断
し、デフォルト値とその値を変更する変更キーを液晶表
示部84により案内表示する。この案内に応じてオペレ
ータが変更キーによりデフォルト値を変更することによ
り、メインCPU91は補正データテーブル部130内
の文字/写真モードのテーブル130aに記憶されてい
るセンタ基準テーブルの値(たとえば、図5または図
6)が変更されるようになっている。
【0074】上記コード入力の案内に応じて、オペレー
タがテンキー81により「2」をコード入力した際、メ
インCPU91は文字モードの濃度調整センタ基準値の
変更と判断し、デフォルト値とその値を変更する変更キ
ーを液晶表示部84により案内表示する。この案内に応
じてオペレータが変更キーによりデフォルト値を変更す
ることにより、メインCPU91は補正データテーブル
部130内の文字モードのテーブル130bに記憶され
ているセンタ基準テーブルの濃度特性調整値あるいは入
力画像信号値が変更されるようになっている。
【0075】上記コード入力の案内に応じて、オペレー
タがテンキー81により「3」をコード入力した際、メ
インCPU91は写真モードの濃度調整センタ基準値の
変更と判断し、デフォルト値とその値を変更する変更キ
ーを液晶表示部84により案内表示する。この案内に応
じてオペレータが変更キーによりデフォルト値を変更す
ることにより、メインCPU91は補正データテーブル
部130内の写真モードのテーブル130cに記憶され
ているセンタ基準テーブルの濃度特性調整値あるいは入
力画像信号値が変更されるようになっている。
【0076】上記コード入力の案内に応じて、オペレー
タがテンキー81により「4」をコード入力した際、メ
インCPU91は文字/写真モードの濃度ステップ、濃
度調整ライト基準値の変更と判断し、デフォルト値を変
更する変更キーを液晶表示部84により案内表示する。
この案内に応じてオペレータが変更キーによりデフォル
ト値を変更することにより、メインCPU91は補正デ
ータテーブル部130内の文字/写真モードのテーブル
130aに記憶されているライト基準テーブルの値が変
更され、テーブル作成部132に供給されるk(ライト
の式のk2)が変更されるようになっている。
【0077】上記コード入力の案内に応じて、オペレー
タがテンキー81により「5」をコード入力した際、メ
インCPU91は文字/写真モードの濃度ステップ、濃
度調整ダーク基準値の変更と判断し、デフォルト値を変
更する変更キーを液晶表示部84により案内表示する。
この案内に応じてオペレータが変更キーによりデフォル
ト値を変更することにより、メインCPU91は補正デ
ータテーブル部130内の文字/写真モードのテーブル
130aに記憶されているダーク基準テーブルの値が変
更され、テーブル作成部132に供給されるk(ダーク
の式のk2)が変更されるようになっている。
【0078】上記コード入力の案内に応じて、オペレー
タがテンキー81により「6」をコード入力した際、メ
インCPU91は文字モードの濃度ステップ、濃度調整
ライト基準値の変更と判断し、デフォルト値を変更する
変更キーを液晶表示部84により案内表示する。この案
内に応じてオペレータが変更キーによりデフォルト値を
変更することにより、メインCPU91は補正データテ
ーブル部130内の文字モードのテーブル130bに記
憶されているライト基準テーブルの値が変更され、テー
ブル作成部132に供給されるk(ライトの式のk2)
が変更されるようになっている。
【0079】上記コード入力の案内に応じて、オペレー
タがテンキー81により「7」をコード入力した際、メ
インCPU91は文字モードの濃度ステップ、濃度調整
ダーク基準値の変更と判断し、デフォルト値を変更する
変更キーを液晶表示部84により案内表示する。この案
内に応じてオペレータが変更キーによりデフォルト値を
変更することにより、メインCPU91は補正データテ
ーブル部130内の文字モードのテーブル130bに記
憶されているダーク基準テーブルの値が変更され、テー
ブル作成部132に供給されるk(ダークの式のk2)
が変更されるようになっている。
【0080】上記コード入力の案内に応じて、オペレー
タがテンキー81により「8」をコード入力した際、メ
インCPU91は写真モードの濃度ステップ、濃度調整
ライト基準値の変更と判断し、デフォルト値を変更する
変更キーを液晶表示部84により案内表示する。この案
内に応じてオペレータが変更キーによりデフォルト値を
変更することにより、メインCPU91は補正データテ
ーブル部130内の写真モードのテーブル130cに記
憶されているライト基準テーブルの値が変更され、テー
ブル作成部132に供給されるk(ライトの式のk2)
が変更されるようになっている。
【0081】上記コード入力の案内に応じて、オペレー
タがテンキー81により「9」をコード入力した際、メ
インCPU91は写真モードの濃度ステップ、濃度調整
ダーク基準値の変更と判断し、デフォルト値を変更する
変更キーを液晶表示部84により案内表示する。この案
内に応じてオペレータが変更キーによりデフォルト値を
変更することにより、メインCPU91は補正データテ
ーブル部130内の写真モードのテーブル130cに記
憶されているダーク基準テーブルの値が変更され、テー
ブル作成部132に供給されるk(ダークの式のk2)
が変更されるようになっている。
【0082】上記コード入力の案内に応じて、オペレー
タがテンキー81により「10」をコード入力した際、
メインCPU91はセンタ基準値の変更と判断し、デフ
ォルト値を変更する変更キーを液晶表示部84により案
内表示する。この案内に応じてオペレータが変更キーに
よりデフォルト値を変更することにより、メインCPU
91は補正データテーブル部130内の文字/写真モー
ドのテーブル130aに記憶されているセンタ基準テー
ブルの値が変更され、テーブル作成部132に供給され
るk3が変更されるようになっている。
【0083】上記コード入力の案内に応じて、オペレー
タがテンキー81により「11」をコード入力した際、
メインCPU91はセンタ基準値の変更と判断し、デフ
ォルト値を変更する変更キーを液晶表示部84により案
内表示する。この案内に応じてオペレータが変更キーに
よりデフォルト値を変更することにより、メインCPU
91は補正データテーブル部130内の文字モードのテ
ーブル130bに記憶されているセンタ基準テーブルの
値が変更され、テーブル作成部132に供給されるk3
が変更されるようになっている。
【0084】上記コード入力の案内に応じて、オペレー
タがテンキー81により「12」をコード入力した際、
メインCPU91はセンタ基準値の変更と判断し、デフ
ォルト値を変更する変更キーを液晶表示部84により案
内表示する。この案内に応じてオペレータが変更キーに
よりデフォルト値を変更することにより、メインCPU
91は補正データテーブル部130内の写真モードのテ
ーブル130cに記憶されているセンタ基準テーブルの
値が変更され、テーブル作成部132に供給されるk3
が変更されるようになっている。
【0085】例えば、図5の場合、デフォルト値のステ
ップ数が「20」で、濃度変更点がダーク側、ライト側
ともに5箇所の場合であり、ステップ数を「19」以下
の少ない数にした場合、ダーク基準テーブルによる曲線
とライト基準テーブルによる曲線との間隔(濃度特性調
整値による間隔)が上下方向(縦方向)に縮み、ステッ
プ数を「21」以上の多い数にした場合、ダーク基準テ
ーブルによる曲線とライト基準テーブルによる曲線との
間隔(濃度特性調整値による間隔)が上下方向に伸び
る。
【0086】また、図6の場合、デフォルト値のステッ
プ数が「20」で、濃度変更点がダーク側、ライト側と
もに5箇所の場合であり、ステップ数を「19」以下の
少ない数にした場合、ダーク基準テーブルによる曲線と
ライト基準テーブルによる曲線との間隔(入力画像信号
値による間隔)が左右方向(横方向)に縮み、ステップ
数を「21」以上の多い数にした場合、ダーク基準テー
ブルによる曲線とライト基準テーブルによる曲線との間
隔(入力画像信号値による間隔)が左右方向に伸びる。
【0087】k3は正あるいは負のいずれかの整数で、
この値によりセンタ基準のカーブが上下、左右に変更で
きる。これにより、センタ基準、ダーク基準、ライト基
準のテーブルの内容を簡単な手段により変更することが
でき、自由度を持たせることができる。
【0088】次に、濃度特性調整値算出部134におけ
る濃度特性調整値を算出する際の処理について説明す
る。すなわち、濃度特性調整値算出部134は、濃度特
性調整テーブル部133に記憶されている入力画像信号
の16階調ごとの濃度階調に対する濃度特性調整値に基
いて、上記スキャナ部4の画像補正部105から画像デ
ータバス120を介して供給される入力画像信号に対応
した濃度特性調整値をリアルタイムで算出する。
【0089】たとえば、濃度特性調整テーブル部133
には、入力画像信号に対する濃度特性調整値が図7に示
すように記憶されている。濃度特性調整値算出部134
は、供給される入力画像信号値の前後のテーブル133
に記憶されている入力画像信号値に対応した2つの濃度
特性調整値を、供給される入力画像信号値に基いて直線
的に補間することにより、濃度特性調整値を算出する。
【0090】すなわち、濃度特性調整値は次の式で求め
られる。 入力画像信号値:Din 濃度特性調整値:T 入力画像信号値Dinに対応するテーブルデータ値:n
ew[d],new[d+1] T=new[d]+{(new[d+1]−new
[d])/16}×(Din%16) (A%B:AをBで割った余りを示す。ただしdはne
w[d]≦Din<new[d+1]) ただし、d=15のときのみ、以下の式で算出される。
【0091】T=new[15]+{(new[16]
−new[15])/15}×(Din%15) (A%B:AをBで割った余りを示す) たとえば、供給される入力画像信号値Dinが25
(h)の場合、テーブル133から入力画像信号値ne
w[d]20(h)に対する濃度特性調整値40(h)
と入力画像信号値new[d+1]30(h)に対する
濃度特性調整値57(h)とに基いて、濃度特性調整値
Tとして46(h)が算出される。
【0092】このようにして、各々の入力画像信号1画
素づつに関して、リアルタイムで回路で直線的に補間し
て求めた値を、濃度特性調整値Tとし、入力画像信号D
inを調整(補正)する。
【0093】これにより、濃度特性調整部135は、濃
度特性調整算出部134から供給される濃度特性調整値
に応じて、上記スキャナ部4の画像補正部105から画
像信号バス120を介して供給される入力画像信号に対
する濃度調整を行い、この濃度調整された出力画像信号
は画像データバス120を介してプリンタ部6のレーザ
ドライバ113あるいはページメモリ98へ出力する。
【0094】上記したように、あらかじめ記憶されてい
る濃度特性調整用のライト、センタ、ダークの基準デー
タから、濃度の設定に対応した濃度特性調整用のテーブ
ルを作成し、スキャナ部からの入力画像信号に基く近傍
の2点の濃度特性調整値の直線的な補間により、その入
力画像信号に対応する濃度特性調整値を算出し、この算
出した濃度特性調整値により入力画像信号の補正を行っ
て出力画像信号としてプリンタ部へ出力するようにした
ものである。これにより、濃度調整用のデータテーブル
の使用メモリの削減が図れ、しかも自由度を持たせて濃
度調整の変更ができる。
【0095】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、濃度調整用のデータテーブルの使用メモリの削減が
図れ、しかも自由度を持たせて濃度調整の変更ができる
画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するためのデジタル
複写機の概略構成を示す断面図。
【図2】操作パネルの構成を示す平面図。
【図3】デジタル複写機の概略構成を示すブロック図。
【図4】画像処理部の概略構成を示すブロック図。
【図5】文字/写真モード、文字モード、写真モードご
とのテーブルにおけるライト基準テーブル、センタ基準
テーブル、ダーク基準テーブルの内容を説明するととも
に、調整方法の一例を説明するための図。
【図6】文字/写真モード、文字モード、写真モードご
とのテーブルにおけるライト基準テーブル、センタ基準
テーブル、ダーク基準テーブルを説明するとともに、調
整方法の一例を説明するための図。
【図7】濃度特性調整テーブルの記憶例を説明するため
の図。
【図8】濃度特性調整テーブルの記憶例を説明するため
の図。
【符号の説明】
4…スキャナ部 6…プリンタ部 80…操作パネル 91…メインCPU 96…画像処理部 130…補正データテーブル部 130a、130b、130c…テーブル 131…セレクタ 132…テーブル作成部 133…濃度特性調整テーブル部 134…濃度特性調整値算出部 135…濃度特性調整部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像濃度に対応する入力画像信号を生成
    する生成手段と、 この生成手段にて生成された入力画像信号に対応する出
    力画像の濃度を設定する設定手段と、 上記入力画像信号と画像形成のための出力画像信号との
    対応関係を示す第1の濃度特性調整データを、出力画像
    濃度に応じて少なくとも2種類記憶する記憶手段と、 上記設定手段にて設定された出力画像の濃度が、上記記
    憶手段に記憶された上記2種類の第1の濃度特性調整デ
    ータの間の出力画像濃度に対応する場合、これら2種類
    の第1の濃度特性調整データを用いて上記設定手段にて
    設定された出力画像濃度に対応する第2の濃度特性調整
    データを作成する作成手段と、 この作成手段にて作成された第2の濃度特性調整データ
    を用いて上記生成手段にて生成された入力画像信号を出
    力画像信号に変換する変換手段と、 この変換手段にて変換された出力画像信号に基づいて被
    画像形成媒体に画像を形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿を読取り入力画像信号を生成する読
    取手段と、 この読取手段にて生成された入力画像信号に対応する出
    力画像の濃度を設定する設定手段と、 出力画像濃度に応じた暗基準、標準、明基準の3種を有
    しそれぞれが入力画像信号と画像形成のための出力画像
    信号との対応関係を示す第1の濃度特性調整データを記
    憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された暗基準、標準、明基準の3種
    の第1の濃度特性調整データの中の2種の第1の濃度特
    性調整データを用いて、上記設定手段により設定された
    濃度に対応する第2の濃度特性調整データを生成する生
    成手段と、 上記読取手段により生成された入力画像信号を上記生成
    手段により生成された第2の濃度特性調整データに基い
    て出力画像信号に変換する変換手段と、 この変換手段により変換された出力画像信号に対応する
    画像を上記被画像形成媒体上に形成する画像形成手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿を読取り入力画像信号を生成する読
    取手段と、 この読取手段にて生成された入力画像信号に対応する出
    力画像の濃度を設定する設定手段と、 出力画像濃度に応じた暗基準、標準、明基準の3種を有
    しそれぞれが入力画像信号の濃度階調数よりも少ないデ
    ータ数であって入力画像信号と画像形成のための出力画
    像信号との対応関係を示す第1の濃度特性調整データを
    記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された暗基準、標準、明基準の3種
    の第1の濃度特性調整データの中の2種の第1の濃度特
    性調整データを用いて、上記設定手段により設定された
    濃度に対応する入力画像信号の濃度階調数よりも少ない
    データ数の第2の濃度特性調整データを生成する生成手
    段と、 この生成手段により生成された第2の濃度特性調整デー
    タに対し、上記読取手段により生成された入力画像信号
    の値に一致するデータがない場合、この入力画像信号近
    傍の上記第2の濃度特性調整データによって第3の濃度
    特性調整データを算出する算出手段と、 この算出手段により算出された第3の濃度特性調整デー
    タにより、上記読取手段により生成された入力画像信号
    を出力画像信号に変換する変換手段と、 この変換手段により変換された出力画像信号に対応する
    画像を上記被画像形成媒体上に形成する画像形成手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 原稿を読取り入力画像信号を生成する読
    取手段と、 この読取手段にて生成された入力画像信号に対応する出
    力画像の濃度を設定する設定手段と、 出力画像濃度に応じた暗基準、標準、明基準の3種を有
    しそれぞれが等間隔の入力画像信号と画像形成のための
    出力画像信号との対応関係を示す第1の濃度特性調整デ
    ータを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された暗基準、標準、明基準の3種
    の第1の濃度特性調整データの中の2種の第1の濃度特
    性調整データを用いて、上記設定手段により設定された
    濃度に対応する第2の濃度特性調整データを生成する生
    成手段と、 上記読取手段により生成された入力画像信号を上記生成
    手段により生成された第2の濃度特性調整データに基い
    て出力画像信号に変換する変換手段と、 この変換手段により変換された出力画像信号に対応する
    画像を上記被画像形成媒体上に形成する画像形成手段
    と、 上記記憶手段の入力画像信号と第1の濃度特性調整デー
    タとの対応関係の変更を指示する指示手段と、 この指示手段により指示された変更内容に応じて、上記
    記憶手段に記憶されている等間隔の入力画像信号に対応
    した第1の濃度特性調整データの値を変更する変更手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 原稿を読取り入力画像信号を生成する読
    取手段と、 この読取手段にて生成された入力画像信号に対応する出
    力画像の濃度を設定する設定手段と、 出力画像濃度に応じた暗基準、標準、明基準の3種を有
    しそれぞれが等間隔の第1の濃度特性調整データに対応
    した入力画像信号と画像形成のための出力画像信号との
    対応関係を示す第1の濃度特性調整データを記憶する記
    憶手段と、 この記憶手段に記憶された暗基準、標準、明基準の3種
    の第1の濃度特性調整データの中の2種の第1の濃度特
    性調整データを用いて、上記設定手段により設定された
    濃度に対応する第2の濃度特性調整データを生成する生
    成手段と、 上記読取手段により生成された入力画像信号を上記生成
    手段により生成された第2の濃度特性調整データに基い
    て出力画像信号に変換する変換手段と、 この変換手段により変換された出力画像信号に対応する
    画像を上記被画像形成媒体上に形成する画像形成手段
    と、 上記記憶手段の第1の濃度特性調整データと入力画像信
    号との対応関係の変更を指示する指示手段と、 この指示手段により指示された変更内容に応じて、上記
    記憶手段に記憶されている等間隔の第1の濃度特性調整
    データに対応した入力画像信号のデータを変更する変更
    手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 原稿を読取り入力画像信号を生成する読
    取手段と、 この読取手段にて生成された入力画像信号に対応する出
    力画像の濃度を設定する設定手段と、 出力画像濃度に応じた暗基準、標準、明基準の3種を有
    しそれぞれが入力画像信号と画像形成のための出力画像
    信号との対応関係を示す第1の濃度特性調整データを記
    憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された暗基準、標準、明基準の3種
    の第1の濃度特性調整データの中の2種の第1の濃度特
    性調整データを用いて、上記設定手段により設定された
    濃度に対応する第2の濃度特性調整データを生成する生
    成手段と、 上記読取手段により生成された入力画像信号を上記生成
    手段により生成された第2の濃度特性調整データに基い
    て出力画像信号に変換する変換手段と、 この変換手段により変換された出力画像信号に対応する
    画像を上記被画像形成媒体上に形成する画像形成手段
    と、 上記記憶手段に記憶されている標準の第1の濃度特性調
    整データにおける入力画像信号と出力画像信号との対応
    関係の変更を指示する指示手段と、 この指示手段により指示された変更内容に応じて、上記
    記憶手段に記憶されている標準の第1の濃度特性調整デ
    ータの値を変更する変更手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 原稿を読取り入力画像信号を生成する読
    取手段と、 この読取手段にて生成された入力画像信号に対応する出
    力画像の濃度を設定する濃度設定手段と、 複数種類のモードに対する出力画像濃度に応じた暗基
    準、標準、明基準の3種を有しそれぞれが入力画像信号
    と画像形成のための出力画像信号との対応関係を示す第
    1の濃度特性調整データを記憶する記憶手段と、 上記モードを設定するモード設定手段と、 このモード設定手段により設定されたモードに対応して
    上記記憶手段に記憶された暗基準、標準、明基準の3種
    の第1の濃度特性調整データの中の2種の第1の濃度特
    性調整データを用いて、上記濃度設定手段により設定さ
    れた濃度に対応する第2の濃度特性調整データを生成す
    る生成手段と、 上記読取手段により生成された入力画像信号を上記生成
    手段により生成された第2の濃度特性調整データに基い
    て出力画像信号に変換する変換手段と、 この変換手段により変換された出力画像信号に対応する
    画像を上記被画像形成媒体上に形成する画像形成手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿を読取り入力画像信号を生成する読
    取手段と、 この読取手段にて生成された入力画像信号に対応する出
    力画像の濃度を設定する設定手段と、 出力画像濃度に応じた暗基準、標準、明基準の3種を有
    しそれぞれが入力画像信号の濃度階調数よりも少ないデ
    ータ数であって入力画像信号と画像形成のための出力画
    像信号との対応関係を示す第1の濃度特性調整データを
    記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された暗基準、標準、明基準の3種
    の第1の濃度特性調整データの中の2種の第1の濃度特
    性調整データを用いて、上記設定手段により設定された
    濃度に対応する入力画像信号の濃度階調数よりも少ない
    データ数の第2の濃度特性調整データを生成する生成手
    段と、 この生成手段により生成された第2の濃度特性調整デー
    タ内の、上記読取手段により読取った画像信号の値の近
    傍の、画像信号に対応した第2の濃度特性調整データに
    よる補間により、上記読取手段により生成された入力画
    像信号の値に一致するデータがない場合、この入力画像
    信号近傍の上記第2の濃度特性調整データによって第3
    の濃度特性調整データを算出する算出手段と、 この算出手段により算出された第3の濃度特性調整デー
    タにより、上記読取手段により生成された入力画像信号
    を出力画像信号に変換する変換手段と、 この変換手段により変換された出力画像信号に対応する
    画像を上記被画像形成媒体上に形成する画像形成手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
JP8170446A 1996-06-28 1996-06-28 画像形成装置 Pending JPH1023262A (ja)

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