JPH10231675A - ボーリング装置およびボーリング装置のためのトルクサポート - Google Patents

ボーリング装置およびボーリング装置のためのトルクサポート

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JPH10231675A
JPH10231675A JP10012710A JP1271098A JPH10231675A JP H10231675 A JPH10231675 A JP H10231675A JP 10012710 A JP10012710 A JP 10012710A JP 1271098 A JP1271098 A JP 1271098A JP H10231675 A JPH10231675 A JP H10231675A
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JP
Japan
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boring
string
stator
pump
holder
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JP10012710A
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English (en)
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Erwin Stoetzer
ストエッツァー エルヴィーン
Carl Hagemeyer
ハーゲマイヤァ カール
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Bauer Spezialtiefbau GmbH
Original Assignee
Bauer Spezialtiefbau GmbH
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21BEARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B21/00Methods or apparatus for flushing boreholes, e.g. by use of exhaust air from motor
    • E21B21/01Arrangements for handling drilling fluids or cuttings outside the borehole, e.g. mud boxes
    • E21B21/015Means engaging the bore entrance, e.g. hoods for collecting dust
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21BEARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B7/00Special methods or apparatus for drilling
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    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D1/00Sinking shafts
    • E21D1/03Sinking shafts mechanically, e.g. by loading shovels or loading buckets, scraping devices, conveying screws
    • E21D1/06Sinking shafts mechanically, e.g. by loading shovels or loading buckets, scraping devices, conveying screws with shaft-boring cutters
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D9/00Tunnels or galleries, with or without linings; Methods or apparatus for making thereof; Layout of tunnels or galleries
    • E21D9/12Devices for removing or hauling away excavated material or spoil; Working or loading platforms
    • E21D9/13Devices for removing or hauling away excavated material or spoil; Working or loading platforms using hydraulic or pneumatic conveying means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボーリングツールから穿孔屑を単純且つ省エ
ネルギにて除去することを可能にするボーリング装置及
び、駆動用トルクを地面ボアホール中のボーリングスト
リングから取出すことができるボーリング装置用トルク
サポートを提供する。 【解決手段】 ホース15はボーリングストリング13
に保持されて回転を防止され、ポンプ固定子30は、ホ
ース15に対して押付可能であり、ホース15がボーリ
ングストリング13と共に回転する時ホース15をこす
ってポンプ効果を生じる固定子アーム32を備える。ま
た、トルクサポート40は、ボーリングストリング13
に対して縦軸方向に移動可能であり、少なくとも1つの
回転可能なローラボディ42を有するホルダを少なくと
も3つ有し、圧縮装置によって半径方向外側に前記ホル
ダを押付けることで、トルクサポート40を地面ボアホ
ール20内に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地面ボアホール掘
削のためのボーリング装置に関し、特に、ボーリングツ
ールから離れた地面ボアホール中のボーリングロッド上
のある点でトルクを取出すボーリング装置及びそれに適
応可能なトルクサポートに関する。
【0002】
【従来の技術】特にボーリングツールとして使用するロ
ーラビットによるボアホールの掘削とコア穿孔におい
て、穿孔屑の経路において、地面を崩すために使用する
ボーリングツールを常時洗浄し、この屑をボアホールの
底から出して輸送し、穿孔プロセスを最適に連続させる
ことが必要である。
【0003】このため、ボーリングツールを収容するボ
ーリングヘッドを空気またはフラッシング流体いずれか
で直接的に洗浄(パージ)するか、または空気式運搬プ
ロセスまたは吸入穿孔プロセスによって間接的にパージ
することが通例である。このような処理を実施するに当
たって、空気またはパージ用流体は、作業面からボアホ
ールの底まで、ボーリングストリングに沿ったチャンネ
ルを介してホースへ導かれる。常設ポンプまたは圧縮機
と、ボーリングツール内で回転する回転式ボーリングス
トリングとの間の異なった相対運動は、外置ロータリー
ドライブ上のパージングヘッドによって処理される。地
面ボアホールを掘削するこれら周知の装置は、ボーリン
グストリング、それに取付けられた捩り剛性ボーリング
ツール、ボーリングストリング回転駆動のためのドライ
ブ、ポンプ機構と、流体管路をもち、前記流体管路は、
ポンプ機構からボーリングツールまで延びて、ボーリン
グツールの位置でポンプ機構による流体フローを生じさ
せる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】こうしたボーリング装
置においては、パージングヘッドを介してボーリングツ
ールまで加圧下のパージ用媒体を輸送しなければならな
いという欠点がある。このため、パージングヘッドでの
シール性の問題や対応する圧力損失が起こり得る。更
に、ケリーボーリング等の間欠ボーリング操作のための
ボーリング装置においては、ボーリングサイクルごとに
パージング管路の設置や取り外しに多大な労力を必要と
していた。
【0005】本発明の目的は、ボーリングツールから穿
孔屑を単純且つ省エネルギにて除去することを可能にす
るボーリング装置を考案することである。別の目的は、
補助装置の駆動用トルクを地面ボアホール中のボーリン
グストリングから取出すことができるボーリング装置の
ためのトルクサポートを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による装置は、ポ
ンプ機構が、ボーリングストリングに保持されるホース
を備え、前記ホースはボーリングストリングに対して回
転が防止されるように固定されていると共に、一定距離
で少なくとも部分的にボーリングストリングまわりに配
置され、一方側においてボーリングストリングまわりで
回転可能に位置され、他方側において地面ボアホールの
壁に相対して位置されて回転を防止するポンプ固定子を
備え、当該ポンプ固定子がボーリングストリングに対し
て半径方向に延びる固定子アームを備え、固定子アーム
がボーリングストリングとホースの間に配置され、固定
子アームがホースに相対して帯状に押付けて存在し、そ
こで固定子アームがボーリングストリングと共に回転す
るホースをこすって通過する。
【0007】本発明の基本的な着想によれば、単純なホ
ースポンプは、ボアホール中のボーリングツールの後部
に取付けられる。このポンプはその後ボーリングストリ
ング、例えば、ケリーロッドの回転によって駆動され
る。ポンプ機構は適切な保持装置を介してボーリングス
トリングに取付けられるホースを備える。こうしたホー
スは、ボーリングストリングと共に回転し、ポンプ機構
の回転子を形成する。ボーリングストリングが回転すれ
ば、ホースは、ホースに相対して押付けるよう配置され
る固定子の固定子アーム上を通過する。よって、固定子
はボアホールの壁に相対して支持されて、回転運動しな
い。固定子と回転子との相対的移動を通じて、ポンピン
グ作用は穿孔時に発生する。回転の方向に応じて、こう
した圧力はボーリングツールをパージするために誘導で
き、または吸引作用は穿孔屑を吸込むために誘導でき
る。
【0008】ホースの一端はボーリングツールに導く流
体管路に接続される一方で、ホースの他端は、周囲空気
またはパージ用液体を溜めることのできる流体溜に接続
される。ホースの一端は、ボアホールの外部に配置され
たタンクに接続することもできる。いずれにしても、追
加の固定エネルギ発生器からボーリング装置の回転する
ボーリングツールへのエネルギ輸送は、本発明によれば
不要である。
【0009】本発明の好ましい装置は、ポンプ固定子が
ボーリングストリング上で軸方向に固定されて位置する
ことにある。こうしてポンプ固定子は連続ボーリング時
にホースをなぞることができる。
【0010】ポンプ機構の特に単純な運転が行われるた
めの装置が構成される。つまり、ポンプ固定子はトルク
サポートを備える。ボーリング時にトルクサポートは地
面ボアホールの壁に相対してしっかり接し、かつボーリ
ングストリングの縦軸方向にスライドできる。ポンプ固
定子は、ボーリングストリング上に特に容易に取付ける
ことができると共に、ボーリング操作の進行に応じてボ
ーリングストリングに追随できる。
【0011】ポンプ機構の適切なサイズと性能に関し
て、本発明によるボーリング装置の別の実施態様におい
ては、ボーリングツールが、チャンネルを有するコアボ
ーリング管を備えると共に、ホースとチャンネルを接続
して流体管路を形成することが好ましい。
【0012】パージ用流体および穿孔屑を入れるための
タンクがボーリングツール上に配置され、ボーリングツ
ールにおいてタンクと地面掘削装置との間に管が備えら
れているのであるならば、穿孔時に特に良好な進行が保
証される。穿孔屑は、例えば、この管でタンクに吸込む
ことができる。従って、よってタンクは準備されたボア
ホールからボーリングツールを取出せば、空にすること
ができる。タンクはパージ用流体溜としても使用でき
る。
【0013】本発明の別の好ましい実施態様は、固定子
アームがその自由端でローラを備え、当該ローラはホー
スを押付け、ホースはボーリングストリングの縦軸方向
に平行なローラシャフトのまわりで回転するよう位置し
ている。ローラによって、固定子アームに対する相対的
な運動によって引き起こされるホースに発生する摩耗は
大部分は防止される。
【0014】ポンプ固定子がその周辺まわりに均等に配
置された複数の固定子アームを有し、均一圧力生成のた
めの装置が構成される。特に2つの固定子アームは、互
に180°の角度で配置されて設けられる。
【0015】本発明の更に別の実施態様では、複数のポ
ンプ機構をボーリングストリングに配置することが有利
である。この場合、複数のホースと複数の固定子アーム
が軸方向で前後に配置される。複数のポンプ機構によっ
て、相対的に大きいポンプ能力を設定することができ
る。このため、回転子として機能する共通のキャリアの
上下に複数のホースを置くこともできる。
【0016】本発明の第二の目的は、ボーリングツール
から離れた地面ボアホールにおいてボーリングストリン
グ上のある点でトルクを取出すためのボーリング装置の
トルクサポートによって解決される。
【0017】その構成は、ボーリングストリングの挿通
部のための中央に配置されたオリフィスを備える本体
と、ボーリングストリング上で本体を回転可能にするた
めにオリフィスに設けられたベアリング機構と、オリフ
ィスを通過するボーリングストリングの縦軸に対して半
径方向に離れて延びると共に、本体上に互いに離れて配
置される少なくとも3つのホルダと、オリフィスを通し
て出て行くボーリングストリングの縦軸にそれぞれ垂直
に配置され、ホルダの回転の方向に対する接線に沿った
シャフトのまわりで回転可能に位置されている各ホルダ
に設けられる少なくとも1つのローラボディと、本体か
ら半径方向に離れたローラボディでホルダを本質的に押
付ける圧力を生成するための圧力装置とから構成され
る。
【0018】本発明によるトルクサポートに基づいて、
有効なゾーンでボーリングストリングによって生成する
トルクは、地面ボアホールの掘削時に消すことができ
る。ボーリングストリングに取付けられ、さらに、ボー
リングストリングに対して静止しているトルクサポート
を通して、機械的動力を取出すことができ、必要に応じ
て、動力を必要な二次ドライブまたは補助装置に供給す
ることができる。こうした補助装置は、特にボアホール
の底から穿孔屑を輸送するために使用されるポンプであ
り得る。ボーリング装置または動力回転ヘッドの駆動力
は、ボーリング工程で必要な動力より通常大きい。結果
として、ボーリングストリング自体を介して二次ドライ
ブのために必要な動力の必要な量(パーセンテージ)を
従属点まで送出すことが装置の変更なしに可能である。
【0019】ドライブ用に必要な駆動力がボアホールに
対し外部(の地点)から電気、空気または油圧エネルギ
の形で補助装置に供給される従来型の装置と対照的に、
本発明によるトルクサポートは長所を明確に提供する。
結果として、静止エネルギ発生器から回転ツールへのエ
ネルギ伝達の高価な態様は必要でなくなる。更に、本発
明によるトルクサポートは、ボーリングツール後部のボ
アホール中で配置できることから、特に穿孔時にケリー
ロッドを使用する場合、ボアを深くする際の動力線の長
さに関する適応問題は該当しなくなる。
【0020】発明による装置においては、ボアの種々の
直径に適応するためにホルダが本体に対してスライドで
きる。
【0021】直径の変動への自動的適応は、本発明の実
施態様によって達成される。つまり、圧縮装置がスプリ
ング機構を持ち、地面ボアホールの壁に対して所定圧縮
力でそのスプリング機構がローラボディと共にホルダを
押付けるものである。本発明によるトルクサポートは、
地面ボアホールの管状壁または非管状壁に接触してスプ
リング力によって常時保持される。例えば、ボアパイプ
からボアホールの逃げまでの遷移における直径の変動
は、ローラボディの半径方向動作ストロークによって補
償することができる。
【0022】ボーリングストリングの縦軸に平行に向い
ている本体上のピンのまわりにそれぞれ揺動可能にホル
ダが位置している。ホルダの好ましい揺動可能性がこう
して実現される。
【0023】この設計態様は次に記載する有利な方法で
更に改善される。各ホルダは、内側に突出した半径方向
突出アームを持ち、圧縮スプリングの半径方向で外側に
位置するホルダを押付ける圧縮スプリングをレバーアー
ムと本体との間に配置する方法である。本発明によるト
ルクの伝達は、円周方向の摩擦による自動締まりの原理
に基づいてこうして達成される。これを実施するに当た
って、この方法は、軸方向でローラボディによる自動締
まりを利用しない従来型の機械機能、すなわち「フリー
ランニング」とは異なる。圧縮スプリングにより発生す
る圧力は、トルクサポートの摩擦力をスラストの方向で
可能な限り小さく維持するように設定される。例えば、
ケリーボアロッドの使用時の穿孔において、穿孔操作時
に振動運動はほとんど目立たない。
【0024】本発明による更に別の実施態様では、次の
ような装置が構成される。本体上のホルダごとにストッ
パを組込み、穿孔時にそのストッパに相対してホルダが
存在する。このストッパはホルダをその位置に固定す
る。ボーリングストリングの回転の方向を逆にすれば、
ストッパに相対して位置するホルダのレバーアームはス
トッパから離れて摺動し、このため機構の自動締まり作
用は開放される。この結果として、ドライブ、例えば、
ポンプは許された一つの回転方向でロックされるだけで
ある。更に、この設計形式では、トルクサポートは上方
移動の前にボーリングストリングの短い逆回転により締
め圧力(bracing strain)から開放される。
【0025】ローラボディがスイングしてもよい最大許
容直径を設定するために、本発明によるトルクサポート
は更に改善されている。調整機構が各ストッパで備えら
れ、それによりそれぞれのホルダのスイングは穿孔時に
設定することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1によれば、本発明によるボー
リング装置10は、ポンプ機構11を備えている。これ
には、図示した実施態様において、地面21において準
備された地面ボアホール20内に存在するある点で、ケ
リーボーリングロッドであるボーリングストリング13
が取付けられている。ボーリングストリング13に接し
て、ボーリングツール14もポンプ機構11の下に取付
けられている。図示した実施態様において、ボーリング
ツール14は、地面掘削のためのローラビット22を有
する円筒形コアボーリング管として設計されている。
【0027】流体管路12は、ポンプ機構11からヘッ
ドエンドに配置されたローラビット22までボーリング
ツール14に沿ったチャンネル19を経由して導かれて
いる。ローラビット22は、矢印P2で通り方向を示し
た流体のフローによって穿孔屑24をパージされる。
【0028】穿孔屑24は矢印P3とP4で示すよう
に、ボーリングストリング13に平行なボーリングツー
ル14に取付けられた管25を経由してボーリングツー
ル14上のタンク26に向け運び上げられる。穿孔屑2
4は、地面ボアホール20からボーリングツール14を
抜き出す間にそこから除去することができる。
【0029】ボーリングツール14の周辺でのローラビ
ット22と吸込管25の配置は、図4によって図示でき
る。
【0030】ポンプ機構11の構造と機能を図1、図2
および図3によって更に説明する。ポンプ機構11の回
転子として、ボーリングストリング13に対してキャリ
ア16を回転させないように取付けられているホース1
5を使用する。ホース15は、一定距離で本質的に部分
円形状にボーリングストリング13を取囲んでいる。ホ
ース15の出口18は下方に向いており、流体管路12
に接続している。これに対して、ホース15の入口17
は、ボアホールから離れる方向で上方に向けられ、矢印
P1の方向で流体を輸送する。流体は空気またはパージ
用液体であってもよい。
【0031】ホース15中にフローを起こすために、ベ
アリング装置31から半径方向に外側に延びる2つの固
定子アーム32を有するポンプ固定子30が備えられて
いる。2つの固定子アーム32の自由端には、柔軟ホー
ス15に相対して、当該柔軟ホース15を押付けるロー
ラ33がそれぞれ配置されている。ローラ33は、ボー
リングストリング13の縦軸に平行に配置されると共に
固定子アーム32に位置するシャフトによって回転可能
である。
【0032】ポンプ固定子30は、ベアリング装置31
によってボーリングストリング13に沿って位置し、回
転可能にするが、軸移動は起こさない。ポンプ固定子3
0は、地面ボアホール20の壁27に相対して支持され
ており、ベアリングスリーブ31から半径方向に外側に
延びている互いに直角に配置された4つのホルダ41を
有するトルクサポート40によって前記壁による回転を
防止されている。穿孔操作の深さの進行に合わせて地面
ボアホール20中のトルクサポート40とポンプ固定子
30を軸方向に移動させるために、ローラボディ42が
4つのホルダ41の自由端上に配置され、ローラボディ
42はそれぞれ、水平に向いたシャフト43のまわりで
回転可能である。更に、ホルダ41は、それぞれのスプ
リング機構44によって半径方向に移動可能とし、地面
ボアホール20の直径の変動を補償することができる。
【0033】こうして支持されたポンプ固定子30とポ
ンプ回転子としてボーリングストリング13と共に回転
するホース15の間に相対的な運動がある。このため
に、固定子アーム32上のローラ33は、ホースの押付
けられた表面に沿って移動し、流体管路12への出口1
8の方向にホース内部の流体を圧縮する。このようにし
て、適切な流体圧が比較的遅い回転速度で本発明によっ
て達成され、ボーリングツール14から穿孔屑24がパ
ージされる。その結果、流体圧を設けるための追加のエ
ネルギー移動が必要ではない。ポンプ能力を高めるため
に、ボーリングストリング13の前後にもう一つ必要で
あれば、追加のポンプ機構11を備えることができる。
これを達成するために、ボーリングストリング13に合
わせて適切に設計された接合部45が有効である。ここ
で、追加のポンプ機構11はボーリングストリング13
に簡単に取付けることができる。
【0034】図5において、矢印Dで示した回転方向を
有する図示した設計態様において、流体フローは、ボー
リングツール14に向かって下向きに発生している。回
転の方向を逆にすれば、図示したボーリング装置10を
用いて流体管路12で減圧さえも導くことができ、その
結果、この減圧は、流体管路12を介してポンプ機構1
1に向かった方向で穿孔屑24を吸い上げさせる。
【0035】先に述べたボーリング装置10に使用でき
る他の構成のトルクサポート140を図5から図7と組
合わせて説明する。トルクサポート140は、中央オリ
フィス156を通るボーリングストリング113に関し
て、ベアリング119によって回転するよう位置してい
る本体145からなっている。ベアリング119は、ス
ラストベアリングとラジアルベアリングであり、このた
めボーリングストリング113に対する本体145の軸
ずれは防止されている。
【0036】本体145は互いに平行に配置された2枚
のプレート146,147から構成されており、それら
の間にはローラボディ142を有するホルダ141が取
付けられている。
【0037】本体145の周辺まわりに均等に配置され
た全3つのホルダ141は、ローラボディ142の位置
において、ボーリングストリング113の縦軸に垂直で
あると共に、ボーリングストリング113の回転運動の
方向を向いているシャフト143を持っている。したが
って、穿孔Vの方向にトルクサポート140を動かすた
めに必要な力は小さくてすむ。
【0038】ホルダ141は本体145上に位置するピ
ン148を介してそれぞれ揺動可能である。それぞれの
ピン148の軸の中心は、ボーリングストリング113
の縦軸からローラボディ142の中心まで引かれた半径
方向線149に対して距離eだけ外れている共に、ボー
リングストリング113の回転方向Dに対して逆方向の
位置にある。偏心距離eを設ける構造設計することで、
押付力と摩擦力の大きささに容易に影響を与えることが
できる。
【0039】図示した設計の実施態様において、地面2
1の地面ボアホール20へと入っている間中、中空管で
ある壁27とローラボディ142を接触させるために、
圧縮スプリング150を有する圧縮装置144を設けて
いる。これらは、本体145上で支持プレート151に
相対した一方側で支持されると共にそれぞれのホルダ1
41の半径方向内側に突出したレバーアーム152に相
対した他方側で押付ける。したがって、ホルダ141の
一定のスプリング事前の付勢力は、自動締め作用として
機能する。
【0040】ホルダ141の揺動軸の最長経路を設定す
るため、調整機構153が備えられている。これは、本
体145にしっかりと固定したストッパ154とその中
に位置するセットスクリュー155からなる。回転方向
Dでのトルクサポート140の回転時に、レバーアーム
152は、セットスクリュー155に相対して押え付
け、このためローラボディ142を有するホルダ141
は、それら半径方向に突出した位置で固定される。回転
方向とは逆に、ホルダ141は、圧縮スプリング150
の押付方向に相対して引張られた位置から開放される。
適切な接続装置を介して、カンチレバーは、トルクサポ
ート140に取付けることができ、こうしてカンチレバ
ーは、回転子に関してトルクを取出すための固定子の役
をなす。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、ボーリングツールから
穿孔屑を単純且つ省エネルギにて除去することのできる
ボーリング装置を得ることができる。また、補助装置の
駆動用トルクを地面ボアホール中のボーリングストリン
グから取出すことができるボーリング装置のためのトル
クサポートを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 地面ボアホールにおける本発明によるボーリ
ング装置の横断面図である。
【図2】 図1の断面A−Aによる断面図である。
【図3】 図1の断面B−Bによる断面図である。
【図4】 図1の断面C−Cによる断面図である。
【図5】 地面ボアホールにおける本発明によるトルク
サポートに関する断片の断面図である。
【図6】 図5の断面A−Aによる断面図である。
【図7】 図5の断面B−Bによる断面図である。
【符号の説明】
10 ボーリング装置、11 ポンプ機構、12 流体
管路、13 ボーリングストリング、14 ボーリング
ツール、15 ホース、16キャリア、17ホースの入
口、18 ホースの出口、19 チャンネル、20 地
面ボアホール、21 地面、22 ローラビット、24
穿孔屑、25 管、26 タンク、27 壁、30
ポンプ固定子、31 ベアリング装置、32 固定子ア
ーム、33 ローラ、40 トルクサポート、41 ホ
ルダ、42 ローラボディ、43 シャフト、45 接
合部、113 ボーリングストリング、119 ベアリ
ング、140 トルクサポート、141 ホルダ、14
2 ローラボディ、143 シャフト、144 圧縮装
置、145 本体、146,147 プレート、148
ピン、149 半径方向線、150 圧縮スプリン
グ、151 支持プレート、152 レバーアーム、1
53 調整機構、154 ストッパ、155セットスク
リュー、156 中央オリフィス。
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図6】

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボーリングストリングと、前記ボーリン
    グストリングに取付けた捩り剛性ボーリングツールと、
    前記ボーリングストリングを回転駆動するためのドライ
    ブと、ポンプ機構と、前記ポンプ機構からボーリングツ
    ールにまで延び、ポンプ機構によってボーリングツール
    への流体フローを生じさせる流体管路と、からなる地面
    ボアホール掘削のためのボーリング装置であって、 前記ポンプ機構が、回転を防止するようにボーリングス
    トリングに保持されると共に、一定距離で少なくとも部
    分的にボーリングストリングのまわりに配置されるホー
    スと、 一方側においてボーリングストリングのまわりで回転可
    能にされるように位置すると共に、他方側において地面
    ボアホールの壁に相対して位置し回転を防止されるポン
    プ固定子と、 前記ポンプ固定子においてボーリングストリングとホー
    スとの間に配置され、ボーリングストリングに対して半
    径方向に延びる固定子アーム(32)と、 を含み、 前記固定子アームがホースに相対して帯状に押付けて存
    在し、そこで固定子アームがボーリングストリングと共
    に回転するホースをこすって通過することを特徴とする
    地面ボアホール掘削のためのボーリング装置。
  2. 【請求項2】 ポンプ固定子がボーリングストリングの
    軸方向に固定されていることを特徴とする請求項1記載
    のボーリング装置。
  3. 【請求項3】 ポンプ固定子が、回転方向において穿孔
    時に地面ボアホールの壁に相対して静止して配置される
    と共に、ボーリングストリングの縦軸方向でスライド可
    能なトルクサポートを有することを特徴とする請求項1
    または請求項2記載のボーリング装置。
  4. 【請求項4】 ボーリングツールが、チャンネルを有す
    るコアボア管を有すると共に、ホースとチャンネルが流
    体管路を形成するよう接続されていることを特徴とする
    請求項1から請求項3のいずれかに記載のボーリング装
    置。
  5. 【請求項5】 パージ用流体と穿孔屑を入れるタンクが
    ボーリングツール上に配置されると共に、ボーリングツ
    ール上のタンクと地面掘削装置との間に管が備えられて
    いることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか
    に記載のボーリング装置。
  6. 【請求項6】 固定子アームが、ボーリングストリング
    の縦軸方向に平行なローラシャフトのまわりで回転可能
    に位置しているホースを押付けるローラを自由端上に有
    することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか
    に記載のボーリング装置。
  7. 【請求項7】 ポンプ固定子がその周辺にわたって均等
    に配置した複数の固定子アームをもつことを特徴とする
    請求項1から請求項6のいずれかに記載のボーリング装
    置。
  8. 【請求項8】 複数のポンプ機構がボーリングストリン
    グに配置されていることを特徴とする請求項1から請求
    項7のいずれかに記載のボーリング装置。
  9. 【請求項9】 ボーリングツールから離れた地面ボアホ
    ールにおけるボーリングストリング上の点でトルクを取
    出すためのトルクサポートであって、 ボーリングストリングの通路に対して中央に配置された
    オリフィスをもつ本体と、 ボーリングストリング上の本体が回転可能に位置するた
    めのオリフィスにおけるベアリング機構と、 オリフィスを通過する施工ボーリングストリングの縦軸
    に対して半径方向に本体から離れて延びると共に、本体
    上に配置された互いが離れて据えられる少なくとも3つ
    のホルダと、 ボーリングストリングの縦軸にそれぞれ垂直に配置さ
    れ、ホルダ上での回転の方向に対し接線に沿ったシャフ
    トのまわりで回転可能にローラボディが位置されている
    各ホルダにおける少なくとも1つのローラボディと、 本体から半径方向に離れたローラボディでホルダを本質
    的に押付ける圧力を生成するための圧縮装置と、 を含むことを特徴とするトルクサポート。
  10. 【請求項10】 ホルダが本体に対してスライド可能な
    ことを特徴とする請求項9記載のトルクサポート。
  11. 【請求項11】 圧縮装置が、地面ボアホールの壁に相
    対して規定圧縮力でローラボディと共にホルダを押付け
    るスプリング機構を有することを特徴とする請求項9ま
    たは請求項10記載のトルクサポート。
  12. 【請求項12】 ホルダが、ボーリングストリングの縦
    軸に平行に向いているピンのまわりで本体においてそれ
    ぞれ摺動可能に位置していることを特徴とする請求項9
    または請求項11記載のトルクサポート。
  13. 【請求項13】 各ホルダが、内側で半径方向に突出し
    たレバーアームを有すると共に、半径方向で外側位置に
    ホルダを押付ける圧縮スプリングがレバーアームと本体
    との間に配置されていることを特徴とする請求項9から
    請求項12のいずれかに記載のトルクサポート。
  14. 【請求項14】 ストッパが、本体においてホルダごと
    に備えられ、穿孔時にストッパに相対してホルダが存在
    することを特徴とする請求項9から請求項13のいずれ
    かに記載のトルクサポート。
  15. 【請求項15】 調整機構が、各ストッパにおいて備え
    られ、調整機構によって穿孔時にそれぞれのホルダのス
    イングを設定することができることを特徴とする請求項
    14記載のトルクサポート。
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