JPH10231064A - テーピング絞りパイプ - Google Patents

テーピング絞りパイプ

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JPH10231064A
JPH10231064A JP9005633A JP563397A JPH10231064A JP H10231064 A JPH10231064 A JP H10231064A JP 9005633 A JP9005633 A JP 9005633A JP 563397 A JP563397 A JP 563397A JP H10231064 A JPH10231064 A JP H10231064A
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tape
taping
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cable core
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Kozo Izumitani
光三 泉谷
Toshinao Sato
稔尚 佐藤
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルに縦添えテープを被覆するときに、
縦添えテープの重なり方向を安定させ、しわ等を防止す
ることでケーブルの品質向上を図ることができるテーピ
ング絞りパイプを提案する。 【解決手段】 本発明のテーピング絞りパイプ1は、ケ
ーブル6に対して縦添えされるテープ7の両側端の一方
側のテープ側端7aに接触し、テーピング時に一方側の
テープ側端の上方から重ね合わせられる他方のテープ側
端7bの下方にテープ重ね方向を規定するテープ押え部
材3が設けられており、漏斗状のテープ導入部2内に突
出したテープ押え部材3の先端がテープ7の一方側のテ
ープ側端7aを案内する湾曲状の接触面3aを備えてい
る。そして、ケーブルコア6に縦添えテープ7を沿わせ
た状態で、矢印Aの方向に引き取ると、下側に入るべき
一方側のテープ側端7aはテープ押え部材3によってケ
ーブルコア6に巻き付けられ、他方のテープ側端7bは
漏斗状のテープ導入部2に沿って徐々に挟まれながら一
方側のテープ側端7a上に重なり合うように確実に巻き
付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、光ファイ
バケーブルを構成するケーブルコアの外周に自動的にテ
ープを被覆するためのテーピング絞りパイプに関し、詳
しくはケーブルコアの軸方向に沿って縦添えされるテー
プを安定的に巻き付けることができるテーピング絞りパ
イプの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ファイバケーブル等のケーブ
ルコアにシールド用のテープを縦添え被覆する場合、テ
ープ両側のテープエッジを重ね合わせてケーブルコアを
円筒状に被覆するには、両テープエッジが突き合わされ
ずに段差を持って重ね合わされなければならない。
【0003】図5に示すように従来例の縦添え被覆のた
めの縦添えテーピング絞りパイプ10の基本構成は、漏
斗状のテープ導入部12と、テーピング対象のケーブル
コア16の外径よりテープ17の厚さ分だけ大径の円筒
部14と、テーピングされたケーブルコア16が引き出
される導出部15とから構成されている。
【0004】前記従来の縦添えテーピング絞りパイプ1
0は、ケーブルコア16と同方向から供給される縦添え
テープ(例えば、不織布等)をケーブルコアに沿わせた
状態で漏斗状のテープ導入部12から挿入することによ
ってテープの縦添えが行われている。
【0005】前記縦添えテープ17のテーピングのと
き、確実にケーブルコア16を包み込むために該ケーブ
ルコア外周の長さよりも若干幅広い、例えばケーブルコ
ア16の外周長さよりも5mm程度幅広いテープを用い
てテープ両側端を重ね合わせるようにしている。この縦
添えテープ17の重ね方向は、テーピング工程の準備段
階で設定し、稼動中は一定の重ね方向を維持する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の縦添えテーピング絞りパイプ10では、テープの
重ね方向を規定することが容易でないため、図6に示す
ようにケーブルコア16に対して縦添えテープ17の重
ね方向が正常な場合に対して、図7に示すように縦添え
テープ17の重ね方向が逆転して、しわ等が発生するこ
とでケーブルの品質が損なわれるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、ケーブルに縦添えテープ
を被覆するときに、縦添えテープの重なり方向を安定さ
せ、しわ等を防止することでケーブルの品質向上を図る
ことができるテーピング絞りパイプを提案することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる上記課題
は、外周面にテーピングされるケーブルと該ケーブルの
外周面に縦添え被覆されるテープとを円筒部内に挿通さ
せることで前記ケーブルのテーピングを行うテーピング
絞りパイプにおいて、前記ケーブルに対して縦添えされ
る前記テープの両側端の一方側のテープ側端に接触し、
テーピング時に前記一方側のテープ側端の上方から重ね
合わせられる他方のテープ側端の下方にテープ重ね方向
を規定するように少なくとも一つのテープ押え部材が前
記円筒部端部に設けられた漏斗状のテープ導入部内に突
出するように設けられており、該テープ押え部材の先端
が前記テープの前記一方側のテープ側端を案内する湾曲
状の接触面を備えていることを特徴とするテーピング絞
りパイプによって解決することができる。
【0009】前記構成のテーピング絞りパイプにおいて
は、ケーブルの下側にテープを縦添えした状態で円筒部
の軸方向に引き取ることで、ケーブルの下側に入るべき
テープの一方のテープ側端がテープ押え部材先端の接触
面によって案内されケーブル上に先に巻き付けられる。
そして、テープの他方のテープ側端が、漏斗状のテープ
導入部に沿って徐々に狭められながら、しわ等の入らな
い状態でケーブル上にすでに巻き付けられた一方のテー
プ側端上に重なり合うようにして確実に巻き付けられ
る。すなわち、テープは、テープ押え部材で案内された
一方の側端が常に下側になるように重ね合わされるの
で、安定した巻き付け方向を確保することができ、ケー
ブルの品質向上を図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のテーピング絞りパ
イプの一実施の形態例を図1乃至図4に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明のテーピング絞りパイプの一実
施の形態例を示す平面図、図2は図1におけるテープ導
入側から見た平面図、図3は図1におけるテープ導出側
から見た平面図、図4はテープ導入側からケーブルコア
とテープが導入されている状態を示す斜視図である。
【0011】本実施の形態の縦添えテーピング絞りパイ
プ1は、想像線で示した光ファイバケーブル用のケーブ
ルコア6に縦添えテープ(例えば、不織布等)7を巻き
付ける際に縦添えテープの重なり方向を一方向に規制さ
せて安定したテープの巻き付け構造を得るものである。
【0012】前記縦添えテーピング絞りパイプ1の基本
構成は、漏斗状のテープ導入部2と、ケーブルコア6の
外径よりテープ7の厚さ分だけ大径(本実施の形態で
は、ケーブルコア径にテープ厚さの3倍を加えた径)の
円筒部4と、テーピングされたケーブルコア6が引き出
される導出部5とから構成されている。
【0013】そして、ケーブルコア6に対して縦添えさ
れるテープ7の両側端の一方側のテープ側端7aに接触
し、テーピング時に前記テープ側端7aの上方から重ね
合わせられる他方側のテープ側端7bの下方にテープ重
ね方向を規定するテープ押え部材3が設けられている。
このテープ押え部材3の先端は、漏斗状のテープ導入部
2内に突出しており、一方側のテープ側端7aに接触
し、該テープ側端7aを案内する円弧状の接触面3aを
備えている。
【0014】また、本実施の形態の縦添えテーピング絞
りパイプ1では、テープ押え部材3を溶接によって縦添
えテーピング絞りパイプ1のテープ導入部2の開口縁に
固定している。このため、テープ押え部材3がテーピン
グ中に位置ずれしたりするようなことはない。
【0015】次に、本実施の形態の縦添えテーピング絞
りパイプのテーピング時の作動説明をする。図2及び図
4に示すようにケーブルコア6に縦添えテープ7を沿わ
せた状態で、矢印Aの方向に引き取ると、下側に入る一
方側のテープ側端7aは、テープ押え部材3先端の円弧
状の接触面3aに接触しながらケーブルコア6側に案内
され、ケーブルコア6上に巻き付けられる。このとき、
縦添えテープ7の他方側のテープ側端7bは漏斗状のテ
ープ導入部2に沿って徐々に挟まれながら、しわ等の入
らない状態でケーブルコア6上にすでに巻き付けられた
一方側のテープ側端7a上に重なり合うように巻き付け
られる。
【0016】その後、円筒部4内を通過しながら巻き付
け状態、特に他方のテープ側端7bの重なり部分が整え
られる。そして、図3に示すように先端に開口した導出
部5より引き出される。
【0017】また、図4に示すようにケーブルコア6が
矢印B方向に回転している場合には、縦添えテーピング
絞りパイプ1本体をケーブルコア6と同じ方向に回転さ
せることによって縦添えテープ7の巻き付けをより安定
的に行うことができる。
【0018】上述したように本実施の形態の縦添えテー
ピング絞りパイプによれば、縦添えテープの重ね方向を
規定する円弧状の接触面3aを備えたテープ押え部材3
が設けられている。したがって、ケーブルコア6に縦添
えされる縦添えテープ7の両側端の内、下側に入る一方
側のテープ側端7aを接触させながらケーブルコア側に
案内して、先にケーブルコア6上に巻き付け、その後テ
ープ側端7a上に重ね合わすように他方側のテープ側端
7bを確実に巻き付けることができる。よって、縦添え
テープ7にしわ等を発生させることなく縦添えテープ7
をケーブルコア6上に巻き付けることができ、縦添えテ
ープ重ね合わせ部分の反転を確実に防止することができ
る。
【0019】また、ケーブルコア6に対する縦添えテー
プ7の配置位置を厳密に位置決めすることなく重ね合わ
せ方向を確実に規定できるので、縦添えテープ7の配置
作業が容易になり作業効率を向上させることができる。
【0020】なお、本発明は上述した本実施の形態の縦
添えテーピング絞りパイプに限定されるものでないこと
はいうまでもなく、他の実施の形態にも適用することが
できる。即ち、テープ押え部材3を溶接によって固定し
ていたが、他の固定手段でも差し支えなく、例えば、ね
じ止めにより固定しても良く、ネジ止めによる調整可能
な構成にすることも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の縦添えテー
ピング絞りパイプにおいては、ケーブルに対して縦添え
されるテープの両側端の一方側のテープ側端に接触し、
テーピング時に一方側のテープ側端の上方から重ね合わ
せられる他方のテープ側端の下方にテープ重ね方向を規
定するように少なくとも一つのテープ押え部材が円筒部
端部に設けられた漏斗状のテープ導入部内に突出するよ
うに設けられており、該テープ押え部材の先端がテープ
の一方側のテープ側端を案内する湾曲状の接触面を備え
ている。
【0022】したがって、ケーブルの下側に入るべきテ
ープの一方のテープ側端がテープ押え部材先端の接触面
によって案内されケーブル上に先に巻き付けられ、他方
のテープ側端がテープ導入部に沿って徐々に狭められな
がら、しわ等の入らない状態でケーブル上にすでに巻き
付けられた一方のテープ側端上に重なり合うようにして
確実に巻き付けられる。よって、安定した巻き付け方向
を確保することができ、ケーブルの品質向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縦添えテーピング絞りパイプの一実施
の形態を示す平面図である。
【図2】図1における縦添えテーピング絞りパイプをテ
ープ導入部側から見た平面図である。
【図3】図1における縦添えテーピング絞りパイプを導
出部側から見た平面図である。
【図4】図1における縦添えテーピング絞りパイプの作
動状態を示す要部の部分斜視図である。
【図5】従来の縦添えテーピング絞りパイプの平面図で
ある。
【図6】ケーブルコアに対するテープの重ね方向が正常
な場合を示す断面図である。
【図7】図6に対してテープの重ね方向が逆転した場合
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 縦添えテーピング絞りパイプ 2 テープ導入部 3 テープ押え部材 3a 接触面 4 円筒部 5 導出部 6 ケーブルコア 7 縦添えテープ 7a 一方側のテープ側端 7b 他方側のテープ側端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面にテーピングされるケーブルと該
    ケーブルの外周面に縦添え被覆されるテープとを円筒部
    内に挿通させることで前記ケーブルのテーピングを行う
    テーピング絞りパイプにおいて、 前記ケーブルに対して縦添えされる前記テープの両側端
    の一方側のテープ側端に接触し、テーピング時に前記一
    方側のテープ側端の上方から重ね合わせられる他方のテ
    ープ側端の下方にテープ重ね方向を規定するように少な
    くとも一つのテープ押え部材が前記円筒部端部に設けら
    れた漏斗状のテープ導入部内に突出するように設けられ
    ており、該テープ押え部材の先端が前記テープの前記一
    方側のテープ側端を案内する湾曲状の接触面を備えてい
    ることを特徴とするテーピング絞りパイプ。
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