JPH1022750A - 低電圧演算増幅器の入力段および方法 - Google Patents

低電圧演算増幅器の入力段および方法

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JPH1022750A
JPH1022750A JP9058484A JP5848497A JPH1022750A JP H1022750 A JPH1022750 A JP H1022750A JP 9058484 A JP9058484 A JP 9058484A JP 5848497 A JP5848497 A JP 5848497A JP H1022750 A JPH1022750 A JP H1022750A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い電圧範囲、広い温度範囲で動作し、高速
かつ広帯域の電源電圧範囲に近いスイング能力を有する
演算増幅器を実現する。 【解決手段】 OPアンプ入力段12はNチャネルデプ
レッションモードMOSFETを使用して差動入力の増
幅を行いかつ一定のトランスコンダクタンスを維持す
る。ソースホロワMOSFET13がAC信号、ステー
ジ1出力、を電流シンクトランジスタ18のベースに転
送する上で単一利得を提供する。シンク制御回路14お
よびソース制御回路22はトランジスタ18および24
のベースドライブ電流を生成する。入力信号に応じて、
シンクパススルー信号に関するAC信号経路はOPアン
プ出力シンクトランジスタを制御して電流を引き込み、
あるいは電流スティアリング回路16を通してソースパ
ススルー信号が電流を供給するようOPアンプ出力ソー
ストランジスタを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的には集積回路
設計に関し、かつ、より特定的には、電源導体対電源導
体間の(rail−to−rail)入力能力を達成す
るためにデプレッションモードの金属酸化物半導体電界
効果トランジスタ(MOSFET)装置を使用する差動
増幅入力段を有するモノリシック演算増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】演算増幅器を含む電子システムに対する
産業上の傾向はバッテリ電源から供給されるより低い動
作電圧に向かっている。従って、増幅器は、高い入力イ
ンピーダンス、低い入力オフセット電圧、低いノイズ、
高い帯域幅、高速かつ十分な出力ドライブ能力のような
伝統的なOPアンプの備えに加えて低い電圧の単一電源
動作を必要とする用途を有している。集積回路に対する
異なる製造プロセスによって、OPアンプの入力段に対
する上に述べた基準を満足することを目指した、ダーリ
ントンPNPトランジスタおよびPチャネルデプレッシ
ョンモードMOSFETのような差動入力段のための技
術が可能になっている。増幅器の出力段は、低いクロス
オーバひずみ、電源導体から電源導体までの性能を含む
大きな出力電圧スイング、卓越した位相および利得マー
ジン、低い出力インピーダンス、および対称的な電流供
給(ソース:source)および電流引き込み(シン
ク:sink)能力を目指して、NPN,PNPおよび
MOSFETを含むトランジスタの組合わせを含む技術
を使用してきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】種々の形式の入力段が
単一供給電源から動作するが、増幅器の動作に対する低
電圧の制限はおのおのの形式の入力段およびおのおのの
集積回路製造プロセスに対して異なる。OPアンプのた
めの現在の入力段の設計は寿命の終りが1ボルトに近い
バッテリによって給電される製品における用途を妨げる
電圧動作限界を有している。例えば、温度の影響および
電流経路を補償するために複数のバイポーラトランジス
タを使用するOPアンプは標準的なトランジスタのベー
ス−エミッタ電圧降下によって引き起こされる低動作電
圧限界を有する。
【0004】従って、バッテリ電源から給電される種々
の用途において、特に演算増幅器の特性を低下させない
低電圧の用途において使用できる多用途の演算増幅器の
必要性が存在する。高い入力インピーダンスおよび低い
入力オフセット電圧を提供するOPアンプの入力段の必
要性が存在する。また、高速度および広い帯域幅を可能
にするため信号経路におけるトランジスタを最少化しか
つ依然として入力および出力双方の電源導体から電源導
体までの能力を有するOPアンプの必要性が存在する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、低電圧演算増幅器入力段(12)
が提供され、該入力段は、差動入力信号(VIN)を受
けるための入力、前記入力に結合された金属酸化物半導
体電界効果トランジスタ(MOSFET)の差動対(3
0,32)であって、該MOSFETの差動対(30,
32)は前記差動入力信号(VIN)を受けかつそこか
ら交流(AC)入力を生成するもの、そして前記MOS
FETの差動対(30,32)に結合された電流バイア
ス回路(39)であって、該電流バイアス回路(39)
は前記AC入力を受けかつそこから入力段出力(67)
を生成し、該入力段出力(67)は差動入力信号(V
IN)の増幅されたものである、前記電流バイアス回路
(39)を備えている。
【0006】この場合、前記MOSFETの差動対(3
0,32)はNチャネルデプレッションモードトランジ
スタから構成することができる。
【0007】また、前記差動入力信号(VIN)はほぼ
グランド基準に近く前記MOSFETの差動対(30,
32)をグランド電源導体において検知させかつ正の電
源導体において前記差動入力信号(VIN)を検知する
ため基板効果によりしきい値をシフトさせると好都合で
ある。
【0008】本発明の別の態樣では、低電圧演算増幅器
に対し増幅された入力を提供する方法が提供され、該方
法は、差動入力(VIN)を受ける段階、前記差動入力
(VIN)を金属酸化物半導体電界効果トランジスタ
(MOSFET)の差動対(30,32)のゲートに印
加する段階、そして前記増幅された入力を前記MOSF
ETの差動対(30,32)の飽和電流にもとづき前記
MOSFETの差動対(30,32)のドレイン出力か
ら提供する段階を備えている。
【0009】本発明のさらに別の態樣では、低電圧演算
増幅器に対し増幅された入力を提供する方法が提供さ
れ、該方法は、OPアンプ入力段出力(67)における
電流供給(source)および電流引き込み(sin
k)能力を整合する段階を具備している。
【0010】
【発明の実施の形態】低電圧演算増幅器10のためのブ
ロック図が図1に示されている。差動入力信号VIN
OPアンプ入力段12への2つの入力の間に印加され
る。OPアンプ入力段12の端子67はMOSFET
13のゲートに結合されている。ドレイン端子、ソース
端子、およびゲート端子を備えたMOSFETデバイス
は電流導通用トランジスタであり、第1の電流端子、第
2の電流端子および制御端子を有する。以下の説明にお
いてはバイポーラトランジスタの代わりに適切な場合に
MOSFETまたは他の等価物を使用できることに注意
を要する。MOSFET13のドレインは、1ボルトの
ような、正の電源で動作する電源導体VCCに結合され
ている。演算増幅器10のための負の電源は図面および
説明においてはグランド基準として示されている。MO
SFET 13のソースはシンク(sink)制御回路
14の入力にかつ電流シンク(current sin
k)15の第1の端子に結合され、ほぼ25マイクロア
ンペアを引き込む(sink)。MOSFET 13の
バルク(図示せず)はある電圧基準(図示せず)に結合
されている。電流シンク15の第2の端子はグランド基
準に結合されている。シンク制御回路14の端子107
はトランスリニアループ(translinearlo
op)16の第1の入力にかつNPNトランジスタ18
のベースに結合されている。容量20はトランジスタ1
8のベースおよびコレクタの間に結合され、かつ好まし
い実施形態ではほぼ8ピコファラッドの容量を有する。
エミッタ端子、コレクタ端子、およびベース端子を備え
たNPNトランジスタまたはPNPトランジスタは電流
導通用トランジスタであり、第1の電流端子、第2の電
流端子、および制御端子を有する。トランジスタ18の
エミッタはグランド基準に結合され、一方トランジスタ
18のコレクタは出力信号、VOUT、を提供するため
に端子25に結合されている。
【0011】図1におけるソース制御回路22の端子1
47はトランスリニアループ16の出力にかつPNPト
ランジスタ24のベースに結合されている。容量26が
トランジスタ24のベースとコレクタとの間に結合され
かつ好ましい実施形態ではほぼ8ピコファラッドの容量
を有する。トランジスタ24のエミッタは動作電位V
CCに結合されている。トランジスタ24のコレクタは
出力ドライバ段の出力として信号VOUTを提供するた
めに端子25に結合されている。ほぼ20ピコファラッ
ドに選択された、容量28および、ほぼ1.4キロオー
ムに選択された、抵抗27は直列に端子25とOPアン
プの入力段12の端子67の間に結合されている。
【0012】低電圧演算増幅器10は2つの増幅段を有
する。OPアンプ入力段12の出力は第1段の増幅とし
ての増幅された差動入力信号を構成しかつ出力段29は
第2段の増幅を提供する。MOSFET 13はNチャ
ネルデプレッションモードのソースフォロワMOSFE
Tとして接続されかつ負のしきい値電圧をもつよう処理
される。デプレッションモードのソースフォロワにおい
ては、ゲート端子に与えられる電位はソース端子に受け
渡される。該MOSFET装置は入力信号を変化させあ
るいは増幅することはなくかつ従ってOPアンプ入力段
12の低電圧演算増幅器入力段からの受信した出力を転
送する上で単一利得(unity gain)を提供す
る。MOSFET13はMOSFET装置に固有の高い
入力インピーダンスを提供する。この高い入力インピー
ダンスはMOSFET装置を処理する上で形成される誘
電体酸化物により、グランド基準へあるいは動作電位V
CCへの電流経路からゲート端子を隔離することに基づ
く。
【0013】図1を参照すると、シンク制御回路14は
低電圧演算増幅器10の電流引き込みまたは電流シンク
能力を制御するトランジスタ18のためのベース電流ド
ライブを発生する。低電圧演算増幅器10は8ボルトか
ら1ボルトのVCC動作範囲を有する。3ボルトの動作
電位VCCでは、トランジスタ18の電流シンク能力は
50ミリアンペアである。ソース制御回路22は低電圧
演算増幅器10の電流供給または電流ソース能力を制御
するトランジスタ24のためのベース電流ドライブを発
生する。3ボルトの動作電位VCCにおいては、トラン
ジスタ24の電流ソース能力は50ミリアンペアであ
る。信号VINがOPアンプ入力段12によって増幅さ
れたとき、端子107におけるトランスリニアループ1
6への信号は端子67における信号の転送された出力で
ある。従って、OPアンプ入力段12への入力信号V
INに基づき、トランスリニアループ16はシンク制御
回路14が動作しかつ低電圧演算増幅器10がトランジ
スタ18を通して電流を引き込んでいる(sinkin
g)かあるいはソース制御回路22が動作しかつ低電圧
演算増幅器10がトランジスタ24を通して電流を供給
している(sourcing)かを選択する。
【0014】図1を参照すると、2つの増幅段を備え
た、低電圧演算増幅器10は2つの周波数ポールを有す
る。抵抗27および容量28の機能は一方の周波数ポー
ルを低電圧演算増幅器10の帯域幅より高く移動させか
つ他方の支配的な周波数ポールを周波数の上でより低く
移動させることである。このポール分割技術の目的は増
幅器の安定性を保証することである。すなわち、第2の
ポールを単一利得ポイントを超えて外側に移動させるこ
とにより、十分な位相マージンが達成され、それによっ
て位相シフトが単一利得ポイントで180度でないよう
になり、かつ低電圧演算増幅器10は発振を防止され
る。
【0015】図2は図1に示されるOPアンプとともに
使用するのに適したOPアンプ入力段12の好ましい実
施形態の回路図を示す。低電圧演算増幅器10において
増幅された入力を提供する第1ステージはOPアンプ入
力段12によって達成される。信号VINはNチャネル
のデプレッションモード金属酸化物半導体電界効果トラ
ンジスタ(MOSFET)30および32のゲートの間
に結合される。MOSFET30のドレインは電流源3
4の一方の端子に結合され、ほぼ80マイクロアンペア
の電流を供給する。MOSFET 32のドレインは電
流源36の一方の端子に結合され、ほぼ80マイクロア
ンペアの電流を供給する。電流源34および36の双方
に対する第2の端子は動作電位VCCに結合されてい
る。MOSFET 30および32の双方のソース端子
は電流シンク38の一方の端子に結合され、ほぼ40マ
イクロアンペアの電流を引き込む。電流シンク38の他
方の端子はグランド基準に結合されている。両方のMO
SFET 30およびMOSFET 32のバルク、ま
たはウエル、端子はグランド基準に結合されている。
【0016】図2の差動対のMOSFET 30および
32は入力信号VINを受け、交流(AC)信号入力と
して供給される、MOSFET 30および32のドレ
イン端子からの2つのドレイン出力を電流バイアス回路
39に供給する。電流バイアス回路39の機能はMOS
FET 30および32のドレイン端子から結合された
2つの入力に対して等しい負荷を提供し、出力端子67
におけるソースおよびシンク電流能力を整合させ、出力
端子67において高いインピーダンスを提供し、かつ入
力信号VINの差動−シングルエンデッド変換を行う。
トランジスタ40,42,44,46および48はPN
P型であり、好ましい実施形態ではトランジスタ48の
コレクタに接続された共通のトランジスタベース端子を
備えている。ほぼ20マイクロアンペアの電流をシンク
する、電流シンク50は前記共通ベースおよびトランジ
スタ48のコレクタ端子に結合された第1の端子を有す
る。電流シンク50の第2の端子はグランド基準に結合
されている。トランジスタ40および42のエミッタは
MOSFET 30のドレインに結合されている。トラ
ンジスタ44および46のエミッタはMOSFET 3
2のドレインに結合されている。トランジスタ48のエ
ミッタは、ほぼ7.5キロオームに選択された、抵抗4
9の一方の端子に結合され、かつ抵抗49の第2の端子
は動作電位VCCに結合されている。
【0017】トランジスタ52,54,56,58,6
0,62,64,66および72は図2のOPアンプ入
力段12の好ましい実施形態ではNPN型である。トラ
ンジスタ44および52の共通コレクタはトランジスタ
54および56の共通ベースに結合されている。トラン
ジスタ40,42,58および60の共通コレクタはト
ランジスタ62および64の共通ベースに結合されてい
る。トランジスタ52のエミッタはトランジスタ54の
コレクタに結合されている。トランジスタ56のコレク
タはトランジスタ58のエミッタに結合されている。ト
ランジスタ54および56のエミッタはグランド基準に
結合されている。トランジスタ60のエミッタはトラン
ジスタ62のコレクタに結合されている。トランジスタ
64のコレクタはトランジスタ66のエミッタに結合さ
れている。トランジスタ62および64のエミッタはグ
ランド基準に接続されている。トランジスタ52,5
8,60および66の共通ベース端子は、20マイクロ
アンペアを供給する、電流源68の一方の端子に、かつ
9キロオームの抵抗70の一方の端子に接続されてい
る。電流源68の第2の端子は動作電位VCCに結合さ
れている。トランジスタ70の第2の端子はトランジス
タ72の共通コレクタおよびベースに結合されている。
トランジスタ72のエミッタはグランド基準に結合され
ている。トランジスタ46および66の共通コレクタは
出力端子67に結合されOPアンプ入力段の出力として
ステージ1出力(STAGE−1 OUTPUT)信号
を提供する。これはOPアンプ入力段12に対する接続
を完成させる。
【0018】本発明の1つの特徴として、OPアンプ入
力段12はNチャネルデプレッションモードMOSFE
T30および32を使用して、ゲートがグランドであっ
ても、動作電源または動作電源の半分の電圧であって
も、電源導体から電源導体へスイングしかつ最小のトラ
ンスコンダクタンス変化を示す。トランスコンダクタン
スはMOSFETのゲート−ソース電圧のある変化に対
するMOSFETドレイン電流の変化として測定され
る。増幅器の帯域幅はトランスコンダクタンスに比例す
る。図1に見られるMOSFET13およびOPアンプ
入力段12のMOSFET30および32はゲート、ド
レイン、ソース、およびバルクとして表わされる4つの
端子を有するシリコン基板上に構成されたNチャネルデ
プレッションモードトランジスタである。処理マスク層
は、ひ素(arsenic)のような、N型ドーピング
材料をシリコンに注入してソースおよびドレイン領域を
形成するための領域を規定する。ゲート導体およびゲー
ト酸化物が物理的にソースおよびドレイン領域を分離す
るように処理マスク層によってMOSFETゲート領域
も規定される。Nチャネルソースおよびドレイン領域
は、ホウ素(boron)のような、P型材料注入を受
けるためにウェル領域内に閉じ込められる。アルミニウ
ム金属のような、低抵抗導体材料がゲート端子、ソース
端子、ドレイン端子、およびウェル端子、またはバル
ク、への電気的接続を提供する。
【0019】図2のOPアンプ入力段12は小さな差動
信号入力を受けかつ正確に増幅を与える。Nチャネルデ
プレッションモードMOSFET30および32は入力
信号VINの電圧範囲にわたりかつ動作電位VCCの範
囲にわたり飽和モードで引き続き動作する。MOSFE
T装置は装置のドレイン電圧が装置のゲート電圧および
しきい値電圧の差より大きい場合に飽和領域で動作する
から、装置のしきい値電圧は重要なMOSFETパラメ
ータとなる。デプレッションモードMOSFET13,
30および32に対しては、しきい値電圧はドレイン−
ソース電流導通が終了する点での測定されたゲート−ソ
ース電圧である。
【0020】シリコンウェーハ上で製造されいるNチャ
ネル装置に対するしきい値電圧はドレイン−ソース導通
チャネルを除去しかつ電流を終わらせるために4つの特
定の物理的処理の製造の影響を克服するために必要とさ
れるゲート電圧として規定される。第1および第2のし
きい値の影響はシリコン−2酸化シリコン境界でのゲー
トの下での仕事関数および電荷を克服するためにゲート
において印加される電位として規定される。仕事関数電
位はゲート材料におけるおよび半導体材料におけるフェ
ルミレベルでの電子のエネルギの差異に基づく。シリコ
ン−2酸化シリコン境界での電荷は結晶配向および集積
回路の処理に依存する。MOSFETに対する第3およ
び第4のしきい値電圧の効果は表面反転層を形成するの
に必要な電位に帰する。ゲート導体に印加される電界に
よってソースからドレインへ誘起されるN型導電チャネ
ル層はバルク材料における不純物の濃度に依存する。
【0021】NチャネルデプレッションモードMOSF
ETに対するしきい値電圧項は、ウェーハ出発材料、導
電ゲート材料のタイプ、ゲート酸化物境界のシリコンの
不純物、そしてPウェルバルク領域のドーピング濃度の
ような、集積回路の製造の間の処理に直接関係する4つ
の項目に基づいている。しきい値調整注入(thres
hold adjust implant)として知ら
れた、処理フロー工程はゲート領域においてより高いN
型ドーズ注入を与えることによりNチャネルMOSFE
T装置がエンハンスメントモードからデプレッションモ
ードへと変えることができるようにする。デプレッショ
ンモードのMOSFET30および32は負のしきい値
電圧を備えて処理される。ゲートをグランド基準として
も、負のしきい値を備えたMOSFETのデプレッショ
ンモードの装置はドレインからソース端子への電流導通
経路のための反転層を確立している。
【0022】デプレッションモードMOSFET30ま
たは32のゲートをグランド基準とすることにより、装
置は飽和しかつ最小の基板効果(body effec
t)と共に通常のコモンモードの範囲内で動作する。N
チャネルMOSFETはシリコンウェーハ上で処理され
る場合装置領域ごとの高いトランスコンダクタンスのた
め望ましい。MOSFET30および32のゲート電位
がグランド基準より上昇すると、MOSFET30およ
び32のソース端子は正のゲート電圧にしたがう。MO
SFET30および32のバルク端子をグランド基準に
結合することにより、バルク端子電圧よりソース端子電
圧が高くなるとチャネル導通が変調され、これは基板効
果である。ソースからバルクへの電圧の増大はNチャネ
ルデプレッションモードMOSFET装置のしきい値電
圧を、バルクにおける注入ドーピングにより引き起こさ
れる、負の値から正の値へと動的にシフトする。正のし
きい値により、MOSFET装置のコモンモード範囲は
正の電源導体における検知に向けてシフトする。高いP
型ウェルのドーピングはNチャネルデプレッションモー
ドMOSFET30および32の基板効果を増大させて
正の電源導体で動作している間に両方の装置の飽和領域
での動作を維持する。したがって、基板効果はしきい値
電圧を変調しかつMOSFET装置を飽和領域で動作す
るよう保つことによりNチャネルデプレッションモード
MOSFETを助ける。
【0023】OPアンプ入力段12の別の実施形態は4
つのトランジスタ52,54,56および58をカレン
トミラーとして構成された2つのNPNトランジスタで
置き換え、かつ4つのトランジスタ60,62,64お
よび66をこれもまたカレントミラーとして構成された
2つのNPNトランジスタによって置き換えることを含
む。図2を参照すると、この別の実施形態は事実上トラ
ンジスタ52,58,60および66の各々に対しコレ
クタからエミッタへワイヤで短絡を行ないかつ次にこれ
らのトランジスタを回路図から除去したものである。こ
の別の実施形態においては、OPアンプ入力段12の電
流源68、抵抗70およびトランジスタ72によって提
供される電圧基準は除去される。
【0024】いま述べた別の実施形態を備えた図2で示
されるOPアンプ入力段12を参照すると、トランジス
タ40のコレクタに流れる電流は、Iceであり、ほぼ
30マイクロアンペアである。同じ電流IceはまたO
Pアンプ入力がコモンモードにある場合にトランジスタ
42,44および46の各々に流れる。トランジスタ4
4におけるこのIceのコレクタ電流の2Ibe部分は
トランジスタ54および56へベース電流を流すために
使用され、(Ice−2Ibe)の電流をトランジスタ
54のコレクタに残す。トランジスタ54および56の
カレントミラーは(Ice−2Ibe)の電流がまたト
ランジスタ56のコレクタにあることを意味する。トラ
ンジスタ40および42が各々等しいIceの電流、お
よびトランジスタ56のコレクタに(Ice−2
be)の電流を供給することにより、トランジスタ6
2のコレクタ電流はトランジスタ62および64のベー
スへの電流2Ibeを減算した後Iceである。トラン
ジスタ62および64のカレントミラーはトランジスタ
62の同じIceのコレクタ電流がトランジスタ64に
おけるコレクタ電流であり、それぞれトランジスタ46
により供給されるIceの電流に整合することを意味す
る。したがって、電流バイアス回路39は「ステージ1
出力」信号を供給するシンクトランジスタ64およびソ
ーストランジスタ46の電流供給および電流引き込み
(Ice)能力を整合させている。
【0025】いま述べた単純化した形式の別の実施形態
は出力端子67における前記信号「ステージ1出力」の
ための実効出力インピーダンスを改善する目的で図2に
示される好ましい実施形態へと強化された。トランジス
タ64と直列のカスコードトランジスタ66を加えるこ
とは出力端子67における出力インピーダンスを増大す
る。トランジスタ66にバランスさせるためにトランジ
スタ60が加えられている。トランジスタ52および5
8をトランジスタ54および56に加えることはトラン
ジスタ60,62,64および66によって形成される
カスコードカレントミラーへのIbe電流を整合しかつ
打ち消すために他のカスコードカレントミラーを形成す
る。
【0026】図2に示されるOPアンプ入力段12はゲ
ート端子に印加される電圧に対して2乗則の関係にした
がうMOSFET30および32の飽和電流に基づき第
1段の信号VINの増幅を提供する。端子67が前記
「ステージ1出力」信号を供給する、電流バイアス回路
39はトランジスタ46および66の共通コレクタへの
接続を考慮すると高インピーダンス出力である。電流バ
イアス回路39はまた「ステージ1出力」信号を供給す
る上でトランジスタ46および66のソースおよびシン
ク電流能力を整合する。上に述べたように、トランジス
タ52,54,56および58はIbeの打ち消しを可
能にするように一緒に接続され、この場合トランジスタ
46および66は端子67において「ステージ1出力」
信号を供給する上でソースおよびシンク電流能力を整合
する。
【0027】図2を参照すると、トランジスタ48のコ
レクタに結合されたベースはVbeダイオード電圧基準
をセットしかつ、電流シンク50から抵抗49を通りほ
ぼ20マイクロアンペアの電流が加えられたとき、動作
電位VCCよりほぼ0.75ボルト低い電圧を設定す
る。トランジスタ40,42,44および46は動作電
位VCCより低いトランジスタのベース基準電圧として
供給されるこの0.75ボルトによってアクティブ動作
領域に保たれる。同様に、トランジスタ52,58,6
0および66をそれらのアクティブ領域にバイアスする
ためにグランド基準よりほぼ0.75ボルト高い電位が
使用される。この0.75ボルトの電位は電流源68か
らの20マイクロアンペアの電流が9キロオームの抵抗
70を通ること、さらにトランジスタ72のVbe電圧
降下の組合わせである。
【0028】図3は、OPアンプ入力段12のさらに別
の実施形態を示す。MOSFET30および32は前に
示したように電流供給源または電流源34および36に
かつ電流シンク38に結合されている。入力信号VIN
を受ける差動対のMOSFET30および32はMOS
FET30および32のドレイン端子から2つの出力を
提供する。MOSFET30のドレインからの出力はP
NPトランジスタ200のエミッタに結合されている。
MOSFET32のドレインからの出力はPNPトラン
ジスタ202のエミッタに結合されている。トランジス
タ200および202の共通ベースは電圧基準を受ける
よう結合されている。NPNトランジスタ204および
206の共通ベースはトランジスタ204のコレクタに
結合されている。トランジスタ200のコレクタはトラ
ンジスタ204のコレクタに結合されている。トランジ
スタ202のコレクタは端子67に結合されて出力信号
「ステージ1出力」を提供する。トランジスタ206の
コレクタは端子67に結合されている。トランジスタ2
04および206のエミッタはグランド基準に結合され
ている。
【0029】さらに図3を参照すると、差動対のMOS
FET30および32は入力信号VINを受け、かつト
ランジスタ200,202,204および206と共に
入力信号の差動−シングルエンデッド変換を行なう。し
かしながら、トランジスタ202および206は図2に
示される好ましい実施形態のようにソースおよびシンク
電流能力を整合せず、あるいは高い出力インピーダンス
を端子67に提供しない。
【0030】図4は、OPアンプ入力段12のさらに他
の実施形態を示す。MOSFET30は抵抗208に結
合されかつMOSFET32は抵抗210に結合されて
いる。抵抗208および210の第2の端子は動作電位
CCに結合されている。入力信号VINを受ける差動
対のMOSFET30および32はMOSFET30お
よび32のドレイン端子から出力を提供する。MOSF
ET30のドレインからの出力はPNPトランジスタ2
12のエミッタに結合されている。MOSFET32の
ドレインからの出力はPNPトランジスタ214のエミ
ッタに結合されている。トランジスタ212および21
4の共通ベースはトランジスタ212のコレクタに結合
されている。電流シンク216の第1の端子はトランジ
スタ212のコレクタに結合されている。トランジスタ
214のコレクタは出力端子67に結合されて信号「ス
テージ1出力」を提供する。電流シンク218の第1の
端子は端子67に結合されている。電流シンク216お
よび218の第2の端子はグランド基準に結合されてい
る。図4に示される実施形態は図2に示される好ましい
実施形態のようにソースおよびシンク電流能力を整合せ
ずあるいは高い出力インピーダンスを端子67に提供し
ない。
【0031】図5は、図1の低電圧演算増幅器10にお
いて使用するのに適したシンク制御回路14の回路図を
示す。NPNトランジスタ74,76,78および80
の共通ベースはシンク制御回路14への入力として、図
1に示されるような、MOSFET13のソースから出
力を受ける。トランジスタ74のエミッタは、好ましい
実施形態ではほぼ3オームに選択された、抵抗82の第
1の端子に結合されている。トランジスタ76のエミッ
タは、ほぼ1.5キロオームに選択された、抵抗84の
第1の端子に結合されている。トランジスタ78のエミ
ッタは、ほぼ1.5キロオームに選択された、抵抗86
の第1の端子に結合されている。トランジスタ80のエ
ミッタは、ほぼ1.5キロオームに選択された、抵抗8
8の第1の端子に結合されている。抵抗82,84,8
6および88の第2の端子はグランド基準に結合されて
いる。
【0032】図5におけるNPNトランジスタ90およ
び92の共通ベースは、ほぼ25キロオームに選択され
た、抵抗94の第1の端子に接続されている。トランジ
スタ90のエミッタはトランジスタ74のコレクタに接
続されている。トランジスタ92および96の共通エミ
ッタはトランジスタ76のコレクタに接続されている。
トランジスタ92のコレクタはPNPトランジスタ10
0のエミッタにかつ、ほぼ4キロオームに選択された、
抵抗98の第1の端子に結合されている。NPNトラン
ジスタ96のコレクタはPNPトランジスタ102のエ
ミッタにかつ、ほぼ4キロオームに選択された、抵抗1
04の第1の端子に結合されている。トランジスタ10
0および102の共通ベースはトランジスタ100のコ
レクタにかつトランジスタ78のコレクタに結合されて
いる。トランジスタ102のコレクタはトランジスタ8
0のコレクタにかつPNPトランジスタ106のベース
に結合されている。ほぼ5ピコファラッドの容量に選択
された容量108の第1の端子はトランジスタ106の
ベースに結合している。容量108の第2の端子はグラ
ンド基準に結合されている。トランジスタ106のコレ
クタは、信号「シンク1パススルー(SINK−1 P
ASS THROUGH)」を提供する、端子107に
結合されている。トランジスタ106のエミッタは、ほ
ぼ25キロオームに選択された、抵抗110の第1の端
子に、かつ、ほぼ1キロオームに選択された、抵抗11
2の第1の端子に結合されている。トランジスタ110
の第2の端子はトランジスタ96のベースに結合されて
いる。抵抗94,98,104および112の第2の端
子、およびトランジスタ90のコレクタは動作電位V
CCに結合されている。
【0033】図5におけるシンク制御回路14の機能
は、図1に示される、出力トランジスタ18によって要
求される適切なベースドライブ電流を供給して低電圧演
算増幅器10の出力においてIoutのような電流を引
き込むことである。図1のトランジスタ18のエミッタ
形状は図5のトランジスタ74のエミッタ形状のN
の寸法になってる。この好ましい実施形態に対しては、
前記Nのトランジスタの比率のための乗数(mult
iplier)はほぼ25である。したがって、出力ト
ランジスタ18はトランジスタ74のコレクタ電流より
もN倍大きなコレクタ電流を有する。トランジスタ9
0はトランジスタ74と同じまたは同様のエミッタ形状
寸法とされ、かつしたがって同じまたは同様のコレクタ
電流Iout/Nを導く。トランジスタ90のベース
電流はIout/(N・B)であり、この場合Bはト
ランジスタのコレクタ電流をトランジスタのベース電流
で除算した比率として定義されるトランジスタの電流利
得である。トランジスタ92および96は差動単一利得
増幅器を形成し、トランジスタ92のベースは抵抗94
における前記Iout/(N・B)の電流から生じる
電圧降下を検知する。
【0034】したがって、トランジスタ90および抵抗
94はトランジスタ18に見られるIoutよりも比例
してより小さな電流を前記差動単一利得増幅器への一方
の入力となる抵抗94にわたる電圧に変換する。トラン
ジスタ92のベースの電圧は、(Iout・R94)/
(N・B)の電圧に対して、抵抗94を通る電流を抵
抗94の抵抗値R94によって乗算したものである。前
記差動単一利得増幅器への両方の入力は整合する電位を
有する。前記差動単一利得増幅器への他方の入力はトラ
ンジスタ96のベースにおいて印加される。トランジス
タ96のベースの電圧は、抵抗値R112を有する、抵
抗112を通して流れる電流Iから生じる。整合する
電位を有する前記差動単一利得増幅器への両方の入力の
結果として、(I・R112)=(Iout
94)/(N・B)となる。電流Iについて解く
ことにより、(Iout・N)/(N・B)とな
り、ここでNは抵抗94および抵抗112の抵抗値の
比率であり、R94/R112の値である。抵抗112
を通る電流Iはほぼトランジスタ106のエミッタ−
コレクタ電流となる。NをNに整合するよう選択す
ることにより、電流IはIout/Bの値を有するこ
とになる。したがって、2つのトランジスタ、トランジ
スタ18およびトランジスタ74、の比率を2つの抵
抗、すなわち抵抗94および抵抗112、の比率と整合
することにより、トランジスタ106を通る電流I
out/Bはシンクトランジスタ18へのベース電流を
供給する。図1に示されるトランジスタ18におけるベ
ース電流をIout/Bとすると、トランジスタ18の
コレクタ電流はIoutである。図5におけるシンク制
御回路14の機能は低電圧演算増幅器10の出力におい
て電流Ioutを引き込むために、図1に示される、出
力トランジスタ18によって必要とされる適切なベース
ドライブ電流を供給することである。
【0035】したがって、シンク制御回路14は3つの
変換ステップを行なう。第1のステップはトランジスタ
130のベースにおいてIout/(N・B)の電流
を発生するためトランジスタ18およびトランジスタ7
4のトランジスタエミッタ形状寸法比を提供することで
ある。第2のステップでは、シンク制御回路14は抵抗
94における前記発生されたIout/(N・B)の
電流に依存して差動単一利得増幅器への入力において電
圧を発生することである。最後のステップは低電圧演算
増幅器10の出力トランジスタ18へのベースドライブ
電流を供給するためにシンク制御回路14のトランジス
タ106がトランジスタ106のコレクタ電流Iout
/Bを発生するように抵抗の比率を定めることを含む。
図1に示されたトランジスタ18に対するそのようなベ
ースドライブ電流はトランジスタおよび抵抗の比率なら
びに図5に示されるシンク制御回路14に見られる差動
単一利得増幅器によって展開される電圧の双方に依存す
る。この好ましい実施形態に対しては、Nのトランジ
スタの比率はほぼ25であり、かつNの抵抗の比率は
ほぼ25である。
【0036】図1の低電圧演算増幅器10においては、
入力信号VINの増幅によって端子67にOPアンプ入
力段12の出力として前記信号「ステージ1出力」を提
供し、これはMOSFET13が直接トランジスタ18
のベースに受け渡し、ベース−エミッタ電圧(Vbe
変化を生じさせる。このVbe変化は、電流Iout
引き込んでいる、トランジスタ18に該電流を変更させ
かつ(Iout+ΔI oot)を引き込ませる。シンク
制御回路14はトランジスタ18のベースにおけるΔV
beに応答し、かつシンクトランジスタ18におけるΔ
outのコレクタ電流変化を考慮してトランジスタ1
8のための付加的なベース電流を発生する。シンク制御
回路14は低電圧演算増幅器10が入力信号VINへの
変化に応答する際に図1に示される出力シンクトランジ
スタ18によって要求されるトランジスタ106を通し
てのベースドライブ電流を供給する。
【0037】図1に示されるソース制御回路22は図6
に好ましい実施形態として示されている。PNPトラン
ジスタ114,116,118および120の共通ベー
スは号「ソース1パススルー(SOURCE−1 PA
SS THROUGH)」を提供する端子147に結合
されている。トランジスタ114のエミッタは、ほぼ1
0オームに選択された、抵抗122の第1の端子に結合
されている。トランジスタ116のエミッタは、ほぼ4
キロオームに選択された、抵抗124の第1の端子に結
合されている。トランジスタ118のエミッタは、ほぼ
1キロオームに選択された、抵抗126の第1の端子に
結合されている。トランジスタ20のエミッタは、ほぼ
1キロオームに選択された、抵抗128の第1の端子に
結合されている。抵抗122,124,126および1
28の第2の端子は動作電位VCCに結合されている。
【0038】PNPトランジスタ130および132の
共通ベースは、ほぼ25キロオームに選択された、抵抗
134の第1の端子に結合されている。トランジスタ1
30のエミッタはトランジスタ114のコレクタに結合
されている。トランジスタ132および136の共通エ
ミッタはトランジスタ116のコレクタに結合されてい
る。トランジスタ132のコレクタはトランジスタ14
0のエミッタにかつ、ほぼ4キロオームに選択された、
抵抗138の第1の端子に結合されている。PNPトラ
ンジスタ136のコレクタはトランジスタ142のエミ
ッタにかつ、ほぼ4キロオームに選択された、抵抗14
4の第1の端子に結合されている。NPNトランジスタ
140および142の共通ベースはトランジスタ140
のコレクタにかつトランジスタ118のコレクタに結合
されている。トランジスタ142のコレクタはトランジ
スタ120のコレクタにかつNPNトランジスタ146
のベースに結合されている。ほぼ10ピコファラッドに
選択された、容量148はトランジスタ146のベース
に結合された第1の端子を有する。容量148の第2の
端子はグランド基準に結合されている。トランジスタ1
46のコレクタは信号「ソース1パススルー」を提供す
る端子147に結合されている。トランジスタ146の
エミッタは、ほぼ25キロオームに選択された、抵抗1
50の第1の端子にかつ、ほぼ500オームに選択され
た、抵抗152の第1の端子に結合されている。抵抗1
50の第2の端子はトランジスタ136のベースに結合
されている。抵抗134,138,144および152
の第2の端子およびトランジスタ130のコレクタはグ
ランド基準に結合されている。
【0039】図6におけるソース制御回路22の機能は
低電圧演算増幅器10の出力においてIoutのような
電流を供給する(sourcing)ために、図1に示
される、出力トランジスタ24によって要求される適切
なベースドライブ電流を供給することである。図1のト
ランジスタ24のエミッタ形状は図6のトランジスタ1
14のエミッタ形状のN倍の寸法である。この好まし
い実施形態では、このNのトランジスタ比率乗数はほ
ぼ50である。従って、出力トランジスタ24はトラン
ジスタ114のコレクタ電流よりN倍大きなコレクタ
電流を有する。トランジスタ130はトランジスタ11
4と同じまたは同様のエミッタ形状寸法を備えた大きさ
とされ、かつ従って同じまたは同様のコレクタ電流I
out/Nを流す。トランジスタ130のベース電流
はIout/(N・B)であり、この場合Bはトラン
ジスタのコレクタ電流をトランジスタのベース電流で除
算した比率として定義されるトランジスタ電流利得であ
る。トランジスタ132および136は差動単一利得増
幅器を形成し、トランジスタ132のベースは抵抗13
4の電流Iout/(N・B)から生じる電圧降下を
検知する。
【0040】従って、トランジスタ130および抵抗1
34はトランジスタ24に見られるIoutより比例し
て小さな電流を抵抗134にわたる電圧に変換し該電圧
は差動単一利得増幅器への一方の入力になる。従って、
トランジスタ132のベースの電圧は、(Iout・R
134)/(N・B)に対し、抵抗134を通る電流
を抵抗134の抵抗値R134で乗算したものである。
差動単一利得増幅器への両方の入力は整合する電位を有
する。差動単一利得増幅器への他方の入力はトランジス
タ136のベースにおいて印加される。トランジスタ1
36のベースの電圧は、抵抗値R152を有する、抵抗
152を通して流れる電流Iから生じる。差動単一利
得増幅器への両方の入力が整合する電位を有することに
より、結果として(I・R152)=(Iout・R
134)/(N・B)となる。電流Iに対して解く
ことにより(Iout・N)/(N・B)が得ら
れ、この場合Nは抵抗134および抵抗152に対す
る抵抗値の比率であり、R134/R152の値を有す
る。抵抗152を通る電流Iはほぼトランジスタ14
6のコレクタ−エミッタ電流となる。値NをNに整
合するよう選択することにより、前記電流IはI
out/Bの値を有する。従って、2つのトランジス
タ、トランジスタ24およびトランジスタ114、の比
率を2つの抵抗、すなわち抵抗134および抵抗15
2、の比率に整合させることにより、トランジスタ14
6を通る電流Iout/Bは前記ベース電流をソースト
ランジスタ24に供給する。図1に示されるトランジス
タ24におけるIout/Bのベース電流により、トラ
ンジスタ24に対するコレクタ電流はIoutである。
図6のソース制御回路22の機能は低電圧演算増幅器1
0の出力において電流Ioutを供給する(sourc
ing)ために、図1に示される、出力トランジスタ2
4によって要求される適切なベースドライブ電流をトラ
ンジスタ146に供給することである。
【0041】従って、ソース制御回路22は3つの変換
ステップを行う。第1のステップはトランジスタ90の
ベースにおいてIout/(N・B)の電流を発生す
るためトランジスタ24およびトランジスタ114に対
するトランジスタエミッタ形状寸法比を提供することを
含む。第2のステップでは、ソース制御回路22が抵抗
134において発生されたIout/(N・B)の電
流に応じて差動単一利得増幅器への入力に電圧を発生す
る。最後のステップは低電圧演算増幅器10において出
力トランジスタ24にベースドライブ電流を供給するた
めにソース制御回路22におけるトランジスタ146が
コレクタ電流Iout/Bを発生するように抵抗152
および134の抵抗比を決めることを含む。図1に示さ
れたトランジスタ24に対するそのようなベースドライ
ブ電流はトランジスタおよび抵抗の比率および図6に示
されるソース制御回路22において見られる差動単一利
得増幅器によって展開される電圧の双方に依存する。こ
の好ましい実施形態については、Nのトランジスタ比
率はほぼ50でありかつNの抵抗比率はほぼ50であ
る。
【0042】図1の低電圧演算増幅器10においては、
入力信号VINの増幅はOPアンプ入力段12の出力と
して前記信号「ステージ1出力」を提供し、これはMO
SFET13が直接トランジスタ18のベースに受け渡
し、ベース−エミッタ電圧(Vbe)を変化させる。ト
ランスリニアループ16はトランジスタ18のベースに
見られる同じ大きさのVbeの電圧変化をトランジスタ
24のベースに受け渡す。しかしながら、前記Vbe
電圧変化は反対の符号を有し、すなわち、もしトランジ
スタ18に対するVbeが増大していれば、トランジス
タ24に対するVbeは低減している。Vbeの変化
は、電流Ioutを供給する、トランジスタ24に前記
電流を変化させかつ(Iout−ΔIout)を供給さ
せる。ソース制御回路22は低電圧演算増幅器10が入
力信号VINの変化に応答するとき、図1に示される出
力ソーストランジスタ24によって要求されるベースド
ライブ電流を供給する。
【0043】図7は、単純化したトランスリニアループ
16の1実施形態を示す。NPNトランジスタ230の
ベースは端子107に結合されている。NPNトランジ
スタ230および232の共通コレクタはNPNトラン
ジスタ232および234の共通ベースに結合されてい
る。トランジスタ230,232および234の共通エ
ミッタはグランド基準に結合されている。電流源236
はトランジスタ232のコレクタに結合されている。電
流源236の第2の端子は動作電位VCCに結合されて
いる。PNPトランジスタ238のベースおよびコレク
タはトランジスタ234のコレクタに結合されている。
トランジスタ238のエミッタは動作電位VCCに結合
されている。PNPトランジスタ238のベースおよび
コレクタは出力端子147に結合されている。端子14
7は出力ドライバ段29(図1を参照)のソーストラン
ジスタ24のベースに結合されている。
【0044】さらに図7を参照すると、一例として、ト
ランスリニアループ16の単純化した実施形態は端子1
07に正の電圧変化を受け、これはトランジスタ230
のベース−エミッタ電圧Vbeを変化させる。出力ドラ
イバ段29(図1を参照)におけるトランジスタ18の
導電性を増大させる同じ+ΔVbeはまたトランジスタ
230の導電性を増大させかつダイオード接続されたト
ランジスタ232からの電流をシャントする。従って、
電流源236は、端子107において受けられた信号か
らトランジスタ230の前記ΔVbeによって決定され
る、トランジスタ230が比例的にトランジスタ230
のコレクタ端子に向けあるいはトランジスタ232へと
迂回させる電流を供給する。トランジスタ234はトラ
ンジスタ232とカレントミラートランジスタを形成す
る。トランジスタ230における+ΔVbeはトランジ
スタ232によって導かれる低減する電流を生じさせ、
かつ前記カレントミラーはトランジスタ234によって
導かれる低減する電流を生じさせる。トランジスタ23
4における低減された電流はダイオード接続されたトラ
ンジスタ238における電流の低減を意味し、トランジ
スタ238における低減されたVbeを生じさせる。ト
ランジスタ238のベースに見られる同じ低減するV
beは出力ドライバ段29(図1を参照)における出力
ソーストランジスタ24のベースに見られる。従って、
出力シンクトランジスタ18(図1を参照)におけるよ
り高い導電性に対する増大する+ΔVbeはトランスリ
ニアループ16によって出力ソーストランジスタ24
(図1を参照)におけるより低い導電性に対する等しい
低減する−ΔVbeへと変換される。
【0045】図7に示されるトランスリニアループ16
の単純化した実施形態が端子107に負の電圧変化を受
けたとき、トランジスタ230のベース−エミッタ電圧
beは変更される。出力ドライバ段29(図1を参
照)におけるトランジスタ18の導電率を低減させる同
じ−ΔVbeはまたトランジスタ230の導電率を低減
させ、これはダイオード接続されたトランジスタ232
への電流を増大する。従って、電流源236は端子10
7における受信信号によって引き起こされるトランジス
タ230のVbe変化によって決定される、トランジス
タ230が比例的にトランジスタ230のコレクタ端子
に向けあるいはトランジスタ232へと迂回させる電流
を供給する。トランジスタ234はトランジスタ232
とのカレントミラートランジスタを形成する。トランジ
スタ230における前記−ΔVbeは従ってトランジス
タ234によって導かれる電流の増大を引き起こす。ト
ランジスタ234における増大した電流はダイオード接
続されたトランジスタ238における電流の増大を意味
し、トランジスタ238におけるVbeを増大させる。
トランジスタ238のベースに見られる同じ増大するV
beは出力ドライバ段29(図1を参照)における出力
ソーストランジスタ24のベースに見られる。従って、
出力シンクトランジスタ18(図1を参照)における低
減する導電率に対する低減するVbeはトランスリニア
ループ16によって出力ソーストランジスタ24(図1
を参照)における増大する導電性に対する同じ+ΔV
beに変換される。
【0046】図7を参照すると、低電圧トランスリニア
ループ16に対する静止電流はトランジスタの形状寸法
のサイジングに対する関係に依存している。トランジス
タ18(図1を参照)のエミッタ面積はトランジスタ2
30のエミッタ面積のN倍に寸法合わせされる。トラ
ンジスタ24(図1を参照)のエミッタ面積はトランジ
スタ238のエミッタ面積のN倍に寸法設定される。
また、前記カレントミラートランジスタはトランジスタ
234のエミッタの形状寸法がトランジスタ232のエ
ミッタの形状寸法のM倍となるように寸法合わせされ
る。エミッタの面積はトランジスタの電流容量を決定す
るから、電流源236からの電流にIおよび3つの変数
,NおよびMの選択は低電圧トランスリニアル
ープ16における他の電流を設定する。従って、シンク
トランジスタ18(図1を参照)における静止電流I
はI=(N・I)によって設定され、かつソースト
ランジスタ24(図1を参照)における静止電流I
=(M・N・I)によって設定される。トラン
ジスタ230,232および234に対しエミッタ端子
のグランド基準への結合経路に抵抗を加え、あるいは動
作電位VCCへのトランジスタ238に対するエミッタ
端子の結合経路に抵抗を加えることはエミッタの負帰還
(degeneration)を引き起こしかつ乗数フ
ァクタN,NおよびMを変化させる。
【0047】図8は、図1において述べたトランスリニ
アループ16の好ましい実施形態を示す。PNPトラン
ジスタ154および156の共通ベースはトランジスタ
154のコレクタにかつ、ほぼ10マイクロアンペアの
電流を引き込む、電流シンク158の第1の端子に結合
されている。トランジスタ156のコレクタはNPNト
ランジスタ160のベースにかつ、ほぼ33キロオーム
に選択された、抵抗162の第1の端子に結合されてい
る。抵抗162の第2の端子はNPNトランジスタ16
4のベースおよびコレクタに結合されている。トランジ
スタ160のエミッタはNPNトランジスタ166のコ
レクタに結合されている。トランジスタ166のベース
は信号「シンク1パススルー(SINK−1 PASS
THROUGH)」を受けるために端子107に結合
されている。トランジスタ160のエミッタはPNPト
ランジスタ168のコレクタに結合されている。トラン
ジスタ160のエミッタはNPNトランジスタ170お
よび172の共通ベースに結合されている。トランジス
タ160のエミッタはトランジスタ170のコレクタに
かつ、ほぼ175マイクロアンペアの電流を供給する、
電流源174の第1の端子に結合されている。トランジ
スタ166のエミッタは、ほぼ50オームに選択され
た、抵抗176の第1の端子に結合されている。トラン
ジスタ170のエミッタは、ほぼ100オームに選択さ
れた、抵抗178の第1の端子に結合されている。トラ
ンジスタ172のエミッタは、ほぼ25オームに選択さ
れた、抵抗180の第1の端子に結合されている。トラ
ンジスタ168のエミッタは、ほぼ300オームに選択
された、抵抗182に結合されている。トランジスタ1
72および184の共通コレクタはPNPトランジスタ
184のベースに結合されかつ信号「ソース1パススル
ー(SOURCE−1 PASS THROUGH)」
を提供するために端子147に結合されている。トラン
ジスタ184のエミッタは、ほぼ400オームに選択さ
れた、抵抗186の第1の端子に結合されている。トラ
ンジスタ154および156のエミッタは動作電位V
CCに結合されている。トランジスタ160のコレクタ
は動作電位VCCに結合されている。抵抗182および
186の第2の端子および電流源174の第2の端子は
動作電位VCCに結合されている。抵抗176,178
および180の第2の端子はグランド基準に結合されて
いる。トランジスタ164のエミッタおよび電流シンク
158の第2の端子はグランド基準に結合されている。
【0048】図8のトランスリニアループは高周波応答
特性を備えた高速出力段を提供する。すでに述べたトラ
ンスリニアループ16の単純化した実施形態と同様に、
端子107における増大する電圧信号「シンク1パスス
ルー」はトランジスタ166にダイオード接続されたト
ランジスタ170から電流をシャント除去させる。トラ
ンジスタ170における少ない電流はまたカレントミラ
ー装置、トランジスタ172、におけるより少ない電流
を意味する。トランジスタ172の電流の低減はダイオ
ード接続されたトランジスタ184のより低い電流を意
味し、トランジスタ184におけるより低いVbe電圧
を生じさせる。トランジスタ184に対するより低いベ
ース−エミッタ電圧はまた図1に示されるトランジスタ
24に対するVbeとして見られる。従って、トランジ
スタ18のベース電圧をより正の電位に変調するAC信
号はトランジスタ18がより導通するようにさせるが、
トランスリニアループ16はトランジスタ24をより導
通しないようにする。トランスリニアループ16はトラ
ンジスタ18のベースからのAC信号を信号電圧利得を
与えることなくトランジスタ24のベースに置き換え
る。OPアンプ入力段12および出力トランジスタ18
および24のみが信号利得を与える。端子107におけ
る信号「シンク1パススルー」によるシンクトランジス
タ18(図1を参照)における+ΔVbeはトランスリ
ニアループ16によってソーストランジスタ24(図1
を参照)における整合する−ΔVbeに変換される。
【0049】すでに述べたトランスリニアループ16の
単純化した実施形態と同様に、端子107における電圧
信号「シンク1パススルー」の低減によってトランジス
タ166は電流をダイオード接続されたトランジスタ1
70へと向ける。トランジスタ170におけるより多く
の電流はまたカレントミラー装置、トランジスタ17
2、におけるより多くの電流を意味する。トランジスタ
172の電流の増大はダイオード接続されたトランジス
タ184におけるより高い電流を意味し、トランジスタ
184においてより高いVbeを生じさせる。トランジ
スタ184のための増大するベース−エミッタ電圧はま
た図1に示されるトランジスタ24に対するVbeにつ
いても見られる。従って、トランジスタ18のベース電
圧をより低い電位に変調するAC信号はトランジスタ1
8をより導通しないようにするが、トランスリニアルー
プ16はトランジスタ24をより導通的にする。端子1
07における信号「シンク1パススルー」によるシンク
トランジスタ18(図1を参照)における−ΔVbe
トランスニリアループ16によってソーストランジスタ
24(図1を参照)における整合する+ΔVbeに変換
される。低電圧トランスリニアループ16は出力装置に
対し低インピーダンス経路を提供し、従ってソーストラ
ンジスタ24のベースに対し何らの電圧利得も提供しな
いことを保証する。
【0050】図1におけるシンク制御回路14およびソ
ース制御回路22は出力ドライバ段29における出力ト
ランジスタ18および24のためのベース電流ドライブ
を提供する上で重要な直流(DC)発生機能を提供す
る。しかしながら、低電圧演算増幅器10の周波数性能
はシンク制御回路14またはソース制御回路22に依存
しない。低電圧演算増幅器10の周波数性能はOPアン
プ入力段12のVINから「ステージ1出力」への、ソ
ースホロワMOSFET 13を通り、直接出力電流シ
ンクトランジスタ18のベースに至るAC信号経路に依
存する。電流シンク側から電流ソース側へのAC信号経
路は出力電流シンクトランジスタ18のベース、トラン
スリニアループ16、出力電流ソーストランジスタ24
のベースへと続く。従って、該AC信号経路はシンク制
御回路14およびソース制御回路22の回路をバイパス
し、低電圧演算増幅器10におけるより高い周波数性能
を可能にする。低電圧演算増幅器10の帯域幅は5メガ
ヘルツである。バイアス回路23はシンク制御回路1
4、ソース制御回路22、およびトランスリニアループ
16から構成される。第1のバイアス出力はソースホロ
ワにわたって転送される信号およびシンク制御回路14
によって発生される電流に従って端子107において発
生される。第2のバイアス出力はトランスリニアループ
16によって転送される信号およびソース制御回路22
によって発生される電流に従って端子147において発
生される。
【0051】
【発明の効果】図1における低電圧演算増幅器10はセ
氏0度〜70度の温度範囲にわたり8ボルトから1ボル
トの電圧範囲で動作する。Nチャネルデプレッションモ
ードMOSFET30および32(図2を参照)は差動
入力信号VINの増幅を提供しかつ一定のトランスコン
ダクタンスを維持する。OPアンプ入力段12はゲート
端子に印加される電圧に対して2乗則の関係に従うMO
SFET30および32の飽和電流にもとづき第1段の
信号VINの増幅を提供する。OPアンプ入力段12は
MOSFET装置によって提供されるゲートアイソレー
ションにより高い入力インピーダンスを達成する。「ス
テージ1出力」信号を供給する端子67を備えた、電流
バイアス回路39はトランジスタ46および66の共通
コレクタへの接続を考慮して高いインピーダンス出力と
なっている。電流バイアス回路39はまた「ステージ1
出力」信号を供給する上でトランジスタ46および66
のソースおよびシンク電流能力を整合する。
【0052】従って、本発明によれば、広い範囲の電
圧、特に低い電圧でも特性が低下することがなく、高い
入力インピーダンスおよび低い入力オフセット電圧を備
え、高速かつ広い帯域幅を有し、しかも電源導体から電
源導体までのスイング能力を有する多用途の演算増幅器
が実現できる。
【0053】本発明が好ましい実施形態に関して説明さ
れたが、当業者には本発明は種々の方法で変更できかつ
上に特に示しかつ説明したもの以外の数多くの実施形態
を取り得ることが理解されるであろう。従って、添付の
特許請求の範囲により本発明の真の精神および範囲内に
ある本発明のすべての変更をカバーすることを意図して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態に係わる演算増幅器
を示すブロック図である。
【図2】図1に示される低電圧演算増幅器のための入力
段の好ましい実施形態を示す電気回路図である。
【図3】図1に示される低電圧演算増幅器のための入力
段の別の実施形態を示す電気回路図である。
【図4】図1に示される低電圧演算増幅器のための入力
段のさらに別の実施形態を示す電気回路図である。
【図5】図1に示される演算増幅器のための出力シンク
トランジスタ用ベース電流発生段を示す電気回路図であ
る。
【図6】図1に示される演算増幅器のための出力ソース
トランジスタ用ベース電流発生段を示す電気回路図であ
る。
【図7】図1に示される演算増幅器のための低電圧トラ
ンスリニアループの別の実施形態を示す電気回路図であ
る。
【図8】図1に示される出力増幅器のソースまたはシン
ク能力を選択するための低電圧トランスリニアループの
好ましい実施形態を示す電気回路図である。
【符号の説明】
10 低電圧演算増幅器 12 OPアンプ入力段 13 MOSFET 14 シンク制御回路 15 電流シンク 16 トランスリニアループ 18 NPNトランジスタ 20,26,28 容量 22 ソース制御回路 24 PNPトランジスタ 25 出力端子 27 抵抗 28 容量 30,32 NチャネルデプレッションモードMOSF
ET 34,36 電流源 38 電流シンク 39 電流バイアス回路 50 電流シンク 48 PNPトランジスタ 49 抵抗 68 電流源 70 抵抗 72 NPNトランジスタ 40,42,44,46,48 PNPトランジスタ 52,54,56,58,60,62,64,66,7
2 NPNトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード・エス・グリフィス アメリカ合衆国アリゾナ州85226、チャン ドラー、ウエスト・ベイラー・レーン 3410 (72)発明者 ロバート・エル・バイン アメリカ合衆国アリゾナ州85283、テンプ、 サウス・ホルブルック・レーン 5623

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低電圧演算増幅器入力段(12)であっ
    て、 差動入力信号(VIN)を受けるための入力、 前記入力に結合された金属酸化物半導体電界効果トラン
    ジスタ(MOSFET)の差動対(30,32)であっ
    て、該MOSFETの差動対(30,32)は前記差動
    入力信号(VIN)を受けかつそこから交流(AC)入
    力を生成するもの、そして前記MOSFETの差動対
    (30,32)に結合された電流バイアス回路(39)
    であって、該電流バイアス回路(39)は前記AC入力
    を受けかつそこから入力段出力(67)を生成し、該入
    力段出力(67)は差動入力信号(VIN)の増幅され
    たものである、前記電流バイアス回路(39)、 を具備することを特徴とする低電圧演算増幅器の入力段
    (12)。
  2. 【請求項2】 前記MOSFETの差動対(30,3
    2)はNチャネルデプレッションモードトランジスタか
    らなることを特徴とする請求項1に記載の低電圧演算増
    幅器の入力段。
  3. 【請求項3】 前記差動入力信号(VIN)はほぼグラ
    ンド基準に近く前記MOSFETの差動対(30,3
    2)をグランド電源導体において検知させかつ正の電源
    導体において前記差動入力信号(VIN)を検知するた
    め基板効果によりしきい値をシフトさせることを特徴と
    する請求項1または2に記載の低電圧演算増幅器の入力
    段。
  4. 【請求項4】 低電圧演算増幅器に対し増幅された入力
    を提供する方法であって、 差動入力(VIN)を受ける段階、 前記差動入力(VIN)を金属酸化物半導体電界効果ト
    ランジスタ(MOSFET)の差動対(30,32)の
    ゲートに印加する段階、そして前記増幅された入力を前
    記MOSFETの差動対(30,32)の飽和電流にも
    とづき前記MOSFETの差動対(30,32)のドレ
    イン出力から提供する段階、 を具備することを特徴とする低電圧演算増幅器に対し増
    幅された入力を提供する方法。
  5. 【請求項5】 低電圧演算増幅器に対し増幅された入力
    を提供する方法であって、OPアンプ入力段出力(6
    7)における電流供給(source)および電流引き
    込み(sink)能力を整合する段階を具備することを
    特徴とする低電圧演算増幅器に対し増幅された入力を提
    供する方法。
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