JPH10226483A - エスカレータ用真空掃除機およびその吸塵具 - Google Patents

エスカレータ用真空掃除機およびその吸塵具

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JPH10226483A
JPH10226483A JP7034197A JP7034197A JPH10226483A JP H10226483 A JPH10226483 A JP H10226483A JP 7034197 A JP7034197 A JP 7034197A JP 7034197 A JP7034197 A JP 7034197A JP H10226483 A JPH10226483 A JP H10226483A
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JP
Japan
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dust
vacuum cleaner
escalator
cleaning
fixed
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JP7034197A
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English (en)
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Shigetoshi Nagano
繁敏 長野
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FORM SHIYA KK
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FORM SHIYA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エスカレータの踏段部および沈み込み部の凹凸
部に潜む塵埃は、フケ・菓子屑等の蛋白質分を含んでい
ることがあり、掃除を怠ると雑菌の繁殖や異臭の発生の
源となる可能性がある。 【解決手段】フレキシブルシャフト15を介し、動力装
置14の回転力を受けて回転する回転ブラシ2の外周
を、上ケース4より前方に長さI(踏段部の高さhより
長い)突出させるとともに、下方には下ケース6の下面
より長さJ(踏段部の高さhより長い)突出させて、こ
の突出した回転ブラシ2で、踏段部Aおよび沈み込み部
Bの凹凸部に潜む塵埃をかき出し、このかき出した塵埃
を下ケース6に設けた吸込口5から吸引し、輸送管10
を経由して真空掃除機本体の集塵袋に回収させる掃除具
1を、上ケース4に上後方に突出して固定され、その端
部と中間部とに把持部8を有するハンドル9で操作す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はエスカレータの踏
段を清掃する掃除機に関するものであり、踏段の凹凸部
に潜んでいる塵埃を回転するブラシでかき出し、このか
き出した塵埃を真空掃除機の吸引力で吸込むエスカレー
タ用真空掃除機およびその吸塵具に関する。
【0002】
【従来の技術】エスカレータの踏段の表面は高さ1セン
チメートル程の凹凸形状をしている。また、この踏段に
乗降する床板の端部形状も、踏段の凹凸形状と同様の凹
凸形状をしていて、お互いの凹凸部が噛み合うように配
置されている。また、隣り合う踏段と踏段とをつなぐ沈
み込み部も乗降する床の形状と同じく凹凸形状をしてい
て、踏段の端部と噛み合うように配置されている。
【0003】このように、お互いが噛み合う構造になっ
ているので、エスカレータの踏段および沈み込み部の凹
凸部にある塵埃は、エスカレータが運転されることによ
って、セルフクリーニングされる構造となっている。即
ち、踏段の凹凸部が床板の凹凸部と噛み合って移動する
とき、および踏段が移動するにしたがって隣り合う踏段
を繋ぐ沈み込み部が踏段の端部と互いに噛み合って移動
する時に、それぞれの噛み合い部にある塵埃が除去され
るようになている。それゆえに、ほとんどの場合日常の
掃除対象としては無視されていて、いざ掃除するとなる
と殺菌、洗浄等を含み、業者によって実施される大掛か
りなものであったが、これとて、専用に作られた掃除機
を使うようなものではなかった。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】しかしながら、凹凸同士の噛み合いにおい
て、噛み合う隙間が少ないと、エスカレータが運転され
ている間に噛み合い部に無理な接触が起こり、異常振
動、異常音の発生等を伴うことが有るために、噛み合い
部に適度の隙間を設けて、互いが異常に接触しないよう
な構造になっている。それゆえ、この隙間には、徐々に
種々の塵埃が蓄積されていく。
【0005】ところで、この隙間に徐々に蓄積する塵埃
は、利用者の履物や衣服や所持品等から出るもので、微
細な綿ほこりに混じりフケ、菓子くず等たん白質分をも
含むことから掃除を長期間怠ると雑菌や異臭の発生源と
なる可能性を有するものである。このようなことからし
て、衛生環境の点から見ればエスカレータの踏段は、危
険の潜む場所の一つとなる可能性を秘めている。
【0006】しかしながら、一般に、エスカレータが敷
設されているところは、広い部屋である場合が多く、衛
生環境上の危険信号である異臭の発生に気がつかない場
合が多く、掃除対象としての優先度が低くなっているの
が現状である。このため、エスカレータは、春夏秋冬の
時期に応じて、それぞれ繁殖しやすい雑菌が好んで繁殖
するのに好的な環境を与える場所となっている。
【0007】この発明は、以上のような問題を解決する
ためになされたエスカレータ用の真空掃除機およびその
吸塵具であり、第一の目的は、コンパクトにして利便性
が良く、何時でも手軽に取り出して踏段およびその沈み
込み部の掃除をすることが可能な装置を提供することで
ある。第2の目的は、踏段およびその沈み込み部の凹凸
部分にある塵埃を周囲にまき散らすことなく、効率良
く、かつ操作性良く掃除をすることが可能な装置を提供
することである。第3の目的は、踏段およびその沈み込
み部の凹凸部に潜んでいる塵埃を効率良く回収すること
ができ、しかも、単純な構造で、低価格な装置を提供す
ることである。
【0008】なお、上記目的の基本とするところは、こ
の装置を手軽に取り出して、エスカレータの踏段部およ
び沈み込み部の掃除をすることによって、この踏段部お
よび沈み込み部が、雑菌の繁殖源や、異臭の発生源では
なくなるところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエスカレ
ータ用真空掃除機においては、回転する円筒状の清掃手
段を上部包囲体手段の前部に配置するとともに下面に開
口した溝状の吸込手段を有する下部包囲体手段を清掃手
段と平行にして所定の距離隔てた後方に配置し、操作手
段を上部包囲体手段に上後方に突出するように固定した
吸塵具と、上記清掃手段に動力伝達手段を介して回転力
を与える駆動手段と、集塵手段と真空発生手段とこれら
を格納する筐体とからなる真空掃除機本体と、この真空
掃除機本体と上記吸塵具の吸込手段とを空気的に接続す
る筒状体からなる塵埃輸送手段とで構成されている。
【0010】また、動力伝達手段をフレキシブルシャフ
トで構成し、駆動手段を操作手段に固定して構成した。
【0011】また、動力伝達手段をフレキシブルシャフ
トで構成し、駆動手段を真空掃除機本体に固定して構成
した。
【0012】また、この発明に係る吸塵具においては、
上部包囲体手段の前部に固定された清掃手段は、受けた
回転力を90度変換して出力軸に固定された回転ブラシ
を回転させる回転方向変換手段と、清掃手段と平行にし
て所定の距離隔てた後方に位置し下面に開口した溝状の
吸込手段を形成した下部包囲体手段と、上部包囲体手段
に後部上方に突出すように固定され、上方に突出した端
部と中間部とに握り部を形成した操作手段とで構成され
るとともに、回転ブラシの外周の前部が、上部包囲体手
段の前部より所定の長さ前方に突出していて、回転ブラ
シの外周の下部が、下部包囲体手段の下面より所定の長
さ下方に突出しているものである。
【0013】また、回転ブラシは所定の長さの毛が断面
コ字状の金属に挟持されて形成されたチャンネルブラシ
を所定のピッチで螺旋状に巻回して形成した左右一対か
らなり、この左右一対の螺旋状の旋回方向を互いに逆方
向に形成して構成したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1
で、エスカレータ用真空掃除機の全体を示す斜視図、図
2は図1に示す要部X−Xの断面を示す断面図、図3は
要部の平面図である。図において、1はエスカレータの
踏段部Aおよび沈み込み部Bの凹凸部に潜む塵埃をかき
出して吸引する清掃具で、この清掃具1は、塵埃をかき
出す回転ブラシ2、この回転ブラシ2を回転自在に軸支
するとともに矢印Aの方向に回転させる回転装置3、こ
の回転装置3を取り付けるとともに回転ブラシ2のカバ
ーとなる上ケース4、回転ブラシ2でかき出した塵埃を
吸込むため回転ブラシ2の後方で下面に開口した溝形状
の吸込口5を有するとともに上ケース4に取り付けられ
る下ケース6、この下ケース6に固定され吸込口5に連
通し、いわば吸込口5の出口となる接続管7、および、
上ケース4に固定され後部上方に突出していて、中間部
と端部とに把持部8を有し、この把持部8を持って清掃
具1を所望の位置に移動させるハンドル9とから構成さ
れている。
【0015】10は、掃除具1と真空掃除機本体11と
を空気的に接続し、真空掃除機本体11の吸引力を掃除
具1の吸込口5に作用させ、吸込口5から吸引した塵埃
を掃除機本体に輸送する輸送管で、接続管7に接続する
延長パイプ12と、一端をこの延長パイプ12に接続し
他端を真空掃除機本体に接続する蛇腹ホース13とで構
成されている。
【0016】真空掃除機本体11は、その詳細を図示し
ていないが、商用電源で運転されるもので、全体を包囲
する筐体の内には、清掃具1で吸い込んで、輸送管10
を経由して回収した塵埃を収納する収塵袋と、風を起こ
し吸引力を発生させ、その吸引力を収塵袋と輸送管10
とを介して清掃具1に作用させて塵埃を吸い込ませるブ
ロアーモータとを内蔵している。
【0017】14は、商用電源で駆動される電動機を内
蔵する動力装置で、本実施の形態ではハンドル9の把持
部8の近傍で延長パイプ12に固定されている。15
は、電動機を内蔵する動力装置14に一端を連結し、他
端を回転装置3に接続して電動機の回転力を回転装置3
に伝達するもので、ピアノ線を撚り合わせて加工したフ
レキシブルシャフトであり、このフレキシブルシャフト
15は保護管16で保護されている。
【0018】回転装置3は、装着した一対の回転ブラシ
2を固定する長軸のブラシ軸31と、このブラシ軸31
のほぼ中央に配置したかさ歯車32と、このかさ歯車3
2を挟んでブラシ軸31に装着された一対の転がり軸受
35と、ブラシ軸31に植立され回転ブラシ2の内側方
向のストッパーとなる一対のピン37とを具備するとと
もに、ブラシ軸31の両端部に回転ブラシ2の抜け止め
用のストッパー39を固定するEリング38を取り付け
る溝36を形成した回転軸組立と、ブラシ軸31に直交
し、かさ歯車32と噛み合うかさ歯車33を一端に有し
他端にはフレキシブルシャフト15を連結する連結具3
4を備えるとともに中間に転がり軸受35を装着した受
動軸組立と、これらの回転軸組立と受動軸組立とを、そ
れぞれが有する転がり軸受35を介して固定するととも
に、内部に潤滑油を満たした動力変換箱40とから構成
されている。また、ブラシ軸31の両端部は、回転ブラ
シ2のストッパー39の凹部内に収まって、外部には突
出しないように構成し、掃除中にブラシ軸31の両端部
でエスカレータの側壁等を傷つけることが無いように配
慮している。また、一対のピン37は、図3のイ部に示
すように、回転ブラシ2の端部を突き当ててブラシの廻
り止めをする機能と、図3のロ部に示すように、回転ブ
ラシ2の金属部の側部に突き当ててブラシの内側への移
動を規制するストッパーの機能とを持っている。
【0019】回転ブラシ2は、化学繊維を所定の長さに
切断した人工毛を帯状の金属板をコ字状に折り曲げてこ
こに挟み込んで加工した、いわゆるチャンネルブラシ
を、螺旋状に巻回して円筒状に加工したものであり、一
対の回転ブラシ2は、螺旋状の巻回方向をそれぞれ逆方
向に巻回させて加工したものであり、矢印方向、即ち回
転ブラシ2の先端が前方から下方に向かって回転した時
にブラシの先端が端から中央に向かって順次下点に達す
るように配置したので、回転ブラシ2でかき上げる塵埃
は内側に向かって掻き上げられる。また、金属板にはさ
まれた人工毛の長さは、エスカレータの踏段の凹凸の高
さhよりも長くなっている。また、取り付けられた回転
ブラシ2の外周は、上ケース4より前方にhより長い長
さIだけ突出し、この前方に突出した毛でエスカレータ
の沈み込み部Bの凹凸部に潜む塵埃を掻き出し、また、
下ケース6の下面より下方にhより長い長さJだけ突出
し、この下方に突出した毛でエスカレータの踏段部Bの
凹凸部に潜む塵埃を掻き出すようになっている。
【0020】このように構成されたエレベータ用真空掃
除機およびその清掃具においては、真空掃除機本体11
に商用電源を通電すると、ブロアーモータが作動するこ
によって吸引力が発生し、この吸引力は蛇腹ホース1
3、延長パイプ12、接続管7を介して、吸込口5に作
用する。また、動力装置14に商用電源を通電すると、
電動機が回転し、この回転がフレキシブルシャフト1
5、回転装置3を介して回転ブラシ2が回転する。この
ようにして、真空掃除機本体11および動力装置14に
商用電源を通電して運転状態にし、ハンドル9の把持部
8を持って清掃具1をエレベータの踏み段部A、および
その沈み込み部Bの所望の位置に移動させて、その凹凸
部に潜む塵埃を回転ブラシ2で中央に集まるように掻き
出し、この掻き出した塵埃を周囲に飛散させることなく
下面の吸込口5で吸引し、輸送管10を経由させて真空
掃除機本体11の集塵袋に回収する。
【0021】この実施の形態1によれば、掃除具1をハ
ンドル9の把持部8を持って操作できるとともに、重量
物である動力装置14をこの把持部8の近傍に配置し、
フレキシブルシャフト15、回転装置3を介して回転ブ
ラシ2を回転させるようにしたので、掃除具1は軽く、
把持部8にかかる偶力も小さくなっているので、この掃
除具1を所望の位置に移動させる操作性が良い。また、
エスカレータの踏段部Aおよび沈み込み部Bの凹凸部に
潜む塵埃を掻き出しやすくするために、回転ブラシの外
周を上ケース4、および下ケース6よりも外方に凹凸の
高さより長い長さを突出させたので、凹凸の隅々まで回
転ブラシの先端が到達するので、凹凸部の全体が掃除さ
れる。
【0022】また、一対の回転ブラシ2はチャンネルブ
ラシを互いに逆方向の螺旋状に巻回して形成しので安い
価格で出来るし、回転ブラシ2が前方から下方に向かっ
て回転したときに、回転ブラシ2の先端が端から中央に
向かって順次下点に移動するように配置したので、凹凸
部に潜む塵埃を中央にかき集めるようにかき出すので、
塵埃が周囲に飛散することなく、吸込口5で効率良く回
収できる。
【0023】発明の実施の形態2.この実施の形態2
は、図示していないが、実施の形態1の動力装置14を
ハンドル9の把持部8、8の間に直接固定したものであ
る。この実施の形態2によれば、動力装置14が把持部
8、8間に固定されたので、把持部8、8にかかる動力
装置14のウエイトバランスおよび偶力が改善されるの
で、実施の形態1の効果に加えて、更に操作性が向上す
る。
【0024】発明の実施の形態3.この実施の形態3
は、図示していないが、実施の形態1の動力装置14を
真空掃除機本体11に直接固定するとともにフレキシブ
ルシャフト15を輸送管10に沿わせて回転装置3まで
引きまわして連結したものである。この実施の形態3に
よれば、動力装置14が真空掃除機本体11に直接固定
されたので、把持部8、8にかかるウエイトが改善され
て小さくなるので、実施の形態1の効果に加えて、更に
操作性が向上する。
【0025】発明の実施の形態4.この実施の形態4
は、図示していないが、実施の形態1、2、または3の
真空掃除機本体11をショルダー等に固定して、それを
人が背負って使用するようにしたものである。この実施
の形態4によれば、真空掃除機本体11を人が背負って
使えるようにしたので、真空掃除機本体を引きずること
なく掃除をすることができるので、夫々の実施の形態
1、2、または3の効果に加えて、掃除場所の移動に伴
う利便性が向上し、全体の操作性が更に向上する。
【0026】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、前部に
配置され、駆動手段の回転力を動力伝達手段を介して受
けて回転する清掃手段と、下面に開口し、真空発生手段
で発生する吸引作用を受ける吸込手段とを有する吸塵具
を、上後方に突出した操作手段で操作できるようにする
とともに、この吸塵具で回収する塵埃を塵埃輸送手段を
介して真空掃除機本体の集塵手段に回収するようにした
ので、全体がコンパクトにできていて、何時でも、何処
でも簡便に使用することが可能であり、吸塵具を容易
に、被掃除物であるエスカレータの所望の位置にアクセ
スさせることが可能となり、そこに潜む塵埃を迅速にし
て、効率良く回収することができ、この装置を手軽に取
り出して、エスカレータの踏段部および沈み込み部の掃
除を頻繁にすることが可能となり、この踏段部および沈
み込み部が、雑菌の繁殖源や、異臭の発生源ではなくな
るという効果を奏する。
【0027】また、この発明によれば、動力伝達手段を
フレキシブルシャフトで構成し、駆動手段を操作手段に
固定して構成したので、更に操作手段の操作性が向上す
る。
【0028】また、この発明によれば、動力伝達手段を
フレキシブルシャフトで構成し、駆動手段を真空掃除機
本体に固定して構成したので、操作手段にかかる荷重が
少なくなるので、更に操作性が向上する。
【0029】また、この発明によれば、回転ブラシの外
周の前部が、上部包囲体手段の前部より所定の長さ前方
に突出していて、回転ブラシの外周の下部が、下部包囲
体手段の下面より所定の長さ下方に突出した構成にした
ので、エスカレータの踏段部および沈み込み部の凹凸部
の隅々にまで回転ブラシの先端が届くので、塵埃の回収
効率の良い吸塵具を提供することができる。
【0030】また、この発明によれば、回転ブラシはチ
ャンネルブラシを所定のピッチで螺旋状に巻回して形成
した左右一対からなり、この左右一対の螺旋状の旋回方
向を互いに逆方向に形成して構成したので、上記効果に
加えて、更に、安価な吸塵具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の全体を示す斜視図で
ある。
【図2】図1のX−Xの断面を示す断面図である。
【図3】この発明の実施の形態1の要部の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 清掃具、 2 回転ブラシ、 3回転装置、
4 上ケース、5 吸込口、 6 下ケース、
7 接続管、 8 把持部、9 ハンドル、
10 輸送管、 11 真空掃除機本体、12
延長パイプ、 13 蛇腹ホース、 14 動力
装置、15 フレキシブルシャフト、
31 ブラシ軸、32 かさ歯車、 33 かさ
歯車、 34 連結具、35 転がり軸受、 3
6 溝、 37 ピン、38 Eリング、
39 ストッパー、 40 動力変換箱、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部包囲体手段と、この上部包囲体手段
    の前部に配置された回転する円筒状の清掃手段と、この
    清掃手段と平行にして所定の距離隔てた後方に位置し下
    面に開口した溝状の吸込手段を有する下部包囲体手段
    と、上記上部包囲体手段に固定され上後方に突出した操
    作手段とからなる吸塵具と、 上記清掃手段に連結された動力伝達手段と、 この動力伝達手段を介して上記清掃手段に回転力を与え
    る駆動手段と、 集塵手段と、真空発生手段と、これらの集塵手段と真空
    発生手段とを格納する筐体とからなる真空掃除機本体
    と、 この真空掃除機本体と上記吸塵具の吸込手段とを空気的
    に接続する筒状体からなる塵埃輸送手段と、 からなるエスカレータ用真空掃除機。
  2. 【請求項2】 動力伝達手段はフレキシブルシャフトか
    らなり、駆動手段は操作手段に固定されていることを特
    徴とする請求項1記載のエスカレータ用真空掃除機。
  3. 【請求項3】 動力伝達手段はフレキシブルシャフトか
    らなり、駆動手段は真空掃除機本体に固定されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のエスカレータ用真空掃除
    機。
  4. 【請求項4】 上部包囲体手段と、清掃手段と、吸込手
    段と、下部包囲体手段と、操作手段とからなり、 清掃手段は、上部包囲体手段の前部に固定されるととも
    に受けた回転力を90度変換して出力軸に出力する回転
    方向変換手段と、この回転方向変換手段の出力軸に固定
    され円周方向に植毛された円筒状の回転ブラシとからな
    り、 下部包囲体手段は、清掃手段と平行にして所定の距離隔
    てた後方に位置し下面に開口した溝状の吸込手段を形成
    したものであり、 操作手段は、上部包囲体手段に後部上方に突出すように
    固定されていて、この上方に突出した端部と中間部とに
    握り部が形成されているものであり、 回転ブラシの外周の前部が、上部包囲体手段の前部より
    所定の長さ前方に突出していて、回転ブラシの外周の下
    部が、下部包囲体手段の下面より所定の長さ下方に突出
    していることを特徴とする吸塵具。
  5. 【請求項5】 回転ブラシは断面コ字状の金属に植毛し
    て形成されたチャンネルブラシを所定のピッチで螺旋状
    に巻回して形成した左右一対からなり、この左右一対の
    螺旋方向は互いに逆方向に形成されたものであることを
    特徴とする請求項4記載の吸塵具。
JP7034197A 1997-02-18 1997-02-18 エスカレータ用真空掃除機およびその吸塵具 Pending JPH10226483A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003528661A (ja) * 2000-03-31 2003-09-30 ゲオルク ヘフター マシーネンバウ エスカレータ及び動く歩道の洗浄装置
JP2008285292A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エスカレータ踏段用清掃装置
US7958651B2 (en) * 2006-05-19 2011-06-14 Maniha Allan M Clothes dryer rake

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