JPH10225023A - 電動車両の充電システム - Google Patents

電動車両の充電システム

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JPH10225023A
JPH10225023A JP9025647A JP2564797A JPH10225023A JP H10225023 A JPH10225023 A JP H10225023A JP 9025647 A JP9025647 A JP 9025647A JP 2564797 A JP2564797 A JP 2564797A JP H10225023 A JPH10225023 A JP H10225023A
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charging
electric vehicle
current
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primary coil
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JP9025647A
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Masahiro Makino
正寛 牧野
Masahiro Maekawa
正弘 前川
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電コードによる接続作業を行うことなく、
簡単、安全、且つ確実にバッテリの充電を行うことがで
きる電動車両の充電システムを提供する。 【解決手段】 充電装置20に、充電電流を磁気エネルギ
ー若しくは電波エネルギーに変換して出力するための出
力手段22,64と、電動車両1が所定位置に位置しているこ
とを検知する検知手段40と、該検知手段40による検知信
号に基づいて出力手段22,64を動作させると共に、該出
力手段22,64の動作中の出力が一定値以下の場合に出力
手段22,64の動作を終了させる制御手段68とが設けら
れ、電動車両1に、充電装置20からの磁気エネルギー若
しくは電波エネルギーを受けて充電電流に変換する入力
手段31と、該入力手段31から得られる電流をバッテリ5
に供給する電流路手段38とが設けられた電動車両1の充
電システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モータ付き自
転車等の電動車両に搭載されたバッテリを充電するため
の充電システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、人力により駆動可能な自転車本体
に電動モータを搭載して、人力による駆動力を補助する
電動モータ付き自転車の開発が進んでいる。
【0003】図8は、電動モータ付き自転車の概略構成
を表しており、自転車本体1のペダルを踏むことによっ
て発生するトルクはトルクセンサー2により検出され、
該検出信号はコントローラ3に入力される。これに応じ
てコントローラ3では、入力された検出トルク信号に応
じたトルク指令が作成され、電動モータ4へ供給され
る。この結果、自転車本体1には、人力トルクに加え、
該人力トルク値に応じた大きさのモータ出力トルクが供
給され、人力による駆動力が補助される。
【0004】自転車本体1には、電動モータ4の電源と
なるバッテリ5が搭載されており、バッテリ5の出力電
圧が低下したときは、バッテリ5を自転車本体1から取
り外し、専用の充電装置によって充電を施している。
【0005】しかしながら、この従来の充電方法ではバ
ッテリ5を自宅等の屋内に持ち込み、専用の充電装置を
用いて充電を行っており、非常に手間が掛かるという問
題がある。
【0006】このため、最近では特開平5−31660
6号公報に、駐輪場に充電端末装置を設置し、充電用コ
ードによって充電端末装置と自転車に搭載したバッテリ
とを接続して充電を行うシステムが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た充電システムにおいても、充電を行う際に使用者が充
電の都度、充電コードを充電端末装置とバッテリとに接
続する必要があり、充電作業が煩わしいという欠点を依
然として有していた。
【0008】また、上記充電システムでは、大型の充電
端末装置が設置された特定の駐輪場でしか充電作業でき
ないという問題もあった。本発明は、斯かる点に鑑みて
なされたものであって、使用者が充電の都度、充電コー
ドによる接続作業を行うことなく、安全且つ確実にバッ
テリの充電作業を行うことができ、また大型の充電端末
装置が設置されている特定の場所以外においても充電作
業が可能な電動車両の充電システムを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電動車両の充電
システムは、充電装置に、充電電流を磁気エネルギー若
しくは電波エネルギーに変換して出力するための出力手
段と、電動車両が所定位置に位置していることを検知す
る検知手段と、該検知手段による検知信号に基づいて前
記出力手段を動作させると共に、該出力手段の動作中の
出力が一定値以下の場合に出力手段の動作を終了させる
制御手段とが設けられ、電動車両に、充電装置からの磁
気エネルギー若しくは電波エネルギーを受けて充電電流
に変換する入力手段と、該入力手段から得られる電流を
バッテリに供給する電流路手段とが設けられているもの
である。
【0010】この構成を用いることにより、使用者は電
動車両を所定の位置に移動させるだけで、充電装置と電
動車両とが電気的に非接触状態で、簡単にバッテリの充
電作業を行うことができる。また、検知手段が誤動作し
てオン状態となった場合、或いは充電装置の出力手段と
電動車両の入力手段との位置関係が不完全な状態で検知
手段がオン状態となった場合には、出力手段の動作中の
出力が一定値以下となるため、即座に出力手段の動作が
終了する。
【0011】そして好ましくは、前記制御手段は、検知
手段により電動車両が所定位置に位置していることを検
知した場合に前記出力手段の動作を開始させ、非検知の
場合に該出力手段の動作を終了させる第1制御手段と、
該第1制御手段による前記出力手段の動作開始後、該出
力手段の出力が一定値以下の場合に出力手段の動作を終
了させる第2制御手段とを有する構成としてもよい。
【0012】この構成により、検知手段がオフ状態とな
った場合、或いは検知手段がオン状態であり、出力手段
の出力が一定値以下の場合に、出力手段の動作が終了す
る。また、前記制御手段に、第2制御手段によって出力
手段の動作を終了させた場合にその旨を報知する報知手
段を備えた構成としてもよい。
【0013】この構成を用いることにより、検知手段が
誤動作してオン状態となった場合、或いは充電装置の出
力手段と電動車両の入力手段との位置関係が不完全な状
態で検知手段がオン状態となった場合に、使用者に対し
その旨を報知することができ、即座にその不完全な状態
を解消させることが可能となる。
【0014】更に好ましくは、出力手段を、充電電流を
スイッチングして高周波のパルス電流を作成するスイッ
チング手段と、該スイッチング手段によって作成された
パルス電流が供給される一次コイルとから構成し、入力
手段は、前記一次コイルと電磁結合すべき二次コイルに
よって構成してもよい。
【0015】この構成により、二次コイルに電磁誘導作
用による電力供給がなされ、その電力にてバッテリの充
電が行われる。また、充電装置は電動車両の支持スタン
ドがはまり込む凹部を備え、該凹部の近傍に、支持スタ
ンドが所定位置に位置していることを検知する検知手段
と、一次コイルを有する一次コイル装置とを形成し、電
動車両は支持スタンドに二次コイルを有する二次コイル
装置を形成しており、一次コイル装置が凹部を囲むよう
にコ字状に形成され、二次コイル装置が支持スタンドの
接地部に形成された構成としてもよい。
【0016】この構成を用いることにより、支持スタン
ドを充電装置の凹部に係合させるだけで、バッテリの充
電が行われる。更に具体的には、電動車両は電動自転車
で構成されている。これによって、自転車本体に搭載さ
れたバッテリの充電作業を、電気的に非接触状態で簡単
に行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電動車両を図8に
示す電動モータ付き自転車に実施した形態につき、図面
に沿って具体的に説明する。
【0018】図1に本発明に係る充電システムの電動モ
ータ付き自転車の概略断面図を示す。尚、上述の従来構
成(図8参照)と同一構成部分については同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0019】図において、6は自転車本体1の後輪7側
に設けられた片脚型の支持スタンドであり、支持スタン
ド6の先端部、即ち地面と接する側の部分(接地部)6
aには、後述の充電装置20の一次コイル22と電磁結
合すべき二次コイル31がその内部に設けられている
(図2及び図3参照)。そして、一次コイル22は充電
装置20の充電一次回路21の出力部(出力手段)を構
成すると共に、二次コイル31は後述する充電二次回路
30の入力部(入力手段)を構成している。
【0020】この構成により、充電装置20の一次コイ
ル22に充電電流を供給することによって、電磁誘導作
用によって二次コイル31に充電電流が流れ、その充電
電流をバッテリ5に供給して充電している。ここで、図
2は本発明の充電装置20の外観斜視図を、図3は図2
装置の一次コイル装置27及び二次コイル装置32の構
成を表す説明図を示している。
【0021】次に、図2及び図3を参照してこの充電装
置20の構成及び充電装置20と自転車本体1との接続
状態を説明する。図2に示す如く、充電装置20は、自
転車本体1の後輪7の位置決め溝23が凹設されたベー
ス24を備え、そのベース24上にスタンド受け部材2
5が設けられている。スタンド受け部材25には、自転
車本体1を支える支持スタンド6の接地部6aを係合さ
せるべき凹部26が形成され、凹部26を包囲して一次
コイル装置27が埋設されると共に、後述の充電一次回
路21を構成すべき他の回路素子が内蔵されている。ま
た、ベース24からは、商用電源のコンセントに接続す
べき電源コード28が伸びている。
【0022】そして、スタンド受け部材25の内部に
は、図3に示すように、凹部26を包囲するようにコ字
状の一次コイル装置27が配設されており、この一次コ
イル装置27はコ字状の鉄心29及び一次コイル22か
ら構成されている。また、スタンド受け部材25には、
支持スタンド6の接地部6aが凹部26に係合した際に
接地部6aとの当接により動作する検知スイッチ40が
設けられている。
【0023】一方、自転車本体1の支持スタンド6の接
地部6aには、二次コイル装置32が内蔵されており、
この二次コイル装置32は鉄心33及び二次コイル31
から構成されている。そして、二次コイル装置32に
は、整流器34、35、及び自転車本体1のフレームに
沿わせて張設した線路(電流路手段)38を介してバッ
テリ5と接続されており、その線路中に介在する他の回
路素子と共に、後述の充電二次回路30を構成してい
る。
【0024】次に、自転車本体1のバッテリ5へ充電を
行う場合について説明する。ここで、図4及び図5はそ
れぞれ、充電装置20を用いて自転車本体1のバッテリ
5へ充電を行う際の状態を示す上面図及び側面図を表し
ている。
【0025】図に示すように、自転車本体1に搭載され
たバッテリ5への充電を行う場合には、自転車の進行方
向を位置決め溝23の長手方向に向け、その後輪7を位
置決め溝23上に載せ、水平状態にある片脚型の支持ス
タンド6を後方から前方に向けて回動させて直立状態に
して、スタンド受け部材25に設けた凹部26内に係合
させる。
【0026】これにより、支持スタンド6の接地部6a
に設けられた二次コイル装置32が、スタンド受け部材
25の凹部26に係合し、スタンド受け部材25内に設
けられた一次コイル装置27とによって磁気回路が形成
され、一次コイル22と二次コイル31とが互いに電磁
結合される状態となる。
【0027】次に、この様にして充電装置20に自転車
本体1を接続した状態でのバッテリ5への充電動作につ
いて、図6に示す本発明の充電システムの回路構成を表
すブロック図に基づいて説明する。
【0028】図6に示す如く、充電一次回路21は、商
用電源61、整流器62、平滑用コンデンサ63、一次
コイル22及びスイッチング回路64を中心に回路構成
されており、スイッチング回路64は、ドライブ回路6
5から供給されるドライブ信号Dによって駆動される。
ここで、スイッチング回路64のスイッチング周波数は
100kHzに設定している。そして、一次コイル22
及びスイッチング回路64は、充電一次回路21の出力
部(出力手段)を構成している。
【0029】この充電一次回路21には、一次コイル2
2に印加される電圧を検出する一次電圧検出手段66
と、一次コイル22を流れる電流を検出する一次電流検
出手段67とが設けられている。
【0030】また、ドライブ回路65には、その動作を
制御する制御手段68が設けられており、一次電圧検出
手段66及び一次電流検出手段67の検出結果が入力さ
れると共に、上述の検知スイッチ40による検出結果が
入力されている。更に、制御手段68には、後述の報知
手段69が接続され、その制御を行っている。
【0031】制御手段68は、支持スタンド6の接地部
6aがスタンド受け部材25の凹部26に係合し、接地
部6aとの当接により検知スイッチ40がオンした場合
にはドライブ回路65に駆動開始信号を送出し、接地部
6aとの離接により検知スイッチ40がオフした場合に
はドライブ回路65に駆動停止信号を送出している。
【0032】更に、制御手段68では、ドライブ回路6
5の動作中における充電一次回路21から充電二次回路
30に伝達される有効電力を、一次電圧検出手段66及
び一次電流検出手段67によって算出し、その出力が一
定値以下(本実施の形態例では、5W以下に設定してい
る)の場合には、ドライブ回路65に駆動停止信号を送
出すると共に、報知手段69としての報知用LEDを点
灯させてその旨を報知する。そして、制御手段68で
は、再び検知スイッチ40がオフ状態となるまで、ドラ
イブ回路65の駆動を停止すると共に、報知用LED6
9の点灯状態を保持させている。
【0033】このように、ドライブ回路65の動作中に
おける充電一次回路21から充電二次回路30に伝達さ
れる出力が一定値以下の場合に、即座にドライブ回路6
5の動作を停止させているので、検知スイッチ40が誤
動作してオン状態となった場合、或いは一次コイル装置
27と二次コイル装置23との位置関係が不完全な状態
で検知スイッチ40がオン状態となった場合に、充電作
業が行われるのを未然に防止することができ、斯かる充
電作業に伴う不要な電磁波ノイズの発生や機器の発熱等
を防止することができる。また、使用者に対しその旨を
報知することができ、即座にその不完全な状態を解消さ
せることが可能となる。
【0034】一方、充電二次回路30は、二次コイル3
1、整流器34、35、インダクタンス素子36、コン
デンサ37及びバッテリ5によって回路構成されてお
り、インダクタンス素子36、コンデンサ37によって
LCフィルタの平滑化手段38を構成している。具体的
には、平滑化手段38のLCフィルタのカットオフ周波
数が1kHzとなるように、インダクタンス素子36と
して400μH、コンデンサ37として60μFのもの
を用いられており、この結果、100kHzの基本波に
対して約24dB減衰させることができる。
【0035】本実施の形態例では、平滑化手段38をバ
ッテリ5に近接して設けた場合について説明している
が、これとは別に、この平滑化手段38を支持スタンド
6の脚部6bに配設し、二次コイル装置23に近接させ
た構成としてもよい。このような構成とすることによ
り、支持スタンド6とバッテリ5との間に設けられてい
る電流路手段38における高周波電流による電磁波ノイ
ズの発生を大幅に減少させることができる。
【0036】そして、バッテリ5への充電作業を行う場
合、商用電源61から得られる交流電圧は、整流器62
及び平滑用コンデンサ63を経て、一次コイル22に加
えられている。そして、ドライブ回路65から供給され
るドライブ信号Dによってスイッチング回路64が10
0kHzのスイッチング周波数でスイッチングされる。
【0037】この結果、一次コイル22へ供給される電
流がドライブ信号Dのオン/オフに同期してスイッチン
グされ、これによって一次コイル22から発生する磁力
線が変化し、その磁力線が二次コイル31を貫通して、
一次コイル22と二次コイル31とが互いに電磁結合す
ることになる。
【0038】この電磁結合によって二次コイル31から
高周波のパルス電流が得られる。このパルス電流は、整
流器34、35によって整流され、整流後の電流はパル
ス波形となるが、インダクタンス素子36、コンデンサ
37の平滑作用によって変動の少ない電流に変換され、
バッテリ5に充電電流が供給される。
【0039】以上のように、使用者は自転車本体1を充
電装置20の所定の位置に移動させるだけで、電気的に
非接触状態で簡単、確実、且つ安全にバッテリの充電作
業を行うことができる。
【0040】次に、上記構成における制御手段68によ
る充電制御の内容について図7に示すフローチャートに
基づいて説明する。先ずステップS1にて、検知スイッ
チ40がオン状態であるかどうか判断し、YESの場合
にのみステップS3に進む。
【0041】ステップS3では、ドライブ回路65に駆
動開始信号を送出し、スイッチング回路64を100k
Hzのスイッチング周波数でスイッチングさせて、一次
コイル22に充電電流を供給する。これによって、電磁
誘導作用によって二次コイル31に充電電流を流し、そ
の充電電流をバッテリ5に供給して充電作業を開始させ
る。
【0042】次のステップS5では、充電一次回路21
から充電二次回路30に伝達される出力を、一次電圧検
出手段66及び一次電流検出手段67によって算出し、
その出力が5W以下かどうか判断し、YESの場合には
ステップS7に進み、NOの場合にはステップS9に進
む。
【0043】ステップS7では、ドライブ回路65に駆
動停止信号を送出し、スイッチング回路64のスイッチ
ング動作を停止させて一次コイル22への充電電流供給
を停止してステップS11に進む。
【0044】ステップS11では、報知用LED69を
点灯させてステップS13に進み、そのステップS13
において検知スイッチ40がオフ状態であるかどうか判
断し、YESの場合にのみ報知用LED69を消灯させ
た(ステップS15)後、ステップS1に戻る。
【0045】一方、ステップS5においてNOと判断さ
れてステップS9に進んだ場合には、ステップS9にお
いて検知スイッチ40がオン状態であるかどうか判断
し、YESの場合にはステップS5に戻り、NOの場合
にはステップS17に進む。
【0046】ステップS17では、ドライブ回路65に
駆動停止信号を送出し、スイッチング回路64のスイッ
チング動作を停止させて一次コイル22への充電電流供
給を停止してステップS1に戻る。
【0047】以上の処理を繰り返し行わせることによ
り、バッテリ5への充電作業を確実に実行させることが
でき、一次コイル22と二次コイル31との電磁結合が
不可完全な状態で充電装置20による充電作業が行われ
ることがない。
【0048】尚、上記実施の形態の説明は、本発明を説
明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発
明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではな
い。又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、
特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可
能であることは勿論である。
【0049】例えば、上記実施の形態の説明では、平滑
化手段38としてインダクタンス素子36及びコンデン
サ37を用いる場合について説明したが、この他にイン
ダクタンス素子36のみを用いても構わない。
【0050】
【発明の効果】以上述べた通り本発明によれば、使用者
は電動車両を所定の位置に移動させるだけで、充電装置
と電動車両とが電気的に非接触状態で、簡単にバッテリ
の充電作業を行うことができる。
【0051】また、出力手段の動作中の出力が一定値以
下の場合に即座に出力手段の動作を終了させるので、検
出手段の誤動作時や不完全な電磁結合状態時での充電作
業が行われるのを未然に防止することができ、斯かる充
電作業に伴う不要な電磁波ノイズの発生や機器の発熱等
を防止することができる。従って、安全且つ確実なバッ
テリの非接触充電を行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動モータ付き自転車の概略断面図で
ある。
【図2】本発明の充電装置20の外観斜視図である。
【図3】図2装置の一次コイル装置27及び二次コイル
装置32の構成を表す説明図である。
【図4】本発明の充電システムによる充電状態を示す一
部破断上面図である。
【図5】本発明の充電システムによる充電状態を示す一
部破断側面図である。
【図6】本発明の充電システムの回路構成を表す回路ブ
ロック図である。
【図7】本発明の充電システムの制御手段68による充
電制御の内容を示すフローチャートである。
【図8】従来の電動モータ付き自転車の概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1 自転車本体 5 バッテリ 6 支持スタンド 7 後輪 20 充電装置 21 充電一次回路 22 一次コイル 30 充電二次回路 31 二次コイル 36 インダクタンス素子 37 コンデンサ 38 電流路手段 40 検知スイッチ(検知手段) 64 スイッチング回路 65 ドライブ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02J 7/00 301 H02J 7/00 301D

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動モータの電源となるバッテリを搭載し
    た電動車両を、充電装置の所定位置に移動させることに
    より、該充電装置によってバッテリを充電するシステム
    であって、 充電装置には、充電電流を磁気エネルギー若しくは電波
    エネルギーに変換して出力するための出力手段と、電動
    車両が所定位置に位置していることを検知する検知手段
    と、該検知手段による検知信号に基づいて前記出力手段
    を動作させると共に、該出力手段の動作中の出力が一定
    値以下の場合に出力手段の動作を終了させる制御手段と
    が設けられ、 電動車両には、充電装置からの磁気エネルギー若しくは
    電波エネルギーを受けて充電電流に変換する入力手段
    と、該入力手段から得られる電流をバッテリに供給する
    電流路手段とが設けられていることを特徴とする電動車
    両の充電システム。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記検知手段により電動
    車両が所定位置に位置していることを検知した場合に前
    記出力手段の動作を開始させ、非検知の場合に該出力手
    段の動作を終了させる第1制御手段と、該第1制御手段
    による前記出力手段の動作開始後、該出力手段の出力が
    一定値以下の場合に出力手段の動作を終了させる第2制
    御手段とを有することを特徴とする請求項1記載の電動
    車両の充電システム。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記第2制御手段によっ
    て前記出力手段の動作を終了させた場合にその旨を報知
    する報知手段を備えていることを特徴とする請求項2記
    載の電動車両の充電システム。
  4. 【請求項4】前記出力手段は、充電電流をスイッチング
    して高周波のパルス電流を作成するスイッチング手段
    と、該スイッチング手段によって作成されたパルス電流
    が供給される一次コイルとから構成され、 前記入力手段は、前記一次コイルと電磁結合すべき二次
    コイルによって構成されていることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれかに記載の電動車両の充電システム。
  5. 【請求項5】前記充電装置は電動車両の支持スタンドが
    はまり込む凹部を備え、該凹部の近傍に、支持スタンド
    が所定位置に位置していることを検知する検知手段と、
    前記一次コイルを有する一次コイル装置とを形成し、前
    記電動車両は支持スタンドに前記二次コイルを有する二
    次コイル装置を形成したことを特徴とする請求項4に記
    載の電動車両の充電システム。
  6. 【請求項6】前記一次コイル装置が前記凹部を囲むよう
    にコ字状に形成され、前記二次コイル装置が支持スタン
    ドの接地部に形成されていることを特徴とする請求項5
    に記載の電動車両の充電システム。
  7. 【請求項7】前記電動車両は、電動自転車であることを
    特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の電動車
    両の充電システム。
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