JPH10224677A - 情報処理装置および記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および記録媒体

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Publication number
JPH10224677A
JPH10224677A JP9122011A JP12201197A JPH10224677A JP H10224677 A JPH10224677 A JP H10224677A JP 9122011 A JP9122011 A JP 9122011A JP 12201197 A JP12201197 A JP 12201197A JP H10224677 A JPH10224677 A JP H10224677A
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Japan
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Application number
JP9122011A
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English (en)
Inventor
Satoshi Ejima
聡 江島
Akihiko Hamamura
昭彦 濱村
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示画面の大きさや画素数に応じて、線画を
表示するか否かを決定する。 【解決手段】 例えば、9つの画像の分割表示が指示さ
れたとき、画面が9つの領域に分割され、各領域に縮小
された画像が表示される。表示された画像に関連する線
画情報が存在する場合、その線画を画像に重畳して表示
するか否かは、分割された領域の大きさやそこに含まれ
る画素数等により決定され、線画を表示しても判読不可
能であると予想される場合、線画の表示は行われず、代
わりに線画情報が存在することを示すマーク(M)が表
示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び記録媒体に関し、例えば、画像の種類と表示画面の大
きさに基づいて、画像を表示するか否かを決定するよう
にした情報処理装置および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フィルムを使用したカメラに代わ
って、CCD等を用いて被写体の画像を撮影し、それを
ディジタルのデータに変換して内蔵するメモリや、着脱
可能なメモリカード等に記録する電子カメラが用いられ
るようになってきている。この電子カメラを用いて撮影
した画像は、従来のカメラのように現像、焼き付けを経
ることなく、即座に再生し、LCDまたはCRT等の画
面に表示することができる。
【0003】また、画像だけでなく、音声も入力可能な
ものがある。さらに、このような電子カメラに、手書き
のメモを入力することができるようにすることが考えら
れる。その場合、音声やメモを画像に関連づけて記憶さ
せるようにすることが考えられる。これにより、撮影時
の周囲の音声を記録したり、撮影場所や撮影したものに
対する簡単なコメントを手書き文字で記録することが可
能となる。
【0004】また、画面を複数の領域に分割して複数の
画像を表示することができるようにしたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、画像情報
の他に、メモ情報を記録することができるようにした場
合において、例えば、複数の画像やメモを画面を分割し
て表示するとき、分割された画面の各表示領域が小さい
ために、手書きのメモを判読できなくなる場合がある課
題があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、画像の種類とそれを表示する画面の大きさ
に基づいて、その画像を表示するか否かを決定するよう
にし、処理を効率化することができるようにするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、第1の画像と第2の画像を記憶する記憶手段
(例えば、図4のメモリカード24)と、第1の画像と
第2の画像を所定の画面に表示させる表示制御手段(例
えば、図6のCPU39)とを備え、表示制御手段は、
第1の画像を第1の画素数に対応する第1の大きさで画
面に表示させる第1のモードと、第1の画像を第1の画
素数より少ない第2の画素数に対応する第2の大きさで
画面に表示させる第2のモードとを有し、第1のモード
で第1の画像を画面に表示させた場合において、第1の
画像に関連する第2の画像が記憶手段に記憶されている
とき、第2の画像を第1の画像に重畳して画面に表示さ
せることを特徴とする。
【0008】また、表示制御手段は、第2のモードで第
1の画像を画面に表示させた場合において、第1の画像
に関連する第2の画像が記憶手段に記憶されていると
き、第1の画像に関連する第2の画像が存在することを
示すシンボルを第1の画像に重畳して画面に表示させる
ようにすることができる。
【0009】また、複数の第1の画像を画面に表示する
場合、第1の画像は、画面が分割された複数の表示領域
に表示され、第1の画像に関連する第2の画像が記憶手
段に記憶されているとき、表示制御手段は、表示領域の
大きさに基づいて、第1の画像に関連する第2の画像を
表示するか否かを決定するようにすることができる。
【0010】また、表示制御手段は、第1の画像を画面
に表示するとき、画面の大きさに基づいて、第2の画像
を第1の画像に重畳して表示させるか否かを決定するよ
うにすることができる。
【0011】また、第1の画像は撮影画像であり、第2
の画像は線画であるようにすることができる。
【0012】また、第1の画像および第2の画像を表示
する表示手段(例えば、図2のLCD6)をさらに設け
るようにすることができる。
【0013】請求項7に記載の情報処理装置は、第1の
画像と第2の画像を表示する表示手段(例えば、図2の
LCD6)と、第1の画像に第2の画像を重畳して表示
手段に表示させることが可能な表示制御手段(例えば、
図6のCPU39)とを備え、表示制御手段は、第1の
画像を複数のサイズで表示させることが可能であり、第
1の画像を表示するサイズに応じて、第2の画像を第1
の画像に重畳して表示するか否かを制御することを特徴
とする。
【0014】また、表示制御手段は、第1の画像を表示
するときのサイズが第1の基準値以下の場合、または第
1の画像を表示するための画素数が第2の基準値以下の
場合、第2の画像を表示しないようにすることができ
る。
【0015】請求項9に記載の記録媒体は、第1の画像
と第2の画像を記憶する記憶手段と、第1の画像と第2
の画像を所定の画面に表示させる表示制御手段とを備え
る情報処理装置で使用されるプログラムを記録した記録
媒体であって、表示制御手段が、第1の画像を第1の画
素数に対応する第1の大きさで画面に表示させる第1の
モード、および第1の画像を第1の画素数より少ない第
2の画素数に対応する第2の大きさで画面に表示させる
第2のモードのいずれかで動作するように制御し、第1
のモードで第1の画像を画面に表示させた場合におい
て、第1の画像に関連する第2の画像が記憶手段に記憶
されているとき、第2の画像を第1の画像に重畳して画
面に表示させるように制御するプログラムを記録したこ
とを特徴とする。
【0016】請求項1に記載の情報処理装置において
は、記憶手段が、第1の画像と第2の画像を記憶し、表
示制御手段が、第1の画像と第2の画像を所定の画面に
表示させ、表示制御手段は、第1の画像を第1の画素数
に対応する第1の大きさで画面に表示させる第1のモー
ドと、第1の画像を第1の画素数より少ない第2の画素
数に対応する第2の大きさで画面に表示させる第2のモ
ードとを有し、第1のモードで第1の画像を画面に表示
させた場合において、第1の画像に関連する第2の画像
が記憶手段に記憶されているとき、第2の画像を第1の
画像に重畳して画面に表示させる。
【0017】請求項7に記載の情報処理装置において
は、表示手段が、第1の画像と第2の画像を表示し、表
示制御手段が、第1の画像に第2の画像を重畳して表示
手段に表示させることが可能であり、このとき、表示制
御手段は、第1の画像を複数のサイズで表示させること
が可能であり、第1の画像を表示するサイズに応じて、
第2の画像を第1の画像に重畳して表示するか否かを制
御する。
【0018】請求項9に記載の記録媒体においては、表
示制御手段が、第1の画像を第1の画素数に対応する第
1の大きさで画面に表示させる第1のモード、および第
1の画像を第1の画素数より少ない第2の画素数に対応
する第2の大きさで画面に表示させる第2のモードのい
ずれかで動作するように制御し、第1のモードで第1の
画像を画面に表示させた場合において、第1の画像に関
連する第2の画像が記憶手段に記憶されているとき、第
2の画像を第1の画像に重畳して画面に表示させるよう
に制御するプログラムを記録した。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0020】図1及び図2は、本発明を適用した電子カ
メラの一実施の形態の構成例を示す斜視図である。本実
施の形態の電子カメラにおいては、被写体を撮影する場
合において、被写体に向けられる面が面X1とされ、ユ
ーザ側に向けられる面が面X2とされている。面X1の
上端部には、被写体の撮影範囲の確認に用いられるファ
インダ2、被写体の光画像を取り込む撮影レンズ3、及
び被写体を照明する光を発光する発光部(ストロボ)4
が設けられている。
【0021】さらに、面X1には、ストロボ4を発光さ
せて撮影を行うときに、ストロボ4を発光させる前に発
光させて赤目を軽減する赤目軽減LED15、CCD2
0(図4)の動作を停止させているときに測光を行う測
光素子16、および、CCD20の動作を停止させてい
るときに測色を行う測色素子17が設けられている。
【0022】一方、面X1に対向する面X2の上端部
(面X1のファインダ2、撮影レンズ3、発光部4が形
成されている上端部に対応する位置)には、上記ファイ
ンダ2、及びこの電子カメラ1に記録されている音声を
出力するスピーカ5が設けられている。また、面X2に
形成されているLCD6及び操作キー7は、ファインダ
2、撮影レンズ3、発光部4及びスピーカ5よりも、鉛
直下側に形成されている。LCD6の表面上には、後述
するペン型指示装置の接触操作により、指示された位置
に対応する位置データを出力する、いわゆるタッチタブ
レット6Aが配置されている。
【0023】このタッチタブレット6Aは、ガラス、樹
脂等の透明な材料によって構成されており、ユーザは、
タッチタブレット6Aの内側に形成されているLCD6
に表示される画像を、タッチタブレット6Aを介して観
察することができる。
【0024】操作キー7は、LCD6に記録データを再
生表示する場合などに操作されるキーであり、ユーザに
よる操作(入力)を検知し、CPU(central processi
ng unit)39(図6)に供給するようになされてい
る。
【0025】操作キー7のうちのメニューキー7Aは、
LCD6上にメニュー画面を表示する場合に操作される
キーである。実行キー7Bは、ユーザによって選択され
た記録情報を再生する場合に操作されるキーである。
【0026】キャンセルキー7Cは、記録情報の再生処
理を中断する場合に操作されるキーである。デリートキ
ー7Dは、記録した情報を削除する場合に操作されるキ
ーである。スクロールキー7Eは、LCD6に記録情報
の一覧が表示されている場合において、画面を上下方向
にスクロールさせるときに操作されるキーである。
【0027】面X2には、LCD6を使用していないと
きに保護する、摺動自在なLCDカバー14が設けられ
ている。LCDカバー14は、鉛直上方向に移動させた
場合、図3に示すように、LCD6及びタッチタブレッ
ト6Aを覆うようになされている。また、LCDカバー
14を鉛直下方向に移動した場合、LCD6及びタッチ
タブレット6Aが現れるとともに、LCDカバー14の
腕部14Aによって、面Y2に配置された電源スイッチ
11(後述)がオン状態に切り換えられるようになされ
ている。
【0028】この電子カメラ1の上面である面Zには、
音声を集音するマイクロホン8、及び図示せぬイヤホン
が接続されるイヤホンジャック9が設けられている。
【0029】左側面(面Y1)には、被写体を撮像する
ときに操作されるレリーズスイッチ10と、撮影時の連
写モードを切り換えるときに操作される連写モード切り
換えスイッチ13が設けられている。このレリーズスイ
ッチ10及び連写モード切り換えスイッチ13は、面X
1の上端部に設けられているファインダ2、撮影レンズ
3及び発光部4よりも鉛直下側に配置されている。
【0030】一方、面Y1に対向する面Y2(右側面)
には、音声を録音するときに操作される録音スイッチ1
2と、電源スイッチ11が設けられている。この録音ス
イッチ12及び電源スイッチ11は、上記レリーズスイ
ッチ10及び連写モード切り換えスイッチ13と同様
に、面X1の上端部に設けられているファインダ2、撮
影レンズ3及び発光部4よりも鉛直下側に配置されてい
る。また、録音スイッチ12は、面Y1のレリーズスイ
ッチ10とほぼ同じ高さに形成されており、左右どちら
の手で持っても、違和感のないように構成されている。
【0031】なお、録音スイッチ12とレリーズスイッ
チ10の高さを、あえて異ならせることにより、一方の
スイッチを押す場合に、この押圧力によるモーメントを
打ち消すために反対側の側面を指で保持したとき、誤っ
てこの反対側の側面に設けられたスイッチが押されてし
まわないようにしてもよい。
【0032】上記連写モード切り換えスイッチ13は、
ユーザがレリーズスイッチ10を押して被写体を撮影す
るとき、被写体を1コマだけ撮影するのか、または、所
定の複数コマ撮影するのかを設定する場合に用いられ
る。例えば、連写モード切り換えスイッチ13の指針が
「S」と印刷された位置に切り換えられている(すなわ
ち、Sモードに切り換えられている)場合において、レ
リーズスイッチ10が押されると、1コマだけ撮影が行
われるようになされている。
【0033】また、連写モード切り換えスイッチ13の
指針が「L」と印刷された位置に切り換えられている
(すなわち、Lモードに切り換えられている)場合にお
いて、レリーズスイッチ10が押されると、レリーズス
イッチ10の押されている期間中、1秒間に8コマの撮
影が行われるようになされている(すなわち、低速連写
モードになる)。
【0034】さらに、連写モード切り換えスイッチ13
の指針が「H」と印刷された位置に切り換えられている
(すなわち、Hモードに切り換えられている)場合にお
いて、レリーズスイッチ10が押されると、レリーズス
イッチ10の押されている期間中、1秒間に30コマの
撮影が行われるようになされている(すなわち、高速連
写モードになる)。
【0035】次に、電子カメラ1の内部の構成について
説明する。図4は、図1及び図2に示す電子カメラの内
部の構成例を示す斜視図である。CCD20は、撮影レ
ンズ3の後段(面X2側)に設けられており、撮影レン
ズ3を介して結像する被写体の光画像を電気信号に光電
変換するようになされている。
【0036】ファインダ内表示素子26は、ファインダ
2の視野内に配置され、ファインダ2を介して被写体を
視ているユーザに対して、各種機能の設定状態などを表
示するようになされている。
【0037】LCD6の鉛直下側には、円柱形状の4本
のバッテリ(単3の乾電池)21が縦に並べられてお
り、このバッテリ21に蓄積されている電力が各部に供
給されるようになされている。さらに、LCD6の鉛直
下側には、バッテリ21とともに、発光部4に光を発光
させるための電荷を蓄積するコンデンサ22が配置され
ている。
【0038】回路基板23には、この電子カメラ1の各
部を制御する、種々の制御回路が形成されている。ま
た、回路基板23と、LCD6及びバッテリ21の間に
は、挿抜可能なメモリカード24が設けられており、こ
の電子カメラ1に入力される各種の情報が、それぞれ、
メモリカード24の予め設定されている領域に記録され
るようになされている。
【0039】さらに、電源スイッチ11に隣接して配置
されているLCDスイッチ25は、その突起部が押圧さ
れている間のみオン状態となるスイッチであり、LCD
カバー14を鉛直下方向に移動させた場合、図5(a)
に示すように、LCDカバー14の腕部14Aによっ
て、電源スイッチ11とともにオン状態に切り換えられ
るようになされている。
【0040】なお、LCDカバー14が鉛直上方向に位
置する場合、電源スイッチ11は、LCDスイッチ25
とは独立に、ユーザによって操作される。例えば、LC
Dカバー14が閉じられ、電子カメラ1が使用されてい
ない場合、図5(b)に示すように、電源スイッチ11
及びLCDスイッチ25がオフ状態になっている。この
状態において、ユーザが電源スイッチ11を図5(c)
に示すように、オン状態に切り換えると、電源スイッチ
11はオン状態となるが、LCDスイッチ25は、オフ
状態のままである。一方、図5(b)に示すように、電
源スイッチ11及びLCDスイッチ25がオフ状態にな
っているとき、LCDカバー14が開かれると、図5
(a)に示すように、電源スイッチ11及びLCDスイ
ッチ25がオン状態となる。そして、この後、LCDカ
バー14を閉じると、LCDスイッチ25だけが、図5
(c)に示すように、オフ状態となる。
【0041】なお、本実施の形態においては、メモリカ
ード24は挿抜可能とされているが、回路基板23上に
メモリを設け、そのメモリに各種情報を記録可能とする
ようにしてもよい。また、メモリ(メモリカード24)
に記録されている各種情報を、図示せぬインタフェース
を介して外部のパーソナルコンピュータ等に出力するこ
とができるようにしてもよい。
【0042】次に、本実施の形態の電子カメラ1の内部
の電気的構成例を、図6のブロック図を参照して説明す
る。複数の画素を備えているCCD20は、各画素に結
像した光画像を画像信号(電気信号)に光電変換するよ
うになされている。デジタルシグナルプロセッサ(以
下、DSPという)33は、CCD20にCCD水平駆
動パルスを供給するとともに、CCD駆動回路34を制
御し、CCD20にCCD垂直駆動パルスを供給させる
ようになされている。
【0043】画像処理部31は、CPU39に制御さ
れ、CCD20が光電変換した画像信号を所定のタイミ
ングでサンプリングし、そのサンプリングした信号を、
所定のレベルに増幅するようになされている。CPU3
9は、ROM(read only memory)43に記憶されてい
る制御プログラムに従って各部を制御するようになされ
ている。アナログ/デジタル変換回路(以下、A/D変
換回路という)32は、画像処理部31でサンプリング
した画像信号をデジタル化してDSP33に供給するよ
うになされている。
【0044】DSP33は、バッファメモリ36および
メモリカード24に接続されるデータバスを制御し、A
/D変換回路32より供給された画像データをバッファ
メモリ36に一旦記憶させた後、バッファメモリ36に
記憶した画像データを読み出し、その画像データを、メ
モリカード24に記録するようになされている。
【0045】また、DSP33は、A/D変換回路32
より供給された画像データをフレームメモリ35に記憶
させ、LCD6に表示させるとともに、メモリカード2
4から撮影画像データを読み出し、その撮影画像データ
を伸張した後、伸張後の画像データをフレームメモリ3
5に記憶させ、LCD6に表示させるようになされてい
る。
【0046】さらに、DSP33は、電子カメラ1の起
動時において、CCD20の露光レベルが適正な値にな
るまで、露光時間(露出値)を調節しながら、CCD2
0を繰り返し動作させるようになされている。このと
き、DSP33が、最初に、測光回路51を動作させ、
測光素子16により検出された受光レベルに対応して、
CCD20の露光時間の初期値を算出するようにしても
よい。このようにすることにより、CCD20の露光時
間の調節を短時間で行うことができる。
【0047】この他、DSP33は、メモリカード24
への記録、伸張後の画像データのバッファメモリ36へ
の記憶などにおけるデータ入出力のタイミング管理を行
うようになされている。
【0048】バッファメモリ36は、メモリカード24
に対するデータの入出力の速度と、CPU39やDSP
33などにおける処理速度の違いを緩和するために利用
される。
【0049】マイクロホン8は、音声情報を入力し(音
声を集音し)、その音声情報をA/DおよびD/A変換
回路42に供給するようになされている。
【0050】A/DおよびD/A変換回路42は、マイ
クロホン8により検出された音声に対応するアナログ信
号をデジタル信号に変換した後、そのデジタル信号をC
PU39に供給するとともに、CPU39より供給され
た音声データをアナログ化し、アナログ化した音声信号
をスピーカ5に出力するようになされている。
【0051】測光素子16は、被写体およびその周囲の
光量を測定し、その測定結果を測光回路51に出力する
ようになされている。測光回路51は、測光素子16よ
り供給された測光結果であるアナログ信号に対して所定
の処理を施した後、デジタル信号に変換し、そのデジタ
ル信号をCPU39に出力するようになされている。
【0052】測色素子17は、被写体およびその周囲の
色温度を測定し、その測定結果を測色回路52に出力す
るようになされている。測色回路52は、測色素子17
より供給された測色結果であるアナログ信号に対して所
定の処理を施した後、デジタル信号に変換し、そのデジ
タル信号をCPU39に出力するようになされている。
【0053】タイマ45は、時計回路を内蔵し、現在の
時刻に対応するデータをCPU39に出力するようにな
されている。
【0054】絞り駆動回路53は、絞り54の開口径を
所定の値に設定するようになされている。絞り54は、
撮影レンズ3とCCD20の間に配置され、撮影レンズ
3からCCD20に入射する光の開口を変更するように
なされている。
【0055】CPU39は、LCDスイッチ25からの
信号に応じて、LCDカバー14が開いているときにお
いては、測光回路51および測色回路52の動作を停止
させ、LCDカバー14が閉じているときにおいては、
測光回路51および測色回路52を動作させるととも
に、レリーズスイッチ10が半押し状態になるまで、C
CD20の動作(例えば電子シャッタ動作)を停止させ
るようになされている。
【0056】CPU39は、CCD20の動作を停止さ
せているとき、測光回路51および測色回路52を制御
し、測光素子16の測光結果を受け取るとともに、測色
素子17の測色結果を受け取るようになされている。
【0057】そして、CPU39は、所定のテーブルを
参照して、測色回路52より供給された色温度に対応す
るホワイトバランス調整値を算出し、そのホワイトバラ
ンス調整値を画像処理部31に供給するようになされて
いる。
【0058】即ち、LCDカバー14が閉じているとき
においては、LCD6が電子ビューファインダとして使
用されないので、CCD20の動作を停止させるように
する。CCD20は多くの電力を消費するので、このよ
うにCCD20の動作を停止させることにより、バッテ
リ21の電力を節約することができる。
【0059】また、CPU39は、LCDカバー14が
閉じているとき、レリーズスイッチ10が操作されるま
で(レリーズスイッチ10が半押し状態になるまで)、
画像処理部31が各種処理を行わないように、画像処理
部31を制御するようになされている。
【0060】さらに、CPU39は、LCDカバー14
が閉じているとき、レリーズスイッチ10が操作される
まで(レリーズスイッチ10が半押し状態になるま
で)、絞り駆動回路53が絞り54の開口径を変更など
の動作を行わないように、絞り駆動回路53を制御する
ようになされている。
【0061】また、CPU39は、ストロボ駆動回路3
7を制御して、ストロボ4を適宜発光させるようになさ
れている他、赤目軽減LED駆動回路38を制御して、
ストロボ4を発光させる前に、赤目軽減LED15を適
宜発光させるようになされている。
【0062】なお、CPU39は、LCDカバー14が
開いているとき(即ち、電子ビューファインダが利用さ
れているとき)においては、ストロボ4を発光させない
ようにすることができる。このようにすることにより、
電子ビューファインダに表示されている画像の状態で、
被写体を撮影することができる。
【0063】CPU39は、タイマ45より供給される
日時データに従って、撮影した日時の情報を画像データ
のヘッダ情報として、メモリカード24の撮影画像記録
領域に記録するようになされている。(すなわち、メモ
リカード24の撮影画像記録領域に記録される撮影画像
データには、撮影日時のデータが付随している)。
【0064】また、CPU39は、デジタル化された音
声情報を圧縮した後、デジタル化及び圧縮化された音声
データを一旦、バッファメモリ36に記憶させた後、メ
モリカード24の所定の領域(音声記録領域)に記録す
るようになされている。また、このとき、メモリカード
24の音声記録領域には、録音日時のデータが音声デー
タのヘッダ情報として記録されるようになされている。
【0065】CPU39は、レンズ駆動回路30を制御
し、撮影レンズ3を移動させることにより、オートフォ
ーカス動作を行う他、絞り駆動回路53を制御して、撮
影レンズ3とCCD20の間に配置されている絞り54
の開口径を変更させるようになされている。
【0066】さらに、CPU39は、ファインダ内表示
回路40を制御して、各種動作における設定などをファ
インダ内表示素子26に表示させるようになされてい
る。
【0067】CPU39は、インタフェース(I/F)
48を介して、所定の外部装置(図示せず)と所定のデ
ータの授受を行うようになされている。
【0068】また、CPU39は、操作キー7からの信
号を受け取り、適宜処理するようになされている。
【0069】ユーザの操作するペン(ペン型指示部材)
41によってタッチタブレット6Aの所定の位置が押圧
されると、CPU39は、タッチタブレット6Aの押圧
された位置のX−Y座標を読み取り、その座標データ
(後述するメモ情報)を、バッファメモリ36に蓄積さ
せるようになされている。また、CPU39は、バッフ
ァメモリ36に蓄積したメモ情報を、メモ情報入力日時
のヘッダ情報とともに、メモリカード24のメモ情報記
録領域に記録するようになされている。
【0070】次に、本実施の形態の電子カメラ1の各種
動作について説明する。最初に、本装置のLCD6にお
ける電子ビューファインダ動作について説明する。
【0071】ユーザがレリーズスイッチ10を半押し状
態にすると、DSP33は、CPU39より供給され
る、LCDスイッチ25の状態に対応する信号の値か
ら、LCDカバー14が開いているか否かを判断し、L
CDカバー14が閉じていると判断した場合、電子ビュ
ーファインダ動作を行わない。この場合、DSP33
は、レリーズスイッチ10が操作されるまで、処理を停
止する。
【0072】なお、LCDカバー14が閉じている場
合、電子ビューファインダ動作を行わないので、CPU
39は、CCD20、画像処理部31、および、絞り駆
動回路53の動作を停止させる。そして、CPU39
は、CCD20を停止させる代わりに、測光回路51お
よび測色回路52を動作させ、それらの測定結果を、画
像処理部31に供給する。画像処理部31は、それらの
測定結果の値を、ホワイトバランス制御や輝度値の制御
を行うときに利用する。
【0073】また、レリーズスイッチ10が操作された
場合、CPU39は、CCD20および絞り駆動回路5
3の動作を行わせる。
【0074】一方、LCDカバー14が開いている場
合、CCD20は、所定の時間毎に、所定の露光時間
で、電子シャッタ動作を行い、撮影レンズ3によって集
光された被写体の光画像を光電変換し、その動作で得ら
れた画像信号を画像処理部31に出力する。
【0075】画像処理部31は、ホワイトバランス制御
および輝度値の制御を行い、その画像信号に対して所定
の処理を施した後、画像信号をA/D変換回路32に出
力する。なお、CCD20が動作しているときは、画像
処理部31は、CPU39により、CCD20の出力を
利用して算出された、ホワイトバランス制御および輝度
値の制御に利用される調整値を利用する。
【0076】そして、A/D変換回路32は、その画像
信号(アナログ信号)を、デジタル信号である画像デー
タに変換し、その画像データをDSP33に出力する。
【0077】DSP33は、その画像データをフレーム
メモリ35に出力し、LCD6にその画像データに対応
する画像を表示させる。
【0078】このように、電子カメラ1においては、L
CDカバー14が開いている場合、所定の時間間隔で、
CCD20が電子シャッタ動作し、その度に、CCD2
0から出力された信号を画像データに変換し、その画像
データをフレームメモリ35に出力して、LCD6に被
写体の画像を絶えず表示させることで、電子ビューファ
インダ動作を行う。
【0079】また、上述のように、LCDカバー14が
閉じている場合においては、電子ビューファインダ動作
を行わず、CCD20、画像処理部31、および、絞り
駆動回路53の動作を停止させ、消費電力を節約してい
る。
【0080】次に、本装置による被写体の撮影について
説明する。
【0081】第1に、面Y1に設けられている連写モー
ド切り換えスイッチ13が、Sモード(1コマだけ撮影
を行うモード)に切り換えられている場合について説明
する。最初に、図1に示す電源スイッチ11を「ON」
と印刷されている側に切り換えて電子カメラ1に電源を
投入する。ファインダ2で被写体を確認し、面Y1に設
けられているレリーズスイッチ10を押すと、被写体の
撮影処理が開始される。
【0082】なお、LCDカバー14が閉じられている
場合、CPU39は、レリーズスイッチ10が半押し状
態になったとき、CCD20、画像処理部31、およ
び、絞り駆動回路53の動作を再開させて、レリーズス
イッチ10が全押し状態になったとき、被写体の撮影処
理を開始させる。
【0083】ファインダ2で観察される被写体の光画像
が撮影レンズ3によって集光され、複数の画素を備える
CCD20に結像する。CCD20に結像した被写体の
光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処理
部31によってサンプリングされる。画像処理部31に
よってサンプリングされた画像信号は、A/D変換回路
32に供給され、そこでデジタル化されてDSP33に
出力される。
【0084】DSP33は、その画像データをバッファ
メモリ36に一旦出力した後、バッファメモリ36よ
り、その画像データを読み出し、離散的コサイン変換、
量子化及びハフマン符号化を組み合わせたJPEG(Jo
int Photographic Experts Group)方式に従って圧縮
し、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録させ
る。このとき、メモリカード24の撮影画像記録領域に
は、撮影日時のデータが、撮影画像データのヘッダ情報
として記録される。
【0085】なお、連写モード切り換えスイッチ13が
Sモードに切り換えられている場合においては、1コマ
の撮影だけが行われ、レリーズスイッチ10が継続して
押されても、それ以降の撮影は行われない。また、レリ
ーズスイッチ10が継続して押されると、LCDカバー
14が開いている場合、LCD6に、撮影した画像が表
示される。
【0086】第2に、連写モード切り換えスイッチ13
がLモード(1秒間に8コマの連写を行うモード)に切
り換えられている場合について説明する。電源スイッチ
11を「ON」と印刷されている側に切り換えて電子カ
メラ1に電源を投入し、面Y1に設けられているレリー
ズスイッチ10を押すと、被写体の撮影処理が開始され
る。
【0087】なお、LCDカバー14が閉じられている
場合、CPU39は、レリーズスイッチ10が半押し状
態になったとき、CCD20、画像処理部31、およ
び、絞り駆動回路53の動作を再開させて、レリーズス
イッチ10が全押し状態になったとき、被写体の撮影処
理を開始させる。
【0088】ファインダ2で観察される被写体の光画像
は、撮影レンズ3によって集光され、複数の画素を備え
るCCD20に結像する。CCD20に結像した被写体
の光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処
理部31によって1秒間に8回の割合でサンプリングさ
れる。また、このとき、画像処理部31は、CCD20
の全画素の画像電気信号のうち4分の3の画素を間引
く。
【0089】すなわち、画像処理部31は、マトリクス
状に配列されているCCD20の画素を、図7に示すよ
うに、2×2画素(4つの画素)を1つとする領域に分
割し、その1つの領域から、所定の位置に配置されてい
る1画素の画像信号をサンプリングし、残りの3画素を
間引く。
【0090】例えば、第1回目のサンプリング時(1コ
マ目)においては、各領域の左上の画素aがサンプリン
グされ、その他の画素b,c,dが間引かれる。第2回
目のサンプリング時(2コマ目)においては、各領域の
右上の画素bがサンプリングされ、その他の画素a,
c,dが間引かれる。以下、第3回目、第4回目のサン
プリング時においては、左下の画素c、右下の画素d
が、それぞれ、サンプリングされ、その他の画素が間引
かれる。つまり、4コマ毎に各画素がサンプリングされ
る。
【0091】画像処理部31によってサンプリングされ
た画像信号(CCD20の全画素中の4分の1の画素の
画像信号)は、A/D変換回路32に供給され、そこで
デジタル化されてDSP33に出力される。
【0092】DSP33は、デジタル化された画像信号
をバッファメモリ36に一旦出力した後、その画像信号
を読み出し、JPEG方式に従って圧縮した後、デジタ
ル化及び圧縮処理された撮影画像データを、メモリカー
ド24の撮影画像記録領域に記録する。このとき、メモ
リカード24の撮影画像記録領域には、撮影日時のデー
タが、撮影画像データのヘッダ情報として記録される。
【0093】第3に、連写モード切り換えスイッチ13
がHモード(1秒間に30コマの連写を行うモード)に
切り換えられている場合について説明する。電源スイッ
チ11を「ON」と印刷されている側に切り換えて電子
カメラ1に電源を投入し、面Y1に設けられているレリ
ーズスイッチ10を押すと、被写体の撮影処理が開始さ
れる。
【0094】なお、LCDカバー14が閉じられている
場合、CPU39は、レリーズスイッチ10が半押し状
態になったとき、CCD20、画像処理部31、およ
び、絞り駆動回路53の動作を再開させて、レリーズス
イッチ10が全押し状態になったとき、被写体の撮影処
理を開始させる。
【0095】ファインダ2で観察される被写体の光画像
が撮影レンズ3によって集光され、CCD20に結像す
る。複数の画素を備えるCCD20に結像した被写体の
光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処理
部31によって1秒間に30回の割合でサンプリングさ
れる。また、このとき、画像処理部31は、CCD20
の全画素の画像電気信号のうち9分の8の画素を間引
く。
【0096】すなわち、画像処理部31は、マトリクス
状に配列されているCCD20の画素を、図8に示すよ
うに、3×3画素を1つとする領域に分割し、その1つ
の領域から、所定の位置に配置されている1画素の画像
電気信号を、1秒間に30回の割合でサンプリングし、
残りの8画素を間引く。
【0097】例えば、第1回目のサンプリング時(1コ
マ目)においては、各領域の左上の画素aがサンプリン
グされ、その他の画素b乃至iが間引かれる。第2回目
のサンプリング時(2コマ目)においては、画素aの右
側に配置されている画素bがサンプリングされ、その他
の画素a,c乃至iが間引かれる。以下、第3回目以降
のサンプリング時においては、画素c、画素d・・・
が、それぞれ、サンプリングされ、その他の画素が間引
かれる。つまり、9コマ毎に各画素がサンプリングされ
る。
【0098】画像処理部31によってサンプリングされ
た画像信号(CCD20の全画素中の9分の1の画素の
画像信号)は、A/D変換回路32に供給され、そこで
デジタル化されてDSP33に出力される。
【0099】DSP33は、デジタル化された画像信号
をバッファメモリ36に一旦出力した後、その画像信号
を読み出し、JPEG方式に従って圧縮した後、デジタ
ル化及び圧縮処理された撮影画像データを、撮影日時の
ヘッダ情報を付随して、メモリカード24の撮影画像記
録領域に記録する。
【0100】なお、必要に応じて、ストロボ4を動作さ
せ、被写体に光を照射させることもできる。ただし、L
CDカバー14が開いているとき、即ち、LCD6が電
子ビューファインダ動作を行っているとき、CPU39
は、ストロボ4を、発光させないように制御することが
できる。
【0101】次に、タッチタブレット6Aから2次元の
情報(ペン入力情報)を入力する場合の動作について説
明する。
【0102】タッチタブレット6Aがペン41のペン先
で押圧されると、接触した箇所のX−Y座標が、CPU
39に入力される。このX−Y座標は、バッファメモリ
36に記憶される。また、フレームメモリ35における
上記X−Y座標の各点に対応した箇所にデータを書き込
み、LCD6における上記X−Y座標に、ペン41の接
触に対応したメモを表示させることができる。
【0103】上述したように、タッチタブレット6A
は、透明部材によって構成されているので、ユーザは、
LCD6上に表示される点(ペン41のペン先で押圧さ
れた位置の点)を観察することができ、あたかもLCD
6上に直接ペン入力をしたかのように感じることができ
る。また、ペン41をタッチタブレット6A上で移動さ
せると、LCD6上には、ペン41の移動に伴う線が表
示される。さらに、ペン41をタッチタブレット6A上
で断続的に移動させると、LCD6上には、ペン41の
移動に伴う破線が表示される。以上のようにして、ユー
ザは、タッチタブレット6A(LCD6)に所望の文
字、図形等のメモ情報を入力する。
【0104】また、LCD6上に撮影画像が表示されて
いる場合において、ペン41によってメモ情報が入力さ
れると、このメモ情報が、撮影画像情報とともに、フレ
ームメモリ35で合成され、LCD6上に同時に表示さ
れる。
【0105】なお、ユーザは、所定のパレット100を
操作することにより、LCD6上に表示されるメモの色
を、黒、白、赤、青等の色から選択することができる。
【0106】ペン41によるタッチタブレット6Aへの
メモ情報の入力後、操作キー7の実行キー7Bが押され
ると、バッファメモリ36に蓄積されているメモ情報
が、入力日時のヘッダ情報とともにメモリカード24に
供給され、メモリカード24のメモ情報記録領域に記録
される。
【0107】なお、メモリカード24に記録されるメモ
情報は、圧縮処理の施された情報である。タッチタブレ
ット6Aに入力されたメモ情報は空間周波数成分の高い
情報を多く含んでいるので、上記撮影画像の圧縮に用い
られるJPEG方式によって圧縮処理を行うと、圧縮効
率が悪く情報量が小さくならず、圧縮及び伸張に必要と
される時間が長くなってしまう。さらに、JPEG方式
による圧縮は、非可逆圧縮であるので、情報量の少ない
メモ情報の圧縮には適していない(伸張してLCD6上
に表示した場合、情報の欠落に伴うギャザ、にじみが際
だってしまうため)。
【0108】そこで、本実施の形態においては、ファッ
クス等において用いられるランレングス法によって、メ
モ情報を圧縮するようにしている。ランレングス法と
は、メモ画面を水平方向に走査し、黒、白、赤、青等の
各色の情報(点)の継続する長さ、及び無情報(ペン入
力のない部分)の継続する長さを符号化することによ
り、メモ情報を圧縮する方法である。
【0109】このランレングス法を用いることにより、
メモ情報を最小に圧縮することができ、また、圧縮され
たメモ情報を伸張した場合においても、情報の欠落を抑
制することが可能になる。なお、メモ情報は、その情報
量が比較的少ない場合には、圧縮しないようにすること
もできる。
【0110】また、上述したように、LCD6上に撮影
画像が表示されている場合において、ペン入力を行う
と、撮影画像データとペン入力のメモ情報がフレームメ
モリ35で合成され、撮影画像とメモの合成画像がLC
D6上に表示される。その一方で、メモリカード24に
おいては、撮影画像データは、撮影画像記録領域に記録
され、メモ情報は、メモ情報記録領域に記録される。こ
のように、2つの情報が、各々異なる領域に記録される
ので、ユーザは、撮影画像とメモの合成画像から、いず
れか一方の画像(例えばメモ)を削除することができ、
さらに、各々の画像情報を個別の圧縮方法で圧縮するこ
ともできる。
【0111】メモリカード24の音声記録領域、撮影画
像記録領域、またはメモ情報記録領域にデータを記録し
た場合、図9に示すように、LCD6にその一覧表を表
示させることができる。
【0112】図9に示すLCD6の表示画面上において
は、情報を記録した時点の年月日(記録年月日)(この
場合、1996年11月1日)が画面の下端部に表示さ
れ、その記録年月日に記録された情報の番号と記録時刻
が画面の左側に表示されている。
【0113】記録時刻の右側には、サムネイル画像が表
示されている。このサムネイル画像は、メモリカード2
4に記録された撮影画像データの各画像データのビット
マップデータを間引いて(縮小して)作成されたもので
ある。この表示のある情報は、撮影画像情報を含む情報
である。つまり、「10時16分」、および「10時2
1分」に記録(入力)された情報には、撮影画像情報が
含まれており、それ以外の時間に記録された情報には画
像情報が含まれていない。
【0114】また、メモアイコン「□」は、線画情報と
して所定のメモが記録されていることを表している。
【0115】サムネイル画像の表示領域の右側には、音
声アイコン(音符)が表示され、その右隣りには録音時
間(単位は秒)が表示されている(音声情報が入力され
ていない場合には、これらは表示されない)。
【0116】ユーザは、図9に示すように、LCD6に
表示された一覧表の中の所望の音声アイコンを、ペン4
1のペン先で押圧して再生する情報を選択指定し、図2
に示す実行キー7Bをペン41のペン先で押圧すること
により、選択した情報を再生する。
【0117】例えば、図9に示す「10時16分」の表
示されている音声アイコンがペン41によって押圧され
ると、CPU39は、選択された録音日時(10時16
分)に対応する音声データをメモリカード24から読み
出し、その音声データを伸張した後、A/DおよびD/
A変換回路42に供給する。A/DおよびD/A変換回
路42は、供給された音声データをアナログ化した後、
スピーカ5を介して再生する。
【0118】メモリカード24に記録した撮影画像デー
タを再生する場合、ユーザは、所望のサムネイル画像
を、ペン41のペン先で押圧することによりその情報を
選択し、実行キー7Bを押して選択した情報を再生させ
る。
【0119】即ち、CPU39は、選択されたサムネイ
ル画像の撮影日時に対応する撮影画像データをメモリカ
ード24から読み出すように、DSP33に指示する。
DSP33は、メモリカード24より読み出した上記撮
影画像データ(圧縮されている撮影画像データ)を伸張
し、この撮影画像データをビットマップデータとしてフ
レームメモリ35に蓄積させ、LCD6に表示させる。
【0120】Sモードで撮影された画像は、LCD6上
に、静止画像として表示される。この静止画像は、CC
D20の全ての画素の画像信号を再生したものであるこ
とはいうまでもない。
【0121】Lモードで撮影された画像は、LCD6上
において、1秒間に8コマの割合で連続して表示され
る。このとき、各コマに表示される画素数は、CCD2
0の全画素数の4分の1である。
【0122】通常、人間の目は、静止画像の解像度の劣
化に対しては敏感に反応するため、静止画像の画素を間
引くことは、ユーザに画質の劣化として捉えられてしま
う。しかしながら、撮影時の連写速度が上がり、Lモー
ドにおいて1秒間に8コマ撮影され、この画像が1秒間
に8コマの速さで再生された場合においては、各コマの
画素数がCCD20の画素数の4分の1になるが、人間
の目は1秒間に8コマの画像を観察するので、1秒間に
人間の目に入る情報量は、静止画像の場合に比べて2倍
になる。
【0123】すなわち、Sモードで撮影された画像の1
コマの画素数を1とすると、Lモードで撮影された画像
の1コマの画素数は1/4となる。Sモードで撮影され
た画像(静止画像)がLCD6に表示された場合、1秒
間に人間の目に入る情報量は1(=(画素数1)×(コ
マ数1))となる。一方、Lモードで撮影された画像が
LCD6に表示された場合、1秒間に人間の目に入る情
報量は2(=(画素数1/4)×(コマ数8))となる
(すなわち、人間の目には、静止画像の2倍の情報が入
る)。従って、1コマ中の画素の数を4分の1にして
も、再生時において、ユーザは、画質の劣化をさほど気
にすることなく再生画像を観察することができる。
【0124】さらに、本実施の形態においては、各コマ
毎に異なる画素をサンプリングし、そのサンプリングし
た画素をLCD6に表示するようにしているので、人間
の目に残像効果が起こり、1コマ当たり4分の3画素を
間引いたとしても、ユーザは、画質の劣化をさほど気に
することなくLCD6に表示されるLモードで撮影され
た画像を観察することができる。
【0125】また、Hモードで撮影された画像は、LC
D6上において、1秒間に30コマの割合で連続して表
示される。このとき、各コマに表示される画素数は、C
CD20の全画素数の9分の1であるが、Lモードの場
合と同様の理由で、ユーザは、画質の劣化をさほど気に
することなくLCD6に表示されるHモードで撮影され
た画像を観察することができる。
【0126】本実施の形態においては、Lモード及びH
モードで被写体を撮像する場合、画像処理部31が、再
生時における画質の劣化が気にならない程度にCCD2
0の画素を間引くようにしているので、DSP33の負
荷を低減することができ、DSP33を、低速度、低電
力で作動させることができる。また、このことにより、
装置の低コスト化及び低消費電力化が可能になる。
【0127】ところで、本実施の形態においては、既述
のように、被写体の光画像を撮影するだけでなく、メモ
(線画)情報を記録することも可能である。本実施の形
態においては、これらの情報を入力するモード(撮影モ
ードおよびメモ入力モード)を具備しており、ユーザの
操作に応じてこれらのモードが適宜選択され、情報の入
力がスムーズに実行されるようになされている。
【0128】図10は、画面を9つの領域に分割し、各
領域に画像を表示させた場合の表示例を示している。画
面をいくつの領域に分割するかは、例えば、選択された
画像の数に応じて決定するようにすることができる。例
えば、nを任意の自然数とし、選択された画像の数が
(n−1)2より大きく、かつn2以下となるようなnを
求め、画面をn2個の領域に分割するようにすることが
できる。この例の場合、8個の画像が選択されたので、
nの値として3が求められる。従って、画面が9(=3
2)つの領域に分割される。
【0129】この例の場合、各領域の大きさが比較的小
さいので、その領域内の画素数が比較的少なく、メモを
表示しても判読できないため、メモ情報が存在すること
を示すメモマーク「M」をメモの代わりに表示するよう
にしている。
【0130】即ち、ユーザが、例えば、図9に示したよ
うな一覧表の中の任意の複数の画像をペン41を用いて
ピック(選択)し、次に実行キー7Bを選択することに
より、選択した複数の画像のLCD6への表示を指示し
たとき、CPU39は、選択された画像の数に応じてL
CD6の画面を所定数の領域に分割し、分割した画面の
各領域に選択された各画像を縮小して表示させる。そし
て、画像に関連するメモ情報(線画情報)がメモリカー
ド24に記憶されている場合、それを表示させるか否か
を分割された領域の画素数や大きさに基づいて決定す
る。
【0131】いまの場合、画面が9つの領域に分割され
ているので、各領域の大きさが比較的小さく、その領域
内の画素数が比較的少ないため、メモを表示しても判読
不可能であるので、メモの表示は行わないようにする。
CPU39によるこの判断の基準は、予めユーザが設定
しておくようにすることができる。
【0132】従って、例えば、LCD6の画面が比較的
大きく、解像度も高いため、9分割された画面の各領域
にメモを表示してもそれが判読可能であれば、画面が9
分割された場合でもメモを表示するように設定し、画面
が16分割された場合にはメモを表示しないように設定
するようにすることができる。
【0133】図10の表示例においては、上段の右端の
画像には、関連するメモ情報が記憶されていることを示
すメモマーク「M」がその画像の左下に表示されてい
る。同様に、中段の左端および中央の画像にそれぞれメ
モマーク「M」が表示されている。さらに、下段の中央
の画像にメモマーク「M」が表示されている。
【0134】このように、メモマーク「M」が表示され
るので、ユーザは、メモマーク「M」が表示されている
画像には関連するメモ情報が記録されていることを認識
することができる。所定の画像に関連するメモを見たい
場合、その画像をペン41を用いて選択し、実行キー7
Bを選択する。これにより、図11に示すように、選択
された画像が画面全体に表示されるとともに、関連する
メモが画像に重畳して表示される。
【0135】図12は、4分割した画面の各領域に画像
を表示させた場合の画面例を示している。この例の場
合、各領域の大きさが比較的大きいので、その領域内の
画素数が比較的多く、メモを表示しても判読可能である
ため、メモ情報がある場合、それを表示するようにして
いる。
【0136】即ち、上述したようにして、ユーザによっ
て複数の画像が選択され、その表示が指示されたとき、
CPU39は、選択された画像の数に応じて、LCD6
の画面を所定数の領域に分割し、分割された画面の各領
域に選択された画像を縮小して表示させる。そして、各
領域に表示された画像に関連するメモ情報がメモリカー
ド24に記憶されている場合、それを表示させるか否か
を分割された画面の各領域の画素数や大きさに基づいて
決定する。いまの場合、画面が4つの領域に分割されて
いるので、メモを表示した場合に判読が可能であり、C
PU39はメモの表示を行う。
【0137】図12の表示例においては、上段の2つの
画像に関連するメモがそれぞれ表示されている。
【0138】図13は、LCD6の画面全体が比較的大
きい場合の表示例を示している。このように、画面全体
が比較的大きく、全体の画素数も多いような場合、9分
割した画面の各領域にメモを表示させても、メモの判読
が可能であるため、各画像に関連するメモ情報が記憶さ
れている場合には、メモを画像に重畳して表示する。勿
論、メモ情報だけが記憶されている場合にはメモだけを
表示する。
【0139】次に、図14のフローチャートを参照し
て、選択された複数の画像を、選択された画像の数に応
じて分割された複数の表示領域に表示させる場合におい
て、各画像に関連する線画がメモリカード24に記憶さ
れているとき、それを表示するか否かを制御する処理手
順について説明する。
【0140】最初に、ステップS1において、選択され
た画像の数に応じて画面が分割された複数の表示領域の
サイズと、各表示領域内にある画素数がCPU39によ
り求められる。次に、ステップS2に進み、処理回数を
制御するための変数Nに値1を代入する。
【0141】次に、ステップS3において、CPU39
やDSP33等の制御により、N番目に選択された画像
(以下では、N番目に選択された画像を画像(N)と記
載することにする)が表示領域の画素数に応じて縮小ま
たは拡大される。
【0142】ステップS4においては、ステップS3に
おいて縮小または拡大された画像(N)が、複数の表示
領域の中のN番目の表示領域(以下では、複数の表示領
域の中のN番目の表示領域を表示領域(N)と記載する
ことにする)に表示される。次に、ステップS5におい
て、CPU39により、いま表示した画像(N)に関連
する線画がメモリカード24に記憶されているか否かが
判定される。
【0143】画像(N)に関連する線画がメモリカード
24に記憶されていると判定された場合、ステップS6
に進む。ステップS6においては、表示領域の大きさ
(サイズ)が、所定の基準値A以下であるか否かが判定
される。表示領域のサイズが所定の基準値A以下ではな
いと判定された場合、ステップS7に進み、表示領域内
の画素数が所定の基準値B以下であるか否かが判定され
る。表示領域内の画素数が所定の基準値B以下ではない
と判定された場合、ステップS8に進む。
【0144】ステップS8においては、CPU39の制
御により、画像(N)に関連する線画がメモリカード2
4から読み出され、表示領域のサイズに応じて縮小また
は拡大される。次に、ステップS9において、ステップ
S8において縮小または拡大された線画が表示領域
(N)に表示される。
【0145】一方、ステップS6において、表示領域の
サイズが所定の基準値A以下であると判定された場合、
またはステップS7において、表示領域の画素数を表す
値が所定の基準値B以下であると判定された場合、ステ
ップS10に進み、CPU39の制御により、表示領域
の例えば左下にメモマーク「M」が表示される。
【0146】ステップS5において、画像(N)に関連
する線画がメモリカード24に記憶されていないと判定
された場合、または、ステップS9若しくはステップS
10の処理が終了した場合、ステップS11に進み、変
数Nの値が1だけインクリメントされる。そして、ステ
ップS12において、変数Nの値が、選択された画像の
数より大きいか否かが判定される。変数Nの値が選択さ
れた画像の数より小さいかまたは等しいと判定された場
合、ステップS3に戻り、ステップS3以降の処理が繰
り返し実行される。
【0147】一方、変数Nの値が選択された画像の数よ
り大きいと判定された場合、即ち、選択されたすべての
画像について上記処理が終了したと判定された場合、す
べての処理を終了する。
【0148】このように、LCD6の画面の大きさ、分
割数、および解像度(画素数)に基づいて、メモ情報を
表示させるか否かを判断し、メモを表示しても判読がで
きない場合、それを表示せず、代わりにメモ情報が存在
することを示すマークを表示させるようにすることがで
きる。これにより、画面が見にくくなることを抑制し、
使い勝手を向上させることが可能となる。
【0149】また、一覧表の中から情報を選択する場合
において、画面を分割することができる最大数が例えば
9であるような場合、10以上の情報を選択することが
できないようにすることにより、ユーザの無駄な操作を
抑制することができる。
【0150】また、図14のフローチャートに示す処理
等をCPU39に行わせるプログラムは、電子カメラ1
のROM43やメモリカード24等に記憶させるように
することができる。また、このプログラムは、予め上記
ROM43やメモリカード24に記憶された状態で使用
者に供給されるようにしてもよいし、ROM43やメモ
リカード24にコピー可能なように、CD−ROM(co
mpact disc-read onlymemory)等に記憶された状態で使
用者に供給されるようにしてもよい。その場合、ROM
43は、例えば、電気的に書き換え可能なEEPROM
(electrically erasable and programmable read only
memory)等で構成するようにする。
【0151】なお、上記実施の形態においては、画面を
4つまたは9つの領域に分割し、各領域に画像やメモを
表示する場合について説明したが、これに限定されるも
のではなく、画面を任意の数の領域(例えば、n2個の
領域(ただし、nは自然数))に分割し、各領域に画像
やメモを表示するようにすることができる。
【0152】また、上記実施の形態においては、電子カ
メラ1のLCD6の画面を分割し、そこに複数の画像や
メモを表示する場合について説明したが、その他の表示
装置の画面を分割し、そこに複数の画像やメモを表示す
る場合にも本発明を適用することができる。
【0153】また、上記実施の形態においては、図9の
一覧表を表示した表示画面において、線画のみが含まれ
る情報を選択することも可能であり、その場合、表示領
域のサイズや画素数に応じて、メモマーク「M」だけを
対応する表示領域に表させるようにしたり、線画のみを
対応する表示領域に表示させるようにすることができ
る。
【0154】
【発明の効果】請求項1に記載の情報処理装置によれ
ば、表示制御手段は、第1の画像を第1の画素数に対応
する第1の大きさで画面に表示させる第1のモードと、
第1の画像を第1の画素数より少ない第2の画素数に対
応する第2の大きさで画面に表示させる第2のモードと
を有し、第1のモードで第1の画像を画面に表示させた
場合において、第1の画像に関連する第2の画像が記憶
手段に記憶されているとき、第2の画像を第1の画像に
重畳して画面に表示させるようにしたので、表示画面の
大きさや画素数に基づいて、第2の画像を表示させるか
否かを決定することができる。これにより、認識不可能
な画像を表示させないようにし、画面を見やすくするこ
とができる。
【0155】請求項7に記載の情報処理装置によれば、
表示制御手段は、第1の画像を複数のサイズで表示させ
ることが可能であり、第1の画像を表示するサイズに応
じて、第2の画像を第1の画像に重畳して表示するか否
かを制御するようにしたので、表示画面の大きさや画素
数に基づいて、第2の画像を表示させるか否かを決定す
ることができる。これにより、認識不可能な画像を表示
させないようにし、画面を見やすくすることができる。
【0156】請求項9に記載の記録媒体によれば、表示
制御手段が、第1の画像を第1の画素数に対応する第1
の大きさで画面に表示させる第1のモード、および第1
の画像を第1の画素数より少ない第2の画素数に対応す
る第2の大きさで画面に表示させる第2のモードのいず
れかで動作するように制御し、第1のモードで第1の画
像を画面に表示させた場合において、第1の画像に関連
する第2の画像が記憶手段に記憶されているとき、第2
の画像を第1の画像に重畳して画面に表示させるように
制御するプログラムを記録したので、表示画面の大きさ
や画素数に基づいて、第2の画像を表示させるか否かを
決定することができる。これにより、認識不可能な画像
を表示させないようにし、画面を見やすくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子カメラの一実施の形態を
正面の側から見た斜視図である。
【図2】電子カメラ1をLCDカバー14を開けた状態
で背面の側から見た斜視図である。
【図3】電子カメラ1をLCDカバー14を閉じた状態
で背面の側から見た斜視図である。
【図4】電子カメラ1の内部の構成例を示す図である。
【図5】電子カメラ1のLCDスイッチ25とLCDカ
バー14の動作を説明する図である。
【図6】電子カメラ1の内部の電気的構成例を示すブロ
ック図である。
【図7】間引き処理を説明するための図である。
【図8】間引き処理の他の例を示す図である。
【図9】電子カメラ1のLCD6に表示される表示画面
例を示す図である。
【図10】メモを表示する代わりにメモマークを表示す
るようにした表示例を示す図である。
【図11】図10の中央の画像を選択したときの表示例
を示す図である。
【図12】4分割された画面の表示例を示す図である。
【図13】画面全体が比較的大きい場合に9分割された
画面の表示例である。
【図14】線画を表示するか否かを制御する手順を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子カメラ 2 ファインダ 3 撮影レンズ 4 発光部(ストロボ) 5 スピーカ 6 LCD(表示手段) 6A タッチタブレット 7 操作キー 7A メニューキー 7B 実行キー 7C キャンセルキー 7D デリートキー 7E スクロールキー 8 マイクロホン 9 イヤホンジャック 10 レリーズスイッチ 11 電源スイッチ 12 録音スイッチ 13 連写モード切り換えスイッチ 15 赤目軽減LED 16 測光素子 17 測色素子 20 CCD 21 バッテリ 22 コンデンサ 23 回路基板 24 メモリカード(記憶手段) 26 ファインダ内表示素子 30 レンズ駆動回路 31 画像処理部 32 アナログ/ディジタル変換回路(A/D) 33 ディジタルシグナルプロセッサ(DSP) 34 CCD駆動回路 35 フレームメモリ 36 バッファメモリ 37 ストロボ駆動回路 38 赤目軽減LED駆動回路 39 CPU(表示制御手段) 40 ファインダ内表示回路 41 ペン 42 A/D−D/A変換回路 45 タイマ 48 インタフェース 51 測光回路 52 測色回路 53 絞り駆動回路 54 絞り

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画像と第2の画像を記憶する記憶
    手段と、 前記第1の画像と前記第2の画像を所定の画面に表示さ
    せる表示制御手段とを備え、 前記表示制御手段は、 前記第1の画像を第1の画素数に対応する第1の大きさ
    で前記画面に表示させる第1のモードと、 前記第1の画像を前記第1の画素数より少ない第2の画
    素数に対応する第2の大きさで前記画面に表示させる第
    2のモードとを有し、 前記第1のモードで前記第1の画像を前記画面に表示さ
    せた場合において、前記第1の画像に関連する前記第2
    の画像が前記記憶手段に記憶されているとき、前記第2
    の画像を前記第1の画像に重畳して前記画面に表示させ
    ることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記第2のモード
    で前記第1の画像を前記画面に表示させた場合におい
    て、前記第1の画像に関連する前記第2の画像が前記記
    憶手段に記憶されているとき、 前記第1の画像に関連する前記第2の画像が存在するこ
    とを示すシンボルを前記第1の画像に重畳して前記画面
    に表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】 複数の前記第1の画像を前記画面に表示
    する場合、前記第1の画像は、前記画面が分割された複
    数の表示領域に表示され、 前記第1の画像に関連する前記第2の画像が前記記憶手
    段に記憶されているとき、前記表示制御手段は、前記表
    示領域の大きさに基づいて、前記第1の画像に関連する
    前記第2の画像を表示するか否かを決定することを特徴
    とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記第1の画像を
    前記画面に表示するとき、前記画面の大きさに基づい
    て、前記第2の画像を前記第1の画像に重畳して表示さ
    せるか否かを決定することを特徴とする請求項1,2ま
    たは3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の画像は撮影画像であり、前記
    第2の画像は線画であることを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の画像および前記第2の画像を
    表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 第1の画像と第2の画像を表示する表示
    手段と、 前記第1の画像に前記第2の画像を重畳して前記表示手
    段に表示させることが可能な表示制御手段とを備え、 前記表示制御手段は、前記第1の画像を複数のサイズで
    表示させることが可能であり、前記第1の画像を表示す
    るサイズに応じて、前記第2の画像を前記第1の画像に
    重畳して表示するか否かを制御することを特徴とする情
    報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記表示制御手段は、前記第1の画像を
    表示するときのサイズが第1の基準値以下の場合、また
    は前記第1の画像を表示するための画素数が第2の基準
    値以下の場合、前記第2の画像を表示しないことを特徴
    とする請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装
    置。
  9. 【請求項9】 第1の画像と第2の画像を記憶する記憶
    手段と、 前記第1の画像と前記第2の画像を所定の画面に表示さ
    せる表示制御手段とを備える情報処理装置で使用される
    プログラムを記録した記録媒体であって、 前記表示制御手段が、前記第1の画像を第1の画素数に
    対応する第1の大きさで前記画面に表示させる第1のモ
    ード、および前記第1の画像を前記第1の画素数より少
    ない第2の画素数に対応する第2の大きさで前記画面に
    表示させる第2のモードのいずれかで動作するように制
    御し、前記第1のモードで前記第1の画像を前記画面に
    表示させた場合において、前記第1の画像に関連する前
    記第2の画像が前記記憶手段に記憶されているとき、前
    記第2の画像を前記第1の画像に重畳して前記画面に表
    示させるように制御するプログラムを記録したことを特
    徴とする記録媒体。
JP9122011A 1996-12-06 1997-05-13 情報処理装置および記録媒体 Pending JPH10224677A (ja)

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JP9122011A JPH10224677A (ja) 1996-12-06 1997-05-13 情報処理装置および記録媒体
US08/972,738 US6342900B1 (en) 1996-12-06 1997-11-18 Information processing apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101370005B1 (ko) * 2013-03-05 2014-03-05 한국과학기술연구원 부가정보를 오버랩하여 콘텐츠를 표시하는 휴대 단말기 및 방법
JP2014222337A (ja) * 2013-05-14 2014-11-27 富士通株式会社 表示制御装置、システム及び表示制御プログラム

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