JP4239041B2 - 電子カメラ、電子カメラの制御方法、および、記録媒体 - Google Patents

電子カメラ、電子カメラの制御方法、および、記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP4239041B2
JP4239041B2 JP30255497A JP30255497A JP4239041B2 JP 4239041 B2 JP4239041 B2 JP 4239041B2 JP 30255497 A JP30255497 A JP 30255497A JP 30255497 A JP30255497 A JP 30255497A JP 4239041 B2 JP4239041 B2 JP 4239041B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
image
mode
printing
electronic camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP30255497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11146312A (ja
Inventor
晃 大村
正永 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP30255497A priority Critical patent/JP4239041B2/ja
Publication of JPH11146312A publication Critical patent/JPH11146312A/ja
Priority to US09/789,596 priority patent/US20010019656A1/en
Priority to US10/083,144 priority patent/US20020081093A1/en
Priority to US10/815,835 priority patent/US20040184788A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4239041B2 publication Critical patent/JP4239041B2/ja
Priority to US12/801,430 priority patent/US7929019B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • H04N5/77Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera
    • H04N5/772Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera the recording apparatus and the television camera being placed in the same enclosure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/907Television signal recording using static stores, e.g. storage tubes or semiconductor memories

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子カメラ電子カメラの制御方法、および、記録媒体に関し、特に、被写体の光画像を対応する画像データに変換して記録媒体に記録する電子カメラ電子カメラの制御方法、および、記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子カメラにおいて、撮影された複数の画像をプリンタにより印刷する場合、これら複数の画像を1枚の記録用紙に印刷しようとすると、従来の電子カメラでは、4分割、9分割、または、16分割などの分割数に応じて、画像が記録紙上に配置されて印刷されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の電子カメラにおいては、可能な分割数が予め決められていたので、任意の数の画像を記録用紙1枚に印刷することができないという課題があった。
【0004】
本発明は以上のような状況に鑑みてなされたものであり、印刷しようとする画像の枚数と記録用紙のサイズなどに応じて各画像のサイズを自動的に調節して印刷することを可能とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の電子カメラは、印刷装置の印刷モードとして複数の画像データが1枚の記録用紙に印刷される第1の印刷モード、複数の画像データが重畳されて1枚の記録用紙に印刷される第2の印刷モード、または1枚の記録用紙に1つの画像データが印刷される第3の印刷モードの3つの印刷モードのうちのいずれかを選択する印刷モード選択手段と、記録媒体に記録されている画像データの中から、印刷装置に出力する所望の画像データを選択する画像選択手段と、画像選択手段によって選択された画像データが複数ある場合であって、第1の印刷モードが選択されているとき、印刷装置を設定するための設定情報を参照して複数の画像データの各々を拡大または縮小して配置し、第2の印刷モードが選択されているとき、複数の画像データを重畳して配置する配置調整手段と、配置調整手段により配置された複数の画像データを、印刷装置に出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
請求項7に記載の電子カメラの制御方法は、印刷モード選択手段は、印刷装置の印刷モードとして複数の画像データが1枚の記録用紙に印刷される第1の印刷モード、複数の画像データが重畳されて1枚の記録用紙に印刷される第2の印刷モード、または1枚の記録用紙に1つの画像データが印刷される第3の印刷モードの3つの印刷モードのうちのいずれかを選択し、画像選択手段は、記録媒体に記録されている画像データの中から、印刷装置に出力する所望の画像データを選択し、配置調整手段は、選択された画像データが複数である場合であって、第1の印刷モードが選択されているとき、印刷装置を設定するための設定情報を参照して複数の画像データの各々を拡大または縮小して配置し、第2の印刷モードが選択されているとき、複数の画像データを重畳して配置し、出力手段は、配置された複数の画像データを、印刷装置に出力することを特徴とする。
【0007】
請求項8に記載の記録媒体は、印刷モード選択手段は、印刷装置の印刷モードとして複数の画像データが1枚の記録用紙に印刷される第1の印刷モード、複数の画像データが重畳されて1枚の記録用紙に印刷される第2の印刷モード、または1枚の記録用紙に1つの画像データが印刷される第3の印刷モードの3つの印刷モードのうちのいずれかを選択し、画像選択手段は、記録媒体に記録されている画像データの中から、印刷装置に出力する所望の画像データを選択し、配置調整手段は、選択された画像データが複数である場合であって、第1の印刷モードが選択されているとき、印刷装置を設定するための設定情報を参照して複数の画像データの各々を拡大または縮小して配置し、第2の印刷モードが選択されているとき、複数の画像データを重畳して配置し、出力手段は、配置された複数の画像データを、印刷装置に出力する制御プログラムを記録していることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
【0009】
図1及び図2は、本発明を適用した電子カメラの一実施例の構成を示す斜視図である。本実施例の電子カメラにおいては、被写体を撮影する場合において、被写体に向けられる面が面X1とされ、ユーザ側に向けられる面が面X2とされている。面X1の上端部には、被写体の撮影範囲の確認に用いられるファインダ2、被写体の光画像を取り込む撮影レンズ3(撮像手段)、及び被写体を照明する光を発光する発光部(ストロボ)4が設けられている。
【0010】
さらに、面X1には、ストロボ4を発光させて撮影を行うときに、ストロボ4を発光させる前に発光させて赤目を軽減する赤目軽減ランプ15、CCD20(図4)の動作を停止させているときに測光を行う測光素子16、および、CCD20の動作を停止させているときに測色を行う測色素子17が設けられている。
【0011】
一方、面X1に対向する面X2の上端部(面X1のファインダ2、操作レンズ3、発光部4が形成されている上端部に対応する位置)には、上記ファインダ2、及びこの電子カメラ1に記録されている音声を出力するスピーカ5が設けられている。また、面X2に形成されているLCD6及び操作キー7は、ファインダ2、撮影レンズ3、発光部4及びスピーカ5よりも、鉛直下側に形成されている。LCD6の表面上には、後述するペン型指示装置の接触操作により、指示された位置に対応する位置データを出力する、いわゆるタッチタブレット6A(選択手段、入力手段、指定手段)が配置されている。
【0012】
このタッチタブレット6Aは、ガラス、樹脂等の透明な材料によって構成されており、ユーザは、タッチタブレット6Aの内側に形成されているLCD6に表示される画像を、タッチタブレット6Aを介して観察することができる。
【0013】
操作キー7は、LCD6に記録データを再生表示する場合などに操作されるキーであり、ユーザによる操作(入力)を検知し、CPU39(図6:配置調整手段、変更手段、分割表示手段)に供給するようになされている。
【0014】
操作キー7のうちのメニューキー7Aは、LCD6上にメニュー画面を表示する場合に操作されるキーである。実行キー7Bは、ユーザによって選択された記録情報を再生する場合に操作されるキーである。
【0015】
クリアキー7Cは、記録した情報を削除する場合に操作されるキーである。キャンセルキー7Dは、記録情報の再生処理を中断する場合に操作されるキーである。スクロールキー7Eは、LCD6に記録情報の一覧が表示されている場合において、画面を上下方向にスクロールさせるときに操作されるキーである。
【0016】
面X2には、LCD6を使用していないときに保護する、しゅう動自在なLCDカバー14が設けられている。LCDカバー14は、鉛直上方向に移動させた場合、図3に示すように、LCD6及びタッチタブレット6Aを覆うようになされている。また、LCDカバー14を鉛直下方向に移動した場合、LCD6及びタッチタブレット6Aが現れるとともに、LCDカバー14の腕部14Aによって、面Y2に配置された電源スイッチ11(後述)がオン状態に切り換えられるようになされている。
【0017】
この電子カメラ1の上面である面Zには、音声を集音するマイクロホン8、及び図示せぬイヤホンが接続されるイヤホンジャック9が設けられている。
【0018】
左側面(面Y1)には、被写体を撮像するときに操作されるレリーズスイッチ10、撮影時の連写モードを切り換えるときに操作される連写モード切り換えスイッチ13、および、外部のプリンタに接続するためのプリンタ接続端子18が設けられている。このレリーズスイッチ10、連写モード切り換えスイッチ13、および、プリンタ接続端子18は、面X1の上端部に設けられているファインダ2、撮影レンズ3及び発光部4よりも鉛直下側に配置されている。
【0019】
一方、面Y1に対向する面Y2(右側面)には、音声を録音するときに操作される録音スイッチ12と、電源スイッチ11が設けられている。この録音スイッチ12及び電源スイッチ11は、上記レリーズスイッチ10及び連写モード切り換えスイッチ13と同様に、面X1の上端部に設けられているファインダ2、撮影レンズ3及び発光部4よりも鉛直下側に配置されている。また、録音スイッチ12は、面Y1のレリーズスイッチ10とほぼ同じ高さに形成されており、左右どちらの手で持っても、違和感のないように構成されている。
【0020】
なお、録音スイッチ12とレリーズスイッチ10の高さを、あえて異ならせることにより、一方のスイッチを押す場合に、この押圧力によるモーメントを打ち消すために反対側の側面を指で保持したとき、誤ってこの反対側の側面に設けられたスイッチが押されてしまわないようにしてもよい。
【0021】
上記連写モード切り換えスイッチ13は、ユーザがレリーズスイッチ10を押して被写体を撮影するとき、被写体を1コマだけ撮影するのか、または、所定の複数コマ撮影するのかを設定する場合に用いられる。例えば、連写モード切り換えスイッチ13の指針が「S」と印刷された位置に切り換えられている(すなわち、Sモードに切り換えられている)場合において、レリーズスイッチ10が押されると、1コマだけ撮影が行われるようになされている。
【0022】
また、連写モード切り換えスイッチ13の指針が「L」と印刷された位置に切り換えられている(すなわち、Lモードに切り換えられている)場合において、レリーズスイッチ10が押されると、レリーズスイッチ10の押されている期間中、1秒間に8コマの撮影が行われるようになされている(すなわち、低速連写モードになる)。
【0023】
さらに、連写モード切り換えスイッチ13の指針が「H」と印刷された位置に切り換えられている(すなわち、Hモードに切り換えられている)場合において、レリーズスイッチ10が押されると、レリーズスイッチ10の押されている期間中、1秒間に30コマの撮影が行われるようになされている(すなわち、高速連写モードになる)。
【0024】
次に、電子カメラ1の内部の構成について説明する。図4は、図1及び図2に示す電子カメラの内部の構成例を示す斜視図である。CCD20は、撮影レンズ3の後段(面X2側)に設けられており、撮影レンズ3を介して結像する被写体の光画像を電気信号に光電変換するようになされている。
【0025】
ファインダ内表示素子26は、ファインダ2の視野内に配置され、ファインダ2を介して被写体を視ているユーザに対して、各種機能の設定状態などを表示するようになされている。
【0026】
LCD6の鉛直下側には、円柱形状の4本のバッテリ(単3の乾電池)21が縦に並べられており、このバッテリ21に蓄積されている電力が各部に供給される。さらに、LCD6の鉛直下側には、バッテリ21とともに、発光部4に光を発光させるための電荷を蓄積しているコンデンサ22が配置されている。
【0027】
回路基板23には、この電子カメラ1の各部を制御する、種々の制御回路が形成されている。また、回路基板23と、LCD6及びバッテリ21の間には、挿抜可能なメモリカード24(記録手段)が設けられており、この電子カメラ1に入力される各種の情報が、それぞれ、メモリカード24の予め設定されている領域に記録される。
【0028】
さらに、電源スイッチ11に隣接して配置されているLCDスイッチ25は、その突起部が押圧されている間のみオン状態となるスイッチであり、LCDカバー14を鉛直下方向に移動させた場合、図5(a)に示すように、LCDカバー14の腕部14Aによって、電源スイッチ11とともにオン状態に切り換えられるようになされている。
【0029】
なお、LCDカバー14が鉛直上方向に位置する場合、電源スイッチ11は、LCDスイッチ25とは独立に、ユーザによって操作される。例えば、LCDカバー14が閉じられ、電子カメラ1が使用されていない場合、図5(b)に示すように、電源スイッチ11及びLCDスイッチ25がオフ状態になっている。この状態において、ユーザが電源スイッチ11を図5(c)に示すように、オン状態に切り換えると、電源スイッチ11はオン状態となるが、LCDスイッチ25は、オフ状態のままである。一方、図5(b)に示すように、電源スイッチ11及びLCDスイッチ25がオフ状態になっているとき、LCDカバー14が開かれると、図5(a)に示すように、電源スイッチ11及びLCDスイッチ25がオン状態となる。そして、この後、LCDカバー14を閉じると、LCDスイッチ25だけが、図5(c)に示すように、オフ状態となる。
【0030】
なお、本実施例においては、メモリカード24は挿抜可能とされているが、回路基板23上にメモリを設け、そのメモリに各種情報を記録可能とするようにしてもよい。また、メモリ(メモリカード24)に記録されている各種情報を、図示せぬインタフェースを介して外部のパーソナルコンピュータに出力することができるようにしてもよい。
【0031】
次に、本実施例の電子カメラ1の内部の電気的構成を、図6のブロック図を参照して説明する。複数の画素を備えているCCD20は、各画素に結像した光画像を画像信号(電気信号)に光電変換するようになされている。デジタルシグナルプロセッサ(以下、DSPという)33は、CCD20にCCD水平駆動パルスを供給するとともに、CCD駆動回路34を制御し、CCD20にCCD垂直駆動パルスを供給させるようになされている。
【0032】
画像処理部31は、CPU39に制御され、CCD20が光電変換した画像信号を所定のタイミングでサンプリングし、そのサンプリングした信号を、所定のレベルに増幅するようになされている。アナログ/デジタル変換回路(以下、A/D変換回路という)32は、画像処理部31でサンプリングした画像信号をデジタル化してDSP33に供給するようになされている。
【0033】
DSP33は、バッファメモリ36およびメモリカード24に接続されるデータバスを制御し、A/D変換回路32より供給された画像データをバッファメモリ36に一旦記憶させた後、バッファメモリ36に記憶した画像データを読み出し、その画像データを、メモリカード24に記録するようになされている。
【0034】
また、DSP33は、A/D変換回路32より供給された画像データをフレームメモリ35に記憶させ、LCD6に表示させるとともに、メモリカード24から撮影画像データを読み出し、その撮影画像データを伸張した後、伸張後の画像データをフレームメモリ35に記憶させ、LCD6に表示させるようになされている。
【0035】
さらに、DSP33は、電子カメラ1の起動時において、CCD20の露光レベルが適正な値になるまで、露光時間(露出値)を調節しながら、CCD20を繰り返し動作させるようになされている。このとき、DSP33が、最初に、測光回路51を動作させ、測光素子16により検出された受光レベルに対応して、CCD20の露光時間の初期値を算出するようにしてもよい。このようにすることにより、CCD20の露光時間の調節を短時間で行うことができる。
【0036】
この他、DSP33は、メモリカード24への記録、伸張後の画像データのバッファメモリ36への記憶などにおけるデータ入出力のタイミング管理を行うようになされている。
【0037】
バッファメモリ36は、メモリカード24に対するデータの入出力の速度と、CPU39やDSP33などにおける処理速度の違いを緩和するために利用される。
【0038】
マイクロホン8は、音声情報を入力し(音声を集音し)、その音声情報をA/DおよびD/A変換回路42に供給するようになされている。
【0039】
A/DおよびD/A変換回路42は、マイクロホン8により検出された音声に対応するアナログ信号をデジタル信号に変換した後、そのデジタル信号をCPU39に出力するとともに、CPU39より供給された音声データをアナログ化し、アナログ化した音声信号をスピーカ5に出力するようになされている。
【0040】
測光素子16は、被写体およびその周囲の光量を測定し、その測定結果を測光回路51に出力するようになされている。
【0041】
測光回路51は、測光素子16より供給された測光結果であるアナログ信号に対して所定の処理を施した後、デジタル信号に変換し、そのデジタル信号をCPU39に出力するようになされている。
【0042】
測色素子17は、被写体およびその周囲の色温度を測定し、その測定結果を測色回路52に出力するようになされている。
【0043】
測色回路52は、測色素子17より供給された測色結果であるアナログ信号に対して所定の処理を施した後、デジタル信号に変換し、そのデジタル信号をCPU39に出力するようになされている。
【0044】
タイマ45は、時計回路を内蔵し、現在の時刻に対応するデータをCPU39に出力するようになされている。
【0045】
絞り駆動回路53は、絞り54の開口径を所定の値に設定するようになされている。
【0046】
絞り54は、撮影レンズ3とCCD20の間に配置され、撮影レンズ3からCCD20に入射する光の開口を変更するようになされている。
【0047】
CPU39は、LCDスイッチ25からの信号に応じて、LCDカバー14が開いているときにおいては、測光回路51および測色回路52の動作を停止させ、LCDカバー14が閉じているときにおいては、測光回路51および測色回路52を動作させるとともに、レリーズスイッチ10が半押し状態(第1の操作を行った状態)になるまで、CCD20の動作(例えば電子シャッタ動作)を停止させるようになされている。
【0048】
CPU39は、CCD20の動作を停止させているとき、測光回路51および測色回路52を制御し、測光素子16の測光結果を受け取るとともに、測色素子17の測色結果を受け取るようになされている。
【0049】
そして、CPU39は、所定のテーブルを参照して、測色回路52より供給された色温度に対応するホワイトバランス調整値を算出し、そのホワイトバランス調整値を画像処理部31に供給するようになされている。
【0050】
即ち、LCDカバー14が閉じているときにおいては、LCD6が電子ビューファインダとして使用されないので、CCD20の動作を停止させるようにする。CCD20は多くの電力を消費するので、このようにCCD20の動作を停止させることにより、バッテリ21の電力を節約することができる。
【0051】
また、CPU39は、LCDカバー14が閉じているとき、レリーズスイッチ10が操作されるまで(レリーズスイッチ10が半押し状態になるまで)、画像処理部31が各種処理を行わないように、画像処理部31を制御するようになされている。
【0052】
さらに、CPU39は、LCDカバー14が閉じているとき、レリーズスイッチ10が操作されるまで(レリーズスイッチ10が半押し状態になるまで)、絞り駆動回路53が絞り54の開口径を変更などの動作を行わないように、絞り駆動回路53を制御するようになされている。
【0053】
CPU39は、ストロボ駆動回路37を制御して、ストロボ4を適宜発光させるようになされている他、赤目軽減ランプ駆動回路38を制御して、ストロボ4を発光させる前に、赤目軽減ランプ15を適宜発光させるようになされている。
【0054】
なお、CPU39は、LCDカバー14が開いているとき(即ち、電子ビューファインダが利用されているとき)においては、ストロボ4を発光させないようにする。このようにすることにより、電子ビューファインダに表示されている画像の状態で、被写体を撮影することができる。
【0055】
CPU39は、タイマ45より供給される日時データに従って、撮影した日時の情報を画像データのヘッダ情報として、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録するようになされている。(すなわち、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録される撮影画像データには、撮影日時のデータが付随している)。
【0056】
また、CPU39は、デジタル化された音声情報を圧縮した後、デジタル化及び圧縮化された音声データを一旦、バッファメモリ36に記憶させた後、メモリカード24の所定の領域(音声記録領域)に記録するようになされている。また、このとき、メモリカード24の音声記録領域には、録音日時のデータが音声データのヘッダ情報として記録されるようになされている。
【0057】
CPU39は、レンズ駆動回路30を制御し、撮影レンズ3を移動させることにより、オートフォーカス動作を行う他、絞り駆動回路53を制御して、撮影レンズ3とCCD20の間に配置されている絞り54の開口径を変更させるようになされている。
【0058】
さらに、CPU39は、ファインダ内表示回路40を制御して、各種動作における設定などをファインダ内表示素子26に表示させるようになされている。
【0059】
CPU39は、インタフェース(I/F)48(出力手段)を介して、所定の外部装置(図示せず)と所定のデータの授受を行うようになされている。
【0060】
また、CPU39は、操作キー7からの信号を受け取り、適宜処理するようになされている。
【0061】
ユーザの操作するペン(ペン型指示部材)41によってタッチタブレット6Aの所定の位置が押圧されると、CPU39は、タッチタブレット6Aの押圧された位置のX−Y座標を読み取り、その座標データ(後述する線画情報)を、バッファメモリ36に蓄積するようになされている。また、CPU39は、バッファメモリ36に蓄積した線画情報を、線画情報入力日時のヘッダ情報とともに、メモリカード24の線画情報記録領域に記録するようになされている。
【0062】
次に、本実施例の電子カメラ1の各種動作について説明する。最初に、本装置のLCD6における電子ビューファインダ動作について説明する。
【0063】
ユーザがレリーズスイッチ10を半押し状態にすると、DSP33は、CPU39より供給される、LCDスイッチ25の状態に対応する信号の値から、LCDカバー14が開いているか否かを判断し、LCDカバー14が閉じていると判断した場合、電子ビューファインダ動作を行わない。この場合、DSP33は、レリーズスイッチ10が操作されるまで、処理を停止する。
【0064】
なお、LCDカバー14が閉じている場合、電子ビューファインダ動作を行わないので、CPU39は、CCD20、画像処理部31、および、絞り駆動回路53の動作を停止させる。そして、CPU39は、CCD20を停止させる代わりに、測光回路51および測色回路52を動作させ、それらの測定結果を、画像処理部31に供給する。画像処理部31は、それらの測定結果の値を、ホワイトバランス制御や輝度値の制御を行うときに利用する。
【0065】
また、レリーズスイッチ10が操作された場合、CPU39は、CCD20および絞り駆動回路53の動作を行わせる。
【0066】
一方、LCDカバー14が開いている場合、CCD20は、所定の時間毎に、所定の露光時間で、電子シャッタ動作を行い、撮影レンズ3によって集光された被写体の光画像を光電変換し、その動作で得られた画像信号を画像処理部31に出力する。
【0067】
画像処理部31は、ホワイトバランス制御および輝度値の制御を行い、その画像信号に対して所定の処理を施した後、画像信号をA/D変換回路32に出力する。なお、CCD20が動作しているときは、画像処理部31は、CPU39により、CCD20の出力を利用して算出された、ホワイトバランス制御および輝度値の制御に利用される調整値を利用する。
【0068】
そして、A/D変換回路32は、その画像信号(アナログ信号)を、デジタル信号である画像データに変換し、その画像データをDSP33に出力する。
【0069】
DSP33は、その画像データをフレームメモリ35に出力し、LCD6にその画像データに対応する画像を表示させる。
【0070】
このように、電子カメラ1においては、LCDカバー14が開いている場合、所定の時間間隔で、CCD20が電子シャッタ動作し、その度に、CCD20から出力された信号を画像データに変換し、その画像データをフレームメモリ35に出力して、LCD6に被写体の画像を絶えず表示させることで、電子ビューファインダ動作を行う。
【0071】
また、上述のように、LCDカバー14が閉じている場合においては、電子ビューファインダ動作を行わず、CCD20、画像処理部31、および、絞り駆動回路53の動作を停止させ、消費電力を節約している。
【0072】
次に、本装置による被写体の撮影について説明する。
【0073】
第1に、面Y1に設けられている連写モード切り換えスイッチ13が、Sモード(1コマだけ撮影を行うモード)に切り換えられている場合について説明する。最初に、図1に示す電源スイッチ11を「ON」と印刷されている側に切り換えて電子カメラ1に電源を投入する。ファインダ2で被写体を確認し、面Y1に設けられているレリーズスイッチ10を押すと、被写体の撮影処理が開始される。
【0074】
なお、LCDカバー14が閉じられている場合、CPU39は、レリーズスイッチ10が半押し状態になったとき、CCD20、画像処理部31、および、絞り駆動回路53の動作を再開させて、レリーズスイッチ10が全押し状態(第2の操作を行った状態)になったとき、被写体の撮影処理を開始させる。
【0075】
ファインダ2で観察される被写体の光画像が撮影レンズ3によって集光され、複数の画素を備えるCCD20に結像する。CCD20に結像した被写体の光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処理部31によってサンプリングされる。画像処理部31によってサンプリングされた画像信号は、A/D変換回路32に供給され、そこでデジタル化されてDSP33に出力される。
【0076】
DSP33は、その画像データをバッファメモリ36に一旦出力した後、バッファメモリ36より、その画像データを読み出し、離散的コサイン変換、量子化及びハフマン符号化を組み合わせたJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式に従って圧縮し、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録させる。このとき、メモリカード24の撮影画像記録領域には、撮影日時のデータが、撮影画像データのヘッダ情報として記録される。
【0077】
なお、連写モード切り換えスイッチ13がSモードに切り換えられている場合においては、1コマの撮影だけが行われ、レリーズスイッチ10が継続して押されても、それ以降の撮影は行われない。また、レリーズスイッチ10が継続して押されると、LCDカバー14が開いている場合、LCD6に、撮影した画像が表示される。
【0078】
第2に、連写モード切り換えスイッチ13がLモード(1秒間に8コマの連写を行うモード)に切り換えられている場合について説明する。電源スイッチ11を「ON」と印刷されている側に切り換えて電子カメラ1に電源を投入し、面Y1に設けられているレリーズスイッチ10を押すと、被写体の撮影処理が開始される。
【0079】
なお、LCDカバー14が閉じられている場合、CPU39は、レリーズスイッチ10が半押し状態になったとき、CCD20、画像処理部31、および、絞り駆動回路53の動作を再開させて、レリーズスイッチ10が全押し状態になったとき、被写体の撮影処理を開始させる。
【0080】
ファインダ2で観察される被写体の光画像が撮影レンズ3によって集光され、複数の画素を備えるCCD20に結像する。CCD20に結像した被写体の光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処理部31によって1秒間に8回の割合でサンプリングされる。また、このとき、画像処理部31は、CCD20の全画素の画像電気信号のうち4分の3の画素を間引く。
【0081】
すなわち、画像処理部31は、マトリクス状に配列されているCCD20の画素を、図7に示すように、2×2画素(4つの画素)を1つとする領域に分割し、その1つの領域から、所定の位置に配置されている1画素の画像信号をサンプリングし、残りの3画素を間引く。
【0082】
例えば、第1回目のサンプリング時(1コマ目)においては、各領域の左上の画素aがサンプリングされ、その他の画素b,c,dが間引かれる。第2回目のサンプリング時(2コマ目)においては、各領域の右上の画素bがサンプリングされ、その他の画素a,c,dが間引かれる。以下、第3回目、第4回目のサンプリング時においては、左下の画素c、右下の画素dが、それぞれ、サンプリングされ、その他の画素が間引かれる。つまり、4コマ毎に各画素がサンプリングされる。
【0083】
画像処理部31によってサンプリングされた画像信号(CCD20の全画素中の4分の1の画素の画像信号)は、A/D変換回路32に供給され、そこでデジタル化されてDSP33に出力される。
【0084】
DSP33は、デジタル化された画像信号をバッファメモリ36に一旦出力した後、その画像信号を読み出し、JPEG方式に従って圧縮した後、デジタル化及び圧縮処理された撮影画像データを、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録する。このとき、メモリカード24の撮影画像記録領域には、撮影日時のデータが、撮影画像データのヘッダ情報として記録される。
【0085】
第3に、連写モード切り換えスイッチ13がHモード(1秒間に30コマの連写を行うモード)に切り換えられている場合について説明する。電源スイッチ11を「ON」と印刷されている側に切り換えて電子カメラ1に電源を投入し、面Y1に設けられているレリーズスイッチ10を押すと、被写体の撮影処理が開始される。
【0086】
なお、LCDカバー14が閉じられている場合、CPU39は、レリーズスイッチ10が半押し状態になったとき、CCD20、画像処理部31、および、絞り駆動回路53の動作を再開させて、レリーズスイッチ10が全押し状態になったとき、被写体の撮影処理を開始させる。
【0087】
ファインダ2で観察される被写体の光画像が撮影レンズ3によって集光され、CCD20に結像する。複数の画素を備えるCCD20に結像した被写体の光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処理部31によって1秒間に30回の割合でサンプリングされる。また、このとき、画像処理部31は、CCD20の全画素の画像電気信号のうち9分の8の画素を間引く。
【0088】
すなわち、画像処理部31は、マトリクス状に配列されているCCD20の画素を、図8に示すように、3×3画素を1つとする領域に分割し、その1つの領域から、所定の位置に配置されている1画素の画像電気信号を、1秒間に30回の割合でサンプリングし、残りの8画素を間引く。
【0089】
例えば、第1回目のサンプリング時(1コマ目)においては、各領域の左上の画素aがサンプリングされ、その他の画素b乃至iが間引かれる。第2回目のサンプリング時(2コマ目)においては、画素aの右側に配置されている画素bがサンプリングされ、その他の画素a,c乃至iが間引かれる。以下、第3回目以降のサンプリング時においては、画素c、画素d・・・が、それぞれ、サンプリングされ、その他の画素が間引かれる。つまり、9コマ毎に各画素がサンプリングされる。
【0090】
画像処理部31によってサンプリングされた画像信号(CCD20の全画素中の9分の1の画素の画像信号)は、A/D変換回路32に供給され、そこでデジタル化されてDSP33に出力される。
【0091】
DSP33は、デジタル化された画像信号をバッファメモリ36に一旦出力した後、その画像信号を読み出し、JPEG方式に従って圧縮した後、デジタル化及び圧縮処理された撮影画像データを、撮影日時のヘッダ情報を付随して、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録する。
【0092】
なお、必要に応じて、ストロボ4を動作させ、被写体に光を照射させることもできる。ただし、LCDカバー14が開いているとき、即ち、LCD6が電子ビューファインダ動作を行っているとき、CPU39は、ストロボ4を、発光させないように制御する。
【0093】
次に、タッチタブレット6Aから2次元の情報(ペン入力情報)を入力する場合の動作について説明する。
【0094】
タッチタブレット6Aがペン41のペン先で押圧されると、接触した箇所のX−Y座標が、CPU39に入力される。このX−Y座標は、バッファメモリ36に記憶される。また、フレームメモリ35における上記X−Y座標の各点に対応した箇所にデータを書き込み、LCD6における上記X−Y座標に、ペン41の接触に対応した線画を表示させることができる。
【0095】
上述したように、タッチタブレット6Aは、透明部材によって構成されているので、ユーザは、LCD6上に表示される点(ペン41のペン先で押圧された位置の点)を観察することができ、あたかもLCD6上に直接ペン入力をしたかのように感じることができる。また、ペン41をタッチタブレット6A上で移動させると、LCD6上には、ペン41の移動に伴う線が表示される。さらに、ペン41をタッチタブレット6A上で断続的に移動させると、LCD6上には、ペン41の移動に伴う破線が表示される。以上のようにして、ユーザは、タッチタブレット6A(LCD6)に所望の文字、図形等の線画情報を入力する。
【0096】
また、LCD6上に撮影画像が表示されている場合において、ペン41によって線画情報が入力されると、この線画情報が、撮影画像情報とともに、フレームメモリ35で合成され、LCD6上に同時に表示される。
【0097】
なお、ユーザは、図示せぬ色選択スイッチを操作することによって、LCD6上に表示される線画の色を、黒、白、赤、青等の色から選択することができる。
【0098】
ペン41によるタッチタブレット6Aへの線画情報の入力後、操作キー7の実行キー7Bが押されると、バッファメモリ36に蓄積されている線画情報が、入力日時のヘッダ情報とともにメモリカード24に供給され、メモリカード24の線画情報記録領域に記録される。
【0099】
なお、メモリカード24に記録される線画情報は、圧縮処理の施された情報である。タッチタブレット6Aに入力された線画情報は空間周波数成分の高い情報を多く含んでいるので、上記撮影画像の圧縮に用いられるJPEG方式によって圧縮処理を行うと、圧縮効率が悪く情報量が小さくならず、圧縮及び伸張に必要とされる時間が長くなってしまう。さらに、JPEG方式による圧縮は、非可逆圧縮であるので、情報量の少ない線画情報の圧縮には適していない(伸張してLCD6上に表示した場合、情報の欠落に伴うギャザ、にじみが際だってしまうため)。
【0100】
そこで、本実施例においては、ファックス等において用いられるランレングス法によって、線画情報を圧縮するようにしている。ランレングス法とは、線画画面を水平方向に走査し、黒、白、赤、青等の各色の情報(点)の継続する長さ、及び無情報(ペン入力のない部分)の継続する長さを符号化することにより、線画情報を圧縮する方法である。
【0101】
このランレングス法を用いることにより、線画情報を最小に圧縮することができ、また、圧縮された線画情報を伸張した場合においても、情報の欠落を抑制することが可能になる。なお、線画情報は、その情報量が比較的少ない場合には、圧縮しないようにすることもできる。
【0102】
また、上述したように、LCD6上に撮影画像が表示されている場合において、ペン入力を行うと、撮影画像データとペン入力の線画情報がフレームメモリ35で合成され、撮影画像と線画の合成画像がLCD6上に表示される。その一方で、メモリカード24においては、撮影画像データは、撮影画像記録領域に記録され、線画情報は、線画情報記録領域に記録される。このように、2つの情報が、各々異なる領域に記録されるので、ユーザは、撮影画像と線画の合成画像から、いずれか一方の画像(例えば線画)を削除することができ、さらに、各々の画像情報を個別の圧縮方法で圧縮することもできる。
【0103】
メモリカード24の音声記録領域、撮影画像記録領域、または線画情報記録領域にデータを記録した場合、図9に示すように、LCD6に所定の表示が行われる。
【0104】
図9に示すLCD6の表示画面上においては、情報を記録した時点の年月日(記録年月日)(この場合、1995年8月25日)が画面の下端部に表示され、その記録年月日に記録された情報の記録時刻が画面の最も左側に表示されている。
【0105】
記録時刻の右側には、サムネイル画像が表示されている。このサムネイル画像は、メモリカード24に記録された撮影画像データの各画像データのビットマップデータを間引いて(縮小して)作成されたものである。この表示のある情報は、撮影画像情報を含む情報である。つまり、「10時16分」と「10時21分」に記録(入力)された情報には、撮影画像情報が含まれており、「10時05分」、「10時28分」、「10時54分」、「13時10分」に記録された情報には、画像情報が含まれていない。
【0106】
また、メモ記号「*」は、線画情報として所定のメモが記録されていることを表している。
【0107】
サムネイル画像の表示領域の右側には、音声情報バーが表示され、録音時間の長さに対応する長さのバー(線)が表示される(音声情報が入力されていない場合は、表示されない)。
【0108】
ユーザは、図9に示すLCD6の所望の情報の表示ラインのいずれかの部分を、ペン41のペン先で押圧して再生する情報を選択指定し、図2に示す実行キー7Bをペン41のペン先で押圧することにより、選択した情報を再生する。
【0109】
例えば、図9に示す「10時05分」の表示されているラインがペン41によって押圧されると、CPU39は、選択された録音日時(10時05分)に対応する音声データをメモリカード24から読み出し、その音声データを伸張した後、A/DおよびD/A変換回路42に供給する。A/DおよびD/A変換回路42は、供給された音声データをアナログ化した後、スピーカ5を介して再生する。
【0110】
メモリカード24に記録した撮影画像データを再生する場合、ユーザは、所望のサムネイル画像を、ペン41のペン先で押圧することによりその情報を選択し、実行キー7Bを押して選択した情報を再生させる。
【0111】
CPU39は、選択された撮影日時に対応する撮影画像データをメモリカード24から読み出すように、DSP33に指示する。DSP33は、メモリカード24より読み出された撮影画像データ(圧縮されている撮影画像データ)を伸張し、この撮影画像データをビットマップデータとしてフレームメモリ35に蓄積させ、LCD6に表示させる。
【0112】
Sモードで撮影された画像は、LCD6上に、静止画像として表示される。この静止画像は、CCD20の全ての画素の画像信号を再生したものであることはいうまでもない。
【0113】
Lモードで撮影された画像は、LCD6上において、1秒間に8コマの割合で連続して表示される。このとき、各コマに表示される画素数は、CCD20の全画素数の4分の1である。
【0114】
通常、人間の目は、静止画像の解像度の劣化に対しては敏感に反応するため、静止画像の画素を間引くことは、ユーザに画質の劣化として捉えられてしまう。しかしながら、撮影時の連写速度が上がり、Lモードにおいて1秒間に8コマ撮影され、この画像が1秒間に8コマの速さで再生された場合においては、各コマの画素数がCCD20の画素数の4分の1になるが、人間の目は1秒間に8コマの画像を観察するので、1秒間に人間の目に入る情報量は、静止画像の場合に比べて2倍になる。
【0115】
すなわち、Sモードで撮影された画像の1コマの画素数を1とすると、Lモードで撮影された画像の1コマの画素数は1/4となる。Sモードで撮影された画像(静止画像)がLCD6に表示された場合、1秒間に人間の目に入る情報量は1(=(画素数1)×(コマ数1))となる。一方、Lモードで撮影された画像がLCD6に表示された場合、1秒間に人間の目に入る情報量は2(=(画素数1/4)×(コマ数8))となる(すなわち、人間の目には、静止画像の2倍の情報が入る)。従って、1コマ中の画素の数を4分の1にしても、再生時において、ユーザは、画質の劣化をさほど気にすることなく再生画像を観察することができる。
【0116】
さらに、本実施例においては、各コマ毎に異なる画素をサンプリングし、そのサンプリングした画素をLCD6に表示するようにしているので、人間の目に残像効果が起こり、1コマ当たり4分の3画素を間引いたとしても、ユーザは、画質の劣化をさほど気にすることなくLCD6に表示されるLモードで撮影された画像を観察することができる。
【0117】
また、Hモードで撮影された画像は、LCD6上において、1秒間に30コマの割合で連続して表示される。このとき、各コマに表示される画素数は、CCD20の全画素数の9分の1であるが、Lモードの場合と同様の理由で、ユーザは、画質の劣化をさほど気にすることなくLCD6に表示されるHモードで撮影された画像を観察することができる。
【0118】
本実施例においては、Lモード及びHモードで被写体を撮像する場合、画像処理部31が、再生時における画質の劣化が気にならない程度にCCD20の画素を間引くようにしているので、DSP33の負荷を低減することができ、DSP33を、低速度、低電力で作動させることができる。また、このことにより、装置の低コスト化及び低消費電力化が可能になる。
【0119】
ところで、本実施の形態の電子カメラ1は、図10に示すように外部のプリンタ100をケーブル200によりプリンタ接続端子18を介して接続し、撮影した画像を記録紙に印刷することが可能である。
【0120】
図11は、図10に示すプリンタ100の構成例を示すブロック図である。この図において、CPU102は、ROM103に格納されているプログラムに従って、種々の処理を行うようになされている。RAM104は、CPU102が所定の処理を行う場合に、演算途中のデータやプログラムなどを格納するようになされている。IF106は、CPU102が外部の機器とデータを授受する場合に、必要に応じてデータのフォーマットを変換するようになされている。バス105は、CPU102、ROM103、RAM104、および、IF106を相互に接続し、これらの間でデータを伝送するようになされている。
【0121】
IF106には、外部の電子カメラ1と、印刷部107が接続されている。
【0122】
印刷部107は、電子カメラ1から送信され、CPU102により所定の処理が施された画像データを記録紙に印刷するようになされている。
【0123】
次に、本実施の形態の電子カメラ1に対して、プリンタ100を接続した場合における、プリンタ100の設定処理と、プリント処理とについて以下に説明する。
【0124】
図12は、プリンタ100の印刷モードの設定処理の一例を説明するフローチャートである。この処理は、メニューキー7Aが押圧された場合に表示されるメニュー画面(図示せず)において、選択項目である「印刷モードの設定」が選択された場合に実行される。
【0125】
この処理が実行されると、電子カメラ1のCPU39は、ステップS1において、図13に示すような設定画面をLCD6に表示させる。そして、印刷モードの入力を受ける。
【0126】
図13に示す表示例では、画面上端部にタイトル「モード設定」が表示されており、また、その下には、選択項目である「複数コマ1枚プリントモード」、「複数コマ合成1枚プリントモード」、および、「1コマ1枚プリントモード」が表示されている。また、それぞれの選択項目の左側には、その項目を選択する場合にチェックされるボックスが表示されている。
【0127】
選択項目「複数コマ1枚プリントモード」は、複数のコマ(撮影画像)を1枚の記録用紙に印刷するモードである。また、複数コマ合成1枚プリントモードは、複数のコマを重畳して1枚の画像として記録用紙に記録するモードである。更に、1コマ1枚プリントモードは、1枚の画像を1枚の記録用紙にそれぞれ印刷するモードである。
【0128】
ステップS1において、前述の3つの選択項目の何れかが選択された場合(3つのボックスの何れかがチェックされた場合)、CPU39は、選択されたモードを示す情報をメモリカード24の設定情報記録領域に格納し、ステップS2に進む。
【0129】
ステップS2では、CPU39は、図14に示すような設定画面をLCD6に表示させ、記録用紙の設定を受ける。
【0130】
この表示例では、タイトル「記録用紙設定」の下に、設定項目である「用紙サイズ」と「印刷方向」が表示されている。また、それぞれの設定項目の右側には、設定内容が表示されるウィンドウが配置されている。なお、このウィンドウに表示されている設定内容は、ウィンドウをペン41で押圧することにより表示されるプルダウンメニュー(図示せず)に列記されている選択項目の中から、所望の項目をユーザが選択することにより設定することが可能である。この例では、用紙サイズとして“A4”が選択されており、また、用紙方向としては“縦”が選択されている。このようにして設定された内容は、メモリカード24の設定情報記録領域に格納される。
【0131】
ステップS2の処理が完了すると、CPU39は、印刷モード設定処理を終了する(エンド)。
【0132】
以上の処理により、プリンタ100の印刷モードの設定を行うことができる。
【0133】
次に、以上の処理により設定された内容に応じて印刷を行う印刷処理について説明する。
【0134】
図15は、印刷処理の一例を説明するフローチャートである。この処理は、メニューキー7Aが押圧された場合に表示されるメニュー画面(図示せず)において、選択項目である「印刷」が選択された場合に実行される。
【0135】
この処理が実行されると、ステップS10において、CPU39は、メモリカード24に記録されている撮影画像などの記録情報を、例えば、図9に示すようにLCD6に表示させる。そして、ステップS11に進む。
【0136】
ステップS11では、CPU39は、印刷の対象となるサムネイル画像が選択された後、実行キー7Bが押圧されたか否かを判定する。その結果、サムネイル画像が選択されていないか、または、実行キー7Bが押圧されていない(NO)と判定した場合には、ステップS11に戻り、前述の場合と同様の処理を繰り返す。また、サムネイル画像が選択された後、実行キー7Bが押圧された(YES)と判定した場合には、ステップS12に進む。
【0137】
ステップS12では、CPU39は、ステップS11において選択されたサムネイル画像が複数であるか否かを判定する。その結果、サムネイル画像が1枚だけ選択された(NO)と判定した場合には、ステップS14に進む。ステップS14では、CPU39は、選択されたサムネイル画像に対応する撮影画像をメモリカード24から読み出し、伸長処理を施した後、LCD6に表示させる。そして、ステップS23に進む。
【0138】
また、ステップS12において、複数のサムネイル画像が選択されている(YES)と判定した場合には、ステップS13に進む。ステップS13では、CPU39は、選択されたサムネイル画像に対応する撮影画像をメモリカード24から読み出して伸長処理を施した後、画像の枚数に応じて、各画像を縮小し(例えば、画素を間引き)、得られた画像を図16に示すようにLCD6にマルチ一覧表示させる。図16に示す表示例では、連続撮影された画像(日の出を撮影した画像)が、画面を9分割するように表示されている。そして、ステップS15に進む。
【0139】
なお、図16に示す表示例では、選択された画像が9枚であるため、画面を等分して画像を表示することが可能であるが、例えば、7枚の画像が選択された場合には、1枚の空所を含めて4×2枚ずつ表示させるか、または、2枚の空所を含めて3×3枚ずつ表示させるようにしてもよい。
【0140】
ステップS15では、ステップS13において、LCD6にマルチ一覧表示されている撮影画像の中から所定の画像がペン41により選択された後、実行キー7Bが押圧されたか否かが判定される。即ち、CPU39は、タッチタブレット6Aからの出力を参照して、LCD6に表示されている画像の中から、所定の画像が選択され、続いて、実行キー7Bが押圧されたか否かを判定する。その結果、所定の画像が選択されていないか、または、実行キー7Bが押圧されていない(NO)と判定した場合にはステップS15に戻り、前述の場合と同様の処理が繰り返される。また、所定の画像が選択された後、実行キー7Bが押圧された(YES)と判定した場合には、ステップS16に進む。
【0141】
ステップS16では、CPU39は、ステップS15において指定された画像が複数であるか否かを判定する。その結果、ステップS15において指定された画像が1枚である(NO)と判定した場合には、選択された画像をメモリカード24の所定の領域(印刷待ち画像格納領域)に格納し、ステップS23に進む。また、複数の画像が選択された(YES)と判定した場合には、ステップS17に進む。
【0142】
ステップS17では、図13に示す設定画面において、「複数コマ合成1枚プリントモード」(以下、合成モードと略記する)が選択されたか否かを判定する。即ち、CPU39は、メモリカード24の設定情報記録領域から設定情報を読み出し、合成モードが選択されているか否かを判定する。その結果、合成モードが選択されている(YES)と判定した場合には、ステップS19の処理に進む。また、合成モードが選択されていない(NO)と判定した場合には、ステップS18の処理に進む。
【0143】
ステップS18では、図13の設定画面において、「複数コマ1枚プリントモード」が選択されたか否かが判定される。即ち、CPU39は、メモリカード24の設定情報記録領域から設定情報を読み出し、複数コマ1枚プリントモードに設定されているか否かを判定する。その結果、複数コマ1枚プリントモードに設定されていない(NO)と判定した場合には、選択された複数の画像をメモリカード24の印刷待ち画像格納領域に1枚ずつ別々に格納し、ステップS23の処理に進む。また、複数1枚プリントモードに設定されている(YES)と判定した場合にはステップS20に進む。
【0144】
ステップS20では、図14の設定画面において設定された内容が読み出される。即ち、CPU39は、メモリカード24の設定情報記録領域から設定情報を読み出し、記録用紙の設定内容を取得する。そして、ステップS21に進む。
【0145】
ステップS21では、ステップS20において取得した記録用紙の設定内容に応じて、ステップS15において選択された画像のそれぞれに対して縮小処理(例えば、画素の間引き処理)が施される。
【0146】
続くステップS22では、CPU39は、選択された画像の枚数、記録用紙のサイズ、および、記録用紙への印刷方向を参照し、縮小処理が施された画像の配置を決定する。そして、決定された配置に応じて、縮小された画像を合成し、得られた画像をメモリカード24の印刷待ち画像格納領域に1枚の画像として格納する。
【0147】
ところで、ステップS21,S22の処理を実行するために、記録用紙の設定内容、選択された画像の枚数、および、印刷される画像のサイズ並びにその配置の関係を示すテーブル(図17参照)を用意し、このテーブルに従って、各画像を適宜縮小するとともに、その配置を決定するようにしてもよい。
【0148】
なお、図17に示すテーブルは、A4サイズの記録用紙に縦方向に印刷する場合に対応するテーブルであり、この例では、2乃至9枚の画像を印刷する場合における1画像のサイズと、画像の配置の態様が示されている。例えば、2枚の画像を印刷する場合には、130mm×190mmの画像が、記録用紙を上下に2分割するように配置される。
【0149】
また、このようなテーブルの内容は、ユーザが適宜変更できるようにしてもよい。
【0150】
図15に戻って、ステップS17の処理において、合成モードが選択されている(YES)と判定された場合には、ステップS19に進む。ステップS19では、画像の合成処理が実行される。即ち、選択された複数の画像が重畳処理されて、1枚の画像に合成される(詳細は後述する)。そして、ステップS23に進む。
【0151】
ステップS23では、CPU39は、メモリカード24の印刷待ち画像格納領域に格納されている画像を読み出し、インターフェース48を介して、プリンタ100に出力する。なお、印刷待ち画像格納領域に複数の画像が存在する場合には、これらの画像を所定の順序で逐次プリンタ100に対して出力する。
【0152】
その結果、プリンタ100のCPU102は、電子カメラ1から出力された画像データを、IF106を介して受信し、RAM104へ一旦格納した後、印刷部107に供給して、記録用紙に印刷させる。
【0153】
いま、ステップS15において選択された画像が2枚であり(例えば、図16の左上端と最下端中央の画像が選択され)、複数コマ1枚プリントモードが選択されているとすると、図18に示すように、2枚の画像がA4の記録用紙を上下に2分割するように表示されることになる。
【0154】
また、ステップS15において、図16の左上端の画像、2段目中央の画像、最下端中央の画像、および、右下端の画像の4枚が選択されたとし、また、合成モードが選択されているとすると、図19に示すように、選択された4枚の画像が重畳されて1枚の画像として印刷されることになる。
【0155】
ステップS23の処理が完了すると、CPU39は、印刷処理を終了する(エンド)。
【0156】
なお、選択した画像を重畳させて1枚の画像として印刷する場合、図20に示すように、選択された各画像の変化部分(図20の月)の印刷濃度を段階的に異ならせるようにすることにより、各画像における変化部分一目でわかるように印刷されるようにしてもよい。
【0157】
また、図21に示すように、選択された各画像の特徴部分の近くに撮影時刻等を同時に印刷することにより、各画像における変化部分の撮影時刻がわかり便利である。
【0158】
以上の実施の形態によれば、複数の画像を1枚の記録用紙に印刷する場合、記録用紙のサイズや印刷方向、および、印刷しようとする画像の枚数などに応じて、画像のサイズや配置を自動的に決定するようにしたので、印刷の自由度を向上させることが可能となる。
【0159】
なお、図12および図15に示す制御プログラムは、メモリカード24に記憶されている。なお、これらのプログラムは、予めメモリカード24に記憶された状態で使用者に供給されてもよいし、メモリカード24にコピー可能なようにCD−ROM(Compact Disc-ROM)などに記憶された状態で使用者に供給されてもよい。
【0160】
【発明の効果】
請求項1に記載の電子カメラ、請求項7に記載の電子カメラの制御方法、請求項8に記載の記録媒体によれば、印刷装置の印刷モードとして複数の画像データが1枚の記録用紙に印刷される第1の印刷モード、複数の画像データが重畳されて1枚の記録用紙に印刷される第2の印刷モード、または1枚の記録用紙に1つの画像データが印刷される第3の印刷モードの3つの印刷モードのうちのいずれかを選択し、記録媒体に記録されている画像データの中から、印刷装置に出力する所望の画像データを選択し、選択された画像データが複数ある場合であって、第1の印刷モードが選択されているとき、印刷装置を設定するための設定情報を参照して複数の画像データの各々を拡大または縮小して配置し、第2の印刷モードが選択されているとき、複数の画像データを重畳して配置し、配置された複数の画像データを、印刷装置に出力するようにしたので、記録用紙の種類や印刷方向、および、印刷しようとする画像の枚数に応じて、自動的にレイアウトを行って印刷することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子カメラの一実施例の正面から見た場合の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す電子カメラ1の背面から見た場合の構成を示す斜視図である。
【図3】LCDカバー14を閉じた状態の電子カメラ1を示す斜視図である。
【図4】図1及び図2に示す電子カメラ1の内部の構成を示す斜視図である。
【図5】LCDカバー14の位置と、電源スイッチ11及びLCDスイッチ25の状態との関係を説明する図である。
【図6】図1及び図2に示す電子カメラの内部の電気的構成を示すブロック図である。
【図7】Lモード時における画素の間引き処理を説明する図である。
【図8】Hモード時における画素の間引き処理を説明する図である。
【図9】図1及び図2に示す電子カメラの表示画面の例を示す図である。
【図10】図1に示す電子カメラ1をプリンタ100と接続した場合の様子を示す図である。
【図11】図10に示すプリンタ100の構成例を示すブロック図である。
【図12】印刷モードを設定するための処理の一例を説明するフローチャートである。
【図13】図12の処理を実行した場合にLCD6に表示される画面の表示例である。
【図14】図12の処理を実行した場合にLCD6に表示される他の画面の表示例である。
【図15】印刷処理の一例を説明するフローチャートである。
【図16】図15に示す処理を実行した場合にLCD6に表示される画面の表示例である。
【図17】図15の処理において参照されるテーブルの一例である。
【図18】図15に示す処理の結果、印刷される画像の一例である。
【図19】図15に示す処理の結果、印刷される画像の他の一例である。
【図20】図15に示す処理の結果、印刷される画像の他の一例である。
【図21】図15に示す処理の結果、印刷される画像の他の一例である。
【符号の説明】
1 電子カメラ
2 ファインダ
3 撮影レンズ
4 発光部
5 スピーカ
6 LCD
6A タッチタブレット(選択手段、入力手段、指定手段)
7 操作キー
7A メニューキー
7B 実行キー
7C クリアキー
7D キャンセルキー
7E スクロールキー
8 マイクロホン
9 イヤホンジャック
10 レリーズスイッチ
11 電源スイッチ
12 録音スイッチ
13 連写モード切り換えスイッチ
15 赤目軽減ランプ
16 測光素子
17 測色素子
20 CCD
21 バッテリ
22 コンデンサ
23 回路基板
24 メモリカード
25 LCDスイッチ
26 ファインダ内表示素子
30 レンズ駆動回路
31 画像処理部
32 アナログ/デジタル変換回路
33 デジタルシグナルプロセッサ(DSP)
34 CCD駆動回路
35 フレームメモリ
36 バッファメモリ
37 ストロボ駆動回路
38 赤目軽減ランプ駆動回路
39 CPU(配置調整手段、拡大手段、変更手段、分割表示手段)
40 ファインダ内表示回路
42 A/DおよびD/A変換回路
45 タイマ
48 インタフェース
51 測光回路
52 測色回路
53 絞り駆動回路
54 絞り

Claims (8)

  1. 画像データに変換して記録媒体に記録する電子カメラにおいて、
    印刷装置の印刷モードとして複数の画像データが1枚の記録用紙に印刷される第1の印刷モード、複数の画像データが重畳されて1枚の記録用紙に印刷される第2の印刷モード、または1枚の記録用紙に1つの画像データが印刷される第3の印刷モードの3つの印刷モードのうちのいずれかを選択する印刷モード選択手段と、
    前記記録媒体に記録されている前記画像データの中から、前記印刷装置に出力する所望の画像データを選択する画像選択手段と、
    前記画像選択手段によって選択された画像データが複数ある場合であって、前記第1の印刷モードが選択されているとき、前記印刷装置を設定するための設定情報を参照して複数の画像データの各々を拡大または縮小して配置し、前記第2の印刷モードが選択されているとき、複数の画像データを重畳して配置する配置調整手段と、
    前記配置調整手段により配置された複数の画像データを、前記印刷装置に出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする電子カメラ
  2. 前記配置調整手段は、前記画像選択手段によって選択された画像データが1枚である場合であって、前記第1の印刷モードが選択されているとき、1枚の記録用紙に1つの画像データが印刷されるように画像データを配置する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ
  3. 前記設定情報が入力される入力手段と、
    被写体像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像した画像データを記録する記録手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ
  4. 前記設定情報は、前記印刷装置で使用されている記録用紙のサイズと印刷方向である
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子カメラ
  5. 前記複数の画像データは連写された画像データである
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の電子カメラ
  6. 前記画像選択手段により選択された複数の画像データを表示装置に分割表示する分割表示手段と、
    前記分割表示手段により前記表示装置に分割表示されている複数の画像データの中から、所望の画像データを指定する指定手段とを更に備え、
    前記出力手段は、前記指定手段により指定された画像データを前記印刷装置に出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の電子カメラ
  7. 印刷モード選択手段と、画像選択手段と、配置調整手段と、出力手段とを備え、画像データを記録媒体に記録する電子カメラの制御方法において、
    前記印刷モード選択手段は、印刷装置の印刷モードとして複数の画像データが1枚の記録用紙に印刷される第1の印刷モード、複数の画像データが重畳されて1枚の記録用紙に印刷される第2の印刷モード、または1枚の記録用紙に1つの画像データが印刷される第3の印刷モードの3つの印刷モードのうちのいずれかを選択し、
    前記画像選択手段は、前記記録媒体に記録されている前記画像データの中から、前記印刷装置に出力する所望の画像データを選択し、
    前記配置調整手段は、選択された画像データが複数である場合であって、前記第1の印刷モードが選択されているとき、前記印刷装置を設定するための設定情報を参照して複数の画像データの各々を拡大または縮小して配置し、前記第2の印刷モードが選択されているとき、複数の画像データを重畳して配置し、
    前記出力手段は、配置された複数の画像データを、前記印刷装置に出力する
    ことを特徴とする電子カメラの制御方法。
  8. 印刷モード選択手段と、画像選択手段と、配置調整手段と、出力手段とを備え、画像データを記録媒体に記録する電子カメラにおいて使用される制御プログラムを記録した記録媒体において、
    前記印刷モード選択手段は、印刷装置の印刷モードとして複数の画像データが1枚の記録用紙に印刷される第1の印刷モード、複数の画像データが重畳されて1枚の記録用紙に印刷される第2の印刷モード、または1枚の記録用紙に1つの画像データが印刷される第3の印刷モードの3つの印刷モードのうちのいずれかを選択し、
    前記画像選択手段は、前記記録媒体に記録されている前記画像データの中から、前記印刷装置に出力する所望の画像データを選択し、
    前記配置調整手段は、選択された画像データが複数である場合であって、前記第1の印刷モードが選択されているとき、前記印刷装置を設定するための設定情報を参照して複数の画像データの各々を拡大または縮小して配置し、前記第2の印刷モードが選択されているとき、複数の画像データを重畳して配置し、
    前記出力手段は、配置された複数の画像データを、前記印刷装置に出力する制御プログラムを記録した記録媒体。
JP30255497A 1997-11-05 1997-11-05 電子カメラ、電子カメラの制御方法、および、記録媒体 Expired - Lifetime JP4239041B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30255497A JP4239041B2 (ja) 1997-11-05 1997-11-05 電子カメラ、電子カメラの制御方法、および、記録媒体
US09/789,596 US20010019656A1 (en) 1997-11-05 2001-02-22 Information processing device, method of controlling information processing device, and recording medium
US10/083,144 US20020081093A1 (en) 1997-11-05 2002-02-27 Information processing device, method of controlling information processing device, and recording medium
US10/815,835 US20040184788A1 (en) 1997-11-05 2004-04-02 Information processing device, method of controlling information processing device, and recording medium
US12/801,430 US7929019B2 (en) 1997-11-05 2010-06-08 Electronic handheld camera with print mode menu for setting printing modes to print to paper

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30255497A JP4239041B2 (ja) 1997-11-05 1997-11-05 電子カメラ、電子カメラの制御方法、および、記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11146312A JPH11146312A (ja) 1999-05-28
JP4239041B2 true JP4239041B2 (ja) 2009-03-18

Family

ID=17910381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30255497A Expired - Lifetime JP4239041B2 (ja) 1997-11-05 1997-11-05 電子カメラ、電子カメラの制御方法、および、記録媒体

Country Status (2)

Country Link
US (4) US20010019656A1 (ja)
JP (1) JP4239041B2 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7239405B2 (en) * 1998-03-02 2007-07-03 Minolta Co., Ltd. Image processing system for outputting scanned images in the specified sequences
JP2001333374A (ja) * 2000-05-23 2001-11-30 Asahi Optical Co Ltd 連写画像処理装置
JP3845865B2 (ja) * 2003-01-22 2006-11-15 ソニー株式会社 画像処理装置および方法、並びに、記録媒体
US20050157344A1 (en) * 2004-01-16 2005-07-21 Hiroyuki Nagashima Printing data creation apparatus, printing data creation method and printing data creation program
JP2005287015A (ja) * 2004-03-03 2005-10-13 Seiko Epson Corp 画像印刷システムおよび画像印刷方法
EP1751970A4 (en) * 2004-05-01 2010-04-21 Eliezer Jacob DIGITAL CAMERA WITH NON-UNIFORM IMAGE RESOLUTION
KR100694084B1 (ko) * 2005-01-21 2007-03-12 삼성전자주식회사 인쇄 방법, 인쇄 제어 방법, 인쇄 장치 및 멀티미디어제공 장치
US9411431B2 (en) * 2006-12-29 2016-08-09 Marvell World Trade Ltd. Tracking a position in relation to a surface
US8226194B1 (en) 2007-01-02 2012-07-24 Marvell International Ltd. Printing on planar or non-planar print surface with handheld printing device
US8632266B1 (en) 2007-01-03 2014-01-21 Marvell International Ltd. Printer for a mobile device
US8077343B1 (en) 2007-01-03 2011-12-13 Marvell International Ltd. Determining end of print job in handheld image translation device
US7949370B1 (en) 2007-01-03 2011-05-24 Marvell International Ltd. Scanner for a mobile device
US8472066B1 (en) 2007-01-11 2013-06-25 Marvell International Ltd. Usage maps in image deposition devices
US8342627B1 (en) 2007-01-11 2013-01-01 Marvell International Ltd. Adaptive filtering scheme in handheld positioning device
US8396654B1 (en) 2007-01-18 2013-03-12 Marvell International Ltd. Sensor positioning in handheld image translation device
US8223384B1 (en) 2007-02-23 2012-07-17 Marvell International Ltd. Defining a print image in memory for handheld image translation devices
US8240801B2 (en) * 2007-02-23 2012-08-14 Marvell World Trade Ltd. Determining positioning of a handheld image translation device
US8351062B2 (en) 2007-02-26 2013-01-08 Marvell World Trade Ltd. Bit selection from print image in memory of handheld image translation device
US8107108B1 (en) * 2007-02-28 2012-01-31 Marvell International Ltd. Providing user feedback in handheld device
US8096713B1 (en) 2007-03-02 2012-01-17 Marvell International Ltd. Managing project information with a hand-propelled device
JP5223122B2 (ja) * 2007-03-02 2013-06-26 マーベル ワールド トレード リミテッド 画像の動的なディザリング
JP4792528B2 (ja) * 2007-03-02 2011-10-12 マーベル ワールド トレード リミテッド ハンドヘルドプリンタの位置補正
US9180686B1 (en) 2007-04-05 2015-11-10 Marvell International Ltd. Image translation device providing navigational data feedback to communication device
US9555645B1 (en) 2007-08-07 2017-01-31 Marvell International Ltd. Controlling a plurality of nozzles of a handheld printer
CN102160369B (zh) * 2008-09-15 2015-01-07 惠普开发有限公司 最低程度地处理显示的从突发捕获的图像
US10371305B1 (en) * 2012-02-22 2019-08-06 SeeScan, Inc. Dockable tripodal camera control unit
US9756198B1 (en) * 2016-04-28 2017-09-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Coordination of capture and movement of media

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03142574A (ja) * 1989-10-27 1991-06-18 Fuji Photo Film Co Ltd 映像信号処理装置
JP2925199B2 (ja) * 1989-12-15 1999-07-28 キヤノン株式会社 ビデオ信号記録再生装置及びビデオプリンタ
EP0518069B1 (en) * 1991-05-14 1999-08-11 Canon Kabushiki Kaisha Image reproducing system
US5331435A (en) * 1991-10-04 1994-07-19 Lenzar Electro-Optics, Inc. Digitizer for raster digitizing an image
JP3179576B2 (ja) 1992-06-29 2001-06-25 富士写真フイルム株式会社 プリンタシステム
EP0577087B1 (en) * 1992-06-30 2000-09-27 Canon Kabushiki Kaisha Output method and apparatus
JP3148844B2 (ja) 1992-09-24 2001-03-26 株式会社リコー ビデオプリンタ装置
US5636315A (en) * 1993-02-26 1997-06-03 Fuji Photo Film Co., Ltd. Video printer having a key simplified in operation
JP3339715B2 (ja) 1993-02-26 2002-10-28 富士写真フイルム株式会社 ビデオプリンタ
JPH07131641A (ja) 1993-11-08 1995-05-19 Canon Inc 画像処理装置
US5623681A (en) * 1993-11-19 1997-04-22 Waverley Holdings, Inc. Method and apparatus for synchronizing, displaying and manipulating text and image documents
JP3377278B2 (ja) * 1994-02-21 2003-02-17 富士写真フイルム株式会社 インデックスプリント作成装置
US5477264A (en) * 1994-03-29 1995-12-19 Eastman Kodak Company Electronic imaging system using a removable software-enhanced storage device
JPH0818840A (ja) 1994-06-30 1996-01-19 Sony Corp 画像読み取り装置
US5649032A (en) * 1994-11-14 1997-07-15 David Sarnoff Research Center, Inc. System for automatically aligning images to form a mosaic image
JPH0951420A (ja) 1995-08-03 1997-02-18 Ricoh Co Ltd デジタル画像形成装置
US5587740A (en) * 1995-08-17 1996-12-24 Brennan; James M. Digital photo kiosk
JP3527339B2 (ja) 1995-11-14 2004-05-17 株式会社リコー デジタルスチルビデオカメラおよびデジタルスチルビデオカメラの画像データ出力システム
US6111605A (en) * 1995-11-06 2000-08-29 Ricoh Company Limited Digital still video camera, image data output system for digital still video camera, frame for data relay for digital still video camera, data transfer system for digital still video camera, and image regenerating apparatus
JP3747108B2 (ja) * 1996-02-02 2006-02-22 キヤノン株式会社 デジタル撮像装置及びその制御方法
US6097431A (en) * 1996-09-04 2000-08-01 Flashpoint Technology, Inc. Method and system for reviewing and navigating among images on an image capture unit
US6191815B1 (en) * 1997-10-15 2001-02-20 Eastman Kodak Company Camera with microfluidic printer

Also Published As

Publication number Publication date
US7929019B2 (en) 2011-04-19
US20100271493A1 (en) 2010-10-28
US20010019656A1 (en) 2001-09-06
US20020081093A1 (en) 2002-06-27
JPH11146312A (ja) 1999-05-28
US20040184788A1 (en) 2004-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4239041B2 (ja) 電子カメラ、電子カメラの制御方法、および、記録媒体
JP4540134B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
JP3899497B2 (ja) 電子カメラ、電子カメラの制御方法、および、記録媒体
US20020024608A1 (en) Information processing apparatus and recording medium
JP4408456B2 (ja) 情報処理装置
JPH10228483A (ja) 情報処理装置
JPH10224684A (ja) 情報処理装置
JPH1118042A (ja) 情報記録再生装置および記録媒体
JP4570171B2 (ja) 情報処理装置および記録媒体
JPH11146311A (ja) 電子カメラ、電子カメラの制御方法、および記録媒体
JP3918228B2 (ja) 情報処理装置および記録媒体
JP4045377B2 (ja) 情報処理装置および記録媒体
US7254776B2 (en) Information processing apparatus
JP4558108B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および、記録媒体
JP4671989B2 (ja) カメラ
JPH11341454A (ja) 画像情報処理装置、情報処理装置、並びに記録媒体
JP4437562B2 (ja) 情報処理装置および記憶媒体
JP4038842B2 (ja) 情報処理装置
JP4397055B2 (ja) 電子カメラ
JP4571111B2 (ja) 情報処理装置および記録媒体
JP4310711B2 (ja) 情報処理装置および記録媒体
JPH10224677A (ja) 情報処理装置および記録媒体
JP4367560B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
JPH112868A (ja) 電子カメラ、銀塩カメラ、電子カメラの制御方法、銀塩カメラの制御方法、および、記録媒体
JPH10229509A (ja) 情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070918

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071119

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080212

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081127

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081210

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150109

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150109

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150109

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term