JPH10223776A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH10223776A
JPH10223776A JP9024169A JP2416997A JPH10223776A JP H10223776 A JPH10223776 A JP H10223776A JP 9024169 A JP9024169 A JP 9024169A JP 2416997 A JP2416997 A JP 2416997A JP H10223776 A JPH10223776 A JP H10223776A
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JP
Japan
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write
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JP9024169A
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O Adan Albert
オー. アダン アルベルト
Nobuaki Tokushige
信明 徳重
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】信号線の数が少なく、かつトランジスタを駆動
するゲート電圧を十分に低くしても、データディスター
ブを招かずに済む半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】データを書き込みデータノード5nに与
え、かつ駆動電圧−Vpをワードノード7nに印加し
て、書き込みMOSトランジスタ6をオンにし、データ
を蓄積MOSトランジスタ3のゲートG3に書き込み、
このデータに応じて蓄積MOSトランジスタ3をオン又
はオフにする。データを読み出すときには、駆動電圧V
nをワードノード7nに印加して、読み出しMOSトラ
ンジスタ4をオンにする。このとき、ゲートG3のデー
タに応じて蓄積MOSトランジスタ3がオンとなってい
れば、基準電位ノード1nの基準電位VDDが読み出しデ
ータノード2nに供給される。また、データに応じて蓄
積MOSトランジスタ3がオフとなっていれば、基準電
位VDDが読み出しデータノード2nに供給されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高集積化と高速
化に適した半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の半導体記憶装置は、それぞれが
情報の記憶単位である多数のメモリセルを含んでいる。
このメモリセルの一例を図8に示す(USP35930
37を参照)。
【0003】この図8のメモリセルにおいては、データ
(1又は0)を書き込みデータ信号線101に与え、か
つ書き込みワード信号線102を通じて書き込みトラン
ジスタ103をオンにし、これによって書き込みデータ
信号線101のデータを書き込みトランジスタ103を
介して記憶用キャパシタ104に書き込み、このデータ
に応じて蓄積トランジスタ105をオン又はオフにす
る。
【0004】この記憶用キャパシタ104に書き込まれ
たデータを読み出すには、書き込みデータ信号線101
を接地すると共に、読み出しデータ信号線106を高電
位にチャージしておき、読み出しワード信号線107を
通じて読み出しトランジスタ108をオンにする。この
とき、記憶用キャパシタ104のデータに応じて蓄積ト
ランジスタ105がオンとなっていれば、読み出しデー
タ信号線106の電荷が蓄積トランジスタ105及び読
み出しトランジスタ108を介して書き込みデータ信号
線101に放電され、この読み出しデータ信号線106
の電位が低下する。また、データに応じて蓄積トランジ
スタ105がオフとなっていれば、読み出しデータ信号
線106の電荷が放電されず、この読み出しデータ信号
線106の高電位が維持される。したがって、読み出し
トランジスタ108をオンにして、読み出しデータ信号
線106の電位を検出すれば、記憶用キャパシタ104
のデータを読み出すことができる。
【0005】図9は、従来のメモリセルの他の例を示し
ている(特開平6−151759号を参照)。このメモ
リセルでは、第2トランジスタ111のしきい値Vth2
よりも第3トランジスタ112のしきい値Vth3を大き
く設定しており(Vth2<Vth3)、ワードノード113
の電圧VoをVth2<Vo<Vth3に設定することによっ
て、第2トランジスタ111のみをオンにするか、この
電圧VoをVth2<Vth3<Voに設定することによって、
第2及び第3トランジスタ111,112を共にオンに
する。
【0006】データ(1又は0)をデータノード114
に与え、かつワードノード113の電圧VoをVth2<V
th3<Voに設定して、第2及び第3トランジスタ11
1,112を共にオンにすると、このデータが第2及び
第3トランジスタ111,112を介して第1トランジ
スタ115のゲートに書き込まれ、このデータに応じて
第1トランジスタ115がオン又はオフとなる。
【0007】この第1トランジスタ115のゲートのデ
ータを読み出すには、ワードノード113の電圧Voを
Vth2<Vo<Vth3に設定することによって、第2トラ
ンジスタ111のみをオンにする。このとき、データに
応じて第1トランジスタ115がオン又はオフとなって
いるので、電源ノード116の電圧VDDが第1及び第2
トランジスタ115,111を介してデータノード11
4に供給されたり、供給されなかったりする。したがっ
て、このデータノード114の電圧を検出すれば、デー
タを読み出したことになる。
【0008】図10は、従来のメモリセルの別の例を示
している(特開平7−45716号を参照)。ここで
は、書き込みトランジスタ121のしきい値Vth21を読
み出しトランジスタ122のしきい値Vth22よりも高く
しており(Vth21>Vth22)、ワード信号線123の電
圧VoをVth22<Vo<Vth21に設定することによって、
読み出しトランジスタ122のみをオンにするか、この
電圧VoをVth22<Vth21<Voに設定することによっ
て、各トランジスタ121,122を共にオンにする。
【0009】データ(1又は0)をデータ信号線124
に与え、かつワード信号線123の電圧VoをVth2<V
th3<Voに設定して、各トランジスタ121,122を
共にオンにすると、このデータが書き込みトランジスタ
121を介して記憶用キャパシタ125に書き込まれ、
このデータに応じて増幅トランジスタ126がオン又は
オフとなる。
【0010】この記憶用キャパシタ125のデータを読
み出すには、ワード信号線123の電圧VoをVth2<V
o<Vth3に設定することによって、読み出しトランジス
タ122のみをオンにする。このとき、データに応じて
増幅トランジスタ126がオン又はオフとなっているの
で、電源ノード127の電圧VDDが増幅トランジスタ1
26及び読み出しトランジスタ122を介してデータ信
号線124に供給されたり、供給されなかったりする。
したがって、このデータ信号線124の電圧を検出すれ
ば、データを読み出したことになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8の
従来のメモリセルでは、書き込みデータ信号線101、
書き込みワード信号線102、読み出しデータ信号線1
06、及び読み出しワード信号線107と言う4本の信
号線を必要とし、記憶装置全体としては、信号線の数が
膨大になった。
【0012】また、図9及び図10の従来のメモリセル
では、信号線の数が少なくなるものの、同一極性である
高低の2つのしきい値を用いるので、低い方のしきい値
を有するトランジスタのみを駆動するときには、これら
の2つのしきい値間のゲート電圧を正確に設定せねばな
らず、各トランジスタの駆動電圧の低下を図ると、これ
らの2つのしきい値間の範囲が狭まって、適正なゲート
電圧を供給することが困難になり、各トランジスタが誤
動作し易く、データディスターブが発生し易いと言う問
題があった。
【0013】そこで、この発明の課題は、この様な従来
技術の課題を解決するものであって、信号線の数が少な
く、かつトランジスタを駆動するゲート電圧を十分に低
くしても、データディスターブを招かずに済む半導体記
憶装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明の半導体記憶装置においては、基準電位と
読み出しデータノード間に、蓄積スイッチング素子及び
読み出しスイッチング素子を直列接続して挿入し、書き
込みデータノードと蓄積スイッチング素子のゲート間
に、読み出しスイッチング素子とは相補的に動作する書
き込みスイッチング素子を挿入し、読み出しスイッチン
グ素子及び書き込みスイッチング素子の各ゲートをワー
ドノードに共に接続し、ワードノードの信号によって、
読み出しスイッチング素子及び書き込みスイッチング素
子を相補的に動作させている。
【0015】この様な構成は、この半導体記憶装置の各
メモリセルに対して与えられる。ここでは、読み出しス
イッチング素子及び書き込みスイッチング素子は、相補
的に動作する。つまり、ワードノードの正電圧及び負電
圧に応答して、読み出しスイッチング素子及び書き込み
スイッチング素子のうちの一方がオンのときに他方がオ
フとなり、一方がオフのときに他方がオンとなる。
【0016】データを書き込むときには、読み出しスイ
ッチング素子をオフに、書き込みスイッチング素子をオ
ンにし、かつデータを書き込みデータノードに供給す
る。この書き込みデータノードのデータは、書き込みス
イッチング素子を介して蓄積スイッチング素子のゲート
に伝達され、このゲートに書き込まれる。このデータに
応じて、蓄積スイッチング素子がオン又はオフとなる。
【0017】また、この蓄積スイッチング素子のゲート
のデータを読み出すには、読み出しスイッチング素子を
オンに、書き込みスイッチング素子をオフにする。この
とき、データに応じて蓄積スイッチング素子がオンにな
っていれば、基準電位が蓄積スイッチング素子及び読み
出しスイッチング素子を介して読み出しデータノードに
供給され、またデータに応じて蓄積スイッチング素子が
オフになっていれば、基準電位が読み出しデータノード
に供給されない。この読み出しデータノードの電位を検
出すれば、データを読み出したことになる。
【0018】先に述べた様に、読み出しスイッチング素
子及び書き込みスイッチング素子は、正電圧及び負電圧
に応答して、相補的に動作する。例えば、読み出しスイ
ッチング素子が正電圧のしきい値Vthr以上でオンとな
り、書き込みスイッチング素子が負電圧のしきい値−V
thw以下でオンとなる。したがって、読み出しスイッチ
ング素子の駆動電圧をしきい値Vthr以上に設定すると
共に、書き込みスイッチング素子の駆動電圧を−Vthw
以下に設定すれば良い。このため、これらの駆動電圧の
設定が容易であって、これらの駆動電圧にバラツキがあ
っても、これらのスイッチング素子の誤動作を招き難
い。
【0019】また、読み出しデータノード、書き込みデ
ータノード、及びワードノードには、3本の信号線を接
続しなければならないものの、基準電位については、多
数のメモリセル間で共通化することができるので、図8
の従来のメモリセルと比較すると、記憶装置全体の信号
線の数を減少させることができる。
【0020】更に、読み出しデータノードと書き込みデ
ータノードを交互に用いるので、これらのノードを共通
化することも可能であり、この場合には、信号線の数を
更に減少させることができる。
【0021】一方、蓄積用スイッチング素子、読み出し
スイッチング素子、及び書き込みスイッチング素子をS
OI構造上に形成したり、あるいは該各スイッチング素
子を薄膜トランジスタとして形成すれば、この半導体記
憶装置におけるメモリセルのサイズを小さくして、その
集積密度を十分に向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面を参照して説明する。
【0023】図1は、この発明の半導体記憶装置の実施
形態として、この半導体記憶装置を構築する多数のメモ
リセルのうちの1つを示している。
【0024】同図において、基準電位ノード1nと読み
出しデータノード2n間には、Nチャネルの蓄積MOS
トランジスタ3及びNチャネルの読み出しMOSトラン
ジスタ4を直列接続して挿入している。基準電位ノード
1nは、基準電位線1上に在り、基準電位ノード1n並
びに基準電位線1には基準電位VDDを供給している。読
み出しデータノード2nは、読み出しデータ信号線2上
に在り、読み出しデータノード2n並びに読み出しデー
タ信号線2からはデータを読み出す。
【0025】また、書き込みデータノード5nと蓄積M
OSトランジスタ3のゲートG3間に、Pチャネルの書
き込みMOSトランジスタ6を挿入している。書き込み
データノード5nは、書き込みデータ信号線5上に在
り、書き込みデータノード5n並びに書き込みデータ信
号線5にはデータを与える。
【0026】更に、読み出しMOSトランジスタ4及び
書き込みMOSトランジスタ6の各ゲートG4,G6をワ
ードノード7nに共に接続している。ワードノード7n
は、ワード信号線7上に在り、ワードノード7n並びに
ワード信号線7には負電圧及び正電圧のうちのいずれか
の駆動電圧を供給する。
【0027】読み出しMOSトランジスタ4は、Nチャ
ネルであって、そのしきい値Vth4が正電圧であるた
め、このしきい値Vth4以上の駆動電圧Vnをゲートに印
加すると、このトランジスタ4がオンとなる。例えば、
基準電位ノード1nの基準電位VDDとして5Vを設定す
る場合は、読み出しMOSトランジスタ4のしきい値V
th4を0.6V〜0.7V程度に設定し、また基準電位ノ
ード1nの基準電位VDDとして3Vを設定する場合は、
読み出しMOSトランジスタ4のしきい値Vth4を0.5
V程度に設定するので、これらのしきい値Vth4以上の
駆動電圧Vnを設定する。
【0028】また、書き込みMOSトランジスタ6は、
Pチャネルであって、そのしきい値−Vth6が負電圧で
あるため、このしきい値−Vth6以下の駆動電圧−Vpを
ゲートに印加すると、このトランジスタ6がオンとな
る。例えば、書き込みデータノード5nのデータ(1又
は0)を示す各電位のうちの低い方の電位として−5V
を設定する場合は、書き込みMOSトランジスタ6のし
きい値Vth6を−0.6V〜−0.7V程度に設定し、ま
た低い方の電位として−3Vを設定する場合は、書き込
みMOSトランジスタ6のしきい値Vth6を−0.3V程
度に設定するので、これらのしきい値Vth6以下の駆動
電圧−Vpを設定する。
【0029】ここで、読み出しMOSトランジスタ4の
しきい値Vth4及び駆動電圧Vn、書き込みMOSトラン
ジスタ6のしきい値−Vth6及び駆動電圧−Vpを比較す
ると、駆動電圧Vn>しきい値Vth4>しきい値−Vth6
>駆動電圧−Vpの関係にある。
【0030】したがって、読み出しMOSトランジスタ
4及び書き込みMOSトランジスタ6の各ゲートG4,
G6に共に接続されているワードノード7nに、駆動電
圧Vn及び駆動電圧−Vpのいずれかを選択的に印加する
と、これらのトランジスタ4,6が相補的にオンオフす
る。しかも、駆動電圧Vn及び駆動電圧−Vpは、相互に
逆極性であるため、これらの駆動電圧の設定範囲が広
く、これらの駆動電圧のバラツキによる各トランジスタ
4,6の誤動作を招き難い。
【0031】この様な構成において、データを書き込む
ときには、このデータを書き込みデータノード5nに与
え、かつ駆動電圧−Vp(<しきい値Vth6)をワードノ
ード7nに印加して、読み出しMOSトランジスタ4を
オフにすると共に、書き込みMOSトランジスタ6をオ
ンにして、書き込みデータノード5nのデータを書き込
みMOSトランジスタ6を介して蓄積MOSトランジス
タ3のゲートG3に印加し、このデータを該ゲートG3に
書き込み、このデータに応じて蓄積MOSトランジスタ
3をオン又はオフにする。
【0032】また、データを読み出すときには、駆動電
圧Vn(>しきい値Vth4)をワードノード7nに印加し
て、読み出しMOSトランジスタ4をオンにすると共
に、書き込みMOSトランジスタ6をオフにする。この
とき、ゲートG3のデータに応じて蓄積MOSトランジ
スタ3がオンとなっていれば、基準電位ノード1nの基
準電位VDDが蓄積MOSトランジスタ3及び読み出しM
OSトランジスタ4を介して読み出しデータノード2n
に供給される。また、ゲートG3のデータに応じて蓄積
MOSトランジスタ3がオフとなっていれば、基準電位
ノード1nと読み出しデータノード2n間が遮断され、
この基準電位VDDが読み出しデータノード2nに供給さ
れることはない。したがって、駆動電圧Vn(>しきい
値Vth4)をワードノード7nに印加して、読み出しM
OSトランジスタ4をオンにしたときに、読み出しデー
タノード2nの電位を検出すれば、蓄積MOSトランジ
スタ3のゲートG3のデータを読み出したことになる。
【0033】この様なメモリセルの動作を整理すると、
次の表1の様になる。
【0034】
【表1】
【0035】この様に実施形態の装置では、相互に逆極
性の各駆動電圧−Vp,Vnに応答して、読み出しMOS
トランジスタ4及び書き込みMOSトランジスタ6を相
補的にオンオフさせている。これらの駆動電圧−Vp,
Vnは、その設定範囲が広く、容易に設定することがで
きる。また、これらの駆動電圧のレベルのバラツキによ
る各トランジスタ4,6の誤動作が発生し難く、データ
ディスターブが抑制される。
【0036】また、この実施形態の装置を図8の従来の
メモリセルと比べると、記憶装置全体の信号線の数を減
少させることができる。あるいは、読み出しデータノー
ド2nと書き込みデータノード5nを交互に用いるの
で、これらのノードを共通化することも可能であり、こ
の場合には、信号線の数を更に減少させることができ
る。
【0037】図2は、図1の半導体記憶装置における1
つのメモリセルを示す平面図、図3は、図2のA−Aに
沿う断面図である。
【0038】図2及び図3から明らかな様に、この半導
体記憶装置は、SOI構造を有している。このSOI構
造を形成するための方法としては、特に限定されず、イ
オン注入法、基板張り合わせ法(シリコン基板を張り合
わせた後に一方のシリコン基板を薄膜状に研磨する)等
を例示することができる。
【0039】ここでは、Si基板11上に、絶縁層12
を積層し、更に各MOSトランジスタ3,4,6のソー
スとドレインを含む半導体層13を形成し、この上にゲ
ート酸化膜14を介してポリシリコンからなるワード信
号線7(各MOSトランジスタ4,6のゲートG4,G6
を含む)、及び同じくポリシリコンからなる短絡線15
(MOSトランジスタ3のゲートG3を含む)を形成
し、この後にサリサイド構造16を形成し、更に短絡線
17を形成して、蓄積MOSトランジスタ3のゲートG
3を短絡線17を介して書き込みMOSトランジスタ6
のドレインに接続している。蓄積MOSトランジスタ3
のソースは、基準電位信号線1に接続されている。
【0040】そして、層間絶縁層18を積層し、各コン
タクトホール19,19を形成してから、読み出しデー
タ信号線2及び書き込みデータ信号線5を形成し、読み
出しデータ信号線2をコンタクトホール19を介して読
み出しMOSトランジスタ4のドレインに接続すると共
に、書き込みデータ信号線5をコンタクトホール19を
介して書き込みトランジスタ6のソースに接続してい
る。
【0041】この様なSOI構造を適用することによっ
て、メモリセルのサイズを小さくして、その集積密度を
高くすることができる。
【0042】図4は、図1の半導体記憶装置の変形例を
示している。ここでは、2つのメモリセル21,22を
上下対称に配置し、各メモリセル21,22の読み出し
データ信号線2を共通化すると共に、各メモリセル2
1,22の書き込みデータ信号線5を共通化している。
【0043】図5は、図4の各メモリセル21,22を
示す平面図、図6は、図5のB−Bに沿う断面図、図7
は、図5のC−Cに沿う断面図である。
【0044】この半導体装置においては、各メモリセル
21,22の各MOSトランジスタ3,4,6を薄膜ト
ランジスタとして形成している。すなわち、基板23の
表面に、各MOSトランジスタ3,4のソースとドレイ
ンを含む半導体層24を形成し、ポリシリコンからなる
短絡線25(2つのMOSトランジスタ6のソースとド
レイン及び2つのMOSトランジスタ3のゲートG3を
含む)、及び同じくポリシリコンからなる2つのワード
信号線7(2つのMOSトランジスタ4のゲートG4及
び2つのMOSトランジスタ6のゲートG6を含む)を
形成している。各読み出しMOSトランジスタ4,4の
ソースと各蓄積MOSトランジスタ3,3のドレイン
は、共通化されている。
【0045】そして、層間絶縁層26を積層し、各コン
タクトホール27,28を形成してから、読み出しデー
タ信号線2及び書き込みデータ信号線5を形成し、読み
出しデータ信号線2をコンタクトホール28を介して各
読み出しMOSトランジスタ4,4のドレインに接続す
ると共に、書き込みデータ信号線5をコンタクトホール
27を介して各書き込みトランジスタ6,6のソースに
接続している。
【0046】この様な薄膜トランジスタを適用すること
によって、メモリセルの集積密度を高くすることができ
る。
【0047】なお、この発明は、上記実施形態に限定さ
れるものでなく、多様に変形することができる。例え
ば、蓄積MOSトランジスタ3と書き込みMOSトラン
ジスタ6の各チャネルの種類を相互に入れ替えても構わ
ない。また、基準電位VDDを接地電位を含む範囲で適宜
に設定することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明した様に、この発明によれば、
読み出しスイッチング素子及び書き込みスイッチング素
子の相補的な動作に伴って、データを書き込んだり、デ
ータを読み出している。このため、例えば読み出しスイ
ッチング素子の駆動電圧を正のしきい値以上に設定する
と共に、書き込みスイッチング素子の駆動電圧を負のし
きい値以下に設定すれば良く、これらの駆動電圧の設定
が容易であって、これらのスイッチング素子の誤動作を
招き難い。
【0049】また、読み出しデータノード、書き込みデ
ータノード、及びワードノードには、3本の信号線を接
続しなければならないものの、基準電位については、多
数のメモリセル間で共通化することができるので、図8
の従来のメモリセルと比較すると、記憶装置全体の信号
線の数を減少させることができる。
【0050】一方、蓄積用スイッチング素子、読み出し
スイッチング素子、及び書き込みスイッチング素子をS
OI構造上に形成したり、あるいは該各スイッチング素
子を薄膜トランジスタとして形成すれば、この半導体記
憶装置におけるメモリセルのサイズを小さくして、その
集積密度を十分に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の半導体記憶装置の実施形態における
メモリセルを示す回路図
【図2】図1の半導体記憶装置におけるメモリセルを示
す平面図
【図3】図2のA−Aに沿う断面図
【図4】図1の半導体記憶装置の変形例を示す回路図
【図5】図4の各メモリセルを示す平面図
【図6】図5のB−Bに沿う断面図
【図7】図5のC−Cに沿う断面図
【図8】従来の半導体装置におけるメモリセルの一例を
示す回路図
【図9】従来の半導体装置におけるメモリセルの他の例
を示す回路図
【図10】従来の半導体装置におけるメモリセルの別の
例を示す回路図
【符号の説明】
1 基準電位信号線 1n 基準電位ノード 2 読み出しデータ信号線 2n 読み出しデータノード 3 蓄積MOSトランジスタ 4 読み出しMOSトランジスタ 5 書き込みデータ信号線 5n 書き込みデータノード 6 書き込みMOSトランジスタ 7 ワード信号線 7n ワードノード 11 Si基板 12 絶縁層 13,24 半導体層 14 ゲート酸化膜 15,17,25 短絡線 16 サリサイド構造 18,26 層間絶縁層 19,27,28 コンタクトホール 21,22 メモリセル 23 基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電位と読み出しデータノード間に、
    蓄積スイッチング素子及び読み出しスイッチング素子を
    直列接続して挿入し、 書き込みデータノードと蓄積スイッチング素子のゲート
    間に、読み出しスイッチング素子とは相補的に動作する
    書き込みスイッチング素子を挿入し、 読み出しスイッチング素子及び書き込みスイッチング素
    子の各ゲートをワードノードに共に接続し、 ワードノードの信号によって、読み出しスイッチング素
    子及び書き込みスイッチング素子を相補的に動作させる
    半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 蓄積用スイッチング素子、読み出しスイ
    ッチング素子、及び書き込みスイッチング素子は、SO
    I構造上に形成される請求項1に記載の半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 蓄積スイッチング素子、読み出しスイッ
    チング素子、及び書き込みスイッチング素子は、薄膜ト
    ランジスタとして形成される請求項1に記載の半導体記
    憶装置。
JP9024169A 1997-02-06 1997-02-06 半導体記憶装置 Pending JPH10223776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9024169A JPH10223776A (ja) 1997-02-06 1997-02-06 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9024169A JPH10223776A (ja) 1997-02-06 1997-02-06 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
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