JPH10223090A - ボタン操作装置及び操作ボタン着脱治具 - Google Patents

ボタン操作装置及び操作ボタン着脱治具

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JPH10223090A
JPH10223090A JP9027592A JP2759297A JPH10223090A JP H10223090 A JPH10223090 A JP H10223090A JP 9027592 A JP9027592 A JP 9027592A JP 2759297 A JP2759297 A JP 2759297A JP H10223090 A JPH10223090 A JP H10223090A
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JP
Japan
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button
operation button
switches
operation buttons
attaching
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JP9027592A
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English (en)
Inventor
Tomohisa Kobayashi
朋央 小林
Shuji Takiguchi
修司 滝口
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各操作ボタンの配置と操作機能の対応を、使
用者が使い勝手や好みに応じて自由に変更することがで
きるようにする。 【解決手段】 複数の取付孔11〜15を形成した操作
パネル10と、各取付孔11〜15の下方に一定の配置
で設けられた二以上のスイッチ40A〜40Dからなる
複数のスイッチ部41〜45と、各取付孔11〜15に
出没自在かつ着脱可能に取り付けられ、スイッチ部41
〜45を構成する一又は二以上のスイッチ40A〜40
DをON/OFFさせる押圧ピン1A〜1Dを突設した
複数の操作ボタン50〜90とを備えた構成としてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、オーディ
オ機器などを操作するための複数の操作ボタンを備えた
ボタン操作装置、及び、各操作ボタンを着脱するための
操作ボタン着脱治具に関し、特に、各操作ボタンの配置
と操作機能の対応を、使用者が使い勝手や好みに応じて
自由に変更することができるボタン操作装置及び操作ボ
タン着脱治具に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の一般的なボタン操作装置を
示す截断図である。同図において、従来のボタン操作装
置は、主として、複数の取付孔101a,101b,1
01cを形成した操作パネル101と、該操作パネルの
取付孔101a,101b,101cから出没自在に設
けられた複数の操作ボタン111,112,113,1
14,115と、各操作ボタン111〜115にそれぞ
れ対応するようにプリント基板130上に実装されたス
イッチ121,122,123,124,125とから
なっていた。また、各操作ボタン111〜115の裏側
には、各スイッチ121〜125に対応する押圧ピン1
11a(〜115a)が一体的に突設してあった。
【0003】各操作ボタン111〜115を押下する
と、押圧ピン111a(〜115a)が各スイッチ12
1〜125を押下し、各スイッチ121〜125をON
状態にする。各スイッチ121〜125がON状態にな
ると、それぞれ異なった信号が図示しない制御部に出力
され、該制御部が入力された信号に応じて機器を動作さ
せる。
【0004】例えば、該ボタン操作装置が車載用オーデ
ィオ機器を構成するものであるなら、操作ボタン113
を押下することによりラジオが、操作ボタン114を押
下することによりテープデッキが、操作ボタン115を
押下することによりCDプレーヤが動作する。
【0005】すなわち、従来のボタン操作装置では、各
スイッチ121〜125がON状態となったときに出力
される信号にそれぞれ異なる操作機能(例えば、ラジオ
接続、テープデッキ接続、CDプレーヤ接続…等)を割
り当てるとともに、各スイッチ121〜125と各操作
ボタン111〜115とを一対一に対応させ、各操作ボ
タン111〜115が押下されたときに、機器が所定の
動作を行うようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ボタン操作装置が特殊
な環境下において使用される機器に設けられているとき
は、各操作ボタンの配置と操作機能との対応を、使用者
の使い勝手や好みに応じて自由に変更することができれ
ば便利な場合がある。
【0007】例えば、車両に搭載されるオーディオ機器
などは、使用者が運転席に着座した状態で使用すること
が一般的であり、該オーディオ機器に設けられたボタン
操作装置を操作する使用者の姿勢や、ボタン操作装置と
使用者の位置関係等が制限される。
【0008】これに対して、該車載用オーディオ機器を
構成するラジオ,テープデッキ,CDプレーヤ…等の使
用頻度は使用者の好みによって異なるものであり、使用
頻度の高いものを動作させるための操作ボタンが運転席
に近い側に配置されていればボタン操作が行いやすくな
る。このような場合に、使用者が使い勝手や好みに応じ
て各操作ボタンの配置と操作機能との対応を自由に変更
することができれば便利である。
【0009】また、右ハンドルの車両と左ハンドルの車
両とに、同じオーディオ機器をそれぞれ搭載した場合
は、運転席に着座した使用者に対する各操作ボタンの配
置が逆になってしまうので、このような場合には、各操
作ボタンの配置と操作機能との対応を変更する必要があ
る。
【0010】ところが、上述した従来のボタン操作装置
では、各スイッチ121〜125がON状態となったと
き、前記制御部に出力される信号にそれぞれ異なる操作
機能を割り当てるとともに、各スイッチ121〜125
と各操作ボタン111〜115とを一対一に対応させた
構成としてあった。
【0011】このため、各操作ボタン111〜115の
配置と操作機能との対応を変更する場合は、前記出力信
号に対する操作機能の割り当てを、前記制御部において
ソフト的に変更する以外に方法がなく、機器の購入後、
使用者が使い勝手や好みに応じて、各操作ボタン111
〜115の配置と操作機能との対応を変更することがで
きないという問題があった。
【0012】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、各操作ボタンの配置と操作機能との対応を、
使用者が使い勝手や好みに応じて自由に変更することが
できるボタン操作装置及び操作ボタン着脱治具の提供を
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のボタン操作装置は、複数の取付孔を
形成した操作パネルと、各取付孔の下方に一定の配置で
設けられた二以上のスイッチからなる複数のスイッチ部
と、各取付孔に出没自在かつ着脱可能に取り付けられ、
前記スイッチ部を構成する一又は二以上のスイッチをO
N/OFFさせる押圧ピンを突設した複数の操作ボタン
とを備えた構成としてある。
【0014】上記構成からなる本ボタン操作装置は、オ
ーディオ機器等の任意の機器に設けられ、各スイッチ部
を構成する一定配置の二以上のスイッチには、必要な操
作機能の全てを同様に割り当てる。一方、各スイッチ部
に一対一に対応する各操作ボタンには、各操作ボタンご
とにON可能なスイッチ(又は二以上のスイッチの組み
合わせ)が異なるように、位置や本数を異ならせて押圧
ピンを形成する。これにより、各操作ボタンにそれぞれ
異なる操作機能が割り当てられる。
【0015】したがって、各操作ボタンを押下すると、
各操作ボタンごとに異なるスイッチ(又は二以上のスイ
ッチの組み合わせ)がON状態となり、異なる信号が制
御部に出力される。そして、該制御部が入力した信号に
応じて機器に所定の動作を行わせる。
【0016】このような本ボタン操作装置によれば、各
操作ボタンに操作機能を割り当てる構成としてあるの
で、各操作ボタンの配置を変更しても、各操作ボタンと
操作機能との対応をそのまま維持することができる。し
たがって、各操作ボタンを配置替えすることによって、
各操作ボタンの配置と操作機能との対応を自由に変更す
ることができる。
【0017】好ましくは、請求項2記載のボタン操作装
置のように、可撓性を有する支持体の先端にロック爪を
一体的に形成してなる二以上の係合部を前記操作ボタン
の側部に設け、各係合部のロック爪を前記操作パネルの
取付孔の周縁に係合させることにより、該取付孔に前記
操作ボタンを着脱可能に取り付けた構成とし、あるい
は、請求項3記載のボタン操作装置のように、前記係合
部の支持体の表面に、前記ロック爪に向かって前記操作
ボタンの外側に傾斜する傾斜面を形成した構成とする。
【0018】このような構成とした場合は、可撓性を有
する支持体に一体的に形成されたロック爪によって、操
作パネルの取付孔に操作ボタンを簡単に着脱させること
ができ、各操作ボタンの配置替えを容易に行うことがで
きる。
【0019】また、支持体の表面にロック爪に連続する
傾斜面を形成した場合は、該傾斜面に沿って操作ボタン
と取付孔の間に板状片を挿入することにより、支持体を
操作ボタンの内側に撓ませることができ、ロック爪と取
付孔の係合を簡単に解除することができる。
【0020】請求項4記載の操作ボタン着脱治具は、請
求項3記載のボタン操作装置における前記操作ボタンの
着脱治具であって、前記操作ボタンの上面に対応する基
部と、前記操作ボタンの各係合部に対応するように該基
部に垂設され、前記係合部の傾斜面に沿って前記操作ボ
タンと前記取付孔の間に挿入されたとき、前記支持体を
前記操作ボタンの内側に撓ませて前記ロック爪の係合を
解除する二以上の係合解除片とを備えたとしてある。
【0021】このような構成からなる本操作ボタン着脱
治具によれば、各係合解除片を各支持体に対応させた状
態で、本着脱治具を操作ボタン側に押し込めば、各ロッ
ク爪の取付孔との係合を同時に解除することができ、極
めて簡単に操作ボタンを取付孔から取り外すことができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明のボタン操作装置及
び操作ボタン着脱治具の一実施形態について、図面を参
照しつつ説明する。まず、本発明のボタン操作装置の実
施形態について説明する。図1は本実施形態に係るボタ
ン操作装置を示す分解斜視図である。また、図2は組み
立てた状態の本ボタン操作装置の部分断面図であり、図
3は本ボタン操作装置を構成する操作ボタンの裏面図で
ある。
【0023】図1において、本実施形態のボタン操作装
置は、主として、機器の筐体を構成する操作パネル(カ
バー)10及びケース20内に、端子部31,32,3
3,34,35を形成したプリント基板30と、各端子
部31,32,33,34,35に対応するスイッチ部
41,42,43,44,45を形成した導電性ラバー
シート40とを収納するとともに、操作パネル10の各
取付孔11,12,13,14,15にそれぞれ操作ボ
タン50,60,70,80,90を出没自在かつ着脱
可能に取り付けた構成としてある。
【0024】ケース20には、操作パネル10の各取付
孔11〜15の中心に対応する軸受21,22,23,
24,25が突設してあり、各軸受21〜25の受孔2
1a,22a,23a,24a,25aには、ガイド溝
21b,22b,23b,24b,25bが連続して形
成してある。また、図2に示すように、各受孔21a
(〜25a)の内部には、それぞれスプリング21c
(〜25c)が収納してある。
【0025】図1に戻り、プリント基板30の端子部3
1〜35は、ケース20の各軸受21〜25に対応する
貫通孔31a,32a,33a,34a,35aと、該
貫通孔31a〜35aを中心に配設された四つの端子3
0A,30B,30C,30Dとで構成してある。
【0026】各端子30A〜30Dは、図1中の拡大図
に示すように、分断された配線パターン30a,30b
からなり、これら配線パターン30a,30bが接続さ
れることにより、機器を動作させるための信号が図示し
ない制御部に出力される。このような、各端子30A〜
30Dの通電により出力される一の信号又は二以上の信
号の組み合わせには、機器を動作させるために必要な操
作機能がそれぞれ割り当ててある。
【0027】例えば、本実施形態のボタン操作装置が車
載用のオーディオ機器を構成するものであるならば、端
子30Aが通電状態となったときの出力信号には「ラジ
オ接続」、端子30Bが通電状態となったときの出力信
号には「テープデッキ接続」、端子30Cが通電状態と
なったときの出力信号には「CDプレーヤ接続」…とい
ったように操作機能を割り当てる。また、このような出
力信号に対する操作機能の割り当ては、前記制御部にお
ける設定によって行っている。
【0028】導電性ラバーシート40のスイッチ部41
〜45は、プリント基板30の各貫通孔31a〜35a
に対応する貫通孔41a,42a,43a,44a,4
5aと、各端子30A〜30Dに対応する四つのスイッ
チ40A,40B,40C,40Dとで構成してある。
これらスイッチ40A〜40Dは、導電性ラバーシート
40に一体的に形成してあり、各スイッチ40A〜40
Dが押下され、各端子30A〜30Dに接触することに
より、各端子30A〜30Dが通電状態となる。
【0029】各操作ボタン50〜90は、操作パネル1
0の各取付孔11〜15に対応する矩形としてあり、そ
の両側面には、図2に示すように、一対の係合部51,
51(〜91,91)が一体的に形成してある。
【0030】図1及び図1中の拡大図に示すように、係
合部51(〜91)は、可撓性を有する支持体51a
(〜91a)の先端にロック爪51b(〜91b)を設
けた構成としてあり、両方のロック爪51b,51b
(〜91b,91b)を操作パネル10の各取付孔11
〜15の周縁に係合させることにより、各操作ボタン5
0〜90を各取付孔11〜15に着脱可能に取り付けて
ある。各取付孔11〜15に取り付けられた各操作ボタ
ン50〜90は、各取付孔11〜15の直下に位置する
各スイッチ部41〜45に対応する。
【0031】また、係合部51(〜91)を構成する支
持体51a(〜91a)の表面には、ロック爪51b
(〜91b)に向かって操作ボタン50(〜90)の外
側に傾斜する傾斜面51c(〜91c)が形成してあ
る。
【0032】一方、図1に示すように、各操作ボタン5
0〜90の裏面中心には、それぞれ中心軸52,62,
72,82,92が突設してあり、各中心軸52〜92
にはガイド52a,62a,72a,82a,92aが
一体的に形成してある。
【0033】図2に示すように、各中心軸52(〜9
2)は、各操作ボタン50(〜90)を各取付孔11
(〜15)に取り付けたとき、ケース20に立設した軸
受21(〜25)の受孔21a(〜25a)に挿入され
る。このとき、各中心軸52(〜92)は、ガイド52
a〜92aとガイド溝21b〜25b(図1参照)の係
合によって位置決めされ、各受孔21a(〜25a)に
収納されたスプリング21c(〜25c)によって弾力
的に支持される。これにより、各操作ボタン50(〜9
0)が各取付孔11(〜15)から出没自在となる。
【0034】また、各操作ボタン50(〜90)の弾性
力は、専らスプリング21c(〜25c)の復元力に依
存させ、下記押圧ピン1A,1B,1C,1DがON状
態にするスイッチ40A〜40Dの復元力に依存させな
いことが好ましい。各操作ボタン50(〜90)の押圧
力を均一にできるからである。したがって、各操作ボタ
ン50(〜90)の弾性力をスプリング21c(〜25
c)の復元力のみに依存させるため、スイッチ40A〜
40Dの復元力を極力小さくしてある。
【0035】また、図3の鎖線に示すように、各操作ボ
タン50〜90の裏面の前記スイッチ40A〜40Dに
対応する四箇所は、上記押圧ピン1A〜1Dの形成位置
A,B,C,Dとなっており、各操作ボタン50〜90
ごとに異なる位置又は本数で押圧ピン1A〜1Dが突設
してある(図4,図5参照)。例えば、図2に示すよう
に、押圧ピン1A(〜1D)は、操作ボタン50(〜9
0)を押下したとき、対応するスイッチ40A(〜40
D)を押下してON状態にさせる。
【0036】そして、押圧ピン1A〜1Dの形成パター
ンを各操作ボタン50〜90ごとに異ならせることによ
って、各操作ボタン50〜90によってON可能なスイ
ッチ40A〜40D(又は二以上のスイッチ40A〜4
0Dの組み合わせ)を異ならせてある。これにより、各
操作ボタン50〜90を押下したときに、前記制御部に
出力される信号(又は二以上の信号の組み合わせ)を異
ならせることができ、この結果、該信号(又は二以上の
信号の組み合わせ)にそれぞれ割り当てた異なる操作機
能を、各操作ボタン50〜90に間接的に割り当てるこ
とができる。
【0037】このように、押圧ピン1A〜1Dの形成パ
ターンを異ならせることによって、各操作ボタン50〜
90に操作機能を構造的に割り当てているので、各操作
ボタン50〜90と各取付孔11〜15との位置関係を
変更しても、各操作ボタン50〜90に割り当てられた
操作機能は変わらない。
【0038】すなわち、各操作ボタン50〜90は、ど
の取付孔11〜15に取り付けられた場合でも、割り当
てられた操作機能を維持するので、各操作ボタン50〜
90を配置替えすることにより、各操作ボタン50〜9
0の配置と操作機能との対応を変更させることができ
る。
【0039】例えば、図4(a)に示す初期状態におい
て、取付孔11〜15に操作ボタン50〜90を順番に
取り付け、これを図4(b)のように、操作ボタン90
を取付孔12に、操作ボタン60を取付孔14に、操作
ボタン80を取付孔15に配置替えした場合、これら操
作ボタン90,60,80は割り当てられた機能をその
まま維持し、各操作ボタン50〜90の配置と操作機能
との対応のみが変更される。
【0040】ここで、四本の押圧ピン1A〜1Dの形成
パターンとしては、図5に示すようなバリエーションが
考えられ、上述した操作ボタン50…とスイッチ部41
…及び端子部31…の数を増やせば、最大15種の操作
機能を各操作ボタン50…に割り当てることができる。
【0041】このような構成からなる本実施形態のボタ
ン操作装置によれば、押圧ピン1A〜1Dの形成パター
ンを異ならせることによって、各操作ボタン50〜90
に操作機能を構造的に割り当てる構成としてあるので、
各操作ボタン50〜90の配置を変更しても、各操作ボ
タン50〜90と操作機能との対応をそのまま維持する
ことができる。
【0042】したがって、使用者は、機器の購入後、各
操作ボタン50〜90を配置替えするだけで、各操作ボ
タンの配置と操作機能との対応を使い勝手や好みに応じ
て自由に変更することができる。
【0043】次に、本発明の操作ボタン着脱治具の一実
施形態について、図6を参照しつつ説明する。図6は本
実施形態に係る操作ボタン着脱治具を示す部分断面図で
ある。
【0044】同図において、本操作ボタン着脱治具2
は、操作ボタン50(〜90)の上面に対応する基部2
aと、操作ボタン50(〜90)の各係合部51,51
(〜91,91)に対応するように該基部2aに垂設さ
れた板状の係合解除片2b,2bとで構成してある。
【0045】上記構成からなる本操作ボタン着脱治具2
によって、図4(a),(b)に示すような操作ボタン
50(〜90)の付け替えを行う場合は、各係合解除片
2b,2bと各係合部51,51(〜91,91)とが
対応するように、本操作ボタン着脱治具2を操作ボタン
50(〜90)に位置決めし、基部2aを操作ボタン5
0(〜90)側に押し込む。
【0046】すると、各係合解除片2b,2bが、各係
合部51,51(〜91,91)の傾斜面51c,51
c(〜91c,91c)に沿って操作ボタン50(〜9
0)と取付孔11(〜15)の間に挿入され、各係合部
51,51(〜91,91)を構成する各支持体51
a,51a(〜91a,91a)を操作ボタン50(〜
90)の内側に撓ませる。
【0047】これにより、各ロック爪51b,51b
(〜91b,91b)と取付孔11(〜15)の係合が
解除され、操作ボタン50(〜90)を取付孔11(〜
15)から簡単に取り外すことができる。
【0048】また、好ましくは、各係合解除片2b,2
bの幅を各係合部51,51(〜91,91)の幅より
広くして、各係合解除片2b,2bを各係合部51,5
1(〜91,91)に対応させやすくする。
【0049】さらに、各係合解除片2b,2bの先端を
球面状にすると、各係合解除片2b,2bを各係合部5
1,51(〜91,91)の傾斜面51c,51c(〜
91c,91c)に沿って挿入しやすくなる。
【0050】このような構成からなる本実施形態の操作
ボタン着脱治具2によれば、各ロック爪51b,51b
(〜91b,91b)の取付孔11(〜15)との係合
を同時に解除することができ、極めて簡単に操作ボタン
50(〜90)を取付孔11(〜15)から取り外すこ
とができる。
【0051】なお、本発明のボタン操作装置及び操作ボ
タン着脱治具は、上述した実施形態に限定されるもので
はない。例えば、上記実施形態のボタン操作装置では、
スイッチ40A〜40Dを、導電性ラバーシート40に
一体的に形成した構成としたが、これに限定されるもの
ではなく、タクトスイッチ又はメンブレンスイッチ等に
変更することもできる。
【0052】また、上記実施形態の操作ボタン着脱治具
2は、矩形に限らず、操作ボタン50〜90の形状に応
じた種々の形状に変更することができる。さらに、係合
解除片2b,2bの数も、操作ボタン50〜90のロッ
ク爪51b,51b〜91b,91bの数に応じて変更
することができる。
【0053】
【発明の効果】このような本発明のボタン操作装置によ
れば、押圧ピンの形成パターンを異ならせることによっ
て、各操作ボタンに操作機能を構造的に割り当てる構成
としてあるので、各操作ボタンの配置を変更しても、各
操作ボタンと操作機能との対応をそのまま維持すること
ができる。したがって、使用者は、機器の購入後、各操
作ボタンを配置替えするだけで、各操作ボタンの配置と
操作機能との対応を使い勝手や好みに応じて自由に変更
することができる。
【0054】また、本発明の操作ボタン着脱治具によれ
ば、各ロック爪の取付孔との係合を同時に解除すること
ができ、極めて簡単に操作ボタンを取付孔から取り外す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るボタン操作装置を示す分解斜
視図である。
【図2】組み立てた状態の本ボタン操作装置の部分断面
図である。
【図3】本ボタン操作装置を構成する操作ボタンの裏面
図である。
【図4】前記操作ボタンの配置替えを説明するためのも
のであり、同図(a)は初期状態,同図(b)は配置替
え後の状態を示す説明図である。
【図5】前記操作ボタンにおける押圧ピンの形成パター
ンのバリエーションを示す表である。
【図6】本実施形態に係る操作ボタン着脱治具を示す部
分断面図である。
【図7】従来の一般的なボタン操作装置を示す截断図で
ある。
【符号の説明】 10 操作パネル(カバー) 11〜15 取付孔 20 ケース 21〜25 軸受 30 プリント基板 31〜32 端子部 30A〜30D 端子 40 導電性ラバーシート 41〜45 スイッチ部 40A〜40D スイッチ 50〜90 操作ボタン 51〜91 係合部 51a〜91a 支持体 51b〜91b ロック爪 51c〜91c 傾斜面 1A〜1D 押圧ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の取付孔を形成した操作パネルと、
    各取付孔の下方に一定の配置で設けられた二以上のスイ
    ッチからなる複数のスイッチ部と、各取付孔に出没自在
    かつ着脱可能に取り付けられ、前記スイッチ部を構成す
    る一又は二以上のスイッチをON/OFFさせる押圧ピ
    ンを突設した複数の操作ボタンとを備えたことを特徴と
    するボタン操作装置。
  2. 【請求項2】 可撓性を有する支持体の先端にロック爪
    を一体的に形成してなる二以上の係合部を前記操作ボタ
    ンの側部に設け、各係合部のロック爪を前記操作パネル
    の取付孔の周縁に係合させることにより、該取付孔に前
    記操作ボタンを着脱可能に取り付けた請求項1記載のボ
    タン操作装置。
  3. 【請求項3】 前記係合部の支持体の表面に、前記ロッ
    ク爪に向かって前記操作ボタンの外側に傾斜する傾斜面
    を形成した請求項2記載のボタン操作装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のボタン操作装置における
    前記操作ボタンの着脱治具であって、 前記操作ボタンの上面に対応する基部と、前記操作ボタ
    ンの各係合部に対応するように該基部に垂設され、前記
    係合部の傾斜面に沿って前記操作ボタンと前記取付孔の
    間に挿入されたとき、前記支持体を前記操作ボタンの内
    側に撓ませて前記ロック爪の係合を解除する二以上の係
    合解除片とを備えたことを特徴とする操作ボタン着脱治
    具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008254664A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Toyota Motor Corp スイッチ操作対応機能制御装置
US9420404B2 (en) 2012-10-30 2016-08-16 Nintendo Co., Ltd. Information processing system, game system, information processing apparatus, operation instrument, recording medium and information processing method
US9841788B2 (en) 2015-01-16 2017-12-12 Fujitsu Component Limited Operation device

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