JPH10221004A - 変位測定器 - Google Patents

変位測定器

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Publication number
JPH10221004A
JPH10221004A JP1925197A JP1925197A JPH10221004A JP H10221004 A JPH10221004 A JP H10221004A JP 1925197 A JP1925197 A JP 1925197A JP 1925197 A JP1925197 A JP 1925197A JP H10221004 A JPH10221004 A JP H10221004A
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JP
Japan
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sensor
scale
displacement measuring
magnetoresistive
interval
Prior art date
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Application number
JP1925197A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Miyata
宮田  俊治
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitutoyo Corp, Mitsutoyo Kiko Co Ltd filed Critical Mitutoyo Corp
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶対位置測定を簡易な構成で実現する。 【解決手段】 スケール10の長さ方向に一定の間隔λ
で配列される第1位置14であって、この第1位置の4
個おきの位置の第2位置16を除いた位置に磁極12を
配置する。スケール10に対向するセンサヘッド18に
は、4個の磁気抵抗素子20-1〜-4を間隔λで配置す
る。間隔が2λの二つの磁気抵抗素子でブリッジ回路を
組む。スケール10とセンサヘッド18を相対移動させ
ると、前記ブリッジ回路の出力は、波長4λの成分を有
する波形となり、この1/4調波の成分に基づきスケー
ル10とセンサヘッド18の相対位置の算出を行う。よ
って、4λの間で絶対位置の測定が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スケールと相対移
動するセンサ素子によってスケールに記録された位置情
報を読み取り、相対移動量または相対位置を検出する変
位測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】一定の周期で位置に関する情報が記録さ
れているスケールに対し、このスケールと相対移動し、
記録されている位置情報を読み取るセンサ素子を備える
センサヘッドによって、センサヘッドとスケールの相対
移動量算出する変位測定器が知られている。たとえば、
スケール上に間隔λで磁極を配置し、この磁極により形
成される磁束密度を磁気抵抗素子により検出する磁気式
エンコーダなどがこれにあたる。このような一定の周期
で位置情報が記載されたスケールを用いる場合、1周期
内の位置を測定することは可能であるが、複数の周期に
わたる移動量または位置の検出に関しては検出される信
号の繰り返し回数を積算する必要がある。このような複
数周期にわたる位置の測定において、信号の繰り返し回
数を積算せずに直接スケール上の位置、すなわち絶対位
置を算出する方法および装置が考案されている。たとえ
ば、特開昭64−79619号公報には、連続するnビ
ットのコードが、変位計測器の全長にわたって同一のも
のがないようにコードパターンが作成されたトラックを
利用して絶対位置を計測する装置が開示されている。そ
して、ビット長以下の位置測定には、別個のトラックを
用いている。また、他の例としては、異なる周期で位置
情報が記録された複数のスケールを用い、二つのスケー
ルの位相差により絶対位置を測定する装置が知られてい
る。この装置の場合、異なる周期の最小公倍数に相当す
る長さにわたって絶対位置を測定することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の公報に記載され
た装置によれば、絶対位置の測定精度は、コードを形成
するビットを記載をした間隔程度であり、精度を高める
ことができないという問題があった。また、このビット
記載間隔以下の精度が必要となるときは、公報記載の装
置のように別個のスケールを設ける必要があり、装置が
大型化するという問題が生じる。
【0004】また、周期の異なる複数のスケールの位相
差に基づき絶対位置の測定をする装置の場合は、前記位
相差の精密な検出が必要となるが、広範囲にわたって精
度を確保することが困難であるという問題があった。ま
た、精度を向上させるために、周期の短いスケールを設
けることも可能であるが、前述の場合と同様、装置が大
型化するという問題が生じる。
【0005】本発明は前述の問題点を解決するためにな
されたものであり、高精度で、かつ広範囲な絶対位置検
出を簡易な構成で達成することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明にかかる第1の変位測定器は、位置情報源
が長さ方向に所定の間隔で配列されたスケールと、前記
位置情報源からの情報を検出するセンサと、前記センサ
により検出された情報に基づき当該センサのスケールに
対する位置を算出する演算部とを有する変位測定器であ
って、前記位置情報源は、nが3以上の整数としたとき
に、等間隔λで配列される第1位置から前記第1位置の
うちnλ間隔ごとの位置である第2位置を除いた配列位
置に配置され、前記センサは、前記間隔λで配列される
n個のセンサ素子を含み、前記演算部は、前記第2位置
に対向する前記n個のうちの一つのセンサ素子を特定す
ることにより、間隔nλの間のセンサとスケールに対す
る絶対位置を算出するものである。
【0007】この構成によれば、第1位置の間隔λに対
しn倍の長さにわたって、スケールに対するセンサの位
置を、センサ出力の周期を数えることなく検出すること
ができる。このようにセンサ出力の周期を数えることな
く検出される位置を本願においては絶対位置とよぶ。
【0008】また、前記のスケールとセンサの組を2組
有し、第1の組においては前記nはn1 であり、第2の
組においては前記nはn1 と異なるn2 であり、n1
2の最小公倍数Mで定義される間隔Mλの間の絶対位
置を検出する変位測定器とすることも可能である。
【0009】また、本発明にかかる第2の変位測定器
は、位置情報源が長さ方向に所定の間隔で配列されたス
ケールと、前記位置情報源からの情報を検出するセンサ
と、前記センサにより検出された情報に基づき当該セン
サのスケールに対する位置を算出する演算部とを有する
変位測定器であって、前記位置情報源は、nが3以上の
整数としたときに、等間隔λで配列される第1位置から
前記第1位置のうちnλ間隔ごとの位置である第2位置
を除いた配列位置に配置され、前記スケールは、位置情
報源の前記の配置によって前記第2位置の間隔を波長n
λとする1/n調波成分を有する位置情報を有し、前記
センサは、前記1/n調波成分を有する位置情報を検出
し、前記演算部は検出された位置情報に基づき、間隔n
λの間のセンサのスケールに対する絶対位置を算出する
ものである。
【0010】この構成によれば、1/n調波成分に基づ
き、間隔nλにわたる絶対位置の検出が可能となる。
【0011】さらに、前記本発明にかかる第2の変位測
定器においては、前記スケールは、前記位置情報源とし
て磁極を有し、前記整数nは偶数であり、前記センサ
は、前記スケールの長さ方向に(nλ/2)間隔で配置
された2個の磁気抵抗素子により形成される複数の磁気
抵抗ブリッジを有し、これらの磁気抵抗ブリッジは前記
スケールの長さ方向に(nλ/2)を除くnλ未満の間
隔で配置され、前記演算部は、前記複数の磁気抵抗ブリ
ッジの出力に基づき、センサのスケールに対する絶対位
置を算出するものとすることができる。
【0012】さらに、前記本発明にかかる第3の変位測
定器は、磁極が長さ方向に所定の間隔で配列されたスケ
ールと、前記磁極により形成される磁界を検出する磁気
抵抗素子を有するセンサと、前記センサにより検出され
た磁界に基づき当該センサのスケールに対する位置を算
出する演算部とを有する変位測定器であって、前記磁極
は、nが4以上の偶数としたときに、等間隔λで配列さ
れる第1位置から前記第1位置のうちnλ間隔ごとの位
置である第2位置を除いた配列位置に配置され、前記磁
気抵抗素子は、前記スケールの長さ方向に、(λ/4)
間隔で4n個配置され、さらに、前記4n個の磁気抵抗
素子を、間隔nλの間でのセンサのスケールに対する絶
対位置を検出する第1の配線と、間隔λの間での位置を
検出する第2の配線とに切り替える配線切り替えスイッ
チを有している。そして、前記第1の配線は、前記第2
の変位測定器における複数の磁気抵抗ブリッジを形成す
るものであり、前記第2の配線は、前記4n個の磁気抵
抗素子を配列順に第1,第2,第3,第4の組に属する
ものとし、これらの群に属する磁気抵抗素子を直列接続
して、第1と第3の組により第1の磁気抵抗ブリッジ
を、第2と第4の組により第2の磁気抵抗ブリッジを形
成するものである。また、前記演算部は、第1の配線の
場合は、間隔nλの間のセンサのスケールに対する絶対
位置を算出するものであり、第2の配線の場合は、2個
の磁気抵抗ブリッジの出力に基づき間隔λの間の絶対位
置を算出するものである。
【0013】このように、配線を切り替えることによっ
て、長い間隔nλと短い間隔λの双方に対応することが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以
下、実施形態と記す)を図面に従って説明する。図1に
は、本発明の実施形態の要部構成が示されている。スケ
ール10には磁極12が配置されている。この配置を詳
述すれば、磁極12は、間隔λで配置される第1位置1
4から第1位置の間隔の4倍の間隔4λで配置される第
2位置16を除いた位置に配置される。図1において
は、第2位置16が破線で示されており、ここには磁極
が配置されていない。
【0015】一方、センサヘッド18には4個の磁気抵
抗素子20-1,20-2,20-3,20-4が、間隔λで配
置されている。以下、4個の磁気抵抗素子を区別する必
要がないときには、単に磁気抵抗素子20と記して説明
する。磁気抵抗素子は、周囲の磁束密度によって抵抗値
の変化する素子であり、スケールの磁極により形成され
た磁界の磁束密度を検出する。4個の磁気抵抗素子20
は、図2に示すように2λ離れて配置されたものどうし
でブリッジ回路が構成され、この磁気抵抗ブリッジの出
力Va,Vbに基づき、変位測定が行われる。
【0016】図3には、センサヘッド18を長さ方向
(x方向)に移動させたときの各磁気抵抗素子20-1,
20-2,20-3,20-4の抵抗値R-1,R-2,R-3,R
-4が、図1における左端の磁気抵抗素子20-1の位置を
原点として表されている。スケール10の磁極12が第
2位置16には設けられていないため、抵抗値の変化は
この位置において周期変化をしなくなる。たとえば、磁
気抵抗素子20-1の抵抗値R-1は、X方向に3λの近辺
で変化しなくなる。この変化のない部分は、磁極が配置
されていない位置に対応するので、4つの磁気抵抗素子
20-1〜-4のうち、この変化のない部分にある磁気抵抗
素子が分かればセンサヘッド18のスケール10に対す
る絶対位置を算出することができる。具体的には、前述
の磁束密度の変化のない部分の出現の間隔は4λとなる
ので、抵抗値R-1は、λを基本波長とした場合に、1/
4調波成分を有するものとなることを利用する。すなわ
ち、本実施形態の装置では、この4λの波長成分、すな
わち1/4調波成分を利用することで、波長4λの間の
絶対位置検出を行っている。
【0017】磁気抵抗ブリッジの出力Va,Vbは、基
本波長成分が打ち消し合うので、図3に示すとおり、前
記1/4調波成分を主成分とする波形となる。この波形
を記憶しておき、これと現在の出力Va,Vbを比較す
れば、4λの間でのセンサヘッド18の絶対位置の検出
ができる。
【0018】または、出力Va,Vbの1/4調波成分
Va(1/4) ,Vb(1/4) を抽出し、これらは、4λを2
πとしたときにπ/2位相がずれているので、
【数1】sin (πx/2λ)=−Va(1/4) /V cos (πx/2λ)=−Vb(1/4) /V ただし V={(Va(1/4) )2 +(Vb(1/4) )2
1/2 を満たすxとして絶対位置の算出を行うことも可能であ
る。
【0019】図1に示す実施形態によれば、磁極の間隔
λ以上にわたる絶対位置の測定が、新たなスケールを付
加することなく達成することができる。
【0020】図4には、本発明の他の実施形態の要部構
成が示されている。スケール10は、図1に示す実施形
態のものと同一の構成を有しており、その説明は省略す
る。センサヘッド22は、各々8個の磁気抵抗素子から
形成される第1磁気抵抗素子群24および第2磁気抵抗
素子群26を有している。第1および第2磁気抵抗素子
群24,26は、図中2列に記載しているが、実際には
1列に配列され後述する配線によって二つの群に分けら
れている。第1磁気抵抗素子群24は、磁気抵抗素子2
8-1〜28-8を有しており、このうちの各々の間隔がλ
で配列された4個の磁気抵抗素子28-1〜28-4を図5
に示すブリッジ接続することによって図1に示した実施
例と同様に、長さ4λにわたって絶対位置の測定をする
ことができる。
【0021】本実施形態においては、磁気抵抗素子28
-1〜28-4は、第1磁気抵抗素子群24に属する他の磁
気抵抗素子28-5〜28-8とともに、これらを図6に示
すように接続してブリッジ回路を組むことができるよう
になっている。センサヘッド22がスケール10に対し
て移動すると、各磁気抵抗素子28-1〜28-8の抵抗値
R-1〜R-8は、図7および図8のグラフに示すように変
化する。スケール10の第2位置16に、磁極が配置さ
れていないことにより、抵抗が変化しない部分があるこ
とは、図1に示す実施例と同様である。磁気抵抗素子2
8-1〜28-4の合成抵抗R-9と、磁気抵抗素子28-5〜
28-8の合成抵抗R-10 の変化が図9に示されており、
これから図6に示したブリッジ回路の出力電圧Vcは、
図10のグラフに示すように変化する。以上、第1磁気
抵抗素子群24に関して説明したが、第2磁気抵抗素子
群26に関しても全く同様に、磁気抵抗素子30-1〜3
0-8を図6に示すように接続してブリッジを形成し、ブ
リッジの出力電圧Vdを得ることができる。第2磁気抵
抗素子群26を、第1磁気抵抗素子群24に対してと所
定の位相差をもって配置しておき、出力電圧この波形V
c,Vdをあらかじめ記憶しておけば、これと現在の出
力Vc,Vdを比較することにより、4λの間でのセン
サヘッド18の絶対位置の検出ができる。
【0022】または、第2磁気抵抗素子群26は、図に
示されるように第1磁気抵抗素子群24とλ/4の位相
差をもって配置されているので、出力Vc,Vdの基本
調波成分Vc(1) ,Vd(1) を抽出し、
【数2】sin (2πx/λ)=−Vc(1) /V cos (2πx/λ)=−Vd(1) /V ただし V={(Vc(1) )2 +(Vd(1) )2 1/2 に基づき間隔λの間の位置xを算出することができる。
【0023】図11には、波長4λの間の位置測定であ
る広範囲測定と、波長λの狭範囲の位置測定とを選択的
に可能とする回路のブロック構成が示されている。セン
サヘッド22の各磁気抵抗素子28-1〜28-8,30-1
〜30-8は、広範囲/狭範囲配線切り替えスイッチ部3
2に接続されている。広範囲/狭範囲配線切り替えスイ
ッチ部32は、選択的に磁気抵抗素子の接続状態を図5
に示す状態または図6に示す状態にすることができる。
さらに、広範囲/狭範囲配線切り替えスイッチ部32に
は、ブリッジ回路の両端の電圧を供給する電源34が接
続されている。広範囲/狭範囲配線切り替えスイッチ部
32の出力、すなわち前記各ブリッジ回路の出力電圧V
a,Vb,Vc,Vdは、出力電圧Va,Vbが広範囲
位置検出回路36に出力され、出力電圧Vc,Vdが狭
範囲位置検出回路38に出力される。これらの位置検出
回路36,38では、前述の式に基づき位置xの算出を
行う。図4などに示す実施形態によれば、比較的広い範
囲にわたる位置測定と、狭い範囲の位置測定のどちらに
も対応することができる。
【0024】図12には、本発明のさらに他の実施形態
の要部構成が示されている。本実施形態は、図4に示し
た実施形態に対してスケールの第2位置を6λ間隔に代
えて配置したものである。スケール40には磁極41が
配置されている。この配置を詳述すれば、磁極41は、
間隔λで配置される第1位置42から第1位置の間隔の
6倍の間隔6λで配置される第2位置43を除いた位置
に配置される。図1においては、第2位置43が破線で
示されており、ここには磁極は配置されていない。
【0025】センサヘッド44は、各々12個の磁気抵
抗素子から形成される第1磁気抵抗素子群45および第
2磁気抵抗素子群46を有している。第1および第2磁
気抵抗素子群45,46は、図中2列に記載している
が、実際には1列に配列され後述する配線によって二つ
の群に分けられている。第1磁気抵抗素子群45は、磁
気抵抗素子47-1〜47-12 を有しており、図13に示
すように、これらの磁気抵抗素子のうち間隔3λで配置
されたものどうしによって6個のブリッジが形成されて
いる。
【0026】図14には、センサヘッド44を長さ方向
(x方向)に移動させたときの磁気抵抗素子47-1,4
7-4,47-7,47-10 ,47-9,47-12 の抵抗値R
-1,R-4,R-7,R-10 ,R-9,R-12 が、図12にお
ける左端の磁気抵抗素子47-1の位置を原点として表さ
れている。スケール40の磁極41が第2位置43には
設けられていないため、抵抗値の変化はこの位置におい
て周期変化をしなくなる。たとえば、磁気抵抗素子47
-1の抵抗値R-1は、X方向に5λの近辺で変化しなくな
る。この変化のない部分は、磁極が配置されていない位
置に対応するので、12個の磁気抵抗素子47-1〜-12
のうち、この変化のない部分にある磁気抵抗素子が分か
ればセンサヘッド44のスケール40に対する絶対位置
を算出することができる。具体的には、前述の磁束密度
の変化のない部分の出現の間隔は6λとなるので、抵抗
値R-1は、λを基本波長とした場合に、1/6調波成分
を有するものとなることを利用する。すなわち、本実施
形態の装置では、この6λの波長成分、すなわち1/6
調波成分を利用することで、波長6λの間の絶対位置検
出を行っている。
【0027】これを更に詳述すると、図14に示すよう
に、磁気抵抗素子47-1,47-4により構成されるブリ
ッジの出力はVa1となり、同様に磁気抵抗素子47-7,
47-10 により構成されるブリッジの出力はVa2、磁気
抵抗素子47-9,47-12 により構成されるブリッジの
出力はVa3となる。そして、各ブリッジの出力Va1,V
a2,Va3に基づき、次式より
【数3】Va=Va1+Va2−Va3 合成出力Vaを得る。同様に他の磁気抵抗素子47-2,
47-5により構成されるブリッジの出力Vb1、磁気抵抗
素子47-3,47-6により構成されるブリッジの出力V
b2、および磁気抵抗素子47-8,47-11 により構成さ
れるブリッジの出力Vb3に基づき、次式より、
【数4】Vb=Vb1+Vb2−Vb3 合成出力Vbを得る。
【0028】磁気抵抗ブリッジの出力Va,Vbは、基
本波長λの成分が打ち消し合うので、図14に示すとお
り、前記1/6調波成分を主成分とする波形となる。こ
の波形を記憶しておき、これと現在の出力Va,Vbを
比較すれば、6λの間でのセンサヘッド44の絶対位置
の検出ができる。
【0029】または、出力Va,Vbの1/6調波成分
Va(1/6) ,Vb(1/6) を抽出し、これらは、6λを2
πとしたときにπ/2位相がずれているので、
【数5】sin (πx/2λ)=−Va(1/6) /V cos (πx/2λ)=−Vb(1/6) /V ただし V={(Va(1/6) )2 +(Vb(1/6) )2
1/2 を満たすxとして絶対位置の算出を行うことも可能であ
る。
【0030】磁気抵抗素子47-1〜47-12 は、配線を
組み替えて図15に示すように接続してブリッジ回路を
組むことができるようになっている。センサヘッド44
がスケール40に対して移動すると、各磁気抵抗素子の
抵抗値47-1〜47-12 は、前述の図14に示されるR
-1などと同様、スケール40の第2位置43に対向する
位置で抵抗が変化せず、その他の位置では波長λで周期
的な変化をする波形を示す。これらの抵抗を図15に示
すように、すなわち磁気抵抗素子47-1〜47-6を直列
した合成抵抗と、磁気抵抗素子47-7〜47-12 を直列
した合成抵抗とによりブリッジ回路を組むと、これの出
力電圧Vcは波長λを基本周期とする波形となる。そし
て、第2位置に磁極を配置しなかった影響が除去され
る。
【0031】第1磁気抵抗素子群45と同様に、第2磁
気抵抗素子群46に関しても磁気抵抗素子48-1〜48
-12 によって図15に示すようにブリッジ回路を組め
ば、波長λを基本周期とし、磁極を配置しなかった影響
が除去された出力電圧Vdを得ることができる。以上の
出力電圧Vc,Vdは、前述した図10に示す波形とな
る。この出力電圧の波形Vc,Vdをあらかじめ記憶し
ておけば、これと現在の出力Vc,Vdを比較すること
により、6λの間でのセンサヘッド44の絶対位置の検
出ができる。
【0032】または、第2磁気抵抗素子群46は、図に
示されるように第1磁気抵抗素子群45とλ/4の位相
差をもって配置されているので、出力Vc,Vdの基本
調波成分Vc(1) ,Vd(1) を抽出し、
【数6】sin (2πx/λ)=−Vc(1) /V cos (2πx/λ)=−Vd(1) /V ただし V={(Vc(1) )2 +(Vd(1) )2 1/2 に基づき間隔λの間の位置xを算出することができる。
以上の配線の切り替えは、図11に示す装置構成により
達成することができる。
【0033】さらに、広範囲な絶対位置の測定を行う場
合には、磁極を配置しない第2位置の間隔が異なる二つ
のスケールを並設することも可能である。この場合に
は、二つのスケールの第2位置の間隔の最小公倍数の範
囲において、絶対位置の測定が可能となる。たとえば図
16に示すように、図1および図12に示した第2位置
の間隔が4λと6λのスケール10,40およびこれに
対応するセンサヘッド18,44を備えることで、12
λにわたる範囲の絶対位置の測定を行うことができる。
なお、図16においては、スケール10,40およびセ
ンサヘッド18,44の構成は、図1、図12およびこ
れらに関連した説明において記載されたものと全く同等
であるので、ここでの説明は省略する。
【0034】以上の実施形態は全て直線状のスケールに
磁極を配置した構成を有していたが、本発明はこれに限
らず以下のような変位測定器にも応用することができ
る。
【0035】図17は、一様に着磁したベース50に所
定の間隔で高透磁率物質で形成された部材52を配列し
たスケール54を示している。高透磁率部材52は、間
隔λの第1位置から間隔4λの第2位置を除いた位置に
配置されている。そして、高透磁率部材52がある部分
では上方に漏洩する磁束が小さくなり、これがない部分
では漏洩磁束が大きくなる。この漏洩磁束の大小が長さ
方向に配列され、この変化を図1または図4に示すセン
サヘッドにより検出すれば、図1や図4に示した実施形
態と同様に位置測定を行うことができる。
【0036】図18は、回転角変位を測定することので
きる変位測定器である。第1磁気歯車60は、角度間隔
φ(=π/6)ごとに位置する第1位置から角度間隔4
φごとに位置する第2位置を除いた位置に、磁極62が
配置されている。また、第2磁気歯車64は、角度間隔
φ(=π/6)ごとに位置する第1位置から角度間隔6
φごとに位置する第2位置を除いた位置に、磁極66が
配置されている。センサヘッドおよびブリッジ回路の構
成は、図16のものを回転型に変更したものである。こ
の構成によれば、前述の図16に示した直線状のスケー
ルと同様に二つの磁気歯車の第2位置の波長4φ,6φ
の最小公倍数の波長12φの間で絶対位置の測定が可能
となる。この場合、波長12φに相当するのは磁気歯車
の一周であるので、いずれの角度位置であっても絶対位
置としてこれを検出することができる。
【0037】図19は、静電容量式の変位測定器に本発
明を適用したものである。静電容量式の変位測定器にお
いては、センサヘッド上の送信電極から送信された交流
信号が、スケール上の電極で反射されてセンサヘッド上
の受信電極で受信される。この受信された信号に基づき
変位の測定が行われる。図19においては、スケール7
0上の間隔λの第1位置から間隔5λの第2位置を除い
た位置にスケール電極72が配置されている。センサヘ
ッド74上には、5個の送信電極76-1〜76-5が間隔
λで配置され、さらにこの送信電極76-1〜76-5に隣
接して長さ5λの受信電極78が配置されている。受信
電極78の両端は、端の送信電極76-1,76-5外側に
同じ長さだけ飛び出しており、対称性を確保している。
送信電極76-1,76-5には、各々異なる位相の交流電
圧が印加されており、送信電極76-1には位相0°、送
信電極76-2には位相72°、送信電極76-3には位相
144°、送信電極76-4には位相216°、送信電極
76-5には位相288°の交流電圧が印加されている。
スケール電極が全て間隔λで抜けなく配置さている場合
には、送信された異なる位相の信号が全て等しく受信さ
れるので、これを合成すると0となる。しかし、図19
に示すように、スケール電極72は破線で示す部分には
配置されていないので、これに対応する位相の信号が受
信されない。したがって、受信された信号の合成信号
は、受信できない位相の信号と逆位相の信号となる。こ
の位相を検出することで、図19においては、間隔5λ
にわたって絶対位置の検出を行うことができる。
【0038】図20は、光電式の変位測定器に本発明を
適用したものである。第1スケール80には、間隔λの
第1位置から間隔4λの第2位置を除いた位置にスリッ
ト82が設けられている。この第1スケール80に対応
して不図示のセンサヘッド上に4個の光電素子84-1〜
84-4が間隔λで配置されている。また、第2スケール
86には、間隔λの第1位置から間隔5λの第2位置を
除いた位置にスリット88が設けられている。この第2
スケール86に対応して不図示のセンサヘッド上に5個
の光電素子90-1〜90-5が間隔λで配置されている。
【0039】4個または5個配置された光電素子のう
ち、スリットに対向する位置にあるものについては、ス
リットを通過した光線を受光し信号が出力される。しか
し、前述の第2位置に相当する、スケール上のスリット
の設けられなかった部分に位置する素子は光線を受光し
ないので、この素子からの出力がなくなる。図において
は光電素子84-4,90-5の出力がない。いずれの光電
素子の出力がないかをみることによって変位測定をする
ことができる。なお、図20に示す装置の場合、波長4
λ,5λの二つのスケールを用いていることで、これら
の最小公倍数である20λの長さにわたって絶対位置の
検出を行うことができる。
【0040】以上のように、本発明にかかる実施例にお
いては、スケールにおいて、等間隔λで配列される第1
位置からこの第1位置のうちnλ間隔ごとの位置である
第2位置を除いた配列位置に位置情報源を配置したこと
により、間隔nλの範囲にわたって絶対位置の測定をす
ることができる。さらに、前記nが異なるスケールを2
組設ければ、この異なるnの最小公倍数の範囲、すなわ
ちより広い範囲での絶対位置の測定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の要部構成を示す図であ
る。
【図2】 図1に示す磁気抵抗素子の接続状態を示す図
である。
【図3】 図1に示す実施形態の磁気抵抗素子の抵抗値
と図2に示すブリッジ回路の出力電圧の変化を示す図で
ある。
【図4】 本発明の他の実施形態の要部構成を示す図で
ある。
【図5】 図4に示す磁気抵抗素子の広範囲測定時の接
続状態を示す図である。
【図6】 図4に示す磁気抵抗素子の狭範囲測定時の接
続状態を示す図である。
【図7】 図4に示す実施形態の磁気抵抗素子の抵抗値
の変化を示す図である。
【図8】 図4に示す実施形態の磁気抵抗素子の抵抗値
の変化を示す図である。
【図9】 図4に示す実施形態の磁気抵抗素子の合成抵
抗値の変化を示す図である。
【図10】 図6に示すブリッジ回路の出力電圧の変化
を示す図である。
【図11】 図4に示す実施形態の広範囲/狭範囲の測
定を切り替えるための構成を示したブロック図である。
【図12】 本発明のさらに他の実施形態の要部構成を
示す図である。
【図13】 図12に示す磁気抵抗素子の広範囲測定時
の接続状態を示す図である。
【図14】 図12に示す実施形態の磁気抵抗素子の抵
抗値の変化を示す図である。
【図15】 図12に示す磁気抵抗素子の狭範囲測定時
の接続状態を示す図である。
【図16】 本発明のさらに他の実施形態の要部構成を
示す図である。
【図17】 本発明を適用した変位測定器の例である。
【図18】 本発明を適用した角度変位を測定する測定
器の例である。
【図19】 本発明を適用した静電容量式の変位測定器
の例である。
【図20】 本発明を適用した光電式の変位測定器の例
である。
【符号の説明】
10,40,54,70,80,86 スケール 12,41,62,66 磁極 14,42 第1位置 16,43 第2位置 18,22,44,74 センサヘッド 20-1〜20-4,28-1〜28-8,30-1〜30-8,4
7-1〜47-12 ,48-1〜48-12 , 磁気抵抗素子 50 ベース 52 高透磁率部材 60,64 磁気歯車 72 スケール電極 76 送信電極 82,88 スリット 84-1〜84-4,90-1〜90-5 光電素子
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01D 5/36 G01D 5/36 Q

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置情報源が長さ方向に所定の間隔で配
    列されたスケールと、前記位置情報源からの情報を検出
    するセンサと、前記センサにより検出された情報に基づ
    き当該センサのスケールに対する位置を算出する演算部
    とを有する変位測定器であって、 前記位置情報源は、nが3以上の整数としたときに、等
    間隔λで配列される第1位置から前記第1位置のうちn
    λ間隔ごとの位置である第2位置を除いた配列位置に配
    置され、 前記センサは、前記間隔λで配列されるn個のセンサ素
    子を含み、 前記演算部は、前記第2位置に対向する前記n個のうち
    の一つのセンサ素子を特定することにより、間隔nλの
    間のセンサのスケールに対する絶対位置を算出するもの
    である、変位測定器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたスケールとセンサ
    の組をm組有し、k番目の組において前記nはnkであ
    り、これらのn1、n2、・・・、nk、・・・nmは、各
    々異なる値であり、前記n1、n2、・・・、nmの最小
    公倍数Mで定義される間隔Mλの間の絶対位置を検出す
    る、変位測定器。
  3. 【請求項3】 位置情報源が長さ方向に所定の間隔で配
    列されたスケールと、前記位置情報源からの情報を検出
    するセンサと、前記センサにより検出された情報に基づ
    き当該センサのスケールに対する位置を算出する演算部
    とを有する変位測定器であって、 前記位置情報源は、nが3以上の整数としたときに、等
    間隔λで配列される第1位置から前記第1位置のうちn
    λ間隔ごとの位置である第2位置を除いた配列位置に配
    置され、 前記スケールは、位置情報源の前記の配置によって前記
    第2位置の間隔を波長nλとする1/n調波成分を有す
    る位置情報を有し、 前記センサは、前記1/n調波成分を有する位置情報を
    検出し、 前記演算部は検出された位置情報に基づき、間隔nλの
    間のセンサのスケールに対する絶対位置を算出するもの
    である、変位測定器。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の変位測定器であって、 前記スケールは、前記位置情報源として磁極を有し、前
    記整数nは偶数であり、 前記センサは、前記スケールの長さ方向に(nλ/2)
    間隔で配置された2個の磁気抵抗素子により形成される
    複数の磁気抵抗ブリッジを有し、これらの磁気抵抗ブリ
    ッジは前記スケールの長さ方向に(nλ/2)を除くn
    λ未満の間隔で配置され、 前記演算部は、前記複数の磁気抵抗ブリッジの出力に基
    づき、センサのスケールに対する絶対位置を算出するも
    のである、変位測定器。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の変位測定器であって、
    前記整数nは4であり、前記磁気抵抗ブリッジを2個備
    え、これらの磁気抵抗ブリッジはλ間隔で配置される、
    変位測定器。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の変位測定器であって、
    前記整数nは6であり、前記磁気抵抗ブリッジを6個備
    え、これらの磁気抵抗ブリッジは(λ/2)間隔で配置
    される、変位測定器。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の変位測定器と請求項6
    に記載の変位測定器を有し、これらの変位測定器の検出
    した位置に基づき、12λの間のセンサのスケールに対
    する絶対位置を算出する、変位測定器。
  8. 【請求項8】 磁極が長さ方向に所定の間隔で配列され
    たスケールと、前記磁極により形成される磁界を検出す
    る磁気抵抗素子を有するセンサと、前記センサにより検
    出された磁界に基づき当該センサのスケールに対する位
    置を算出する演算部とを有する変位測定器であって、 前記磁極は、nが4以上の偶数としたときに、等間隔λ
    で配列される第1位置から前記第1位置のうちnλ間隔
    ごとの位置である第2位置を除いた配列位置に配置さ
    れ、 前記磁気抵抗素子は、前記スケールの長さ方向に、(λ
    /4)間隔で4n個配置され、 さらに、前記4n個の磁気抵抗素子を、間隔nλの間で
    のセンサのスケールに対する絶対位置を検出する第1の
    配線と、間隔λの間での位置を検出する第2の配線とに
    切り替える配線切り替えスイッチを有し、 前記第1の配線は、請求項3に記載の複数の磁気抵抗ブ
    リッジを形成するものであり、前記第2の配線は、前記
    4n個の磁気抵抗素子を配列順に第1,第2,第3,第
    4の組に属するものとし、これらの組に属する磁気抵抗
    素子を直列接続して、第1と第3の組により第1の磁気
    抵抗ブリッジを、第2と第4の組により第2の磁気抵抗
    ブリッジを形成するものであり、 前記演算部は、第1の配線の場合は、請求項3に記載の
    とおり、間隔nλの間のセンサのスケールに対する絶対
    位置を算出するものであり、第2の配線の場合は、2個
    の磁気抵抗ブリッジの出力に基づき間隔λの間の絶対位
    置を算出するものである、変位測定器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009051069A1 (ja) * 2007-10-15 2009-04-23 Alps Electric Co., Ltd. Gmrセンサ
JP2016090243A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 三菱電機株式会社 磁気式位置検出装置

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