JPH10220915A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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Publication number
JPH10220915A
JPH10220915A JP9037060A JP3706097A JPH10220915A JP H10220915 A JPH10220915 A JP H10220915A JP 9037060 A JP9037060 A JP 9037060A JP 3706097 A JP3706097 A JP 3706097A JP H10220915 A JPH10220915 A JP H10220915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
capillary tube
heat exchanger
evaporator
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9037060A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Izaki
博和 井崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP9037060A priority Critical patent/JPH10220915A/ja
Publication of JPH10220915A publication Critical patent/JPH10220915A/ja
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒の膨張時のエネルギ損失の低減、並びに
騒音の低下を図ることのできる冷凍装置を提供する。 【解決手段】 圧縮機1、凝縮器3、減圧装置5および
蒸発器7を冷媒配管で順に接続した冷凍装置において、
蒸発器7の内部に減圧装置5を設けたことを特徴とする
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍効率の改善を
図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、圧縮機、凝縮器、キャピラリー
チューブおよび蒸発器を冷媒配管で順に接続した冷凍装
置は知られている。この種の従来の冷凍装置では、凝縮
器と蒸発器とを接続する冷媒配管中に、冷媒を減圧する
ためのキャピラリーチューブを、空気中に露出させた状
態で接続するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成によれば、キャピラリーチューブが空気中に露出し
ているので、冷媒の減圧、膨張時におけるエネルギ損失
が大きいという問題がある。また、キャピラリーチュー
ブの出口では、急激な圧力低下を伴って、気液が混合し
た状態で噴出されるので、騒音が発生するという問題が
ある。
【0004】そこで、本発明の目的は、冷媒の膨張時の
エネルギ損失の低減、並びに騒音の低下を図ることので
きる冷凍装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、圧縮機、凝縮器、減圧装置および蒸発器を冷媒配管
で順に接続した冷凍装置において、前記蒸発器の内部に
前記減圧装置を設けたことを特徴とするものである。
【0006】請求項2に記載の発明は、圧縮機、凝縮
器、キャピラリーチューブおよび蒸発器を冷媒配管で順
に接続した冷凍装置において、前記蒸発器の冷媒管の内
部に前記キャピラリーチューブを介装したことを特徴と
するものである。
【0007】請求項3に記載の発明は、圧縮機、凝縮
器、キャピラリーチューブおよび蒸発器を冷媒配管で順
に接続した冷凍装置において、蒸発器の冷媒管の内部に
キャピラリーチューブを封止し、一端を蒸発器の冷媒管
の内部に臨ませ、他端を蒸発器の冷媒管から導出して凝
縮器に接続したことを特徴とするものである。
【0008】これらの発明によれば、冷媒が減圧装置
(「キャピラリーチューブ」)に流入し、ここで減圧さ
れる時に、冷媒は過冷却状態におかれるので冷媒の減
圧、膨張時のエネルギ損失は小さいし、また、この減圧
装置(「キャピラリーチューブ」)の出口では、急激な
圧力低下を伴って、気液が混合した状態で噴出されると
しても、この減圧装置(「キャピラリーチューブ」)は
蒸発器の内部に位置するので騒音は大幅に抑制される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付の図面に基づいて説明する。図1に示すように、この
冷凍装置(以下、「空気調和装置」という。)は、圧縮
機1と、凝縮器(以下、「室外側熱交換器」という。)
3と、減圧装置(以下、「キャピラリーチューブ」とい
う。)5と、蒸発器(以下、「室内側熱交換器」とい
う。)7と、アキュムレータ9とにより構成されてい
る。
【0010】室内側熱交換器7は、図2に示すように、
蛇行状に形成された冷媒管11に多数のフィン13を設
けて構成される。この実施の形態によれば、室内側熱交
換器7のコア7aの内部にキャピラリーチューブ5が設
けられる。具体的には、キャピラリーチューブ5は、図
2に示すように、室内側熱交換器7の冷媒管11の内部
に介装される。このキャピラリーチューブ5は全体とし
てほぼU字状に形成され、冷媒管11のうちの入口管1
1aの内部にキャップ15を介して封止され、一端5a
は入口管11aの内部に臨み、他端5bは入口管11a
からキャップ15を貫通して導出されて、室外側熱交換
器3に接続される。
【0011】次に、この空気調和装置の動作を説明す
る。この空気調和装置は冷房専用機であり、運転をオン
にすると、冷媒は、図1に実線の矢印で示す方向に流れ
る。即ち、圧縮機1から吐出された冷媒は室外側熱交換
器3、キャピラリーチューブ5、室内側熱交換器7の順
に循環して圧縮機1に戻される。これによれば、室内側
熱交換器5が蒸発器として機能して、冷房運転が行われ
る。
【0012】キャピラリーチューブ5に流入する冷媒
は、図2を参照して、他端5bを通じて流入し、先端の
溜まり5cに入り、そこで反転し、一端5aを通じて入
口管11aの内部に流入し、さらにキャップ15の内部
で反転し、その後は、蛇行する冷媒管11に沿って室外
側熱交換器7の内部を循環する。
【0013】この実施の形態によれば、冷媒管11のう
ちの入口管11aの内部に、キャピラリーチューブ5が
封止されるので、このキャピラリーチューブ5で冷媒が
減圧、膨張される時に、冷媒は十分に過冷却されて、冷
凍効率は向上するし、冷媒の減圧、膨張時のエネルギ損
失を抑制することができる。
【0014】また、キャピラリーチューブ5の出口で
は、急激な圧力低下を伴って、気液が混合した状態で噴
出される。しかしながら、キャピラリーチューブ5の出
口では流路が増大し、しかも、キャピラリーチューブ5
は入口管11aに内蔵されるので、騒音は、従来のもの
に比べて大幅に抑制される。
【0015】図3は別の実施の形態を示す。この実施の
形態によれば、冷媒管11のうちの入口管11aの先端
には、第一のキャップ21が嵌められてこの入口管11
aは袋小路的に形成されている。この入口管11aには
真直なキャピラリーチューブ5が挿入され、このキャピ
ラリーチューブ5は、入口管11aの基端の第二のキャ
ップ23を貫通して導出されて、室外側熱交換器3に接
続される。
【0016】この実施の形態の動作を説明すると、キャ
ピラリーチューブ5に流入する冷媒は、そのままキャピ
ラリーチューブ5を通じて入口管11aに流入し、先端
の第一のキャップ21の内部に入り、そこで反転し、第
二のキャップ23の内部に流入し、この第二のキャップ
23を通じて蛇行する冷媒管11に流入し、この冷媒管
11に沿って室外側熱交換器7の内部を循環する。
【0017】この実施の形態によれば、冷媒管11のう
ちの入口管11aの内部に、キャピラリーチューブ5が
封止されるので、このキャピラリーチューブ5で冷媒が
減圧、膨張される時に、冷媒は十分に過冷却されて、冷
凍効率は向上するし、冷媒の減圧、膨張時のエネルギ損
失を抑制することができる。
【0018】また、キャピラリーチューブ5の出口5a
では、急激な圧力低下を伴って、気液が混合した状態で
噴出される。しかしながら、キャピラリーチューブ5の
出口では流路が増大し、しかも、キャピラリーチューブ
5は入口管11aに内蔵されているので、騒音は、従来
のものに比べて大幅に抑制される。
【0019】図4は更に別の実施の形態を示す。この実
施の形態によれば、冷媒管11のうちの入口管11aの
内部にはインナースリーブ31が設けられる。このイン
ナースリーブ31の先端31aは閉塞されており、その
基端31bは入口管11aの内部を封止している。33
は開口を示している。
【0020】このインナースリーブ31には真直なキャ
ピラリーチューブ5が挿入され、このキャピラリーチュ
ーブ5は、インナースリーブ31の内部を封止するキャ
ップ35を貫通して導出され、室外側熱交換器3に接続
されている。
【0021】この実施の形態の動作を説明すると、キャ
ピラリーチューブ5に流入する冷媒は、そのままキャピ
ラリーチューブ5を通じてインナースリーブ31に流入
し、インナースリーブ31の先端31aの閉塞部に当た
り、そこで反転し、インナースリーブ31の基端31b
に入り、この基端31bから開口33を通じて入口管1
1aに入り、この入口管11aから冷媒管11に流入
し、この冷媒管11に沿って、室外側熱交換器7の内部
を循環する。
【0022】この実施の形態によれば、冷媒管11のう
ちの入口管11aの内部にインナースリーブ31が設け
られ、このインナースリーブ31の内部にはキャピラリ
ーチューブ5が封止されるので、このキャピラリーチュ
ーブ5で冷媒が減圧、膨張される時に、冷媒は十分に過
冷却されて、冷凍効率は向上するし、冷媒の減圧、膨張
時のエネルギ損失を抑制することができる。
【0023】また、この実施の形態によれば、キャピラ
リーチューブ5を流出した直後に、冷媒が急激にガス化
しても、キャピラリーチューブ5の出口5aでは、流路
が徐々に増大しており、しかも、キャピラリーチューブ
5はインナースリーブ31に内蔵され、このインナース
リーブ31は入口管11aに内蔵されているので、騒音
は、従来のものに比べて大幅に抑制される。
【0024】以上、一実施の形態に基づいて本発明を説
明したが、本発明はこれに限定されるものでないことは
明らかである。例えば、この発明は空気調和装置のみな
らず、冷凍装置全般に適用されるものである。
【0025】
【発明の効果】これらの発明によれば、冷媒が減圧装置
(「キャピラリーチューブ」)に流入し、ここで減圧さ
れる時に、冷媒は過冷却状態におかれるので冷媒の減
圧、膨張時のエネルギ損失は従来のものに比べて小さい
し、また減圧装置(「キャピラリーチューブ」)を流出
した直後に、冷媒が急激にガス化しても、この減圧装置
(「キャピラリーチューブ」)は蒸発器の内部に位置す
るので、騒音は従来のものに比べて大幅に抑制される等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷凍装置の一実施の形態を示す回
路図である。
【図2】室内側熱交換器(「蒸発器」)の構成図であ
る。
【図3】別の実施の形態を示す構成図である。
【図4】別の実施の形態を示す構成図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 3 凝縮器(「室外側熱交換器」) 5 減圧装置(「キャピラリーチューブ」) 5a 一端(「出口」) 5b 他端 7 蒸発器(「室内側熱交換器」) 9 アキュムレータ 11 冷媒管 11a 入口管 13 フィン 31 インナースリーブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、減圧装置および蒸発器
    を冷媒配管で順に接続した冷凍装置において、 前記蒸発器の内部に前記減圧装置を設けたことを特徴と
    する冷凍装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機、凝縮器、キャピラリーチューブ
    および蒸発器を冷媒配管で順に接続した冷凍装置におい
    て、 前記蒸発器の冷媒管の内部に前記キャピラリーチューブ
    を介装したことを特徴とする冷凍装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機、凝縮器、キャピラリーチューブ
    および蒸発器を冷媒配管で順に接続した冷凍装置におい
    て、 前記蒸発器の冷媒管の内部に前記キャピラリーチューブ
    を封止し、一端を前記蒸発器の冷媒管の内部に臨ませ、
    他端を前記蒸発器の冷媒管から導出して前記凝縮器に接
    続したことを特徴とする冷凍装置。
JP9037060A 1997-02-05 1997-02-05 冷凍装置 Pending JPH10220915A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9037060A JPH10220915A (ja) 1997-02-05 1997-02-05 冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9037060A JPH10220915A (ja) 1997-02-05 1997-02-05 冷凍装置

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JPH10220915A true JPH10220915A (ja) 1998-08-21

Family

ID=12487029

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JP9037060A Pending JPH10220915A (ja) 1997-02-05 1997-02-05 冷凍装置

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JP (1) JPH10220915A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100483065B1 (ko) * 2002-10-07 2005-04-15 위니아만도 주식회사 에어컨의 팽창기 일체형 응축기
CN100435609C (zh) * 2006-10-31 2008-11-19 中南大学 用于电子冷却的脉动热管散热器

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