JPH10220889A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

冷凍サイクル装置

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JPH10220889A
JPH10220889A JP2284597A JP2284597A JPH10220889A JP H10220889 A JPH10220889 A JP H10220889A JP 2284597 A JP2284597 A JP 2284597A JP 2284597 A JP2284597 A JP 2284597A JP H10220889 A JPH10220889 A JP H10220889A
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JP
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evaporator
refrigerant
conditioning unit
degree
expansion valve
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JP2284597A
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English (en)
Inventor
Yasutaka Kuroda
泰孝 黒田
Shin Nishida
伸 西田
Hisasuke Sakakibara
久介 榊原
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リア側空調ユニット17の起動時における冷
媒通過音を低減する。 【解決手段】 フロント側空調ユニット13に備えられ
る減圧手段を、蒸発器15の出口冷媒の過熱度を機械的
に調整する温度式膨張弁14にし、リア側空調ユニット
17に備えられる減圧手段は、蒸発器20の出口冷媒の
過熱度を電気的に制御する電気式膨張弁190とする。
リア側空調ユニット17の起動直後の所定時間の間は、
電気式膨張弁190の開度を徐々に増加させる。これに
より、起動時に蒸発器20に多量の冷媒が急激に流れ込
むのを防止して、冷媒通過音を低下できる。リア側空調
ユニット17の冷房負荷が小さいときは、目標過熱度を
通常時の第1目標値T1より小さい第2目標値T2に変
更する。これにより、低負荷時においても、電気式膨張
弁190の開度を強制的に増加させて、圧縮機10への
油戻りを良好にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並列接続された第
1蒸発器および第2蒸発器を備え、第2蒸発器は必要に
応じて随時使用されるようになっている冷凍サイクル装
置に関するもので、例えば、車室内のフロント側とリア
側の双方に、冷凍サイクルの蒸発器を内蔵する空調ユニ
ットを配設する車両用空調装置等に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両空調用の冷凍サイク
ル装置は図9に示す構成であって、車室内のフロント側
の空調制御とリア側の空調制御とをそれぞれ独立して行
うために、車室内フロント側の空調ユニット13内と車
室内リア側の空調ユニット17内に、それぞれ冷却用の
蒸発器15、20を配設するとともに、この2つの冷却
用の蒸発器15、20と、これらの蒸発器15、20に
流入する冷媒を減圧するための温度式膨張弁14、19
をそれぞれ冷凍サイクルにおいて並列に接続している。
【0003】車室内前後の空調ユニット13、17内に
はそれぞれ蒸発器15、20で冷却された冷風を車室内
前部、後部に吹き出させる送風ファン16、21が備え
られている。また、車室内リア側の空調ユニット17に
は、膨張弁19の上流側に電磁弁18を設置して、リア
側の空調ユニット17の作動停止時には、電磁弁18を
閉弁して、蒸発器20への冷媒流れを停止するようにな
っている。
【0004】圧縮機10は電磁クラッチ10aを介して
車両エンジンにて駆動され、圧縮機10で圧縮された高
温、高圧のガス冷媒は凝縮器11で冷却されて凝縮し、
この凝縮した冷媒は受液器12内に流入して、冷媒の気
液が分離されるとともに、液冷媒が受液器12内に貯留
される。そして、受液器12からの液冷媒は、車室内の
フロント側の空調ユニット13内の膨張弁14で減圧さ
れた後、蒸発器15にて送風ファン16の送風空気から
蒸発潜熱を吸熱して蒸発する。
【0005】また、リア側の空調ユニット17の作動時
には、電磁弁18が開弁されるので、受液器12からの
液冷媒は、リア側の膨張弁19で減圧された後、蒸発器
20にて送風ファン21の送風空気から蒸発潜熱を吸熱
して蒸発する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術に関して、リア側の空調ユニット17におけるサイク
ルの挙動について、本発明者らが詳細に実験検討したと
ころ、次のごとき不具合が発生することが判明した。す
なわち、リア側の空調ユニット17の起動前には、リア
側の温度式膨張弁19の感温筒19aは車室内後部の室
温と同程度の温度まで高くなっており、従って、感温筒
19aの内部冷媒圧力もこの室温に対応した飽和圧力ま
で上昇している。そして、リア側の空調ユニット17が
起動されて、圧縮機10および送風ファン21が起動さ
れ、電磁弁18が開弁されると、リア側の低圧が急激に
低下するので、膨張弁19のダイヤフラム19bに作用
する感温筒19a内の圧力とリア側の低圧との圧力差が
大となり、膨張弁19が急激に全開する。
【0007】このように、リア側の空調ユニット17の
起動時にリア側膨張弁19が急激に全開となることによ
り、リア側の空調ユニット17に多量の冷媒が急激に流
れ込み、冷媒通過音が大きくなるという問題を生じる。
また、リア側の空調ユニット17の冷房負荷が小さいと
きは、リア側蒸発器20の過熱度を目標値(例えば、1
0°C)に維持するために、リア側の温度式膨張弁19
の開度は小開度に調整される。これにより、リア側蒸発
器20への循環冷媒量が減少し、その結果、リア側蒸発
器20における冷媒速度が低下する。す3と、冷媒中に
含まれる潤滑油は粘性が大きいので、リア側蒸発器20
内の空間等に滞留し、圧縮機10への油戻りが悪化す
る。これにより、圧縮機10の焼きつき等の不具合を生
じることがある。
【0008】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
第1には、リア側の空調ユニットのような補助空調ユニ
ットの起動時における冷媒通過音の低減を図ることを目
的とする。本発明は、第2には、補助空調ユニットの低
負荷時における圧縮機への油戻りを良好にすることを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1記載
の発明では、冷房対象空間を主に冷房する主空調ユニッ
ト(13)に備えられる第1の減圧手段を、第1の蒸発
器(15)の出口冷媒の過熱度を機械的に調整する温度
式膨張弁(14)にするとともに、冷房対象空間を補助
的に冷房する補助空調ユニット(17)に備えられる第
2の減圧手段を、第2の蒸発器(20)の出口冷媒の過
熱度を電気的に制御する電気式膨張弁(190)とし、
さらに、補助空調ユニット(17)の起動直後の所定時
間の間は、電気式膨張弁(190)の開度を徐々に増加
させる起動時開度制御手段(22a)を有することを特
徴としている。
【0010】このように、起動時に電気式膨張弁(19
0)の開度を徐々に増加させることにより、第2の蒸発
器(20)に多量の冷媒が急激に流れ込むのを防止し
て、冷媒通過音を低減できる。なお、電気式膨張弁(1
90)は機械的に作動する温度式膨張弁(14)に比し
てセンサ部での応答遅れにより過熱度制御の応答遅れが
発生しやすい傾向にあるが、本発明では、電気式膨張弁
(190)を補助空調ユニット(17)側に用い、冷房
対象空間を主に冷房する主空調ユニット(13)には応
答性の高い温度式膨張弁(14)を用いているので、主
空調ユニット(13)では、起動時におけるクールダウ
ン性能等を良好に発揮できる。
【0011】特に、請求項2記載の発明では、電気式膨
張弁(19)の開度を徐々に増加させる所定時間を10
秒〜25秒とすることを特徴としている。本発明者らの
実験検討によると、補助空調ユニット(17)の起動直
後の10秒〜25秒の間に、耳障りとなる大きな冷媒通
過音が発生することを実験的に確認しているので、請求
項2によると、この期間の冷媒通過音をより的確に低減
できる。
【0012】また、請求項3記載の発明では、電気式膨
張弁(19)の開度を徐々に増加させて起動時目標開度
にした後、この起動時目標開度を所定時間の間維持する
ことを特徴としている。これにより、電気式膨張弁(1
90)の開度を起動直後に漸増させる漸増開度制御を行
った後に、補助空調ユニット(17)の冷却能力を起動
時目標開度に基づいて適切に発揮できる。
【0013】また、請求項4、および請求項5記載の発
明では、補助空調ユニット(17)の冷房負荷が大きい
ときは、電気式膨張弁(190)により制御される、第
2の蒸発器(20)の出口冷媒の目標過熱度を所定の第
1目標値(T1)とし、補助空調ユニット(17)の冷
房負荷が小さいときは、前記目標過熱度を前記第1目標
値(T1)より小さい第2目標値(T2)に変更するこ
とを特徴としている。
【0014】これにより、低負荷時においても、第2目
標値(T2)を設定した低過熱度運転の間は電気式膨張
弁(190)の開度を強制的に増加させて、第2の蒸発
器(20)への冷媒循環量を増加さることにより、第2
の蒸発器(20)内の潤滑油を押し出して、圧縮機(1
0)に吸入させることができるので、補助空調ユニット
(17)の低負荷時における圧縮機(10)への油戻り
を良好にすることができる。
【0015】また、請求項6記載の発明では、補助空調
ユニット(17)の冷房負荷が小さくなったことを判定
した後、この冷房負荷の小さい状態が所定時間(X)継
続された後に、目標過熱度を第1目標値(T1)より小
さい第2目標値(T2)に変更することを特徴としてい
る。このように、所定時間(X)経過後に、目標過熱度
を第2目標値(T2)に変更して、低過熱度運転を行う
ことにより、低過熱度運転が必要以上に頻繁に行われる
のを防止できる。
【0016】また、請求項7記載の発明では、目標過熱
度を第2目標値(T2)に変更した後、所定時間(Y)
経過すると、目標過熱度を第1目標値(T1)に復帰さ
せることを特徴としている。これにより、圧縮機(1
0)への油戻りに必要な時間の間だけ、低過熱度運転を
行うことができる。
【0017】また、請求項8記載の発明のように、第2
目標値(T2)を補助空調ユニット(17)の冷房負荷
の低下に応じて連続的に低下させるようにしてもよい。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態
記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0018】
【発明の実施の形態】 (第1実施形態)図1〜図4は本発明の第1実施形態を
示すもので、図1は、本発明を適用した車両空調用冷凍
サイクル装置を示しており、図9と同一もしくは均等部
分には同一符号を付してある。
【0019】この図1の冷凍サイクルは、車両のフロン
ト側とリア側にそれぞれ独立に制御可能な空調ユニット
13、17を持つ車両用空調装置に使用されるものであ
って、フロント側の空調ユニット13は車室内前部の計
器盤下方部に設置され、車室内(冷房対象空間)を主に
冷房する主空調ユニットであって、車室内前部の乗員に
向けて空調空気を吹き出すものである。
【0020】また、リア側の空調ユニット17は車室内
後部、例えば、ワゴン車の車室内後部の側壁、天井等に
設置され、車室内(冷房対象空間)を補助的に冷房する
補助空調ユニットであって、車室内後部の乗員に向けて
空調空気を吹き出すものである。図1の冷凍サイクル装
置の圧縮機10には、動力伝達を断続する電磁クラッチ
10aが装着されており、この電磁クラッチ10aが接
続状態になると、図示しない車両エンジンから動力が伝
達されて圧縮機10は作動し、吸入冷媒を圧縮し、高温
高圧のガス冷媒として吐出する。
【0021】凝縮器11は、図示しない冷却ファンによ
る空冷作用を受けて圧縮機10からの吐出ガス冷媒を冷
却して凝縮させ、この凝縮後の液冷媒は受液器12内に
流入する。この受液器12は、その内部に流入した凝縮
冷媒を気液分離して、液冷媒のみを流出させる。受液器
12の下流側には、液冷媒を気液2相状態に減圧膨張さ
せる減圧手段をなすフロント側の膨張弁(第1の減圧手
段)14とリア側の膨張弁(第2の減圧手段)190が
並列に配列され、さらに、これら膨張弁14、190を
通過した冷媒を蒸発させるフロント側の蒸発器(第1の
蒸発器)15、リア側の蒸発器(第2の蒸発器)20が
並列に配設されている。
【0022】ここで、フロント側の膨張弁14および蒸
発器15は、フロント側空調ユニット13内に設けら
れ、蒸発器15で冷却された冷風は送風ファン16によ
り車室内前部側に吹き出す。また、フロント側の膨張弁
14は周知の温度式の膨張弁であって、フロント側の蒸
発器15の出口冷媒の過熱度を所定値に維持するように
弁開度を自動調整するものであって、蒸発器15の出口
冷媒の温度を感知して内部の冷媒圧力が変化する感温筒
14aを有し、この感温筒14a内の冷媒圧力と蒸発器
15の冷媒蒸発圧力(低圧)との圧力差に応じてダイヤ
フラム14bが変位して、弁開度が機械的に調整され
る。
【0023】一方、リア側の膨張弁190および蒸発器
20はリア側空調ユニット17内に設けられており、リ
ア側空調ユニット17では車室内空気(内気)を吸入し
て蒸発器20で冷却し、その冷風を送風ファン21によ
り車室内後部側に吹き出す。上記の両蒸発器15、20
の冷媒出口側は合流して圧縮機10の吸入側に接続され
ている。
【0024】リア側の膨張弁190はリア側の蒸発器2
0の出口冷媒の過熱度を電気的に制御する電気式膨張弁
からなり、その具体的構造を図2に例示する。図2にお
いて、電気式膨張弁190はバルブ部191と駆動部1
92とから構成されており、この駆動部192はステッ
ピングモータからなる。バルブ部191のバルブ本体1
93には、図1の受液器12からの高圧液冷媒が流入す
る冷媒入口194と、減圧後の気液2相冷媒が流出する
冷媒出口195が形成されている。
【0025】この冷媒入口194と冷媒出口195との
間に絞り通路196を設け、この絞り通路196の開度
(弁開度)をニードル状の弁体197により調整する構
成となっており、弁体197は作動軸197aと一体に
形成されている。一方、バルブ本体193の上部には駆
動部192の密閉型ケース198が固定されており、こ
のケース198の外周部には、ステッピングモータの2
組の励磁コイル199、199を内蔵した磁性体製のス
テータ200が取付けられている。
【0026】また、ケース198の内周面には円筒状の
永久磁石201が回転可能に配置されており、この永久
磁石201の内周面に円筒状のロータ202が一体に結
合されている。このロータ202は、バルブ本体193
に固定された円筒状のねじ部材205にねじ結合するこ
とにより、回転しながら軸方向(図2上下方向)に移動
できるようにしてある。
【0027】そして、ロータ202の中心部に作動軸1
97aの上端部が遊嵌合の状態で挿入され、この作動軸
197aはコイルスプリング203とサークリップ20
4により軸方向にはロータ202と一体に変位するよう
になっている。このような構成により、2組の励磁コイ
ル199、199に加えるパルス数により、永久磁石2
01とロータ202の回転角が調整されて、弁体197
の軸方向移動量、すなわち、絞り通路196の開度(弁
開度)が調整されるようにしてある。
【0028】次に、図1において、本実施形態における
電気制御部の構成を説明すると、空調用電子制御装置2
2は例えば、マイクロコンピュータ等から構成されるも
のであって、上記した電気式膨張弁190の弁開度を電
気的に制御するとともに、電磁クラッチ10aおよび電
動式送風ファン16、21等の作動を制御する。この制
御装置22には、リア側蒸発器20の出口冷媒温度を感
知する冷媒温度センサ23、リア側蒸発器20の出口冷
媒圧力を感知する冷媒圧力センサ24の信号が入力さ
れ、この両センサ23、24の信号に基づいて蒸発器出
口冷媒の過熱度を判定する。
【0029】また、本実施形態では、リア側蒸発器20
の入口側冷媒温度および吸込側空気温度を感知する温度
センサ25、26を設け、この両温度センサ25、26
の信号を制御装置22に入力して、両温度センサ25、
26の感知する温度差に基づいて、リア側空調ユニット
17の冷房負荷の大小を判定するようにしてある。ま
た、フロント側空調ユニット13およびリア側空調ユニ
ット17の作動を断続するフロント側空調スイッチ2
7、リア側空調スイッチ28を設けて、その作動信号が
制御装置22に入力される。
【0030】次に、上記構成に基づいて本実施形態の作
動を説明する。図1において、フロント側空調スイッチ
27が投入されると、制御装置22により電磁クラッチ
10aに通電され、圧縮機10が車両のエンジンから電
磁クラッチ10aを介して動力を伝達されて作動する。
すると、圧縮機10は蒸発器15、20の下流側流路の
冷媒を吸入、圧縮して、高温高圧のガス冷媒を凝縮器1
1に向けて吐出する。すると、この凝縮器11ではガス
冷媒が冷却されて凝縮する。
【0031】この凝縮後の冷媒は次に受液器12内に流
入し、液冷媒が受液器12から流出して、並列配置され
た膨張弁14、190側へ向かう。ここで、車両のリヤ
ーシート側に乗員が搭乗していない場合は、リヤーシー
ト側を空調する必要がないため、リア側空調スイッチ2
8を投入しない。その結果、制御装置22によりリア側
の電気式膨張弁190を閉弁状態に設定するとともに、
送風ファン21も停止状態にしておく。従って、リア側
空調ユニット17は停止状態となり、リア側の蒸発器2
0には冷媒が循環しない。
【0032】一方、フロント側空調ユニット13側にお
いては、温度式膨張弁14にて受液器12からの液冷媒
が減圧、膨張して、低温低圧の気液2相状態となる。こ
の気液2相冷媒がフロント側の蒸発器15で空調空気か
ら吸熱して蒸発するため、空調空気は冷却され冷風とな
り、車室内のフロントシート側を空調する。ここで、膨
張弁13の開度は、周知のごとく感温筒13aの感知す
る蒸発器出口冷媒温度に応じた開度に自動調整され、蒸
発器出口冷媒の過熱度を所定値に維持する。
【0033】そして、車両のリヤーシート側に乗員が搭
乗し、車室後部側を空調する場合は、リア側空調スイッ
チ28を投入する。これにより、リア側空調ユニット1
7の送風ファン21が起動するとともに、リア側の電気
式膨張弁190を閉弁状態から開弁させる。本発明はこ
のリア側の電気式膨張弁190の開度制御に特徴を有し
ているので、以下、この開度制御について詳述する。
【0034】図3はリア側の電気式膨張弁190の開度
制御に関する制御ブロック図であり、制御装置22にお
ける制御の考え方を図示するものであり、リア側空調ス
イッチ28が投入されると、起動時開度制御手段22a
による開度制御が行われる。この起動時開度制御は、図
4に示すように、電気式膨張弁190の開度を急激に起
動時目標開度(冷房負荷大のときは目標開度=全開)ま
で増加させずに、微小開度づつステップ的に漸増する制
御を行う。この開度漸増制御は、25〜30秒程度の所
定時間かけて行うため、起動時に膨張弁190を通過し
てリア側の蒸発器20に流入する冷媒量も漸増する。従
って、膨張弁190付近で発生する冷媒通過音を抑制で
きる。
【0035】そして、図4に示すように、電気式膨張弁
190の開度が起動時目標開度に到達した後、この起動
時目標開度の状態を所定時間(例えば、30秒)継続す
る。冷房負荷が大きいときでは、起動時目標開度が全開
となるので、リア側の蒸発器20への流入冷媒量を最大
状態に固定して、リア側の蒸発器20の冷却能力を最大
状態に固定して、起動時に車室内への吹出空温度を急速
に低下させ、クールダウン性能の向上を図る。
【0036】その後に、電気式膨張弁190の開度は、
リア側の蒸発器20の出口冷媒の過熱度に対応して制御
される定常時開度制御に移行する。図3の定常時開度制
御手段22bは、リア側の蒸発器20の出口冷媒の温度
を感知する温度センサ23、冷媒圧力を感知する圧力セ
ンサ24の信号に基づいてリア側の蒸発器20の現実の
過熱度を算出するとともに、この現実の過熱度と目標過
熱度とを比較して、現実の過熱度が目標過熱度に近づく
ように、電気式膨張弁190の開度を制御する。
【0037】ところで、車室内後部側の冷房が進行する
と、リア側空調スイッチ28に吸入される内気温度が低
下し、すなわち、冷房負荷が低下し、リア側の蒸発器2
0における冷媒の吸熱量が減少するので、電気式膨張弁
190の開度は、リア側の蒸発器20の出口冷媒の過熱
度を第1目標値T1(例えば、10°C)に維持するた
めに減少していく。
【0038】そして、上記のように低負荷状態になる
と、温度センサ25、26により感知されるリア側蒸発
器20の吸込側空気温度(内気温度)と入口側冷媒温度
との温度差ΔTが減少するので、この温度差ΔTをリア
側冷房負荷判定手段22cにて予め設定した設定値T0
(例えば、15°C)と比較して、温度差ΔTが設定値
T0より減少すると、低負荷状態と判定する(図5参
照)。
【0039】このリア側冷房負荷判定手段22cの判定
信号は目標過熱度切替手段22dに加えられる。この切
替手段22dでは、上記判定信号が入力されると、タイ
マーをスタートさせ、このタイマーのカウント時間が図
5の所定時間X(例えば、1時間)に達すると、目標過
熱度切替手段22dが目標過熱度を第2目標値T2(例
えば、5°C)に切り替える。
【0040】これにより、定常時開度制御手段22b
は、リア側の蒸発器20の出口冷媒の過熱度を第2目標
値T2となるように、電気式膨張弁190の開度を制御
する。ここで、第2目標値T2は第1目標値T1より小
さい値であるので、リア側の蒸発器20はその出口冷媒
の過熱度が小さい「低過熱度運転」を行うこととなり、
電気式膨張弁190の開度を強制的に増加させる。
【0041】上記の「低過熱度運転」は、目標過熱度切
替手段22dに備えられているタイマー機能により図5
の所定時間Y(例えば、5分間)の間行われ、その後、
再び、第1目標値T1による通常の過熱度の制御に戻
る。この後も、リア側空調ユニット17の低負荷運転が
継続される場合は、一定時間X、経過後に、再び、「低
過熱度運転」を行う。
【0042】このように低負荷時に、上記の「低過熱度
運転」を実施することにより、その間、電気式膨張弁1
90の開度を強制的に増加させて、リア側の蒸発器20
への冷媒循環量を増加できる。このため、リア側の蒸発
器20に滞留していた潤滑油を「低過熱度運転」による
冷媒循環量の増加により圧縮機吸入側へ押し出して、多
量の潤滑油がリア側の蒸発器20に滞留することを抑制
できるため、圧縮機10への油戻りを低負荷時でも良好
に維持できる。
【0043】(第2実施形態)第2実施形態は、リア側
空調ユニット17の冷房負荷の判定方法を第1実施形態
とは別方法に変更するものであり、第1実施形態では、
リア側蒸発器20の吸込側空気温度と入口側冷媒温度と
の温度差ΔTが設定値T0より減少すると、低負荷状態
であると判定しているが、第2実施形態では、リア側の
蒸発器20の入口側冷媒温度を感知する温度センサ25
の代わりに、リア側の蒸発器20の吹出空気温度を感知
する温度センサ29(図1に破線図示)を設け、リア側
の蒸発器20の吸込側空気温度と吹出空気温度との温度
差ΔTが設定値T0より減少すると、低負荷状態である
と判定するものである。第2実施形態の他の点は第1実
施形態と同じである。
【0044】(第3実施形態)図6は第3実施形態によ
る、リア側空調ユニット17の冷房負荷の別の判定方法
を示すもので、電気式膨張弁190の開度は冷房負荷の
低下に応じて減少する傾向にあるので、この点に注目し
て、リア側冷房負荷判定手段22cに、電気式膨張弁1
90の開度に応じた信号を加えるとともに、予め判定基
準となる弁開度θを設定しておき、電気式膨張弁190
の開度が基準弁開度θより低下すると、低負荷状態であ
ると判定するものである。第3実施形態の他の点は第
1、第2実施形態と同じである。
【0045】このように本発明における冷房負荷の判定
方法は種々な形態で実施可能である。 (第4実施形態)図7は第4実施形態を示すもので、上
記した第1〜第3実施形態では、リア側空調ユニット1
7の冷房負荷が高いときは、電気式膨張弁190の目標
過熱度を第1目標値T1(例えば、10°C)とし、冷
房負荷が低いときは、目標過熱度を第2目標値T2(例
えば、5°C)としており、目標過熱度をT1とT2の
間で2段階に切り替えているが、図7の第4実施形態で
は、前記した温度差ΔTが設定値T0(15°C)以下
になると、この温度差ΔTの減少とともに目標過熱度を
第1目標値T1(10°C)から連続的に減少させ、温
度差ΔT=5°Cまで低下すると、目標過熱度を以後0
°Cに固定するものである。
【0046】次に、図8は、図4における起動時開度制
御の中で、特に開度漸増制御の設定時間に関する実験デ
ータを示すものであり、図8は縦軸にフロント側および
リヤ側の空調ユニット13、17からの吹出空気温度
と、リヤ側電気式膨張弁190の開度をとり、横軸にリ
ヤ側空調ユニット17の起動後の経過時間をとったもの
である。そして、図8(a)はリヤ側空調ユニット17
の起動直後に電気式膨張弁190の開度を起動時目標開
度(例えば、全開状態)まで、急激に増加させた場合で
あり、このときは吹出空気温度の低下は早くなるが、そ
の反面、リヤ側空調ユニット17の起動から20秒以内
の期間に、耳障りな冷媒通過音が発生した。
【0047】これに対して、図8(b)は本発明の制御
を採用した場合であって、リヤ側空調ユニット17の起
動から25秒の時間をかけて、電気式膨張弁190の開
度を起動時目標開度(例えば、全開状態)まで漸増させ
た場合であり、この場合にはリヤ側空調ユニット17の
起動時に目立った騒音レベルの上昇がなかった。電気式
膨張弁190の開度を漸増させる「開度漸増制御」の時
間が長すぎると、リヤ側空調ユニット17の起動後にお
ける吹出空気温度の目標温度への到達時間が長くなっ
て、冷房フィーリングを悪化させるが、起動からの経過
時間が25秒以内であれば、冷房フィーリングの悪化は
ほとんど生じない。
【0048】また、耳障りな冷媒通過音を抑制するため
には、「開度漸増制御」の時間をリヤ側空調ユニット1
7の起動後、少なくとも、10秒以上設けた方がよい。
以上の理由から、「開度漸増制御」の時間はリヤ側空調
ユニット17の起動後、10秒〜25秒に設定するのが
好ましい。 (他の実施形態)なお、上記した実施形態では、冷媒温
度センサ23によりリア側蒸発器20の出口冷媒温度を
感知するとともに、冷媒圧力センサ24によりリア側蒸
発器20の出口冷媒圧力を感知して、両センサ23、2
4の信号に基づいて蒸発器出口冷媒の過熱度を算出する
ようにしているが、リヤ側蒸発器20の前後の冷媒温度
差、すなわち、リア側蒸発器20の入口側冷媒配管温度
と出口側冷媒配管温度を冷媒温度センサにて感知し、こ
の冷媒温度差に基づいてリヤ側蒸発器20の出口冷媒の
過熱度を算出するようにしてもよい。
【0049】また、上記した実施形態では、低負荷時に
おけるリア側蒸発器20への潤滑油の滞留を防止するた
めに、電気式膨張弁190の目標過熱度を第1目標値T
1から、これより小さい第2目標値T2に変更する場合
について説明したが、リア側蒸発器20への潤滑油の滞
留を防止するために必要な、最小弁開度を予め設定して
おき、電気式膨張弁190を低負荷時でも、この最小弁
開度以上の開度に維持されるように制御してもよい。
【0050】また、本発明は車両空調用に限定されるこ
となく、種々な用途の冷凍サイクル装置に広く適用可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の全体構成を示す冷凍サ
イクル図である。
【図2】図1の電気式膨張弁の一例を示す断面図であ
る。
【図3】図1の制御装置による電気式膨張弁の開度制御
の考え方を示すブロック図である。
【図4】第1実施形態による起動時の電気式膨張弁の開
度制御を示すグラフである。
【図5】第1実施形態による低負荷時の電気式膨張弁の
開度制御を示すグラフである。
【図6】第3実施形態による低負荷時の電気式膨張弁の
開度制御を示すグラフである。
【図7】第4実施形態による低負荷時の目標過熱度の変
更を示すグラフである。
【図8】空調ユニットからの吹出空気温度および電気式
膨張弁開度と、リヤ側空調ユニット起動後の経過時間と
の関係を示すグラフである。
【図9】従来装置の全体構成を示す冷凍サイクル図であ
る。
【符号の説明】
10…圧縮機、11…凝縮器、13…フロント側空調ユ
ニット、14…温度式膨張弁、15…蒸発器、17…リ
ア側空調ユニット、20…蒸発器、22…制御装置、1
90…電気式膨張弁。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮し吐出する圧縮機(10)
    と、 この圧縮機(10)から吐出されたガス冷媒を冷却し凝
    縮させる凝縮器(11)と、 この凝縮器(11)で凝縮した液冷媒を減圧膨張させる
    第1の減圧手段(14)と、この第1の減圧手段(1
    4)と並列に設けられ、前記凝縮器(11)で凝縮した
    液冷媒を減圧膨張させる第2の減圧手段(190)と、 前記第1の減圧手段(14)にて減圧膨張した冷媒を蒸
    発させる第1の蒸発器(15)と、 この第1の蒸発器(15)と並列に設けられ、前記第2
    の減圧手段(190)にて減圧膨張した冷媒を蒸発させ
    る第2の蒸発器(20)とを備え、 前記第1の減圧手段(14)および前記第1の蒸発器
    (15)は冷房対象空間を主に冷房する主空調ユニット
    (13)に備えられており、 前記第2の減圧手段(190)および前記第2の蒸発器
    (20)は冷房対象空間を補助的に冷房する補助空調ユ
    ニット(17)に備えられており、 前記第1の減圧手段は前記第1の蒸発器(15)の出口
    冷媒の過熱度を機械的に調整する温度式膨張弁(14)
    であり、 前記第2の減圧手段は前記第2の蒸発器(20)の出口
    冷媒の過熱度を電気的に制御する電気式膨張弁(19
    0)であり、 前記補助空調ユニット(17)の起動直後の所定時間の
    間は、前記電気式膨張弁(190)の開度を徐々に増加
    させる起動時開度制御手段(22a)を有することを特
    徴とする冷凍サイクル装置。
  2. 【請求項2】 前記電気式膨張弁(19)の開度を徐々
    に増加させる所定時間は10秒〜25秒であることを特
    徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  3. 【請求項3】 前記起動時開度制御手段(22a)は、
    前記電気式膨張弁(19)の開度を徐々に増加させて、
    起動時目標開度にした後、この起動時目標開度を所定時
    間の間維持することを特徴とする請求項1または2に記
    載の冷凍サイクル装置。
  4. 【請求項4】 前記補助空調ユニット(17)の冷房負
    荷が大きいときは、前記電気式膨張弁(190)により
    制御される、前記第2の蒸発器(20)の出口冷媒の目
    標過熱度を所定の第1目標値(T1)とし、 前記補助空調ユニット(17)の冷房負荷が小さいとき
    は、前記目標過熱度を前記第1目標値(T1)より小さ
    い第2目標値(T2)に変更することを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれか1つに記載の冷凍サイクル装
    置。
  5. 【請求項5】 冷媒を圧縮し吐出する圧縮機(10)
    と、 この圧縮機(10)から吐出されたガス冷媒を冷却し凝
    縮させる凝縮器(11)と、 この凝縮器(11)で凝縮した液冷媒を減圧膨張させる
    第1の減圧手段(14)と、 この第1の減圧手段(14)と並列に設けられ、前記凝
    縮器(11)で凝縮した液冷媒を減圧膨張させる第2の
    減圧手段(190)と、 前記第1の減圧手段(14)にて減圧膨張した冷媒を蒸
    発させる第1の蒸発器(15)と、 この第1の蒸発器(15)と並列に設けられ、前記第2
    の減圧手段(190)にて減圧膨張した冷媒を蒸発させ
    る第2の蒸発器(20)とを備え、 前記第1の減圧手段(14)および前記第1の蒸発器
    (15)は冷房対象空間を主に冷房する主空調ユニット
    (13)に備えられており、 前記第2の減圧手段(190)および前記第2の蒸発器
    (20)は冷房対象空間を補助的に冷房する補助空調ユ
    ニット(17)に備えられており、 前記第1の減圧手段は前記第1の蒸発器(15)の出口
    冷媒の過熱度を機械的に調整する温度式膨張弁(14)
    であり、 前記第2の減圧手段は前記第2の蒸発器(20)の出口
    冷媒の過熱度を電気的に制御する電気式膨張弁(19
    0)であり、 前記補助空調ユニット(17)の冷房負荷が大きいとき
    は、前記電気式膨張弁(190)により制御される、前
    記第2の蒸発器(20)の出口冷媒の目標過熱度を所定
    の第1目標値(T1)とし、 前記補助空調ユニット(17)の冷房負荷が小さいとき
    は、前記目標過熱度を前記第1目標値(T1)より小さ
    い第2目標値(T2)に変更することを特徴とする冷凍
    サイクル装置。
  6. 【請求項6】 前記補助空調ユニット(17)の冷房負
    荷が小さくなったことを判定した後、この冷房負荷の小
    さい状態が所定時間(X)継続された後に、前記目標過
    熱度を前記第1目標値(T1)より小さい第2目標値
    (T2)に変更することを特徴とする請求項4または5
    に記載の冷凍サイクル装置。
  7. 【請求項7】 前記目標過熱度を前記第2目標値(T
    2)に変更した後、所定時間(Y)経過すると、前記目
    標過熱度を前記第1目標値(T1)に復帰させることを
    特徴とする請求項4ないし6のいずれか1つに記載の冷
    凍サイクル装置。
  8. 【請求項8】 前記第2目標値(T2)を前記補助空調
    ユニット(17)の冷房負荷の低下に応じて連続的に低
    下させることを特徴とする請求項4ないし7のいずれか
    1つに記載の冷凍サイクル装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015083894A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
JP2021038889A (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 株式会社デンソー 車両用空調装置

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JP2015083894A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
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