JPH10220515A - 液圧振動ダンパ - Google Patents

液圧振動ダンパ

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JPH10220515A
JPH10220515A JP9295158A JP29515897A JPH10220515A JP H10220515 A JPH10220515 A JP H10220515A JP 9295158 A JP9295158 A JP 9295158A JP 29515897 A JP29515897 A JP 29515897A JP H10220515 A JPH10220515 A JP H10220515A
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working
vibration damper
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Luc Seustermans Johan
ヨハン・ルク・セウスターマンス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズ及び振動の伝達を最小限にする振動ダ
ンパの弁構造。 【解決手段】 本発明は、圧力シリンダ62、ピストン
64及び弁構造を形成する金属構造から離れるようにキ
ャビティーションの領域を隔離するノイズ低減弁構造を
含む。改良された構成は、弁出口近傍に境界を形成し、
破裂が起こる弁構造の出口に隣接して作業流体の領域を
拡大し、急なリバウンド・ランド縁部角度を有する。ま
た、この構成は、ピストン64の周縁のスカート部分を
省き、ピストンと圧力シリンダとの間の接触をなくす。
サポートピストンは、圧力シリンダの内側の接触を行
う。これらの特徴部は、ピストンと弁構造の金属面から
キャビティションの領域104を離し、作業流体内の破
裂によって生じるノイズ及び振動の振動ダンパ60を通
る伝達を著しく低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車に通常使用され
るタイプの液圧振動ダンパに関する。さらに詳細には、
本発明は、作業流体を収容する圧力シリンダと、シリン
ダによって形成された作業空間を2つの作業空間に分割
するピストンロッドを有する液圧振動ダンパに関する。
【0002】弁構成は、ピストンに関して各方向に作業
液体の動きを制御するためにピストンに関連し、それに
よって減衰作用を行う。減衰作用は、弁を通る作業流体
の流れに関連してノイズ及び振動を減衰する特定化され
たリバウンド・ランド及びピストン構成を有する。
【0003】
【従来の技術】液圧振動ダンパは、機械的組立体の2つ
の隣接する部分の間のノイズ及び振動を隔離することが
望ましい多くのタイプの機械的装置に使用される。この
ような液圧振動ダンパは、通常、乗用車に使用される。
これらのダンパは、地面上の車のタイヤの走行に関連す
るノイズ及び振動の伝達を防止する。このような振動ダ
ンパは、通常、シリンダの包囲体によって形成された作
業室を2つの作業空間に分割する可動ピストンが配置さ
れる圧力シリンダを有する。一連の弁を通してピストン
の2つの側の間で作業流体が移動する。2つの作業室の
間の作業流体の運きの制御は、ノイズ及び振動を減衰す
るために作用し、その結果、それらは、車に伝達された
ときには強度及び振動において減衰する。作業流体の選
択的な制御は、ノイズ及び振動を減衰するために所望の
特性を達成する。作業流体の運動の選択的な制御は、シ
リンダ内の弁部品の特性を介して達成される。
【0004】公知の振動ダンパ組立体内のピストンは、
通常、ピストンの周囲に円筒形のスカート部分を含む。
このスカート部分は、ピストンと圧力シリンダの内面と
の間にシールを形成する軸受バンドを包囲する。伸長動
作の公知のダンパ組立体の弁構造は、弁を流体が通過す
ることができるように圧力下でたわむオリフィスディス
クを支持する一連の弁ディスクを有する。リバウンド・
ランドは、オリフィスディスクから半径方向外側に配置
されたピストンの下面の部分であり、これは、弁を出る
ときに作業流体が最初に出る表面である。公知の用途に
おいて、リバウンド・ランドは、たわまない状態におい
てオリフィスディスクの表面に関してほぼ45°の傾斜
で構成されている。
【0005】振動ダンパ組立体の作業室の間の作業液体
の動きは、車輪が走行する地面における不規則性に応答
したピストンの動きに関連する。ピストンの動きは、圧
力の増大及び作業室の低減を生じ、これは、高圧の作業
室から低圧の他の作業室への作業流体の移動を生じる。
作業流体の動きの規則性は、ピストン内に配置された穴
に関連した弁によって減衰ダンパの作業室の間で双方向
に達成される。作業流体のこの運きは、かなり小さい容
量弁構造に関連した制限領域に関連した作業空間の比較
的大きな容量から他の作業室への動きを含む。作業室内
の増大した圧力に応答して移動する作業流体は、弁構造
を介して移動し、弁構造を出て他の作業空間に入るとき
に圧力が大きく低下する。
【0006】高圧の領域から低圧の領域への作業流体の
流れが、作業流体の圧力が弁構造を出るとき蒸気圧以下
に低下が伴うときに、作業流体内の蒸発がこの場所で泡
を生じる。圧力が蒸気圧以上に増大する場合において、
低圧点を越えて作業流体の流れは、これらの蒸気の泡を
つぶす。キャビテーションまたは破裂の領域での公知の
この動作は、作業流体内のそれ自身内の望ましくないノ
イズ及び振動を発生する作業流体内の力の伝達を生じ
る。蒸気の泡がつぶれることから伝達される力は、特に
最も低い圧力の場所の近傍で組立体の領域で減衰組立体
の内側部品への損傷を生じる場合がある。これらの蒸気
の泡がつぶれることに関連したノイズ及び振動は、望ま
しくない。なぜならば、振動ダンパ構造を介して車体に
伝達されるからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、車体の振動ダンパを介して作業流体のキャビテーシ
ョンに関連したノイズ及び振動の伝達を最小限にする振
動ダンパの弁構造を開発することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上述した及び他
の目的は、説明しこの明細書で権利請求したノイズ低減
弁構造を有する本発明の振動ダンパによって達成され
る。本発明は、圧力シリンダを形成する金属構造の近傍
でまたはそれに接触して蒸気の泡の発生を検知し、ピス
トン及び弁構造は、振動ダンパを通して破裂によって発
生されたノイズ及び振動の大きな伝達を生じる傾向があ
る。このノイズ及び振動は、もし減衰されなければ、結
局は車に伝達される。さらに本発明は、圧力シリンダを
形成するこれらの金属構造から作業流体内のキャビテー
ション領域を隔離し、ピストン及び弁構造は、振動ダン
パを通して発生したノイズ及び振動の伝達を低減する。
さらに、本発明は、低圧領域への作業流体へのサポート
を改良し、作業流体内の蒸発を小さくする。
【0009】従って、本発明は、圧力シリンダ、ピスト
ン及び弁構造を形成する金属構造からキャビテーション
の領域を隔離する振動ダンパの改良された構成を提供す
る。改良された構成は、弁の出口近傍に境界を形成する
鋭いリバウンド・ランド縁部角度を有する。この構成
は、破裂が起こる弁構造の出口に隣接した作業流体の領
域を拡大し、弁の出口近傍の低圧領域の流体サポートを
改良し、弁出口を越えた作業流体蒸発が必然的に低減す
る。また、改良された弁は、ピストンの周囲にスカート
部分を備え、このピストンに軸受バンドを備えている。
この形状は、ピストンと圧力シリンダとの間の接触をな
くし、さらに、キャビテーションの作業流体内の領域を
拡大する。またサポートピストンの使用は、圧力シリン
ダの内面と接触するPTFE対金属軸受からキャビテー
ションの領域を離す。この改良された構成は、作業流体
内の破裂によって生じるノイズ及び振動の振動ダンパ構
造を通しての伝達を著しく低減し、ダンパを越えて伝達
されるノイズ及び振動の量を著しく低減する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、作業流体内のキャビテーションによって生じるノイ
ズ及び振動がダンパ構造を通過して伝達されることを低
減する改良された液圧振動ダンパピストン及び弁構造を
提供することである。
【0011】また、本発明の目的は、本製造技術を使用
して製造することができる改良された上述した液圧振動
ダンパピストン及び弁構造を提供することである。
【0012】また、本発明の目的は、合理的なコストで
製造することができる改良された上述した液圧振動ダン
パピストン及び弁構造を提供することである。
【0013】本発明の他の利点及び特徴は、添付図面を
参照した次の説明及び請求の範囲から明らかになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して詳細に説明する。
【0015】本発明の特別な例を説明するが、本発明を
制限するものとして理解すべきではない。むしろ当業者
は、次の技術をこの明細書で特に説明した例以外でさら
に広範な用途に使用することができることは理解できる
であろう。
【0016】図1を参照すると、参照符号10で公知の
二重管液圧振動ダンパの断面図が示されている。振動ダ
ンパ10は、車輪と車のフレームとの間に従来のように
配置することによって乗用車に使用される二重管のタイ
プである。しかしながら、振動ダンパ10に関連して説
明する原理は、他のタイプの振動ダンパ及び車以外の他
の用途のダンパに適用できる。振動ダンパ10は、第1
の端部(図示せず)及び第2の端部(図示せず)を有す
る圧力シリンダ12を含む。振動ダンパ10の内側は、
作業流体を含む作業室を画定する。圧力シリンダ12の
内部で長手方向に移動可能なようにピストン14が配置
されている。ピストン14に連通して圧力シリンダ12
の中央の長手方向軸線上にピストンロッド16が配置さ
れている。よって、ピストンロッド16及びピストン1
4は、圧力シリンダ12内で内側及び外側方向に可動で
ある。図1に示す公知の構成において、ピストン14
は、周縁に円筒形スカート部分18を有する。スカート
部分18は、ピストン14と圧力シリンダ12の内面と
の間にシールを提供する軸受20を包囲する。よってこ
の公知の構成において、圧力シリンダ12の内側は、ピ
ストン14上の作業室22とピストン14の下の作業室
24とに分離される。
【0017】作業室22及び24は、作業流体、すなわ
ち、圧力下の振動ダンパ10の領域の間で移動されるよ
うに作動可能な油で充填される。作業室22及び24
は、ピストン14内に配置された複数のピストン穴26
及び27を介して互いに流体連通している。ピストン穴
26は、振動ダンパ10の圧縮動作の下に作業室24か
ら作業室22に作業流体を流すことができる。ピストン
穴27は、振動ダンパの張力動作の下に作業室22から
作業室24に作業流体が流れることができるようにす
る。弁装置は、ピストン穴26及び27の双方と関連し
ている。これらの部品は、作業室22及び24の間で双
方向に作業流体の流れを制御し、以下に詳細に説明す
る。
【0018】作業室24から作業室22への作業流体の
流れに関連する弁装置は、複数の開口部30を有するイ
ンテーク弁ディスク28を有する。インテーク弁ディス
ク28は、インテークばね32によってピストンに対し
て偏倚されている。作業流体は、ピストン穴26を通
り、一部が開口部30を通過し、一部がインテーク弁デ
ィスク28の周りを通過することによって、作業室24
から作業室22への移動中にインテーク弁ディスク28
を越えて流れる。またサポートワッシャ34は、インテ
ーク弁ディスク28及びインテークばね32をピストン
14に対して偏倚するためにインテークばね32上のピ
ストンロッド16上に配置される。ピストン14が、動
作の圧縮位相中に内側方向に移動しているとき、作業室
24内の増大した圧力に応答したインテークばね32の
たわみは、作業流体をピストン穴26を通って作業室2
2に流れることができるようにする。動作の伸長位相中
にほぼ静止するかまたは外側方向に移動するときに、イ
ンテークばね32がインテーク弁ディスク28を閉鎖状
態に維持するように作動し、その結果、作業流体は弁を
通って流れない。
【0019】作業室22から作業室24への作業液体の
規制された流れに関した弁装置は、作業流体の通路用の
複数のオリフィス38を有する環状オリフィスディスク
36を有する。複数の弁ディスク40及びトルクワッシ
ャ42は、オリフィスディスク36を支持し、伸長ばね
44によってピストン14の下面に対して所定の位置に
保持され、これは弁ディスク40及びトルクワッシャ4
2の下に配置されているばね座46に力を適用する。伸
長ばね44は、ピストンロッド16のねじ山端部50に
ねじ込まれたナット48によってばね座46に対して一
部が圧縮されている。従って、作業室22から作業室2
4への移動中にオリフィスディスク36を通る作業流体
の流れは、弁ディスク40及び伸長ばね44によってオ
リフィス38を介して調整される。動作の伸長位相中に
外側方向にピストン14が移動するとき、作業室22の
増大した圧力に応答した弁ディスク40のたわみは、作
業流体がオリフィス38を通って作業室24に流れるこ
とができるようにする。ピストン14が静止するか、ま
たは動作の圧縮位相中に内側の方向に移動するとき、伸
長ばね44は、弁ディスク40をオリフィスディスク3
6に対して維持し、弁構造を閉鎖し、作業流体が弁を介
して流れないように作動することができる。上述した弁
部材の物理的な特徴は、振動ダンパ10内で双方向に液
体の流れの特徴を決定し、ダンパの全体としての減衰特
徴を決定する。
【0020】ピストン14の下面は、オリフィスディス
ク36からの作業流体の出口の特別の形状を有する。こ
の形状は、リバウンド・ランド52を含み、ピストン1
4の下面の一部を形成する軸線方向上方及び半径方向外
側傾斜面である。図1に示す公知の形状において、リバ
ウンド・ランド52は、たわまない状態のオリフィスデ
ィスク36の表面に対してほぼ45°の半径方向外側及
び軸線方向外側に所定の角度で形成されている。従っ
て、この弁構造を出て作業室24への作業流体の流れの
方向は、リバウンド・ランド52,オリフィスディスク
36及び弁ディスク40を含むピストン14の隣接した
下面の形状によって、ほぼ外側半径方向になる。他の弁
形状において、弁構造から出る作業流体流の異なる方向
が生じる。
【0021】振動ダンパ10の圧縮動作中に、ピストン
ロッド16は、ピストン14の下方の動きを伴って圧力
シリンダ内の下方へ動く。この動きは、作業室24内の
作業流体の圧力を増大させ、ピストン14上において配
置された作業室22内の作業流体の圧力を低減する。こ
の差圧の結果、作業室24内に配置された減衰流体は、
作業流体の圧力によってインテークばね32がたわんだ
とき、ピストン穴26を通り、一部が開口部30を通
り、一部がインテーク弁ディスク28の外径を通って流
れる。振動ダンパ10の伸長動作の間、ピストンロッド
16は、ピストン14の上に移動する動きを伴って圧力
シリンダ12内を上方に移動する。この動きは、作業室
22内で作業流体の圧力を増大し、ピストン14の下に
配置された作業空間24内の作業液体圧力を低下させ
る。この差圧の結果、作業室22内に配置された減衰流
体は、インテーク弁ディスク28の開口部30を通っ
て、ピストン穴27を通り、リバウンド・ランド52を
越えて流れる。ピストン14のリバウンド・ランド52
及びスカート18に隣接した作業室24の領域に到達し
たとき、オリフィスディスク36を通過する作業流体
は、上述した圧力増加によって圧力低下が生じ、上述し
たような圧力増加が続く。これは、作業流体内の蒸気の
泡の形成がじ、この泡は、破裂領域54として図1に示
した領域で実質的につぶれる 軸受20と圧力シリンダ12との間の接触、並びにピス
トン14のスカート部分18及びリバウンド・ランド5
2に接近した閉鎖領域によって、ピストン14の下面と
弁組立体を製造する大きい量の金属部品の近くで作業流
体内の破裂が起きる。よって、作業流体内での破裂から
のノイズ及び振動は、これらの隣接する構造を通して伝
達され、振動ダンパ10を通して分散される。これは、
振動ダンパ10から放射されたノイズ並びに振動ダンパ
10から車への振動の伝達を生じる。
【0022】図2を参照すると、本発明による振動ダン
パ60が示されている。前述したように、振動ダンパ6
0は、車輪と車のフレームとの間に従来の方法で配置す
ることによって、乗用車に使用される二重管タイプのも
のが示されている。しかしながら、本発明による振動ダ
ンパ60としてここに示した原理は、他のタイプの振動
ダンパ及び車の外に使用するダンパにも使用することが
できる。第1の端部(図示せず)及び第2の端部(図示
せず)を有する圧力シリンダ62を含む振動ダンパ60
が示されている。振動ダンパ60の内側は、前述したと
同様の構成で作業流体を含む作業室を画定する。また振
動ダンパ60は、圧力シリンダ62内で長手方向に移動
可能なように配置されたピストン64を含む。しかしな
がら、この改良された構成において、ピストン64は、
公知の構成の振動ダンパ10のピストン14のように、
軸受作用を実行しない。本発明の振動ダンパ60は、サ
ポートピストン66と、関連した軸受68とを有し、軸
受68は、前述した構成の1つのピストン14とその関
連した軸受20とによって前述したように軸受機能を実
行する。この構成において、ピストン64は、図1の参
照符号18に示すようなスカート部分を有しない。この
スカート部分は、この構成においては必要ではない。な
ぜならば、主な軸受機能は、サポートピストン66によ
って実行されるからである。
【0023】ピストン64及びサポートピストン66
は、前述したと同様の方法で圧力シリンダ62の中央の
長手方向軸線に配置されたピストンロッド70上に配置
されている。よって、この構成において、ピストン6
4,サポートピストン66及びピストンロッド70は、
すべて圧力シリンダ62内の内側及び外側方向に長手方
向の移動可能に配置されている。サポートピストン66
は、サポートピストン66上の作業室72とサポートピ
ストン66の下の作業室74に圧力シリンダ62の内側
を分離するように作動可能である。作業室72及び74
の双方は、作業流体、通常、前述したと同様に圧力下で
振動ダンパ60の領域の間で移動される油である。また
作業室72及び74は、ピストン64内に配置された複
数のピストン穴76及び77を通って、前述したと同じ
方法で互いに流体連通するように配置されている。ピス
トン穴76は、振動ダンパ60の圧縮動作中に作業室7
4から作業室72へ作業流体を流すことができる。ピス
トン穴77は、振動ダンパ60の伸長動作中に作業室7
2から作業室74に作業流体が移動することができるよ
うにする。ある改良された特徴を有する図1に関連した
上述したと同様の弁装置は、本発明の構成においてピス
トン穴76及び77と関連している。これらの部品は、
作業室72と作業室74との間の双方向の作業流体の流
れを制御し、以下に詳細に説明する。
【0024】作業室74から作業室72への液体流の流
れを調整することに関する弁装置は、ほぼ湾曲形状の細
長い開口部80を有するインテーク弁ディスク78を有
する。作業流体は、一部が開口部80を通り、一部がイ
ンテーク弁ディスク78の周りを通過することによって
作業室74から作業室72に流れる間、ピストン穴76
を通り、インテーク弁ディスク78を越えて流れる。ま
た、インテーク弁ディスク78及びインテークばね82
をピストン64に偏倚するためにサポートピストン66
とインテークばね82との間のピストンロッド70上に
サポートワッシャ84が配置されている。作業室74内
の増大した圧力に応答してインテークばね82のたわみ
は、開口部80を通って作業室72に作業流体を流すこ
とができるようにする。ピストン64が静止している
か、伸長動作位相中に外側の方向に移動するとき、イン
テークばね82は作業流体が弁を通って流れないように
インテーク弁ディスク78を維持するように作動可能で
ある。
【0025】作業室72から作業室74への作業流体の
流れの調整に関連した弁装置は、前述したと同様の方法
で作業流体の流れを調整するためにいくつかの部品を含
む。環状オリフィスディスク86は、作業流体の通路用
の複数のオリフィス88を有する。複数の弁ディスク9
0及びトルクワッシャ92がオリフィスディスク86を
支持し、伸長ばね94によってピストン64の下面に対
して所定の位置に保持され、これは、弁ディスク90及
びトルクワッシャ92の下に配置されたばね座96に力
を与える。伸長ばね94は、ピストンロッド70のねじ
つき端部100にねじ込まれたナット98によってばね
座96に対して一部が圧縮されている。作業室72から
作業室74へその流れの間オリフィスディスク86を通
る作業流体の流れは、前述したように弁ディスク90及
び伸長ばね94によってオリフィス88を通して調整さ
れる。ピストン64が作動の伸長位相中に外側方向に移
動するときに、作業室内72内で増大した圧力に応答し
た弁ディスク90のたわみは、オリフィス88を通って
作業室74に作業流体が流れることができるようにす
る。圧縮動作の位相中にピストン64が静止しているか
内側方向に移動するとき、伸長ばね94は、オリフィス
ディスク86に対して弁ディスク90を維持するように
作動し、作業流体が弁を通って流れないように弁構造を
閉鎖する。上述した弁部材の物理的な特徴は、振動ダン
パ60内で双方向に流体が流れる流れ特性を決定し、ダ
ンパの減衰特性を全体として決定する。
【0026】図2及び図3の双方を参照すると、ピスト
ン64の下面は、参照符号102で示すリバウンドラン
ドを含み、このリバウンドランドは、前に図1に示した
公知の構成のようにピストン64の下面の一部を形成す
る軸線方向上側及び半径方向外側の傾斜面である。リバ
ウンドランド102に隣接して配置された破裂領域は、
参照符号104で図2に示されている。それに対し、前
述した公知の構成において、リバウンドランド52は、
たわまない状態でオリフィスディスク36の表面に関し
てほぼ45°の傾斜で構成されるように示されるが、本
発明のリバウンドランド102は、異なる形状である。
形状のこの変化は、本発明のピストン64の下方の周囲
にスカート部分のないものと組み合わされて、この明細
書に示したように破裂領域104の構成及び性質を変化
させる。
【0027】本発明の一部として、作業流体内で起こる
破裂のさらに大きな流体サポートを提供するために破裂
領域を拡大することが望ましいことが分かった。この大
きな液体サポートは、破裂領域内の作業流体の蒸発を低
減する。また、発明者は、オリフィスディスク86と、
リバウンド・ランド102と、破裂領域104近傍の圧
力シリンダ62の最も近い内面との包囲金属面の形状を
扱うことが好ましいことが分かった。その結果、作業流
体内で起こる破裂は、これらの金属構造の近傍では起こ
らない。よって、破裂によって発生されたノイズ及び振
動は、振動ダンパ60を通してそれらの伝達が最小限に
される。
【0028】この発生したノイズ及び振動の最小限化
は、前の構成からスカート部分1をなくすこと及び改良
された構成のリバウンドランド102の角度または傾斜
を急にすることによって達成される。本発明の部分とし
て、リバウンド・ランド102は、たわまない条件にお
いて、オリフィスディスク86の表面に関して半径方向
外側及び軸線方向外側でほぼ80°の角度及び傾斜で構
成される。従って、この弁構造を出て作業室74への作
業流体の流れは リバウンド・ランド102と、オリフ
ィスディスク86及び弁ディスク90を含むピストン6
4の隣接する下面の形状によってほぼ外側半径方向であ
る。他の弁構成において、弁構造を出る作業流体の異な
る方向を生じる。これらの変化は、破裂領域104内で
作業流体が増大し、これは、ピストンと弁構造の表面を
形成する金属表面近傍で作業流体内の破裂の発生が少な
くなる。よって、破裂によって発生されるノイズ及び振
動は、破裂領域104の今拡大された流体容量から生じ
る増大した液体サポートによって抑制される。
【0029】振動ダンパ60の圧縮動作中に、ピストン
64、サポートピストン66及びピストンロッド70の
全部は、圧力シリンダ62内を下方に移動する。これ
は、作業室74内に配置された作業流体内の圧力の増大
を生じ、作業室72内に配置された作業流体内の圧力の
低下を伴う。この差圧の結果として、作業流体は、作業
室74からピストン穴76を通り、一部がインテーク弁
ディスク78の開口部を通り、一部がインテーク弁ディ
スク78を通り、作業室72内に流れる。作業室74内
の増大した圧力は、インテークばね82をたわませるよ
うに作動し、それによって前述したと同様の方法でイン
テーク弁ディスク78を通って作業流体が通過すること
ができるようにする。
【0030】振動ダンパ60の伸長動作中、ピストン6
4、サポートピストン66及びピストンロッド70は、
圧力シリンダ62内を上方に移動する。この移動は、作
業室72内での圧力の増大を生じ、作業室74内での圧
力の減少を生じる。この差圧は、開口部80及びピスト
ン穴77を通り、オリフィスディスク86のオリフィス
を通り、リバウンド・ランド102を越えて作業室74
に作業室72からの作業流体を流すようにする。オリフ
ィスディスク86を通過する作業流体は、リバウンド・
ランド102に隣接した作業室74の領域に到達すると
き、著しい圧力低下と、その後の圧力増加を受ける。こ
れは、作業流体内で上記の泡が形成され、破裂領域10
4の図2及び図3に示した領域で実質的につぶれる。し
かしながら、リバウンド・ランド102の構成を80°
まで変化させることによって、参照数字106でのフロ
ーラインに示すようにリバウンド・ランド102から離
れる方向に破裂領域104を形成するため円形流のため
の室が追加的に形成される。この流体流は、参照符号1
08で示した弁のディスク90の表面から生じる流体流
と組み合わされて、図1の公知の構成で生じる場合より
リバウンド・ランド102及び弁ディスク90の表面か
らをさらに離して配置する。また、図1の公知の構成か
らスカート部分をなくすことによってピストン64の内
側または下面をリバウンド・ランド102から半径方向
外側及び軸線方向外側に延ばすようにする。よって、リ
バウンド・ランド102から半径方向外側方向で最も近
い金属構造は、圧力シリンダそれ自身の内壁である。圧
力シリンダ62の内壁は、破裂領域104の主な部分か
ら十分に離れた距離であり、作業流体内の大部分の破裂
は、圧力シリンダ、ピストン64または弁ディスク90
の金属面へは接近しない。よって、破裂領域での作業流
体サポートが増大し、作業流体内の蒸発量を低減し、振
動ダンパ60を通って生じるノイズ及び振動の伝達を低
減する。
【0031】上述した説明は、本発明の好ましい実施例
を説明したが、本発明の範囲から逸脱せずに変更、変化
及び改造が可能であることは理解できよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の二重管液圧振動ダンパ構造の断面図
である。
【図2】本発明による改良された振動ダンパ構造を示す
断面図である。
【図3】本発明による改良された振動ダンパ内に配置さ
れた低圧領域の拡大断面図である。
【符号の説明】
10 ダンパ 12 圧力シリンダ 14 ピストン 16 ピストンロッド 18 円筒形スカート部 20 軸受 22,24 作業室 26,27 ピストン穴 30 開口部 32 インテークばね 36 ディスク 40 弁ディスク 44 伸長ばね 48 ナット 52 リバウンド・ランド 54 破裂領域 60 振動ダンパ 62 圧力シリンダ 64 ピストン 66 サポートダンパ 72,74 作業室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ステェファン・レオポルド・ヨゼフ・デフ ェルメ ベルギー国 3550 ヘウスデン−ゾルダ ー,クルイスヴィーヴァーシュトラート 6 (72)発明者 ヨハン・ルク・セウスターマンス ベルギー国 3980 テッセンデルロ,ベジ ーネンウイニング 9 (72)発明者 コリン・ピーター・リチャードソン イギリス国ノース・ヨークシャー ワイオ ー8・9エックスエル,シェルビー,ブラ イトン,ゴース・クロース 6

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向の軸線と作業流体を収容するよ
    うに作動可能な作業室を画定する第1の端部及び第2の
    端部とを備えた圧力シリンダと、 前記圧力シリンダの長手方向の軸線上に配置されると共
    に前記長手方向の軸線上を内側及び外側方向に可動なピ
    ストンロッドと、 前記作業室内の前記ピストンロッドに配置されたピスト
    ン部材であって、前記圧力シリンダの前記端部の一方に
    隣接して配置された第1の作業室と前記圧力シリンダの
    前記端部の他方に隣接して配置された第2の作業室との
    間で前記作業室を分割するように作動可能であり、軸線
    方向内側及び軸線方向外側に移動可能であり、前記第1
    の作業室から前記第2の作業室に作業流体が通過するこ
    とができるように作動可能な第1の通路装置を有するピ
    ストン部材と、 前記第1の通路装置に流体連通するように配置され、前
    記ピストン部材の外側の動きに応答して前記第1の作業
    室から前記第2の作業室への作業流体の通過を制御する
    ように作動可能であり、前記第1の出口方向の作業流体
    流を前記第2の作業流体に流すように作動可能であり、
    前記第1の出口方向は、前記作業流体内の破裂領域に向
    かっている第1の弁装置と、を有し、 前記ピストン部材は、前記破裂領域と前記リバウンド・
    ランド表面との間で作業流体の一領域を形成するように
    前記第1の弁装置に関して構成されたリバウンド・ラン
    ド面を含み、前記破裂領域と前記リバウンド・ランド表
    面との間で作業流体の領域が可能になるように前記第1
    の弁装置に関して半径方向外側に構成され、 前記ピストン部材形状及び前記ランド形状の少なくとも
    一方は、前記作業流体の破裂領域内で破裂と関連したノ
    イズ及び振動を低減するように構成されている液圧振動
    ダンパ。
  2. 【請求項2】 前記リバウンド・ランド面が、前記第1
    の弁装置に関して半径方向外側及び軸線方向上方に拡大
    するように傾斜している請求項1に記載の液圧振動ダン
    パ。
  3. 【請求項3】 前記リバウンド・ランド面が、前記第1
    の弁装置を出る作業流体が前記リバウンド・ランド面に
    隣接して円形の流れパターンを形成するように前記第1
    の弁装置に関して構成されている請求項1に記載の液圧
    振動ダンパ。
  4. 【請求項4】 前記リバウンド・ランド面が、前記第1
    の弁装置に関して約80°の所定の角度で外側の軸線方
    向に傾斜している請求項1に記載の液圧振動ダンパ。
  5. 【請求項5】 前記ピストン部材は、前記リバウンド・
    ランドに関して軸線方向外側に伸びるように構成される
    請求項1に記載の液圧振動ダンパ。
  6. 【請求項6】 前記第1の弁装置は、前記第1の通路装
    置を通って作業流体の通過を可能にする少なくとも1つ
    のオリフィスを有する環状ディスク部材を有し、前記環
    状ディスク部材は、前記ピストンが静止しているか、若
    しくは内側方向に移動しているとき、前記第1の作業室
    から前記第2の作業室への流体流を制限するように配置
    されており、前記第1の作業室内の圧力の増大に応答し
    て前記第1の通路装置を通って作業流体が通過すること
    ができるように作動可能である請求項1に記載の液圧振
    動ダンパ。
  7. 【請求項7】 前記第1の弁装置は、前記第1の通路装
    置に向かって軸線方向に環状ディスク部材を押し、前記
    第1の通路装置を閉鎖するばね装置を有する請求項1に
    記載の液圧振動ダンパ。
  8. 【請求項8】 前記第1の弁装置は、前記環状ディスク
    部材及び前記ばね装置との間に配置された少なくとも1
    つのディスク部材を有し、各ディスク部材は、前記第1
    の作業室から前記第2の作業室に作業流体を通過させる
    ことができるように第1の作業室内で増加した圧力に応
    答してたわむように作動可能である請求項6に記載の液
    圧振動ダンパ。
  9. 【請求項9】 前記ピストンロッドに配置されたサポー
    トピストンと、 前記サポートピストンに配置されると共に前記サポート
    ピストンと前記圧力管との間にシールを形成するように
    作動可能であるピストン軸受とを有する請求項1に記載
    の液圧振動ダンパ。
  10. 【請求項10】 前記ピストン部材は、前記第2の作業
    室から前記第1の作業室に作業流体の通過を可能にする
    ように作動可能である第2の通過装置を有する請求項1
    に記載の液圧振動ダンパ。
  11. 【請求項11】 前記第2の通路装置内に液体連通する
    ように配置された第2の弁装置を有し、前記第2の弁装
    置は、前記ピストン部材の内側の移動に応答して前記第
    2の作業室から前記第1の作業室に作業流体の通過を制
    御するように作動可能である請求項10に記載の液圧振
    動ダンパ。
  12. 【請求項12】 長手方向の軸線と作業流体を収容する
    ように作動可能な作業室を画定する第1の端部及び第2
    の端部とを備えた圧力シリンダと、 前記圧力シリンダ
    の長手方向の軸線上に配置されると共に前記長手方向の
    軸線上を内側及び外側方向に可動なピストンロッドと、 前記作業室内の前記ピストンロッドに配置されたピスト
    ン部材であって、前記圧力シリンダの前記端部の一方に
    隣接して配置された第1の作業室と前記圧力シリンダの
    前記端部の他方に隣接して配置された第2の作業室との
    間で前記作業室を分割するように作動可能であり、軸線
    方向内側及び軸線方向外側に移動可能であり、前記第1
    の作業室から前記第2の作業室に作業流体が通過するこ
    とができるように作動可能な第1の通路装置を有するピ
    ストン部材と、 前記第1の通路装置に流体連通するように配置され、前
    記ピストン部材の外側の動きに応答して前記第1の作業
    室から前記第2の作業室への作業流体の通過を制御する
    ように作動可能であり、前記第1の出口方向の作業流体
    流を前記第2の作業流体に流すように作動可能であり、
    前記第1の出口方向は、前記作業流体内の破裂領域に向
    かっている第1の弁装置と、を有し、 前記ピストン部材は、前記破裂領域と前記リバウンド・
    ランド表面との間で作業流体の一領域が形成されるよう
    に前記第1の弁装置に関して半径方向外側及び軸線方向
    上側に延びるように約80°の角度で傾斜されたリバウ
    ンド・ランド面を含み、前記第1の弁装置を出る前記作
    業流体が前記リバウンド・ランド面に隣接して円形の流
    れパターンを形成し、 前記ピストン部材は、前記破裂領域と前記圧力シリンダ
    との間で作業流体の一領域が形成されるように前記第1
    の弁装置に対して半径方向外側及び軸線方向外側に形成
    されており、 前記ピストン部材形状及び前記ランド形状の少なくとも
    一方は、前記作業流体の破裂領域内で破裂と関連したノ
    イズ及び振動を低減するように構成されている液圧振動
    ダンパ。
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