JPH10217574A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10217574A
JPH10217574A JP9019227A JP1922797A JPH10217574A JP H10217574 A JPH10217574 A JP H10217574A JP 9019227 A JP9019227 A JP 9019227A JP 1922797 A JP1922797 A JP 1922797A JP H10217574 A JPH10217574 A JP H10217574A
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JP
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image forming
discharge
cover
sheet
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JP9019227A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Shiraishi
泰広 白石
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】この発明は、通電中にカバーが開放されたこと
を容易に検知して利用者を感電およびローラへの巻き込
みから保護するとともにコストの低い画像形成装置を提
供する。 【解決手段】排出センサ78aは、排出用紙または第2
の可動部すなわち排出カバー開閉検出レバー213のい
づれかにより回動可能に形成された第1の可動部すなわ
ち検出レバー212とこの第1の可動部が回動したこと
を検知する検知部を有し、第1の可動部が所定時間を経
過後もオンされたままである場合には排出ローラの近傍
で用紙の詰まりを検出し、第2の可動部が第1の可動部
に作用した場合には排出カバーの開放を検知する。これ
により、フロントカバーと独立に開放可能な排出カバー
が開けられていることによる画像形成の禁止を、1つの
センサで検知可能となり、装置のコストを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、静電写真プロセ
スにより感光体に画像を形成し、トナーを用いて画像を
現像したのち用紙上に出力する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電写真プロセスが利用されている画像
形成装置においては、光導電性の感光体を所定の電位に
帯電させ、感光体に、画像光を照射して感光体の電位を
選択的に減衰させて潜像を形成する。感光体に形成され
た潜像は、現像装置により供給されるトナーで現像して
得られるトナー像に変換される。
【0003】トナー像は、被転写材すなわち記録用紙に
転写され、定着装置により提供される熱により溶融さ
れ、同時に提供される圧力によって記録用紙に固着され
る。このようにしてトナー像が固着された用紙は、排出
部から装置外部へ排出される。
【0004】ところで、上述した画像形成装置において
は、装置外部に用紙を排出する排出ローラの近傍に、排
出部における用紙のつまり(ジャム)を検知する排出セ
ンサが配置されている。また、排出部には、ジャムが発
生した用紙を容易に除去可能とするために、装置本体に
対して開閉可能に形成された排紙カバーが形成されてい
る。なお、排紙カバーは、利用者が不用意に開けること
ができないよう、装置への通電を遮断するドアスイッチ
の開放すなわちトナー補給やメインテナンスのために開
閉可能に形成された本体カバーが開放された状態での
み、開放可能に、形成されている。
【0005】しかしながら、本体カバーが開放されたあ
とに排紙カバーが開放された場合、排紙カバーが開放さ
れた状態であっても本体カバーを閉じることができるた
め、排紙カバーには、ドアスイッチとは独立に、排紙カ
バーが開放されていることを検知して装置本体への通電
を遮断する排紙カバーオープンスイッチが、さらに、配
置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、画像
形成装置においては、装置本体に通電されている状態で
利用者が不用意に装置のカバーを開放できないよう、あ
るいはいづれかのカバーが開放された場合には装置への
通電が遮断されるよう形成されている。
【0007】このことは、開放可能なカバー類のそれぞ
れに関連して、近接した位置に他の機能のためのスイッ
チ類が配置されている場合であっても、それぞれのカバ
ーが開放されたことを検知するスイッチを必要とするこ
とから、装置のコストを増大させる問題がある。また、
多くのスイッチが利用されることで、装置の回路構成が
複雑になる問題がある。
【0008】この発明の目的は、通電中にカバーが開放
されたことを容易に検知して利用者を感電およびローラ
への巻き込みから保護するとともにコストの低い画像形
成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、所定の画像形成プロセスが完
了した用紙に画像を形成し、この画像形成された用紙を
装置外部へ排出する画像形成装置において、排出用紙の
有無を検知する排出センサと装置本体から開閉自在の排
出カバーとを有し、前記排出センサは、前記排出カバー
が開放されたことを検出可能に形成されていることを特
徴とする画像形成装置を提供するものである。
【0010】またこの発明は、所定の画像形成プロセス
が完了した用紙に画像を形成し、この画像形成された用
紙を装置外部へ排出する画像形成装置において、排出用
紙の有無を検知する排出センサと装置本体から開閉自在
の排出カバーとこの排出カバーが単独で開放されること
を禁止するストッパ部材を含むフロントカバーとを有
し、前記排出センサは、前記排出カバーが開放されたこ
とを検出可能に形成されていることを特徴とする画像形
成装置を提供するものである。
【0011】さらにこの発明は、原稿の画像を読み取る
画像読取手段と、この読取手段により読み取られた画像
情報に基づいて潜像を形成し、トナーにより現像して得
られるトナー像を、記録用紙に定着して装置外部に排出
する画像形成手段と、この画像形成手段に対して開閉自
在に形成された排出カバーと、この排出カバーが単独で
開放されることを禁止するストッパ部材を含むフロント
カバーと、前記記録用紙の有無を検知する第1の可動部
と前記排出カバーが前記画像形成手段から開放されたこ
とを検知する第2の可動部とを有し、前記第2の可動部
による前記第1の可動部への作用により、上記排出カバ
ーが開放されたことを検知するとともに、前記第1の可
動部により前記画像形成手段により排出された上記記録
用紙のジャムを検知する検知手段と、を有することを特
徴とする画像形成装置を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の実
施の形態を説明する。図1に示されるように、画像形成
装置すなわちレーザビーム式ディジタル複写装置2は、
原稿の画像に対応する情報を記録用紙に複写する画像形
成部すなわち複写装置本体4、及び複写装置本体4の上
部に配置され、後述する原稿台に複写すべき原稿Dを1
枚ずつ給送する自動原稿送り装置6からなる。
【0013】複写装置本体4は、原稿Dの画像情報を読
み取る原稿読取り部4aと原稿読取り部4aにより読み
取られた画像データあるいは外部から供給される画像デ
ータに基づいて画像を形成する画像形成部4bとに区分
される。
【0014】複写装置本体4の上部であって、自動原稿
送り装置6の後述する搬送ベルトと対向される位置に
は、複写すべき原稿Dが載置されるすなわち原稿Dを保
持する原稿台10が配置されている。
【0015】原稿台10の一端には、原稿Dをセットす
る際に、セットすべき先端の位置を指示するとともに、
自動原稿送り装置6により原稿が搬送される場合には、
原稿の先端を停止させる原稿指示板12が配置されてい
る。
【0016】原稿台10の下方には、原稿台10に沿っ
て概ね平行に移動可能に配置され、原稿Dに記載されて
いる情報を光の明暗として取り出す第一キャリッジ1
4、第一キャリッジ14に従動し、第一キャリッジ14
によって取り出された情報を、後述するCCDセンサに
案内する第二キャリッジ16が配置されている。
【0017】第一キャリッジ14は、原稿台10にセッ
トされた原稿Dを照明するランプを有し、ランプにより
照明した原稿Dからの反射光を、第二キャリッジ16に
案内する。
【0018】第二キャリッジ16は、複数のミラーを有
し、第一キャリッジ14により獲得された原稿Dからの
反射光を、原稿Dからの反射光に対して集束性を与える
結像レンズ18に入射させ、結像レンズ18の後段に配
置されたCCDセンサ20に案内する。
【0019】画像形成部4bは、複写装置本体4の概ね
中央に配置された像担持体としてのドラム状の感光体す
なわち感光体ドラム50を含んでいる。感光体ドラム5
0の周囲には、感光体ドラム50を所定の表面電位に帯
電する帯電手段としての帯電装置52、後述するレーザ
露光装置を介して感光体ドラム50に形成された静電潜
像に図示しないトナーを供給することで潜像を現像する
現像手段としての現像装置54および感光体ドラム50
に残されたトナーを取除くとともに感光体ドラム50に
残った電荷を除去するクリーニング装置56などが、感
光体ドラム50が回転される方向に沿って、順に、配置
されている。
【0020】感光体ドラム50の近傍であって、現像装
置54に対し、感光体ドラム50が回転される方向の上
流側には、帯電装置52により所定の電位に帯電された
感光体ドラム50に対して画像データに対応する潜像を
露光するレーザ露光装置58からのレーザビームが照射
される露光位置58aが規定されている。
【0021】また、現像装置54とクリーニング装置5
6との間には、現像装置54により現像された感光体ド
ラム50上の潜像すなわちトナー像を後述するカセット
から供給される被転写材たとえば複写用紙Pに転写させ
る転写装置55が配置されている。
【0022】画像形成部4bの右側には、画像形成部4
bにより形成された画像を保持するための用紙Pを収容
する用紙カセット62aが挿入されるカセット62a、
カセット62aの上部にカセット62aに一体的に形成
されたバイパストレイ62bが配置されている。また、
カセット62aの下方には、たとえば、2000枚の用
紙Pを収容可能な大容量カセット62cが配置されてい
る。
【0023】カセット62aならびに大容量カセット6
2cと感光体ドラム50との間には、カセット62aあ
るいは大容量カセット62cから供給される用紙Pを、
感光体ドラム50に向かって導く上段給紙ローラ64a
および上段給紙ガイド66a、ならびに大容量カセット
62cから供給される用紙Pを感光体ドラム50に向か
って導く下段給紙ローラ64bおよび下段給紙ガイド6
6bが、それぞれ、配置されている。なお、バイパスト
レイ62bには、トレイ62bに載置された用紙Pを上
段給紙ローラ64aに案内するためのバイパスフィード
ローラ68が配置されている。
【0024】給紙ガイド66aおよび66bと感光体ド
ラム50の間には、カセット62aからまたはバイパス
トレイ62bあるいは大容量カセット62cから給送さ
れる用紙Pを一時停止させることで用紙Pの傾きを補正
するとともに、感光体ドラム50の表面に形成され、感
光体ドラム50の回転とともに転写ローラ60に向かっ
て搬送される画像すなわちトナー像と用紙Pの先端位置
を整合させるアライニングローラ70が配置されてい
る。なお、アライニングローラ70の上流には、用紙P
が搬送されたことを検知するアライニングセンサ70a
が配置されている。
【0025】画像形成部4bの左側には、転写装置55
により感光体ドラム50からトナー像が転写された用紙
にトナー像を定着させる定着装置72、定着装置72と
転写装置55との間に配置され、トナー像が転写された
用紙を定着装置72に向けて送出する搬送装置74、定
着装置72によりトナー像が定着された用紙を、複写装
置本体4の外部あるいは後述する用紙反転部のいづれか
へ案内する分岐ゲート76、分岐ゲート76により複写
装置本体4の外部に向かって案内される用紙を複写装置
本体4の外部へ送出する排出ローラ78、並びに排出さ
れた用紙を保持するトレイ80が配置されている。
【0026】排出ローラ78の近傍には、複写装置本体
4から外部へ送出された用紙の通過を検知する排出セン
サ78aが配置されている。なお、排出センサ78a
は、図4を用いて後段に詳述するように、装置本体4の
左側面に配置される排出カバーに、一体的に組み込まれ
ている。
【0027】画像形成部4bの下方には、分岐ゲート7
6により分岐された用紙Pの表裏を反転させたのち、も
う一度アライニングローラ70に案内する用紙反転部9
0が配置されている。
【0028】図2は、図1に示した画像形成装置2の用
紙排出部すなわち排出ローラ78の近傍の外観を示す概
略図である。図2に示されるように、画像形成装置2の
装置本体4の外周部は、原稿台10の周囲を覆う上カバ
ー32、装置本体4の前面を覆うフロントカバー34、
装置本体4の左側面を覆う左カバー36、左カバー36
とは独立に装置本体4の排出部すなわち排出ローラ78
を介して用紙が排出される際の排出口を形成する排出カ
バー38、ならびに、図2において陰となる図示しない
右カバーと後カバーとにより、利用者が装置内部に手を
入れることができないよう覆われている。
【0029】排出カバー38は、図3を用いて以下に説
明するように、後カバー寄りの端部38aを支点として
回動可能に形成されている。なお、排出カバー38は、
フロントカバー34側の端部38bがフロントカバー3
4の内側に入り込むように、段部38cが形成されてい
る。段部38cは、フロントカバー34が閉じられてい
る場合には、フロントカバー34の内壁と接触する大き
さが与えられており、フロントカバー34が開放される
ことなく、単独で排出カバー38が開放されることを阻
止できる。
【0030】また、図3に示したように、フロントカバ
ー34は、装置本体4の所定位置に配置され、フロント
カバー34が開放されたことを検知するドアスイッチ4
0に対してフロントカバー34の開放/非開放を報知す
るロッド34aを有し、支点34bを回動支点としてフ
ロントカバー34が回動されて開放された場合、ドアス
イッチ40に、フロントカバー34の開放を報知する。
すなわち、ロッド34aは、フロントカバー34が開放
されることで、ドアスイッチ40から離脱することか
ら、ドアスイッチ40がフロントカバー34の開放を検
知できる。
【0031】図4は、図3に示した排出カバー38と、
図1で説明した排出センサ78aの構成を説明する概略
図である。図4に示されるように、装置本体4の図示し
ない後カバー寄りの端部38aを支点として回動可能に
形成された排出カバー38には、排出ローラ78及び排
出センサ78aが一体的に配置されている。
【0032】より詳細には、排出ローラ78は、シャフ
ト201の所定の位置に固定された単ローラ202と単
ローラ202と対をなすピンチローラ203およびシャ
フト201の後端に配置された駆動ギヤ204からな
り、図示しない軸受け等により排出カバー38の所定位
置に、回転可能に、支持されている。
【0033】排出センサ78aは、図5(a)を用いて
以下に説明するように、センサ本体211と検出レバー
212と排出カバー開閉検知レバー213とを有し、用
紙が詰まった場合には、用紙により検出レバー212が
(図5(b))に示す状態に変位されることで、検出ポ
イント211aが遮られ、用紙ジャムが検出される。ま
た、排出カバー38が開放された場合には、カバー38
の回動動作により排出カバー開閉検出レバー213が装
置本体4の基準点42との接触から解放され、排出カバ
ー開閉検出レバー213により検出レバー212が押し
上げられて検出ポイント211aが遮られることによ
り、排出センサ78aが動作される。
【0034】すなわち、排出センサ78aのみにより、
排出ローラ78の近傍でのジャムと排出カバー38の開
放とを検出できる。図6には、図1ないし図4に示した
複写装置の各部を制御する制御部が概略的に示されてい
る。
【0035】図6に示されるように、制御部100は、
主制御部としてのCPU (中央処理装置) 110を含ん
でいる。CPU110には、図示しない操作パネルなら
びに複写装置本体4を構成する多くの機構あるいは回
路、たとえば、感光体ドラム50を回転させる図示しな
い主モータならびに第一および第二のキャリッジ14お
よび16を移動させるための図示しない走査モータ (ス
テッピングモータ) および現像装置の現像ローラを回転
する現像モータが主モータと独立に配置される場合には
現像モータ等を含むさまざまなモータを回転させるモー
タ駆動回路112、帯電装置52に帯電電圧を供給する
高電圧発生回路114、転写装置55に転写電圧を提供
する転写電圧発生回路116、ならびに、図示しない多
くのセンサから出力される出力信号を取り込んでCPU
110に報知する入力回路118などが接続される。
【0036】CPU110にはまた、結像レンズ18
を、入力された複写倍率に対応される位置に移動する図
示しないレンズモータを制御するレンズモータ制御回路
122が接続されている。
【0037】CPU110にはさらに、予め決められて
いるイニシャルデータ、装置本体4が組み立てられる際
に設定された調整データ、あるいは、図示しない操作パ
ネルにより入力される変数データ等が記憶されるメモリ
ユニット130が接続されている。
【0038】メモリユニット130は、予め決められて
いる数値データあるいは装置2を動作させるための制御
データなどが記憶されている読みだし専用メモリ (RO
M)132、図示しない操作パネルにより入力された複
写条件データならびにCCDセンサ20により光電変換
された原稿の画像すなわち画像データ等が記憶されるラ
ンダム・アクセス・メモリ (RAM) 134、及び、装
置2が組立てられる際に入力される調整データたとえば
照明ランプを点灯させるための基準電圧などが記憶され
る不揮発性メモリ (NVM) 136を含んでいる。
【0039】次に、この発明のディジタル複写装置2の
動作の特徴を説明する。図1に示した複写装置2におい
ては、原稿台10の所定の位置にセットされた原稿D
は、自動原稿送り装置6により原稿台10に密着され
る。
【0040】原稿台10に密着された原稿の画像は、照
明ランプ及びリフレクタにより照明されることにより生
じる反射光として、第一キャリッジ14の第1ミラー、
第二キャリッジ16の第2ミラーおよび第3ミラー、及
び、結像レンズ18により、CCDセンサ20に案内さ
れる。なお、図示しない操作パネルにより、複写開始ま
たは読取開始が指示されるされるに先だって、入力され
た複写倍率に対応する所定の位置に結像レンズ18が、
移動される。
【0041】CCDセンサ20に案内された原稿Dから
の反射光すなわち画像情報は、所定のタイミングで光電
変換され、メモリユニット130のRAM134に、一
時的に記憶される。
【0042】次に、高電圧発生回路114により付勢さ
れた帯電装置52により所定の電位に帯電された感光体
ドラム50に対して、RAM134に記憶された画像デ
ータに対応して強度変調されたレーザ露光装置58から
のレーザビームにより、静電潜像が形成される。
【0043】感光体ドラム50に形成された静電潜像
は、現像装置54を介して供給されるトナーによりトナ
ー像として現像されたのち、転写装置55により、用紙
Pに、転写される。
【0044】トナー像が転写された用紙は、搬送装置7
4により定着装置72に搬送され、定着装置72から提
供される熱によりトナー像すなわちトナーが固着された
後、用紙反転部90または装置2の外部へ案内される。
【0045】トナー像を用紙に引き渡した感光体ドラム
50は、クリーニング装置56により、表面に残った電
荷およびトナーが除去され、引き続き、次の画像形成に
利用される。
【0046】なお、複写枚数が2以上の場合あるいは次
の原稿が供給された場合には、上記一連の複写動作が繰
り返される。図7は、図1ないし図6に示したディジタ
ル複写装置の動作、特にジャム検知およびドア (フロン
ト) カバーオープンに対する警告メッセージの表示なら
びに利用者の危険防止のための制御の一例を示すフロー
チャートである。
【0047】原稿台10の所定の位置 (または自動原稿
送り装置) に原稿Dがセットされ、図示しない操作パネ
ルのプリントキーがオンされることで、フロントカバー
34によるドアスイッチ40のオンすなわちドアスイッ
チ40によりフロントカバー34が閉じられていること
が検知される (S1) 。
【0048】ステップS1において、ドアスイッチ40
がオフである場合 (S1−No) 、排出センサ78aの
出力が検知され、排出センサ78aがオンである場合
(S11−Yes) にはフロントカバー34の開放が、排
出センサ78aがオフである場合 (S11−No) には
排出カバー38およびフロントカバー34のそれぞれの
開放を報知するとともに、対応するカバーを閉じるよう
促すメッセージが、図示しない操作パネルの表示部に表
示される (S12,S13) 。
【0049】ステップS1において、ドアスイッチ40
がオンである場合 (S1−Yes) 、排出センサ78aの
出力が検知され、排出センサ78aがオフである場合
(S2−No) には排出カバー38の開放を報知すると
ともに排出カバーを閉じるよう促すメッセージが、図示
しない操作パネルの表示部に表示される (S21) 。
【0050】ステップS2において、排出センサ78a
がオンである場合 (S2−Yes) 、照明ランプが点灯さ
れ、第1キャリッジおよび第2キャリッジが、原稿台1
0に沿って、複写倍率に対応する速度で移動され、第1
キャリッジが移動される速度に応じて所定幅のライン状
に領域に区分された原稿Dの画像情報が光の明暗情報と
してCCDセンサ20に、順に伝達され、ラインメモリ
を経由して画像メモリに記憶される。この場合、第1キ
ャリッジは、原稿Dの大きさに対応する距離を移動され
ることで、原稿Dの全ての画像情報が画像メモリに取込
まれる。なお、自動原稿送り装置が利用されている場合
には、照明ランプが点灯される前に、1枚めの原稿Dが
原稿台10の所定位置に搬送されることはいうまでもな
い。
【0051】続いて、画像メモリに記憶された画像情報
に対応して強度変調されたレーザ光がレーザ露光位置5
3aでレーザ露光装置53から帯電装置52により予め
所定の電位に帯電された感光体ドラム50に照射され、
感光体ドラム50に原稿Dの画像情報に対応した静電潜
像が形成される。この静電潜像は、現像装置54から供
給されるトナーによりトナー像に変換され、転写装置5
5により用紙Pに転写される。以下、用紙Pに転写され
たトナー像は、定着装置72により用紙に定着され、排
出ローラ78により装置外部へ排出される。なお、図示
しないプリントキーがオンされてから所定時間経過後に
アライニングセンサ70aがオンしない場合すなわちカ
セット62aまたは大要領カセット62cあるいは手差
フィーダ62bのいづれかから急送される用紙が何等か
の理由でアライニングローラ70まで搬送されない場
合、もしくは、感光体ドラム50の回転に伴って現像装
置によりトナー像に変換された静電潜像すなわち感光体
ドラム50上のトナー像の移動に合わせてアライニング
ローラ70で送出された用紙Pが所定時間経過後に、排
出センサ78aに到達しない場合すなわちカセット62
aまたは大要領カセット62cあるいは手差フィーダ6
2bのいづれかから搬送されてアライニングローラ70
で停止されている用紙Pと感光体ドラム50上のトナー
像との転写のために再びアライニングローラ70が回転
されたにも拘らず排出センサ78aがオンしない場合
(S3−No) には、装置本体4内部における用紙ジャ
ムが検知され、装置本体4内部の点検および用紙Pの除
去を促すメッセージが図示しない操作パネルの表示部に
表示される (S22) 。
【0052】ステップS3において、所定時間経過後
に、排出センサ78aがオンした場合(S3−Yes) 、
続いて、CPU110により用紙Pの長さに対応するカ
ウンタが設定され、用紙Pが排出されたか否かを検知す
る排出タイマが動作される (S4) 。
【0053】ステップS4において、用紙Pの長さに基
づいて設定される排出タイマによるカウント終了までの
間に排出センサ78aがオフとなった場合、用紙Pが正
常に排出されたことが検知される (S5) 。
【0054】一方、ステップS4において、排出タイマ
によるカウント終了後も排出センサ78aがオフとなら
ない場合、排出部における用紙ジャムが検知され、装置
本体4内部の点検および用紙Pの除去を促すメッセージ
が、図示しない操作パネルの表示部に表示される (S2
3) 。
【0055】ステップS5において、トナー像が転写さ
れた用紙の排出が検知されると、次の画像形成の有無す
なわち残りの搬送途中の用紙Pの有無が検知され (S
6) 、用紙Pが存在しない場合 (S6−No) には画像
形成が終了され、用紙Pが存在する場合 (S6−Yes)
には、ステップS1ないしS5が繰り返される。
【0056】上述したように、この発明の実施の形態に
よれば、排出部の近傍における用紙ジャムを検知する排
出センサにより排出部における用紙ジャムと排出カバー
の開放が検出可能となる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の実施の
形態によれば、排出部の近傍における用紙ジャムを検知
する排出センサにより排出部における用紙ジャムと排出
カバーの開放が検出可能となる。
【0058】これにより、フロントカバーと独立に開放
可能な排出カバーが開けられていることによる画像形成
の禁止を、1つのセンサで検知可能となる 従って、コストの低い画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態が適用される画像形成装
置を示す概略図。
【図2】図1に示した画像形成装置の外観およびカバー
を説明する概略図。
【図3】図2に示したフロントカバーの開放の状態を説
明する概略図。
【図4】図2に示した排出カバーと排出ローラの関係を
示す概略図。
【図5】図1に示した画像形成装置に組み込まれる排出
センサの構造および動作の例を示す正面図。
【図6】図1に示した画像形成装置の制御部を概略的に
示すブロック図。
【図7】図1ないし図6に示した画像形成装置の動作、
特にジャム検知およびフロントカバーオープンに対する
警告メッセージの表示ならびに利用者の危険防止のため
の制御の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
2 …複写装置 (画像形成装置) 、 4 …複写装置本体、 4a…原稿読み取り部、 4b…画像形成部、 6 …自動原稿送り装置、 10 …原稿台、 12 …原稿指示板、 14 …第一キャリッジ、 16 …第二キャリッジ、 18 …結像レンズ、 20 …CCDセンサ、 32 …上カバー、 34 …フロントカバー、 34a…ロッド、 34b…支点、 36 …左カバー、 38 …排出カバー、 38a…支点、 38b…前側端部、 38c…段部、 40 …ドアスイッチ、 42 …CCDセンサ、 50 …感光体ドラム、 62a…カセット、 62b…バイパストレイ、 62c…大容量カセット、 70 …アライニングトローラ、 70a…アライニングセンサ、 72 …定着装置、 78 …排出ローラ、 78a…排出センサ、 100 …制御部、 110 …CPU、 112 …モータ駆動回路、 114 …高電圧発生回路、 116 …転写電圧発生回路、 118 …入力回路、 132 …ROM、 134 …RAM、 201 …シャフト、 202 …単ローラ、 203 …ピンチローラ、 204 …駆動ギヤ、 211 …センサ本体、 211a…検出ポイント、 212 …検出レバー、 213 …排出カバー開閉検知レバー、 D …原稿。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙に画像を形成し、この画像形成された
    用紙を装置外部へ排出する画像形成装置において、 排出用紙の有無を検知する排出センサと装置本体から開
    閉自在の排出カバーとを有し、 前記排出センサは、前記排出カバーが開放されたことを
    検出可能に形成されていることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】用紙に画像を形成し、この画像形成された
    用紙を装置外部へ排出する画像形成装置において、 排出用紙の有無を検知する排出センサと装置本体から開
    閉自在の排出カバーとこの排出カバーが単独で開放され
    ることを禁止するストッパ部材を含むフロントカバーと
    を有し、 前記排出センサは、前記排出カバーが開放されたことを
    検出可能に形成されていることを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】前記排出センサは、前記排出用紙の有無を
    検知する第1の可動部と、前記排出カバーが前記装置本
    体から開放されたことを検知する第2の可動部と、を有
    することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】前記排出センサの第2の可動部は、第1の
    可動部に作用して、前記排出カバーが開放されたことを
    報知することを特徴とする請求項3記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】前記排出センサの第1の可動部は、第2の
    可動部による回動および排出用紙による回動が可能に形
    成されていることを特徴とする請求項3記載の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】原稿の画像を読み取る画像読取手段と、 この読取手段により読み取られた画像情報に基づいて潜
    像を形成し、トナーにより現像して得られるトナー像
    を、記録用紙に定着して装置外部に排出する画像形成手
    段と、 この画像形成手段に対して開閉自在に形成された排出カ
    バーと、 前記画像形成手段により排出された上記記録用紙のジャ
    ム及び上記排出カバーが開放されたことを検知する検知
    手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記検出手段は、前記記録用紙を検知する
    第1の可動部と前記排出カバーが前記画像形成手段から
    開放されたことを検知する第2の可動部とを有し、前記
    第2の可動部が前記第1の可動部に作用して前記排出カ
    バーが開放されたことを報知することを特徴とする請求
    項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記検出手段の第1の可動部は第2の可動
    部による回動および記録用紙による回動が可能に形成さ
    れていることを特徴とする請求項6記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】原稿の画像を読み取る画像読取手段と、 この読取手段により読み取られた画像情報に基づいて潜
    像を形成し、トナーにより現像して得られるトナー像
    を、記録用紙に定着して装置外部に排出する画像形成手
    段と、 この画像形成手段に対して開閉自在に形成された排出カ
    バーと、 この排出カバーが単独で開放されることを禁止するスト
    ッパ部材を含むフロントカバーと、 前記記録用紙の有無を検知する第1の可動部と前記排出
    カバーが前記画像形成手段から開放されたことを検知す
    る第2の可動部とを有し、前記第2の可動部による前記
    第1の可動部への作用により、上記排出カバーが開放さ
    れたことを検知するとともに、前記第1の可動部により
    前記画像形成手段により排出された上記記録用紙のジャ
    ムを検知する検知手段と、を有することを特徴とする画
    像形成装置。
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