JPH10217115A - 研磨装置 - Google Patents

研磨装置

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Publication number
JPH10217115A
JPH10217115A JP9021252A JP2125297A JPH10217115A JP H10217115 A JPH10217115 A JP H10217115A JP 9021252 A JP9021252 A JP 9021252A JP 2125297 A JP2125297 A JP 2125297A JP H10217115 A JPH10217115 A JP H10217115A
Authority
JP
Japan
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suction
back plate
polished
semiconductor wafer
polishing
Prior art date
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Pending
Application number
JP9021252A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Inaba
高男 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大小いずれの被研磨材も保持することができ、
また、複数の被研磨材を保持することができる研磨装置
を提供する。 【解決手段】半導体ウェーハ1を吸着保持する吸着保持
部10と、研磨部90とを備え、吸着保持部10は、半
導体ウェーハ1を吸引する複数の吸引部13を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状の被研磨材を
研磨する研磨装置に係わり、特に、大小いずれの被研磨
材も保持することができ、また、複数の被研磨材を保持
することができる研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体材料に回路を形成したいわゆる半
導体チップを製造する過程では、半導体ウェーハの表面
を研磨する工程がある。この工程では、従来、次のよう
な研磨装置が用いられる。研磨装置は、図4に示すよう
に半導体ウェーハ1の裏面を吸着保持する吸着保持部1
10と、半導体ウェーハ1の表面を研磨する研磨部19
0とを備えている。
【0003】また、本出願人の出願、特願平8−336
715(本件出願時未公開)によれば、吸着保持部11
0は、基盤111と、半導体ウェーハ1の裏面が吸着さ
れる背面板112とを有している。背面板112は、柔
軟で弾力を有する材料からなり、その表面112a側
に、半導体ウェーハ1の裏面を吸着する多数の吸着凹部
112dを有すると共に、多数の通気孔112cを有し
ている。
【0004】基盤111は、通気孔112cを通じて半
導体ウェーハ1を吸引する空間である一個の吸引部11
3を有している。従って、半導体ウェーハ1を吸着保持
部110に吸着保持させる際には、吸引部113からの
吸引により半導体ウェーハ1を吸引して、半導体ウェー
ハ1を各部均等に背面板112に押し付けて、各吸着凹
部112dの内部空間の空気を押し出し、吸着凹部11
2dの内部空間を負圧とする。これにより、半導体ウェ
ーハ1の各部を均等に吸着させ、半導体ウェーハ1の姿
勢を高精度に保持する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな吸引部113のように半導体ウェーハ1等の被研磨
材を吸引する吸引部を有する研磨装置では、吸引部の大
きさに対応する大きさの被研磨材しか吸引することがで
きない。即ち、吸引部より小さな被研磨材では、吸引部
の周縁部が開放されてしまうため、吸引することが難し
い。また、吸引部より遙に大きな被研磨材では、被研磨
材の周縁部を吸引することができない。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、大小いずれの被研磨材も保持することがで
き、また、複数の被研磨材を保持することができる研磨
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明の研磨装置は、板状
の被研磨材を保持する保持部と、前記被研磨材を研磨す
る研磨部とを備え、前記保持部は、前記被研磨材を吸引
する吸引部を有する研磨装置において、前記吸引部が複
数設けられていることを特徴とする。また、前記保持部
は、前記吸引部を有する基盤と、該基盤に重ねられた背
面板とを備え、前記背面板は、その表面からその裏面へ
貫通された多数の通気孔と、前記被研磨材を吸着する多
数の吸着凹部とを有する構成とすることにより、吸引部
の吸引により、被研磨材を吸引して、背面板の多数の吸
着凹部に吸着させて保持させることができ、作業の簡略
化を図ることができる。
【0008】また、前記吸引部を、通気性を有する多孔
部とすることにより、背面板は、各吸引部の表面によっ
ても支持されるので、吸引時や研磨時の背面板の変形を
簡易に防止することができ、引いては、半導体ウェーハ
の変形を防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る研磨装置の好ましい実施の形態について詳説する。図
1に示すように、研磨装置100は、薄板状の被研磨材
としての半導体ウェーハ1を吸着させて保持する吸着保
持部10(上記保持部に対応)と、吸着保持部10を半
導体ウェーハ1の表面1aに沿う方向に旋回自在且つそ
の図3中旋回軸CT1方向に移動自在でその圧力を調整
自在な図示しない吸着保持部駆動部と、図1の半導体ウ
ェーハ1を研磨する研磨部90と、研磨部90を半導体
ウェーハ1の表面1aに沿う方向に旋回させる図示しな
い研磨部駆動部とを備えている。
【0010】吸着保持部10は、吸引部13を有する円
盤状の基盤11と、基盤11の表面に重ねられた背面板
12と、吸引部13から空気を吸引する空気ポンプなど
の吸引装置15と、半導体ウェーハ1の表面1a側に砥
液を供給する図2の砥液供給装置16とを備えている。
基盤11は、基盤本体11Aと、背面板12を介して半
導体ウェーハ1を吸引する四個の前記吸引部13とから
なり、基盤本体11Aは、その表面側に陥没形成され、
断面円形の四個の多孔部配置用凹部11aと、図1に示
すように各多孔部配置用凹部11aの底部11bに形成
され、吸引装置15に接続された吸気孔11cと、基盤
本体11Aの表面を成し、背面板12を介して半導体ウ
ェーハ1を支持する被研磨材支持領域11dと、図2の
砥液供給装置16が接続され砥液を供給する4個の砥液
供給孔11eとを有している。
【0011】四個の多孔部配置用凹部11aは、旋回軸
CT1を中心として、等距離、等間隔に巡り設けられて
おり、四個の砥液供給孔11eは、各多孔部配置用凹部
11aの間にそれぞれ配置されている。吸引部13は、
各多孔部配置用凹部11aに嵌め合わされ、図1に示す
ように多数の通気孔を内在させて通気性を有する多孔性
材料などの多孔部からなっており、吸引部13の表面1
3aは、背面板12を支持するように被研磨材支持領域
11dに一致する平面上にある。
【0012】図1の背面板12は、例えば、ポリウレタ
ン、セルロースアセテート、ポリエステル等の柔軟で弾
力を有する材料からなり、その表面12aからその裏面
12bへ貫通された多数の通気孔12cと、表面12a
側にだけ開放された多数の吸着凹部12dとを有する。
また、表面12aは、被研磨材支持領域11dに平行な
平坦面である。
【0013】以下に研磨装置100を用いた研磨方法に
ついて説明する。ここでは、図3に示すように基盤11
の表面の半径程度の直径を有する半導体ウェーハ1を、
図2の各吸引部13毎に四枚、図3の吸着保持部10に
吸着させる場合を例にして説明する。四枚の半導体ウェ
ーハ1を各吸引部13毎に背面板12に配置し、吸引装
置15を起動する。これにより、図1の各吸引部13に
内在される多数の通気孔を通じて背面板12の多数の通
気孔12cの空気が吸引される。よって、半導体ウェー
ハ1は、背面板12の各通気孔12cにおいて、均等に
吸引力を受け、背面板12の多数の吸着凹部12dに均
等に押し付けられる。すると、各吸着凹部12dは、そ
れぞれ一旦その内部空間の容積を減じるように弾性変形
して、内部空間内の空気が押し出される。
【0014】そこで、吸引装置15を停止すると、背面
板12は、それ自体の弾性力により、各吸着凹部12d
の内部空間の容積を復元させようとするので、各吸着凹
部12dの内部空間は、負圧となる。この負圧により、
半導体ウェーハ1は、背面板12の各吸着凹部12dに
おいて吸着される。このように半導体ウェーハ1の各部
を、背面板12に均等に吸着させることができるので、
吸着保持部10への吸着作業が容易である。
【0015】また、背面板12は、各吸引部13の表面
13aによっても支持されるので、吸引時や研磨時の背
面板12の変形を簡易に防止することができ、引いて
は、半導体ウェーハ1の変形を防止できる。そして、図
示しない吸着保持部駆動部と研磨部駆動部とを起動し
て、吸着保持部10及び研磨部90を旋回させると共
に、半導体ウェーハ1の表面1aを研磨部90に密着さ
せる。また、図2の砥液供給装置16を起動して、砥液
供給孔11e、図1の背面板12を介して、半導体ウェ
ーハ1の表面1aに供給する。
【0016】これにより、四枚の半導体ウェーハ1の研
磨を同時に行うことができる。また、上記実施形態で
は、図3に示すように各吸引部13毎に複数の小径の半
導体ウェーハ1を背面板12に吸着させたが、複数の吸
引部13を覆う大径の半導体ウェーハ2の場合も、複数
の吸引部13の吸引によって、各部均等に吸着させるこ
とができる。
【0017】また、吸引部13は、必ずしも多孔部であ
る必要はなく、背面板12の裏面12b側が十分な強度
を有する構成であれば、空間だけでもよい。また、本発
明は、背面板12を省くか或いは通気性を有する布等か
らなる背面板に代え、吸引部13の吸引で半導体ウェー
ハ1又は2を保持する構成を含む。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の研磨装置
は、複数の吸引部を覆う大きな被研磨材の場合には、複
数の吸引部によって、各部均等に吸引することができ、
吸引部に対応する大きさの小さな被研磨材の場合には、
各吸引部毎に配置して吸引することができる。また、後
者の場合には、複数の被研磨材を保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の研磨装置の吸着保持部を示す正面拡大
断面図
【図2】図1の研磨装置の吸着保持部の吸引部を示す平
面図
【図3】図2の吸着保持部の正面断面図
【図4】従来の研磨装置の吸着保持部の一例を示す図
【符号の説明】
1…半導体ウェーハ(被研磨材) 10…吸着保持部(保持部) 13…吸引部 90…研磨部 100…研磨装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の被研磨材を保持する保持部と、前
    記被研磨材を研磨する研磨部とを備え、 前記保持部は、前記被研磨材を吸引する吸引部を有する
    研磨装置において、 前記吸引部が複数設けられていることを特徴とする研磨
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の研磨装置において、 前記保持部は、前記吸引部を有する基盤と、該基盤に重
    ねられた背面板とを備え、 前記背面板は、その表面からその裏面へ貫通された多数
    の通気孔と、前記被研磨材を吸着する多数の吸着凹部と
    を有し、 前記吸引部は、通気性を有する多孔部であることを特徴
    とする研磨装置。
JP9021252A 1997-02-04 1997-02-04 研磨装置 Pending JPH10217115A (ja)

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JP9021252A JPH10217115A (ja) 1997-02-04 1997-02-04 研磨装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011035160A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Hioki Ee Corp 吸着台および球状体搭載装置
CN113649949A (zh) * 2021-08-24 2021-11-16 上海致领半导体科技发展有限公司 一种用于半导体晶片抛光的多通路真空吸盘部件

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JP2011035160A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Hioki Ee Corp 吸着台および球状体搭載装置
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