JPH10214240A - ファイル転送システム - Google Patents

ファイル転送システム

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Publication number
JPH10214240A
JPH10214240A JP9028292A JP2829297A JPH10214240A JP H10214240 A JPH10214240 A JP H10214240A JP 9028292 A JP9028292 A JP 9028292A JP 2829297 A JP2829297 A JP 2829297A JP H10214240 A JPH10214240 A JP H10214240A
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JP
Japan
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file
transmission
transfer system
unit
reception
Prior art date
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Application number
JP9028292A
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English (en)
Inventor
Satoru Takagi
悟 高木
Atsushi Ito
篤 伊藤
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KDDI Corp
Original Assignee
Kokusai Denshin Denwa KK
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Publication date
Application filed by Kokusai Denshin Denwa KK filed Critical Kokusai Denshin Denwa KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイルが任意の位置から転送された際に、
結合される複数のファイルの同一性において高い信頼性
を提供する。 【解決手段】 ファイル送信装置は、ファイルの固有の
情報を有する送信ファイル部と、該ファイルの任意の位
置から転送を可能とする送信制御部とを有しており、フ
ァイル受信装置は、ファイルの固有の情報を有する受信
作業ファイル部と、該ファイルの任意の位置からの転送
を可能とする受信制御部とを有しており、ファイルの転
送する際、送信ファイル部の該ファイルの固有の情報
と、受信作業ファイル部の該ファイルの固有の情報との
照合が一致した上で、該ファイルの任意の位置から転送
するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広域ネットワーク
におけるファイル転送を行うためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】広域ネ
ットワークとして代表的なインターネットにおけるクラ
イアント/サーバ間のファイル転送プロトコルは、主に
FTP(File Tranport Protocol)が用いられている。F
TPの本来の仕様としてはファイル転送の再開機能を有
しているが、従来のFTPはこの機能をほとんど実現し
ていなかった。
【0003】実際にインターネットを介したファイル転
送では、しばしば伝送速度が低下したり、通信プロトコ
ルのタイムアウトによってリンクが切断されることがあ
る。これは、ファイルサーバに対して不特定多数のクラ
イアントが同時にアクセスするために、マシン自体の処
理能力及び伝送路の帯域幅などが負荷変動しやすいとい
う要因が考えられる。FTPを用いたファイル転送中に
このような状況が発生すると、再度、ファイルの先頭か
ら転送をやり直さなければならない。そこで、1つのフ
ァイルサーバへの過剰なアクセスを解消するために、同
じファイルを有する複数のファイルサーバ、即ち複製フ
ァイルサーバをインターネット上に設けることで対応し
てきた。しかし、マシン自体の負荷変動が多少回避され
るものの、先頭から転送をやり直すという不具合の恐れ
は解消できない。
【0004】そのために、最近では、ファイル転送再開
機能を実現した通信プロトコルも出回ってきている。こ
れは、受信側からのファイルの位置オフセットの指定に
よって、該ファイルを任意の位置から転送しようとする
ものである。しかし、不特定多数のクライアントが同時
にアクセスするファイルサーバにあっては、受信側で結
合しようとするファイルの同一性が問題となる。つま
り、中断したファイル及び再開するファイルの同一性に
おいて、現状のところ確実に照合できるものはファイル
名及びサイズだけであり、信頼性に欠けるものである。
【0005】従って本発明は、ファイルが任意の位置か
ら転送された際に、結合される複数のファイルの同一性
において高い信頼性を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、少なく
とも1つのファイル送信装置と、該ファイル送信装置に
ネットワークを介して接続されたファイル受信装置とを
有しており、該ネットワークを介してファイルを転送す
るファイル転送システムにおいて、ファイル送信装置
は、ファイルの固有の情報を有するインデックス情報を
含む送信ファイル部と、該ファイルの任意の位置からの
転送を可能とするプロトコルリンク手段を含む送信制御
部とを有しており、ファイル受信装置は、ファイルの固
有の情報を有するインデックス情報を含む受信作業ファ
イル部と、該ファイルの任意の位置からの転送を可能と
するプロトコルリンク手段を含む受信制御部とを有して
おり、ファイルを転送する際、送信ファイル部のインデ
ックス情報と、受信作業ファイル部のインデックス情報
との照合が一致した上で、該ファイルの任意の位置から
転送するように構成されているものである。これによ
り、ファイルが任意の位置から転送された際に、結合さ
れる複数のファイルの同一性において高い信頼性を提供
することができる。インデックス情報の固有の情報に
は、ファイルのファイル名、サイズ及び誤り検出情報を
含むのが好ましい。また、誤り検出情報は、生成多項式
による誤り検出方式のCRC(Cyclic Redundancy Code)
に代表される、ファイルビット列に演算を施した結果を
用いるのも好ましい。
【0007】ファイル送信装置のプロトコルリンク手段
は、ファイルの指定された任意の位置よりも少し前の部
分から送信し、ファイル受信装置のプロトコルリンク手
段は、受信した前記ファイルの重複箇所の照合を行うよ
うに構成されているのが好ましく、ファイル送信装置及
びファイル受信装置のファイルの転送位置の多少の不一
致を解消できる。
【0008】前述した手段は、中断したファイル及び再
開するファイルの同一性における信頼性を高める点で、
クライアント側にファイル送信装置及びファイルサーバ
側にファイル受信装置を用意したアップロードの場合、
並びにクライアント側にファイル受信装置及びファイル
サーバ側にファイル送信装置を用意したダウンロードの
場合の両方において効果的である。
【0009】クライアント側にファイル送信装置及びフ
ァイルサーバ側にファイル受信装置を用意したアップロ
ードの場合、受信作業ファイルのインデックス情報のフ
ァイル名以外の項目は、特別に許可された者以外には隠
蔽されているのが好ましい。インターネット上のファイ
ルサーバへのアップロードは、特定ユーザだけでなくAn
onymous (匿名)なユーザにも許されるべき場合が多
い。反対に、Anonymousなユーザからのアップロード中
に何らかの理由によりファイル転送が中断した場合、該
ユーザ以外の者からのアップロードの再開を許すべきで
はない。また、該インデックス情報は、更に、ファイル
を送信しているファイル送信装置名と該ファイルの所在
位置情報とを含んでいるのも好ましい。ファイル転送の
再開において照合されるインデックス情報が隠蔽され、
ファイルの所在位置の同一が照合できることによって、
中断したファイル及び再開するファイルの同一性におい
て信頼性が高められる。
【0010】以下、クライアント側にファイル受信装置
及びファイルサーバ側にファイル送信装置を用意したダ
ウンロードの場合に効果的な手段について説明する。
【0011】複数のファイル送信装置の送信ファイル部
にファイルが複製されており、ファイル受信装置の受信
制御部は、複数のファイル送信装置のファイル部から同
一ファイルについて互いに異なる領域を同時に受信する
ように構成されている。このように複数のファイル送信
装置から同時にファイルを受信できるので、1つのファ
イルをより高速に受信することが可能になる。
【0012】ファイル受信装置の受信制御部は、更に、
受信中の前記ファイルの伝送速度と、該ファイルが複製
されている複数の他のファイル送信装置の負荷状況とを
監視している負荷状況監視手段を含んでおり、負荷状況
監視手段は、受信中のファイルの伝送速度が所定の速度
以下になった際に、他のファイル送信装置と再接続する
旨をプロトコルリンク手段へ通知するように構成されて
いる。ファイル転送中に何らかの要因によって伝送速度
が低下しても、同一ファイルを有する他の複製ファイル
サーバに切り替えることができ、更に、既に受信したフ
ァイルを再度受信する必要がなく、過負荷な状況におい
てもより速いファイル転送が実現できる。
【0013】負荷状況監視手段は、他のファイル送信装
置に対して監視コマンドを要求し、該監視コマンドの要
求から応答までの時間、及び応答された監視コマンド内
に含まれた最大転送効率値から、最も速く該ファイルの
受信が可能なファイル送信装置を選択するように構成さ
れているのが好ましい。
【0014】応答の監視コマンド内に格納された前記フ
ァイル送信装置が提供する最大転送効率値は、現在のア
クセス人数/最大アクセス可能人数、及び伝送路の現在
の使用帯域幅/伝送路の帯域幅であってもよい。
【0015】負荷状況監視手段が、他のファイル送信装
置に対して監視コマンドを要求する時点は、ファイルの
受信を開始する際、該ファイルの転送中、又は受信中の
該ファイルの伝送速度が所定の速度以下になったと判断
した際のいずれであってもよい。
【0016】ネットワーク上に、ファイル毎のインデッ
クス情報とファイル送信装置名及び所在位置情報とが記
録されているファイル部を有するファイル検索サーバを
備えており、ファイル受信装置の受信制御部は、更に、
所定のファイルの存在場所を検索するためにファイル検
索サーバに対して問い合わせを行うファイル検索サーバ
問い合わせ手段を有しているのは好ましい。既存のファ
イル検索サーバであるArchie及びWWWサーバにインデ
ックス情報を追加するよう応用することにより、当該フ
ァイルが複製されている複数のファイルサーバを容易に
検索できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、ク
ライアント/サーバシステムのアップロード及びダウン
ロードに分けて図に示し、詳細に説明する。
【0018】図1は、ファイル送信装置であるクライア
ント12と、該クライアント12にインターネット11
を介して接続されたファイル受信装置であるファイルサ
ーバ13とを有する、アップロードに関するシステム構
成図である。
【0019】ファイル送信装置であるクライアント12
は、プロトコルリンク手段121a及びデータ送信手段
121bを含む送信制御部121と、ファイルのインデ
ックス情報122a及びファイルの実体122cを含む
送信ファイル部122とを有している。プロトコルリン
ク手段121aは、プロトコルリンクの接続、及びファ
イルの任意の位置からの転送を行うものである。インデ
ックス情報122aは、送信すべきファイルのファイル
名、サイズ及び誤り検出情報を項目として含んでいる。
該誤り検出情報には、生成多項式による誤り検出方式の
CRCに代表される、ファイルビット列に演算を施した
結果を用いている。また、他の方法ではMD5等を用い
ることもできる。
【0020】ファイル受信装置であるファイルサーバ1
3は、プロトコルリンク手段131a及びデータ受信手
段131bを含む受信制御部131と、ファイルのイン
デックス情報132a、ファイルの所在132b及び受
信中ファイルの実体132cを含む受信作業ファイル部
132と、受信ファイル部133とを有している。イン
デックス情報132aは、前述したファイル送信装置と
同様であり、受信すべきファイルのファイル名、サイズ
及び誤り検出情報を項目として含んでいる。ファイルの
所在位置情報132bは、ファイルを送信しているクラ
イアント名及びそのディレクトリを含んでいる。
【0021】受信作業ファイル部132のファイル毎の
作業ファイルは、ファイルの受信開始から受信終了まで
の間に一時的に作成されるものである。受信終了後、該
ファイルは受信ファイル部133へ格納され、該ファイ
ルの受信作業ファイルは消去される。このような受信作
業ファイル部132は、不特定多数のクライアントに同
時アクセスされるファイルサーバに適している。
【0022】図2は、図1で表したシステムにおけるア
ップロードに関するシーケンス図である。最初に、ファ
イル送信装置であるクライアント12は、アップロード
したいファイルサーバ13に対してアクセスし、送信制
御部121のプロトコルリンク手段121aと、受信制
御部131のプロトコルリンク手段131aとの間でプ
ロトコルリンクを接続する。この時、クライアント12
のプロトコルリンク手段121aは、アップロードした
いファイルのインデックス情報をファイルサーバ13の
プロトコルリンク手段131aへ送信する。該プロトコ
ルリンク手段131aは、受信作業ファイル部132内
に当該ファイルの作業ファイルを作成し、ファイルのイ
ンデックス情報及び所在位置情報を記録する。
【0023】プロトコルリンクの接続が完了した後、ク
ライアント12のデータ送信手段121bは、ファイル
サーバ13のデータ受信手段131bへ当該ファイルを
アップロードする。
【0024】このアップロード中に、何らかの要因によ
ってプロトコルリンクが切断され、ファイル転送が中断
したとする。中断する要因は、不意のシステム障害及び
オペレータの指示による転送中断であるかもしれない。
【0025】クライアント12は、再度、前述と同様
に、ファイルサーバ13に対してアクセスし、プロトコ
ルリンクを接続し、アップロードしたいファイルのイン
デックス情報をファイルサーバ13へ送信する。この
時、ファイル受信装置13のプロトコルリンク手段13
1aは、受信した該インデックス情報と既存の作業ファ
イルのインデックス情報とを照合し、かつファイルの所
在位置情報を確認する。インデックス情報の全ての項目
及び所在位置情報が一致する作業ファイルが存在すれ
ば、以前にファイル転送を中断した作業ファイルである
と判断し、ファイル転送を再開するために、既に受信し
た位置オフセットをクライアント12のプロトコルリン
ク手段121bへ送信して応答する。
【0026】クライアント12のプロトコルリンク手段
121bは、受信した受信位置オフセットからファイル
の送信を再開する。この時、該プロトコルリンク手段1
21bは、ファイルの転送が中断した位置である受信位
置オフセットよりも少し前の部分から送信を再開する。
また、ファイルサーバ13のプロトコルリンク手段13
1bは、受信した該ファイルの重複箇所の照合を行うよ
うに構成されている。
【0027】更に、受信作業ファイル部132のインデ
ックス情報132a及びファイルの所在情報132bに
ついて、ファイル名以外の項目は、特別に許可された者
以外には隠蔽されている。インターネットにおけるファ
イルサーバは、不特定多数の者からアクセスを許すもの
であるが、ファイルのインデックス情報及び所在位置情
報が完全に一致しない限り、アップロードの再開を許さ
ない。これにより、不特定多数のユーザに対しても、安
全なアップロードを再開機能を提供できることになる。
【0028】図3は、ファイルを複製した複数のファイ
ル送信装置であるファイルサーバ32と、ファイル受信
装置であるクライアント33と、ファイルのインデック
ス情報及び所在位置情報を有するファイル検索サーバ3
4とがインターネット31を介して接続されている、ダ
ウンロードに関するシステム構成図である。
【0029】ファイル送信装置であるファイルサーバ3
2の構成は、前述のアップロードのシステムで説明した
ファイル送信装置12と全く同様である。但し、インタ
ーネット31上には、同じファイルを有するファイルサ
ーバ32が複数存在している。
【0030】ファイル受信装置であるクライアント33
は、プロトコルリンク手段331a、データ受信手段3
31b、負荷状況監視手段331c及びファイル検索問
合せ手段331dを含む受信制御部331と、ファイル
のインデックス情報332a、ファイルの所在位置情報
332b及び受信中ファイルの実体332cを含む受信
作業ファイル部332と、受信ファイル部333とを有
している。前述のアップロードのシステムで説明したフ
ァイル受信装置13と比較して、受信制御部331内に
負荷状況監視手段331c及びファイル検索問合せ手段
331dを新たに含んでいる。更に、プロトコルリンク
手段331a及びデータ受信手段331bについては、
複数のファイルサーバ32に対して同一ファイルについ
て同時にアクセスすることができるようになっている。
つまり、受信すべき1つのファイルを複数の領域に分け
て、複数のファイルサーバ32から同時に受信し、受信
したファイルを結合することによって、より高速なファ
イル転送が可能となる。
【0031】負荷状況監視手段331cは、受信中のフ
ァイルの伝送速度と、該ファイルが複製されている複数
の他のファイルサーバ32の負荷状況とを監視するもの
である。受信中の該ファイルの伝送速度が所定の速度以
下になった際に、より速く該ファイルの受信が可能な他
のファイルサーバと再接続するようにプロトコルリンク
手段331aへ通知するものである。ファイル検索問合
せ手段331dは、ファイル検索サーバ34に対してイ
ンターネット上のファイルの所在を問合せるものであ
る。その結果、該ファイルのインデックス情報と、該フ
ァイルの所在位置情報である複数のファイルサーバ名及
びディレクトリとが得られる。
【0032】ファイル検索サーバ34は、データ転送を
担う制御部341と、ファイルのインデックス情報34
2a並びに複数のファイルサーバ名及びディレクトリの
所在位置情報342bを含むファイル部342とを有す
る。ファイル検索サーバ34は、予めインターネット上
の複数のファイルサーバからファイル情報を収集して蓄
積しているものである。これは、既存のファイル検索サ
ーバであるArchie及びWWWサーバにCRCの付加機能
を備えることにより、比較的容易に実現できる。該ファ
イル検索サーバ34は、クライアント33からの問い合
わせの際に、インデックス情報をの全ての項目を照合し
て、該当する複数のファイルサーバ名及びディレクトリ
の所在位置情報で応答する。例えば、ファイル名及びサ
イズが一致しても、誤り検出情報が異なれば同一ファイ
ルと判断しない。これにより、ファイル検索サーバ34
は、クライアント33に対して完全に同一ファイルであ
ることを保証する。インデックス情報の照合はファイル
検索サーバ34で行ってもよいし、逆にファイル検索サ
ーバ34が当該インデックス情報をクライアント33に
転送して、該クライアント33内で行ってもよい。
【0033】図4は、図3で表したシステムにおけるダ
ウンロードに関するシーケンス図である。まず最初に、
ファイル受信装置であるクライアント33は、所望のフ
ァイルの所在をファイル検索サーバ34に問い合わせ
る。この時、ファイル検索問合せ手段331dは、問合
せコマンドを要求し、該ファイルのインデックス情報及
び所在位置情報を含む問合せコマンドの応答を受信す
る。ファイル検索問合せ手段331dは、受信した該フ
ァイルの情報に従って、受信作業ファイル部332に作
業ファイルを作成し、該ファイルのインデックス情報及
び所在位置情報を記録する。
【0034】次に、負荷状況監視手段331cは、得ら
れた複数のファイルサーバの中から最も速く該ファイル
の受信が可能な1つのファイルサーバを選択するため
に、複数のファイルサーバに対して監視コマンドを要求
する。インターネット上における監視コマンドとして
は、一般にpingコマンドが用いられる。各ファイルサー
バに対して、監視コマンドの要求から応答までの時間、
及び応答された監視コマンド内に含まれた最大転送効率
値から混雑具合が判断され、より速くファイル転送でき
る1つのファイルサーバが選択される。該最大転送効率
値とは、現在のアクセス人数/最大アクセス可能人数、
及び伝送路の現在の使用帯域幅/伝送路の帯域幅であっ
てもよい。
【0035】ファイル受信装置であるクライアント33
は、選択されたファイルサーバ32Aに対してアクセス
し、送信制御部321のプロトコルリンク手段321a
と、受信制御部331のプロトコルリンク手段331a
との間でプロトコルリンクを接続する。この時、クライ
アント33のプロトコルリンク手段331aは、ダウン
ロードしたいファイルのインデックス情報をファイルサ
ーバ32Aのプロトコルリンク手段321aへ送信す
る。
【0036】プロトコルリンクの接続が完了した後、フ
ァイルサーバ32Aのデータ送信手段321bは、クラ
イアント33のデータ受信手段331bへ当該ファイル
をダウンロードする。
【0037】このダウンロード中に、何らかの要因によ
って伝送速度が所定の速度以下になったり、プロトコル
リンクが切断されファイル転送が中断したとする。
【0038】負荷状況監視手段331cは、再度、所在
位置情報として記録されている複数のファイルサーバに
対して監視コマンドを要求する。前述と同様に、最も速
いファイルサーバ32Bが選択され、その旨をプロトコ
ルリンク手段331aへ通知する。
【0039】クライアント33のプロトコルリンク手段
331aは、プロトコルリンクを接続する際に、ダウン
ロードしたいファイルのインデックス情報と、以前のフ
ァイルサーバ32Aによって既に受信したファイルの受
信位置オフセットをファイルサーバ32Bへ送信する。
【0040】ファイルサーバ32Bは、該当するファイ
ルを受信位置オフセットの位置から送信して、ファイル
転送を再開する。
【0041】以上詳細に説明した実施形態ではインター
ネットを例にとり説明したが、複数のファイル送受信装
置が接続されたネットワーク上でのファイル転送への適
用において、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の
変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うこと
ができる。従って、前述した実施形態は、あくまで例で
あって、何等制約しようとするものではない。本発明
は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するもの
だけに制約される。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、ファイルが任意の位置から転送された際に、結合さ
れる複数のファイルの誤り検出情報を含むインデックス
情報の照合が一致した上でファイル転送を開始するため
に、該複数のファイルの同一性における信頼性を高める
ことができる。また、複製ファイルサーバが多数存在す
る大規模な分散ネットワーク環境において、複数のファ
イルサーバと同時にファイル転送したり、又はファイル
転送中に動的にプロトコルリンクを切替える際にも、フ
ァイルの同一性が常に保たれるようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるアップロードのシ
ステム構成図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるアップロードのシ
ーケンス図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるダウンロードのシ
ステム構成図である。
【図4】本発明の一実施形態におけるダウンロードのシ
ーケンス図である。
【符号の説明】
11、31 インターネット 12 クライアント(ファイル送信装置) 13 ファイルサーバ(ファイル受信装置) 121、321 送信制御部 122、322 送信ファイル部 121a、131a、321a、331a プロトコル
リンク手段 121b、321b データ送信手段 131b、331b データ受信手段 122a、132a、322a、332a、342a
インデックス情報 122c、322c ファイルの実体 132b、332b、342b 所在位置情報 132c、332c 受信中ファイルの実体 133、333 受信ファイル部 32 ファイルサーバ(ファイル送信装置) 33 クライアント(ファイル受信装置) 331c 負荷状況監視手段 331d ファイル検索問合せ手段 34 ファイル検索サーバ 341 制御部 342 ファイル部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのファイル送信装置と、
    該ファイル送信装置にネットワークを介して接続された
    ファイル受信装置とを有しており、該ネットワークを介
    してファイルを転送するファイル転送システムにおい
    て、 前記ファイル送信装置は、前記ファイルの固有の情報を
    有するインデックス情報を含む送信ファイル部と、該フ
    ァイルの任意の位置からの転送を可能とするプロトコル
    リンク手段を含む送信制御部とを有しており、 前記ファイル受信装置は、前記ファイルの固有の情報を
    有するインデックス情報を含む受信作業ファイル部と、
    該ファイルの任意の位置からの転送を可能とするプロト
    コルリンク手段を含む受信制御部とを有しており、 前記ファイルを転送する際、前記送信ファイル部の前記
    インデックス情報と、前記受信作業ファイル部の前記イ
    ンデックス情報との照合が一致した上で、該ファイルの
    任意の位置から転送するように構成されていることを特
    徴とするファイル転送システム。
  2. 【請求項2】 前記インデックス情報の固有の情報に
    は、前記ファイルのファイル名、サイズ及び誤り検出情
    報を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のファ
    イル転送システム。
  3. 【請求項3】 前記ファイル送信装置の前記プロトコル
    リンク手段は、前記ファイルの指定された任意の位置よ
    りも少し前の部分から送信し、 前記ファイル受信装置の前記プロトコルリンク手段は、
    受信した前記ファイルの重複箇所の照合を行うように構
    成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    ファイル転送システム。
  4. 【請求項4】 前記受信作業ファイルの前記インデック
    ス情報の前記ファイル名以外の項目は、特別に許可され
    た者以外には隠蔽されていることを特徴とする請求項1
    から3のいずれか1項に記載のファイル転送システム。
  5. 【請求項5】 前記受信作業ファイル部は、更に、前記
    ファイルを送信している前記ファイル送信装置名と該フ
    ァイルの所在位置情報とを含んでいることを特徴とする
    請求項1から4のいずれか1項に記載のファイル転送シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 複数の前記ファイル送信装置の前記送信
    ファイル部に前記ファイルが複製されており、 前記ファイル受信装置の前記受信制御部は、複数の前記
    ファイル送信装置の前記ファイル部から同一ファイルに
    ついて互いに異なる領域を同時に受信するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1
    項に記載のファイル転送システム。
  7. 【請求項7】 前記ファイル受信装置の前記受信制御部
    は、更に、受信中の前記ファイルの伝送速度と、該ファ
    イルが複製されている複数の他の前記ファイル送信装置
    の負荷状況とを監視している負荷状況監視手段を含んで
    おり、 前記負荷状況監視手段は、受信中の前記ファイルの伝送
    速度が所定の速度以下になった際に、前記他のファイル
    送信装置と再接続する旨を前記プロトコルリンク手段へ
    通知するように構成されていることを特徴とする請求項
    6に記載のファイル転送システム。
  8. 【請求項8】 前記負荷状況監視手段は、前記他のファ
    イル送信装置に対して監視コマンドを要求し、該監視コ
    マンドの要求から応答までの時間、及び応答された監視
    コマンド内に含まれた最大転送効率値から、最も高速に
    該ファイルの受信が可能なファイル送信装置を選択する
    ように構成されていることを特徴とする請求項7に記載
    のファイル転送システム。
  9. 【請求項9】 前記負荷状況監視手段は、前記ファイル
    の受信を開始する際に、前記他のファイル送信装置に対
    して前記監視コマンドを要求するように構成されている
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載のファイル転送
    システム。
  10. 【請求項10】 前記負荷状況監視手段は、前記ファイ
    ルの転送中にも、前記他のファイル送信装置に対して前
    記監視コマンドを要求するように構成されていることを
    特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載のファ
    イル転送システム。
  11. 【請求項11】 前記負荷状況監視手段は、前記受信中
    のファイルの伝送速度が所定の速度以下になったと判断
    した際に、前記他のファイル送信システムに対して前記
    監視コマンドを要求するように構成されていることを特
    徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載のファ
    イル転送システム。
  12. 【請求項12】 前記応答の監視コマンド内に格納され
    た前記ファイル送信装置が提供する最大転送効率値は、
    現在のアクセス人数/最大アクセス可能人数、及び伝送
    路の現在の使用帯域幅/伝送路の帯域幅であることを特
    徴とする請求項8から11のいずれか1項に記載のファ
    イル転送システム。
  13. 【請求項13】 前記ネットワーク上に、前記ファイル
    毎に前記インデックス情報と前記ファイル送信装置名及
    び所在位置情報とが記録されているファイル部を有する
    ファイル検索サーバを備えており、 前記ファイル受信装置の前記受信制御部は、更に、前記
    ファイルの所在を検索するためにファイル検索サーバに
    対して問合せを行うファイル検索問合せ手段を有してい
    ることを特徴とする請求項7から12のいずれか1項に
    記載のファイル転送システム。
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