JPH10213370A - 電子装置用の液体冷却装置 - Google Patents

電子装置用の液体冷却装置

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JPH10213370A
JPH10213370A JP10000293A JP29398A JPH10213370A JP H10213370 A JPH10213370 A JP H10213370A JP 10000293 A JP10000293 A JP 10000293A JP 29398 A JP29398 A JP 29398A JP H10213370 A JPH10213370 A JP H10213370A
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JP
Japan
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heat
electronic device
coolant
heat transfer
hard disk
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JP10000293A
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English (en)
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N Donahoe Daniel
ダニエル・エヌ・ドナホエ
T Jill Michael
マイケル・ティー・ジル
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Compaq Computer Corp
Original Assignee
Compaq Computer Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱量の多い電子装置を効率よく冷却する。 【解決手段】 熱伝達構造体は、ポンプ30と、ファン
に隣接して取り付けられた空気側熱交換機32と、高熱
発生構成物であるチップPに取り付けられて該構成物か
らの熱を消散させる熱伝達板34とを含む。ポンプ30
は冷却用の液体を配管を介してチップP側の熱伝達板3
4に連続的に供給すると、チップからの熱が液体に伝達
される。そして、熱を保持した液体が空気側熱交換機3
2に送られると、そこで熱を放熱する。液体冷却剤を用
い更に、熱を液体−空気をにより放熱するので、効率が
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ用ハ
ウジング内に搭載されている特定のコンピュータ構成物
の伝導による液体冷却を行い、かかる構成物の動作温度
低下を図った液体冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサまたはハード・ディ
スク・ドライブのようなコンピュータのある種の構成要
素即ち構成物は、増々強力かつ複雑になりつつあり、そ
の一方で小型サイズを維持しているため、望ましい動作
温度を維持するためには一層有効な熱管理が必要となっ
ている。動作温度が徐々に増加する(incremental incre
ase)と、Arrheniusの式にしたがって故障率は指数的に
増大することはよく知られている。たとえば、1.0e
Vの動作エネルギ(activation energy)を想定すると、
動作温度が10度上昇する毎に、故障率は二倍に増加す
る。したがって、Pentium(登録商標)のようなコンピ
ュータ・チップのパワー増大は、望ましくない動作温度
の上昇を防止するために、一層有効な熱管理技術を必要
とする。
【0003】電子構成物に空冷フィン・モジュールを直
接適用し、フィン付熱交換機を用いることによる伝導(c
onduction)、および空気流によってかかる熱交換機が冷
却されることによる対流(convection)によって、熱を消
散させることは公知である。例えば、Intelの486プ
ロセッサは、共形フィン付熱交換機(conformal finnedh
eat exchanger)によって冷却を行い、IntelのPentium
(登録商標)チップは、Pentium(登録商標)の実際の
接触表面領域を超えて延出するフィン付熱交換機によっ
て冷却している。このフィン付熱交換機は、時として延
出型表面熱交換機(extended surface heat exchanger)
としても知られている。Intelの更に新しいバージョン
のPentium(登録商標)のような、ある種の構成物の動
作電力は、発生する熱を消散するために大量の強制周囲
空気を必要とする水準に到達しているが、冷却空気の体
積流量はノイズまたは必要電力の増大のような他の要因
による上限があるので、強制空気によるフィン付モジュ
ールの冷却には限界がある。
【0004】現在フィン付表面領域交換機以外の冷却シ
ステムも、従来技術では知られているものがある。例え
ば、ペルチェ・クーラ(Peltier cooler)およびヒート・
パイプ(heat pipe)が知られている。しかし、ペルチェ
・クーラは電位が高く、しかもその固有の非効率性のた
めに追加の冷却負荷を必要とするので、高熱負荷構成物
に適用して成功する確率は低い。また、ヒート・パイプ
は、主に高温および低温熱力学的リザーバ(hot and col
d termodynamic reservoir)への接続を実現する際の損
失のために、更に内部的な設計上の限界による熱輸送の
限界のために、熱伝達能力には限界がある。
【0005】また、液体冷却材を循環させる冷却板の使
用も公知である。この冷却板は、トランジスタ、ダイオ
ード、および整流器のような種々の電力モジュールに接
触させた状態で装着する。例えば、マサチューセッツ州
WakefieldのWakefield EngineeringのEG&G Components
Divisionは、折り曲げて形状を一致させるシート板を製
造している。即ち、この冷却板は、装置当たり2kWま
での電力を消費する、圧着状の整流器およびSCRを冷
却するように設計された、冷却管および水冷式個体銅ブ
ロック(water-cooled solid copper block)に沿った形
状とする。Wakefieldの冷却板はいくつかの欠点があ
る。即ち、銅管およびアルミニウム板間の界面に大きな
熱抵抗があり、更に、このような管の整形(crimping)は
冷却の変動の原因となり、50パーセントにまで達する
ことがわかっている。
【0006】多数の従来技術の特許が、特に、大型のメ
イン・フレーム型コンピュータにおける電子構成物を冷
却するための液体冷却装置を対象としている。米国特許
第5,159,529号は、種々の電子構成物を受ける
1つ以上の銅製の冷却板が装着されている、プラスチッ
ク製の内部冷却コアを利用する。しかしながら、銅製の
冷却板をプラスチック製のコアに取り付けることは、物
質の適合性欠如によって生じ得る漏洩問題の原因となる
可能性がある。米国特許第5,144,532号は、2
つの対向配置された液体冷却板を用い、この液体冷却板
を多層プリント回路基板の対向する両側に配置したプリ
ント回路と接触させることを開示する。米国特許第4,
748,495号は、1群のヒート・シンクを通じて、
または多数のヒート・シンクの各々を通じて独立して冷
却流体を循環させる(route)ことにより、異なる高さに
配列した複数の集積回路チップを冷却する、液体冷却モ
ジュールを開示する。更に、米国特許第4,758,9
26号は、チップを冷却するための冷却流体を受けるマ
イクロチャネルを有するヒート・シンクを利用すること
を開示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、電子構成
物を冷却するための冷却流体即ち冷却材の一般的な使用
を網羅するが、デスクトップおよびサーバ・サイズのコ
ンピュータのコンピュータ・ハウジング内に搭載し、最
新のPentium(登録商標)プロセッサやハード・ディス
ク・ドライブの一層強力なバージョンのような、最も強
力で最大の熱を発生する電子構成物に直接接触させる、
高容量の冷却システムを開発する必要性が残っている。
したがって、本発明の目的は、かかる構成物を特別に対
象とした冷却システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の種々の実施例に
よれば、最新の高電力消費コンピュータ・チップおよハ
ード・ディスク・ドライブのような、高熱発生電子構成
物からの熱を転移させる装置を提供する。一実施例で
は、かかる装置は、マザー・ボードを含む複数の構成物
を有する、概略的に矩形状のシャーシを含み、プロセッ
サ・チップが、プロセッサ・スロットの1つにおけるマ
ザー・ボード上に実装されている。熱交換構造体は、シ
ャーシの1カ所の角に取り付けられた電源を含み、この
電源に隣接してファンが取り付けられている。熱交換構
造体は、チップが発生した熱を消散させるために設けら
れ、シャーシ上でファンに隣接して取り付けられた空気
−液体熱交換機と、シャーシ上の都合の良い位置に取り
付けられたポンプと、高熱発生チップの底面と実質的に
同一の形状を有する熱伝達板とを含む。熱伝達板は、適
切な配管ラインによって、空気側熱交換機およびポンプ
に接続されているので、液体冷却材を熱伝達板に転送す
ることができ、高熱発生チップからの熱を除去し、加熱
された冷却材は、空気側熱交換機において冷却され、ポ
ンプによって連続的に熱伝達板に戻される。
【0009】本発明の他の実施例では、動作中のハード
・ディスク・ドライブを冷却する装置が提供され、この
装置は、ハード・ディスク・ドライブの容器の側面上に
弾性的に装着するためのU字状熱交換クリップを含む。
U字状クリップは、クリップの外側に取り付けられ、ハ
ード・ディスク・ドライブからの熱を転移させるため
の、外部液体冷却材流ループを有する。個々のハード・
ディスク・ドライブを冷却するための他の実施例では、
装置は、ハード・ディスク・ドライブの容器の表面と実
質的に同一の寸法を有し、かかる容器からの熱を転移さ
せる、全体的に矩形状の熱伝達板を含む。
【0010】ハード・ディスク・ドライブ・ユニットの
垂直アレイ即ちスタックからの熱を転移させる更に別の
装置も提供する。かかる装置は、垂直に配置された隣接
するハード・ディスク・ドライブ・ユニット間に装着さ
れ、隣接するユニットから同時に熱を除去する1枚以上
のパネルを含む。この本発明の概要は、本発明の属性の
概略的な説明として意図したものであり、本発明につい
ては発明の実施の形態において一層詳しく説明し、特許
請求の範囲において特許を請求しようとする主題につい
て記載する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図3を参照すると、インテ
ル・コーポレーション(Intel Corporation)が製造す
るペンティアム(Pentium(登録商標))のように、そ
の電力の必要性により高熱を発生する、高熱発生構成物
Pを連続的に冷却するための装置が図示されており、全
体的にAとして示されている。Intelによって最初にPen
tiumが開発されたとき、Intelは、ヒート・シンクのサ
イズおよび空気流の量を相互に関係付け、Pentiumの冷
却にはヒート・シンクおよび空気流の組み合わせを用い
ることを提案した。初期バージョンのPentium(登録商
標)チップの公開された仕様書には、PGAパッケージ・
タイプの66MHZ Pentium(登録商標)プロセッサの最
大電力は16Wであり、パッケージ・サイズは2.1
6”x2.16”、最大時の動作温度は70℃であるこ
とが含まれていた。更に、Intelは、かかるPentium(登
録商標)プロセッサの最大素子接合温度(maximum devic
e junction temperature)は90℃であることも、仕様
書として開示した。
【0012】典型的なコンピュータのハウジング内で
は、周囲空気は40℃〜45℃の範囲とすべきことが知
られている。周囲空気とは、Pentiumパッケージ周囲の
分散されない周囲空気の温度として定義する。Intelで
は、周囲温度は、典型的に、システム環境にある調査対
象のパッケージから12インチ上流のところで測定し、
周囲温度とは、パッケージに対して上流側で、それに近
接する空気の温度として定義した。
【0013】新世代のPentiumプロセッサ、および特定
用途集積回路(ASICS:application specific inte
grated circuit)のようなその他の高動作温度チップま
たは高熱発生チップの出現により、ヒート・シンクまた
は空気流にさらす形態のフィン付熱交換機の組み合わせ
のみを利用して、かかるプロセッサを所望の動作温度制
限範囲内で動作させ続けることは、増々困難となりつつ
ある。尚、特定用途集積回路は、以降、総称的に「高熱
発生プロセッサ」または「高動作温度チップ」と呼ぶこ
とにする。本発明の装置Aは、液体を冷却材として利用
し、高動作温度プロセッサまたはチップに特定して、製
造会社の指定する制限範囲内に維持する冷却システムを
対象とする。更に、チップ製造会社は、動作温度仕様を
超えたチップを、典型的に、廃棄するかあるいは割引価
格で販売していることは公知である。本発明の装置Aを
利用することにより、以前は廃棄されていたチップを、
割引価格で購入し、使用することが可能となる。
【0014】図1を参照すると、全体的に10で示すコ
ンピュータ・ハウジングが図示されている。ハウジング
10は、従来技術において公知のような、矩形の箱形で
ある。例示のハウジング10は、底面11、第1組の対
向側面12a,12b、および第2組の対向側面14
a,14bを含み、これらは全て相互接続されている。
即ち、底面11と一体的に形成されている。全体的に1
3で示すシャーシが、公知の方法でハウジング10内に
搭載されている。シャーシ13は概略的に矩形状である
ので、シャーシ13はコンピュータ・ハウジングの底面
11、ならびに側面12a〜bおよび14a〜bに沿っ
た形状の対向側面(図示せず。しかし、コンピュータ・
ハウジングの側面と平行で、寸法がわずかに小さい面で
ある)を有する。
【0015】当技術では公知であるが、マザー・ボード
15は、当技術では公知のように利用される種々のコン
ピュータ構成物を搭載するために、ハウジング10の底
面11に隣接して位置付けられている。コンピュータの
処理能力を最大にまで高めるのに必要な構成物全てにつ
いてここでは記載しないが、コンピュータの設計分野に
おける当業者は十分にわかっていることである。ここで
特定して識別する構成物は、本発明に特に関係が深いも
のである。
【0016】マザー・ボード15は、一連のスロット搭
載部(図示しないが、当技術では公知である)を含み、
Pentium(登録商標)またはその他の高熱発生プロセッ
サを実際に実装する、マイクロプロセッサ基板16のよ
うな基板を含む、一連の「ドーター」ボード(daughter
board)をここに搭載する。主要な高熱発生プロセッサP
を着脱可能な基板16上に実装することの利点は、基板
16を、新たな改良された高熱発生チップと交換するこ
とにより、コンピュータの高性能化が可能となることで
ある。周辺素子インターフェース基板またはビデオ・イ
ンターフェース基板のようなその他のドーター・ボード
も搭載されており、これらを17および18で識別す
る。また、プロセッサ・チップは、ゼロ挿入力(ZI
F:zero insertion force)または低挿入力(LIF:
low insertion force)ソケットに実装することも一般
的である。ハウジングの扉即ち開口19には、当業者に
は公知のように、フロッピ・ディスク・ドライブまたは
コンパクト・ディスク・ドライブを受容する1つ以上の
ベイを取り付ける。全体的に20で示す矩形状の構造
は、1つ以上のかかる周辺構成物ユニットのための搭載
位置である。
【0017】電源21は、側面14aおよび12b間に
形成されるハウジングの角に取り付けられ、空気流にお
ける重力や巻き込みによるいかなる動作状態の下におい
ても、漏れた冷却材は電源の主要側には流入できないよ
うになっている。コンピュータの冷却ファン22が、電
源21に隣接して取り付けられている。側面即ち面14
bには、一連のスロット23が形成されており、ハウジ
ングを通過して循環する空気の流入および流出が可能と
なっている。
【0018】本発明の装置Aは、液体冷却材を連続的に
高動作温度チップPに供給し、全体的に30で示すポン
プ、全体的に32で示す空気側熱交換機、および熱伝達
板34を含む。ポンプ30は、シャーシ13の枠内にお
けるいずれかの都合の良い位置に取り付ければよく、空
気側熱交換機32および板熱交換機34間に冷却材を注
入するための閉ループ液体冷却材循環システムを提供す
る。図3に空気側熱交換機32を詳細に示す。空気側熱
交換機32は、多数の商業的に入手可能な熱交換機のい
ずれでもよい。現好適実施例では、図3の熱交換機32
は、マサチューセッツ州WakefieldのWakefield Enginee
ringのEGG&G Divisionが販売する、18kwまでの転移
容量を有する720シリーズ熱交換機と同様のものとす
ればよい。720シリーズ熱交換機32は、入力口32
cから延び、蛇行状をなし、出力口32bにおいてユニ
ットから出る銅配管32aを用いる。銅配管32aを蛇
行状に装着するためのフレームは、全体的に矩形状をな
し、番号33で示されており、アルミニウムで作られた
ものである。空気側フィン32dは、アルミニウム・フ
レーム33内部に装着され、公知の方法で蛇行状の銅配
管に取り付けられている。ユニットは、入手可能なRotr
on Muffin Fan tm XL 型番MX2A3に付属し、あるいは他
のファン・ユニット22も、当技術では公知のように、
用いてもよい。いずれの場合でも、熱伝達効率を最大限
高めるために、空気側熱交換機32はファン・ユニット
22に直に隣接して取り付け、そこを通過する液体冷却
材の温度を低下させることが望ましい。使用するポンプ
30は、直径が2.5インチ以下、長さが5.0インチ
以下とすべきである。ポンプ30は、可燃度定格(flamm
ability rating)をJL94 94V-2、およびULモータ過負
荷およびロック・ロータ定格(UL motor overload and l
ock rotor rating)をUL1950とすべきである。定義の目
的のために、ポンプ30は、低圧入力口30aおよび高
圧出力口30bを有する。
【0019】冷却板34を、図2に概略的に示す。冷却
板34は、矩形状で中実の銅のブロックであり、その出
力口34bにおいて真鍮配管35,36を受け、その入
力口34cにおいて真鍮配管36を受ける。ポンプはシ
ャーシ13の枠内のいずれかの使用可能な場所であれば
どこに配置してもよいので、真鍮配管35,36は、図
1では破線で示されている。銅ブロック34は、全体と
して34aで示す、U字状の孔部分を有する。孔部分3
4aは、ブロックを貫通するように穿設するか、あるい
はその他の方法で形成する。しかしながら、熱伝達作用
を高めるために、ブロックの長手方向に延び多数の孔を
有する蛇行流路を含む、他の流路形状を用いてもよい。
銅ブロックの長さおよび幅についての全体的な寸法は、
Pentium(登録商標)チップの合金材の底面またはセラ
ミックの下面、あるいはその他の高動作温度チップの底
面の長さおよび幅に合わせるように設計する。高熱発生
チップの底面と接触するブロックの表面形状は、このチ
ップの底面に一致するように加工することができ、当技
術では公知のように、熱グリース(thermal grease)また
は同等物を隙間に注入することによってエア・ポケット
を回避する。中実の銅ブロックを用いる代わりに、銅ま
たは真鍮で形成し、底面、上面および4方向の側面を有
する中空のブロックを、冷却板34として用いること
も、本発明の範囲内である。この場合、中空のブロック
は、ハウジングの長さの長さ方向部分に延びる1つ以上
の内部バッフルを有し、入力管36および出力管35と
の流体連通を与える目的のために、ハウジングを多数の
チェンバに分割する。配管は、真鍮または耐火性プラス
チックとし、要求される動作条件に適合するものとすべ
きであり、可燃度定格はUL61 VW-1とすべきである。
【0020】液体冷却材は、水、または50パーセント
のエチレン・グリコールおよび水に公知の腐食防止剤を
含ませた混合液とすればよい。液体系は、当技術では公
知のコネクタを用いて閉ループ冷却系を設ける。これ
は、永久的に封止され、外部で使用することはできな
い。
【0021】シャーシ上に搭載される電子構成物は、典
型的に、コンピュータ・ハウジング10内部の周囲温度
を約10℃上昇させることがわかっている。更に、Pent
ium(登録商標)のような高熱発生チップは、約60な
いし70℃の動作温度範囲を有することもかわってい
る。本発明の装置Aは、チップPを、約55℃の範囲内
の動作温度に冷却するように設計され、現在チップ製造
会社によっては仕様から外れているチップの使用を可能
にしようとするものである。これを達成するために、冷
却板34の有効熱伝達を考慮に入れて熱交換機32のサ
イズおよびポンプ30の流速を設計し、十分な熱が動作
中のチップPから転移し、最悪の動作状態でも動作温度
を約55℃まで低下させる、即ち、チップの温度動作範
囲の下端よりも約5℃低下させるようにした。55℃
は、室内の周囲温度を40℃と仮定した場合の数値であ
る。必要な流速は、個々のプロセッサ、ASIC、およ
び/または冷却対象のハード・ディスク・ドライブによ
って異なるが、従来技術で使用している液体冷却の場合
よりも流速は低いと考えられる。
【0022】図4〜図6を参照すると、装置B−1,B
−2が示されている。これらは、ハード・ディスク・ド
ライブの動作温度を低下させる冷却材を供給する。図4
に示すドライブD−1、および図6に示すドライブD−
2のようなハード・ディスク・ドライブは、それらの搭
載パターンおよび外囲器(envelope)が、市販の標準構成
物となっている。ドライブD−1,D−2は、コンピュ
ータ・ハウジング内部に、単体で、または密接に積載し
た配列(図7に関して論ずる)のいずれかで搭載され
る。典型的に、ハード・ディスク・ドライブは空気流に
よって冷却され、ヒート・シンクは、そのパッケージの
形式のため設けることができない。D−1,D−2のよ
うなハード・ディスク・ドライブは、「ハーフ・ハイト
(half height)」および「フル・ハイト(full height)」
という2つの基本的なサイズのものがある。唯一の違い
は、ハーフ・ハイト・ハード・ディスク・ドライブは高
さが約1インチであり、フル・ハイト・ハード・ディス
ク・ドライブは高さが約1.63インチであることであ
る。ハード・ディスク・ドライブ構造体は、基本的に、
金属製容器と、全体的に51で示すハード・ディスク・
ドライブ・ハウジングの底面51aに密接に螺着され
た、図4および図6において50で示すような単一のプ
リント配線基板(PWB:printed wiring board)とに
よって構成されている。ハード・ディスク・ドライブ・
ハウジング51の他の表面には、上面51b、前側面5
1cおよび後側面51d、ならびに対向側面51e,5
1fが含まれる。当技術では公知のように、ハード・デ
ィスク・ドライブ容器51は、数千rpmで回転するス
ピンドル上に装着された、1組のハード・ドライブ・デ
ィスクを内蔵する。この回転動作により、ハード・ドラ
イブ容器内部の環境を一定温度とし、「撹拌良好ベッセ
ル(well-stirred vessel)」とも言うべきものが得られ
る。D−1,D−2のようなハード・ディスク・ドライ
ブは、モータ・ベアリングを含む、数個の温度に敏感な
装置を内蔵する。尚、温度に敏感な装置は、モータ・ベ
アリングに限定される訳ではない。
【0023】伝導冷却によって、ハード・ディスク・ド
ライブの搭載用レールを介してそれらを部分的に冷却す
ることは公知である。この技法は、レールによる界面の
コンダクタンス損失(conductance loss)、およびレール
の長さ全域の伝導による損失のために、効率には限度が
ある。
【0024】図4を参照すると、装置B−1は、ハード
・ディスク・ドライブD−1ユニットのハウジング51
の対向面上での弾性装着(resilient mounting)が可能
な、クリップ・オン熱交換機(clip-on heat exchanger)
である。クリップ・オン熱交換機60は、ベリリウム
銅、燐青銅、またはその他の適した金属で作られた、全
体的にU字状のスプリング・クリップ60で形成されて
いる。U字状スプリング・クリップ60は、第1および
第2クリップ・アーム60a,60bで形成され、これ
らが、2カ所の湾曲した即ち円弧状の一体形成された降
伏可能部分(yieldable section)60d,60eを介し
て、クリップのベース即ち背部60cに一体的に接合さ
れている。したがって、U字状熱交換クリップ60に
は、側板60a,60bが形成されており、これらは容
易にかつ弾性的に広がりディスク・ドライブ・ハウジン
グの側面51e,51f上に挿入し、その後クリップ自
体のバネ作用の弾性圧縮によって、適所に保持される。
【0025】図4および図5を参照すると、U字状スプ
リング・クリップは、円弧状部分60d,60eに位置
する開口60f,60gを含む。配管入力口62および
配管流出口63が、熱交換クリップの背部60cおよび
側板60a,60bに取り付けられており、熱交換クリ
ップ自体を冷却し、それにより伝導によってディスクド
ライブ・ハウジング51から熱を吸収する。配管入力ラ
イン62は、入力ラインを第1および第2入力ライン部
分62a,62bに分割する、Y字状接続部(図示せ
ず)を有する接合部64を通過する。配管出力ライン6
3は、Y字状接続部によって、配管出力ライン部分63
a,63bに分割される。入力ライン62a,62b
は、それぞれ熱交換クリップの開口60f,60gを貫
通し、側板60b,60aの外表面の各々の長さに沿っ
て、長手方向に延びる。配管部分62a,62bは、点
65において鑞付けすることにより、側板60a,60
bに接着されている。62aのような配管入力ライン
は、部分62cにおいてUターンし、戻り冷却材ライン
63aと合流し、冷却材出力ライン63に戻る。熱交換
クリップの冷却材入力ライン62は、図1のポンプ30
のようなポンプのポンプ出力まで達し、熱交換クリップ
の冷却出力ライン63は、32のような空気側熱交換機
の入力まで達しているので、ポンプ30内の熱交換機3
2は、動作中のハード・ディスク・ドライブからの熱を
連続的に除去する、図4および図5のハード・ドライブ
冷却システム全体の一部を形成する。
【0026】次に図6を参照すると、ハード・ディスク
・ドライブD−2が示されている。ドライブD−2は、
ドライブD−1のハウジング51と同じハウジングを有
するが、ドライブD−2は、51eのようなその1カ所
以上の側面が、コンピュータ・ハウジング内の搭載部(m
ounting)に取り付けられているため、ハード・ディスク
・ドライブを冷却する装置B−2を備える必要がある。
装置B−2は、矩形状で、ハード・ドライブD−2の上
面と一致する長さおよび幅を有する銅板70を含む。冷
却材入力ライン部分71aは、ポンプ30(図1)また
はその他の適したポンプからの出力ラインから延出し、
図6に示すように種々の点65において鑞付けすること
によって、冷却板70の上面上に装着され、概略的に矩
形パターンをなして冷却板70周囲に沿って延び、入力
部分と一体的に形成されている、全体的に71bで示す
出力部分において終端する。かかる出力部分71bは、
空気側熱交換機32またはその他の適した空気側熱交換
機への入力まで達するので、ポンプ30および図1の空
気側熱交換機は、図6の熱交換システムB−2の一部を
形成する。全体的に72で示す1つ以上の保持用クリッ
プが、ハード・ディスク・ドライブD−2の51c,5
1eおよび/または51fのような1カ所以上の側面上
に装着され、ディスク・ドライブ・ハウジング51の上
面51b上の適所に冷却板70を保持する。
【0027】図7を参照すると、ハード・ディスク・ド
ライブD−3,D−4,D−5,D−6の垂直アレイを
冷却するための装置B−3が設けられている。これらの
ハード・ディスク・ドライブは、互いに垂直方向に積載
され、公知のレール型取付具(図示せず)のような、適
したコンピュータ搭載具にネジ孔80によって取り付け
られている。ハード・ディスク・ドライブD−3〜D−
6の垂直アレイは大量の熱を発生するので、従来のヒー
ト・シンクおよび空冷の使用では、所望の動作温度に適
切に冷却することは不可能である。ハード・ディスク・
ドライブD−3〜D−6の各々は、上面、底面および対
向側面を有する、全体的に矩形の箱型ハウジング即ち容
器を含むため、ドライブ・ユニットD−3ないしD−6
の各ハウジング即ち容器には、同じ番号を用いてもよい
であろう。空冷は、冷却のために大量の空気が必要とな
り、ファンの故障の可能性による望ましくない信頼性の
低下や、騒音問題も発生するので、技術的に望ましくな
い。冷却システムB−3は、D−3,D−4のような隣
接するハード・ディスク・ドライブ間に介在即ち挟持さ
せ、隣接するディスク・ドライブからの熱を、伝導熱伝
達によって、一連の可撓性熱交換構造、即ち、パネル8
1に伝達させるために設けられている。
【0028】可撓性熱交換構造81の各々は、中空で比
較的薄い矩形状の、シート状パネルで作られており、水
50%およびエチレン・グリコール50%の混合液のよ
うな冷却液で満たされている。可撓性熱交換構造81
は、矩形状の周辺に沿って延びる周辺封止部81aを有
し、その中に空洞即ちチェンバを形成する。可撓性熱交
換構造の内部は、5つの可撓体層で形成されており、こ
れらは、上から下に、"KAPTON"という名称でDupon Comp
anyが製造している物質である、ポリイミド膜物質の最
上層、中間層、および最下層、ならびに"TEFLON"という
商標でDupon Companyが製造している物質である、FE
Pフッ化炭化水素膜物質の仲介層を含む。互いに離間し
た位置に円形の相互接合部81bを設けることにより、
2枚のフッ化炭化水素膜物質シート間には、通路がその
中央領域を貫通しており、可撓性熱交換パネル即ち構造
81を通過する全体的にU字状の流路82を設ける。膜
の取り付け点81bは、ドライブのプリント配線基板5
0側に対抗する望ましくない力を発生する、望ましくな
い膨張即ち膨れに対抗して外側のシートを保持する機能
も果たす。代わりに、この力を制御し、有効な熱伝達圧
力のみを与え、ハード・ディスク・ドライブの表面との
熱伝達面を拡張することができる。円形相互接続部の位
置を変化させて、異なる流路を設けることも可能である
が、図示の実施例では、相互接合部81bは、パッド8
1の長手方向に延びる3本の線に沿った線上の4点に配
置されている。
【0029】かかる可撓性熱交換パネルの製造に関する
更に詳細な説明について、本出願人は、1996年7月
17日に出願され、本願と同一譲受人であるコンパック
・コンピュータ・コーポレーション(Compaq Computer
Corporation)に譲渡された、発明者Messrs. Daniel N.
DonahoeおよびMichael T. Gillによる米国特許出願連
番第08/674,081号に言及することにより、こ
の内容が本願にも含まれるものとする。尚、記載を可能
とする目的および特許請求に対する支持のために、開
示、明細書、特許請求の範囲および図面の全体が、この
言及によって本願にも含まれるものとするが、出願人
は、特に、図3ないし図7に関係する開示、および第9
ないし12頁に見られる流路の断面の記載に注意を促
し、特に図3および図4を引用する。尚、適切な可撓性
プラスチック物質で作り周囲を封止した2つの隣接する
層を有し、封止したリムの内側でこれらの層を共に熱溶
接する多数の点を有する、更に単純化したパネル構造を
使用することも実現可能である。
【0030】可撓性熱交換パネル81の各々は、冷却材
入力即ち入力口81c、および冷却材出力口81dを含
む。D−3およびD−4のように隣接して積載されてい
るハード・ディスク・ドライブの間に配置された即ち挟
持されたパネル81において、各パネル81の冷却材流
出口81dが、接続部85a,85b,85cを通じ
て、中央の戻りマニフォルド85に接続されている。同
様の入力マニフォルド87が、介装された即ち挟持され
た可撓性冷却パネル81の各の入力口81cを共に接続
する。そして、入力マニフォルド87は、図1のポンプ
30のような適切なポンプへの出力口に取り付けられ
る。出力マニフォルド85は、図1および図3に開示し
た空気側熱交換機32のような、空気側熱交換機の入力
口に適切に接続される。
【0031】流体圧力の結果として、動作中のパネルの
膨張によって、ドライブが動作の間一層強く適所に保持
されるという、別の有利な特徴が得られ、パネルを収縮
させると、ドライブは一層容易に除去することができ
る。
【0032】これまでの本発明の開示および記載はその
例示および説明のためのものであり、図示した装置およ
び構造ならびに動作方法の詳細において、本発明の精神
から逸脱することなく、種々の変更が可能である。例え
ば、本発明の種々の熱伝達の実施例を組み合わせ、単一
のコンピュータ内で使用することも、本発明の範囲内で
ある。図1ないし図3の装置Aは、ポンプ30、ファン
22、および空気側熱交換機32を適切なサイズとし、
適切に冷却された液体冷却材を1枚以上の熱伝達板34
に同時に供給することによって、多数のチップを冷却す
るために使用することが可能である。更に、ポンプ3
0、ファン22、および空気側熱交換機32は、そのサ
イズを適切に決めることにより、図1ないし図3のシス
テムと共に、図4および図5の装置B−1のU字状クリ
ップ61を用いて、または図6の装置B−2の熱伝達板
70を用いて、ハード・ディスク・ドライブ・ハウジン
グ51を冷却することも可能である。あるいは、図7の
ディスク・ドライブD−3ないしD−6の垂直アレイを
冷却するためのシステムB−3は、図1〜図3の冷却シ
ステムAと組み合わせることが可能である。更に、ディ
スク冷却装置B−1,B−2は、図1および図2の空気
側熱交換機32およびポンプ30と共に使用することも
可能である。更にまた、A,B−1,B−2およびB−
3のいずれか及びその組み合わせを、単一のポンプ、空
気側熱交換構造体と共に用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】高熱発生プロセッサに液体冷却媒体を供給する
本発明の好適実施例を示すコンピュータの概略図であ
る。
【図2】高熱発生プロセッサ上に装着する熱交換板を示
す概略図である。
【図3】図2の熱交換板から流れる液体を冷却する空気
−液体熱交換機を示す側面図である。
【図4】ハード・ディスク・ドライブに熱交換液体冷却
材を供給するチップ上熱交換機の斜視図である。
【図5】図4のチップ上ハード・ディスク・ドライブ用
熱交換機の背面側からの斜視図である。
【図6】ハード・ディスク・ドライブの表面上に装着す
る熱伝達板の斜視図である。
【図7】隣接する垂直方向に積載されたハード・ディス
ク・ドライブ・ユニット間に挿入する熱交換パネルの使
用を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ・ハウジング 11 底面 12a,12b 第1組の対向側面 13 シャーシ 14a,14b 第2組の対向側面 15 マザー・ボード 16 マイクロプロセッサ基板 19 開口 21 電源 22 冷却ファン 23 スロット 30 ポンプ 32 空気側熱交換機 32a 銅配管 32d 空気側フィン 33 フレーム 34 熱伝達板 34a 孔部分 35,36 真鍮配管 50 プリント配線基板 51 ハード・ディスク・ドライブ・ハウジング 60 クリップ・オン熱交換機 60a,60b 第1および第2クリップ・アーム 60c 背部 60d,60e 円弧状部分 60f,60g 開口 62 配管入力口 63 配管流出口 70 冷却板 81 可撓性熱交換構造 81a 周辺封止部 81b 相互接合部 81c 冷却材入力口 81d 冷却材出力口 82 U字状流路 85 戻りマニフォルド 87 入力マニフォルド A,B−1,B−2,B−3 装置 D−1,D−2 ハード・ディスク・ドライブ D−3,D−4,D−5,D−6 ハード・ディスク
・ドライブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591030868 20555 State Highway 249,Houston,Texas 77070,United States o f America (72)発明者 マイケル・ティー・ジル アメリカ合衆国テキサス州77379,スプリ ング,キング・アーサ・コート 7826

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子装置において、 第1および第2組の対向側面を有する、全体的に矩形状
    のシャーシと、 前記シャーシと共に搭載された複数の電子構成物と、 前記複数の電子構成物の一部をなし、複数の拡張スロッ
    トと、前記プロセッサ・スロットの1つに搭載され高熱
    発生チップが実装されているプロセッサ基板とを有する
    マザー・ボードと、 前記シャーシの前記第1組の側面の一方および前記第2
    組の側面の一方の接合部に取り付けられた電源であっ
    て、隣接してファンが取り付けられている電源と、 前記高熱発生チップによって発生される動作熱を消散さ
    せる熱交換構造体であって、 前記シャーシ上において前記ファンに隣接して取り付け
    られた空気−液体熱交換機であって、ファンが発生する
    空気流を受け取るように離間して配置された複数の液体
    冷却材通路と流体連通する入力ポートおよび出力ポート
    とを有し、前記入力ポートから前記出力ポートまで前記
    経路を通過する冷却材の温度を低下させる空気−液体熱
    交換機と、 前記シャーシ上に取り付けられ、低圧入力ポートと、高
    圧出力ポートとを有するポンプと、 前記高熱発生チップの底面と実質的に同一の形状を有
    し、かつ該底面に動作的に取り付けられた熱伝達板であ
    って、液体冷却材入力口および出力口を有すると共に、
    その内部に通路を有し、前記入力口から前記出力口まで
    冷却材を通過させる熱伝達板と、 前記熱伝達板の前記出力ポートおよび前記空気−液体熱
    交換機の前記入力ポート間に延びる配管、および前記熱
    伝達板の前記入力ポートおよび前記ポンプの前記出力ポ
    ート間に延びる配管とを含む熱交換構造体とから成るこ
    とを特徴とする電子装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子装置において、前記
    ポンプ、熱伝達板、配管、および空気側熱交換機は、液
    体冷却材を循環させる閉システムを形成することを特徴
    とする電子装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電子装置において、前記
    冷却材は、約50パーセントの水および約50パーセン
    トのエチレン・グリコールの混合液であることを特徴と
    する電子装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電子装置において、前記
    ファンは矩形形状を有し、前記空気側熱交換機は、ほぼ
    同様の矩形形状を有することを特徴とする電子装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の電子装置において、前記
    電子シャーシは、コンピュータ用ハウジング内に搭載さ
    れている場合、周囲の空気温度を10℃上昇させ、前記
    高熱発生チップは、60ないし70℃の範囲の設計動作
    温度を有し、前記空気−液体熱交換機は、前記入力ポー
    トから前記出力ポートまでに十分な温度変化を与え、前
    記高熱発生チップの動作温度を約55℃に維持すること
    を特徴とする電子装置。
  6. 【請求項6】 コンピュータにおいて、 全体的に箱形の矩形状外部ハウジングであって、該外部
    ハウジング内に搭載するための第1および第2組の対向
    する側面を有する全体的に矩形状のシャーシを有する外
    部ハウジングと、 マザー・ボードを含み、前記シャーシと共に搭載される
    複数の電子構成物であって、前記マザー・ボードが複数
    の拡張スロットを有する、電子構成物と、 前記プロセッサ・スロットの1つに搭載され、高熱発生
    チップが実装されているプロセッサ基板と、 前記シャーシの前記第1組の側面の一方と前記第2組の
    側面の一方との接合部に配置され、隣接して取り付けら
    れたファンを有する電源と、 前記高熱発生チップによって発生される熱を消散させる
    熱交換構造体であって、 前記シャーシ上において前記ファンに隣接して取り付け
    られた空気−液体熱交換機であって、ファンが発生する
    空気流を受け取るように離間して配置された複数の液体
    冷却材通路と流体連通する入力ポートおよび出力ポート
    とを有し、前記入力ポートから前記出力ポートまで前記
    経路を通過する冷却材の温度を低下させる空気−液体熱
    交換機と、 前記シャーシ上に取り付けられたポンプであって、低圧
    ポートと、高圧ポートとを有する前記ポンプと、 前記高熱発生チップの底面と実質的に同一の形状を有
    し、それに動作的に取り付けられた熱伝達板であって、
    液体冷却材入力口および出力口を有すると共に、その内
    部に通路を有し、前記入力口から前記出力口まで冷却材
    を通過させる前記熱伝達板と、 前記熱伝達板の前記出力ポートおよび前記空気−液体熱
    交換機の前記入力ポート間に延びる配管、および前記熱
    伝達板の前記入力ポートおよび前記ポンプの前記出力ポ
    ート間に延びる配管とを含む熱交換構造体とから成るこ
    とを特徴とするコンピュータ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のコンピュータにおいて、
    前記ポンプ、熱伝達板、配管、および空気側熱交換機
    は、液体冷却材を循環させる閉システムを形成すること
    を特徴とするコンピュータ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のコンピュータにおいて、
    前記冷却材は、約50パーセントの水および約50パー
    セントのエチレン・グリコールの混合液であることを特
    徴とするコンピュータ。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のコンピュータにおいて、
    前記ファンは矩形形状を有し、前記空気側熱交換機は、
    ほぼ同様の矩形形状を有することを特徴とするコンピュ
    ータ。
  10. 【請求項10】 請求項6記載のコンピュータにおい
    て、前記コンピュータの外部ハウジングは、周囲の空気
    温度を10℃上昇させ、前記高熱発生チップは、60な
    いし70℃の範囲の設計動作温度を有し、前記空気−液
    体熱交換機は、前記入力ポートから前記出力ポートまで
    に十分な温度変化を与え、前記高熱発生チップの動作温
    度を約55℃に維持することを特徴とする電子装置。
  11. 【請求項11】 電子装置において、 第1および第2組の対向側面を有する、全体的に矩形状
    のシャーシと、 前記シャーシ上に搭載された、ハード・ディスク・ドラ
    イブを含む複数の電子構成物であって、前記ハード・デ
    ィスク・ドライブが全体的に矩形の箱形容器を有する、
    電子構成物と、 前記ハード・ディスク・ドライブ用の熱交換システムで
    あって、 ベースと一体的に形成された第1および第2アームを含
    む、全体的にU字状の熱交換クリップであって、前記U
    字状クリップの前記アームは、前記ベースと弾性的に形
    成され、前記ハード・ディスク・ドライブ容器上に挿入
    され、弾性的にこれと係合する熱交換クリップと、 前記U字状熱交換クリップと共に装着される冷却材ルー
    プであって、前記熱交換クリップの前記第1アームに取
    り付けられた第1ループ部分と、前記熱交換クリップの
    前記第2アームに取り付けられた第2ループ部分とを含
    み、液体冷却材を循環させて、前記ハード・ディスク・
    ドライブ容器から前記熱交換クリップの前記第1および
    第2アームに伝達される熱を吸収する冷却材ループと、 前記U字状クリップ上に装着された前記冷却ループに液
    体冷却材を循環させ、前記冷却材を前記冷却ループに循
    環させる前に、前記冷却ループから循環する前記冷却材
    の温度を低下させる閉循環システムとを含む熱交換シス
    テムとから成ることを特徴とする電子装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の電子装置において、
    前記冷却材ループは、液体冷却材の流れを方向付ける配
    管で形成された第1および第2部分を含み、前記冷却材
    ループは、前記U字状クリップの前記ベースならびに前
    記第1および第2アームにそれぞれ取り付けられた第1
    および第2入力配管部分と、前記U字状クリップの前記
    ベースならびに前記第1および第2アームに取り付けら
    れた第1および第2出力配管部分とを含み、前記入力お
    よび出力部分は、前記アームの各々上で相互接続され、
    液体冷却材が前記第1および第2入力部分から前記第1
    および第2出力部分に流入可能とし、前記ハード・ディ
    スク・ドライブの前記容器から熱を吸収することを特徴
    とする電子装置。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の電子装置において、
    前記U字状クリップの前記第1および第2アームの各々
    は、内部に開口を有し、前記第1ループ部分および前記
    第2ループ部分は、前記第1アームおよび前記第2アー
    ムの前記開口を貫通し、各アームの外側表面に取り付け
    られるようにしたことを特徴とする電子装置。
  14. 【請求項14】 電子装置において、 第1および第2組の対向する側面を有する、全体的に矩
    形状のシャーシと、 前記シャーシ上に搭載された、ハード・ディスク・ドラ
    イブを含む複数の電子構成物であって、前記ハード・デ
    ィスク・ドライブが、上面、底面、および2組の対向側
    面を有する、全体的に矩形状の箱形容器を有する、電子
    構成物と、 前記ハード・ディスク・ドライブの動作温度を制御する
    熱交換装置であって、 前記ハード・ディスク・ドライブの全体的に矩形状の箱
    形容器の表面と実質的に同一寸法を有する矩形状の熱伝
    達板であって、前記ハード・ドライブの全体的に矩形状
    の箱形容器の前記表面の前記1つの上に装着された熱伝
    達板と、 前記熱伝達板上に装着され、全体的に矩形状の前記板を
    横切って延び、出力部分および入力部分を有する冷却配
    管部分と、 前記熱伝達板上に装着された前記冷却配管部分に動作的
    に接続され、前記冷却配管部分の前記出力部分から出る
    前記冷却材の温度を低下させると共に、前記温度を低下
    させた前記冷却材を、前記熱伝達板上に装着された前記
    冷却配管部分の前記入力部分に循環させる循環手段とを
    含む前記熱交換装置とから成ることを特徴とする電子装
    置。
  15. 【請求項15】 電子装置において、 電子構成物を搭載するための、全体的に矩形状のシャー
    シと、 垂直アレイ状に搭載された複数のハード・ディスク・ド
    ライブであって、各々、矩形状の上面と矩形状の底面と
    を含む、全体的に矩形状の箱形ハウジングを有するハー
    ド・ディスク・ドライブと、 前記垂直アレイ状のハード・ディスク・ドライブのため
    の熱消散構造体であって、 1つのハード・ディスク・ドライブのハウジングの前記
    底面と、他のハード・ディスク・ドライブのハウジング
    の前記上面との間に装着された熱伝達パネルであって、
    液体冷却材を循環させ、前記ハード・ディスク・ドライ
    ブ・ユニットの動作の間に発生する熱を吸収する熱伝達
    パネルと、 前記ハード・ディスク・ドライブ・ユニットによって加
    熱された冷却材を前記パネルから連続的に除去すると共
    に、前記加熱された冷却材の温度を低下させ、前記冷却
    材を前記パネルに戻し、前記ハード・ディスク・ドライ
    ブ・ユニットによって発生した熱を消散させる冷却材循
    環構造体とを含む熱消散構造体とから成ることを特徴と
    する電子装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の電子装置において、
    前記熱伝達パネルは可撓性であることを特徴とする電子
    装置。
  17. 【請求項17】 請求項15記載の電子装置において、
    前記熱伝達パネルは中空であり、互いに平行で対向する
    関係で配置された少なくとも2枚の可撓性物質のシート
    で形成されていることを特徴とする電子装置。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の電子装置において、 前記中空の熱伝達パネルは、入力開口と、出力開口とを
    有し、 前記冷却材循環構造体は、前記入力開口と連通するポン
    プと、前記出力開口と連通する空気側熱交換機とを含む
    ことを特徴とする電子装置。
  19. 【請求項19】 請求項15記載の電子装置において、
    前記冷却材は、水とエチレン・グリコールとの混合液で
    あることを特徴とする電子装置。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の電子装置において、
    前記液体は、重量百分率が約50パーセントの水と、重
    量百分率が約50パーセントのエチレン・グリコールと
    の混合液であることを特徴とする電子装置。
  21. 【請求項21】 請求項15記載の電子装置において、 前記熱交換パネルは、対向する可撓性物質のシートで形
    成され、 前記熱伝達パネルは、周囲が封止された縁を有し、内部
    に中空の空洞を形成して前記冷却材を受容することを特
    徴とする電子装置。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の電子装置において、
    該装置はさらに、前記中空の空洞内に、複数の相互接合
    点を含み、前記対向する可撓性シートを共に接合するこ
    とを特徴とする電子装置。
  23. 【請求項23】 請求項18記載の電子装置において、 前記熱消散構造体は、2枚以上の前記熱伝達パネルを含
    み、 前記2枚以上の熱伝達パネルの入力開口と流体結合する
    入力流マニフォルドと、前記2枚以上の熱伝達パネルの
    前記出力開口の各々と流体結合する出力流マニフォルド
    とを含み、 前記入力流マニフォルドおよび出力流マニフォルドは、
    前記冷却材循環構造体と流体連通することを特徴とする
    電子装置。
  24. 【請求項24】 請求項16記載の電子装置において、
    前記熱伝達パネルは、液体冷却材がそれを通過する間膨
    張可能であり、前記ディスク・ドライブ・ユニットの取
    り外しを一層容易にするために収縮可能であることを特
    徴とする電子装置。
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