JPH10210957A - 即席飲料用粉末及びその製造方法 - Google Patents
即席飲料用粉末及びその製造方法Info
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- JPH10210957A JPH10210957A JP9083685A JP8368597A JPH10210957A JP H10210957 A JPH10210957 A JP H10210957A JP 9083685 A JP9083685 A JP 9083685A JP 8368597 A JP8368597 A JP 8368597A JP H10210957 A JPH10210957 A JP H10210957A
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- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯するに簡便であり、液状飲料固有の味が
感じられるようにする即席飲料用粉末及びその製造方法
を提供することである。 【解決手投】 本発明の即席飲料用粉末は、炭酸キャン
デー１０〜３０重量％、甘味剤としてのソルビットパウ
ダー２０〜３０重量％、気泡発生剤としての重曹２．０
〜１０．０重量％及び酸味料としてのクエン酸１．０〜
５．０重量％を含有し、水に入れた時にｐＨ２．８〜
３．２を呈し、本発明の製造方法は、砂糖、水飴及び乳
糖を溶解及び真空濃縮した後、これを冷却及び取出して
炭酸キャンデーを製造する第１段階と、重曹、無水クエ
ン酸、葡萄糖、砂糖、卵白パウダー、すず酸及び香料を
２０〜２５℃の温度及び湿度６０％以下の条件で混合し
て混合物を得る第２段階と、前記炭酸キャンデー、前記
混合物及び飲料用パウダーを混合機で混合する第３段階
とを含む。
感じられるようにする即席飲料用粉末及びその製造方法
を提供することである。 【解決手投】 本発明の即席飲料用粉末は、炭酸キャン
デー１０〜３０重量％、甘味剤としてのソルビットパウ
ダー２０〜３０重量％、気泡発生剤としての重曹２．０
〜１０．０重量％及び酸味料としてのクエン酸１．０〜
５．０重量％を含有し、水に入れた時にｐＨ２．８〜
３．２を呈し、本発明の製造方法は、砂糖、水飴及び乳
糖を溶解及び真空濃縮した後、これを冷却及び取出して
炭酸キャンデーを製造する第１段階と、重曹、無水クエ
ン酸、葡萄糖、砂糖、卵白パウダー、すず酸及び香料を
２０〜２５℃の温度及び湿度６０％以下の条件で混合し
て混合物を得る第２段階と、前記炭酸キャンデー、前記
混合物及び飲料用パウダーを混合機で混合する第３段階
とを含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液状飲料の代用で
携帯の容易な包装形態として水に入れて飲む場合、液状
飲料の効果を与え、水に入れた場合、飲料の一般の味と
炭酸ギャンデーの炭酸味の効果と泡発生の効果を与える
即席飲料用粉末及びその製造方法に関するものである。
携帯の容易な包装形態として水に入れて飲む場合、液状
飲料の効果を与え、水に入れた場合、飲料の一般の味と
炭酸ギャンデーの炭酸味の効果と泡発生の効果を与える
即席飲料用粉末及びその製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、市販されている飲料用パウダー
タイプはカンで包装されるかパックで包装されている。
タイプはカンで包装されるかパックで包装されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな包装物は携帯用で持って行動するには不便であり、
空間を多く占める実情であるため、携帯に適しない面が
ある。そして、従来の飲料用パウダーは、水に入れて飲
む時、液状飲料特有の味を感じることができなかった。
従って、前記問題点を解決するために案出された本発明
の目的は、携帯するに簡便であり、液状飲料固有の味が
感じられるようにする即席飲料用粉末及びその製造方法
を提供することにある。
うな包装物は携帯用で持って行動するには不便であり、
空間を多く占める実情であるため、携帯に適しない面が
ある。そして、従来の飲料用パウダーは、水に入れて飲
む時、液状飲料特有の味を感じることができなかった。
従って、前記問題点を解決するために案出された本発明
の目的は、携帯するに簡便であり、液状飲料固有の味が
感じられるようにする即席飲料用粉末及びその製造方法
を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、炭酸キャンデー１０〜３０重量％、ソル
ビットパウダー（Sorbitol powder ）２０〜３０重量
％、重曹（ＮａＨＣＯ3 ）２．０〜１０．０重量％及び
クエン酸１．０〜５．０重量％を含有し、水に入れた時
にｐＨ２．８〜３．２を呈する即席飲料用粉末を提供す
る。又、本発明は、砂糖、水飴及び乳糖を溶解及び真空
濃縮した後、これに重曹、香料、色素及び炭酸ガスを添
加し混合した後、これを冷却、取出して炭酸キャンデー
を製造する第１段階と、重曹、無水クエン酸、葡萄糖、
砂糖、卵白パウダー、すず酸及び香料を２０〜２５℃の
温度及び湿度６０％以下の条件で混合して混合物を得る
第２段階と、前記炭酸キャンデー、前記混合物及び飲料
用パウダーを混合機で混合する第３段階とからなる即席
飲料用粉末の製造方法を提供する。
め、本発明は、炭酸キャンデー１０〜３０重量％、ソル
ビットパウダー（Sorbitol powder ）２０〜３０重量
％、重曹（ＮａＨＣＯ3 ）２．０〜１０．０重量％及び
クエン酸１．０〜５．０重量％を含有し、水に入れた時
にｐＨ２．８〜３．２を呈する即席飲料用粉末を提供す
る。又、本発明は、砂糖、水飴及び乳糖を溶解及び真空
濃縮した後、これに重曹、香料、色素及び炭酸ガスを添
加し混合した後、これを冷却、取出して炭酸キャンデー
を製造する第１段階と、重曹、無水クエン酸、葡萄糖、
砂糖、卵白パウダー、すず酸及び香料を２０〜２５℃の
温度及び湿度６０％以下の条件で混合して混合物を得る
第２段階と、前記炭酸キャンデー、前記混合物及び飲料
用パウダーを混合機で混合する第３段階とからなる即席
飲料用粉末の製造方法を提供する。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の飲料用粉末及びそ
の製造方法に関して詳細に説明する。本発明による即席
飲料用粉末は、炭酸キャンデーが入つているため、この
炭酸キャンデーが水と触れると炭酸キャンデーの内部の
炭酸ガスが外部に放出しながら破裂音が立つと同時にぶ
くぶくとする音が聞こえる聴覚的な効果と泡が発生する
視覚的な効果を提供する。このような炭酸キャンデーの
好ましい組成は次の表１のようである。
の製造方法に関して詳細に説明する。本発明による即席
飲料用粉末は、炭酸キャンデーが入つているため、この
炭酸キャンデーが水と触れると炭酸キャンデーの内部の
炭酸ガスが外部に放出しながら破裂音が立つと同時にぶ
くぶくとする音が聞こえる聴覚的な効果と泡が発生する
視覚的な効果を提供する。このような炭酸キャンデーの
好ましい組成は次の表１のようである。
【０００６】
【表１】
【０００７】特に、本発明は、泡の発生のため、泡発生
物質として重曹（ＮａＨＣＯ3 ）を使用した。このよう
な気泡発生剤としては、前記重曹（ＮａＨＣＯ3 ）の代
わりに炭酸アンモニウム（（ＮＨ4 ）2 ＣＯ3 Ｈ
2 Ｏ）、重炭酸アンモニウム（ＮＨ 4 ＨＣＯ3 ）等が選
択的に使用でき、より好ましくはこれらの一種又は二種
以上の混合材料が使用できる。この際に、重曹は、２〜
１０重量％投入時に泡の効果が最もよく、泡が発生し得
る最適ｐＨ条件はｐＨ２．８〜３．２であった。このよ
うなｐＨ条件を満足させるため、本発明による即席飲料
用粉末はすず酸１．０〜１０．０％、無水クエン酸１．
０〜１０．０％を含有し、その他にも、多様な味及び香
を維持し得るようするため、リンゴ酸（malic acid）、
乳酸（lactic acid ）、フマル酸（fumaric acid）等の
酸味料を選択的に又は適切な配合比率で混合して使用す
る。
物質として重曹（ＮａＨＣＯ3 ）を使用した。このよう
な気泡発生剤としては、前記重曹（ＮａＨＣＯ3 ）の代
わりに炭酸アンモニウム（（ＮＨ4 ）2 ＣＯ3 Ｈ
2 Ｏ）、重炭酸アンモニウム（ＮＨ 4 ＨＣＯ3 ）等が選
択的に使用でき、より好ましくはこれらの一種又は二種
以上の混合材料が使用できる。この際に、重曹は、２〜
１０重量％投入時に泡の効果が最もよく、泡が発生し得
る最適ｐＨ条件はｐＨ２．８〜３．２であった。このよ
うなｐＨ条件を満足させるため、本発明による即席飲料
用粉末はすず酸１．０〜１０．０％、無水クエン酸１．
０〜１０．０％を含有し、その他にも、多様な味及び香
を維持し得るようするため、リンゴ酸（malic acid）、
乳酸（lactic acid ）、フマル酸（fumaric acid）等の
酸味料を選択的に又は適切な配合比率で混合して使用す
る。
【０００８】又、本発明による即席飲料用粉末は、清涼
感をより向上させるため、ソルビットパウダー又は葡萄
糖を添加し、その他にも果糖、砂糖、オリゴ糖等の甘味
剤を選択的に使用する。前記甘味剤としては、これらの
以外にも、０．１〜０．２重量％のステビオサイド又は
アスパルテームが選択的に使用される。このような本発
明による即席飲料用粉末の好ましい組成は次の表２のよ
うである。
感をより向上させるため、ソルビットパウダー又は葡萄
糖を添加し、その他にも果糖、砂糖、オリゴ糖等の甘味
剤を選択的に使用する。前記甘味剤としては、これらの
以外にも、０．１〜０．２重量％のステビオサイド又は
アスパルテームが選択的に使用される。このような本発
明による即席飲料用粉末の好ましい組成は次の表２のよ
うである。
【０００９】
【表２】
【００１０】一方、本発明による即席飲料用粉末製造方
法においては、各原料を２０〜２５℃、湿度６０％以下
の条件下で１次混合するが、この１次混合条件から適し
ない場合は吸湿が容易であって正常的な混合がなされな
かったままで塊になることがあり、投入順序においても
ｐＨ調整剤である無水クエン酸とすず酸を最後に投入す
る。このように混合した後、Ｖ型混合機のような混合機
で２次混合を行う。この際に、混合機の内部温度を２５
〜３０℃、湿度５０％以下、混合速度２５〜３０回／
分、混合時間１０〜１５分を維持することにより、混合
機で塊が形成されない粉末状態を維持させ、味の変化な
しに飲料固有の味をそのまま保存することができる。
又、炭酸キャンデーは、ぶくぶくとする聴覚効果を与
え、水によく溶けるようにするため、１６〜３２meshの
大きさを有するように成形することが好ましい。
法においては、各原料を２０〜２５℃、湿度６０％以下
の条件下で１次混合するが、この１次混合条件から適し
ない場合は吸湿が容易であって正常的な混合がなされな
かったままで塊になることがあり、投入順序においても
ｐＨ調整剤である無水クエン酸とすず酸を最後に投入す
る。このように混合した後、Ｖ型混合機のような混合機
で２次混合を行う。この際に、混合機の内部温度を２５
〜３０℃、湿度５０％以下、混合速度２５〜３０回／
分、混合時間１０〜１５分を維持することにより、混合
機で塊が形成されない粉末状態を維持させ、味の変化な
しに飲料固有の味をそのまま保存することができる。
又、炭酸キャンデーは、ぶくぶくとする聴覚効果を与
え、水によく溶けるようにするため、１６〜３２meshの
大きさを有するように成形することが好ましい。
【００１１】
（実施例１．炭酸キャンデーの製造）砂糖、水飴及び乳
糖を１．８：１：１の比率で溶解槽に投入し、スチーム
圧力７〜８ｋｇ／ｃｍ2 及び配合温度１１５℃の条件下
で溶解させた。その後、得られた溶解配合物を１１５℃
の温度で維持される貯蔵タンクに移動させて異物を除去
した後、真空濃縮槽に運搬し配合物温度１４０〜１５０
℃、真空圧２００〜３００ｍｍＨｇ及び蒸気圧７〜８ｋ
ｇ／ｃｍ2 の条件下で真空濃縮させた。
糖を１．８：１：１の比率で溶解槽に投入し、スチーム
圧力７〜８ｋｇ／ｃｍ2 及び配合温度１１５℃の条件下
で溶解させた。その後、得られた溶解配合物を１１５℃
の温度で維持される貯蔵タンクに移動させて異物を除去
した後、真空濃縮槽に運搬し配合物温度１４０〜１５０
℃、真空圧２００〜３００ｍｍＨｇ及び蒸気圧７〜８ｋ
ｇ／ｃｍ2 の条件下で真空濃縮させた。
【００１２】このような真空濃縮後、配合物を炭酸ガス
圧力４０〜５０ｋｇ／ｃｍ2 、蒸気圧２．５〜３．５ｋ
ｇ／ｃｍ2 、攪拌速度８００〜１０００ｒｐｍで維持さ
れる炭酸ガス及び添加物配合槽に運搬し、０．０１５重
量％の重曹、０．４重量％の香料、０．００５重量％の
色素及び０．４重量％の炭酸ガス（ＣＯ2 ）を添加し
た。その後、前記配合物を冷却管で冷却水温度１５〜２
０℃で冷却した後、取出して粉末状の炭酸キャンデーを
得た。次いで、前記粉末状の炭酸キャンデーを２０〜２
５℃の温度及び湿度６０％の条件下で４〜３２meshの大
きさに篩で分離し密封させた。
圧力４０〜５０ｋｇ／ｃｍ2 、蒸気圧２．５〜３．５ｋ
ｇ／ｃｍ2 、攪拌速度８００〜１０００ｒｐｍで維持さ
れる炭酸ガス及び添加物配合槽に運搬し、０．０１５重
量％の重曹、０．４重量％の香料、０．００５重量％の
色素及び０．４重量％の炭酸ガス（ＣＯ2 ）を添加し
た。その後、前記配合物を冷却管で冷却水温度１５〜２
０℃で冷却した後、取出して粉末状の炭酸キャンデーを
得た。次いで、前記粉末状の炭酸キャンデーを２０〜２
５℃の温度及び湿度６０％の条件下で４〜３２meshの大
きさに篩で分離し密封させた。
【００１３】（実施例２．即席飲料用粉末の製造）水分
が吸収されることを防ぐため、２０〜２５℃の温度及び
湿度６０％以下の条件を維持しながら、得ようとする即
席飲料用粉末の重量を基準として５重量％の重曹、４．
３重量％の無水クエン酸、２２重量％の葡萄糖、１．３
重量％の砂糖、１．０重量％の卵白パウダー、０．１５
重量％のカラギーナン（Carrageenan ）、０．３重量％
のすず酸、０．５重量％の香料及び２．０重量％のステ
ビオサイド（Stevioside）をよく混合して混合物を製造
した。このように得た混合物３４．５５重量％と、前記
実施例１で製造した炭酸キャンデー２５．５５重量％
と、下記のような成分含量を有する飲料用パウダー３
７．９０重量％をＶ型混合機に投入した。
が吸収されることを防ぐため、２０〜２５℃の温度及び
湿度６０％以下の条件を維持しながら、得ようとする即
席飲料用粉末の重量を基準として５重量％の重曹、４．
３重量％の無水クエン酸、２２重量％の葡萄糖、１．３
重量％の砂糖、１．０重量％の卵白パウダー、０．１５
重量％のカラギーナン（Carrageenan ）、０．３重量％
のすず酸、０．５重量％の香料及び２．０重量％のステ
ビオサイド（Stevioside）をよく混合して混合物を製造
した。このように得た混合物３４．５５重量％と、前記
実施例１で製造した炭酸キャンデー２５．５５重量％
と、下記のような成分含量を有する飲料用パウダー３
７．９０重量％をＶ型混合機に投入した。
【００１４】この際に、飲料用パウダー組成物として
は、砂糖６６．１９５％、植物性油脂分（プリマエー）
２５．０％、デキストリン３．０％、果汁粉末（固形分
９０％以上）１．２％、無水クエン酸０．８％、クエン
酸ソーダ０．３％、香料２．５％、カルボキシル酸メチ
ルセルロースナトリウム０．７％、食塩０．３％及び食
用色素０．００５％が使用され、前記植物性油脂分は、
澱粉糖５６．３９５％、椰子硬化油３５．２４７％、カ
ゼインナトリウム５．０３５％、第２燐酸カルシウム
２．５１８％、ソルビタン脂肪酸エステル０．２０１
％、及びグリセリン脂肪酸エステル０．６０４％を混合
した混合材料が使用される。その後、Ｖ型混合機の内部
温度を２５〜３０℃、湿度５０％以下、混合速度２５〜
３０回／分及び混合時間１０〜１５分を維持しつつ前記
投入された成分を混合して即席飲料用粉末を製造した。
以後、前記得た粉末を包装機で１回用パックに包装し
た。
は、砂糖６６．１９５％、植物性油脂分（プリマエー）
２５．０％、デキストリン３．０％、果汁粉末（固形分
９０％以上）１．２％、無水クエン酸０．８％、クエン
酸ソーダ０．３％、香料２．５％、カルボキシル酸メチ
ルセルロースナトリウム０．７％、食塩０．３％及び食
用色素０．００５％が使用され、前記植物性油脂分は、
澱粉糖５６．３９５％、椰子硬化油３５．２４７％、カ
ゼインナトリウム５．０３５％、第２燐酸カルシウム
２．５１８％、ソルビタン脂肪酸エステル０．２０１
％、及びグリセリン脂肪酸エステル０．６０４％を混合
した混合材料が使用される。その後、Ｖ型混合機の内部
温度を２５〜３０℃、湿度５０％以下、混合速度２５〜
３０回／分及び混合時間１０〜１５分を維持しつつ前記
投入された成分を混合して即席飲料用粉末を製造した。
以後、前記得た粉末を包装機で１回用パックに包装し
た。
【００１５】前記実施例により製造された即席飲料用粉
末を水を入れてみたところ、ぶくぶくとする音が立ちな
がら泡が発生し、このような効果は炭酸キャンデーの溶
解速度によって多少の差を表したが、概して３〜５分維
持することにより、飲料を楽しむのに十分な時間が維持
されることが確認された。そして、これを飲んでみた結
果、泡の発生とともに、果汁粉末の種類によって、メロ
ン、リンゴ、イチゴ、葡萄、レモン、チェリー、スイカ
等の多様な天然果物の味とさわやかな清涼感が感じら
れ、これは市販の液状飲料の味と特に区別されなかっ
た。
末を水を入れてみたところ、ぶくぶくとする音が立ちな
がら泡が発生し、このような効果は炭酸キャンデーの溶
解速度によって多少の差を表したが、概して３〜５分維
持することにより、飲料を楽しむのに十分な時間が維持
されることが確認された。そして、これを飲んでみた結
果、泡の発生とともに、果汁粉末の種類によって、メロ
ン、リンゴ、イチゴ、葡萄、レモン、チェリー、スイカ
等の多様な天然果物の味とさわやかな清涼感が感じら
れ、これは市販の液状飲料の味と特に区別されなかっ
た。
【００１６】（実施例３．）２０〜２５℃の温度及び６
０％以下の湿度を維持しつつ、得ようとする即席飲料用
粉末の重量を基準として、５重量％の重曹、４．３重量
％の無水クエン酸、２２重量％の葡萄糖、１．３重量％
の砂糖、１．０重量％の卵白パウダー、０．１５重量％
のカラギーナン、０．３重量％のすず酸、０．５重量％
の香料及び２．０重量％のステビオサイドをよく混合し
て混合物を製造した。そして、これを前記実施例１で製
造した炭酸キャンデー２５．５５重量％、０．８％のコ
ーラ香、２．１％のステビオサイド、１．５％の食用色
素でなる飲料用パウダーと混合するためにＶ型混合機に
投入した。この際に、Ｖ型混合機の内部温度２５〜３０
℃、湿度５０％以下、混合速度２５〜３０回／分、混合
時間１０〜１５分を維持しながら前記投入された成分を
混合して即席飲料用粉末を製造した。このように製造さ
れた即席飲料用粉末は、これを水に入れた時、ぶくぶく
とする音が立ちながら泡が発生した。そして、これを飲
んだ結果、泡とともにさわやかなコーラの味を感じた。
０％以下の湿度を維持しつつ、得ようとする即席飲料用
粉末の重量を基準として、５重量％の重曹、４．３重量
％の無水クエン酸、２２重量％の葡萄糖、１．３重量％
の砂糖、１．０重量％の卵白パウダー、０．１５重量％
のカラギーナン、０．３重量％のすず酸、０．５重量％
の香料及び２．０重量％のステビオサイドをよく混合し
て混合物を製造した。そして、これを前記実施例１で製
造した炭酸キャンデー２５．５５重量％、０．８％のコ
ーラ香、２．１％のステビオサイド、１．５％の食用色
素でなる飲料用パウダーと混合するためにＶ型混合機に
投入した。この際に、Ｖ型混合機の内部温度２５〜３０
℃、湿度５０％以下、混合速度２５〜３０回／分、混合
時間１０〜１５分を維持しながら前記投入された成分を
混合して即席飲料用粉末を製造した。このように製造さ
れた即席飲料用粉末は、これを水に入れた時、ぶくぶく
とする音が立ちながら泡が発生した。そして、これを飲
んだ結果、泡とともにさわやかなコーラの味を感じた。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
携帯が簡便であり、液状飲料固有の味が感じられるよう
にする効果を有する即席飲料用粉末が提供される。
携帯が簡便であり、液状飲料固有の味が感じられるよう
にする効果を有する即席飲料用粉末が提供される。
Claims (12)
- 【請求項１】 炭酸キャンデー１０〜３０重量％、甘味
剤としてのソルビットパウダー２０〜３０重量％、気泡
発生剤としての重曹２．０〜１０．０重量％、及び酸味
料としてのクエン酸１．０〜５．０重量％を含有し、水
に入れた時にｐＨ２．８〜３．２を呈することを特徴と
する即席飲料用粉末。 - 【請求項２】 前記炭酸キャンデーは砂糖３０〜７０重
量％、水飴３０〜６０重量％、乳糖２０〜３５重量％、
重曹０．０１〜０．０２重量％、炭酸ガス０．１〜１．
０重量％、香料０．１〜２．０重量％、色素０．００１
〜０．０１重量％から構成されることを特徴とする請求
項１記載の即席飲料用粉末。 - 【請求項３】 甘味剤として、前記ソルビットパウダ
ー、葡萄糖、果糖、砂糖、オリゴ糖の一種又は二種以上
の混合材料２０〜５０重量％が使用されることを特徴と
する請求項１記載の即席飲料用粉末。 - 【請求項４】 甘味剤として、ステビオサイド（Stevio
side）又はアスパルテーム（Aspartame ）０．１〜０．
２重量％が選択的に使用されることを特徴とする請求項
１記載の即席飲料用粉末。 - 【請求項５】 気泡発生剤として、前記重曹を含み炭酸
アンモニウム（（ＮＨ4 ）2 ＣＯ3 Ｈ2 Ｏ）、重炭酸ア
ンモニウム（ＮＨ4 ＨＣＯ3 ）の一種又は二種以上の混
合材料２．０〜１０．０重量％が選択的に使用されるこ
とを特徴とする請求項１記載の即席飲料用粉末。 - 【請求項６】 ｐＨ条件を満足させるための酸味料とし
て、前記クエン酸を含みすず酸、無水クエン酸、リンゴ
酸（malic acid）、乳酸（lactic acid ）、フマル酸
（fumaric acid）の一種又は二種以上の混合材料１．０
〜５．０重量％が使用されることを特徴とする請求項１
記載の即席飲料用粉末。 - 【請求項７】 砂糖、水飴及び乳糖を溶解及び真空濃縮
した後、これに重曹、香料、色素及び炭酸ガスを添加し
混合した後、これを冷却、取出して炭酸キャンデーを製
造する第１段階と、 重曹、無水クエン酸、葡萄糖、砂糖、卵白パウダー、す
ず酸及び香料を２０〜２５℃の温度及び湿度６０％以下
の条件で混合して混合物を得る第２段階と、 前記炭酸キャンデー、前記混合物及び飲料用パウダーを
混合機に投入して混合する第３段階とからなることを特
徴とする即席飲料用粉末の製造方法。 - 【請求項８】 前記第３段階後、混合された粉末を包装
機で１回用に包装する段階をさらに含むことを特徴とす
る請求項７記載の即席飲料用粉末の製造方法。 - 【請求項９】 前記混合機はＶ型混合機であることを特
徴とする請求項７記載の即席飲料用粉末の製造方法。 - 【請求項１０】 前記第３段階で使用される炭酸キャン
デーは１６〜３２meshの大きさを有することを特徴とす
る請求項７記載の即席飲料用粉末の製造方法。 - 【請求項１１】 前記第３段階での混合は、混合機の内
部温度２５〜３０℃、湿度５０％以下、混合速度２５〜
３０回／分及び混合時間１０〜１５分の条件で行われる
ことを特徴とする請求項７記載の即席飲料用粉末の製造
方法。 - 【請求項１２】 砂糖３０〜７０重量％、水飴３０〜６
０重量％、乳糖２０〜３５重量％、重曹０．０１〜０．
０２重量％、炭酸ガス０．１〜１．０重量％、香料０．
１〜２．０重量％、色素０．００１〜０．０１重量％の
混合物でなり、１６〜３２meshの大きさで使用されるこ
とを特徴とする即席飲料製造用炭酸キャンデー。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1997-2442 | 1997-01-28 | ||
| KR1019970002442A KR100216742B1 (ko) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 즉석 음료용 분말 및 그의 제조방법 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10210957A true JPH10210957A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=19495726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9083685A Pending JPH10210957A (ja) | 1997-01-28 | 1997-04-02 | 即席飲料用粉末及びその製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10210957A (ja) |
| KR (1) | KR100216742B1 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| ES2330825A1 (es) * | 2008-04-30 | 2009-12-15 | David Melendez Morales | Producto en polvo para preparar bebidas envasado en dos sobres unidos, con componentes principales acido citrico y acido ascorbico en uno; y glicina y carbonato calcico en el otro. |
| JP2010521165A (ja) * | 2007-03-14 | 2010-06-24 | ザ コンセントレイト マニュファクチャリング カンパニー オブ アイルランド | ステビオール配糖体および少なくとも１種類の酸を有する飲料製品 |
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| JPS5574778A (en) * | 1978-12-01 | 1980-06-05 | Junichi Ogata | Method of making powdery foaming juice of low calorie in pouch |
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-
1997
- 1997-01-28 KR KR1019970002442A patent/KR100216742B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1997-04-02 JP JP9083685A patent/JPH10210957A/ja active Pending
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR19980066743A (ko) | 1998-10-15 |
| KR100216742B1 (ko) | 1999-09-01 |
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