JPH10210904A - 釣り用リールのドラグ機構 - Google Patents

釣り用リールのドラグ機構

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Publication number
JPH10210904A
JPH10210904A JP1706697A JP1706697A JPH10210904A JP H10210904 A JPH10210904 A JP H10210904A JP 1706697 A JP1706697 A JP 1706697A JP 1706697 A JP1706697 A JP 1706697A JP H10210904 A JPH10210904 A JP H10210904A
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JP
Japan
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main gear
sound output
drag mechanism
sound
sounding
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Application number
JP1706697A
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English (en)
Inventor
Takao Saka
賢夫 坂
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Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Publication date
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Publication of JPH10210904A publication Critical patent/JPH10210904A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 魚を釣り上げる際に釣り人に対して釣り糸の
繰り出し状態を認識させるような音を発生させるドラグ
機構を提供する。 【解決手段】 ドラグ機構21は、スプール14に連動
するメインギア31とハンドル軸30との相対回転を規
制する機構であって、第1及び第2挟持部材61,62
と、両挟持部材61,62をメインギア31に押圧する
押圧部材66と、押圧部材66の押圧力を調整するスタ
ードラグ3と、ハンドル軸30と相対回転不能な支持部
材64と、メインギア31に支持され連動するリング状
音出し部材72と、音出しピン71とを備える。両挟持
部材61,62は、ハンドル軸30と相対回転不能であ
り、メインギア31を挟持し得る。音出しピン71は、
支持部材64に支持され連動し、メインギア31とハン
ドル軸30との相対回転によりリング状音出し部材72
と干渉して音を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣り用リールのド
ラグ機構、特に音を発生する両軸受リールのドラグ機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】釣り用リールには、一般に、魚に釣り糸
を引っ張られて釣り糸に過大な張力がかかり糸が切れて
しまう等の不具合の発生を防止するためにドラグ機構が
備えられている。通常、魚がかかってこれを釣り上げる
ときには、ハンドルを巻くことにより釣り糸をスプール
に巻き採ることができ、反対に糸が自由に繰り出さない
ように糸繰り出しの方向にはスプールが回転しないよう
にされる。例えば両軸受リールでは、糸繰り出し方向に
スプールを回転させないために、スプールに連動するメ
インギアとドラグ機構を介して一体に回転するハンドル
軸をストッパー等によって回転不能にしている。
【0003】ドラグ機構は、メインギアとハンドル軸に
連動する部材とを圧接させて両者間でトルク伝達を行わ
せるようにする機構であり、圧接の度合いを調整するこ
とによりメインギアとハンドル軸との間で伝達可能なト
ルクを調節できる。すなわち、釣り糸の張力が大きくな
りスプールを糸繰り出し方向に回転させようとするトル
クがドラグ機構の調節により設定された所定のトルクを
超えると、メインギアとハンドル軸に連動する部材との
圧接部分で両者がスリップして、メインギア及びスプー
ルが糸繰り出し方向に回転する。これにより、釣り糸に
かかる張力が抑えられ釣り糸の切れを抑えられる。ま
た、ドラグ機構の操作で、釣り糸にかかる最大張力を魚
に逃げられないような適当な値に設定することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにドラグ機
構で設定した釣り糸の張力以上の力がかかってスプール
が糸繰り出し方向に回転するときに、糸が繰り出されて
いることを釣り人に音などによって知らせることができ
れば釣り人にとって便利である。しかし、スプールが糸
繰り出し方向に回転しているときに常に音を発生するよ
うな構造を採用すると、音を発生させることによりスプ
ールの回転に制動がかかってしまう。したがって、釣り
船などから仕掛けを投下する際には仕掛けの落下速度が
遅くなり棚位置への仕掛けの到達が遅れ、仕掛けを投げ
込む場合には仕掛けの飛距離が落ちるという不具合が生
じる。
【0005】本発明の課題は、魚を釣り上げる際に釣り
人に対して釣り糸の繰り出し状態を認識させるような音
を発生させるドラグ機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明1に係る釣り用リー
ルのドラグ機構は、スプールに連動するメインギアとハ
ンドル軸との相対回転を規制するドラグ機構であって、
挟持部材と、押圧部材と、調整部材と、支持部材と、第
1音出し部材と、第2音出し部材とを備えている。挟持
部材は、ハンドル軸と相対回転不能であり、メインギア
を挟持し得る部材である。押圧部材は、挟持部材をメイ
ンギアに対して押圧する。調整部材は押圧部材の押圧力
を調整する。支持部材は、挟持部材あるいはハンドル軸
と相対回転不能な部材である。第1音出し部材は、メイ
ンギアに支持され、メインギアと連動する。第2音出し
部材は、支持部材に支持され、支持部材と連動し、メイ
ンギアとハンドル軸との相対回転により第1音出し部材
と干渉して音を発生する。
【0007】魚を釣り上げる際に、スプールにかかるト
ルクが小さい間は、ハンドル軸と相対回転不能な挟持部
材が押圧部材によってメインギアに押し付けられて圧接
する。これにより、メインギアとハンドル軸が相対回転
しなくなり、ハンドル軸の回転を止めればメインギアと
連動するスプールは糸繰り出し方向に回転しない。スプ
ールにかかるトルクが大きくなると、挟持部材とメイン
ギアとの圧接部分で両者がすべり、ハンドル軸の回転を
止めていても所定の抵抗を受けながらスプールが糸繰り
出し方向に回転する。そして、挟持部材とメインギアと
のすべりによってハンドル軸とメインギアとが相対回転
すると、メインギアに支持され連動する第1音出し部材
とハンドル軸に対し相対回転不能な支持部材に支持され
連動する第2音出し部材とが干渉して音を発生する。こ
のように、魚を釣り上げる際にスプールが糸繰り出し方
向に回転すると音が発生するので、釣り人はスプールの
回転を認識することができ、釣り人にとって便利であ
る。なお、この音は、ドラグ機構の挟持部材とメインギ
アとがすべってハンドル軸とメインギアが相対回転する
ことにより発生するので、例えばクラッチを解除してメ
インギアとスプールとを切り離して釣り船などから仕掛
けを投下する場合あるいは仕掛けを投げ込む場合には音
は発生しない。したがって、これらの場合に仕掛けの落
下速度が遅くなったり仕掛けの飛距離が落ちるという不
具合は生じない。
【0008】ここでは、第1音出し部材と第2音出し部
材との干渉がメインギアとハンドル軸との相対回転の抵
抗となるが、この抵抗分を含んだ形でメインギアとハン
ドル軸との相対回転の規制をドラグ機構が行うことにな
る。なお、スプールを回転させるトルクの大きさの調節
は、調節部材によって押圧部材の押圧力を調整すること
により挟持部材とメインギアとの圧接の度合いを変える
ことによって行う。
【0009】発明2に係る釣り用リールのドラグ機構
は、発明1に記載の機構において、第2音出し部材は、
一端に挿嵌部、他端に遊嵌部、前記挿嵌部と前記遊嵌部
との間に湾曲する湾曲部を有している。支持部材は、挟
持部材と押圧部材との間に配置され、軸支孔と、遊嵌孔
とを有している。軸支孔は、挿嵌部を回転可能に支持す
る孔である。遊嵌孔は、遊嵌部とすきまを持った状態で
係合する孔である。第1音出し部材は、リング状の部材
であって、第2音出し部材の湾曲部が間欠的に当接する
複数のへこみ部を内周面に有している。
【0010】ここでは、第2音出し部材は、一端(挿嵌
部)が支持部材の軸支孔に回転可能に支持され、他端
(遊嵌部)が支持部材の遊嵌孔にすきまを持った状態で
係合している。したがって、第2音出し部材は、支持部
材とともに連動して回転するが、支持部材に対してある
程度自由に変形することができる。そして、メインギア
とハンドル軸との相対回転により第2音出し部材の湾曲
部が第1音出し部材のへこみ部に間欠的に当たることに
よって音が発生するが、このとき第2音出し部材は上記
のように支持部材に対してある程度ガタを持った状態で
取り付けられているため、音の響きが良くなり音量も大
きくなる。これにより、釣り人は魚の釣り上げの際のス
プールの糸繰り出し方向の回転をより認識し易くなる。
【0011】発明3に係る釣り用リールのドラグ機構
は、発明1に記載の機構において、第2音出し部材は、
両端に第1及び第2遊嵌部、第1及び第2遊嵌部の間に
湾曲する湾曲部を有している。支持部材は、挟持部材と
押圧部材との間に配置され、第1及び第2遊嵌孔を有し
ている。第1及び第2遊嵌孔は、第1及び第2遊嵌部と
すきまを持った状態で係合する。第1音出し部材は、リ
ング状の部材であって、第2音出し部材の湾曲部が間欠
的に当接する複数のへこみ部を内周面に有している。
【0012】ここでは、第2音出し部材は、両端(第1
及び第2遊嵌部)が支持部材の第1及び第2遊嵌孔にす
きまを持った状態で係合している。したがって、第2音
出し部材は、支持部材とともに連動して回転するが、支
持部材に対してある程度自由に変形することができる。
そして、メインギアとハンドル軸との相対回転により第
2音出し部材の湾曲部が第1音出し部材のへこみ部に間
欠的に当たることによって音が発生するが、このとき第
2音出し部材は上記のように支持部材に対してある程度
ガタを持った状態で取り付けられているため、音の響き
が良くなり音量も大きくなる。これにより、釣り人は魚
の釣り上げの際のスプールの糸繰り出し方向の回転をよ
り認識し易くなる。
【0013】発明4に係る釣り用リールのドラグ機構
は、発明2又は3に記載の機構において、第1音出し部
材は、回転軸に交差する方向への所定量の移動が可能な
ようにメインギアとすきまを持った状態で係合してい
る。ここでは、第1音出し部材がメインギアに対してあ
る程度ガタを持った状態で取り付けられるため、第2音
出し部材と当たって音を発生するときに、第1音出し部
材側でも音の響きが良くなり音量が上がる。これによ
り、さらにスプールの回転を釣り人が認識し易くなる。
【0014】発明5に係る釣り用リールのドラグ機構
は、発明2から4のいずれかに記載の機構において、第
2音出し部材は、バネ材であって、中央部に湾曲部が形
成され、両端が折り曲げられてピン状に形成されてい
る。ここでは、第2音出し部材がバネ材であり音の発生
時に変形し易いため、音量を上げることができ、また第
1及び第2音出し部材の当接の繰り返しによる両部材へ
の衝撃が抑えられて両部材の耐久性が向上する。
【0015】また、両端を折り曲げるという簡易な製法
を採用しており、第2音出し部材の製作コストが抑えら
れている。発明6に係る釣り用リールのドラグ機構は、
発明2から5のいずれかに記載の機構において、第1音
出し部材は円周方向に等間隔にへこみ部を有している。
ここでは、へこみ部が等間隔に配置されているので第2
音出し部材の湾曲部とへこみ部との当接による音の発生
がリズミカルになる。そして、釣り人は発生する音の間
隔によってスプールの糸繰り出し方向の回転の速度をよ
り正確に認識することができるようになる。
【0016】発明7に係る釣り用リールのドラグ機構
は、発明1から6のいずれかに記載の機構において、挟
持部材とメインギアとの間に配置される摩擦部材をさら
に備えている。ここでは、挟持部材とメインギアとの間
に摩擦部材を配置することによって、挟持部材とメイン
ギアとの不測のすべりを抑えることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
〔実施形態1〕図1は、本発明の一実施形態によるドラ
グ機構を採用した両軸受リールの平面図である。図1に
示す両軸受リールは、リール本体1と、リール本体1の
側方に配置されたスプール回転用ハンドル2と、ハンド
ル2のリール本体1側に配置されたドラグ調整用のスタ
ードラグ(調整部材)3と、カウンターケース12とを
備えている。
【0018】カウンターケース12内には、整流器、充
電池、制御表示装置、各種センサーなどが収容されてい
るとともに、液晶ディスプレイ93と、複数の操作スイ
ッチ94とが表面に露出して設けられている。図2に示
すように、リール本体1は、フレーム5と、フレーム5
の両側方に装着された第1カバー6及び第2カバー7と
を有している。フレーム5は、所定の間隔をあけて互い
に対向するように配置された1対の側板8,9と、これ
らの側板8,9を連結する前連結部10及び後連結部1
1とを有している。
【0019】フレーム5内には、スプール14と、スプ
ール14に均一に糸を巻くためのレベルワインド機構1
6が配置されている。フレーム5と第2カバー7との間
には、ギア機構18と、クラッチ係脱機構19と、係脱
制御機構20と、ドラグ機構21と、キャスティングコ
ントロール機構22とが配置されている。ギア機構18
は、ハンドル2からの回転力をスプール14に伝える。
クラッチ係脱機構19は、クラッチの係脱により、ギア
機構18とスプール14との係合状態及び離脱状態を切
り換える。係脱制御機構20は、クラッチレバー40の
操作に応じてクラッチの係脱を制御する。キャスティン
グコントロール機構22は、スプール14の回転時の抵
抗力を調整する。また、フレーム5と第1カバー6との
間には、スプール14とレベルワインド機構16とを連
動させる3枚の連動ギア50a,50b,50cからな
る連動ギア機構50が配置されている。この両軸受リー
ルでは、レベルワインド機構16は、スプール14の回
転方向に係わらず常にスプール14と連動して動作す
る。
【0020】スプール14は、その中心を貫通するスプ
ール軸15に固定されている。スプール軸15は軸受に
よってフレーム5に回転自在に支持されている。スプー
ル軸15の端部には連動ギア50aが固定されている。
レベルワインド機構16は、1対の側板8,9間に固定
されたガイド筒25と、ガイド筒25内に回転自在に支
持されたウォームシャフト26と、ラインガイド27と
を有している。ウォームシャフト26には螺旋状の溝が
形成されており、ラインガイド27の一部がこの溝に噛
み合っている。また、ウォームシャフト26の一端には
連動ギア50cが固定されている。これにより、スプー
ル14の回転に従ってウォームシャフト26が回転し、
ラインガイド27がガイド筒25に沿って往復運動を行
う。
【0021】ギア機構18は、メインギア31とピニオ
ン32とを有している。メインギア31は、ドラグ機構
21によってハンドル2に対して回転不能であるハンド
ル軸30と連動する。ピニオン32は、クラッチ係脱機
構19によりスプール軸15と係合あるいは離脱が可能
であり、メインギア31に噛み合う。ドラグ機構21
は、所定のトルク量までハンドル軸30とメインギア3
1とを連動回転させる機構である。この所定のトルク量
は、スタードラグ3の締め具合によって調節される。な
お、ハンドル軸30は、ベアリング45及びブッシュ4
6によって第2カバー7及びフレーム5に回転自在に支
持されている。ドラグ機構21は、図3及び図4に示す
ように、主として、第1及び第2挟持部材61,62、
摩擦材(摩擦部材)63、支持部材64、間隔保持部材
65、スプリング(押圧部材)66、音出しピン(第2
音出し部材)71、リング状音出し部材(第1音出し部
材)72、及びスタードラグ3から構成されている。
【0022】支持部材64には、図4に示すように、円
形の孔である軸支孔64aと長円形の孔である遊嵌孔6
4bとが形成されている。音出しピン71は、棒状のバ
ネ材を曲げることにより製作されたものであって、図4
に示すように、約90度に折り曲げられた両端が挿嵌部
71a及び遊嵌部71bであり、湾曲した中央付近が湾
曲部71cとなっている。この音出しピン71は、挿嵌
部71aが軸支孔71aに嵌合して回転可能に支持され
ており、遊嵌部71bが遊嵌孔64bにすきまを持った
状態ではまっている。すなわち、音出しピン71は、支
持部材64に対してある程度ガタを持った状態で支持さ
れており、支持部材64とともに回転する。
【0023】リング状音出し部材72は、図3に示すよ
うに、円板状の本体72cからハンドル2側に延びる内
周面に複数のへこみ部72aが形成されたリング状部
と、円板状の本体72cからハンドル2側と逆側に突出
するピン状の2つの突起72bとを有している。このリ
ング状音出し部材72は、2つの突起72bがメインギ
アに設けられた2つの穴31aと所定のすきまを持った
状態で係合しており、メインギア31に対して径方向に
所定量だけ移動が可能である。へこみ部72aと音出し
ピン71の湾曲部71cとは、両者72a,71cが相
対回転していないときには、図4に示すように当接して
いる。なお、へこみ部72aは等間隔に形成されてい
る。
【0024】第1及び第2挟持部材61,62、支持部
材64、及び間隔保持部材65はハンドル軸30に対し
て回転不能である。第1挟持部材61は、図3に示すよ
うに、ハンドル軸30に対して軸方向に移動不能となっ
ている。摩擦材63は、第1及び第2挟持部材61,6
2とメインギア31との間に挿入されている。音出しピ
ン71は、間隔保持部材65によって第2挟持部材62
と支持部材64との間に設けられた空間に配置されてお
り、支持部材64及びリング状音出し部材72以外の部
材との干渉が抑えられている。スプリング66は、支持
部材64とベアリング45との間に配置され、支持部材
64、間隔保持部材65、第2挟持部材62、摩擦材6
3、及びメインギア31を第1挟持部材61に対して押
圧している。
【0025】スタードラグ3は、その締め具合を調節す
ることにより、ハンドル軸30を第2カバー7に固定さ
れたベアリング45に対して軸方向に移動させることが
できる。すなわち、スタードラグ3の調節によって、間
接的にスプリング66の押圧力が調整される。次に、こ
の両軸受リールの動作を説明する。
【0026】釣り糸を巻き取るときには、ハンドル2を
糸巻き取り方向に回す。ハンドル2の回転はハンドル軸
30からドラグ機構21を介してハンドル軸30に連動
するメインギア31及びピニオン32に伝達される。ピ
ニオン32の回転は、クラッチ係脱機構19によりピニ
オン32と嵌合しているスプール軸15に伝達され、ス
プール14が回転して釣り糸を巻き取る。このスプール
14の回転は、連動ギア機構50を介してウォームシャ
フト26に伝達され、ウォームシャフト26の回転によ
り前述のようにラインガイド27がガイド筒25に沿っ
て往復運動を行う。この往復運動により、スプール14
に均一に釣り糸が巻き取られる。
【0027】一方、釣り糸を繰り出すときには、クラッ
チレバー40を操作してクラッチ係脱機構19によりク
ラッチを離脱する。これにより、スプール軸15とピニ
オン32との嵌合が解除され、釣り糸の繰り出しにより
スプール14が回転してもギア機構18及びハンドル軸
30にはその回転は伝達されない。次に、ドラグ機構2
1の動作について説明する。
【0028】魚を釣り上げる際には、釣り糸にテンショ
ンがかかる。これにより、スプール14には糸繰り出し
方向に回転しようとするトルクが作用する。しかし、ス
プール14に作用するトルクが小さい間は、スプリング
66によってメインギア31が摩擦材63を介して第1
及び第2挟持部材61,62に挟持されており、メイン
ギア31とハンドル軸30が相対回転不能である。そし
て、ハンドル軸30は図示しないストッパーにより糸繰
り出し方向に回転しないように止められているので、メ
インギア31と連動するスプール14も糸繰り出し方向
に回転しない。なお、ここでは第1及び第2挟持部材6
1,62とメインギア31との間に摩擦材63を挿入し
ているため、小さなスプリング66の押圧力で第1及び
第2挟持部材61,62とメインギア31との間で伝達
可能なトルク量を大きくできる。
【0029】釣り糸にかかるテンションが高くなりスプ
ール14にかかるトルクが大きくなると、第1及び第2
挟持部材61,62とメインギア31との摩擦材63を
介した圧接部分でスリップが発生し、ハンドル軸30の
回転を止めていても動摩擦の抵抗を受けながらメインギ
ア31が糸繰り出し方向に回転する。これにより、スプ
ール14も糸繰り出し方向に回転する。このように、ス
プール14に作用するトルクが所定の値を超えると、言
い換えれば釣り糸に過大なテンションがかかると、スプ
ール14が糸繰り出し方向に回転し釣り糸を高いテンシ
ョンから保護する。
【0030】魚の釣り上げ時において上記のようにスプ
ール14が糸繰り出し方向に回転する際に、本実施形態
のドラグ機構21は音を発生する。ハンドル軸30とメ
インギア31とが相対回転すると、メインギア31に連
動して回転するリング状音出し部材72とハンドル軸3
0に対し相対回転不能な支持部材64に連動して回転す
る音出しピン71とが干渉して音を発生する。この音
は、等間隔に配置されたへこみ部72aに湾曲部71c
が間欠的に当接することによって発生するためリズミカ
ルな音である。この音発生時には、へこみ部72aと湾
曲部71cとの当接により、音出しピン71は挿嵌部7
1aが軸支孔64aに対して回転し遊嵌部71bが遊嵌
孔64bとのすきまを移動して変形し、リング状音出し
部材72は突起72bがメインギア31の穴31aとの
すきまを移動して径方向にずれる。また、音出しピン7
1は間隔保持部材65により確保される軸方向の空間に
配置されており、リング状音出し部材72も摩擦材63
の存在等により軸方向に規制されておらず、音出しピン
71及びリング状音出し部材72は、径方向に対して
も、軸方向に対しても、ある程度ガタを持った状態で配
置されている。このように、音出しピン71及びリング
状音出し部材72が他の部材によって押さえつけられて
いないため、発生する音が良く響き、音量も大きい。上
記のように、魚を釣り上げる際にスプールが糸繰り出し
方向に回転すると音が発生するので、釣り人はスプール
の回転を認識することができ、釣り人にとって便利であ
る。さらに、音出しピン71がバネ材であるため、音の
発生時に変形し易くより音量が大きくなっており、また
音出しピン71とリング状音出し部材72との当接の繰
り返しによる音出しピン71及びリング状音出し部材7
2への衝撃が抑えられて耐久性が向上している。
【0031】なお、スプール14を回転させるトルクの
大きさの調節は、スタードラグ3の締め具合によってス
プリング66の押圧力を調整することによりメインギア
31の挟持の度合いを変えることによって行う。 〔実施形態2〕実施形態1のドラグ機構21において、
図5に示すように、支持部材64に代えて支持部材84
を採用しても良い。
【0032】支持部材84は、長円形の孔である第1及
び第2遊嵌孔84a,84bを有しており、これらの遊
嵌孔84a,84bに音出しピン71の挿嵌部(第1遊
嵌部)71a及び遊嵌部(第2遊嵌部)71bがすきま
を持った状態ではまる。ここでは、音出しピン71の支
持部材84に対する拘束状態が実施形態1における音出
しピン71の支持部材64に対する拘束状態よりも緩や
かであり、音出しピン71の発生する音の響き及び音量
が向上する。
【0033】〔実施形態3〕実施形態1では、音出しピ
ン71をハンドル軸30に連動させリング状音出し部材
72をメインギア31に連動させる構造を採用したが、
反対に、音出しピンをメインギア31に連動させリング
状音出し部材をハンドル軸30に連動させるような構造
を採用しても良い。
【0034】図6に、実施形態1のメインギア31及び
ドラグ機構21に代わるメインギア90及びドラグ機構
91を示す。ドラグ機構91は、主として、第1及び第
2挟持部材92,93、挟持支持部材(挟持部材兼支持
部材)94、4枚の摩擦材95、スプリング66、メイ
ンギア連動部材96、音出しピン71、リング状音出し
部材98、及びスタードラグ3から構成される。
【0035】メインギア90は、ドラグ機構91によっ
て、ハンドル2に対して回転不能であるハンドル軸30
と連動する。また、メインギア90は、外周面に設けら
れた歯がピニオン32と噛み合っており、図7に示すよ
うに、外周部からハンドル2側に延びるリング部分の内
周面には溝90aが2カ所に設けられている。メインギ
ア連動部材96には、図8に示すように、円形の孔であ
る軸支孔96a、長円形の孔である遊嵌孔96b、及び
外周面から外側に突出する2つの凸部96cが形成され
ている。このメインギア連動部材96は、凸部96cが
メインギア90の溝90aと係合することにより、メイ
ンギア90と相対移動可能かつ相対回転不能となってい
る。
【0036】音出しピン71は実施形態1と同じものを
採用している。本実施形態では、音出しピン71はメイ
ンギア90と相対回転不能であるメインギア連動部材9
6に所定のガタを持った状態で支持されている。すなわ
ち、挿嵌部71aが軸支孔96aに嵌合して回転可能に
支持されており、遊嵌部71bが遊嵌孔96bにすきま
を持った状態ではまっている。
【0037】挟持支持部材94は、メインギア90とメ
インギア連動部材96との間に配置されており、ハンド
ル軸30に相対移動可能かつ相対回転不能に支持されて
いる。この挟持支持部材94の外周部には、図10に示
すように、4カ所に切欠き94aが形成されている。リ
ング状音出し部材98は、図9に示すように、内周面に
複数のへこみ部98aが形成されたリング状本体と、リ
ング状本体からスプール14側に突出する4つの突出部
98bとから構成されている。このリング状音出し部材
98は、2つの突出部98bが挟持支持部材94の切欠
き94aに所定のすきまを持った状態で係合することに
より、挟持支持部材94にある程度ガタを持った状態で
支持される。へこみ部98aと音出しピン71の湾曲部
71cとは、両者98a,71cが相対回転していない
ときには当接している。なお、へこみ部98aは等間隔
に形成されている。
【0038】第1及び第2挟持部材92,93及び挟持
支持部材94はハンドル軸30に対して回転不能であ
る。第1挟持部材92は、図6に示すように、ハンドル
軸30に対して軸方向に移動不能となっている。4枚の
摩擦材95は、第1挟持部材92とメインギア90との
間、メインギア90と挟持支持部材94との間、挟持支
持部材94とメインギア連動部材96との間、及びメイ
ンギア連動部材96と第2挟持部材93との間にそれぞ
れ挿入されている。音出しピン71は、挟持支持部材9
4とメインギア連動部材96との間に挿入されている摩
擦材95によって挟持支持部材94とメインギア連動部
材96との間に設けられた空間に配置されており、メイ
ンギア連動部材96及びリング状音出し部材98以外の
部材との干渉が抑えられている。
【0039】スプリング66は、第2挟持部材93とベ
アリング45との間に配置され、第2挟持部材93、メ
インギア連動部材96、挟持支持部材94、摩擦材9
5、及びメインギア90を第1挟持部材92に対して押
圧している。他の構成については、実施形態1と同様で
ある。次に、実施形態3のドラグ機構91の動作につい
て説明する。
【0040】魚の釣り上げ時においてスプール14が糸
繰り出し方向に回転する際に、本実施形態のドラグ機構
91は音を発生する。ハンドル軸30とメインギア90
とが相対回転すると、メインギア90に連動して回転す
るメインギア連動部材96とともに回転する音出しピン
71とハンドル軸30に対し相対回転不能な挟持支持部
材94とともに回転するリング状音出し部材98とが干
渉して音を発生する。この音は、へこみ部98aに湾曲
部71cが間欠的に当接することによって発生する。こ
の音発生時には、へこみ部98aと湾曲部71cとの当
接により、音出しピン71は挿嵌部71aが軸支孔96
aに対して回転し遊嵌部71bが遊嵌孔96bとのすき
まを移動して変形し、リング状音出し部材98は突出部
98bが挟持支持部材94の切欠き94aとのすきまを
移動してずれる。また、音出しピン71は摩擦材95に
より確保される軸方向の空間に配置されており、リング
状音出し部材98も摩擦材95の存在等により軸方向に
規制されておらず、音出しピン71及びリング状音出し
部材98は、径方向に対しても、軸方向に対しても、あ
る程度ガタを持った状態で配置されている。このよう
に、音出しピン71及びリング状音出し部材98が他の
部材によって押さえつけられていないため、発生する音
が良く響き、音量も大きい。
【0041】なお、スプール14の回転やレベルワイン
ド機構16などの他の作用及び効果については、実施形
態1と同様である。
【0042】
【発明の効果】本発明に係るドラグ機構では、第1及び
第2音出し部材を備えているため、魚を釣り上げる際に
スプールが糸繰り出し方向に回転すると、釣り人に対し
てこれを認識させるような音が発生する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるドラグ機構が採用さ
れた両軸受リールの平面図。
【図2】前記両軸受リールの横断面図。
【図3】ドラグ機構の断面図。
【図4】図3のIV−IV矢視断面図。
【図5】本発明の実施形態2によるドラグ機構の断面
図。
【図6】本発明の実施形態3によるドラグ機構の断面
図。
【図7】本発明の実施形態3によるメインギアの平面
図。
【図8】本発明の実施形態3によるメインギア連動部材
の平面図。
【図9】本発明の実施形態3によるリング状音出し部材
の平面図。
【図10】本発明の実施形態3による挟持支持部材の平
面図。
【符号の説明】
1 リール本体 3 スタードラグ 14 スプール 21,91 ドラグ機構 30 ハンドル軸 31,90 メインギア 61,92 第1挟持部材 62,93 第2挟持部材 63,95 摩擦材 64,84 支持部材 64a,96a 軸支孔 64b,96b 遊嵌孔 66 スプリング 71 音出しピン 71a 挿嵌部(第1遊嵌部) 71b 遊嵌部(第2遊嵌部) 71c 湾曲部 72,98 リング状音出し部材 72a,98a へこみ部 84a,84b 第1及び第2遊嵌孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプールに連動するメインギアとハンドル
    軸との相対回転を規制する釣り用リールのドラグ機構で
    あって、 前記ハンドル軸と相対回転不能であり、前記メインギア
    を挟持し得る挟持部材と、 前記挟持部材を前記メインギアに対して押圧する押圧部
    材と、 前記押圧部材の押圧力を調整する調整部材と、 前記挟持部材あるいは前記ハンドル軸と相対回転不能な
    支持部材と、 前記メインギアに支持され、前記メインギアと連動する
    第1音出し部材と、 前記支持部材に支持され、前記支持部材と連動し、前記
    メインギアと前記ハンドル軸との相対回転により前記第
    1音出し部材と干渉して音を発生する第2音出し部材
    と、を備えたドラグ機構。
  2. 【請求項2】前記第2音出し部材は、一端に挿嵌部、他
    端に遊嵌部、前記挿嵌部と前記遊嵌部との間に湾曲する
    湾曲部を有しており、 前記支持部材は、前記挟持部材と前記押圧部材との間に
    配置され、前記挿嵌部を回転可能に支持する軸支孔と、
    前記遊嵌部とすきまを持った状態で係合する遊嵌孔とを
    有しており、 前記第1音出し部材は、前記第2音出し部材の湾曲部が
    間欠的に当接する複数のへこみ部を内周面に有するリン
    グ状の部材である、請求項1に記載のドラグ機構。
  3. 【請求項3】前記第2音出し部材は、両端に第1及び第
    2遊嵌部、前記第1及び第2遊嵌部の間に湾曲する湾曲
    部を有しており、 前記支持部材は、前記挟持部材と前記押圧部材との間に
    配置され、前記第1及び第2遊嵌部とすきまを持った状
    態で係合する第1及び第2遊嵌孔を有しており、 前記第1音出し部材は、前記第2音出し部材の湾曲部が
    間欠的に当接する複数のへこみ部を内周面に有するリン
    グ状の部材である、請求項1に記載のドラグ機構。
  4. 【請求項4】前記第1音出し部材は、回転軸に交差する
    方向への所定量の移動が可能なように前記メインギアと
    すきまを持った状態で係合している、請求項2又は3に
    記載のドラグ機構。
  5. 【請求項5】前記第2音出し部材は、バネ材であって、
    中央部に湾曲部が形成され、両端が折り曲げられてピン
    状に形成されている、請求項2から4のいずれかに記載
    のドラグ機構。
  6. 【請求項6】前記第1音出し部材は円周方向に等間隔に
    前記へこみ部を有している、請求項2から5のいずれか
    に記載のドラグ機構。
  7. 【請求項7】前記挟持部材と前記メインギアとの間に配
    置される摩擦部材をさらに備えた、請求項1から6のい
    ずれかに記載のドラグ機構。
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