JPH10208986A - 寿命検出型電解コンデンサ - Google Patents

寿命検出型電解コンデンサ

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JPH10208986A
JPH10208986A JP1778797A JP1778797A JPH10208986A JP H10208986 A JPH10208986 A JP H10208986A JP 1778797 A JP1778797 A JP 1778797A JP 1778797 A JP1778797 A JP 1778797A JP H10208986 A JPH10208986 A JP H10208986A
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JP
Japan
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explosion
life
proof valve
electrolytic capacitor
movable contact
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Application number
JP1778797A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Shinohara
達夫 篠原
Hajime Makita
肇 牧田
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電解コンデンサの寿命の到来を確実に検出す
ること。 【解決手段】 電解コンデンサの使用を新品の状態から
開始すると、当初は電解コンデンサ内部の空間Sの内圧
は低く、可動接点部材40の金属膜41は固定接点部材
42,43に接触し、寿命検出スイッチは導通状態にあ
る。使用を続けると、空間Sの内圧が上昇して防爆弁3
0が外側に向かって膨張し、やがて可動接点部材40の
底面に接触する。更に、内圧が高まると、防爆弁30が
バネ部材46,47の偏椅力に抗して可動接点部材材4
0を変位させ寿命検出スイッチを非導通状態とする。検
出回路50はこれを検出して、寿命到来を表わす信号を
制御装置に出力する。寿命検出スイッチを常開型に構成
することも出来る。また、防爆弁30の膨張時にリミッ
トスイッチを可動部材を介して付勢する機構を採用して
も良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電解コンデンサに関
し、更に詳しく言えば、寿命検出機構を備えた寿命検出
型電解コンデンサに関する。本発明は、例えば工作機械
の電源部のインバータ回路に組み込まれる電解コンデン
サの他、任意の電気回路で使用される電解コンデンサに
適用出来る。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来より使用されている電解コ
ンデンサの代表的な構造を部分破断断面で示したもので
ある。同図に描かれているように、全体を符号1で指示
した電解コンデンサは、電解液やこれに接する電極など
を含む素子本体部2を固定剤3を用いてケーシング4の
内部に固定し、これを側部スリーブ5と底部スリーブ6
からなるハウジングを構成する絶縁スリーブ内に収容し
た構造を有している。
【0003】ケーシング4の上部は屈曲部4aとなって
おり、この屈曲部4aにゴムリング7を介して絶縁座8
が取り付けられている。絶縁座8は環状部8aを有し、
この環状部8aを通して一方の電極(陽極または陰極)
の端子10が外部に露出している。電極(陽極または陰
極)10には、ワッシャ11を介してリード条9が超音
波溶接等により電気的に接続されている。リード条9
は、素子本体部で陰極(電解質と接するアルミニウム
箔)あるいは陽極(電解質と接する酸化被膜付アルミニ
ウム箔)に接続されている。
【0004】他方の電極(陽極または陰極)の端子20
についても、図示は省略したが、同様の構造で絶縁座8
に支持され、また、素子本体部の陽極あるいは陰極に電
気的に接続されている。
【0005】周知の通り、電解コンデンサ1は長期間使
用するうちに、素子本体部2から徐々にガスが放出され
る。放出されたガスは、シリコンゴム製防爆弁30より
透過し、通常の使用では内圧と外圧(大気圧)がバラン
スを保つ。しかし、弁からの透過量は限られているの
で、それ以上のガスが発生すると、ケーシング4内の空
間Sに充満して内圧が次第に高まり、爆発や内容物飛散
に伴う短絡事故を招く危険性が生じてくる。
【0006】そこで、防爆弁30を、内圧が限界を越え
て上昇する前に開く(破れる)ように構成し、暴爆の危
険を回避している。例えば防爆弁30を、電解コンデン
サの内圧異常上昇時に破れる程度の強度を有するシリコ
ンゴムからなるキャップ状の部材で構成する。なお、防
爆弁30は安全弁とも呼ばれる。
【0007】電解コンデンサ1は、このガス発生を伴う
長期使用の過程で容量が低下してくるから、容量低下が
顕著にならない内に交換されることが必要である。この
問題に対処するために従来とられてきた方法は、使用条
件から寿命を予測し、それに基づいて定期的に交換を行
なうか、あるいは、防爆弁(安全弁)30の開放を確認
してから交換するというものであった。
【0008】ところが、電解コンデンサは使用条件によ
って寿命の長短のばらつきが非常に大きいという性質が
あるため、前者の方法では、個別に交換時期を管理しな
けらばならず、交換時期のばらつき(交換時期の尚早あ
るいは遅れ)が避けられない。また、防爆弁が開いてガ
スが抜けている段階では素子の容量は既に大きく低下し
てしまっているから、後者の方法では交換時期が常に遅
れがちになる。更に、電解コンデンサはガス開放に至っ
て容量が低下しても、動作は一応継続されるから、交換
のし忘れにより、結局は容量が抜けきり短絡破壊に至っ
てしまうおそれもあった。
【0009】なお、内圧上昇時に主端子のリードを切断
する機構を設けることも提案されているが、この方式で
は主端子リード切断時に電解コンデンサを組み込んだ回
路に電源遮断など突発的な変化を与えることになり好ま
しくない。例えば工作機械の電源回路で使用される電解
コンデンサにこの方式を適用した場合、リード切断時に
突然電源が遮断されることになり、非常に危険である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、個々の電解コンデンサについて確実に寿命の到来を
検出出来るようにした電解コンデンサを提供することに
ある。また、本発明はそのことを通して電解コンデンサ
を適正な時期に交換し、電解コンデンサを使用した回路
に関連するシステムの正常な動作と安全を確保しようと
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、電解コンデン
サの防爆弁が、内圧上昇に伴って外側に膨れる現象を感
知することによって、防爆弁が開放に至る前に電解コン
デンサの寿命の到来を検知出来るようにしたものであ
る。
【0012】即ち、本発明は、内部で発生するガスを閉
じこめる空間と、該空間内に閉じこめられたガスの圧力
上昇によって外側に向かって膨張する防爆弁と、防爆弁
の前記膨張によって防爆弁が開放に至る前に動作する寿
命検出スイッチ機構を備えた寿命検出型電解コンデンサ
を提供する。
【0013】好ましい実施形態に従えば、寿命検出スイ
ッチ機構には、防爆弁の近傍に防爆弁の膨張によって変
位する可動接点部材と、該可動接点部材との間で接点を
構成する固定接点部材が設けられ、可動接点部材の変位
によって寿命検出スイッチ機構が閉状態から開状態ある
いは開状態から閉状態に移行することにより寿命到来を
表現する。
【0014】また、別の好ましい実施形態に従えば、寿
命検出スイッチ機構には、防爆弁の近傍に防爆弁の膨張
によって変位する可動部材とリミットスイッチが設けら
れる。リミットスイッチは、防爆弁の膨張による可動部
材の変位によって動作可能な位置に配置され、可動接点
部材の変位によって開状態から閉状態、あるいは閉状態
から開状態に移行することにより寿命到来を表現する。
【0015】このように、本発明の寿命検出型電解コン
デンサは、スイッチ機構の開閉状態を以て寿命到来/未
到来を表現するので、簡単な検出回路などを用いて電解
コンデンサの寿命到来/未到来を表わす電気信号を得る
ことが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のいくつかの実施形
態について説明する。本発明の特徴は防爆弁の膨らみ検
知に関連しているので、いずれの実施形態においても、
防爆弁の膨らみ検知に関連しない部分の図示並びに説明
を適宜省略する。また、図1に示した電解コンデンサ1
と共通して使用されている構成要素については同じ参照
符号を以て指示した。
【0017】図2、図3は、常開型の寿命検出スイッチ
を防爆弁の膨らみ検知に用いた第1の実施形態を説明す
る図で、電解コンデンサの防爆弁の膨らみ検知機構の周
辺構成を、正常時(使用開始時)の状態(図2)と異常
時(防爆弁膨張時)の状態(図3)に分けて断面図で示
したものである。防爆弁30は、例えばゴムキャップの
ような弾性材料からなる閉塞部材で、電解コンデンサの
ケーシング内の密閉空間Sの内圧に応じて外側に膨らむ
ような柔らかさを有している。
【0018】そして、防爆弁30の外側には可動接点部
材40が、防爆弁30の膨張とともに変位が可能な態様
で配置される。ここに示した例では、可動接点部材40
はT字形断面を有する栓状の部材で、正常時(図2参
照)には、絶縁座環状部8aの外側面上に取り付けられ
た固定座44,45上に、自重(または図示しないバネ
偏椅力等)によって)、図示されたような姿勢で座した
状態をとる。可動接点部材40は、全体を導電性材料で
構成されても良いが、ここでは頂部に金属膜41を設け
たものが使用されている。
【0019】固定座44,45には、防爆弁30の膨張
時(図3参照)に可動接点部材40の金属膜41との接
触が可能な態様で固定接点部材42,43が取り付けら
れている。各固定接点部材42,43は、固定接点部材
42,43間の導通/非導通状態を識別する導通/非導
通検出回路50に接続されている。導通/非導通検出回
路50は、可動接点部材40(金属膜41)、固定接点
部材42,43で構成される寿命検出スイッチの導通/
非導通の別を表わす信号をシステム(例:工作機械など
を含むシステム)の制御装置へ出力する。
【0020】上記構成を有する電解コンデンサの使用を
新品の状態から開始すると、使用開始当初は電解コンデ
ンサ内部の空間Sの内圧は低く(ほぼ大気圧)、図2に
示した通り、防爆弁30は外側に向かって膨張した状態
にない。従って、可動接点部材40の金属膜41は固定
接点部材42,43と接触せず、寿命検出スイッチは非
導通状態(開状態)にある。
【0021】電解コンデンサの使用を続けると、空間S
の内圧は徐々に上昇して防爆弁30が外側に向かって少
しづつ膨張し、やがて、図3に示した状態となり、可動
接点部材40の金属膜41が固定接点部材42,43に
接触し、寿命検出スイッチは導通状態(閉状態)とな
る。防爆弁30の弾性、金属膜41が固定接点部材4
2,43に接触するに必要な可動接点部材40の移動距
離などを適当な値に設計しておけば、要交換の判断に適
した内圧上昇があった時点で寿命到来を検出することが
出来る。
【0022】例えば、防爆弁30の設計条件を変えずに
早めに寿命到来を検出したければ、金属膜41が固定接
点部材42,43に接触するに必要な可動接点部材40
の移動距離を小さく値に設計すれば良い。逆に、相当容
量低下が起ってから寿命到来を検出したければ、同移動
距離を大きい値に設計すれば良い。なお、図3の状態に
至る前に防爆弁30が破れてしまうと、寿命検出スイッ
チを閉状態に出来なくなる。従って、寿命検出スイッチ
が閉状態に移行する時点における防爆弁30の膨らみの
程度は、防爆弁30が破れるおそれのない範囲とする。
【0023】図4、図5は、常閉型の寿命検出スイッチ
を防爆弁の膨らみ検知に用いた第2の実施形態を説明す
る図で、電解コンデンサの防爆弁の膨らみ検知機構の周
辺構成を、正常時(使用開始時)の状態(図4)と異常
時(防爆弁膨張時)の状態(図5)に分けて断面図で示
したものである。
【0024】図1の従来例あるいは第1実施形態の場合
と同じく、例えばゴムキャップのような弾性材料からな
る防爆弁(安全弁)30が絶縁座8の開口部に設けら
れ、その外側には可動接点部材40が、防爆弁30の膨
張とともに変位が可能な態様で配置される。可動接点部
材40は、T字形断面を有する栓状の部材であるが、金
属膜41を設ける位置は第1実施形態の場合とは異な
り、図示したように、T字形の張り出し部の下面であ
る。
【0025】防爆弁が取り付けられる絶縁座の開口部の
外側面には固定座44,45が取り付けられており、こ
の固定座44,45には、正常時(図4参照)に可動接
点部材40の金属膜41との接触が可能な態様で固定接
点部材42,43が取り付けられている。また、可動接
点部材40の上方へ向かって張り出た固定座44,45
の先端部44a,45aには、バネ部材46,47が設
けられ、このバネ部材46,47が常時可動接点部材4
0を固定接点部材42,43へ向けて偏椅している。ま
た、正常時(使用開始時)には可動接点部材40の先端
と防爆弁30の間には適当な大きさの隙間CLが存在し
ている。従って、正常時(使用開始時)には、可動接点
部材40は、金属膜41を介して固定接点部材42,4
3上に座した状態をとる。
【0026】固定接点4,43は、両固定接点4,43
間の導通/非導通状態を識別する導通/非導通検出回路
50に接続されており、導通/非導通検出回路50は、
可動接点部材40(金属膜41)、固定接点部材42,
43で構成される寿命検出スイッチの導通/非導通の別
を表わす信号をシステム(例:工作機械などを含むシス
テム)の制御装置へ出力する。
【0027】上記構成を有する電解コンデンサの使用を
新品の状態から開始すると、使用開始当初は電解コンデ
ンサ内部の空間Sの内圧は低く(ほぼ大気圧)、図4に
示した通り、防爆弁30は外側に向かって膨張した状態
にない。従って、可動接点部材40の金属膜41は固定
接点部材42,43に(圧接)接触し、寿命検出スイッ
チは導通状態(閉状態)にある。
【0028】電解コンデンサの使用を続けると、空間S
の内圧は徐々に上昇して防爆弁30が外側に向かって少
しづつ膨張し、やがて可動接点部材40の先端(底面)
に接触する。更に、内圧が高まると、バネ部材46,4
7の偏椅力に抗して(重力が図中下向きに作用するよう
な姿勢で使用されるならば、自重にも抗して)、可動接
点部材40を移動させようとする力が作用し始める。更
に使用を続けると、防爆弁30が可動接点部材40を変
位させて図5の状態とする。
【0029】これにより、寿命検出スイッチは非導通状
態(開状態)となり、それが検出回路50で検出され、
寿命到来(防爆弁膨張)を表わす信号が制御装置に出力
される。防爆弁30の弾性、金属膜41が固定接点部材
42,43に接触するに必要な可動接点部材40の移動
距離、バネ部材46,47の強さなどを適当な値に設計
しておけば、要交換の判断に適した内圧上昇があった時
点で寿命到来を検出することが出来る。なお、寿命検出
スイッチが開状態に移行する時点における防爆弁30の
膨らみの程度は、防爆弁30が破れるおそれのない範囲
とすることは、第1の実施形態の場合と同じである。
【0030】次に、図6、図7は、常閉型のリミットス
イッチを防爆弁の膨らみ検知に用いた第3の実施形態を
説明する図で、電解コンデンサの防爆弁の膨らみ検知機
構の周辺構成を、正常時(使用開始時)の状態(図6)
と異常時(防爆弁膨張時)の状態(図7)に分けて断面
図で示したものである。
【0031】図1の従来例あるいは第1実施形態、第2
実施形態の場合と同じく、例えばゴムキャップのような
弾性材料からなる防爆弁(安全弁)30が絶縁座8の開
口部に設けられる。防爆弁30の外側には、リミットス
イッチLSを付勢するための可動部材60が、防爆弁3
0の膨張とともに変位が可能な態様で配置される。
【0032】可動部材60は、T字形断面を有する栓状
の部材であるが、第1、第2実施形態で使用される可動
接点部材40とは異なり、それ自身が接点(金属膜4
1)を有する必要はなく、正常時(図6参照)には、絶
縁座環状部8aの外側面上に取り付けられた固定座4
4,45上に、自重(または図示しないバネ偏椅力等)
によって)、図示されたような姿勢で座した状態をと
る。
【0033】寿命検出を行なうためのリミットスイッチ
LSは、固定座44,45間に渡された梁部材48のほ
ぼ中央部に、作用点49が可動部材60の頂部側に位置
するように設けられる。図中に簡略描示したように、本
例ではリミットスイッチLSは各々導通/非導通検出回
路50に接続された共通接点COMと常閉接点NCを使
用した常閉型のものが使用されている。しかし、図中に
併記した常開接点NOを常閉接点NCに代えて使用(導
通/非導通検出回路50に接続)すれば、常開型のリミ
ットスイッチとすることも出来ることは言うまでもな
い。
【0034】導通/非導通検出回路50は、第1実施形
態、第2実施形態の場合と同様、可動部材60で付勢さ
れるリミットスイッチLSで構成される寿命検出スイッ
チの導通/非導通の別を表わす信号をシステム(例:工
作機械などを含むシステム)の制御装置へ出力する。
【0035】上記構成を有する電解コンデンサの使用を
新品の状態から開始すると、使用開始当初は電解コンデ
ンサ内部の空間Sの内圧は低く(ほぼ大気圧)、図6に
示した通り、防爆弁30は外側に向かって膨張した状態
にない。従って、可動部材60はリミットスイッチLS
を付勢せず、寿命検出スイッチは導通状態(閉状態)に
ある。
【0036】電解コンデンサの使用を続けると、空間S
の内圧は徐々に上昇して防爆弁30が外側に向かって少
しづつ膨張し、やがて、図7に示した状態となり、可動
部材60がリミットスイッチLSを付勢し、寿命検出ス
イッチは非導通状態(開状態)に移行する。防爆弁30
の弾性、リミットスイッチLSの付勢に必要な可動部材
60の移動距離などを適当な値に設計しておけば、要交
換の判断に適した内圧上昇があった時点で寿命到来を検
出することが出来る。なお、寿命検出スイッチ(リミッ
トスイッチLS)が開状態に移行する時点における防爆
弁30の膨らみの程度は、防爆弁30が破れるおそれの
ない範囲とすることは、第1の実施形態あるいは第2の
実施形態の場合と同じである。
【0037】以上説明した各実施形態で述べた寿命検出
機構は、任意の電気回路に組み込まれた電解コンデンサ
に適用出来る。そして、検出回路を介して得られる寿命
到来を表わす電気信号は、例えば寿命到来報知(例:操
作パネル上の警報ランプ、警報ブザーの付勢)あるいは
その他の寿命到来メッセージ出力に利用することが出来
る。また、例えば工作機械を含むシステムの電源回路の
インバータに組み込まれた電解コンデンサに上記実施形
態を適用し、寿命到来を検出時に、適当なタイミングを
以てシステムを停止させることも可能である。
【0038】図8は、そのような事例におけるシステム
構成の概要を要部ブロック図で示したものである。同図
において、符号100で示されているのは工作機械(こ
こでは5軸加工機)を制御するための数値制御装置(C
NC)で、全体を統括制御するプロセッサ111を備え
ている。プロセッサ111は、バス121を介して、R
OM112に格納されたシステムプログラムを読み出
し、このシステムプログラムに従って、数値制御装置
(CNC)100全体の制御を実行する。例えばDRA
Mで構成されるRAM113には、計算データ、表示デ
ータ等が一時的に格納される。
【0039】CMOS114には、加工プログラム等の
プログラム及び各種パラメータが格納される。CMOS
114は図示されないバッテリでバックアップされ、数
値制御装置(CNC)100の電源がオフされてもデー
タが消去されない不揮発性メモリとして機能する。
【0040】インターフェイス115は、外部機器用と
の入出力を行なう為に設けられ、オフラインプログラミ
ング装置、プリンタ等の外部機器131が接続される。
オフラインプログラミング装置で作成された動作プログ
ラムのデータは、インターフェイス115を介して数値
制御装置(CNC)100に読み込まれる。数値制御装
置(CNC)100で編集されたプログラムのデータ
は、例えばプリンタで出力可能である。
【0041】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)116は、数値制御装置(CNC)100に内
蔵され、I/Oユニット117を介して機械及び表示パ
ネルに設けられているエアシリンダ、ネジ、電気アクチ
ュエータ、警報ランプ等を作動させる。本実施形態にお
いては、警報ランプに電解コンデンサの寿命到来報知ラ
ンプが含まれている。I/Oユニット117は、後述す
るインバータ入力側に設けられる電解コンデンサ1の寿
命検出スイッチ機構SWの導通/非導通状態を検出する
導通/非導通検出回路50にも接続され、電解コンデン
サの寿命の到来/未到来を表わす信号を受け、PMC
(プログラマブル・マシン・コントローラ)116に渡
す。
【0042】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)116は、これら寿命信号の他、機械各部、表
示パネルなどから受け取った信号に適当な処理を加えた
上でプロセッサ111に渡す。プロセッサ111はPM
C(プログラマブル・マシン・コントローラ)116か
ら渡された信号に応じて、必要な処理を行なう。本実施
形態においては、これら処理に、電解コンデンサの寿命
監視/アラームメッセージ出力に関連した処理が含まれ
る(処理内容は後述)。
【0043】グラッフィク制御回路118は、各軸(5
軸)の現在位置、アラーム、パラメータ、画像データ等
のディジタルデータを画像信号に変換して出力する。こ
の画像信号は、CRT/MDIユニット125の表示装
置126に送られ、表示装置126に表示される。イン
ターフェイス119は、CRT/MDIユニット125
内のキーボード127からデータを受けて、プロセッサ
111へ渡す。
【0044】インターフェイス120は、手動パルス発
生器132に接続され、手動パルス発生器132からの
パルスを受ける。手動パルス発生器132は機械操作盤
に実装され、ワークテーブルを含む機械本体の可動部を
手動で移動・位置決めするために使用することが出来
る。
【0045】軸制御回路141〜145は、プロセッサ
111からの各軸(5軸)の移動指令を受けて、各軸の
指令をサーボアンプ151〜155に出力する。サーボ
アンプ151〜155は、この移動指令を受けて、各軸
のサーボモータ161〜165を駆動する。これら各軸
のサーボモータ161〜165は、加工機の基本3軸
(X軸、Y軸、Z軸)並びに回転2軸(C軸、A軸/B
軸)を駆動する。
【0046】符号651はサーボモータ65に付設され
た位置検出器としてのパルスコーダであり、図示は省略
したが、他軸のサーボモータ161〜164にも同様に
パルスコーダが付設される。これらパルスコーダの出力
パルスは、位置フィードバック信号や速度のフィードバ
ック信号の生成に使用される。
【0047】スピンドル制御回路171は、スピンドル
回転指令の指令を受けて、スピンドルアンプ172にス
ピンドル速度信号を出力する。スピンドルアンプ172
は、このスピンドル速度信号を受けて、スピンドルモー
タ173を指令された回転速度で回転し、5軸加工機の
工具のボールエンドミルを回転させる。
【0048】各サーボアンプ151〜155及びスピン
ドルアンプ172は、良く知られている通り、電力変換
器とその制御回路を含んでいる。図中には、電力変換器
の一般的な構成を抽出併記した(破線矢印)。電力変換
器は、3相交流をコンバータ201で一旦直流に変換し
た上で、インバータ202を介してモータに交流電流
(3相)を供給する。そして、インバータ202の入力
部には大容量のコンデンサ(平滑コンデンサ)が組み込
まれており、このコンデンサとして電解コンデンサ1が
広く利用されている。
【0049】本事例では、この電解コンデンサ1として
前述した第1実施形態〜第3実施形態のいずれかの寿命
検出スイッチSW機構付のものを使用する。そして、電
解コンデンサ1の寿命検出スイッチSW機構は、前述し
た態様で導通/非導通検出回路50に接続されている。
導通/非導通検出回路50は、1個または複数個設けら
れ、使用された電解コンデンサ毎の寿命検出スイッチ機
構SWの導通/非導通状態を検出して、I/Oユニット
117へ出力する。
【0050】このようなシステム構成を採用すれば、電
解コンデンサ1(一般には複数個)の寿命到来を監視し
ながら工作機械の運転を行うとともに、いずれかの電解
コンデンサ1について寿命到来が検出された時に、シス
テムを突然停止させるのではなく、システムを停止させ
るに適したタイミングで停止させることが出来る。
【0051】ここでは一例として、電解コンデンサ1の
寿命到来監視を行いながら、加工プログラムで指定され
たN個の動作1〜動作Nを1サイクルとする自動運転を
実行する場合について、電解コンデンサ1の寿命到来監
視及び寿命到来検出時のシステム停止に関連した処理の
フローを示せば図9(処理1)、図10(処理2)のフ
ローチャートのようになる。両処理1,2はタスク処理
により、並列的に実行される。
【0052】なお、これらフローチャート中、F1,F
2は電解コンデンサ1の寿命到来監視に関連して設定さ
れるフラグで、次の意味を持つ。
【0053】F1;導通/非導通検出回路50の出力の
チェック指令の出力状態を表わし、“0”はチェック指
令が出力されていない状態を意味し、“1”はチェック
指令が出力されている状態を意味する。 F2;導通/非導通検出回路50の出力状態を表わし、
“0”は寿命未到来(常開型スイッチ機構であれば“開
状態”、常閉型スイッチ機構であれば“閉状態”)を意
味し、“1”は寿命到来(常開型スイッチ機構であれば
“閉状態”、常閉型スイッチ機構であれば“開状態”)
を意味する。
【0054】処理1(図9)は、導通/非導通検出回路
50の出力状態監視のルーチンであり、先ず、後述する
処理2で寿命チェック指令が出力される(F1の“1”
への反転)のを待つ(ステップS1)。寿命チェック指
令が出されたら、導通/非導通検出回路50の出力状態
をチェックする(ステップS2)。チェックが完了した
ら、フラグF1を“0”へ再反転する。
【0055】そして、チェック結果がいずれの電解コン
デンサ1も寿命未到来を表わすものである場合には(ス
テップS4でノー)、ステップS1へ戻り、再度処理2
で寿命チェック指令が出力されるのを待つ。これに対し
て、いずれかの電解コンデンサ1について寿命到来を表
わすチェック結果が得られたならば(ステップS4でイ
エス)、ステップS5へ進んでフラグF2を“1”に反
転する。
【0056】これによりシステム停止の準備を行なう一
方、更に、ステップS6で電解コンデンサ1の寿命到来
を報知するアラーム関連処理を行なって処理1を終了す
る。アラーム関連処理には、例えば、電解コンデンサ1
の寿命到来を報知するランプの点灯、ブザーの起動、C
RT126へのメッセージ出力(寿命が到来した電解コ
ンデンサを特定するデータの表示)などのための処理が
含まれる。
【0057】次に処理2(図10)は、システム本来の
動作を定めたプログラムの実行と寿命到来検出時のシス
テム停止に関連したルーチンである。先ず、加工プログ
ラム1サイクル分、動作1〜動作Nの実行前に寿命到来
チェックを行なうためにフラグF1を“1”への反転さ
せ(ステップT1)、適当な応答時間の経過後にフラグ
F2の値をチェックする(ステップT2)。
【0058】もし、F2=1であれば、いずれかの電解
コンデンサ1に寿命が到来したことを意味するから、シ
ステム本来の動作は開始せず、ステップT8へ進み、各
サーボアンプ151〜155及びスピンドルアンプ17
2の電源オフを含むシステムの運転停止のための処理を
実行する。
【0059】これに対してF2=0であれば、いずれの
電解コンデンサ1にも寿命が到来していないたことを意
味するから、ステップT3へ進んでシステムの動作を記
述したプログラムの1ブロックを読み込み、次いで動作
(動作1〜動作Nのいずれか1つ)を実行する(ステッ
プT4)。
【0060】動作実行が完了したら、再び寿命チェック
を行なうためにフラグF1を“1”への反転させる(ス
テップT5)。これにより、上述した処理1では、各動
作1〜Nの完了毎に電解コンデンサの寿命チェックの処
理が行なわれることになる。
【0061】処理2では、ステップT4で実行された動
作がN番目(1サイクル完了)であるか否かを判断し
(ステップT6)、イエスであればステップT7へ進
み、ノーであればステップT3へ戻り、プログラムの次
の1ブロックの読み込み以下の処理を実行する。1サイ
クル分の動作が完了してステップT7へ進んだ場合は、
フラグF2の値をチェックする。
【0062】もし、F2=1であれば、いずれかの電解
コンデンサ1に寿命が到来したことを意味するから、ス
テップT8へ進み、各サーボアンプ151〜155及び
スピンドルアンプ172の電源オフを含むシステムの運
転停止のための処理を実行する。これに対してF2=0
であれば、いずれの電解コンデンサ1にも寿命が到来し
ていないたことを意味するから、システムの運転停止の
ための処理は行なわずに処理を終了する(次回のサイク
ルに備える)。
【0063】ここで注意すべきことは、動作1〜動作N
の1サイクル分の運転が続行されている間に処理1で既
に電解コンデンサの寿命チェックの処理が行なわれ、電
解コンデンサの寿命到来が検出されている可能性があ
り、その場合(電解コンデンサの寿命到来:F2=1)
であっても直ちにシステムの電源をオフするようなこと
は行なわず、とりあえず1サイクル分の運転が続行され
ることである。
【0064】但し、いずれのタイミングで電解コンデン
サ1の寿命到来が報知された場合でも、処理1のステッ
プS6でアラーム関連処理(ランプの点灯、ブザーの起
動、CRT126へのメッセージ出力など)がシステム
停止に先だって行なわれるので、オペレータは動作Nの
実行後にはシステム停止となることを予め知ることが出
来る。
【0065】このように、本発明の電解コンデンサは、
防爆弁の膨張状態に応じたスイッチの開閉状態で寿命到
来を表現するので、電解コンデンサの寿命到来を電気信
号の形態で出力するようにシステムに組み込み、システ
ムの動作シーケンスの制御に柔軟に利用することが出来
る。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、個々の電解コンデンサ
について、スイッチ機構の開閉状態を通して寿命到来/
未到来を防爆弁の開放前に確実に検出出来るようになっ
た。その結果、電解コンデンサを適正な時期に交換し、
電解コンデンサを使用した回路に関連するシステムの正
常な動作と安全を確保することが容易になった。また、
電解コンデンサの寿命監視も容易となり、寿命到来に応
じたシステムの動作シーケンスの制御も可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来より使用されている電解コンデンサの代表
的な構造を部分破断断面で示したものである。
【図2】第1の実施形態を説明する図で、電解コンデン
サの防爆弁の膨らみ検知機構の周辺構成を、正常時(使
用開始時)の状態を以て、断面図で示したものである。
【図3】第1の実施形態を説明する図で、電解コンデン
サの防爆弁の膨らみ検知機構の周辺構成を、異常時(防
爆弁膨張時)の状態を以て、断面図で示したものであ
る。
【図4】第2の実施形態を説明する図で、電解コンデン
サの防爆弁の膨らみ検知機構の周辺構成を、正常時(使
用開始時)の状態を以て、断面図で示したものである。
【図5】第2の実施形態を説明する図で、電解コンデン
サの防爆弁の膨らみ検知機構の周辺構成を、異常時(防
爆弁膨張時)の状態を以て、断面図で示したものであ
る。
【図6】第3の実施形態を説明する図で、電解コンデン
サの防爆弁の膨らみ検知機構の周辺構成を、正常時(使
用開始時)の状態を以て、断面図で示したものである。
【図7】第3の実施形態を説明する図で、電解コンデン
サの防爆弁の膨らみ検知機構の周辺構成を、異常時(防
爆弁膨張時)の状態を以て、断面図で示したものであ
る。
【図8】本発明を工作機械の制御装置の電力変換器のイ
ンバータ入力側に組み込まれるコンデンサに適用した事
例を説明する図である。
【図9】図8に示したシステムを用いて、電解コンデン
サの寿命到来監視を行いながら、加工プログラムで指定
されたN個の動作1〜動作Nを1サイクルとする自動運
転を実行する場合について、電解コンデンサの寿命到来
監視に関連した処理の要点を記したフローチャートであ
る。
【図10】図8に示したシステムを用いて、電解コンデ
ンサの寿命到来監視を行いながら、加工プログラムで指
定されたN個の動作1〜動作Nを1サイクルとする自動
運転を実行する場合について、寿命到来検出時のシステ
ム停止に関連した処理の要点を記したフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 電解コンデンサ 2 素子本体部 3 固定剤 4 ケーシング 4a 屈曲部 5 側部スリーブ 6 底部スリーブ 7 ゴムリング 8 絶縁座 8a 環状部 9 リード条 10,20 端子 11 ワッシャ 30 防爆弁(安全弁) 40 可動接点部材 44,45 固定座 41 金属膜 42,43 固定接点部材 50 導通/非導通検出回路 44a,45a 固定座44,45の先端部 46,47 バネ部材 60 可動部材 LS リミットスイッチ COM 共通接点 NC 常閉接点 NO 常開接点 100 数値制御装置(CNC) 111 プロセッサ 112 ROM 113 RAM 114 CMOS 115 インターフェイス 116 PMC(プログラマブル・マシン・コントロー
ラ) 117 I/Oユニット 118 グラッフィク制御回路 119 インターフェイス 120 インターフェイス 121 バス 125 CRT/MDIユニット 126 表示装置 127 キーボード 131 外部機器 132 手動パルス発生器 141〜145 軸制御回路 151〜155 サーボアンプ 161〜165 サーボモータ 171 スピンドル制御回路 172 スピンドルアンプ 173 スピンドルモータ 200 3相交流電源 201 コンバータ 202 インバータ 651 パルスコーダ CL 隙間 S 空間 SW 寿命検出スイッチ機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部で発生するガスを閉じこめる空間
    と、前記空間内に閉じこめられた前記ガスの圧力上昇に
    よって外側に向かって膨張する防爆弁と、前記防爆弁の
    前記膨張によって、前記防爆弁が開放に至る前に動作す
    る寿命検出スイッチ機構を備えた、寿命検出型電解コン
    デンサ。
  2. 【請求項2】 前記寿命検出スイッチ機構は、前記防爆
    弁の近傍に前記防爆弁の前記膨張によって変位するよう
    に配置された可動接点部材と、前記可動接点部材との間
    で接点を構成する固定接点部材を備え、 前記可動接点部材の前記変位によって前記寿命検出スイ
    ッチ機構が閉状態から開状態に移行するようになってい
    る、請求項1に記載された寿命検出型電解コンデンサ。
  3. 【請求項3】 前記寿命検出スイッチ機構は、前記防爆
    弁の近傍に前記防爆弁の前記膨張によって変位するよう
    に配置された可動接点部材と、前記可動接点部材との間
    で接点を構成する固定接点部材を備え、 前記可動接点部材の前記変位によって前記寿命検出スイ
    ッチ機構が開状態から閉状態に移行するようになってい
    る、請求項1に記載された寿命検出型電解コンデンサ。
  4. 【請求項4】 前記寿命検出スイッチ機構は、前記防爆
    弁の近傍に前記防爆弁の前記膨張によって変位するよう
    に配置された可動部材と、前記可動部材の前記変位によ
    って動作可能な位置に配置されたリミットスイッチを備
    え、 前記可動接点部材の前記変位によって前記リミットスイ
    ッチが開状態から閉状態に移行するようになっている、
    請求項1に記載された寿命検出型電解コンデンサ。
  5. 【請求項5】 前記寿命検出スイッチ機構は、前記防爆
    弁の近傍に前記防爆弁の前記膨張によって変位するよう
    に配置された可動部材と、前記可動部材の前記変位によ
    って動作可能な位置に配置されたリミットスイッチを備
    え、 前記可動接点部材の前記変位によって前記リミットスイ
    ッチが閉状態から開状態に移行するようになっている、
    請求項1に記載された寿命検出型電解コンデンサ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010272566A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Nichicon Corp 電解コンデンサ
US11551876B2 (en) 2020-07-14 2023-01-10 Dongguan Hec Tech R&D Co., Ltd. Pressure relief valve and an electrolytic capacitor therewith

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010272566A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Nichicon Corp 電解コンデンサ
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