JPH10205497A - 冷却空気導入排出装置 - Google Patents

冷却空気導入排出装置

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JPH10205497A
JPH10205497A JP9063857A JP6385797A JPH10205497A JP H10205497 A JPH10205497 A JP H10205497A JP 9063857 A JP9063857 A JP 9063857A JP 6385797 A JP6385797 A JP 6385797A JP H10205497 A JPH10205497 A JP H10205497A
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JP
Japan
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fan
cooling air
wind direction
shroud
changing plate
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Application number
JP9063857A
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English (en)
Inventor
Toshio Tsubakida
敏雄 椿田
Yoshinori Hashimoto
芳則 橋本
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00457Ventilation unit, e.g. combined with a radiator
    • B60H1/00464The ventilator being of the axial type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
    • F04D29/32Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps
    • F04D29/325Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps for axial flow fans
    • F04D29/326Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps for axial flow fans comprising a rotating shroud
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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    • F04D29/54Fluid-guiding means, e.g. diffusers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シュラウドを備えたファンに対するかぶり率
の高い冷却空気導入排出装置にあって、ファンから吹出
される排風がエンジン等の障害物との距離により排風量
の低下をなくすことを目的としたものである。 【解決手段】 シュラウドを備えたファンに対するかぶ
り率の高い冷却空気導入排出装置にあって、ファンの後
方に風向変更板を設けて、排風を外方へ排出させる。風
向変更板の固定羽根は、ずれ角と取付角を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のエンジ
ンの前方に配置されたラジエータやコンデンサに冷却風
を導入するファンの導風効果を高めるために用いられる
シュラウドを持つファンシュラウドにあって、ファンの
排風の改善を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車にあっては居住空間を最大
級に広げるためにエンジンルームが小さくなると共に、
加えてエアコン用のコンデンサ、コンプレッサ、パワー
ステアリング用コンプレッサ、ABSなどの種々の補機
類が搭載されてきている。このため、ファンとその背後
にあるエンジンや補機との間のスペースは小さい傾向に
ある。コンデンサ、ラジエータは、本来的な機能として
当該機器を冷却させるために、ファンを有している。こ
のファンを回転させることで、空気の流れを作り出して
放熱させるものであるが、一般に車両の先端から吸引
し、コンデンサ、ラジエータを通り、ファンの背後から
エンジンルーム内に排風している。
【0003】このファンの効率の向上のために、被冷却
機器から該ファンまでの間にシュラウドが設けられてお
り、排風は整流されて直ぐに吹出し、エンジン等の機器
に向かって排出している。このシュラウドの下流端がフ
ァンのどの程度までかぶっているかをシュラウドのファ
ンに対する「かぶり率」といい、図20に示すように、
K=Y/X×100で表される。図21a,bは、かぶ
り率の高いファンと低いファンの排出風を比較したもの
で、かぶり率が高いファンでは、ファン外周部の空気の
乱れが少なく、シュラウドに覆われているため、正圧面
から負圧面への空気のまわり込みも少ない。またファン
からの排風はシュラウドにより半径方向への拡がりを妨
げられるため真っすぐに後方へ向かう傾向がある。かぶ
り率が60%から70%以下(従来例図21bに示
す。)であれば、図20の二点鎖線で示すようにファン
とエンジン等の機器間の距離に影響は受けない。これは
ファンの排風がファン半径方向へ拡散するためである
(図22b参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かぶり率が高
い(80%以上)の場合には、図22aに示すようにフ
ァン外周部での空気の乱れが少なくなり、騒音の低下、
ファンの効率の改善等の利点を持っているが、図19に
示すように、ファンとエンジン等の機器の間の距離によ
る影響が大きくなる。これは、ファンの排風がかぶり率
が低い場合に比べ半径方向へ拡がりにくく、後方へ直線
的に排出される傾向が強いためである(図21a参
照)。排風がエンジン等の機器(障害物)に衝突する
と、エネルギーロスが生じ、排風効率が低下する。特に
種々のファンにつき調査した結果によると、隙間の距離
が200mm程度以下では図19に示す実線のように風
量がダウンする欠点が顕著に現れていた。
【0005】また、羽根の外周が円筒状のリングにより
連結された、いわゆるリングファンにあっては二種類の
かぶり率があり、第1にリングが羽根のどの程度までか
ぶっているかをリングの羽根に対するかぶり率という。
図23はその例を示し、リングの羽根に対するかぶり率
K2=Y/X×100で表される。
【0006】さらに、第2にシュラウドによるファンに
対するかぶり率があり、このかぶり率K1=Y/X×1
00で表される。この二つのかぶり率にあっても、前述
したシュラウドに対するかぶり率と同様な傾向を示し、
0004で示したような欠点を持っている。
【0007】また、従来例として、特許出願公表昭61
−502267号が存在するが、この公知例としては、
ファンの後流側に固定部材が配され、空気流の回転方向
成分を除去する制御面を持って、ファンの軸方向に添っ
た直すぐの排風を行っているものである。この公知例に
あっては、ファンとエンジン等の機器の間の距離による
影響をまともに受け、排風量が低下する欠点が起こるの
は明らかである。
【0008】このため、この発明では、自動車エンジン
ルーム内に配置されるファン装置にあって、かぶり率が
高い冷却空気導入排出装置にあって、上述の欠点を解決
するために、ファンから吹出される排風の方向を変更す
る手段を持たせることで風量が低下することを防ぐこと
を目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る冷却空気
導入排出装置は、自動車のエンジンの前方部に配置され
た熱交換器の背後にあって、該熱交換器に冷却空気を導
入するファンを設けると共に、前記熱交換器からファン
までの空気通路を形成するシュラウドを持ち、該シュラ
ウドのファンに対するかぶり率が高い冷却空気導入排出
装置において、前記ファンの後方に風向変更板を設け、
該風向変更板は、放射方向の多数の固定羽根を持ち、こ
の固定羽根は、ファン回転方向側にずれ角を有すると共
に、取付角を有することを特徴とする冷却空気導入排出
装置(請求項1)。
【0010】また、この発明に係る冷却空気導入排出装
置は、自動車のエンジンの前方部に配置された熱交換器
の背後にあって、該熱交換器冷却空気を導入する外周に
リングを設けたリングファンを設けると共に、前記熱交
換器からリングファンまでの空気通路を形成するシュラ
ウドを持ち、前記リングもしくは前記シュラウドの一方
又は双方のリングファンに対するかぶり率が高い冷却空
気導入排出装置において、前記ファンの後方に風向変更
板を設け、該風向変更板は、放射方向の多数の固定羽根
を持ち、この固定羽根は、ファン回転方向側にずれて設
けられると共に、取付角を有することを特徴とする(請
求項2)。
【0011】これによって、ファンからの排風が風向変
更板にて外方へ吹出方向が変更され、ファンとエンジン
等の機器の間の距離が狭くても風量が低下する不都合を
解決することができるものである。
【0012】固定羽根の最外径部の最内径部に対するず
れ角がファン回転方向側に10度から60度持たされて
いる(請求項3)と共に、ずれ角は固定羽根の40%以
上の部分にあれば良いし(請求項4)、固定羽根の取付
角を30度から70度にし(請求項5)、また固定羽根
の断面形状を翼形状としている(請求項6)。
【0013】これにより、ファンからの排風のエンジン
等への衝突によるエネルギーロスを著しく改善できるも
のである。
【0014】風向変更板は、シュラウドとは独立となっ
ていても良いし、シュラウドと一体に形成しても良い。
特に樹脂にて一体的に成形をすれば、複雑な形状を精度
良く、且つ容易に製作することが可能である。(請求項
7,8)。また独立の場合は風向変更板は、ファンモー
タに取付られているが、シュラウドと一体形成の場合は
ファンモータの固定板を兼ねても良いものである(請求
項9,10)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面により説明する。
【0016】図1にあって、自動車のエンジンルーム1
の断面図が示され、前面が開口する空気取付口2となっ
ており、グリル3が配されるに続いて、空調装置の冷房
サイクルを構成するコンデンサ4が配され、さらにその
後方にエンジンの冷却水を冷やすラジエータ5が設けら
れている。そして、その後方にファン6が設けられてい
ると共に、ファン6の効率の向上のために、前記ラジエ
ータ5からファン6までの間にシュラウド10が設けれ
ており、該シュラウド10にて空気通路11が形成され
ている。
【0017】ファン6は軸流ファンであり、例えばモー
タなどにより回転駆動させることにより回転軸に平行な
方向の空気流を発生させるものである。このため、ファ
ン6が回転されることで、冷却空気がグリル3により導
入され、熱交換器4,5を冷却し、空気通路11を通っ
てエンジンルーム1内のエンジン7等の機器に向けて排
出される。
【0018】ファン6の後方には、下記に説明する風向
変更板13が設けられ、これにより排出風は排出方向が
外方へ変向され、スムーズに排出される。なお、図1に
あって、14,15はプーリ、16はコンプレッサ等の
補機である。
【0019】図2、図3において、ファン6は、ファン
モータ6aに外嵌される取付板18にてシュラウド10
の後端に配されている。風向変更板13は、中心にボス
20を持ち、このボス20から9枚の固定羽根21が放
射方向に延設され、先端に補強リング22が取付けられ
ている。この風向変更板13の固定羽根21には「ずれ
角」が持たされている。このずれ角とは、図4を参照し
て説明すると、回転中心POを原点とし、POから固定
羽根21の根本部分の点P1を通る直線の角度の基準線
(位置角0度)とし、ファン回転方向を正方向とする回
転座標系を定義とすると、固定羽根21の先端部分の点
P2を通る直線と前記基準線との角度をずれ角βと表現
する。
【0020】この例では、風向変更板13の固定羽根2
1は、全長にわたり近接する内径側の部分よりもファン
回転方向側にずれている。ファンによる排風の動きを図
5中に実線で示す。なお、図5は回転方向からみた図で
あるから、軸方向成分は表現されていない。ファンを通
過した直後の排風は、かぶり率が高いため、半径方向の
成分が少なく、主として軸方向および回転方向の成分か
らなる。
【0021】その後、固定羽根21に衝突した排風は、
固定羽根21に沿って流れることになる。ここで固定羽
根21は、近接する内径側の部分よりファン回転方向側
にずれているため、固定羽根に衝突した排風は固定羽根
21に沿って半径方向に拡がる方向に向かう。つまり、
半径方向の速度成分が追加されることになる。図5中に
実線にてファン直後から固定羽根21に沿って流れる空
気の動きを示し、二点鎖線にて固定羽根により変更され
た後の排風の全体的な流れを示す。
【0022】固定羽根21は、その全長のできるだけ多
くの部分において近接する内径側の部分より回転方向側
にずれていることにより、より大きな効果が得られる
が、発明者らの実験の結果、全長のおよそ40%以上で
あれば確実に効果があり、70%以上にわたると著しい
効果が得られる。図6は固定羽根の外径部分の約40%
にわたり、近接する内径側の部分より回転方向側にずれ
ている例である。図6においては、固定羽根21の外径
部40%に部分に衝突した排風は半径方向に拡がる方向
に向かい、本発明の目的は達成される。
【0023】図7は、発明者らが最内径部と最外径部の
ずれ角βを種々に変え、他の条件と同一としてファン風
量を測定した結果をグラフ化したものである。ずれ角が
10度から60度の範囲で風量が最大となる。
【0024】図9は、固定羽根21及びファンをファン
回転軸を中心軸とする円筒面で切断した断面図である。
本明細書では、ファン進行方向に対して固定羽根がなす
角度(図示γ)を取付角と呼ぶ。図9は固定羽根の断面
形状が直線的な例であるが、固定羽根21の断面形状は
曲がっていても良く、この場合固定羽根21の断面図上
での両端を結ぶ線に対して前記取付角は定義される。な
お、取付角の正負は図9に示すように、固定羽根先端の
点Ptを原点としてファン進行方向に平行な線を基準
(0度)としファンの排風の下流側へ向かって正方向と
する。
【0025】図9に示すように、取付角γは30度から
70度の範囲にあるため、ファン排風は固定羽根に衝突
し、固定羽根に沿ってスムーズに流れるので、前記した
ような排風の半径方向への拡がりを確実なものとするこ
とになる。図8は、発明者らが種々の取付角について、
他の条件と同一としてファン風量を測定した結果をグラ
フ化したものである。取付角が30度から70度の範囲
で風量は最大となる。取付角γが80度以上では、空気
流の曲がり角が大きくなりエネルギーロスが増大し、ま
た20度以下では逆に曲がり角が小さすぎ充分な風向き
の制御が行えないし、ファンの運転をしない場合に車両
の走行による空気の抵抗が大きくなり充分な空気が取り
込めなくなり、結果的にファン運転の頻度が高くなり、
車両の消費電力の増大を招くことになるため好ましくな
い。
【0026】ファンの排風と障害物の影響は、図19に
示されるごとくである。図19は発明者らがファンの障
害物として、ファン後方にファン排風の障害となる抵抗
体を配し、ファンからその抵抗体までの距離を考えてフ
ァン風量を調査した結果をグラフ化したものである。二
点鎖線にて示す従来のかぶり率の低いファンでは、抵抗
体との隙間の距離の影響は少ないが、ファン外周部での
空気の乱れによるエネルギーロスが大きいため全体に風
量は少ない。
【0027】これに対し、従来のかぶり率の高いファン
では、図19に実線で示すように、隙間の距離が大きい
場合には風量が多いが、隙間の距離が約200mm以下で
は隙間の距離の影響が大きくなり、著しく風量が低下
し、ある距離で従来のかぶり率の低いファンよりも風量
が少なくなる。これらに対して、破線で示す本発明で
は、全体的に風量が多いと共に隙間の距離の影響が少な
く、従来のかぶり率の低いファンに逆転される領域はな
い。
【0028】図10にあって、風向変更板13の他の取
付例が示され、該風向変更板13がシュラウド10の後
端に一体的に形成されており、固定羽根21の先端がシ
ュラウド10の後端に固着されて、ボス20にファンの
ファンモータ6aが嵌入され、ファン6が支えられる。
【0029】図11乃至15にあっては、この発明の風
向変更板13の他の変形例が示され、図11では、固定
羽根21が半径方向(外方)へ伸びるほど、固定羽根の
巾を広がるように形成して斜流効果を高めている。
【0030】図12乃至図13では、ファン6の種類に
より軸流速の半径方向分布の状況により、風向変更板1
3の固定羽根21の形状を変えたもので、図12にあっ
て、該固定羽根21をファンの回転方向に対して凹とな
るように湾曲させたもので、外周部ほど斜流効果を大き
くしたものである。即ち軸方向流が外周で大きい場合に
は有効である。この例でもずれ角βを有していることが
必要である。
【0031】図13では、固定羽根21の形状をファン
の回転方向に対して凸となるように湾曲させたもので、
内周部ほど斜流効果を大きくしたものである。即ち、軸
方向流が内周で大きい場合に有効である。この例でもず
れ角βを有している。
【0032】図14では、固定羽根の補強のため、ファ
ン回転中心を中心とする中心円状のリブ23を追加した
ものである。ずれ角βが大きい場合に固定羽根21の全
長が長くなる傾向があるため、特に固定羽根21がモー
タの固定手段を兼ねる場合などではこのような補強用の
リブが有効である。補強リブ23はファン排風下流側に
向かって広がる、おおむね円錐状の面であれば排風の半
径方向の拡がりを疎外するのを最低限に抑えることがで
きる。また補強リブ23はこの例のように中心円状であ
る必要はなく、固定羽根同志連結され構造的な強度が増
加するものであって、ファン排風の通過を極端に疎外す
るものでなければ、その目的が達成されることはいうま
でもない。
【0033】図15では、固定羽根21の断面が翼形状
をした例で、固定羽根を通過する排風のエネルギーロス
が小さくなるという利点がある。
【0034】図16乃至図18において、リングファン
を用いた冷却空気導入排出装置おける本発明の風向変更
板が使用される例が示されている。図16には、シュラ
ウドのファンに対するかぶり率K1及びリングの羽根に
対するかぶり率K2共に大きい(80%以上)場合、図
17には、シュラウドのファンに対するかぶり率K1が
大きい(80%以上)場合、図18には、リングの羽根
に対するかぶり率K2が大きい(80%以上)の場合が
示されている。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、かぶ
り率が高いファンにおける低騒音、高効率という特徴を
活かしながら従来の高かぶり率のファンの欠点であった
排風の障害物の影響を受けやすいという点を解決するこ
とが可能である。ファン後方に設けられた風向変更板に
より排風を外方へ排出するため、近年の自動車のように
排風通路が狭くなり、ファン背後にエンジン構成品が間
近に配置される場合でも、高かぶり率のファンのメリッ
トを充分に享受でき、結果として大きな風量が得られる
と共に、低騒音となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の冷却空気導入排出装置が設置された
状態のエンジンルームの断面図る。
【図2】シュラウド後方におけるファンと風向変更板の
関係を示す断面図である。
【図3】風向変更板の斜視図である。
【図4】風向変更板の一部を示し、固定羽根にある「ず
れ角」を説明する図である。
【図5】風向変更板の正面図である。
【図6】風向変更板の固定羽根にあるずれ角が部分的
(40%以上)にある正面図である。
【図7】風向変更板の固定羽根のずれ角βと風量との関
係を示す特性線図である。
【図8】風向変更板の固定羽根の取付角γと風量との関
係を示す特性線図である。
【図9】固定羽根の断面図を示し、取付角αの説明図で
ある。
【図10】シュラウドの後端に風向変更板が一体に設け
られ、該風向変更板にファンが支えられている断面図で
ある。
【図11】風向変更板の固定羽根の変形例を示す図であ
る。
【図12】ファンの軸流速分布に対応する風向変更板の
固定羽根の変形例を示す図である。
【図13】ファンの軸流速分布に対応する風向変更板の
固定羽根の変形例を示す図である。
【図14】風向変更板の変形例を示す図である。
【図15】風向変更板の固定羽根の断面図である。
【図16】本発明が採用されるリングファンとシュラウ
ドとの関係を示す図で、シュラウドのファンに対するか
ぶり率K1及びリングの羽根に対するかぶり率K2共に
大きい場合である。
【図17】本発明が採用されるリングファンとシュラウ
ドとの関係を示す図で、シュラウドのファンに対するか
ぶり率K1が大きく、リングの羽根に対するかぶり率K
2が小さい場合である。
【図18】本発明が採用されるリングファンとシュラウ
ドとの関係を示す図で、シュラウドのファンに対するか
ぶり率K1が小さく、リングの羽根に対するかぶり率K
2が大きい場合である。
【図19】ファンとエンジン等の機器と距離と風量との
関係を示す特性線図である。
【図20】シュラウドの後端とファンとの関係における
かぶり率を説明する図である。
【図21】ファンとシュラウドの関係におけるかぶり率
と排風方向の関係を示す図である。
【図22】シュラウドのリングファンに対するかぶり率
を説明する図である。
【図23】リングファンにあって、リングの羽根に対す
るかぶり率を説明する図である。
【符号の説明】
1 エンジンルーム 2 空気取入口 4 コンデンサ 5 ラジエータ 6 ファン 6a ファンモータ 6b 羽根 6´ リングファン 6a´ファンモータ 6b´羽根 6c´リング 7 エンジン 10 シュラウド 13 風向変更板 20 ボス 21 固定羽根 β ずれ角 γ 取付角
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】近年、自動車にあっては居住空間を最大
級に広げるためにエンジンルームが小さくなると共に、
加えてエアコン用のコンデンサ、コンプレッサ、パワー
ステアリング用コンプレッサ、ABSなどの種々の補機
類が搭載されてきている。このため、ファンとその背後
にあるエンジンや補機との間のスペースは小さくなる
向にある。コンデンサ、ラジエータは、本来的な機能と
して当該機器を冷却させるために、ファンを有してい
る。このファンを回転させることで、空気の流れを作り
出して放熱させるものであるが、一般に車両の先端から
吸引し、コンデンサ、ラジエータを通り、ファンの背後
からエンジンルーム内に排風している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】このファンの効率の向上のために、被冷却
機器から該ファンまでの間にシュラウドが設けられてお
り、排風は整流されて直ぐに吹出し、エンジン等の機器
に向かって排出している。このシュラウドの下流端がフ
ァンのどの程度までかぶっているかをシュラウドのファ
ンに対する「かぶり率」といい、図20に示すように、
K=Y/X×100で表される。図21(a)(b)
は、かぶり率の高いファンと低いファンの排出風を比較
したもので、かぶり率が高いファンでは、ファン外周部
の空気の乱れが少なく、シュラウドに覆われているた
め、正圧面から負圧面への空気のまわり込みも少ない。
またファンからの排風はシュラウドにより半径方向への
拡がりを妨げられるため真っすぐに後方へ向かう傾向が
ある。かぶり率が60%から70%以下(従来例図21
(b)に示す。)であれば、図20の二点鎖線で示すよ
うにファンとエンジン等の機器間の距離に影響は受けな
い。これはファンの排風がファン半径方向へ拡散するた
めである(図21(b)参照)。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かぶり率が高
い(80%以上)の場合には、図21(a)に示すよう
にファン外周部での空気の乱れが少なくなり、騒音の低
下、ファンの効率の改善等の利点を持っているが、図1
9に示すように、ファンとエンジン等の機器の間の距離
による影響が大きくなる。これは、ファンの排風がかぶ
り率が低い場合に比べ半径方向へ拡がりにくく、後方へ
直線的に排出される傾向が強いためである(図21
(a)参照)。排風がエンジン等の機器(障害物)に衝
突すると、エネルギーロスが生じ、排風効率が低下す
る。特に種々のファンにつき調査した結果によると、隙
間の距離が200mm程度以下では図19に示す実線の
ように風量がダウンする欠点が顕著に現れていた。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】さらに、第2にシュラウドによるファンに
対するかぶり率があり、図22はその例を示し、このか
ぶり率K1=Y/X×100で表される。この二つのか
ぶり率にあっても、前述したシュラウドかぶり率と同
様な傾向を示し、
【0004】 で示したような欠点を持っている。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のエンジンの前方部に配置された
    熱交換器の背後にあって、該熱交換器に冷却空気を導入
    するファンを設けると共に、前記熱交換器からファンま
    での空気通路を形成するシュラウドを持ち、該シュラウ
    ドのファンに対するかぶり率が高い冷却空気導入排出装
    置において、 前記ファンの後方に風向変更板を設け、該風向変更板
    は、放射方向の多数の固定羽根を持ち、この固定羽根
    は、ファン回転方向側にずれ角を有すると共に、取付角
    を有することを特徴とする冷却空気導入排出装置。
  2. 【請求項2】 自動車のエンジンの前方部に配置された
    熱交換器の背後にあって、該熱交換器冷却空気を導入す
    る外周にリングを設けたリングファンを設けると共に、
    前記熱交換器からリングファンまでの空気通路を形成す
    るシュラウドを持ち、前記リングもしくは前記シュラウ
    ドの一方又は双方のリングファンに対するかぶり率が高
    い冷却空気導入排出装置において、 前記ファンの後方に風向変更板を設け、該風向変更板
    は、放射方向の多数の固定羽根を持ち、この固定羽根
    は、ファン回転方向側にずれて設けられると共に、取付
    角を有することを特徴とする冷却空気導入排出装置。
  3. 【請求項3】 固定羽根の最外径部の最内径部に対する
    ずれ角がファン回転方向側に10度から60度である請
    求項1及び2記載の冷却空気導入排出装置。
  4. 【請求項4】 固定羽根は、その40%以上の部分にお
    いて、ずれ角を有する請求項3記載の冷却空気導入排出
    装置。
  5. 【請求項5】 固定羽根の取付角が30度から70度の
    範囲にある請求項1記載の冷却空気導入排出装置。
  6. 【請求項6】 固定羽根は断面が翼形状である請求項1
    及び2記載の冷却空気導入排出装置。
  7. 【請求項7】 風向変更板は、シュラウドとは独立して
    いる請求項1及び2記載の冷却空気導入排出装置。
  8. 【請求項8】 風向変更板は、シュラウドと一体に形成
    されている請求項1及び2記載の冷却空気導入排出装
    置。
  9. 【請求項9】 風向変更板は、ファンモータに取付けら
    れる請求項1及び2記載の冷却空気導入排出装置。
  10. 【請求項10】 風向変更板は、ファンモータの固定手段
    を兼ねる請求項1及び2記載の冷却空気導入排出装置。
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