JPH10204401A - 感圧性接着剤組成物 - Google Patents

感圧性接着剤組成物

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JPH10204401A
JPH10204401A JP2613097A JP2613097A JPH10204401A JP H10204401 A JPH10204401 A JP H10204401A JP 2613097 A JP2613097 A JP 2613097A JP 2613097 A JP2613097 A JP 2613097A JP H10204401 A JPH10204401 A JP H10204401A
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resin
compound
rubber
sensitive adhesive
pigment
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JP2613097A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Kamimura
朋之 上村
Akinao Ooshita
彰尚 大下
Kosaku Akasaka
公作 赤阪
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Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タック性、接着力、凝集力、耐久性等に優
れ、更に顔料分散安定性にも優れた感圧性接着剤組成物
を提供すること。 【解決手段】 アクリル系樹脂(A)、ゴム系樹脂
(B)、架橋性化合物(C)、及び顔料(D)を含有し
てなる、好ましくは更に硬化剤を配合してなる感圧性接
着剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タック性、接着
力、凝集力、耐久性に優れ、更に顔料の分散安定性に優
れた感圧性接着剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、感圧性接着剤の主成分として
天然ゴム、合成ゴム等の弾性体又はアクリル酸エステル
系の合成樹脂等があり、又、着色を始めとして導電性の
付与、帯電防止性、電磁波シールド性等の目的のため、
感圧性接着剤に顔料を添加するといったことが行われて
おり、かかる顔料は一般に、表面が酸化物又は水酸化物
となって非極性に近い状態で安定化しているため、アク
リル系粘着剤などの極性の粘着剤中に顔料を分散させた
場合には、相溶性が悪く、アクリル系粘着剤中で顔料が
分離し、凝集や沈殿を起こしやすく、顔料分散の安定性
に問題が生じる。又、粘着物性に着目するとアクリル系
粘着剤は凝集力、耐久性等に優れるがタック、粘着力は
劣っているという性質があり、一方、ゴム系粘着剤はア
クリル系粘着剤に比べて顔料分散安定性に優れるが粘着
物性的にはタック、接着力等に優れるが凝集力や耐候性
に劣り、一長一短を有するものである。
【0003】上記の粘着物性に着目してみると、これら
粘着剤の欠点を補充し、長所を組み合わせる目的で、
天然ゴム、合成ゴム等のゴム系樹脂にアクリル酸エステ
ル等のビニル系単量体をグラフト重合せしめてなる感圧
性接着剤や、ポリブテンとアクリル酸エステル、ビニ
ルエステル等を共重合せしめてなる感圧性接着剤(特公
昭50−37689号公報)、等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、顔料の
分散性という観点から上記、の技術について、本発
明者等が詳細に検討した結果、上記の方法に顔料を配
合した場合には、顔料分散安定性の他に、耐久性が充分
に満足できるものではなく、更に、タック性についても
良好なものは得られなかった。又、上記の方法につい
ても検討した結果、ポリブテンとアクリル系樹脂とでは
依然として相溶性が悪く、相分離してしまうことが判明
した。
【0005】即ち、上記公報開示技術に顔料を配合す
る場合には、ポリブテンを有機溶剤に溶解した溶液中で
アクリル系単量体等を共重合したところで、得られた溶
液はアクリルオリゴマーと多量の残存単量体、そして未
反応のポリブテンの混合物となるのみであり、該溶液か
らポリブテンが相分離する結果となり、従って満足のい
く良好なタック、接着力、凝集力等は得られず、更に、
顔料分散安定性が悪く、良好な粘着剤、即ち感圧性接着
剤組成物が得られないのである。
【0006】しかるに、本発明はこのような背景下にお
いて、上記課題を解決したタック性、接着力、凝集力、
耐久性等の粘着物性に優れ、更に顔料分散安定性にも優
れたアクリル系樹脂の特性とゴム系樹脂の特性とを合わ
せ持った感圧性接着剤組成物を提供することを目的とす
る。
【0007】
【問題を解決するための手段】本発明者等は、かかる問
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、アクリル系樹脂
(A)、ゴム系樹脂(B)、架橋性化合物(C)、及び
顔料(D)を含有してなり、好ましくは更に硬化剤を配
合してなる感圧性接着剤組成物が、上記目的と合致する
ことを見いだし、本発明を完成した。本発明では、更に
タッキファイヤーを配合することも好ましく採用され
る。本発明の感圧性接着剤組成物はタック性、接着力、
耐久性に優れ、特にタック性についてはゴム系樹脂その
ものよりはるかに優れた効果を示し、更に良好な顔料分
散安定性を示すものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を詳細に述べる。
本発明で用いられるアクリル系樹脂(A)としては、
(メタ)アクリル酸エステル(A−1)と飽和モノカル
ボン酸のビニルエステル(A−2)及び上記以外の共重
合性ビニル単量体(A−3)を適宜共重合させて得られ
るものであればよい。
【0009】(メタ)アクリル酸エステル(A−1)と
してはアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−メチル
−3−エチル、アクリル酸3−メチル−3−エチル、ア
クリル酸3−メチル−3−プロピル、アクリル酸グリシ
ジルエーテル、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル
酸トリフルオロメチル、アクリル酸トリメチルシリル、
メタクリル酸ヒドロキシエチル、モノ(2−メタクリロ
イロキシエチル)リン酸、メタクリル酸ジエチルアミノ
エチル、2−メタクリロイルオキシエチルコハク酸、メ
タクリル酸2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ヒド
ロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、(メ
タ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸ポリエ
チレングリコール、(メタ)アクリル酸ポリプロピレン
グリコール、(メタ)アクリル酸フェノキシポリエチレ
ングリコール、(メタ)アクリル酸フェノキシポリプロ
ピレングリコール、ポリエチレングリコールジ(メタ)
アクリル酸エステル、ポリプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリル酸エステル、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリル酸エステル、テトラメチロールメタン
トリ(メタ)アクリル酸エステル等が挙げられる。
【0010】飽和モノカルボン酸のビニルエステル(A
−2)としては酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、エト
キシ酢酸ビニル、イソ酪酸ビニル、酪酸ビニル、ラウリ
ル酸ビニル、ステアリン酸ビニル、ケイ皮酸ビニル、安
息香酸ビニル、ギ酸ビニル等が挙げられ、又上記以外の
共重合性ビニル単量体(A−3)としてはイタコン酸、
無水マレイン酸、マレイン酸ジブチル、フマル酸、フマ
ル酸ジブチル、アリルグリシジルエーテル、ビニルピロ
リドン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1
−デセン、アクリルアミド、アクリロニトリル、スチレ
ン、(メタ)アクリル酸等が挙げられる。但し、これら
に限定されるものではない。
【0011】(A−1)、(A−2)、(A−3)の配
合割合は、単量体総量に対して(A−1)が0〜100
重量%、好ましくは40〜95重量%、(A−2)が0
〜50重量%、好ましくは1〜40重量%、(A−3)
が0〜50重量%、好ましくは1〜40重量%である。
又、重合触媒としては、アゾビスイソブチロニトリル、
過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル等が挙げられ、重
合溶剤としては酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソプロ
ピル、トルエン、キシレン、ベンゼン、n−ヘキサン、
シクロヘキサン、アセトン、メチルエチルケトン、メタ
ノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピ
ルアルコール、ブタノール、ミネラルスピリット等が挙
げられる。
【0012】重合反応については、不活性雰囲気下又は
還元性雰囲気下、密閉溶剤還流下で20〜200℃で
0.5〜50時間程度行われる。重合物の樹脂分は1〜
99重量%であり、粘度(25℃)は100〜1000
00cps、好ましくは500〜50000cpsで、
重量平均分子量は100〜2000000、好ましくは
300〜10000で、分子量分布(重量平均分子量/
数平均分子量)は0.1〜10、好ましくは1〜5であ
ることが望まれる。重量分子量が100未満では感圧性
接着剤組成物が柔らかくなり過ぎ、2000000を越
えると粘度が大きくなり過ぎて取り扱いが困難となり好
ましくない。又、分子量分布が上記範囲以外では感圧性
接着剤組成物の製造が困難となり好ましくない。
【0013】本発明で用いられるゴム系樹脂(B)とし
ては、重量平均分子量が100〜2000000、好ま
しくは300〜200000、更に好ましくは500〜
100000であれば特に制限されず、例えば天然ゴ
ム、シリコーンゴム、アクリルゴム、スチレンブタジエ
ンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、ポリブテン
ゴム、ポリイソブチレンゴム、イソプレンゴム、イソプ
レンイソブチレンゴム、クロロプレンゴム、ポリビニル
エーテルゴム、フッ素化ゴム、塩素化ゴム、ウレタンゴ
ム等が挙げられ、単独又は二種以上の混合物あるいは共
重合物として用いられる。
【0014】中でもポリブテン、ポリイソブチレンが特
に好ましく用いられ、更に好ましくは平均分子量が10
0〜10000、好ましくは300〜5000のものが
好適で、具体的には、ポリブテンとしてHV−50(日
本石油化学社製)、HV−100(日本石油化学社
製)、HV−300(日本石油化学社製)、LV−10
0(日本石油化学社製)、100R(日本石油化学社
製)、300R(日本石油化学社製)、ポリビス30S
H(日本油脂社製)、ポリビス10N(日本油脂社
製)、ポリイソブチレンとしてビスタネックスLM(エ
クソン化学社製)、ビスタネックスMM(エクソン化学
社製)、テトラックス3T(日本石油化学社製)、テト
ラックス4T(日本石油化学社製)、テトラックス5T
(日本石油化学社製)、テトラックス6T(日本石油化
学社製)等の商品名が挙げられる。
【0015】又、ゴム系樹脂(B)として、水素化ニト
リルゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、エピクロロ
ヒドリンゴム、エチレン酢酸ビニルゴム、エチレンアク
リルゴム、ノルボルネンゴム等も好ましく用いられ、耐
久性、振動性、弾力性、耐離型性、耐薬品性、耐溶剤
性、耐老化性等の用途に優れた効果を示す。
【0016】架橋性化合物(C)としては、通常架橋性
を有する化合物として用いられるものであれば特に限定
されないが、イソシアネート系化合物(C−1)、グリ
シジル系化合物(C−2)、キレート化合物(C−
3)、アジリジン化合物(C−4)、アミン系化合物
(C−5)から選ばれる少なくとも1種の化合物である
ことが好ましい。
【0017】イソシアネート系化合物(C−1)として
は、炭素数1〜1000程度の有機化合物又は珪素化合
物に、イソシアネート基が結合されていればよく、例え
ば、トリレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネ
ート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
1,4−シクロヘキサンビスメチルイソシアネート、
4,4−メチレンビスシクロヘキシルイソシアネート、
トリレンジイソシアネート−3官能アルコール付加物、
イソホロンジイソシアネート−2官能アルコール付加
物、イソホロンジイソシアネート−3官能アルコール付
加物、ヘキサメチレンジイソシアネート−2官能アルコ
ール付加物、ヘキサメチレンジイソシアネート−3官能
アルコール付加物、トリレンジイソシアネート三量体、
イソホロンジイソシアネート三量体、ヘキサメチレンジ
イソシアネート三量体、ビュレット型ヘキサメチレンジ
イソシアネート三量体、n−ブチルイソシアネート、n
−ヘキシルイソシアネート、トリメチルシリコンイソシ
アネート、ジメチルシリコンジイソシアネート、モノメ
チルシリコントリイソシアネート等が挙げられる。
【0018】中でも、トリレンジイソシアネート−3官
能アルコール付加物、イソホロンジイソシアネート三量
体、ヘキサメチレンジイソシアネート−3官能アルコー
ル付加物、ヘキサメチレンジイソシアネート三量体、ビ
ュレット型ヘキサメチレンジイソシアネート三量体が特
に好ましく、具体的には、コロネートL(日本ポリウレ
タン社製)、コロネートHX(日本ポリウレタン社
製)、コロネートHL(日本ポリウレタン社製)、NY
720A(三菱化学社製)、タケネートD−140N
(武田薬品社製)、スミジュールL(住友化学社製)等
の商品名が挙げられる。
【0019】グリシジル系化合物(C−2)としては、
炭素数1〜1000程度の有機化合物又は珪素化合物
に、グリシジル基が結合されていればよく、例えば、
N,N,N′,N′−テトラグリシジルm−キシレンジ
アミン、1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノメ
チル)シクロヘキサン、モノグリシジルn−ブタン、モ
ノグリシジルn−ヘキサン、1,6−ジグリシジルn−
ヘキサン等が挙げられ、中でもN,N,N′,N′−テ
トラグリシジルm−キシレンジアミン、1,3−ビス
(N,N−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサン
が特に好ましく、具体的には、テトラッドX(三菱瓦斯
化学社製)、テトラッドC(三菱瓦斯化学社製)等の商
品名が挙げられる。
【0020】キレート化合物(C−3)としては、例え
ばアルミニウム、鉄、亜鉛、スズ、チタン、ニッケル、
アンチモン、マグネシウム、バナジウム、クロム、ジル
コニウム等の多価金属のアセチルアセトンや、アセト酢
酸エステル配位化合物等が挙げられ、特にアセチルアセ
トンアルミニウム、アセチルアセトン亜鉛が好ましく採
用される。具体的にはナーセムアルミニウム、アーセム
亜鉛(日本化学産業社製)等の商品名が挙げられる。
【0021】アジリジン化合物(C−4)としては、例
えばN,N′−ヘキサメチレン−1,6−ビス(1−ア
ジリジンカルボキシアミド)、トリメチロールプロパン
−トリ−β−アジリジニルプロピオナート、テトラメチ
ロールメタン−トリ−β−アジリジニルプロピオナー
ト、N,N′−トルエン−2,4−ビス(1−アジリジ
ンカルボキシアミド)等が挙げられ、N,N′−ヘキサ
メチレン−1,6−ビス(1−アジリジンカルボキシア
ミド)が好ましく採用される。具体的にはHDU(相互
薬工社製)、TAZM(相互薬工社製)、TAZO(相
互薬工社製)、TDE(相互薬工社製)等の商品名が挙
げられる。
【0022】アミン系化合物(C−5)としては、2−
メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾール、2−エ
チル−4−メチルイミダゾール、1−ベンジル−2−メ
チルイミダゾール等のイミダゾール類、ベンジルジメチ
ルアミン、トリエタノールアミン、N,N−ジメチルア
ミノエタノール、N,N−ジエチルアミノエタノール、
N,N−ジプロピルアミノエタノール、トリスジメチル
アミノメチルフェノール等のアミン類等が挙げられる。
上記イソシアネート系化合物(C−1)、グリシジル系
化合物(C−2)、キレート化合物(C−3)、アジリ
ジン化合物(C−4)、アミン系化合物(C−5)は単
独又は併用して用いられる。
【0023】顔料(D)としては、特に制限されること
なく種々のものが使用可能であり、例えば、無機系顔料
としては、亜鉛華、酸化チタン、酸価アルミ、カーボン
ブラック、朱、カドミウム赤、コバルトバイオレット、
セルリアンブルー、ベンガラ等があり、有機系顔料とし
てはグリーンゴールド、パーマネントレットAG、ハン
ザエローG、ピグメントグリーンB、フタロシアニング
リーン、レーキレッドD等がある。
【0024】本発明においては、上記アクリル系樹脂
(A)、ゴム系樹脂(B)、架橋性化合物(C)及び顔
料(D)を含有させるわけであるが、必要に応じて、溶
剤(E)を任意の段階で適宜配合するとよい。かかる溶
剤(E)は各成分を溶解するものであれば特に限定され
ず、酢酸エチル、トルエン、キシレン、n−ヘキサン、
シクロヘキサン、アセトン、メチルエチルケトン、メタ
ノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピ
ルアルコール、ミネラルスピリット等が挙げられ、単独
又は二種以上を併用して用いられる。
【0025】又、各成分の配合量については、アクリル
系樹脂(A)100重量部に対して、ゴム系樹脂(B)
が1〜1000重量部、好ましくは1〜500重量部で
あり、架橋性化合物(C)が0.01〜100重量部、
好ましくは0.01〜50重量部、更に好ましくは0.
01〜10重量部であり、顔料(D)が0.01〜20
0重量部、好ましくは0.1〜100重量部、更に好ま
しくは1〜10重量部であり、溶剤(E)が0〜100
0重量部、好ましくは0〜100重量部である。
【0026】かかる配合量において、ゴム系樹脂(B)
が1重量部未満では本発明の効果が得られず、1000
重量部を越えると感圧性接着剤組成物としての必要な粘
着性や凝集力が損なわれる。又、架橋性化合物(C)が
0.01重量部未満ではゴム系樹脂(B)の相分離を起
こし、100重量部を越えると感圧性接着剤組成物とし
て粘度が高くなり過ぎ好ましくない。顔料(D)が0.
01重量部未満では着色効果、隠蔽効果が無くなり、2
00重量部を越えると粘着剤の粘着物性が非実用的とな
り好ましくない。
【0027】次に、本発明の感圧性接着剤組成物の製造
方法であるが、本発明では、特に限定されることなく、
アクリル系樹脂(A)、ゴム系樹脂(B)、架橋性化合
物(C)及び顔料(D)を含有させればよいが、中でも
アクリル系樹脂(A)、ゴム系樹脂(B)、架橋性化合
物(C)のいずれか2種を混合した後、残る成分を混和
して加熱してなる樹脂に顔料(D)を配合するか、又は
いずれか2種を混合し加熱しながら残る成分と混和して
なる樹脂に顔料(D)を配合する方法、あるいはアクリ
ル系樹脂(A)、ゴム系樹脂(B)と顔料(D)の混合
物(B+D)、架橋性化合物(C)のいずれか2種を混
合した後、残る成分を混和して加熱してなるか、又はい
ずれか2種を混合し加熱しながら残る成分と混和してな
る方法が好ましい。
【0028】例えば、アクリル系樹脂(A)、ゴム系
樹脂(B)のいずれか一方の樹脂と架橋性化合物(C)
を混合後、他方の樹脂と混和して加熱してなる樹脂に顔
料(D)を配合するか、又は加熱しながら他方の樹脂と
混和してなる樹脂に顔料(D)を配合する方法、アク
リル系樹脂(A)とゴム系樹脂(B)を混合後、架橋性
化合物(C)に混和して加熱してなる樹脂に顔料(D)
を配合するか、又は加熱しながら架橋性化合物(C)に
混和してなる樹脂に顔料(D)を配合する方法、アク
リル系樹脂(A)、ゴム系樹脂(B)、架橋性化合物
(C)を一括に混合して加熱してなる樹脂に顔料(D)
を配合する方法、等が採用され得るが、特に、の方
法が好適に採用される。
【0029】又、予めゴム系樹脂(B)と顔料(D)を
混合し混合物(B+D)としておき、アクリル系樹脂
(A)、混合物(I)のいずれか一方の樹脂と架橋性化
合物(C)を混合後、他方の樹脂と混和して加熱する
か、又は加熱しながら他方の樹脂と混和する方法、ア
クリル系樹脂(A)と混合物(B+D)を混合後、架橋
性化合物(C)に混和して加熱するか、又は加熱しなが
ら架橋性化合物(C)に混和する方法、アクリル系樹
脂(A)、混合物(B+D)、架橋性化合物(C)を一
括に混合して加熱する方法、等が採用され得るが、特に
、の方法が好適に採用される。勿論、これらの方法
に限定されるものではない。以下、、、あるいは
、の方法について更に詳述する。
【0030】−(a)の方法 ゴム系樹脂(B)と架橋性化合物(C)、必要に応じ溶
剤(E)を混合した後、アクリル系樹脂(A)又はアク
リル系樹脂(A)溶液に添加する。その後、該混合物あ
るいは混合溶液を40〜120℃、好ましくは50〜1
00℃で、0.1〜100時間、好ましくは1〜10時
間反応させる。又、上記加熱をしながらアクリル系樹脂
(A)又はアクリル系樹脂(A)溶液に添加してもよ
い。反応後、該反応液に顔料(D)を添加して本発明の
樹脂溶液として得られる。
【0031】−(b)の方法 アクリル系樹脂(A)と架橋性化合物(C)、必要に応
じ溶剤(E)を混合した後、ゴム系樹脂(B)又はゴム
系樹脂(B)溶液に添加する。その後、該混合物あるい
は混合溶液を40〜120℃、好ましくは50〜100
℃で、0.1〜100時間、好ましくは1〜10時間反
応させる。又、上記加熱をしながらゴム系樹脂(B)又
はゴム系樹脂(B)溶液に添加してもよい。反応後、該
反応液に顔料(D)を添加して本発明の樹脂溶液として
得られる。
【0032】−(a)の方法 架橋性化合物(C)、必要に応じ溶剤(E)を混合した
後、アクリル系樹脂(A)とゴム系樹脂(B)、必要に
応じて溶剤(E)を混合した混合物に添加する。その
後、40〜120℃、好ましくは50〜100℃で、
0.1〜100時間、好ましくは1〜10時間反応させ
る。又、上記加熱をしながらアクリル系樹脂(A)とゴ
ム系樹脂(B)、必要に応じて溶剤(E)を混合した混
合物に添加してもよい。反応後、該反応液に顔料(D)
を添加して本発明の樹脂溶液として得られる。
【0033】−(b)の方法 アクリル系樹脂(A)とゴム系樹脂(B)、必要に応じ
て溶剤(E)を混合した後、架橋性化合物(C)、必要
に応じ溶剤(E)を混合した溶液に添加する。その後、
40〜120℃、好ましくは50〜100℃で、0.1
〜100時間、好ましくは1〜10時間反応させる。
又、上記加熱をしながら架橋性化合物(C)、必要に応
じ溶剤(E)を混合した溶液に添加してもよい。反応
後、該反応液に顔料(D)を添加して本発明の樹脂溶液
として得られる。
【0034】−(a)の方法 ゴム系樹脂(B)と顔料(D)の混合物(B+D)と架
橋性化合物(C)、必要に応じ溶剤(E)を混合した
後、アクリル系樹脂(A)又はアクリル系樹脂(A)溶
液に添加する。その後、該混合物あるいは混合溶液を4
0〜120℃、好ましくは50〜100℃で、0.1〜
100時間、好ましくは1〜10時間反応させる。又、
上記加熱をしながらアクリル系樹脂(A)又はアクリル
系樹脂(A)溶液に添加してもよい。反応後、該反応液
は本発明の樹脂溶液として得られる。
【0035】−(b)の方法 アクリル系樹脂(A)と架橋性化合物(C)、必要に応
じ溶剤(E)を混合した後、ゴム系樹脂(B)と顔料
(D)の混合物(B+D)又は混合物(I)溶液に添加
する。その後、該混合物あるいは混合溶液を40〜12
0℃、好ましくは50〜100℃で、0.1〜100時
間、好ましくは1〜10時間反応させる。又、上記加熱
をしながらゴム系樹脂(B)と顔料(D)の混合物(B
+D)又は混合物(B+D)溶液に添加してもよい。反
応後、該反応液は本発明の樹脂溶液として得られる。
【0036】−(a)の方法 架橋性化合物(C)、必要に応じ溶剤(E)を混合した
後、アクリル系樹脂(A)と、ゴム系樹脂(B)と顔料
(D)の混合物(B+D)、必要に応じて溶剤(E)を
混合した混合物に添加する。その後、40〜120℃、
好ましくは50〜100℃で、0.1〜100時間、好
ましくは1〜10時間反応させる。又、上記加熱をしな
がらアクリル系樹脂(A)と、ゴム系樹脂(B)と顔料
(D)の混合物(B+D)、必要に応じて溶剤(E)を
混合した混合物に添加してもよい。反応後、該反応液は
本発明の樹脂溶液として得られる。
【0037】−(b)の方法 アクリル系樹脂(A)と、ゴム系樹脂(B)と顔料
(D)の混合物(B+D)、必要に応じて溶剤(E)を
混合した後、架橋性化合物(C)、必要に応じ溶剤
(E)を混合した溶液に添加する。その後、40〜12
0℃、好ましくは50〜100℃で、0.1〜100時
間、好ましくは1〜10時間反応させる。又、上記加熱
をしながら架橋性化合物(C)、必要に応じ溶剤(E)
を混合した溶液に添加してもよい。反応後、該反応液は
本発明の樹脂溶液として得られる。
【0038】本発明では、上記アクリル系樹脂(A)、
ゴム系樹脂(B)、架橋性化合物(C)、及び顔料
(D)からなる樹脂に、更に硬化剤を配合させることが
好ましく、該硬化剤としては、イソシアネート系化合
物、エポキシ系化合物、アルデヒド系化合物、非アミノ
樹脂系アミン化合物、金属塩、金属アルコキシド、金属
キレート化合物、アンモニウム塩及びヒドラジン化合物
よりなる群から選らばれた少なくとも1種のものが挙げ
られる。
【0039】イソシアネート系化合物としてはトリレン
ジイソシアネート、水素化トリレンジイソシアネート、
トリメチロールプロパンのトリレンジイソシアネートア
ダクト、トリメチロールプロパンのキシリレンジイソシ
アネートアダクト、トリフェニルメタントリイソシアネ
ート、メチレンビス(4−フェニルメタン)トリイソシ
アネート、イソホロンジイソシアネート等、及びこれら
のケトオキシムブロック物又はフェノールブロック物等
が挙げられる。
【0040】エポキシ系化合物としては、ビスフェノー
ルA・エピクロルヒドリン型のエポキシ樹脂、エチレン
グリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコ
ールジグリシジルエーテル、グリセリンジ又はトリグリ
シジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジ
ルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエ
ーテル、ジグリシジルアニリン、ジグリシジルアミン、
N,N,N′,N′−テトラグリシジルm−キシレンジ
アミン、1,3−ビス(N,N′−ジグリシジルアミノ
メチル)シクロヘキサン等が挙げられる。
【0041】アルデヒド系化合物としては、グリオキザ
ールマロンジアルデヒド、スクシンジアルデヒド、マレ
インジアルデヒド、グルタルジアルデヒド、ホルムアル
デヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒド等が挙げ
られる。非アミノ樹脂系アミン化合物としては、ヘキサ
メチレンジアミン、トリエチルジアミン、ポリエチレン
イミン、ヘキサメチレンテトラミン、ジエチレントリア
ミン、トリエチルテトラミン、イソホロンジアミン等が
挙げられる。
【0042】金属塩としては、アルミニウム、鉄、銅、
亜鉛、スズ、チタン、ニッケル、アンチモン、マグネシ
ウム、バナジウム、クロム、ジルコニウム等の多価金属
の塩化物、臭化物、硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩等の塩、例
えば塩化第二銅、塩化アルミニウム、塩化第二鉄、塩化
第二スズ、塩化亜鉛、塩化ニッケル、塩化マグネシウ
ム、硫酸アルミニウム、酢酸銅、酢酸クロム等が挙げら
れる。金属アルコキシドとしてはテトラエチルチタネー
ト、テトラエチルジルコネート、アルミニウムイソプロ
ピオネート等が挙げられる。
【0043】金属キレート化合物としては、アルミニウ
ム、鉄、銅、亜鉛、スズ、チタン、ニッケル、アンチモ
ン、マグネシウム、バナジウム、クロム、ジルコニウム
等の多価金属のアセチルアセトン配位化合物、アセト酢
酸エステル配位化合物等が挙げられる。アンモニウム塩
としては、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、酢酸
アンモニウム、プロピオン酸アンモニウム等が挙げられ
る。ヒドラジン化合物としては、ヒドラジン、ヒドラジ
ンヒドラート、及びそれらの塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩
等の無機塩類、ギ酸、シュウ酸等の有機酸塩類が挙げら
れる。
【0044】かかる硬化剤の配合量については、上記
(A)、(B)、(C)、(D)からなる樹脂100重
量部に対して0.01〜100重量部、好ましくは0.
05〜50重量部、更に好ましくは0.1〜10重量部
であることが望まれる。かかる配合量が0.01重量部
未満では粘着剤層の凝集力が極めて低くなり、一方10
0重量部を越えると粘着剤層の粘着力が極めて高くなり
好ましくない。
【0045】又、本発明においては、上記アクリル系樹
脂(A)、ゴム系樹脂(B)、架橋性化合物(C)、及
び顔料(D)からなる樹脂に、更にタッキファイヤーと
して脂肪族樹脂、エポキシ樹脂、アルキルフェノール樹
脂、変性フェノール樹脂、キシレン樹脂、変成キシレン
樹脂、クマロンインデン樹脂、ロジン樹脂、エステル化
ロジン樹脂、テルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、
ダンマル樹脂、コーパル樹脂、シェラック樹脂等の樹脂
を配合することも有効である。
【0046】脂肪族樹脂としてはエチレン−酢酸ビニル
系共重合体樹脂(日本合成化学工業社製、ソアブレ
ン)、塩素化オレフィン系樹脂(日本製紙社製、スーパ
ークロン)等、エポキシ樹脂としてはビスフェニールA
型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ社製、エピコー
ト)、ノボラック型エポキシ樹脂(東都化成社製、エポ
トート)等、フェノール樹脂としてはアルキルフェノー
ルホルムアルデヒド樹脂(田岡化学工業社製、タッキロ
ール)、変成フェノールホルムアルデヒド樹脂(ゼネラ
ル石油化学工業社製、ゼネライト)等、キシレン樹脂と
してはキシレンホルムアルデヒド樹脂(三菱化学社製、
ニカノール)等、クマロンインデン樹脂としてはクマロ
ンインデン樹脂(新日鉄化学社製、エスクロン)等、ロ
ジン樹脂としてはフェノール変成ロジン樹脂樹脂(荒川
化学工業社製、タマノル)等、エステル化ロジン樹脂と
しては重合ロジンエステル(理化ハーキュレス社製、ペ
ンタリン)等、テルペン樹脂としてはテルペン重合体樹
脂(ヤスハラケミカル社製、YSレジン)等、テルペン
フェノール樹脂としてはテルペンフェノール共重合体樹
脂(ヤスハラケミカル社製、YSポリスター)等が具体
例として挙げられる。
【0047】上記タッキファイヤーの配合量について
は、アクリル系樹脂(A)、ゴム系樹脂(B)、架橋性
化合物(C)、顔料(D)の合計100重量部に対し
て、0.01〜1000重量部、好ましくは0.1〜5
00重量部、更に好ましくは1〜100重量部である。
かかる配合量が0.01重量部未満ではタッキファイヤ
ーの特徴が発現されず、1000重量部を越えるとアク
リル系粘着剤の特徴が発現されなくなり好ましくない。
【0048】配合方法については、特に制限されること
なく、上記製造方法の任意の段階で加えることができ
る。例えばアクリル系樹脂(A)、ゴム系樹脂(B)、
架橋性化合物(C)のいずれか2種を混合する際に上記
タッキファイヤーを配合したり、残る成分と混和する際
に配合したり、又上記製造方法により得られた樹脂溶液
に顔料(D)を配合する際にあるいは顔料(D)配合後
に配合したり、予めいずれかの成分に配合したりする等
適宜選択され採用される。
【0049】かくして本発明の感圧性接着剤組成物が得
られるが、該感圧性接着剤組成物はアクリル系樹脂
(A)、ゴム系樹脂(B)、架橋性化合物(C)、及び
顔料(D)、更に必要に応じ溶剤(E)を含有してなる
樹脂、好ましくは更にタッキファイヤーを配合してなる
樹脂からなり、好ましくは更に硬化剤を配合してなるこ
とにより、粘着物性の経時安定性に優れ、特にタック性
についてはゴム系樹脂そのものよりはるかに優れた効果
を示し、更に顔料配合による顔料分散安定性にも優れた
効果を発揮する。
【0050】該感圧性接着剤組成物は、基材として特に
制限されることなく例えば、ポリエチレンテレフタレー
トフィルム、塩化ビニル樹脂フィルム、延伸ポリエチレ
ン及びポリプロピレンフィルム、三酢酸セルロース系フ
ィルム、紙、布等のフィルム(シートも含む)に塗工さ
れる。塗工に際しては、乾燥後の厚みで0.1〜100
0μm、好ましくは0.5〜500μm、更に好ましく
は1.0〜100μmであることが望まれる。塗工厚み
が0.1μm未満では粘着力やタックが極めて低く、又
1000μmを越えると粘着製品のコストが高くなり好
ましくない。
【0051】塗工方法については、例えばリップコータ
ー、リバーシブルコーター、ドクタープレートコーター
等の方法が採用される。又、上記塗工方法の他に、離型
紙あるいは離型フィルム(離型ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム、離型ポリエチレンフィルム等)に塗工し
てから乾燥させて、その後上記基材に貼合するなどの、
転写加工方法も非常に有効に採用され、本発明の効果を
顕著に発揮する。
【0052】そして、該感圧性接着剤組成物付きフィル
ムは被着体に貼り合わされる。被着体としては、特に制
限されることなく例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等のポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリスチレン、塩化ビニル、紙、合成紙、金属、布、木
材、発泡体、天然ゴム、合成ゴム(イソプレンゴム、ス
チレンブタジエンゴム、ブチルゴム)等が挙げられ、特
に被着体がオレフィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等)、ポリカーボネート樹脂、天然ゴム、合成ゴ
ムの場合、本発明の効果を顕著に発揮する。かくして本
発明の感圧性接着剤組成物は、普通ラベル用、食品ラベ
ル用、両面テープ用、ゴム製品用、住宅用、自動車用、
電気用等の種々の分野で非常に有効である。
【0053】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。尚、実施例中「部」、「%」とあるのは特に断り
のない限り重量基準を示す。 実施例1 ゴム系樹脂(B)としてポリブテン;HV−100(日
本石油化学社製、平均分子量約1000、粘度約100
00cps)20部、イソシアネート系化合物(C−
1)としてコロネートHX(日本ポリウレタン社製)1
0%トルエン溶液1部、トルエン30部の混合溶液を、
50℃まで昇温させておいたアクリル酸2−エチルヘキ
シル/アクリル酸n−ブチル/酢酸ビニル/アクリル酸
=45/45/6/4からなるアクリル系樹脂(A)
(平均分子量Mw:700000、分子量分布(重量平
均分子量/数平均分子量):2.5、樹脂分:42%、
溶剤組成:酢酸エチル/トルエン=1/1、粘度(25
℃):4500cps)100部に、1時間かけて添加
した。それから混合溶液を90℃まで加熱し、10時間
反応させて、樹脂溶液を得(樹脂分:41.5%、粘度
(25℃):3670cps)、そして顔料(D)とし
てチタニアホワイト(酸化チタン)(石原産業社製)を
20部配合して本発明の感圧性接着剤組成物を得た。
【0054】得られた感圧性接着剤組成物について、下
記の如く方法により顔料分散安定性を評価した。 (顔料分散安定性)該感圧性接着剤組成物を40℃にて
1カ月間放置し、顔料が分離あるいは沈降していないか
観察した。 ○・・・分離あるいは沈降なし ×・・・分離あるいは沈降あり
【0055】又、得られた感圧性接着剤組成物をポリエ
チレンテレフタレートフィルム(サイズ:40cm×1
5cm、厚み:25μm)に厚さ25μmとなるように
ハンド塗工し、下記方法により接着力、ボールタック、
保持力及びその経時安定性を評価した。 (接着力)該感圧性接着剤組成物付きポリエチレンテレ
フタレートフィルムをポリエチレン板(サイズ:15c
m×7cm)に貼り付け、5℃、20℃でそれぞれ30
分間放置後の180度剥離試験により測定した。更に、
上記ポリエチレン板に貼り付けた後、70℃で一週間放
置した後の180度剥離試験も行い、経時安定性を評価
した。
【0056】(ボールタック)JIS Z 0237の
球転法のJ.Dow方式に準じて測定した。尚、70℃
で一週間放置した後の測定も行った。 (保持力)該感圧性接着剤組成物付きポリエチレンテレ
フタレートフィルムをSUS304板(サイズ:15c
m×7cm)に接着部分が25mm×25mmとなるよ
うに貼り付け、40℃の条件下でSUS304板を垂直
に立てて30分間放置した後、端部に1kgの荷重を掛
け、荷重が落下するまでの時間(分)及びズレ(mm)
を測定した(1440分後までの時間及びズレを測
定)。更に、上記SUS304板に貼り付けた後、70
℃で一週間放置した後の測定も行い、経時安定性を評価
した。
【0057】実施例2 実施例1において、実施例1で得られた樹脂溶液に顔料
(D)を配合した後、更に該樹脂100部に対して1部
の硬化剤[イソシアネート系化合物(コロネートL;日
本ポリウレタン社製)]を配合した以外は同様に行い、
本発明の感圧性接着剤組成物を得た。得られた感圧性接
着剤組成物を実施例1と同様に評価した。
【0058】実施例3 アクリル酸2−エチルヘキシル/アクリル酸n−ブチル
/アクリロニトリル/アクリル酸=41/41/15/
3からなるアクリル系樹脂(A)(平均分子量Mw:6
00000、分子量分布:2.9、樹脂分:43%、溶
剤組成:酢酸エチル/トルエン/n−ヘキサン=40/
35/25、粘度(25℃):4120cps)100
部と、ゴム系樹脂(B)としてポリイソブチレン;ビス
タネックスMML−80(エクソン化学社製、平均分子
量約73000、固有粘度約2.31dl/g)16部
とトルエン24部からなる樹脂溶液を混合した後、90
℃まで昇温し、そこへグリシジル系化合物(C−2)と
してテトラッドC(三菱瓦斯化学社製)0.25部を添
加してそのまま密閉下で5時間反応させて、樹脂溶液
(樹脂分:43.3%、粘度(25℃):5210cp
s)を得、そして顔料(D)としてアルミナホワイト
(酸化アルミ)(帝国化工社製)を10部配合し、本発
明の感圧性接着剤組成物を得た。得られた感圧性接着剤
組成物を実施例1と同様に評価した。
【0059】実施例4 実施例3において、実施例3で得られた樹脂溶液に、更
に該樹脂100部に対して1部の硬化剤[イソシアネー
ト系化合物(コロネートL;日本ポリウレタン社製)]
を配合した以外は同様に行い、本発明の感圧性接着剤組
成物を得た。得られた感圧性接着剤組成物を実施例1と
同様に評価した。
【0060】実施例5 アクリル系樹脂(A)(組成:アクリル酸2−ヘチルヘ
キシル/アクリル酸エチル/酢酸ビニル/アクリル酸オ
クチル/アクリル酸=51/26/5/15/3、平均
分子量Mw:800000、分子量分布:3.2、樹脂
分:44%、溶剤組成:酢酸エチル/トルエン/アセト
ン=20/70/10、粘度(25℃):3950cp
s)100部を不活性雰囲気下25℃で撹拌しながら、
キレート化合物(C−3)としてナーセムアルミ(日本
化学産業社製)1部及びイソプロピルアルコール10部
からなる溶液を10分かけて添加し、次いで50℃まで
加熱してゴム系樹脂(B)としてのポリブテン;300
R(出光石油化学社製、平均分子量約1500、粘度約
32000cps)10部、トルエン15部を加え、更
に90℃まで昇温して5時間反応させて、樹脂溶液(樹
脂分:43.5%、粘度(25℃):3540cps)
を得た。該樹脂溶液に、顔料(D)としてカーボンブラ
ック(三菱化学社製)を10部を配合した後、該樹脂1
00部に対して1部の硬化剤[イソシアネート系化合物
(コロネートL;日本ポリウレタン社製)]を配合し、
本発明の感圧性接着剤組成物を得た。得られた感圧性接
着剤組成物を実施例1と同様に評価した。
【0061】実施例6 ゴム系樹脂(B)としてポリブテン;ポリビス10N
(出光石油化学社製、平均分子量約1000、粘度約1
0000cps)20部、アジリジン化合物(C−4)
としてHDU(相互薬工社製)0.1部及びシクロヘキ
サノン30部からなる混合溶液を、50℃まで昇温させ
ておいたアクリル酸2−エチルヘキシル/アクリル酸n
−ブチル/ビニルピロリドン/アクリル酸=46/46
/5/3からなるアクリル系樹脂(A)(平均分子量M
w:650000、分子量分布:2.2、樹脂分:4
3.8%、溶剤組成:酢酸エチル/トルエン/n−ヘキ
サン=45/45/10、粘度(25℃):5410c
ps)100部に、30分かけて添加した。それから混
合溶液を95℃まで加熱し20時間反応させて、樹脂溶
液(樹脂分:42.5%、粘度(25℃):4880c
ps)を得た。該樹脂溶液に、顔料(D)としてテール
ベルト(石原産業社製)を30部を配合した後、該樹脂
100部に対して1部の硬化剤[イソシアネート系化合
物(コロネートL;日本ポリウレタン社製)]を配合
し、本発明の感圧性接着剤組成物を得た。得られた感圧
性接着剤組成物を実施例1と同様に評価した。
【0062】実施例7 実施例1において、ゴム系樹脂(B)としてポリブテ
ン;HV−100(日本石油化学社製、平均分子量約1
000、粘度約10000cps)20部、イソシアネ
ート系化合物としてコロネートHX(日本ポリウレタン
社製)10%トルエン溶液1部、トルエン30部の混合
溶液を、天然ゴム樹脂;DPR−40(Hardman
社製)40%n−ヘキサン溶液50部に代えた以外は同
様に行い、樹脂溶液(樹脂分:42.2%、粘度(25
℃):3380cps)を得た。該樹脂溶液に顔料
(D)としてフタロシアニングリーン(御国色素社製)
5部を配合した後、該樹脂100部に対して1部の硬化
剤[イソシアネート系化合物(コロネートL;日本ポリ
ウレタン社製)]を配合し、本発明の感圧性接着剤組成
物を得た。得られた感圧性接着剤組成物を実施例1と同
様に評価した。
【0063】実施例8 実施例1において、ゴム系樹脂(B)としてポリブテ
ン;HV−100(日本石油化学社製、平均分子量約1
000、粘度約10000cps)20部、イソシアネ
ート系化合物としてコロネートHX(日本ポリウレタン
社製)10%トルエン溶液1部、トルエン30部の混合
溶液を、シリコーンゴム樹脂;KE133−T−U(信
越シリコーン社製)40%シクロヘキサン溶液50部及
びイソシアネート系化合物としてのテトライソシアネー
トシラン(味の素社製)0.2部からなる溶液に代えた
以外は同様に行い、樹脂溶液(樹脂分:40.8%、粘
度(25℃):4170cps)を得た。該樹脂溶液
に、顔料(D)としてチタニアホワイト(酸化チタン)
(石原産業社製)を配合した後、該樹脂100部に対し
て1部の硬化剤[イソシアネート系化合物(コロネート
L;日本ポリウレタン社製)]を配合し、本発明の感圧
性接着剤組成物を得た。得られた感圧性接着剤組成物を
実施例1と同様に評価した。
【0064】実施例9 実施例1において、ゴム系樹脂(B)としてポリブテ
ン;HV−100(日本石油化学社製、平均分子量約1
000、粘度約10000cps)20部、イソシアネ
ート系化合物としてコロネートHX(日本ポリウレタン
社製)10%トルエン溶液1部、トルエン30部の混合
溶液を、ハイパロン30(ヂュポン社製)20部、イソ
シアネート系化合物としてコロネートHX(日本ポリウ
レタン社製)10%トルエン溶液1部、トルエン30部
に代えた以外は同様に行い、樹脂溶液(樹脂分:41.
6%、粘度(25℃):2850cps)を得た。該樹
脂溶液に、顔料(D)としてチタニアホワイト(酸化チ
タン)(石原産業社製)を配合した後、該樹脂100部
に対して1部の硬化剤[イソシアネート系化合物(コロ
ネートL;日本ポリウレタン社製)]を配合し、本発明
の感圧性接着剤組成物を得た。得られた感圧性接着剤組
成物を実施例1と同様に評価した。
【0065】実施例10 実施例1において、更にタッキファイヤーとしてニカノ
ールH−80(三菱瓦斯化学社製)を20部配合した以
外は同様に行い、樹脂溶液(樹脂分:49.7%、粘度
(25℃):3310cps)を得た。該樹脂溶液に、
顔料(D)としてチタニアホワイト(酸化チタン)(石
原産業社製)を配合した後、該樹脂100部に対して1
部の硬化剤[イソシアネート系化合物(コロネートL;
日本ポリウレタン社製)]を配合し、本発明の感圧性接
着剤組成物を得た。得られた感圧性接着剤組成物を実施
例1と同様に評価した。
【0066】実施例11 実施例3において、更にタッキファイヤーとしてペンタ
リンCJ(理科ハーキュレス社製)を20部配合した以
外は同様に行い、本発明の樹脂溶液(樹脂分:50.4
%、粘度(25℃):5620cps)を得た。該樹脂
溶液に、顔料(D)としてアルミナホワイト(酸化アル
ミ)(帝国化工社製)を配合した後、該樹脂100部に
対して1部の硬化剤[イソシアネート系化合物(コロネ
ートL;日本ポリウレタン社製)]を配合し、本発明の
感圧性接着剤組成物を得た。得られた感圧性接着剤組成
物を実施例1と同様に評価した。
【0067】実施例12 ゴム系樹脂(B)としてポリブテン;HV−100(日
本石油化学社製、平均分子量約1000、粘度約100
00cps)20部、顔料(D)としてハンザエローG
(山陽色素社製)5部を混合し混合物(I)を得、該混
合物(I)とアクリル酸2−エチルヘキシル/アクリル
酸n−ブチル/酢酸ビニル/アクリル酸=45/45/
6/4からなるアクリル系樹脂(A)(平均分子量M
w:700000、分子量分布(重量平均分子量/数平
均分子量):2.5、樹脂分:42%、溶剤組成:酢酸
エチル/トルエン=1/1、粘度(25℃):4500
cps)100部を混合した後、90℃まで昇温し、そ
こへイソシアネート系化合物(C−1)としてトリレン
ジイソシアネート(日本ポリウレタン社製)10%トル
エン溶液)0.3部を添加してそのまま密閉下で5時間
反応させて、樹脂溶液を得た(樹脂分:39.5%、粘
度(25℃):3920cps)。該樹脂溶液に、該樹
脂100部に対して1部の硬化剤[イソシアネート系化
合物(コロネートL;日本ポリウレタン社製)]を配合
し、本発明の感圧性接着剤組成物を得た。得られた感圧
性接着剤組成物を実施例1と同様に評価した。
【0068】比較例1 実施例1において、アクリル系樹脂(A)を省いた以外
は同様に行い、得られた感圧性接着剤組成物を実施例1
と同様に評価した。
【0069】比較例2 実施例1において、ゴム系樹脂(B)としてのポリブテ
ンを省いた以外は同様に行い、得られた感圧性接着剤組
成物を実施例1と同様に評価した。
【0070】比較例3 実施例1において、架橋性化合物(C)としてのイソシ
アネート系化合物[コロネートHX(日本ポリウレタン
社製)]を省いた以外は同様に行い、得られた感圧性接
着剤組成物を実施例1と同様に評価した。実施例、比較
例のそれぞれの評価結果を表1に示す。
【0071】
【表1】 顔料 長期放置前 70℃一週間後 分散 接着力 ホ゛ール 保持力 接着力 ホ゛ール 保持力 安定性 (g/25mm) タック 時間 ズレ (g/25mm) タック 時間 ズレ 5℃ 20℃ (No.) (分) (mm) 5℃ 20℃ (N0.) (分) (mm) 実施例1 ○ 990 1850 30 1440 1.0 980 1960 30 1440 1.0 〃 2 ○ 1120 1960 28 1440 0.0 1190 2010 29 1440 0.0 〃 3 ○ 1070 1890 27 1440 1.0 1110 1930 26 1440 1.0 〃 4 ○ 1050 1790 29 1440 0.0 1080 1820 28 1440 0.0 〃 5 ○ 1080 2020 27 1440 0.0 1150 2140 28 1440 0.0 〃 6 ○ 920 1990 28 1440 0.0 1030 1940 27 1440 0.0 〃 7 ○ 1250 2180 29 1440 0.0 1240 2150 29 1440 0.0 〃 8 ○ 1050 2010 30 1440 0.0 1090 2160 31 1440 0.0 〃 9 ○ 1190 1950 29 1440 0.0 1140 1990 30 1440 0.0 〃 10 ○ 930 1830 28 1440 0.0 1030 1970 28 1440 0.0 〃 11 ○ 1010 1890 31 1440 0.0 1060 1820 32 1440 0.0 〃 12 ○ 1170 1920 27 1440 0.0 1200 1900 26 1440 0.0 比較例1 × 130 150 6 1 --- 130 160 6 1 --- 〃 2 × 350 460 13 1440 1.0 370 450 13 1440 1.0 〃 3 × 920 1880 28 138 --- 930 1890 29 145 ---
【0072】
【発明の効果】本発明で得られる感圧性接着剤組成物
は、タック性、接着力、耐久性に優れ、特にタック性に
ついてはゴム系樹脂そのものよりはるかに優れた効果を
示し、各粘着物性の経時安定性にも優れており、更に顔
料分散安定性にも優れた効果を発揮するものであり、ラ
ベル、両面テープ、工業用テープ等の各種用途に非常に
有効である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクリル系樹脂(A)、ゴム系樹脂
    (B)、架橋性化合物(C)、及び顔料(D)を含有し
    てなることを特徴とする感圧性接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 架橋性化合物(C)がイソシアネート系
    化合物(C−1)、グリシジル系化合物(C−2)、キ
    レート化合物(C−3)、アジリジン化合物(C−
    4)、アミン系化合物(C−5)から選ばれる少なくと
    も1種であることを特徴とする請求項1記載の感圧性接
    着剤組成物。
  3. 【請求項3】 更に、硬化剤を配合することを特徴とす
    る請求項1又は2記載の感圧性接着剤組成物。
  4. 【請求項4】 ゴム系樹脂(B)の平均分子量が100
    〜2000000であることを特徴とする請求項1〜3
    いずれか記載の感圧性接着剤組成物。
  5. 【請求項5】 ゴム系樹脂(B)がポリブテン及び/又
    はポリイソブチレンであることを特徴とする請求項1〜
    4いずれか記載の感圧性接着剤組成物。
  6. 【請求項6】 アクリル系樹脂(A)、ゴム系樹脂
    (B)、架橋性化合物(C)のいずれか2種を混合した
    後、残る成分を混和して加熱してなる樹脂、又はいずれ
    か2種を混合し加熱しながら残る成分と混和してなる樹
    脂に、顔料(D)を配合してなることを特徴とする請求
    項1〜5いずれか記載の感圧性接着剤組成物。
  7. 【請求項7】 アクリル系樹脂(A)、ゴム系樹脂
    (B)と顔料(D)の混合物(B+D)、架橋性化合物
    (C)のいずれか2種を混合した後、残る成分を混和し
    て加熱してなるか、又はいずれか2種を混合し加熱しな
    がら残る成分と混和してなることを特徴とする請求項1
    〜5いずれか記載の感圧性接着剤組成物。
  8. 【請求項8】 更に、タッキファイヤーをアクリル系樹
    脂(A)、ゴム系樹脂(B)、架橋性化合物(C)、顔
    料(D)の合計100重量部に対して0.01〜100
    0重量部配合することを特徴とする請求項1〜7いずれ
    か記載の感圧性接着剤組成物。
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