JPH1020162A - 空気圧送引込み用ケーブル - Google Patents

空気圧送引込み用ケーブル

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Publication number
JPH1020162A
JPH1020162A JP8179635A JP17963596A JPH1020162A JP H1020162 A JPH1020162 A JP H1020162A JP 8179635 A JP8179635 A JP 8179635A JP 17963596 A JP17963596 A JP 17963596A JP H1020162 A JPH1020162 A JP H1020162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
holding tape
pneumatic feeding
pipes
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8179635A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Saito
伸 齊藤
Noritaka Ukiya
典孝 浮谷
Akio Mogi
章夫 茂木
Suehiro Miyamoto
末広 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP8179635A priority Critical patent/JPH1020162A/ja
Publication of JPH1020162A publication Critical patent/JPH1020162A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気圧送引込み用ケーブルの端部にパイプを
固定する手段を設けなくても、空気圧送引込み用ケーブ
ルの伸びによってパイプが移動することがない空気圧送
引込み用ケーブルを提供する。 【解決手段】 4本の一層目のパイプ2a・・・を集合さ
せたパイプ集合体の上に第一の押さえ巻きテープ3aを
巻き付け、この上に10本の二層目のパイプ2b・・・を
集合させて、前記4本の一層目のパイプ2a・・・とあわ
せて14本のパイプ集合体を形成し、この上に第二の押
さえ巻きテープ3bを巻き付け、このパイプ集合体を、
支持線1bとともにシース4によって一体化して空気圧
送引込み用ケーブルを形成するおいて、前記第一の押さ
え巻テープ3aおよび第二の押さえ巻テープ3bとし
て、高摩擦押さえ巻きテープまたは粘着性押さえ巻きテ
ープを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバや光ユ
ニットを空気圧送で挿通するための空気圧送引込み用ケ
ーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】空気圧送引込み用ケーブルとは、将来光
ファイバや光ユニットが必要になるであろう電柱間や建
物内に予めこの空気圧送引込み用ケーブルを布設してお
き、後日実際に必要となった時点で、この空気圧送引込
み用ケーブルに設けられた挿通路に光ファイバや光ユニ
ットを挿通し、導入するためのものである。前記挿通路
内に光ファイバや光ユニットを挿通する方法としては、
その出入口から光ファイバや光ユニットを送り込むと同
時に、高速で空気を吹き流し、その気流に前記光ファイ
バや光ユニットを乗せて走行させる方法などが用いられ
ている。
【0003】図1は、14本の挿通路を有する14パイ
プタイプの空気圧送引込み用ケーブルの一例を示したも
のである。この空気圧送引込み用ケーブルの略中心に配
されたテンションメンバ1aの周囲には4本の一層目の
パイプ2a・・・が縦添えされ、これら一層目のパイプ2
a・・・相互の接触部付近の4つの溝にはさらにテンショ
ンメンバ1aが1本ずつ配されている。この4本のパイ
プ集合体の上には、第一の押さえ巻きテープ3aが巻き
付けられて一体化されている。
【0004】この第一の押さえ巻きテープ3aの上には
10本の二層目のパイプ2b・・・が縦添えされ、集合さ
せられて、上述の4本の一層目のパイプ2a・・・とあわ
せて、二層構造をもつ14本のパイプ集合体が形成さ
れ、この上に第二の押さえ巻きテープ3bが巻き付けら
れて一体化されている。一方、支持線1bは、この空気
圧送引込み用ケーブルの引っ張り強さを担うもので、鋼
撚線などの抗張力材料から構成されている。前記第二の
押さえ巻きテープ3bによって一体化された14本のパ
イプ集合体は、この支持線1bとともにシース4によっ
て略ひょうたん型に一体化されてこの空気圧送引込み用
ケーブルが形成されている。
【0005】前記空気圧送引込み用ケーブルにおいて
は、一層目のパイプ2a・・・および二層目のパイプ2b・
・・が光ファイバまたは光ファイバユニットの挿通路とな
っている。これら一層目および二層目のパイプ2a、2
b・・・(以下まとめてパイプ2a、2b・・・と記す場合が
ある)は、通常ポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素
樹脂などから形成されている。特に、光ファイバまたは
光ファイバユニットを挿通するにおいて、光ファイバま
たは光ファイバユニットとこれらパイプ2a、2b・・・
の接触面との摩擦をできるだけ小さくするために、シリ
コーン樹脂配合ポリエチレンなどの低摩擦材料から形成
されていることもある。また、第一の押さえ巻きテープ
3aおよび第二の押さえ巻きテープ3bは、一般に布や
フィルム状の樹脂などのテープ状材料から形成されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の空気
圧送引込み用ケーブルは、前記支持線1bの両端部を固
定して布設するが、このときこの支持線1bには伸びが
生じる。そして、この空気圧送引込み用ケーブルは、支
持線1bが一体化された構造であるので、前記支持線1
bの伸びの発生に伴い、この空気圧送引込み用ケーブル
全体に約0.1%の伸びが発生する。また、空気圧送引
込み用ケーブルが長時間布設されるうちに、温度・風圧
など環境の影響により、最大で0.2〜0.3%程度の
伸びが発生する。
【0007】このような空気圧送引込み用ケーブルの伸
びに伴い、前記パイプ2a、2b・・・には伸び歪みが生
じ、この伸び歪みによってパイプ2a、2b・・・が長手
方向に移動し、空気圧送引込み用ケーブルの端部にパイ
プ2a、2b・・・の端部が位置しなくなり、シース4に
飲み込めれ、挿通路の出入口が塞がれてしまうことがあ
る。特に低摩擦材料からなるパイプ2a、2b・・・は移
動しやすく、挿通路の閉塞が起こりやすくなる。
【0008】このため、光ファイバ、光ファイバユニッ
トなどの布設を行わない場合でも、本来光ファイバなど
の保護を目的として空気圧送引込み用ケーブル端部に設
置されるクロージャ(収納体)内に、前記パイプ2a、
2b・・・の端部を収納して固定する方法がとられてい
る。したがって、光ファイバ、光ファイバユニットの布
設が行われていない場合においても常にクロージャが必
要であった。また、このクロージャには、パイプ2a、
2b・・・の端部を収納するだけのスペースが余分に必要
で、クロージャのサイズが大きくなるという問題があっ
た。
【0009】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、空気圧送引込み用ケーブルの端部にパイプを固定す
る手段を設けなくても、空気圧送引込み用ケーブルの伸
びによってパイプが移動することがない空気圧送引込み
用ケーブルを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の空気圧送引込み
用ケーブルにおいては、複数のパイプを集合させたパイ
プ集合体の上に、高摩擦押さえ巻きテープまたは粘着性
押さえ巻きテープを巻き付けることを前記課題に解決手
段とした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の空気圧送引込み用ケーブ
ルにおいて、従来の空気圧送引込み用ケーブルと異なる
ところは、押さえ巻きテープとして、高摩擦押さえ巻き
テープまたは粘着性押さえ巻きテープを用いている点で
ある。
【0012】高摩擦押さえ巻きテープとしては、厚さ
0.2〜0.3mmのテープ材料の片面または両面に、
ゴムなどの高摩擦性付与剤が0.01〜0.05mm程
度の厚さになるように塗布されたものが好適である(以
下、片面高摩擦押さえ巻きテープまたは両面高摩擦押さ
え巻きテープと記すことがある)。この高摩擦押さえ巻
きテープの高摩擦性付与面の摩擦係数(ASTM D1
894準拠)は、0.4以上とする。0.4未満である
とパイプ2・・・を十分に固定することができない。
【0013】粘着性押さえ巻きテープとは、厚さ0.2
〜0.3mmのテープ材料の片面または両面に粘着剤が
0.01〜0.05mm程度の厚さになるように塗布さ
れ、粘着性が付与されたものである(以下、片面粘着性
押さえ巻きテープまたは両面粘着性押さえ巻きテープと
記すことがある)。前記粘着剤としては、一般に粘着テ
ープに用いられるゴム、ポリイソブチレンやアクリル樹
脂などの合成樹脂などを主剤とする感圧型接着剤が好適
である。前記高摩擦押さえ巻きテープと粘着性押さえ巻
きテープに用いられるテープ材料としては、布(不織
布)、セロハン、紙(クラフト紙)、加硫ゴム、ポリ塩
化ビニル、ポリエチレンなどがあげられる。
【0014】以下、図1に示された14パイプタイプの
空気圧送引込み用ケーブルを例として詳細に説明する。
この空気圧送引込み用ケーブルの略中心に配されたテン
ションメンバ1aの周囲には4本の一層目のパイプ2a
・・・が縦添えされ、集合させられている。これら一層目
のパイプ2a・・・相互の接触部付近の4つの溝にはさら
にテンションメンバ1aが1本ずつ配されている。この
4本のパイプ集合体の上には、第一の押さえ巻きテープ
3aとして片面高摩擦押さえ巻きテープまたは片面粘着
性押さえ巻きテープが、その高摩擦性または粘着性付与
面を前記パイプ2a・・・側、すなわち内側として、隙間
なく巻き付けられている。
【0015】この第一の押さえ巻きテープ3aの上には
10本の二層目のパイプ2b・・・が縦添えされ、集合さ
せられて、上述の4本の一層目のパイプ2a・・・とあわ
せて、二層構造をもつ14本のパイプ集合体が形成され
ている。そして、この上に第二の押さえ巻きテープ3b
として、片面高摩擦押さえ巻きテープまたは片面粘着性
押さえ巻きテープが、その高摩擦性付与面または粘着性
付与面を前記パイプ2b・・・側、すなわち内側として、
隙間なく巻き付けられて、一体化されている。さらにこ
の前記第二の押さえ巻きテープ3bによって一体化され
たパイプ集合体は、支持線1bとともにシース4によっ
て略ひょうたん型に一体化されてこの空気圧送引込み用
ケーブルが形成されている。
【0016】この空気圧送引込み用ケーブルにおいて
は、一層目のパイプ2a・・・は、第一の押さえ巻きテー
プ3aとの接触面において、この第一の押さえ巻きテー
プ3a表面の高摩擦性または粘着性によって、個々に位
置決めされ、固定されている。また、二層目のパイプ2
b・・・は、第二の押さえ巻きテープ3bとの接触面にお
いて、この第二の押さえ巻きテープ3b表面の高摩擦性
または粘着性によって、位置決めされ、固定されてい
る。
【0017】前記二層目のパイプ2b・・・においては、
第一の押さえ巻きテープ3aおよび第二の押さえ巻きテ
ープ3bの両方との接触面をもつので、第一の押さえ巻
きテープ3aとして両面高摩擦押さえ巻きテープまたは
両面粘着性押さえ巻きテープを用い、この第一の押さえ
巻きテープ3aと前記第二の押さえ巻きテープ3bとの
接触面の両方において、二層目のパイプ2b・・・を固定
することもできる。
【0018】このように、パイプ2a、2b・・・は、第
一の押さえ巻きテープ3aおよび第二の押さえ巻きテー
プ3bとの接触面において、個々に位置決め、固定され
ているので、これらパイプ2a、2b・・・の端部を固定
する手段を設けなくても、空気圧送引込み用ケーブルの
伸びによってこれらパイプ2a、2b・・・が移動するこ
とがない。
【0019】したがって、クロージャ(収納体)内にパ
イプ2a、2b・・・の端部を収納して固定する必要がな
く、布設操作が簡単になるので、作業ミスなどが起こら
ず、人権費を低減することもできる。また、光ファイ
バ、光ファイバユニットの布設が行われていない場合に
はクロージャを設置する必要がなく、実際に光ファイ
バ、光ファイバユニットを布設する部分にのみ随時クロ
ージャを設ければよいので、経済的である。
【0020】また、クロージャにパイプ2a、2b・・・
の端部を収納する必要がなくなるため、クロージャのサ
イズを小さくすることができ、省スペース化が図れる。
さらにこの空気圧送引込み用ケーブルは、押さえ巻きテ
ープを高摩擦押さえ巻きテープまたは粘着性押さえ巻き
テープとすること以外は、新たな投資を必要とせず、従
来と同様の方法によって製造できる。
【0021】上述のパイプ2a、2b・・・の本数および
大きさは特に限定しない。また、前記14パイプタイプ
の空気圧送引込み用ケーブルは、パイプが二層構造をな
すように構成されているが、一層構造としてもよいし三
層以上の構成としてもよい。
【0022】図2は、パイプが一層構造をなすように構
成された8パイプタイプの空気圧送引込み用ケーブルの
一例を示したもので、この空気圧送引込み用ケーブルの
略中心に配されたテンションメンバ1aの周囲には8本
の一層目のパイプ2a・・・が縦添えされ、8本のパイプ
集合体が形成されて、この上に第一の押さえ巻きテープ
3aとして、片面高摩擦押さえ巻きテープ、または片面
粘着性押さえ巻きテープが、その高摩擦性付与面または
粘着性付与面を前記一層目のパイプ2a・・・側、すなわ
ち内側として、隙間なく巻き付けられて、一体化されて
いる。
【0023】図3は、パイプが三層構造をなすように構
成された27パイプタイプの空気圧送引込み用ケーブル
の一例を示したもので、3本の一層目のパイプ2a・・・
からなるパイプ集合体の上に第一の押さえ巻きテープ3
aとして、片面高摩擦押さえ巻きテープ、または片面粘
着性押さえ巻きテープが、その高摩擦性付与面または粘
着性付与面を内側として、隙間なく巻き付けられて、一
体化され、さらにこの上に9本の二層目のパイプ2b・・
・が縦添えされ、この上に、前記第一の押さえ巻きテー
プ3aと同様の第二の押さえ巻きテープ3bが巻き付け
られている。そして、この上に三層目のパイプ2c・・・
が15本縦添えされて前記パイプ2a、2b・・・とあわ
せて27本のパイプ集合体が形成され、この上に前記第
一の押さえ巻きテープ3aと同様の第三の押さえ巻きテ
ープ3cが巻き付けられて、一体化されている。
【0024】この27パイプタイプの空気圧送引込み用
ケーブルにおいて、両面がパイプと接触している第一の
押さえ巻きテープ3aと第二の押さえ巻きテープ3bと
して、両面高摩擦押さえ巻きテープまたは両面粘着性押
さえ巻きテープを用いてもよい。
【0025】
【実施例】
(実施例1)図1に示された14パイプタイプの空気圧
送引込み用ケーブルを作成した。パイプ2a、2b・・・
としては、シリコーン樹脂を30重量%添加したポリエ
チレンからなる内径2.5mm、外径4.0mmのもの
を用いた。テンションメンバ1aとしては、外径1.6
mmのポリエチレン製の介在ひもを用いた。また、支持
線1bとしては、外径1.8mmの素線を7本撚り合わ
せた鋼撚線を用いた。そしてシース4は、塩化ビニル樹
脂から形成し、その厚さは1.5mmとした。
【0026】第一の押さえ巻きテープ3aおよび第二の
押さえ巻きテープ3bとしては、厚さ0.2mmの不織
布の片面に、ゴムを厚さ0.02mmになるように塗布
したものを用いた。この高摩擦付与面(ゴムの塗布面)
の摩擦係数(ASTM D1894準拠)は、0.5で
あった。
【0027】(実施例2)第一の押さえ巻きテープ3a
および第二の押さえ巻きテープ3bとして、厚さ0.2
mmの不織布の片面に粘着剤を、厚さ0.02mmにな
るように塗布したものを用いた以外は、実施例1と同様
にして空気圧送引込み用ケーブルを作成した。
【0028】(比較例)第一の押さえ巻きテープ3aお
よび第二の押さえ巻きテープ3bとして、厚さ0.2m
mの不織布を用いた以外は、実施例1と同様にして空気
圧送引込み用ケーブルを作成した。
【0029】上述の実施例および比較例の空気圧送引込
み用ケーブルを、各々10本ずつ、パイプ2a、2b・・
・の両端部は固定せず、支持線1bの両端部を固定して
一定時間放置した後、これらパイプ2a、2b・・・の移
動によって、挿通路(パイプ2a、2b・・・)の出入口
が塞がれていないかどうか観察した。このとき、これら
空気圧送引込み用ケーブルには0.2〜0.3%の伸び
が発生していた。本発明に係る実施例においては、いず
れも挿通路(パイプ)出入口の閉塞は観察されなかっ
た。比較例においては、6本の空気圧送引込み用ケーブ
ルにおいて、パイプの移動による挿通路出入口の閉塞が
発生した。したがって、本発明に係る実施例の空気圧送
引込み用ケーブルにおいては、パイプの両端部をクロー
ジャ内に納めるなどの固定手段を設けなくてもよいこと
が明らかとなった。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気圧送
引込み用ケーブルにおいては、複数本のパイプを集合さ
せたパイプ集合体の上に、高摩擦押さえ巻きテープまた
は粘着性押さえ巻きテープが巻き付けられ、個々のパイ
プが、前記高摩擦押さえ巻きテープまたは粘着性押さえ
巻きテープとの接触面において位置決め、固定されるよ
うになっている。このため、パイプが低摩擦材料から形
成されていても、空気圧送引込み用ケーブルの伸びに伴
う伸び歪みによって移動することがなく、光ファイバま
たは光ファイバユニットの良好な挿通性を維持しつつ、
以下のような効果を得ることができる。
【0031】すなわち、クロージャ(収納体)内にパイ
プの端部を収納して固定する必要がなく、布設操作が簡
単になり、作業ミスなどが起こらず、人権費を削減する
ことができる。また、光ファイバ、光ファイバユニット
の布設が行われていない場合にはクロージャを設置する
必要がなく、実際に光ファイバ、光ファイバユニットを
布設する部分にのみ随時クロージャを設ければよいの
で、経済的である。また、クロージャにパイプの端部を
収納する必要がなくなるため、クロージャのサイズを小
さくすることができ、省スペース化が図れる。さらにこ
の空気圧送引込み用ケーブルは、押さえ巻きテープを高
摩擦押さえ巻きテープまたは粘着性押さえ巻きテープと
すること以外は、新たな投資を必要とせずに、従来と同
様の方法で製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 14パイプタイプの空気圧送引込み用ケーブ
ルの一例の断面図である。
【図2】 9パイプタイプの空気圧送引込み用ケーブル
の一例の断面図である。
【図3】 27パイプタイプの空気圧送引込み用ケーブ
ルの一例の断面図である。
【符号の説明】
2a・・・一層目のパイプ、2b・・・二層目のパイ
プ、2c・・・三層目のパイプ、3a・・・第一の押さ
え巻きテープ、3b・・・第二の押さえ巻きテープ、3
c・・・第三の押さえ巻きテープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 末広 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパイプを集合させたパイプ集合体
    の上に、高摩擦押さえ巻きテープまたは粘着性押さえ巻
    きテープが巻き付けられていることを特徴とする空気圧
    送引込み用ケーブル。
JP8179635A 1996-07-09 1996-07-09 空気圧送引込み用ケーブル Pending JPH1020162A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8179635A JPH1020162A (ja) 1996-07-09 1996-07-09 空気圧送引込み用ケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8179635A JPH1020162A (ja) 1996-07-09 1996-07-09 空気圧送引込み用ケーブル

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JPH1020162A true JPH1020162A (ja) 1998-01-23

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ID=16069219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8179635A Pending JPH1020162A (ja) 1996-07-09 1996-07-09 空気圧送引込み用ケーブル

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