JPH10201091A - 電気二重層コンデンサを用いた車両用電源装置 - Google Patents

電気二重層コンデンサを用いた車両用電源装置

Info

Publication number
JPH10201091A
JPH10201091A JP8350603A JP35060396A JPH10201091A JP H10201091 A JPH10201091 A JP H10201091A JP 8350603 A JP8350603 A JP 8350603A JP 35060396 A JP35060396 A JP 35060396A JP H10201091 A JPH10201091 A JP H10201091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
capacitor
capacitor cell
vehicle
electric double
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8350603A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujio Matsui
冨士夫 松井
Tomoaki Nitta
智昭 新田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP8350603A priority Critical patent/JPH10201091A/ja
Publication of JPH10201091A publication Critical patent/JPH10201091A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/13Energy storage using capacitors

Landscapes

  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各コンデンサセル毎の静電容量や内部抵抗の
ばらつきによる電気二重層コンデンサの過充電を防止す
ると共に、長期間の蓄電を可能とすること。 【解決手段】 コンデンサセル10には放電電流を流し
て電圧を調整するためのバランス抵抗14が並列接続さ
れている。リレースイッチ16の常開型リレー接点16
aはコンデンサセル10とバランス抵抗14との間に設
けられている。電磁コイル16bは互いに並列接続さ
れ、アクセサリスイッチ18を介して車載直流電圧源に
接続されている。アクセサリスイッチ18がオン状態に
なると、コンデンサセル10とバランス抵抗14とが接
続され、放電電流が流れて電圧調整が行われる。アクセ
サリスイッチ18がオフ状態になると、コンデンサセル
10とバランス抵抗14との接続が断たれる。これによ
り、不要な放電電流の発生が防止され、電気エネルギが
保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスタータモ
ータ等の車両に搭載される種々の電気的負荷に対して給
電を行う電気二重層コンデンサを用いた車両用電源装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジンでは、ファンやポンプ
等の各種補機を駆動したり、あるいは始動時のクランキ
ングを行うスタータモータを駆動したりするために、一
般にバッテリとして鉛蓄電池を車載電源装置として搭載
している。このバッテリは、エネルギ密度が大きいため
比較的長時間の使用に耐え得るが、他方、化学反応を伴
う電池であるために充放電を繰り返すと劣化が進み易
く、充電時間も長くかかる等の欠点を有する。
【0003】そこで、近年では、電極と電解液との界面
に生成される絶縁膜を利用して飛躍的に容量を増大させ
た電気二重層コンデンサを、上記バッテリに替わる電池
として利用することが種々提案されている。この電気二
重層コンデンサは、単一のセルで例えば約2.5Vの電
圧を発生するため、車両用の電源装置として利用する場
合には、図4に示す如く、複数個のコンデンサセル10
0を直列に接続し、コンデンサパック102として使用
する。
【0004】各コンデンサセル100は、図5に示すよ
うに、活性炭電極が貼付された一対の集電体100A
と、該各集電体100A間に充填された電解液100B
と、各集電体100Aの活性炭電極間を仕切るセパレー
タ100Cとから電気二重層コンデンサとして構成され
ている。そして、これら各コンデンサセル100は、直
列に接続されてコンデンサパック102を構成し、この
コンデンサパック102は車両に搭載された車載直流電
圧源(図中では「電源」と略記している)に接続されて
いる。この車載直流電圧源は、例えば、エンジン回転力
によって電圧を発生させる発電機と、この発電された電
圧を所定の直流電圧に変換する電圧変換器(いずれも図
示せず)とを含んで構成されるもので、より具体的には
オルタネータが該当する。
【0005】そして、エンジン運転中には、車載直流電
圧源からの直流電圧によって各コンデンサセル100は
充電され、この蓄えられたエネルギは、エンジン再始動
時のスタータモータ駆動用等として放電使用される。
【0006】ここで、各コンデンサセル100の起電力
は、電解液の活性電圧によって定まるが、この活性電圧
をバイアス電圧、すなわち車載直流電圧源からの充電電
圧が上回ると、急速な内部反応が始まり電気二重層コン
デンサセル100の寿命が低下する性質がある。このた
め、電気二重層コンデンサセル100の定格電圧を電解
液の活性電圧よりも低く設定し、電気二重層コンデンサ
の特質の一つである長寿命を確保している。
【0007】しかし、各コンデンサセル100は、それ
ぞれの静電容量や内部抵抗にばらつきを生じることがあ
る。このため、コンデンサセル100を直列接続した状
態で車載直流電圧源から充電を行うと、静電容量や内部
抵抗のばらつきによって、各コンデンサセル100の端
子間電圧にも差異が生じる。
【0008】つまり、例えばスタータモータ等を駆動す
るのに必要な高電圧を得ようとする場合は、複数のコン
デンサセル100を直列接続しなければならない。ここ
で、各コンデンサセル100を直列に接続して充電する
場合、静電容量や内部抵抗の値が各コンデンサセル10
0の間で等しければ、該各コンデンサセル100の両端
電圧も等しくなるが、上記のようにばらつきがある場
合、差異電圧が生じる。そして、この差異電圧は、一度
発生すると解消することがなく、充放電の繰り返しによ
り積算され、拡大することもある。
【0009】従って、余裕を見込んで定格電圧を設定し
ても、各コンデンサセル100の特性のばらつきに起因
して、定格電圧以上のバイアス電圧が印加されるコンデ
ンサセル100が生じる可能性があり、寿命が低下す
る。より詳細に説明すると、各コンデンサセル100の
直列接続体であるコンデンサパック102の定格電圧
は、各コンデンサセル100の定格電圧のセル個数倍に
等しい。しかし、コンデンサパック102全体としては
定格電圧であっても、各コンデンサセル100の中には
内部抵抗等の相違によりセル単体の定格電圧を上回るバ
イアス電圧が印加されるものが生じうるもでのある。
【0010】そこで、上記差異電圧を可能な限り解消
し、均等なバイアス電圧を得るために、図4に示すよう
に、各コンデンサセル100毎に同値のバランス抵抗1
04をそれぞれ並列接続すると共に、これら各バランス
抵抗104を直列接続することにより、各コンデンサセ
ル100のバイアス電圧をバランスさせる「バランス回
路方式」が従来より採用されている。
【0011】この回路によれば、一つのコンデンサセル
100の両端電圧が他のコンデンサセル100よりも高
くなると、各バランス抵抗104の抵抗値は等しいた
め、両端電圧の高いコンデンサセル100から流れる放
電電流は他のコンデンサセル100からの放電電流より
も大きくなる。
【0012】そして、定電圧電源から両端電圧の低いコ
ンデンサセル100に電荷が供給されるため、最終的に
は、全てのコンデンサセル100からバランス抵抗10
4に流れる放電電流が等しくなり、各コンデンサセル1
00の両端子間に加わる電圧は等しくなる。
【0013】また、他の従来技術として、例えば実開平
5−023527号公報等に記載のものでは、コンデン
サセルに並列接続されたバランス抵抗に対してトランジ
スタを直列に接続し、このトランジスタのベースに比較
器を接続している。そして、コンデンサセルの両端電圧
と基準電源からの基準電圧とを比較器により比較し、コ
ンデンサセルの両端電圧が基準電圧を上回ったときに、
コンデンサセルとバランス抵抗とを並列接続するように
した技術も開示されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のような各コンデ
ンサセル100に対してバランス抵抗104をそれぞれ
並列接続するバランス回路方式の従来技術では、各バラ
ンス抵抗104の値が等しければ、分圧抵抗が等しくな
るため、各コンデンサセル100に加わるバイアス電圧
を等しくすることができる。
【0015】しかし、バランス回路方式では、常時バラ
ンス抵抗104が各コンデンサセル100に接続され
て、電気回路全体が閉ループを構成するため、各コンデ
ンサセル100に蓄えられた電気エネルギは、次第に放
電によって失われていく。従って、充電停止後、各コン
デンサセル100の放電が開始するため、長期的な蓄電
状態の維持機能を果たすことができず、例えばエンジン
再始動時のスタータモータ等を駆動するための車両用電
源装置として用いるのは実用的ではない。
【0016】この問題を解決するため、上述した実開平
5−23527号公報等に記載の技術では、トランジス
タ等を用いて、バランス抵抗をコンデンサセルに並列接
続したり、切り離したりしている。この技術によれば、
コンデンサセルの両端電圧が基準電圧を上回らない限
り、コンデンサセルとバランス抵抗とが接続されないた
め、可及的に不要な放電の防止が図られている。
【0017】しかし、この技術でも、コンデンサセルの
両端電圧を検出するための分圧抵抗がコンデンサセルに
対して並列に接続され、これら各分圧抵抗は直列接続さ
れている。従って、結局は、前記従来技術と同様に、全
体として閉ループを構成しているため、コンデンサセル
の自己放電を防止することができない。また、常時コン
デンサセルの両端電圧と基準電圧との大小を監視する必
要があるため、その分の電気エネルギも必要である。従
って、長期間車両を放置した場合等には、電気二重層コ
ンデンサの蓄電状態が失われてしまう可能性がある。
【0018】本発明は、上記のような種々の課題に鑑み
てなされたものであり、その目的は、電気二重層コンデ
ンサのバイアス電圧をバランスさせつつ長期間電気エネ
ルギを維持できるようにした電気二重層コンデンサを用
いた車両用電源装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1に係る電気二重層コンデンサを用いた車両用電源
装置は、電圧調整素子による電圧調整機能の作動、作動
停止を制御するメインスイッチとしての操作用スイッチ
手段を設けたことにある。すなわち、各コンデンサセル
にそれぞれ並列接続された電圧調整素子と、前記各電圧
調整素子と前記各コンデンサセルとの間にそれぞれ設け
られ、前記各コンデンサセルから前記各電圧調整素子に
流れる放電電流を制御する放電制御用スイッチ手段と、
前記各放電制御用スイッチ手段を駆動操作することによ
り前記各コンデンサセルと前記各電圧調整素子とを導通
状態又は遮断状態とする操作用スイッチ手段とを備えた
ことを特徴としている。
【0020】操作用スイッチ手段によって放電制御用ス
イッチ手段を駆動し、該放電制御用スイッチ手段を介し
てコンデンサセルと電圧調整素子とを接続すると、これ
ら放電制御用スイッチ手段、コンデンサセル、電圧調整
素子及び操作用スイッチ手段によって電圧調整用の電気
回路が形成される。
【0021】そして、内部抵抗等のばらつきによって両
端電圧が高くなっているコンデンサセルから電圧調整素
子に放電電流が流れ、各コンデンサセルの両端電圧が等
しくなる。一方、操作用スイッチ手段によって放電制御
用スイッチ手段を反転駆動し、コンデンサセルと電圧調
整素子とを遮断すると、前記電気回路が解消される。こ
れにより、コンデンサセルの自己放電が防止され、各コ
ンデンサセルは充電された電気エネルギを長期間保持す
る。
【0022】また、請求項2に係る電気二重層コンデン
サを用いた車両用電源装置のように、常開型リレー接点
と電磁コイルとから放電制御用スイッチ手段を構成する
と共に操作用スイッチ手段を介して電磁コイルへの給電
を行えば、電磁コイルが非通電状態にある場合は、電気
回路が形成されない。従って、コンデンサセルの自己放
電を防止して長期間電気エネルギを保持することができ
る。
【0023】更に、請求項3に係る電気二重層コンデン
サを用いた車両用電源装置では、各放電制御用スイッチ
手段は、電圧調整素子とコンデンサセルとの間に設けら
れたトランジスタと、前記コンデンサセルの両端電圧と
電気二重層コンデンサの全体に印加されたバイアス電圧
のうち当該コンデンサセルに対応した基準電圧とを比較
し、前記両端電圧が前記基準電圧を上回ったときに前記
トランジスタを駆動して前記電圧調整素子と前記コンデ
ンサセルとを接続させるコンパレータとから構成し、操
作用スイッチ手段を介して前記コンパレータへ給電する
ようにしている。
【0024】これにより、操作用スイッチ手段によって
コンパレータに給電がなされても、コンデンサセルの両
端電圧が基準電圧を上回らない限りトランジスタが作動
せず、コンデンサセルと電圧調整素子とが接続されな
い。従って、両端電圧が基準電圧よりも高く電圧調整を
必要としているコンデンサセルにのみ、放電を許可する
ことができるため、電気回路を流れる電流量を小さくし
て電気エネルギの消費量及び発熱を低減することができ
る。一方、操作用スイッチ手段によってコンパレータへ
の給電を断てば、電気回路が形成されず、コンデンサセ
ルからの自己放電を防止して長期間電気エネルギを保持
することができる。
【0025】また、請求項4に係る電気二重層コンデン
サを用いた車両用電源装置によれば、各コンデンサセル
にそれぞれ対応した同値の抵抗を直列接続してなる抵抗
直列体を電気二重層コンデンサに並列接続することによ
り、前記電気二重層コンデンサの全体に印加された電圧
を前記各コンデンサセル毎に均等に分圧して基準電圧を
得る構成としている。これにより、実際に電気二重層コ
ンデンサに印加されたバイアス電圧に基づいて、各コン
デンサセルの両端電圧の高低を比較するための適切な基
準電圧を容易に得ることができる。
【0026】更に、請求項5に係る電気二重層コンデン
サを用いた車両用電源装置によれば、操作用スイッチ手
段を車両のアクセサリスイッチ(ACCスイッチ)に連
動させており、エンジン動作中は、常に操作用スイッチ
手段が作動して電圧調整用の電気回路が構成される。一
方、車両を長期間放置するときには、操作用スイッチ手
段が作動しないため、前記電気回路が形成されない。
【0027】従って、車載直流電圧源たるオルタネータ
が発電を行うエンジン作動中には、コンデンサセルと電
圧調整素子とを接続して、両端電圧の高過ぎるコンデン
サセルの電圧調整を行うことができる。一方、エンジン
を停止する長期間放置の場合は、コンデンサセルから電
圧調整素子を切り離してコンデンサセルの自己放電を阻
止することができる。
【0028】これにより、コンデンサセルの両端電圧が
高くなり得る可能性のある場合、すなわち、車載直流電
圧源が発電を行っている期間中は、常に電圧調整用の電
気回路を形成してコンデンサセルの電圧調整を行うこと
ができる。また、コンデンサセルの両端電圧が高くなる
可能性が実質的にない場合、すなわち、エンジンが停止
して車載直流電圧源の充電が行われない車両の長期間放
置時には、電圧調整用の電気回路を形成せず、コンデン
サセルの自己放電を防止して電気エネルギを保持するこ
とができると共に、内部の電気分解等によるコンデンサ
セルの寿命低下を防止することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について詳細に説明する。まず、図1には、本
発明の第1の実施の形態に係る電気二重層コンデンサを
用いた車両用電気二重層コンデンサ電源装置の回路構成
が示されている。
【0030】各電気二重層コンデンサセル10は、例え
ば、表面に活性炭電極がそれぞれ設けられた一対の集電
体と、該各集電体間に充填された電解質と、各活性炭電
極間を分離して介装されたセパレータと、内部の電解質
が外部に漏れるのを防止するためのガスケット(いずれ
も図示せず)等から構成されている。そして、これら各
コンデンサセル10は、直列接続され、所望の起電圧を
発生するコンデンサパック12として組み立てられてい
る。
【0031】このように各コンデンサセル10を直列に
接続して構成したコンデンサパック12は、その正極側
が車載直流電圧源に接続され、コンデンサパック12の
負極側はアースされている。この車載直流電圧源は、一
定の直流電圧を出力するもので、具体的には、エンジン
回転数に応じた交流電圧を発生するオルタネータと、オ
ルタネータの出力電圧を直流電圧に変換する電圧変換器
と、外部に出力される直流電圧を一定の電圧値に保持す
るための定電圧回路とから構成されている。
【0032】各コンデンサセル10には、両端電圧を調
整するための「電圧調整素子」としてのバランス抵抗1
4がそれぞれ並列接続されている。そして、これら各バ
ランス抵抗14相互は、全体として直列に接続されてい
る。従って、換言すれば、各バランス抵抗14を直列に
接続してなるバランス抵抗直列接続体を、各コンデンサ
セル10の直列接続体であるコンデンサパック12に対
して並列接続し、各バランス抵抗間と各コンデンサセル
間とをそれぞれ接続した状態となっている。
【0033】各コンデンサセル10と各バランス抵抗1
4との間には、「放電制御用スイッチ手段」としてのリ
レースイッチ16がそれぞれ設けられている。これら各
リレースイッチ16は、コンデンサセル10とバランス
抵抗14との間に接続された常開型リレー接点16a
と、電磁力によって常開型リレー接点16aを閉駆動す
る電磁コイル16bとからそれぞれ構成されている。
【0034】これら各リレースイッチ16の電磁コイル
16b相互は、車載直流電圧源とアース間で互いに並列
接続されている。そして、電磁コイル16bが励磁され
ない非通電時には、リレー接点16aが開いてコンデン
サセル10とバランス抵抗14との間が遮断される。一
方、電磁コイル16bが励磁される通電時には、リレー
接点16aが閉じてコンデンサセル10とバランス抵抗
14とが接続される。
【0035】各電磁コイル16bの並列接続体と車載直
流電圧源との間には、「操作用スイッチ手段」としての
アクセサリスイッチ(ACCスイッチ)18が設けられ
ている。このアクセサリスイッチ18は、ドライバーに
よるイグニッションキーの操作によってオン状態になる
と、例えば車内灯等の各種アクセサリ電装品に給電を許
可するようになっている。また、キーがイグニッション
位置又はスタータ位置に回動操作された場合でも、アク
セサリスイッチ18のオン状態は保持される。従って、
エンジン始動中は、常にアクセサリスイッチ18はオン
状態を保持し、各リレースイッチ16の電磁コイル16
bに通電してリレー接点16aを閉じさせる。
【0036】一方、長期間車両を放置する場合は、通
常、キーが抜かれるため、アクセサリスイッチ18はオ
フ状態となり、各電磁コイル16bへの通電が停止して
リレー接点16aが開くことになる。このアクセサリス
イッチ18は、各リレースイッチ16への通電、非通電
を制御するものである。従って、アクセサリスイッチ1
8の配設位置は図示のものに限らず、全てのリレースイ
ッチ16に対する通電(給電)を一括して行える位置で
あればよい。
【0037】次に、上記構成の本実施の形態の作用につ
いて説明する。まず、キーの回動操作によりエンジンが
始動すると、オルタネータが発電を開始し、これによ
り、各コンデンサセル10は充電される。一方、キーの
回動操作によってアクセサリスイッチ18はオン状態と
なり、各リレースイッチ16の電磁コイル16bが励磁
されて常開型リレー接点16aが閉じる。これにより、
全てのコンデンサセル10がリレー接点16aを介して
バランス抵抗14に接続される。
【0038】そして、内部抵抗等のばらつきによって両
端電圧が高くなったコンデンサセル10からバランス抵
抗14に向けて放電電流が流れることにより、当該コン
デンサセル10の電圧は降下していく。また、オルタネ
ータは定電圧源であるから、両端電圧が低いコンデンサ
セル10には電荷が供給される。これにより、エンジン
始動中は、各コンデンサセル10と各バランス抵抗14
とが接続されて電圧調整回路が形成され、各コンデンサ
セル10の両端電圧は等しくなる。
【0039】次に、キーを回動操作してエンジンを停止
した場合は、オルタネータの発電が停止すると共に、ア
クセサリスイッチ18もオフ状態となっている。従っ
て、各リレースイッチ16の電磁コイル16bへの通電
が断たれリレー接点16aは開いた状態に戻る。これに
より、各コンデンサセル10からバランス抵抗14が切
り離され、電圧調整回路は解消される。そして、各コン
デンサセル10は、エンジン始動中に電圧調整しつつ蓄
えた電気エネルギを保持する。
【0040】このように構成される本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。エンジン始動中には各コンデ
ンサセル10の両端電圧を調整しつつ充電することがで
き、エンジンを停止した後は放電電流を阻止することが
できる。従って、コンデンサセル10が過充電されて寿
命が低下するのを防止しつつ、長期間にわたって電気エ
ネルギを保持することができ、エンジンの再始動時に備
えることができる。
【0041】また、「操作用スイッチ手段」としてアク
セサリスイッチ18を用いる構成としたため、エンジン
作動中にはアクセサリスイッチ18はオン状態となって
各リレースイッチ16を閉じ、車両が長期間放置される
ようなエンジン停止状態ではアクセサリスイッチ18は
オフ状態となって各リレースイッチ16を開く。これに
より、エンジンの作動状態(オルタネータの発電状態)
に連動させて各コンデンサセル10の電圧調整を自動的
に行うことができる。
【0042】すなわち、エンジンが動作してオルタネー
タが発電を開始しているような調整の必要性の高いとき
に各コンデンサセル10に各バランス抵抗14を接続し
て電圧調整を行うことができ、エンジンが停止してオル
タネータの発電が止まったときに各コンデンサセル10
から各バランス抵抗14を切り離して不要な放電を防止
することができる。
【0043】更に、リレースイッチ16を、常開型リレ
ー接点16aと電磁コイル16bとから構成したため、
電磁コイル16bの非通電状態ではコンデンサセル10
とバランス抵抗14とが接続されず、電圧調整用の電気
回路が形成されないため、不要な放電を防止して電気エ
ネルギを長期間保持することができる。
【0044】すなわち、仮に常閉型のリレー接点を用い
た場合には、電磁コイルの非通電状態において、コンデ
ンサセル10とバランス抵抗14とが接続される。従っ
て、エンジン停止後にコンデンサセル10とバランス抵
抗14とを切り離すには、電気エネルギを消費して常閉
型リレー接点を開いておく必要があり、電気エネルギを
無駄に消費することになる。
【0045】次に、図2に基づいて本発明の第2の実施
の形態について説明する。なお、本実施の形態では、上
述した第1の実施の形態と同様の構成要素には同一の符
号を付し、その説明を省略する。
【0046】本実施の形態でも、複数のコンデンサセル
10を直列に接続してコンデンサパック12が構成され
ており、各コンデンサセル10には「電圧調整素子」と
してのバランス抵抗20がそれぞれ並列接続されてい
る。
【0047】各バランス抵抗20には、トランジスタ2
2がそれぞれ直列に接続されている。従って、バランス
抵抗20とトランジスタ22とを直列に接続してなる抵
抗−トランジスタ直列体がコンデンサセル10に対して
並列に接続された状態となっている。このトランジスタ
22は、NPN型トランジスタにて構成され、そのベー
スはベース電流制限抵抗24を介してコンパレータ26
の出力側に接続されている。従って、各トランジスタ2
2は、ベース電圧が「Hレベル」になると作動し、ベー
ス電圧が「Lレベル」になると作動を停止する。これら
トランジスタ22とコンパレータ26とによって本実施
の形態における「放電制御用スイッチ手段」が構成され
ている。
【0048】各コンパレータ26は、後述の如く、コン
デンサセル10の両端電圧VCSと基準電圧VAとを比
較するものである。そして、各コンパレータ26は、そ
の反転入力端子側(−側)に基準電圧VAが入力され、
非反転入力側(+側)には両端電圧VCSが入力されて
いる。従って、各コンパレータ26は、両端電圧VCS
が基準電圧VAを上回った場合(VCS>VA)には出
力が「Hレベル」となり、両端電圧VCSが基準電圧V
A以下の場合(VCS≦VA)には出力が「Lレベル」
となる。
【0049】コンデンサパック12には、「各コンデン
サセルに対応した同値の抵抗を直列に接続してなる抵抗
直列体」としての基準電圧検出抵抗部28が並列に接続
されている。この基準電圧検出抵抗部28は、各コンデ
ンサセル10にそれぞれ対応した複数の同値の抵抗30
を直列に接続して構成されている。また、これら各抵抗
30は、電圧検出精度を高めるべく、第1の抵抗30a
と第2の抵抗30bとからそれぞれ構成されている。
【0050】この基準電圧検出抵抗部28をコンデンサ
パック12に対して並列に接続することにより、該基準
電圧検出抵抗部28にはコンデンサパック12全体に印
加されるバイアス電圧、すなわち、コンデンサパック1
2の両端電圧VCPが加わる。そして、基準電圧検出抵
抗部28は、各コンデンサセル10に対応した複数の抵
抗30から構成されているため、このコンデンサパック
12の両端電圧VCPは各抵抗30によって均等に分圧
される。各抵抗30によって分圧された電圧は、各コン
デンサセル10にそれぞれ加わるべき基準の電圧であ
る。そこで、この抵抗30によって分圧された電圧を電
圧検出精度を高めるために、さらに各抵抗30a,30
bによって分圧し、基準電圧VAを得るようになってい
る。そして、この基準電圧VAは、コンパレータ26の
反転入力端子側に入力されている。
【0051】一方、各コンデンサセル10には、該コン
デンサセル10の両端電圧を検出するためのセル電圧検
出用抵抗32がそれぞれ並列に接続されている。また、
各セル電圧検出用抵抗32は、第1の抵抗32aと第2
の抵抗32bとから構成されており、前記抵抗30と同
一の構成を有している。すなわち、抵抗32aと抵抗3
0a、抵抗32bと抵抗30bとは、それぞれ等しい。
そして、これら各セル電圧検出用抵抗32にて検出され
るコンデンサセル10の両端電圧は、各抵抗32a,3
2bによりセル両端電圧VCSとして、コンパレータ2
6の非反転入力端子側に入力されている。
【0052】各コンパレータ26は、第1の実施の形態
で述べたリレースイッチ16の電磁コイル16bと同様
に、互いに並列接続されており、このコンパレータ並列
接続部はコンデンサパック12に並列接続されている。
そして、このコンパレータ並列接続部と車載直流電圧源
との間には、「操作用スイッチ手段」としてのアクセサ
リスイッチ18が設けられている。
【0053】次に、上記構成を有する本実施の形態の作
用について説明する。まず、キーの回動操作によりエン
ジンが始動すると、車載直流電圧源であるオルタネータ
が発電を開始して各コンデンサセル10の充電が行われ
ると共に、アクセサリスイッチ18がオン状態となって
各コンパレータ26が作動状態となる。
【0054】そして、各コンパレータ26は、基準電圧
VAとコンデンサセル10のセル両端電圧VCSとを比
較する。セル両端電圧VCSが基準電圧VAを上回って
いる場合は、コンパレータ26の出力は「Hレベル」と
なり、トランジスタ22が作動してコンデンサセル10
とバランス抵抗20とが接続される。これにより、基準
電圧VAよりもセル両端電圧VCSが高いコンデンサセ
ル10からバランス抵抗20に向けて放電電流が流れ、
当該コンデンサセル10の両端電圧VCSが低下する。
【0055】一方、セル両端電圧VCSが基準電圧VA
以下の場合、コンパレータ26の出力は「Lレベル」と
なり、トランジスタ22が停止してコンデンサセル10
とバランス抵抗20とが切り離される。これにより、セ
ル両端電圧VCSが基準電圧VAよりも低いコンデンサ
セル10からは放電電流が流れず、電気エネルギが保持
される。
【0056】次に、キーの回動操作によりエンジンを停
止して車両を長期間放置する場合は、アクセサリスイッ
チ18がオフ状態となって各コンパレータ26への給電
が断たれる。これにより、コンパレータ26の出力は
「Lレベル」となり、トランジスタ22が停止してコン
デンサセル10とバランス抵抗20とが切り離される。
また、アクセサリスイッチ18がオフ状態になると、基
準電圧検出抵抗部28はコンデンサパック12から切り
離される。従って、各コンデンサセル10の放電が防止
されると共に、基準電圧検出抵抗部28に電流が流れる
こともない。
【0057】本実施の形態でも、アクセサリスイッチ1
8がオン状態のときのみコンデンサセル10の電圧調整
を許可する構成のため、前記第1の実施の形態と同様
に、エンジンの作動中には各コンデンサセル10の電圧
調整を行って過充電による寿命低下を防止することがで
き、エンジン停止後には各コンデンサセル10からの放
電を防止して長期間電気エネルギを保持することができ
る。これに加えて、本実施の形態では、更に以下の効果
を発揮する。
【0058】各コンデンサセル10毎に設けられたトラ
ンジスタ22と、各コンデンサセル10の両端電圧VC
Sが基準電圧VAを上回ったときにそのトランジスタ2
2をオンしてバランス抵抗20とコンデンサセル10と
を接続させる各コンパレータ26とから「放電制御用ス
イッチ手段」が構成され、アクセサリスイッチ18を介
して各コンパレータ26への給電を行うようにしたこと
から、電圧調整が必要なコンデンサセル10にのみバラ
ンス抵抗20を接続して電圧調整を行うことができる。
【0059】すなわち、本実施の形態では、アクセサリ
スイッチ18が閉じてコンパレータ26に給電が行われ
ても、コンデンサセル10の両端電圧VCSが基準電圧
VAを上回らない限りトランジスタ22が作動しない。
従って、コンデンサセル10とバランス抵抗20とは接
続されない。これにより、両端電圧VCSが基準電圧V
Aよりも高く、電圧調整を必要としているコンデンサセ
ル10にのみ、放電を許可することができる。この結
果、電気回路を流れる電流量の減少による電気エネルギ
の消費量及び発熱の低減が図られる。
【0060】また、各コンデンサセル10にそれぞれ対
応した同値の抵抗30を直列接続してなる「抵抗直列
体」としての基準電圧検出抵抗部28をコンデンサパッ
ク12に並列接続することにより、コンデンサパック1
2の全体に印加された電圧を各コンデンサセル10毎に
均等に分圧して基準電圧VAを得る構成としたことか
ら、各コンデンサセル10の両端電圧VCSが適正か否
かを判別するための基準電圧VAを容易に得ることがで
きる。
【0061】なお、例えば基準電圧VAに等しい出力電
圧の電池やバッテリのセル等を基準電源として用意し、
これらの別体の基準電源とセル両端電圧VCSとを比較
する構成も可能である。但し、別体の基準電源を用いる
場合は、その分だけ製造コストが増大することとなる。
【0062】なお、本発明は上記各実施の形態の構成に
限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の
変形が可能である。例えば、「電圧調整素子」として抵
抗を用いる場合を例示したが、これに限らず、図3に示
す変形例のように、ツェナーダイオード40と抵抗42
の直列接続体を用いてもよい。この場合は、ツェナーダ
イオード40のツェナー電圧VZをコンデンサセル10
の定格電圧と等しく設定することにより、前記第2の実
施の形態と同様に、セル両端電圧VCSの方が高い(V
CS>VZ)コンデンサセル10のみ電圧調整を行うこ
とができる。また、アクセサリスイッチ18をオフ状態
にしたときには、ツェナーダイオード40が電源から切
り離されるため、微少な暗電流が流れるのも防止でき
る。
【0063】また、前記各実施の形態では、アクセサリ
スイッチ18自体を「操作用スイッチ手段」として用い
る場合を例に挙げて説明したが、例えばアクセサリスイ
ッチ18の作動に連動する他のリレースイッチ類を別途
「操作用スイッチ手段」として利用してもよい。更に、
アクセサリスイッチ18を「操作用スイッチ手段」とし
て用いれば、上述の如く、エンジン始動に応じたコンデ
ンサセル10の自動的な電圧調整が可能となるが、これ
に加えて、例えば手動で操作される押釦スイッチを車室
内に設け、エンジン停止時に手動で操作できるようにし
てもよい。また、アクセサリスイッチ18に替えてイグ
ニッションスイッチ等のエンジンの始動、停止状態を反
映する他のスイッチを用いても良い。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電気
二重層コンデンサを用いた車両用電源装置によれば、操
作用スイッチ手段を介して放電制御用スイッチ手段を駆
動操作することができる。従って、各コンデンサセルの
両端電圧を調整して過充電を防止し、寿命の低下を防止
することができると共に、不要な放電を防止して長期間
の蓄電状態を確保し、エンジン再始動に備えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電気二重層コ
ンデンサを用いた車両用電源装置の概略回路構成図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る電気二重層コ
ンデンサを用いた車両用電源装置の概略回路構成図であ
る。
【図3】本発明に係る電気二重層コンデンサを用いた車
両用電源装置の変形例の概略回路構成図である。
【図4】従来技術による電気二重層コンデンサを用いた
車両用電源装置の要部を示す概略回路構成図である。
【図5】電気二重層コンデンサの一般的構成を示す説明
図である。
【符号の説明】
10 コンデンサセル 12 コンデンサパック 14 バランス抵抗 16 リレースイッチ 18 アクセサリスイッチ 20 バランス抵抗 22 トランジスタ 26 コンパレータ 28 基準電圧検出抵抗部 30 抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンデンサセルを直列接続してな
    る電気二重層コンデンサを用いた車両用電源装置におい
    て、 前記各コンデンサセルにそれぞれ並列接続された電圧調
    整素子と、 前記各電圧調整素子と前記各コンデンサセルとの間にそ
    れぞれ設けられ、前記各コンデンサセルから前記各電圧
    調整素子に流れる放電電流を制御する放電制御用スイッ
    チ手段と、 前記各放電制御用スイッチ手段を駆動操作することによ
    り前記各コンデンサセルと前記各電圧調整素子とを導通
    状態又は遮断状態とする操作用スイッチ手段と、 を備えたことを特徴とする電気二重層コンデンサを用い
    た車両用電源装置。
  2. 【請求項2】 前記各放電制御用スイッチ手段は、 前記電圧調整素子と前記コンデンサセルとの間に設けら
    れた常開型リレー接点と、該常開型リレー接点を駆動す
    る電磁コイルとから構成され、 前記操作用スイッチ手段を介して前記電磁コイルへ給電
    することを特徴とする請求項1に記載の電気二重層コン
    デンサを用いた車両用電源装置。
  3. 【請求項3】 前記各放電制御用スイッチ手段は、 前記電圧調整素子と前記コンデンサセルとの間に設けら
    れたトランジスタと、前記コンデンサセルの両端電圧と
    前記電気二重層コンデンサの全体に印加されたバイアス
    電圧のうち当該コンデンサセルに対応した基準電圧とを
    比較し、前記両端電圧が前記基準電圧を上回ったときに
    前記トランジスタを駆動して前記電圧調整素子と前記コ
    ンデンサセルとを接続させるコンパレータとから構成
    し、 前記操作用スイッチ手段を介して前記コンパレータへの
    作動電流の給電を行うことを特徴とする請求項1に記載
    の電気二重層コンデンサを用いた車両用電源装置。
  4. 【請求項4】 前記基準電圧は、 前記各コンデンサセルにそれぞれ対応した同値の抵抗を
    直列接続してなる抵抗直列体を前記電気二重層コンデン
    サに並列接続することにより、前記電気二重層コンデン
    サの全体に印加された電圧を前記各コンデンサセル毎に
    均等に分圧して得ることを特徴とする請求項3に記載の
    電気二重層コンデンサを用いた車両用電源装置。
  5. 【請求項5】 前記操作用スイッチ手段は、 車両のアクセサリスイッチに連動することを特徴とする
    請求項1〜請求項4のいずれかに記載の電気二重層コン
    デンサを用いた車両用電源装置。
JP8350603A 1996-12-27 1996-12-27 電気二重層コンデンサを用いた車両用電源装置 Pending JPH10201091A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8350603A JPH10201091A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 電気二重層コンデンサを用いた車両用電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8350603A JPH10201091A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 電気二重層コンデンサを用いた車両用電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10201091A true JPH10201091A (ja) 1998-07-31

Family

ID=18411598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8350603A Pending JPH10201091A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 電気二重層コンデンサを用いた車両用電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10201091A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001076766A (ja) * 1999-09-08 2001-03-23 Nagano Japan Radio Co 蓄電システムおよび蓄電モジュール
US6316917B1 (en) 1999-03-09 2001-11-13 Asahi Glass Company, Limited Apparatus having plural electric double layer capacitors and method for adjusting voltages of the capacitors
WO2004073001A1 (en) * 2003-02-13 2004-08-26 Energy Storage Systems Pty Ltd A resistive balance for an energy storage device
WO2005015585A1 (de) * 2003-08-12 2005-02-17 Epcos Ag Kondensatormodul und verfahren zu dessen herstellung
WO2007026495A1 (ja) * 2005-08-31 2007-03-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 車両用補助電源とそれを用いた車両用充放電装置
WO2008015933A1 (fr) 2006-08-04 2008-02-07 Panasonic Corporation Dispositif de stockage de l'électricité
US20140015321A1 (en) * 2012-06-11 2014-01-16 Panduit Corp. Capacitor-Based UPS
JP2014011920A (ja) * 2012-07-02 2014-01-20 Rohm Co Ltd 電池制御回路、電池モジュール、電源回路、それらを用いた家庭用蓄電池および車両
KR101362850B1 (ko) * 2012-11-27 2014-02-17 현대오트론 주식회사 고전압 배터리의 셀 연결 회로 보호 장치
CN105429215A (zh) * 2015-12-02 2016-03-23 安徽农业大学 一种复合电源的组合均衡装置及其均衡方法
EP4033648A1 (en) * 2021-01-25 2022-07-27 ABB Schweiz AG Ups device with passive balancing
WO2022210441A1 (ja) * 2021-03-30 2022-10-06 ミネベアミツミ株式会社 予備電源装置及び予備電源装置の制御方法

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6316917B1 (en) 1999-03-09 2001-11-13 Asahi Glass Company, Limited Apparatus having plural electric double layer capacitors and method for adjusting voltages of the capacitors
JP2001076766A (ja) * 1999-09-08 2001-03-23 Nagano Japan Radio Co 蓄電システムおよび蓄電モジュール
WO2004073001A1 (en) * 2003-02-13 2004-08-26 Energy Storage Systems Pty Ltd A resistive balance for an energy storage device
JP2006517733A (ja) * 2003-02-13 2006-07-27 エナジィ・ストーリッジ・システムズ・プロプライエタリー・リミテッド エネルギ貯蔵装置の抵抗バランス
WO2005015585A1 (de) * 2003-08-12 2005-02-17 Epcos Ag Kondensatormodul und verfahren zu dessen herstellung
US7750607B2 (en) 2005-08-31 2010-07-06 Panasonic Corporation Auxiliary electric power supply for vehicle and charger/discharger for vehicle
EP1880904A1 (en) * 2005-08-31 2008-01-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Auxiliary electric power supply for vehicle and charger/discharger for vehicle
JPWO2007026495A1 (ja) * 2005-08-31 2009-03-26 パナソニック株式会社 車両用補助電源とそれを用いた車両用充放電装置
EP1880904A4 (en) * 2005-08-31 2009-09-09 Panasonic Corp AUXILIARY POWER SUPPLY FOR A VEHICLE AND CHARGER / UNLOADER FOR THE VEHICLE
WO2007026495A1 (ja) * 2005-08-31 2007-03-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 車両用補助電源とそれを用いた車両用充放電装置
KR100994593B1 (ko) * 2005-08-31 2010-11-15 파나소닉 주식회사 차량용 보조 전원과 그것을 이용한 차량용 충방전 장치
JP4702368B2 (ja) * 2005-08-31 2011-06-15 パナソニック株式会社 車両用補助電源とそれを用いた車両用充放電装置
WO2008015933A1 (fr) 2006-08-04 2008-02-07 Panasonic Corporation Dispositif de stockage de l'électricité
US9966758B2 (en) * 2012-06-11 2018-05-08 Panduit Corp. Capacitor-based UPS
US20140015321A1 (en) * 2012-06-11 2014-01-16 Panduit Corp. Capacitor-Based UPS
JP2014011920A (ja) * 2012-07-02 2014-01-20 Rohm Co Ltd 電池制御回路、電池モジュール、電源回路、それらを用いた家庭用蓄電池および車両
KR101362850B1 (ko) * 2012-11-27 2014-02-17 현대오트론 주식회사 고전압 배터리의 셀 연결 회로 보호 장치
CN105429215A (zh) * 2015-12-02 2016-03-23 安徽农业大学 一种复合电源的组合均衡装置及其均衡方法
CN105429215B (zh) * 2015-12-02 2017-11-28 安徽农业大学 一种复合电源的组合均衡装置及其均衡方法
EP4033648A1 (en) * 2021-01-25 2022-07-27 ABB Schweiz AG Ups device with passive balancing
US11916431B2 (en) 2021-01-25 2024-02-27 Abb Schweiz Ag UPS device with passive balancing
WO2022210441A1 (ja) * 2021-03-30 2022-10-06 ミネベアミツミ株式会社 予備電源装置及び予備電源装置の制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5146095A (en) Low discharge capacitor motor starter system
KR102016752B1 (ko) 배터리 팩 및 배터리 팩 제어방법
US20060186738A1 (en) Method of supplying electric current, method of starting internal combustion engine, power supply apparatus, and vehicle
JP4940817B2 (ja) 蓄電装置
US6057666A (en) Method and circuit for controlling charging in a dual battery electrical system
JP3931446B2 (ja) 組電池の充電状態調整装置
US20170106758A1 (en) Power source system for a vehicle
JP2003517806A (ja) 電池充電維持装置および方法
JP2008043036A5 (ja)
JP6011135B2 (ja) 電源システム
WO2007026495A1 (ja) 車両用補助電源とそれを用いた車両用充放電装置
JP2004023803A (ja) 組電池の電圧制御装置
JPH10201091A (ja) 電気二重層コンデンサを用いた車両用電源装置
EP1025632B1 (en) Method and circuit for controlling charging in a dual battery electrical system
JP3539598B2 (ja) 搭載用電源システム
US20190044361A1 (en) Electric power system
JP3980690B2 (ja) 電気二重層コンデンサを用いた車両用電源装置
KR20000064915A (ko) 내연 기관의 스타팅 신뢰도를 높이기 위한 방법 및 장치ㅛ
KR101905463B1 (ko) 상용 자동차 시동용 배터리의 전압 밸런싱 조정장치
JPH10191576A (ja) 電気二重層コンデンサを用いた車両用電源装置
JP5250953B2 (ja) 蓄電回路
JPH09247856A (ja) 電気二重層コンデンサを用いた車両用電源装置
JPH09308121A (ja) 蓄電手段を有する車両用電源装置
KR102474788B1 (ko) 차량 비상 시동 장치, 그 제어 방법, 및 상기 방법을 실행시키기 위한 컴퓨터 판독 가능한 프로그램을 기록한 기록 매체
US20240151201A1 (en) Vehicle emergency starting device and a control method thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050609

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051018