JPH10200353A - バーストagc回路およびバーストagc制御方法 - Google Patents

バーストagc回路およびバーストagc制御方法

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Publication number
JPH10200353A
JPH10200353A JP9004637A JP463797A JPH10200353A JP H10200353 A JPH10200353 A JP H10200353A JP 9004637 A JP9004637 A JP 9004637A JP 463797 A JP463797 A JP 463797A JP H10200353 A JPH10200353 A JP H10200353A
Authority
JP
Japan
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signal
agc
burst
gain
gain control
Prior art date
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Pending
Application number
JP9004637A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Watabe
秀雄 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP9004637A priority Critical patent/JPH10200353A/ja
Publication of JPH10200353A publication Critical patent/JPH10200353A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バースト信号が存在しない状態における可変
利得増幅器の消費電力を低減させるとともに、バースト
信号の最初の部分から良好なAGC制御を行なうことの
できるバーストAGC回路およびバーストAGC制御方
法を提供する。 【解決手段】 バースト有無判別部10は、バースト信
号存在期間(バースト受信タイミング)ではAGC動作
モードを指定する受信判別信号(Lレベル)10aを出
力し、非受信(無信号)期間になると同時にAGC非動
作モードを指定する受信判別信号(Hレベル)10aを
出力し、さらに、次のバースト受信タイミングが到来す
る少し手前の時点でAGC動作モードを指定する受信判
別信号(Lレベル)10aを出力する。AGC制御部4
内の利得設定部7は、AGC動作モードでは受信レベル
検出器5で検出した受信信号強度に基づいて可変利得増
幅器3の利得を設定し、AGC非動作モードでは可変利
得増幅器3の利得を最小値に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バースト信号
(間欠信号)の増幅利得を自動調整して所定レベル範囲
のバースト信号を出力するバーストAGC回路およびバ
ーストAGC制御方法に係り、詳しくは、バースト信号
が存在しない期間での増幅利得を小さい値に固定するよ
うにしたバーストAGC回路およびバーストAGC制御
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】AGC(Automatic Gain Control)回路
は、レベル変動のある受信信号を一定レベルに増幅して
出力することができる回路で、デジタル無線通信等にお
ける受信機の構成上、重要なものである。バースト信号
は、電波および電力の有効利用上、時間軸で必要な区間
のみの信号である。
【0003】図8は従来のAGC回路のブロック構成図
である。従来のAGC回路101は、受信したバースト
信号101aを分配する分配器102と、分配器102
で分配された一方のバースト信号102aを利得制御入
力端子103aに供給される利得制御信号103bによ
って指定される増幅利得で増幅して所定のレベル範囲の
バースト信号をAGC出力信号103cとして出力する
可変利得増幅器103と、分配器102で分配された他
方のバースト信号102bに基づいて可変利得増幅器1
03の増幅利得を制御するための利得制御信号103b
を生成するAGC制御部104とから構成されている。
【0004】AGC制御部104は、バースト信号10
2bの信号レベルを検出し、受信強度信号105aを出
力する信号レベル検出器105と、受信強度信号105
aを受信強度に応じた受信強度データ106aへ変換す
るA/D変換器106と、受信強度データ106aに対
応して予め設定した利得制御データ107aを出力する
利得設定部107と、利得制御データ107aをアナロ
グ信号108aへ変換するD/A変換器108と、アナ
ログ信号108aを所定に時定数で平滑して利得制御信
号103bを出力する低域通過フィルタ(ローパスフィ
ルタ:LPF)109とから構成されている。
【0005】信号レベル検出器105は、バースト信号
102bを整流する整流回路と整流出力を対数増幅する
対数増幅器(ログアンプ)等から供給され、いわゆるR
SSI(Received Signal Strength Indicator:受信信
号強度表示)信号を出力する。増幅利得設定部107
は、ROM(Read Only Memory)を用いて構成された受
信強度データ106aと利得制御データ107aとの変
換テーブルを備える。
【0006】図9は従来のAGC回路の動作を示すタイ
ミングチャートである。(a)はバースト信号の有無を
示す。(b)はローパスフィルタ(LPF)109の出
力である利得制御信号103bを示す。(c)はAGC
出力信号103cの包絡線を示す。
【0007】バースト信号101aが有る状態(信号受
信期間)では、バースト信号101aの受信レベルに応
じた受信強度信号105aが信号レベル検出器105か
ら出力され、A/D変換器106は受信レベルに対応し
た受信強度データ106aを出力するので、増幅利得設
定部107から受信レベルに対応した利得制御データ1
07aが出力され、D/A変換器108によって利得制
御データ107aに対応したアナログ信号108aが出
力される。このアナログ信号108aは、LPF109
で平滑され利得制御信号103bとして可変利得増幅器
103に供給される。これにより、受信レベルに対応し
て可変利得増幅器103の増幅利得が設定され、所定の
出力レベルに増幅されたバースト信号がAGC出力信号
103cとして出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】バースト信号101a
が無い状態(無信号期間)では、信号レベル検出器10
5から出力される受信強度信号105aはノイズ信号等
のレベルに相当する低いレベルとなり、A/D変換器1
06から出力される受信強度データ106aも小さい値
となる。増幅利得設定部107は、入力信号のレベルが
小さい場合は大きな増幅利得を指定する利得制御データ
107aを出力するので、D/A変換器108から高い
電圧のアナログ信号108aが出力され、LPF109
を介して出力される利得制御信号103bの電圧も高く
なり、ほぼ最大利得を指定する状態となる。このため、
従来のAGC回路は、無信号状態において可変利得増幅
器103の増幅利得が最大になり、いわゆるフルノイズ
出力状態となる。このフルノイズ出力状態では、可変利
得増幅器103の消費電力が増加するため、電力の無駄
が生ずる。
【0009】また、バースト信号101aが無い状態
(無信号期間)からバースト信号受信状態(信号期間)
に切り替わると、バースト信号の受信強度に応じた利得
制御データ107aが増幅利得設定部107から出力さ
れ、D/A変換器108からそれに応じた電圧のアナロ
グ信号108aが出力されるが、LPF109の時定数
による遅延によって利得制御信号103bは徐々に変化
するため、可変利得増幅器103の増幅利得がバースト
信号の受信強度に応じた利得に設定されまでの遅れを生
ずる。このため、図9(c)に示すように、バースト信
号の受信開始時点で標準レベルよりも過大なレベルの信
号が出力されてしまう。
【0010】AGC回路101から過大なレベルのAG
C出力信号103cが出力されると、誤同期や同期不能
などを引き起こす原因となり、同期系にとって大きな負
担となる。また、過大なレベルのAGC出力信号103
cは後段の回路素子を破壊する虞れがある。
【0011】特開昭59−37741号公報には、バー
ストの有無を検出するバースト検出回路と、バースト存
在時の制御電圧を保持するサンプルホールド回路を備
え、無信号時に可変利得増幅器の利得をバースト存在時
の利得に保持することで、高レベル雑音の発生を防止す
るようにした自動利得制御回路が記載されている。
【0012】しかしながら、前述の公報で提案されてい
る自動利得制御回路は、サンプルホールド回路が必要で
あるため、回路構成が増大し回路構成が増えた分だけ消
費電力が増加する。また、バースト信号が存在しない状
態においては、ノイズ等をバースト信号存在時に設定し
た利得で増幅することになるので、その増幅分だけ可変
利得増幅回路の消費電力が増加する。
【0013】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、バースト信号が存在しない状態におけ
る消費電力を低減させるとともに、バースト信号に対し
てAGC制御を行なうことのできるバーストAGC回路
およびバーストAGC制御方法を提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係るバーストAGC回路およびバーストAG
C制御方法は、バースト信号を増幅する可変利得増幅器
の増幅利得をバースト信号の信号レベルに応じて制御す
るAGC動作モードと、可変利得増幅器の増幅利得を予
め設定した小さい値に固定するAGC非動作モードと
を、バースト信号の有無に同期させて切り替えることを
特徴とする。
【0015】なお、バースト信号受信中は前記AGC動
作モードを設定し、バースト信号が受信されなかった時
点でAGC非動作モードへ切り替え、次のバースト信号
の到来タイミングよりも所定時間前にAGC動作モード
へ切り替えることが望ましい。
【0016】この発明に係るバーストAGC回路および
バーストAGC制御方法は、バースト信号が存在しない
無信号状態では、バースト信号を増幅する可変利得増幅
器の増幅利得を小さい値に設定する。これにより、無信
号状態でフルノイズ出力状態となるのを防止することが
できる。よって、フルノイズ出力に伴う可変利得増幅器
の消費電力増加を防止できる。
【0017】また、可変利得増幅器の増幅利得を小さい
値に設定した状態からAGC動作モードへ切り替えるの
で、AGC動作モードへの切り替え時点で可変利得増幅
器から過大なレベルの信号が出力されることがない。
【0018】さらに、次のバースト信号の到来タイミン
グよりも所定時間前にAGC動作モードへ切り替えるこ
とで、バースト信号を確実にAGC増幅することができ
る。利得変更時の可変利得増幅器の応答特性、ならび
に、利得制御信号を低域通過フィルタを介して可変利得
増幅器へ供給する場合は低域通過フィルタでの遅延時間
(時定数)を考慮して、AGC動作モードへの切り替え
タイミングを設定することで、バースト信号の最初の部
分からほぼ適正な増幅利得で増幅することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係
るバーストAGC回路のブロック構成図である。この発
明に係るバーストAGC回路1は、分配器2と、可変利
得増幅器3と、AGC制御部4と、バースト有無判別部
10とからなる。AGC制御部4は、受信レベル検出器
5と、A/D変換器6と、利得設定部7と、D/A変換
器8と、低域通過フィルタ(LPF:ローパスフィル
タ)9とからなる。
【0020】受信したバースト信号1aは、分配器2を
介して可変利得増幅器3へ供給されるとともに受信レベ
ル検出器5へ供給される。可変利得増幅器3は、利得制
御入力端子3aに供給される利得制御信号3bによって
増幅利得を可変できる。分配器2を介して供給されたバ
ースト信号は、AGC制御部4によって指定される増幅
利得で増幅され、AGC出力信号3cとして出力され
る。
【0021】受信レベル検出器5は、分配器2を介して
供給されるバースト信号の信号レベルを検出し、信号レ
ベルに対応した受信強度信号5aを出力する。信号レベ
ル検出器5は、バースト信号を整流する整流回路と、整
流回路の整流出力を対数増幅する対数増幅器(ログアン
プ)とを備える。信号レベル検出器5は、受信信号のレ
ベルに対数的に比例したいわゆるRSSI信号を受信強
度信号5aとして出力する。受信レベル検出器5は、対
数増幅器(ログアンプ)を備えているので、受信レベル
の広い範囲に亘って受信レベルに対応した受信強度信号
5aを出力することができる。受信強度信号5aは、A
/D変換器6へ供給される。
【0022】A/D変換器6は、受信強度信号5aをデ
ジタル受信強度信号へ変換し、変換したデジタル受信強
度信号を受信強度データ6aとして出力する。受信強度
データ6aは、利得設定部7へ供給される。
【0023】利得設定部7は、受信判別信号10aに基
づいてAGC動作モードが設定されている場合は、受信
強度データ6aに対応して予め設定した利得制御データ
7aを出力する。利得設定部7は、受信判別信号10a
に基づいてAGC非動作モードが設定されている場合
は、予め設定した小さい値の増幅利得を指定する利得制
御データ7aを出力する。
【0024】図2は利得設定部の具体例を示すブロック
構成図である。図2に示す利得設定部7は、ROM7A
を用いて構成している。ROM7Aのアドレス入力は、
利得制御データ7aのビット数よりも少なくとも1ビッ
ト分だけ多くしている。そして、アドレス入力の例えば
最上位ビットに受信判別信号10aを供給する。ここ
で、受信判別信号10aは、その論理レベルがLのとき
はAGC動作モードを、論理レベルがHのときはAGC
非動作モードを指定するものとする。最上位ビットがL
となるアドレス領域には、受信強度データ6aに対応し
て予め設定した利得制御データ7aを格納している。す
なわち、AGC動作モードでは、受信強度データ6aを
アドレスとして、その受信強度であるときの利得制御デ
ータがROM7Aのデータ出力端子から出力されるよう
にしている。最上位ビットがHとなるアドレス領域に
は、例えば最小の増幅利得を設定するための利得制御デ
ータを格納している。すなわち、AGC非動作モードで
は、受信強度データ6aに関係なく、例えば最小の増幅
利得を設定するための利得制御データが常に出力される
ようにしている。
【0025】図3は利得設定部の他の具体例を示すブロ
ック構成図である。図3に示す利得設定部7は、受信強
度データ6aをアドレスとしてその受信強度であるとき
の利得制御データを格納したROM7Bと、AGC非動
作時の利得制御データを供給する非AGC利得制御デー
タ設定部7Cと、データ選択回路7Dとから構成してい
る。AGC非動作時の利得制御データは、可変利得増幅
器3の最小増幅利得または予め設定した小さい増幅利得
を指定するようにしている。データ選択回路7Dは、受
信判別信号10aがLレベル(AGC動作)のときは、
ROM7Bから出力される受信強度に応じた利得制御デ
ータを選択して出力する。データ選択回路7Dは、受信
判別信号10aがHレベル(AGC非動作)のときは、
非AGC利得制御データ設定部7Cから供給される非A
GC利得制御データを選択して出力する。このような構
成にすることで、ROMの記憶容量を従来のものと同じ
にすることができる。
【0026】図4は利得設定部のさらに他の具体例を示
すブロック構成図である。図4に示す利得設定部7は、
受信強度データ6aをアドレスとしてその受信強度であ
るときの利得制御データを格納したROM7Bと、乗算
器7Eとから構成している。乗算器7Eは、受信判別信
号10aがAGC動作モードを指定している場合は、R
OM7Bから出力される利得制御データの各ビットにそ
れぞれ1を乗算し、乗算結果を利得制御データ7aとし
て出力する。すなわち、乗算器7Eは、受信判別信号1
0aがAGC動作モードを指定している場合は、ROM
7Bから出力される利得制御データそのまま利得制御デ
ータ7aとして出力する。乗算器7Eは、受信判別信号
10aがAGC非動作モードを指定している場合は、R
OM7Bから出力される利得制御データの各ビットにそ
れぞれ0を乗算し、乗算結果を利得制御データ7aとし
て出力する。すなわち、乗算器7Eは、受信判別信号1
0aがAGC非動作モードを指定している場合は、全ビ
ットが0となる利得制御データ7aを出力する。これに
よって、AGC非動作モードでは最小利得を指定するよ
うにしている。
【0027】なお、図1に示した利得設定部7以外の回
路部でAGC動作時とAGC非動作時との利得切り替え
を行なうようにしてもよい。例えば、AGC非動作モー
ドにおいては、図1に示すA/D変換器6のA/D変換
動作を停止させるとともに、A/D変換器6の出力側を
プルアップまたはプルダウンしておき、利得設定部7は
受信強度データ6aの全ビットがHまたはLの場合はA
GC非動作時の利得設定データを出力するようにしても
よい。このような構成にすることで、AGC非動作状態
におけるA/D変換器6の消費電力を低減することがで
きる。
【0028】図1に示すように、利得設定部7から出力
された利得制御データ7aはD/A変換器8へ供給され
る。D/A変換器8は、利得制御データ7aに対応した
アナログ信号(電圧信号)8aを出力する。アナログ信
号(電圧信号)8aは、低域通過フィルタ9へ供給され
る。
【0029】低域通過フィルタ9は、アナログ信号(電
圧信号)8aを予め設定した時定数で平滑し、平滑して
得たアナログ信号(電圧信号)を利得制御信号3bとし
て出力する。利得制御信号3bは、可変利得増幅器3の
利得制御入力端子3aへ供給される。
【0030】可変利得増幅器3は、利得制御入力端子3
aに利得制御信号3bが供給されない場合、ならびに、
利得制御信号3bの電圧が予め設定したしきい値電圧よ
りも低い場合、増幅利得を最小利得に設定するよう構成
するとともに、AGC非動作時には、D/A変換器8の
D/A変換動作を停止させてアナログ信号(電圧信号)
8aの出力を停止させるようにしてもよい。これによ
り、AGC非動作状態におけるD/A変換器8の消費電
力を低減することができる。なお、同時にA/D変換器
6の変換動作を停止させてもよい。
【0031】可変利得増幅器3は、利得制御入力端子3
aに利得制御信号3bが供給されない場合、ならびに、
利得制御信号3bの電圧が予め設定したしきい値電圧よ
りも低い場合、増幅利得を最小利得に設定するよう構成
するとともに、低域通過フィルタ9の出力側と可変利得
増幅器3の利得制御入力端子3aとの間に遮断スイッチ
回路を設けて、AGC非動作時には利得制御信号3bの
供給を遮断するようにしてもよい。また、利得制御信号
3bの供給を遮断する替わりに、低域通過フィルタ9の
出力を低インピーダンスで接地するスイッチ回路やクラ
ンプ回路等を設けて、AGC非動作時には所定の増幅利
得よりも大きな増幅利得を指定する利得制御信号3bが
供給されないようにしてもよい。
【0032】なお、可変利得増幅器3内にD/A変換機
能を内蔵し、利得制御データに基づいて増幅利得を設定
する例えば帰還抵抗や入力抵抗の抵抗値を可変させた
り、利得制御データに基づいて減衰器の減衰量を可変さ
せたりすることで、デジタル信号に基づいて増幅利得を
可変できるように可変利得増幅器3を構成し、利得設定
部7の出力である利得制御データ7aをデジタル制御型
の可変利得増幅器3へ直接供給する構成としてもよい。
【0033】バースト有無判別部10は、バースト信号
の有無に基づいてAGC動作モードならびにAGC非動
作モードの指定を行なう受信判別信号10aを利得設定
部7等へ供給する。言い換えれば、バースト有無判定部
10は、AGC動作モードとAGC非動作モードとの切
り替えを制御するAGC動作/非動作モード切替制御部
を構成するものである。
【0034】バースト周期,バースト信号の継続時間が
固定されており、図示しない間欠受信処理制御部等によ
って間欠受信タイミングが管理されている受信機等にお
いては、間欠受信処理制御部等を用いてバースト有無判
別部10を構成することができる。この場合、バースト
有無判別部10は、バースト信号が存在する期間(バー
スト受信タイミング)ではAGC動作モードを指定する
受信判別信号(例えばLレベル)10aを出力し、非受
信(無信号)期間になると同時にAGC非動作モードを
指定する受信判別信号(例えばHレベル)10aを出力
し、さらに、次のバースト受信タイミングが到来する少
し手前の時点でAGC動作モードを指定する受信判別信
号(例えばLレベル)10aを出力する。
【0035】少し手前の時点は、利得変更時の可変利得
増幅器の応答特性、ならびに、利得制御信号を低域通過
フィルタを介して可変利得増幅器へ供給する場合は低域
通過フィルタでの遅延時間(時定数)を考慮して、次に
到来するバースト信号の最初の部分からほぼ適正な増幅
利得で増幅できるように設定する。
【0036】図5は受信バースト信号に基づいて受信判
別信号を生成するバースト有無判定部の一具体例を示す
ブロック構成図である。バースト信号の受信時刻やバー
スト信号の継続時間が不定の場合、受信したバースト信
号1aに基づいて受信判別信号10aを生成する必要が
ある。図5に示すバースト有無判定部10は、図1に示
した受信レベル検出器5から出力される受信強度信号5
aまたはそのA/D変換出力である受信強度データ6a
に基づいて受信判別信号10aを生成するようにしたも
のである。
【0037】図5に示すバースト有無判定部10は、バ
ースト信号受信有無判断部11と、受信判定しきい値設
定部12と、計時クロック発生部13と、計時カウンタ
14と、早期切替制御部15と、早期切替タイミング設
定部16と、受信判別信号出力部17とを備える。
【0038】バースト信号受信有無判断部11は、受信
強度信号5aまたは受信強度データ6aと受信判定しき
い値12aとを比較し、受信強度信号5aまたは受信強
度データ6aが受信判定しきい値12aを越えている場
合は、バースト信号受信状態を示す(例えばHレベル)
受信状態信号11aを出力する。バースト信号受信有無
判断部11は、受信強度信号5aまたは受信強度データ
6aが受信判定しきい値12a以下の場合は、非受信状
態(無信号状態)を示す(例えばLレベル)受信状態信
号11aを出力する。
【0039】受信判定しきい値設定部12は、予め設定
した受信判定しきい値12aをバースト信号受信有無判
断部11へ供給する。受信判定しきい値12aは、受信
電界強度が低い場合でも、例えば、無線通信サービス等
のサービス限界地点での電界強度や通信可能な受信電界
よりも若干低い場合でも、バースト信号の存在を検出で
きるように設定している。なお、バースト信号受信有無
判断部11が受信強度信号5aに基づいてバースト受信
を判断する構成の場合、受信判定しきい値設定部12
は、予め設定した受信判定しきい値信号12aを供給す
る。バースト信号受信有無判断部11が受信強度データ
6aに基づいてバースト受信を判断する構成の場合、受
信判定しきい値設定部12は、予め設定した受信判定し
きい値データ12aを供給する。
【0040】計時クロック発生部13は、バースト周期
よりも充分に短い周期の計時クロック13aを発生す
る。計時クロック13aは、計時カウンタ14の計時ク
ロック入力端子へ供給される。
【0041】計時カウンタ14は、受信状態信号11a
が非受信状態(Lレベル)から受信状態(Hレベル)に
変化した時点でカウンタ値をリセットし、リセット後に
直ちに計時クロック13aをカウントする。計時カウン
タ14は、カウント値が予め設定したカウント上限値に
達した場合は、カウンタの歩進動作を停止させ、そのカ
ウンタ値を保持する。カウント上限値は、バースト信号
のバースト周期よりも長く設定している。計時カウンタ
14のカウント値14aは早期切替制御部15へ供給さ
れる。
【0042】早期切替制御部15は、カウント値14a
がゼロに戻る前の値(最大カウント値)を一時記憶す
る。ただし、カウント値14aがカウント上限値である
場合、早期切替制御部15はカウント値14aの取り込
みは行なわない。したがって、先に一時記憶したカウン
ト値が保持される。早期切替制御部15は、一時記憶し
た前回の最大カウント値から、早期切替タイミング設定
部16から供給される早期切替カウント値16aを減算
し、減算して得たカウント値をAGC動作を開始させる
AGC動作開始カウント値として一時記憶する。早期切
替制御部15は、次回のカウント値14aがAGC動作
開始カウント値になった時点で、AGC動作開始要求1
5aを出力する。
【0043】早期切替タイミング設定部16は、次のバ
ースト信号の受信タイミングよりもどれだけ手前の時点
でAGC動作を開始させるかを指定する早期切替カウン
ト値16aを供給する。早期切替カウント値16aに計
時クロックの周期を乗じたものが早期切替時間となる。
早期切替カウント値16aは、利得変更時の可変利得増
幅器の応答特性、ならびに、利得制御信号を低域通過フ
ィルタを介して可変利得増幅器へ供給する場合は低域通
過フィルタでの遅延時間(時定数)を考慮して、次に到
来するバースト信号の最初の部分からほぼ適正な増幅利
得で増幅できるように設定する。
【0044】受信判別信号出力部17は、AGC動作開
始要求15aが供給された時点、または、受信状態信号
11aが非受信状態(Lレベル)から受信状態(Hレベ
ル)に変化した時点で、AGC動作モードを指定する
(Lレベル)受信判別信号10aを出力し、受信状態信
号11aが受信状態(Hレベル)から非受信状態(Lレ
ベル)に変化した時点で、AGC非動作モードを指定す
る(Hレベル)受信判別信号10aを出力する。なお、
受信判別信号出力部17は、AGC動作開始要求15a
が供給された時点から所定時間が経過しても受信状態
(Hレベル)を示す受信状態信号11aが供給されない
場合は、AGC非動作モードを指定する(Hレベル)受
信判別信号10aを出力するよう構成している。受信判
別信号出力部17は、計時カウンタ14からカウント上
限値に達したことを示すカウント上限値信号14bが供
給された時点で、AGC非動作モードを指定する(Hレ
ベル)受信判別信号10aを出力するよう構成してもよ
い。
【0045】図6は図5に示したバースト有無判定部の
動作を示すタイミングチャートである。図6(a)は受
信バースト信号を、図6(b)は受信強度を、図6
(c)はバースト信号受信有無判断部11の出力である
受信状態信号11aを、図6(d)は計時カウンタ14
のカウント値14aを、図6(e)はバースト有無判定
部10の出力である受信判別信号10aを示す。
【0046】図6(d)に示すようにカウント値14a
がAGC動作開始カウント値になった時点でAGC動作
モードへ切り替えるので、次のバースト信号1aが到来
する少し前の時点からAGC動作モードにすることがで
きる。
【0047】図7はこの発明に係るバーストAGC回路
の動作を示すタイミングチャートである。図7(a)は
バースト信号1aの有無を、図7(b)は受信判別信号
10aによるAGC動作/非動作モードの指定状態を、
図7(c)は利得制御信号3bの変化を、図7(d)は
AGC出力信号3cの波形(包絡線)を示す。
【0048】受信バースト信号が受信されない期間(無
信号期間)になるとAGC非動作モードが設定される。
これにより、可変利得増幅器3の増幅利得は最小利得ま
たは小さい値に設定される。次のバースト信号が到来す
る少し前の時点で、AGC動作モードが設定される。こ
れにより、AGC制御部4によって受信強度に応じた可
変利得増幅器3の増幅利得の調節動作が開始される。バ
ースト信号が到来する前からAGC動作を開始するの
で、ノイズ信号等の小さいレベルに基づいて可変利得増
幅器3の増幅利得を増加させるべく大きな値の利得制御
データ7aが利得設定部7から出力されるが、低域通過
フィルタ9の時定数によって可変利得増幅器3の利得制
御入力端子3aへ供給される利得制御信号3bは、図7
(c)に示すように、最小利得を指定する状態から増幅
利得を増加する方向へ緩やかに上昇していく。そして、
バースト信号1aが受信されると受信したバースト信号
1aの信号強度に基づいて利得制御データ7aが設定さ
れることになる。
【0049】ここで、図7(b)に示すように、動作開
始を早める時間T、すなわち、AGC動作モードへ切り
替えるタイミングを低域通過フィルタ9の時定数、なら
びに、必要に応じて可変利得増幅器3の応答時間(利得
制御信号3bによって増幅利得を設定した時点から指定
した増幅利得になるまでの時間)をも含めて設定するこ
とで、AGC動作モードに切り替えた時点からバースト
信号が受信されるまでの期間に増幅利得が過大になるこ
となく、さらに、バースト信号の最初の部分からほぼ適
正なレベル範囲のAGC出力信号3cを得ることができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係るバー
ストAGC回路およびバーストAGC制御方法は、バー
スト信号を増幅する可変利得増幅器の増幅利得をバース
ト信号の信号レベルに応じて制御するAGC動作モード
と、可変利得増幅器の増幅利得を予め設定した小さい値
に固定するAGC非動作モードとを、バースト信号の有
無に同期させて切り替えるようにしたので、バースト信
号が存在しない無信号期間における可変利得増幅器の増
幅利得を小さく設定することができる。これにより、無
信号状態でフルノイズ出力状態となって可変利得増幅器
の消費電力が増大するのを防止するとともに、後段の回
路素子等に過大レベルが供給されることを防止すること
ができる。また、可変利得増幅器の増幅利得を小さい値
に設定した状態からAGC動作モードへ切り替えるの
で、AGC動作モードへの切り替え時点で可変利得増幅
器から過大なレベルの信号が出力されることがない。
【0051】さらに、この発明に係るバーストAGC回
路およびバーストAGC制御方法は、バースト信号受信
中はAGC動作モードを設定し、バースト信号が受信さ
れなかった時点でAGC非動作モードへ切り替え、次の
バースト信号の到来タイミングよりも所定時間前にAG
C動作モードへ切り替えるようにしているので、次に到
来するバースト信号を確実にAGC増幅することができ
る。利得変更時の可変利得増幅器の応答特性、ならび
に、利得制御信号を低域通過フィルタを介して可変利得
増幅器へ供給する場合は低域通過フィルタでの遅延時間
(時定数)を考慮して、AGC動作モードへの切り替え
タイミングを設定することで、バースト信号の最初の部
分からほぼ適正な増幅利得で増幅することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るバーストAGC回路のブロック
構成図である。
【図2】利得設定部の具体例を示すブロック構成図であ
る。
【図3】利得設定部の他の具体例を示すブロック構成図
である。
【図4】利得設定部のさらに他の具体例を示すブロック
構成図である。
【図5】受信バースト信号に基づいて受信判別信号を生
成するバースト有無判定部の一具体例を示すブロック構
成図である。
【図6】図5に示したバースト有無判定部の動作を示す
タイミングチャートである。
【図7】この発明に係るバーストAGC回路の動作を示
すタイミングチャートである。
【図8】従来のAGC回路のブロック構成図である。
【図9】従来のAGC回路の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1 バーストAGC回路 2 分配器 3 可変利得増幅器 4 AGC制御部 5 信号レベル検出器(対数増幅器) 6 A/D変換器 7 利得設定部 8 D/A変換器 9 低域通過フィルタ(ローパスフィルタ) 10 バースト有無判別部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信したバースト信号を2分配する分配
    器と、 前記分配器で分配されたバースト信号を入力して、AG
    C動作が可能となるように利得を変化させることができ
    る可変利得増幅器と、 前記分配器で分配されたバースト信号から受信信号電界
    表示用アナログ値へ変換する対数増幅器と、 前記受信信号電界表示用アナログ値を受信信号電界表示
    用デジタル値へ変換するA/D変換器と、 AGC動作が可能となるように受信信号電界表示用デジ
    タル値に対応したAGCオン状態の利得制御デジタルデ
    ータと、前記受信信号電界表示用デジタル値に無関係に
    前記利得可変増幅器の利得を最小にするようなAGCオ
    フ状態の利得制御デジタルデータとを記憶して、これら
    2つの状態に対応した利得制御デジタルデータを外部か
    ら入力される受信判別信号の指示で切り替え出力するR
    OMと、 前記ROMが出力する利得制御デジタルデータをアナロ
    グ値に変換するD/A変換器と、 前記D/A変換器が出力する利得制御アナログ値を平滑
    し、時定数を与えて前記利得可変増幅器に利得制御信号
    として入力させる低域通過フィルタとを有することを特
    徴とするバーストAGC回路。
  2. 【請求項2】 受信信号がオンかオフかを判別すること
    ができる受信判別信号を前記ROMへ供給し、その受信
    判別信号により、信号オンのときは、信号オンであるこ
    とを前記ROMに指示してAGCオン状態を選択させ、
    信号オフのときは、信号オフであることを前記ROMに
    指示してAGCオフ状態を選択させるバースト有無判別
    部を備えたことを特徴とする請求項1記載のバーストA
    GC回路。
  3. 【請求項3】 前記バースト有無判別部は、前記低域通
    過フィルタでの遅延を考えて、AGCオフ状態からAG
    Cオン状態にするための受信判別信号切り替えタイミン
    グを信号オンになる少し前にし、信号オフからオンに切
    り替わった直後から、前記低域通過フィルタの出力する
    利得制御信号がAGC出力レベルになるように制御する
    ことを特徴とする請求項2記載のバーストAGC回路。
  4. 【請求項4】 受信したバースト信号を2分配する分配
    器と、 前記分配器で分配されたバースト信号を入力して、AG
    C動作が可能となるように利得を変化させる利得可変増
    幅器と、 前記分配器で分配されたバースト信号から受信信号電界
    表示アナログ値に変換する対数増幅器と、 受信信号電界表示アナログ値から受信信号電界表示デジ
    タル値に変換するA/D変換器と、 AGC動作が可能となるように入力受信信号電界表示デ
    ジタル値に対応した利得制御デジタルデータを出力する
    ROMと、 前記ROMが出力する利得制御デジタルデータと外部か
    ら入力される信号を乗算して信号オンのときのみAGC
    動作が可能となるような利得制御デジタルデータに変換
    させる乗算器と、 前記乗算器が出力する利得制御デジタルデータをアナロ
    グ値に変換するD/A変換器と、 前記利得可変増幅器の利得制御アナログ値を平滑し時定
    数を与えて利得増幅器に利得制御信号として入力させる
    低域通過フィルタとを有することを特徴とするバースト
    AGC回路。
  5. 【請求項5】 受信信号がオンかオフかを判別すること
    のできる受信判別信号を前記乗算器へ供給し、その受信
    判別信号により、信号オンのときは信号オンであること
    を示す信号と前記ROMが出力する利得制御デジタルデ
    ータを乗算してAGCオン状態となるような利得制御デ
    ジタルデータに変換させ、信号オフのときは信号オフで
    あることを示す信号とROMが出力する利得制御デジタ
    ルデータを乗算してAGCオフ状態となるような利得制
    御デジタルデータに変換させるバースト有無判別部を備
    えたことを特徴とする請求項4記載のバーストAGC回
    路。
  6. 【請求項6】 前記バースト有無判別部は、前記低域通
    過フィルタでの遅延を考えて、AGCオフ状態からAG
    Cオン状態にするための受信判別信号切り替えタイミン
    グを信号オンになる少し前にし、信号オフからオンに切
    り替わった直後から、前記低域通過フィルタの出力する
    利得制御信号がAGC出力レベルになるように制御する
    ことを特徴とする請求項5記載のバーストAGC回路。
  7. 【請求項7】 バースト信号を入力とし、利得制御信号
    に基づいて増幅利得が可変される可変利得増幅器と、 バースト信号のレベルを検出し、受信強度信号を出力す
    る受信レベル検出器と、 前記受信強度信号を受信強度データへ変換するA/D変
    換器と、 前記受信強度データに対応して予め設定した利得制御デ
    ータ、ならびに、AGC非動作時の利得制御データを備
    えるとともに、動作モード指定信号に基づいてAGC動
    作モードが指定された場合は前記受信強度データに対応
    する利得制御データを出力し、AGC非動作モードが設
    定された場合は前記AGC非動作時の利得制御データを
    出力する利得設定部と、 前記利得設定部から出力される利得制御データをアナロ
    グ信号へ変換するD/A変換器と、 前記D/A変換器から出力されるアナログ信号を予め設
    定した時定数で平滑して前記利得制御信号として前記可
    変利得増幅器へ供給する低域通過フィルタとを備えたこ
    とを特徴とするバーストAGC回路。
  8. 【請求項8】 バースト信号の信号レベルに応じて可変
    利得増幅器の増幅利得を制御するバーストAGC回路に
    おいて、 前記バースト信号が存在しない場合は、前記可変利得増
    幅器の増幅利得を予め設定した小さい値に固定すること
    を特徴とするバーストAGC制御方法。
  9. 【請求項9】 バースト信号を増幅する可変利得増幅器
    の増幅利得をバースト信号の信号レベルに応じて制御す
    るAGC動作モードと、前記可変利得増幅器の増幅利得
    を予め設定した小さい値に固定するAGC非動作モード
    とを、バースト信号の有無に同期させて切り替えること
    を特徴とするバーストAGC制御方法。
  10. 【請求項10】 バースト信号受信中は前記AGC動作
    モードを設定し、バースト信号が受信されなかった時点
    で前記AGC非動作モードへ切り替え、次のバースト信
    号の到来タイミングよりも所定時間前にAGC動作モー
    ドへ切り替えることを特徴とする請求項9記載のバース
    トAGC制御方法。
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