JPH10199118A - データ記録再生装置およびハードディスクドライブの寿命管理方法 - Google Patents

データ記録再生装置およびハードディスクドライブの寿命管理方法

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JPH10199118A
JPH10199118A JP9002609A JP260997A JPH10199118A JP H10199118 A JPH10199118 A JP H10199118A JP 9002609 A JP9002609 A JP 9002609A JP 260997 A JP260997 A JP 260997A JP H10199118 A JPH10199118 A JP H10199118A
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JP
Japan
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hard disk
disk drive
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sectors
data recording
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JP9002609A
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Inventor
Ryuichi Asano
隆一 浅野
Hiroyuki Miyawaki
啓之 宮脇
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクアレイの寿命管理を正確かつ容易に
行うことにより、システムの信頼性を向上させると共
に、ランニングコストを抑制する。 【解決手段】 複数台のハードディスクドライブを並列
運転することにより冗長性を確保し、高速・大容量化さ
れたデータ記録再生装置において、ポアソン分布による
推定条件でハードディスクに登録されるGリストの欠陥
セクタの数についてその基準値を設定する手段と、登録
されたGリストの数と基準値とを比較しGリストの数が
基準値を超えたか否かを監視する手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数台のハード
ディスクドライブを並列運転することにより冗長性を確
保し、高速・大容量化されたデータ記録再生装置および
ハードディスクドライブの寿命管理方法に係わり、詳し
くは、ハードディスクドライブの寿命が正確に判断でき
るようにして、システムの信頼性の向上と、ランニング
コストの低減とを両立させたデータ記録再生装置および
ハードディスクドライブの寿命管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハードディスクの経済性とアクセ
スの高速性とを生かし、複数台のハードディスク等の装
置(ハードディスクドライブ)を使用してシステムを構
成する方法が広く採用されている。このように、複数台
のハードディスクドライブを使用して並列運転すれば、
高速に大容量のデータを処理することが可能になる。
【0003】図4は、従来のデータ記録再生装置につい
て、その要部構成の一例を示す機能ブロック図である。
図の符号において、Dataは入力データ、DACはデ
ィスクアレイコントローラ、HDD1〜HDD8とHD
D−Pはハードディスクドライブを示す。
【0004】この図4に示したデータ記録再生装置は、
8台のハードディスクドライブHDD1〜HDD8と、
1台のハードディスクドライブHDD−Pが、ディスク
アレイコントローラDACに並列に接続されている場合
である。上方の入力データDataはシリアルデータ
(番号0〜15,……)で、これら8台のハードディス
クドライブHDD1〜HDD8内の各ハードディスクに
順次記録される。右端のハードディスクドライブHDD
−Pはパリティ用で、このハードディスクには、ハード
ディスクドライブHDD1〜HDD8内の各ハードディ
スクに記録されたデータから演算されるパリティデータ
が記録される。入力データDataは、デジタルデータ
であれば、どのような種類のデータでもよい。例えば、
映像や音声等のデジタルデータの記録用に使用する装置
では、複数のハードディスク(ハードディスクドライブ
HDD1〜HDD8内のディスク)を使用し、映像・音
声データをそれぞれのディスクに振り分けて記録すると
同時に、それらのデータから演算されるパリティだけを
記録するディスクとして、ハードディスクドライブHD
D−P内のディスクを使用する。
【0005】このように構成することによって、いずれ
かのハードディスクが故障した場合でも、パリティデー
タから元データを再現することが可能になる。したがっ
て、冗長性を高めると共に、装置の信頼性を保持するこ
とが可能になり、また、8台のデータ用ハードディスク
にデータをストライピングして記録再生することによっ
て、ハードディスク1台当たりの実行転送レートの約8
倍の転送レートと記憶容量とを持つ記録再生装置として
使用することができる。例えば、放送局を対象としたシ
ステムのように、CM(コマーシャルメッセージ)に使
用されるような「高品質」の画像が要求されるシステム
においては、D2ベースバンドで120Mbps(メガ
・パー・セコンド)程度の高転送レートを連続的に持続
できることが要求されるが、十分に対応可能である。
【0006】図5は、図4に示したデータ記録再生装置
について、その要部構造の一例を示す略斜視図である。
図における符号は図4と同様であり、1はフレーム、2
はキャディ、3はSPC(SCSI Protcol
Controllar)回路基板、4はバッファメモリ
回路の基板、5はSCSI(スカジィ)インターフェー
ス回路の基板、6a〜6cはコネクタ、7aと7bは回
路用冷却ファン、8aと8bは電源ユニット、9aと9
bは電源用冷却ファン、10は表面パネル、11はイン
ジケータ、12はLEDを示し、矢印Aはキャディ2の
挿入方向、矢印Bは電源ユニット8a,8bの挿入方向
を示す。
【0007】図5に示したデータ記録再生装置では、フ
レーム1に、ハードディスクドライブHDD1〜HDD
8を収納したキャディ2が取り付けられている。ハード
ディスクの交換は、このキャディ単位で行われる。フレ
ーム1の内部には、SCSIの入出力を行うコネクタ6
a〜6cや、SCSIインターフェース回路の基板5、
アレイコントローラ(図4のDAC)のCPUやバッフ
ァメモリが形成されたバッファメモリ回路の基板4、各
ハードディスクドライブHDD1〜HDD8と接続され
てSCSIプロトコルをコントロールするSPC回路基
板3等が格納されている。また、電源ユニット8a,8
bや、回路用冷却ファン7a,7bが設けられており、
電源ユニット8a,8bはリタルダント対応のために2
台使用し、1台が故障してもバックアップの1個によっ
て常時動作可能に構成されている。従来のデータ記録再
生装置は、図4と図5に示したような構成である。次
に、ハードディスクドライブHDD1〜HDD8につい
て説明する。
【0008】図6は、ハードディスクドライブの単体に
ついて、その内部構成の一例を示す略側面図である。図
の符号において、21は基板、22はスピンドルモー
タ、23はスピンドル、24は磁気ディスク(記録媒
体)、25はヘッドポジショナー、26はキャリッジ、
27はヘッドアーム、28は磁気ヘッド、29は可動コ
イル、30は永久磁石を示す。
【0009】この図6に示すように、ハードディスクド
ライブの単体では、内部に10〜20枚の磁気ディスク
24が、同一回転軸(スピンドル23)に重ねて配置さ
れている。なお、図を簡略化するために、図6には4枚
の磁気ディスク24のみを示している。そして、各々の
磁気ディスク24面ごとに、磁気ヘッド28を搭載した
ヘッドアーム27を設けて、これをヘッドポジショナ
(位置決め装置)25によりディスク24半径方向へ移
動させ、磁気ディスク24上の所要の位置にデータの書
き込みを行う。
【0010】図7は、磁気ディスクについて、フォーマ
ットの一例を説明する図で、(1) はトラック、(2) はセ
クタの配列状態を示す図である。
【0011】磁気ディスクのフォーマットは、トラック
とセクタとから構成されている。すなわち、図7(1) に
示すように、同心円状に分割するトラックと、図7(2)
に示すように、これらの各トラックを扇形に円周方向に
分割したセクタ単位で番地を付したセクタとからなり、
トラックとセクタとによって管理している。したがっ
て、トラックとセクタとを指定することによって、磁気
ディスク上の位置を一義的に指定することができる。各
磁気ディスクのフォーマットは、先の図7に示したとお
りであるが、ハードディスクドライブの単体であるディ
スクアレイには、複数枚の磁気ディスクが収納されてい
る。
【0012】図8は、複数枚の磁気ディスクからなるデ
ィスクアレイについて、その要部構成の一例を示す分解
斜視図である。図の符号において、24Sと24Aと2
4Cは磁気ディスク、28S,28S′と28A,28
A′と28C,28C′は磁気ヘッド、A−1は磁気デ
ィスク24Aの交替セクタの先頭セクタ、C−N−1と
C−NとC−N+1は磁気ディスク24Cの連続するセ
クタを示す。
【0013】この図8では、ディスクアレイの構成は、
1枚の専用磁気ディスク24Sにトラック位置信号を記
録し、専用の磁気ヘッド28S,28S′によって位置
情報を得るサーボ面サーボの場合を示している。したが
って、データは、それ以下の磁気ディスクに記録される
ことになる。なお、この図8では、上下2枚の磁気ディ
スク24A,24Cのみを示し、その間の複数の磁気デ
ィスクの図示は省略している。このようなディスクアレ
イでは、各磁気ディスク(24S,24A,24C)面
に対応する磁気ヘッド(28S,28S′,28A,2
8A′,28C,28C′)は、一つの円筒上のトラッ
ク位置に位置するので、これらのトラックの1組をシリ
ンダと呼んでいる。磁気ディスクへの記録動作は、外周
のトラックからシリンダ単位で行われ、例えば一番上側
の磁気ディスク28Aの全セクタを使用すると、その一
つ下の面の磁気ディスク(図示せず)にヘッドを切り替
えて記録を行い、順々に磁気ディスクを使用する。そし
て、最も下側の磁気ディスク28Cのセクタを使いきる
と、その一つ内側のシリンダへトラックジャンプして、
同様に一番上の磁気ディスク28Aから使用する。
【0014】ところで、磁気ディスクの製造工程では、
アルミニウムやガラス等のディスク基体上に磁気媒体を
スパッタ等で形成させるが、最近はトラック幅も10〜
5μmと高密度化している。そのため、磁気ディスク上
の微細なキズや、製造工程における磁気媒体の微視的な
不良等により、信号を記録再生できない欠陥を生じるこ
とがある。このような欠陥(ディフェクト)に対して
は、従来から、いわゆる交替処理が行われている。すな
わち、磁気ディスクの使用開始前にサーティファイと呼
ばれる検証を行い、その欠陥領域を使用しないようにP
リストに登録しておき、そのセクタを飛ばして使用する
ことによって、データの信頼性を確保するようにしてい
る。しかし、磁気ディスクの欠陥は、単に製造工程だけ
でなく、ディスクアレイ内でハードディスク(磁気ディ
スク)を使用しているとき、外部からの衝撃によってヘ
ッドとディスクとが接触したり、ヘッドはディスクに対
して10〜50nmしか浮上しない状態でアクセスする
ので、ハードディスク内の微小なゴミを巻き込んだりし
て、ディスクの記録層を破壊するケースがあり、使用開
始後にも発生する。
【0015】このような場合に備えて、ディスクアレイ
では、1シリンダ単位に9〜20個の交替セクタを用意
しておき、破壊されたセクタに記録すべきデータを代替
セクタに記録して交替処理し、その交替情報を欠陥管理
領域のGリストに登録することによって、データの信頼
性を確保している。なお、交替処理を行う時期は、必ず
しもデータ記録時とは限らず、例えば映像・音声用のデ
ータ記録再生装置では、記録されていたデータの再生時
に、ある1台のハードディスクドライブのデータが壊れ
ていた場合、パリティによってデータを再構築し、ドラ
イブのアクセスの余裕のあるとき等に、上位装置からの
命令により壊れたセクタを代替セクタに交替処理を行
い、データの信頼性を確保する方法も採用されている。
次に、交替処理されたセクタの読み出し動作について、
先の図8を参照しながら簡単に説明する。ここでは、各
シリンダの最初のセクタに交替セクタが配置されている
場合であり、磁気ディスク24Aの先頭9個が交替セク
タで、セクタのディフェクト(欠陥セクタ)が、磁気デ
ィスク24Cの図示の位置C−Nにあるとする。
【0016】この場合、磁気ヘッド(28C,28
C′)が磁気ディスク24Cの欠陥セクタC−Nにかか
ると、ヘッドが磁気ディスク24A側に切り替わり、回
転待ちを伴って磁気ディスク24Aの交替セクタA−1
を読む。その後、再び元の磁気ディスク24Cに戻り、
回転待ちを行った後、次のセクタC−N+1のデータの
読み出し動作を行う。したがって、磁気ディスク24C
上に欠陥セクタ(例えばC−N)が存在していても、磁
気ディスク24Aの交替セクタA−1のデータを読むこ
とにより、データの信頼性が確保される。しかし、交替
セクタを使用する場合には、ヘッドの切り替え時間0.
7〜1msが2回、セクタ間の回転待ちが2回生じるこ
とになる。回転待ちの場合、ディスクの回転速度が7,
200rpmとして、最悪の状態では、1回転8.4m
sが2回のオーバーヘッドがかかることになる。その結
果、最長では18.8msだけ転送レートが遅れること
になる。
【0017】ところで、一般的なコンピュータにおける
演算処理でのデータ処理では、誤り率等の精度は要求さ
れるが、時間の連続性についてはデータとして求められ
ていない。そのため、ホスト側に対して処理が終了する
まで待たすことが可能であり、交替処理領域の数が増加
して、使用中に交替セクタへのヘッド切り替え動作が多
数回生じることにより、転送レートが多少遅くなって
も、格別大きな問題になる可能性は少ない。しかしなが
ら、映像・音声用のデイスクアレイの場合には、データ
は時間に対して連続性が求められる、という点で一般的
なコンピュータと差異がある。そのため、映像・音声用
の場合、データ処理中に交替処理が多く入り、交替セク
タにアクセスするドライブのオーバーヘッドによって、
システムとして予め決められた時間内にデータ転送が行
えない場合には、その時間の映像・音声情報が壊れるこ
とになり、画像の乱れや音声のノイズが発生して、重大
な動作欠陥となる、という不都合がある。
【0018】このような不都合を回避するには、ハード
ディスクの欠陥を管理し、システムにトラブルの発生が
予想される場合には、事故が生じる前に予めハードディ
スクドライブを良品と交換すればよい。しかし、複数台
のハードディスクドライブを使用したデータ記録再生装
置については、的確な欠陥の管理方法や、欠陥の発生を
判断をする機能がなく、ドライブの異常動作によって交
換を行っているのが現状である。なお、ある期間を過ぎ
て使用されたドライブを使用時間により交換する方法も
用いられている。しかしながら、このような交換方法で
は、良品のドライブまで交換する可能性があり、ハード
ディスクドライブ(HDD)のコストも高いことから、
ランニングコストが上昇する等の問題があった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で説明した
ように、ハードディスク等の装置(ディスクアレイ)を
複数台使用して冗長性を高め、信頼性を確保した上に、
データの転送レートを高速化して、映像や音声等のデジ
タルデータを記録再生する装置は公知である。また、磁
気ディスクに欠陥(ディフェクト)がある場合に、デー
タの信頼性を確保するために、いわゆる交替処理も従来
から行われている。しかし、映像・音声用のデイスクア
レイの場合には、時間に対して連続性が求められるデー
タを処理対象としているので、交替処理の回数が増加す
ると、システムとして決められた時間内でのデータ転送
が行えなくなり、画像の乱れや音声のノイズが発生し、
重大な動作欠陥となる、という不都合がある。このよう
な不都合を回避するためには、適当な時期にデイスクア
レイを良品と交換すればよいが、従来は交換時期(デイ
スクアレイの寿命)を的確に判断する管理方法がなかっ
たため、定期的な交換を行うと、ランニングコストが上
昇するという問題があった。この発明では、ディスクア
レイの寿命管理を正確かつ容易に行うことにより、シス
テムの信頼性を向上させると共に、ランニングコストを
抑制することを課題とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1のデータ記録再
生装置では、ポアソン分布と2項分布を応用して、転送
レートとハードディスクドライブのデータがエラーとな
る条件を求め、エラーの生じる確率を判定条件としてい
る。
【0021】請求項2のデータ記録再生装置では、基準
値を、転送レートが確保できなくなるGリストの数に基
いて設定している。
【0022】請求項3のデータ記録再生装置では、登録
されたGリストの数が基準値を超えたことを検知したと
き、ハードディスクドライブの交換を警告する手段を設
けている。
【0023】請求項4のハードディスクドライブの寿命
管理方法では、ポアソン分布と2項分布を応用して、転
送レートとハードディスクドライブのデータがエラーと
なる条件を求め、エラーの生じる確率を判定条件として
いる。
【0024】請求項5のハードディスクドライブの寿命
管理方法では、基準値を、転送レートが確保できなくな
るGリストの数に基いて設定している。
【0025】
【発明の実施の形態】この発明では、ディフェクトによ
る交替セクタの使用個数を判断して、交換時期を管理す
る点に特徴を有しており、特に、ハードディスクドライ
ブの転送レートを保証することにより、システムの信頼
性を高めるようにしている。
【0026】図1は、この発明のデータ記録再生装置に
ついて、その要部構成の実施の形態の一例を示す機能ブ
ロック図である。図における符号は図4と同様であり、
41はCPU、42はデータコントローラ、43はSP
C回路(SCSIプロトコルコントローラ)、44はメ
モリ、45はデータマルチプレクサ、46はパリティ演
算回路、47はSCSIバス、MC1〜MC8とMC−
Pはバッファメモリ・コントロール回路、SPC1〜S
PC8とSPC−PはSCSIプロトコルコントローラ
を示す。
【0027】この図1に示すデータ記録再生装置は、C
PU41が後出の図3のフローに従って制御を行う点を
除けば、基本的には従来と同様のハード構成である。簡
単に説明すると、データの入出力インターフェースとし
て、SCSI(スモール・コンピュータ・システム・イ
ンターフェース装置)を具備しており、記録動作時に
は、図示しない上方の外部上位装置から転送されてきた
データは、SPC回路43を経由して、データマルチプ
レクサ45でストライピングされた後、各ハードディス
クドライブHDD1〜HDD8専用のバッファメモリ・
コントロール回路MC1〜MC8内のバッファメモリに
書き込まれる。ここでは、バッファメモリはFIFO方
式の場合である。各バッファメモリに書き込まれたデー
タは、さらに、それぞれ専用のSCSIプロトコルコン
トローラSPC1〜SPC8を経由して、対応するハー
ドディスクドライブHDD1〜HDD8内のハードディ
スクに記録される。このようなハードディスクへの記録
動作については、先の図8等によって説明したとおりで
ある。
【0028】第1の実施の形態 ここでは、ディスクアレイに3.5″サイズ4GB(ギ
ガバイト)のハードディスクを使用し、システムとして
ハードディスクドライブ1台当たり1コマンドで330
セクタ単位で記録再生を行い、転送レートとしては通常
の330セクタを転送する場合に対して、例えば20m
sの動作余裕があるとする。1台のハードディスクドラ
イブでの転送レートと交替セクタ数との関係は、先の図
8に関連して述べたように、1つの交替セクタへの処理
のための所要時間は、代替セクタが設けられているディ
スクへのヘッドの切り替えと、代替セクタへの回転待
ち、元のディスクへ戻るヘッドの切り替え、および目標
セクタへの回転待ちに、合計で約18msを要する場合
で、オーバーヘッドの動作余裕は20msあるとする。
この場合には、2回の交替処理に約36msを要するた
め、動作余裕の20ms内に可能な交替処理は1回だけ
ということになり、交替処理が2回になると、転送レー
トに影響を及ぼすことになる。
【0029】ここで、1台のハードディスクドライブに
ついて、ディスクの欠陥セクタ(ディフェクトセクタ)
の分布を考える。ハードディスクドライブが、3.5″
サイズ4GB(ギガバイト)の容量の場合、総セクタ数
は、8,388,315個となる。この場合に、X個の
不良セクタが存在すると、不良率Pは P=X/8,388,315 となる。次に、1コマンド330セクタ内に欠陥セクタ
が2個以上含まれる確率は、欠陥セクタがディスク全体
にランダムに発生するとして、ポアソン分布で近似する
と、その確率Fは、次のようになる。なお、mは、m=
nPであり、nは、使用セクタ数で、n=330(個)
とする。
【数1】 F=1−EXP(−m)−m*EXP(−m) ……(1) で表わすことができる。
【0030】また、1台のハードディスクドライブで、
330セクタ内に2個欠陥セクタが含まれる個数をGと
すれば、この個数Gは、先の式(1)による確率Fと、
総セクタ数8,388,315個とから、G=F*総セ
クタ数となる。すなわち、この場合の個数Gは、G=
(確率)F*総セクタ数(8,388,315個)とな
る。そして、330セクタ中に2個欠陥セクタが含まれ
る確率Fと、ハードディスクドライブ1台当たりのその
個数Gとを求めればよい。この場合には、欠陥セクタの
個数Gは、G=1以下であることが条件であり、このよ
うな条件を設定すれば、映像や音声等のデジタルデータ
の記録用に使用する場合でも、確実に転送レートを維持
することができる(請求項2と請求項5の発明)。
【0031】第2の実施の形態 先の第1の実施の形態では、転送レートの保持を優先さ
せるために、欠陥セクタの数は、極めて厳しい条件にな
る。この第2の実施の形態は、一般的なコンピュータに
おける演算処理でのデータ処理を行う場合であり、同じ
く先の式(1)から、330セクタ中に2個欠陥セクタ
が含まれる確率Fと、ハードディスクドライブ1台当た
りのその個数Gを求める場合で、次の図2に示すように
なる。
【0032】図2は、ハードディスクドライブ1台当た
りについて、欠陥セクタの登録数、330セクタ中に2
個欠陥セクタが含まれる確率F、および330セクタ中
に2個以上の代替セクタを含む数Gの関係を示す図であ
る。
【0033】この図2の上方に示すように、ハードディ
スクドライブ1台当たりの欠陥セクタの登録数が400
個の場合、1コマンド中(330セクタ)で3.1個、
すなわち、3個以上交替処理を行う場所Gが存在するこ
とになる。また、下方の500個の場合には、1コマン
ド中(330セクタ)で4.9個、すなわち、ほぼ5個
の交替処理を行う場所Gが存在することになる。一般的
に、ハードディスクドライブ1台当たりの欠陥セクタの
登録可能数は2,000個前後であるから、登録可能数
の1/5〜1/4程度で、問題が発生する個所が生じる
ことになってしまう。ところで、ハードディスクドライ
ブ1台当たりの不良個所がデータ記録再生装置に及ぼす
影響は、システムとして、8台のハードディスクドライ
ブを使用し、その内の1台をパリティ用ディスクとして
使用する場合、2台以上のハードディスクドライブがエ
ラーとなった場合のみにデータが修復不可能になるの
で、エラーの発生となる。
【0034】そこで、3個以上交替処理を行う場所Gを
2台のハードディスクがアクセスする確率Aを求める。
この場合の全グループ数は、全セクタ数(8,388,
315個)を1コマンドでの使用セクタ数(330個)
で割ればよい。すなわち、全グループ数=(全セクタ
数)/(1コマンドでの使用セクタ数)であり、全グル
ープ数=8,388,315/330=25,419
(個)となる。この全グループ数において、2個以上交
替処理を行う場所Gの個数は、先の図2の右列に示され
ている。この2個以上交替処理を行う場所Gが存在する
確率をP′とすれば、確率P′=(2個以上交替処理を
行う場所Gの個数)/全グループ数(=25,419)
となる。そして、図2の下方の欠陥セクタの登録数が5
00セクタの場合、2個以上交替処理を行う場所の個数
Gは、その右端に示したように、Gは4.9個であるか
ら、4.9個≒5個とする。したがって、この確率P′
は、P′=5/25,419=1.97*E−4とな
る。
【0035】そこで、2項分布を応用し、データ記録再
生装置で使用するハードディスクドライブの台数n=8
として、1回のアクセスでエラーがr回発生する確率
F′を求めると、次の式(2)となる。
【数2】 次に、2台のハードディスクドライブがアクセスする確
率Aを求めると、確率Aは、
【数3】 A=〔1−(エラーが生じない確率)〕−(1台のみエラーとなる確率) ……(3) 先の確率P′=1.97*E−4の場合に、この式
(3)によって確率Aを求めると、次の式(4)とな
る。
【数4】 そして、システムが、1コマンドを100msに1回発
行する場合に、エラーが1回発生する期間Kを求める
と、
【数5】 K=1/0.1ms/1.08*E−7 =1.31*E+7(秒/1エラー) =152(日/1エラー) ……(5) となる。
【0036】この式(5)から、各ハードディスクドラ
イブに2,000個以上の代替セクタが登録されると、
システムは約半年に1回エラーを発生することが判る。
そこで、この条件になった場合にハードディスクドライ
ブを交換すれば、データ記録再生装置のエラーを回避す
ることは可能である。また、3,000個代替セクタが
登録された場合には、14日/1エラー、すなわち、1
4日に1回エラーを発生することになる。そこで、シス
テムの仕様や、ユーザーの要求によって、先の式(1)
と(3)の条件から1回のエラーが発生する期間を選択
すればよい。この発明のディスクアレイの寿命管理方法
では、以上の条件を設定してディスクアレイの寿命を監
視し、条件が成立した時点でディスクアレイを交換する
(請求項1から請求項5の発明)。
【0037】次に、この発明のディスクアレイの寿命管
理方法を説明する。図1のCPU41は、ディスクアレ
イの電源オン時に、ハードディスクドライブHDD1〜
HDD8やHDD−Pを立ち上げ後、個々のハードディ
スクドライブ(HDD1〜HDD8)についてGリスト
の内容を読み込み、欠陥セクタ数を確認する。ここで
は、システムとしてライト動作とベリファイド動作を行
わない場合とする。ハードディスクに記録されていたデ
ータを上位装置からの命令により再生する場合には、C
PU41は、ハードディスクドライブに対してリード命
令を行い、ステータスがNG(不良)のときには、欠陥
セクタの判定を行う。ハードディスクドライブのいずれ
か1台のみのデータがNGで、パリティ等によりデータ
の再構築が可能な場合には、上位装置からの命令に従っ
て交替処理を行い、Gリストに登録された情報(欠陥セ
クタ数)に「+1」する。その後で、総交替セクタ数
と、先に設定された条件(設定数)とをチェックする。
もし、総Gリストの数が、例えば2,000個を超えて
しまったときは、CPU41は、その旨を警告する。
【0038】また、その他の警告方法としては、図1の
CPU41がSCSIデータを通じて上位装置に警告を
送る方法や、図5のように、表面パネル10に設けられ
たインジケータ11をグリーンの連続点灯から点滅に変
更したり、赤色のLEDを点灯させる等の方法が可能で
ある。また、表面パネル10裏側のハードディスク用の
キャディ2に対応させて、それぞれLED12を取り付
けておき、ステータスがNG(不良)のハードディスク
ドライブのLED表示を赤色に点灯させてユーザーに警
告を行うことも可能である。さらに、別の方法として、
ハードディスクの欠陥セクタを各シリンダごとに細かく
管理し、欠陥セクタ位置の精度を上げる方法も考えられ
るが、処理が複雑になり、コスト上昇や処理時間がかか
るので、効果との比較で必ずしも有利とはいえない。し
かし、以上に述べたような機能を付加すれば、Gリスト
に登録している個数だけは十分に判断できるので、シン
プルで、しかもハードディスクの寿命を管理する方法
が、容易かつ安価に実現できる。以上の動作を、フロー
チャートに示す。
【0039】図3は、この発明のハードディスクドライ
ブの寿命管理方法について、その主要な処理の流れを示
すフローチャートである。図の符号において、S1〜S
8はステップを示す。
【0040】この図3には、上位装置からの命令によっ
て、ハードディスクに記録されていたデータを再生する
場合を示している。ステップS1で、CPU41は、ハ
ードディスクドライブに対してリード命令を発行する。
次のステップS2で、SCSIインターフェースのステ
ータスを判定する。ステータスがOKであれば、そのま
ま、この図3のフローを終了する。これに対して、ステ
ータスがOKでないとき(NGのとき)は、ステップS
3へ進み、欠陥セクタであるかどうか判定する。欠陥セ
クタでなければ、ステップS4で、CPU41は、上位
装置に対してエラーを報告して、図3のフローを終了す
る。また、ステップS3で判定した結果、欠陥セクタの
ときは、ステップS5へ進み、交替処理を行う。次のス
テップS6で、CPU41は、Gリストの登録情報に今
回の処理を加算し、Gリストの登録数を補正する。ステ
ップS7で、Gリストの登録数(総交替セクタ数)が、
予め設定された判定基準値、先の式(1)や(3)によ
って求められた数値を超えたかどうかチェックする。G
リストの登録数が判定基準値より小さければ、図3のフ
ローを終了する。これに対して、Gリストの登録数が判
定基準値を超えたときは、ステップS8へ進む。このス
テップS8で、CPU41は、SCSI信号によって上
位装置へ知らせたり、表面パネル10に設けられたイン
ジケータ11トが例えば2,000個を超えてしまった
場合は、CPUが警告を行う。
【0041】
【発明の効果】請求項1のデータ記録再生装置では、ポ
アソン分布と2項分布を応用して、転送レートとハード
ディスクドライブのデータがエラーとなる条件を求め、
エラーの生じる確率を判定条件としている。したがっ
て、ハードディスクドライブの交換時期を正確に判定す
ることができる。
【0042】請求項2のデータ記録再生装置では、請求
項1のデータ記録再生装置において、基準値を、転送レ
ートが確保できなくなるGリストの数に基いて設定する
ようにしている。したがって、請求項1のデータ記録再
生装置による効果に加えて、無駄なハードディスクドラ
イブの交換を回避することが可能になり、最適なランニ
ングコストでシステムの信頼性を向上することができ
る。
【0043】請求項3のデータ記録再生装置では、請求
項1のデータ記録再生装置において、登録されたGリス
トの数が基準値を超えたことを検知したとき、ハードデ
ィスクドライブの交換を警告するようにしている。した
がって、請求項1のデータ記録再生装置による効果に加
えて、ユーザはより確実に交換時期を知ることができ
る。
【0044】請求項4のハードディスクドライブの寿命
管理方法では、ポアソン分布による推定条件で、ハード
ディスクに登録されるGリストの欠陥セクタの数を監視
する判定基準値を設定し、Gリストの数が判定基準値を
超えたとき、ハードディスクドライブの交換時期である
ことを警告する。したがって、請求項1のデータ記録再
生装置と同様の効果が得られる。
【0045】請求項5のハードディスクドライブの寿命
管理方法では、請求項4の寿命管理方法において、基準
値を、転送レートが確保できなくなるGリストの数に基
いて設定している。したがって、請求項2のデータ記録
再生装置と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のデータ記録再生装置について、その
要部構成の実施の形態の一例を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】ハードディスクドライブ1台当たりについて、
欠陥セクタの登録数、330セクタ中に2個欠陥セクタ
が含まれる確率F、および330セクタ中に2個以上の
代替セクタを含む数Gの関係を示す図である。
【図3】この発明のハードディスクドライブの寿命管理
方法について、その主要な処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図4】従来のデータ記録再生装置について、その要部
構成の一例を示す機能ブロック図である。
【図5】図4に示したデータ記録再生装置について、そ
の要部構造の一例を示す略斜視図である。
【図6】ハードディスクドライブの単体について、その
内部構成の一例を示す略側面図である。
【図7】磁気ディスクについて、フォーマットの一例を
説明する図である。
【図8】複数枚の磁気ディスクからなるディスクアレイ
について、その要部構成の一例を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
41 CPU、42 データコントローラ、43 SP
C回路、44 メモリ、45 データマルチプレクサ、
46 パリティ演算回路、47 SCSIバス、MC1
〜MC8とMC−P バッファメモリ・コントロール回
路、SPC1〜SPC8とSPC−P SCSIプロト
コルコントローラ、HDD1〜HDD8とHDD−P
ハードディスクドライブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のハードディスクドライブを並列
    運転することにより冗長性を確保し、高速・大容量化さ
    れたデータ記録再生装置において、 ポアソン分布による推定条件で、ハードディスクに登録
    されるGリストの欠陥セクタの数について、その基準値
    を設定する基準値手段と、 前記登録されたGリストの数と前記基準値とを比較し、
    Gリストの数が基準値を超えたか否かを監視する監視手
    段とを備えたことを特徴とするデータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のデータ記録再生装置におい
    て、 基準値は、転送レートが確保できなくなるGリストの数
    に基いて設定されることを特徴とするデータ記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1のデータ記録再生装置におい
    て、 登録されたGリストの数が基準値を超えたことを検知し
    たとき、ハードディスクドライブの交換を警告する警告
    手段を備えたことを特徴とするデータ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 複数台のハードディスクドライブを並列
    運転することにより冗長性を確保し、高速・大容量化さ
    れたデータ記録再生装置において、 ポアソン分布による推定条件で、ハードディスクに登録
    されるGリストの欠陥セクタの数について、判定基準値
    を設定する判定基準値手段と、 前記登録されたGリストの数と前記判定基準値とを比較
    し、Gリストの数が判定基準値を超えたか否かを監視す
    る監視手段とを備え、 登録されたGリストの数が判定基準値を超えたことを検
    知したとき、ハードディスクドライブの交換時期である
    ことを警告することを特徴とするハードディスクドライ
    ブの寿命管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項4のハードディスクドライブの寿
    命管理方法において、 判定基準値は、転送レートが確保できなくなるGリスト
    の数に基いて設定されることを警告することを特徴とす
    るハードディスクドライブの寿命管理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010244521A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Hitachi Ltd フラッシュメモリストレージの寿命の評価指標と管理
CN111367466A (zh) * 2018-12-26 2020-07-03 深圳市茁壮网络股份有限公司 一种磁盘预退休方法和装置

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