JPH10198524A - ハードディスク制御装置 - Google Patents

ハードディスク制御装置

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JPH10198524A
JPH10198524A JP336897A JP336897A JPH10198524A JP H10198524 A JPH10198524 A JP H10198524A JP 336897 A JP336897 A JP 336897A JP 336897 A JP336897 A JP 336897A JP H10198524 A JPH10198524 A JP H10198524A
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JP
Japan
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hard disk
data
hdd
control
control device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP336897A
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English (en)
Inventor
茂夫 ▲舘▼野
Shigeo Tateno
Hiroshi Nozawa
宏 野澤
Yuji Ogawa
祐司 小川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来装置は複数のハードディスク装置を同時
動作させることができず、原本ハードディスク装置のデ
ータを複写の複写先ハードディスク装置に複写するのに
長時間を要する。 【解決手段】 装置全体を制御するメインボード部29
と、複数のハードディスク装置夫々に対応して設けられ
たメインボード方向データバッファ、及びハードディス
ク方向データバッファと、バッファ制御部とを有する拡
張ボード部30と、拡張ボード部に接続される複数のハ
ードディスク装置31〜36とより構成する。このた
め、メインボード部から供給されるデータを拡張ボード
部に接続された複数のハードディスク装置に供給して、
これらを同時に動作させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハードディスク制御
装置に関し、複数のハードディスク装置を制御する装置
に関する。昨今、パーソナルコンピュータの出荷実績は
増加してきている。その一つの要因として、従来一般ユ
ーザが苦手としていた、基本ソフトウェアや主要なアプ
リケーションソフトウェアの導入作業が、メーカの工場
内で行われるようになってきたため、一般ユーザが、特
に専門知識を必要とせずに高機能なソフトウェアの恩恵
を受ける機会が多くなってきていることがあげられる。
【0002】もう一つは、高性能化と低価格化である。
プロセッサを始めとするハードウェアの急速な高性能化
と低価格化が同時進行したことによるコストパフォーマ
ンスの大幅な向上があげられる。従って、製造メーカに
とって、以上の2点を考慮した製品の提供が好ましい。
ハードウェアは、ソフトウェア互換性の見地から、主要
なメーカ間で同一又は、類似のアーキテクチャを採用し
ているケースが多く、ハードウェア価格だけで優位性を
確保することは困難な構造になってきている。従って、
製造工程の効率化によるローコスト化を図ることが製品
価格の優位性に大きく係わる。
【0003】パーソナルコンピュータ工場における、基
本ソフトウェアやアプリケーションソフトウェアの導入
作業は、その中で効率化が要求される部分の一つであ
り、高能率な設備を導入していることが優位に作用す
る。一方、企業利益を確保するためには、設備投資を抑
える必要がある。従って、ハイコストパフォーマンスな
設備の提供が要望されている。
【0004】
【従来の技術】図9は従来のハードディスク装置の制御
装置の一例のブロック図を示す。同図中、メインボード
1と、それに接続して使用するハードディスク装置(H
DD)制御ボード2,3,4,5,6,7と、HDD制
御ボードに対して、1対1に接続して使用する原本HD
D8、及び複写先HDD9,10,11,12,13か
ら構成される。なお、HDD制御ボード及びHDD数
は、便宜上のものであり、現実の従来技術装置では増減
することがある。
【0005】装置に、電源が投入されると、メインボー
ド1と、HDD制御ボード2,3,4,5,6,7と、
HDD8,9,10,11,12,13は、動作を開始
する。メインボード1のCPU14は、メインボードC
PUバス26を介して、ROM16のファームウェアを
フェッチし、DISKインタフェース回路18を制御
し、内蔵HDD19又は、フロッピィディスク装置20
から装置全体を機能させるためのソフトウェアをRAM
15にロードし、RAM15のソフトウェアをフェッチ
し、ソフトウェアの実行を開始する。CPU14は、本
ソフトウェアの機能により、メインボードCPUバス2
6、CPUバスto高速バスインタフェース回路17、
高速バス27を介して、HDD制御ボード2,3,4,
5,6,7の動作を規定するデータの転送、複写先HD
D9,10,11,12,13に書き込むためのデータ
転送、原本HDDや複写先HDD9,10,11,1
2,13からのデータの受信、受信したデータのRAM
15への記憶などを行う。
【0006】HDD制御ボード2,3,4,5,6,7
のCPU22は、ROM24のファームウェアをフェッ
チし、命令を実行する。CPU22は、本ファームウェ
アの機能により、HDD制御ボードCPUバス28、高
速バスtoCPUバスインタフェース回路21、高速バ
スを介して、HDD制御ボードの動作を規定するデータ
を受信し、RAM23に記憶する。以降、適宜RAMに
記憶したデータを解析し、その結果に応じて、HDD制
御ボードCPUバス28を介して、HDDインタフェー
ス回路25を制御し、RAM23にデータをHDDに書
き込んだり、HDDから読み込んだRAM23のデータ
をHDD制御ボードCPUバス28、高速バスtoCP
Uバスインタフェース回路21、高速バス27を介して
メインボード1に転送したりする。その後、HDD制御
ボード2,3,4,5,6,7は夫々のHDD動作ステ
ータスデータをメインボード1に転送する。
【0007】このように、本従来技術による装置では、
メインボード1と、HDD制御ボード2,3,4,5,
6,7間で相互にデータ転送を行い、全体の動作をメイ
ンボード1のソフトウェアにより管理することで、HD
Dデータ複写装置として機能するように考慮されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置は、3つの問題点を持っている。第1に、この装置
は、マルチCPUシステムとなることと、高速バスとC
PUバスのインタフェースを各ボードに設ける必要があ
ることにより、コスト高となる傾向が強い。
【0009】第2に、メインボード1とHDD制御ボー
ド2,3,4,5,6,7間のデータ転送は高速バス2
7で行うが、ある局面で、メインボード1との間でデー
タ転送可能なのは、HDD制御ボード2,3,4,5,
6,7のうちのただ1枚のボードのみである。従って、
装置全体として、効率よく動作するためには、見かけ上
各HDDが同時に動作しているように見えるように、H
DDの動作スピードに対して十分に高速なバスを使用し
てデータ転送する必要がある。しかし、現在のHDD制
御ボード数で、十分な性能のバスであっても、HDD制
御ボード、及びHDD数を増設することにより、バスの
転送スピードがネックになり、HDD制御ボードのデー
タ持ち時間が発生するようになり、規模拡大に見合った
性能向上が望めなくなる。このことから、装置規模拡大
に対するポテンシャルが小さいという問題がある。
【0010】第3に、複写先HDD9〜13に書き込ま
れたデータが原本HDDの内容と一致しているかどうか
検証する工程において、まず、原本HDD8のデータを
RAM15のある領域に記憶し、各々の複写先HDD9
〜13のデータをRAM15のそれぞれ独立した領域に
記憶し、CPU14により原本HDDのデータと、各複
写先HDDのデータが一致しているかを検証するソフト
ウェアが実行される。ここでは、複写先HDD数+1台
のHDDからの、順次的なデータ転送が発生することに
加え、ソフトウェアの動作時間も加り時間がかかるとい
う問題がある。
【0011】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
複数のハードディスク装置を同時に動作させることがで
き、原本ハードディスク装置のデータを複数の複写先ハ
ードディスク装置に短時間で複写でき、かつ短時間で検
証できるハードディスク制御装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、制御データを入出力する制御用インタフェースと、
ハードディスクデータを入出力するハードディスクイン
タフェースとを有し、装置全体を制御するメインボード
部と、複数のハードディスク装置夫々に対応して設けら
れ、ハードディスク装置から供給されるデータを上記ハ
ードディスクインタフェースに供給するメインボード方
向データバッファ、及び上記ハードディスクインタフェ
ースから供給されるデータをハードディスク装置に供給
するハードディスク方向データバッファと、上記制御用
インタフェースから供給される制御データに応じて複数
のメインボード方向データバッファのいずれか1つを選
択して動作させ、かつ、複数のハードディスク方向デー
タバッファの1つ又は複数を選択して動作させるバッフ
ァ制御部とを有する拡張ボード部と、上記拡張ボード部
に接続される複数のハードディスク装置とよりなる。
【0013】このため、メインボード部から供給される
データを拡張ボード部に接続された複数のハードディス
ク装置に供給して、これらを同時に動作させることが可
能となる。請求項2に記載の発明は、請求項1記載のハ
ードディスク制御装置において、前記メインボード部は
前記拡張ボード部に接続された複数のハードディスク装
置を同時動作させる。
【0014】このため、複数のハードディスク装置で同
時に読み出し、又は書き込みを行うことが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載のハードディス
ク装置において、 前記メインボード部は前記拡張ボー
ド部に接続された原本のハードディスク装置から読み出
したデータを上記拡張ボードに接続された複数の複写先
のハードディスク装置に同時に複写する。
【0015】このため、複数のハードディスク装置に対
するデータの複写を短時間で行うことができる。請求項
4に記載の発明は、請求項3記載のハードディスク制御
装置において、前記拡張ボード部は、前記原本のハード
ディスク装置から読み出されたデータと、これと同時に
前記複数の複写先のハードディスク装置から読み出され
たデータ夫々とを比較して異なる場合にエラーとするデ
ータ比較手段を有する。
【0016】このため、複数の複写先ハードディスク装
置のデータが原本ハードディスク装置のデータと同一か
否かを短時間に検証することができる。請求項5に記載
の発明は、請求項1乃至4のいずれか記載のハードディ
スク制御装置において、前記拡張ボード部は、接続され
る複数のハードディスク装置から供給されるステータス
データ及び制御信号夫々の論理演算を行って前記メイン
ボード部に供給する単一のステータスデータ及び制御信
号を生成するタイミングアジャスト手段を有する。
【0017】このため、複数のハードディスク装置を同
時に動作させてもメインボード部では単一のハードディ
スク装置が動作しているのと等価となり、複数のハード
ディスク装置の同時制御が可能となる。請求項6に記載
の発明は、請求項5記載のハードディスク制御装置にお
いて、前記タイミングアジャスト手段は、前記バッファ
制御部により未選択のハードディスク方向データバッフ
ァに接続されるハードディスク装置に対応するステータ
スデータ及び制御信号夫々のデフォルト値を発生する。
【0018】これにより、未選択のハードディスク装置
によって誤ったステータスデータ及び制御信号がメイン
ボード部に供給されることがなく、選択された複数のハ
ードディスク装置の同時制御が可能となる。請求項7に
記載の発明は、請求項5又は6記載のハードディスク制
御装置において、前記タイミングアジャスト手段は、前
記拡張ボード部に未接続のハードディスク装置に対応す
るステータスデータ及び制御信号夫々のデフォルト値を
発生する。
【0019】これにより、拡張ボード部に接続されてな
いハードディスク装置があっても誤ったステータスデー
タ及び制御信号がメインボード部に供給されることがな
く、接続された複数のハードディスク装置の同時制御が
可能となる。請求項8に記載の発明は、請求項1記載の
ハードディスク制御装置において、前記メインボード部
の制御用インタフェースは、低速データの通信を行うシ
リアルインタフェースと、高速データ通信を行うパラレ
ルインタフェースとを有する。
【0020】このため、低速の通信で時間的余裕のある
命令等をシリアルインタフェースを用いて通信するため
にソフトウェアが簡単となり、かつ、原本ハードディス
ク装置からのデータ読み出しと、複写先ハードディスク
装置へのデータ書き込みとの切り換えをパラレルインタ
フェースを用いて通信するために高速に行うことができ
る。
【0021】請求項9に記載の発明は、請求項1記載の
ハードディスク制御装置において、前記拡張ボードに接
続される複数のハードディスク装置の代りに、ハードデ
ィスク装置を搭載し、前記メインボード部に対して疑似
的にハードディスク装置として認識されるコンピュータ
である疑似ハードディスク装置を複数接続する。
【0022】このため、ハードディスク装置を内蔵した
複数のコンピュータを疑似ハードディスク装置として拡
張ボード部に接続して、原本ハードディスク装置からの
データを複数のコンピュータに内蔵されたハードディス
ク装置に複写し、かつ、検証でき、複写及び検証の作業
性を向上できる。
【0023】請求項10に記載の発明は、請求項1記載
のハードディスク制御装置において、前記メインボード
部をコンピュータに接続し、上記コンピュータから前記
拡張ボード部に接続される複数のハードディスク装置を
アクセスさせる。
【0024】このため、コンピュータから複数のハード
ディスク装置を1台のハードディスク装置として認識さ
せることができ、コンピュータに接続されるハードディ
スク装置の容量を大きくすることができる。請求項11
に記載の発明は、請求項10記載のハードディスク制御
装置において、前記複数のハードディスク装置に同一デ
ータを書き込み、任意のハードディスク装置から読み出
したデータにエラーが発生したとき、他のハードディス
ク装置からデータの読み出しを行わせる。
【0025】このため、ハードディスク装置の2重化、
又はそれ以上の多重化を簡単かつローコストで実現でき
る。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は本発明装置の第1実施例の
ブロック図を示す。同図中、本発明装置はメインボード
部としてのメインボード29と、拡張ボード部としての
HDD拡張ボード30と、原本HDD31と、複写先H
DD32,33,34,35,36から構成される。但
し、この複写先HDD数は、便宜上の数であり、現実に
は、もっと多くの複写先HDDが接続可能なように、H
DD拡張ボード内は構成されている。
【0027】同図中、装置に電源が投入されると、メイ
ンボード29のCPU37はROM39に格納されてい
るファームウェアのフェッチを開始し、ファームウェア
を実行し、メインボードCPUバス43を介してハード
ディスクインタフェースとしてのDISKインタフェー
ス回路41を制御し、フロッピィディスク装置42から
装置全体をHDD複写装置として機能させるためのソフ
トウェアを読み込み、このソフトウェアの実行を開始す
る。まず、CPU37は、メインボードCPU43を介
して制御用インタフェースとしてのシリアル/パラレル
インタフェース回路40を制御し、シリアルインタフェ
ース44からHDD拡張ボード30に対して、これから
行う動作に適合した状態にハードウェアを設定するため
の情報を送信する。この間、HDD拡張ボード30のC
PU49は、ROM47のファームウェアをフェッチ及
び実行し、シリアルインタフェース回路(シリアルI
F)51からの情報入力を監視している。
【0028】CPU49は、シリアルIF51からの情
報入力を認識すると、情報の内容を解析し、その結果に
応じて、HDDセレクトレジスタ53、動作モードレジ
スタ54、バスセレクトレジスタ55のいずれかを設定
することで、HDD拡張ボード30のハードウェアを以
降の動作に対応できるように設定する。HDDセレクト
レジスタ53は、制御対象のHDDを決定するための情
報をシリアルインタフェース44から供給されて設定す
る。動作モードレジスタは、原本HDDから複写先HD
Dへのデータ複写(以下複写モード)を行うのか、原本
HDDと各複写先HDDの内容の照合(以下照合モー
ド)を行うのか、及び原本HDD書き込み防止回路を有
効にするか、の情報を入力した際に設定される。
【0029】バスセレクトレジスタ55は、制御対象の
HDDを決定するための情報を入力した際に、バス信号
の衝突を防止するために、HDD31〜36夫々のメイ
ンボード方向データバッファ66a〜66fを制御する
ための情報がセットされる。バッファEN信号発生回路
58は、HDDセレクトレジスタ53、動作モードレジ
スタ54、バスセレクトレジスタ55、原本/複写先選
択回路56、ステータスレジスタアクセス検出回路60
から信号を供給されてデータバッファ64a〜64f,
66a〜66fのイネーブル信号を生成し、これらに供
給する。
【0030】バッファEN信号発生回路58はステータ
スレジスタ又はオルタネイトステータスレジスタ(これ
らのレジスタは、HDD31〜36夫々の内部にあり、
メインボードから適宜読み出される)をメインホード2
9が読み出した際に、真の信号を出力するステータスレ
ジスタアクセス検出回路60から信号を供給され、ステ
ータスレジスタアクセス検出回路60からの信号が偽で
ある場合に、他の入力信号により、メインボード方向デ
ータバッファ66a〜66f及びHDD方向データバッ
ファ64a〜64fの内の必要なバッファのみにイネー
ブル信号を供給する。
【0031】イネーブル信号を与えられたバッファは入
力された信号を出力可能になり、与えられなかったバッ
ファの出力は入力されている信号に無関係に、値が1で
も0でもないハイインピーダンス状態になり、そのバッ
ファより前段の回路は事実上存在しないのと同じ状態に
なる。このことにより、メインボード29は、命令の伝
達及びデータを送受信すべきHDDを選択可能になる。
上記のレジスタ52〜55及びバッファEN信号発生回
路58がバッファ制御部に対応する。
【0032】複数のHDDの同時制御をうまく実行する
ためには、全ての対象HDDを制御しうるタイミングを
作ることと、特定のHDDのみが固有の状態になった場
合の状態伝達を実現する必要がある。これを実現してい
るのが、ステータスデータタイミングアジャスト回路6
1、及び制御信号タイミングアジャスト回路62からな
るタイミングアジャスト手段である。
【0033】ステータスデータタイミングアジャスト回
路61は、CPU37からステータスレジスタかオルタ
ネイトデータレジスタが読み込まれた場合にステータス
レジスタアクセス検出回路60により、ステータスバッ
ファ65が有効とされ、メインボード29に対して出力
可能になる。ステータスデータは、ビット毎に意味を持
つ8ビットデータであり、制御,データ転送タイミング
及び、動作中に発生したエラーに関する状態を示す。ス
テータスデータタイミングアジャスト回路61には、原
本HDD31を含む全HDD31〜36から信号入力さ
れ、制御,データ転送タイミングを示すビットについて
は、全HDDが真になった時真を出力する。また、接続
HDD数が少ないことにより、HDDからの信号が未入
力となる場合は、その入力が真となるように回路を構成
してある。動作中に発生したエラーに関する状態を示す
ビットについては、1台でも真になっていれば、真を出
力するようにしている。接続HDD数が少ないことによ
り、HDDからの信号が未入力となる場合は、その入力
が偽になるように回路を構成している。
【0034】制御信号タイミングアジャスト回路62か
ら出力される信号種は、動作終了タイミングを示す割り
込み信号(以下割り込み信号)と、16ビットデータ転
送の実行中を示す信号(以下データ転送中)と、CPU
37に対してウェイトを要求する信号(以下WAIT信
号)がある。割り込み信号とデータ転送中については、
全てのHDD31〜36からの入力が真の場合に、真と
なるようにしている。接続HDD数が少ないことによ
り、HDDからの信号が未入力となる場合は、その入力
が真になるように回路を構成している。
【0035】WAIT信号については、基本的に、1台
でも信号を真にするHDDがあれば、真を出力するよう
にしている。WAIT信号は、HDDがCPU37に対
して適切に応答できない場合に、HDDが出力するため
の信号であり、CPU37のHDDへのアクセスを示す
信号からある一定の時間以内に真にしない場合、CPU
37はWAIT信号を受け付けない。この状況になる
と、CPU37とHDD間のデータ転送タイミングにず
れが生じ、CPU37が誤ったデータを受け取ったり、
HDDに誤ったデータを書き込んだりする状態になる。
しかも、本実施例のHDD拡張ボード30では、信号安
定と、HDDセレクト機能の実現などの目的で使用して
いるバッファ66a〜66fの信号遅延により、WAI
T信号が受付られないばかりか、HDDがWAIT信号
を出力しない場合にも適切なデータ転送タイミングを確
保できない。そこで、図2,図3に示すようにCPU3
7に対して伝えるWAIT信号をHDD拡張ボード内で
作成するようにしている。
【0036】図2は、HDDがWAIT信号を出力した
時のCPU37に伝えるWAIT信号の作成方法を示す
タイミングチャートである。図2(A)に示すCPUの
HDDアクセス信号の立ち下がりから、同図(B)に示
すWAITの規格上のタイミングを示すWAIT規格タ
イミングの立ち下がりまでの最大時間aに対して、同図
(C)に示す現実のHDDの出力のWAITがCPU3
7に伝わるのに、時間bだけ超過してしまう場合、HD
D拡張ボード30内で、同図(D)に示すWAIT信号
を発生させ、時間bに対してマージンのある時間cだけ
保持し、同図(C),(D)を合成して、同図(E)に
示すCPUに伝えるWAIT信号を作る。
【0037】図3は、HDDがWAIT信号を出力しな
い時のCPU37に伝えるWAIT信号の作成方法を示
すタイミングチャートである。ここでは、図3(A)に
示すCPUのHDDアクセス信号の立上りから同図
(B)に示すWAIT規格タイミングの立ち下がりまで
の最大時間aに対して同図(C)に示す時間a+cだけ
値0の信号を作り、CPU37に対して出力する。
【0038】図4はステータスデータタイミングアジャ
スト回路61の一実施例のブロック図を示す。ステータ
スデータタイミングアジャスト回路61は処理する信号
の内容により2タイプの処理を行っている。第1のタイ
プは動作中のHDDのうち1台でも信号をアサートした
HDDがあれば、メインボード29に対してアサートす
る必要のある信号に対する処理であり、かつ、HDDが
未選択又は未接続のディスクインタフェースポート(H
DD拡張ボード30のHDD31〜36の接続端子)に
よってメインボード29への信号のアサート条件が不当
に整うことを防止する構成である。
【0039】この第1のタイプの処理を受ける信号はH
DDがコマンド受け付け不能であることを示すビジー信
号と、HDDにエラーが発生したことを示すエラー通知
信号であり、HDD31〜36夫々の出力する上記信号
はバッファ回路100〜105夫々に供給される。バッ
ファ回路100〜105は同一構成であり、入力端子が
抵抗を介して接地され、出力端子が抵抗を介して正の電
源(+5V)に接続され、制御端子にバッファEN信号
発生回路58からのHDD対応のイネーブル信号を供給
されたインバータで構成されている。
【0040】バッファ回路100〜105は対応するH
DDのイネーブル信号がアサート(HDD選択)されて
いれば、供給される信号を反転して次段のインバータ1
07〜112に供給し、イネーブル信号がデアサート
(HDD未選択)ならば、出力端子が電源に接続されて
いるので次段のインバータ107〜112に固定的に値
1を供給する。HDD31〜36の未接続時にはバッフ
ァ回路100〜105の入力端子が接地されているので
値0が供給される。
【0041】このため、未選択又は未接続のHDDに対
応するインバータ107〜112は必ず値0を出力し、
このインバータ107〜112出力はオア回路114に
供給される。オア回路114は供給される信号が全て値
0のときにのみ値0を出力し、その他の場合に値1を出
力する。このため、選択されたHDDのうち1台でもビ
ジー,エラー通知信号をアサートした場合に、メインボ
ード29に対してビジー,エラー信号がアサートされ
る。またHDD未接続時にビジー信号が値0となる構成
のため、HDD起動時には、HDDはしばらくの間ビジ
ー信号を値1とすることを利用して、HDD電源投入直
後にチェックを行って瞬時にしてHDD接続の有無を判
定できる。
【0042】第2のタイプは、全ての動作中のHDDが
信号をアサートした場合にのみメインボード29に対し
てアサートすべき信号に対する処理であり、かつHDD
が未選択又は未接続のディスクインタフェースポートに
よってメインボードへの信号のアサート条件が整うこと
を阻害しない構成である。この第2のタイプの処理を受
ける信号は制御タイミング信号であり、HDD31〜3
6夫々の出力する制御タイミング信号はバッファ回路1
15〜120夫々に供給される。バッファ回路115〜
120は同一構成であり、出力端子が抵抗を介して正の
電源(+5V)に接続され、制御端子にバッファEN信
号発生回路58からのHDD対応のイネーブル信号を供
給されたバッファで構成されている。
【0043】バッファ回路115〜120は対応するH
DDのイネーブル信号がアサート(HDD選択)されて
いれば、供給される信号を出力し、イネーブル信号がデ
アサート(HDD未選択)ならば、出力端子が電源に接
続されているのでバッファ回路115〜120は固定的
に値1を出力する。また、未接続のHDDに対応するバ
ッファ回路115〜120は必ず値1を出力し、このバ
ッファ回路115〜120出力はアンド回路123に供
給される。アンド回路123は供給される信号が全て値
1のときにのみ値1を出力し、その他の場合に値0を出
力する。このため、接続され、選択されている全てのH
DDが制御タイミング信号をアサートした場合に、メイ
ンボード29に対して制御タイミング信号がアサートさ
れる。
【0044】図5は制御信号タイミングアジャスト回路
62の一実施例のブロック図を示す。制御信号タイミン
グアジャスト回路はWAIT信号,データ転送中,割り
込み要求信号を処理し、全てのHDD31〜36からの
入力が値1の場合、メインボードに対して値1を供給す
る。但し、図中、バーを付加したWAIT信号とデータ
転送中は負論理の信号であるため負論理入力のオア論理
として考える。即ち1台以上のHDDが信号を値0(ア
サート)した場合、メインボード29に対して信号をア
サートするように動作する。またWAIT信号は本回路
の生成信号と合成された後に出力される。
【0045】HDD31〜36が出力するWAIT信
号,データ転送中,割り込み要求信号は、バッファ回路
132〜137夫々に供給される。バッファ回路132
〜137は同一構成であり、出力端子が抵抗を介して正
の電源(+5V)に接続され、、制御端子にバッファE
N信号発生回路58からのHDD対応のイネーブル信号
を供給されたバッファで構成されている。バッファ回路
132〜137は対応するHDDのイネーブル信号がア
サート(HDD選択)されていれば、供給される信号を
出力し、イネーブル信号がデアサート(HDD未選択)
ならば、出力端子が電源に接続されているのでバッファ
132〜137は固定的に値1を出力する。また、未接
続のHDDに対応するバッファ回路132〜137は必
ず値1を出力し、このバッファ回路132〜137出力
はアンド回路139に供給される。アンド回路139は
供給される信号が全て値1のときにのみ値1を出力し、
その他の場合に値0を出力する。
【0046】フリップフロップ141はDISKインタ
フェース回路41から負論理のHDDアクセス信号をク
ロック入力端子に供給され、データ入力端子に値1を供
給され、HDDアクセス信号をディレイ回路142で遅
延した信号をクリア入力端子に供給されている。これに
よってフリップフロップ141はHDDアクセス信号を
供給されると負論理のWAIT信号を生成し、このWA
IT信号はアンド回路140に供給されてアンド回路1
39から供給されるWAIT信号と負論理の論理和をと
られ、図1の制御信号出力バッファ63に供給される。
【0047】次に図1に示す装置の動作について説明す
る。本装置は、接続されているHDDの認識工程(以下
認識工程)と、原本HDDの内容を複写先HDDに複写
する複写工程(以下複写工程)と、複写された内容が原
本HDDの内容と一致しているかの検証工程(以下検証
工程)からなる。
【0048】認識工程では、まず、CPU37は、シリ
アルインタフェース44により、原本/複写先選択回路
56が、原本HDD31を制御及びデータの送受信対象
とする信号を出力するためのデータを出力し、動作モー
ドレジスタ54に複写モード及び原本HDD書き込み防
止回路59を有効と設定するようにデータを送信し、H
DDセレクトレジスタ53が、原本HDD31のみが選
択された状態になるように、データ送信することによ
り、ステータスレジスタアクセス回路40の出力が偽の
ときに原本HDD31のHDD方向バッファ64aとメ
インボード方向データバッファ66aのみが有効にな
り、原本HDD31の制御やデータの送受信が可能にな
る。この状態で、HDDのモデルナンバー,容量,ブロ
ック長,ブロック数などのHDDパラメータを取得する
ためのコマンドを与える。このコマンドが正常に終了す
れば、原本HDD31が存在し、正常動作可能と判断
し、複写先HDDの認識作業に移行する。
【0049】次に、CPCU37は原本/複写先選択回
路56が、複写先HDDのうちの1台を制御及びデータ
の送受信対象とする信号を出力するように、シリアルイ
ンタフェース44からデータを送出し、HDDセレクト
レジスタ53に、制御及びデータ送受信の対象としたい
任意の複写先HDDのみが設定されるようにデータを送
信する。HDDセレクトレジスタ53に1台の複写先H
DDが設定されるのと同時に、HDD拡張ボード30の
ファームウェア機能によりHDDセレクトレジスタ53
で指定された複写先HDDのメインボード方向データバ
ッファと、HDD方向データバッファが有効になるよう
にバスセレクトレジスタ55が設定される。
【0050】なお、本来バスセレクトレジスタ55は、
複数のHDDのみが選択されている場合に、複数のメイ
ンボード方向データバッファが有効になってバスが衝突
するのを避けるために、選択されているうちの1台のH
DDに対するメインボード方向データバッファのみを有
効にするように用いられる。この状態で、ステータスレ
ジスタアクセス検出回路60の出力が偽のときに指定H
DD方向データバッファとメインボード方向データバッ
ファのみが有効になり、原本HDD31の制御やデータ
の送受信が可能になる。ここで、HDDパラメータを取
得するためのコマンドを発行し、コマンドが正常に終了
し、シリアルナンバーのような固有値を除いて、原本H
DDのパラメータと一致していれば、その複写先HDD
を有効とする。以下、同様に他の複写先HDDについて
も、認識作業を行うことで、認識工程は終了する。
【0051】認識工程で、注意すべきことは、HDD拡
張ボード30に常に最大数の複写先HDDが接続されて
いるとは限らないことであり、単純にHDDの応答を期
待した方法であると、HDDが未接続の場合、比較的長
いタイムアウト時間を経過した後でないと未接続である
ことを認識できないからである。なぜならば、HDDは
電源投入時などに30秒もコマンドを受け付けないこと
があるからである。そこで、本発明装置では、HDDパ
ラメータを取得する以前に次の方法で未接続箇所を予め
制御対象から外す方法を取っている。
【0052】HDD31〜36は、パワーオンシーケン
スにおいて約30秒以内の間ステータスレジスタのビジ
ービットを真にする。従って、HDD拡張ボード30の
回路を、HDDが未接続な状態で、ステータスレジスタ
を読み込まれた場合に、ビジーが偽で、コマンド発行可
能を示す信号が真になるように構成することで、ビジー
が真であるならば、HDDが接続されていると判断でき
る。ビジーが偽の場合は、そのドライブへのコマンド発
行を試みて、正常な応答が得られた場合HDDを有りと
し、そうでなければ未接続と判断する。ビジーが偽で、
HDDが通電及び接続されているならば、コマンドへの
応答はただちに発生するので、未接続による応答なし
を、短いタイムオーバ時間の経過で判断することができ
る。
【0053】複写工程では、動作モードレジスタ54を
複写モード,及び、原本HDD書き込み防止回路59を
有効にするように設定し、回路の誤動作や制御上のミス
が発生しても原本HDD31の内容の破壊を防止するよ
うにする。複写モードの場合、バッファEN信号発生回
路58内で、原本/複写選択回路56からの入力が有効
になる。HDDセレクトレジスタ53には、原本HDD
31と、複写を実行する複写先HDD(例えば32〜3
6)が指定され、原本/複写先選択回路56からのバッ
ファEN信号発生回路58へ供給される信号が原本HD
D選択となることで、バッファEN信号発生回路58
は、原本HDDのHDD方向データバッファ64aを有
効にする信号を出力する。
【0054】バスセレクトレジスタ55には、原本HD
Dのメインボード方向データバッファ66aが、複写先
HDDの中の1台だけのメインボード方向バッファ(例
えば66b)が有効になるように設定され、原本//複
写先選択回路56が原本選択になっているので、バッフ
ァEN信号発生回路58は、原本HDDのメインボード
方向バッファ66aを有効にする信号を出力する。従っ
て、原本HDDの双方向バスが有効になり、メインボー
ド29からの制御を受けて原本HDDからのデータ読み
込みが実行される。
【0055】次に、原本/複写先選択回路56を複写先
選択に制御されると、HDDセレクトレジスタ53によ
り指定された全ての複写先HDDのHDD方向データバ
ッファ64b〜64fが有効になり、バスセレクトレジ
スタ55で指定された1台の複写先HDDのメインボー
ド方向データバッファ66bが有効になる。この状態
で、読み込んだデータを指定した複写先HDDに書き込
む準備が出来たことになるが、複数のHDDの同時制御
をうまく実行するためには、全ての対象HDを制御しう
るタイミングを作ることと、特定のHDDのみが固有の
状態になった場合の状態伝達を実現する必要がある。こ
れを実現しているのが、ステータスデータタイミングア
ジャスト回路61、及び、制御信号タイミングアジャス
ト回路62である。
【0056】ステータスデータは、ステータスレジスタ
が、CPU37から読み込まれた際に、ステータスレジ
スタアクセス検出回路60により、ステータスバッファ
65が有効になりメインボード29に対して転送され
る。制御信号は、HDDの状態により、CPU37に対
して非同期に発生する。ステータスデータは、ビット毎
に意味を持つ8ビットデータであり、制御,データ転送
タイミング及び、動作中に発生したエラーに関する状態
を示す。制御信号は、独立した信号線を使用しており、
動作終了タイミングを示す割り込み信号と、データ転送
中、CPUに対するWAIT信号がある。このうち制
御,データ転送,動作終了タイミングについては、全対
象HDDの該当信号が真の場合にメインボードに対し
て、信号を真にし、その他については、1台でも真なら
ば真にするようにしている。エラー発生時は、1台毎に
リトライさせ、エラー発生HDDを特定することができ
る。
【0057】このようにして、複数のHDDを単一制御
で同時動作させることを可能とし、書き込み制御と、書
き込みデータを転送することで、全複写先HDD32〜
36に対してデータの複写を同時に行う。また、HDD
全体のデータを複写するためには、原本HDD31から
のデータリードと、複写先HDD32〜36への複写を
繰り返す必要があるために、原本/複写先選択回路56
のパラレルインタフェース45を用いた設定により、直
接回路的にバス切り替えを行うことで、データリードと
複写の切り替え時間の短縮を実現している。
【0058】検証工程は、HDD拡張ボードの動作モー
ドレジスタに検証モードを設定することにより実行可能
になる。原本HDD31と、指定された全ての複写先H
DD(例えば32〜36)のHDD方向データバッファ
64a〜64fと、原本HDDのメインボード方向デー
タバッファ66aが有効になる。ステータスデータタイ
ミングアジャスト回路61及び、制御信号タイミングア
ジャスト回路62は、複写工程と同様に機能し、CPU
37の読み出し制御により、原本HDD31と、指定さ
れた全ての複写先HDDが読み出しを実行し、読み出さ
れたデータは、データ比較手段であるデータ比較回路5
7に供給され各複写先HDDのデータが、原本HDDの
データと一致しているかをチェックされる。エラーがあ
れば、エラーレジスタ52のエラー発生複写先HDDに
対応するビットがセットされ、CPU49により、シリ
アルインタフェースを介して、メインボードに通知され
る。しかるべき後に、CPU37から、シリアルインタ
フェース44を介して、原本HDDと内容が不一致だっ
た複写先HDDを検証対象から外すように指示される。
【0059】図6は本発明装置の第2実施例のブロック
図を示す。この実施例は、第1実施例に対して、更に作
業性を向上させるため、HDD32〜36の代りに疑似
HDD80,81,82,83,84を接続する。メイ
ンボード29、HDD拡張ボード30、及び原本HDD
31は第1実施例と同様なので説明を省略し、疑似HD
D80〜84について説明する。通常疑似HDDはパー
ソナルコンピュータなどのコンピュータ機器そのもの
に、外部HDDの接続を可能とする拡張DISKインタ
フェースを搭載して構成される。
【0060】図7は疑似HDDの一実施例のブロック図
を示す。同図中、CPU86は、CPUバス94、バス
コントロール回路87、ローカルバス95を介して、R
OM89のプログラムをチェックし、全体を疑似HDD
として機能させるためのソフトウェアを、CPUバス9
4、バスコントロール回路87、ローカルバス95、デ
ィスクインタフェース回路90を介して、フロッピィデ
ィスク装置93からRAM88にロードする。次に、R
AM88にロードしたソフトウェアをフェッチし、ソフ
トウェアを実行する。ソフトウェアは、拡張DISKイ
ンタフェース回路91を接続し、HDDインタフェース
93に接続する制御装置(メインボード29及びHDD
拡張ボード30)にとってHDDが接続されているよう
に認識されるよう機能する。
【0061】以下、これを実現するためのソフトウェア
の機能について説明する。疑似HDDの目的は、疑似H
DDがつながれた制御装置にとってあたかも、HDD9
2を直接制御しているかのように認識させつつ、HDD
92に対して制御装置が期待している制御を実行して、
HDD92を搭載したまま、HDD92のアクセスを可
能にすることにある。そのために、疑似HDDのソフト
ウェアはまず、HDD92のHDDパラメータを取得
し、しかるべき後に制御装置が同種の制御を疑似HDD
に対して実行してくるのに備える。
【0062】また、ソフトウェアは、HDDパラメータ
を取得する以前には、制御装置に対して応答不能な状態
であることを通知するように拡張DISKインタフェー
ス回路91を制御する。HDDパラメータ取得後には制
御装置からの制御に対して応答可能であることを示すよ
うに制御する。以降、制御装置からの制御内容に対応し
た制御をHDD92に対して行い、HDD92の動作状
態を制御装置に与えながら動作する。なお、原本HDD
31についても疑似HDDに代えても良いことは勿論で
ある。
【0063】図8は、本発明装置の第3実施例のブロッ
ク図を示す。同図中、コンピュータ本体143内にメイ
ンボード29を設けると共に、HDDを接続可能な接続
カード145を搭載する。そして、コンピュータ本体1
43の外部にディスク拡張装置146を設け、メインボ
ード29とディスク拡張装置146内のHDDボード3
0とをパラレルインタフェース44及びシリアルインタ
フェース45で接続すると共に、接続カード145とH
DD拡張ボード30とをHDDインタフェース46で接
続する。
【0064】ディスク拡張装置146はHDD拡張ボー
ド147と、HDD148〜153から構成されている
コンピュータ本体143の基本ソフト上で接続されてい
るソフトウェアであるデバイスドライバによりHDD拡
張ボードが制御され、HDD148〜153のアクセス
が行われる。コンピュータ本体143の基本ソフトウェ
アから見た場合、HDDは常に1台と認識されるが,、
デバイスドライバにより、事実上複数のHDD148〜
153が認識されて個々に使用可能としたり、又は、H
DD148〜153の容量の和を持つ1台のHDDとし
て使用可能とすることができる。
【0065】また、本発明によるHDD拡張ボード30
の、複数のHDDへの同時書き込み機能と、個別のHD
Dからのデータ読み出し機能により、次のような利用方
法を考えることができる。保安上データの多重化が必要
なコンピュータシステムにおいて、複数のHDDに同時
にデータを書き込み、そのうち1台のHDDからデータ
を読み出すように動作させる。もしデータを読み出す時
にエラーになれば、他の1台のHDDからデータを読み
出すように読み出しを行うHDDを切り換えることが可
能で、かつ、3重以上の多重化の必要があってもローコ
ストに対応可能なデータ多重システムを構成することが
可能である。
【0066】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
制御データを入出力する制御用インタフェースと、ハー
ドディスクデータを入出力するハードディスクインタフ
ェースとを有し、装置全体を制御するメインボード部
と、複数のハードディスク装置夫々に対応して設けら
れ、ハードディスク装置から供給されるデータを上記ハ
ードディスクインタフェースに供給するメインボード方
向データバッファ、及び上記ハードディスクインタフェ
ースから供給されるデータをハードディスク装置に供給
するハードディスク方向データバッファと、上記制御用
インタフェースから供給される制御データに応じて複数
のメインボード方向データバッファのいずれか1つを選
択して動作させ、かつ、複数のハードディスク方向デー
タバッファの1つ又は複数を選択して動作させるバッフ
ァ制御部とを有する拡張ボード部と、上記拡張ボード部
に接続される複数のハードディスク装置とよりなる。
【0067】このため、メインボード部から供給される
データを拡張ボード部に接続された複数のハードディス
ク装置に供給して、これらを同時に動作させることが可
能となる。また、請求項2に記載の発明は、請求項1記
載のハードディスク制御装置において、前記メインボー
ド部は前記拡張ボード部に接続された複数のハードディ
スク装置を同時動作させる。
【0068】このため、複数のハードディスク装置で同
時に読み出し、又は書き込みを行うことが可能となる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2記載のハード
ディスク装置において、前記メインボード部は前記拡張
ボード部に接続された原本のハードディスク装置から読
み出したデータを上記拡張ボードに接続された複数の複
写先のハードディスク装置に同時に複写する。
【0069】このため、複数のハードディスク装置に対
するデータの複写を短時間で行うことができる。また、
請求項4に記載の発明は、請求項3記載のハードディス
ク制御装置において、前記拡張ボード部は、前記原本の
ハードディスク装置から読み出されたデータと、これと
同時に前記複数の複写先のハードディスク装置から読み
出されたデータ夫々とを比較して異なる場合にエラーと
するデータ比較手段を有する。
【0070】このため、複数の複写先ハードディスク装
置のデータが原本ハードディスク装置のデータと同一か
否かを短時間に検証することができる。また、請求項5
に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか記載のハー
ドディスク制御装置において、前記拡張ボード部は、接
続される複数のハードディスク装置から供給されるステ
ータスデータ及び制御信号夫々の論理演算を行って前記
メインボード部に供給する単一のステータスデータ及び
制御信号を生成するタイミングアジャスト手段を有す
る。
【0071】このため、複数のハードディスク装置を同
時に動作させてもメインボード部では単一のハードディ
スク装置が動作しているのと等価となり、複数のハード
ディスク装置の同時制御が可能となる。また、請求項6
に記載の発明は、請求項5記載のハードディスク制御装
置において、前記タイミングアジャスト手段は、前記バ
ッファ制御部により未選択のハードディスク方向データ
バッファに接続されるハードディスク装置に対応するス
テータスデータ及び制御信号夫々のデフォルト値を発生
する。
【0072】これにより、未選択のハードディスク装置
によって誤ったステータスデータ及び制御信号がメイン
ボード部に供給されることがなく、選択された複数のハ
ードディスク装置の同時制御が可能となる。また、請求
項7に記載の発明は、請求項5又は6記載のハードディ
スク制御装置において、前記タイミングアジャスト手段
は、前記拡張ボード部に未接続のハードディスク装置に
対応するステータスデータ及び制御信号夫々のデフォル
ト値を発生する。
【0073】これにより、拡張ボード部に接続されてな
いハードディスク装置があっても誤ったステータスデー
タ及び制御信号がメインボード部に供給されることがな
く、接続された複数のハードディスク装置の同時制御が
可能となる。また、請求項8に記載の発明は、請求項1
記載のハードディスク制御装置において、 前記メイン
ボード部の制御用インタフェースは、低速データの通信
を行うシリアルインタフェースと、高速データ通信を行
うパラレルインタフェースとを有する。
【0074】このため、低速の通信で時間的余裕のある
命令等をシリアルインタフェースを用いて通信するため
にソフトウェアが簡単となり、かつ、原本ハードディス
ク装置からのデータ読み出しと、複写先ハードディスク
装置へのデータ書き込みとの切り換えをパラレルインタ
フェースを用いて通信するために高速に行うことができ
る。
【0075】また、請求項9に記載の発明は、請求項1
記載のハードディスク制御装置において、前記拡張ボー
ドに接続される複数のハードディスク装置の代りに、ハ
ードディスク装置を搭載し、前記メインボード部に対し
て疑似的にハードディスク装置として認識されるコンピ
ュータである疑似ハードディスク装置を複数接続する。
【0076】このため、ハードディスク装置を内蔵した
複数のコンピュータを疑似ハードディスク装置として拡
張ボード部に接続して、原本ハードディスク装置からの
データを複数のコンピュータに内蔵されたハードディス
ク装置に複写し、かつ、検証でき、複写及び検証の作業
性を向上できる。
【0077】また、請求項10に記載の発明は、請求項
1記載のハードディスク制御装置において、前記メイン
ボード部をコンピュータに接続し、上記コンピュータか
ら前記拡張ボード部に接続される複数のハードディスク
装置をアクセスさせる。
【0078】このため、コンピュータから複数のハード
ディスク装置を1台のハードディスク装置として認識さ
せることができ、コンピュータに接続されるハードディ
スク装置の容量を大きくすることができる。また、請求
項11に記載の発明は、請求項10記載のハードディス
ク制御装置において、前記複数のハードディスク装置に
同一データを書き込み、任意のハードディスク装置から
読み出したデータにエラーが発生したとき、他のハード
ディスク装置からデータの読み出しを行わせる。
【0079】このため、ハードディスク装置の2重化、
又はそれ以上の多重化を簡単かつローコストで実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置のブロック図である。
【図2】WAIT信号発生を説明するためのタイミング
チャートである。
【図3】WAIT信号発生を説明するためのタイミング
チャートである。
【図4】ステータスデータタイミングアジャスト回路の
ブロック図である。
【図5】制御信号タイミングアジャスト回路のブロック
図である。
【図6】本発明装置のブロック図である。
【図7】疑似HDDのブロック図である。
【図8】本発明装置のブロック図である。
【図9】従来装置のブロック図である。
【符号の説明】
29 メインボード 30 HDD拡張ボード 31 原本HDD 32〜36 複写先HDD 37,49 CPU 38,48 RAM 39,47 ROM 40 シリアル/パラレルインタフェース回路 41 DISKインタフェース回路 42 フロッピィディスク 43,50 CPUバス 44 シリアルインタフェース 45 パラレルインタフェース 46 HDDインタフェース 51 シリアルIF 52 エラーレジスタ 53 HDDセレクトレジスタ 54 動作モードレジスタ 55 バスセレクト 56 原本/複写先選択回路 57 データ比較回路 58 バッファEN信号発生回路 60 ステータスレジスタアクセス検出回路 61 ステータスデータタイミングアジャスト回路 62 制御信号タイミングアジャスト回路 64a〜64f HDD方向データバッファ 66a〜66f メインボード方向データバッファ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御データを入出力する制御用インタフ
    ェースと、ハードディスクデータを入出力するハードデ
    ィスクインタフェースとを有し、装置全体を制御するメ
    インボード部と、 複数のハードディスク装置夫々に対応して設けられ、ハ
    ードディスク装置から供給されるデータを上記ハードデ
    ィスクインタフェースに供給するメインボード方向デー
    タバッファ、及び上記ハードディスクインタフェースか
    ら供給されるデータをハードディスク装置に供給するハ
    ードディスク方向データバッファと、上記制御用インタ
    フェースから供給される制御データに応じて複数のメイ
    ンボード方向データバッファのいずれか1つを選択して
    動作させ、かつ、複数のハードディスク方向データバッ
    ファの1つ又は複数を選択して動作させるバッファ制御
    部とを有する拡張ボード部と、 上記拡張ボード部に接続される複数のハードディスク装
    置とよりなることを特徴とするハードディスク制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のハードディスク制御装置
    において、 前記メインボード部は前記拡張ボード部に接続された複
    数のハードディスク装置を同時動作させることを特徴と
    するハードディスク制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のハードディスク装置にお
    いて、 前記メインボード部は前記拡張ボード部に接続された原
    本のハードディスク装置から読み出したデータを上記拡
    張ボードに接続された複数の複写先のハードディスク装
    置に同時に複写することを特徴とするハードディスク制
    御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のハードディスク制御装置
    において、 前記拡張ボード部は、前記原本のハードディスク装置か
    ら読み出されたデータと、これと同時に前記複数の複写
    先のハードディスク装置から読み出されたデータ夫々と
    を比較して異なる場合にエラーとするデータ比較手段を
    有することを特徴とするハードディスク制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか記載のハード
    ディスク制御装置において、 前記拡張ボード部は、接続される複数のハードディスク
    装置から供給されるステータスデータ及び制御信号夫々
    の論理演算を行って前記メインボード部に供給する単一
    のステータスデータ及び制御信号を生成するタイミング
    アジャスト手段を有することを特徴とするハードディス
    ク制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のハードディスク制御装置
    において、 前記タイミングアジャスト手段は、前記バッファ制御部
    により未選択のハードディスク方向データバッファに接
    続されるハードディスク装置に対応するステータスデー
    タ及び制御信号夫々のデフォルト値を発生することを特
    徴とするハードディスク制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6記載のハードディスク制
    御装置において、 前記タイミングアジャスト手段は、前記拡張ボード部に
    未接続のハードディスク装置に対応するステータスデー
    タ及び制御信号夫々のデフォルト値を発生することを特
    徴とするハードディスク制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のハードディスク制御装置
    において、 前記メインボード部の制御用インタフェースは、低速デ
    ータの通信を行うシリアルインタフェースと、高速デー
    タ通信を行うパラレルインタフェースとを有することを
    特徴とするハードディスク制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のハードディスク制御装置
    において、 前記拡張ボードに接続される複数のハードディスク装置
    の代りに、ハードディスク装置を搭載し、前記メインボ
    ード部に対して疑似的にハードディスク装置として認識
    されるコンピュータである疑似ハードディスク装置を複
    数接続することを特徴とするハードディスク制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のハードディスク制御装
    置において、 前記メインボード部をコンピュータに接続し、上記コン
    ピュータから前記拡張ボード部に接続される複数のハー
    ドディスク装置をアクセスさせることを特徴とするハー
    ドディスク制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のハードディスク制御
    装置において、 前記複数のハードディスク装置に同一データを書き込
    み、任意のハードディスク装置から読み出したデータに
    エラーが発生したとき、他のハードディスク装置からデ
    ータの読み出しを行わせることを特徴とするハードディ
    スク制御装置。
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