JPH10197194A - 能力調節機能を有する空調システム - Google Patents

能力調節機能を有する空調システム

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JPH10197194A
JPH10197194A JP8351354A JP35135496A JPH10197194A JP H10197194 A JPH10197194 A JP H10197194A JP 8351354 A JP8351354 A JP 8351354A JP 35135496 A JP35135496 A JP 35135496A JP H10197194 A JPH10197194 A JP H10197194A
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JP
Japan
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heat exchanger
refrigerant
indoor
air conditioning
outdoor
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Pending
Application number
JP8351354A
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English (en)
Inventor
Taku Nakamura
卓 中村
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒の途中経路を一部遮断することにより、
熱交換の伝熱面積を可変とし、空調負荷に見合った熱交
換を確保するようにする。 【解決手段】 室内ユニット13の室内熱交換器14
を、独立動作可能な小熱交換器14a〜14cによって
構成し、室外ユニット11の室外熱交換器12からの冷
媒経路15を分岐して、それぞれの小熱交換器14a〜
14cに冷媒が至るように冷媒分岐経路15a、15
b、15cを形成する。これら冷媒分岐経路15a〜1
5cにおいて、前記小熱交換器14a〜14cの上流側
に、電磁弁18a〜18cを介在し、これら電磁弁18
a〜18cを選択的に遮断することで、それぞれの小熱
交換器14a〜14cを選択的に動作させ、実質的に伝
熱面積を可変とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多段式空気熱交換
器において、冷媒の途中経路を一部遮断することによ
り、熱交換の伝熱面積を可変とし、空調負荷に見合った
熱交換を確保するようにした、能力調節機能を有する空
調システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すような空調システム1
では、室外ユニット2を構成する熱交換器3から、複数
の室内ユニット4を構成する熱交換器5に至る冷媒経路
6を設ける場合、分流後の熱交換器5の入り口側の分流
経路に電磁弁7などの遮断装置により、冷媒の流れをコ
ントロールするようにしている。その場合、各熱交換器
5に流れる流量は、その熱交換器5を設置した室内の空
調負荷に応じて成り行きで制御するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の空調
システム1を流れる冷媒総流量は、室内ユニット4を構
成する熱交換器5を設置した室内のトータルの空調負荷
や管内の圧力損失(流量抵抗)に応じて決定されるが、
各室内熱交換器5への配分量は、それぞれの流量抵抗や
空調負荷により成り行きで決定されるため、互いに他の
室内熱交換器5の流量抵抗や空調負荷の影響を受けやす
い。本発明は、このような不都合を改善するために提案
されたものであって、多段式空気熱交換器において、冷
媒の途中経路を一部遮断することにより、熱交換の伝熱
面積を可変とし、空調負荷に見合った熱交換を確保する
ようにした、能力調節機能を有する空調システムを提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、室外ユニットを構成する室外熱交換
器から、室内ユニットを構成する室内熱交換器に至る冷
媒経路を設けた空調システムにおいて、室内ユニットを
構成する室内熱交換器を複数の独立動作可能な小熱交換
器によって構成して、前記室外ユニットを構成する室外
熱交換器からの冷媒経路を分岐して、それぞれの小熱交
換器に冷媒が至るように冷媒分岐経路を形成し、これら
冷媒分岐経路において前記小熱交換器の上流側に流路開
閉手段を介在させて、これら流路開閉手段を選択的に遮
断することで、実質的に伝熱面積を可変とした。また本
発明は、室外ユニットを構成する室外熱交換器から、室
内ユニットを構成する室内熱交換器に至る冷媒経路を設
けた空調システムにおいて、室内ユニットを構成する室
内熱交換器を複数の独立動作可能な小熱交換器によって
構成して、前記室外ユニットを構成する室外熱交換器か
らの冷媒経路を分岐して、それぞれの小熱交換器に冷媒
が至るように冷媒分岐経路を形成し、これら冷媒分岐経
路において前記小熱交換器の下流側に流路開閉手段を介
在させて、これら流路開閉手段を選択的に遮断すること
で、実質的に伝熱面積を可変とした。また本発明は、室
外ユニットを構成する室外熱交換器から、複数の室内ユ
ニットを構成する室内熱交換器に至る冷媒経路を設けた
空調システムにおいて、室内ユニットを構成する室内熱
交換器を複数の独立動作可能な小熱交換器によって構成
して、前記室外ユニットを構成する室外熱交換器からの
冷媒経路を分岐して、それぞれの小熱交換器に冷媒が至
るように冷媒分岐経路を形成し、これら冷媒分岐経路に
おいて前記小熱交換器の上流側に流路開閉手段を介在さ
せて、これら流路開閉手段を選択的に遮断することで、
実質的に伝熱面積を可変とした。さらに本発明は、室外
ユニットを構成する室外熱交換器から、複数の室内ユニ
ットを構成する室内熱交換器に至る冷媒経路を設けた空
調システムにおいて、室内ユニットを構成する室内熱交
換器を複数の独立動作可能な小熱交換器によって構成し
て、前記室外ユニットを構成する室外熱交換器からの冷
媒経路を分岐して、それぞれの小熱交換器に冷媒が至る
ように冷媒分岐経路を形成し、これら冷媒分岐経路にお
いて前記小熱交換器の下流側に流路開閉手段を介在させ
て、これら流路開閉手段を選択的に遮断することで、実
質的に伝熱面積を可変とした。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる能力調節機
能を有する空調システムの実施の形態を示し、図面に基
づいて、以下説明する。図1に能力調節機能を有する空
調システム10を示し、この空調システム10は、室外
ユニット11を構成する室外熱交換器12から、複数の
室内ユニット13を構成する室内熱交換器14に至る冷
媒経路15を設けるように構成している。
【0006】前記室外ユニット11には、冷媒経路15
において室外熱交換器12の上流側に圧縮機16が、下
流側に膨張弁17が介在されている。
【0007】一方、前記室内ユニット13を構成する室
内熱交換器14は、独立動作可能な小熱交換器14a、
14b、14cによって構成して、前記室外ユニット1
1の室外熱交換器12からの冷媒経路15を分岐して、
それぞれの小熱交換器14a〜14cに冷媒が至るよう
に冷媒分岐経路15a、15b、15cが形成されてい
る。
【0008】そして、これら冷媒分岐経路15a〜15
cにおいて、前記小熱交換器14a〜14cの上流側に
は、流路開閉手段である電磁弁18a、18b、18c
がそれぞれ介在されている。これら電磁弁18a〜18
cは、それぞれの室内ユニット13において、選択的に
開閉操作が可能に構成している。
【0009】かかる構成によって、それぞれの室内ユニ
ット13において電磁弁18a〜18cを選択的に遮断
することで、それぞれの小熱交換器14a〜14cを選
択的に動作させ、実質的に伝熱面積を可変としている。
なお、前記電磁弁18a〜18cは、図2に示すように
冷媒分岐経路15a〜15cにおいて、前記小熱交換器
14a〜14cの下流側に介在するようにしてもよい。
【0010】以上のような能力調節機能を有する空調シ
ステム10によれば、それぞれの室内ユニット13にお
いて電磁弁18a〜18cを選択的に遮断することで、
それぞれの小熱交換器14a〜14cを選択的に動作さ
せることができ、伝熱面積を簡単に変えることができ
る。これによって、空調負荷に応じた必要十分量の冷媒
をコントロールして流すことができ、室内熱交換器14
の能力を自在に調節することができる。なお、前記冷媒
供給量の制御は、一つの室内熱交換器14において可能
であるので、他の室内熱交換器14の影響は受けにく
い。
【0011】以上、本発明にかかる能力調節機能を有す
る空調システム10において、複数の室内ユニット13
を有する実施例を挙げて説明したが、一つの室内ユニッ
トを有するシステムにおいても実施可能である。この場
合、設置した室内において、例えば室温設定手段におけ
る室温検出手段を基に、電磁弁18a〜18cを選択的
に遮断することで小熱交換器14a〜14cを選択的に
動作させ、伝熱面積を変えて室内熱交換器14の能力を
自在に調節することができる。
【0012】
【発明の効果】以上、本発明によれば、 (1)冷媒流通の遮断箇所を変えることにより、伝熱面
積が簡単に変えることができる。 (2)空調負荷に応じた必要十分量の冷媒をコントロー
ルして流すことができる。 (3)一つの熱交換器の中で制御できるため、他の熱交
換器の影響を受けにくい。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる能力調節機能を有する空調シス
テムの一例を示す、模式的な系統説明図である。
【図2】本発明にかかる能力調節機能を有する空調シス
テムの別例を示す、模式的な系統説明図である。
【図3】現行における能力調節機能を有する空調システ
ムの一例を示す模式的な系統説明図である。
【符号の説明】
10 空調システム 11 室外ユニット 12 室外熱交換器 13 室内ユニット 14 室内熱交換器 14a〜14c 小熱交換器 15 冷媒経路 15a〜15c 冷媒分岐経路 16 圧縮機 17 膨張弁 18a〜18c 電磁弁
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F25B 5/02 F25B 5/02 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外ユニットを構成する室外熱交換器
    から、室内ユニットを構成する室内熱交換器に至る冷媒
    経路を設けた空調システムにおいて、室内ユニットを構
    成する室内熱交換器を複数の独立動作可能な小熱交換器
    によって構成して、前記室外ユニットを構成する室外熱
    交換器からの冷媒経路を分岐して、それぞれの小熱交換
    器に冷媒が至るように冷媒分岐経路を形成し、これら冷
    媒分岐経路において前記小熱交換器の上流側に流路開閉
    手段を介在させて、これら流路開閉手段を選択的に遮断
    することで、実質的に伝熱面積を可変としたことを特徴
    とする能力調節機能を有する空調システム。
  2. 【請求項2】 室外ユニットを構成する室外熱交換器
    から、室内ユニットを構成する室内熱交換器に至る冷媒
    経路を設けた空調システムにおいて、室内ユニットを構
    成する室内熱交換器を複数の独立動作可能な小熱交換器
    によって構成して、前記室外ユニットを構成する室外熱
    交換器からの冷媒経路を分岐して、それぞれの小熱交換
    器に冷媒が至るように冷媒分岐経路を形成し、これら冷
    媒分岐経路において前記小熱交換器の下流側に流路開閉
    手段を介在させて、これら流路開閉手段を選択的に遮断
    することで、実質的に伝熱面積を可変としたことを特徴
    とする能力調節機能を有する空調システム。
  3. 【請求項3】 室外ユニットを構成する室外熱交換器
    から、複数の室内ユニットを構成する室内熱交換器に至
    る冷媒経路を設けた空調システムにおいて、室内ユニッ
    トを構成する室内熱交換器を複数の独立動作可能な小熱
    交換器によって構成して、前記室外ユニットを構成する
    室外熱交換器からの冷媒経路を分岐して、それぞれの小
    熱交換器に冷媒が至るように冷媒分岐経路を形成し、こ
    れら冷媒分岐経路において前記小熱交換器の上流側に流
    路開閉手段を介在させて、これら流路開閉手段を選択的
    に遮断することで、実質的に伝熱面積を可変としたこと
    を特徴とする能力調節機能を有する空調システム。
  4. 【請求項4】 室外ユニットを構成する室外熱交換器
    から、複数の室内ユニットを構成する室内熱交換器に至
    る冷媒経路を設けた空調システムにおいて、室内ユニッ
    トを構成する室内熱交換器を複数の独立動作可能な小熱
    交換器によって構成して、前記室外ユニットを構成する
    室外熱交換器からの冷媒経路を分岐して、それぞれの小
    熱交換器に冷媒が至るように冷媒分岐経路を形成し、こ
    れら冷媒分岐経路において前記小熱交換器の下流側に流
    路開閉手段を介在させて、これら流路開閉手段を選択的
    に遮断することで、実質的に伝熱面積を可変としたこと
    を特徴とする請求項1記載の能力調節機能を有する空調
    システム。
JP8351354A 1996-12-27 1996-12-27 能力調節機能を有する空調システム Pending JPH10197194A (ja)

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