JPH10195143A - 水に不溶性の、細胞増殖促進性の、カルボキシレート−及びスルホネート基を含有するポリマー、その製法及びそれから成る製品 - Google Patents
水に不溶性の、細胞増殖促進性の、カルボキシレート−及びスルホネート基を含有するポリマー、その製法及びそれから成る製品Info
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- JPH10195143A JPH10195143A JP9359951A JP35995197A JPH10195143A JP H10195143 A JPH10195143 A JP H10195143A JP 9359951 A JP9359951 A JP 9359951A JP 35995197 A JP35995197 A JP 35995197A JP H10195143 A JPH10195143 A JP H10195143A
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Abstract
シレート−及びスルホネート基を含有するポリマー、そ
の製法及びそれから成る製品 【解決の手段】 本発明は、成分Iとしてのカルボキシ
レート基含有脂肪族不飽和モノマー又はそれらモノマー
の相応する官能性化誘導体1種以上を、成分IIとして
のスルホネート基含有脂肪族不飽和モノマー又はそれら
モノマーの相応する官能性化誘導体1種以上及び脂肪族
不飽和モノマー1種又は脂肪族不飽和モノマー数種を含
有する成分IIIとラジカル共重合させることによって
得、その際相応する官能性化誘導体を共重合の後にカル
ボキシレート−及びスルホネート基に変える。
Description
胞増殖促進性ポリマー並びにその製法に関する。
進性ポリマーを細胞増殖促進性表面を有する製品(Erze
ugnise)を製造するために、並びにポリマーから成る細
胞増殖促進性被覆を有する製品を製造するために使用す
ることに関する。
る製品及びポリマーから成る細胞増殖促進性被覆を有す
る製品に関する。
金属を、例えば縫合材料、ステント、インプラント又は
プロテーゼとして、様々に医学目的に使用する場合に、
免疫−及び補体系並びに血液との良好な相溶性が保証さ
れるべきである。
い特性には、生理学的成分、例えば酵素及びマイクロフ
ァージによる材料の分解現象の回避が包含される。
合性の改善は、基本的にはヒトの細胞を用いる移植によ
り達成することができる。欧州特許第0290642号
明細書に記載の方法は、先ずカルボキシル−、アミノ−
及びヒドロキシル基により官能性化されたポリマー表面
上のいわゆるバイオポリマーから成る中間層の共有結合
を特許請求している。次いで目的とされる材料の生物学
的適合性は、中間層の注意深い、体外内皮細胞−移植に
より達成される。
素含有のポリマー支持体上に60Co−光源又はレーザー
を用いる照射によってアクリル酸をグラフトさせる方法
が記載されている。一連の化学的表面処理により目的の
蛋白質吸着が行われ、次いで生物学的適合性を調整する
ために内皮細胞−移植が行われる。
り、体外で施された内皮細胞層を傷つけないために医学
的適用で最大限の注意を必要とする。更に細胞移植及び
細胞生育(細胞増殖)を生体内で体自体により実施させ
ることは不可能である。それというのは、細胞移植の前
に不所望なトロンビン反応が始まるからである。
シン−アスパラギン酸)を用いるポリマー材料の表面の
事後の化学的変性は、多くの場合に均一及び/又は一様
ではない。表面の細胞移植用の出発点として使用できな
いような未処理平面が残っていることがしばしばある
(G.Mueller、Angewandte Che
mie、第104巻、1992年、341頁以降)。
8200号明細書によれば、カルボキシレート−及びス
ルホネート基を天然ヘパリンに匹敵する比で含有するポ
リマーが公知である。このポリマーは血液中の血小板に
対して抗凝固特性を有する。
マー表面上の細胞増殖を改善することである。
モノマー又はそれらモノマーの相応する官能性化誘導体
1種以上を、 −成分IIとしてのスルホネート基含有脂肪族不飽和モ
ノマーまたはそれらモノマーの相応する官能性化誘導体
1種以上及び −脂肪族不飽和モノマー1種又は脂肪族不飽和モノマー
数種を含有する成分IIIとラジカル共重合させる(そ
の際、相応する官能性化誘導体を共重合の後にカルボキ
シレート−及びスルホネート基に変える)ことによって
得られる、水に不溶性の、カルボキシレート−及びスル
ホネート基を含有するポリマーが細胞増殖を促進するこ
とができることを見出した。
るポリマー上で生理的に認容性の方法で改善される。
に生体に特有の又は未分化の細胞の増殖が所望されるイ
ンプラントを製造するために特に好適である。
モノマー又はそれらモノマーの相応する官能性化誘導体
1種以上を、 −成分IIとしてのスルホネート基含有脂肪族不飽和モ
ノマー又はそれらモノマーの相応する官能性化誘導体1
種以上及び −脂肪族不飽和モノマー1種又は脂肪族不飽和モノマー
数種を含有する成分IIIとラジカル共重合させる(そ
の際、相応する官能性化誘導体を共重合の後にカルボキ
シレート−及びスルホネート基に変える)ことによって
得られる水に不溶性の、カルボキシレート−及びスルホ
ネート基を含有するポリマーである。
8までに記載の水に不溶性の、細胞増殖促進作用を有す
るカルボキシレート−及びスルホネート基を含有するポ
リマーの製法であり、これは、ポリマーを、 −成分Iとしてのカルボキシレート基含有脂肪族不飽和
モノマー又はそれらモノマーの相応する官能性化誘導体
1種以上を、 −成分IIとしてのスルホネート基含有脂肪族不飽和モ
ノマー又はそれらモノマーの相応する官能性化誘導体1
種以上及び −脂肪族不飽和モノマー1種又は脂肪族不飽和モノマー
数種を含有する成分IIIとラジカル共重合させること
によって得、その際、相応する官能性化誘導体を共重合
の後にカルボキシレート−及びスルホネート基に変える
ことを特徴とする。
のいずれか1項に記載の水に不溶性の、細胞増殖促進性
の、カルボキシレート−及びスルホネート基を含有する
ポリマーを、細胞増殖促進性の表面を有する製品を製造
するために使用すること並びに請求項1から8までのい
ずれか1項記載の水に不溶性の、細胞増殖促進性の、カ
ルボキシレート−及びスルホネート基を含有するポリマ
ーを、ポリマーから成る細胞増殖促進性被覆を有する製
品を製造するために使用することである。
のいずれか1項記載の水に不溶性の、細胞増殖促進性
の、カルボキシレート−及びスルホネート基を含有する
ポリマーを、細胞増殖促進性被覆を有する医療品、特に
人工血管を製造するために使用することである。
のいずれか1項記載の、水に不溶性の、細胞増殖促成性
の、カルボキシレート−及びスルホネート基を含有する
ポリマーを、ポリマーから成る細胞増殖促進性被覆を有
するプラスチック、セラミック又は金属から成る医療品
を製造するために使用することである。
のいずれか1項記載の、水に不溶性の、細胞増殖促進性
の、カルボキシレート−及びスルホネート基を含有する
ポリマーを、ポリマーから成る細胞増殖促進性被覆を有
する人工血管を製造するために使用することである。
のいずれか1項記載の水に不溶性の、細胞増殖促進性
の、カルボキシレート−及びスルホネート基を含有する
ポリマーから成る細胞増殖促進性表面を有する製品であ
る。
療品、特に有利には人工血管である。
でのいずれか1項記載の水に不溶性の、細胞増殖促進性
の、カルボキシレート−及びスルホネート基を含有する
ポリマーから成る細胞増殖性被覆を有する製品である。
進性被覆を有する製品は、有利には医療品、特に有利に
はプラスチック、セラミック又は金属から成る医療品で
ある。本発明によるポリマーから成る細胞増殖促進性被
覆を有する医療品は有利には人工血管である。
の共重合により行われる。
方法のために、成分Iとしてカルボキシレート−及びス
ルホネート基を含有する脂肪族不飽和モノマー1種又は
カルボキシレート−及びスルホネート基を含有する脂肪
族不飽和モノマー数種又はそれらモノマーの相応する官
能性化誘導体を使用することができる。
よる方法のために、成分IIとしてカルボキシレート−
及びスルホネート基を含有する脂肪族不飽和モノマー1
種又はカルボキシレート−及びスルホネート基を含有す
る脂肪族不飽和モノマー数種又はそれらモノマーの相応
する官能性化誘導体を使用することができる。
リマー並びに本発明による方法のために、成分Iは成分
IIと同じであってよい。
不飽和モノマーは二重結合並びに三重結合を有すること
ができる。有利にはモノマーは二重結合1個又は2個を
有する。
ト基を導入するために、例えば成分Iとして、例えば下
記の式1)のカルボキシレート基を有する重合可能な化
合物又はこれらの混合物全てが好適である: 1):(CnH2n-q-x)(COORk)x;式中 Rk=−(CH2−CH2−O)d−H、−(CH2−CH
(CH3)−O)d−H又は Rk=−(CH2−CH2−CH2−O)d−H、−(C
H2)d−NH3-e(Rm)e [式中、Rm=−CH3、−C2H5、d=0、1、2、3又
は4、e=0、1、2又は3、n=2、3、4、5又は
6、q=0又は2及びx=1又は2である]を表わす。
イオンで存在する。脂肪族不飽和モノマーは直鎖であっ
てもよいし、分枝鎖状であってもよい。
ポリマーを製造するために、例えば成分Iとして好適で
あり、式中 A=(CnH2n-q-x-1)(COORk)x; Rk=−(CH2−CH2−O)d−H、−(CH2−CH
(CH3)−O)d−H又は Rk=−(CH2−CH2−CH2−O)d−H、−(C
H2)d−NH3-e(Rm)e [式中、Rm=−CH3、−C2H5、a=0、1、2又は
3、b=0、1、2又は3、c=0、1、2又は3、d=
0、1、2、3又は4、e=0、1、2又は3、n=2、
3、4、5又は6、q=0又は2及びx=0、1又は2で
ある]及び B=−COOH、−SO3H、−NH2、−N+(CH3)
3、−O−PO3H、−OSO3H又はB=−O−PO2−
O−CH2−CH2−N+(CH3)3を表わす。
基の導入は、下記式2)の化合物又はその混合物を成分
IIとして用いて行うことができる: 2):(CmH2m-s-y)(SO3Rl)y [式中、Rl=−(CH2−CH2−O)d−H、−(CH2
−CH(CH3)−O)d−H又はRl=−(CH2−CH2
−CH2−O)d−H、−(CH2)d−NH3-e(Rm)e
(式中、Rm=−CH3、−C2H5、d=0、1、2、3又
は4、e=0、1、2又は3、m=0、2、3、4、5又
は6、s=0又は2及びy=1又は2である)を表わ
す]。
イオンで存在する。脂肪族不飽和モノマーは直鎖であっ
てもよいし、分枝鎖状であってもよい。
ポリマーを製造するために、例えば成分Iとして好適で
あり、式中 K=(CmH2m-s-y-1)(SO3Rl)y (式中、d=0、1、2、3又は4、e=0、1、2又
は3、i=0、1、2又は3、k=0、1、2又は3、m
=0、2、3、4、5又は6、p=0、1、2又は3、s
=0又は2、y=0、1又は2である)及び L=−COOH、−SO3H、−NH2、−N+(CH3)
3、−O−PO3H、−OSO3H又はL=−O−PO2−
O−CH2−CH2−N+(CH3)3を表わす。
発明による方法のために、成分I及び成分IIの含分の
合計は5〜30モル%、特に有利には15〜20モル%
である。
方法のために、ポリマー中に含有されるカルボキシレー
ト基対スルホネート基の比は3〜10、特に有利には3
〜5である。
重合は、本発明によれば成分IIIとしてのその他の脂
肪族不飽和モノマー1種以上を用いて実施される。
するモノマーが使用される。これには、例えばビニル化
合物、アリル化合物、アクリル化合物、オレフィン、ジ
エン、不飽和ハロゲン化炭化水素又はその相応する官能
性化誘導体が属する。
により公知技術により製造することができる(Hans
−Georg Elias、Makromolekue
le、Huething&Wepf Verlag、ハ
イデルベルク、1981年、603頁以降)。
に、成分I、II及びIIIを溶液又は塊状で公知方法
により共重合させることができる(Hans−Geor
gElias、Makromolekuele、Hue
thing&Wepf Verlag、ハイデルベル
ク、1981年、602頁以降)。
させるために、例えば下記の溶剤を使用することができ
る:水、アセトン、メチルエチルケトン、ブタノン、シ
クロヘキサノン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール、シクロヘキサノール、ジメチルアセト
アミド、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミ
ド、ヘプタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、
ジクロルメタン、トリクロルメタン、酢酸エチル、酢酸
プロピル、酢酸アミル及びアセトニトリル。
過酸化アルキル、過酸化アシル、ヒドロペルオキシド、
ペルオキソケトン、ペルエステル及びペルオキソ炭酸
塩、過二硫酸塩、過硫酸塩並びに常用の光重合開始剤全
てを使用することができる。重合開始は熱によって行う
こともできるし、電磁線、例えば紫外線又はγ−線によ
って行うこともできる。
カルボキシレート−及び/又はスルホネート基を含有す
るモノマーを全く使用しないで、その官能性化誘導体、
例えばカルボン酸エステルをカルボン酸の代わりに使用
する場合には、官能性化誘導体を重合の後にカルボキシ
レート−又はスルホネート基に変える必要がある。これ
はカルボン酸エステルの場合には塩基性接触鹸化により
行うことができる。ポリマー材料の誘導体化は一般に公
知の方法(Hans Beyer、Lehrbuch
der organischen Chemie、S.
HirzelVerlag、シュトゥッツガルト、19
88年、260頁以降)により実施することができる。
本発明によるポリマーから製造することができる。しか
し、本発明によるポリマーを場合により好適な溶剤中の
溶液として、塗布法、例えばスプレー、ラッカー塗り、
浸漬、ナイフ塗布、塗装又は多層射出成形、同時押出又
は圧延及び積層により薄い層として標準ポリマー上に施
こすこともできる。
により活性化された標準ポリマー上に二官能性化合物か
ら成るプライマー層又は中間層によって可能である。
C、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリアクリレート、
ポリメタクリレート、ポリエステル、ポリエーテル、ポ
リエーテルブロックアミド、ポリアミド、ポリカーボネ
ート、ポリオレフィン、シリコーン及びポリテトラフル
オルエチレンである。
詳説する。
胞(AmericanType Culture Co
llection、Rockville、Maryla
nd、USA)を、DMEM(Dulbecco’s
Modified Eagles Medium)中
で、抗生物質、L−グルタミン及び10%胎児の子牛血
清の添加下に、37℃でCO25%及び空気95%の雰
囲気下で、培養フラスコ中で培養する。培養後、培地を
分離し、細胞叢(Zellrase)をトリプシン0.
05%、EDTA0.02%で5分間処理する。引き続
き細胞をDMEMで洗浄し、同じ培地中に懸濁させる。
2×2cmのポリマー試料を標本用針に刺し、酸化エチ
レンで滅菌し、前記培地20mlを加える。次いでポリ
マー試料に新たに調製した細胞懸濁液から成る細胞10
5を接種し、8日間培養する。ポリマー試料を取り出
し、滅菌PBS−緩衝剤溶液で洗浄する。引き続き、ア
デノシン三燐酸を細胞から熱トリス/EDTA−溶液を
用いて抽出し、生物発光試薬CLSII(Fa.Boe
hringer MannheimGmbH、マンハイ
ム)を用いて定量的に測定する。
ーの成分IIIの重合により得た同じ方法で調製した試
料を使用した。対照実験でポリマー試料を接種直後細胞
懸濁液で洗浄し、洗い落とされた細胞を前記方法により
定量的に測定した。細胞増殖の促進は、本発明によるポ
リマー上で洗浄された細胞のATP−濃度を対照試料の
相応する値で割った百分率として表わす。
よるポリマー上の細胞増殖が60%〜110%増加する
ことを示している。
g、メタクリル酸12.1g及びスチレンスルホン酸ナ
トリウム4.9gをジメチルスルホキシド500ml中
に溶解させる。溶液を攪拌下で70℃に加熱する。引き
続き、ジメチルスルホキシド30ml中に溶解させたア
ゾビスイソブチロニトリル2.3gを2分間かかって滴
加する。重合を16時間の時間にわたって70℃で実施
する。引き続き、生じた生成物を4倍過剰の氷水中に沈
殿させ、更に24時間ソックレー浸出器中で水で抽出
し、50℃で真空中で乾燥させる。
下記が判明する: メタクリル酸: 14モル% スチレンスルホン酸ナトリウム: 4モル% メタクリル酸メチルエステル: 82モル% これらの値からカルボキシレート基対スルホネート基の
比3.4が判明する。
g、アクリル酸25.9g及びスチレンスルホン酸ナト
リウム4.9gをジメチルスルホキシド500ml中に
溶解させる。溶液を攪拌下で70℃に加熱する。引き続
き、ジメチルスルホキシド30ml中に溶解させたアゾ
ビスイソブチロニトリル2gを2分間かかって滴加す
る。重合を16時間の時間にわたって70℃で実施す
る。引き続き、生じた生成物を4倍過剰の氷水中に沈殿
させ、更に24時間ソックレー浸出器中で水で抽出し、
50℃で真空中で乾燥させる。
下記が判明する: アクリル酸: 18モル% スチレンスルホン酸ナトリウム: 5モル% メタクリル酸メチルエステル: 77モル% これらの値からカルボキシレート基対スルホネート基の
比3.6が判明する。
2.6g及びスチレンスルホン酸ナトリウム4.9gを
ジメチルスルホキシド500ml中に溶解させる。溶液
を攪拌下で70℃に加熱する。引き続き、ジメチルスル
ホキシド30ml中に溶解させたアゾビスイソブチロニ
トリル2.3gを2分間かかって滴加する。重合を20
時間の時間にわたって70℃で実施する。引き続き、生
じた生成物を4倍過剰の氷水中に沈殿させ、更に24時
間ソックレー浸出器中で水で抽出し、50℃で真空中で
乾燥させる。
下記が判明する: メタクリル酸: 10モル% スチレンスルホン酸ナトリウム: 3モル% スチレン: 87モル% これらの値からカルボキシレート基対スルホネート基の
比3.3が判明する。
g及びスチレンスルホン酸ナトリウム9.9gをジメチ
ルスルホキシド500ml中に溶解させる。溶液を攪拌
下で70℃に加熱する。引き続き、ジメチルスルホキシ
ド30ml中に溶解させたアゾビスイソブチロニトリル
2.3gを2分間かかって滴加する。重合を20時間の
時間にわたって70℃で実施する。引き続き、生じた生
成物を4倍過剰の氷水中に沈殿させ、更に24時間ソッ
クレー浸出器中で水で抽出し、50℃で真空中で乾燥さ
せる。
下記が判明する: アクリル酸: 21モル% スチレンスルホン酸ナトリウム: 5モル% スチレン: 74モル% これらの値からカルボキシレート基対スルホネート基の
比4.2が判明する。
メタクリル酸12.5g及びスチレンスルホン酸ナトリ
ウム4.9gをジメチルスルホキシド500ml中に溶
解させる。溶液を攪拌下で70℃に加熱する。引き続
き、ジメチルスルホキシド30ml中に溶解させたアゾ
ビスイソブチロニトリル2.3gを2分間かかって滴加
する。重合を20時間の時間にわたって70℃で実施す
る。引き続き、生じた生成物を4倍過剰の氷水中に沈殿
させ、更に24時間ソックレー浸出器中で水で抽出し、
50℃で真空中で乾燥させる。
下記が判明する: メタクリル酸: 16モル% スチレンスルホン酸ナトリウム: 4モル% メタクリル酸n−ブチル: 81モル% これらの値からカルボキシレート基対スルホネート基の
比4.0が判明する。
リル酸11.2g及びスチレンスルホン酸ナトリウム
2.5gをジメチルスルホキシド500ml中に溶解さ
せる。溶液を攪拌下で70℃に加熱する。引き続き、ジ
メチルスルホキシド30ml中に溶解させたアゾビスイ
ソブチロニトリル2.3gを2分間かかって滴加する。
重合を16時間の時間にわたって70℃で実施する。引
き続き、生じた生成物を4倍過剰の氷水中に沈殿させ、
更に24時間ソックレー浸出器中で水で抽出し、50℃
で真空中で乾燥させる。
下記が判明する: アクリル酸: 9モル% スチレンスルホン酸ナトリウム: 2モル% メタクリル酸n−ブチル: 89モル% これらの値からカルボキシレート基対スルホネート基の
比4.5が判明する。
スルホキシド溶液を製造する。溶液をペトリ皿に注ぎ、
試料から溶剤を80℃で減圧下で抽出する。引き続き、
こうして製造された膜を小さくして各々2cm×2cm
の片にし、24時間水で抽出する。下記の生物学的試験
の前に膜片をミハエリス−緩衝剤溶液(pH=7.3
3)中で3回各々3時間洗浄し、更に試験するまで−4
℃で保存する。
溶液を製造する。この溶液中に10cm×8cm×0.
04cmの大きさのポリアミドシートを10秒間浸漬す
る。シートを取り出し、10時間50℃で減圧下で乾燥
させる。引き続き本発明によるポリマーで被覆したシー
トを小さくして各々2cm×2cmの片にし、24時間
水で抽出する。下記の生物学的試験の前に試料をミハエ
リス−緩衝剤溶液(pH=7.33)中で3回各々3時
間洗浄し、更に試験するまで−4℃で保存する。
する。この溶液中に、前もって表面をエキシマー照射器
(Excimerstrahler)の172nm線で
3分間照射することによって活性化させた10cm×8
cm×0.03cmの大きさのポリエチレンシートを1
5時間浸漬する。シートを取り出し、10時間50℃で
減圧下で乾燥させる。引き続き、被覆したシートを小さ
くして各々2cm×2cmの片にし、24時間水で抽出
する。下記の生物学的試験の前に試料をミハエリス−緩
衝剤溶液(pH=7.33)中で3回各々3時間洗浄
し、更に試験するまで−4℃で保存する。
する。この溶液中に、10cm×8cm×0.04cm
の大きさのポリエーテルブロックアミドシートを10時
間浸漬する。シートを取り出し、50℃で減圧下で10
時間乾燥させる。引き続き、被覆したシートを小さくし
て各々2cm×2cmの片にし、24時間水で抽出す
る。下記の生物学的試験の前に試料をミハエリス−緩衝
剤溶液(pH=7.33)中で3回各々3時間洗浄し、
更に試験するまで−4℃で保存する。
ディショニング 例11 例7による膜及び例8から10による本発明のポリマー
で被覆したシートを紫外線で15分間照射することによ
って滅菌する。引き続きこうして前処理した試料を3回
各々3時間0.15モルの塩化ナトリウム溶液中に保存
し、その後3時間滅菌水で洗浄する。次の洗浄工程で3
回各々3時間下記組成の緩衝剤溶液中に入れる: CaCl2*H2O 0.132g/l KCl 0.2g/l KH2PO4 0.2g/l MgCl2*6H2O 0.1g/l NaCl 8g/l Na2HPO4 1.15g/l その後引き続き、試料を新たに15分間紫外線で照射す
る。こうして前処理した試料を約16時間37℃でDM
EM−溶液(Dulbecco’s Modified
Eagles Medium)中に貯蔵する。引き続
き試料を更に16時間抗生物質、L−グルタミン及び1
0容量%の胎児子牛血清を加えたDEMEM−溶液中
で、37℃及びCO25%及び空気95%の雰囲気で保
存する。
よるポリマーを、膜(例7)に加工した。標準ポリマー
(例8〜10)上に例3、4及び6による本発明のポリ
マーを施与した。引き続きこの試料のコンディショニン
グを例11により行い、細胞増殖を前記方法により測定
した。
維芽細胞による相対移植(relative Besi
edlung)を示す。
Claims (29)
- 【請求項1】−成分Iとしてのカルボキシレート基を含
有する脂肪族不飽和モノマー又はそれらモノマーの相応
する官能性化誘導体1種以上を、 −成分IIとしてのスルホネート基を含有する脂肪族不
飽和モノマー又はそれらのモノマーの相応する官能性化
誘導体1種以上及び −脂肪族不飽和モノマー1種又は脂肪族不飽和モノマー
数種を含有する成分IIIとラジカル共重合させ、その
際、相応する官能性化誘導体を共重合の後にカルボキシ
レート−及びスルホネート基に変えることによって得ら
れる水に不溶性の、細胞増殖促進性の、カルボキシレー
ト−及びスルホネート基を含有するポリマー。 - 【請求項2】 成分Iとしてカルボキシレート−及びス
ルホネート基を含有する脂肪族不飽和モノマー1種カル
ボキシレート−及びスルホネート基を含有する脂肪族不
飽和モノマー数種又はそれらモノマーの相応する官能性
化誘導体を使用することを特徴とする、請求項1に記載
のポリマー。 - 【請求項3】 成分IIとしてカルボキシレート−及び
スルホネート基を含有する脂肪族不飽和モノマー1種又
はカルボキシレート−及びスルホネート基を含有する脂
肪族不飽和モノマー数種又はそれらモノマーの相応する
官能性化誘導体を使用することを特徴とする、請求項1
又は2に記載のポリマー。 - 【請求項4】 成分Iが成分IIと同じであることを特
徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載のポ
リマー。 - 【請求項5】 成分I及び成分IIの含分の合計がポリ
マーの5〜30モル%であることを特徴とする、請求項
1から4までのいずれか1項記載のポリマー。 - 【請求項6】 成分I及び成分IIの含分の合計がポリ
マーの15〜20モル%であることを特徴とする、請求
項5に記載のポリマー。 - 【請求項7】 ポリマー中に含有されるカルボキシレー
ト基対スルホネート基の比は3〜10であることを特徴
とする、請求項1から6までのいずれか1項記載のポリ
マー。 - 【請求項8】 ポリマー中に含有されるカルボキレート
基対スルホネート基の比は3〜5であることを特徴とす
る、請求項7に記載のポリマー。 - 【請求項9】 請求項1から8までに記載の水に不溶性
の、細胞増殖促進性の、カルボキシレート−及びスルホ
ネート基を含有するポリマーを製造するに当たり、ポリ
マーを、 −成分Iとしてのカルボキシレート基を含有する脂肪族
不飽和モノマー又はそれらモノマーの相応する官能性化
誘導体1種以上を、 −成分IIとしてのスルホネート基を含有する脂肪族不
飽和モノマー又はそれらモノマーの相応する官能性化誘
導体1種以上及び −脂肪族不飽和モノマー1種又は脂肪族不飽和モノマー
数種を含有する成分IIIとラジカル共重合させ、その
際、相応する官能性化誘導体を共重合の後にカルボキシ
レート−及びスルホネート基に変えることによって得る
ことを特徴とする、水に不溶性の、細胞増殖促進性の、
カルボキシレート−及びスルホネート基を含有するポリ
マーの製法。 - 【請求項10】 成分Iとしてカルボキシレート−及び
スルホネート基を含有する脂肪族不飽和モノマー1種又
はカルボキシレート−及びスルホネート基を含有する脂
肪族不飽和モノマー数種又はそれらモノマーの相応する
官能性化誘導体を使用することを特徴とする、請求項9
に記載の方法。 - 【請求項11】 成分IIとしてカルボキシレート−及
びスルホネート基を含有する脂肪族不飽和モノマー1種
又はカルボキシレート−及びスルホネート基を含有する
脂肪族不飽和モノマー数種又はそれらモノマーの相応す
る官能性化誘導体を使用することを特徴とする、請求項
9又は10に記載の方法。 - 【請求項12】 成分Iが成分IIと同じであることを
特徴とする、請求項9から11までのいずれか1項記載
の方法。 - 【請求項13】 成分I及び成分IIの含分の合計がポ
リマーの5〜30モル%であることを特徴とする、請求
項9から12までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項14】 成分I及び成分IIの含分の合計がポ
リマーの15〜20モル%であることを特徴とする、請
求項13に記載の方法。 - 【請求項15】 ポリマー中に含有されるカルボキシレ
ート基対スルホネート基の比が3〜10であることを特
徴とする、請求項9から14までのいずれか1項記載の
方法。 - 【請求項16】 ポリマー中に含有されるカルボキシレ
ート基対スルホネート基の比が3〜5であることを特徴
とする、請求項15に記載の方法。 - 【請求項17】 細胞増殖促進性表面を有する製品の製
造のための、請求項1から8までのいずれか1項記載の
水に不溶性の、細胞増殖促進性の、カルボキシレート−
及びスルホネート基を含有するポリマーの使用。 - 【請求項18】 細胞増殖促進性表面を有する医療品を
製造するための、請求項1から8までのいずれか1項記
載の水に不溶性の、細胞増殖促進性の、カルボキシレー
ト−及びスルホネート基を含有するポリマーの使用。 - 【請求項19】 細胞増殖促進性表面を有する人工血管
を維持するための、請求項1から8までのいずれか1項
記載の水に不溶性の、細胞増殖促進性の、カルボキシレ
ート−及びスルホネート基を含有するポリマーの使用。 - 【請求項20】 ポリマーから成る細胞増殖促進性被覆
を有する製品を製造するための、請求項1から8までの
いずれか1項記載の水に不溶性の、細胞増殖促進性の、
カルボキシレート−及びスルホネート基を含有するポリ
マーの使用。 - 【請求項21】 ポリマーから成る細胞増殖促進性被覆
を有する、プラスチック、セラミック又は金属から成る
医療品を製造するための、請求項1から8までのいずれ
か1項記載の水に不溶性の、細胞増殖促進性の、カルボ
キシレート−及びスルホネート基を含有するポリマーの
使用。 - 【請求項22】 ポリマーから成る細胞増殖促進性被覆
を有する、人工血管を製造するための、請求項1から8
までのいずれか1項記載の水に不溶性の、細胞増殖促進
性の、カルボキシレート−及びスルホネート基を含有す
るポリマーの使用。 - 【請求項23】 請求項1から8までのいずれか1項記
載の水に不溶性の、細胞増殖促進性の、カルボキシレー
ト−及びスルホネート基を含有するポリマーから成る細
胞増殖促進性被覆を有する製品。 - 【請求項24】 製品は医療品である、請求項23に記
載の製品。 - 【請求項25】 プラスチック、セラミック又は金属か
ら成る、請求項24に記載の製品。 - 【請求項26】 医療品は人工血管である、請求項23
に記載の製品。 - 【請求項27】 請求項1から8までのいずれか1項記
載の水に不溶性の、細胞増殖促進性の、カルボキシル−
及びスルホネート基を含有するポリマーから成る細胞増
殖促進性表面を有する製品。 - 【請求項28】 製品は医療品である、請求項27に記
載の製品。 - 【請求項29】 医療品は人工血管である、請求項28
に記載の製品。
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