JPH10192823A - 生ごみ処理用配合物 - Google Patents

生ごみ処理用配合物

Info

Publication number
JPH10192823A
JPH10192823A JP447197A JP447197A JPH10192823A JP H10192823 A JPH10192823 A JP H10192823A JP 447197 A JP447197 A JP 447197A JP 447197 A JP447197 A JP 447197A JP H10192823 A JPH10192823 A JP H10192823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge cake
garbage
sawdust
present
garbage disposal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP447197A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Moriguchi
浩史 森口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP447197A priority Critical patent/JPH10192823A/ja
Publication of JPH10192823A publication Critical patent/JPH10192823A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/78Recycling of wood or furniture waste

Landscapes

  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】生ごみの微生物による好気的な発酵に好ましい
生ごみ処理用配合物の提供 【解決手段】本発明の生ごみ処理用配合物は、おがくず
及び汚泥ケーキからなり、またこの汚泥ケーキが造粒物
であることを特徴とするもので、汚泥ケーキは、木材チ
ップを使用して建築用壁材、木質繊維板やタタミボード
等の製造の過程で排出されるものが好ましく、例えば水
分が88.1%であり、固形分は、11.9%である。
更に固形分中、有機成分が87%であり、無機成分が1
3%である。この造粒物の大きさは、2mm〜10mm
で、多孔質、適度に水分を保持でき、また空気の保持性
能にも優れており、生物の活性を保持するのに好適であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ごみ処理用配合
物に関し、更に詳しくは本発明は、微生物による生ごみ
の分解を促進する優れた生ごみ処理用配合物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生ごみ処理機で生ごみにおがくず
を混合して生ごみの発酵分解を行う方法があるが、この
おがくずは、水分調整材として用いれらている。しかし
ながら、生ごみの発酵分解する際に、このおがくずは水
分の保持が十分でないので、時々水を供給しながら生ご
みの処理を行っている。一方、木材チップを使用して建
築用壁材、木質繊維板やタタミボード等の製造において
は、その過程で汚泥ケーキが排出され、この汚泥ケーキ
は、窒素分は多く含むが、水分が80%以上含む点で有
効利用が困難であり、したがって、従来は、産業廃棄物
として廃棄処分するか又は燃やして処理していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のような状況下に
おいて、生ごみの処理を微生物発酵で行う場合には、微
生物の活性を維持するのに必須要件となるC/N比が、
7:1〜20:1の範囲が好ましいが、元来、生ごみの
主体は炭素源は多いものの窒素源は少なく、十分活性な
環境下での微生物発酵を行うには、今一つ問題があり、
この点の解決が望まれていた。
【0004】また前述の如き汚泥ケーキにおいて、水分
を除去して造粒したところ、この汚泥ケーキは、造粒に
より多孔質の造粒体が形成されることを見出し、この利
用について種々検討する中、更にこの汚泥ケーキの造粒
体は、成分中窒素分が多く、微生物の好気的な発酵の栄
養源となりうると共に、水分の保持性能並びに空気の保
持性能に優れており、したがって生ごみ処理における微
生物発酵の条件を十分備えていることがわかった。そこ
で、本発明者等は、この知見に基づき本発明をなすに至
った。したがって、本発明が解決しようとする課題は、
生ごみの微生物による好気的な発酵に好ましい生ごみ処
理用配合物を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る前記課題は、配合物がおがくず及び汚泥ケーキからな
ることを特徴とする生ごみ処理用配合物によって達成さ
れ、また本発明においては、汚泥ケーキが造粒物である
ことを特徴とすることによって達成される。このよう
に、本発明の生ごみ処理用配合物は、配合物がおがくず
及び汚泥ケーキからなることによって、汚泥ケーキ中の
窒素分とおがくず中の炭素分とが微生物の活性を維持す
るのに必須要件となるC/N比が改善され、微生物の好
気的な発酵分解の良好な環境が得られる。また本発明に
おいて、汚泥ケーキが造粒物であることにより更に微生
物の好気的な発酵の環境を保持することができるという
優れた効果を奏するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を更に
詳しく説明すると、本発明の生ごみ処理用配合物で用い
るおがくずは、木の種類には限定されるものでなく、各
種の木材のおがくずを広く用いることができる。また本
発明に用いられる汚泥ケーキは、木材チップを使用して
建築用壁材、木質繊維板やタタミボード等の製造の過程
で排出されるもので、この汚泥ケーキは、高含量の窒素
成分を有するものである。この汚泥ケーキは、一例では
あるが、水分が88.1%であり、固形分は、11.9
%である。更に固形分中、有機成分が87%であり、無
機成分が13%である。本発明では、木材チップ製品の
製造過程で排出される汚泥ケーキを乾燥後、造粒するこ
とにより水分含有率は、約40%弱となる。得られた造
粒物の大きさは、特に限定されないが、2mm〜10m
mにし、好ましくは3mm〜6mmがよい。この汚泥ケ
ーキの造粒体は、多孔質であって、適度に水分を保持で
き、また空気の保持性能にも優れているので、生物の活
性を保持するのに好適である。
【0007】本発明では、好ましくは汚泥ケーキを造粒
物としてからおがくずと混合するのがよい。しかしなが
ら、本発明に用いられる汚泥ケーキは、適度の水分を除
去した後、おがくずと混合して、配合物を形成してもよ
い。前者の造粒においては、造粒方法は、適宜の方法が
用いられ、型成形によりペレットとしてもよく、細長く
形成してから、裁断してもよく、更には固形物を形成し
てから、粉砕してもよい。好ましくは後者の二つの方法
を用いることがコスト的にもよい。
【0008】本発明において、おがくずと汚泥ケーキ造
粒物との混合量は、特に制限はないが、微生物の好気的
な発酵環境からみて、おがくず100重量部に対して:
汚泥ケーキ造粒物10重量部〜70重量部であり、好ま
しくは25重量部〜50重量部である。汚泥ケーキ造粒
物の量が、10重量部未満のときは、微生物の活性を維
持するC/N比に対する窒素分が少ないので、十分な微
生物の活性を維持することが困難である。また汚泥ケー
キ造粒物の量が、70重量部を越えると、悪臭の発生の
原因となるので好ましくない。
【0009】本発明においては、おがくずと汚泥ケーキ
からなるが、必要に応じピートモス、椰子殻外皮破砕物
又は樹脂系発泡体の少なくとも一つを加えることができ
る。これによりピートモスと椰子殻外皮破砕物は、生ご
みの発酵時に発生する悪臭を吸収処理し、更に樹脂系発
泡体は、生ごみ分解時に生成する水分を調整することが
できる。
【0010】本発明に用いられるピートモスとしては、
園芸ショップ等で一般に市販されているものでよい。椰
子殻外皮破砕物は2mm〜25mmに粉砕することによ
り得られる。好ましくは5〜15mmがよい。この粒径
が2mm未満では、生ごみ分解に必要な酸素(空気)が
通過する際の圧力損失を高くする原因となる。またその
粒径が25mmを越えると表面積が小さくなり脱臭効率
が低下する。
【0011】本発明に用いられる樹脂系発泡体として
は、水分の吸収性に優れたものが好ましく、ポリウレタ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体等の発泡体が用いられる。これらは適宜の
大きさの粒子、ペレットの形状で用いることができる。
【0012】〔作用〕本発明の生ごみ処理用配合物は、
おがくずに汚泥ケーキを混合することにより汚泥ケーキ
中の窒素分とおがくず中の炭素分とが微生物の活性を維
持するのに必須要件となるC/N比が改善され、微生物
の好気的な発酵分解の良好な環境が得られる。また本発
明においては、汚泥ケーキを造粒すると多孔質の造粒体
が形成されることにより水分及び空気を十分保持するこ
とができ、かつ微生物が生ごみを分解する時に必要な窒
素源を充分確保することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げて説明するが、
本発明は、これに限定されるものではない。
【0014】〔実施例1〕生ごみと混合する配合物とし
て、C/N比が10:1になるように、おがくず100
重量部及び汚泥ケーキのペレット(粒径5mm)35重
量部を十分混合し、この混合物100重量部に対し、毎
日5重量部の生ごみを投入した。また比較として、おが
くずを用いた以外、同様に生ごみに投入し処理した。得
られた結果を表1に示す。表1中の記号において、◎
は、分解性が非常に良好である。〇は良好である。△は
普通である。
【0015】〔実施例2〕実施例1と同様にして生ごみ
を処理した。使用する配合体は、造粒しない汚泥ケーキ
をおがくずにまぶすように混合した。得られた結果を表
1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】表1から明らかなように、実施例1では、
汚泥ケーキを造粒したことにより微生物による発酵分解
状況が非常に良好であり、また実施例2では、良好であ
ることがわかる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、配合物がおがくず及び
汚泥ケーキからなることにより、汚泥ケーキ中の窒素分
とおがくず中の炭素分とが微生物の活性を維持するのに
必須要件となるC/N比が改善され、微生物の好気的な
発酵分解の良好な環境が得られ、生ごみの分解が促進さ
れる。また本発明において、汚泥ケーキが造粒物である
ことにより更に微生物の好気的な発酵の環境を保持する
ことができるので、更にいっそう良好な生ごみの分解が
促進されるという優れた効果を奏するものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配合物がおがくず及び汚泥ケーキからなる
    ことを特徴とする生ごみ処理用配合物。
  2. 【請求項2】汚泥ケーキが造粒物であることを特徴とす
    る請求項1に記載の生ごみ処理用配合物。
JP447197A 1997-01-14 1997-01-14 生ごみ処理用配合物 Withdrawn JPH10192823A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP447197A JPH10192823A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 生ごみ処理用配合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP447197A JPH10192823A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 生ごみ処理用配合物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10192823A true JPH10192823A (ja) 1998-07-28

Family

ID=11585049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP447197A Withdrawn JPH10192823A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 生ごみ処理用配合物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10192823A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101289053B1 (ko) * 2011-03-16 2013-07-22 (주)워터풀 복합발효를 이용한 슬러지 감량화 및 자원화 물질 형성 방법
CN108083862A (zh) * 2017-12-25 2018-05-29 河南师范大学 一种利用可回收型堆肥调理剂的堆肥方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101289053B1 (ko) * 2011-03-16 2013-07-22 (주)워터풀 복합발효를 이용한 슬러지 감량화 및 자원화 물질 형성 방법
CN108083862A (zh) * 2017-12-25 2018-05-29 河南师范大学 一种利用可回收型堆肥调理剂的堆肥方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5486068A (en) Process for treating waste materials with concentrated acid and the product produced thereby
US20070193063A1 (en) Method and apparatus for converting animal waste into bedding or soil amendent
CN106747779A (zh) 一种污泥堆肥改良方法
FI118596B (fi) Menetelmä biomassan käsittelemiseksi
JP4670098B2 (ja) 高含水有機廃棄物の処理方法
JPH10192823A (ja) 生ごみ処理用配合物
JP2001302366A (ja) 軽量多孔質体およびその製造方法
KR20120047295A (ko) 탈취재 및 탈취 장치
JPH10192822A (ja) 改良された生ごみ処理用配合物
CN102329059B (zh) 一种污泥制造环保再生能源的方法
KR20020060552A (ko) 코코피트를 혼합하여 액상 cms을 분말화하는 방법
KR100928445B1 (ko) 고 흡수성을 가지며 미생물의 성장에 필요한 영양분이 내포된 바이오 필터용 미생물 담체 및 그 제조방법
CN110790613A (zh) 一种污染土壤修复肥料及其制备方法
Jolanun et al. The Application of a Fed Batch Reactor for Composting of Vegetable and Fruit Wastes..
JP2007075770A (ja) 汚泥処理用の水分調整材
JPS593089A (ja) 有機肥料の製造方法
JP2005199133A (ja) モミガラ処理方法
JP3493723B2 (ja) 有機性廃棄物の発酵肥料化処理法
KR20010074592A (ko) 유기질 비료의 제조방법
JPH09286684A (ja) 土壌改良材
JPH09313861A (ja) 改良された排ガス脱臭装置
JP3592293B2 (ja) 生ごみ処理基材とその製造方法
JPH0940483A (ja) 家畜糞尿から生成する土壌改良材及びその製造方法
JPH1015525A (ja) 改良された生ゴミ処理用配合物
KR20230063747A (ko) 음식물 분해용 미생물 제제

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040406